平成22年02月17日総務委員会
中野区議会総務委員会〔平成22年2月17日〕
総務委員会会議記録
○開会日 平成22年2月17日
○場所 中野区議会第1委員会室
○開会 午後2時04分
○閉会 午後4時35分
○出席委員(9名)
いでい 良輔委員長
つぼい えみ副委員長
平山 英明委員
林 まさみ委員
大内 しんご委員
佐伯 利昭委員
斉藤 金造委員
飯島 謹一委員
岩永 しほ子委員
○欠席委員(0名)
○出席説明員
副区長(経営室) 石神 正義
副区長(管理会計室) 沼口 昌弘
副区長(政策室) 西岡 誠治
危機管理担当部長 清水 流作
政策室副参事(企画調整担当) 田中 政之
政策室副参事(基本計画担当) 髙橋 信一
政策室副参事(予算担当) 志賀 聡
政策室副参事(区民の声担当、調査研究担当、平和・人権・国際化担当) 小田 史子
政策室副参事(情報政策担当、地域情報担当) 平田 祐子
政策室副参事(情報化推進担当) 藤井 康弘
経営室参事(経営担当、契約担当) 長田 久雄
経営室副参事(サンプラザ関係事業担当、サンプラザ地区再整備担当) 田中 謙一
経営室副参事(広報担当) 戸辺 眞
経営室参事(人事担当) 尾﨑 孝
経営室副参事(健康管理担当) 村田 宏
経営室副参事(財産管理担当) 安部 秀康
経営室副参事(用地・管財担当) 冨永 清
経営室副参事(危機管理担当) 石濱 良行
経営室副参事(防災担当) 鳥井 文哉
管理会計室副参事(評価改善担当) 篠原 文彦
管理会計室副参事(経営分析担当) 相澤 明郎
管理会計室副参事(税務担当) 青山 敬一郎
会計室長 村木 誠
選挙管理委員会事務局長 奥山 功
監査事務局長 服部 敏信
○事務局職員
事務局長 山下 清超
事務局次長 奈良 浩二
書記 長﨑 武史
書記 丸尾 明美
○委員長署名
審査日程
○議案
第1号議案 平成21年度中野区一般会計補正予算
第2号議案 平成21年度中野区用地特別会計補正予算
第3号議案 平成21年度中野区国民健康保険事業特別会計補正予算
第4号議案 平成21年度中野区老人保健医療特別会計補正予算
第5号議案 平成21年度中野区後期高齢者医療特別会計補正予算
第6号議案 平成21年度中野区介護保険特別会計補正予算
第18号議案 仮称本町五丁目公園用地の買入れについて
第19号議案 仮称南部防災公園用地の買入れについて
第28号議案 警察大学校等跡地地区都市計画道路電線共同溝及び道路整備工事請負契約
○その他
(1)職員の懲戒処分について
委員長
定足数に達しましたので、総務委員会を開会します。
(午後2時04分)
本日の委員会の審査日程について協議したいので、委員会を休憩します。
(午後2時04分)
委員長
委員会を再開します。
(午後2時05分)
本日の審査日程ですが、お手元に配付の審査日程(案)(資料1)のとおり、初めに、第1号議案から第6号議案の補正予算6件の審査を一括して行い、次に第18号議案、第19号議案、第28号議案の順に審査を進めたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
御異議ありませんので、そのように進めます。
それでは、議事に入ります。
議案の審査を行います。第1号議案から第6号議案の補正予算6件を一括して議題に供したいと思いますが、これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
御異議ありませんので、第1号議案、平成21年度中野区一般会計補正予算、第2号議案、平成21年度中野区用地特別会計補正予算、第3号議案、平成21年度中野区国民健康保険事業特別会計補正予算、第4号議案、平成21年度中野区老人保健医療特別会計補正予算、第5号議案、平成21年度中野区後期高齢者医療特別会計補正予算及び第6号議案、平成21年度中野区介護保険特別会計補正予算を一括して議題に供します。
なお、本議案は当委員会に付託されていますが、第1号議案については、区民、厚生、建設、文教のすべての委員会で、第3号議案から第6号議案については厚生委員会で審査し、賛成多数となった意見があれば同委員会に申し送られることになっておりますので御承知おきください。
それでは、理事者から補足説明を求めます。
志賀政策室副参事(予算担当)
それでは、ただいま上程されました第1号議案、平成21年度中野区一般会計補正予算、第2号議案、平成21年度中野区用地特別会計補正予算、第3号議案、平成21年度中野区国民健康保険事業特別会計補正予算、第4号議案、平成21年度中野区老人保健医療特別会計補正予算、第5号議案、平成21年度中野区後期高齢者医療特別会計補正予算、第6号議案、平成21年度中野区介護保険特別会計補正予算の計6議案につきまして、一括して提案理由の補足説明をさせていただきます。
お手元の議案書の4ページと5ページをごらんいただきたいと思います。第1号議案、平成21年度中野区一般会計補正予算(第6次)の御説明とさせていただきます。
一般会計は、歳入歳出からそれぞれ6億2,133万5,000円を減額するものでございます。これによりまして、補正後の予算規模は1,051億7,444万8,000円となります。
続きまして、歳入の内容につきまして御説明をいたします。40ページ、41ページをお開きください。歳入歳出予算事項別明細書に基づきまして御説明をいたします。
初めに、増額補正をするものでございますが、第7款地方消費税交付金につきましては3億円、第9款地方特例交付金は9,474万円、第13款国庫支出金は9億2,806万7,000円、第14款都支出金は2億5,996万7,000円、第15款財産収入は2億7,978万5,000円、第16款寄付金は6,218万4,000円、第20款特別区債には11億400万円をそれぞれ追加計上するものでございます。
続きまして、減額補正するものでございます。第2款特別区交付金でございますが、市町村民税法人分の大幅な減少によりまして、再算定の結果、11億5,500万円の減となりました。
第4款利子割交付金、第8款自動車取得税交付金につきましては、それぞれ8,000万円の減額、第12款使用料及び手数料は448万9,000円の減額となりました。いずれも当初見込みとの差によるものでございます。
第17款繰入金につきましては、20億5,864万6,000円の大幅な減となっております。これは、学校関係施設整備費の契約落差等により経費の減や国庫補助金の追加申請による交付決定、あるいは、起債の活用等によりまして基金からの繰り入れが不要になったものでございます。
第19款の諸収入につきましては、土地開発公社からの貸付金返還金が、用地特別会計での用地取得を見送ったことなどから2億7,194万3,000円の減額となりました。
特定財源の充当につきましては歳出説明の際に触れさせていただきます。また、内容につきましては、42ページから57ページに記載してございますので、後ほどごらんいただきたいと思います。よろしくお願いいたします。
続きまして、歳出の補正内容について御説明をいたします。
初めに、各款の人件費の補正につきまして一括して御説明をさせていただきます。恐れ入りますが、112ページ、113ページをお開きいただきたいと思います。
給与費明細書になります。上段の表になりますけれども、給料につきましては1億1,000万円の減額、共済費につきましては2,000万円の減額となりました。いずれも当初見込みとの差によるものでございます。
次に、下段の表になりますが、職員手当のうち、期末手当、勤勉手当が給与改定によりまして合計で2億5,000万円の減額となりました。退職手当につきましては、退職予定者が当初の見込みより増加いたしましたことから退職手当に不足が生じましたので2億5,000万円の増額となったものでございます。
各款ごとの内容につきましては、60ページから105ページの各款の人件費欄にそれぞれ増減の説明をしてございますので、後ほどごらんいただきたいと思います。よろしくお願いいたします。
次に、歳出の補正内容につきまして御説明をいたします。58ページ、59ページをお開きいただきたいと思います。
第1款議会費でございますが、第1項議会費のうち、1目議会費では、議員報酬等につきまして、当初見込みとの差によりまして、2,017万1,000円を減額補正するものでございます。
60ページ、61ページをお開きください。第2款経営費でございます。2項経営費のうち、4目広報費では、区役所1階総合案内業務を平成22年4月から委託化を予定してございますけれども、3月中に引き継ぎ及び研修を実施するための経費141万9,000円を追加計上するものでございます。
6目財産管理費では、土地開発公社への事業資金貸付金が金利差等によりまして1億3,388万円を減額補正いたします。また、物件移転補償費による歳入増や土地開発公社からの事業資金貸付金返還金の減によります財源更正を行ってございます。また、施設保全では、庁舎営繕等の工事費が契約落差により減となりましたので9,400万円の減額。庁舎管理では、宿直業務の委託の取りやめ、電話交換業務の一部委託を取りやめましたことから3,492万1,000円の減額補正となります。
62ページ、63ページをお開きください。3項管理会計費のうち、1目評価改善費では、徴税委託の増額に伴います財源更正でございます。
64ページ、65ページをお開きください。5項選挙費のうち、2目選挙執行費につきましては、衆議院議員選挙及び都議会議員選挙の経費に執行残が出ましたので、1億2,450万円を減額補正するものでございます。
次に70ページ、71ページをお開きください。第3款区民生活費でございます。3項産業振興費のうち、4目経営革新等推進費では、融資あっせんによる利子補給につきましては、見込み差により減となりました。また、商工会館の全面改修工事を取りやめましたので、設計委託を中止といたしました。これによりまして、合計で2億1,400万円の減額補正をいたします。
72ページ、73ページをごらんください。5項ごみ減量費のうち、1目ごみ減量費では、びん・缶の回収量、ペットボトルなどの回収量が増加いたしましたので、合計で1,171万6,000円を追加計上いたしました。なお、プラスチック製容器包装の回収につきましては、回収量の見込み差によりまして減となりましたので2,032万5,000円を減額補正いたします。また、びん・缶売却単価の減や再商品化合理化拠出金の増によりまして財源更正を行ってございます。
2目清掃事業費では、清掃車庫用地の賃借料と収集作業員の経費減によりまして、3,200万1,000円の減額補正をするものです。あわせて、廃棄物手数料の減によりまして財源更正を行ってございます。
74ページ、75ページをお開きください。第4款子ども家庭費でございます。1項子育て支援費のうち、1目子ども家庭支援センター費では、母子生活支援施設、さつき寮でございますけれども、その整備工事費の契約落差により減となりましたことから、7,796万円を減額補正いたします。また、子ども手当の支給に対応するためのシステム開発費2,948万4,000円を追加計上いたしました。子ども手当システムの開発につきましては、年度内での開発が終了いたしませんので、繰越明許費を設定いたします。
2目地域子ども家庭支援センター費ですが、学童クラブの臨時職員賃金は、当初見込みとの差によりまして1,000万円を減額いたします。
3目地域子ども施設連携費では、キッズ・プラザ整備工事費が契約落差によりまして2,084万3,000円を減額補正といたします。
次に、5目子育て応援特別手当費でございますが、子育て応援特別手当は、国の執行停止措置によりまして1億9,624万円を減額補正いたしました。なお、この経費につきましては、繰越明許費の設定をしておりましたが、廃止するものとするものでございます。
ここで一つお断りをさせていただきたいと思います。この補正予算につきまして、繰越明許費の設定が10項目ございます。また、債務負担行為につきましても、関連事項によるものでございますので、繰越明許費調書、それから債務負担行為調書のページをお開きいただいての御説明は行わず、後ほど一括してごらんをいただきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
それでは、76ページ、77ページをごらんください。2項子ども健康費になります。2目発達支援費でございますけれども、支援費につきましては、療育センターアポロ園の整備工事費が契約落差により減となりましたので、5,696万5,000円を減額補正いたします。また、都の福祉保健包括補助金の充当によりまして財源更正を行ってございます。
3目出産・育児支援費では、妊婦健康診査の受診回数の増加に伴いまして受診率も増加したことから、1,149万6,000円の追加計上をいたしました。あわせて、妊婦健康診査補助金を充当いたしましたので財源更正を行ってございます。
78ページ、79ページをお開きください。3項保育園・幼稚園費、2目区立保育費では、区立保育園4園の調理及び用務の業務につきまして平成22年4月から委託化を予定してございますけれども、3月に引き継ぎと研修を行うための経費227万7,000円を追加計上いたしました。
3目幼稚園費では、認定こども園への転換工事費の契約落差など、4,313万7,000円の減と区外認定こども園への入園児童分の運営費補助の経費93万5,000円を追加計上いたしました。合計で4,220万2,000円を減額補正するものでございます。また、特別区債を活用することによりまして財源更正を行ってございます。
