平成19年09月20日中野区議会文教委員会(第3回定例会)
平成19年09月20日中野区議会文教委員会(第3回定例会)の会議録
平成19年09月20日文教委員会 中野区議会文教委員会〔平成19年9月20日〕

文教委員会会議記録

○開会日 平成19年9月20日

○場所  中野区議会第5委員会室

○開会  午後1時13分

○閉会  午後1時47分

○出席委員(9名)
 牛崎 のり子委員長
 佐伯 利昭副委員長
 平山 英明委員
 いながき じゅん子委員
 いでい 良輔委員
 伊東 しんじ委員
 小堤 勇委員
 大内 しんご委員
 江口 済三郎委員

○欠席委員(0名)

○出席説明員
 教育長 菅野 泰一
 教育委員会事務局次長 竹内 沖司
 教育経営担当課長 小谷松 弘市
 教育改革担当課長 青山 敬一郎
 学校教育担当課長 寺嶋 誠一郎
 指導室長 入野 貴美子
 生涯学習担当参事 村木 誠
 中央図書館長 倉光 美穂子

○事務局職員
 書記 黒田 佳代子
 書記 岡田 浩二

○委員長署名


審査日程
○議題
 第49号議案 平成19年度中野区一般会計補正予算(関係分)

委員長
 定足数に達しましたので、ただいまから文教委員会を開会いたします。

(午後1時13分)

