平成25年03月14日中野区議会厚生委員会(第1回定例会)
平成25年03月14日中野区議会厚生委員会(第1回定例会)の会議録
平成25年03月14日中野区議会厚生委員会 中野区議会厚生委員会〔平成25年3月14日〕

厚生委員会会議記録

○開会日 平成25年3月14日

○場所  中野区議会第3委員会室

○開会  午後1時00分

○閉会  午後1時31分

○出席委員(8名)
 北原 ともあき委員長
 甲田 ゆり子副委員長
 石川 直行委員
 いでい 良輔委員
 白井 ひでふみ委員
 金子 洋委員
 大内 しんご委員
 佐伯 利昭委員

○欠席委員(0名)

○出席説明員
 地域支えあい推進室長 瀬田 敏幸
 地域支えあい推進室副参事(地域活動推進担当) 朝井 めぐみ
 地域支えあい推進室副参事(区民活動センター調整担当)、
 中部すこやか福祉センター所長 遠藤 由紀夫
 中部すこやか福祉センター副参事(地域ケア担当) 松原 弘宜
 中部すこやか福祉センター副参事(地域支援担当) 波多江 貴代美
 北部すこやか福祉センター所長 服部 敏信
 北部すこやか福祉センター副参事(地域ケア担当) 大橋 雄治
 北部すこやか福祉センター副参事(地域支援担当) 中井 豊
 南部すこやか福祉センター所長 橋本 美文
 南部すこやか福祉センター副参事(地域ケア担当) 松本 和也
 南部すこやか福祉センター副参事(地域支援担当) 杉本 兼太郎
 鷺宮すこやか福祉センター所長 村木 誠
 鷺宮すこやか福祉センター副参事(地域ケア担当) 齋藤 真紀子
 鷺宮すこやか福祉センター副参事(地域支援担当) 高橋 昭彦
 健康福祉部長 田中 政之
 保健所長 山川 博之
 健康福祉部副参事(福祉推進担当) 小田 史子
 健康福祉部参事(保健予防担当) 向山 晴子
 健康福祉部副参事(健康推進担当) 石濱 照子
 健康福祉部副参事(障害福祉担当) 永田 純一
 健康福祉部副参事(生活援護担当) 伊藤 政子
 健康福祉部副参事(学習スポーツ担当) 浅川 靖

○事務局職員
 書記 河村 孝雄
 書記 鈴木 均

○委員長署名

審査日程
○所管事項の報告
 1 緊急通報システム事業対象者の拡大について(地域活動推進担当)
 2 「やよいの園」及び「松が丘シニアプラザ」における新たな事業展開について
 (鷺宮すこやか福祉センター地域支援担当)
 3 債権の放棄について(福祉推進担当)
 4 中野富士見中学校跡における(仮称)南部特別養護老人ホームの整備について
 (福祉推進担当)
 5 新・中野体育館整備基本方針(たたき台)について(学習スポーツ担当)
 6 その他
  (1)野方区民活動センター丸山分室の冷暖房設備等の改修工事について
 (北部すこやか福祉センター地域支援担当)
○所管事務継続調査について
○その他

委員長
 定足数に達しましたので、ただいまから厚生委員会を開会します。

(午後1時00分)