次に80ページ、81ページをお開きください。第5款保健福祉費でございます。3項健康推進費、2目がん等検診費につきましては、大腸がん、子宮がん検診の受診者数が当初見込みとの差によりまして減となりましたので、2,397万7,000円の減額補正をいたします。
82ページ、83ページをお開きください。6項障害福祉費のうち、2目障害者福祉事業費は、国及び都の地域生活支援事業費補助金の充当により財源更正を行ってございます。また、3目障害福祉サービス費では、障害福祉サービス提供事業者に対する国の報酬改定とサービス利用者の負担軽減措置によります要件緩和、それから更生医療給付の増加によりまして扶助費が増加いたしましたので、2億3,510万4,000円を追加計上いたしました。
84ページ、85ページをごらんください。7項生活援護費、1目生活保護費では、生活保護世帯の増加により6億7,557万円を追加計上いたしました。
86ページ、87ページをお開きください。8項保険医療費でございます。2目国民健康保険事業特別会計繰出金、3目後期高齢者医療特別会計繰出金、4目老人保健医療特別会計繰出金につきましては、それぞれ特別会計の補正予算に対応するものでございます。国民健康保険事業特別会計繰出金には2億6,002万2,000円を追加計上し、後期高齢者医療特別会計繰出金は8,421万9,000円、老人保健医療特別会計繰出金は5,605万2,000円をそれぞれ減額補正するものでございます。
88ページ、89ページをお開きください。9項介護保険費、1目介護保険運営支援費につきましては、介護サービス基盤整備支援のうち、新井住宅用地に民間事業者が認知症高齢者グループホームの整備をいたしますが、これに対し、進捗状況に応じた補助金を交付することとしてございます。この整備の進捗状況に応じた補助金の減額をするものでございます。また、国の制度といたしまして、新たに防火設備整備費補助が創設されましたことに伴いまして増額となります。
事業者運営助成では、介護報酬のうち、介護報酬の夜勤看護師分に対します加算を国が制度化いたしましたことから区負担分の減となりましたので、合計で6,646万2,000円を減額補正するものでございます。
2目介護保険特別会計繰出金につきましては、介護保険特別会計補正予算に対応するものでございます。介護保険特別会計繰出金は、6,419万9,000円を減額補正いたします。
90ページ、91ページをごらんください。10項保健福祉部経営費、2目保健福祉企画費につきましては、福祉総合システムの改修規模の縮小によります経費の減と仲町小学校跡施設への太陽光発電装置につきましては、予定しておりました補助金が不交付となりましたので事業を中止いたしました。これによりまして4,872万円を減額補正するものでございます。なお、この経費につきましては、繰越明許費の設定をしてございましたけれども、この経費を減額し、変更とするものでございます。
続きまして、92ページ、93ページをお開きください。第6款都市整備費になります。1項都市計画費のうち、2目都市施設費では、もみじ山通りの都市計画道路の整備の見直しに伴い現況測量と予備設計の経費を減額補正し、東中野駅前広場整備につきましては、地下自転車駐車場の整備を前倒しして実施する経費を追加計上するものでございます。なお、この事業には国の補助金として、道路交通環境改善促進事業補助金と地域活性化・公共投資臨時交付金を充当いたします。補正額は1億2,050万円となります。なお、東中野駅前広場整備につきましては、年度内での工事が完了いたしませんので、繰越明許費を設定いたします。また、工事期間が長期にわたりますので、債務負担行為の設定をあわせて行うものでございます。野方駅整備につきましては、国の地域活性化・公共投資臨時交付金の充当と起債を活用いたしましたことから財源更正を行いました。なお、野方駅では、現在南北自由通路、橋上駅舎の整備工事を進めてございますけれども、鉄道事業者施行の安全対策工事の影響によりまして工事がおくれておりますので、21年度に執行すべき工事負担金につきまして繰越明許費を設定いたしました。
94ページ、95ページをごらんください。2項交通・道路管理費、2目交通安全対策費でございます。こちらは放置自転車防止強化事業の経費が契約落差により減となりましたので、1,208万7,000円を減額補正するものでございます。
96ページ、97ページをお開きください。3項公園・道路整備費、1目公園緑地費ですが、杉山公園の整備工事に地域活性化・公共投資臨時交付金を充当し、公園トイレ改修工事補助金の歳入につきましては科目変更いたしましたので、財源更正を行いました。
2目道路保守整備費では、桃園川緑道に係ります睦橋の長寿命化を図るための工事費として、1,261万円を追加計上いたしました。経費につきましては、国の第2次補正予算に計上されました地域活性化・きめ細やかな臨時交付金を全額充当いたします。この工事につきましては年度内の工事が完了いたしませんので、繰越明許費の設定をいたします。
次に、警察大学校跡地都市計画道路整備経費のうち、道路共同設計経費、樹木移設経費、土壌改良経費が契約落差により減となりましたので、4,663万6,000円を減額補正いたします。
このほか、街路灯LED工事の国補助金の地域活力基盤創造交付金を充当し、道路橋梁改良では、受託収入の増加、道路新設では、国庫補助金のまちづくり交付金の増額、諸収入では、道路整備費負担金の減によりまして、それぞれ財源更正を行っております。
98ページ、99ページをごらんください。7項まちづくり推進費、1目拠点まちづくり費になります。中野駅地区周辺整備に係ります中野通りの線形変更のための基本設計及び実施設計、中野通り横断東西デッキ整備のための基本設計、現北口駅前広場整備のための基本設計の経費といたしまして4,233万6,000円を追加計上いたしました。この経費につきましては、国の都市交通システム整備事業費補助金と地域活性化・きめ細やかな臨時交付金を充当いたします。なお、この基本設計、実施設計につきましては、年度内での完了をいたしませんので、繰越明許費の設定をいたします。
2目地域まちづくり費では、南台一・二丁目の不燃化促進地区におけます不燃化建築助成費が当初見込みとの差によりまして経費減となりましたので、7,575万9,000円の減額補正をいたします。また、本町二丁目・五丁目用地の暫定整備に係ります経費につきましては、都補助金として地域活性化・経済危機対策臨時交付金を充当いたしましたので財源更正をしてございます。
100ページ、101ページをごらんください。7款教育費になります。1項学校教育費、2目学校教育費では、教科書選定によりまして現行教科書が採択されましたことに伴いまして、新たな学習指導書の購入が不要となりましたので、1,639万5,000円を減額補正するものでございます。
4目教育機会費では、肢体不自由学級のバス送迎費が当初見込みとの差によりまして減となりましたので、650万5,000円の減額補正を行うものでございます。
104ページ、105ページをお開きください。3項教育経営費のうち、1目教育委員会費では、小中学校の地上デジタル放送対応テレビの購入費が契約落差により減額となりましたので、4,205万3,000円を減額補正するものでございます。また、国庫補助金を都補助金に科目変更いたしましたので、あわせて財源更正を行っております。
2目学校再編費では、区立学校の再編に伴います施設整備費が契約落差等によりまして減となりましたので、1億9,953万2,000円を減額補正いたします。また、公立学校施設整備の国庫補助金の充当と新たに起債の活用をいたしましたので、財源更正を行ってございます。
3目企画財政費では、新JIS規格の机、いすの購入経費が契約落差によりまして減となりましたので、609万1,000円の減額補正をいたします。
106ページ、107ページをごらんいただきたいと思います。3項教育経営費、5目学校施設費では、谷戸小学校改築工事に向けた基本計画策定の経費420万円を追加計上いたしました。この基本計画の策定は年度内に完了いたしませんので繰越明許費の設定をいたします。校庭整備設計の経費と校舎体育館耐震補強工事費の経費につきましては、契約落差等により減となりましたので、小学校分では、減額分として1億8,712万4,000円、中学校では2億7,365万6,000円それぞれ減額補正を行うものでございます。
なお、国庫補助金として、安全・安心な学校づくり交付金と地域活性化・公共投資臨時交付金を充当いたしましたことから、小学校、中学校分それぞれの財源更正を行ってございます。
108ページ、109ページをお開きください。第8款公債費になります。1項公債費、4目一時借入金利子でございますが、本年度の一時借入金につきましては不要となりましたので、その借り入れ利子支払い相当分、4,131万7,000円を減額補正するものでございます。
110ページ、111ページをお開きください。第9款諸支出金でございます。1項積立金、1目財政調整基金積立金では6億1,726万7,000円を追加計上し、2目減債基金積立金は、3億4,927万5,000円を減額補正し、3目特定目的基金につきましては、全体で1億1,437万9,000円を追加計上いたしました。それぞれの特定目的基金の積立額は説明欄のとおりでございます。
2項用地特別会計繰出金でございますが、用地特別会計の補正に対応し4,835万2,000円を追加計上いたしました。
116ページ、117ページをごらんいただきたいと思います。繰越明許費の補正でございます。歳出説明の際に御説明いたしましたとおり、こちらの内容となってございますが、全体で10項目ほどございます。追加が8件、変更が1件、廃止が1件となってございます。よろしくお願いいたします。なお、このうち2件ほどこちらでの御説明となりますので、よろしくお願いいたします。
上から3段目、第6款都市整備費のうち、東中野駅支障物移設工事でございます。こちらは当初予算におきまして計上いたしました工事負担金1億円でございますが、支障物移設工事のおくれにより年度内の完了ができませんので繰越明許費の設定をいたしました。
次に、表の5段目でございますが、同じく第5款都市整備費の橋梁拡幅整備でございます。こちらも当初予算におきまして計上いたしました工事費負担金5,003万円でございますが、都施行の妙正寺川にかかります新橋拡幅工事がおくれております。この影響で年度内での工事が完了いたしませんので繰越明許費の設定をいたします。
続きまして118ページ、119ページをごらんください。債務負担行為調書でございます。東中野駅前広場整備につきましては、歳出説明の際にも触れさせていただきましたが、工事期間が4年間にわたりますことから、総事業費2億5,000万円で、債務負担行為計上額は1億1,000万円とするものです。
表の下段、東中野駅支障物移設工事につきましては、JRによります実施設計の結果、当初予算に計上しておりました工事負担金の1億円の範囲内で施行可能となりましたので、22年度に設定いたしました債務負担行為計上額1億4,000万円につきましては廃止とするものでございます。
続きまして、120ページ、121ページをごらんください。特別区債現在高調書でございます。今回補正予算で民生債を当初の計上額から1億6,700万円減額し、13億4,000万円となるものでございます。また、野方駅整備のための都市整備債を4億6,000万円、桃花小学校の体育館改築工事経費に教育債を3億7,300万円、学校再編に伴う施設整備工事などに減収補てん債を4億3,800万円追加計上いたしました。これによりまして、121ページの右欄でございますが、21年度末の現在高見込みは391億716万4,000円となるものでございます。
続きまして、各特別会計の補足説明となります。
第2号議案、平成21年度中野区用地特別会計補正予算でございます。第1次補正でございます。124ページ、125ページをお開きください。
歳入歳出予算事項別明細書になります。歳入歳出予算からそれぞれ43億1,764万8,000円を減額するものでございます。これによりまして、補正後の予算規模は237億7,935万2,000円となるものでございます。
126ページ、127ページをお開きください。歳入でございます。第2款繰入金には、新たに4,835万2,000円を追加計上いたします。内容でございますが、本町二丁目地区都市基盤用地の未取得に伴う繰入金の減額と本町五丁目地区都市基盤用地の一部を繰入金により取得いたしますことから増額といたしました。
3款特別区債では43億6,600万円を減額補正いたします。内容といたしましては、本町二丁目地区都市基盤用地につきましては、用地先行取得債が活用できないことから減額といたしました。また、本町五丁目地区都市基盤用地取得に際し、敷地の一部に起債が活用できないことがわかりましたので減額といたしました。
128ページ、129ページをお開きください。歳出の御説明になります。第2款用地費は、43億1,764万8,000円を減額補正いたします。内容でございますが、本町二丁目地区都市基盤用地につきましては、平成21年度中に土地開発公社から用地特別会計におきまして取得することとしておりましたけれども、公共用地先行取得債は、当該年度または前年度に土地開発公社から取得した用地を取得する場合に対象とすることを原則とするこの規定から、当該用地につきましては、東京都の協議の結果、対象外であるとの判断から取得を見送ったものでございます。なお、当該用地の土地開発公社からの取得は、事業決定後に一般会計により取得することになるものでございます。また、本町五丁目地区都市基盤用地につきましては、中野通りに面した一部用地、46.61平米に都市計画道路線が入っていることから、この一部用地につきましては、東京都の協議の際に起債の対象外であるとの指導をいただきました。この指導により、債によらず取得するものでございます。