 本日の審査日程についてお諮りいたします。
 本日は、お手元に配付の審査日程(案)(資料1)のとおり進めたいと思いますが、これに御異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 御異議ありませんので、そのように進めさせていただきます。
 それでは、議案の審査を行います。
 第49号議案、平成19年度中野区一般会計補正予算(関係分)を議題に供します。
 本議案は補正予算であり、総務委員会に付託されております。文教委員会の関係については当委員会で審査し、意見があれば賛成多数となった意見を総務委員会に申し送ることになっておりますので、よろしくお願いいたします。
 それでは、質疑に入る前に、理事者から補足の説明を求めたいと思いますが、これに御異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 御異議がありませんので、そのように進めます。
 それでは、理事者の補足説明を求めます。
小谷松教育経営担当課長
 それでは、第49号議案、平成19年度中野区一般会計補正予算(関係分)につきまして御説明をさせていただきます。
 今回補正をお願いいたします当委員会の所管に係るものといたしましては、一般会計歳出予算中、7款教育費、2項生涯学習費、3目スポーツ費で7,992万7,000円を追加するものでございます。
 議案の20ページ及び21ページでございます。内容につきましては、中野体育館主競技場緊急改修工事費相当分でございますが、この詳細につきましては、担当でございます生涯学習担当参事より御説明をさせていただきます。
村木生涯学習担当参事
 それでは、中野体育館主競技場緊急改修工事相当分の御説明をさせていただきます。
 中野体育館の主競技場、いわゆるアリーナの天井材一部落下事故に伴いまして実施をいたしました緊急改修工事費相当分の補正をお願いするものでございます。当該工事につきましては、平成19年度当初予算に計上しております鷺宮体育館つり天井工事、予算額6,461万5,000円及び中野体育館受水槽高置水槽改修工事、予算額2,407万3,000円、計8,872万4,000円から必要な流用措置を行いまして、既に工事は完了し、中野体育館のアリーナにつきましては9月11日から再開、供用開始をしてございます。本補正予算につきましては、これに伴う改修工事費相当分7,992万7,000円の補正をお願いするものでございます。
 なお、工事内容といたしましては、天井解体撤去及び新設工事、照明撤去及び新設工事、キャットウォーク改修工事等でございます。
 したがいまして、先ほど冒頭、経営担当課長の方からございましたけれども、7款教育費、2項生涯学習費、3目スポーツ費につきまして、補正前予算額3億6,436万2,000円に補正予算額7,992万7,000円を追加いたしまして、補正後の予算額4億4,428万9,000円となるものでございます。
 なお、当該補正予算額につきましては、すべて一般財源を充当するものでございます。
 補足説明は以上でございます。よろしく御審議のほどお願いを申し上げます。
委員長
 それでは、質疑を行います。質疑はありませんか。
小堤委員
 落下の原因については、老朽化というお答えだったんですけれども、それでよろしいんですか。
村木生涯学習担当参事
 昭和45年7月に開設をして以来、中野体育館の天井材につきましては補修等を行ってございませんでした。そのことが要因ではないかというふうに考えております。
小堤委員
 昭和45年の7月ですから、ちょうど47年後ですね。ああいう体育館というのは、耐久年数というのは何年ぐらいなんですか。
村木生涯学習担当参事
 詳しくは私も存じ上げてございませんが、恐らく50年から60年ぐらいだと思います。そんな関係で、たしか平成11、12年度ごろに、大規模な外壁等、それから屋根だと思いますが、そうした対策の工事は実施をしてございます。
小堤委員
 本当に生命とか身体に、今回はそういう異常がなくてよかったんですけれども、こういう耐久年数がある程度想定されているものですから、定期的な検査というのはやはり必要だったんだと思うんですけれども、そういう何年後たったらこういう調べ方をするという、そういう決まりみたいなものはあるんですか。
村木生涯学習担当参事
 施設の安全確保等のために、区の施設につきましては基本的には毎年点検をいたしまして、その結果、緊急的に必要な工事がございます場合には、緊急度Aという評価をいたしまして、逐次改修工事等は実施しております。
小堤委員
 もう一つ、この体育館は指定管理者ですから、ただ、こういう事故があると、指定管理者とすれば収入に影響が出てくるんですけれども、そういう場合は手だてということはどういうふうになるんですか。
村木生涯学習担当参事
 閉鎖期間中の指定管理者にかかります営業補償でございますが、これにつきましては、額が確定次第、改めて補正予算などでお願いをしたいというふうに考えております。ただ、その際、閉鎖期間中の1階のアリーナについては電気を使用しておりませんので、その電気料相当分を差し引いて営業補償することになる、このような考え方に基づいて現在調査中でございます。
江口委員
 この事故があったというか、このことが起きたときに、大分たってから当委員会に報告されたって遅過ぎるという話はしたつもりでいるんですけれども、これは委員会に写真だとか事故当時の現場写真とか、直った後、こういうふうに直りましたとか、照明はこういうものが新たに明るくするためにつきましたとかというのは報告があったのか。
村木生涯学習担当参事
 そうした御報告については、させていただいてございません。
江口委員
 要は、体育館閉鎖ということがあったので、あえて見にいくことはなかったんですけれども、本来だったら、きちっと報告して、こういう形で落ちた、その原因が老朽化にしても、例えば天井板の素材がこういうもので、それで傷んだとか、そこまで細かく報告を議会にはしなきゃいけないんじゃないか。それをしなかったら、我々が積極的に調査しろということになっちゃうので、その辺はきちっとすべきだと私は思うんだけれども、そういう写真というのはあるんですか。
村木生涯学習担当参事
 再開直前に、私どもで写しました写真はございます。
江口委員