 本日の審査日程についてお諮りいたします。
 本日は、お手元に配付の審査日程(案)(資料1)のとおり進めたいと思いますが、これに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 御異議ありませんので、そのように進めさせていただきます。
 それでは、所管事項の報告を受けます。
 1番、緊急通報システム事業対象者の拡大についての報告を求めます。
朝井地域支えあい推進室副参事(地域活動推進担当)
 それでは、資料に基づきまして緊急通報システム事業対象者の拡大につきまして御報告いたします。(資料2)
 区は、事業者への委託によりまして、慢性疾患により常時見守りが必要な方などが無線発報ペンダント等により緊急に通報したり、また、生活リズムセンサーによりまして異変を関知する緊急通報システムを実施しております。来年度から東京都シルバー交番制度を活用いたしまして、事業の対象者を拡大することとしております。
 1、既存の対象者とその利用者負担でございますが、既存の対象者につきましては、①、特定慢性疾患を有する65歳以上の次の方、おひとり暮らしの方、また、65歳以上の世帯に属する方でございます。
 ②、身体障害1・2級で18歳以上の次の方、おひとり暮らしの方、また、身体障害1・2級の方のみの世帯に属する方でございます。
 利用者負担につきましては、住民税非課税世帯の方が月額300円、課税世帯の場合は月額600円でございます。
 2番の新規の対象者とその利用者負担でございますが、今回拡大いたしますのは、65歳以上の次の方になります。おひとり暮らしの方、また65歳以上のみの世帯にお住まいの方、あるいは家族と同居しているが、日中独居となる方についても対象になります。
 利用者負担でございますが、住民税非課税世帯の方が月額650円、課税世帯の場合は月額1,300円でございます。
 3番に東京都の補助金について記しております。緊急通報システムの設置経費、区が委託料として支払う部分の2分の1が補助金の対象になります。さらに、職員の配置経費としまして1カ所860万円の2分の1が補助になります。中野区の場合、すこやか福祉センター4カ所をこの職員配置として計算しておりますので、860万円の4人分の2分の1が人件費の補助となります。
 4番、拡大する時期ですが、ことしの4月1日からということで予定をしているところでございます。
委員長
 ただいまの報告に対し、質疑はありませんか。
金子委員
 利用者負担について伺いますが、既存の対象者は今まで月額300円、課税世帯月額600円のところ、新規に拡大される対象者は月額650円、課税世帯月額1,300円と従来よりも2倍ほど高くなっておりますが、これはどういう理由によるものですか。
朝井地域支えあい推進室副参事(地域活動推進担当)
 この利用者負担につきましては、区がかかる経費のおよそ2分の1程度を課税世帯において負担をしていただくものでございます。そして、非課税世帯につきましては、その2分の1ということで減額をしております。一方、既存の特定の慢性疾患を有する方の場合につきましては、こういった緊急通報システムの必要性がより高いということから、今までどおりの価格のままということで設定をしております。
委員長
 他に質疑はありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 質疑がなければ、以上で本報告については終了します。
 2番、「やよいの園」及び「松が丘シニアプラザ」における新たな事業展開についての報告を求めます。
高橋鷺宮すこやか福祉センター副参事(地域支援担当)
 新たな施設活用に向けまして、現在準備を進めております高齢者福祉センターでございますが、そのうち先行する弥生及び松が丘の2施設につきまして、運営事業者との協議が整いまして、4月以降の事業内容が定まってまいりましたので、その概要について報告いたします。(資料3)
 一つ目に、施設名称でございますが、両施設とも4月以降、従来からの愛称を継続することとなりました。弥生高齢者福祉センター廃止予定施設につきましては「やよいの園」、松が丘高齢者福祉センター廃止予定施設につきましては「松が丘シニアプラザ」でございます。
 続きまして、運営事業者でございますが、これまでプロポーザル方式によって選定をしてまいりました事業者との間で基本協定を取り交わしました。「やよいの園」につきましては、社会福祉法人奉優会、「松が丘シニアプラザ」につきましては、社会福祉法人フロンティアでございます。
 続きまして、4月以降の施設の活用内容でございますが、運営事業者につきましては、施設全体を一体的に管理運営いたしまして、保健福祉や介護予防の基盤充実を図る施設として活用していくことになります。
