平成23年01月31日中野区議会子ども文教委員会 平成23年01月31日子ども文教委員会 中野区議会子ども文教委員会〔平成23年1月31日〕

子ども文教委員会会議記録

○開会日 平成23年1月31日

○場所  中野区議会第5委員会室

○開会  午後1時00分

○閉会  午後2時21分

○出席委員(8名)
 来住 和行委員長
 ひぐち 和正副委員長
 山口 かおり委員
 南 かつひこ委員
 のづ 恵子委員
 やながわ 妙子委員
 高橋 ちあき委員
 篠 国昭委員

○欠席委員(0名)

○出席説明員
 教育長 田辺 裕子
 子ども家庭部長 長田 久雄
 子ども家庭部副参事(子ども家庭部経営担当、地域子ども家庭支援担当、男女平等担当) 髙橋 信一
 子ども家庭部副参事(子育て支援担当)、子ども家庭支援センター所長 伊藤 政子
 子ども家庭部副参事(中部すこやか福祉センター地域子ども家庭支援担当) 石濱 照子
 北部地域子ども家庭支援センター所長 波多江 貴代美
 南部地域子ども家庭支援センター所長 天野 秀幸
 鷺宮地域子ども家庭支援センター所長 古川 康司
 子ども家庭部副参事(保育園・幼稚園担当)、幼児研究センター所長 海老沢 憲一
 教育委員会事務局次長 合川 昭
 教育委員会事務局副参事(教育経営担当) 白土 純
 教育委員会事務局副参事(学校再編担当) 吉村 恒治
 教育委員会事務局副参事(学校教育担当) 古屋 勉
 教育委員会事務局指導室長 喜名 朝博
 教育委員会事務局副参事(生涯学習担当) 飯塚 太郎
 教育委員会事務局中央図書館長 小谷松 弘市

○事務局職員
 書記 細川 道明
 書記 荒井 勉

○委員長署名


審査日程
○議題
 子育て支援及び子どもの育成について
 男女平等の推進について
 学校教育の充実について
 区民の生涯学習について
 スポーツ環境の整備について
 文化財保護等について
○所管事項の報告
 1 目標体系等の見直し方針について(子ども家庭部経営担当・教育経営担当)
 2 中野区成人のつどいの実施結果について(地域子ども家庭支援担当)
 3 平成23年度「中野区放課後子ども教室推進事業」事業委託について(地域子ども家庭支援担当)
 4 中野区保育室事業委託事業者の選定結果について(保育園・幼稚園担当)
 5 中野区認証保育所開設候補事業者の選定について(保育園・幼稚園担当)
 6 平成22年度の保育園待機児童対策について(保育園・幼稚園担当)
 7 区立学校の平成22年度卒業(修了)式・閉校式・平成23年度入学(園)式について(学校教育担当)
 8 平成23年度沼袋小学校跡施設の暫定開放について(生涯学習担当)
 9 (仮称)中野区地域スポーツクラブの設立準備状況について(生涯学習担当)
10 その他
(1)ハイティーン会議発表会の実施結果について(地域子ども家庭支援担当)
(2)陽だまりの丘保育園分園の3歳児クラスの新設について(保育園・幼稚園担当)
(3)区立第九中学校の温水プール開放中止について(生涯学習担当)
(4)区立白桜小学校への太陽光発電設備の設置及び贈呈式について(教育経営担当)
○その他

委員長
 それでは、定足数に達しましたので、子ども文教委員会を開会します。

(午後1時00分)

