平成20年03月13日中野区議会文教委員会(第1回定例会)
平成20年03月13日中野区議会文教委員会(第1回定例会)の会議録
平成20年03月13日文教委員会 中野区議会文教委員会〔平成20年3月13日〕

文教委員会会議記録

○開会日 平成20年3月13日

○場所  中野区議会第5委員会室

○開会  午後1時00分

○閉会  午後2時50分

○出席委員(8名)
 牛崎 のり子委員長
 佐伯 利昭副委員長
 平山 英明委員
 いながき じゅん子委員
 いでい 良輔委員
 伊東 しんじ委員
 大内 しんご委員
 江口 済三郎委員

○欠席委員(0名)

○出席説明員
 教育長 菅野 泰一
 教育委員会事務局次長 竹内 沖司
 教育経営担当課長 小谷松 弘市
 教育改革担当課長 青山 敬一郎
 学校教育担当課長 寺嶋 誠一郎
 指導室長 入野 貴美子
 生涯学習担当参事 村木 誠
 中央図書館長 倉光 美穂子

○事務局職員
 書記 黒田 佳代子
 書記 岡田 浩二

○委員長署名


審査日程
○請願
 〔継続審査分〕
 (19)第5号請願 高校歴史教科書における「集団自決」の記述に関する意見書の提出について
 (19)第6号請願 高校歴史教科書に関する意見書の提出について
○所管事項の報告
 1 中野区の地域スポーツクラブ構想(案)について(生涯学習担当)
 2 鷺宮図書館の業務再開について(中央図書館長)
 3 その他
  (1)中野区立学校の2学期制について(指導室長)
○所管事務継続調査について
○その他

委員長
 定足数に達しましたので、ただいまから文教委員会を開会いたします。

(午後1時00分)

 本日は、お手元に配付の審査日程(案)(資料1)のとおり進めたいと思いますが、これに御異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 御異議がありませんので、そのように進めます。
 審査は午後5時を目途に進め、途中3時になりましたら休憩を入れたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
 それでは請願の審査を行います。
 平成19年第5号請願、高校歴史教科書における「集団自決」の記述に関する意見書の提出について、平成19年第6号請願、高校歴史教科書に関する意見書の提出についてを一括して議題に供します。
 御協議をしていただきたいことがございますので、委員会を暫時休憩いたします。

(午後1時00分)

委員長
 それでは、これより委員会を再開いたします。

(午後1時04分)

 本件についての質疑に入りますが、その前に請願者から、前回の委員会以降の本件をめぐる動きにつきまして、補足の説明を5分程度行いたいとの申し出がございました。これを許可したいと思いますが、よろしいでしょうか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 それでは、委員会を休憩します。

(午後1時05分)

委員長
 委員会を再開いたします。
(午後1時17分)

 これより本件に対する質疑を行いますが、質疑はありませんか。
大内委員
 この第6号請願の理由の一番最後のところに「文部科学省が2007年3月30日に公表した2006年度高校教科書検定で、沖縄戦における住民の集団自決の記述に関して日本軍による命令・強制・誘導等の表現を修正、削除させる検定意見を行ったことを撤回し、同記述の回復が速やかに行われるよう、文部科学省に意見書を提出する」と書いてあるんですけど、これは今からでも間に合うんですか。どなたか答えられないか。要は文部科学省に……。わかるか、わからないか。今から2006年度のこの教科書検定を速やかに撤回させるようなことはできるのかなと。わからなければ結構です。要は、できるのかなと、ちょっと疑問に思っているものですから。だって、もう終わっちゃった。理由ですからね。趣旨は違うからいいんですけれども、そこのところがちょっと難しいかなと。結構です。
委員長
 よろしいですか。
 他にございませんか。
 では、ほかにございませんようなので、本件の取り扱いを協議するために、委員会を休憩いたします。

 (午後1時19分)

委員長
 では、委員会を再開いたします。

(午後1時29分)

 では、休憩中に御協議いただきましたように、学習会の件は引き続き実現に向けて努力をしていくということと、それから本請願に関しての紹介議員の方にやはりおいでいただいて、御説明をいただくということをしていきたいと思いますが、よろしゅうございますか。

〔「はい」と呼ぶ者あり〕

委員長
 それでは、取り扱いついて協議するため、委員会を休憩します。

(午後1時30分)

委員長
 再開いたします。

(午後1時30分)