 柱の一つ目ですが、高齢者活動支援のための事業を行ってまいります。こちらにつきましては、高齢者の自主的な活動の場とするためのスペース、また憩いの場を確保するほか、健康維持・増進に資する事業を区の委託により行います。高齢者の自主的な活動の場とするスペースにつきましては、やよいの園につきましては3カ所、1階和室、2階大広間、3階会議室でございます。松が丘シニアプラザにつきましても3カ所でございまして、2階の機能訓練室、3階の多目的室、3階の和室となってございます。
 もう一つの柱でございます運営事業者が実施する自主事業でございます。こちらにつきましては、運営事業者が専門性、経営資源を生かしながら地域のニーズを踏まえた事業を展開するものでございます。その内容の主なものでございますが、やよいの園につきましては、家族の休息支援の充実ということで、延長サービス、また自費となりますが、緊急ショートの対応をするということでございます。また、それ以外に、介護予防に重点を置いた短時間デイサービスの提供、また、認知症対応型通所介護の創設などを内容としています。松が丘シニアプラザにつきましては、通所介護の充実をしてまいりまして、一般通所介護の定員増、また、医療依存度の高い利用者への対応などを図っていくということでございます。また、転倒予防に着目した短時間通所介護の創設などということで、介護基盤の充実も併せて行っていくということでございます。
 報告は以上でございます。
委員長
 ただいまの報告に対し、質疑はありませんか。
金子委員
 協定を結んだということなんですけれども、この協定の期間は定めがあるんでしょうか。
高橋鷺宮すこやか福祉センター副参事(地域支援担当)
 基本協定につきましては、今後正式な賃貸借契約等を結びますが、それが終了するまでの期間ということでございます。
金子委員
 賃貸借契約のほうは、どれくらいの期間を予定しているんでしょうか。
高橋鷺宮すこやか福祉センター副参事(地域支援担当)
 5年間でございます。
金子委員
 高齢者の自主活動の憩いの場、健康維持・増進に資する事業などを区の委託により行うということで、それぞれ三つほどの部屋がスペースとして取り決められていますけれども、この部屋についてもその5年間は責任を持ってこの事業者に運営を委託してやってもらえるということでよろしいんですね。
高橋鷺宮すこやか福祉センター副参事(地域支援担当)
 はい、そのとおりでございます。
金子委員
 浦野議員が予算特別委員会でも質疑をいたしましたが、部屋の数や時間の関係で今までの利用者が今までどおりの時間帯で使うことが非常に難しくなってくるという問題を指摘しておりましたが、これの対応はどのようにしていかれますか。
高橋鷺宮すこやか福祉センター副参事(地域支援担当)
 現在の状況としまして、今週末まで4月、5月、6月に関しまして利用の申し込みを受け付けております。その後の調整となりますが、区も関与しながら活動できるスペースをうまく使えるように調整をしつつ、混乱がないようにしていく考えでございます。
委員長
 他に質疑ありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 なければ、本報告については終了します。
 次に、3番、債権の放棄についての報告を求めます。
小田健康福祉部副参事(福祉推進担当)
 それでは、中野区の債権の管理に関する条例第5条の規定に基づき、債権を放棄しました案件がございますので、お手元の資料(資料4)に基づきまして御報告をいたします。
 債権管理につきましては、総務委員会の所管となってございますが、関係する所管委員会におきましても報告することになっておりますので、健康福祉部所管の債権放棄につきまして、当委員会においても報告を行うものでございます。
 それでは、健康福祉部の福祉推進担当が所管しております資料、一番下段でございます。訪問食事サービスの自己負担金について御説明をさせていただきます。
 訪問食事サービスは、ひとり暮らし高齢者などに対する食事の配食サービスでございますが、その自己負担金につきまして平成14年度に発生いたしましたお一人分の未払い分、件数としては4件でございます。合計6,000円の債権を放棄したというものでございます。
 債権放棄の理由でございますが、既に時効が完成しておりまして、利用されていた債務者の方が亡くなっている。また、その相続人の方も所在不明等で特定ができないということで、債務履行の請求ができないということが理由でございます。本年2月12日に債権放棄の決定を所管において決定をしているところでございます。
 報告は以上でございます。
委員長
 ただいまの報告に対し、質疑はありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 質疑がなければ、以上で本報告については終了します。
 4番、中野富士見中学校跡における(仮称)南部特別養護老人ホームの整備についての報告を求めます。
小田健康福祉部副参事(福祉推進担当)
