平成16年04月19日中野区議会建設委員会
平成16年04月19日中野区議会建設委員会の会議録
平成16年4月19日建設委員会 中野区議会建設委員会〔平成16年4月19日〕

建設委員会会議記録

○開会日 平成16年4月19日

○場所  中野区議会第4委員会室

○開会  午後1時04分

○閉会  午後3時10分

○出席委員(6名)
 伊東 しんじ委員長
 来住 和行副委員長
 はっとり 幸子委員
 こしみず 敏明委員
 佐伯 利昭委員
 伊藤 岩男委員

○欠席委員(2名)
 山崎 芳夫委員
 市川 みのる委員

○出席説明員
 都市整備部長 石井 正行
 都市整備部経営担当参事 服部 敏信
 土木担当課長 尾崎 孝
 交通安全対策担当課長 上村 晃一
 公園緑地担当課長 斎木 正雄
 建築・住宅担当参事 佐藤 幸一
 地区整備担当課長 岩井 克英
 中野駅周辺整備担当課長 豊川 士朗

○事務局職員
 書記 廣地 毅
 書記 松本 桂治

○委員長署名


審査日程
○委員会参与の変更及び異動
○陳情
(継続審査分)
 (15)第38号陳情 川中湯跡地に計画されている高層分譲マンションの建設について
 (15)第49号陳情 西武新宿線野方駅のバリアフリー化を実現することについて
○所管事項の報告
 1 平成15年度(2003年度)第七回及び平成16年度(2004年度)第一回中野区都市計画審議会について(都市計画担当)
 2 中野区木造住宅等の耐震性確保に係る総合支援事業の要綱について(建築・住宅担当)
 3 その他
○その他

委員長
 開会前でございますけれども、本日、山崎委員、市川委員が所用のため欠席との報告を受けております。
 さらに今回、当委員会の担当書記に異動がありましたので、紹介いたします。
廣地区議会事務局書記
 建設委員会を担当いたします書記の廣地でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
松本区議会事務局書記
 同じく松本でございます。よろしくお願いします。
委員長
 ありがとうございます。
 定足数に達しましたので、建設委員会を開会いたします。

(午後1時04分)

 本日は、お手元の審査日程(案)(資料1)のとおり進めたいと思いますが、御異議はございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 御異議ありませんので、さよう進めさせていただきます。
 審査に当たりましては5時を目途に進めたいと思います。また、3時に15分程度休憩を入れたいと思いますので、御協力のほどよろしくお願い申し上げます。
 初めに、お手元の配付資料(資料2)のとおり、4月1日付で委員会参与変更及び異動がありました。本日、当委員会から転出された方がお見えですので、ごあいさつをいただきたいと思います。どうぞお入りください。
 では、寺部前環境部長の方からごあいさつをお願いいたします。
寺部前環境部長
 貴重な時間、ありがとうございます。建設委員会は、考えてみますと都市計画のとき3年、そして環境部長として1年と、4年間お世話になりました。大変勉強になりまして、非常に思い出の深い建設委員会になりました。ありがとうございました。
 ごみ減量・清掃事業担当ということで、仕事は実質的には余り変わっていないんですが、考えてみますと、ごみリサイクルの仕事は区民委員会と建設委員会を行ったり来たりしているようなところがありますし、また区民委員会に戻ることになりました。今後ともいろいろとお世話になるかと思いますけれども、御指導をよろしくお願いいたします。ありがとうございました。
委員長
 ありがとうございます。では、続いて順番でお願いいたします。
那須井前まちづくり調整担当部長
 私は約2年間、土木担当部長、それからまちづくり調整担当部長として、いろいろ大変お世話になりました。ありがとうございます。また、引き続きまちづくり「総合」という字が入りまして、区長室ということになりました。中野駅の周辺のまちづくりを担当するということでございますので、今後ともよろしくお願いいたします。
高野前住宅課長
 去る3月31日付をもちまして定年退職いたしました高野でございます。東京都へ昭和44年に入庁いたしまして、中野の方へ配属になりまして、その後35年間、中野一筋で勤めさせていただきました。このたびは建設委員会、1年ということだったんですけれども、その前に建築課長時代、それから営繕課長時代、8年間お世話になっております。私ども入った時期というのは、木造校舎を鉄筋コンクリートの校舎へ建てかえるというような時代で、大変忙しい思いもしました。その後また建築課長の時代には紛争予防条例等々ありまして、また日影の規制も始まったというようなこともあります。また、違反建築の代執行直前の立ち入りなんていうこともさせていただきました。
 その後、教育委員会の施設課長で、今度は校舎の維持修繕を8年間やらせていただきましたけれども、お金もないため、いろいろ苦労いたしましたけれども、思い出深いことでした。
 このたび1年間、住宅課の方へ配属になりまして、住宅行政、ああ、こういう面もあったのかという新たな思いをさせていただきました。残念ながら、今回退職させていただくことになりました。本当に35年間、中野区にお世話になりました。ありがとうございます。
登前交通対策課長
 この4月に戸籍住民担当課長となりました。建設委員会には交通対策課長として4年、その前に清掃リサイクル担当課長として2年弱ほどお世話になりました。この間、清掃事業の移管、また自転車対策につきましては大変お世話になりました。私としてもこの議論、大分やらせてもらいまして、非常に勉強になりました。今後とも引き続きよろしくお願いいたします。どうもありがとうございました。
大杉前資源循環推進課長
 4月からみどりと環境担当課長、それから地域生活支援担当課長となりました。この委員会に去年、わずか9カ月間お世話になりました。正月ごろにお世話になりまして、清掃工場建設計画中止などもありまして、いろいろ至らないこともあったんですけれども、大変勉強させていただきました。今後とも引き続きよろしくお願いいたします。
久保田前まちづくり課長
 この4月1日に東京都の生活文化局に戻ることになりました久保田でございます。当委員会には3年弱ではございますけれども、まちづくり課長としてお世話になりました。中野区に広がっております木造密集地域の再生、道路の整備ですとか建てかえの促進、こういった20世紀の負の遺産をできるだけ解消したいなというような思いで努力してきましたけれども、なかなか簡単にはいかない事業だなと思っております。引き続き岩井課長等にお願いをして、事業については着実にやっていただきたいというふうに思っております。
 東京都で生活文化局の文化振興部というところで文化施設改革担当の副参事に任命をされました。東京で抱えております美術館、それから文化施設ではありますけれども、会館ですとか芸術劇場、こういったものについて指定管理者制度の導入、それから、特に美術館については大きな改修が待っておりまして、それの担当ということで当たろうかと思っています。
 この3年間、いろいろありましたけれども、大変な勉強になったと思います。東京都でもその成果を生かしていきたいと思います。ありがとうございました。
遠山清掃事務所長
 清掃事務所長の遠山でございます。当建設委員会は私が管理職になりましてから、かつての都市計画部、それから清掃事業へ移管しまして、途中1年間だけ区民委員会に浮気をしたことがございますが、ずっと建設委員会でお世話になってございました。今回はいよいよ本気で区民委員会かなということで、感無量というように考えています。
 清掃事業は区民生活にとりまして非常に基本的な大事な職務だと思ってございます。今後とも委員の皆様におかれましては、いろいろと御助言をいただきたいと思います。お世話になりました。ありがとうございました。
遠藤前指導課長
 指導課長として1年間、大変お世話になりました。1年の期間でしたけれども、私にとっては非常に中身の濃い1年だったかなというふうに思っております。ここでいろいろ学んだこと、指導されたこと、今後の仕事に生かしていきたいというふうに思っております。
 この4月からは衛生環境担当課長として、主に保健所で仕事をしております。今後ともまたよろしく御指導をお願いいたします。
秋元前建築課長
 このたび営繕担当課長に転出をいたしました秋元でございます。この建設委員会には中野駅周辺地区整備部時代に4年間、建築課長時代の8年間と合わせまして12年間、長い間大変お世話になりました。私といたしましては、委員長初め副委員長並びに各委員の皆様方の御指導、御鞭撻によりまして成長できたんであろうというふうに思っております。ようやく卒業することができました。
 このたび営繕担当課長に転出したわけでございますが、営繕担当課長では、区民の方々から親しまれ、愛される施設づくり、そして職員づくり、そういったものに努めていきたいというふうに思っております。今まで委員の皆様方からちょうだいをいたしました御厚情に感謝申し上げますとともに、委員各位におかれましては、今後とも健康に十分留意されまして、ますます御活躍されますことをお祈りを申し上げまして、ごあいさつにいたします。どうもありがとうございました。
委員長
 どうもありがとうございました。19期のみならず、長い間お疲れさまでした。新任地、あるいは新天地での御活躍をお祈り申し上げます。ありがとうございました。
 続きまして、委員会参与の紹介をお願いいたします。
石井都市整備部長
 それでは、4月1日付をもちまして新たに異動に伴いまして、メンバーも大分減りましたんですが、御紹介を申し上げたいと思います。
 私、相変わらず都市整備部長ということでございます。どうぞよろしくお願いをいたします。
 都市整備部経営担当参事、それから都市計画担当参事兼務でございますが、服部でございます。変わってございません。
服部都市整備部経営担当参事
 服部でございます。変わってございません。よろしくお願いいたします。
石井都市整備部長
 続きまして、土木担当課長、尾崎でございます。
尾崎土木担当課長
 尾崎でございます。引き続きよろしくお願いいたします。
石井都市整備部長
 ちょっと後先になりますが、交通安全対策担当課長、上村でございます。
上村交通安全対策担当課長
 上村です。よろしくお願いします。
石井都市整備部長
 それから、公園緑地担当課長、斎木でございます。
斎木公園緑地担当課長
 斎木です。どうかよろしくお願いします。
石井都市整備部長
 次に、建築・住宅担当参事、佐藤でございます。
佐藤建築・住宅担当参事
 佐藤でございます。よろしくお願いいたします。
石井都市整備部長
 地区整備担当課長、まちづくり担当課長兼務でございますが、岩井でございます。
岩井地区整備担当課長
 岩井です。よろしくお願いします。
石井都市整備部長
 次に、中野駅周辺整備担当課長、豊川でございます。
豊川中野駅周辺整備担当課長
 豊川です。よろしくお願いします。
石井都市整備部長
 なお、豊川につきましては区長室のまちづくり調整担当課長兼務ということでございます。
 以上でございます。
委員長
 ありがとうございました。今後ともよろしくお願い申し上げます。
 それでは、議事に入ります。
 陳情の審査を行います。平成15年第38号陳情、川中湯跡地に計画されている高層分譲マンションの建設についてを議題に供します。
 本日、陳情者の方がお見えになっております。特段、補足説明の申し出は受けてございませんけれども、委員の皆様には陳情者の方に対して質疑等ございますようでしたら、休憩をとりましてお聞きしたいと思いますが、いかがでしょう。
 御意見ございませんか。
こしみず委員
 訴訟の件についてのその後の状況をちょっと、わかっている範囲内で教えていただければありがたいんですが。
委員長
 はい、わかりました。ただいま委員の方から申し出がございまして、訴訟の経過につきまして陳情者からの補足説明を受けたいという申し出がございましたので、休憩をとりまして説明を受けたいと思いますが、御異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 では、委員会を休憩いたします。

