平成23年01月24日中野区議会中野駅周辺・西武新宿線沿線まちづくり特別委員会 平成23年01月24日中野駅周辺・西武新宿線沿線まちづくり特別委員会 中野区議会中野駅周辺・西武新宿線沿線まちづくり特別委員会〔平成23年1月24日〕

中野駅周辺・西武新宿線沿線まちづくり特別委員会会議記録

○開会日 平成23年1月24日

○場所  中野区議会第4委員会室

○開会  午後1時00分

○閉会  午後3時05分

○出席委員(14名)
 大内 しんご委員長
 南 かつひこ副委員長
 内川 和久委員
 森 たかゆき委員
 佐野 れいじ委員
 北原 ともあき委員
 林 まさみ委員
 近藤 さえ子委員
 牛崎 のり子委員
 久保 りか委員
 かせ 次郎委員
 斉藤 金造委員
 岡本 いさお委員
 佐藤 ひろこ委員

○欠席委員(0名)

○出席説明員
 政策室長 竹内 沖司
 経営室長 川崎 亨
 政策室副参事(企画調整担当) 小田 史子
 経営室副参事(サンプラザ関係事業担当) 田中 謙一
 都市整備部長 服部 敏信
 都市整備部副参事(都市計画担当) 相澤 明郎
 都市整備部副参事(交通・道路管理担当) 滝瀬 裕之
 都市整備部副参事(公園・道路整備担当) 石田 勝大
 都市整備部副参事(中野駅地区基盤整備担当) 石井 正行
 まちづくり推進室長 遠藤 由紀夫
 まちづくり推進室副参事(拠点まちづくり担当) 松前 友香子
 まちづくり推進室副参事(中野駅周辺まちづくり担当) 秋元 順一
 まちづくり推進室副参事(地域まちづくり担当) 上村 晃一
 まちづくり推進室副参事(西武新宿線沿線まちづくり担当) 萩原 清志

○事務局職員
 書記 菅野 多身子
 書記 東 利司雄

○委員長署名


審査日程
○議題
 中野駅周辺のまちづくりについて
 西武新宿線沿線のまちづくりについて
○所管事項の報告
 1 中野駅地区第1期整備に伴うバス乗降場の変更について(拠点まちづくり担当)
 2 中野駅地区第1期整備に係る道路線形計画について(拠点まちづくり担当)
 3 中野駅地区第1期基盤整備事業の工事について(中野駅地区基盤整備担当)
 4 警察大学校等跡地地区の地区計画について(拠点まちづくり担当)
○その他

委員長
 定足数に達しましたので、ただいまから中野駅周辺・西武新宿線沿線まちづくり特別委員会を開会いたします。

(午後1時00分)

 それでは、本日の審査日程についてお諮りしたいので、委員会を休憩いたします。

(午後1時01分)

 では、委員会を再開いたします。

(午後1時01分)