 ぜひどこかの機会で見せていただきたいし、本来はこういう突発的なことなので、危険だということで使用停止もしているわけですから、そういうものは事故報告があったときには、当委員会にこういう状況だときちっと報告するべきだと私は思います。これだけはきちっと言っておきたいと思う。
 それからもう一つ、これは総務の関係だから答えられないかもしれないけれども、こういう緊急工事の場合は、業者を選ぶ場合には一般競争入札なのか、それとも指名競争入札なのか、随契なのか。その辺はわかりますか。答えられるか。
村木生涯学習担当参事
 この体育館を建設した際の施工業者でございました株式会社フジタが請け負っております。それで、これは業者指定理由を立てまして、財産管理の方で特命の随意契約を結んでございます。その理由でございますが、手元に指定理由書がございますので、拾い読みで紹介をさせていただきます。アリーナの利用停止期間の短縮化を図ることができ、あわせてアリーナの全域に及ぶ大規模な足場の設置、内装及び金属工事、かつ照明器具取りかえによる電気設備工事等、これら多業種にかかる総合的な調整、適正な工事現場管理ができる総合建設業者でなくてはならない。このことから、工期の短縮化、品質及び性能の確保、かつ当該工事対象範囲以外の施設利用者の安全確保等の一定の要件を満たし、中野体育館の建設に携わった施工業者であり、その内容を熟知している株式会社フジタに緊急安全対策等の工事を施工させるものである。このような指定理由になってございます。
江口委員
 それだったら、なおさら、ただ老朽化したというだけではなくて、たまたま1枚はがれたということでいるわけではないですか。ほかのところはどうだったのかを含めて、例えば材質的にはもう耐久が足らなかったんだとか、そういうことは多分施工業者はわかると思うんです。それで新たにするということも含めて、その辺のもうちょっと細かな報告というのは本来すべきではないんですか。ただ老朽化だけではちょっとわからない。老朽化している建物は、教育委員会以外も、区にはたくさんある。だから、そうではなくて、年数が足らなかったのか、足らなかったとしたら、区側の責任でもあるわけではないですか。その辺が明確になっていないで、ただ老朽化したから直しましたというだけでは済む問題ではないと思うんだけれども、その辺はいかがですか。
村木生涯学習担当参事
 きちっと原因を調査して、その結果を踏まえて、当委員会等にも御報告の上、本来ならば改修工事を施工すべきであったと考えております。まことに申しわけございませんでした。
大内委員
 今回のこれは、今江口委員がおっしゃったように、報告がかなり遅かったということは私も感じているし、不思議に思っているんですけれども、この教育委員会の補正分に関してはもう執行しちゃったわけでしょう。ほかのものはこれからなんだよね。決算をやっているわけではないんだけれども、もう執行されちゃって、これを認めろというのは決算を認めているような雰囲気……。だって、だめだと言ったらどうするのという話なんだ。緊急の場合は仕方ないということなのか。要するにやっちゃった。ほかのものは皆これからでしょう。補正を通りましたとこれは予算がつくじゃない。もう予算をつけちゃったものを補正をやるというと、何か決算をやっているのかなというイメージになっちゃうんだけれども、その辺はどうなの。
村木生涯学習担当参事
 7月3日に当該落下事故が発生をいたしまして、その当時でも、2カ月間に19の団体の大会等の活動が予定されておりました。そのほか、指定管理者が独自に開いている事業等もございます。そうした利用者に一日も早くこの体育館のアリーナを再開して御利用いただくというためには、可能な限り工事期間を短縮する必要があったということで、その期間が最短で2カ月ということで、私どもも9月10日前後以降にまで工事期間が延長することについては、そうした利用者、区民の皆様の御利用に極めて重大な支障を来すので、この期間内に必ず施工完了してほしいという強い要望をいたしてございます。そんなことから、やむなく他の当初予算に計上しておりました経費をここに充当して、工事を緊急に対応させていただいたという経過がございます。
 その関係で、まことに申しわけございませんけれども、今回、その緊急工事に使用しました補正予算が鷺宮体育館のつり天井の工事等でございまして、これも施設の安全確保のため、今年度中に実施をしなければならない。それも利用者が最も少ない冬季を使いまして実施をするということにしてございましたので、そうした関係から、前後が逆転してしまったんですけれども、施工の上で、今回のこのような補正予算をお願いするということにさせていただきました。御理解をいただきたいと思います。
大内委員
 緊急対応で出たというのに文句を言っているのではなくて、例えば台風が来て災害があって川がはんらんして、緊急的に護岸工事にお金がかかったとかならわかる。緊急的なものに関しては、工事を契約して行った後に補正を出してくるということで、こういった形でやり方としては問題がないか。
村木生涯学習担当参事
 原則的には補正予算が通ってから、それに必要な工事などの対応を図るということでございますけれども、こうした緊急対応の場合には、今回のような補正予算の提案をさせていただく方法等については、これはそういう意味では例えば違法とかそういう問題は生じてございません。
大内委員
 法的に違法ではないと思います。ただ、今江口委員が言ったように、これだけだと照明はどうなっているのだと、内訳が全然出ていないんです。とりあえず一時的に流用したのか、流用ではないけれども、どこかにその資料はあるんですか。ないよね。そういうのがないと、これで審査しろと言われても、この数字だけしかわからないので、次回でいいんですけれども、できたら、資料要求というほどではないけれども、もうちょっと中身、何に使ったのか、ライトをかえたのかどうか知らないけれども、本当は前回の文教委員会のときに、こういったものですというぐらいのものを出してもいいんじゃないのかなと思いますので、ぜひこれからは、緊急工事なのはわかりますけれども、金額が大きいんですから、もうちょっと文教委員会も本当はもっと早目に開いて、どういう工事をやるというのを報告していただければもっとスムーズに行くと思うし、私は単純に天井張りかえだけかなぐらいしか思っていないから、その辺のところを今後はぜひ気をつけてやっていただきたいなと思います。
委員長
 休憩させていただいて、現場写真があるそうなので、お回しします。

