平成21年02月05日中野区議会文教委員会 平成21年02月05日文教委員会 中野区議会文教委員会〔平成21年2月5日〕

文教委員会会議記録

○開会日 平成21年2月5日

○場所  中野区議会第5委員会室

○開会  午後1時02分

○閉会  午後2時46分

○出席委員(8名)
 牛崎 のり子委員長
 佐伯 利昭副委員長
 平山 英明委員
 いながき じゅん子委員
 いでい 良輔委員
 伊東 しんじ委員
 大内 しんご委員
 江口 済三郎委員

○欠席委員(0名)

○出席説明員
 教育長 菅野 泰一
 教育委員会事務局次長(生涯学習担当参事) 竹内 沖司
 教育経営担当課長 小谷松 弘市
 学校再編担当課長 青山 敬一郎
 学校教育担当課長 寺嶋 誠一郎
 指導室長 入野 貴美子
○事務局職員
 書記 鳥居 誠
 書記 松本 明彦

○委員長署名


審査日程
○議題
 学校教育の充実について
○所管事項の報告
 1 区立幼稚園の土地・建物を利用した私立認定こども園の開設に向けた区の取り組みについて
(教育経営担当)
 2 区立学校の平成20年度卒業(修了)式・閉校式・平成21年度入学(園)式について(学校教育担当)
 3 教育管理職の異動について(指導室長)
 4 (仮称)なかの生涯学習大学の基本的な考え方について(生涯学習担当)
 5 常葉サマースクールの見直しについて(生涯学習担当)
 6 仲町小学校跡施設「地域スポーツクラブ施設整備計画」(案)について(生涯学習担当)
 7 その他
(1)インフルエンザによる学級閉鎖の発生について(学校教育担当)
(2)もみじやま文化センター本館2階のレストランについて(生涯学習担当)
○その他

委員長
 定足数に達しましたので、本日の文教委員会を開会いたします。

(午後1時02分)

 本日は、お手元に配付の審査日程(案)(資料1)のとおり進めたいと思いますが、これに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 御異議がありませんので、そのように進めます。
 なお、審査は午後5時を目途に進めたいと思いますので、御協力をよろしくお願いいたします。
 また、3時ごろに適宜休憩を入れたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
 学校教育の充実についてを議題に供します。
 所管事項の報告を受けたいと思います。
 それでは、報告を受けます。
 初めに、1番、区立幼稚園の土地・建物を利用した私立認定こども園の開設に向けた区の取り組みについての報告を求めます。
小谷松教育経営担当課長
 それでは、区立幼稚園の土地・建物を利用した私立認定こども園の開設に向けた区の取り組みにつきまして、御報告をさせていただきたいと思います。(資料2)
 平成22年4月から、区立やよい幼稚園及びみずのとう幼稚園の土地・建物を利用いたしまして、私立認定こども園を開設するための準備を進めているところでございますが、これまでの経過と今後の取り組みにつきまして、御報告をさせていただきたいと思います。
 まず、1番目に、平成22年度に開設する私立認定こども園の概要につきましてお話し申し上げたいと思います。
 やよい幼稚園でございますが、これは類型というところに幼保連携型(並列型)とございます。ちょっと類型ということでお話し申し上げたいと思いますが、認定こども園につきましては、四つの類型がございます。一つが幼保連携型ということで、これは認定こども園の中に認可幼稚園及び認可保育園がともに併存する、そういうパターンのこども園でございます。それから、二つ目が幼稚園型と言いまして、これは認定こども園の中に認可幼稚園だけがございまして、保育園部分につきましては認可外の保育施設ということで、認可されました幼稚園に附属するような形をとっております。それから、三つ目が保育所型、これは認可保育園が主体となりまして、認可保育園の中に幼稚園的な機能もあわせ持つというものでございます。そして、4番目、最後でございますが、地域裁量型ということでございますが、認可幼稚園または認可保育園、ともに認可をとらないで認可外の保育施設として、その中に幼稚園的な機能をあわせ持つというような、小さな施設というようなものでございます。このように四つの認可保育園にはパターンがございまして、これはどちらかといいますと、既存の幼稚園あるいは保育園を利用いたしまして、認定こども園に移行できるように、いろんな形を用意するというような趣旨でございます。やよい幼稚園はその中の幼保連携型というタイプでございます。これを運営する予定の法人でございますが、学校法人常盤学園でございます。常盤学園につきましては、既に幼稚園、保育園、個々に運営をしてございます。また、世田谷におきまして、認定こども園の運営なども行っている実績のあるところでございます。
 それから、もう一つ、みずのとう幼稚園でございます。こちらは類型といたしましては幼稚園型のタイプということで運営を見込んでございます。運営予定の法人といたしましては、学校法人八幡学園、これは区内の学校法人でございまして、既に中野区内におきまして幼稚園の経営をしているところでございます。
 二つ目といたしまして、平成20年度の主な取り組み内容でございます。まず、転換に向けまして、円滑な転換を図るため、保護者、運営法人、それから、区によります三者協議会を立ち上げまして、話し合いを重ねてございます。これまでにやよい幼稚園では、6月から始めまして3回ほど、また、みずのとう幼稚園につきましては、同じく6月から始めまして2回実施を図ってございます。年度内にそれぞれもう一回ずつ話し合いの場を持ちたいというふうに思っております。
 それから、二つ目といたしまして、施設の改修工事、今年度分を夏休みに実施を図りました。防水塗装工事、冷暖房の設置工事、トイレ等の改修などを行いました。
 それから、三つ目といたしまして、子育て支援事業を11月から開始してございます。内容といたしましては、親子登園ということで、これは月に二、三回ほど地域の親子が幼稚園にまいりまして、一緒に遊んだり、あるいは親御さんの子育て相談に応じるといったような内容の事業をやってございます。これは対象は在園児ということではなくて、地域のもう少し低年齢児の幼稚園あるいは保育園に通っていない親子を対象としてやっている事業でございます。なお、この事業は区からの委託事業ということで、運営事業者のほうに委託して実施を図っているものでございます。