 本日は、お手元に配付の審査日程(案)(資料1)のとおり進め、所管事項の報告1番と2番は関連しておりますので、一括して報告を受け、質疑を行いたいと思います。これに御異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 御異議ありませんので、そのように進めます。
 なお、審査に当たっては、3時に休憩を入れ、5時を目途に進めてまいりたいと思いますので、御協力お願いいたします。
 議事に入ります。
 中野駅周辺のまちづくりについて、西武新宿線沿線のまちづくりについてを議題に供します。
 所管事項の報告を受けたいと思います。
 1番、中野駅地区第1期整備に伴うバス乗降場の変更について及び2番、中野駅地区第1期整備に係る道路線形計画について、一括して報告を求めます。
秋元まちづくり推進室副参事(中野駅周辺まちづくり担当)
 それでは、まず1番、中野駅地区第1期整備に伴いますバス乗降場の変更について、カラーの丸がいっぱいついている資料(資料2)でございます。これに基づいて、まず御説明を申し上げます。
 中野区地区第1期整備に係ります現北口駅前広場の再整備を行うに当たりましては、当広場内にございますバス乗降場を移転しなければならないわけでございます。この際の円滑なバス運行を確保するための取り組みについて、御報告させていただくというものでございます。
 まず1番、仮設バス乗降場等設置に伴う系統別バス発着場の変更でございます。仮設バス乗降場につきましては、既に御案内のとおりでございまして、区役所・サンプラザ南側のけやき通りに設置するわけでございますが、この設置に伴いまして、サンプラザ東側にございますバス乗降場、それと、JRガード下のバス乗降場及び南口駅前広場内バス乗降場につきましても、系統別のバス発着場の配置を変更するものでございます。
 2番の系統別バス乗降場の配置計画でございますが、仮設バス乗降場の整備完了時点におけます系統別バス乗降場の配置計画、これにつきましては、別添1「系統別バス乗降場配置計画図(案)」に示す内容で現在考えているところでございます。この内容につきまして、おおむねの関係機関調整、こういったものが済んでございますので、その内容について報告をさせていただきます。
 別添1の資料をお開きいただきたいと思います。「系統別バス乗降場配置計画図(案)」ということでございます。この計画案は、仮設バス乗降場が整備され、現北口駅前広場のバス乗降場が撤去された段階、これを本年7月中ごろ予定しているところでございます。この段階で第1期の最終系ということで、こういう配置計画になるということで御説明を申し上げるものでございます。
 この図でございますが、右側に配置図を示してございます。左側には運行系統一覧表になってございます。左側の運行系統一覧表の一番左側の青丸で記載した部分につきましては、現状のバス乗降場の番号になってございます。これをどこに移すかということで、すぐそのわきの新乗り場番号、これにつきましては、番号が数字ですとわかりづらくなりますので、今回、とりあえず赤い丸のアルファベットでお示しさせていただきました。まず、この一覧表と右側の配置図をごらんになってお聞きいただきたいわけでございますが、旧乗り場番号1番、これが現在の北口駅前広場内にございます青丸の1番でございます。この1番につきましては、新たに整備されますけやき通りの南側の東、A部分に移ってまいります。これが中10、丸山営業所、中12、中41の江古田駅行き、中45の深夜バスということでございます。
 続きまして、現在の北口駅前広場にございます2番乗り場、これにつきましては、けやき通り南側の西側分、B部分に移設いたします。これが中20、丸山営業所、中村橋駅行き、江古田の森行きということでございます。
 続きまして、現北口広場にございます3番のバスでございます。これにつきましては、サンプラザの東側のバス乗降場、一番南側にございますD部分に移設いたします。これは、中野01の野方、宿05の野方行きのバスでございますが、このD部分になるということでございます。このD部分で御注意いただきたいのは、下り、要するに新宿から野方へ行くバス乗降場はサンプラザの東側のD部分に乗り場がございます。南のほうにガードから出てすぐのところに宿05下り降車専用というのがございます。これは新宿から来たものが野方まで行く間に、ここでまず降車をさせるということで、降車させた後、Dのところへ行って乗車させ、野方に行きます。これの下りでございますが、中野通りを来るわけでございますが、今度は中野通りの東側、D部分、ここで乗降するということになります。野方から新宿に行くバスについては、ガード下で乗りおりをして新宿へ向かうと、こういうようなことになります。
 それから、旧5番でございます。旧5番は、現在ガード下にあるバス乗降場でございます。これは、南方面をカバーしております五日市街道営業所、それから、中36の吉祥寺駅北口のバス乗降場になってございますが、これは現北口広場を回転して、要するに南から中野通りに来て、現北口で回転して、このガード下に到着するというルートでございますが、現北口が今後使えなくなりますので、南口駅前広場、赤いF、こちらのほうに乗降場を新たに設置するということで考えてございます。南から来るものは南口の駅前広場に入っていただいて、Fのバス乗降場に到着する。ここで乗降させ、また、南口駅前広場を右回りに回って、中野通りを左折して、南のほうに行くということになります。現在、このFの部分でございますけれど、こちらのほうは、障害者の方の乗降場の施設がございます。したがいまして、この部分にございます障害者の方の乗降場につきましては、すぐその上のブルーの四角がございます。南口改札を出てすぐのところに青い身障者の乗降場スペースを設けるということで考えております。
 それから、旧6番でございます。これもガード下のところでございますが、宿05、これは今、御説明申し上げた新宿駅西口の上りのみがここで乗降するということになります。
 それから、次に、旧7番、ブルーの7番です。7番はEのところに行きます。要するに、サンプラザの東の一番北側のところにまいります。
 それから、同じくサンプラザ東側の旧8番、阿佐ヶ谷駅でございますが、これは変更後においても同じ阿佐ヶ谷駅ということで、これは同じ数字を使ってございます。
 それから、9番でございますが、9番はC、新宿西口となかのん、こちらのほうに変更になるということでございます。この新宿西口は、先ほど申し上げた野方-新宿間の途中ということではなくて、あくまでも新宿西口と中野を結んでいるバスということで、宿08になってございます。これは、中野通りを北上いたしまして、早稲田通りを東に曲がって新宿西口に行くと、そういうルートのバスでございます。これについては、お間違えのないようにお願いいたします。
 それから、黄色の丸でございますが、これは南口のところに乗降しているものでございまして、原則的には変更がないわけでございますが、先ほど申し上げましたFの乗降場がこちらへ増設されるということでございます。そういったことから、南口の駅前広場に混雑を来すといけないということでございまして、黄色の5番、いわゆる練馬駅・南蔵院行きのバスについては、これは降車のみガード下で行うということで、南口のバスの混雑をできるだけ避けようというものでございます。
 また、本文の3番にお戻りいただきたいわけでございます。
 今申し上げました7月段階までに至る間に、けやき通りや中野通りの整備を行ってまいるわけでございまして、その工事の間に臨時的にバス停の移動を行う必要が生じるわけでございます。これにつきまして、別添2の資料をごらんいただきたいと思います。
 別添2は、工事期間中の臨時バス停の移動展開図ということで、臨時移動1が左側、右側が臨時移動2ということで、現在のところ、この2回の移動展開を考えているというものでございます。左側の臨時バス停期間、これは4月から7月までというような期間で臨時的に設けることを考えているわけでございまして、まず、けやき通りを整備いたしまして、赤い丸の8番、9番、これは阿佐ヶ谷、新宿西口、なかのんのバス乗降場でございますが、これを整備いたします。けやき通りの整備が完了した時点で、中野通りの青丸の8番、9番をこの場所に移動いたします。移動した間に青丸の8番、9番部分の中野通りにつきまして、右折レーン確保のための拡幅整備を行います。この整備が終わった段階で、次に、右側の臨時移動2にまいるわけでございますが、臨時移動2の段階では、今の青丸8、9部分の中野通りの拡張が終わってバス停が整備されましたところで、その部分に南側にございます黄色の5番、青の7番を移動いたしまして、そうしますと、黄色の5番、青の7番の部分があきますので、そこを中野通りの右折レーン確保のための拡幅を行うということになります。
 こういった臨時的な移動を行って、中野通りの右折レーンの確保整備が終了いたします。そうしますと、仮設バス乗降場整備のすべてが完了する本年7月中ごろには、先ほど申し上げた説明の内容で配置していくということになります。
 恐縮でございますが、また本文にお戻りいただきまして、本文の4番でございます。バス乗降場配置計画の周知でございまして、まず、①でございます。これにつきましては、ただいま申し上げましたように、4月からの移動ということもございまして、工事期間中のバス停臨時移動1につきましては、4月の整備となります。そういったことから、区報の2月5日号で区民の皆様に事前周知を行っていきたいというふうに考えてございます。
 それから、二つ目でございますが、全体の系統別のバス乗降場配置計画でございます。これにつきましては、本年7月中ごろということでお話し申し上げましたが、4月ごろから区報等によりまして、区民の皆様に周知を図っていきたいというふうに考えてございます。
 この資料については、以上でございます。
 それから、続きまして、中野駅地区第1期整備に係る道路線形計画についてでございます。(資料3)
 こちらのほうは、主に区役所・サンプラザ南側の道路、いわゆるけやき通り、それから、中野通りの線形計画につきまして、関係機関とこれまで協議・調整を進めてまいりました。このほど計画の方向が警視庁、両警察署等を含めまして、まとまってまいりましたので、その内容について報告させていただきます。こういった線形計画の変更に伴って、先ほど申し上げたバス乗降場の移設ができるということになってまいるわけでございます。
 まず、資料1番でございます。第1期整備に係ります道路線形計画でございます。これは、ここに記載のとおり、主に3点の内容になってございます。まず一つが中野通りの右折レーン確保等整備、二つ目が仮設バス乗降場整備に伴うけやき通りの拡幅等整備、三つ目がこの二つの道路が交差する交差点改良整備ということでございます。これにつきましても、別添資料をごらんいただきながら御報告をお聞き願いたいと思います。
 まず、右側の南北に流れている道路が中野通りでございます。この中野通りに西のほうからぶつかっているのがけやき通りになるわけでございます。まず、この説明資料、右側の中野通り右折レーン確保等整備から御説明を申し上げます。