(午後1時16分)

委員長
 委員会を再開いたします。

(午後1時24分)

 本件に対して質疑ございますでしょうか。
 ございませんか。
来住委員
 今、陳情者から区に対してのこの間の、何をやっていただいたのかというような思いが語られました。そもそもこの陳情は、14階建ての、川中湯の跡に計画をされたということで、審査の中でも、周りの町並み、この地域の周りの町並みのそれにせめて見合う高さのマンションにできないかということが、そもそもの地域の皆さんの声だったように、私もこの陳情者の休憩中の声なども含めますと、階高の変更を求めていらっしゃったと思うんですね。それで、あっせん、調停がそれぞれ合わせて7回でしたかね、行われたということの報告がこれまでありました。
 それで、紛争予防条例に基づいて地域の説明等が行われたんだと思うんですが、当初は、この地権者は別として、正蔵院ということで、事業をなさる事業者が当初、≪会社名削除≫、その後、≪会社名削除≫でしたかね。ちょっと正確さを欠きますが、≪会社名削除≫というふうに聞いたと思うんですが、あっせん、調停は最初の事業者、いわゆる≪会社名削除≫との調停、あっせんということだったんでしょうか。経過を含めて。
岩井地区整備担当課長
 ただいま委員の御質問のとおりでございます。このあっせんにつきましては2回、調停につきましては合計5回行いまして、調停は昨年の6月4日で終了いたしました。
 ただいま御質問がございました建築主の変更につきましては、平成15年10月の段階で変更されておりますので、調停の一当事者としての建築主は、御質問の中にございましたフジタということでございます。
来住委員
 そうしますと、あっせん、調停がフジタということで、事業主がその後変わった。ごめんなさい。ちょっと時系列の関係で。あっせん、調停を受けたのはフジタが出て、しかし、実際には今やっているのは≪会社名削除≫ということでよろしいんですね。
岩井地区整備担当課長
 そのとおりでございます。
来住委員
 経過をたどっておりますので、こういうケースが最近、あっせん、調停に限らず、例えば今、中央二丁目の山手通りに環六に面して計画中のマンションなんですが、当初、中野区には10階のお知らせ看板を提示して、それに基づいて地域説明会が開かれました。しかし、1回目の住民説明の中で10階の案の説明をしておきながら、次の回答を待たずして、住民説明会では住民の皆さんが、もう少し低くできないかという要望を一致して出されたのにもかかわらず、そのお知らせ看板を、回答をせずに、いきなり11階に変更して区に届けて、11階のお知らせ看板に書きかえると、届け直すということが現に行われています。
 この建物は東部地域センターにも大きな被害を日影で及ぼす形になっていますけれども、紛争予防条例上で住民の皆さんが区に対して、今回の場合はあっせん、調停という形で、川中湯の場合には、そこにゆだねて住民の皆さんが思いを込めてその場が持たれたわけですが、しかし、直接の事業者がその当事者でなく、まるっきり違う会社に変わる。しかし、それはそのまま引き継がれる形に、条例上は何も拘束されていないわけですね。今回、先ほど紹介した中央二丁目の場合も、少なくとも区が10階のお知らせ看板を認めながら、地域説明会が条例上で求められて、その説明会が条例に基づいて開かれているにもかかわらず、2回目の説明会を開かずして区に届けて、10階を取り下げて11階を出してくる、同じ業者が。それでも、区はそれを受けざるを得ないというね。私は再三、本会議でも条例の見直しをお願いしているわけです。いろんな意味で住民の立場に立って、どうやっぱりこれを生かしていくかという点で、いろんな不備が生まれているんではないかというふうに思うんです。
 そこで戻りますが、この川中湯跡の計画でのあっせん、調停が不調に終わって、区はその後、陳情者がおっしゃっているように、ここの件に対して何らかその事業者なり、住民なり、物を言う関係があったんでしょうか。
岩井地区整備担当課長
 先ほども御答弁いたしましたが、6月4日に調停が終了したということでございますが、その後、昨年の10月、本委員会に陳情が提出されたという、この陳情審査の中でいろいろ具体的な対応をしてきたわけですけれども、ことしの3月の本委員会での休憩中の発言ではございましたが、先ほどの傍聴者の発言にもございましたけれども、係争中だというような情報もいただいております。そういう動きなども我々としては十分つかむ必要があるというふうな対応をしてきたところでございます。
来住委員
 今現在、裁判の取り下げが、陳情者の先ほどの話では取り下げが行われたと。現段階において、住民の皆さんは何とか区に頼って、何かしてほしいというね。内容はいろいろ多岐にわたると思うんですけれども、区に求めてこられている。現状の中で、工事が進んでいるというふうに聞いています。しかし、一般論ですけれども、住民の方、陳情者が望むか望まないかは別ですが、本来でしたら工事協定等々をきちんと結んで、一定の合意のもとで工事が進んでいくというのが本来のあり方だろうというふうに私は思います。現状の中で、今工事がどうなって、どのように担当所管として認識されているのか。そしてさらに、今裁判が取り下げられた状況の中で、区として何らかの役割がその中で事業者との関係、住民の皆さんとの関係で図れるのか、それについて伺いたいと思います。
岩井地区整備担当課長
 区としての基本的な考え方でございますが、中高層建築物、そのような問題につきましては、先ほど委員の御質問の中にもございましたように、それに関する紛争予防と調整に関する条例というものがございます。その条例に基づきましてこれまであっせん、調停というようなことの努力、相互の互助の精神に基づく一定の調整ができるかどうかという取り組みを区としてはしてきたところでございます。ただ、残念ながらその調停につきましては、調停ができなかったというようなことがあった場合、これまで個別対応というものについてもそういうケースもございますけれども、基本的な考え方としては、条例に基づくあっせん、調停というのが基本的な考え方でございます。
 また、工事については、今御質問にありましたように、進捗している、進んでいるというような状況の中で、騒音の問題であるとか、いろいろな問題については、個別の指導というものをこれまでしてきたところでございます。
来住委員
 いずれにしても、今の状況のもとで、あっせん、調停という条例上の不調に終わっている。しかし、事は住民の皆さんの安全の問題だとか、将来の環境の問題とか深刻なわけですね。その中でいろんなところに建つケース、ここの場合はおふろ屋さんの跡に建つという中で、個別のケースであったとしても、事業者に対して住民の皆さんの中に入って、やはり区が条例という中の枠はありますけれども、可能な限りの、住民の皆さんの立場に立って一定の努力をするという、そういう、ほかの例でも、これまで区としての独自の努力というのはあったと思うんですね。そういう姿勢というのはお持ちなんでしょうか。
岩井地区整備担当課長
 先ほどの答弁と重なりますけれども、一定の努力というのは必要だろうというふうには思っております。ただ、しかしながら区の基本的な仕組みでございます紛争の予防と調整に関する条例、この手続についてはこれまで一定の努力をしてきたと、そういう前提の中での今後の対応というものが必要だろうというふうに考えております。
来住委員
 最後にしますが、やはり頼るところが、陳情者の方々にしてみると、もう区にしかないということで、いろんな思いを込めて陳情をされてきているわけですね。したがって、それに対してやっぱり住民の立場、地域の立場から、そういう区としての努力をぜひ引き続き、今まで以上の努力を具体的にしてほしいということで要望しておきます。
 先ほど言いました、新しい課長さんになりましたので、紛争予防条例のいろんな今の状況の中で見直していかなきゃならない問題というのが多岐にわたってあるというふうに私は認識しているんですが、そういうことを含めて紛争予防条例そのものについて、新しい課長の立場から、そういう見直し等々の意思についてはどのようにお考えでしょうか。
岩井地区整備担当課長
 この予防条例、紛争の予防と調整に関する条例については、本会議または委員会などでのさまざまな議論、見直し等の議論もされてきているところでございます。周辺の区の中でもそのような取り組みをしているというようなことは承知をしております。また一方、この条例とあわせて地域のまちづくりをどのように考えていくか、地域住民の方たちのさまざまな議論というのも一方でされているところでございます。そういうようなことを含めて総合的な検討というものがやはり必要だろうと思いますけれども、特に周辺区の状況などを十分つかんでいきたいというふうに思っております。