 それでは、お諮りいたします。
 休憩中に確認をいたしましたとおり、平成19年第5号請願、高校歴史教科書における「集団自決」の記述に関する意見書の提出について、平成19年第6号請願、高校歴史教科書に関する意見書の提出についてを継続審査すべきものと決するに御異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 ご異議ございませんので、継続審査すべきものと決しました。
 以上で平成19年第5号請願、平成19年第6号請願の本日の審査を終了いたします。
 続きまして、所管事項の報告を受けたいと思います。
 最初に、1番、中野区の地域スポーツクラブ構想(案)についての報告を求めます。
村木生涯学習担当参事
 それでは、中野区の地域スポーツクラブ構想(案)(資料2)につきまして、御報告を申し上げます。
 本件につきましては、2月6日に開催されました当委員会におきまして、構想の素案を御報告し、御意見をちょうだいした後、この資料にございますように、定例校長会、体育指導委員会、体育協会への資料の提供及び意見の聴取、あわせましてホームページに掲載をし、区民意見の聴取を行ったところでございます。これらを踏まえまして、3にございますように、素案から案に、全体では10項目の変更、追加、そして資料を1項追加をしてございます。素案と案の内容の変更点につきましては、この資料にございますとおりでございますが、「構想(案)」の本書をお開きいただきながら、変更点とその考え方につきまして、御報告をさせていただきます。
 まず、1点目と2点目につきましては、「構想(案)」の5ページ、下のほうに「地域スポーツクラブの目的」のマル1とマル3でございます。これらはいずれも第2章等々と表現の統一を図らせていただいたものでございます。
 次に、6ページでございます。これは「健康づくりの推進」の一番下のところでございますが、対象者としての積極的なとらえ方にするということから、「も」という表現を「は」という表現に変えさせていただいたものでございます。
 次に、第4点目は、7ページでございます。ここはいわゆる体力向上プログラムの実践についての表記でございますが、「全区立小中学校で取り組んでいる体力向上プログラムの実践を教育委員会が積極的に支援することで」といったように、体力向上プログラムへの取り組みを強調をさせていただいたものでございます。
 次に、9ページをお開きいただきたいと思います。前文のところでございますが、ここは「最初の拠点施設を設立することとし」といった表記から、「第一番目の活動拠点となる仲町小学校跡施設に地域スポーツクラブを整備し、全体で4か所程度整備していくが、さらに学校や民間施設など多様な場を活用しながら展開し、構想の内容を実現していきたい」ということで、活動の場の広がりを持たせることにしたものでございます。
 次に、6点目でございます。これは12ページの28行目でございますが、「プロスポーツ選手」の「プロ」という表現を取りまして、限定的なイメージを避けたものでございます。
 裏面をお開きいただきたいと思います。7点目といたしまして、同12ページに「プロのバスケットボールチームやサッカーチームに所属する選手」云々というところを、今回「体育協会・体育指導委員会に協力してもらうほか、プロ・セミプロ・元プロのスポーツ選手や監督・元監督等を指導者とし」「と同時に、学校ごとに特色のある活動ができるようにしていきたい」ということで、幅広い指導者のイメージを持たせるとともに、学校の需要にこたえる方向を示させていただいたものでございます。
 次に、8点目でございます。13ページの26行目。ここに安全対策の具体化の一つといたしまして、自動体外式除細動器、いわゆるAEDを設置するという内容をつけ加えさせていただいたものでございます。
 続きまして、少し飛びまして、21ページ、第III章の最後の「収入と支出」の欄でございます。「クラブ設立後は、多彩なイベント等を実施するなど個人会員数の増加をめざし、安定した収入を得ていくことが求められる。他にも賛助会員増、広告収入、オリジナルグッズ販売、スポーツの個別指導等の事業拡大によって」といった表記から、「区としては、地域スポーツクラブ設立にあたり、活動拠点である学校跡施設を無償貸与する予定である。また、他自治体と同様、区が運営費の一部として施設の維持補修費や光熱水費を負担するほか、人件費についても必要があれば一定のルールに基づき支援することも検討する」という項と、その次に「クラブ設立後は、個人会員数の増加により安定した収入を得ていく努力とともに、学校運動部活動への指導者派遣……」これは設立時点で直ちにこうしたいわゆる事業を展開することはなかなか難しい。クラブが設立をされ、運営をする中で、学校等々と慎重に十分に協議等を進めながら、こうした指導者派遣なども展開していきたいといったようなことの意図も含めまして「など区の委託事業のほか、自らの事業拡大によって収入を確保する手段を講じ、自立した経営をめざすことが望まれる」ということで、クラブの自立に向けた取り組みの方向を、より具体的にお示しをしたものでございます。
 最後の10点目でございます。22ページ「おわりに」という欄でございますが、ここは区のスポーツ体系の見直しと再構築の方向を整理したものでございますが、その中に現在の余裕教室の活用についても改めて検討の中に加えたいということで、このような表現をさせていただいたものでございます。
 なお、資料2は、私どもが体育指導委員会と共催で行っております健康スポーツ教室にかかわる秋の教室の分、これを追加をさせていただいたものでございます。
 素案から案への変更点及び案につきまして、御説明をさせていただきました。
委員長
 ただいまの報告に対して質疑はありませんか。
大内委員
 仲町のパターン、その地域スポーツクラブということで書いてあるんですけれども、これは沼袋小学校跡地にもできるんですよね。それのほうは計画はどのように……。
村木生涯学習担当参事
 沼袋の計画そのものにつきましては、まだこれから再編の動きが出てまいりますので、たしか23年だったと思いますが、それに向けて、まずは仲町を立ち上げるための準備、そしてこの全体像に基づいて、次の沼袋の考え方をその後整理をしていきたいと、このように考えております。
大内委員
 要は、基本的にこの地域スポーツクラブというのは区内に一応4カ所予定していますよね。あと鷺宮圏、北部圏全部。この仲町で小学校跡地にできる地域スポーツクラブが一つのモデルとなって、基本的にこれと同じ形のものが四つできるという理解でいいんですか。
村木生涯学習担当参事
 地域スポーツクラブのいわゆる法人組織そのものは、将来4カ所すべてを一つの法人組織が運営をするということを考えております。そして、それぞれの拠点施設につきましては、地域性、これまでのそこでのスポーツなどの使われ方、そして御協力をいただける、例えばそこの住民や団体の方々、さまざまあると思いますので、できればそれぞれの活動拠点に合ったといいますか、特色を持たせたクラブとして、そこにそうした方々の参加もいただきながら、運営にいろんな意見をちょうだいしながら、それぞれの特色を持ったクラブとしていきたいと、このように考えております。
江口委員
 ここで案として出された「プロスポーツ選手」というところを変えて、「スポーツ選手」にしましたよね。「スポーツ選手」というのは、どういう人を「スポーツ選手」というんですか。
村木生涯学習担当参事
