平成16年11月30日中野区議会建設委員会(第4回定例会)
平成16年11月30日中野区議会建設委員会(第4回定例会)の会議録
平成16年11月30日建設委員会 中野区議会建設委員会〔平成16年11月30日〕

建設委員会会議記録

○開催日 平成16年11月30日

○場所  中野区議会第4委員会室

○開会  午後1時04分

○閉会  午後2時12分

○出席委員(8名)
 伊東 しんじ委員長
 来住 和行副委員長
 はっとり 幸子委員
 山崎 芳夫委員
 市川 みのる委員
 こしみず 敏明委員
 佐伯 利昭委員
 伊藤 岩男委員

○欠席委員(0名)

○出席説明員
 都市整備部長 石井 正行
 都市整備部経営担当参事 服部 敏信
 土木担当課長 尾﨑 孝
 交通安全対策担当課長 上村 晃一
 公園緑地担当課長 斎木 正雄
 建築・住宅担当参事 佐藤 幸一
 地区整備担当課長 岩井 克英
 中野駅周辺整備担当課長 豊川 士朗

○事務局職員
 書記 廣地 毅
 書記 松本 桂治

○委員長署名


○審査日程
議題
 第59号議案 中野区自転車駐車場条例の一部を改正する条例
陳情
(継続審査分)
 第31号陳情 旧農林水産省官舎跡地に計画されている高層分譲マンションの建設について
所管事項の報告
 1 平成16年度(2004年度)第五回中野区都市計画審議会について  (都市計画担当)
 2 淀橋立体交差事業の当面の措置について   (都市計画担当)
 3 議会の委任に基づく専決処分について      (土木担当)
 4 野方駅周辺の自転車放置規制区域指定について          (交通安全対策担当)
 5 中野駅北口中央自転車駐車場の塗装工事に伴う対応について    (交通安全対策担当)
 6 中野区木造住宅々の耐震性確保に係る総合支援事業の実施状況について(建築・住宅担当)
 7 その他
地方都市行政視察報告について
所管事務継続調査について
その他

委員長
 定足数に達しましたので、建設委員会を開会いたします。

(午後1時04分)

 初めに、本定例会における委員会の審査日程について御協議いただくため、委員会を暫時休憩いたします。

(午後1時04分)

委員長
 委員会を再開いたします。

(午後1時05分)

 それでは、本定例会における委員会の審査日程についてお諮りいたします。
 本定例会では、常任委員会の日程が3日間設けられております。本委員会には、お手元に配付の審査日程(案)のとおり審査すべき案件があります。そこで、1日目は議案と所管事項の報告をできるところまで行い、2日目は陳情の審査と残りの所管事項の報告、地方都市行政視察報告及び所管事務継続調査について、3日目は審議の進みぐあいにより改めてお諮りしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 御異議ありませんので、さよう進めます。
 なお、審査に当たっては5時を目途に進めたいと思います。また、3時ごろに15分程度の休憩を入れたいと思いますので、よろしく御協力をお願いいたします。
 それでは、議事に入ります。
 第59号議案、中野区自転車駐車場条例の一部を改正する条例を議題に供します。
 理事者の補足説明を求めます。
上村交通安全対策担当課長
 それでは、第59号、中野区自転車駐車場条例の一部を改正する条例について、お手元の資料(資料1)、有料制自転車駐車場への移行についてに基づきまして補足説明をさせていただきます。
 提案理由としましては、現在、無料としている沼袋第一自転車駐車場、野方第一自転車駐車場を有料制駐車場に、また登録制にしている野方第二駐車場を有料制駐車場するに当たり規定を改める必要があるとのことから一部を条例改正するものでございます。
 場所を申し上げますと、中を開けていただきまして、左側に放置規制区域がありまして、右側の上に野方駅周辺でございます。野方駅周辺のところの9番、野方第一、20番、野方第二、そして放置規制区域の中の左側に沼袋規制区域がございますが、下から2番目、マル7番、沼袋第一、この3カ所が対象でございます。場所でいいますと、沼袋は平和の森公園の南側、沼袋駅の南口に当たります。野方駅につきましては、南口の線路沿いにあるものでございます。
 資料をごらんいただきたいと思います。
 まず沼袋第一、2番目の野方第一については、無料制から有料制、1日利用とするものです。また、沼袋第一については、原動機付自転車及び自動二輪車、1日200円について利用も併用といたします。3番目の野方第二につきましては、現在、年間登録制となっておりますが、利用形態を有料制、定期利用といたします。欄外の米印1になりますけれども、実施時期につきましては、沼袋第一と野方第一については明年1月1日から、野方第二につきましては、現在、登録している方の期限が明年3月31日までとなっておりますので、4月1日からの実施となります。欄外の米印2に利用料の額とございますけれども、これは施行規則別表第2に定めますけれども、原動機付自転車及び自動二輪車の1日の利用料は200円、そして野方第二の定期利用につきましては1カ月1,900円、3カ月利用5,100円となります。
 この改正により仮設の中野新橋にある駐車場を例外としまして、区内の自転車駐車場はすべて有料制に移行することとなります。これらの考え方は以下の3点に基づくものでございます。一つは、利用者の利便性向上と自転車の利用者が安心、安全に預けていただける環境を提供し、自転車の適正管理を行うため適正な負担を求める必要があるという考え方が一つです。二つ目に、今回の改正により野方駅周辺を放置規制区域に指定することが可能となり、また沼袋駅周辺につきましても、規制区域に指定しておりますけれども、利用制約を伴わない無料駐車場が存在するという矛盾を解消することができ、自転車の適正利用促進が図られます。3点目に、無料制につきましては、平成9年度に中野区の自転車駐車場対策協議会の答申の中で、駅に近接した無料駐車場は無秩序な自転車利用を誘発し、放置自転車の増加の一因となっている。また、有料駐車場利用者との関係で利用者の費用負担の公平性を損なうこととなるため、有料制を原則とするとの方向性が示されているとの考え方から、今回の有料制自転車駐車場の移行につきまして御審議をお願いするものでございます。
 これらのことにつきましては、地元の沼袋、野方等の町会、商店街、また住区などにも事前に情報提供をし、調整してまいりました。区民への周知につきましては、これまで長年無料としてきた経過がございますので、なるべく早目にお知らせすべきとの観点から、駐輪場付近に、また指定区画になるところにも、180センチかける40センチ程度の立て看板を100本作成しまして、有料とすることを伝えていきます。これはもうあすからにでも即やれる体制となっております。また、区報は12月15日号を予定しております。
 補足資料の2枚目以降は、条例の新旧対照表とあわせて規則のうち利用料に係る部分の新旧対照表を添付させていただきました。
 以上で補足説明を終了いたします。よろしく御審議のほどお願いいたします。
委員長
 先ほど休憩中に協議したとおり、本議案に関しては所管事項の報告の4、野方駅周辺の自転車放置規制区域指定についてが関連いたしますので、第59号議案の審査を一旦保留とし、所管事項の報告を受けたいと思いますが、いかがでしょうか。