 本日の審査日程ですが、お手元に配付の審査日程(案)(資料1)のとおり進めたいと思いますが、これに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 御異議ありませんので、そのように進めます。
 それでは、議事に入ります。
 子育て支援及び子どもの育成について、男女平等の推進について、学校教育の充実について、区民の生涯学習について、スポーツ環境の整備について、文化財保護等についてを議題に供します。
 所管事項の報告を受けます。
 1番、目標体系等の見直し方針についての報告を求めます。
髙橋子ども家庭部副参事(子ども家庭部経営担当)
 それでは、目標体系見直しの方針について御説明させていただきます。(資料2)
 先般、11月22日、当委員会で目標体系見直し方針案を示したところでございます。その後、いろいろな御意見をいただきまして、検討し、今回方針として示すものでございます。当委員会での今回の報告でございますが、方針案からの変更点を中心に御説明させていただきたいと思います。
 まず、この方針でございますが、1の「はじめに」から2の「持続可能な財政力の確保策の確立」を合わせまして、全部で8項目に分かれてございます。そのうち、1ページ目の持続可能な財政力の確保策の確立、それと14ページにあるんですが、人が育つ組織をつくるための方策、また、15ページのその他、内部統制等につきましては、総務委員会が主に行うことになりますので、総務委員会対応となってございます。
 まず、2ページをお開きいただきたいと思います。
 3の区政の重要課題への対応でございます。こちらについては、各項目の中に「めざす姿」「主な取組み等」を入れてございますが、全般的に「めざす姿」につきましては、再検証いたしまして、また、「主な取組み等」についてをより具体的に書いたものでございます。
 それでは、該当箇所につきまして御説明させていただきます。
 まず、4ページをお開きいただきたいと思います。
 当委員会に該当するものとして、(5)多様な子育て施設による保育・幼児教育環境の整備でございます。こちらのめざす姿でございますが、保育園、幼稚園などの多様な子育て施設を有効に活用しまして、子育てのサービスを提供する。また、保育園の入園待機が解消されるとともに、保育の質が向上されて、安心して子どもを育てる環境が整っているというめざす姿でございます。こちらについては変わってございません。また、主な取組み等については、保育園入園待機児に対します認可保育園の建替え民営化による定員拡大、または、認証保育所の新規誘致、また、区立保育事業、私立幼稚園における預かり保育の拡充など、また、乳幼児の研究等について、子育て施設全般での乳幼児教育の質の向上を図るということに関しては変わってございません。ただし、前回、定期利用保育制度モデルというものを入れてございましたが、今回につきましては入れてございません。
 また、次の(6)地域ぐるみで支える子どもと家庭というところでございます。こちらのめざす姿としての子どもの成長と地域の子育て支援をするネットワークの広がり、また、学校等を含めました関係機関との連携の強化、そして身近な場所での相談体制の確保、これは必要な支援が総合的に提供される、このめざす姿についても変更はございません。主な取組み等でございますが、より具体的に保健福祉センター、地域子ども家庭支援センター、すこやか福祉センターということの統合整備、また、それらを拠点にしました相談支援機能の強化、それと、子どもや家庭を支えますネットワークという形での取組みを具体的に書いてございます。また、発達のおくれ、障害のある子どもに対しての支援・連携、そういったものも実施していく部分では具体的に書いてございます。
 次の行につきましては、追加しました。「地域の関係機関や団体、活動者との連携を強化し、養育に支援を必要とする家庭を見守るとともに、適切な支援を実施することにより虐待の防止を図る」、この部分は新たに追加したものでございます。
 次に、(7)、これは厚生委員会が主な所管になりますが、支えあいネットワーク推進ということでの支えあいに関する部分のめざす姿、ここもより具体的に記載してございます。また、主な取組み等でのすこやか福祉センターを整備して、地域支えあいを担当する職員を配置するというような形での取組みを具体的に示してございます。
 次に、6ページでございますが、(12)の地域に開かれた学校づくりと学力・体力の向上、これについては、後ほど教育経営担当副参事のほうから報告があると思います。
 次に、大きな項目として4、新たな目標体系による部門の役割と目標(案)でございます。これは、新たな目標に向かいまして、部門、組織のほうを改変して、その目標を示すものでございます。前回の方針案につきましては、部門の考え方を示したところでございますが、今回、新たな組織体制に向けまして、各部門の分野の役割を明示したものでございます。こちら、当委員会に該当する部分といたしましては、9ページになります。恐れ入ります、9ページを開いていただければと思います。
 まず、第1点目として、(4)地域支えあい推進室でございます。これは、すこやか福祉センター4カ所を含めたものでございます。こちらについては、地域での保健・福祉サービス、または地域活動の推進を担う部門として、誰もが健康で暮らしやすい地域を実現するものでございます。こちら三つの分野を持ってございます。地域活動推進分野、これは、分野内の施策としては、部の経営や地域活動推進、高齢者地域支援等が入ってございます。また、こちらに書いてございます地域施設ということでは、児童館、U18の施設のおおむねの管理ということも入ります。また、2番目の地域ケア分野につきましては、主な施策といたしましては、保健福祉包括ケア、これは総合相談でございます、子育て、高齢者、障害者などの総合相談。また、地域子ども家庭支援、こちらについては出産支援等、虐待予防、発達障害、または児童館運営等が入ってございます。3番目の地域支援分野、これは区民活動センターの関係でございまして、施策としては支えあい推進、地域活動というふうになってございます。
 恐れ入ります。ページをめくっていただきまして、10ページになります。
 (6)子ども教育部、これは教育委員会事務局も入っているものでございます。こちらにつきましては、子育て支援と教育委員会の機能をあわせ待ちます部門として、子どもたちの豊かで安定した学びと育ちを実現していくものでございます。この分野としましては、子ども教育経営分野、施策としては、教育委員会、学校再編等が入ってございます。また、学校教育分野、こちらについては学事、学校教育等でございます。また、知的資産分野、これは知的資産でございますが、図書館との関係が入ってございます。
 次に、11ページになりますが、学校・地域連携分野、これは学校と地域の連携を担うものとして新しくでき上がったものでございます。分野内の施策といたしましては、学校・地域連携ということで、キッズプラザ、学童クラブ、放課後子ども教室推進等でございます。あと、体験学習、これは学校で行っている体験学習の部分。また、次世代育成、これは地域青少年活動の支援とか、乳幼児親子支援助成、または、今行っている育成の成人のつどいとか、子ども参画推進事業のところを担うものでございます。次に、子育て支援分野、こちらにつきましては、分野内の施策のところでわかりますが、子ども家庭支援ということでの子ども家庭支援センター、子ども医療助成などが入ってございます。次に、保育園・幼稚園分野、こちらにつきましては、分野内の施策としては従来どおりということでの、保育園・幼稚園、入園相談等の関係でございます。また、就学前教育連携も入ってございます。次に、子ども教育施設分野でございます。こちらについては、分野内の施策といたしましては、子ども教育施設整備ということで、小・中学校の施設、また、児童館、学童クラブ全般についての施設の整備を行うものでございます。
 恐れ入ります。ページをめくっていただきまして、14ページになります。
 大きな項目の5、事業の検証、見直しについてでございます。これらの今実施しております事業に対しては、事業改善方針に基づきまして必要性等含めまして、効率的な観点から見直しを実施していくところでございます。23年度におきましても、引き続き執行体制等について改めて検証を行いまして、利用者負担のあり方、そういったものまで検討していきたいというふうに考えます。また、現在までの検討におきまして、来年度、区民生活に影響が見込まれる見直し事業についてでございますが、こちらにつきましては、公衆浴場における区報配布等、書いてある5項目でございます。これは、前回説明した部分と同様でございます。ただ、1点だけ、前回ありました、休日調剤薬局については削除したということでございます。
 次に、6は、先ほど申しました、人が育つ組織をつくるための方策ということで、これについては別紙のほうで、いろいろな取り組みが入ってございますが、複線型人事ということで、別紙のほうで新たにつけ加えさせていただいてございます。
 また、その他でございますが、先ほど申しましたように、総務の所管でございますが、内部統制の仕組みの基本的な考え方、そういったものを別途策定するということでございます。
 8、これに関しまして、区民意見の募集等の結果につきましては、別紙(参考資料)ということで、後ろのほうに書いてございます「「平成23年度以降に取り組む重要課題(案)」等に関する区民意見の募集結果等について」という結果報告がございます。重要課題から目標体系見直し全般に関すること、区の事業に関するものということで、こちらについては総務委員会の所管でございますが、後ほどお読み取りいただければというふうに考えます。
委員長
 引き続き、教育経営担当。
白土教育委員会事務局副参事(教育経営担当)
 それでは、教育委員会関係の施策等につきまして補足説明をさせていただきます。
 まず、先ほどの6ページの(12)地域に開かれた学校づくりと学力・体力の向上でございます。
 めざす姿については変更ございません。また、主な取組み等につきましては、具体的な内容について記述をしてございます。内容的には変更ございません。
 それでは、10ページ、11ページをお開きください。
 子ども教育部関係で、教育委員会関係の施策について補足をさせていただきます。
 まず、子ども教育経営分野の施策でございますが、部経営では、子ども教育部の経営と教育委員会の運営を効率的・効果的に行うために、子ども教育部の部経営と教育委員会事務局の運営を一体的に管理・執行していくものでございます。また、企画財政におきましても、教育委員会の企画財政と子ども教育部の企画財政を一体的に管理・執行していくものでございます。学校教育分野の施策については大きな変更はございません。知的資産分野の施策でございますが、知的資産の施策につきましては、現在の生涯学習分野のうち、文化・スポーツに関する施策が健康福祉部に移管されるため、主に図書館の運営、図書館活動の推進に関する事業を実施するものでございます。また、学校・地域連携分野の施策でございますが、現在でも、さまざまな形で地域や保護者の方々が学校を支援する活動を展開してくださっておりますが、これを中学校単位で制度化することによって、さらに推進していくために、来年度からこの分野を新設するものでございます。学校・地域連携では、地域連携事業調整や学校支援ボランティアなど、学校と地域の連携に関する事業や、キッズプラザや学童クラブなど、地域施設の運営に関する事業を実施するものでございます。体験学習については現行のとおりでございます。それから、子育て支援分野の施策でございますが、先ほど若干説明がございましたが、子ども家庭支援と特別支援教育や家庭教育との緊密な連携を図っていくために、特別支援教育等連携を新設したものでございます。同じく保育園・幼稚園分野の施策で、就学前教育連携でございますけれども、これについても、保育園・幼稚園で行われる就学前教育と学校教育との緊密な連携を図っていくために新設したものでございます。また、子ども教育分野の施策の子ども教育施設整備については、学校施設と子ども関係の施設の管理、整備を一体的に執行するために、新たに新設をしたものでございます。
 11ページから12ページにかけまして、健康福祉部関係の記述がございますけれども、12ページの学習スポーツ分野でございます。生涯学習分野の施策、生涯学習、スポーツ、文化財が、学習スポーツ分野に移管されることになります。文化財保護につきましては、中野区教育に関する事務の職務権限の特例に関する条例による移管の対象からは除かれてございますけれども、文化財保護行政につきましては、歴史民俗資料館の運営や生涯学習支援事業との一体的な執行という必要があることから、補助執行という形で、学習スポーツ分野の職員が補助執行することについて、区長から協議がございまして、現在、教育委員会で協議をし、議決をする予定でございます。