 それでは、お手元の資料(資料5)に基づきまして中野富士見中学校跡におけます(仮称)南部特別養護老人ホームの整備につきまして御報告をさせていただきます。
 中野区保健福祉総合推進計画、第4期中野区介護保険事業計画及び中野富士見中学校跡施設整備基本計画に基づきまして、中野富士見中学校跡を活用した特別養護老人ホームの整備を実施するものでございます。
 目的でございますが、在宅生活の継続が困難になった要介護高齢者の方の生活の場として整備が必要だという特別養護老人ホームにつきまして、中野富士見中学校跡を活用して整備いたしまして、区民福祉の向上を図るものでございます。
 所在地・敷地の面積でございますが、2に記載してございますとおり、中野区弥生町五丁目11番16号でございます。敷地の面積は2,174平米を予定してございます。用途地域でございますが、第一種低層住居専用地域でございまして、建蔽率60%、容積率150%でございます。高さ制限10メートルでございますので、おおむね3階建ての建物、また、延べ床につきましては3,200平米程度の規模を想定してございます。
 整備内容でございます。特別養護老人ホームといたしましては、定員を50名以上、短期入所生活介護、緊急ショートでございますが、こちらはその定員の1割以上を確保するということで整備を進めていきたいと考えております。そのほかといたしましては、事業者のほうからの提案事業ということで、例えば訪問介護と訪問看護の事務所機能などの介護保険事業ですとか、また、地域交流スペース、認知症高齢者に対する介護予防事業など、高齢者福祉事業に関するものにつきまして、提案事業として受けていきたいというふうに考えております。
 4番、事業手法でございます。事業者は、公募により募集いたしまして選定をしていきたいと考えております。事業用地には定期借地権を建設期間プラス50年で設定をいたしまして、地代につきましては、従来の例に基づきまして50%減額を考えておりますが、有償で貸し付けるものでございます。事業者につきましては、施設を事業者の負担で建設をするとともに、完成後につきましては、この事業運営を行うものでございます。
 裏面のほうをごらんください。事業者選定の考え方でございますが、従来、区有地のほうで募集をしております応募資格と同様に、東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県に法人本部を有しまして、特別養護老人ホームを2年以上運営している社会福祉法人、または上記以外の地域に法人本部を有しておりますが、東京都内におきましては3年以上の特別養護老人ホームの運営の実績がある社会福祉法人、こちらのほうを応募資格というふうに考えてございます。
 審査項目ですが、これは事業主体の適格性ですとか運営の理念、事業計画、資金計画、収支計画の妥当性ですとか、また施設内容の妥当性等を勘案いたしながら選考を進めていきたいというふうに考えております。
 6番の事業スケジュールでございます。本年の4月には近隣の住民説明会、または事業者に対します公募要項を発表したいというふうに考えております。5月にそれに基づきまして事業者に対しまして公募要項の説明会を開催いたしまして、9月には事業者のほうを選定したいというふうに考えております。10月に優先交渉事業者というのが決定いたしましたときには、地域に対しまして事業者が決まりましたという内容につきまして御報告等を行う予定でおります。翌年、27年の2月になります。近隣の住民説明会開催ですが、この際には施工の事業者ですとか解体事業者等々が決まりまして、具体的な工事期間について説明ができるというところで、この時期に工事につきましての説明会を開催する予定でございます。27年3月には特別養護老人ホームの工事を着工いたしまして、28年3月に竣工、28年6月に開設というのを現在考えております。
 報告は以上でございます。
委員長
 ただいまの報告に対し、質疑はありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 質疑がなければ、以上で本報告については終了します。
 5番、新・中野体育館整備基本方針(たたき台)についての報告を求めます。
浅川健康福祉部副参事(学習スポーツ担当)
 新・中野体育館整備基本方針(たたき台)につきまして、お手元の資料(資料6)に沿って御報告させていただきます。
 前回、同体育館整備基本方針策定の考え方についてといたしまして、今後基本方針を策定していく上での道筋と中身の方向性について御報告したところでございます。今回は、それに基づきまして基本方針のたたき台を作成したので、御報告するものでございます。資料の1ページをお開きください。
 まず、大きな1番、本方針(たたき台)位置付けでございますが、現在、新しい中野体育館のあり方、求められる機能について検討しているところでございますが、このたたき台は現在までの検討状況をお示しし、今後の整備基本方針策定の素材とするという位置付けでございます。