(午後1時31分)

委員長
 委員会を再開いたします。

(午後1時34分)

 他に質疑はございますか。
伊東委員
 この件につきましては、委員会の方に報告いただいた折に、どのような理由で崩落が起こったかをつぶさに報告いただきたいと求めたわけで、同じように同様の施工が行われている施設が中野区にあるのかということも、施設管理者に全部ゆだねていればいいやという問題ではなく、さきにプールの吸い込み口での事故があったように、事故を未然に防ぐ意味からも、詳細な調査が必要だということをお願いしたんですけれども、先ほど老朽化というようなお話だったんですけれども、その老朽化によりましても、要するに天井仕上げ材の老朽化なのか、それを取りつけている金物の老朽化なのか、その辺を口頭で結構ですから、まず報告いただきたいんです。
小谷松教育経営担当課長
 体育館ですので、一番多くありますのは学校の体育館でございます。今回、学校の体育館をもう一度確認をさせていただきました。中野体育館のように、天井裏といいますか、そういう構造になっておりますのが谷戸小学校と第二中学校。中野の学校の体育館の中では一番新しい二つの体育館が同様の構造となってございます。ただ、中野体育館に比べますと規模が小さいので、天井裏と申しましても五、六十センチぐらいです。谷戸小学校につきましては平成7年、二中につきましては平成4年にそれぞれ竣工しているものでございます。
 また、一昨年の平成17年度に、すべての小・中学校の体育館につきまして、天井材について調査をやってございまして、その際必要な天井材の固定の作業等を行ってございます。また、この天井裏があります学校につきましては、その際安全等の確認も行ってございます。
 先ほど生涯学習担当参事の方がお話ししましたとおり、通常、年に1回、それぞれ各施設の点検を行いまして、もしそこの段階で危険箇所等がありましたら、翌年度の予算計上等というような措置を行ってございます。現在学校の体育館等につきましては、天井材については、一昨年総点検をやって以降、特に危険箇所等の発見はまだございません。今後引き続き継続的にそういった点検作業等は行っていきたいと思ってございます。
村木生涯学習担当参事
 中野体育館の天井につきましては、吸音材に付着しております石こうボード、これが劣化をして、はがれてしまった。それで天井から落ちたということがわかっております。他の部位につきましても、営繕の工事担当で天井裏に登りまして調査をし、刺激を与えましたところ、これが同様に落下をした箇所がございましたので、全体がそういう意味で付着材が劣化をして、危険な状態になっていたということが判明してございます。
伊東委員
 今のお話ですと、金具よりも接着剤の劣化ということだと思うんですけれども、いろいろな事件がございます。今御報告いただいたように、二中あるいは谷戸小というような事例もありますけれども、先ほどの報告の中で、鷺宮体育館のつり天井の19年度予算措置がされている。それもつり天井と同じようにということなんですけれども、そちらは何を改修しようとしていたんですか。
村木生涯学習担当参事
 鷺宮体育館のつり天井につきましては、大規模な地震が発生した場合に、そのつり天井の材料と、これをとめておりますT型をした鉄のバーがございますが、これがあわせて落下をする可能性があるということが判明したのが、一昨年度ぐらいだと思います。国交省からの依頼等に基づいて委託業者に調査をさせたところ、そういった可能性があるということが判明いたしましたので、これも早急に改修工事を実施しようということで、19年度予算に計上させていただいたというものでございます。
伊東委員
 そうしますと、国交省からの指導通達に基づいてだったんですけれども、そのときには中野体育館は引っかからなかったんですか。
村木生涯学習担当参事
 中野体育館はその際には、そういう意味で人命に危険が及ぶようなということでの対象とはなっていなかったものでございます。
伊東委員
 いろいろな報道でいろいろな事故がございます。それで、先ほど類似施設についてお伺いしたところですけれども、ほかにも例えば九中のプール、あるいは鷺宮のプールといったような施設も同じように、いろいろな施設がありますけれども、私が気になったのは、そういうプール、過去にも温水プールあるいは温泉施設の天井が塩素によって金属材が腐食して天井全体が落ちるという、そういうような事故がありましたけれども、その辺は中野区は大丈夫なんでしょうか。
村木生涯学習担当参事
 その点は安全であるというふうに我々は確認をしてございます。
伊東委員
 工法が安全なのか、点検して大丈夫なのか、その辺まではっきり……。
村木生涯学習担当参事
 鷺宮体育館のプールについて申し上げますと、アリーナのつり天井とプールのつり天井が同じ形状、材質でつくられておりますので、今回の19年度の天井改修工事は体育館のつり天井とアリーナのつり天井の両方を実施することにしてございます。
