平成25年03月21日区民委員会
中野区議会区民委員会〔平成25年3月21日〕
区民委員会会議記録
○開会日 平成25年3月21日
○場所 中野区議会第2委員会室
○開会 午後2時13分
○閉会 午後2時31分
○出席委員(7名)
若林 しげお副委員長
ひぐち 和正委員
平山 英明委員
林 まさみ委員
浦野 さとみ委員
伊藤 正信委員
むとう 有子委員
○欠席委員(1名)
かせ 次郎委員長
○出席説明員
区民サービス管理部長 登 弘毅
区民サービス管理部副参事(区民サービス担当) 藤井 康弘
区民サービス管理部副参事(住民情報システム担当) 田中 謙一
区民サービス管理部副参事(戸籍住民担当) 浅野 昭
区民サービス管理部副参事(税務担当) 長﨑 武史
区民サービス管理部副参事(保険医療担当) 古川 康司
区民サービス管理部副参事(介護保険担当) 小山 真実
環境部長 小谷松 弘市
環境部副参事(地球温暖化対策担当) 上村 晃一
環境部副参事(ごみゼロ推進担当) 志賀 聡
清掃事務所長 鳥井 文哉
環境部副参事(生活環境担当) 堀越 恵美子
○事務局職員
書記 関村 英希
書記 竹内 賢三
○副委員長署名
審査日程
○議題
第43号議案 平成25年度中野区一般会計補正予算(関係分)
第44号議案 平成25年度中野区国民健康保険事業特別会計補正予算(関係分)
副委員長
定足数に達しましたので、区民委員会を開会いたします。
(午後2時13分)
本日の審査日程ですが、お手元に配付の審査日程(案)(資料1)のとおり審査を進めたいと思いますが、これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
副委員長
それでは、議事に入ります。
議案審査を行います。
第43号議案、第44号議案は、ともに補正予算の関係分ですので、一括して議題に供したいと思いますが、これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
副委員長
御異議ありませんので、第43号議案、平成25年度中野区一般会計補正予算(関係分)及び第44号議案、平成25年度中野区国民健康保険事業特別会計補正予算(関係分)を議題に供します。
本議案は、総務委員会に付託されておりますが、区民委員会の関係分について、当委員会で審査し、賛成多数となった意見があれば、総務委員会に申し送ることとなっておりますので、御承知おきください。
それでは、理事者の補足説明を求めます。
登区民サービス管理部長
それでは、平成25年度補正予算の区民サービス管理部所管分につきまして、まず一般会計のほうから御説明をいたします。
14、15ページをお開きください。予算説明書の総括表のほうで御説明をいたします。
右の15ページのほうをごらんいただきたいと思います。
5款区民サービス管理費では8,602万2,000円を減額いたします。財源の内訳は、特定財源が2,479万7,000円の増額、一般財源は1億1,081万9,000円を減額いたします。補正後の予算は145億3,264万3,000円となっております。
次に左のページを、歳入のほうですけどもごらんいただきたいと思います。
14款都支出金の一部になります。区民サービス管理部所管部分につきましては2,479万7,000円の増額という部分でございます。これは全体の区民サービス管理部以外の所管分もございますので、数字はちょっとここではお示しできないんですけども、区民サービス管理部所管分につきましては2,479万7,000円の増額ということでございます。
それでは、具体的な内容に移ります。26、27ページをお開きください。
5款区民サービス管理費、1項区民サービス費、3目消費生活費でございます。補正予算額は628万8,000円で、特定財源としましては、これは18ページになりますが、東京都消費者行政活性化交付金、これは10分の10になっておりますけども、これを予定しているところでございます。
再び26、27ページに戻っていただきたいと思います。
内容としましては、消費者被害の防止、予防の強化事業として、特に高齢者に重点を置いた啓発を行います。高齢者世帯を対象に、まず啓発グッズの配布をいたします。また、区内の路線バスを利用しました外装ラッピングバス主体による啓発を行います。さらに庁有車にもラッピングもしくはマグネットシールを貼りまして啓発するということを行います。また、本庁舎への横断幕の設置、これにつきましても予定をしているところでございます。
このページの下の表になります。
5項保険医療費、3目国民健康保険事業特別会計繰出金でございます。ここでは9,231万円を減額いたします。これにつきましては、国民健康保険事業特別会計の補正に伴うものでございますので、内容につきましては特別会計のページで御説明をいたします。
それでは、国民健康保険事業特別会計でございます。36、37ページをお開きください。
国からの平成25年度の保険料などの算定基礎となる数値が例年よりも大分おくれまして、本年1月末に示されたことから、最終的な確定した数値をもとに再計算をし直しまして、今回、補正をさせていただくというものでございます。
このページの歳入歳出予算の総括表で御説明をいたします。
当会計につきましては、1億2,668万5,000円を全体で減額ということにいたします。補正後の予算額は338億531万5,000円となります。