〔「はい」と呼ぶ者あり〕

委員長
 それでは、さよう進めます。
 第59号議案の審査を一旦保留といたします。
 続いて所管事項の報告の4、野方駅周辺の自転車放置規制区域指定について理事者の報告を求めます。
上村交通安全対策担当課長
 それでは、資料、野方駅周辺の自転車放置規制区域指定について御説明申し上げます(資料2)。
 一つ、指定区域の指定につきまして、野方駅周辺の適正かつ秩序ある自転車利用を図るため自転車駐車場等を再編し、整備するとともに、同駅周辺を中野区自転車等放置防止条例第23条に規定する自転車放置規制区域に指定するものでございます。現在、区内で8カ所やっておりますが、今回で9番目となります。
 二つ目に、規制の適用日ですけれども、平成17年4月1日を予定してございます。
 3点目に、規制の区域の範囲ですけれども、下に図面を添付させていただいておりますが、実線枠内を規制区域といたします。この範囲とすることにつきましては、地元町会、また商店街振興組合、また住区の環境部会などと協議を経て、至っております。
 この中で、今、議案の補足説明でもございました野方第一自転車駐車場、また第二自転車駐車場の整備、再編につきまして、また野方の環7の指定箇所を野方東自転車等駐車整理区画として再編、整備して準備をいたします。
 なお、野方の環7の整理区画につきましての登録の範囲は、通常、規則ですと500メートル以上遠い方を対象としてございますけれども、今まで無料で、また長く利用されてきた方がございますので、私どもの運用の範囲で、区長が別に定めることができるとございますので、300メートル以遠としてPRをしていきたいと思ってございます。ここらにつきましても、地元等の意見も勘案しながら考えてございます。
 周知の方法でございますけれども、さまざまな形で町会、住宅、商店街等はお話をさせていただきましたけれども、これから明年になりまして2月1日を目途に区長名で告示後、2月中の区報、ホームページを予定しております。また、予告の看板の設置、また駅頭キャンペーン等も予定してございます。何とぞ区民の方に理解が得られるような形で、スムーズな規制区域に指定を考えてございますので、よろしくお願いいたします。
委員長
 ただいまの報告について質疑はございますか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 なければ、ただいまの報告は以上で終了したいと思います。
 続きまして、先ほど保留とした第59号議案、中野区自転車駐車場条例の一部を改正する条例を再度議題に供します。
 本件に対して質疑はありませんか。
来住委員
 先ほどの課長の説明の中で、まず周知の仕方といいますか、本議案が可決をされて条例改正される、それをもって本来、この議案が発効されると理解をしているんですが。
上村交通安全対策担当課長
 大変失礼いたしました。立て看等を立てるのは議案議決後でございます。
来住委員
 大事なことですので、議会の議決なくして執行されないわけですから、先ほどいろいろな看板を用意されているという話でしたが、既に無料を有料にする看板を用意されているというのは、何本用意されたんですか。
上村交通安全対策担当課長
 100本程度、布製のものを準備しております。
来住委員
 布製だけですか。立て看板みたいなものは用意されていないんですか。費用はどのくらいかかったんですか。
上村交通安全対策担当課長
 布製の立て看を用意しまして、1本500円で100本で5万円でございます。
来住委員
 そもそもということになってしまうので、当委員会に付託をされたのが11月26日の本会議ですね。今日が審査ということでやっているわけで、議会の議決を経ないで準備すること自体が、いささか議会に対して、どういうふうに考えていらっしゃるのかなということをまず第1点、非常に疑問に思いました。
 それで、立て看の話ですが、既に野方の今回有料になる第二駐車場、そこには既に立て看板が来年1月1日より100円ということでかなり目立つ形で立っていますけれども、それはどういうことでしょう。
上村交通安全対策担当課長
 事前に管理ボックスを準備するところのスペースに1枚立てたという事実はございます。
来住委員
 ですから、準備そのものも極めて問題だと思うんですが、もう既に、審議を今日しているのに、4月1日の100円の看板を、有料制、立てられるということは、議会に対してどういうふうに考えていらっしゃるのか、非常に不真面目というか、不誠実といいますか、議会軽視も甚だしいと思いますけれども、これは笑い事ではないですよね。どういうことですか。
石井都市整備部長
 事実として、そういうことであるということですので、これについては勇み足といいますか、それで済まされる問題ではないと思いますが、来年の1月1日施行ということで、期日も迫っているというところでの職員のあせった気持ちがそこにあらわれてしまったのかなと思います。この件につきましては申しわけないと思っております。
来住委員
 職員ということなんですが、課長は、それを確認されて、了解されて立てられたのではないですか。職員の現場判断だけなんですか。
上村交通安全対策担当課長
 大変私の管理の不行き届きで申しわけございませんでした。1枚立てていたことにつきましては、事後報告でございました。申しわけございませんでした。
来住委員
 1月1日ということになっているんですが、今回の議案の中でもそうなっている、どうして1月1日でなくてはならないのか、周知の期間のことをおっしゃっているのかなと思うんですが、そういう意味で時間がないとおっしゃっているのかなと思うんですが、周知をするのであれば、議決後、必要な時間をとって周知するということは、当然できることですけれども、1月1日の期限については、どこから出てきているんですか。
上村交通安全対策担当課長