 次に、大きな2番にいきまして、新しい体育館の主な目的と役割でございます。
 大きく二つございまして、1番目といたしまして、競技・試合等を行うに十分な施設を備え、全区レベルのスポーツ大会等を行う場所を区民に提供することといたしまして、これまで学校開放や地域体育館としての鷺宮体育館、また、今後は地域スポーツクラブの拠点としての地域スポーツ施設を区内に4カ所設置するという予定でございますが、それに比べまして、中野区全区規模のスポーツ大会や事業を行うというのが中央体育館の機能でございまして、この機能を今後とも存続させ、発展させていくという役割でございます。
 大きな2番目といたしましては、防災対応型施設として災害時に活用するということでございます。
 次に、2ページにまいりまして、大きな3番、現・中野体育館の現状と評価でございます。
 全体的な利用傾向といたしましては、主競技場を中心に、スポーツ団体による区民大会や区、区立学校等の事業によって利用されてございます。これを分けますと、年間約90日ほど開催されておりますスポーツ団体主催の広く区民を対象としたスポーツ大会、そのほかスポーツ教室等々、ここに掲げられたような利用がなされておりまして、積極的に活用されているところでございます。これを館内の主な施設ごとに分けて述べましたのが3ページの表となっておりますので、それぞれの施設ごとにつきましてお読み取りいただければと思っております。
 次に、4ページにまいりまして、大きな4番、新・体育館整備の基本的な視点といたしまして、次の3点の視点により検討を進めてまいります。
 視点の1といたしましては、全区的なスポーツに関する大会、事業を行う体育館ということでございまして、検討内容の例示といたしましては、現在、将来のスポーツ競技に対応できる設備の充実等について今後検討してまいります。
 視点2といたしましては、安全・円滑な区民利用や環境にも配慮した体育館ということでございまして、多くの参加者が来館する大会を、安全かつ円滑に行うことができるように配慮するといったものでございます。
 次に、5ページにまいりまして視点の3、防災時に防災対応施設として使用できる場といたしまして、ボランティアを受け入れる拠点、あるいは帰宅困難者等の一時滞在施設、予備的避難所の役割等の機能につきまして、防災所管と連携をとりまして今後検討していく予定でございます。
 次に、大きな5番でございますが、整備する施設内容といたしましては、1番、大会等を行う主な競技施設としてバスケットボールコート2面を同一面に配置できる主競技場、2番目といたしまして、各種室内スポーツに対応できる複数の副競技場、3番といたしまして、大会準備、大会参加者控室、各競技団体の会議等に活用できる複数の多目的室を考えてまいります。
 次に、6番目でございます。新しい体育館の整備手法及びスケジュールでございますが、財政負担を少しでも軽減するさまざまな手法の検討や中野駅周辺整備に係る事業全体の中で調整していくものでございまして、このたたき台をもとにさらに検討を重ねまして、本年8月には整備基本方針(素案)をまとめ、11月、整備基本方針決定をしたいと考えております。
 報告は以上でございます。
委員長
 ただいまの報告に対し、質疑はありませんか。
金子委員
 災害時の防災対応施設としてという視点、5ページの中で、予備的避難所の役割という言葉がありますけれども、これはどういうことでしょうか。説明をお願いします。
浅川健康福祉部副参事(学習スポーツ担当)
 現在の避難所の役割に加えて、さらにそれを予備的に使えるという意味でございますが、ここについては直接の所管が防災ということになりますので、連携を取りながら進めてはおりますが、詳しくはそちらのほうの所管になります。
白井委員
 体育館の主立った今の利用の面積、それから、どのように具体的に利用されているかというところが書かれた上で、今後この施設のところ、これまでは表現がちょっと、前回どういう答弁だったか、たしか、必要な規模を確保するというところで一体どのようなスポーツの、どのくらいのイメージですかと、こんな話だったんですが、今回バスケットボールコート2面を同一面に配置できるメインアリーナと書いてあります。3ページには今のメインアリーナの規模とか書いてあるんですけれども、あくまでもコートの大きさだけだったらカバーできるでしょう。ところが、競技を行うコートの外側のスペースがないと、ここで実際競技を行う人たちだとか、応援は別途としても、壁いっぱいいっぱいまでコートですよとなると、実際はなかなか利用できないものとなります。となると、現実的には今の規模よりも大きくなりますかと、この辺が一番気になるところなんですけれども、ここまではまだ御検討されているところなんでしょうか。現段階どのようにお考えでしょうか。お伺いします。
