平成22年04月21日中野区議会子ども文教委員会
平成22年04月21日中野区議会子ども文教委員会の会議録
平成22年4月21日子ども文教委員会 中野区議会子ども文教委員会〔平成22年4月21日〕

子ども文教委員会会議記録

○開会日 平成22年4月21日

○場所  中野区議会第5委員会室

○開会  午後1時00分

○閉会  午後1時44分

○出席委員(8名)
 来住 和行委員長
 ひぐち 和正副委員長
 山口 かおり委員
 南 かつひこ委員
 のづ 恵子委員
 吉原 宏委員
 やながわ 妙子委員
 篠 国昭委員

○欠席委員(0名)

○出席説明員
 教育長 田辺 裕子
 子ども家庭部長 竹内 沖司
 子ども家庭部副参事(子ども家庭部経営担当、地域子ども家庭支援担当、男女平等担当) 髙橋信一
 子ども家庭部副参事(子育て支援担当)、子ども家庭支援センター所長 伊藤 政子
 中部地域子ども家庭支援センター所長 石濱 照子
 北部地域子ども家庭支援センター所長 波多江 貴代美
 南部地域子ども家庭支援センター所長 天野 秀幸
 鷺宮地域子ども家庭支援センター所長 古川 康司
 子ども家庭部副参事(保育園・幼稚園担当)、幼児研究センター所長 海老沢 憲一
 教育委員会事務局次長 合川 昭
 教育委員会事務局副参事(教育経営担当) 白土 純
 教育委員会事務局副参事(学校再編担当) 吉村 恒治
 教育委員会事務局副参事(学校教育担当) 古屋 勉
 教育委員会事務局指導室長 喜名 朝博
 教育委員会事務局副参事(生涯学習担当) 飯塚 太郎
 教育委員会事務局中央図書館長 小谷松 弘市

○事務局職員
 書記 細川 道明
 書記 荒井 勉

○委員長署名


審査日程
○委員会参与の変更及び異動について
○議題
 学校教育の充実について
 文化財保護等について
○所管事項の報告
 1 第九中学校・中央中学校統合新校校舎建築基本構想・基本計画について(学校再編担当)
 2 平成21年度第1回中学生「東京駅伝」大会競技結果について(学校教育担当)
 3 平成22年度教育管理職の異動について(指導室長)
 4 デジタル美術館「中野区の至宝」について(生涯学習担当)
○その他
 (1)保育園への不服審査請求について
 (2)陳情採択後の状況について

委員長
 それでは、定足数に達しましたので、子ども文教委員会を開会いたします。

(午後1時00分)

 本日の審査日程ですが、お手元に配付の審査日程(案)(資料1)のとおり審査を進めたいと思いますが、これに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 御異議ありませんので、そのように進めます。
 なお、審査に当たっては午後5時を目途に進めたいと思いますので、御協力お願いします。
 それでは初めに、お手元に配付の資料のとおり(資料2)、4月1日付で委員会参与の変更及び異動がありました。本日、当委員会から転出された理事者の方がお見えですので、休憩してごあいさつをいただきたいと思います。
 委員会を休憩します。

(午後1時01分)

委員長
 委員会を再開します。

(午後1時03分)