 整理区画を4月1日に予定しておりましたので、それ以前の区切りのいいところということで、3カ月前の1月1日を考えました。登録制につきましては、年間登録をしておりますので、3月31日まで年間登録をしておりますので、現在、無料としているところは、切りのいい1月1日、それからまた徐々に放置規制区域の周知も、制度を再編した後に規制区域の周知を図っていくという考え方から1月1日にしたものでございます。
来住委員
 もともと第二、今回は第一ですか、そこの部分については、電磁式のラック、あれは4月ですよね。ですから、今の状況が変わるのは4月からということだと思いますし、あえて1月1日に何が何でもしなければならないという根拠は極めて薄いと思います。
 いろいろとこの間、無料の駐輪場が有料になってきているわけですが、事業者、交通事業者、ここでいう西武ということになると思うんですが、今回の野方第一、野方第二、それから沼袋第一も関係しますが、西武沿線ですので、実際に今、利用されている方々の鉄道利用者というのは、この中で何割というふうに調査をされているんですか。
上村交通安全対策担当課長
 特に鉄道利用率は、統計的に調べた経緯はございません。
来住委員
 先ほど公平性、有料制等の根拠を示されました。自転車等駐車対策の総合推進についてという答申、97年3月に協議会から出されたものですが、これをもとにして有料化の根拠をおっしゃいましたけれども、ここでは、それとあわせて鉄道事業者に対する提起といいますかね、かなり具体的にされているんですよね。例えば、保管場所の提供、人的な措置、整理員や監視員等、それから金銭的な措置等々、五つをその他の項目でも挙げて、鉄道事業者にこの対策を、解決のために取り組みの提案をしているんですが、こういう有料制の根拠には先ほど引用されましたけれども、事業者に対して、いわゆる西武に対しては、何らかの求めをされたんですか。
上村交通安全対策担当課長
 今回の再編に当たっての鉄道事業者への申し入れ等は行ってございません。
来住委員
 今回に限らず、この間の自転車対策でいろいろな取り組みをされていますけれども、先ほどお聞きした野方第一にしろ、第二にしろ、どれだけの人が鉄道を利用されているのか、そういう調査もしないと、事業者に求めていく根拠を区が持つ必要があると思うんですよ。そういう手にするものを持ってこそ、事業に対してきちんとした真剣な求めができるのではないかと思うんですが、そういうことは、野方第一、野方第二に限らず、されてきているのか、どこかで。また、今回は事業への求めはないけれども、最近では何らかの求めをされていますか。
上村交通安全対策担当課長
 鉄道事業者、西武鉄道に限ってお話をさせていただきますと、今回の野方、沼袋の関係ではございませんけれども、未設置駅である新井薬師の駐車場の確保につきまして、一部、土地利用の可能性と工事費等につきまして、ことしに入って一度、問い合わせをした経過がございます。昨年も西武鉄道本社に行って交通対策課長が申し入れをした経緯はございます。
来住委員
 申し入れ程度のおざなりな要求だと思うんですよね。きちんと調査をして、相手を説得できるような足場をきちんと持って臨まないと、この間の一連の西武沿線の問題ではなかなか厳しい状況は皆さんもおわかりのとおりですので、しかし先ほど紹介しました答申でも、極めて明確に解決の取り組みとして事業者に求めるべきだという答申をしているわけですから、その努力なくして負担を利用者や区民に求めるというだけでは解決の方向は見出せないと思うんです。
 そこで、利用料の問題ですが、今回出されているのは、これまでの無料が、例えば野方第一で言いますと、20日間預けて1年間で2万4,000円になりますよね。沼袋第一もそうですかね。今まで野方第二は登録制ですから、年間3,700円ですか、これが9,600円ということになっていくわけですが、こういう利用料をゼロから2万4,000円に変更するという場合に、今回の紹介された答申の中でも、利用料問題は、確かに有料制の問題も指摘していますが、あわせて高齢者への配慮とか、利用料金の段階的な検討といいますか、そういうことも同時に答申しているんですよ。その部分については検討をされたんですか。
上村交通安全対策担当課長
 定期利用につきましての金額でございますけれども、4段階制をとっておりまして、平成11年4月1日に4段階制をとった経緯がございます。これはまさに答申を受けまして、もう少しさまざまな観点から利用料金を一律に考えるのではなくて、例えば駅から距離とか、屋根の有無とか、利用率等を勘案するということから4段階方式をとったものでございまして、13年7月1日に現在の1,100円から2,200円までの4段階にまた改定しているという経過がございます。
来住委員
 ここで指摘されている、例えば兄弟でもし私立などに中学生、高校生が通うということになると、2台分の年間の費用がかかるわけですね。高齢者の方々も、歩くよりも自転車の方が、足の都合の悪い方は自転車の方が楽だと言われます。そういう方々を含めて、今回の額の中身から見ても、そういう立場からの検討というのはなされなかったんですかと聞いているんです。
上村交通安全対策担当課長
 特にそういう観点からの検討はしてございません。
来住委員
 利用料について、これだけの負担を、ゼロから一気に求めるわけですから、期間も含めて、本当に区民の皆さんに負担をかけるものですから、答申の中身もよく理解していただいて、区民の立場で本当に真剣に、事業者に求めるものは求めながら検討を重ねていくということが感じられないんですよ。数字的にはパッと出されますけれども、本当にそういう点では、これは意見にしておきますけれども、真剣さを求めておきたいと思います。これは結構です。
委員長
 他に質疑ございますか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 なければ、取り扱いを協議したいので、委員会を暫時休憩いたします。