 それから、4番目でございますが、区立幼稚園条例の一部改正案を次の第1回定例会で提案をさせていただきたいと考えてございます。これは認定こども園開設に向けましたもろもろの手続や、あるいは転換に向けました移行準備のため、条例上の根拠を明らかにしておきたいということで、第1回定例会でお願い申し上げたいと見込んでございます。
 それから、来年度の主な取り組みということでは、引き続き区と運営事業者、保護者の三者協議会を継続して実施を図ってまいりたいと思います。円滑な移行に向けまして、保護者の方々も不安なく新しい認定こども園に衣がえし、お子様を通わせていただくように話し合いの場を引き続き持ってまいりたいと思っております。
 それから、二つ目は、施設の第2期分の改修工事を行いたいと思っております。認定こども園になりますと給食が出ます。そのようなことから、調理室を設置する必要があるといったようなことがございます。そのほかに今度新しくゼロ歳児、1歳児、2歳児の部屋なども確保しなければならないといったようなことから、2期分の工事の実施を図ってまいりたいと考えてございます。
 それから、子育て支援事業の拡大ということで、これは今年度同様、区からの委託事業ということで、運営事業者に実施をお願いするものでございますが、引き続き親子登園事業をやっていただくとともに、施設型の一時保育、これは保護者の方が病気とか入院とか、あるいは急な所用などによりまして、家庭において養育することが一時的に困難になった場合、幼稚園のほうに一時保育ということで預かるというようなものでございます。
 それから、四つ目といたしまして、認定こども園の幼稚園部分の転園希望者の調査を行いたいと思います。現在、やよい幼稚園、みずのとう幼稚園に通っているお子さん、3歳児・4歳児のお子さんでございますが、22年度に認定こども園になった場合、引き続き認定こども園のほうに通園するかどうかといったような希望の調査をとりたいと思っております。
 それから、5番目に区と運営法人との引き継ぎを行いたいと思います。スムースに認定こども園に移行し、また、子どもたちにとりましても、急な変化ということがないように、認定こども園開設直前の1月から3月にかけまして、新たに認定こども園の担当する幼稚園の先生、また、保育士の方が現在の幼稚園の教員と一緒に子どもたちの対応に当たるなど、転換がスムーズにいくような、そういう対応を図ってまいりたいというふうに思っております。
委員長
 ただいまの報告に対して、質疑はありませんか。
大内委員
 現施設名が今あるんですけれども、私立認定こども園になった場合の施設名というのはどうなるのか、わかりますか。
小谷松教育経営担当課長
 個別の名称ということでございましょうか。名称については、まだどちらの法人とも正式に決定はしてございません。ただ、認定こども園としての認可をとりますので、認定こども園という看板を掲げて、その上で当該施設の名称を名乗るということになろうかと思います。
大内委員
 例えば条例で今度出るということで、そのときには私立認定こども園に変わるということだけでいいわけ。名前というのは、また次の定例会かいつかのときに、こういう名称で変わるということがまた条例で出されるわけ。それとも、条例とか出ないで自動的に私立園のほうで勝手に決められるということになるんですか。
小谷松教育経営担当課長
 1定でお願いしたいと思っております条例の改正案につきましては、やよい幼稚園とみずのとう幼稚園を廃止するという内容の条例をお願いしたいと思っております。新たに立ち上げます認定こども園は私立の幼稚園ですから、学校法人そのものが自分で名前を決めて、東京都の認可をとるということになります。
委員長
 他にございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 質疑がなければ、以上で本報告について終了いたします。
 それでは、2番、区立学校の平成20年度卒業(修了)式・閉校式・平成21年度入学(園)式について報告を求めます。(資料3)
寺嶋学校教育担当課長
 それでは、区立学校の平成20年度卒業(修了)式・閉校式・平成21年度入学(園)式について御報告申し上げます。
 恐れ入りますが、お手元の資料をごらんください。
 まず、卒業式、修了式でございますが、ごらんのとおり、 幼稚園は3月18日、中学校は3月19日、小学校は3月24日にそれぞれ行われます。開始時刻は午前10時となっておりますが、学校によっては若干異なるという場合がございます。
 続きまして、2番目、閉校式でございます。これはごらんのとおり、3月25日に昨年と同様な方法で4校について行いたいというふうに考えています。なお、統合新校では、年度が改まりまして始業式の冒頭に学校としての開校式は行います。ただ、来賓をお呼びするいわゆる開校式典につきましては、後日行うということでございますが、今のところ、その日取りは決まってございません。
 3番目になります。入学式、入園式でございますが、小学校が4月6日、中学校が4月7日、幼稚園が4月8日ということであります。これもそこに時間は記載してございますが、学校によっては多少異なるということがございます。
 なお、各式典の来賓の方々につきましては、各学校から招待状が送付される予定でございますので、よろしくお願いしたいと思います。
 以上、簡単でございますが、御報告とさせていただきます。
委員長
 ただいまの報告に対して、質疑はありませんか。
大内委員
 卒業式のときだと思うんですけれども、たしか区長の代理ということで来賓を呼びますよね。入学式は呼ばなかったかな。卒業式のときに、区長のあいさつ文を代理の方がいつも壇上であいさつすると。区議会議長のはそこの副校長が読み上げていたかな。あれは何で区議会議員が行っているのに、区議会議員が読まないで副校長が読むのかなということで、せっかく議員が行っているんだから、時間短縮とかいろいろ言われているけども、そんな時間かかるわけじゃないのに、前から言われているんだけども、それは教育委員会として方針か何かあるんですか。今までの慣例とか何かあるんですかね。
寺嶋学校教育担当課長
 卒業式におきましては、区長と教育委員会の連名で祝辞を述べております。議会につきましては、これまで取り決めで来賓祝辞の後、来賓紹介の前に議長メッセージという形で御紹介し、副校長なりが代読するという形になってございます。
大内委員
 だから、それは何で。じゃ、区長のはメッセージじゃないんだよね、本人がいなくても。教育長とか行っていれば別だろうけど。例えば区議会議員だと文教委員長が行っても、副議長の場合は代読するの。副議長がいてもメッセージなの。
寺嶋学校教育担当課長
 何年か前の申し合わせによりまして、副議長がいらしても、学校の副校長が代読するということになってございます。
委員長
 それでは、ちょっと休憩させていただきます。