こしみず委員
 一点、教えてもらいたいんですけれども、今現状はどこまで工事が進んできているのか、ちょっと教えていただけますか。
岩井地区整備担当課長
 ちょっと保留をさせていただきたいと思います。
委員長
 はい、答弁保留ということで。
こしみず委員
 わかりました。わかった時点で教えてください。
 もう一つは、今、課長の方からは、騒音等、工事については個別にいろいろお話等しているというお話がございましたけれども、何人ぐらいの方にどんなような、話せるところで結構ですから、内容を教えていただけますか。
岩井地区整備担当課長
 先ほどの答弁が大変不十分で申しわけございません。他の例では、これまで紛争予防条例に基づく手続のほかに、個別に対応してきたという例もあるというふうにお答えしたところでございます。
 今回のケースにつきましては、この調整に関する条例にのっとった対応をしてきたというところでございます。
こしみず委員
 いつも建設委員会の中にはマンション紛争についてのこういった陳情は非常に多いんですけれども、過去の経緯からしても、あっせん、調停が不調に終わった場合、それ以上、住民の皆さんからもちろん、心情はわかりますけれども、区の方に、何とかこういうのを頑張って、私たちの思いが通じていくような形でしていただきたいというものに対しては、区の方としては、これ以上何かできることはありますか。
岩井地区整備担当課長
 基本的には、この条例に基づくあっせん、調停というのが基本だろうというふうに考えております。ただ、先ほども答弁しましたけれども、個別・具体的なケースの中で地域の方の要望等があって、そのような対応をしてきた、その後の対応をしてきたという例があるというふうに答弁しているところでございます。
こしみず委員
 となると、当然、住民の皆さんの方から見れば、要するに区の方のあっせん、調停が不調に終わってしまったと。あとは法の裁き、いわゆる裁判所の方に自分たちの思いをぶつけていって、裁定をしていただくしかないのかなという方向性にしかないと思うんですけれども、そこら辺の方向性はいかがですか。考え方。
岩井地区整備担当課長
 区の対応で十分調整ができなかった場合に、一つの方向としては、今委員の御質問の中にございました訴訟という方向が一つの方法だろうと思っております。そのほかにこれまでの対応としては、その後の対応として、住民または建築主との双方の譲り合いの中での一定の解決を見出していったというような例もあるということでございます。
こしみず委員
 そこで、いみじくも休憩中に陳情者の住民の方の方からお話がございましたけれども、区は何もやってくれないと。非常に私たち委員会の委員としては、すごい発言をされているな。時間をかけて一生懸命真剣に、この問題についても時間をかけながら審議させていただいている中に、委員会も、区の方も、何もしてくれないというね。たまたまそういう発言がございましたけれども、本当にそういう、区の方で頼んでもやってくれなかったのかな。私は逆にそうじゃなくて、真剣にこの問題はどうしたら解決ができるのかということでずっと時間をかけて昨年の方からやってまいりました。しかし、あっせんが不調に終わった。区の方はできるだけ住民の意見も、業者の方の意見も何とか歩み寄って、何とかならないのかなという努力はしてきたと思うんです。そこら辺の部分を住民の皆さんがどのようにとらえていらっしゃるのか、ちょっと私は疑問に思っているんですけれども。だから、区の方であっせん不調になってしまったから、やむを得ず私たちの主張を裁判所の方に持っていってというような思いでかけたと思うんです。それが取り下げをしてしまった。その取り下げした後に、もう一回区の方にという思いはものすごくわかるんですけれども、もし区の方にまたそういう球が投げられたときに、区の方は何か手はございますか。考え方。
岩井地区整備担当課長
 昨年度、あっせん、調停という条例上の手続をしてきたところでございます。これが基本的な区のかかわり方の基本だろうというふうに思っております。そういう中で、あっせん、調停が不調に終わった。さらに、その後の一定の調整の機会、または調整を何らかの区の協力といいますか、区の支援を求めていきたいという住民の皆さんの気持ちというのは理解はできるところでございますけれども、基本的な立場というのは先ほど御説明したとおりでございます。ただ、その中でこれまでの対応の中で、個別・具体的な対応というのも可能な範囲でしてきたという経過がございますので、できるのは何かというのは引き続き考えていかなきゃいけないというふうに思っております。
佐伯委員
 先ほど陳情者の方から、この間に建築確認がおりてしまったというようなお話が出たんですが、この確認は区の方ですか、民間ですか。
岩井地区整備担当課長
 申しわけございません。建築確認は昨年の4月に確認をしておりますけれども、区か民間かということについては保留をさせていただきたいと思います。
佐伯委員
 委員会でも何度か指摘をさせていただいてきたんですけれども、民間の建築確認というのが認められてから、非常にこの制度自体の趣旨があいまいになっている。区であれば、行政がやっていたときには一つのガイドラインがあって、きちっと確認がされていたはずだったんですけれども、たまたま去年、前の指導課長のときに建築審査会にかけていただいた案件で、ある検査機関に持っていったら許可にならなかったので、別のところに持っていった。そうしたら許可になったというのが、あのときの審査会に出ていらっしゃった理事者の方もいらっしゃるかとは思うんですけれども、非常に民間になってから区が関与しづらくなったということ、あるいは一つの基準が画一的でなくなってきてしまったんじゃないかという、そういう懸念を私自身は持っているんですけれども、いかがですか。
佐藤建築・住宅担当参事
 最近の傾向としては、確かに民間の方の建築確認の申請がふえてまいりました。ただ、建築主事の役割としましては、建築基準法に適合しているかどうかの判断にとどまるものでございますので、それが中野の建築主事、それから民間であっても、それほど中に入り込む相違というのはないというふうに考えておりますけれども。
佐伯委員
 確かにそうなんですね。民間の検査機関にいる人は、自治体で建築主事をやっていた人がOBで、これは今後、こう言ったら失礼ですけれども、天下り先になっていくんじゃないかなって非常に懸念はしているんですが、ただ実際問題として、昨年の私がかかわった建築審査会で、審査会というのは議事録があるのかどうか知りませんけれども、実際に建築主の方がある検査機関に持っていったらだめだったんで、よそへ持っていったら許可が出たという、そういう発言が出たんですよ。やっぱりそうなってくると、建築許可というもの自身、今後どうなっていってしまうのかということが非常に心配ですし、民間の確認に関して、区としてはどういうかかわりを持っていけるんでしょうか、これから。民間は民間でやるんだから、民間が許可を出しちゃうものに関してはどうしようもないというような認識になってしまうんでしょうか。
佐藤建築・住宅担当参事
 民間の方の建築確認の前に、よく事前の相談ということでは、相変わらずやはり区の方にまいります。確かに確認は民間でおりますけれども、事前にこういった考えはどうだろうとか、そういったことにつきましては区の方に相談がまいりまして、その中で適切な指導といいますか、現在でも続けておりますので、できるだけその辺の齟齬がないようにしていきたいとは思っております。
岩井地区整備担当課長
 申しわけございません。繰り返しの答弁保留という形になります。この建築確認が区が行ったのか民間が行ったかということと、今の進捗状況、二つについては答弁保留をさせていただきたいと思います。
委員長
 他に質疑ございますか。
 ございませんか。
 ただいまの答弁保留につきましてですけれども、建築の進捗状況、これはいつごろ御答弁いただけますか。それと、もう1点の建築の審査、区が行ったのか、民間で行ったのか。
岩井地区整備担当課長
 今調べておりますので、もうちょっとの時間をいただければと思います。
委員長
 そうですか。わかりました。
 他に質疑ございますか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 なければ、取り扱いを協議したいと思いますので、一旦休憩します。

(午後1時48分)

委員長
 委員会を再開いたします。

(午後1時50分)