(午後1時35分)

委員長
 委員会を再開いたします。

(午後1時37分)

 他に質疑はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 質疑がなければ、質疑を終結いたします。
 次に、意見の開陳を行いますが、意見はありますか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 意見がなければ、意見の開陳を終結いたします。
 次に、討論を行います。討論はありませんか。
来住委員
 それでは、第59号議案、中野区自転車駐車場条例の一部を改正する条例に反対の立場から討論します。
 まず第1点は、今回の議案に対して、極めて議会に対して軽視だと私は考えます。それは審査をし、議会が議決を前にして、既に区民の前には有料化の看板でお知らせを出すというやり方は、極めて議会に対する軽視のあらわれだというふうにできます。極めて許しがたい問題だと思います。それがまず第1点です。
 第2点は、中野区自転車等駐車場対策協議会、97年の答申、ここでは鉄道事業者への要望をまとめています。それらの事業者に対して真剣に求めていった努力の跡も感じられませんし、努力をされていないと言って差し支えないと私は思います。また、私どもは、具体的には、いわゆる鉄道事業者は土地がないとか、理由にしますけれども、地下を掘る形式などが今は既に、環境面からも、そういうことが事業として可能となってきていますので、具体的な対案を持って事業者に臨む、そういうことも要求をしてまいりました。そういう点でも努力が極めて不十分だと思いますし、また抜本的な駐輪問題の解決を図っていくという展望も示されていません。利用者や区民に対して負担を一方では求めていくというやり方でいきますと、結局のところ、放置自転車のない安全なまちづくりということ、これは区民も願っているし、もちろん皆さんもそういうことだと思うんですが、本来、原因者の責任ということを明確にして取り組んでいかなければ、区民や利用者、また自治体の負担のみが一方でふえていくという結果を招くだけだと考えるからです。
 3番目に利用料についてですが、その額の大きさもさることながら、高齢者や中学生、高校生、大学生、そういう方々への配慮、そういうものが検討されていません。したがって、安易に一律に負担増を押し付けるようなやり方というのは、私は、区民にとって、区政の問題として、極めてこういうやり方、こういう進め方は配慮を欠いたものだと思います。冷たい区政という感をぬぐうことはできませんので、よって今回のこの条例については、反対の討論とさせていただきます。
委員長
 他に討論はございますか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 討論がなければ、討論を終結いたします。
 これより本件に対する採決を行います。
 お諮りいたします。
 第59号議案、中野区自転車駐車場条例の一部を改正する条例に賛成の委員の挙手を求めます。