 上の①のブルーの引き出し線がございますが、この引き出し線の先端部分、これがちょうど中野通りの右折斜線のレーン部分を示してございますが、ここを増設するということになります。これはバスが北から来た場合に、けやき通りに右折しやすいようなことで右折レーンを確保するという整備でございます。この右折レーンでございますけれども、約3メートル幅を想定してございます。したがいまして、この3メートル分がそのままサンプラザの舗道側に食い込むということになります。舗道側に食い込むことによって、バス乗降場も歩道の移動とあわせて移設するということになります。
 それから、下のほうに同じく中野通り右折レーン確保等整備というふうに記載してございます。これは、今申し上げました中野通りの北部分で中野通りの車線が西に少し触れてまいります。そういった関係から、自動車の流動、こういったものを円滑にするという必要がございまして、中野通りの南側においても、西側に少し車線を変更するということになります。このことによって、車の流れがスムーズにいくということで、こういう整備を行っていくということになります。
 それから、二つ目でございます。こちらのほうは、仮設バス乗降場整備に伴うけやき通り拡幅等整備ということでございます。まず、こちらのほうの整備は、バスの上屋等を設置する関係がございますので、北側も南側も歩道を広げるという整備を行ってまいります。
 それから、二つ目でございますが、けやき通りの北側の車線レーンでございます。これは、バスがとまる関係から、車道を広げる必要がございます。車道を広げることによって、中心線というんでしょうか、中央分離帯が南のほうに移動してまいります。
 それから、南のほうの車線でございます。こちらのほうは、バスが安全に停車できるようにバスバースの駆け込みを設けるということでございます。その分の拡幅が行われるということになります。そのことによりまして、現在のけやき通り幅でございますが、21メートルから24メートルほどになっているところでございますが、おおよそ28メートル程度に全体として広がってくるというものでございます。南側にバスバースを設けるということで、新北口駅前広場側に相当食い込んでくるということから、順次、ここにございます駐輪施設を西側のほうに集約していきます。これは後ほど基盤整備のほうから御説明させていただきますが、それに伴いまして、駐輪場内にグレーで色を塗ってございますが、これが駐輪場内の通路になるわけでございますけれど、この通路の位置も若干西側に触れてくるということから、現在、区役所、サンプラザの間にある南北道路から南北の横断歩道が出ているわけでございますが、この横断歩道を現在の右側から左側、区役所側に横断歩道を移してまいります。これがけやき通りの整備の二つ目でございます。
 それから、横断歩道の位置を変えますとともに、そのことによって、現在区役所側の歩道部分に実は横断歩道があります。ちょうどけやき通りから区役所に入る部分、この部分は横断歩道の線が引かれているわけでございますけれども、車の進入量等を勘案いたしますと、現在歩道を切り開いて区役所の中に入るようなことになっているわけでございます。その関係でここに横断歩道をつくっているということでございますけれども、これにつきましては、歩道の切り下げという整備を行うことによりまして、横断歩道をなくしていく。要は横断歩道ではなくて、歩道にしてしまうという考え方でございます。これがけやき通りの拡幅等整備の内容になってまいります。
 今申し上げましたように、けやき通りの中央分離帯の線が南側に若干移動するということで、3番目の中野通り・けやき通り交差点改良整備が必要になってくるということになってまいります。若干この交差部が南にまいります。そういったことで、それに伴います横断歩道の位置ですとか、信号、そういったものを改良していくということになります。
 この図については、以上でございます。
 また恐縮でございますが、本文にお戻りいただきまして、2番になります。この線形の計画につきましては、2月10日の第1期整備区民説明会ということで、工事の内容と一緒に2月10日、区役所の7階第9・10会議室で区民の方々に御説明申し上げていきたいと思っているところでございます。
 私の報告は以上でございます。
委員長
 ただいまの報告に対して、御質疑ございませんか。
林委員
 説明、ありがとうございました。
 この二つの説明から考えると、バス停の移動の前にこの道路線形というのができていないと、非常にうまくいかないと思うんですけれども、4月までにこの工事って終わるんですか。
秋元まちづくり推進室副参事(中野駅周辺まちづくり担当)
 今、基盤整備担当といろいろ調整をしているところでございますが、7月中旬ごろまでにはすべての内容を終えるということでスケジュールを組んでいるところでございます。
林委員
 今、7月中旬とおっしゃいました。では、4月から7月の間に8と9が移転するときにはまだ工事をしている状況ということでよろしいんでしょうか。歩道の工事とバスレーンをふやすという工事をしながら、ここに仮設バス停をおつくりになるということでよろしいんでしょうか。
秋元まちづくり推進室副参事(中野駅周辺まちづくり担当)
 ここに来て、先ほども申し上げましたように、関係当局と代替の話し合いがつきましたので、こういった内容で整備を進めることができるということになってまいりました。したがいまして、年度内にできるだけ早く工事のほうの発注はしていき、要するに年度を待たず、新年度ということではなくて、今年度中にこの整備に関する工事は開始したいということで考えてございます。そうしないと、やはりスケジュール的に間に合わないということになります。
林委員
 あと、ちょっとこれに関連することで、たくさんの人が乗り降りするところなのでお聞きしたいんですが、北口の改札の工事などや北口広場が使えなくなるというのも、このバス停の移動による人の動きと改札による人の動きというのは、もうお考えになっているんでしょうか。きちんと調整して、人のさばきというのをお考えになっている計画はあるんでしょうか。
秋元まちづくり推進室副参事(中野駅周辺まちづくり担当)
 現段階では、7月中ごろまでには、現在の北口にございますバス乗降場、こういったものがすべて撤去されるということになってまいります。そうしますと、現在の北口駅前広場の再整備の工事、それと、東西連絡路デッキの工事、それから、現北口駅前広場側に抜ける改札口の改修、こういったものを23年度中に終了させるということで考えているものでございます。
林委員
 では、こちらのほうにバス停を移動しますよね。臨時移動1と2をなさると、大体8時から9時ぐらいにすごく人がふえると思うんですが、どのぐらいの人間がここのバス停をおりる、特に重なる時間帯というのもあると思うんですけれども、そこについては、どのような調査をなさって、それに対しての人の流れということはお考えなんでしょうか。
秋元まちづくり推進室副参事(中野駅周辺まちづくり担当)
 バス乗降場の移転につきましては、バス事業者さんとも十分に詰めております。バス事業者様のお客様に迷惑がかかるというような整備については、なかなか御理解が得られないということがございまして、かなり時間をかけてバス事業者様とも調整しながら、この配置で決まってきたということでございまして、バス事業者様のほうも朝のピーク時、そういったところでの乗降を十分勘案して、この内容で御理解をいただいたということでございます。
林委員
 バス事業者様の話だけではなくて、区としてのお考え、区が今までいろいろな調査もなさっていましたよね。人の流れなどの調査をしていったと思うんですけれども、特にこれから、サンプラザの回りから区役所前に人がおりた場合、どこの横断歩道を使って皆さんが中野駅を使うのか、そのときに、北口の工事があったり、東西デッキの工事があったりした場合、きちんと人がさばけるようになるのか。あと、14カ月でそれができる、しかも、事故がないように、皆さんに御迷惑がかからないようになるのか。一つひとつこのように説明されるよりも、やはりトータルでの報告というか、工程表というようなものがないと、後で何か問題が出るのではないのかと思うんですが、その点について、どうお考えでしょうか。
秋元まちづくり推進室副参事(中野駅周辺まちづくり担当)
 これから工事を行う事業者の方とも契約をしてまいります。そういった段階で、今、御指摘の内容について、駅前広場、それから、バスを御利用される方々に迷惑のかからないような歩行者ルート、こういったものを確保しながら整備をしていかなければいけないというふうに思っております。ただ、今、委員の御指摘がございましたように、全く迷惑がかからないということはないとは思ってございまして、それについては細心の注意を払いながら、そういった御不審を抱かないように整備を進めていきたいというふうに思っております。
林委員
 では、できればなんですけれども、資料請求というか、今言った工事が14カ月でどのような行程でつくられて、そのときの人の動線というのはどのように考えられているのか、もちろん迷惑が全くかからないということはないことはないとは思うんですが、これだけの大規模で、しかも狭いところにたくさんの人が集まるということを中野区は計画をなさる、そのときに事業者さんとの個別の対応ではなく、進行調整をなさっている区としての計画などの資料を出していただきたいんですが、そういうことは可能でしょうか。
石井都市整備部副参事(中野駅地区基盤整備担当)
 現段階は、まだ契約もしておりませんし、業者が決まっていないと。したがって、具体的な細かいところまでの工程なり、あるいはどういう手順でいくかというところはまだお示しができないというところでございます。ただ、基本的には人通りの少なくなった夜間工事を原則として、この工事を進めていくということでございます。
 したがいまして、もちろん利用者の御協力はいただくとしましても、安全、手順が御迷惑にならないような方法を考えながら進めていくというのが基本でございます。
林委員
 今、夜間の工事を主になさるというようなお答えだったんですけれども、北口広場などは車を入れなかったりするというようなことなんですか。日中は人が通れるような感じで工事をなさるということになるんですか。
石井都市整備部副参事(中野駅地区基盤整備担当)
 その辺が一番難しいところかなと実は思っていまして、つまり、どうやって人あるいは車を日中流しながら、しかも、できるだけ早く工事を上げていかなければならないというところで、作業ヤード、それから、仮の囲いの問題、それから、ルートの安全性、そういったものをすべて総合的に考慮して、今お尋ねの件の安全確保といったようなものを詰めて、また選択していくということになるかと思っています。
林委員
 今のお話だと、結局三つのことが必要だと思うんです。安全の確保と、あと、24年には警察大学がもうオープンして人がふえてしまうということと、あとは人の流れをどのようにさばくかということなんですけれども、そういうようなことをクリアするには、それなりに区が責任を持って業者の選定かというよりは、もう1年ちょっとの話、10年先の話ではないので、ぼちぼち出される時期だと思うんですが、その点については、まだ出す段階ではないでしょうか。
石井都市整備部副参事(中野駅地区基盤整備担当)
 大まかな手順については、想定はしております。具体的な業者が決まりませんと、確実にそういう方向でいくのかというあたりが確定しませんので、当然我々もいろんな技術の推移を集めて、今お尋ねの件について検討して、大まかな道筋は立てているというところでございます。
委員長
 休憩します。