(午後1時17分)

委員長
 委員会を再開いたします。

(午後1時21分)

 他にございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 質疑がなければ、以上で本報告について終了いたします。
 それでは、3番目、教育管理職の異動についての報告を求めます。
入野指導室長
 このたび、中野区立小学校におきまして、教育管理職の異動がございましたので、御報告申し上げます。(資料4)
 中野区立桃花小学校の副校長の異動がございました。前任の上田悦子副校長につきましては、20年12月18日付死亡退職ということでございますので、後任として新宿区立柏木小学校の主幹教諭が昇任いたしまして、2月1日付で桃花小学校の副校長として着任いたしました。御報告申し上げます。
委員長
 ただいまの報告に対して、質疑はありませんか。

大内委員
 休憩にしてください。

委員長
 では、休憩させていただきます。

(午後1時22分)

委員長
 委員会を再開いたします。

(午後1時25分)

 他にございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 なければ、以上で本報告について終了いたします。
 それでは、次に、4番目、(仮称)なかの生涯学習大学の基本的な考え方についての報告を求めます。
竹内教育委員会事務局次長
 ことぶき大学と大学院につきまして、発展的な見直しを行い、学習の成果をより一層地域の活動に生かせるようなプログラムを持つ(仮称)なかの生涯学習大学を実施したいということで考えております。(資料5)
 名称は「なかの生涯学習大学」とする予定でございます。
 目的については、生きがいを持って豊かな人生を過ごすというようなこともございますが、地域のために活動する意欲を培うことや、地域社会への主体的参加の促進を図ることに従前よりも力点を置いたものとしております。
 学年構成につきましては、これまでは大学が3年間、大学院が1年間で合計4年間でございましたけども、これを3年間で実施したいというふうに考えてございます。
 プログラムにつきましては、1年目は基礎学習、2年目・3年目は学校支援、文化歴史、福祉、国際交流などのコースを設けて、地域活動に結びつくような実践的な学習を中心に行う考えでございます。
 入学の資格といたしましては、年齢を5歳引き下げて55歳からといたします。なお、定員にあきがある場合には、55歳未満の方についても受け入れをしたいというふうに考えております。
 参加費は、これまでは資料印刷代等、消耗品代のみで年間400円ということでございましたけども、これに講師謝礼と外部施設使用料の一部を加えて、年3,000円の御負担をいただく考えでございます。
 定員は、各学年200人でこれまでと変わりません。
 なお、経過措置といたしまして、平成21年度はことぶき大学のCコース及び大学院を、平成22年度につきましては、大学院を引き続き置きたいと考えております。これは現在の受講者の皆さんの御要望を反映したものでございます。
委員長
 ただいまの報告に対して、質疑はありませんか。
江口委員
 名称が変わるのは大変寂しいなというのは、ことぶき大学というのは公明党が提案し、充実して大学院をつくれということで、本当に長い歴史を持ってきているんですけど、ただ、私ども、この中で反省していたのが、ことぶき大学・大学院の皆さんというのは非常に意欲的で、相当積極的に参加されているということは十分承知しているんですけど、私たちはこれが地域に生かせるだろうという気持ちがあったんですが、意外と町会には戻らないで、卒業されるとまた独自の道を歩んでいかれるという人たちが非常に多くて、なかなか地域につながらなかったと。今回、目的の中にこういう形があるけども、今までの経験からすると、これは難しいんじゃないかと。これだけ学んだ人たちがなかなか町会には戻らないで、自分たちのグループをつくったり、そういうところに行ってしまって活動するというケースが多々見られてきた。我々の目的もそういうことじゃなかったので、反省点はあったんですけど、ただ、参加者は非常に充実するということで大変喜んでいただいた事業だと思ってはいたんですけど、こういう形で今回新しく仮称ですけど、生涯学習大学という、地域ということを重く受け入れてくれているんですけど、これは大丈夫ですか。
竹内教育委員会事務局次長
 今回の見直しの視点の中に、3年間学習された後の出口のところも私たちきちんと用意をしてまいりたいというふうに思っております。例えば、今でも哲学堂とか歴史民俗資料館で古文書の解読のボランティアをしていただいているというような卒業生の皆さん方もいらっしゃいますので、例えばそういうものであれば、文化歴史のコースというのを選んでいただけると、そういったボランティアのところにも御紹介して、その後の活動を目線に置いた学習というのをしていただくというふうに考えています。それで、すべてが町会・自治会だけじゃないと思いますので、いろいろな地域の福祉の関係ですとか、国際交流、それから、今言ったようなボランティアというような、地域活動はさまざまございますので、そういったものにすんなり入っていけるような学習内容と、それを見据えた紹介というのをやっていきたいというふうに思っております。
江口委員
 今言ったことだと、やっぱり専門的な分野という、例えば国際交流なんかでは、大きな経験を持った人たちがここでさらに学び、中野には国際交流協会もあるわけですから、そういう中でのまたボランティア活動となると、なかなか町会に人材が戻ってこないんですよ。今、町会としては、やっぱり多くの人材が欲しいし、逆にいえば、町会の中でこういう部門がたくさんあってもいいぐらいの、地域って非常に重要な町になるし、まちづくりの一環として町会という位置付けしなきゃいけない。こういう人たちがそこに戻って、逆にリーダーとなって広げていくとかいうような、要は町会発生涯学習大学というような形をうまくつなげないと、またもとのまま、さらにいろんな分野に進んでいって、地元には戻らないということになる懸念があるんだけど、その辺をもう一回聞いているの。大丈夫ですかという。
竹内教育委員会事務局次長
 すべてが町会ということだけではないというふうに思いますけども、今後、コースをつくっていく中で、町会というのも地域のボランティア活動の場でございますので、そういった場での活動につながるような、例えばまちづくりというようなテーマ設定もございましょうし、福祉にしても、何にしても、今、町会という単位も大変重要なことになっておりますので、そういった形につながるようなカリキュラムの設定を考えていきたいというふうに思っております。
伊東委員
 今の質問に関連するかもしれないんですけど、実際に受け皿、卒業した後の活動の場というものは、それぞれのところから声は上がっているんですか。要するにそういう声に基づいて、これらのコースの設定がなされているのかどうかということで。
竹内教育委員会事務局次長
 例えば社会福祉協議会等との連携ですとか、それから、具体的に私どもでいえば、さっき言ったような古文書の解読というようなボランティアをやっていただいているとか、それから、今後は子育て支援というようなものも大変重要になってくると思いますし、福祉の分野もそうでございますので、具体的な出口というのは設定することができるというふうに考えております。
伊東委員
 ここに2学年、3学年の場合のコースが四つほど例に挙げられてありますけど、「など」と一応なっている以上は、このほかにまだ想定していて、例えば関連しますけども、今、町会活動を役員として参画されている皆さんで、町会もホームページを持つような時代になってきている中で、あるいは必ず文書作成等もパソコンの活用が求められてきているのも事実なんですけど、まだまだそこまでは手が行き届いていないのも事実で、役員以外の方の協力を仰ぐというような事実も多々あるようですけれど、そうしたものを具体的に考えているのがあれば、今、幾つか挙げましたけれども、そういうものはありますでしょうか。
竹内教育委員会事務局次長
 例えば、このほかでいいますと、学校支援ボランティアというのを今後立ち上げるということで御報告しているところでございますので、そういった学校教育のボランティアコースというものも十分考えられるのかなと思っていまして、なかなか一遍にすべてのコースを用意するというわけにもいかないですけども、順次コース設定については充実を図っていきたいというふうに思っております。
委員長
 他にございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 質疑がなければ、以上で本報告について終了いたします。