〔賛成者挙手〕

委員長
 賛成多数、よって本件は可決すべきものと決しました。
 以上で第59号議案、中野区自転車駐車場条例の一部を改正する条例の審査を終了いたします。
 続いて、第4を除く所管事項の報告を受けたいと思います。
 まず初めに、1番、平成16年度(2004年度)第五回中野区都市計画審議会について、理事者の報告を求めます。
服部都市整備部経営担当参事
 それでは、平成16年度(2004年度)第五回中野区都市計画審議会、報告をさせていただきます。(資料3)今月の18日に行われてございます。次第にありますように、ちょうど第五回が第16期、新しい期でございます、新しい第16期の審議会の委員の委嘱を行ってございます。裏面に新しい16期、平成16年11月18日から2か年間でございます、第16期中野区都市計画審議会委員名簿にございますように、学識経験者、区民、区議会議員、行政機関、かようなメンバーで委嘱させていただきました。
 なお、第15期、前期から区民の欄、公募をやってございます。今回も去る9月5日の中野区報で中野区都市計画審議会委員の募集を行いました。中野のまちづくりに熱意のある区内在住の方ということで、中野のまちづくりについて私が思うこと、800字程度、様式は自由でございますが、作文を、課題を指定いたしまして募集をいたしました。合計で18名の区民の方が応募されまして、男性、女性の比を簡単に申し上げますと、男性がやや多くて12名、女性が6名、2対1の割合でございました。そこで課題の論文の評定を区長室、並びに都市整備部の関係の部長で行いまして、そこに書いてございます4人の区民の公募が決定した経過でございます。
 もとに戻っていただきまして、次第の方の関係でございます。(2)の方に1、2、3がございます。この段階では、委嘱の段階では、会の運営を担当していただきます会長、副会長が選出されてございません。中野区都市計画審議会条例によりまして、学識経験者から選任するとなってございましたので、選任いただきまして、裏面、もう一度開けていただきましょうか、学識経験者、ちょうど順番ではございませんでしたけれども、一番上段の森欣貮さんが会長、矢島隆さんが副会長というところで、2年間、正副会長、森会長、矢島副会長のもとに運営していくという方向になりました。
 次第の方に戻っていただきまして、審議会の方の幹事としては、都市整備部の関係部長、参事、課長、また区長室の担当の課長、室長等が審議会の幹事として設置するということとなりました。
 最後に、私の方から、その他の項として、都市計画審議会の運営というところで、都市計画法につきまして、区の都市計画審議会法の位置付け、役割、権限等々を御説明申し上げた経過でございます。
 次回につきましては、今のところ報告案件、あるいは諮問をお願いする案件がないところでございますので、年明けをということで閉会してございます。次回の日程は年明けのところで、また改めて正副会長と相談いたしながら諮問、もしくは報告案件をさせていただこうということでこの会は終わってございます。
 以上でございます。よろしくお願い申し上げます。
委員長
 ただいまの報告について質疑はございますか。
佐伯委員
 私もこの審議会の委員なものですから、審議会では議会としての質問ということなんですけれども、会長になられました森さんですけれども、前期副会長をやっていらっしゃって、前期は違う肩書で入っていたと思うんですけれども、今回はこの肩書になったのはどういうことなんでしょうか。
服部都市整備部経営担当参事
 大変失礼いたしました。学識経験のうち、前期からの経過も含めてというところで、森欣貮さんに会長をお願いした経過でございます。なお、備考欄の方に書いてございますけれども、この段階では元職で表示してございますが、前期の場合には業務として勤務されておったということで、その時点での肩書として表記させていただきました。その後、森会長におかれては、そのセンターを退職されましたので、元職ということで、今回の備考欄に書いてございますような表記としてございます。
委員長
 他に質疑ございますか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 なければ、ただいまの報告は以上で終了いたします。
 続いて、2番、淀橋立体交差事業の当面の措置について、理事者の報告を求めます。
服部都市整備部経営担当参事
 それでは、淀橋立体交差事業の当面の措置というところで報告申し上げます(資料4)。
 この件につきましては、昨年の第4回定例会の常任委員会のところで、立体交差事業のあらましといいますか、東京都第三建設事務所の所管の事業でございますが、中野区にも関係がございますので報告いたした経過がございます。中野、新宿の境の淀橋の立体交差ができ上がりますと、渋滞箇所の緩和ということで御説明申し上げた経過でございます。資料に基づきまして御説明申し上げます。