 ただいま休憩中にお諮りしましたとおり、本陳情につきましては、本日のところ保留とするに御異議ございませんでしょうか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 御異議ございませんので、さよう決します。
  以上をもちまして、平成15年第38号陳情、川中湯跡地に計画されている高層分譲マンションの建設についての審査を終了いたします。
 陳情者の方、ありがとうございました。
 次に、平成15年第49号陳情、西武新宿線野方駅のバリアフリー化を実現することについてを議題に供します。
 本日、陳情者の方がお見えになっておりますが、特に補足説明の申し出は受けてございません。委員の皆様の御要望があれば、委員会を休憩して陳情者の方に対する質疑を受けたいと思いますが、いかがでしょうか。
 ございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 では、本件に対しての質疑を行います。質疑はございませんか。
来住委員
 さきの委員会で陳情者からだったと思いますが、休憩中でしたね。区長との対話集会、2月12日のことだったと思うんですが、野方駅のバリアフリー化、北口開設についての区長の対話集会での御答弁があったというような話がありましたけれども、それについては所管としてはどのように。中身を御紹介いただきたいと思います。
服部都市整備部経営担当参事
 前回、3月17日の当委員会の中でもそういった御質疑をいただきまして、私の方も、これにつきましては従前からもお答えしていますように、区といたしましては、そういった対話集会もございますけれども、基本的に申し上げれば、16年度予算に北口の開設を開くという調査費をいただいてございます。その中でさまざまな構造的な課題等々を議論する中で、当然ながらバリアフリーも出てくるといいますか、したがって、バリアフリーもあわせながら検討すべきものと、そういう認識を持ってございました。
来住委員
 正確に、区長がそこでどういうお答えをなさったかというのは、前回そういう話になっているわけですから、改めて、この件に関して区長はどういうふうに区民の皆さんにお答えになったんですか。
服部都市整備部経営担当参事
 対話集会の関係の概要を私どもの方もお答え申し上げますと、基本的にこの野方の北口のバリアフリーにつきましては、これまでも議論はありましたけれども、従前から議論してきたということもありますし、さまざまな可能性がある角度から検討を進めていくべきというお答えがあったと認識してございます。その中で当然、今私の方で申し上げた北口の開設のこともありますけれども、このバリアフリーについては、これまでも地域の課題でもあるということで、そういった御発言があったと思っております。
来住委員
 私も実は前回そういう陳情者が、区長、区のトップがこの野方駅のバリアフリー化の件での区民の前で、公の場で御答弁をなさったということがありましたので、いろいろそこに参加された方々に取材もしてみました。私はもちろんこれに参加していませんので、そういう話がありましたので、いろいろ聞き取ってみました。要約しますと、こういうことで区長はお答えになっています。まず、北口開設と駅のバリアフリー化は切り離して考えたいと。一定の時間がかかる北口開設と駅のバリアフリー化をセットにすると、北口が開設されるまでバリアフリー化が先送りされてしまうと。北口にもエレベーターをとなると、駅舎の全面改修が必要になるので、ちょっとというような言い方で、まず1点お答えになっています。
 それから、バリアフリー化は芽が出ているので、育てたいと。西武鉄道もその気になっており、次は野方駅との認識で一致していると。南側のエレベーター設置を第1段階として実施することで、担当者間で話し合いをしている。そういう、いろいろ聞き取って私なりにまとめたメモということになりますけれども、今、課長からいただいたような話、それをさらに具体的に言いますと、いわゆる北口開設と駅のバリアフリー化は切り離して考えたいということをまず述べてお答えになっています。
 私も実は、駅の中身がどういう状況に野方駅がなっているのかということで、日常的に私自身が利用していませんので、改めて現地をいろいろ自分なりに歩いて調査をしてみました。陳情者の、この1と2の主旨がございます。そして、さらに理由の中で五つの中身を挙げておられます。この中では特に4番、5番ですね。北口開設、それから線路の地下化、いわゆる開かずの踏切の解消という、これらはかなりやはり私が現場を見ても、もちろん地下化の問題は今いろんな形で立ち上がってきていますけれども、一定の時間が、要望としては非常に地域の切実な声だろうなというふうに私も思いますし、現場を見てもそう思います。北口開設もそうですけれども。しかし、今まずやるべきことということで、ここではエレベーター、エスカレーター、いわゆるバリアフリー化の要望が陳情になっているわけですね。
 そこで伺いますが、駅の構造の問題ですけれども、この理由にありますように、まず駅ホームに行ってみますと、この3番、ホームの屋根の延長というのも確かに要望なんだろうなというふうに伺えるんですが、これは車両の編成が輸送の量と同時に、恐らく屋根を継ぎ足してきたんではないかというふうに見受けられますが、この現状について、いわゆる8両編成の場合には、今現在2両は屋根のないところにとまるという状況でした。かなり、聞きますと8両編成は実際に輸送手段としてふえているというふうにも伺いましたが、こういう、まず屋根のホームの部分についてはどのように認識されていますか。
服部都市整備部経営担当参事
 私どもの方は西武鉄道側の方のいわば輸送力増強という観点から、車両数の増、それにかかわらず駅舎の改善がおくれているといいますか、そういった認識を持ってございます。今おおむね委員が御説明いただいたような、雨が降った場合には雨にぬれてしまうという状況は一部はあるという認識を持ってございます。
来住委員
 いや、ですから、車両を伸ばすことに応じたホームの屋根の延長をしてきたんですよ、やっぱり。恐らく、見ますと、当初4両ぐらいの屋根だったんだろうなと。私これは専門家じゃありませんけれども、しかし、その後6両になってきたんだろうと。だから、6両までは延長されているわけですよ。当然、鉄道事業者としての責任のもとにやってこられたと思うんですね。そういうことをやはりきちっとまず据えて、駅舎の改修に、それからバリアフリーについても求めをしていかないと、事業者、鉄道事業者の責任をどうお考えになっているのかということをまずお聞きしたいんで、そういう意味でお聞きしているわけです。
服部都市整備部経営担当参事
 当然ながら、委員おっしゃっていますように、区といたしましても、地元の自治体といたしまして、区民が御利用される駅舎、そういった関係の交通バリアフリーにのっとったもの、あるいはそれ以外のものにつきましても当然、定期的もしくは西武鉄道と協議する場面がございますので、そこの中でこれまでも要望してまいりました。
来住委員
 交通バリアフリー法の考えというか、今出されましたけれども、もともとの理念のもとには、いわゆる公交通手段、障害者を含む方々の社会参加をどう国が絶対的な条件としてそれを満たしていくかということで、私はその基本的な権利としてバリアフリー法のもとに据わっていないもんですから、したがって、新設のものに対しては設置を、バリアフリーの施設の改善をきちっと求めているわけですけれども、既存の施設については、事業者の努力義務的な事業者任せ、言ってみれば。そういうことにこの法の十分でないものがバリアフリー法の中に私はあると思うんですけれども、それはどのように認識されていますか。
服部都市整備部経営担当参事
 このバリアフリー法、これは正式な法でいきますと、今委員が申し上げたような高齢者、障害者の方々が御自分のお力で交通移動手段を利用できる、そのための社会として仕組みをつくるという法律の趣旨でございます。したがって、既存の駅舎、あるいは既存のそういった施設については当然、2010年という目標がございますけれども、そこの中でできるところについては整備を進めていく、そういう法の趣旨でございます。したがって、私どもといたしましても、当然、区としてもそういう申し入れを定期的な会合、あるいは要望をいたしながら進めてきた経過がございます。若干まだ一部の駅舎についてはバリアフリーが整っていない状態のことは非常に問題と思っております。
来住委員
 やはり既存の駅舎、既存のものについて解決を図らない限り、バリアフリーの本来の目的は達成できない。したがって、今この野方駅の緊急のバリアフリー化が陳情、そして多くの皆さんの声になっているわけですが。そこで古い駅舎ですけれども、私も改めて伺って、現場を見ていらっしゃると思うんですが、まずトイレですね。トイレの段差については何段あるというふうに現場を確認されていますか。
服部都市整備部経営担当参事
 大変申しわけございません。私の方では段差の段数までは承知してございません。問題があるということは承知しております。
来住委員
 トイレに行くまでに三つの段差があるんですね。改札を入ってからですよ。改札口を入ってから1階のトイレに行くまでに三つの段差をクリアしないと、トイレの中に入れない状況にあります。それから、階段ですけれども、階段は、これも恐らく認識、調べていらっしゃらないと思うんですが、40段まずあります。そして、ホームにおりるときには33段となっています。それはホームの位置が高いために、その分、上から40段上がってから線路をまたいでホームにおりるときには7段、段数がその分ホームが高い位置にあるために、少なくなっています。
 私はたまたまそのときに、杖をついてホームで待っておられる親子の方に、偶然だと思うんですけれども、話を伺うことができたんですね。そして、どうしてお母さんが一緒、もう、もちろん成人をなさっていた娘さんですけれども、なぜ御一緒されているんですかというように伺いましたら、会社に行くのに、あの階段を上りおりさせるのに、つえ一つでは娘さんが危険なために、必ずその階段の上りおりについているんだということをその場で伺いました。本当に、この階段をバリアフリーにしてほしい、エレベーターやエスカレーターを本当につけてほしいと。そこでは北口の開設よりも、私にとっては今すぐ娘が一人で会社に行けるようにしてほしいんだということをおっしゃっていました。
 そこで、先ほど区長の対話集会での紹介しましたけれども、やはり北口開設の要望では、強い要望ではありますけれども、まず今できること、いわゆるバリアフリー化の芽が出ている、それを育てたいという区長の、切り離して、まず先行してやる必要があるというふうにおっしゃっている。それについて改めて伺いますけれども、それは西武の方も、区長がおっしゃっているように、担当者間で話し合いをしているとおっしゃっているんですけれども、それはそういうことで認識してよろしいんでしょうか。
服部都市整備部経営担当参事
 全体、少し経過をお話ししますと、当初これは平成13年前後ぐらいから、当然、交通バリアフリー法の施行に伴いまして、区内西武線5駅ございました。そこの中でさまざまな問題点を抱えるところについては、鉄道事業者側との区の協議、その中では補助協議もやってきた経過がございます。そういう意味では、バリアフリーという観点で見れば、野方駅につきましては13年度以降、何回か具体的に担当、私どもと鉄道事業者の方と協議してきた経過はございます。ですから、それぞれでそういった問題も大変重要だと思ってございますけれども、それにさらに北口の問題等々についても重要なことを考えてございますので、それらをあわせましてやるべき、あるいは単体をばらばらにやることの問題点といいますか、それぞれのいわば別個な課題整理はできますけれども、トータルで整備の方向に向けた可能性を探っている、それが現状でございます。したがって、確かに区長の方はそういった課題認識上は分けて課題検討すべきという。当然、物事は関連がありますけれども、それぞれの問題点を整理しながらまとめていくわけですけれども、トータルで駅舎をどうするかといいますか、そういう観点で私たちは考えてきた経過がございます。先ほどもそういった趣旨で御答弁申し上げました。
来住委員
 いや、経過を聞いているんじゃなくて、これは2月12日ですよね。区長が対話集会で御発言なさって、答弁なさっているのは。切り離してバリアフリー化については考えたいというのは、これは事実じゃないんですか。そういう考えで区長はいらっしゃるということでよろしいんでしょう。こういうふうにお答えになっているわけですから。
石井都市整備部長
 これ、前回もちょっと私の方から申し上げたところでございますが、エレベーターもしくはエスカレーター、それからトイレですね。この辺の位置関係、あの駅の改修、それとあわせまして将来といいますか、北口の開設で構造的なところでどういうふうにつくられるかといったようなところで、全体的な絵柄が描かれない中で仮にこのバリアフリー、エレベーター、エスカレーターが先行したときに、またその手戻りが生じてくるというようなことのないように、一定程度は見通しが立てられる状況まで行って、それから着手順位としてはこのエスカレーター、エレベーター、あるいはトイレの改修といったことになろうかなと。そういう意味では着手の順位としては、まずは先行すべきは、話がついているトイレなり、あるいはエレベーター、エスカレーターの順位かなというふうには思っているところでございます。
委員長
 他に質疑ございますか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 なければ、取り扱いを協議したいと思いますので、委員会を休憩いたします。