 では、次に、5番目、常葉サマースクールの見直しについての報告を求めます。
竹内教育委員会事務局次長
 常葉サマースクールの見直しについて御報告いたします。(資料6)
 平成14年度から夏休みの期間を利用して行ってまいりました常葉サマースクールにつきましては、引率の教員の確保がなかなか難しくなっていることですとか、特に参加する児童数に対して、実施のために相当の時間と人員と費用がかかっているというようなことなどの費用対効果といった面からも、見直しを行う必要があるというふうに考えております。
 このたび、従前の常葉サマースクールについては廃止をいたしまして、それにかえて、より身近な場所で、より多くの子どもたちによりさまざまな自然体験ですとか、科学実験などの機会を提供するこども科学教室を拡大・充実して実施してまいりたいというふうに考えております。
 こども科学教室の充実の内容につきましては、2に記載のとおりでございまして、一つには、今年度行った内容よりもコースをふやしたり、回数を増すなどして、総定員、これは延べではなくて実人員ですけども、総定員を倍以上にふやして実施をする考えでございます。
 もう一つは、新たに環境学習コースと自然体験コースを設けて、夏休みを利用して仲間づくりを図りながら、環境学習や自然体験の機会を提供したいというふうに考えてございます。
 費用については、この前と同様に、1回500円を考えておりますけれども、環境学習コースと自然体験コースについては、今後決めていきたいというふうに考えております。
委員長
 ただいまの報告に対して、質疑はありませんか。
平山委員
 サマースクールの廃止で二つ理由を書いていらっしゃって、教員の参加が困難な状況なのと費用対効果の面からということですけども、教員の参加が困難な状況は、もうずっと前から続いていてということなんですか。
竹内教育委員会事務局次長
 特に夏休みの期間が短くなってきているということがございますし、それから、その期間中に学校行事、研修等の実施というようなことがございまして、教員は夏休みも忙しい状況になっているということでございます。
平山委員
 費用対効果と書いてあるんですけど、これをもう少し具体的に説明してもらえますか。
竹内教育委員会事務局次長
 今、費用ということで申し上げますと、19年度の決算額で申しますと、総額375万円余でして、参加者が62人ということで、単純に割り返すと1人6万円ほどとなっております。2万5,000円の参加費をいただいておりますので、それを差し引くと3万5,000円余ということになるわけです。ただ、これは直接支出した額でして、私ども行政評価ではフルコストという考え方でやっております。要は、そのためにかかる人件費も含めてということになっているわけでございます。そのときにお出ししているデータとしては、1人当たり16万円余かかるというような数字が出てしまいますので、こういった点については、改善を図っていく必要があるということでございます。
平山委員
 確かに、今の数字でいくと、1人当たりの金額というのは非常に大きいんですけど、費用対効果という言葉が非常に難しくて、じゃあ、それだけのお金をかけたけども、子どもたちに効果があらわれなかったというふうにもとれるわけですよね。幾らお金をかけたから、幾ら分の効果が得られたのかって、教育効果って、数値ではかりにくいものがあると思うんです。それを費用対効果というような言葉を理由として挙げられると、ちょっとしっくりこない部分があって、じゃあ、今度のコースは幾らの費用をかけてどれだけの効果が得られるのかという効果の部分の比較というのは、きちんとされていらっしゃるのかなというふうに疑問を持たざるを得ないんですけど、もう一度よろしいですか。
竹内教育委員会事務局次長
 そういった意味では、一人当たりにかかる経費が大変大きいということで、行ったお子さん方につきましては、毎回アンケートをとっておりますので、大変喜んで充実した生活を送って戻ってきているというようなアンケートの結果はいただいておるところでございます。ただ、先ほどちょっと数字を紹介したようなことがございますので、私どもとしては、そこら辺を改善して、より多くの子どもたちにそういう機会を提供することは考えていくべきだろうというふうに考えているところでございます。
平山委員
 要は、子どもたちに対する教育の機会の提供の中で、確かにお金がかかっている部分で改善をしていかなきゃいけない部分はあると思うんですけども、ここは大変お金がかかってしまっているのでということに主眼が置かれて、肝心な効果の部分が次に実施をされる内容のものではとても補えないようなものであったとするならば、そういう事業メニューというのは子どもたちのために残していったほうがいいのではないかというふうにも考えます。そういう意味で、ちょっと費用対効果という言葉の使い方はぜひ気をつけていただきたいなと思いますので、よろしくお願いします。
江口委員
 もう一度確認しておきたいんですけど、見直しの理由が今、平山委員が言ったように二つありましたけど、本当に教員の参加が不可能だから廃止をするという、教員の名誉のために聞いておきたいんだけど、本当はお金がかかるからやめたいという発想なんじゃないの、本音は。違うんですか。
竹内教育委員会事務局次長
 教員が現実になかなか集まらないという状況になっているのが事実でございます。例えば今年度の実施内容でいいますと、現職の教員は通しで参加できたのは2人、それから、前半だけというのが1名でございました。そのほかに、足らない部分といいますか、退職された教員のOBの方にお願いしている部分がございますけども、なかなか現職の教員のほうは確保が難しいという状況がございます。例えば19年度ですと、通しで1人、前半だけが4人、後半だけが3人ということで、合計8人ですけども、20年度についてはトータル3人ということ、18年度ですと16人だったというようなこともございます。現実になかなか教員の参加も得られがたいというような状況はあるというふうに考えております。
江口委員
 得られがたいんじゃなくて、得られがたいようなシステムをとっているからじゃないの。例えば、教員というのは夏休みという言葉は使わないわけでしょう、学校に出るわけだから。その中にいろいろな研修だとかさまざま入っていってしまうために、教員としての時間が拘束されてしまうと、逆に言えば。例えば年間の計画の中でそういう時間を当初から中野の教育委員会というのは発表してあけられるということになれば、教員だってあけてくる場合もあるし、別に現職教員を使わなくたって、退職された教員にお願いしたって、たくさんいらっしゃるわけだから、問題は6泊7日という長い期間にいることが大きな意味があって、結局、そういう意味で、保護者としてもお金をある程度出してもサマースクールに参加したいということで今まで継続した事業だと思うんだけども、今度の場合は3日間でしょう。そういうことからすると、全体的に本当に総括をされた上で見直しをしているのかって、何となく不自然なのは、それでなぜ聞いたかというと、費用対効果という言葉が出たとおり、お金のことが全面になっちゃって、お金がかかり過ぎるからこの事業は廃止して、少しでも見合った形で、かからないような形をとっているような気がするんだけど、違いますか。もう一回答えてください。
竹内教育委員会事務局次長
 経費が大変かかるというのは事実でございます。見直しの理由であることは確かでございます。できる限りたくさんのお子さん方に参加しやすいような方策、方法というのを模索すべきだろうというふうに考えておりますので、そうした意味では、常葉サマースクールの6泊7日自体も、保護者の方、お子さん自身も参加することについて考えるところだと思いますし、経費としても2万5,000円かかっているということがございます。そういったことからいえば、今回こども科学教室の充実ということで、参加しやすいというところは確実にあるというふうに考えております。
江口委員
 これは、場所はどこでやるんだったっけ。
竹内教育委員会事務局次長
 上の科学教室については、基本的にはゼロの西館の下に実験室がありますので、科学実験についてはそこで行います。それから、環境学習コース、自然体験コースというのは、外へ出て実施するということになります。
江口委員
 外ってどこですか。
竹内教育委員会事務局次長
 まだ具体的に、自然体験コース、どこに行くかというのは決めておりませんけれども、例えば郊外の山へ行って、自然観察を行いながら、仲間づくりしながらハイキングするとか、そういったことを考えております。
江口委員