 いわゆる競技者レベルで、そうした大会等に参加をしている方、あるいはそういう資格を持った方などが想定できるかなというふうには考えております。
江口委員
 それじゃああまりひど過ぎてというか、わからない。私たち野球部も競技に参加していますから、我々も野球のスポーツ選手に該当しますか。しないと思うんだけど、どうでしょうか。
村木生涯学習担当参事
 そういう意味では、例えば東京都ですとか国ですとか、そういったところが、あるいはそういったところに関係する団体が主催をするような競技大会、こうしたところに出場をする選手で、基本的にきちっとした基礎・基本、こういったものを指導者として、例えば子どもたちに指導ができる。そういう方々、そういったことも視野に入れたいと、このように考えております。
江口委員
 この辺を明確にしておかないと、特に部活の支援の問題で、今、外部からのお願いをしている人がいますよね。そうすると、やっぱりそういう今みたいな、私が言ったような形でスポーツをやってきた人もいらっしゃるはずなんですね。そうなると、そこまで広げるのか。それとも、当初、素案のことを考えて、プロにするのか。それとも最後に書かれている、そういう経験者、プロだとかセミプロとか元のプロですね。それから、監督、元監督とかね。そういうふうな形で、この辺を明確にしておかないと、多分学校間だってやりにくくて、もともと頼んでいる人を、クラブを通じてそのまま派遣してくれないかというと、そこに該当しませんとかするという基準がないものだから、ただ単にいいですよ、悪いですよというわけにいかない部分があるわけですよね。
 だから、この辺はもうちょっと明確に、例えば体協と相談するなり、どういう……。例えば登録制になっているのか、その選手たちというのは。体協なんかは全部、各選手は登録制になっていて、1人幾らで会費も上げているから、多分登録になっているんですよね。それは、だけど中野の体協に登録している場合じゃない場合もあるから、それだけに絞るわけにいかないんだけど、この辺、もうちょっとはっきりさせたほうがいいなというふうに、私は思っています。
 それとついでに、前にも素案にも書いてある。今回は人件費なんかも明確にして、一定のルールで支援するとなっていますけど、こういう「自立した経営をめざすことが望まれる」と、何年をめどにしているか。例えば、今初めて聞いたのは1カ所から4カ所でもって、4カ所全部を同じ事業者にやらせるというのが初めて出てきたんですけど、4カ所全部でき上がったときに、初めて自立した経営というのか。今回、第1拠点として、仲町小学校跡地をつくる。ここでもうすぐに自立をするようにという方針でいくのか。その辺はどうなんですか。
村木生涯学習担当参事
 他の自治体で、例えばNPO法人等で立ち上げて運営をしているスポーツクラブを見ますと、大体当初のもくろみとしては、その自治体が当該クラブに対する支援というのは、人件費等を含めて3年程度というふうにしているところが一般的なんですが、実は先日、今もう6年目に入りました、調布にある調和SHCというスポーツクラブを視察をしてまいりましたが、ここでは設立時点に、例のトトの補助と市の補助の両方を受けながら、もう既に5年間たっておりますけれども、まだ若干市からのそうした意味での支援を受けないと、なかなか難しいというようなお話も伺ってまいりました。ここには実は1,200名程度の会員がおる状態の中で、人件費が5人で年間360万円という、大変ボランティアに近い状況で、事務局を動かしておりますけれども、こうした中でこのような運営をしておりますので、江口委員から今、お尋ねがございましたが、我々もできるだけ早くその自立に向けた、そうした具体的な設立後の活動はしていただきたいと思っておりますけれども、場合によりますと、その程度の支援をする必要が出てくる可能性はあるというふうには考えております。
江口委員
 もう一つは、例えば報酬単価ですね。運動選手とか、それから経験している人たちというのは、経験の度合いによっては、全然単価が違っているわけですよ。そういう意味では、例えば、特にこれは一番期待しているのは、部活の支援なんかはぜひお願いしたいという学校は多分多く出てくると思うし、地域もそこの部活を通じて、一緒になってやりたいというのも出てくる可能性もあるので、大変いいことなんだけど、今まで例えば教育委員会の方針として、子どもたち、児童・生徒に教えてもらうのは、要は役所の単価は安いじゃないですか。それでいくのか。それとも今度はあくまで地域のスポーツクラブの会員制で任せちゃっているから、そこの単価でするのかというと、相当の開きが出てくる場合がある。この辺は一応区である程度単価というのは決めて、これであなたたちが運営してほしいよと。そういう指導者派遣に関しては膨大にとるなよということをやるのか。それともこの地域スポーツクラブに任せちゃうのか。どっちなんですか。
村木生涯学習担当参事
 運動部活動への指導者の派遣につきましては、私どもとしてはこの構想(案)にもございますように、区の委託事業として考えていきたいというふうに思っておりますので、そういう意味では、区がある程度の金額は定めて――もちろん協議の上になりますが――定めた上で派遣をするような、そういうシステムにしていきたいと、このように考えております。
伊東委員
 仲町小学校に具体的な盛り込むべき事業内容等も入っているんですけれど、これは改訂学習指導要領の関係だとかについては、どうお考えでしょうか。
入野指導室長
 改訂学習指導要領との関係ということでございますけれども、私どもといたしましては、それがはっきりしてくるまではというふうに思っていますのと、きのうお話をしました体力向上プログラムをかなり進めていきますので、そちらとの連携も出てくるかなというふうに思っております。そして、部活動のことに関しましては、中野区の今の現状は、運動部活動も全部ひっくるめての調査なんですが、実は23区中でも部活動の加入率が非常に高い区でございまして、そういう面では運動部活動の部分についての、部活動のあり方という部分については、今後学校とも検討を進めていくということの状況になっております。この部活動の支援ということに関しましては、いろんな面でお願いをする形になってくるかと思います。
 さらに体育の学習指導要領上の変更としましては、今度は武道の必修化とかダンスの部分が出てまいります。その部分については、ある意味、援助を受けることも必要になってくるかなというふうに思っております。武道が全部できる教員が教えるということでもございませんので、お手伝いをいただく方を派遣していただいたり、そういうつながりを持ったりという必要も出てくるかと思います。
 その前に、これにつきましては、それぞれの学校の今度は施設の問題も出てまいりますので、武道とダンスについては、今後もう少し検討してまいらなければならないかなというふうに思います。男女必修の共修の問題とか、いろいろな部分がそれぞれの学校で出てくると思いますので、そちらはそちらで検討していきながら、こちらの地域スポーツクラブのほうとの連携も、とれる部分については十分とってまいりたいなというふうに思っております。
伊東委員