(午後1時36分)

委員長
 再開します。

(午後1時36分)

林委員
 最後の質問とさせていただきます。
 周知徹底のところで区報などというお話だったんですが、区報よりも、例えば利用している人たちの目につくように、看板等の設置で駅のところに周知のために何かするというようなお考えはないんでしょうか。
秋元まちづくり推進室副参事(中野駅周辺まちづくり担当)
 区報という選択肢だけではなくて、今、委員のおっしゃったような、現地でのお知らせ、こういったものも非常に重要だというふうに考えてございます。細かい内容については、現地での御案内ということも今後十分していかなければならない方法であろうというふうに思ってございます。大まかな計画については、ホームページとか、そういったもろもろのものを活用しながら、きめ細かく対応していきたいというふうに思っております。
佐野委員
 当然計画を出されるに当たって、公園・道路整備分野のほうとも御相談されていると思いますけども、その辺はどのように御相談されて、どのようになったんでしょうか。
秋元まちづくり推進室副参事(中野駅周辺まちづくり担当)
 この計画につきましては、計画がまちづくり推進室拠点まちづくり分野にある、それから、施工の段階になってまいりますと都市整備部基盤整備担当ということで、今まさしく御一緒に御答弁させていただきましたように、基盤整備を所管いたします石井副参事のところ、それから、私どものところとかなり綿密な調整を行い、こういった資料づくりに至っているというところでございます。今後とも整備を進めるに当たりましては、私どもは計画ということで、これから第2期以降の検討等も進めなければいけないということもございます。そういったこととあわせて、実際に工事を行っていただく所管とは綿密に連携をとっていきたいというふうに思っております。
佐野委員
 今、綿密に所管とは連携をとっていきたいというお話ございました。ただ、ちょっとお聞きしたいんですけれども、京王バスさんのところで、中新通りから南台まで行っている循環バスがございます。これは、別添1のところで見ますと、黄色い3番のところが乗降場所になっております。これがないようですけど、これは廃止になるんでしょうか。これは道路担当のほうでも当然見て、庁内で御検討なさったということですけど、どこに書いてあるんですか。
秋元まちづくり推進室副参事(中野駅周辺まちづくり担当)
 多分、この資料のところでは、中71、永福町、南口の黄色い3番、これは、現在のところ位置を変える予定はございませんので、このまま御利用させていただくということになります。
佐野委員
 私のほうで今、理解ができなかった部分があると思うんですよ。私が理解不足だったのは、既存のバスは1から5番まで書かれているということですよね。永福町のところであれば、中黒ポチで南台のところまで巡回しているバスですから、これは書くべきじゃないんでしょうかね。どうなんですか。秋元まちづくり推進室副参事(中野駅周辺まちづくり担当)
 まことに失礼申し上げました。これにつきましては、御説明の中で黄色い部分、これが京王バス部分になるわけでございます。一覧表の下のほうになってございます。この中で原則的に変更がないということで御説明を差し上げました。ここは変更がないということから、そのままの内容で掲載させていただいたということでございます。この部分につきましては、誤解のないように、再度、表記方法について工夫をしてみたいというふうに思っております。
佐野委員
 今、変更がないということでお書きになったということですから、変更がないのであれば、おっしゃったように、今、出ている循環バスも変更がないわけですから、書くべきだということで、御理解いただいたと思いますので、これから区民の方、あるいは区報等に載せるときには、それを落とさずにやっていただかないと、ここの沿線の住民の人たちはなくなってしまったのか、取られてしまうのかというような危惧を感じますので、ぜひそれをお願いしたいと思います。
 したがって、私が冒頭に申し上げましたように、こういう資料を出すときには、まちづくりだけでは、そういうところに及ばない部分もあると思うんですよ。特に道路担当なんかは詳しいと思うんですよね。この図面を見たときに、あれっと思うと思います。そういったところで、庁内で十分御相談した上でぜひ出していただきたいと思いますので、今後のことも含めてひとつお願いしたいと思いますが、いかがでしょうか。
秋元まちづくり推進室副参事(中野駅周辺まちづくり担当)
 委員御指摘のところについては、十分反省をしてございます。今後、そのようなことのないように、現在も調整はしているところでございますけれども、なお一層そごのないように、庁内の調整をとっていきたいというふうに思っております。
斉藤委員
 ちょっと確認のためにお聞きしますが、こういう乗降場を変えるというのは、どういう手順を踏むの。
秋元まちづくり推進室副参事(中野駅周辺まちづくり担当)
 全体の配置変更計画ということで本日お話をさせていただきました。この内容につきましては、全体の配置計画は7月の中ごろということになってございますので、まずは4月ごろから区報、できたら、これはカラー刷りかなんかで御説明しないと、なかなか御理解……。
斉藤委員
 違うんだよ。どこと相談して、こうやって決まっていくんですよと、それにはこういう手順を踏むんですよということを教えてくださいなと言っている。
秋元まちづくり推進室副参事(中野駅周辺まちづくり担当)
 これは、バス経路につきまして、まず陸運局との調整が必要になります。それから、警視庁、中野、野方、両警察署、現在のところ、バス事業者様とは大体調整がついておりますので、こういったところで調整がつくかどうかというところを再度詰めをやっているということでございまして、大体この方向でいけるのではないかということで、本日こういった報告をさせていただいたということでございます。
斉藤委員
 例えば事業者とこの方向で決まりましたというと、そんなに簡単におりちゃうものなの。
秋元まちづくり推進室副参事(中野駅周辺まちづくり担当)
 そう簡単ではございません。今までできたらもっと早く報告させていただきたいというふうに思っていたんですが、今申し上げましたように、陸運局、警視庁、こういったところではまだ皆様に報告できる段階じゃないというようなこともあって、なかなか報告できてこなかったという状況です。ようやくここに来て、区民の方、議会、こういったところに報告していいのではないかというところを得て、本日こういう報告をさせていただいているということでございます。したがいまして、大体この方向でいけるということでございます。
斉藤委員
 あんまりくどくはやらないけど、そうすると、2月5日の区報やなんかで出すよね。そのときには、そういうところもある意味、暗黙の了解と言っていいのかわからないけど、クリアできるんですよということの理解でいいの。
秋元まちづくり推進室副参事(中野駅周辺まちづくり担当)
 きょう御報告申し上げた臨時移動1、2につきましては、こういうことで決定しているということでございます。したがいまして、2月5日号で、この部分について、きちっと報告させていただくということで考えております。
斉藤委員
 ちょっと違うことでお聞きしますけど、せっかく道路やなんかも車線を工夫するというのに、違法駐車やなんかはどうするの。もう一つ、懸念されるのは、中野通りだと、サンプラに入るのが結構いっぱいになっちゃうときがあるの。だから、そういうようなところはどうするの。駐車違反というわけじゃないの。駐車場があくのを待っているという車が結構ある。こう見ると、もうみんなバス停になっちゃっている。そういうのをどのように考えていらっしゃるの。
秋元まちづくり推進室副参事(中野駅周辺まちづくり担当)
 今の御指摘の駐車場は、サンプラザの駐車場ということでございますね。
斉藤委員
 それだとか、あと荷おろしの車だとか結構駐車しているのがあるでしょう。
秋元まちづくり推進室副参事(中野駅周辺まちづくり担当)
 駐車違反につきましては、現在、駐車違反取り締まりの方々が巡回してございまして、かなり厳しい取り締まりを行っているというふうに伺っております。ただ、取り締まりだけではなくて、荷さばき駐車場、中野通りにつきましては、かなり問題にもなっているという指摘も警視庁から受けてございまして、これにつきましては、前に御報告させていただきました駐車場整備計画をつくる中で、周辺の商店街の方々と荷さばき駐車場の整備のあり方等、そういったものを調整して、駐車場として整備されているところで荷さばき駐車をしていただくようなことをきちっと考えていかないといけないだろうというふうに思っております。
 それから、駐車場につきましても、駐車場配置計画というものをつくりまして、行政、それから、民間の方々と連携をとって、計画的に駐車場整備を進めていかなければいけないということで、駐車場整備計画の策定、現在、取り組んでいるところでございます。
斉藤委員
 サンプラザのほうよ。
秋元まちづくり推進室副参事(中野駅周辺まちづくり担当)
 サンプラザの駐車利用ということでございます。大分駐車場の列が並んでいるというようなことも御指摘がございまして、そういったところには交通の誘導員を配置し、そこで渋滞してはいけないというような案内を当面はやっていく必要があるだろうというふうに思います。
斉藤委員
 もうこれでやめるけど、何でそんなことを言うかというと、中野区が関係しているサンプラザのところへまたこうやってバスの乗降場が、今まであるといっても、そんな大したことはないんだよ、今までのは。今度はちゃんととまって、全然状況が違うじゃない。そうしたら、中野区は片方でサンプラザの前のほうをやりもしないで、ここにやたら乗降場をつくっちゃって、それで交通渋滞が起きました、事故が起きましたということがないようにやらないと、せっかく計画だけつくっても、実際はこうだったなんていうことになっちゃうと、かえって信用を失っちゃうから、少し本気で考えておいたほうがいいよ。
秋元まちづくり推進室副参事(中野駅周辺まちづくり担当)
 サンプラザの東側のバス乗降場、これは数は同じなんですが、確かに利用頻度は多くなってくるだろうというふうに我々も考えております。今の御指摘の件につきましては、施設管理者と我々計画部門と十分調整をして、他の方の迷惑にならないような方法で誘導していただくように働きかけていきたいというふうに思います。
岡本委員
 細かいことなんですけど、文章の文言の表現がちょっと私は理解が間違ってしまうようなところがありまして、1枚目のところの4の計画の周知というところの②なんですけど、系統別バス乗降場配置計画、タイトルはいいんですが、文章だけ見ると、バス乗降場の配置変更は本年7月を予定していると、これだけ見ると、変更は実施してしまうような文章になっちゃうんですよ。ですから、厳密に言うと、「変更の計画は」とかいうふうにしないと、後の方の図面で、臨時バス停を7月まで使うと言っていながら、ここだけの文章を読むと、変更はこの7月に、つまり実際にバス停がそういうふうになってしまうような文章になってしまっているので、そこは丁寧に「バス乗降場の配置変更計画は」とかいうふうにしないと、紛らわしい文章になってしまうのではないかと思うんですが、いかがですか。
秋元まちづくり推進室副参事(中野駅周辺まちづくり担当)
 ここは、②のところで系統別バス乗降場配置計画ということで、配置計画全体について、次の本文の中では、バス乗降場の配置の変更の実施が本年7月ということになりますので、実施というようなところについては、きちっと明確に書かないといけないだろうというふうに思っております。
岡本委員
 7月にはもうバス停変更で、通常、そこで乗るようなバス停ができるという意味ですか。そうしますと、臨時バス停が7月まであるというのは、臨時と7月がダブっていますけど、それはどういうふうに見ているんですか。
秋元まちづくり推進室副参事(中野駅周辺まちづくり担当)