それでは、右のページの歳出をごらんいただきたいと思います。
3款後期高齢者支援金及び6款介護納付金についてでございます。国が示した数値により再計算を行いまして、3款後期高齢者支援金で1億254万1,000円の減額、6款介護納付金で2,414万4,000円を減額といたします。
続きまして、左のページの歳入をごらんいただきたいと思います。
1款国民健康保険料につきましては、平成25年度の保険料率により再計算を行いまして1,332万8,000円の増額といたします。3款国庫支出金につきましては、前期高齢者交付金の増や後期高齢者支援金及び介護納付金の減等に伴い7,750万1,000円の減額といたします。5款前期高齢者交付金につきましては、国が示した数値により再計算を行いまして4,436万3,000円を増額いたします。6款都支出金につきましては、同様の再計算等によりまして1,456万5,000円を減額といたします。8款繰入金につきましては、こうした歳入歳出の変更に伴いまして9,231万円を減額といたします。
以上で補足説明を終了いたします。よろしく御審議のほどお願い申し上げます。
副委員長
これより本件に対する質疑を行います。
質疑はありませんか。
むとう委員
27ページのところで、消費生活費のところで本庁舎への横断幕設置というのがあるんですけれども、何という文字を書く予定なんでしょうか。
藤井区民サービス管理部副参事(区民サービス担当)
文字まではまだ決めておりませんけれども、高齢者向けの消費者被害防止についての啓発の横断幕を一つと、もう一つ、若者向けの高齢者被害の防止の横断幕を一つ予定しております。
むとう委員
じゃあ、2本つくって2本同時にかけるということなんですか。
藤井区民サービス管理部副参事(区民サービス担当)
一応、高齢者向けについては9月ごろを予定しています。若者向けにつきましては1月ごろを予定しております。
浦野委員
今のところに関連して。この高齢者への啓発グッズの配布とあるのは、これはその配布を高齢者を中心にということだったんですけども、その配布の方法であったりとか、あとそのグッズはどういったものなのかをちょっと教えていただけますでしょうか。
藤井区民サービス管理部副参事(区民サービス担当)
高齢者の消費者被害につきましては、以前の委員会でも質疑がありましたけど、相談相手のいない高齢者の方にやはりそういう危険性が強いということがありまして、民生委員さんたちが高齢者ひとり暮らし調査を毎年しております、そのときにあわせて配布していただくということを予定しております。
それ以外に、すこやか福祉センターのほうで、やはり気になる世帯があった場合に訪問するということがございますので、そういうときにも持っていっていただくように、すこやかのほうからも配布できるようなものを用意しておく予定でございます。
それと、配布するものにつきましては2種類のものになります。一つは、電話で詐欺等がありますので、受話器をとると、ぱっと起き上がって気をつけなさいよというふうな文字が見えるようなシールを張るんですけど、そういうポップアップ型のものを一つと、あと、訪問で押し売り、押し買いの被害がありますので、屋内のドアの近くに張っていただくようなシールを予定しております。それ以外に簡単なチラシをセットいたしまして配布を予定しております。
浦野委員
わかりました。ありがとうございます。
今、結構、高齢者を対象にした詐欺ってほとんど多分毎日区内で発生しているような状態だと思って、今お聞きして、そういうものが少しでもその防止に役立てばいいなと思いました。ありがとうございます。
それと、あともう1点なんですけども、国保のほうで、37ページなんですけれども、今回、後期高齢者支援金と介護納付金のところで減額という形になっていると思うんですけれども、これは23区全体としても何かここの部分って逆にふえているような感じがしているんですけれども、ちょっとその23区での、全体的にほかの区でも同じような状況なのか、中野で何か特徴的なものなのかをちょっと御説明をお願いします。
古川区民サービス管理部副参事(保険医療担当)
この後期高齢者支援金と、あと介護納付金に関しましては、23区にかかわらず全体的に増の傾向ということは変わっていないというところでございます。今回の補正に関しましては、直近の国の数値が、当初、こちらのほうで当初予算で見込んでいた数値よりも減額だったというところがございまして、24年に比べれば今回の補正後も増という要因にはなっておるわけでございますけれども、そういった関係で、全体的には伸びているんだけれども、今回は国の数値に伴いまして、少し伸び幅が少なくなったというところで補正をさせているところでございます。
平山委員
26、27のところで消費生活の部分でお伺いしますが、先般、可決をした平成25年度の予算の中にはこれに類するような事業ってございましたっけ。
藤井区民サービス管理部副参事(区民サービス担当)
こういう高齢者に配布するような啓発グッズですとか、新たにつくるような横断幕、あるいはバスのラッピング等の啓発というふうな形での予算はついておりません。
平山委員