 補足説明は以上でございます。
委員長
 ただいまの報告に対して質疑を受けますが、質疑は子ども文教委員会所管の部分ということになりますので、そのように進めさせていただきます。
 それでは、質疑はありませんか。
山口委員
 9ページ、11ページで、9ページの地域支えあい推進室のほうで、すこやか福祉センターの運営を担っていく上で、その地域子ども家庭支援の分野もこちらに一定入っていくということで、児童館、U18も関係してくるというような御説明もあったかと思います。
 一方で、11ページの子育て支援分野で、これは子ども家庭支援センター等が入ってくるということなんですけれども、現在の子ども家庭支援センターのほうでは、児童館ですとか、U18ですとか、そういった所管をされているんだと思うんですけれども、これはどういったようなすみ分けというか、どういった内容をそれぞれ担っていくということなんでしょうか。
髙橋子ども家庭部副参事(子ども家庭部経営担当)
 大きなくくりといたしまして、先ほど申しました児童館、学童クラブ、U18の関係でございますが、制度的な大きなくくり、制度管理ということになりますが、そういったことに関しては子ども教育部のほうで所管ということ、そして、地域のほうの窓口に当たります施設、地域に出向いているところでございますが、そういったところは地域支えあい推進室、そちらのほうで所管していただくというふうな形になります。
山口委員
 地域に出向いているところが支えあい推進室の所管だということなんですけれども、それぞれすこやか福祉センターと一緒に子ども家庭支援センターも入っていますよね、地域の中に。そちらはどちらに。区分けとしてはどのように見たらいいんでしょうか。
伊藤子ども家庭部副参事(子育て支援担当)
 子ども家庭支援センターは、地域の児童館、学童クラブ、U18等、今も所管はしておりませんし、新しい施設においても、連携はもちろんしていきますけれども、所管関係にはございません。
高橋委員
 では、関連して伺いますけれども、やっぱりこれ、すごく理解しづらい部分だと思うんですね。推進室とこっちの子ども教育部の何とか分野というところでやるというふうになって表示されていると、これを見ているだけでは、どっちもやるという感じに受け取れてしまうので、もうちょっとわかりやすい説明がないかなと思うんですけれども。
髙橋子ども家庭部副参事(子ども家庭部経営担当)
 全体的に地域支えあい推進室と子ども教育部、そして、今委員がおっしゃったように、一つの施策に対して二つの部が持っているんではないかというような疑問かと思います。
 施策について、目標については一つでございます。したがいまして、そこを行う執行の場所でございます。簡単に申しますと、子ども教育部に当たる部分については、服とかなんかにたとえますと製造するところでございます。そして、支えあいのほうは地域に出向いているということでの販売部門に当たるような部分というイメージを持っていただければと思います。
 したがいまして、法令とか、そういった政策の制度の設計、そういったものは子ども教育部のほうで持っているところが担う。また、地域にかかわっている、実在的に現場に向かうところ、そういったところは地域支えあい推進室のほうで担ってもらうという、二つの2段階という方式でやっていただくというのをイメージしていただければというふうに思います。
高橋委員
 今、副参事の説明でわかるかなという感じがしますけれども、これが実際に動き出して、区民の皆さんにわかってもらうにはかなり大変なことだと思うんです。区民の皆さんは、どこに行ったって、同じことだと感じますよね。支えあい推進室であろうが子ども教育部であろうが、やっている場所に行けばすべてが一緒に見えてしまうわけではないですか。そういうところのすみ分けといいましょうか、私たちは説明を受けるからわかりますけれども、区民の人たちはそういう説明もなく、これから用があるときに出向くわけですから、もうちょっと一般の方たちにわかるような表示の仕方というのが必要かなというふうには思いました。
 それから、もう一つ疑問なんですけれども、子ども教育部の中身を見ていますと、「(教育委員会事務局)」と書かれていて、子ども教育経営分野の中に教育委員会というふうに書かれているということは、イコール、今まで私のイメージでは、教育委員会、そして子ども家庭部というそれぞれがあったわけですけれども、合体してしまって、そこの中に教育委員会が入る、分野の一つなんだという理解でいいんでしょうか。
白土教育委員会事務局副参事(教育経営担当)
 子ども教育部と教育委員会事務局の関係でございますけれども、教育委員会事務局というのは法定の機関でございます。でございますので、子ども教育部と教育委員会事務局の目標体系、目指す目標というものは一つでございますけれども、厳密に申し上げますと、区長部局の子ども家庭部と教育委員会事務局、二つの組織がある。ただし、一つの目標を目指すということで、緊密に連携していく、あるいは一体的に執行していく部分があるということでございます。
高橋委員
 もうそれは言われるままで、本当にそのとおりでわかっているんですけれども、やっぱり文章にするとすごく難しいじゃないですか、理解するのに。それで、今までのイメージは、それはもう全くおっしゃるとおりでありまして、法的にも違いますし、行政の中では全く違うものだというのはわかりますけれども、もしこれがこういうふうになったとき、今度、私たちではなくて区民に対する表示の仕方、それがこのような感じになると、また誤解を招く一つの原因になるのではないかなというふうに思いました。なので、確認をしたんですけれども。もっとわかりやすいような表示の仕方をしたほうがいいかなというふうに思ったんです。それは一応要望しておきます。目指す目標は一緒ですけど、別々ですよ、だから教育委員会があって、子ども家庭部が今までもあったわけでしょう。それで、今回は一緒なんだから、こういう名称が子ども教育部になりました、でも、教育委員会は教育委員会としてあるんですという、そういうイメージを持ってくれないと、こういうふうに書かれると、やっぱり「あらあら、どうしちゃったの」というふうに、一般の人は思いかねないということを懸念しているので、そこだけ注意していただきたいと思います。
のづ委員
 これを組織図というか、図の形で示していただくことというのは、考えていらっしゃるんでしょうか。
白土教育委員会事務局副参事(教育経営担当)
 今の段階では、事業メニュー等決まってございませんので、なかなか組織図という形では、現在の段階でお示しすることは難しいと思いますが、今後、組織、人事が固まった段階でお示しできるものというふうに考えてございます。
のづ委員
 というのは、私も、自分が実際に子育て支援にかかわっている中で、さっき言われた、9ページのほうに乳幼児親子事業が入るようなことを言われたんですが、でも、実際を言ったら、4ページのほうにある、新しくつけ加えられた、真ん中辺にある「地域の関係機関や団体、活動者との連携」というところに入るのではないかなと思うんですが。実際はどこで、一般区民がわからないというよりも、活動者自体がこれをどういうふうに自分たちがとらえていいかというのは、どういうふうに説明してくださるんでしょうか。
髙橋子ども家庭部副参事(子ども家庭部経営担当)
 今言ったようなところでの、地域との連携ということではすこやかのほうの関係になりますけれども、制度的なものは、従来と変わらず、子ども育成のところであれば子ども文教のほうにありますので、制度的な説明は従来と変わりません。
 ただ、連携を深めなければならないということでは、そういった面ではすこやかのほうでやっていくということで。また、それにつきましては、各事業者についても、皆さんやっていらっしゃるところについても、そういったところを説明はしていきたいというふうに思っております。
のづ委員
 その説明というのは、いつしていただけるんですか。
髙橋子ども家庭部副参事(子ども家庭部経営担当)
 新年度になりますと、その事業についての説明等のそういった機会がございますので、そこの中で具体的に説明していきたいと思います。
のづ委員
 ということは、4月以降で、そういう説明がどういう形で示されるんですか。
髙橋子ども家庭部副参事(子ども家庭部経営担当)
 今の段階では、明確な組織図等についてはまだ出てございませんので、わかりやすい形でということで、示していきたいと思います。
のづ委員
 多分助成金の関係とかいろいろなことがあると、自分たちの立ち位置がわかりにくいので、助成金などは6月とかですよね、その前の段階で、例えばそういう説明があるとか、子育ての団体云々に対して声かけいただけると、自分たちの年間の方針が、逆にもう今立ててしまうわけですよね、普通団体は3月とかに。なので、その辺が、組織変更があるということも踏まえて、自分たちの立ち位置もというのは、多分グループの方たちは考えると思いますので、早い段階で示していただけると助かると思います。これは要望としておきます。
山口委員
 14ページの事業の検証、見直しのところで、これまでも質問させていただいているんですけれども、利用者負担のあり方や所得制限の導入というところで、幼稚園ですとか保育園の利用料等もここら辺で入ってくるのかなというのは思うんですが、これは、いつごろその検討結果を御報告されるという予定でしょうか。
海老沢子ども家庭部副参事(保育園・幼稚園担当)
 現在、所得制限を設けずに実施している、例えば私立幼稚園の保護者補助等ございますけれども、この負担のあり方として検討していくということにつきましては、来年度以降に検討していきたいと思ってございます。いつまでに検討するということについては、まだはっきりとした見通しは立っておりません。
のづ委員
 あと、12ページのところでちょっともう一度説明をお願いしたいんですが、学習スポーツ分野の中のその文化財云々のところで、補助執行でというような御説明がありましたけれども、もうちょっと詳しくお願いいたします。
白土教育委員会事務局副参事(教育経営担当)
 先ほど御説明いたしましたように、中野区教育に関する事務の職務権限の特例に関する条例、この条例の対象としては文化財保護を除くということでございますので、条例の効果として移管されるわけではございませんけれども、生涯学習支援であるとか歴史民俗資料館の運営であるとかについては、文化財保護行政と一体的に執行していく必要があるということから、学習スポーツ分野のほうの職員が補助執行していく。要するに、教育委員会の事務を補助執行していくという形で、現在協議しているというものでございます。
のづ委員
 協議しているということは、まだどういうふうにするという決定的なものではないということですか。
白土教育委員会事務局副参事(教育経営担当)
 先日、教育委員会のほうで協議をいたしまして、定例会のほうで決定をしていく予定でございます。
のづ委員
 前回ですか、歴史民俗資料館を民間委託してというようなことがありましたけれども、そうすると、あそこに今いる職員とかは全部引き揚げてしまうということですか。
飯塚教育委員会事務局副参事(生涯学習担当)
 全面的に業務委託ということではございません。現場にいる職員は引き揚げるということでございます。
高橋委員
 これは聞いてはいけないんですかね。この意見交換の件は、ここで聞いてはだめなんですか。
委員長
 わかれば、お答えいただいて。全体にかかわることではありますけれども。何か。
高橋委員
 すごく感じたのは――答えられる部分だけでいいんですけど、この参加者10人というのはまたまたちょっと寂しいかなというのと、それから、この意見交換には、ここの委員会の中ではどなたがお出になったのかということ。それから、対話集会で意見をもらったことと、それから電子メールも来たんだと思うんですけれども、その御意見によって、今回のこの案から、案じゃなく正規のものになるために、何か区民の意見が反映されたものというのはあるのかなというふうに思ったんですけれども。答えられる範囲で。
髙橋子ども家庭部副参事(子ども家庭部経営担当)
 この説明会についての、参加した理事者側というのは、ちょっと私のほうではわからないんですけれども、ただ、この意見等をいただきまして、そういったものに関して区の見解、回答もございます。また、そういったものに関して組み入れられるものは、ある程度の文言とかそういうものもあるかと思いますし、そういったものは組み入れて、今回の見直し案から見直し方針という形になったというふうに聞いてございます。
合川教育委員会事務局次長
 参加したのは、教育委員会事務局次長と子ども家庭部長でございます。あと、教育長の3人が出席しております。
委員長
 よろしいですか。