 次に、変更または異動のあった参与について御紹介をお願いします。
竹内子ども家庭部長
 それでは、子ども家庭部の委員会参与の異動について紹介をさせていただきます。
 まず、私でございますが、子ども家庭部長の竹内沖司でございます。このたび所管委員会が当委員会に変更となりましたので、よろしくお願いいたします。
 次に、子ども家庭部経営担当、地域子ども家庭支援担当、男女平等担当の副参事、髙橋信一でございます。
髙橋子ども家庭部副参事(子ども家庭部経営担当、地域子ども家庭支援担当、男女平等担当)
 髙橋です。よろしくお願いします。
竹内子ども家庭部長
 次に、子育て支援担当副参事、子ども家庭支援センター所長の伊藤政子でございます。
伊藤子ども家庭部副参事(子育て支援担当)、子ども家庭支援センター所長
 伊藤でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
竹内子ども家庭部長
 次に、中部地域子ども家庭支援センター所長の石濱照子でございます。
石濱中部地域子ども家庭支援センター所長
 石濱です。よろしくお願いいたします。
竹内子ども家庭部長
 次に、南部地域子ども家庭支援センター所長の天野秀幸でございます。
天野南部地域子ども家庭支援センター所長
 天野でございます。よろしくお願いいたします。
竹内子ども家庭部長
 次に、北部地域子ども家庭支援センター所長の波多江貴代美でございます。
波多江北部地域子ども家庭支援センター所長
 波多江貴代美でございます。よろしくお願いいたします。
竹内子ども家庭部長
 次に、鷺宮地域子ども家庭支援センター所長の古川康司でございます。
古川鷺宮地域子ども家庭支援センター所長
 古川でございます。よろしくお願いいたします。
竹内子ども家庭部長
 次に、保育園・幼稚園担当副参事、幼児研究センター所長の海老沢憲一でございます。
海老沢子ども家庭部副参事(保育園・幼稚園担当)、幼児研究センター所長
 海老沢でございます。よろしくお願いいたします。
委員長
 ありがとうございました。
田辺教育長
 私からは、教育委員会事務局次長を御紹介させていただきます。前教育委員会事務局参事(教育経営担当)の合川昭が、この4月から教育委員会事務局次長として就任をしております。御紹介をさせていただきます。
合川教育委員会事務局次長
 合川でございます。このたび次長という形で、引き続き皆さんの御協力をいただきながら頑張っていきたいと思いますので、よろしくお願いします。
 私のほうから、教育委員会事務局の関連で異動がございました参与の変更について御報告を申し上げます。
 まず、教育委員会事務局副参事(教育経営担当)の白土純でございます。
白土教育委員会事務局副参事(教育経営担当)
 白土でございます。よろしくお願いいたします。
合川教育委員会事務局次長
 続きまして、教育委員会事務局副参事(学校教育担当)の古屋勉でございます。
古屋教育委員会事務局副参事(学校教育担当)
 古屋でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
合川教育委員会事務局次長
 2名の委員会参与の御紹介をさせていただきました。
委員長
 ありがとうございました。以上で委員会参与の変更及び異動についてを終了します。
 それでは、議事に入ります。
 学校教育の充実について、文化財保護等についてを議題に供します。
 所管事項の報告を受けます。
 1番、第九中学校・中央中学校統合新校校舎建築基本構想・基本計画についての報告を求めます。
吉村教育委員会事務局副参事(学校再編担当)
 それでは、お手元の資料、第九中学校・中央中学校統合新校校舎建築基本構想・基本計画について(資料3)をごらんください。
 本案につきましては、3月16日の文教委員会において既に御報告させていただいたところでございますけれども、その案をもとに、保護者あるいは地域の方に説明会等を開催させていただきまして、そこで出された意見等を踏まえ、本基本構想・基本計画を策定したものでございます。