(午後2時09分)

委員長
 委員会を再開いたします。

(午後2時18分)

 ただいま休憩中にお諮りしましたとおり、第49号陳情を保留とすることに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 御異議ありませんので、さよう決します。
 以上をもちまして、第49号陳情、西武新宿線野方駅のバリアフリー化を実現することについての審査を終了いたします。
岩井地区整備担当課長
 先ほどの陳情審査の中で2点、答弁保留をいたしました。大変申しわけございませんでした。
 まず1点目でございます。この建物の確認申請はどこが行ったかということでございますが、民間の機関でございます。
 それから、工事の進捗状況でございますけれども、2階部分の型枠の建て込み中ということでございます。
委員長
 ありがとうございました。
 今の答弁でよろしいですね。先ほどの陳情は審議終了しています。

〔「はい」と呼ぶ者あり〕

委員長
 続きまして、所管事項の報告を受けたいと思います。
 1番目に、平成15年度、2003年度ですけれども、第七回及び平成16年度(2004年度)第一回都市計画審議会について、理事者の報告を求めます。
服部都市整備部経営担当参事
 それでは、お手持ちに3月23日開催の15年度第七回都市計画審議会及び16年度第一回目、これは4月15日、先週でございます。2回にわたりまして都市計画審議会を行ってございます。この辺の審議会の報告につきましては、適時、委員会の中で概要報告ということになってございますので、私の方から2回にわたります諮問・答申の関係を報告申し上げます。(資料3)
 まずお手持ちに、3月23日開催の都市計画審議会次第があります。諮問事項として四つ挙げてございます。
 東京都市計画区域区分の変更につきまして、これは東京都の決定でございます。それから、また2番、3番、4番は、これはまとめて、いわゆる用途地域地区の見直しの中の一環として、今般、都の方から意見照会がありました内容でございます。東京都市計画用途地域の変更について及び東京都市計画高度地区の変更について、また東京都市計画防火地域及び準防火地域の変更について、この(2)、(3)、(4)は、昨年の6月に答申をいただきまして、区の方でそれを踏まえて原案をつくりました際に都に送りましたことの照会でございます。そういった大きく二つ分かれている内容でございます。
 資料の方の関係、1ページの方の関係でございます。
 区域区分の都市計画の変更でございます。この辺のところは、ちょうど大きい2番、大きい3番がございますけれども、公有水面の埋め立て、河川整備によります境界の地形、地物等の変更によりまして、以下、3番にありますような都市計画の概要、これは江東区、品川区、世田谷区、こう変わってございます。当中野区はそういった変更はございませんので、対象となってございませんけれども、東京都内では、そこに書いてございます合計7地区の変更でございます。その項の関係では4番として、これまでの経過として、並びに今後の対応として挙げてございます。それを報告申し上げました。
 また、大きい2番の方、2ページでございますが、これが冒頭に申し上げた、昨年の6月の審議会の答申を踏まえて、区としては原案をつくりました。その辺の意見照会として、そこに挙げてございます流れとしてまとめてございます。資料としては、資料をもう1枚めくってもらって、カラー刷りでございますけれども、資料、番号を振ってございません。大変恐縮でございます。最低敷地の導入、それから、もう1ページめくっていただいて、今回の変更箇所についての内容でございます。それを3ページ目の方では都市計画の変更として一覧にまとめてございます。
 以上が、用途地域にかかわります中野区原案に対します意見照会でございます。
 なお、当3月23日におきましては、公告縦覧の最終日でございました。ちょうど議会日程もございましたので、当審議会の第7回のところでは、確定のところまではお話しできませんで、改めて確定させていただいてから答申いただくという手はずになりましたので、3月23日はちょうどその日が最終日でございますので、その段階では公告縦覧された方が1名というところでのお答えを申し上げて、一たんそこで保留させていただいて、4月15日、もう1枚の資料の方を見ていただきたいと思ってございますけれども、同じ継続審議分で、今申し上げました諮問1から4までの間、そこにつきましてお諮り申し上げて、きょうの委員会資料のもう1枚あけていただきますと、都市計画の案にかかわります公告縦覧の結果でございます。そこに、今回四つの諮問の関係では縦覧者が1名、特に意見がなかったというところで、それを報告申し上げて、都市計画審議会の会長の方から各委員にお諮り申し上げて、原案どおり問題なしということで、その結果、区長への答申をさせていただきました。
 それから、4月14日の方の関係でございますが、大きい2番の方、次第の方の2番の方にありますけれども、報告事項として、中野駅周辺まちづくり調査検討委員会の第4回目の委員会の資料を載せておりまして、それを担当の課長の方から御説明申し上げました。ちょっと簡単に御紹介申し上げます。
 資料の方の関係でA4版で、実際はこれはA3版でございましたけれども、紙面の関係でA4版に縮小いたしましたので、ちょっと字が細かいところがございますけれども、簡単に、当日報告させていただいた内容の繰り返しになりますけれども、概要をお話しさせていただきます。
 番号の順番でやらせてございます。
 3番ですね。第3回委員会からの経過として、1月28日のまちづくりフォーラム、中間のまとめの役割をここで果たして、さまざまな御意見を賜ってございました。また、1月30日には都市計画審議会での報告をさせてもらっている内容でございます。
 それから、4の方ですけれども、第4回委員会の主な検討テーマとそこに挙げてございます。防災機能確保、跡地・その周辺、それから中野の新たな顔づくりに向けてという三つの大きな検討テーマを挙げてございます。その第1テーマとしては、防災機能の確保としてということで、広域避難場所、これも議論がございましたところでございますけれども、一昨年12月現在で、中野区役所一帯として、有効面積として9.8ヘクタール挙げてございます。そういう内容でございます。
 次のページへまいります。
 8番の方、広域避難場所に関する考え方、跡地では周囲を耐震不燃化建物等で囲まれた一団のオープンスペースを整備することにより、安全性を確保するということでございます。そのために区といたしましては、構造とか配置等、適切な建物整備の誘導をするという内容でございます。
 9の方としては、避難場所に関する考え方、周辺市街地における防災性の向上が不可欠ということでございます。あわせまして周辺市街地を含めて耐震不燃化、また安全な避難路の確保というところでございます。
 10の項目といたしましては、区の防災公園等の整備の取り組みとして、そこに平和の森公園、北江古田公園、東大附属一帯等々挙げてございます。
 また12番では、これも検討委員会の中でも議論があったところですけれども、財政負担の項を挙げてございます。
 13番といたしましては、これまで区の方で取得させていただいた財政負担の例として、平和の森公園と北江古田公園を挙げてございます。
 大きい2番の方が、跡地・その周辺地区ということでございまして、整備の基本的な方針として、15の項のところににぎわいと緑でございます。中野の新たな顔となる拠点づくりということで、ちょっと字が細かいんですけれども、交流とにぎわいを生む機能の導入、また、緑あふれ環境共生に配慮したまちの形成を目指してございます。また、緑の項におきましては、公園と空地から成りますオープンスペースの確保でございます。
 16番以降のところにつきましては、国有財産の処分の関係でございます。
 17番の項では、国有地の土地処分に当たりましては、原則、一般競争入札というところで書いてございます。
 また18番の項、これも都市計画によります誘導として、全体の整備方針に関連して説明してございます。全体的な開発条件を設定いたしまして、まちづくりの誘導を行っていく。そういう四つ挙げてございます。にぎわいのある複合市街地、高度利用、オープンスペースの確保・整備に関する条件、また道路、通路の確保・整備に関する条件等々でございます。いわば、これを都市計画手法の採用によりまして進めていきたいという説明をさせていただきました。
 次にまいります。19項目以降でございます。
 19の方としては、いわゆる一般的に地区計画の内容を概略説明させてもらってございます。下の段の方に22の項目でございます。オープンスペースの整備というところで、簡単なダンゴの絵でございますけれども、民間活力の活用によりまして、区の財政負担をできる限り抑えながら、公園及びこれと一体となった空地の確保を行っていきたい、そういう絵柄をここに挙げてございます。また、オープンスペースの整備につきましては、公園や空地等を一体的に整備することによりまして、建物に囲まれました3ないし4ヘクタールのオープンスペースの確保を目指していきたい、そう考えてございましてお話をしてございます。
 24の項では、広域避難場所としての機能確保として、そこに挙げてございますように、この中野区役所一帯におきましては、跡地のオープンスペースのほかに駅前広場、サンプラザ、区役所、中央中学校等々のそういったものも含まれているということで説明をさせてもらってございます。
 次のページの方へまいります。25以降でございます。
 26の項目でまちづくりの考え方。この辺でそれぞれ26を踏まえて27以降、社会状況の変化と中野駅周辺ということで挙げてございます。少子・高齢化、女性の社会進出等々の動きの中、あるいは職住近接、利便性の高い豊かな生活環境への志向という大きな流れの中でどうしていくのかということの説明を挙げてございます。
 そこで、28の項におきましては、このまちづくりの基本的なコンセプトを挙げてございます。賑わいの心の育成・整備、区民・多くの来街者が集まり、情報が受発信できるなど、都市としての魅力を高めること、また、多様な交流を生むさまざまな機能の複合・連携というところでは、都市機能の複合・連携に加えまして、中野に相ふさわしい相応した都市型産業を集積・育成するといいますか、また、都市定住型を進めていくということでございます。
 この項の最後ですけれども、人にやさしく地球にやさしいまちの形成でございまして、駅を中心といたしまして防災・防犯性の向上、ユニバーサルデザイン等々の関係、また環境問題に取り組んだまちを目指す。この全体を言いますと、にぎわいと環境が調和したまちづくり、それを目指していきたいと説明させていただきました。
 29の項では、それを踏まえて基本の考え方。各地区の個性を生かした多様なるまちづくり、また大規模跡地を生かした中野の新たな顔となる拠点づくり。最後ですけれども、民間活力と公共との連携によります安心・安全の高いまちづくりというところでございます。
 30番以降、次のページの方を見ていただきますと、四つのブロックに分けてございます。
 まず31番の方が、跡地・その周辺地区の整備方針でございます。中野の新たな顔となる拠点づくり、公園と空地から成るオープンスペースを挙げてございます。
 また、それに絡む整備方針といたしましては、道路整備とあわせました囲町のまちづくりも必要だということで挙げてございます。
 33番の項では、公共公益施設等の配置の方針でございます。今決まってございます警察病院、それから区役所、教育文化施設、その他を挙げてございます。
 34番の方が、大変これは白黒のコピーですから見にくいんですけれども、跡地・その周辺の中の整備方針として、ダンゴ絵で関連づけながら、その回遊性の確保とか整備とか、都市の広場とか、道路整備等々挙げてございます。