130ページ、131ページをお開きください。特別区債現在高調書でございます。今回の補正予算で、公共用地先行取得債を当初の計上額から43億6,600万円減額いたしました。この結果、131ページの右の表の欄になりますけれども、21年度末の現在高見込みは228億2,600万円となるものでございます。
続きまして、第3号議案、平成21年度中野区国民健康保険事業特別会計補正予算につきまして御説明をいたします。第1次補正になります。134ページ、135ページをお開きください。
歳入歳出予算事項別明細書になります。歳入歳出からそれぞれ19億5,772万2,000円を減額するものでございます。これによりまして補正後の予算規模は、305億2,827万8,000円となるものでございます。歳入につきましては、この歳入歳出予算事項別明細書によりまして御説明をいたします。
第4款療養給付費等交付金は1,555万7,000円、第8款繰入金につきましては2億6,002万2,000円、第9款繰越金は2,806万6,000円、第10款諸収入につきましては、19,521万2,000円を追加計上いたします。一方で、減額するものといたしましては、第3款国庫支出金で4億2,956万6,000円、第5款前期高齢者交付金では5,131万6,000円、第6款都支出金は2億494万3,000円、第7款共同事業交付金では17億7,075万4,000円をそれぞれ減額補正いたします。
内容につきましては、136ページから141ページに記載してございますので、後ほどごらんいただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
次に歳出でございます。142ページ、143ページをお開きください。第2款国保給付費でございます。1項国保給付費、1目療養諸費のうち、退職被保険者等の療養給付費が当初見込みよりも増となりましたことから1億231万円を追加計上いたしました。また、2目高額療養費では、一般被保険者の高額療養費が当初見込みよりも増となりましたことから1億786万7,000円を追加計上いたしました。
144ページ、145ページをお開きください。第3款後期高齢者支援金でございます。こちらは後期高齢者支援金が被保険者数や1人当たりの療養給付費の減によりまして1億3,493万円を減額補正いたします。第5款老人保健拠出金では、老人保健医療費拠出金が当初見込みより減少いたしましたので2億493万円を減額補正いたします。
146ページ、147ページをお開きください。第6款介護納付金でございます。こちらは、当初予算額と介護納付金の確定額との差によりまして、618万円を追加計上するものです。第7款共同事業拠出金につきましては、高額医療費共同事業拠出金が当初の見込みから減となりましたので、6億6,219万3,000円を減額補正いたします。また、保険財政共同安定化事業共同拠出金につきましては、実績割と人数割の拠出金が当初見込みよりも減となりましたので、10億9,504万1,000円を減額補正いたします。
148ページ、149ページをお開きください。第8款保健事業費につきましては、特定健診の受診者数が当初の見込みより減となりましたので、6,198万5,000円を減額補正いたします。
第9款諸支出金でございます。一般被保険者保険料過誤納還付金等につきましては、国・都への返還金が減少したことに伴いまして1,500万円の減額補正とするものでございます。
なお、各款ごとに財源更正が必要なものにつきましては、それぞれ対応しているものでございます。
続きまして、第4号議案、平成21年度中野区老人保健医療特別会計補正予算でございます。第1次補正となります。
152ページ、153ページをお開きください。歳入歳出予算事項別明細書になります。歳入歳出からそれぞれ1億5,283万7,000円を減額するものでございます。これによりまして、補正後の予算規模は9,316万3,000円となるものでございます。歳入につきましては、この歳入歳出予算事項別明細書により説明させていただきます。
第2款国庫支出金は、2,505万3,000円を追加計上いたしました。減額するものといたしましては、第1款支払基金交付金で7,565万1,000円、第4款繰入金は5,605万2,000円、第5款繰越金は4,618万7,000円をそれぞれ減額補正いたします。内容につきましては、154ページから155ページに記載してございますので、後ほどごらんください。よろしくお願いいたします。
次に歳出でございます。156ページ、157ページをお開きください。第1款医療諸費につきましては、老人医療給付費、老人医療費支給費、審査支払手数料がそれぞれ減少したことによりまして合計で1億4,062万1,000円の減額補正となります。
第2款諸支出金、1項償還金につきましては、平成20年度分の国・都への返還金が見込み差によりまして減となりましたので、7,145万8,000円の減額補正といたします。
2項繰出金につきましては、平成20年度分の繰越金等につきまして、一般会計への繰出金を5,924万2,000円追加計上いたしました。
次に第5号議案、平成21年度中野区後期高齢者医療特別会計補正予算でございます。第1次補正となります。
160ページ、161ページをお開きください。歳入歳出予算事項別明細書になります。歳入歳出からそれぞれ1,965万9,000円を追加計上するものでございます。これによりまして、補正後の予算規模は53億9,065万9,000円となるものでございます。歳入につきましては、この歳入歳出予算事項別明細書によりまして御説明いたします。
第1款後期高齢者医療保険料につきましては2,050万8,000円、第3款繰越金には3,536万9,000円、第4款諸収入には4,800万1,000円をそれぞれ追加計上いたしました。減額するものといたしましては、第2款繰入金で、8,421万9,000円を減額補正いたします。内容につきましては、162ページ、163ページに記載してございますので、後ほどごらんください。よろしくお願いいたします。
次に歳出でございます。164ページ、165ページをお開きください。第1款広域連合納付金につきましては、保険料負担金の増加、保険基盤安定負担金、事務費負担金及び保険料軽減措置負担金につきましてはそれぞれ減となりましたので、全体で3,068万円を追加計上するものでございます。
第2款諸支出金につきましては、還付未済の繰越分の減少によりまして、1,102万1,000円を減額補正いたします。
次に第6号議案、平成21年度中野区介護保険特別会計補正予算でございます。第2次補正となります。
168ページ、169ページをお開きください。歳入歳出予算事項別明細書になります。歳入歳出からそれぞれ3億7,322万円を減額補正するものです。これによりまして、補正後の予算規模は169億1,371万8,000円となるものでございます。歳入につきましては、こちらの事項別明細書によりまして御説明をいたします。
第6款財産収入につきましては944万6,000円、第8款繰越金は1億3,092万9,000円をそれぞれ追加計上いたしました。
減額するものといたしましては、第3款国庫支出金で1億1,567万5,000円、第4款支払基金交付金では1億5,407万7,000円、第5款都支出金は7,590万8,000円、第7款繰入金では、1億6,793万5,000円をそれぞれ減額補正するものでございます。内容につきましては、170ページから175ページに記載をしてございますので、後ほどごらんいただきたいと思います。よろしくお願いいたします。
続きまして、歳出の御説明となります。176ページ、177ページをお開きください。第2款保険給付費でございますが、介護サービス給付費が減少いたしましたことから、5億580万1,000円を減額補正いたします。
第3款地域支援事業費では、高齢者把握事業の経費が減となりましたので、779万4,000円の減額補正をいたしました。
178ページ、179ページをお開きください。第4款基金積立金でございます。介護給付費準備基金積立金では、保険料の剰余金と基金運用利子等の積み立て分、介護従事者処遇改善臨時特例基金積立金では、基金運用利子の積立金といたしまして、合計で1億4,037万5,000円を追加計上するものでございます。
以上、大変長くなりましたが、第1号議案、平成21年度中野区一般会計補正予算、第2号議案、平成21年度中野区用地特別会計補正予算、第3号議案、平成21年度中野区国民健康保険事業特別会計補正予算、第4号議案、平成21年度中野区老人保健医療特別会計補正予算、第5号議案、平成21年度中野区後期高齢者医療特別会計補正予算、第6号議案、平成21年度中野区介護保険特別会計補正予算の補足説明を終わらせていただきます。御審議のほどよろしくお願いいたします。
委員長
これより一括して質疑を行います。
質疑はありませんか。
飯島委員
大変長い説明御苦労さまです。幾つかの疑問があります。特に繰越明許がこんなにいっぱいになっているというのは、これはどういうことなのと思わなきゃならないのがある。理屈が通っているものもありますよ。子ども手当の支給システムなんていうのは、それは決まってから出すんだから、それはそうなるかもしれない。でも、ほかのものというのはどうなんですかという気がするんだけど。今までは、繰越明許というのは1本もしくは2本。大体そんなもんでしたよ。二けたになっちゃうというのはめったにないんだけども、これはどういうことですか。
志賀政策室副参事(予算担当)
今回の補正予算につきまして、繰越明許費が大変多くなってございます。この理由といたしましては、先ほど御説明をいたしましたとおり、一つは国の補助金の獲得をするということ、それから年度内での緊急経済対策の補助金を活用するということで繰越明許費の設定をお願いするもの、それから子育て応援システムにつきましては、先ほど委員お話しのとおりでございますが、あと2点ほどあるのは、野方駅につきましては鉄道事業者、それから橋梁拡幅については東京都の工事、そういった影響があります。そういったところで今回繰越明許費の数がふえているといったことでございます。
飯島委員
それでは、順次伺いましょう。繰越明許の変更を行って、なおかつやめちゃったという説明だったんですけども、相変わらず繰越明許額が残っているという10項保健福祉部経営費のいわゆる太陽光から太陽熱利用設備ですね。これはもう設置するのをやめちゃったんでしょう。そうすると、残っている債務負担の額がありますね。2,200万円とかなんとかという、補正後と金額が残っていますけども、これは何なんですか。
志賀政策室副参事(予算担当)
こちらの予算につきましては、保健福祉費のうち、仲町小学校のほかに高齢者施設の上に太陽熱利用の設備を設置する工事も行いました。その残りのものが経費として残っているといったものでございます。
飯島委員
工事は実施したの。それで債務負担なの。
志賀政策室副参事(予算担当)
仲町小学校以外の工事のもので、それにつきましては予定どおり実施をしてございます。
飯島委員
債務負担って、僕の認識でいうと、当該年度中に実施できなくて残りを財源として繰り越すんじゃないの。当該年度中に実施したものですというんだったら、繰越明許なんかかける必要ないんじゃないんですか。
志賀政策室副参事(予算担当)
これは、前回の補正のときにお願いをしました繰越明許費の仲町小学校を除いた分の繰越明許費でございます。変更としてやっているものです。
飯島委員
説明がちょっと変でしょう。これは聞いたら、残りの分は他の施設の太陽熱利用の分で、当該年度、つまり21年度中に工事をやったんだと。来年に繰り越すものはないんですとさっき言っていた。繰り越すものはあるの。残っていることなんですね。要するに、当該年度に実施はしたけども、全部終わらない分というふうなことですね。確認だけ、ちょっと。
志賀政策室副参事(予算担当)
すみません。堀江の高齢者福祉会館の屋上に太陽熱利用の装置をあわせて整備工事をする経費を計上させていただきました。その工事につきましては着手をしておりますが、それは年度内での工事が完了いたしませんので、引き続き繰越明許費として残るものでございます。
飯島委員
わかりました。そういう意味からすると、何か分けてもらわないとわかなくなるなという気がします。
それから、92、93ページですけども、ここに、もみじ山通りの都市計画道路整備の見直しによる未執行というのがあるんだけど、年度はまだ終わっていないんだけど、未執行だから減額しますと、そういうことですか。
志賀政策室副参事(予算担当)
もみじ山通りの都市計画道路の整備につきましては、中野区所管の都市整備道路として位置付けられている内容のものでございますけれども、今回、距離にして青梅街道から新青梅街道まで約3.1キロあるわけですけども、そのうちの大久保通りから早稲田通りまでの整備をしようということで当初予定していたということでございました。それにつきまして、今回この事業に着手いたします上で全体事業を見直したということで、今回この都市計画道路の測量の経費については見送りをさせていただいたといったことでございます。