 これは都の三建の方が地元の方にこれからお配りする内容のチラシでございます。4行目でございますが、「また」以降でございます。また、(仮称)淀橋交差点での交通渋滞の解消を目的とした立体交差事業につきましても、ちょうど昨年12月の説明会の直前に所管事項の報告として報告した経過がございます。十中で行ったと記憶してございます。説明会を行いまして本年度の着手を予定しているところでございますけれども、一部沿道の皆様方、これは新宿の区民と聞いてございます。事業の見直しにつきまして強い要望がありました。このため都におかれましては、本事業に理解いただくために、沿道の皆様への説明会とか、東京都、新宿区、新宿の区民による協議会を設置いたしまして話し合いを行ってきたところでございますけれども、なかなか理解を得ることができない状況となりました。そういったことを考えまして、そこに書いてございますように、地元の新宿と相談の上、放射6号線、そこに薄く書いてございます、職安通りでございます、及び放射第24号線の交差点部を当面の措置として暫定的に平面で整備する、したがって淀橋立体交差事業のいわば延期ということでございます。そういう判断を都でいたしました。今後、淀橋立体交差事業につきましては、平成17年度末完成予定の放射6号線や平成18年度末、これは私どもの所管でございますけれども、中野区の関係でございますけれども、首都高速中央環状新宿線及び環状6号線など、周辺の交通状況の整備を見た上、そういった交通状況全体を見た上で、改めて淀橋立体交差事業の実施の時期などにつきまして検討を行っていきたいという説明でございます。中野区に関係がございますので、今回も報告をさせていただきました。
 なお、中段に書いてございます沿道の住民の方の一部反対というところで、御参考として見ていただきますと、薄くなってございますけれども、放射24号線の青梅街道の神田川の新宿寄りのところに、沿道の方々が立体交差の設置は困るといいますか、そういったところでの反対があって、東京都、新宿区、並びに住民との協議会をつくって鋭意話し合いを進めてきたということで伺ってございます。
 この件は以上でございます。
委員長
 ただいまの報告について質疑ございますか。
市川委員
 以前、建設委員会にいなかったものですから、その当時の質疑の内容は私はわかりませんので、改めて淀橋の立体交差事業を実現させるとしたら、工事費用とか、そういうものはどのぐらいの費用がかかるものなんですか。わかりますか。
服部都市整備部経営担当参事
 都の三建の事業でございますので、詳細な工事費用の見積等、あるいは金額を伺ってございません。大変申しわけございません。
来住委員
 これを読みますと、住民及び東京都、新宿区による協議会を通じてということで話し合いを重ねてまいりましたがとなっているんですが、協議会には、中野区は入っていないということですか。それから中野区が直接関係するのは、中央一丁目の部分、神田川から坂上までの何メートルでしょうか、この区間はいずれにしても中野区が影響なり関係するということになろうかと思うんですが、そういう理解でいいんですか。あわせて、先ほどの協議会に中野区がどうして入らないのか、その2点。
服部都市整備部経営担当参事
 この件は昨年もこの委員会の中で報告いたしてございます。東京都の方で三建の事業として地元説明会を行いました。主に地元の町会、自治会を通しまして御説明、あるいはチラシ、また個別に御説明してきた経過がございます。また、全体の地元説明会を行ってまいりました。その後、新宿側、神田川の向こう側ですが、一部住民の方から異論が出たというところで、都としては、十分に沿道の方々の御理解をいただくべく、新宿区民、東京都、新宿区の協議会をつくった経過がございます。したがって、中野区側も一定の影響は出ますけれども、当然ながら地元の町会、自治会の方に対する説明等々で、中野区側の町会、自治会、あるいはお住まいの方々からは、特に三建、あるいは中野区の方に御意見をいただかなかった経過がございますけれども、いずれにしましても、この協議会の中には、中野区としては参加してきてございません。
来住委員
 議会でも、たしかこれに関係して横断歩道の位置問題で質疑があったと記憶しているんですが、そうしますと、今回、立体交差事業が平面のまま行われる、いわゆる立体交差をしないという形での工事ということになりますと、現況の交差点が基本的には残せるという理解になるのかなと考えるんですが、その辺のところは、どこまで話が区には三建には伝わっているんですか。
服部都市整備部経営担当参事
 詳細は、まだ全体的に確認してきてございませんけれども、基本的には、立体交差の整備事業は延期ということでございますので、先ほどの文面にございますように、当面、平面交差といいますか、従来、昨年もそうでございますけれども、青梅街道の本町一丁目の横断歩道といいますか、ちょうど立体交差部のおりる場所にぶつかりますのでということで、他の代替案を区としても都の方に求めてきた経過がございます。したがって、私たちが今聞いている範囲として、まだ確定的なところまで聞いてございませんけれども、平面交差、平面のままであるとなれば、本町一丁目横断歩道につきましては残るということが判断できると思ってございます。
委員長
 他に質疑はございますか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 なければ、ただいまの報告は以上で終了いたします。
 続いて、3番、議会の委任に基づく専決処分について、理事者の報告を求めます。
尾崎土木担当課長
 それでは、議会の委任に基づく専決処分について御報告いたします。
 今回、3件の専決処分について御報告いたします。事務処理のおくれから時間がかなり経過したものもあり、またその後、発生した事故とあわせまして、まとめて報告することになりました。まことに申しわけありません。
 それでは、1件ずつ説明をいたします。