 次のページの方へまいりまして、二つ目のブロックでございますけれども、ちょうどその中野通りの向かい側でございます。ブロードウェイ・サンモール地区の整備方針として、そこに二つ挙げてございます。活気ある個性と魅力を持った商店街の保全・育成、それから、安心・安全性の高いまちづくり、それを挙げてございます。
 同じように38の項では、ダンゴ絵でございますけれども、既存の商店街の区域の活性化、あるいはそういった整備方針を挙げてございます。新たな南北動線の整備とか憩いの空間等々でございます。
 また三つ目の項では、4、40番ですね。南口の整備方針として、ちょうど駅の南口のところ、41番の方に南口の絵柄がありますけれども、そこでは三つ挙げてございます。公社及び周辺の用地を活用した再開発事業の推進、また中野通り沿道商業ゾーンの活性化、三つ目といたしましては、道路ネットワークの改善でございます。
 同じように41番の方ではそういった形、少しこれも大変、字とか絵柄の濃淡が見にくいんでございますけれども、新たな南北・東西動線の整備とか、五差路交差点の改善、中野通り沿道商業ゾーンの活性化等々を挙げてございます。
 関連して、公社住宅周辺の整備方針もここで42番の項で挙げてございます。
 次にまいりまして、45番の項でございますが、駅本体もかかわりがこれからあるということで、そこに二つ挙げてございます。駅周辺の整備方針、周辺の開発にあわせた駅及び駅周辺の整備というところの項目、またもう1点、交通結節点としての機能強化を挙げてございます。
 同じように46番の項では、これも図柄が大変見にくいところがありますけれども、南北自由通路、歩行者優先の駅前広場の空間、広場空間を整備すべき、あるいは新たな中野の顔にふさわしい駅の改良等々を挙げてございます。
 48番以降が、その全体的にあらわしたものが49、次のページでございますけれども、全体土地利用構想の素案でございます。大変これも色のあれが見にくいところでございますけれども、凡例として、商業業務ゾーン、それから複合施設ゾーン、これは住宅も含むところ、また交通広場ターミナルの機能、公共公益ゾーン等々挙げてございます。
 50番がその全体の基盤整備計画として、早稲田通りの拡幅や都市計画道路の整備、これも昨年都市計画決定してございます。そういったところを挙げてございます。
 また、今駅のところで申し上げました新たな南北動線等々も挙げてございます。
 52番の方が跡地にかかわります開発のフレーム。そこに挙げてございますように、跡地等の中でも道路、公園、宅地等々でこういった区分けをして、現段階では数字を挙げてございます。
 54番の項では、当然これは公共だけでもできませんし、公共、民間、住民の役割として、基本的な方針として、公共としては全体計画のコントロールと駅前空間や道路等の基盤整備を図っていくこと、また民間におきましては、民間活力、ノウハウの提供とか、街区内におけます上物整備等々を進めていただく。その場合には跡地内の新規道路、公園等については、開発者負担の原則としていただくという内容でございます。
 一方、住民の方々につきましては、計画への参画と持続的なまちづくりへの関与、実践を果たしていただきたいといいますか、そういう三者が相俟ってパートナーシップによって進めていくということで説明をさせていただきました。
 一番最後のページでございます。
 55番の方では、跡地・その周辺の課題として、そこに四つ挙げてございます。土地利用計画案の確定、これは当然地元の合意の形成が必要でございます。また都市計画手続、三つ目としては、開発者、地元との協議体制の確立、最後に隣接区の杉並区への働きかけでございます。市街地の不燃化とか、道路整備をお願いいたしたい、そういう内容でございました。
 都市計画、地区計画のイメージとして56番以降挙げてございますけれども、そういったことで地区計画の目標等々を挙げてございます。
 最後ですけれども、58番以降でございます。跡地にかかわります進め方でございます。これも文字が大変小さいところでございますけれども、今後まちづくり計画の素案を固めまして、16年度の夏には、8月を目途に区案作成をさせていただく。その前提には各種意見交換会等々や検討会、あるいはパブリックコメントを行いながら進めていきたいと考えてございます。平成17年度以降に都市計画決定をさせていただきながら、そういう流れで進めていきたいと考えてございます。
 また、関連しまして59の項でございますけれども、周辺のブロードウェイ・サンモール並びに南口の関係でございますけれども、既成の市街地の関係の課題としても、各地区共通の課題の整理、またブロードウェイ・サンモール地区におきましては、周辺商店街等の連携、南口におきましては、再開発事業の推進、最後に駅周辺では関係機関によります協議の場の設定、またJRへの働きかけを進めていくといいますか、そういう内容でございます。その関連では、一番最後のペーパーの方に書いてございます。ブロードウェイ・サンモール地区、南口地区の進め方として御参考になればと思ってございます。
 以上、大変簡単でございますけれども、先週、16年度第1回目の中野区都市計画審議会でこの委員会の報告をさせていただきました。
 最後に、その日ちょうど時間も約1時間弱ございました。ちょうど区長の方も答申をさせていただいた後、その場に残っていただきまして、審議会委員さんと中野区におけます都市計画、まちづくり、あるいは今般、駅周辺整備の関係の説明をしてございますので、その辺の意見交換をさせていただきました。簡単に概略を、各委員の方からこんな御発言もございましたことを御紹介申し上げます。
 まず1点目、基本構想を今まとめさせていただいて、これから中野のまちの将来を語る時期でございますけれども、これまでの方針といいますか、例えば都市計画マスタープランの見直しはやるべきじゃないかということの御意見とか、あるいは一方、変わることの不安といいますか、そういった御発言もございました。その変わることの不安といいますのは、どういいところを残していくのかという御発言だと思っております。
 また、まちづくりにかかわります財源といいますか、費用負担の問題、当然、公的な部分で限界もございます。民間活力をどう活用するか。いわば公的な負担で見れば、区民へのはね返りが大変少ないような方法の検討ということの御要望が出てございました。
 また一方、違う観点から、まちの価値を高めるための方策、いわば投資といいますか、そういったところの観点の御発言、それを言いかえれば、まちの質をいかに維持していくのか、あるいは高めていくのかという御発言もございました。
 具体的にそういうような内容で、あと警大の跡地に関して見れば、今後、区民を含めた検討の手法を考えてくれという御意見、また最後に地域経済の活性化という観点での御意見もいただきました。
 以上、2回にわたります審議会の方の諮問と答申並びに先週の本年度第1回目におけます審議会が終わった後に、区長と審議会委員との意見交換の概略を報告申し上げました。
委員長
 ただいまの報告について質疑ございますか。
佐伯委員
 東京都都市計画用途地域の変更について、これについて都市計画審議会から諮問を受けて答申を出したわけですけれども、その中で附帯意見がつきましたよね。その中でも特にこの委員会の中でも何度も何度も言わせていただいておりますけれども、土地区画整理事業を施行すべき地域や、地区計画の方針のみで地区整備計画策定が急がれる地域など、現実的な取り組みが早急に求められる地域が存すると。これら地域については地域の住環境特性と住民意向を十分把握し、用途地域、地区の見直しも含めてできるだけ早期に、この「できるだけ早期」が3年ということだったわけなんですけれども、実践的な取り組みを行っていくことということがわざわざ附帯意見としてつけられているわけですけれども、これについて今、担当の部署としてはどのような実践的な取り組みが行われているんでしょうか。
服部都市整備部経営担当参事
 今、委員の方から御紹介いただきました、これは昨年6月に審議会の方で用途地域・地区の答申をいただく場合に附帯意見をいただきました。その1項目を読んでいただきました。それを踏まえて区といたしましても、まず1点目としては、具体的に申し上げますと、土地区画整理事業を施行すべき区域の取り扱いについて、東京都のガイドラインがありましたけれども、それに基づきまして市街地整備計画を策定するというところでございますけれども、これまでの土地区画整理事業ではなかなか難しい。したがって、地区計画等の新しい仕組みを導入して、それを検討する中で進めていくといいますか、そういう方向で、区としてもそういう意見を踏まえてお答えした経過がございます。
 そして、具体的に現段階で動いてございますのは、昨年も、あるいはこの委員会の中でも繰り返し御答弁してございますけれども、現況調査、分析をしてございまして、東京都のガイドラインが示してございますさまざまな整備水準、道路とか公園とか、そういったところにつきまして一応、一定の方向で道路整備を行っていくことが可能ならば、新しい地区計画等によります市街地整備計画策定が可能だ、転換が可能だという大体腹を固めつつあるところでございます。
 そういった現況調査を行いながら、まず1点目といたしましては、地域の方々の意向の把握、これを16年度予算に一定の計上をしてございます。その辺の取り組みをどの時期にどの対象で行うのか、目下その方法論を今検討しているところでございます。したがって、まず1点目といたしましては、地権者、権利者、あるいはそこに住んでいらっしゃる方々の意向把握、それがまず1点目。
 それから、2点目といたしましては、例えば上鷺宮でございますと、昨年来、住区協議会等でもお話をしてございますけれども、具体的に話し合いの場面を母体を設けましょうといいますか、そういう方向でこちらも投げかけをやってきた経過がございます。したがって、2点目といたしましては、そういった継続的に議論できます地域の協議の場面の設定、それをいかに進めていくかというところでの地域の働きかけをしていきたいと思ってございます。
 また3点目といたしまして、先ほど申し上げた東京都のガイドラインに示しますさまざまな整備水準の関係で足らない部分、まだまだ足らない部分が若干ございます。そういったところのどうそれを満たしていくのかといいますか、そういったところの検証、あるいは東京都の協議、そういったものを進めていくという内容でございます。したがって、そういったものをなるべく早くこの委員会の中でもお示ししていきたいと考えてございます。
佐伯委員
 なるべく早くって、委員会をやるたんびに時間はなくなってきているんですよ。3年と言って、地域にとっては全く動きが見えないんです。国会で「やるやる詐欺」なんていう言葉が出て問題になっているらしいですけれども、地域にしてみると、何で、やるやると言って全然何にも。それで、ここで当事者の方もいらっしゃいますけれども、地域センターの所長も変わっちゃった、副所長も変わっちゃった。服部参事の下で担当していた人もみんな変わっちゃった。またここで振り出しに戻っちゃうんじゃないかってすごい心配しているんですよね。できるだけ早急にとか、総括質疑でも言いましたけれども、やっぱり期限をきちっと約束をして、それでやることが大事だということで、ごもっともだという答弁もいただいているわけですよ。
 委員長、済みません。資料要求をさせていただきたいと思うんですけれども、平成18年3月31日を最終日期限としたこの地区計画の策定、建ぺい率、容積率の緩和に向けてのスケジュール、このスケジュールについて、次の委員会まででいいですから、具体的に何年何月何々、何年何月アンケート調査、何年何月地域に提案、そういうような形で資料を出していただきたいと思うんですけれども、いかがでしょうか。ちょっと諮っていただきたいと思います。
委員長
 委員会を休憩いたします。

