平成23年02月21日中野区議会厚生委員会(第1回定例会)
平成23年02月21日中野区議会厚生委員会(第1回定例会)の会議録
平成23年02月21日厚生委員会 中野区議会厚生委員会〔平成23年2月21日〕

厚生委員会会議記録

○開会日 平成23年2月21日

○場所  中野区議会第3委員会室

○開会  午後1時56分

○閉会  午後2時13分

○出席委員(8名)
 長沢 和彦委員長
 内川 和久副委員長
 森 たかゆき委員
 伊東 しんじ委員
 かせ 次郎委員
 山崎 芳夫委員
 岡本 いさお委員
 佐藤 ひろこ委員

○欠席委員(0名)

○出席説明員
 保健福祉部長、中部すこやか福祉センター所長 田中 政之
 保健所長 田原 なるみ
 保健福祉部参事(保健福祉部経営担当、健康推進担当) 岩井 克英
 保健福祉部参事(保健予防担当) 山川 博之
 保健福祉部副参事(生活衛生担当) 宇田川 直子
 保健福祉部副参事(福祉推進担当) 平田 祐子
 中部すこやか福祉センター副所長 野村 建樹
 保健福祉部副参事(中部すこやか福祉センター地域保健福祉担当) 高里 紀子
 北部保健福祉センター所長 大橋 雄治
 南部保健福祉センター所長 町田 睦子
 鷺宮保健福祉センター所長 齋藤 真紀子
 保健福祉部副参事(障害福祉担当) 朝井 めぐみ
 保健福祉部副参事(生活援護担当) 黒田 玲子
 保健福祉部副参事(保険医療担当) 角 秀行
 保健福祉部副参事(介護保険担当) 遠山 幸雄

○事務局職員
 書記 鳥居 誠
 書記 河村 孝雄

○委員長署名

審査日程
○議題
 第1号議案 平成22年度中野区一般会計補正予算(関係分)
 第3号議案 平成22年度中野区国民健康保険事業特別会計補正予算(関係分)
 第4号議案 平成22年度中野区老人保健医療特別会計補正予算(関係分)
 第5号議案 平成22年度中野区後期高齢者医療特別会計補正予算(関係分)
 第6号議案 平成22年度中野区介護保険特別会計補正予算(関係分)

委員長
 それでは定足数に達しましたので、厚生委員会を開会します。

(午後1時56分)