飯島委員
ちょっと最初のほうはおかしい。青梅街道から新青梅街道まで、もみじ山通りってまだ貫通していないよね。途中でとまっちゃっているんじゃない。その全体に事業がかかっている。それはいいんですけども、測量しなくなっちゃった。そういうのって未執行と言うんですか。未執行というのは、ある種やらなかったということになりますよね。そうすると、こういう切り分け方になるんですか。未執行による残というのはよく聞くんだけど、未執行による減というのは何なんだろう。しかも、何か、いっぱいこういうのってあるの。この21年度で未執行による減というのは、これは恐らく最終補正でしょう。今まででこんなことをやったことありますか。
志賀政策室副参事(予算担当)
今回このような書き方をしてしまったのが、ちょっと表現としてはまずいのかなと思います。本来であれば、未執行という言葉を使うときには、決算のときで使うのが正しい使い方かと思います。今回こういう書き方をさせていただいたのは、事業の見直しをすることによって中止をしたということで、事業で決定をしたことに伴って、この経費につきましては今後執行することがないということで未執行というつくり方をさせていただいたものでございます。仲町の太陽光パネルにつきましても中止の判断をして、この部分につきましても、結果未執行という形になるものでございます。
飯島委員
悪いけど、91ページには中止って書いてあるんだよ。未執行なんて書いていないよ。こっちには未執行と。同じ中身なんだけど。やらなくなりましたと。それは事業の何とかを変更とかというのはあるんじゃないの。そういうのはわかりますけども、片一方は中止、片一方は未執行、同じですよと。それはちょっとまずいというよりも、これは用語、表現が混乱しているんじゃありませんか。
それで、これは未執行とかというふうになった場合、事業の実施する内容が変更になって一部やらなくなったと。まあ、そういうことでしょう。だけど、ここのもみじ山通りの都市計画道路の整備はやるんですよね。もうこれはやらないの。この事業はやらなくなったんですか。
志賀政策室副参事(予算担当)
今回この期間に計画していた事業については中止をさせていただいたということで、この道路につきましては都市計画線が入っておりますので、それで、中野区施行の都市計画道路ということでございますので、今年度につきましては執行しませんし、また改めて計画を見直した上で実施をしていくといった内容になろうかと考えております。
飯島委員
だったら実施時期の変更だよね。そうでしょう。何かもうやらなくなりましたといったら、ずっとやらないのかなと思っちゃう。事業を落とすために未執行と言っているならそういうことだし、この中止って、仲町のほうはもうやらないという意味でしょう。もうやらないということと違うから未執行としたというなら、ちょっと熟さない言葉を使ったのかなと。
それで、この未執行になりそうなものって時々ありますよね。決算のときも確かに未執行どうのこうのと。最終補正で減額したほうがいいようなものも時々見かけたりする。それは結構額が多かったりなんかしますよね。全額未執行とかそういうのになっているんだけど、この1,950万円は、当該事業の全額なんですか。この21年度計上してある予算額、このもみじ山通り都市計画道路整備の云々というのは、これが全額ですか。
志賀政策室副参事(予算担当)
こちらは当初予算に計上しておりました現況測量の委託経費、それから予備設計の委託経費、合計で1,950万円でございます。
飯島委員
事業が全部おっこちるんだよね。決算になると、どうなりますか、これはなくなっちゃったら。当初予算には、実際予算現額の中からすっぽり落ちる。もう痕跡がなくなると。すべてなくなりますよと。残りもないわけだから。そういうことでなかったことになってしまうと。早い話がこういう処理だよね。そう思わざるを得ないね。そうすると、一体何がどうだったのかということは全く残らないと。そういうのが果たしていいんですか。だって、この1,950万円は、我々が議決してそういう当該事業を当初やると、こういうふうにしたんです。それがもう決算では跡形もなくなってしまう。そういうのは果たしてどうなんでしょうかねという気がしないでもないので、とりあえず、申し上げだけはしておきます。
それでその下に東中野駅前広場整備、1億4,000万円。前倒し実施に伴う増額だと。こうなりますね。これは前倒しの実施なんだから、当該年度に仕事をするのかと思ったら、これも繰越明許費ですか。前倒しの繰越明許費ですか。珍しいと思うんだけどな。それはどうなんですか。
志賀政策室副参事(予算担当)
今回、補正予算におきまして新規の事業の計上をした上で繰越明許費の設定というお願いをしておりまして、大変、今、委員がおっしゃるように多過ぎるし、問題があるような感じもいたしますけれども、この工事につきましては、当初、平成25年度に予定していた工事でございましたけれども、これを大幅に前倒しいたしまして東中野駅の広場の下に地下駐輪場を整備するということで、平成21年度から着手をさせていただいて、地域活性化・公共投資臨時交付金を活用させていただくと、そういったものでございます。
飯島委員
ですから、要するに、財源確保の上で必要な措置であったというなら、それはもう明らかにお認めになって、そういうことなんですと。別に無理やりやったって何も工事しないんでしょう、現実の話。だけど、この年度に手をつけないとお金がどうなるかわからないから、それはやっていますよと。それはそれでいいんですけども、一方、債務負担、こっちにも同じものが出ているんですね。そうでしょう。残りの分は、1億1,000万円は債務負担ですよと。こういうときのやり方って、ほかの手法があるんでしょう。どうしてそれを使わなかったの。
志賀政策室副参事(予算担当)
今、委員おっしゃったのは、多分継続費という組み方のお話をされているのかなと思いますが、今回、これまで中野区で継続費といったものの組み方をしたことがないものですから、引き続き、この工事の仕組みとしては繰越明許費、そして債務負担といったつくりの仕方の中で整理をさせていただいたものでございます。
飯島委員
もう一つあるんですよ、手法が。ゼロ区債と。当該年度中契約だけやって、あとは全額債務負担にしちゃう。そのほうがきれいなんですよ。最初からないということがはっきりしているから。だから、もう少し、何かやるなら、財源対策上云々というのは、それは認めますよ。そういうことも必要な時期だろうし、せっかくあるんだからそれは活用したほうがいいんだと。しかし、事業の組み立ての仕方として、前倒しでやって繰越明許というのは、これは事業をやっていて当該年度中に終わらないからいくんだけど、やっていないんだよ。終わらないんじゃないんだよ。手をつけないんでしょう。そういうのはゼロ区債、全くゼロの額の区の債務負担行為を行う。これはゼロ区債と言うんです。国でもよくありますよ。どこかほかでもやったし、中野区でも1回やりました。だから、そういう手法もあるので、どれが財政の担当としては本来筋の通るやり方なのかをぜひお考えいただきたいと思います。これは申し上げておくだけにします。
それでもう一つ、今度は99ページ、中野駅周辺整備で4,233万6,000円。これも同じように繰越明許をかけている。これはまた同じように財源確保のためなんですか。
志賀政策室副参事(予算担当)
こちらの予算につきましては、やはり財源確保ということもございますし、当初予算には中野駅周辺整備のいろいろと工事費等を計上させていただいておりますが、その前段階として、中野駅周辺整備につきましては、今年度から工事着手をすることによって――失礼しました。設計等経費、本来であれば、当初予算において計上すべき事業の中身であったかというふうには思いますけれども、こちらにつきましては周辺環境整備ということで、関係機関との調整やら、交通管理者である警視庁、そういったところとの調整を経て、今日に至ってやっと一定程度の事業の煮詰まりが見えてきたのかなと思います。また、調整事項として皆様方にお示しした中野駅周辺整備の計画等もでき上がったことから、このような形で、今回中野通りの線形変更のための工事の設計、それから横断東西デッキの整備に係ります基本設計、それから北口整備の駅前広場に係ります基本設計、この3本をこの時期に出させていただいたものでございます。
飯島委員
つまり、事業の執行を考えていくときに、当初は、あまりよくわからないんだけど、やり方として――僕はいいとは言いませんよ――積み上げて、きちっと積み上がらない部分もあるけれども、しかし、明らかにここはあるだろうなというところというのは、それは入れるよね。そういうの得意でしょう。今度はそういうところは明らかに入れなかったということなんですか。あるんだけども、だけど、お金の手当てその他の問題もあるから、ここは予算を計上しないで置いておこうと。それで明らかになったので組みましたということなんですか。そういうのってありなんですか。
志賀政策室副参事(予算担当)
繰り返しの御答弁になってしまうかもしれませんが、一つは、国庫補助金が確保できるということ、それからまちづくり基金の獲得もできる。そしてまた国等においても、今回この事業を着手することによって一定程度理解を得て都市計画決定が今後事業を進める上できちんとした認識を国に対しても持っていただけるということの意味合いも含めて、今回の補正予算の上程とさせていただいたものでございます。
飯島委員
それからもう一つ、債務負担の調書の最後のところ、119ページですね。これには、債務負担をやめちゃったと。債務負担行為を廃止しますと。これは当該年度における債務負担ではないよね。当該年度については1億円の工事をやりますと。あとは要らなくなりましたという話なんだけど、これはすごい、自分の都合でやめちゃうわけじゃなくて、ちゃんと積算してみたらこんなに違いがありましたよと、そういう意味なんですか。
志賀政策室副参事(予算担当)
実は、この工事の全容につきましては、東中野の全体の、この支障物撤去というのは、鉄道にかかわります高圧電線の移設なんでございますが、軌道上に設置してございますので、JRの関連企業社が設計をいたしました。その関係で当初は2億4,000万円ぐらいの見込みで協定等も組んでございました。それによって中野区とJRとの負担割合ということで積算したところ、当初は2億4,000万円でございました。その結果、協定後に実際にJRが設計会社に設計を出して、設計が上がって起工額を出したところ、全体事業費としては九千数百万円という数字が上がって、実際には1億4,000万円については不要であるということが明らかになりましたので、それでJRのほうからそういう申し入れがございましたので、今回債務負担行為の廃止ということで手続をさせていただきました。
飯島委員
2億4,000万円のうち、1億円を当初予算で、1億4,000万円を債務負担。それはJRが2億4,000万円かかりますよということで、負担割合って、みんな中野区が負担してくださいという話だよね。2億4,000万円持ってというんだから。そういうことでしょう。それで今日に至って、計算してみたら九千何百万円ですか。1億円とちょっと違うなと思ったりするけど、それはそれとして、そんなのってすごいね。JRってそんなアバウトなところなんですか。鉄道事業者というのは結構アバウトなのかな。西武線も何かいろいろ変わったりなんかすることがあったりするからわかりませんけども、じゃあ、当初予算の算定というのは、積算というのは、そういうことなのかと。そんなにごろごろものが変わっていったり、しかも、変わる理由が何か計算が違っていたみたいな話だとすると、どうなるんでしょうと。当該予算は中野区が責任を持って組むわけでしょう。区長が責任を持って編成するわけでしょう。そうすると、でも、予算編成の根拠が間違っていました、ごめんなさいということですか。じゃあ、不確実なときに当初予算で組まなきゃならない理由があったのか。別にそんなの決まってから組んだってよかったと言う人だって多分いると思うんですね。だから、こういうのを見ていると、一体うちはどういう予算編成の能力を持っておやりになっているのかなと心配になっちゃうんだけど、これはもう例外的事項、相手があってやっていることだから、うちがみずから積算しているわけじゃないから、こういうことになるんですか。
志賀政策室副参事(予算担当)
本来であれば、今、委員のおっしゃっているように、きちんとした概算額の上において予算計上をさせていただいて御承認をいただくというのが予算当局として当然の仕組みと思います。今回はJRとの協定によります負担金という形での支出ということでございました。実際に聞いたところによりますと、支障物移設撤去につきましては、終電後から始発までのものの1時間か2時間しかできない本当に短時間での工事、毎日その時間しかできないことなので大変経費のかかるものだというふうに聞いてございました。それで、JRのほうからもそういったことで、そういった経費の概算額が出てきたんだろうと思うんですが、先ほど委員がお話しのとおり、本来であれば、もっと精緻な積算の上に成り立って概算額を出して、そして協定を結んで、そして予算を計上するというのが本筋であろうというふうに認識しております。
飯島委員