 後段に答えていただきました武道、それからダンスについては、各学校にそれなりの施設――ダンスは体育館でもいいのかなと。武道となると、特殊、場合によっては畳の上でやらなければならないような武道もあります。すべての学校にそれらを設備することは、逆に今の時代は非効率的な部分もあるのかなという思いもある中、また地域においてはそういう活動をしていらっしゃる団体も多々ある中で、やっぱり活動拠点が限られてしまっているのも事実なので、この仲町を見させていただくと、そういう部分の対応というのは、講じられていないというか、論じられてはいるんでしょうけれど、講じられていないような部分が見受けられるので、その部分について、今後検討を進めていっていただきたいなと思いますが。
村木生涯学習担当参事
 実は仲町小学校跡施設を活用したこのスポーツクラブの施設面の問題として、体育館と運動広場と、そして今現在、教室等で使っているところがございますが、そこで想定をしております、私どもが現にそういったところで使われている内容等も含めて、想定をしております種目の中には、空手とか剣道とか――柔道はちょっとやっていないようなんですが――それからダンス、モダンダンス、モダンバレエ、こういったものも実は想定をしてございます。そうした中で、具体化を図る中では、こうしたことも専門的なそういう機関等とも相談をさせていただきながら詰めていきたいと、このように考えております。
伊東委員
 お願いいたします。
 それと、武道というのは、逆に「礼に始まり、礼に終わる」という、道徳面での教育効果も高い部分があると思いますので、ぜひ前向きに検討していただきたいと。
 それと、学校施設の中で、プールはあるんですけれど、こうした再編によって、学校教育の目的を終えてしまった施設にあるプールというのは、これはどういうふうになるのかな。
 それともう一点、続けてお聞きしますけれど、これは教育委員会の範疇から少しはみ出ることもあるんですけれど、防災上の避難所の視点、その辺は担当部署とのほうの協議がどうなっていて、こうした地域スポーツクラブがスタートしても、その辺の機能調整がちゃんと論じられているのか、その辺をお聞きしたいと思います。
村木生涯学習担当参事
 まず、仲町ということでお答えをさせていただきますが、仲町のプールにつきましては、これはすこやか福祉センターの所管部分になるんですけれども、学校の跡のプールにつきましては、現時点では屋上菜園にするといったような考え方が示されております。
 それから、防災拠点につきましては、ここに同様に災害対策の地域拠点機能といたしまして、避難所用の備蓄倉庫等もこちらには設置すると。したがって、いざという場合にはそうした機能を持って運営がされるということになっておりますし、私どもといたしましては、災害時には例えば談話室等に設置をいたします自動販売機等の飲料関係を、例えば無料で提供できるような、そういったシステムをあわせてこの中で検討しておりますので、そうしたことも含めて整理をしていきたいと、このように考えております。
伊東委員
 仲町においては、プールについては、地域スポーツクラブじゃなく、逆に福祉施設のほうで活用が図られるということなんですけれども、ほかの3カ所――4カ所をつくっていきたいということで言っているんですけど――についても、同じような流れになる可能性があるんですか。プールとしての要するに――今、沼袋もプールは普通の温水ではないプールなんですけれど――その辺の活用というのは、教育委員会として何らかの意向というのは持っているのかどうか。
村木生涯学習担当参事
 とりあえず私のほうからお答えします。
 仲町につきましては、プールをそのまま使用するについて、改修が必要だと。水漏れがしているんだそうで、この改修経費が1億円以上かかるといったようなことがどうもあって、その修繕をしないこととなったというような、そういう情報だけはいただいております。いわゆる閉校後のプールを、例えば私ども地域スポーツクラブでこれを活用するかどうかについては、基本的にはまだそこまでの全体的な検討はしてございませんが、プールにつきましては、基本的に鷺宮の体育館、それから二中、九中、そして民間でもプールはございますので、基本的にこのプールを要するにクラブが運営するといったようなことにつきましては、費用との関係等も含めて、なかなか難しいかなというふうに、現時点では考えております。
いでい委員
 先ほど江口委員の質問の中で生涯学習担当参事がお答えになったので、ちょっと気になったのがあったんですけれども、24ページのほうで、調和SHC倶楽部に先日、御視察に行かれたということで、そこの会員数は約1,200名だったというふうにおっしゃったと思うんですが、この違いは何なんでしょうか。
村木生涯学習担当参事
 調査時点の数字の違いでございまして、私どもが現実にSHCのほうにお伺いしまして、ここの事務局長さんと前任の事務局長さんとお二方からお話を伺った中で、おおむね現時点では1,190名を超えて、大体1,200名近くにふえておりますといった情報の提供をいただいたものでございます。
いでい委員
 そうしますと、先ほど御報告いただいた、素案から案についての21ページ7行目のところからなんですが、ここで初めて、今回区は施設の無償貸与ですとか、維持補修、光熱水費、または人件費についての検討をする可能性があるというふうにしています。そうすると、都内で学校跡施設を利用した地域スポーツクラブとの比較という、このマルがついたり、バツがついたり、年間幾ら補助金が出たりとか、こういったところも、今、中野区が想定しているものが出てくると思うんですが、それについての詳細は、わかる範囲で教えてもらえますか。
村木生涯学習担当参事
 これは内部的に私どもが整理をしたもので、まだスタート時点でしか、そういう意味では想定はしてございませんが、一般から高齢者、ファミリー等々で、個人会員の想定はスタート時500人ぐらいからスタートするだろうということで、想定をしてございます。その時点では、先ほどの指導員の派遣委託費ですとか、養成講習の委託等はまだこの中に算定をしてございませんので、収入としては全体でおおむね1,000万円ぐらいかなと。これはスポーツの教室への参加費とか、施設の団体会員による使用料等を含んでその程度かなという、まだ想定にしかなってございません。
 これに対しまして、支出のほうでございますが、事務局長や事務局員の人件費ですとか、大学等の関係者――総会等においでいただく場合ですね。理事会等に――それからインストラクター、それから医師の要するにいざというときの派遣なども考えております。こういった人件費。それから、施設使用料、施設管理費等につきましては区が負担しますので、その他の通信とか印刷製本、備品とか機器の維持とか、そういったもの。それから、事業費としてはスポーツ教室等々でございます。こうしたものでの想定が、この時点では大体1,700万円程度ということで、その差額がおおむね700万円程度は、人件費の補助相当額をこれは区が支援をする必要が出てくるのではないかと、このような想定はしてございます。ただ、これはあくまでも現時点での想定ということで御理解をいただきたいと思います。
いでい委員
 それは補助金等のところではなくて、事務局員という形ですか。図2の24ページ、一番下の行政支援のマルとかバツとかついているけれども。700万円余りが人件費ということで、事務局員として行政が支援するのか。または補助金として支援されていくのか。どちらですか。
村木生涯学習担当参事
 事務局費というふうにもう限定をしてしまいますと、それ以外に使用ができませんので、私どもとしましては、できれば補助金という形で、クラブのほうに差し上げるのが適当かなというふうには考えております。
いでい委員