〔「はい」と呼ぶ者あり〕

委員長
 それでは、以上で本報告については終了します。
 次に、2番中野区成人のつどいの実施結果についての報告を求めます。
髙橋子ども家庭部副参事(地域子ども家庭支援担当)
 それでは、先般行いました、1月10日に行われました成人のつどいの実施結果について御報告させていただきます。(資料3)
 これにつきましては、対象者2,502人、住基登録の関係でございますが、そのうち、今回参加していただいた成人につきましては、8番目のところにございます、1,492人でございます。新成人は1,261人で、来賓等、学校、関係者、家族を入れまして、1,492人ということでございます。
 また、対象の新成人に対して出席された新成人の割合については、下のほうにございます、50.4%でございます。
 なお、内容については、5にございます内容について実施させていただいたところでございます。
委員長
 ただいまの報告についての質疑ございますか。
のづ委員
 ここの中で、新しくというか、ビデオメッセージというのがあって、各学校に子どもたちが取材してというのがありましたけれども、あれの返事がロビー展示されていて、子どもたちが書くところを見ていたんですが、あまり書き込みが――私が見た時点では書き込む人よりもしゃべっている人のほうが多かったので、結果どのぐらいの色紙ですか――の返答ができたのかというのをちょっとお知らせいただきたいんですけれども。
髙橋子ども家庭部副参事(地域子ども家庭支援担当)
 あそこで書かれている色紙、最終的には私のほうでも帰るときに見ていますが、ある程度書かれています。ただ、書かれる文字数というか、それについては、例えば特別支援の先生であれば、もともとの数が少ないのでそんなには多くはございません。また、生徒さんたちの先生とのスキンシップの関係の中でいろいろなものが出てきますが、差は多少はございますが、そういったものに関してはすべて書かれてあったというふうに聞いてございます。
高橋委員
 すごく式典は厳かですばらしい式典だったなというふうに感じ取って、私事ですけれども、うちの子どもも参加しまして、すごいいい成人式だというふうには感動していました。ただ、参加された保護者の方からちょっと聞かれたんですけれども、ライブイベントのダイスケさんが、何か成人の人たちにメッセージをくださったらよかったなという御意見があったんです。ライブはすごく盛り上がってよかったと思いますけれども、ただライブで終わっちゃったというような御意見があったので、そういうのは、打ち合わせとかそういう中で、何かメッセージお願いしますとか、そういうのは全部実行委員の皆さんがやっていて、行政サイドは口は出さなかったという感じなんですか。
髙橋子ども家庭部副参事(地域子ども家庭支援担当)
 成人のつどいの実行委員会のほうでの実行委員会形式でございますので、彼ら、彼女たちの意見を尊重するということがまず第一でございます。
 ただ、行政側として主催してございますので、そういった部分では、今、委員がおっしゃったようなメッセージをしてくださいということは、私どもも言ってございます。ただ、はっきり言って、メッセージは、私はしていたというふうに感じますが、ただ表現の仕方が、聴衆者の皆さん、見ている方についてはインパクトがないからそういった感じなのかなと思ってございます。
 こういったことの点につきましては、来年度につきましてはもっとはっきりと、まず、最後のほうで言うのではなくて、出る前からはっきりメッセージを言っていただくというような形での要望とか、指導はしていきたいというふうに考えてございます。(「わかりました。お伝えしておきます」と呼ぶ者あり)
のづ委員
 それで、思い出したんですが、配付物の手提げ、ビニール袋に入ったものを入場のときに配られましたよね。それが、結構、皆さんいすの下に置いていかれることが多くて、去年もそうだったと思うんですが、多分内容物は、エイズのいろいろなことに関するものとか、プリント物が多かったんですけれども、私も拾って中を見せていただいたんです。あれは、ここ何年間か、そういう置いていかれる率がすごく高かったら、少し内容物を考える必要があるのではないかなと。プレゼントとは言いませんけれども、皆さん手ぶらできて、あれを持って帰るというのをどう思っているかですけれども、その辺というのはちょっと一考の余地があるのではないかと思いますけれども、どう考えますか。
髙橋子ども家庭部副参事(地域子ども家庭支援担当)
 内容物についても、新成人ということであえて喚起していきたいというものもございます。今回初めて、選挙管理委員会とコラボレーションいたしまして、成人になったということでの選挙の関係、そういったものも入れてございます。基本的には、持って帰ってもらうというよりも、それを見ていただいて意識を喚起するというところが大きなところでございます。ただ、委員が言っておりましたように、そこに置いていかれるということは非常に悲しいことでございますので、持って帰ってもらえるような工夫もしていきたいというふうに考えます。
委員長
 よろしいですか。