そうすると、そんなにすごい大変な工事なんだから、ものすごくお金がかかって大変なのよと。毎日少しずつしかやれないんだからと。そうじゃなかったっていうことですか。終電から始発までの間しか依然として工事はできないんでしょう。そういう前提条件に変わりはないわけだよね。工事量も決まっているわけでしょう。どうしてそんなに違うんだという話になりかねないんだけど、それはやっぱりお互い、中野区も予算で積算する場合、それは一般企業の予算ってどういうものか知りませんけども、一般企業の予算でそういうんじゃないんだよね。これだけやってこうやるという目標だから。それとの差分を出して利益を出すと、こういうような発想ですからね。そういうのとは違うんですよと。よく言ってそれぞれがやらなきゃいけないし、とりあえず、だってこれでやりましょうと。JRはこれでやってくださいと、じゃあこれでやりますという、一応の基本的な合意ができて最初の当初予算を組んだんでしょう。そんなものもないのに組みっこないんだから。それが、ある時点になったら、こうでしたと言われるのも非常に困るよね。しかも、駅にかかわるもろもろはこれからあるわけですよね。もっと大きな額がかかるのが。そうするとよっぽど我々としても、皆さんとしても慎重にというか、精緻に積み上げていかないと、とんでもない額が変わってしまうみたいなこと、これは減るっていうからまだ、もしも今度ふえちゃいますということになったときには予定がつかなくなるおそれだってあるわけですから、その点はよくお願いをしたいと思います。
もう一つ、特別区債も結構多いよね。それで、発行の条件については、みんな30年で縁故で利子5%ということになっているんだけど、全部そうなの。ここに書いてあるじゃないですか。ページ数でいえば、一般会計は8ページですか。補正でやるものについては起債の方法と書いてあって、中には条件が記載されているでしょう。100円で99円で5%で云々と、30年と。これはみんなそうなんですか。つまり、ここで、今回の補正にかかわっては――補正じゃないのもあるからね。みんな平成21年度の起債は、使うのは縁故債、金利5%という同一条件でみんな起債しているんですか。
志賀政策室副参事(予算担当)
こちらの特別区債の補正の条件として、利率年5%以内ということでございますので、現行の縁故債の利率で変動でやっておりますけれども、現行ですと1.54ぐらいですか。そのぐらいだというふうに認識してございます。
飯島委員
1.5と5%じゃ随分幅があるね。そんなに安全な数字を見込まないとだめなんですか。3%以内とかってできないんですか。これは一応銀行の縁故債に使うからそういうものなんだということなのかしら。それとも急激に金利が上がるようなことを予想しているんですか。
志賀政策室副参事(予算担当)
このつくりといたしましては、過去の例といたしましては、やはり6%を超えていたような時期もございました。そのときから、ここのつくりにつきましては、それ以降は一定5%以内におさまっているものでございますけれども、特にここにつきましては変更せずに、この全体事項として5%以内ということで起債をさせていただいているものでございます。
飯島委員
それでは、ずっと起債の条件等については、起債のほうについては見直されることなく、ある時期高い時期にあったから、そこからずっと同じ数字で同じ書き方で今日に至っているということですか。減収補てん債を今度起債しますね。これはやっぱり同じく銀行のシンジケートローンを使う。そういうことなんですか。この減収補てん債についてはやっぱり30年なの。
志賀政策室副参事(予算担当)
今回予定してございます減収補てん債につきましては、10年の償還というふうに考えてございます。
飯島委員
みんな以内だから、おさまっていますよ。そりゃそうですよ。だけど、30年の償還期限と10年と5年とって、それぞれ使うお金によってはそういうのがあるわけでしょう。みんな同じくくりの中に入っているから、お札の中におさまっちゃっているからいいよというそういうことだと、僕なんかは読み間違えちゃうよ。最近ちょっとそういう認識がおくれてきているものだから、だんだん。みんな30年なのかとか。やっぱり、それはそれで物は考えないと、起債のときに少なくともある一定の条件で考えるから公債費も考えるわけでしょう。将来の負担もそこで変わってくるわけでしょう。だから、もう少し起債については、特別区債の徴収みたいなものについては、もうちょっとわかりやすくというか詳細であってほしいなというのが一つあります。それはぜひよろしくお願いします。
それから129ページ、特別区債を減額して繰入金を入れるという珍しいことをやってしまいました。これもまたなかなかないよね。起債できない場所があった。そういうのというのは、わからないの。この期に及んでわかったんですか。それともいつごろここはもう、都市計画道路の線が入っているからそこの部分については起債できないんだよと。それじゃあ、これはいつわかったの。
志賀政策室副参事(予算担当)
本町五丁目の都市計画線の入っているところということでございますが、当初、取得のときの条件として、こちらに都市計画道路線が入っているということの認識がなかったというものでございます。わかったのは、東京都のほうに起債の申請に行った段階で、よくよく調べた上で、このようなことで都市計画道路線が入っているということがわかったというものでございます。
飯島委員
そういうことなんですか。そういうことなの、本当に。本当に知らなかった。恥ずかしくないですか。そもそもだって、そういうことについて所管官庁の一つじゃないですか。自分のところに通っている、東京都の都市計画なのかもしれないよ。だけど、買うときにそういうこともわからなかったんですかね。これはすんなり買おうと言った土地じゃないでしょう。話に行ったら、何言っているの、ここにこういうのが入っているよと。それはどういうことになっちゃうのかなと思いますけどね。
それでもう一つ、本町五丁目の用地の取得、用特で取得することになるわけだけど、起債の協議というのはもう終わっているんですか、この分は。五丁目について、起債の協議。だって、今年度中にやるんでしょう。これは都知事との間の協議をすることになっているわけだけど、これは済みましたか。
志賀政策室副参事(予算担当)
今年度平成22年度から用地の取得を開始するということで、本町五丁目の用地につきましては、今年度22年度から5年間かけて取得をすると……
飯島委員
これは用特のことを聞いているんだよ。22年度予算なんか審査していないでしょう。
志賀政策室副参事(予算担当)
失礼しました。用地特別会計の起債の申請につきましては終わってございます。
飯島委員
本当ですか。用地特別会計で140億円を超える起債、これは用特は5年間じゃありません。一発で買うんですよ。これについては都知事との協議は終わっているんですか。私が仄聞するところ、まだやっていないというのは、つい2週間ぐらい前に確認したんだけど、間違いないですか。私の認識が間違っていますか。
志賀政策室副参事(予算担当)
起債の申請審査ということで申し込みには行ってございます。
飯島委員
申し込みに行っているのと協議が整っているのは違うじゃないの。つまり、中野区としては、この土地はいつでも起債ができるようになっているんですか。なっているんですか。まだなっていないんでしょう。今、2月17日ですね。これについては何回かいろんなところで言わせていただきましたけど、あまり出納閉鎖期間に入ってからの起債なんていうのは、やめてほしいと。そういうことは申し上げているし、また皆さんもそういうことにならないように、3月25日をまたがないようなことで起債をして決着をつけないと、キャッシュフローというか、マネーフローに影響あるよと、そういうことはもう何回も申し上げていますよね。今、申請はしていますというか、お話はもう申し上げていますよと。お話は整っていませんというとすると、いつまでにこいつについては結論を出すのか。予特で聞こうかと思ったけど、それはもうやめましたから。当然ここだって平成21年度の予算の話だからここで聞いておくけども、どういう腹づもりでいて、もうこんなふうなところでこうですねというふうにできているんですか。
志賀政策室副参事(予算担当)
この当該用地につきまして起債の申請をしてございます。また、協議が整い次第、東京都知事から協議の許可といいますか、もらうわけですけれども、その結果として、縁故債となりますので、みずほに借り入れの申し込みをして、おおむね十日以内には借り入れができるという条件で整ってございます。
飯島委員
だから、少なくとも3月10日ぐらいまでには、東京都の都知事からいいですよと、こういうふうなことにならないとうまくないよね。そうでしょう。営業日をいろいろ考えると。それはもう大丈夫なんですか。そんなことが万が一にも、ずれるようなことはないと、こう受けとめておいてよろしいですか。
志賀政策室副参事(予算担当)
借り入れの時期につきましては、委員御心配の歳計現金等に穴があくようなことのないようにしっかりと管理した上で、ここの調整は図っていきたいというふうに思います。
飯島委員
よろしくお願いしたいと思います。
それから最後に、本町二丁目のことを何かお答えしたいような雰囲気がむずむずとあったので伺いますけども、何でこれは先行取得債が起債できない。それは1年またがっちゃったのでというお話でしたよね。そんなことは財政方は知らないんですか。そんなつもりで当初予算を組んだんですか。当初予算にもしたんだよ。当初予算の説明をするときには、そんなお話は聞いていませんよ。知らなかったの。知らなかったとしか言いようがないよね。だって、行ったら断られちゃったわけだから。大丈夫なんですかと思わざるを得ないんだけど、これはたまたまなんですか。あなたに言うのは本来は筋が違っているのかもしれませんよ。4月をまたいでの話だから。だけど、それにしたって、あなた、担当の副区長がいるんじゃない。知らなかったと。行ってみたら断られてしまいましたと。事業債起債できない。75%しかないんだからね。とてもじゃないけど無理でしょうと。事業計画もないしねということになったというのは本当に困った話だなと思いますけども、それはそういうことだったんだということで、恥ずかしいなと思う以外にない。我々も恥ずかしいですよ。普通なら、19年度に取得しているんだから。我々だってこんなところに、用特に乗ってきて、大丈夫なのと言ってあげなきゃいけなかったんだけど、確信を持っておっしゃっているから、つい私もそうなのかなと。これからはそういうのはもう一切やめて、一つひとつ聞かなきゃならないことについては聞くんだと。重複してもしようがないけど、やらなきゃだめだなと。皆さんのほうもそういう説明をして事足りるなんて思わないでいただきたい。行ってみたら1年またいでいるからだめですなんて、それはないだろうと。しかも、これから非常に財政上の運営が難しい、あるいは買い取る範囲が非常に難しい時期になってきて、そういうことが1個でも2個でも起きたことには困ったことになるわけですよ。今回は、たまたま土地開発公社も残っているからそれはそれでいいよ。だけど、実際の事業が何かできなくなるようなことになったときはどうするんだと。ぜひ、そういう点については今後抜かりのないようにこれはお願いをしますし、あなたがお答えをするならお答えをしていただくし、だれか適当な方がお答えするならお答えをして、これだけはお答えをもらって終わりたいと思います。
志賀政策室副参事(予算担当)
委員御指摘のとおり大変お恥ずかしいお話で、私どもがきちんと手続を踏んで、その前にきちんとした書類の審査を行い、手引きにのっとって申請をしていれば、このようなことはなかったということでございます。一つ言わせていただければ、私どもは、規定の中に特例というのがございますけれども、そういったところによったというところも一つございます。それは、土地開発公社の経営健全化をやっているということ、それから中野区議会、また区民の皆様方に対して当初予算において御承認をいただいたということの条件をもって東京都と協議をさせていただきました。その結果、当該用地については、土地開発公社の経営健全化の対象外の用地であるということで、都からは対象外ということで不承認ということになってしまいました。そういったこともございましたけども、今後とも、私どもとしましては財政方として、十分こういうことについて注意をしながら、進行管理をきちんとしながら進めてまいりたいというふうに思います。
飯島委員
言わなきゃいいことを言っているわけだよ。健全化もやっているから大丈夫だろうと。だって、当該対象地じゃないのは明らかでしょう。取得したのは平成19年なんだから。17年のときは知らなかったって、時期があって対象の土地は決まっていたわけでしょう。だからぜひ、自分たちだけの思い込みじゃなくて、きちっとおやりをいただきたいなとお願い申し上げます。もう重ねてのお答えは結構です。
委員会
委員会を休憩します。
(午後3時23分)
委員長
委員会を再開します。
(午後3時40分)
林委員
1点だけ、人件費について質問したいと思います。2億5,000万円ほど退職金の費用が上がっているということなんですが、その退職者の人の年齢、特に50歳未満の方がどのくらいで、それは想定内なのかどうか教えてください。
尾﨑経営室参事(人事担当)
退職者の50歳未満ということになりますと、普通退職ということになります。それで、普通退職者の形で退職された方というふうになりますので、20人の予算想定の中で、実質、今の見込みですと32名というふうになります。
林委員