(午後2時46分)

委員長
 委員会を再開いたします。

(午後2時48分)

 ただいま佐伯委員から資料要求がございましたが、これを委員会として要求することに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 御異議ありませんので、さよう決定いたします。
佐伯委員
 それともう一つ、服部参事は最近よく建ぺい率、容積率の緩和の問題に関して、一定の条件が整えばということをよく言われるんですけれども、その一定の条件というのはどういった条件になるんでしょうか。
服部都市整備部経営担当参事
 さっきの資料が一番わかりやすいんですかね。きょうお配りした16年1回目の都市計画審議会の、先ほどの駅周辺まちづくりの関係の地区計画、19の項ですか。さっきの駅周辺整備の関係で、ここでこういった参考として地区計画として挙げてございます。そこに四つ目の黒ぽちがございます。いわば公共貢献といいますか、例えば道路幅員とか、壁面後退とか、そういったことの内容でございます。その度合いに応じまして、容積率等の緩和の割り増し等が可能となると、そういったことで従前、一定の条件のもとといいますか、そういったところでお答えしてきた内容でございます。
佐伯委員
 そうすると、道路、公園、広場等の施設の配置、規模を定めるということになると、かなり区が、行政側がリードしてやっていかなきゃいけないことになりますよね。地域の皆さんでお話しいただいてと言ったって、なかなかそこまで地域の人は話は進められないですよ。そういった点でどのように区が誘導して--誘導と言ったら言葉は悪いかもしれませんけれども、地域の議論をリードしていくのか、その点ちょっと御確認させてください。
服部都市整備部経営担当参事
 先ほど別な項でお答えしましたけれども、今私たち肝要なのは、地域のそういった継続的に御論議いただける会議体の設定でございます。そこの中に当然地権者の方も入りますし、お住まいの方も入れます。そういった継続的に御論議願える、いわばまちづくり協議会的なものの設置をなるべく早くさせていただく。そういったいわば支援をさせていただきたい。そこの中で具体的に上鷺宮の地域全体のありようといいますか、そういったことを議論いただいて、整備方針、あるいは整備計画に向けた御論議といいますか、そういったものにしていきたいと思っております。
佐伯委員
 継続的に御論議、いいんですけれども、当然それはしなきゃいけないことですけれども、時間がもうお約束のお時間まであと本当に2年なくなっているわけですよね。そんなことを、できるだけ早い機会にといって、これで右往左往しながらできたのがことしの暮れぐらいになっちゃったと。じゃあ、18年3月までに地区計画をつくろうとすると、今度は議論の時間が短過ぎるとかなんとかってまた話が始まっちゃって、また前に全然進まなくなってしまう。そういう実態というのはこれまで中野の行政の中で繰り返してきているわけじゃないですか。やっぱり区は一定のリードをして、それで緩和の方向が望ましいということももう答弁しているわけですよ。それで、地域からの要望も強いわけです。
 これは前の前の総括質疑の中で西村前議員が党の独自の調査ということで御紹介をされていましたけれども、まさに地域としては緩和を求めているというのが実態なんです。緩和したからといって、別にそれで土地の値が上がってもうける人がいるわけでもないし。実際見てくださいよ。例えば、今地域で相続が起こって、それで建て売りができるって。本当に同じ建物が10戸も15戸もずうっと並ぶわけですよ。下手すれば間違って人の家に入っちゃうんじゃないかみたいな本当そっくりの家がずうっと建ち並ぶわけですよね。本当にそれがいいまちなのか。そういったことを考えていったら、やっぱり緩和という中からそれぞれ個性的な建物が建っていく。今の規制の中では、建て売り業者がそれこそこの間、区長との都計審の中の議論の中でも区長が言っていましたけれども、70、60と決めちゃうと、もう建て売り業者なんかは全部60にしちゃえばいいんだっていうこと。60平米にしちゃえばいいんだということで、みんな60で細分化しちゃうというような話も区長がされていましたけれども、まさにそのとおりだと思います。
 そういったことでぜひ、できるだけ早くとか、なるべく早急にとかって、これはやっぱり一つの先送りですよ。逃げの答弁です。いついつまでというのはきっちりと決めてやってもらわないと、地域もそれだけの覚悟を決める必要がありますから、その辺ぜひお願いしたいと思うんですけれども、いかがですか。
服部都市整備部経営担当参事
 これまでも私の方もいろんな機会に、昨年の段階で向こう3年を目途にそういった地区計画等によります上鷺宮のまちづくりを進めていきたい、そう答弁してございます。それを目指して取り組んでいきたい、そういう気持ちは今でも変わってございません。そのための次回、そういった資料等を可能な限りつくってまいりたいと思っております。
はっとり委員
 今の服部参事の御報告の中で、都計審に中野駅周辺まちづくり調査会の検討会の資料、第4回の資料が報告されたという御報告がありましたけれども、この報告に対して、都市計画審議会の中での議論、あるいは質疑なり何かあったのかどうか、その内容についてお伺いしたいと思います。
服部都市整備部経営担当参事
 先ほどもお答えしたところでしたけれども、全体の時間の関係で、報告が終わった後すぐにそれは審議会を閉会しまして、その後に区長との意見交換の中でそういった御意見を賜ったといいますか。先ほども1点ばかりいただきました区民を含めた検討の手法のどういうものか、あるいはそういった検討の場面をつくっていただきたい、そういった御発言がございました。
 あと、先ほども全体的に駅周辺整備の検討会の内容と関連が全体ありますけれども、まちが変わることの不安とか、あるいは公的な役割、民間活力の活用等々、いわば、今日報告を申し上げた駅周辺整備に関することを多少引用しながら、あるいはそれを各委員とも踏まえながら御発言があったと思っています。具体的なところでは先ほども申し上げた1点目だけ、跡地に関します今後の区民を含めた検討の手法について伺いたい、そういった御発言がございました。
はっとり委員
 それに対してどのようなお答えをされたんでしょうか。また、区の今後のお考えについて、あわせて伺いたいと思います。
服部都市整備部経営担当参事
 きょうの資料の関係でもございますけれども、先ほども今後のスケジュールの欄を見ていただけましょうか。一番最後のペーパーの58ですか、こういう方向で各種意見交換会とか検討会をつくっていきたいと。そこの中でそういった趣旨を生かしていきたい、そういったお答えだと思っておりました。
委員長
 他に質疑ございますか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 他に質疑がないようですので、ただいまの報告は以上で終了いたします。
 冒頭にお諮りしましたように、3時が迫ってまいりましたので、ここで委員会を暫時休憩したいと思いますが。
 ちょっと休憩いたします。