〔「はい」と呼ぶ者あり〕

委員長
 なければ、本報告については終了します。
 次に、3番平成23年度「中野区放課後子ども教室推進事業」事業委託について報告を求めます。
髙橋子ども家庭部副参事(地域子ども家庭支援担当)
 こちらの中野区放課後子ども教室推進事業の委託についてでございます。(資料4)これは、平成23年度に委託する内容のものでございます。
 内容といたしましては、放課後及び学校休業日に、学校等の施設を活用しまして、地域の人の参画を得まして、子どもの安全で安心な居場所づくりを推進するための地域活動を、団体から居場所づくりの事業提案をいただきまして、それに基づいて区のほうで選定いたしまして委託をするものでございます。
 事業の対象でございますけれども、対象事業の要件といたしましては、不特定多数の幼児から中学生を対象としていただきます。月に1回以上行っていただくということで、これは定期的、かつ継続的なものでございます。他の助成を重複していないということがございます。
 これについて、実施の期間でございますが、4月1日からの1年間ということでございます。
 この事業実施までの手続なんですが、まず、事業提案のほうを公募いたします。そして、受託を希望する団体が、提案の申請書等をこちらのほうに出していただく。また、区のほうでは、その提案につきまして、審査委員会のほうで審査をいたしまして、審査によって、採用された事業につきまして提案の育成団体と委託契約をするものでございます。
 今後のスケジュールでございますが、こちらに書いてあるとおり、1月31日、本日でございますけれども、委託事業の説明会をいたします。募集期間については、2月1日から2月15日までということです。審査のほうが2月24日、そして契約の締結、そして事業を開始していただくというものでございます。既に区報のほうには、1月20日の号でそういった旨は報告させていただいてございます。
委員長
 ただいまの報告についての質疑はございますか。
のづ委員
 説明会はきょうなので、もう開かれているんですか。これからですか。
髙橋子ども家庭部副参事(地域子ども家庭支援担当)
 本日の6時半か6時ごろに説明会を開きます。
のづ委員
 今ここの中に団体数とか、区としての予算とかがあると思うんですけれども、どのぐらいの団体、学校利用とか場所とかありますよね、それも含めてと、あと公益助成との関係で、今この公益助成で、こういうことをとっている団体もありますよね、その辺の乗りかえというか、その辺はどうお考えでしょうか。
髙橋子ども家庭部副参事(地域子ども家庭支援担当)
 対象事業の要件としては、他の助成と重複していないということで、公益事業とは別でございます。
 また、おおむね、去年については12団体、12事業者でございます。
 また、今回総枠の予算が決まってございますが、事業者によっては、事業の程度によって、回数によって、事業金額がばらつきがございます。そういった面では、おおむね330万円ほどを、全体の枠として、今回確保しているところでございます。
委員長
 ほかにございますか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 よろしいですか。
 他になければ、以上で本報告について終了します。
 次に、4、中野区保育室事業委託事業者の選定結果についての報告を求めます。
海老沢子ども家庭部副参事(保育園・幼稚園担当)
 それでは、資料(資料5)に基づきまして、中野区保育室事業委託事業者の選定結果について御報告申し上げます。
 本事業は、待機児童に対応する緊急対策といたしまして、保育需要が高い一、二歳児に限定した保育事業を区が実施するというものでございまして、旧中部保健福祉センター跡に、4月1日から開設するものでございます。
 この事業の委託事業者につきましては、昨年12月2日から公募型のプロポーザルを実施して募集いたしまして、区の選定委員会を組織いたしまして、その選定委員会で予定事業者を選定いたしました。
 選定した事業者名は、アートチャイルドケア株式会社であります。本事業者は、認可保育所5園、東京都認証保育所11園を運営しておりまして、保育施設の運営能力を十分に備えた事業者ということで選定をしたものでございます。
 開設までの準備でございますけれども、1月19日に近隣に対する説明会を開催してございます。2月の初めから、内部について、保育所仕様に模様がえをいたしまして、3月中に入園保護者との面談等準備を進めてまいりまして、開設に向けての手順を踏まえて進めていきたいというふうに考えてございます。
委員長
 ただいまの報告についての質疑ございますか。
山口委員
 応募事業者自体はどれぐらいあったんでしょうか。
海老沢子ども家庭部副参事(保育園・幼稚園担当)
 事前に応募の意思表示をした事業者としては3者ございましたが、最終的に応募を行ったのは1事業者のみということになります。
山口委員
 区としても初めての試みということで、5カ年の期限もついていますので、かなりそういう意味では事業者としても一定のリスクも負いつつやっていくということかなというふうに思います。近隣の地域説明会があったということですけれども、何か主な意見等ありましたでしょうか。
海老沢子ども家庭部副参事(保育園・幼稚園担当)
 実施場所についての意見でございますが、前面道路の車の通行に対して、園児の安全面に配慮してほしいというような御意見が出されました。施設の運営内容については特に意見はございませんでした。そういう結果でございます。
山口委員
 こういった説明会を受けて、もちろん住民の要望を一定聞く形で事業者と協議していくことだというふうに思いますが、一つ、やはり保護者として気がかりなのは、例えば2歳の枠ですと1年で転園という形をとらなければならないというところで、前回のこういった委員会の場でも質疑がありましたけれども、3歳児枠の受け入れというところではどのような検討をされていますか。
海老沢子ども家庭部副参事(保育園・幼稚園担当)
 3歳児につきましては、2歳児までの限定した事業でございますので、他園への転園が必要になってくるところでございますが、具体的には、もみじやま保育園ですとか、あるいは橋場保育園等の近隣の保育園で対応していくという予定でございます。
山口委員
 対応していくということは、ここの枠自体を少し広げる方向で検討されているということですか。
海老沢子ども家庭部副参事(保育園・幼稚園担当)
 基本といたしましては、その保育園の今の現有の定員内でというふうに考えてございますが、この検討材料といたしましては、そういった弾力化といいますか、そういった枠を広げてということも検討していかなければいけないなというふうには認識しております。
委員長
 他にございますか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 なければ、以上で本報告について終了します。
 次に、5、中野区認証保育所開設候補事業者の選定についての報告を求めます。
海老沢子ども家庭部副参事(保育園・幼稚園担当)
 それでは、資料(資料6)に基づきまして、中野区認証保育所開設候補事業者の選定につきまして御報告申し上げます。
 認証保育所の開設事業者につきましては、増大する保育需要に対応するため、今年度当初の予定から追加をいたしまして誘致をすることといたしまして、9月から公募を行ってきたところでございますけれども、このたび、認証保育所A型の1カ所につきまして、東京都あてに推薦を行いました。4月1日開設に向けて準備を進めているところでございますので、報告するものでございます。
 資料に基づきまして報告したいと思います。
 1、選定した開設計画でございますが、場所は中野区中野5丁目24番21号のビルの2階部分を事業者が借りまして、開設するものでございます。この場所は、中野駅北側、新井の交差点から、早稲田通り沿いに新宿方面に300メートル程度進んだところでございまして、中野駅からは徒歩9分ぐらいということで、利便性の高い地域でございます。計画内容といたしましては、低年齢児を中心といたしまして、定員40名となっております。内訳についてはごらんのとおりということになります。開設事業者は、株式会社ピノーコーポレーションでございまして、この事業者は平成12年から事業展開を始めまして、既に認証保育所8カ所の運営実績を持つ事業者でございます。
 2、事業者選定方法でございますが、庁内に審査選定委員会を設置いたしまして、応募書類の内容と応募事業者が既に運営している認証保育所を視察いたしまして、保育の状況を把握いたしまして審査を行い、選定したというところでございます。この事業者の財務状況の確認につきましては、過去3年分の財務関係の書類と事業者が保有している資産の状況を区で確認し、さらに、東京都におきまして公認会計士による財務診断を行っております。
 3、選定経過及び開設スケジュールでございますけれども、事業者は12月1日に行った区の東京都に対する推薦に基づきまして開設に向けた改修工事等を進めているところでございます。東京都の認証を取得した上で、4月1日から開設という運びになってございます。
 以上で報告のほうを終了させていただきます。
委員長
 それでは、ただいまの報告についての御質疑ございますか。
のづ委員
 ちょっと間違っていたらすみません。新中野とか坂上とか、何カ所かでというのとは別ということですか。
海老沢子ども家庭部副参事(保育園・幼稚園担当)
 今年度補正でお願いした開設箇所としては2カ所を計画してございまして、その中で、今回の御報告につきましては、1カ所についての事業者が決まって、4月に向けて準備を進めているという報告でございます。
のづ委員
 そうすると、まだもう1カ所、新中野・坂上周辺というのは決まっていないということですか。
海老沢子ども家庭部副参事(保育園・幼稚園担当)
 ただいまのところ、開設に向けて鋭意努力しているところでございまして、事業者から幾つか案件の提示はあるのでございますけれども、現在のところ、報告するほど成熟した計画になっていないというのが現状でございまして、4月開設が非常に厳しい状況にはありますけれども、今後とも鋭意努力を続けていきたいというふうに考えております。
のづ委員
 それは逆に、そういうのがそちらから報告があるべきものではなかったんでしょうか。
海老沢子ども家庭部副参事(保育園・幼稚園担当)
 この次の報告の中で、今後の対応策につきまして報告申し上げたいというふうに思ってございます。
のづ委員
 ということは、まだ見込みがあるかもしれないということを思っていていいわけですね。
海老沢子ども家庭部副参事(保育園・幼稚園担当)
 非常に厳しい状況であることはたしかでございますが、4月開所に向けて努力に努めているところでございます。
のづ委員
 では、その努力をぜひよろしくお願いしたいと思います。
委員長
 それでは、よろしいですか。