 先ほど参事がおっしゃったのは、当初の予定は500人ぐらいをスタート時には会員を見込んでいるという話でした。この調和SHC倶楽部というのは今、1,200名ということで、500名から倍以上の数字になっていて、そうすると、年間の会費収入も、中野区は500人で1,000万。こっちは1,200人で約2,000万を超すだろうと考えられますよね。なおかつ補助金が年間約640万ということは、年間二千五、六百万はそれに対して支出というか、そういったものが出ているんじゃないかなと思うんです。中野区がこの調和SHC倶楽部と同じぐらいの規模で考えたときには、初年度会員が500人、収入が1,000万ということになりますと、約1,500万円ほど赤が出てくるんじゃないか。人件費を約700万程度見込んでも、約800万円ぐらいは赤的なものが出てしまうんじゃないかなと思うんですが、その点はどうですか。
村木生涯学習担当参事
 先ほど申し上げました数字は、あくまでも内部的に想定をしたものでございまして、そういう意味で、これはこうしたことに非常にノウハウを持っている、そういったところにお願いをして、例えばどういう料金設定をすれば、それは無理がなく、なおかつ収入としても適切な収入が得られるのか。会員も500なのか。こういうことをやれば800から1,000まで持っていけるのかといったような、そういったことも含めて、これから検討させていただくことにしておりますので、ちょっと申しわけございませんが、今のいでい委員の御質問にはこの場で即答という形でお答えするのは避けさせていただきたいと思います。
大内委員
 もう一点だけ。この仲町小学校跡地、23ページに出ていますよね。これは所管というか、所有は、要するにここは保健福祉のも入りますよね。どこが教育委員会とかとなっているんですか。例えば正門をつくるのはどっちだとか、例えば花壇がありますよね。これは多分校庭は教育委員会が所管するのかなという気がするんだけど、その辺というのはきっちり分かれているか。要するに教育委員会が持っているものをある程度建物のところだけ保健福祉部か何かにお貸しをするのか。保健福祉部が持っているところを借りているのか。あるいは共有なのかと、その辺はわかりますか。
村木生涯学習担当参事
 まだ最終的な調整はしておりませんけれども、現時点での考え方としては、いわゆるエリアのところで切り分けをして、スポーツクラブは財産としては私どもが、これを行政財産として持つか、別の持ち方をするかはまだこれから検討になります。この右側のほうにつきましては、基本的には保健福祉部のほうできちっと切り分けをして、出入り口も別にして、それで考えております。それから、もちろん体育館、校庭は私どもが基本的には持つことになりますが、このほかにも、例えば私どもに関係する自転車駐車場ですとか――向こうの自転車駐車場。あちらは障害者用の、いわゆる車も出入りするようなことがありますので、この一角に駐車場も設けることになっていたりというようなことがありますので、そういう意味で、現在双方でさまざま協議をしながら、そのあたりの詰めにこれから入るということになっております。
伊東委員
 あと1点だけ。先ほどのいでい委員の質問で思ったんですけれど、24ページ、都内で学校跡施設を利用した地域スポーツクラブの例がありますけれど、会員数ですとか会費等をいろいろ書いていただいているんですけど、どれくらいのスペースをこの地域スポーツクラブに割いているのか。回転率がどんな感じなのか。この仲町の例をいただいているんですけど、この規模で果たして500人が妥当なのか。逆に採算面からいったらば、1,000人会員数が集まらないと、相変わらず補助が必要になるのか。そうしたときに、じゃあ会員数に対しての必要諸施設の面積、規模等がどんなものなのか。ちょっとそういう意味ではなかなか判断しづらい部分があるんですけれど、その辺はもう既に資料としてはお持ちなんですか。
村木生涯学習担当参事
 他のクラブにおけます今の御質問の内容等について、詳細は私どももまだ把握はしてございません。ただ、そういう意味では直近で調和のほうに行かせていただいたんですが、ここは学校跡の体育館と、それからクラブハウス、これはおもしろい形をしたハウスが2棟ありまして、1棟は事務室で、1棟は小舞台のついたスペースがございましたが、それとあと狭い校庭がございます。調和というのは、ここだけではございませんで、すぐ近くに統合後に改築をしました小学校がございます。この小学校の体育館とか、実は温水プールもございまして、特に体育館等はクラブが使える、そういうルールがきちんとできておりまして、そこも使って展開をしているということで、非常に幅の広がりを持った展開が可能になっておりますので、私どもといたしましても、仲町というのはあくまでも拠点だという考え方に基づいて、ここで基本はさまざまなクラブ活動をするとしても、やはりできるだけ外に出られるような方策も考えていきたいというふうに考えております。
江口委員
 この間の質問じゃないけど、構想はすごく格好いいんだよね。だけど、仲町を今、拠点とあえて言ったけど、じゃあ他の近隣の近くの学校というと、学校開放の関係があるじゃないですか。今はほとんど満杯なんだよね、中野の開放校は。そうすると、じゃあこのクラブがそういう定期的な教室として事業としてできるかというと、まずないし、優先にすればまた問題になるだろうしということも起きてくるでしょう。
 だから、例えば会員数が今、想定はこうだと言って、他区のを見たりなんかしているといっても、この仲町を拠点にした事業が、どんな事業をやるかによって、会員は多くなるし、少なくなるという問題があるし、まだ見えてこないのは、部活の支援というのはうれしいことはよくわかったけれども、逆に今、学校でないのは、トレーニングルームとかそういうのは、中野は体育館しかないんですね。そうすると、ある程度格闘技的なスポーツの選手は、ある程度の筋力アップ等のトレーニングが必要なんだけど、中野は体育館しかないということでしょう。そうすると、ここが今度そういう形で支援的な組織になれば、どうしてもじゃあ雨の日は使わせてもらおうかとか、そういうのが出てくる可能性があるんですね。そうなってくると、その学校は部活は団体加入しなきゃいけないのか、会費を取られるのかという問題も出てくるでしょう。
 要は部活動という、一つの教育課程と外れている人も、その一環として延長としてやっている事業が、ここを利用すると、自分たちの区の施設なんだけど、区のものだったのを民間にクラブとして渡しちゃったために、有料になっちゃったということになるのか。その辺はどういうふうに考えるか、非常に難しいと思うんだけど。二つ。周辺地域の学校なんて、本当に簡単に借りられますか。
村木生涯学習担当参事
 周辺の学校ということであれば、委員がおっしゃるように、本当に難しいと思いますので、これもまたその広がりの中でということで、先ほど御説明させていただきましたが、例えば区外とかそういった、あるいは別のそういう施設があればということで、ちょっとお話をさせていただきますので、今、近くの学校でできるかという話は、これは非常に難しいというふうに考えております。
 それから、ここを使って、逆に学校が、例えは雨天の日にここで、例えばトレーニングをしたいといったようなときの、その受け入れ方等につきましては、これは現時点で団体会員になっていただきますとかいったような想定はしてございません。それは例えば区とこのクラブとの間の協定等を結ぶ中で、そういった使われ方もできるんではないかというふうには考えております。これからそういった点も検討させていただきたいと思っておりますが、例えばですが、運動能力向上のトレーニングみたいなものをここにある程度、例えば機器等を設置するなりして、そういったこともできるようにはしていきたいなというふうには考えております。