 次に、説明会で出された主な意見でございますけれども、地域開放ゾーンと学校専用ゾーンが容易に区分できるとよい。あるいは、家庭科室・音楽室1については、縦長ではなく正方形に近い形状がよい。あるいは、備蓄倉庫は、備蓄物資の出し入れが容易なように1階が望ましい等の意見を踏まえまして、3番でございますけれども、基本的な考え方といたしまして、案では平面計画の3案がございましたけれども、それを一つに定めたものでございます。それぞれ以下のとおり、A案、B案、C案の特色がございましたけれども、地域開放ゾーンと学校専用ゾーンとの区画、あるいは給食室への食材等の搬入が容易なことから、B案を基本としたものでございます。
 別紙資料の基本配置をごらんいただきたいと思います。
 具体的な基本配置でございます。まず、1階部分、左図でございますけれども、これについては、5階にすることで、先ほどのA案のメリットでございました校庭面積を大きく確保できる、あるいは備蓄倉庫も1階で搬出が容易となるといったこと、また、給食室を1階に確保するため、食材等の搬入も容易となるといったものでございます。さらに、南には、南側から通学する生徒のための昇降口を設けたものでございます。次に、右図上の地下1階でございます。屋内プールと柔剣道場が近接しているため、地域開放時の利用をしやすくいたしまして、屋内プールは最下階でございますので、構造的に安定したものになります。次に、2階から4階部分でございますが、こちらは教室分といたしまして、生徒の動線を重視した配置を行い、さらに各階に、右端でございますけれども、ラウンジなどの生活空間の充実も留意したものになってございます。次に、5階でございます。5階については、地域開放をする特別教室分をまとめて配置してございますので、非開放部分との区画管理がしやすくなりまして、また、校舎部分が一部のため、北側日陰の影響はほとんど少なくなっているといったものでございます。
 なお、基本構想・基本計画の全文でございますけれども、別添の冊子のとおりでございます。
 恐れ入りますが、先ほどのA4判の裏面、5、今後の予定にお戻りいただきたいと思います。
 今後の予定でございますけれども、平成22年度~23年度、基本設計・実施設計を進めさせていただきます。さらに、24年~25年度にかけて現校舎の解体・新校舎建築工事、平成26年4月に新校舎の供用を開始したいというふうに考えてございます。
 私からの報告は以上でございます。
委員長
 ただいまの報告に対して質疑はありませんか。――よろしいですか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 それでは、質疑がなければ、以上で本報告について終了します。
 2番、平成21年度第1回中学生「東京駅伝」大会競技結果についての報告を求めます。
古屋教育委員会事務局副参事(学校教育担当)
 平成21年度第1回中学生「東京駅伝」大会競技結果について御報告させていただきます。
 ことし3月21日(日曜日)ですが、中央区晴海埠頭におきまして第1回の中学生「東京駅伝」大会が実施されました。その競技大会の結果につきましては以下のとおりでございます。(資料4)
 まず、1番の出場チームでございますが、市町村数では23区・26市・2町でございまして、チームは、男子は51チーム、女子は50チームでございます。
 次に、2番の選手・役員・観客者総数ですが、東京都の教育庁の発表によりますと、全体で約1万5,000人ということでございます。
 次に、3番の競技結果でございます。資料に記載のとおりでございます。なお、男女総合という一番左の列でございますが、これは、真ん中の男子の部のタイムと右の女子の部の時間の合計したもので判定しております。また、男子の部のほうは42.195キロになっていますが、これは第1区から第17区まで、17人で走っております。また、女子の部のほうは30キロメートル、これは第1区から第16区までということでたすきをつないでいるものでございます。