〔「はい」と呼ぶ者あり〕

委員長
 進行します。
 以上で本報告について終了します。
 次に、6、平成22年度の保育園待機児童対策についての報告を求めます。
海老沢子ども家庭部副参事(保育園・幼稚園担当)
 それでは、資料(資料7)に基づきまして、平成22年度の保育園待機児童対策について報告を申し上げたいと思います。
 区の待機児童対策につきましては、昨年8月に「今後の保育需要への対応方針」ということでお示しし、保育需要の予測を行いまして、これに対する定員の増加計画について進めているところでございます。今年度の対策といたしましては、これに基づきまして、年度当初に計画いたしました区立保育園の建替え民営化による定員増、また、認証保育所の開設誘致に加えまして、補正でお願いしたところでございますけれども、中野区保育室事業の実施と、あと認証保育所の2カ所の追加誘致ということで、今年度の待機児童対策を進めてきたところでございます。
 認証保育所の追加誘致につきましては、追加誘致するとした2カ所のうち、さきに御報告いたしました1カ所についてのみ開設準備に着手できているところでございます。追加誘致するもう1カ所につきましては、開設に向けて最大限努力を今後も続けていくところでございますけれども、計画している定員増を達成するために、認可保育園の定員の弾力化等の方法も考えに入れて、資料のとおり計画的に進めてまいりたいというふうに考えております。
 では、資料の御説明をしたいと思いますが、この1、今後の保育需要への対応方針で計画した平成23年4月の保育需要数と定員増数でございますけれども、平成22年8月の時点でございますが、平成23年4月につきましては、平成22年4月と比べまして、3歳未満児が1,852人から1,935人に増加し、3歳以上児で1,803人から1,826人に増加するという推計を立ててございます。これによりまして、平成23年4月の時点で、前年度に比べまして、3歳未満児で209人、3歳以上児で20人の定員の増加が必要であるというふうに計画いたしました。1の推計に基づきまして、2の平成23年4月までの保育定員増計画のとおり、保育需要を充足するために定員増の取り組みを進めているところでございます。このうち、認証保育所が3カ所新設というふうになってございますけれども、追加誘致する1カ所分が4月に開設されない場合であっても、認可保育所の定員の弾力化等の運用によりまして、計画を充足させてまいりたいというふうに考えております。定員の弾力的運用に当たりましては、児童福祉法最低基準による保育面積ですとか、あるいは保育所の配置を遵守して行うことはもちろんですが、安全面に十分配慮した運営を行ってまいりたいというふうに考えております。
 以上で報告のほうを終わらせていただきます。
委員長
 ただいまの報告についての御質疑ございますか。
山口委員
 家庭福祉員6人ということですが、追加2名はもう決まったんですか。
海老沢子ども家庭部副参事(保育園・幼稚園担当)
 現在、4月の開設に向けて準備を進めているということでございます。
山口委員
 では、まだ決まってはいないんですか。家庭福祉員2名増ということだったかと思うんですが。
海老沢子ども家庭部副参事(保育園・幼稚園担当)
 家庭福祉員につきまして、1名につきましては既に12月に開設を終えております。もう1名につきましては、4月に開設するということで、現在準備を鋭意進めているところでございます。
山口委員
 認可保育所の新設及び定員の弾力化ということで、3歳未満児50人、3歳以上児が11人ということで、このそれぞれの内訳、どのような検討をされているか教えていただけますか。
海老沢子ども家庭部副参事(保育園・幼稚園担当)
 認可保育所の新設及び定員の弾力化の欄でございますけれども、3歳未満児が50人というふうに記載されています。これの中身といたしましては、南江古田保育園の民営化によります定員増分が11名、その他の人数につきましては、定員弾力化を各保育園とも1名ないし2名程度実施していくことによって達成したいというふうに思っております。
 それから、3歳以上児の11名につきましては、後ほど口頭で報告したいとは思ってございますけれども、東中野の陽だまりの丘分園につきまして、これまでは2歳児までの限定園ということで実施してございましたが、3歳児クラス新設ということで協議が調いまして、4月から11名の3歳児の受け入れを行いたいというふうに思ってございます。
山口委員
 保育需要数を1,935人というふうに推定をされているわけなんですけれども、4月入園に向けての、もう既に応募者の数も出ているかと思います。受け入れ枠との関係で、待機児の見込み等も大体出ているかなと思うんですが、そこら辺はどうでしょうか。
海老沢子ども家庭部副参事(保育園・幼稚園担当)
 4月の新入園の申し込みにつきましては、1月5日に一時申し込みを締め切ったところでございますけれども、今後、3月まで募集を継続して実施しておりますので、その推移を見ているところでございますが、現在のところ、おおむね昨年度に近い申込者数になるだろうというふうには考えてございます。
 計画者数値とこの申込者数の関係でございますが、現在集計中でございますので、今後分析したいというふうに思っております。
 また、待機児の関係でございますが、今年度、保育室事業ですとか、あるいは認証保育所といった認可外の部分の施設の拡充も図ってございますので、それによりまして、待機児については解消できるというふうに考えてございますが、これにつきましては、入所率等が4月以降に判明していくということでございますので、その分析について、今後進めていきたいなというふうに思っております。
委員長
 ほかにございますか。
 進行してよろしいですか。