(午後2時56分)

委員長
 委員会を再開いたします。

(午後2時57分)

 続いて、2番、中野区木造住宅等の耐震性確保に係る総合支援事業の要綱について、理事者の報告を求めます。
佐藤建築・住宅担当参事
 それでは、お手元の資料(資料4)に基づきまして御報告させていただきます。
 中野区の木造住宅等の耐震性確保に係る総合支援事業の要綱についてということでございます。
 要綱は3本策定いたしました。ポイントを整理した資料をつくらせまして、それで説明させていただきます。
 まず1点目が中野区の木造住宅耐震診断事業実施要綱でございまして、詳細は別紙1に添付してございますので、お読み取りいただきたいと思います。
 目的が1条に書いてございまして、ここでは耐震診断士を派遣いたしますことで木造住宅の耐震診断を行います。ここで建物の安全性に関する意識の啓発、それから耐震診断に関する知識の普及、それから耐震改修の実施の促進を図るということでございます。
 それから対象建築物ですが、第3条に書いてございまして、3点にまとめてございます。
 1点目が木造の在来工法で建築されたもの、2点目が2階建て以下のもの、3点目が昭和56年5月31日以前に建築して、さらに簡易耐震診断において総合評点が1.0未満のものということでございます。
 それから、耐震診断の決定につきましては6条に書いてございまして、区長は申し込みの内容についてまず現地調査を行います。申し込みの内容、それから現地調査の結果を審査しまして、診断の可否を決定いたします。
 費用負担については7条に書いてございまして、大きく年数で分けておりまして、昭和45年12月31日以前に建築された家屋につきましては、診断士の報酬について区民負担はなしということになります。区としましては、国庫補助制度を活用しまして、診断士の報酬の2分の1の補助を活用したいと思っております。それから、昭和46年1月1日以降に建築された家屋につきましては、診断士の報酬が区民負担ということにさせていただいています。
 こういった要綱をつくりました関係上、今までありました中野区の民間木造建築物耐震診断助成要綱は廃止いたします。
 要綱の2本目でございますが、中野区家屋転倒防止器具取付助成要綱でございます。これは別紙2に添付してございますので、お読み取りいただきたいと思いますが、まず1条の目的ですが、高齢者、それから障害者等の災害要援護者の住宅内にあります家具の地震災害時の転倒防止のための有効な器具の取り付け工事の助成を行いまして、安全性の確保、それから地震に強い安全なまちづくりに資することを目指すということでございます。
 裏面、2ページ目がございますので、おめくりいただきたいんですが、助成の対象者を3条に書いてございまして、障害者の世帯、それから高齢者のみの世帯、これは満65歳以上ということにしております。それから、ひとり親世帯、生活保護世帯、これはこの世帯の中で取り付け工事のできる人がいない世帯ということにしております。
 それから、耐震改修の施工者の派遣について5条に書いてございまして、区長は申し込みに基づきまして、耐震改修施工者を派遣いたします。派遣された施工者は器具の取り付け工事の費用を見積もるということになっております。
 費用負担につきましては7条に書いてございまして、器具の取り付け工事にかかる費用のうち、転倒防止器具の代金を除く工事費を負担するということになっておりまして、したがいまして、器具の代金は助成対象者の負担になります。
 3本目の要綱ですが、中野区老朽木造建築物の建替えに係る耐震助成要綱でございます。これもやはり別紙3につけておりますので、お読み取りいただきたいと思いますが、1点目が第1条の目的でございまして、木造住宅の密集市街地におきまして、老朽木造建築物の建てかえを促進いたします。そのために、耐震性の高い建築物のストック化を図るということによりまして、地震に強い安全なまちづくりを目指すというものでございます。
 助成対象につきましては3条に書いてございまして、昨年、都の条例で新たに区域指定しておりますが、新防火規制区域内にございます老朽木造建築物の建てかえ。ですから、耐震診断の総合評点が1.5以上になるようにした建物、それから木造在来工法または枠組工法による住宅で、兼用住宅でもいいということになっています。その新築または改築であること。
 それから助成額ですが、12条に書いてございまして、実績報告書の内容を審査しまして助成額を確定するわけでございまして、助成額の限度額が40万円というふうに定めております。
 支援事業の実施ということですが、相談窓口開設ということで4月19日、きょうでございますが、早速事業を開始してございます。
 それから、耐震改修の助成関係でございますが、これは改修工事を実施した建物の助成を定めるもので、条例化をしなければいけないもの等がございますので、これは、しかも4月から予定してございまして、現在その準備作業をしております。
委員長
 ただいまの報告について質疑ございますか。
 質疑ございませんでしょうか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 質疑ないようですので、ただいまの報告は以上で終了します。
 その他で何か報告がございますでしょうか。
尾崎土木担当課長
 恐れ入ります。毎年開催されております東京河川改修促進連盟総会及び促進大会、いわゆる河川大会について申し上げたいと思います。
 ことしは第42回になりますが、5月25日(火曜日)の午後、日本青年館で開催される予定です。
 今週、促進連盟の会議がございまして、正式にはその場で日程等が決定される運びになっておりますが、日程が決まりましたら、議長に議会からの御参加についてお願いしたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。
委員長
 ただいまの報告について質疑ございますか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 なければ、ただいまの報告は以上で終了いたします。
 他に何か報告はございますか。
斎木公園緑地担当課長
 区立公園内遊具の安全点検の結果について御報告させていただきます。
 区立公園内の遊具に対する安全点検につきましては、月1回の定期点検、月1回サイクルの定期点検、そして夏休み前と年末年始休み前の年2回、一斉点検を実施しているところです。
 今回は、4月2日に起きた大阪・高槻市の事故を受け、4月5日から9日にかけて全公園158カ所を追加点検した結果を御報告するものです。
 その結果、危険というような状態ではありませんでしたが、ブランコ、滑り台のボルトの緩み10カ所と、ボルトの欠損3カ所、ブランコ板の摩耗、ひび割れ2カ所、複合遊具、踊り場の摩耗2カ所を確認いたしました。
 これの対応といたしましては、ボルトの増し締めや交換、木製板のひび、摩耗したものは業者に修理を依頼したところです。
 また、北江古田公園のブランコにつきまして、ブランコを支える木製枠の本体に揺れを生じていましたので、一時使用中止の措置をとっているところです。
 それから、高槻市の事故で起きたような回転する遊具につきましては、中野区には柏公園とささの葉公園の2カ所に設置しておりますが、現場検証した結果、特に危険性の問題はないということで確認をしたところでございます。
委員長
 ただいまの報告につきまして質疑ございますか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 ないようですので、ただいまの報告は以上で終了いたします。
 ほかに報告はございますか。
斎木公園緑地担当課長
 もう1点につきましては、本日の朝、哲学堂公園内で、まだ原因がはっきりしていないんですが、自殺者と思われる方の死亡事件があったということで御報告させていただきます。
 きょうの午前8時40分、散策をしていた者が発見して警察に通報した、そういう状況でございます。
 場所は、哲学堂公園内の、これは「演繹観」という傘型のあずまやの楓の木の枝にロープがかけられていたということでありますので、多分自殺だろうということで、今お話ししたとおりな状況です。
 対応につきましては、事務所の方で警察にすぐ通報して、野方警察がやってきて現場検証をしていると。原因については、まだこの段階では承知してございません。
 当該、その死亡した者は男性。ただし年齢まではまだわかっていない、こういう状況でございます。
委員長
 ただいまの報告につきまして、何か質疑ございますか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 なければ、ただいまの報告は以上で終了いたします。
 他に報告ございますでしょうか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 ないようですので、所管事項の報告を以上で終了いたします。
 次に、その他ですが、次回日程についてお諮りしますので暫時休憩いたします。

(午後3時08分)

委員長
 委員会を再開いたします。

(午後3時09分)

 次回の日程ですが、基本的には第2回定例会に開会することとし、それまでの間に何か緊急な案件があった場合に招集するということでよろしいでしょうか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 では、これをもちまして本日の委員会を閉会いたします。

(午後3時10分)