ただ一方で、防犯メールとか見ても、いまだにこういう被害ってやっぱり多くて。ということは、今回の国の補正予算を受けて、10分の10ですし、中野区としても心配であった事業についてなかなか一般会計で見切れていなかったところを今回やることができるようになったと。大変喜ばしいことだという理解でよろしいんですか。
藤井区民サービス管理部副参事(区民サービス担当)
おっしゃるとおりです。今回の補正予算で国のほうで用意していただいたものを活用する予定です。
平山委員
最大限に効果的に活用をしていただければなと。何かいいのが見つかっちゃったから使っちゃおうということで――いや、見つけていただいたのはすばらしいと思うんですよ。なかなか思ったよりも全体で、特に地方公共団体が使いにくいなというふうな感触を持っている中で、こうやって一つひとつ見つけていただいて、区民のために活用していただけるというのは大変ありがたいことだなというふうに、組んだ側の与党の一員としては非常にそう思っていますが、その上で、この区内路線バス等外装ラッピング車走行というもののこの「等」というのは、バス以外にも何かつけられる予定なんですか。
藤井区民サービス管理部副参事(区民サービス担当)
一応、庁有車に、小型のバン3台程度には、バスほどじゃないんですけど、簡単なラッピングを施すことを予定しています。それ以外の庁有車にはマグネットシールで表示するということを予定しています。
平山委員
これは、いつからいつぐらいまでの期間、走行を予定していらっしゃるんですか。
藤井区民サービス管理部副参事(区民サービス担当)
庁有車自体は通常の使い方ですので、この宣伝のためにわざわざ走るということはございませんけれども、磁気マグネットのほうは調達ができ次第、順次貼ることを予定しています。ただ、ラッピングのほうは業者さんじゃないと貼ったり外したりということができないということがありまして、来年度、選挙が予定されているということもあるので、その2回の選挙が終わった後、貼ることを予定しています。
平山委員
当然バスは、あれは広告費を取っているんですよね。だからその費用をこれはという形を見込まれているということでいいわけですよ。既に広告を貼っているバスとかというのもあるじゃないですか。私が昔いた会社のバスが走っていたりとかいろいろあるんですけど、あとは明治大学等が走っていたりとかですね。それで、そういうのとうまく組み合わせて、今あいているところにやられるというイメージなんですかね。それとも、何か一ぺんに、ある一時期は中野区内を啓発のためのこのバスが走るというふうになるんですかね。その辺をちょっと教えてください。
藤井区民サービス管理部副参事(区民サービス担当)
1台分ということですので、一応ちょっと想定しているのは、中野から駅をぐるっと回って鷺宮方向に行く、旧なかのんの路線あたりを中心として走ってもらうことを予定しています。
平山委員
ということは、南は走らないわけですね。じゃあ、南のほうはこの路線バス以外の部分で十分カバーをしようというふうにお考えになっていらっしゃるわけですかね。
藤井区民サービス管理部副参事(区民サービス担当)
バスについては1台ということで、それ以外の庁有車で啓発をしていきたいというふうに考えております。
平山委員
もう最後にしますけど、本当に効果が高いようなことというのは、やっぱり啓発グッズの配布に合わせて、お一人お一人に意識づけをしていただくことだというふうには思うんですが、それ以外の部分でも、ラッピングだとか横断幕だとかということで、冒頭申し上げたとおり、最大限の効果を生むようにしていただきたいなというふうに思っていますので、ちょっと確認をさせていただきましたが。だから要するに全区的に、何か北は安全になったけど南はなんていうことがないように、きちんと全区的に啓発が行き渡るように頑張っていただきたいなと思っておりますので、よろしくお願いします。
副委員長
他に質疑はありますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
副委員長
質疑がなければ、質疑を終結します。
意見について伺います。
第43号議案について、意見はありますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
副委員長
それでは、第43号議案、平成25年度中野区一般会計補正予算(関係分)について、意見なしとして総務委員会に申し送ることに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
副委員長
御異議ありませんので、そのように決します。
次に、第44号議案について、意見はありますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
副委員長
意見がなければ、第44号議案、平成25年度中野区国民健康保険事業特別会計補正予算(関係分)について、意見なしとして総務委員会に申し送ることに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
副委員長
御異議ありませんので、そのように決します。
本日予定した日程は終了しますが、委員、理事者から特に御発言はありますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
副委員長
なければ、以上で区民委員会を散会いたします。
(午後2時31分)