〔「はい」と呼ぶ者あり〕

委員長
 質疑がありませんので、本報告を終了します。
 それでは、7、区立学校の平成22年度卒業(修了)式・閉校式・平成23年度入学(園)式についての報告を求めます。
古屋教育委員会事務局副参事(学校教育担当)
 区立学校の平成22年度卒業(修了)式・閉校式・平成23年度入学(園)式について、日程が確定いたしましたので、お手元の資料(資料8)に基づいて御報告申し上げます。
 1の平成22年度の小学校、中学校卒業式、また、幼稚園の修了式でございます。資料に記載のとおりでございまして、開始時刻につきましては、おおむね10時になっておりますが、学校によって若干異なっております。
 2の閉校式でございます。学校再編に伴いまして、資料に記載の3校で、いずれも3月25日に閉校式を行います。開始時刻につきましては、それぞれ異なっておりますので、御注意ください。
 3の平成23年度入学(入園)式でございますが、こちらのほうも資料に記載のとおり、4月6日、7日、8日ということで、順次行ってまいります。開始時刻につきましては、特に小学校のほうですが、若干異なっておりますので、御注意いただければと思います。
 なお、全体のことでございますが、来賓の方々につきましては、各学校より招待状が送付されることになっておりますので、御容赦いただければと思います。
 以上、簡単でございますが、御報告とさせていただきます。
委員長
 ただいまの報告について御質疑ございますか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 よろしいですね。
 以上で本報告について終了します。
 次に、8、平成23年度沼袋小学校跡施設の暫定開放についての報告を求めます。
飯塚教育委員会事務局副参事(生涯学習担当)
 平成23年度沼袋小学校跡施設の暫定開放について御報告申し上げます。(資料9)
 これは、平成23年3月末で沼袋小学校が閉校になることに伴いまして、現在、学校開放事業で校庭、それから体育館を利用している団体があるわけなんですが、その団体等に暫定開放を行うというものでございます。
 この考え方といたしましては、校庭及び体育館を暫定開放することといたしまして、施設の管理運営は利用団体の自主管理方式ということにいたします。これは、かぎを全部開けていただきまして、中に入って、後始末もすべてしていただくという方式でございます。自主管理運営委員会というものをつくっていただきまして、そこに登録した団体について利用を認めるということを考えてございます。
 開放期間でございますが、まず校庭ですが、平成23年4月からなんですが、10月から沼袋西保育園の仮園舎工事というものが入る予定ですので、10月以降はちょっとお貸しできないということで、4月から9月末まででございます。体育館でございますが、これはちょっと逆に、平成23年4月から9月まで、備品を体育館の中に置くことになっておりまして、ここの期間は体育館を開放できないということで、開放できるのが平成23年10月から平成24年3月末まででございます。
 開放日及び開放時間につきましては、校庭が、土・日曜日、祝日の9時から17時まで、体育館につきましては、日曜、祝日の9時から21時30分まででございます。
 利用申し込みは、自主管理運営委員会に直接申し込むという形をとりたいと思います。
 使用料につきましては取りません。無料でございます。
 今後のスケジュールといたしましては、平成23年2月上旬、利用団体等への説明をいたしまして、2月中旬には自主管理運営委員会をつくっていただきまして利用団体の登録を受け付ける、4月以降、暫定開放の開始というふうに考えてございます。
委員長
 ただいまの報告について御質疑ございますか。
山口委員
 沼袋小跡地の暫定開放ということで、多分区民からの要求も非常に強いんだろうなというふうに思うんですけれども、この施設の管理運営は利用団体の自主管理方式、これはこれまでとったことがあるんですかね。
飯塚教育委員会事務局副参事(生涯学習担当)
 今まではもちろん、学校開放の一環でございましたので、管理人を置いていたと。こういう形は、ちょっと私、あったかどうか――地域センター分室であったというふうに聞いておる程度でございます。
山口委員
 地域センターの分室ではあったということで、学校施設跡地に関しては、こういう形で初めてなのかもしれないんですけれども、ほかにも跡地の学校施設等がありまして、結構、校庭開放については要望が高いんですけれども、今回この沼袋小学校跡地がこういった形でやってみて、もし問題なく行ったとしたら、ほかについてもこういったことをやっていく可能性というのはあるんですか。
飯塚教育委員会事務局副参事(生涯学習担当)
 個々の問題ということで、この沼袋につきましてはこういう形でということになったわけでございまして、これから先どうするかというのは、個々にある程度検討するべきだと思います。
山口委員
 この跡地の開放事業ですけれども――事業と言っていいのか――これについても、今後教育委員会の所管になるんですか。それとも、スポーツ生涯学習の分野ということで移っていくんでしょうか、所管自体は。
飯塚教育委員会事務局副参事(生涯学習担当)
 球技開放等、今行っている開放については、今度、健康福祉部に移る学習スポーツの分野の所管になります。
山口委員
 所管も移っていくということなんですけれども、中野富士見中ですとか、あと桃丘小学校の住民説明の際にも、必ずこの校庭開放の利用を望む声が寄せられています。やっぱり、今教育委員会の所管ということで、まだ区長部局のほうにも移っていくんですけれども、こういった一定の要望を受けとめて、ぜひ区のほうで検討していただきたいと思うんですが、一定の方針というか、出していただきたいと思うんですが、その点いかがでしょうか。
飯塚教育委員会事務局副参事(生涯学習担当)
 その施設によって、それぞれ地域の状況等違いますので、やはり個々に検討して結論を出すべき問題だと考えてございます。
委員長
 よろしいですか。