 最後に、一番下の中野区の結果でございます。中野区では、男女総合では21位でございました。時間では4時間25分17秒。また、男子の部では24位でございます。時間では2時間31分10秒。また、女子の部では15位、時間で1時間54分07秒でございました。また、女子個人の部でございますが、2.5キロメートルの区間の部におきまして、中野区の選手が資料に記載のとおりの結果で2位に入っております。
 なお、平成22年度の第2回中学生「東京駅伝」大会は、来年、平成23年3月20日(日曜日)に実施するということで決定しております。
委員長
 ただいまの報告に対して質疑ありませんか。――よろしいですか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 質疑がなければ、以上で本報告について終了します。
 次に、3番、平成22年度教育管理職の異動についての報告を求めます。
喜名教育委員会事務局指導室長
 それでは、4月1日付の幼稚園・小学校・中学校の教育管理職の異動について御報告申し上げます。
 まず、校長・園長14名、副校長・副園長16名、合計30名の異動がございました。
 資料を(資料5)ごらんいただきたいと思います。校種ごとに簡単に御報告をいたします。
 まず、幼稚園でございますが、かみさぎ幼稚園の園長の退職に伴いまして、武蔵台小学校の校長を併任園長といたしました。このことについて経緯を御説明いたします。例年12月に園長選考の合格発表がございますが、今回、この退職の意思表示が12月の発表以降ということがございました。小中学校の管理職と異なりまして、幼稚園の管理職につきましては必要数しか合格させないという状況がございます。このことにつきまして、特別区人事・厚生事務組合の教育委員会事務局と相談したところでございますが、繰り上げ合格によって他区から派遣をするということは可能であるということがございましたが、その場合、2年間の自治法派遣、または、その区を退職して本区での再採用ということになるということで、いずれにいたしましても、区間の協議、区の間での協議が必要ということがございました。時間的にかなり厳しい状況にございましたので、近隣の小学校の校長の併任ということで対応したところでございます。あわせまして、副園長につきましては、みずのとうとやよいの園が閉園ということでございまして、その副園長2名をかみさぎ幼稚園に配置しております。したがいまして、現在、併任園長がお一人、それから2人の副園長という体制で実質勤めているところでございます。実際的には1人の副園長が園長代理、1名の副園長は従来の副園長としての仕事をしているところでございます。
 続きまして、小学校でございますが、校長7名の退職、副校長2名の退職がございました。校長でございますが、内転、いわゆる区内での異動が1名、外からの転入が1名、外からの昇任ということでおいでいただいたのが4名、それから本区での再任用が3名ということになっております。それから、中学校籍の副校長等が2名、小学校の校長になっております。塔山小学校と向台小学校につきましては、中学校籍の副校長等からの昇任ということになってございます。続いて、副校長でございますが、区内での異動が1名、外からの転入が3名、内部での、区内での昇任が1名、外からの昇任が3名でございます。このうち新井小学校の副校長につきましては、中学校の主幹教諭からの昇任ということでございます。このことで、今年度、異校種、いわゆる中学校籍の教員が小学校の校長になっているものが2名、副校長が、昨年度からの継続、沼袋小がございますので、2名ということになっております。これにつきましては、東京都の、特に小学校の管理職の不足ということの対応ということになっておりまして、全都的な対応ということでございます。
 続きまして、中学校でございますが、校長が4名退職、副校長が1名退職でございます。校長につきましては、区内の副校長からの昇任が1名、区外の副校長からの昇任が2名、再任用が1名でございます。続きまして、副校長でございますが、区内での異動が1名、外からの転入が1名、区内での昇任が2名、区外からの昇任が2名ということになってございます。
 最後に事務局でございますけれども、大変お世話になりました、統括指導主事と指導主事2名がそれぞれ昇任をしております。4月1日付で後任の3名が着任しております。どうぞよろしくお願いいたします。