 嫌味を言うんじゃないけど、そういう意味で、軽井沢に遊々の森というのがあるわけでしょう。そういうものを活用するという前提に、私だったら、遊々の森を使いますと、軽井沢に施設があるわけだからという発想に切りかわると思うんだけど、どうしてもお金のことだけで、事業を見直して、対面上取り繕わなきゃいけないから、こういうものをすると見えてしようがないんだけど、参加した児童たちの今までの感想も聞きながら、本当の意味でこれを見直したほうがいいと。教員に負担がかかる、保護者に費用がかかるということでの見直しなのか、もう一度しつこいようだけど、それとも行政の費用がかかってしまうから、少しでも似通った形でこういう教室を開くというふうに私は考えたとしか思いようがないんですよ。もうはっきり言って、廃止みたいな、見直しというより、サマースクールの中止だから。と思うんだけど、違いますか。
竹内教育委員会事務局次長
 見直しの経過については、今お話をしたとおりでございます。費用の点等も含めてございますけども、私どもとしては、廃止はいたしますけども、身近な場所でより多くの子どもたちにそういった機会は引き続き提供していきたいというふうに考えております。また、新たにつくる自然体験コース、環境コースについても、いろいろなことが今後考えられると思いますので、そういった中で順次充実を図っていけるというふうに思っております。
いながき委員
 新設のコースに関して、常葉サマースクールの場合は教員の確保が難しかったということだったんですが、新設のコースに関しては、どなたが引率する予定なんですか。
竹内教育委員会事務局次長
 これは、指定管理者に委託して実施しているものでございます。指定管理者のほうで、まずは教員OBの方等、大学の講師をなさっている方がいらっしゃるのと、それから、今回、大学院と提携して、大学院の学生さんに御協力いただけるというような状況がございまして、そういった体制でこの事業全体を実施していくということでございます。
いながき委員
 じゃ、今回は数は確保できているということで、費用対効果というお話だったので伺いたいんですが、新設の3日間20名、二つのコースなので40名掛ける6日間ということで、大体費用としてはどれぐらいを総額見込んでいるんでしょうか。
竹内教育委員会事務局次長
 こども科学教室の拡充分と新設分も含めて、委託料でお支払いしている部分ですけども、全体として50万円ほどの増額をすることによって、こういうことが実施できると見込んでおります。
いながき委員
 先ほど常葉サマースクールは一人当たり16万幾らかかるということなんですが、新しいコースになりますと、一人当たり大体どれぐらいですか。
竹内教育委員会事務局次長
 総額で増額して430万円ほどになるかと思いますので、それを1,200ぐらいで割りますので、3,700円ほどになろうかというふうに思います。
 現在行っている、特に実験等を中心とした科学教室についても、回数をふやすということでございますので、当然そのための経費もかかることになるわけでございます。それから、環境学習コースと自然体験コースというのを新たにつくる部分はございます。ふやす分も合わせて、50万ほどの増額で対応するという考えでございます。
いながき委員
 すみません、私の言い方が悪かったみたいで。科学教室は除いて、常葉サマースクール6泊7泊の後継というか、かわるものとしてつくられると見られる新設の事業に関して、先ほど常葉サマースクールでは6泊7日で一人当たり16万某の費用がかかっているとおっしゃったんですが、環境学習コース、自然体験コースは、私は常葉サマースクールのかわりのコースかなというふうに思えるんですが、この事業に参加するお子さん一人当たりにかかる経費としてどれぐらいかかるのか。
竹内教育委員会事務局次長
 私ども、例えば科学実験の部分についても、夏休みに行うサマーサイエンスコースというのは、天文観測なりを含めて対応しますので、そういったことも含めて全体で常葉サマースクールにかわるものというふうに考えております。そうした中で、実験、自然体験等を合わせて50万円ほどの委託料を増額することで対応ができるというふうに考えているところでございます。
伊東委員
 まず、常葉サマースクールについてお伺いしますけれど、先ほど御報告いただいた中で、数字的に出やすいものとしては、一人当たり6万円でしたっけ。実際に人件費等もろもろを含めると、一人当たり15万円と。結局、一人にかかる費用としては非常に膨大な額だと思うんですけれど、どの辺が一番経費のかかる理由だったんですか。
竹内教育委員会事務局次長
 スタッフの人の数がかなりかかります。というのは、60人からの子どもさんを連れていくのに、交代はあるにしても、常時30人ぐらいのスタッフがいなければいけないわけでして、そうした意味では、その大部分を学生のアルバイトの方で対応しているわけですけども、一番大きいのは人件費の分でございます。それから、あとは、交通費等が大きい部分としては、バスの借り上げだけで90万からかかっておりますので、そういった経費がかなりかかっているということでございます。
伊東委員
 学生さんも交えて、常時30名ほどの方がついてくださっている。そうすると、7日間で延べ200名以上の方が参画しているということで、先ほどの実際の人件費等も含めた経費ということですと、一人当たり15万を超える額が必要になっているという中で、そうすると、参加人数が60何名とかおっしゃっていましたよね。60何名掛ける15万強ということですと、350万ぐらいは予算上は見ているけれど、人件費を入れると総額幾らかかっていたか。
竹内教育委員会事務局次長
 総額の人件費の部分については、行政評価のときに一人当たりの平均的な単価というので決めた単価がございますので、それで計算しております。実際の額とは少し違うわけですけども、それの0.7人分というのを計算として入れるわけでございます。その場合にトータルで1,037万9,000円ということになります。そのうち予算上の、この事業での支出額が375万円ということになると思います。
伊東委員
 あんまり細かい話になってもしようがないと思うんですけど、実際1,000万円を超える額を200人で割り返しても、当然人件費としてはそんなにけた外れのものをお支払いしているわけじゃないと思うんですけども、それにしても、かかる諸経費というのが膨大だったのかなというふうに推測されるんですけれど、今までずっとそれを続けてこられた中でスリム化できなかったのかどうかというものが一つ、反省の材料としてあるんじゃないかと思います。
 続いてお伺いしますけれど、今、委託実施しているこども科学教室なんですけれども、ちょっと勉強不足で申しわけない。既に中野区のほうから委託しているというものを拡充、あるいはさらに新設も含めてということなんですけれど、委託実施ですから、その内容、カリキュラムについては、区の教育委員会のほうであらあらは、こういう方向でお願いしますということで進めてきたわけでしょうか。
竹内教育委員会事務局次長
 さようでございます。具体的な実施の内容につきましては、委託事業者と具体的に協議をしながら決めてきたところでございます。
伊東委員
 そうしたものについて、少なくとも私がこの委員会に入ってからは、内容について御報告はいただいていないという記憶があるんですけれど、こういうものを御報告いただく際に、例えば20年度どのような形で実施したのか。それにかかわっている委託先のスタッフの人数、あるいは経歴、略歴、そんなものというのは資料としてあるんでしょうか。
竹内教育委員会事務局次長
 毎回こども科学教室を募集するわけでございますので、募集のチラシというのをつくっておりまして、その中でこども科学教室の内容についてはお知らせできるような形になっております。例えば「初めての科学前期コース」というのは、5回の5日間でやるコースなんですけども、内容的には、不思議なスライム、磁石の不思議、ミクロの探検、身近なプラスチック、水中エレベーターというような、さらに具体的な内容を記載したものがございますけども、そういったことでお知らせをしておりますので、そういったものでよろしければございますので、ごらんいただけるような状態にはなっております。
伊東委員
 ぜひ、新たに取り組むといっても、既にやってきているもので、その評価もある程度されているものだと思うんですよね。参加の実態、どれくらいのお子さんたちがそこに参加して、どういう活動をして、場合によっては、参加している子どもさんがある学校に偏ってしまっているだとか、そういうものもある程度知りたいと思うんですけれど、委員長、もしすぐに資料が用意できるのでしたらばと思うんです。
委員長
 ちょっと休憩をさせていただきます。