 これは二つに分かれてございまして、①のほうが臨時的に4月からすぐ行うということで、別添2の左側にある内容で御説明を申し上げました。これにつきましては、もう4月から実施になりますので、2月5日号の区報でこの内容についてはお話を申し上げていきたいというふうに思っております。
 それから、別添1の全体の動かし、これの実施は、本年7月中ごろということを予定してございますので、余り早くお知らせしてしまうと忘れていただいても困るということで、7月ごろから逐次、時期をとらえて区民の方に説明していくということで、こういう内容で記載させていただいております。
岡本委員
 細かくて申しわけないんですけど、臨時バス停移動が4月から7月まで、あるいは5月から7月までになっていますね。臨時バス停の移動が7月までいるのに、本番の実施が7月だというのは、臨時と本番が同じ7月にまたがっているんじゃないかと思うんです。つまり、何を言いたいかというと、先ほど林委員が言ったように、細かいことではないんですけど、周知、それから、臨時バス決定というのは、簡単にタイムテーブルをつくれば、私のような疑問を持たなくて済むので、そういうのは書いてあるからというんじゃなくて、スケジュール表をつくられたほうが、私が勘違いしたようにならないんじゃないかと思うんですが、いかがですか。
秋元まちづくり推進室副参事(中野駅周辺まちづくり担当)
 これにつきましては、臨時のバス乗降場の位置の変更は4月から7月までというふうに記載してございますが、7月というのは、全体のバスの動かしが行われるまで臨時の形で行っていくということから、7月がダブっているということでございます。今、委員が実際のタイムスケジュールというんでしょうか、グラフ的なもので御案内すれば、そういった誤解は生じないということは、私ももっともだと思いますので、今後、出し方について、もう一度工夫をしてみたいというふうに思っております。
かせ委員
 先ほどの斉藤委員の質問とも関連するんですけど、非常に大事なことで、お話を聞いていましたら、将来、駐車場計画を立てるとか、それから、現在の状況については取り締まりをするとか、そういうことを言っているんですけれども、将来の話ではなくて、現在の話をどうするかということが商店街の人たちには非常に重要な話なんですね。ですから、車線もふえて、事実上ここには車が置けないような状況になるわけですけれども、現在、荷おろしスペースで使われている問題をどういうふうに交渉していくか、その辺のお話し合いというのは当然されているというふうに思うんですが、どうなんでしょうか。
秋元まちづくり推進室副参事(中野駅周辺まちづくり担当)
 荷さばき駐車場につきましては、当然、近隣の商店街の御協力がないと、なかなかできないということがございます。特に昨年でしょうか、荷さばき駐車場施設のあり方につきましては、周辺の商店街の御協力を得て、社会実験をさせていただいております。その中でもいろいろお声を聞かせていただいておりまして、路上にとめて荷さばきをやるということは、やはりよくないという話もあったりしておりますので、どこかきちっとした駐車場を定めて、そこをうまく商店街で活用していただくような、そういったソフト面での対応をしていく必要があるだろうというふうに思っているところです。
 今、申し上げました駐車場整備計画につきましては、本年中に案を定め、来年度に案から成案にしていきたいというふうに思っているところでございまして、そんなに遠い先ではないというふうに考えております。今申し上げましたように、特に荷さばきにつきましては、商店街の皆様の御協力がないと実際には運用できませんので、そういった方々と十分話し合いをして、計画をきちっとつくっていくということで考えております。
かせ委員
 計画については、よくわかります。理解できるんですが、その計画にしても、本年度は検討して、来年度計画を立てていくんだというようなことですけれども、いずれにしても、それまでは時間がかかるわけですよね。商売はとめるわけにいかないわけで、では、その間どうするかということなんです、私が聞きたいのは。どうお考えでしょうか。
秋元まちづくり推進室副参事(中野駅周辺まちづくり担当)
 荷さばきにつきましては、余り好ましい状況ではございませんが、現在でも実際には行っているわけでございます。そういったところで違法部分があったりしては困りますので、違法を犯して現在うまくいっているからいいんだということではなくて、できるだけ改善したよい計画にして、皆様の協力を得ていくという姿が一番正しい姿なのではないかということで、整備計画をつくっていくということで考えているわけです。
森委員
 周知の方法についてお聞きしたいんですが、まず、臨時移動1のところで、2月5日号の区報で事前周知とあるんですが、これは実際に動くのは4月ですよね。とすると、その直前にもまた何か周知をする計画があるのかどうかと、あと、ホームページ等は使わないのかというところをお聞かせください。
秋元まちづくり推進室副参事(中野駅周辺まちづくり担当)
 中野駅のバス停ですと、区内の方、皆様方に影響を与えるということで、2月5日に区報という形をとってございます。これにつきましては、当然、ホームページ等も考えているわけでございますが、やはり時間が迫ってくれば、そういった内容について現地で周知をさせていただくというようなことは考えなくてはいけないだろうというふうに思ってございます。あらゆる手段を講じて、区民の皆様に御不便を与えないようにしていきたいというふうに思っております。
森委員
 あらゆる手段を講じてということなのでお聞きしますが、ほかにもいろいろバスの中でのアナウンスとか、中野駅周辺だけじゃなくて、各バスが出発するところとか、各バス停とかにも看板等を設置する予定というのは考えていかれるんでしょうか。
 それから、周知に関して、各運行会社さんの協力というのは得られるものなのでしょうか。
秋元まちづくり推進室副参事(中野駅周辺まちづくり担当)
 今、委員がおっしゃいましたように、なかなか行政だけでは十分ではない部分も生じてくるということで、バス事業者様のほうからも、乗降場の変更については御協力いただけるというお話になってございます。したがいまして、場内のつり広告等をバス事業者様のほうも十分御協力いただけるということでございます。
森委員
 ありがとうございました。
 あと、もう1点別で、ちょっと細かいことになるかもしれないんですが、聞きたいのが、別添1の「D降」という赤丸がありますよね。ここの交差点のところって、今、通勤ラッシュの時間帯とかを見ていると、すごい狭いところに人がばあっと集まっていて、そこを自転車が縫うようにして通ったりしていて、今でも結構危ないところだと思うんですね。そこのすぐそばにおりるバス停をつくって、さらに人が集まっちゃうと、すごい危険になっちゃうんじゃないかなと、ぱっと図を見て思ったんですね。これをもうちょっと南側に寄せて、ガード下の南端ぐらいにおりるところをつくって、できるだけ南口のほうに流れていくように誘導するとかというのは考えられませんか。
秋元まちづくり推進室副参事(中野駅周辺まちづくり担当)
 ここは警察署さんともかなり議論になったところです。私ども、当初は、今おっしゃられた南側の横断歩道を過ぎて西に入る道路を過ぎて、すぐあたりで降車させていただけないかというようなお話で交渉させていただきましたが、南側での降車につきましては、おりた方が横断歩道を2カ所渡るということを非常に嫌いまして、なかなか警察の了解が得られなかったということでございます。
 今、委員のおっしゃったように、懸念はいろいろあるわけでございますが、この位置よりも本日お示ししたこの位置のほうがまだ安全性があるだろうというようなことで、警察署さんのほうの了解が得られたということで、本日報告をさせていただいております。
森委員
 経過はわかりました。ありがとうございます。ただ、やっぱり危ないものは危ないんだろうなと思うので、警察さんがこっちのほうがいいという判断であれば、それはそうなんだと思うんですが、できる限り安全に配慮していただきたいなと、要望にしておきます。
佐藤委員
 新しいバス停が7月から始まるということで、特に北口の1、2、3のバス停はちょっと高くて、車いすの方とかが上がれないことはないんですけども、なかなか上がりにくいバス停ということで、それが改善された折には当然バリアフリー度というのは高まる新しいバス停になると思うんですけれども、バリアフリーにきちっとなっているか、それから、新しいバス停に対しての点字誘導ブロックなどの設置との連携というのは、きちっと考えられているか、それから、先ほど他の委員からも御質問がありましたけれども、高齢者や障害者の方にわかりやすい新しいバス停の表示を今以上にきちっと考えられているかどうか、それと、各地に行くと、どなたかが質問したと思うんですけど、もうすぐどの行きのバスが来ますよとか、そういうバス停が多くなっておりますけれども、新しいバス停というのは、言ってみれば、利用者の方にとってわかりやすい最先端のバス停として整備されるかどうかについてお伺いいたします。
秋元まちづくり推進室副参事(中野駅周辺まちづくり担当)
 今回の仮設バスの配置をしていくに当たりまして、私どもも最初に考えましたことは、ユニバーサルデザインということで、どなたも円滑に利用できるようなバス停のあり方ということを念頭に置いて考えているところでございます。誘導ブロックあるいは補助施設、こういったものにつきましても、今後、実際の計画をつくっていく段階で、利用者の皆様方と御相談しながらつくっていくべきものというふうに考えてございまして、それについては、我々も十分意を用いて、ブロック等の安全施設、そういったものの設置については考えていきたいというふうに思っています。
 それから、バス停の新しいシステムということでございますが、新たに設置されるバス停につきましては、バス事業者様のほうも、できるだけ新しいものということで、皆様にわかりやすい、声で発生するというようなものがあるわけですが、そういったものを盛り込んだバス停留所にしていきたいというようなことで、今、委員のおっしゃった内容で整備されていくというふうに思っております。
佐藤委員
 ぜひ、高齢者化社会でもありますので、特にお年寄りとかそういう方がバスを利用されるケースが多いと思います。わかりやすい表示、特に目の見えない方、あるいは弱視の方にとっては、表示盤そのものがわからないものですから、きちっと新しいバス停がわかるように、わかるところに誘導されるように、誘導の仕方もきちっと気をつけて整備していただくようにお願いいたします。
 それと、南口のほうです。身障者乗降口が駅に近いところに変わるということで、これも一つ身障者の方にとっては改善された点だと思います。でも、たしかバスのおり口はここでおろしていませんでしたかね。駅の前でおろしていたと思うんですけども、タクシーのところと一緒になって、一番危険なのが、バスからおりた人とタクシーの接触、実際に事故があったり、あるいはかなり危険なところまでいったりということがたびたび続いているところです。せっかく中野駅の周りのバス停全体をリニューアルするときに、おりるところはどう考えているのか、お伺いします。
秋元まちづくり推進室副参事(中野駅周辺まちづくり担当)
 ここは、現在、タクシーがとまっていたり、あるいはバスがというようなこともある場所でございまして、今、バス事業者、いわゆる組合の方と協議をいたしまして、南口のタクシーの利用の仕方につきましては、厳しく要請していきたいというふうに思っております。現在のところは、タクシーの業界の方々も、新しいタクシー乗り場が新北口駅前広場のほうに整備されるということであれば、やはり協力していくということで、積極的に協力を申していただいているという状況でございます。