 初めに、原動機付自転車接触事故について申し上げます。事故の概要ですが、事故発生は平成15年9月30日、午後2時、沼袋一丁目の舗装工事の作業を終えた職員が原動機付自転車、つまりバイクで鷺宮詰め所に戻る途中、鷺宮三丁目44番先の新青梅街道で接触事故を起こしたものでございます。当日は本日と同じように月末ということもありまして、新青梅街道は渋滞しておりました。バイクは渋滞車両の横を徐行しながら通過していましたが、渋滞車両の間から横断してきた相手方の自転車に接触し、転倒させ、相手の左ひじ及び左腰に打撲を負わせたものでございます。双方の安全確認が不十分であったことが事故の原因でございますけれども、特にバイクの方が自転車の側面にぶつかっていることから、和解条件は区側の過失割合を7割とし、9万1,231円の支払いとなりました。損害賠償額は治療費等に要した経費であり、その全額が自賠責保険から支払われております。
 次に、軽トラック接触事故でございます。事故の概要でございますが、事故発生は平成15年10月27日、午後9時10分、中野三丁目38番先、桃園通りでございます。職員が道路清掃作業に向かう途中に、道路右側に荷物を満載した自転車を認めたため、車を左に寄せ徐行しながら通過しようとしたところ、道路を横断してきた自転車のハンドルがトラックの荷台最後部に接触し、転倒したものでございます。この事故により相手の左ひじ及び左ひざに打撲を負わせたものでございます。和解条件は、双方に同等の過失があるとして、過失割合5割、2万1,458円の支払いとなったものでございます。損害賠償額は治療費等に要した経費であり、その全額が自賠責保険から支払われております。
 最後に、枝落下による損傷事故について申し上げます。事故の概要ですが、事故発生は平成16年9月30日、午後1時30分、中野四丁目10番先、区役所の西側のけやき通りです。職員が台風通過後の道路清掃作業のため現場を確認していたところ、皮1枚でたれ下がっている長さ3メートル、太さ8センチ程度のケヤキの枝を発見いたしました。今にも落下しそうで危険であり、トラックの荷台から手が届くことから除去しようと枝を引っ張ったところ、折からの突風にあおられ、そばに駐車していた相手方の車の屋根に枝が落下し、損傷させたものでございます。和解条件は相手方が要した車の修理代金10万4,941円の支払いとなります。損害賠償額は特別区自治体総合賠償責任保険により補てんされる見込みとなっております。
 本来、すばやく処理し、報告すべきものが3件一緒の和解時期の報告となりました。重ねておわび申し上げます。
委員長
 ただいまの報告について質疑ございますか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 なければ、ただいまの報告は以上で終了いたします。
 続いて、5番、中野駅北口中央自転車駐車場の塗装工事に伴う対応について、理事者の報告を求めます。
上村交通安全対策担当課長
 それでは、資料に基づきまして、中野駅北口中央自転車駐車場の塗装工事に伴う対応につきまして報告させていただきます(資料5)。
 この報告につきましては、前回の第3回定例会の常任委員会で口頭で御報告させていただきましたが、工事契約等が済みまして工事期間が確定いたしましたので、改めて書面で御報告させていただくものでございます。
 この工事は、予算及び工事の実施主体も総務部営繕分野でございますが、塗装工事を行うことにより利用者に影響が出ますので、当委員会で御報告させていただくものでございます。
 目的は、昭和62年の施設開設以来、内部通路塗装を一度実施したのみであり、外壁、屋根等の劣化が著しいことから施設保持のために塗装工事を実施するものでございます。工事の予定期間は12月初旬から明年3月17日までということで、来週、12月6日、月曜日から足場が組まれる予定でございます。工事箇所は外壁と屋根、2階部分となってございまして、2階内部工事につきましては2期に分けて実施をいたします。
 利用者の対応につきましては、定期利用者と1日利用者に影響が出ることになりますけれども、定期利用者につきましては、2階内部が2回に分かれますので、駐車場を確保していきます。1日利用者につきましては、やや駐車台数が減となりますが、減としましたものを、無料臨時自転車置場を確保したいと思います。臨時の置場につきましては、(2)にございますけれども、中野まつりで利用しております自警会の所有地を無料で貸していただきまして、約660台分収容可能でございますので、この工事期間については対応できるものと考えてございます。利用者の無事故に期する、そういう工事も営繕分野の方に求めておりますので、報告とさせていただきます。
委員長
 ただいまの報告について質疑ございますか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 なければ、ただいまの報告は以上で終了いたします。
 続いて、6番、中野区木造住宅等の耐震性確保に係る総合支援事業の実施状況について、理事者の報告を求めます。
佐藤建築・住宅担当参事
 中野区木造住宅等の耐震性確保に係る総合支援事業の実施状況について御報告いたします(資料6)。
 ことし11月22日現在のものでございます。耐震相談の予約申し込みでございますが、225件ございました。そのうち簡易耐震診断を実施したものが174件ございます。基準を満たしている、1.0以上が23件ございました。13%程度は安全であるということが確認できています。逆に基準を満たしていないもの、0.1未満が151件ございました。87%が安全ではないということになっております。危険度のレベルまでは、ここではお示しできない、そもそも簡易耐震診断はそういうものでございますので、済みませんが、そういうことでございます。あと診断不能とかキャンセル、こういうものが合わせて39件ありました。