1.5倍ふえているということで、しかも、この不景気な中、職場をやめられる方がいるということに対して、2,000人体制で区の中の人事的な育成をするということを掲げていらっしゃるんですけれども、何か傾向とか、また対策、やはりこのようにふえていくということは問題とも思いますが、その点についてはいかがでしょうか。
尾﨑経営室参事(人事担当)
確かに予算編成上は20名ということでずっとやらせていただいていますけども、この5年間の傾向を見ますと、30名ちょっと超えるぐらいというようなことが見られます。そういった意味で1.5倍というような、単純計算するとなるんですけども、やはり30名想定の中で、病気治療に専念するとか、あるいは家事に従事するとか、若い人の場合は、場合によっては転職というような傾向もございまして、全体的にはそのくらいの人数になっているということで御理解いただきたいと思います。
岩永委員
今度の補正の中で、先ほどから説明があったり、いろいろなやりとりの中にもありましたが、財源更正をするというものは幾つもあります。あわせて、基金等を活用した事業を進めていくというふうになっていたものが、区債発行という形で変わっているものも、ここの説明では五つの事業があります。当然、区債ということになれば後年度負担ということで、後々に借金が残って後々返していくという、こういうことになるわけですけれども、なぜこういう方法をとったんですか。
志賀政策室副参事(予算担当)
今回、この起債の活用をさせていただきましたのは、当初から見込んでございました事業債、これにつけ加えまして、通常であれば、一般事業債については、当該事業費の75%が起債の対象となるわけですけれども、この残りの部分、25%の部分に対しまして、この間の減収に伴います対応策として東京都市区町村振興基金を活用できると、東京都の協議の結果なりましたので、今回、その一つは基金を活用させていただく。また、もう1点が、減収補てん債というものの借り入れができるということでございますので、そちらを活用させていただいたと。それで満額充当をさせていただいたといった中身でございます。そして、このような状況の中、基金を少しでも繰り入れるのではなくて、そのまま維持していきたいという思いから、このような財源更正とさせていただいたものでございます。
岩永委員
最後の部分にも係るんですが、要するに、基金の繰り入れを抑えていきたいというようなことでいきますと、例えば、当初予算になっていなかった中野駅整備が基金対応で、ここに来て事業として出てきているということになれば、今の御説明と合わないのではないか。この時期、中野駅の整備でわざわざ基金を充当してやっていくというほどの緊急性は見当たらないのではないかというふうに思うんですが、そのあたりはどうですか。
志賀政策室副参事(予算担当)
今回活用させていただきましたのが、基金の繰り入れを行わないようにしたのは、一つは義務教育施設についてでございます。大きなものとしましては、義務教育整備基金からの繰り入れを起債に充てたといったことで、学校の再編ですとか、まだございます耐震補強工事ですとか、そういったものに対しましても、今後、義務教育施設に対しましては整備するべき事項がいっぱいございますので、その意味では、基金の繰り入れをせずに起債の活用をさせていただいた。また、今回中野駅周辺整備につきましては、ほとんどの財源が東京都、または国からの交付金といったことで、まちづくり基金につきましても一部繰り入れてございますけども、今やるべき事業については的確に対応していくと、そういったことの意味合いから中野駅の整備につきましては取り組んでいるものでございます。
岩永委員
確かに、この中野駅の地区整備で出されている特財の多くは国・都ですが、まちづくり基金もこの中に入っています。先ほども聞きましたが、本当にこの時期、この年度末に繰越明許をしてまでもやるべき事業としての頭出しが必要であったかということについては、厳しいと区のほうでは言っている財政事情の中で、年度末にこういうやり方が本当に妥当かということについては、十分な吟味をした上でこういう必要性があって出したというような、そういうことがあってしかるべきだし、それがないと区民も納得しないというふうに思うんですが、これが本当にこの年度末、繰越明許という形をとることにしてでもこの時期に出すという重要性は何だったんですか。
志賀政策室副参事(予算担当)
先ほども御答弁させていただきましたけれども、一つは関係機関との協議、JR、あるいは交通対策関係である警視庁、それと中野区、または国等々、そういったところとの協議を重ねてきた結果、やっと機が熟してきたのかなということ。それとまた、この秋以降に中野駅地区整備構想等も正式に報告ができて内容的には充足してきたのかなということがあります。その上で、今回都市交通システム整備事業補助、あるいは地域活性化・きめ細やかな臨時交付金、こういったものの活用が21年度に限るということもございましたので、ぜひこの交付金等については確実に確保して、今後中野区は事業着手をするんだと意識付けを国に対してする意味でも大変重要なことだというふうに認識しております。
岩永委員
この中野駅の整備、交付金が今年度だけということなので、その頭出しをするということですが、この計画についても区民の中でもさまざまな議論があって、確かに、今ここに出されている交付金は21年度だけということであるけれども、これで走り出すとどれだけのお金がここにつぎ込まれていくのかということについての全体像がまだ示されていませんし、そういう意味でいえば、この年度末にこういう形で頭出しをするというのは相当無理があったというふうに指摘をしておきたいと思います。
繰入金の関係ですが、今回の補正で出されている繰入金でいいますと、幾つも説明であったように、基金からの繰り入れを抑えています。その中で特にまちづくり基金の繰り入れが、繰り入れるのと、それからそれを繰り入れないということでやりますと、5億1,400万円余を繰り入れにはしないと、こういうことになるわけですね。そうなってくると、まだ決算の段階ではありませんが、この補正との関係でまちづくり基金は、そうしますと今年度幾ら繰り入れたのか、幾ら積み立てになったのか、残高は幾らになる見込みなのか、それを教えてください。
委員長
では、答弁保留ということでようですね。
大内委員
まず最初に、先ほど野方駅の工事のおくれで繰越明許がかかるようなお話になっていたんですけれども、工事全体がおくれるということは、供用開始もおくれるというふうに理解してよろしいんですか。
志賀政策室副参事(予算担当)
西武鉄道本体の野方駅のプラットホームの下に緊急避難の場所がございますが、そこのところの緊急対応工事ということで、大きく全体事業に影響のあるものではないというふうに聞いてございます。
大内委員
それとあと、99ページの地域まちづくり、南部地域まちづくりが、件数が18件から1件ということで、これは当初の見込みが甘かったというか、不燃化が全然達成されていないということなんですか。
志賀政策室副参事(予算担当)
南台一・二丁目地区の不燃化事業につきましては、このような経済状況ということも一つはあろうかと思いますが、不燃化促進、建てかえ促進でございますので、相手方があって、初めて建てかえが始まらないと、この事業が補助の対象とならないということでございます。当初予定しておりました18件が結果として建てかわらなかったことによって1件ということの執行だったという内容でございます。
大内委員
どこまでお答えできるかわかりませんけども、要は、当初18件も建てかえするということを予算分野のほうで認めてしまったんですよね。これ以上、担当、所管があるからあれですけれども、今こういうふうに書いてあるけれども、もうこれは建築助成の締め切りは終わったということなんですか。要するに、もうこれからは申し込む人がいないという想定ではないと思うんですけども。
志賀政策室副参事(予算担当)
地域に入って建てかえ促進の説明会等、まちづくり担当のほうで行っているわけでございますけれども、この時期に来て建てかえということでの申し込みがあったとしても、年度内での竣工が見込めないといったこともございますので、この時点での整理をさせていただいているといったものです。
大内委員
ということは、もうこれは本来でいうと、こういったまちづくりをするために不燃化促進をやっているのに1件しか進まないということは、来年度、どういうふうにこのまちづくりを考えていくのかということにもなってくるんですけども、これは答えられるのかな。まちづくりだから違うのかな。
では、あともう一つ、79ページの認定こども園の転換工事費の減額が出ているんですけれども、これはどういったところから出てきたんですか。
志賀政策室副参事(予算担当)
転換工事費の減につきましては、契約落差でございます。
大内委員
では、当初やる予定の工事をやらないとかいうことではなくて、あくまでも契約落差ということだと思うんですけども、これに関連して、たしか以前総務委員会の報告の中で、契約に当たって、区外業者と区内業者の金額がかなり違うといったことを調査すると言ったけど、結果はどうなりましたか。
長田経営室参事(契約担当)
委員のかつての御質問の中に最低制限価格等を設けた案件だったかと思いますが、そういう中で、発注の内容としては製品を据えつけるような内容の案件だったと思いますが、入札の経過書をごらんいただくと両極端に分かれていた、かなり予定価格に近いものとそれから最低制限価格以下になって失格をしているものがあったという御質疑をたしかいただいたように記憶してございます。私どもとしては、積算をまずきちんとやること、それから物価の変動に対応した積算をきちんとやることが入札の前提としては大事だというふうに考えてございます。最低制限価格も、工事の品質を確保するためにも、やはり積算に基づいた価格の設定が必要だというふうに考えてございます。そういう中で適正な入札を実施していきたいと考えております。
大内委員
だから、違うよ。あのときは、単純に言うと、区外業者が10だとしたら区内業者が15、1.5倍ぐらいあったんです、そろって。区外業者の多くがその値段、区内業者がすべてとは言いませんけども、かなり平均単価が違っていたと。だから、今言った積算の仕方がどこか問題があるんじゃないか。それについて調査をすると言った。していないということなんじゃない。そういうことじゃないの。あのとき調査すると言ったでしょう。何も検討していないの。私は覚えているよ。やっていないんだったら、まだこれからなのか。
石神副区長(経営室)
入札監視委員会のほうからも言われまして、調査いたしました。1件1件出して、どんな内容であったのか、入札監視委員会でそれぞれ意見を言って調べました。またその段階で、最低制限価格の持ち方がどうなのか、それから積算の仕方として単価の持ち方、区自身が持っている単価の持ち方について、このような景気変動がある場合の持ち方について、これは指摘されました。ただ、結果として、制限価格を大きく割っているところについて何か問題があったということについては、これは言えないということでの調査結果を入札監視委員会からもらっております。
大内委員
それは、この間私が聞いた案件の答えということですか。それは一般論なんですか。
石神副区長(経営室)
入札監視委員会では、実際にこれまであった内容をすべて出して、それを一つずつチェックをしながらやっていますから、すべての案件についてやりました。
大内委員
だから、それは、今言っているのは、すべての案件に対しての答えなのか。この間私が聞いた、要するに何件も指摘しているわけじゃないですよね。この間私が指摘した部分の答えがそれだということなんですか。
石神副区長(経営室)
指摘した案件がどれに当たるかちょっとわかりませんが、私のほうではやったのはすべての案件、建築も土木も含めて全体の案件を入札ごとの案件で全部示して、それを一つずつチェックをしてもらって、さらに調査をするように求められたものについては調査をして、それぞれ入札監視委員会で意見をもらったということでございます。
大内委員
だから、コンサルも含めてすべての案件について聞いたんじゃなくて、ある1点の最低入札価格を下回ったものでも、今の答えを聞いていると問題なかったというふうにも聞こえるんですよね、品質的に。でも、最初の答弁は、品質でやはり問題があるような、ないような答えになっているんですよ。だから、今いきなりじゃ答えられないというならば次回でも結構ですし、要するに、前回指摘したことについてちゃんとした答えをいただいていないので、今たまたまちょっと関連したので聞いたんですけれども、用意されていないんだったらば次回でも結構ですけど。
石神副区長(経営室)
全部の案件をやりましたので、その分の案件の中から、大内委員のほうからの質問についてお答えいたしますので、次回お答えさせていただきたいと思います。
大内委員
それと、あと各経営関係費、人件費ということで職員手当がこれは減額になっているのかな。いろんな、こう散らばっていて。これのトータルはどこに書いてあるんですか。
尾﨑経営室参事(人事担当)
トータルの数字でございますけれども、112ページをごらんいただきたいと思います。給与費明細書でございます。その中の職員手当等の内訳は下段になります。上段のほうが給与費ということになります。
大内委員
そうすると、これは全部、大体ぱっと見ると、人件費とその中で職員手当と書いてあるんですよ。今言った112ページを見ると、多分上の段だと思うんだけども、職員手当はゼロなんです。給料のほうがマイナスになっているんですよ。職員手当は移動しない。
尾﨑経営室参事(人事担当)