浅川健康福祉部副参事(学習スポーツ担当)
 委員のおっしゃるとおり、バスケットボールコート2面を同一面に配置しているということにつきましては、現体育館と同じところを最低限確保したいと思っているところでございますが、実際それに付随する部分につきましては、実際の配置等によって制約があるものと思っておりますので、今のところはまだ決まっているものではございません。
白井委員
 区内のスポーツ団体たくさんあります。体協等々もありますし、実は、体育館の利用に当たって、やっぱりもう少しスペースが欲しいだとか、それぞれの競技をなされている要望もあるんですけれども、これらの方々に事前にヒアリングとか個別に要望を聞く体制だとかというのをとってあげたほうが丁寧になるんじゃないかと思うんですけれども、現段階、これらの方々と連携をとられているんでしょうか。お伺いしたいと思います。
浅川健康福祉部副参事(学習スポーツ担当)
 前回、当委員会で御報告いたしました内容につきましては、体協等の団体にそのとおりお伝えはしておるところでございますが、最終的に整備基本方針決定までの間で、利用者団体等の方々の意見も広く取り入れていきたいと思っております。
白井委員
 ぜひお願いいたします。そもそもこの体育館の改修に当たってはだとか、建てかえに当たっては、今度は自分たち利用者の声を拾い上げてほしいんだというのがたくさん要望としてもあったところですし、恐らく私どもだけじゃなくて、それぞれの会派、予算要望懇談会等々行っている中でも、ぜひ直接物を言える場が欲しいんだと、こんな御意見があるところだと思っておりますので、基本方針をつくっていく段階でなるべく声を酌み上げる努力をお願いしたいと思います。
委員長
 他に質疑はありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 質疑がなければ、以上で本報告については終了します。
 ほかに報告はありませんか。
中井北部すこやか福祉センター副参事(地域支援担当)
 野方区民活動センター丸山分室の冷暖房設備等の改修工事につきまして、口頭報告をいたします。
 平成25年5月27日(月曜日)から、6月9日(日曜日)までの2週間の間、冷暖房設備等改修工事を行います。そのことによりまして、この施設を休館するものでございます。
 工事内容につきましては、既設のガスエアコンが経年劣化により正常に作動できなくなったため、これを空冷ヒートポンプエアコンを使用した新しい設備に変えていくものでございます。また、施設の廊下の天井及び壁の塗装、それから和室、洋室、廊下の照明の取りかえも行いたいというふうに思ってございます。
 なお、塗装につきましては、人体に影響を及ぼさない塗料を使用していくことになってございます。
 また、利用者への周知でありますが、来る3月18日、それから4月15日にございます抽選会での周知を図りたい。それから、分室へのポスター掲示、管理人による周知を行っていきたいというふうに考えてございます。
 また、近隣住民の方への周知でございますが、これは施設分野によりまして工事前に近隣へごあいさつ、また都営丸山二丁目アパート自治会長へのごあいさつを行う予定でございます。
 以上、御報告とさせていただきます。
委員長
 ただいまの報告に対し、質疑はありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 なければ、以上で本報告については終了します。
 他に報告はありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 それでは、以上で所管事項の報告を終了します。
 次に、所管事務継続調査についてお諮りいたします。
 お手元に配付の事項(資料7)を調査事項として、これを閉会中も継続審査すべきものと決することに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 御異議ありませんので、そのように決定します。
 次に、その他に入りますが、各委員、理事者から何か発言はありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 それでは、次回日程について御協議いただくため、委員会を暫時休憩いたします。

(午後1時30分)

委員長
 委員会を再開します。

(午後1時31分)

 休憩中に御協議いただきましたとおり、次回の委員会は4月24日(水曜日)午後1時から当委員会室で開会したいと思いますが、御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 御異議ありませんので、そのように決定します。
 以上で本日予定していた日程は全て終了しましたので、本日の厚生委員会を散会します。

(午後1時31分)