(午後2時01分)

委員長
 委員会を再開いたします。

(午後2時02分)

伊東委員
 といいますのは、常葉サマースクールについても、内容に対しての経費の部分、それから、人材の確保という部分でネックになっていると。今度展開していこうとする事業につきましても、例えば参加人数が倍以上に膨らんでいる、あるいは新しいコースとして延べ6日間の実施が見込まれる中で、委託経費のほうは50万円だけしかふえていないというような内容ですよね。そうすると、ちょっと割り返しても、どれだけのものが新たにできるのかなという気がしないでもないので、その辺をよく検討したいと思うんですが。
竹内教育委員会事務局次長
 一つには、これまで一回にできる人数というのは、キャパシティが大体子どもさんでいえば30人、32人ぐらいのものですから、例えば「初めての科学」というコースをやるときに、せいぜい三十二、三人しかできなかったところなので、同じことを午前やって、午後もやるという形で、より多くの子どもたちに参加していただける形でふやすというのは一つございます。それから、コース自体を新たに設けるということもございます。
 実は、今年度やったものも大変人気が高い事業でございまして、申し込みたいという方全部を受けとめ切れていないというような実態もございます。ただ、いずれの場合も、申し込みをされていて突然参加されないということもあるわけですけども、ちなみに御紹介いたしますと、一番低いところでも参加率が80%、それ以上はほとんど100%、90数%の参加率でして、せいぜいお一人二人が当日欠席されるというような状況でございます。また、今、申しましたとおり、参加したいという方でもお断りしている部分はございます。
伊東委員
 参加率から見ると大変いいのかなと思うんですけれど、委託している部分ですから、細かくお聞きする部分もかなわないかもしれませんけれど、ただ、こういう方向で委託していると。今、理科・数学離れが問題になっていて、新学習指導要領でもその辺が見直されるという部分ですので、内容としてはいいかと思うんですけど、いかんせん、これだけの報告では見えてこない部分もあるのかなと。それに、新設されるコースにつきましても、文章で書いてあるのを見ますと、果たして区内のどこかでやるのか、宿泊を伴うのか伴わないのかという部分もありますよね。3日間とありますけど、一々家に帰って3日間通してやるのであれば、また違うでしょうし、逆に宿泊するとなると、今度、常葉の二の舞になっちゃうんじゃないのかという懸念もあるので、ちょっと御報告の内容が物足りないかなと。
竹内教育委員会事務局次長
 委員言われたとおりでございまして、今回は見直しの基本的な方向について御報告させていただいております。新しい部分につきましても、まだ決め切れていない部分がございますので、今後、具体的な内容が決まった段階で御報告させていただきたいというふうに思ってございます。
伊東委員
 具体的な内容が詰まっていない、委託先との協議も十分整っていない、その中で予算だけが50万円増でやりたいんだというお話も、たしかすぐ21年度予算を審議する定例会が始まるわけで、そういうような中で事前にいただく報告としては、極めて内容に乏しいと思わざるを得ないんですけれど、予算だけはこの方向で考えていますということなんですけど、結局今までのこども科学教室の実施に対しての評価という部分が十分見えていない中での常葉サマースクールから転換という、参加実績は確かにいいんですけれど、内容によっては常葉の二の舞になってしまうんじゃないのかなということで、ちょっと懸念されるんですけれど、委員長、資料についてもうちょっと詳しく説明をいただけたらと思うんですけれど、ちょっと休憩……。
委員長
 休憩します。

(午後2時07分)

委員長
 委員会を再開いたします。

(午後2時10分)