 駅前広場の再整備を一気に北も南も含めてというのは難しいところがあるわけでございまして、まずは今回、北口についてきちっと整備をさせていただく。次回、今のところ、スケジュール等は詳細には申し上げられませんが、南口駅前広場につきましても、もう少し拡幅するとか、そういったところがないと、現状の広さの中でうまく安全な広場としていくには難しいというふうに考えてございまして、拡幅も含めて南口駅前広場については考えていかなければいけないというふうに思ってございます。その中では、前にもお話し申し上げましたが、駅前広場に沿ったところで市街地再開発事業が行われるという運びにもなってきてございますので、組合の方々と南口の駅前広場のあり方、そういったものもあわせて、よりよい広場となるように計画を検討していきたいというふうに思っております。
佐藤委員
 南口ではタクシーの乗りおりはもうしないということなんですか。今のお話でいくと、北口に移るから、そこを使ってもらうということじゃないんですか。
秋元まちづくり推進室副参事(中野駅周辺まちづくり担当)
 今はかなり状況が悪い、要するに、タクシーの状況、駅前広場の利用の仕方、例えば中央に円形の花壇があるわけでございますが、この花壇を二重、三重というふうに取り巻いていたり、そういった利用の仕方はいけないということで、強く我々も要請しているところです。タクシー事業者につきましては、この利用というものを相当きつく指導していかなければいけないということを考えてございまして、身障者の方の安全な利用というものも考慮しながら、交通の指導員みたいなものを配置するとか、そういったものも視野に入れて、中の使い方を強く指導していきたいというふうに思っております。
佐藤委員
 広場のところじゃなくて、南口改札前のタクシー乗り場とバスのおり場になっている、今度、身障者のタクシーの乗りおり、車の乗りおり場所がこっちに移る、既にここにはタクシーが並んでいるところでもあるし、バスのおり場が実際にあると、ここが混雑しているという話なんです。広場全体が何重にも取り巻いているという話とは別に、ここの整理をするためには、バスのおり場自体をどこか変えていただく。1、2、3、4のところでやっていただくとか、バス事業者さんと全体的なバス停のリニューアルの話をされているのであれば、今、危険なところをどう回避するか、南口に新しくFのバス停をつくるのであれば、そういうことも含めて、せっかくバス事業者さんと話しているチャンスであるので、おり場の危険な部分をどう回避するかのお話もぜひしていただきたいし、それはできないことではないと思うんですけれども、いかがでしょうか。
秋元まちづくり推進室副参事(中野駅周辺まちづくり担当)
 南口駅前広場につきましては、先ほどの御説明の中にも、降車場を新たにガード下に持ってくると。ブルーの5番のところがちょうどあきますので、黄色の5番を降車場にして、中にとまるバスを抑制していく、あるいは南側のDにつきましても、実は新宿駅西口の上りのみが使うバス停になっておりまして、こういったところもあわせて活用できるのでないかというふうに思ってございます。そういったもろもろの工夫をしながら、できるだけ南口駅前広場のバスの混雑が少なくなるようにしていきたいということでございます。
 それから、身障者の乗り場につきましては、南口の改札をおりるまでの整備もJRで行っていただけるというようなこともございまして、そこから南口改札を抜け、この身障者の乗降場へ安全に到達できるように整備をしていくということで考えております。
 先ほど申し上げたタクシーが無理やり中に入ってくるというようなことがあって、身障者の方の乗降場が浸食されるというようなことがないように、交通誘導員、こういったものを配置していきたいというふうに思っております。
佐藤委員
 ぜひ移動されるのであれば、バスの利用者の方々ともぶつからないような形での、お互いに安全な対策がとれるようにしていただきたいということで、ぜひ混乱しないように、バス事業者さんと協議をしていただきたいと思います。
 それで、Fに移るところですけれども、今までもここに喫煙所があって、人がたくさんいますよね。今までは身障者の車でも、それでも私は迷惑だから何とかしてほしいと言っていたんですけれども、今度バス停になると、ここにもっと大勢の人が待っていたり、乗ったりしますよね。これは当然、喫煙所の移動はしないとどうにもならないと思うんですけど、それも含めて検討した末のFなんでしょうか。
秋元まちづくり推進室副参事(中野駅周辺まちづくり担当)
 Fの乗降場には現在、喫煙所があったり、植木も植わっていたりしています。そういった植木の移植場所、それから喫煙場所の移動、こういったものも現在検討を進めているというところでございます。
北原委員
 斉藤委員の質問に関連するんですが、バス乗降場の配置計画というので、先ほど区のほかに陸運局、それから、警視庁という話がありましたけれども、この計画にかかわったところでほかにはありませんか。
秋元まちづくり推進室副参事(中野駅周辺まちづくり担当)
 この駅前広場は、JRの敷地もございますので、JR東日本、それから、警視庁は交通管理者でございますが、道路管理者としての東京都、そういったところとも調整をしているところでございます。
北原委員
 わかりました。JR、恐らくこの配置図で影響を受けるところでありましょうし、また、利用者のほうも中野駅を利用するわけですから、それから、先ほど斉藤委員がおっしゃっていたように、駅周辺で最も大きな施設はサンプラザであります。きょうも相当な来館者だと思うんですけれども、あれだけ多くの人が集まっている状況の中で、駐車場の利用者、あるいは人の流れ、こういったことはサンプラザも大きくかかわる問題ですから、JR東日本、サンプラザ、こういう人たちもぜひ加えて、この計画を進めていただきたいと思っております。
 いずれにしても、限られたスペースの中で右折車線をつくったりという話でございますから、我々も実際に中野通りを通行していて、渋滞に巻き込まれると、とにかく動かないということは多々あるわけでして、これにさらに拍車がかかってしまうようになりますと、何のための利便性なんだと、バス乗り場の移転だったのかということにもなりかねないと思いますので、ぜひその辺は関係するすべての皆さん、事業者としっかり打ち合わせをして、それぞれがそれぞれの負担を負いながらやっていただきたいと思いますが、いかがでしょう。
秋元まちづくり推進室副参事(中野駅周辺まちづくり担当)
 バスを含めまして、中野駅地区の整備、なかなか難しい事業でございます。そういった意味では、関係される方がかなりいらっしゃるということがございまして、そういった方々と十分調整しながら、円滑にかつ将来でき上がった後、皆さんに喜んでいただけるような整備を推進していきたいというふうに思っております。
牛崎委員
 1点だけ確認をさせていただきたいんですが、新しい乗り場としてマルDというのがありますね。ガード下のところの新宿西口に行く乗り場が右手にあるDですけど、このバスが帰ってきて、おりるだけの専門ということで、一たん中野駅でとまる野方行きというバスがございますよね。ここから野方行きに乗ることはできるんですか。
秋元まちづくり推進室副参事(中野駅周辺まちづくり担当)
 ここの横断歩道のすぐ南側にあるDというのは降車専用でございます。その上に、北のほうにあるDですが、これは通常、野方駅と中野駅を結んでいるバス乗降場になるわけでございますが、その間に新宿から野方へ行くバスが飛び込んでくるということになりますので、ただ、その場合は、Dのところでまずおろして、乗り場だけをサンプラザ東側に持ってくるということで、Dの混雑を避けたいということから、そういう降車場と乗車場を新宿-野方のバスについては考えたということでございます。
牛崎委員
 そうすると、御利用される方はなかなか理解しにいようなところがありますので、ぜひわかりやすいお知らせというか、そういうものをつくっていただきたいなと思います。
久保委員
 1点だけ、バス停のことなんですが、我が会派の小林委員のほうからも再三要望があったかと思うんですが、サンプラザの東側のバス停なんですが、ここは非常に風が強くて、風よけのついたバス停をというような要望が今までにもあったかと思います。それから、中野サンプラザの南側に今度新しくバス停ができるということになりますと、本当に日差しが強いところでございますので、日よけが必要になるかなと思うんですね。限られた歩行スペースの中でのバス停の配置ということになるので、難しいかもしれませんが、風よけですとか、日よけですとか、また、雨をよけるような上屋というようなものもこのバス停に検討すべきではないかと思うんですが、その辺はいかがですか。
秋元まちづくり推進室副参事(中野駅周辺まちづくり担当)
 今回、新たに整備しますA、B、C、それから、Dはガード下ですからいいんですが、F、こういったところは今、委員のおっしゃったバスの上屋を整備していこうというふうに思っています。なかなか風が難しいんですが、上屋の工夫である程度風が防げるような方法がとれるかどうか十分検討して、整備をしていきたいというふうに思っています。
久保委員
 上屋の工夫でぜひ風よけの工夫もされたらと思うんですが、これは、バス停を設置するということになりますと、通常、バス会社等が上屋つきのバス停を設置したりということになりますが、今回の場合はつくるのは中野区になるんでしょうか。あと、もう一つ確認、Cのところは当然日よけはつくんですよね。あと、ベンチ等も今、簡易なものではありますけれども、サンプラザの東側というのはついているかと思いますが、その辺もあわせてお答えをお願いいたします。
秋元まちづくり推進室副参事(中野駅周辺まちづくり担当)
 Cの乗降場につきましても、バス上屋をつくる予定でございまして、これから高齢化社会を迎えます。座る機能、ベンチといったものは御用意しなければいけないかなというふうに思っております。
久保委員
 バス会社でなくて、中野区が設置するんですか。
秋元まちづくり推進室副参事(中野駅周辺まちづくり担当)
 これは、実は現北口駅前広場の再整備ということで、まず、中野区がお願いして、バス乗降場を移転するということから、補償というものが観点でございまして、上屋の費用、これについてはやはり区が負担をしております。ただ区が負担をしますと区の財産になるわけですが、その中間での維持管理、これまではちょっと区が負担するわけにはいきませんので、これについては、バス事業者に維持管理をお願いしようということで、バス事業者さんと覚書を契約締結いたしまして、管理をしていただく予定です。
北原委員
 今、中野区役所前にバス停がありますね。野方から中野駅に来るこのバス停はどうなるんでしょうか。
秋元まちづくり推進室副参事(中野駅周辺まちづくり担当)
 区役所の南側のバス停は残る予定でございます。
北原委員
 それから、先ほど横断歩道が歩道になるということをおっしゃっていましたけれど、横断歩道が歩道になるというのは、少し理解できなかったんですけど、どういう意味なんでしょうか、改めてお伺いします。
秋元まちづくり推進室副参事(中野駅周辺まちづくり担当)
 バス乗降場の変更のこの図をごらんいただきたいんですが、この図のけやき通りから区役所へ入るところ、ここは現在、横断歩道が書いてあります。この横断歩道はちょっとまずいということで、これを歩道にしてしまうと。逆に、区役所のところに入る車が非常に少ないということから、歩道にしてしまった部分を切り下げて、車も入れるようにしてしまうということで、今は全く道路状になっているんですね。だから、横断歩道をつくれるんです。それを歩道状にしてしまうと。逆に歩道を切り下げて整備をしますので、そこを車が入っていく。ここを利用しているのが、タクシーの利用があったり、救急車の利用があったり、それから、レントゲン車の利用があったり、その程度しかございませんので、ここは道路で横断歩道でなくて、逆に歩道にして、車も入れるようにすると、そういうことで考えているわけでございます。
委員長
 他にございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 なければ、一たん休憩させていただきます。