 本日の審査日程ですが、お手元に配付の審査日程(案)(資料1)のとおり審査を進めたいと思いますが、これに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 御異議ありませんので、そのように進めます。
 それでは、議事に入ります。
 議案の審査を行います。第1号議案、平成22年度中野区一般会計補正予算(関係分)、第3号議案、平成22年度中野区国民健康保険事業特別会計補正予算(関係分)、第4号議案、平成22年度中野区老人保健医療特別会計補正予算(関係分)、第5号議案、平成22年度中野区後期高齢者医療特別会計補正予算(関係分)、第6号議案、平成22年度中野区介護保険特別会計補正予算(関係分)を一括して議題に供します。
 本議案は総務委員会に付託されておりますが、厚生委員会の関係分について当委員会で審査し、賛成多数となった意見があれば、総務委員会に申し送ることとなっておりますので、御承知おきください。
 それでは、理事者の補足説明を求めます。
田中保健福祉部長
 それでは、保健福祉部の補正予算につきまして、一般会計から御説明をさせていただきます。
 72ページ、73ページをお開きをいただきたいと思います。
 1項保健予防費、1目保健予防費の2予防対策、(3)予防接種でございます。日本脳炎予防接種につきましては、平成17年度より積極的勧奨が控えられておりましたけれども、平成22年8月末より新たなワクチンの接種が全面的に開始をされ、接種件数が当初を上回る見込みとなりました。これに伴いまして、接種委託料等につきまして2,535万円を増額をいたします。対応する歳入といたしましては、中野区民以外の方が区内医療機関で接種を受けた場合における受託収入を251万5,000円増額をいたします。歳入の記載につきましては、54、55ページ、19款諸収入、4項受託事業収入の欄にございます。後ほどごらんをいただければと思います。
 次に、76、77ページをお開きいただきたいと思います。
 6項障害福祉費です。上段の2目障害者福祉事業費の2地域生活支援、(2)地域生活支援サービスでは、移動支援事業及び義務教育通学等支援事業に係る利用者数及び利用時間数の増に伴い、委託料を3,000万6,000円増額をいたします。同じ事業の(3)コミュニケーション支援事業におきましては、福祉タクシーの交付冊数の増に伴いまして、供給委託料につきまして797万4,000円を増額いたします。
 それから、同じページの下段、3目自立支援給付管理費の1自立支援給付、(3)更生医療給付では、支給件数の増に伴い、扶助費を7,311万2,000円増額をいたします。これに対応する歳入といたしましては、国、都の法定負担分として国庫支出金3,655万6,000円、都支出金を1,827万8,000円増額いたします。歳入の記載につきましては、46、47ページ、13款国庫支出金、1項国庫負担金及び48、49ページ、14款都支出金、1項都負担金の欄にございます。後ほどごらんをいただければと思います。
 続きまして、78、79ページをお開きをいただきたいと思います。
 7項生活保護費でございます。上段、1目生活保護費の2生活保護、(2)生活保護では、被保護世帯数及び人員の増による扶助費の増及び平成21年度国庫負担金の返還金として10億7,278万1,000円を増額をいたします。また、歳入につきましては、財源を更正をいたします。生活保護費の増に対応する歳入といたしましては、国、都の法定負担分等として、国庫支出金を7億5,220万8,000円、都支出金を3,446万8,000円増額をいたします。歳入の記載につきましては、46、47ページ、13款国庫支出金、1項国庫負担金及び48、49ページ、14款都支出金、1項都負担金の欄にございます。後ほどごらんをいただければと思います。
 それから、同じページの下段、2目生活相談費の1生活相談、(1)生活相談等については、歳入について財源を更正をいたします。生活保護費につきましては、昨年度来、予測を上回る伸びが継続してございます。これらは昨今の経済状況を反映したものと考えておりますが、相談、就労支援対策の充実など、区としても適正な給付、自立支援に引き続き努めてまいります。
 続きまして、80、81ページをお開きをいただきたいと思います。
 8項保険医療費、2目国民健康保険事業特別会計繰出金、3目後期高齢者医療特別会計繰出金、4目老人保健医療特別会計繰出金でございます。これらの歳出につきましては、いずれも各特別会計の補正に伴うものでございます。内容につきましては特別会計のページで御説明をいたします。対応する歳入といたしましては、国、都の保険基盤安定負担金の額の確定に伴い、国民健康保険特別会計繰出金で国庫支出金1,757万3,000円、都支出金1億3,149万8,000円を増額、後期高齢者医療特別会計繰出金につきましては、都支出金3,747万円を減額をいたします。歳入の記載につきましては、46、47ページ、13款国庫支出金、1項国庫負担金及び48、49ページ、14款都支出金、1項都負担金の欄にございます。後ほどごらんをいただければと思います。
 続きまして、82、83ページ、9項介護保険費でございます。上段の1目介護保険運営支援費の1介護サービス支援、(1)介護サービス基盤整備支援では、今年度の事業実績を反映し、認知症高齢者グループホーム及び小規模多機能型居宅介護拠点の整備費補助につきまして減額をするとともに、認知症高齢者グループホーム防火設備整備費を新たに計上し、合わせて1億3,965万円を減額をいたします。対応する歳入といたしましては、都の各施設整備等補助金につきまして1億2,967万5,000円を減額をいたします。歳入の記載につきましては、48、49ページ、14款都支出金、2項都補助金の欄にございます。後ほどごらんをいただきたいと思います。また、同じページの下段、2目介護保険特別会計繰出金の増額は、特別会計の補正に伴うものでございます。内容については特別会計のページで御説明をいたします。
 次に、特別会計について御説明をいたします。恐れ入ります。126、127ページをお開きをいただきたいと思います。
 国民健康保険事業特別会計でございます。歳入歳出とも総額3億7,444万1,000円を減額をいたします。主な内容について御説明をいたします。
 右のページ、歳出をごらんいただきたいと思います。1款国保運営費につきましては、口座振替受付サービスの導入経費及び電子レセプト導入に係る国民健康保険連合会への分担金として、1,877万7,000円を増額をいたします。口座振替受付サービスでは、キャッシュカードにより簡易に窓口での口座振替の手続を済ますことができる機器を導入いたしまして、収納率の向上を目指します。平成23年度からの事業開始を予定しているところでございます。