 ただいまの伊東委員の資料要求については、第1回定例会の予算特別委員会での資料要求ということでお答えいただきたいと思いますが、よろしいでしょうか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 それでは、ほかに質疑はございませんか。
いでい委員
 2点ほどお伺いします。
 昨年の文教分科会の中でも、私、常葉サマースクールの廃止については反対だというお話をさせていただきましたけれども、そもそも常葉サマースクールの見直しについてという話が出てきたのは、去年の外部評価制度のあの中に大変いろいろな話があって、教育委員会の言うところの費用対効果が見込めないということで、効果が薄いということで廃止にするべきだという話から始まっていたと思います。
 前回の分科会の中で江口委員がおっしゃられましたけれども、教育委員会の考え方について、費用対効果、金額の大きい・小さいを教育に入れていくんだと、経営という面から教育委員会を運営していくんだという考え方はおかしいんじゃないかというお話がありました。例えば常葉サマースクールに参加された子どもたち、また、保護者、地域の皆さん、議会からの常葉サマースクールについての声なども完全に無視して、今回の見直しにつなげていく。それは金額が大きい・小さいというお話があったからということになりますけど、じゃあ、都内有数のオーケストラを聞ける施設でもあるゼロホールにおいて続けていた子どもたちへのオーケストラのコンサートも廃止していく、しかも、違う形に変えていく、お金がかかるからちょっとクラスを落としていくんだという考え方を教育委員会はお持ちなんでしょうか。お持ちなのかどうか、ちょっと聞きますけど。
竹内教育委員会事務局次長
 事業を行っている以上、より少ない経費でより大きな効果をというのは常に求めていかなければならないことであるというふうに思っております。私ども、先ほど来お答えしているとおり、身近な場所でもより多くの子どもたちに自然体験、科学実験の機会を提供していきたいということでございますので、参加しやすさという面からも、常葉まで行ってということではなくて、身近なところで今後この事業を充実してまいりたいというふうに思っているところでございます。
いでい委員
 もちろん教育委員会としても、運営していくに当たっては、すそ野を広げていくというか、そういう体験をできる子どもたちをふやしていくということは大変に僕も結構なことだと思います。しかし、常葉サマースクールは廃止になっていきますが、その後の新設されているものとサマースクールとはどのような違いがあって、延べ人数でいくと、子どもたち62名が6泊7日で、新設のほうは3日間20名ということですから、それに伴うボランティアの方だとか、大学生のアルバイトの方だとか、教員または教職のOBの方とか、そういった方々の人件費などを含めますと、またさらに大きなものになっていくんじゃないでしょうか。そうなると、常葉サマースクールの1週間のものを2泊3日に切り詰めて、2倍開催していくだとか、そういった見直しの方法はできないのかなと思うんですけど、いかがですか。
竹内教育委員会事務局次長
 まずは、私ども、きょう御報告した内容で考えてございます。新設部分については、21年度初めてということになるわけですので、そこでの実施の状況なども見きわめながら、さらなる拡大なり充実ということについては、私どもも自然体験するとかというのは大変重要なことだと思っておりますので、そういう状況を見て、実施を確認しながら進めていきたいというふうに思ってございます。
いでい委員
 そういうことでありますから、体験学習ですとか学校の中で勉強できることというのは限られてきていると思います。いろいろな体験を子どもたちにさせていくことが義務教育の現場としても必要性が高いものじゃないかなと思いますので、これから教育委員会もそういった感じで取り組んでいっていただければと思います。よろしくお願いします。これは要望でいいです。
大内委員
 サマースクールの見直しがかかったのは、前から教育委員会として問題があったのか、外部評価制度で出たから一気にやったのか、それはどの辺なの。
竹内教育委員会事務局次長
 経費の面、人手の面でかかっていたことはずっとあったところでございます。ただ、一つは、19年度に行政評価でも指摘されましたので、行政評価も含めて、私どもとして、より効果の高い方法を求めて、こういった見直しを考えたということでございます。
大内委員
 行政評価で説明するときに、根本的に費用対効果だって高いんですよと。80名しか行っていないんですと説明したら、Dランクかなんかになるよ。最初から教育委員会として廃止したい方向の説明をしたら、外部評価の受け方だってそうなるじゃない。そうすると、外部評価の委員さんたちの印象としては、当然廃止の方向と書くんじゃないの。費用対効果がそうだ、人数も少ないんだ、最初の説明から教育委員会が、本来必要ないと思っているんですよぐらいのイメージだと、評価だって相当出て当たり前のことになるし、出たからやめるんですよというのも何かちょっと変だし、別に外部評価どうのこうのと批判するわけじゃないけども、教育委員会としての最初のスタンスがきっちりしていないと、今までやっていたものを見直すということは、説明が弱いというか、費用対効果というと、ことぶき大学の費用対効果は幾らなんですかと。今度、生涯学習大学になると、全部そういうのを聞いていかなきゃいけなくなっちゃうんですよ。これは幾らかかって、これは幾らなんですかと。それで全部決めていくんですかということになっていくと、教育委員会というのは、そういったところからかけ離れて、将来、立派になる子どもたちを育てていくためには、ある程度、しっかり投資していくんだという考え方も必要なので、その辺も見きわめた説明をしてくれないと、お金がかかっている、何だかんだの説明だけだと、やはりよくないし、今度の新しい科学教室というのが別に悪いとは言わないけども、何で今までやっていなかったんだと、もっとふやせばよかったんだ、何で両方やらないんだというのが僕たちとしては、例えば400人が約倍になったって、子どもたちは中学生を合わせると1万人近くいるわけでしょう。そうすると、10分の1本当に来るのかなとか思うし、むしろ説明をうまくというか、私たちが区民に対して説明できるような、こちらから質問されると、どうしても最後は費用のことだとかそっちのほうに行っちゃっているので、もう答弁は結構ですけども、要するに、ほかのものも全部費用対効果を聞いていかなきゃだめになっちゃうんですよ。例えば学校の芝生って、費用対効果はどうなんですかとか、そうなってくるんですよ。だから、部分部分で使い分けられても困るし、それがメインでやられても困るので、ちょっと重なったんですけど、これから予算も入るんですけども、その辺のところをちゃんと説明していただきたいと思いますが、いかがですか。
竹内教育委員会事務局次長
 今、委員からお話もございましたように、それぞれの事業の必要性等について、わかりやすい説明に努めてまいりたいというふうに考えてございます。
平山委員
 皆様の質問を聞きながら、確かに読むと、私のほうが読み間違えていたんですが、新設のコースも指定管理者で行うわけですね。
竹内教育委員会事務局次長
 さようでございます。
平山委員
 ということは、採算が合わないと開校しないとか、そういうリスクが非常に高まるということでよろしいですか。
竹内教育委員会事務局次長
 この事業につきましては、区の委託事業として、委託費を払って実施してもらっているものでございますので、区として今、委員がおっしゃったようなことはございません。
平山委員
 ぜひそういうことがないようにしていただきたいのと、要は、区としてはやらなくなっちゃって、ほかのところでやっているところに任せちゃってというような形になって、言い方を変えると、参加されている方の費用対効果はがくんと落ちてしまうという結果になるんじゃないかと非常に危惧していますので、よろしくお願いします。
委員長
 他にございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 では、なければ、以上で本報告について終了いたします。
 では、次に、6番目の仲町小学校跡施設「地域スポーツクラブ施設整備計画」(案)についての報告を求めます。
竹内教育委員会事務局次長
 仲町小学校跡施設におきます「地域スポーツクラブ整備計画」(案)について御報告いたします。(資料7)
 まず、この計画案の説明に入る前に、昨年10月17日の本委員会におきまして、(仮称)仲町すこやか福祉センター整備等に係る設計・施工業者の再公募実施及び開設時期の変更について御報告させていただいたところでございますけども、再公募した結果、戸田建設株式会社を選定し、12月24日に契約をいたしましたので、口頭ではございますが、最初に報告を加えさせていただきます。
 さて、施工業者も決まりまして、具体的な設計に入っていくわけですが、その前提となるスポーツクラブの部分の施設整備計画案をこのたび取りまとめたものでございます。なお、私ども、今年度、スポーツクラブの経営についてノウハウを持つ株式会社東京アスレチッククラブと地域スポーツクラブの設立及び運営に関する業務支援委託契約を締結しておりまして、そこからの専門的なアドバイスもいただきながら検討し、取りまとめたものでございます。
 それでは、案の1ページをお開きください。2階の体育館部分でございます。左のページに概略の図面を、右のページに主な整備内容の説明を記載してございます。
 まず、体育館につきましては、学校の体育館でございまして、舞台が設置されておりますので、舞台を撤去いたします。舞台の上部にありますスポットライトやポール等もゲームの妨げとなるので撤去し、新たに照明を追加して設置するということにいたします。
 それから、マル2のところの談話スペースでございますけども、これは現在の準備室ということなんですけども、これにつきましては、乳幼児スペースを兼ね備えた談話スペースとするという考えでございます。
 それから、3番目のバスケットコートでございますけども、正式なバスケットボールのコートは取れないわけでございますが、半分を利用したスリー・オン・スリーの正式なコートは取れますので、図面に書いてある場所に上下稼働式のバスケットゴールを設置する予定でございます。
 それから、マル4として、上のほうの入り口のところから入ってすぐ左側にはめ込みの鏡がございますが、これについては、使用予定がなく、割れた場合の事故の原因となるので、撤去いたします。
 それから、マル5といたしまして、施設の保護、防音目的として天井から防球ネットを張るというようなことを考えてございます。