〔「はい」と呼ぶ者あり〕

委員長
 進行します。
 ただいまの報告について終了します。
 それでは、9、(仮称)中野区地域スポーツクラブの設立準備状況についての報告を求めます。
飯塚教育委員会事務局副参事(生涯学習担当)
 (仮称)中野区地域スポーツクラブの設立準備状況について御報告申し上げます。(資料10)
 この地域スポーツクラブ、こちらの委員会に報告してから大分時間がたっているんですが、この目的でございます。これは、拠点となる施設を中心に、区民がそれぞれの体力、年齢、技術、興味、目的に応じて運動・スポーツに親しみまして、健康づくりができる機会を提供する。それと、中野区におけるスポーツ振興にも寄与していくと。そういった目的を持ったクラブでございます。
 あわせて、健康・福祉・子ども施策あるいは周辺の地域住民、それから住民団体とも連携しまして、スポーツを通じて、生涯にわたる健康づくり・生きがいづくり等を推進しまして、仲間づくりですとか、地域コミュニティづくり、これを実践していくというような目的もあわせ持ってございます。
 これまでの経緯でございます。平成21年12月に「中野区地域スポーツクラブ設立基本計画」というものが作成されまして、これに基づいて、平成22年5月に中野区地域スポーツクラブ設立準備委員会というものを設置いたしました。組織、会員、財政基盤等、設立に必要な検討を行ってきたところでございます。この検討の結果を踏まえまして、今後は、この地域スポーツクラブを任意団体として設立いたしまして、仲町小学校跡地に予定されております(仮称)中部地域スポーツクラブの開設に向けた準備を進めるということにしてございます。
 (仮称)中野区地域スポーツクラブの運営といたしましては、組織形態は、設立時は任意団体とするけれども、将来的には一般社団法人とするということを目指してございます。組織構成ですが、この任意団体、理事会、評議員会、それから監事――監事は税理士等にメンバーになってもらう予定ですが、これを置きまして、理事会、評議員会は区内のスポーツ団体、地縁団体、民間事業者等で構成するということになります。区ももちろんこれに参加するわけです。事業内容といたしまして、区民の健康づくり・体力づくりというのが一つの目的でございますが、このほかにスポーツの指導力・競技力の向上、学校運動部活動の支援、拠点施設の管理運営、その他目的を達成するために必要な事業、それから、クラブの主旨に賛同し、登録する区民を利用会員とするという予定でございます。
 以前に報告したときから大分時がたってしまいまして大変申しわけございませんでしたが、今後のスケジュールといたしましては、3月に(仮称)中野区地域スポーツクラブ、これは任意団体で設立いたしまして、5月、仲町小学校跡施設に「(仮称)中部地域スポーツクラブ」を開設いたしまして、運営を開始するというつもりで、現在進めているところでございます。
委員長
 ただいまの報告についての御質疑ございますか。
 よろしいですか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 ないようですので、以上で本報告について終了します。
 9番までの所管事項の報告をいただきましたけれども、特によろしいですね。
 なければ、進行いたします。
 それでは、10、その他について、何か報告ございますか。
髙橋子ども家庭部副参事(地域子ども家庭支援担当)
 それでは、1月30日の2時からありましたハイティーン会議発表会の実施の結果について御報告させていただきます。
 これについては、目的でございますが、中高生が毎日の生活の中で気になっていることについて、自分たちの意見を大人たちの前で発表する。その過程につきまして、さまざまな取材、またはテーマの設定、そしてお互いに意見を聞きながら課題整理ということでの一連の意見表明のプロセスの結果として報告するものでございます。
 テーマにつきましては、東京都青少年健全育成条例についてテーマということでございました。内容につきましては、パワーポイント等でのその条例についての内容、また、寸劇でわかりやすく条例をお見せする。また、その後、意見交換を区民の方たちとやりながら、自分たちでまとめて報告するというものでございます。
 参加者でございますが、全体としての来場者は53名ということで、内訳としては、一般来場者が21名、あと、こちらのほうで来賓という形で招待状を出しまして、来ていただいた方が32名ということでございました。
委員長
 ただいまの報告に対して質疑ありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 ありませんね。
 以上で本報告について終了します。
 ほかに報告ございますか。
海老沢子ども家庭部副参事(保育園・幼稚園担当)
 私立陽だまりの丘保育園の分園につきまして、3歳児クラスの新設につきまして口頭で御報告させていただきます。
 私立陽だまりの丘保育園分園につきましては、平成21年7月から旧区立東中野保育園の跡施設を陽だまりの丘保育園を運営しております社会福祉法人龍美に貸し出しまして、0歳児から2歳児の保育園として開園したものでございますが、2歳児までの限定園でございますので、3歳進級時には転園が必要になるということでございまして、保護者の方々にはこれを十分に周知を行い、入園を行ってまいったところでございます。
 この地域につきましては、当初の状況といたしまして、近隣の保育園での転園が十分可能であるということから進めてまいったところでございますけれども、今年度に入りまして、3歳児の需要増ということから大変厳しい状況になってきたということでございます。そこで、運営法人と協議を進めていきました結果、3歳児クラスを新設するということについて合意が得られたものでございます。
 定員につきましては、2歳児と同様の11名ということで一クラス新設という形になります。3歳児クラスの新設に当たりましては、現状においても、もとの旧東中野保育園につきましても3歳児まで保育していたということで、余裕の部屋がございまして、施設的にはすぐに開設できるということで、開設に当たってですが、法人に対して備品等の購入などにつきまして十分な支援を行いまして進めてまいりたいというふうに思っております。
 この件につきましては、入園された保護者の方々に対しまして、法人を通じて既にお知らせをしているところでございます。
 4歳児に進級するに当たって、施設的にこれ以上の拡大は不可能でありますために、転園が必ず必要になるということでございますけれども、現在においても、近隣園で定員に空きが出ているなど、4歳児につきましては、今後も定員に余裕がある状況が継続していくというふうに考えてございますので、そのように実施してまいりたいというふうに思っております。
 以上で口頭の報告を終わらせていただきます。
委員長
 ただいまの報告について御質疑ございますか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 以上で本報告について終了します。
 ほかにございますか。
飯塚教育委員会事務局副参事(生涯学習担当)
 第九中学校のプールの開放休止について、口頭ですが御報告申し上げます。
 第九中学校のプールは一般開放でございますけれども、このプールのボイラーが非常に不調でございまして、点火がなかなかしないという状況になってございます。この数日間は何とか、非常に時間をかけて点火をさせて、何とか運営していたんですが、ガスの臭いもしているということ、それと、もう機械が限界になっているということで、プールを休止しまして修理を急いだんですが、修理というのが、ちょっと機械が古くてもう部品がないということで、部品を取り寄せるのにちょっと時間がかかるということになりまして、3月の初めでないと修理ができないということでございますので、あす2月1日から3月5日まで休止をいたしまして、この間に修理をするということになりました。大変御迷惑をおかけしますが、よろしくお願いいたします。
委員長
 ただいまの報告についてございますか。
 よろしいですね。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 では、以上で本報告について終了します。
 ほかに。
白土教育委員会事務局副参事(教育経営担当)
 区立白桜小学校への太陽光発電設備の贈呈式につきまして、口頭で御報告をいたします。
 本日8時半から、区立白桜小学校で太陽光発電設備の贈呈式がございました。この太陽光発電設備ですが、アサヒビール株式会社から寄贈を受けたものでございまして、屋上に10キロワットのパネルを設置し、発電量等を昇降口の上に設置したモニターで見ることができるようになってございます。アサヒビール株式会社につきましては、東京都が推進する世界で最も環境負荷の少ない先進的な環境都市の実現の一助となる活動といたしまして、2009年4月から2011年12月までの間に都内の公立小学校に太陽光発電設備を寄贈するプロジェクトを実施してございまして、この区立白桜小学校への太陽光発電設備の寄贈もその一環として行われたものでございます。
 贈呈式につきましては、アサヒビール株式会社からの目録を区長が受け取りまして、区長から感謝状の贈呈とあいさつがございまして、全児童を代表して、6年生が言葉を述べたものでございます。その後、太陽光パネルの視察を行った後、3、4時間目には、シャープ株式会社の社員によります出前授業が行われたところでございます。
 御報告は以上でございます。
委員長
 ただいまの報告について御質疑ございますか。
 よろしいでしょうか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 なければ、今の報告については終了します。
 ほかに報告はございますか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 報告はすべて終わりますが、特に質疑はありませんか。
 なければ、以上で所管事項の報告を終了します。
 それでは、審査日程のその他に入ります。
 委員会を暫時休憩します。

(午後2時19分)

委員長
 それでは、委員会を再開します。

(午後2時20分)

 休憩中に確認したとおり、次の日程は第1回定例会中とし、急な案件が生じた場合には、正副委員長から招集させていただくこととしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 御異議ありませんので、そのように決定します。
 本日予定した日程はすべて終了しますが、委員、理事者から特に御発言ありませんか。(「ちょっと休憩してもらっていいですか」と呼ぶ者あり)
 休憩します。

(午後2時20分)

委員長
 再開します。

(午後2時21分)

 ほかに御発言ございませんね。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 ないようですので、以上で子ども文教委員会を散会します。

(午後2時21分)