 九中の方については、所管の方からお答えをさせていただきます。
小谷松教育経営担当課長
 先ほどお話し申しましたとおり、経常的な点検を行ってございます。特に予算を組んで点検を行うということではございませんけれども、翌年度必要な事業実施を図るその目的での通常の点検の中では、現時点において特に腐食等の報告はございません。あれば、早急に対応を図るというような体制で行ってございます。
委員長
 他に質疑はございますか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 それでは、質疑がありませんので、ここで質疑を終結いたします。
 次に、総務委員会に申し送る意見を受けますが、意見はございますか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 意見がなければ、当委員会としては、第49号議案、平成19年度中野区一般会計補正予算(関係分)につきましては、意見なしとして総務委員会に送ることといたしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 御異議ありませんので、意見なしとして申し送ることにいたします。
 以上で、第49号議案、平成19年度中野区一般会計補正予算(関係分)の審査を終了いたします。
 以上で、本日予定した日程は終了いたしましたが、委員、理事者から何か発言はございますか。
江口委員
 簡単なことなんですけれども、先日、武蔵台小学校の吹奏楽部が東京都で金賞を受けて、全国大会へ出ると、大変すばらしい結果を出したんですけれども、ホームページの中野区には1日か2日かおくれて出て、新着ということで消えちゃっておりますけれども、教育委員会のホームページにはそのことは全然触れていない。きょうの時点ではそう見ているんですけれども、ホームページをつくられているところはどこなんでしょうか。
小谷松教育経営担当課長
 教育委員会のホームページにつきましては、それぞれ各所管の方でネタといいますか、そういったものを収集した上で、教育経営分野の方で一括して掲載等を行っているところでございます。
江口委員
 載せない理由はどういうことなんですか。中野区の方には、たしか2日ぐらいおくれてから載せていただいて、全体の写真がついていて、コメントも入っているということで、大変うれしく思ったし、私たちは新聞で見るしかない。まして全国大会に出ていくわけですから、教育委員会の場合は、それこそある程度の期間はきちっと載せて顕彰するとかいうのが普通は当たり前のことだと思うんです。それが、中野区の中には載ったけれども、教育委員会の方のホームページには載っていない、その理由は何でしょうか。
小谷松教育経営担当課長
 確かにおっしゃるとおり、学校のすばらしい成績でございます。教育委員会としてもこのPR等を行っていきたい、区民の方々に広くお知らせしていきたいという気持ちはございます。今回、掲載のタイミングにつきましてはずれてしまいましたけれども、やはり学校でのすばらしいそういった実績でございますので、早急に掲載の方をやっていきたいと思います。
江口委員
 そうではなくて、掲載するのは当たり前です。何の理由なんですか。これだけすばらしいことが続いている学校ではないですか。特に全国的にも有名だし、23区では有名な学校で、先生方も、児童、さらに多分そういう大きな活動ですから、保護者の皆さんの支援があってこそそれができているわけです。そういうものはこういう情報として、どんどん反応して区民に知らせていくということをしていかなきゃいけない。教育委員会の姿勢がわからない。だから、載せない理由は何なんですか。これから載せますというのと、全然理由が違う。載せてほしいです。だって、区のホームページも、たしか1日か2日おくれたんですけれども、教育委員会の方を開いてみると全然載っていなくて、古いというか、教育長のメッセージみたいなものが載っていまして、そんなのは削って載せなきゃいけないことなので、一番みんなが喜ばしいことだと思うんだけれども、その原因は何かと聞いているんです。
小谷松教育経営担当課長
 申しわけございません。その件につきましては、少し私どもの方、アンテナが十分でなかった。その姿勢が足りなかったということでございます。このことにつきましては、先ほど申しましたとおり、区民の方々には、子どもたちのすばらしい実績でございます。直ちに区民の方々にお知らせをしてまいりたいと思います。申しわけございませんでした。
委員長
 他にございますか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 なければ、以上で本日の文教委員会を散会いたします。

(午後1時47分)