 それから、マル6といたしまして、卓球、バドミントンを行う場合に壁の下についている小窓の部分の光がボールやシャトル等を見えにくくするために、ここに暗幕を取りつけるという考えでございます。
 それから、7番目として、バレーボールについては、6人制、9人制両方とも中野区内では盛んに行われておりますので、両方の支柱穴を設置するというようなことが体育館についての整備の概要でございます。
 次に、3ページ、4ページをお開きいただきたいと思います。屋外運動広場でございます。ここにつきましては、40メートル掛ける20メートルのコート、これは正式なフットサルのコートということになるわけでございますが、これを設置いたします。当然周りには防球ネットを張って、外側は歩けるようにしておきたいというふうに考えております。それから、夜間照明装置を設置すること、それから、ここのコートにつきましては、人工芝で施工したいというふうに考えてございます。
 これが主に屋外運動場についての内容でございます。
 それから、5ページ、6ページをおあけいただきたいと思います。ここが体育館の下の校舎の1階部分ということになるわけでございます。ここにつきましては、まず、左の端にトレーニングルームを設けます。このスポーツクラブは、基本的に団体で行う種目が多い中で、個人が気軽に来て、健康、体力の増進のために運動ができる部屋という考えでございまして、健康器具を設置したり、トレーニングマシンを導入して、個人として使っていただくということを考えております。
 それから、(2)の多目的ルームでございますけども、ここは主にダンスですとか体操、ヨガといったようなことを行うための部屋でございまして、鏡を設置してダンスバーを設けるというようなことで考えております。
 それから、入り口付近については、特にカウンターを設置して、車いすの方にも対応できるローカウンターもつくっていきたいということでございます。
 それから、(4)談話室でございますけども、ここはクラブ会員の親睦の場所として食事をとったり、待ち合わせ場所として使っていただけるように、自販機、ソファなどを置くと。それから、コルクボードの掲示板を設けたいというふうに考えてございます。
 それから、(5)の更衣室でございますけども、これについては、男女設けまして、無料のコインリターン式のロッカー、有料のコインシャワー、それに加えて有料のレンタルロッカーというようなものも設けていきたいというふうに考えてございます。
 その他でございますけども、放送設備を設けることですとか、案内表示はだれもが見やすいものにするとか、AEDつきの自販機を設置するとか、ほかにはコインランドリー、乾燥機を設置するようなこと、あと、健康体力相談室については救護室としても使えるようにするというようなことを考えてございます。
 (案)の内容については以上でございますけども、1枚別紙でつけてございます資料の2のところに今後のスケジュールということで記載させていただいております。きょう御報告の後に、仲町小学校の跡施設近隣住民の説明会、仲町小学校跡施設開設準備協議会でこの案について御説明させていただいて御意見を伺い、それに基づいて(案)を取って計画としたいというふうに考えております。
 その後、設計に入りまして、設計については、10月までを予定しております。その後、改修工事を22年5月まで行うという予定で考えてございます。
 なお、きょうの御報告はハード面の御報告でございますけども、スポーツクラブの設立内容、運営内容については、また後日御報告させていただきたいと思っておりまして、22年7月のクラブの設立までにきちんとした組織体制についても整えていく考えでございます。
委員長
 ただいまの報告に対して、質疑はありませんか。
江口委員
 ちょっと説明があったので、空調関係はどういうふうになるんですか。
竹内教育委員会事務局次長
 空調については、全部つきます。
江口委員
 もうちょっと細かく説明して。例えば1ページの部分はどうなるとか。
竹内教育委員会事務局次長
 1ページの体育館の部分にも空調が入ります。それから、基本的に1階の各部屋についてもつくということでございます。
大内委員
 こういう予算というのは、一財でやるの。特定財源というか、東京都とか国とか、そういったものに細かく分かれるんだろうけども、そういったものも活用してやるんですか。
竹内教育委員会事務局次長
 この経費については、東京都とか国とかではなくて、施設の整備につきましては、基金の取り崩し等で考えているということでございます。
伊東委員
 私もそれについて伺いたかったんだけれど、地域スポーツクラブの構想というのは、文科省が中心になって推進していると思いますし、東京都もそれに倣って制度を推進する方向で動いているはずなんですけれど、実際に補助金等の制度というのはあるわけですよね。既に他の自治体においては、そうしたものを使っての施設整備を進めている事例もあるはずなんですけれど、何で中野区は今回一財にこだわって整備することになったんですか。制度上の仕組みをちょっと教えていただきたいと思います。
竹内教育委員会事務局次長
 施設整備費は補助金の対象になってございませんで、開設に要した経費の一部については補助の対象になるということでございます。
伊東委員
 もうちょっと詳しく、どういう制度にのっとって、開設後に要した費用、それはあくまでもソフト面なのか、施設整備も含めてなのか。私が知る限りでは、施設整備自体も金がおりているような気がしたんですけれど。
竹内教育委員会事務局次長
 すみません。資料がちょっと手元にないんですけども、施設整備費については、補助の対象外ということでございまして、その他の部分については、スポーツ振興くじを財源にしたものでございます。例えば設立準備委員会の経費ですとか、運営委員会の経費ですとか、広報活動、設立総会、視察調査とか、講演会、こういったようなものが対象になっておりまして、施設整備というのは項目的にはないということでございます。
伊東委員
 何でこういうことをお聞きしているかというと、今、副委員長のほうがちらっとおっしゃったけれど、サッカーくじ、従前は赤字続きだったのが、ここへ来て空前の黒字を生み出しているということで、そうした意味では、その基金の中からの助成金という形で、毎年年度ごとに少しずつ内容が変わっているはずなんですけれど、特にこうした地域のスポーツ振興については、共通した流れの中で助成対象になっているはずで、詳細についてはこの項目は当てはまらないだとかあるんでしょうけれど、確かに売上のほうが伸びて黒字額が膨らんでいるというのも事実なので、その辺をよく研究されて生かしていただけたらなと思います。
 それと、今、御説明の案の中で最後のページには学校全体、跡施設の平面図ということであって、校庭のほうが大きくスポーツクラブエリアという扱いになっているんですけれど、これについては説明が特にいただけなかったのかな。サッカー、野球、広い面積を使ったもの、またさらに、近くの公園でやられているゲートボールですとか、いろんなスポーツがふえていますので、その辺の利用についてはどう考えていらっしゃるのか、御答弁をお願いします。
竹内教育委員会事務局次長
 校庭の部分については、3ページ、4ページの屋外運動広場という部分がこれに当たるわけでございます。先ほども御説明いたしましたけども、40メートル掛ける20メートルのコート、正式なフットサルのコートをつくることができますので、これを設けたいというふうに考えております。そうしたものを利用しまして、フットサルばかりではなくて、これも練習になってしまいますけども、正式なコートはとれませんけども、少年サッカー、ゲートボール、ハンドボール、フラッグフットボール、グラウンドゴルフ、あとはラクロスとか、ホッケーとか、そういったものができるように考えてございます。
委員長
 他にございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 なければ、以上で本報告について終了いたします。
 それでは、その他について、御報告はありませんか。
寺嶋学校教育担当課長
 私のほうから、インフルエンザによる学級閉鎖の発生について口頭で御報告申し上げます。
 ことしの1月21日を初めとしまして、これまで延べで小学校で12校、中学校で3校、計15校でインフルエンザによる学級閉鎖が行われています。これは小中合わせて11校だった昨年度を既に上回ってございます。東京都では4シーズンぶりにいわゆるインフルエンザの流行警報というものを発令しているという状態で注意を呼びかけています。各学校では今後とも手洗いやうがい、十分な休養、人込みを避けるなどの注意をしたところでございます。
 以上、簡単ですが、御報告させていただきます。
委員長
 ただいまの報告に対して、質疑はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 なければ、その他の2番目になります。
竹内教育委員会事務局次長
 もみじやま文化センター本館2階のレストランでございます。これにつきましては、本年3月末日をもって営業を終了する旨の申し出が事業者からありましたので、御報告をいたします。
 なお、後の利用につきましては、従前と同様の利用を基本に今、検討しているところでございます。
委員長
 ただいまの報告について、質疑はありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 なければ、本報告については終了いたします。
 そのほか……。
 それでは、休憩させていただきます。

(午後2時38分)

委員長
 委員会を再開いたします。

(午後2時45分)

 そのほか、理事者から何か御報告ございませんでしょうか。
 なければ、以上で所管事項の報告を終了いたします。
 次に、議題のその他に入りますが、各委員、理事者から何か発言はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 なければ、次回の日程について協議したいので、委員会を暫時休憩いたします。

(午後2時46分)

委員長
 委員会を再開いたします。

(午後2時46分)

 休憩中に確認いたしましたとおり、次回の委員会は、第1回定例会中ということに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 御異議ありませんので、そのように決定いたします。
 以上で本日予定した日程はすべて終了いたしましたが、委員、理事者から何か発言はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 なければ、以上で本日の文教委員会を散会いたします。

(午後2時46分)