 報告は以上でございます。
委員長
 ただいまの報告に対しての質疑はありませんか。――よろしいですね。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 質疑がなければ、以上で本報告について終了します。
 次に、デジタル美術館「中野区の至宝」についての報告を求めます。
飯塚教育委員会事務局副参事(生涯学習担当)
 デジタル美術館「中野区の至宝」について御報告申し上げます。(資料6)
 平成21年度に東京都から中野区に対して交付されました東京都緊急雇用創出区市町村補助金事業の一環としまして、区政資料のデジタル化というのがございました。これが完了いたしましたので、成果品を関係機関等に配布するというものでございます。
 この事業目的でございますが、歴史民俗資料館にはさまざまな歴史・民俗・考古学資料が所蔵されているわけでございます。これは、キセル1本とか扇子1本まで数えますと大体4万点近くあるわけなんですが、スペースとか保存取り扱いの点から、すべてを常時展示するということは難しいということでございまして、区が所蔵するすぐれた文化遺産を常時鑑賞できるように区政資料のデジタル化を行いまして、DVDを作成したというものでございます。
 資料題名が、デジタル美術館「中野区の至宝」というものでございます。ディスクが6枚で1セットになっております。
 内容でございますけども、区が所有する陶磁器・絵画・浮世絵・考古資料・民俗資料約500点を対象としてございます。500点をちょっと欠けるんですけど、電子媒体で鑑賞できるようなDVD仕様による映像資料ということでございます。裏を返していただきますと、これはモノクロでちょっとあれなんですけども、イメージが大分違うんですが、こんなような画面が出てまいります。これはディスク2でございますけれども、この「美術館入口」というところをクリックしていただきますと、その下の画面が出てくると。それで、「浮世絵」をクリックいたしますと、その下の映像が出てくるということでございます。これは一応動画なんですが、動画といってもナレーション等は入っておりませんで、その美術品ですね、例えば陶磁器の周囲をぐるっとカメラが回ったり、一部をクローズアップしたりというような内容になってございます。それで、説明の文字があらわれるということでございます。
 製作部数は200セットということでございます。
 配布予定先ということでございますけれど、区内公私立小中学校でありますとか区内公私立高等学校・区内大学短期大学・都内区市図書館・都内区市町村・都内博物館・美術館等を予定してございます。これは貸し出しもできるようにしたいというふうに考えてございます。
 それから、有償配布、これは6月以降に、これ以外に100ほど増刷いたしまして、これを有償配布できるようにするということにしてございます。
委員長
 ただいまの報告に対しての質疑はありませんか。
のづ委員
 今の有償配布なんですけども、この200部とは別につくるということですね。そのときに、どういう方にどこで配布とか、そこまで決まっていらっしゃるんですか、値段とか。
飯塚教育委員会事務局副参事(生涯学習担当)
 200というのが、大体これはそれぞれのところに置いていただくためにつくったものでございまして、これは無償配布なんですが、そのほかに100ほどつくるということを考えてございます。値段ですけど、これは実費相当ということを考えてございます。配布するところというのは、歴史民俗資料館を一応考えているわけでございますが、どのような場所でどのように配布するかというのは、ちょっと現在検討している最中でございます。
のづ委員
 まだその配布先はこれからということですね。有償の希望があった場合の配布先です。
飯塚教育委員会事務局副参事(生涯学習担当)
 現在でも歴史民俗資料館は、そこで編集した冊子等を販売してございますので、そこでは販売をするというふうに考えてございます。
山口委員
 これはオンラインで見れるようにすることなどは検討されているんでしょうか。