江口委員
 逆に、こういう質問は本当に多分おかしな質問だと思いながら質問するんだけど、その4カ所全部の運営をさせるという。僕は1カ所1カ所が名乗り上げてやるのかと思ったらば、4カ所やりますよね。そうだったらば、そういう事業体として受けてくれるところは、自分たちもスポーツ施設を持っているところを限定させるとかね。自分たちもスポーツ施設を持っておりますと。それもこちらの会員として準会員的に使えるときもありますとかいうなら、まだ広がるでしょう。そういう方法を考えていけば、中野の場合、4カ所といったって全部、多分小さい拠点だから、難しいけど、区民のためにそういう利用をしていくということになれば、事業も広がるし、区民もさまざまなところに行ける可能性が出てくるというふうに思うんだけど、そういう考えはあるんですか。
村木生涯学習担当参事
 ちょっとお答えの点が外れているかもしれませんが、前回、佐伯委員のほうからも、いわゆる企業をうまく使って、例えばウェアとか器具とか、そういったものがこのクラブでもって安価で利用できるような、そういったことも考えてはどうですかといったような御提案もいただいています。そういったことも含めますと、我々が想定し、これからつくる組織体の構成員がどういう構成員になるかというのが、非常に大事なことになってくると思います。そういった構成員の中に、委員が今、御質問のような、そういう力あるいは施設等を持ったところが参入をしてくる、あるいは来てくれるといったようなことになりました場合には、今のようなお話もできるのかなと。現時点ではそこまで、実は想定はしてございませんでした。そんなふうに考えております。
江口委員
 これをここで報告して、素案から案になりますよね。その後の日程はどうなるんですか。
村木生涯学習担当参事
 この4月ぐらいには構想ということで、これは策定をしましたら、今現在、既にこの地域スポーツクラブ設立に向けて、関連企業等の設立支援を受けるということで、この準備を今、進めております。これはプロポーザルでやりたいと思っておりますので、そのプロポーザルのための仕様等について、現在これらのノウハウを持っている方の御助言等をいただきながら、その仕様案等について現在、整理をしている最中ということですので、これができましたら、その手続に入りまして、できれば20年度のなるべく早い時期から、そうした設立支援を受けて、20年度につきましては、スポーツクラブの具体的な設立案、これを一定の時期までに整理をし、その間、例の公益法人3法の内容等も明らかになってくると思いますので、いずれの法人格を持たせていくのがベターかといったようなことも検討し、整理をしながら、20年度につきましては、そういった形で設立準備の委員会等をつくる前の段階まで、具体化が図れればいいかなというふうに考えております。
 なお、9月ごろに全体の基本設計に入るというふうに聞いておりますので、それまでには、今申し上げましたようなことが一定程度整理できておりませんと、ハード面に支障を来すおそれもありますので、それに合わせて整理をし、準備を進めていきたいと、このように考えております。
いながき委員
 ちょっと細かいことなんですが、基本的に会員制であり、年会費を支払って利用すると。これからスポーツを始めてみようかなと思った人が、例えば会員になる前に、ちょっと見学をしたりですとか、体験をしたりですとかいった場合の受け入れはどうなっているんでしょうか。例えばあとビジター制度。
村木生涯学習担当参事
 たびたび出して申しわけないんですが、調和がスタートする時点には、例えば教室等を実施すると、無料体験コースみたいな形で進めたようなことも聞いておりますので、最初はいろんな方々にPRをして、それでいろんな方にいろんなことを見ていただいて、体験をしていただいて、それで会員になる意欲や意識を持っていただくことが、一番大事だと思っておりますので、そうした方向を踏まえた取り組みをしていきたいと、このように考えております。
いながき委員
 それは最初だけということですか。開設当初だけということですか。
村木生涯学習担当参事
 どういう形で、例えば入りたいという方がその1年後、2年後に出てきた場合に、もちろん会員数がふえることを望んでおりますので、そのときにどういう対応を図るかというのは、この場でこうしますというような答えは、まだ持ってございません。場合によれば、最初の体験入学は無料にするかもしれませんし、例えば幾らの何分の1で結構ですよというやり方をとるかもしれませんし、そのあたりはこれからの検討ということで考えております。(「最初だけですか。オープン当時だけですか」と呼ぶ者あり)ですから、オープン当時も、それから開設後、期間が経過した時点での入会者についても、どうしていくのかということについては、これから検討させていただくということでございます。
委員長
 他に質疑はございますか。
 ないようでしたらば、本報告を終了します。
 次の2番、鷺宮図書館の業務再開についての報告を求めます。
倉光中央図書館長
 鷺宮図書館でございますが、さきに御報告いたしましたとおり、昨年、平成19年10月の半ばより、耐震補強工事のため、仮設により営業をしておりました。このたびもとの鷺宮図書館で、地域センターともども耐震補強工事が完了いたしましたので、営業再開について御報告させていただきます。(資料3)
 業務の再開日は、3月17日、月曜日でございます。しかしながら、今回工事のスケジュールが非常に厳しいものがございましたので、3月17日から22日までの間は一定のサービス、御利用できるサービスが、記載のとおり制限された形になります。利用者の皆様には御不便をおかけいたしますことを申しわけなく思っております。
 なお、3月23日、日曜日からは通常どおり、すべての図書館サービスを鷺宮地域センター4、5、6階のもとの場所で再開できますので、需要がふえる春休みには何とか対応できるかなというふうに考えてございます。
 また、耐震工事に伴いまして、中のレイアウト等も若干変更いたしまして、例えば書架の配置ですとか、あるいは閲覧席の配置を、従来6階に一固まりにまとめておりましたものを、書架から手にとったものを、すぐそこでお読みいただけるよう、書架の間に閲覧席を細かく配置するなど、一部変更をしております。また、館内には耐震補強のために直径20センチほどの柱が4本ほど立っておりますが、私が下見に参りました段階では、それほど利用者の方に御不便になるような形ではなく、書架の配置も工夫しつつ、あまり御迷惑にならないような形でできたかなというふうに考えております。
 以上、簡単ではございますが、御報告申し上げます。
委員長
 ただいまの報告に対して、質疑はありませんか。
 それでは、質疑はないようですので、本報告を終了します。
 3のその他について、何かございますか。
入野指導室長
 中野区立学校の2学期制の導入のことについて御報告申し上げます。(資料4)
 平成15年度から検討、試行を経て、この20年4月より、全小・中学校におきまして……
委員長
 すみません。指導室長、ごめんなさい。ちょっと休憩にさせていただいて、資料を休憩中に事務局より配付したいと思いますが、よろしいでしょうか。