職員手当の項目でございますけども、職員手当は112ページをごらんいただきたいと思います。人事委員会勧告に基づきまして期末勤勉手当、これが引き下げられております。そういったことで今回減額補正をさせていただいた。その額が期末手当が1億7,000万円、それから勤勉が8,000万円の減額補正でございます。合わせまして2億5,000万円になります。一方で退職手当、これがその下にございますけども、これが2億5,000万円。たまたま一致したということでございますけども、それが増額補正になります。結果的に補正額全体では上のほうの給与費等の部分とそれから共済費の減額、1億3,000万円の減額というふうになるわけでございます。
大内委員
わかりました。それで、毎年こうやって職員手当等の減額って出したんですか。
尾﨑経営室参事(人事担当)
最終補正で、先ほどお答えしましたけども、勧奨退職、あるいは普通退職、当初予算では20人分ということの想定で予算計上しております。このところ、先ほど申し上げたように、30人を超える、30人前後という話だと思いますけども、そういった数字になりますので、最終補正をさせていただいていると、そういう状況でございます。
大内委員
今回いろいろな事情で早目にやったということなんだけども、ただ、やっぱりこれは出し方を見ると、職員手当の勤勉手当と期末手当を足して退職手当がちょうどゼロになるというのも何となくまた、何かアバウトで出しているんじゃないのかなという、ほかが結構細かく出している割にはここだけきっちり数字が合っているというのがひっかかるんですけどね。これも最終補正でまた出すということなんだよね。
尾﨑経営室参事(人事担当)
今回の補正が最終補正になりますので、先ほど申し上げましたように、これは2億5,000万円がたまたま手当の中で相殺されて合ったということで、意図的に合わせたというような意味ではございません。
大内委員
では、決算で。結構です。
委員長
先ほどの岩永委員の質疑に対しての答弁保留は答えられますか。
志賀政策室副参事(予算担当)
失礼しました。先ほどの答弁保留の件でございます。まちづくり基金に平成21年度取り崩しました合計額といたしましては、5億1,422万6,000円でございます。また、第6次補正で積み立てた額といたしまして1,139万1,000円。補正後のまちづくり基金の見込み額でございますが、13億1,647万8,000円でございます。
佐伯委員
今、ちょっと手当の問題で気になったんですけども、いろんな手当が増減するのはわかるんですけども、時間外勤務手当とか休日給が予算どおりぴったり、補正が全然ないというのは、結局のところ、余計にやってもそれが足切りというのか、頭打ちというのか、そういう状況になっているということなんですか。
尾﨑経営室参事(人事担当)
この補正をかけるに当たりまして、一定額以上の増減が生じるといった場合に対しまして、今回全体的な整理をさせていただいたということでございます。今、委員の御指摘のような、いわゆる残業をしても手当がつかないというような事態は生じさせないようにしております。
委員長
他に質疑ありませんか。
〔「進行」と呼ぶ者あり〕
委員長
この際申し上げます。補正予算に関係する委員会から申し送られた意見はありませんでした。
質疑がなければ、取り扱いを協議したいと思いますので、委員会を暫時休憩します。
(午後4時05分)
委員長
では、委員会を再開します。
(午後4時07分)
他に質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
質疑がなければ、質疑を終結します。
次に意見の開陳を行います。意見はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
なければ、意見の開陳を終結します。
次に討論を行います。討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
なければ、討論を終結します。
これより第1号議案から第6号議案まで順番に採決を行います。
挙手により採決を行います。
お諮りします。第1号議案、平成21年度中野区一般会計補正予算を原案どおり可決すべきものと決することに賛成の委員は挙手願います。
〔賛成者挙手〕
委員長
挙手多数。よって、本件は可決すべきものと決しました。
以上で第1号議案の採決を終わります。
次に第2号議案の採決を行います。
お諮りします。第2号議案、平成21年度中野区用地特別会計補正予算を原案どおり可決すべきものと決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
御異議ありませんので、そのように決します。
次に第3号議案の採決を行います。
お諮りします。第3号議案、平成21年度中野区国民健康保険事業特別会計補正予算を原案どおり可決すべきものと決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
御異議ありませんので、そのように決します。
次に第4号議案の採決を行います。
お諮りします。第4号議案、平成21年度中野区老人保健医療特別会計補正予算を原案どおり可決すべきものと決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
御異議ありませんので、そのように決します。
次に第5号議案の採決を行います。
お諮りします。第5号議案、平成21年度中野区後期高齢者医療特別会計補正予算を原案どおり可決すべきものと決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
御異議ありませんので、そのように決します。
次に第6号議案の採決を行います。
お諮りします。第6号議案、平成21年度中野区介護保険特別会計補正予算を原案どおり可決すべきものと決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
御異議ありませんので、そのように決します。
以上で、第1号議案から第6号議案までの審査を終了します。
次に、第18号議案、仮称本町五丁目公園用地の買入れについてを議題に供します。
本件について理事者の補足説明を求めます。
冨永経営室副参事(用地・管財担当)
それでは、お手元に配付させていただきました資料(資料2)に基づきまして、この議案の補足説明をさせていただきます。
まず、裏面を最初に見ていただきたいと思います。位置図でございます。今回の不動産の対象の位置関係でございますが、真ん中辺、中央部分に黒く塗りつぶしたところ、「仮称本町五丁目公園」というところでございます。この対象不動産の西側には、第二中が隣接しているところでございます。左側といいますか、西側が中野通りに面しているこの用地でございます。
それでは、この土地の所在地でございますけども、議案にも書いてありますように、本町五丁目46番地1でございます。
それでは、表の資料に目を通していただきたいと思います。まず、先ほども議論になっておりました都市計画線のことでございますが、分筆してございまして、46-1、46-4、46-5ということでございまして、全体的には仮称本町五丁目公園用地は1万1,924.12平米でございます。そして、都市計画公園区域につきましては46-1、これが1万1,882.51平米、それから中野通り沿いの都市計画道路区域として将来事業認可されれば、拡幅で東京都に無償譲渡するこの土地でございますが、46-4につきましては41.58平米。それから、この46-5というのはここでは非常に見にくいんですが、小さな三角でございまして、その面積は0.03平米ございました。その結果、全体的には都市計画決定、都市計画公園区域につきましては1万1,882.51と。将来事業認可までは使えますので、全体的には本町五丁目公園用地ということで買い入れをさせていただくということの議案でございます。
なお、46-2でございますが、一番この長方形の左下でございますけれども、これについては民有地でございまして、現在民家が建ってございます。それから46-3でございますが、これは都有地で現在バス停でございまして、そういった関係がございまして白抜きになってございます。
以上、簡単でございますけども、補足の説明とさせていただきます。よろしく御審議のほどお願い申し上げます。
委員長
これより本件に対する質疑を行います。
質疑はありませんか。
飯島委員
簡単に聞きます。これは用地を買い入れるというときに、今ありましたように分筆されていますよね。本体46-1。それから、46-4、46-5とこうなっているんだけど、これはわからないままこんなことをやっていたんですか。46-1が丸々こうなっていたと思っていたんですか。つまり、46-4も46-5も含んであったんだというふうにお考えだったと。
冨永経営室副参事(用地・管財担当)
先ほど予算担当のほうから申し上げましたように、これは起債の関係もそうでございますし、可能性としては都市計画補助26号線があったものですから、それとしてはあったかというような認識は多少あったんですけども、実際には、都市計画決定をする際の都市計画公園の図書を作成するときにそれが必要になりまして、分筆をしたという経緯でございます。
飯島委員
用地委員会、当然これは通過していますよね。そのときにはこういうことは書き込まれたり、ここが当該取得用地ですよというふうに、こういう線は入っていなかったということですか。
冨永経営室副参事(用地・管財担当)
用地委員会も当然開いて手続を踏んでいるわけですけれども、1.1ヘクタールと。全体でこの線は入っていないところで、関係都市計画としては補助26号線があるというようなところで用地委員会で審議したと、こういうことでございました。
飯島委員
要するに、用地委員会はこういう線で示してはいなかった。
冨永経営室副参事(用地・管財担当)
申しわけありません。そのとおりでございました。
委員長
他に質疑ありませんか。よろしいですか。
質疑がなければ、取り扱いを協議したいと思いますので、委員会を休憩します。
(午後4時14分)
委員長
委員会を再開します。
(午後4時14分)
他に質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
質疑がなければ、質疑を終結します。
次に、意見の開陳を行います。意見はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
なければ、意見の開陳を終結します。
次に、討論を行います。討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
なければ、討論を終結します。
これより第18号議案の採決を行います。
お諮りします。第18号議案、仮称本町五丁目公園用地の買入れについてを原案どおり可決すべきものと決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
御異議ありませんので、そのように決します。
以上で、第18号議案の審査を終了します。
次に、第19号議案、仮称南部防災公園用地の買入れについてを議題に供します。
本件について理事者の補足説明を求めます。
冨永経営室副参事(用地・管財担当)
第19号議案、仮称南部防災公園用地の買入れにつきまして補足説明をさせていただきます。
先ほどと同様、お手元の資料(資料3)の裏面を先に説明させていただきたいと思います。位置図でございますが、対象不動産は南のほうの黒く塗りつぶしたところでございます。所在地としては、南台一丁目28番地6でございます。方南通りがございまして、そこの東大の敷地の一部を今回買い入れるものでございます。中野神明小までは約500メートルの位置関係でございます。現在のこの土地の所有者は国立大学法人東京大学でございます。
それでは、表のほうに移らせていただきます。
まず、説明するために必要で、A、Bというアルファベットを表示させていただいております。薄い斜めの斜線、網かけの部分Aでございますが、これが今回の買い入れの用地でございまして、「公園用地A」と、ここでは表示させていただきます。7,843.65平米でございます。これが21年度の用地特別会計で東大から買い取るものでございます。
それから、全体的には防災公園は1ヘクタールの公園を用意してございますが、公園用地、黒く網かけの部分Bでございますけども、これが面積が2,191.47平米。これにつきましては、23年度に取得予定でございまして、全体的にAとBを合わせた形で防災公園をつくるという計画でございます。
それから、なぜ分割購入するかということについて少し触れさせていただきますが、体育館がこのBの用地にあるということで、体育館を移設した後、更地で区が取得するという二段階のほうで全体的な用地を買い入れたいというふうに考えております。
それから、これは関連の情報でございますけども、道路用地C、D、E、これが全体のボリュームが536.50平米でございますけども、防災公園を整備すると同時に区画街路の整備も一緒にやる予定でございまして、これは23年度取得予定というふうに、まちづくり推進室からの報告を受けてございます。
以上、第19号議案の対象不動産は、先ほど申しましたように公園用地Aでございまして、よろしく御審議のほどお願い申し上げます。
委員長
これより本件に対する質疑を行います。質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