飯塚教育委員会事務局副参事(生涯学習担当)
 オンラインといいますと、これは相当内容が大きいんで、そこまでできるかというのがちょっとございます。実は、これはホームページなんかに出せないかということで、広報等とも相談をしたんですけれど、動画ということですとサーバーがとても耐えられないということで、内容のさわりを静止画で紹介して、もし内容を見たい方はこちらにどうぞというような形での紹介はできるかなというふうに考えてございます。
委員長
 ほかに質疑がなければ、以上で本報告を終了します。
 所管事項のその他について、報告はございますか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 特に報告はないということで、なければ、以上で所管事項の報告を終了します。
 その他に入ります。
 委員会を暫時休憩します。

(午後1時23分)

委員長
 委員会を再開します。

(午後1時29分)

 休憩中に確認したとおり、次回の日程は第2回定例会中とし、急な案件が生じた場合には正副委員長から招集させていただくことにしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 御異議ありませんので、そのように決定します。
 本日予定した日程はすべて終了しますが、委員、理事者から特に御発言はありませんか。
山口委員
 すみません、2点ほど保育園のことについて伺いたいんですけれども、3月時点で不承諾通知のほうが、認可保育園の申請に関しては4月、申請に関しては行っているかと思うんですが、これについて不服審査請求などは出されているんでしょうか。
海老沢子ども家庭部副参事(保育園・幼稚園担当)
 不服申請については何件か出されている状況にございます。
山口委員
 その件数と、どういった区としての対応をされているか、教えてください。
海老沢子ども家庭部副参事(保育園・幼稚園担当)
 ちょっと今、資料がございませんで、ちょっと答弁保留をさせていただきたいと思います。
山口委員
 もう1点なんですけれども、きのう、区立の弥生保育園のほうに転園された、3月に閉鎖された仮園舎のほうにいらっしゃった本郷保育園の保護者の方から、ちょっと御意見が――御意見というか、抗議の声があったんですけれども。と申しますのは、陳情のほうが父母会のほうから上がっていて、その3番目のほうに、仮園舎から転園の際には本郷保育園の保育士と一緒に異動できるようにしてくださいという項目があって、皆さん転園できて本当によかったというふうにおっしゃっているんですけれども、本郷保育園の保育士さんが1人も一緒に来てくれなかったということで、非常に区のほう――これはかなえてもらえるだろうとすっかり信頼していたので、ちょっとどこに言っていけばいいのか非常に困惑しているというようなお話でした。
 それで、お聞きしたいんですけれども、まず、転園された人数、子どもたちの数と、何歳児であるのか、あと、議決のほうが、採択がされた陳情ですので、これを受けて区のほうではどういう対応をしたのか、その点について伺えますか。
海老沢子ども家庭部副参事(保育園・幼稚園担当)
 申しわけございません、これにつきましても、今手持ち資料がございませんので、後ほどお答えさせていただく形で、保留させていただきたいと思います。
委員長
 どなたか……。(「ちょっと休憩にしていただいて……」と呼ぶ者あり)
 それでは、休憩します。

(午後1時33分)

委員長
 再開します。

(午後1時40分)

海老沢子ども家庭部副参事(保育園・幼稚園担当)
 お答えいたします。まず、不服審査の状況でございますけども、異議申し立てとして上がっているものが2件、もう一つ、オンブズマンに提訴されているという方が1件ございました。
 御質問の二つ目ですが、本郷保育園から弥生保育園の転園の関係でございますけども、年齢別に申し上げますと、新3歳の方が2名いらっしゃいましたが、そのうち1名の方が弥生保育園に転園されています。新4歳児のうち、申し込みされた方は3名いらっしゃいますが、すべて弥生保育園に転園されております。新5歳児につきましては、8名いらっしゃいましたが、弥生保育園に転園された方は6名でございます。その他、お二人の方についても別の園に転園をされてございます。
山口委員
 以上なんですけれども、私の質問の趣旨は、こういった陳情が上がっていて、それを受けての配慮をどのようにされたのか、全く本郷保育園のほうから異動がなかったということで、前任者の方が少し説明をされたというのは休憩中にお聞きはしたんですけれども、その点について伺えますか。
海老沢子ども家庭部副参事(保育園・幼稚園担当)
 転園の希望につきましては、第1希望を配慮いたしまして、弥生保育園に転園を希望されている方につきましては弥生保育園に転園されたということでございます。
山口委員
 すみません、本郷の保育士さんと一緒に異動できるようにしてくださいという要望であったんですけれども、それに対して区としてどういう対応をされたのか、お聞かせください。
海老沢子ども家庭部副参事(保育園・幼稚園担当)
 保育士の移動につきましては、配慮をいたしましたが、職員体制上、弥生保育園のほうに異動することはできなかったということでございます。
山口委員
 私に話をされた方がたまたまその説明がなかったのかもしれないんですけれども、ただ、仮園舎に一たん移って、また弥生保育園のほうに移ってというような、結構子どもにとってはそのたびに保育環境が変わるわけですから、保護者としては陳情も上げているし議会は一体何をやっているんですかと、かなり厳しく御叱責を受けたんですけれども、その意味では、子どもにとって一番どういったことができるのかということを今後も視野に入れてぜひ対応をしていただきたい、これは要望にいたします。
委員長
 それでは、本日予定した日程はすべて終了いたします。
 以上で子ども文教委員会を散会します。

(午後1時44分)