〔「はい」と呼ぶ者あり〕

委員長
 では、お願いいたします。


(午後2時20分)

委員長
 それでは、再開いたします。

(午後2時21分)

 では、指導室長、お願いします。

入野指導室長
 平成15年度から検討、試行を経まして、20年4月より、区立の全小・中学校におきまして、2学期制が導入されますので、御報告申し上げます。
 今、お配りしましたプリントの1枚目につきましては、ねらいと経緯が書いてございます。別添でつけておりますものにつきましては、現在印刷中のものでございまして、来年度から導入する学校について配布する予定のものでございます。
 それでは、改めまして、2学期制のねらいのほうからお話をさせていただきたいというふうに思います。
 1枚目の1のところに書いてございますように、中野区といたしましては、確かな学力と豊かな心の育成ということを目指しまして、一つの学期を長くすることによって、各学校がこれまで以上に教育効果の高まりを期して、柔軟で実行力のある教育課程や指導計画を編成することが可能になるということ、それに伴いまして、子どもたちの学力向上を図ることができるということを、一つの大きなねらいといたしまして、2学期制の導入を図っております。年間授業実数を増加させることによって、さらに道徳教育や体験学習をより一層充実させることもできますので、学力だけではなく、子どもたちの豊かな心をはぐくむことにもなるだろうということでございます。
 2番に書いてありますように、これまでの経緯でございます。平成15年度から検討を開始いたしまして、平成17年度には小学校2校、中学校1校で試行を始めてございます。平成18年度には小学校5校で2学期制を先行実施いたしまして、この年には中学校におきましては、全校で2学期制を実施いたしました。平成19年度、今年度でございますが、小学校が15校になりまして、2学期制を先行実施しますとともに、中学校は2学期制実施2年目になることになりました。そして、これまでの検討とその試行とその準備を経まして、この4月から小学校全校、中学校全校において2学期制が導入されることとなります。
 そのリーフレットの中をごらんいただければというふうに思います。2学期制の実施、具体的には、中側の下の段の帯状になっているところをごらんいただければと思います。2学期制で具体的にどのように変わるかといいますと、学期の区切りが10月11日から14日の秋休みを挟む形になります。そこで前期、後期が分かれる形というふうになります。具体的には。そして、中野区におきましては、あわせて休業日数の短縮を3日間図っておりますので、そういう状況がございますので、夏休みがその秋休みの分とその分とでということで、7月21日から8月27日、小・中共通でございます。そして、冬休みは12月26日から1月7日、春休みについては、現在と同様、3月26日からというような流れになることになります。
 一部、学校の事情が――今年度もございましたけれども――出てくる場合がございますので、つまりは夏休み中に工事期間をどうしても持たなければならない学校等が出てきます。そういうものには校長の申し出によって、教育委員会が許可をして、対応できるような形をとってまいりたいというふうに思っております。基本的には2学期制を実施していくということでございます。
 どのようなところが具体的に2学期制で変わってきたかといいますと、上段のところ、2学期制でできるようになることのまとめでございます。一つは、指導計画の見直し、改善。もう一つは、授業実数の増加、そして長期休業日の位置付けが変わってくるということでございます。私どもとしましては、学校教育の工夫、改善が大きな一つのものとなっておりますので、具体的には指導計画の見直し、改善を図ることによって、先ほどのねらいが達成できるというふうに考えております。
 授業実数でございますが、先日、議会でも御答弁申し上げましたが、授業実数がほぼ20時間から、ここは「30時間程度」と書いておりますが、3学期制のときから比べると、40時間程度ふえた学校もございます。20時間から30時間程度の増加が見込まれるということでございます。
 長期休業日の位置付けとしましては、これまで簡単に言いますと、夏休みは休み、冬休みは休みというようなところがございましたが、学習と学習の間に入ります関係で、7月までの学習をさらに強化するというふうな充実を図っている学校もふえてきておりますので、長期休業日の位置付けが非常に変わってきているというところが見られます。さらに具体的にしたものは、その下段の1番から6番までのところに書いてございます。後ろのことに関しましては、ここのところ、やはり2学期制の導入に当たりまして、御質問が多かったところがございましたので、QアンドAという形で書いてございます。
 具体的に今後でございますが、この3月の末に、これに伴いまして管理運営規則のほうを、教育委員会のほうとしては変更していくという手順になっております。
委員長
 ただいまの報告に対して、質疑はございませんか。
伊東委員
 1点は、これは秋休み、体育の日に絡ませることだと思うんですけれども、そうすると体育の日というのは第2月曜日なんだっけ。ですから、年度によって多少それが前後するという考え方でいいんですね。
入野指導室長
 そのようにというふうに考えております。私どもとしましては、前期、後期が大体同じ日数になるようにと考えておりますので、カレンダーによっては多少またそれも考えなければいけない日数が出てくるかなというふうには思っておりますが、来年度に限りましては、ここ当分は体育の日の前後を秋休みにするということでやってまいろうというふうに思います。
伊東委員
 それと従前、秋に集中していた学校行事等で、2学期制に伴い、何か大きく変更は生じているのかな。例えば運動会をやっていたり、学芸会あるいは作品展をやっていたりという。時期的には10月前後だと思うんですけれど、その辺は何か工夫があるんですか。変更というか。
入野指導室長
 秋休みといいますよりも、7月と8月の末を上手に利用するようになったという、大きな学校行事の変更はございます。つまり移動教室等をそのあたりにも持っていけるということと、さらに修学旅行も秋にというよりは、前のほうへ持っていけるというようなこともできましたので、そういう大きな変更は小・中ともにございます。
 そして、小学校が秋に運動会をやるところが多うございますが、それにつきましては、このあたりですと、まあ比較的大丈夫かなというふうな判断を得ております。ただ、雨天等の延期の仕方が多少変わってくるかなというふうに思っております。
伊東委員
 既にもう試行校か幾つもありますので、中学校なんかはもう全校実施しているわけですけれど、学習成果について、保護者との、家庭との連携の部分、通知表は2回に減りますけれど、今も御報告いただいたとおり、長期休暇の前後に、どうその長期休暇を位置付けて、学習に活用、それを役立てるのかという部分で、そうした部分の積み上げてきた学習成果をどう保護者に伝え、有効にその時間を活用してもらうか。その辺はどうやった取り組みがありますか。具体的に。
入野指導室長
 7月と12月の末に個人面談といいますか、三者面談。学校によっては、中学校なんかは本人との面談だけで済んでいる場合もありますが、そのような面談を通して、学習の状況を伝えるというところが多うございます。また、そこにはいわゆる通知表ではない、子どもたちの学習の状況を伝えることができる資料を、そのところで用意をしてお渡しするということをしているところもございますし、特に夏季休業日に入ってからが、つまり7月のぎりぎりまで授業をいたしまして、夏季休業日に入ってから、個人面談ですとか家庭訪問ですとかということをしながら、学習の状況を伝えると、そういう学校も出てきております。
伊東委員
 今、お話しの中で家庭訪問という話が出たんですけれど、家庭訪問を区内の小学校、中学校――中学校はどうだったか、記憶にないんですけど、小学校がやらなくなって久しかったんですけど、また全区的に復活の方向があるんですか。漏れ聞くところによると、やっぱりそうやって家庭訪問を再開しますという話を聞いているんですけれども。
入野指導室長
 非常にその夏季休業に入ってからの使い方、これは2学期制というだけではないんですけれども、家庭訪問等で使っているというケースがふえてきております。ただ、まだ全校というようなことではございませんけれども。
委員長
 他にございませんか。よろしいですか。