 こういった簡易診断をした後、今度は一般の耐震診断に入るわけでございまして、78件が耐震診断の申し込みがございました。うち8件が有料でもいいということで入っております。実際に耐震診断士を派遣したものが73件ございます。(3件)有料が減っているんですが、これはキャンセルということで、実際には実施しなかったということで、5人の方がキャンセルしてしまったということになっております。そのうち、派遣して、報告書を受理いたしましたのが43件ございます。現在のところですから、6割程度、報告書を受理したということになっています。
 結果を受けまして、では、補強工事にどうつなげたかということでございますが、現在、相談中のものが17件ございます。それからもう既に工事を実施したものが10件ございまして、合わせて63%ぐらいがそれなりの補強工事の方に向かっているということでございます。
 報告書を受理するのに要するに期間なんですが、平均的には1カ月と少しかかっておりまして、早いものは20日ぐらいで診断士を派遣してから受理できるんですが、どうしても建主さんとの現場調査等の関係がございまして、御都合を伺いながらやっていますので、長いものは2カ月ぐらいかかってしまうというものもございますので、その差がございます。それから報告書のチェック、ただ診断士の報告書を受けるだけではなくて、それを職員がチェックいたしまして、正式な受理にいたします。診断される方は無料ですけれども、区としては診断士に費用をお支払いしている関係で、それが適正なものかということをきちんとチェックしなければいけませんので、そういったチェックに1週間なり2週間かかっておりますので、そういった期間を考えますと、どうしても長いものは2カ月ぐらいかかってしまうものがございます。ということで、まだ報告書を受理していないものがございます。
 あと転倒防止金物の取り付けの件ですが、助成対象として16件、取り付けさせてもらいました。対象外といいますのは、有料でということで2件実施いたしました。
 建てかえ助成は、現在、相談中ということで3件ございます。
 耐震相談の中で木造以外のものもありまして、鉄筋コンクリート造のものが6件ございました。その他の相談ということで、リフォーム相談での業者紹介とか、ブロック塀の安全確保のための調査とかで17件ございました。
委員長
 ただいまの報告について質疑ございますか。
佐伯委員
 1点だけ、参考までに、相談の診断不能というのはどういう状況を言うのでしょうか。
佐藤建築・住宅担当参事
 診断不能といいますのは、電話等で相談がございましたけれども、実際に窓口に来ていただいてお話ししている中で、どうしても昭和54年以前ですので図面がない、そうなりますと簡易耐震診断ができませんので、そういうものが不能とういことでございます。
こしみず委員
 その次のキャンセルの内容については、どういうことだったか、教えてください。
佐藤建築・住宅担当参事
 これも電話予約等が225件の中に入ってございますので、実際に窓口に来れないといいますか、電話では予約は受けたんですが、実際に来られなかったり、簡易耐震診断をさせていただきますよと言ったんですが、事前にその方が、図面がないことに気がついたかもしれませんけれども、キャンセルになってしまったというか、実際に窓口に来ていただけなかったというものです。
委員長
 他に質疑ございますか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 なければ、ただいまの報告は以上で終了いたします。
 7番、その他として何かほかに報告はございますでしょうか。
斎木公園緑地課長
 屋上見本園の整備のことについて御報告させていただきます。前回ですか、前々回ですか、建設委員会に屋上見本園の整備内容について御報告させていただきまして、年内完成の予定で発注したところでございます。しかしながら、11月18日の入札で不調となりまして、改めて仕切り直しということで、時期的なこともありますので、年内に業者の決定をして、その後、1カ月おくれないし2カ月おくれの完成を目指すということで、年度内には、いずれにしても開園予定で進めていますので、御報告させていただきました。
委員長
 ただいまの報告について質疑ございますか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 なければ、ただいまの報告は以上で終了いたします。
 ほかにはございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 では、以上で所管事項の報告を終了いたします。
 委員会の進め方について協議したいので、委員会を暫時休憩いたします。


(午後2時12分)

委員長
 委員会を再開いたします。

(午後2時12分)

 休憩中確認したとおり、本日の審査はここまでといたします。
 次回の委員会は、12月1日、水曜日、午後1時から当委員会室において開会することを口頭をもって通告します。
 以上で本日予定した日程がすべて終了しますが、委員から何か御発言はございますでしょうか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 なければ、以上で本日の建設委員会を散会いたします。お疲れさまでした。

(午後2時12分)