質疑がなければ、取り扱いを協議したいと思いますので、委員会を休憩します。
(午後4時18分)
委員長
委員会を再開します。
(午後4時19分)
委員長
他に質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
質疑がなければ、質疑を終結します。
次に、意見の開陳を行います。意見はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
なければ、意見の開陳を終結します。
次に、討論を行います。討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
なければ、討論を終結します。
これより第19号議案の採決を行います。
お諮りします。第19号議案、仮称南部防災公園用地の買入れについてを原案どおり可決すべきものと決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
御異議ありませんので、そのように決します。
以上で、第19号議案の審査を終了します。
次に、第28号議案、警察大学校等跡地地区都市計画道路電線共同溝及び道路整備工事請負契約を議題に供します。
本件について理事者の補足説明を求めます。
長田経営室参事(契約担当)
第28号議案、警察大学校等跡地地区都市計画道路電線共同溝及び道路整備工事請負契約について、提案理由の補足説明をさせていただきます。お手元の補足説明資料(資料4)をごらんいただきたいと思います。
工事の件名、工事場所、工期、工事概要、ごらんのとおりでございます。工事場所につきましては、この資料の一番最後のページに案内図ということで表示をさせていただいてございます。ごらんいただきたいと思います。
それから工期でございますが、2012年3月15日、平成24年3月までの工期という設定をしてございます。
工事の概要でございますが、都市整備計画区域内におけます道路の整備、それから電線共同溝の整備をするという内容でございます。それ以外に都市整備区域外、ここに隣接してございます交差点についても整備をするという内容になっているものでございます。
契約金額でございますが、8億6,100万円になってございます。契約者、今回は建設共同企業体による入札を実施してございます。契約者は三軌・新日本・会川建設共同企業体でございます。それぞれの企業の経営概要は、裏面のところに3社提示をさせていただいておりますので、ごらんいただきたいと思います。
それから、契約の方式でございますが、一般競争入札、総合評価落札方式で、簡易型で実施したものでございます。
次に、資料の2枚目にお進みいただきたいと思います。入札経過調書を御提示させていただいてございます。予定金額、8億5,000万円でございました。これに対して、落札した価格が8億2,000万円となってございます。落札率96.5%になってございます。入札に参加した事業体の入札の経過を一番下のところでごらんいただきたいと思います。三つの共同企業体が参加をしてございますが、うち二つにつきましては、予定価格を超過しているという状態でございました。よって落札が8億2,000万円で先ほど御説明をいたしました三軌・新日本・会川建設共同企業体が落札者となったものでございます。
以上、大変雑駁でございますが、第28号議案の補足説明とさせていただきます。
委員長
これより本件に対する質疑を行います。質疑はありませんか。
大内委員
こういった金額の場合、参加業者の数というのは最低何社なければいけないというのは規定はないんですか。
長田経営室参事(契約担当)
そういった規定はございません。
大内委員
では、これは申込者が共同体が1社しかない場合は、自動的にそこになるんじゃないですか。
長田経営室参事(契約担当)
これは一般競争入札ということで広く公募してございます。その中で、参加業者が1であった場合、これはもうそういう意味では一定の競争性がそこで発揮されているということでございますので、もちろん入札は実施いたします。それで、予定価格の範囲内であればおのずと落札者として決まっていくという、そういう仕組みになっているものでございます。
大内委員
その競争入札という仕組みでいうとしたら、これは共同企業体ということで申し込んでいるけども、共同企業体という申し込みじゃない場合でも、数というのは関係ないわけですか。
長田経営室参事(契約担当)
今回の案件につきましては、共同企業体で申し込むということが条件になってございます。2社または3社による共同企業体とするというのが参加の条件になっているものでございます。
大内委員
そういうことじゃなくて、これは企業体ということじゃなくて、普通に、例えば8億のこういった契約内容があった場合に、1社でもいいという規定があった場合、単体で大きな会社が1社でもいいといった場合でも、何社以上応募しないとだめだということはないわけ。要するに、これは企業体だからそういうことなんですかと。
長田経営室参事(契約担当)
先ほど御答弁させていただきました一般競争入札の仕組みとしては、参加業者が1であった場合も、それは有効に成立するというものでございます。
大内委員
それと、例えば今回の場合、これは最低価格というのはあるんですか。
長田経営室参事(契約担当)
最低制限価格を設けてございます。
大内委員
その最低価格というのが、普通25%とかその程度だと思うんだけど、仮に、20%かわからないけども、この場合、その価格がちょうどぎりぎりになった場合、価格点というのは何点ぐらいつくんですか。というのは、例えば、この18.7を上回るの。わかりますか。じゃないと、価格が最低のところへ行っても、ほかのところでひっくり返っちゃったら、全く参加しても意味がないからということになるかなと。言っている意味、わかりますか。
長田経営室参事(契約担当)
今回の場合、最低制限価格ぎりぎりだった場合、何点になるかというのはちょっと手元に数字がないので即答はできないんですが、仕組みとしては、予定価格に限りなく近いと価格点はゼロに近くなる。低くなると価格点としては点数がふえていくという構造にはなっております。
大内委員
じゃあ、一般論、普通は大体、最低制限価格のことを言った場合に、満点で何点ぐらいとれるんですか。それは毎回違うんですか。同じでしょう。
長田経営室参事(契約担当)
ちょっと答弁保留させていただきます。
委員長
では、答弁保留ということで。
大内委員
言っている意味、わかりますよね。
長田経営室参事(契約担当)
はい、わかります。
大内委員
ついでに言うと、要はそれが20点満点なら、区内で仕事をしていない業者だって参加する意思が出てくるけども、あるいは、区内に本社がない会社だとか。ただ、その時点で最低価格を割っちゃって、そこでもう入札に参加できないと。そうすると参加する意欲はないわけでしょう。その点数が価格点というものがある程度ちゃんと確保されているんですかということを聞きたいと。言っている意味わかりますね。
長田経営室参事(契約担当)
入札経過調書を見ていただくとおわかりになると思いますが、価格点と評価点というふうに並んでございます。それで、今のお尋ねは、価格点が仮に高くても評価点のところで逆転をして、落札者になれない場合があるのかというお尋ねというふうに理解をいたしましたが、評価点につきましても、それぞれの企業の持っている能力を評価いたしますので、そこでは区外業者、区内業者の違いはございません。ただ1点、地域貢献度等をはかる点数のところがございますので、区内事業者については3点、それから区内に支店を持っている者については2点、それから区外業者はその場合0点ということでございますので、そこで3点から2点の差はございます。ただ、それの1点の重みというのを価格で換算しますと、工事の案件ごとに1点の重みというのは違ってまいりますので、それによって総合的に決まっていくということになります。
大内委員
だから、今調べてもらっているんだろうけども、要は、僕が言っているのは、こういった場合に、この予定価格があって、それに基づいてさっき言った最低価格みたいなのがあって、それの最低価格で申し込んでも、それで申し込んでも絶対区内業者の方たちが、例えば、この金額でいう予定価格ちょうどで通っても、区内業者のほうがほかの評価点が高くなってしまうからとれないということはないんですねと。
長田経営室参事(契約担当)
さっき御説明させていただきましたが、区内業者と区外業者で点数の差が明確につくのは、地域貢献度のところだけでございますので、あとは企業の能力の違いによると思います。
それから、答弁保留させていただきました点でございます。今回の最低制限価格で仮に入札をした場合の価格点は13.1点になる計算になります。
大内委員
どこまでそのバランスかわからないけども、じゃあ、区外業者が13.1でやった場合に、評価点がどうしてもとれなければ、もうその時点で区外業者も参加する意欲がなくなっちゃうんじゃないの、当然。意欲がなくなるというか、もとから区外業者に門を閉めちゃっているということにはならないの。そういうことはないの。
長田経営室参事(契約担当)
まず、結論から申し上げると、今お尋ねの点はないというふうに思います。仮に、ここに表示してございますのが、価格点1.7、それから評価点が17.0で、総合で18.7。これに対してある企業体が価格点を13.1を出したとします。そうすると、あと5.6を上回った評価点をとれれば、総合評価の方式によっては落札者になるということになります。ですから、総合評価の各評価項目の加点をしてまいりますので、絶対区外事業者が不利になるというようなことはないと考えてございます。
岩永委員
この契約の内容との関係で、当初予算では、この警大跡地の道路新設ということで、七つの事業メニューの予算がされていて、それから第5次補正でさらに追加の補正をされた、そういう経過があって今回の契約ということになったわけですね。この第5次補正のときに、21、22、23年という3年間の債務負担行為がついて債務負担の限度額が7億4,849万円というふうに出ています。今回この8億6,100万円という契約になりますと、あと残った債務負担行為の限度額との関係でいえば、何か新たな事業なりがこの関係で起きるということはあるんですか。
長田経営室参事(契約担当)
今回、3年間全部通した工事の総額の契約でございますので、これ以外に工事に関してはございません。
岩永委員
工事に関してないということは、この債務負担行為で限度額が出されておりますけれども、この出されている範囲の中での新たなものはないと、こういう判断でいいということですか。
長田経営室参事(契約担当)
そのとおりでございます。
委員長
他に質疑はありませんか。
なければ、取り扱いを協議したいと思いますので、委員会を休憩します。
(午後4時31分)
委員長
委員会を再開します。
(午後4時32分)
他に質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
質疑がなければ、質疑を終結します。
次に意見の開陳を行います。意見はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
なければ、意見の開陳を終結します。
次に討論を行います。討論はありませんか。
岩永委員
今回の第28号議案、警察大学校等跡地地区都市計画道路電線共同溝及び道路整備工事請負契約ですが、これはもともと警大跡地の開発事業の中で行われている契約です。警大跡地につきましては、この間、区民要望等の関係もありまして、私たちは、この事業については大規模開発で進めるべきではないという立場をとってきました。そういうことからいきますと、この事業によって更に警大跡地の開発事業が進むと、こういうふうにつながっていきますので、反対をいたします。
委員長
他に討論はありませんか。
なければ、討論を終結します。
これより第28号議案の採決を行います。
挙手により採決を行います。
お諮りします。
第28号議案、警察大学校等跡地地区都市計画道路電線共同溝及び道路整備工事請負契約を原案どおり可決すべきものと決することに賛成の委員は挙手願います。
〔賛成者挙手〕
委員長
挙手多数。よって、本件は可決すべきものと決しました。
以上で、第28号議案の審査を終了します。
本日予定した審査は以上のとおりですが、その他、委員、理事者から何か発言はありませんか。
尾﨑経営室参事(人事担当)
職員の懲戒処分を行いましたので、口頭で御報告させていただきます。
昨年12月22日、午後10時50分ごろでございますけども、都市整備部の26歳の主事が、酒に酔って乗車したJR埼京線の車内で20歳代の女性の臀部をさわるなどを行い痴漢行為で逮捕されました。区政の信頼を著しく損なう行為であり、停職3カ月の処分といたしました。処分の発令は1月29日でございます。
このような公務員として自覚を欠いた行為をしたことは弁解の余地はありません。当該職員には厳しく反省させるとともに、庁内全体で公務員としての自覚と責任を改めて徹底させるよう取り組んでまいります。申しわけございません。
委員長
本件に対して何か質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
よろしいですね。その他発言はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
なければ、以上で本日の総務委員会を散会します。
(午後4時35分)