(午後2時26分)

委員長
 再開いたします。

(午後2時29分)

 質疑がなければ、以上で本報告については終了いたします。
 3、中野駅地区第1期基盤整備事業の工事についての報告を求めます。
石井都市整備部副参事(中野駅地区基盤整備担当)
 大分御質問いただいたんですけれども、改めて工事のほうの分野について御説明を申し上げたいと思います。(資料4)
 中野区駅地区の第1期整備、これにつきましては、既に一部整備工事を行っております。今年度予定をしております線形変更、それから、けやき通りの仮設のバス停の乗降場、それから、歩行者空間の整備と、これにいよいよ工事に入りたいというところでございます。
 工事の概要といたしましては、一つは線形変更の整備工事、先ほども御説明しておるところでございますけれども、サンプラザ東側のバス停の位置の変更を行った上で、右折レーンの増設、それから、交差点付近の線形変更の工事を行うというものでございます。
 それから、バス停の位置の変更でございますが、サンプラザ南側に整備いたします仮設バス停、これを利用しながら、サンプラザの東側の工事を進めていくというものでございます。
 それから、三つ目がバス停の位置変更につきましては、バス会社と調整を図り、利用者等への案内周知を行った上で整備を進めるというものでございます。
 それから、(2)けやき通りの仮設バス停、それから、歩行者空間の整備の工事概要でございます。①といたしましては、サンプラザ、区役所前のけやき通りを南側に拡幅します。およそ4.2メートル南側に入っていきます。それから、現区営駐車場の部分、こちらは8.7メートルぐらい南側に膨らんでいきます。そうした上で、乗車・降車、それぞれ3カ所の仮設のバス停を整備するというところでございます。
 先ほど来申し上げていますとおり、バス停の最終的な移設については7月中ごろを予定しております。
 それから、②でございますが、仮設バス停を整備することに伴いまして、サンプラザ南側の両歩道の幅員は6メートルで整備するという予定でございます。
 それから、現区営駐車場の北側の歩道部分、ここにつきましては、区役所に渡る横断歩道の部分については11メートル、その西側については9メートルと予定しております。バス停ができますので、そこに客だまりができますので、そういったことも配慮し、それから、警大跡地、これらの開発に伴います人口増といったようなところもあわせた上での幅員というものでございます。
 それから、三つ目、(3)でございますが、仮設自転車駐車場の整備の工事概要ということで、北口の中央駐輪場を解体の①、②と区分してございますが、まず、①を近々解体を行います。といいますのも、7月以降始まります東西連絡路のための工事部分に当たりますので、まずこれを解体し、続いて解体の②というところで順次、駐輪場の解体が始まると。その受け皿といたしまして、現在の区営駐車場におよそ平置きで1,400台を確保していくと。
 なお、先ほど御説明いたしました歩行者空間、茶色く塗ってある一番西側を見ていただきたいと思いますが、駐輪場への出入り口を確保しております。幅はおよそ5メートルとっております。それから、従来の区役所とサンプラザの間のところからまっすぐ入ってきました6メートルの通路を今度は横断歩道が若干西側に移りますので、こちらからのアプローチ、これは従来どおり6メートルの幅で確保してございます。
 こういう流れの中で、できるだけ歩行者空間が自転車と歩行者がクロスしないような形、できるだけ分散した形で計画をしておるというところでございます。
 それから、2番といたしましては、車の区営駐車場、それから、バイク置き場、これらを歩行者空間の整備に伴いまして、本年の3月末をもって休止したいということでございます。
 それから、工事の進め方と工程でございますけれども、工事の施工の時間帯といたしましては、バスの運行に配慮しながら、交通管理者、警察等との協議を行った上で、原則夜間という工事で進めたいと思っております。それから、施工時は、歩行者や車両の迂回、交通規制により安全を確保しながら行っていくということでございます。
 それから、工期でございますが、本年2月末ごろから8月を予定しておるところでございます。それから、周知でございますけれども、先ほどの2月5日号にバスの臨時の乗降場の変更、それから、自動車駐車場等の休止についてのお知らせをしたいと考えてございます。
 それから、説明会は、先ほど秋元副参事のほうから報告をさせていただきましたとおり、2月10日、7時半から9時で区役所の会議室で計画と工事をあわせた格好で御説明を申し上げたいというふうに考えているところでございます。
委員長
 本報告に対して、御質疑はありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 なければ、以上で本報告については終了いたします。
 4、警察大学校等跡地地区の地区計画についての報告を求めます。
松前まちづくり推進室副参事(拠点まちづくり担当)
 警察大学校等跡地地区の地区計画について報告をさせていただきます。(資料5)
 警察大学校等跡地地区につきましては、早稲田大学、警視庁の建物、それと中野区の統合中学校、この三者の基本的な建築計画がまとまる段階に至りました。そこで、今後、これらの事業者につきまして、都市計画の変更の手続を進めていこうと思っております。その際必要となる区が確認すべき遵守事項がこれまでの地区計画にかなっているかどうかということの確認もできましたので、今回はその建築概要と区が確認した内容等につきまして、御報告したいと思います。
 まず、A4の資料をごらんいただきたいと思います。
 1番の経緯でございます。警察大学校跡地の開発につきましては、平成19年4月に「中野四丁目地区地区計画」というものを定めております。さらに、時期をあわせまして、「中野駅周辺まちづくりガイドライン2007」というものを定めておりまして、事業者が遵守すべき事項という内容を取りまとめているものでございます。
 この経緯の2段落目になりますが、あわせてこの開発は、再開発等促進区を定める地区計画というものを活用しております。その中で具体的に事業者が開発を行う建築物については、容積率や建物高さの最高限度を段階的に定めていくような、そんな段取りで開発を進めているということでございます。したがいまして、事業者は、ここで開発を行う際には、企画提案書というものを提出して、それぞれの地区整備計画の内容にかなっているかどうか、その結果として、最高限度の容積率、高さ等を定めていくという段取りをとっております。
 今回、建築計画が固まります三者の前に、いわゆる先行の三事業者といたしまして、SPC、中野駅前開発特定目的会社、明治大学、帝京平成大学、これらにつきましては、平成21年6月の都市計画の変更で、それぞれの建物の容積率あるいは高さの最高限度等を定めております。その時点でも地区全体で複合日影等々がかなっているかというかというチェックのために、後発事業者につきましては、モデルプランを採用して検証してまいりました。このたび、早稲田大学、警視庁、そして統合中学校、これらの具体的な計画が事業者から出されましたので、改めてそれを置きかえたもので全体の遵守事項を確認したということになっております。
 それでは、2番の各事業者から示された建築計画の概要ということで、別添資料1をごらんください。
 こちらが警察大学校跡地全体の建物の配置を含めた全体の建築基本計画ということになっております。今回改めて出しているのは、区域2-1の早稲田大学、それと、区域3-1、警視庁庁舎・宿舎としているもの、それと、右上の区域3-2、統合中学校、これらが事業者から出された建築計画の形をここに転記しているというものでございます。
 その他の事業者の建物につきましては、区域4と区域5の中野駅前開発特定目的会社、それと、区域1-2の帝京平成大学、これらは見直し報告をされた一番新しい建物の形をそのまま転記させていただいているというものでございます。
 これが全体の建築基本計画図というものです。
 さらに、別添資料2をごらんいただけますでしょうか。こちらに後発の三事業者の建物概要を整理してございます。
 まず、区域2-1ですが、早稲田大学です。敷地面積、延べ床面積はごらんのとおりでございます。延べ床面積3万670㎡、消化容積率としては370%となっております。主な用途といたしましては、寄宿舎、学校、店舗ということになっております。学校といいますのは、建物1階部分に生涯学習のような、地域の方にも参加いただける、エクステンションセンターという言い方をしておりますが、そういった事業展開をしたいというふうに聞いているものでございます。建物最高高さは約43メートルということです。スケジュールといたしましては、23年度着工の25年度竣工予定ということであります。
 その下にこの建物のコンセプト、配置計画図、そしてイメージパースというものを配置しております。後ほどお読みおきいただければと思います。
 そして、その隣、区域3-1です。事業者は警視庁ということになります。敷地面積3,600㎡、延べ床面積約9,000㎡ということで、消化容積率200%というものでございます。主な用途としては、警察署寄宿舎としておりますが、もう少し言いますと、警察庁舎と野方警察署の単身待機宿舎、それと交通機動隊の駐車場の複合用途という内容になっております。建物の最高高さは約37メートル、スケジュールは24年度の着工、26年度竣工予定というふうになっております。配置とイメージパースはごらんのとおりでございます。
 そして、最後、区域3-2でございます。事業者は中野区、教育委員会統合中学校ということであります。敷地面積、延べ床面積はごらんのとおりで、消化容積としては120%ということになっております。用途は中学校、最高高さは約27メートル、スケジュールでいえば、着工が24年度、25年度の竣工予定ということであります。こちらも配置とイメージパースはごらんのとおりということでございます。
 以上が事業者から出された建築基本計画の概要でございました。
 もう一度A4の資料に戻っていただいて、裏面をごらんいただきたいと思います。
 3番の再開発等促進区の区域全体の遵守事項の確認ということです。この警大跡地の開発は、冒頭でも申し上げたとおり、再開発等促進区を定める地区計画をかけてございます。その中で中野区が全体の計画の中で遵守すべき事項が幾つかございまして、それをここに記しているものでございます。
 まず、1点目が促進区の区域内の複数の建物がございますが、これを一つの建物とみなした場合に区域外に生じる日影、これが都条例で定められている時間以下とすることということを確認いたしました。結果として、この時間以下になっているということでございます。
 2点目といたしまして、地区計画の運用基準に基づいて、最低限度以上の有効空地率を確保することということがございます。これはそれぞれの建物用途を基準にして、有効空地をそれぞれ何%以上は出しなさいという運用基準がございますが、それも全体で確認したところ、きちんと定められた以上の有効空地が確保しているということを確認いたしました。
 そして、3点目です。こちらは、この区域全体で発生する発生集中交通量、これは車であり、人であり、もろもろ人の出入りがどのくらいの量になるかということですが、これらもすべて確認した結果、交差点における飽和度もきちんと処理可能な範囲となっているということ、また、将来発生するであろう人の出入り等々も検証した結果、将来、それこそ中野駅地区で東西連絡路といったものを整備いたします。そういった措置によって、人が通行する際のサービス水準というものがあるんですが、それのA水準を確保できるということを確認した次第でございます。
 最後、4点目ですが、この警大跡地は、中野区役所一帯ということで、都が定める広域避難場所に指定されているところでございます。これも平成20年10月の時点では、きちんと指定されている面積以上のものが確保されているということを確認しております。今回、この後発三事業者の建築プランを置きかえた際にも定められている有効面積、この10.98ヘクタールというのは、平成20年秋の時点で算定した数字でございますが、この数値以上のものが確保できるということを確認した次第でございます。
 続きまして、4番の今後の予定であります。今月末、1月31日に区民説明会を開催いたします。その際にきょう御報告した内容を区民の皆様にも御説明していきたいと思っております。そして、2月の上旬でございますが、早稲田大学、警視庁、中野区教育委員会からそれぞれ企画提案書を出していただき、それを区が受理して、東京都に送付するということを考えております。その次に、本年3月、これは予定でございますが、全体配置図の中の区域3-3というところ、これはこれまで国家公務員宿舎が建設予定とされていたところですが、宿舎計画がなくなりまして、中野区が公園として取得したいという要望を出しているところでございます。この土地処分につきまして、恐らく2月の下旬あたりに国有財産関東地方審議会というものが開かれまして、正式な処分方針が決定されるということでございます。ここで正式に中野区への処分が決定された後に、区域3-3につきましては、都市計画公園の拡大として、あわせて都市計画の変更の手続を行っていきたいというふうに考えてございます。
 そして、本年8月、これも予定でございますが、東京都の都市計画審議会に諮り、先ほどの後発事業者の区域と都市計画公園、こちらについて改めて都市計画変更の決定を行っていくということで予定しておるところです。
 最後に米印で、まちづくりに関する覚書というところで書いております。これは別添資料3を御参照いただきたいんですけれども、早稲田大学とこの覚書を取り交わさせていただきました。内容としては、基本的に先行して結んだ明治大学、帝京平成大学と全く同等の内容になっております。ただ、早稲田大学でありますので、先行している2大学のように都市計画公園に接しているわけでもなく、大きな公開空地を持っているものではないという早稲田大学特有の事情から、一部先行した大学とは違う部分もございますが、基本的な内容としては、先行している大学と同様の内容で覚書を取り交わさせていただいたというものでございます。