 続きまして、2款国保給付費でございます。療養諸費、高額療養費、出産育児一時金、葬祭費につきまして、いずれも当初の見込みを下回ったため、2億3,544万円を減額をいたします。
 3款後期高齢者支援金、6款介護納付金、7款共同事業拠出金につきましては、それぞれ各概算額の確定等に伴うものでございます。
 8款保健事業費につきましては、特定健診の受診者数が当初の見込みを下回ったため、委託料6,360万1,000円を減額をいたします。
 続きまして、左のページ、歳入をごらんをいただきたいと思います。
 1款国民健康保険料につきましては、保険料減額措置の対象者増等による保険料賦課額の減及び予定収納率が当初の見込みを下回ったこと等によりまして、2億5,022万3,000円を減額をいたします。
 3款国庫支出金、4款療養給付費等交付金、6款都支出金につきましては、負担金の対象となる給付費の減等に伴いそれぞれ減額をいたします。
 7款共同事業交付金につきましては、国民健康保険団体連合会での算定に基づき、高額医療費共同事業交付金を3,107万2,000円減額をいたします。
 8款繰入金につきましては、新たな保険料減額制度の影響等から、保険基盤安定繰入金の見込みが当初を上回ったこと等によりまして、一般会計繰入金を1億4,326万8,000円を増額をいたします。
 9款繰越金につきましては、確定額を計上するものでございます。
 続きまして、148、149ページをお開きいただきたいと思います。
 老人保健医療特別会計でございます。歳入歳出とも総額5,674万1,000円を減額をいたします。
 右のページ、歳出をごらんいただきたいと思います。
 1款医療諸費につきましては、老人医療給付費等が当初の見込みを下回ったことによりまして、2,872万円を減額をいたします。
 2款都支出金につきましては、都支出金等の償還金を3,060万3,000円減額するとともに、本特別会計の廃止に伴いまして、前年度からの繰越金及び支払基金交付金を一般会計に繰り出すため、一般会計繰出金を258万2,000円増額し、合わせて2,802万1,000円を減額をいたします。
 続きまして、左のページ、歳入をごらんいただきたいと思います。
 1款支払基金交付金、4款繰入金につきましては、老人医療給付費等の減額に対応して、支払基金の負担分及び区の一般会計繰入金をそれぞれ減額するものでございます。
 また、5款繰越金につきましては、確定額を計上するものでございます。
 続きまして、156、157ページをお開きいただきたいと思います。
 後期高齢者医療特別会計でございます。歳入歳出とも総額2億1,583万8,000円を減額をいたします。主な内容を御説明いたします。
 右のページ、歳出をごらんいただきたいと思います。
 1款広域連合納付金につきましては、療養給付費等が当初の見込みを下回ったことによりまして、合わせて2億1,487万2,000円を減額いたします。
 続きまして、左のページ、歳入をごらんいただきたいと思います。
 1款後期高齢者医療保険料につきましては、前年度からの滞納繰越分が見込みを下回ったため、5,654万6,000円を減額をいたします。
 2款繰入金につきましては、広域連合納付金の減に伴いまして、療養給付費繰入金等の一般会計繰入金につきまして、1億8,989万円を減額をいたします。
 3款繰越金につきましては、確定額を計上するものでございます。
 4款諸収入につきましては、保険料未収金の補てん分の精算により増額をいたします。
 次に、164、165ページをお開きいただきたいと思います。
 介護保険特別会計でございます。歳入歳出とも総額1億9,519万円を増額いたすものでございます。主な内容を御説明いたします。
 右のページ、歳出をごらんいただきたいと思います。
 1款制度運営費につきましては、介護認定申請件数が当初の予定を上回ったため、調査委託料等につきまして1,695万8,000円を増額いたします。
 2款保険給付費では、在宅介護サービス及び高額介護サービスの利用が当初の見込みを上回ったため、1億5,108万3,000円を増額いたします。
 3款地域支援事業費につきましては、生活機能評価の実施件数が当初の見込みを下回ったため、1,201万5,000円を減額いたします。
 4款基金積立金につきましては、平成21年度保険料の剰余金、基金利子の積み立てによりまして、3,916万4,000円を増額いたします。
 続きまして、左のページ、歳入をごらんいただきたいと思います。
 3款国庫支出金、5款都支出金につきましては、負担金の対象となる保険給付費の増等に伴いまして、それぞれ増額をするものでございます。
 7款繰入金では、一般会計及び介護給付費準備基金からの繰入金につきまして、保険給付費の増、地域支援事業の減及び事務費等負担分の増に伴いまして、合わせて1億763万2,000円を増額いたします。
 8款繰越金につきましては、確定額を計上するものでございます。
 以上で補足説明を終わらせていただきます。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。
委員長
 これより本件に対する質疑を行います。
 質疑はありませんか。
 よろしいですか。

〔「はい、進行」と呼ぶ者あり〕

委員長
 それでは、質疑がなければ、質疑を終結します。
 次に、総務委員会に申し送る意見についてですが、第1号議案及び第3号議案から第6号議案までの計5件について一括してお聞きしたいと思いますが、意見はありますか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 それでは、第1号議案及び第3号議案、第4号議案、第5号議案、第6号議案について、意見なしとして総務委員会に申し送ることに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 御異議ありませんので、そのように決定いたします。
 以上で第1号議案及び第3号議案から第6号議案までの審査を終了します。
 本日予定した日程は終了しますが、委員、理事者から特に御発言はありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 なければ、以上で厚生委員会を散会します。

(午後2時13分)