〔「はい」と呼ぶ者あり〕

委員長
 それでは、以上で本報告について終了いたします。
 そのほか、理事者から何か報告はございませんでしょうか。
 なければ、以上で所管事項の報告を終了いたします。
 引き続きまして、所管事務継続審査についてお諮りいたします。
 お手元に配付の事項を調査事項として、これを閉会中も継続審査すべきものと決することに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 御異議ありませんので、そのように決定いたします。
 次に、議題のその他に入りますが、各委員、理事者から何か発言はございますか。
大内委員
 ちょっと確認しておきたいというか、第六中学校のグラウンド等の使用なんですけれども、一応4月から利用がまだ決まらないということで未定地なんだけれども、校舎に関しては別にしても、グラウンドとかは一般開放とかしてくるのか。要するにどういう利用方法になるんだか。まだ決まっていないのか。あるいは今後、場合によっては野方小学校が来れば改築をするから、グラウンドへなかなか入れなくなるのかなとか、いろいろ思っているんですけれども。グラウンドについては、例えば緑野中学校の子たちが来て、部活で使用できるだとか、そういったところというのは決まっているのか、まだこれから対応していくのか、どうなんですか。
青山教育改革担当課長
 ただいまお尋ねの件につきましては、特に決まっておりませんで、当初の計画ですと、年度の後半から野方小学校の仮校舎として工事をする予定がございましたということと、あと今回統合して廃止となります桃丘小学校ですとか、あるいは十一中で不要となった備品等を六中に全部集めるということになっておりまして、それを年度の初めに各学校にあっせんをかけるというようなことで、運搬のために出入りするというようなこともございます。そういったことで、特に活用ということについて計画はしてございませんでした。
大内委員
 要は、何か日曜日とかテニスにあそこを開放しているでしょう。ああいったものはなくなったりするのか。今、言ったのは校舎。グラウンドに関しては、使用はたしか日曜日かなんか、何というの、テニス開放というんですか。体協が指導についてやっていたりして、ああいうのはなくなるのか。それともグラウンドについては引き続き、そういった活用。あるいは平日なんかは、例えばそれこそサッカークラブが使いたいとか言ったら、貸してもらえたりするのか。ちょっと今後検討するということでも結構なんですけれども。
竹内教育委員会事務局次長
 これまでは工事ということがございましたので、そういったことは考えておりませんでしたけれども、今後それがどうなるのかということも含めて、考えていきたいというふうにしております。(「わかりました。ぜひよろしくお願いします」と呼ぶ者あり)
伊東委員
 同じようなことなんですけれど、この時期、各地域のスポーツ団体等は、20年度の年度計画を立てる時期でもあるんですよ。それで20年度、学校体育館の耐震改修が予定されていますよね。それについて、体育館を利用している団体等に、おおむねこの時期は改修工事のために使用できませんよという御案内を差し上げているのかどうか。小規模な大会でしたらば、学校体育館を使っての、例えば小P連のブロックの大会、卓球ですとかバレーの大会なんかは、学校体育館で行われているということもありますので、そういう部分をちゃんと区民のほうに周知しているのかどうか、お聞きしたいんですが。
小谷松教育経営担当課長
 20年度の学校の耐震改修につきましては、大体工事を年末から年始を中心した時期に集中したいと思っております。おおむね大体12月から2月ぐらい、できればこの3カ月ぐらいに何とか――学校等につきましても、行事がおおむね秋にありますし、冬の時期でございますので、なおかつできれば卒業式のシーズンには間に合うような形でということで、できるだけその時期に集中したいということで、現在検討してございます。
 ただ、実際に個々の学校の診断結果がまだ出てきてございません。これが出てくるのが、やはり7月ぐらいかなということになりますので、最終的にどういった形の規模の改修、またスケジュールになるのかというのは、最終的にはそれを見なければ判断ができないということがございます。ただ、各学校のほうにはできるだけ工事をやるという場合については、年末、それから年明けの時期に集中してやるので、一応それを前提に各学校のほうも年間の教育課程等を見通して組んでおいていただきたいということでは、学校のほうにはお話ししてございます。ただ、それに伴う体育館等を活用しての開放等々のことについては、ちょっとまだ一般区民の方にはお知らせはしてございません。
伊東委員
 今も言いましたように、年度計画なんですよ、大会等は。持ち回って、ことしはこの学校、来年はこの学校というように、小P連なんかは四つのブロックに分けて考えた場合に、そのブロック内の大会、約7校から8校集まっての競技、大会は、学校体育館を使っているわけですよね。大体この時期、11月から――まあ夏休み前に行う大会もありますけれど――秋と、それからやっぱり冬休みの終わった後にも大会が予定される。それもこの時期に日程をある程度調整して、場所も決めてしまうというようなことがありますので、各種団体にはそういうものを御案内してくださいと、要望にしておきます。
いながき委員
 この体力向上プログラムガイドラインは非常に具体的できめ細かいものだと思うんですけれども、これの学力版はないんですか。学力向上プログラムみたいな。バランスがとれないと思うんです。
入野指導室長
 学力の調査等をもとにした授業改善推進プログラムというのは、各学校がつくってございます。各学校がそのプログラムをもとに、こちらでひな型を決めたものを各学校につくってもらって、授業改善は進めてもらっております。区としてのそういうものについては、今のところ公にしていないだけでございまして、そのプログラムをこんなふうに、要するに学力調査をどういうふうに活用していったらいいかということを、学校とのやりとりをしている中で示してきてはございます。
いながき委員
 公にする必要はないと……。
入野指導室長
 公にするものは、各学校のものを公にしてもらうという方法をとっております。実は保護者、地域等には知らせるようにということで、ホームページにアップしている学校もございますし、学校便りでお知らせをしている学校もあるという状況でございます。
委員長
 よろしいですか。
 それでは、他にございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 では、次回の日程についてお諮りをしたいと思いますので、休憩をさせていただきます。

(午後2時41分)

委員長
 それでは、委員会を再開いたします。

(午後2時50分)

 休憩中に御協議いただきましたとおり、次回の委員会は4月14日(月曜日)午後1時からということでございます。御異議ございませんね。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 それでは、御異議がありませんので、そのように決定いたします。
 そのほか学習会に関しましては、講師の日程に合わせて、正副委員長のほうから皆様方に御相談申し上げたいというふうに思います。
 以上で本日予定した日程は終了いたしますが、委員、理事者から何か発言はございますか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 なければ、本日の文教委員会を散会いたします。ありがとうございました。

(午後2時50分)