 報告は以上です。
委員長
 ただいまの報告に対して、御質疑ございませんか。
内川委員
 まず区域3-3、今後、中野区が都市計画公園として取得予定のところでありますが、別添資料2の区域3-2の配置計画図、ちょっと小さな図なんですけれども、統合新校の校庭と都市計画公園が一体的な利用と小さな字で書いてあるんですけれども、これに関して、もう少し詳しく御説明いただけますでしょうか。
松前まちづくり推進室副参事(拠点まちづくり担当)
 統合中学校のグラウンドと区域3-3、公園予定地、これは空間としてはつながる配置になるということです。ただ、中学校につきましては、この境のところについては防球ネットといったようなものは設置されることになるだろうというふうには考えております。ただ、学校行事でありますとか、そういったときに、せっかく南側が公園になるということであれば、一体的に利活用ができるような、そんな工夫はしていきたいということで、例えば防球ネットが可動式になるのかどうかといったような工夫も含めて、今後、公園の整備とグラウンドの活用については連携を図りながら、より望ましい活用を考えていきたいと思っております。
内川委員
 そうしますと、既に先行的に計画されています南側の都市計画公園、ここは噴水ですとか樹木なんかが立ち上がって、オープン的なスペースは意外と少ないのかなと思うんですが、区域3-3に関しましては、割と何もないような、本当にグラウンド的なものをこれから計画していくのかなと、そこら辺はいかがでしょうか。
松前まちづくり推進室副参事(拠点まちづくり担当)
 3-3をどのような公園、どのような空間整備にしていくかということは、まさに今後、確実に中野区が取得が決定されて以降に具体的に検討してまいりたいというふうに思っております。
林委員
 1枚目の紙の後ろの③なんですけど、地区全体の発生集中交通量というのが書かれていて、今、おっしゃっていたのは、東西デッキがあると人の流れに対してはAランクをいただいたという話なんですが、今現在の中野区の発生集中交通量はどのくらいで、今後予測される、国交省で出されているのが幾らということはわかるんでしょうか。
松前まちづくり推進室副参事(拠点まちづくり担当)
 発生集中交通量というものは、国交省から定めております大規模開発地区関連交通計画マニュアルという所定のマニュアルがございます。それに将来開発される用途別の開発面積と、それによってどのくらいの人が発生するのか、あるいはそこの場所から出入りする車やバスやバイクや、交通手段別にどのくらいの発生が想定されるのかといったものをマニュアルにのっとって算出しているものでございます。人のボリュームにつきましては、駅周辺のポイントポイントごとに、このくらいの発生集中が出るだろうということを算定しておりまして、今現在でもサービス水準Aとなっているところがほとんどでございます。ただ、将来、警大の開発等々すべて完了した際に、中野駅の北口の横断歩道のポイントの水準がAではなくて、かなりきゅうきゅうな、EとかCとかそんなレベルになってしまうという算定結果になってございまして、それを解消する手段としては、北側の東西連絡路を整備してまいるわけですが、これによって、人の通過するルートが分散されて、歩行者のサービス水準がAにきちんと改善されるということであります。
林委員
 歩行者のサービスはAかもしれないんですけども、交通量がふえるということに対しての対策はどうなんでしょうか。
松前まちづくり推進室副参事(拠点まちづくり担当)
 車の発生交通量についても推計してございまして、これは交差点の飽和度でありますとか、車線別の混雑度といった視点で推計しております。結果としては、いずれも飽和する一定のケース以下におさまるということで、これについては特段の問題はないという検証結果になっているものでございます。
林委員
 では、混雑するということはないということでよろしいんですね。
 あと、今の覚書のほうなんですけれども、にぎわいの形成第10条のところに「地域振興のための組織づくりを行う」と書いてあるんですけれども、早稲田大学がこの覚書を出されたというんですけれども、ちょっと詳しく教えていただけますか。
松前まちづくり推進室副参事(拠点まちづくり担当)
 この覚書につきましては、早稲田大学と結ぶ前に先行事業者とも結んでおります。これは、先行事業者とこういったものを結ぶ際にいろんな協議をさせていただいておりまして、基本的には明治大学、帝京平成大学もこういった覚書の内容に御賛同いただいて御協力いただくということで、早稲田大学さんは後から入ってこられた事業者さんですが、2大学と同じようにこの趣旨に賛同をいただいて、このようなお約束をいただいているということです。
林委員
 最後にいたします。11条のエリアマネジメントの導入というところに、多分、今の話のとおり、他の事業者及び跡地地区に係る管理組織が設立された場合、維持管理に努めると書かれているんですが、設立されなかった場合などはあるんですか。
松前まちづくり推進室副参事(拠点まちづくり担当)
 こちらにつきましては、特に都市計画公園とそれを取り巻く公共空地がございまして、3ヘクタールのオープンスペースができます。これらを中野区管理の公園と事業者管理の部分があるんですけれども、一体的な整備や維持管理、運営ができるようにということで、今まさにSPCとはどのような形が一番望ましいかという協議をしているところでございます。そういった結果として、何らかの組織ができるのか、あるいはそれにくみするような連携された何かができるのかということは今後なんですけれども、そういったものができれば、早稲田大学もそういったものの一員として、自分たちの空地についても一体的な整備に協力しますよということで、これだけの広大な空間ができるわけですから、それぞれが連携し合った組織体のようなものはできるかというふうに思っております。
林委員
 では、区と事業者さんも一緒に維持管理に取り組んでくださるということでよろしいんでしょうか。
松前まちづくり推進室副参事(拠点まちづくり担当)
 それぞれが全くばらばらに維持管理をするというようなことにはならないということです。
近藤委員
 先ほど内川委員が言いました区域3-3について、これは完成はいつと考えていらっしゃるんですか。
松前まちづくり推進室副参事(拠点まちづくり担当)
 これにつきましては、本年3月に正式な処分先が決定されます。仮にそこで正式に中野区に処分ということが決まりましたらば、2カ年度以内に売買契約を行うことになります。したがって、平成24年度に取得したとして、それから設計、整備ということでございますので、大体目算すると平成26年とか、平成27年にかかるかもしれないんですが、順調に運べばそのぐらいのタイミングになろうかなという気がしております。
近藤委員
 区域3-1の警視庁のところが26年にできますよね。中学校が1年早くできて、警察庁の寄宿舎が1年おくれて、またその後ろの都市計画公園が2年おくれるということになると、中学校の環境が、絶えず隣が工事しているというのがきっと3年間ぐらい続くという状況なんですけど、このあたりはどのようにされますか。
松前まちづくり推進室副参事(拠点まちづくり担当)
 統合中学校につきましては、平成24年の春から解体にかかり、平成26年の春に統合中学校としてここに開校予定というふうに聞いております。ただ、どうしてもその南、公園として取得ができて整備されたとしても、その時期に全く合わせて公園も整備というのは、なかなか物理的に難しいことになろうかなというふうには思います。
 警視庁の建物につきましても、平成26年度竣工予定というふうになっておりますが、統合中学校ができて、ここに生徒さんたちが来るころに、野方警察がものすごい工事状況になっているかというと、26年に入ってしまえば、ほぼ工事も落ちついている時期には来ているのではないかなというふうに想定されまして、いたく教育環境に影響を及ぼすような周辺の工事環境というほどにはならないのかなと、あるいは工事期間中も、ここは教育施設ということなので、その辺には十分配慮した推進がされることというふうに思っております。
久保委員
 道路のことでちょっと確認したいんですけれども、早稲田大学の西側にある道路は20メートル幅だと思います。それと、平成20年の資料を見てみると、早稲田大学と東京警察病院の間に歩道4メートルというふうになってございまして、この図では、歩道の部分というのが、例えば帝京平成大学と明治大学の間とかも抜けていますけれども、ちょっと確認をさせていただきたいと思います。交通量ということになってくると、むしろ早稲田通りと接合する部分というのが一番影響が大きいのではないかなと思っておりますので、信号の位置でございますとかそういったことがもう決定しているようであれば、F字道路においてわかれば教えてください。
松前まちづくり推進室副参事(拠点まちづくり担当)
 早稲田大学の西側は区が整備する都市計画道路ということで、幅員20メートルです。それと、東京警察病院との間には、この図には地区施設までは線は入っておりませんが、従前どおり、地区施設としての歩行者通路、幅員4メートルが整備される予定でございます。
 それと、F字道路の中の信号の位置につきましては……。
石田都市整備部副参事(公園・道路整備担当)
 F字道路の中の信号のお話ですね。現時点では、警察とも調整しておりますけれども、F字道路の中の交差点、ここには設けることにはなっておりません。あと、早稲田通りとの交差点ですが、特に警察病院と野方警察署の交差点、これはいわゆる変則交差点の処理になりますけども、いずれにしましても、信号をつけまして、それなりに処理をするということになります。それと、こちらの早稲田大学の西側の早稲田通りとの交差点、ここにも信号処理をするということで警視庁さんとも調整済みでございます。
久保委員
 変則交差点ということで、地域の方たち、大変御心配の声が上がっているかと思いますので、信号のつき方とか早目にわかればまたお知らせいただきたいと思います。
 あと、早稲田通り、補助74号線、道路幅20メートルというふうに書かれておりますけれども、現状では青い破線の部分が20メートルというふうにはまだなっていないと思います。そうなってきますと、F字道路ができて、一たん交差点ができた後に早稲田通りの拡幅などとあわせてセットバックというようなことになってくるのか、また、そういった時期はいつぐらいというふうに見込まれているんでしょうか。
石田都市整備部副参事(公園・道路整備担当)
 確かに早稲田通りの幅が20メートルでございまして、第3建設事務所と拡幅の時期等については、最優先路線となっているみたいなんですが、所定の幅員20メートル幅員の時期は、現時点では未定だというふうに聞いております。したがって、詳細でございますけども、早稲田通りのF字道路がタッチする部分については、現況の早稲田通りの幅員でタッチすると。したがって、信号機についても、車から見て、三重がかりの線がございますから、所定の場所に設置するということになるということでございます。
久保委員
 それと、もう1点、新区庁舎のところに高さ22メートルというふうに書かれておりまして、ここに将来、先行する事業者の建築物を規定のものとして云々というのがございますけれども、ここのところはどういうふうになっているんでしょうか。また、新区庁舎の高さ22メートルという、これは一応決定ということなんでしょうか。
松前まちづくり推進室副参事(拠点まちづくり担当)
 区庁舎につきましては、まさにこの地区全体で複合日影がきちんとかなえられているかどうかといったような検証のために、モデルケースとして置いているということでございます。そうすると、規定の容積率、そして、外側に対して定められている日影の規制等々を勘案すると、このモデルケースでは高さ22メートルということになっているというものです。ただ、これは、実際、本格的にここに庁舎を建てる際、あるいは既存のマンションの方々の区域もございます。建てかえといったようなことも、自分たちの将来の生活に直接関係しますので、まさにここがどのような基盤を入れて、どのような容積率等々が一番ふさわしいのかといったような検証もあわせてしていかなくてはいけないということで、そういったもろもろの検証をしながら、最終的な庁舎用地の建築のアウトラインというか、形は定まっているということです。したがって、ここに落としているものは、あくまでもモデルケースということで、これで決定というものではありません。
委員長
 よろしいでしょうか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 質疑がなければ、以上で本報告については終了いたします。
 次に、5番、その他で何か報告はありますか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 なければ、以上で所管事項の報告を終了いたします。
 審査日程のその他に入ります。
 各委員、理事者から何か発言はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 なければ、次回の委員会日程を協議していただくため、委員会を暫時休憩いたします。

(午後3時05分)

委員長
 では、委員会を再開いたします。

(午後3時05分)

 休憩中に御協議いただきましたとおり、次回の委員会は第1回定例会中とし、急を要する案件が生じた場合は、正副委員長協議の上、御連絡したいと思います。御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 御異議ありませんので、そのように決定します。
 以上で本日予定した日程は終了いたしましたので、本日の中野駅周辺・西武新宿線沿線まちづくり特別委員会を散会いたします。

(午後3時05分)