平成18年07月13日中野区議会総務委員会
平成18年07月13日中野区議会総務委員会の会議録
平成18年07月13日総務委員会 中野区議会総務委員会〔平成18年7月13日〕

総務委員会会議記録

○開会日 平成18年7月13日

○場所  中野区議会第1委員会室

○開会  午後3時11分

○閉会  午後3時29分

○出席委員(9名)
 伊藤 正信委員長
 奥田 けんじ副委員長
 小堤 勇委員
 大内 しんご委員
 長沢 和彦委員
 佐伯 利昭委員
 佐藤 ひろこ委員
 斉藤 金造委員
 大泉 正勝委員

○欠席委員(0名)

○出席説明員
 助役 内田 司郎
 収入役 山岸 隆一
 区長室長 寺部 守芳
 経営改革担当課長(経営改革推進担当課長) 奈良 浩二
 政策担当課長(調査研究担当課長、政策推進担当課長、調査研究推進担当課長) 川崎 亨
 総務部長(未収金対策担当参事) 石神 正義
 総務担当参事 橋本 美文
 広聴広報担当課長(平和人権担当課長、平和担当課長、人権担当課長) 浅野 昭
 財務担当課長 篠原 文彦
 営繕担当課長 豊川 士朗
 人事担当課長 長田 久雄
 防災担当課長 中井 豊
 危機管理担当課長 斎木 正雄
 税務担当課長 遠藤 由紀夫
 副収入役 村田 宏
 選挙管理委員会事務局長 柳澤 一平
 監査事務局長 石﨑 新一
 
○事務局職員
 事務局長 山下 清超
 事務局次長 高橋 信一
 書記 荒井 勉
 書記 松本 桂冶

○委員長署名


審査日程
○議題
 経営改革の推進について
○所管事項の報告
 1 区の施設使用料・幼稚園保育料の見直しについて(財務担当)
○その他

委員長
 定足数に達しましたので、総務委員会を開会いたします。

(午後3時11分)

 本日の審査日程ですが、お手元に配付の審査日程(案)(資料1)のとおり審査を進めたいと思いますが、これに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 御異議ありませんので、そのように進めます。
 それでは、議事に入ります。
 経営改革の推進についてを議題に供します。
 所管事項の報告を受けます。
 1番、区の施設使用料・幼稚園保育料の見直しについての報告を求めます。
石神総務部長
 せんだっての委員会で報告させてもらいました区の施設使用料の見直しについては、皆さんからいろいろと御意見をいただきました。また、各会派からもいろいろと意見をいただきまして、当初は区民の意見を聞いた後さまざま検討してということでございましたが、我々の中でさまざま検討した結果ですが、今回の使用料見直しにつきましては、新たに算入することといたしました減価償却費や人件費、これらの算入の方法、また、公費負担の施設に対する考え方、減免、それから減額免除の廃止後の対応、こういったことに対して検討が不十分であるということで、このままでは十分な議論ができないのではないかということから、これまで、7月16日の区報で区民に周知して、これで意見交換を行うということで思っておりましたが、これについては取りやめをするということにさせていただきました。また、再検討をした内容につきましては改めて資料の提出をさせていただきたいというふうに思ってございます。
 なお、この説明会につきましては区民の公益活動の推進支援についてもあわせて行うということで言っておりましたが、関係する部分があるということでしておりましたが、この説明会についてもあわせて取りやめをして、十分検討した上で区民の意見を聞けるようにしていきたいというふうに思ってございます。
 本当に不十分なまま報告してしまったことについて申しわけなく思っております。よろしくお願いいたします。
委員長
 ということですが、ただいまの報告に対して質疑はありますか。
大内委員
 その施設使用料についていろいろな所管のところでいろいろな意見が出たと私たちも聞いていますので、1度考え直したいと。ただ、公益活動の部分は、関係しているという部分もあるかもしれないけれども、もうあれは実施になっちゃっているんじゃないのか。あれはまだ募集していないのか。
川崎政策担当課長
 せんだっての公益活動の推進ということで3点御報告をさせていただきました。基金からの助成、それと事業提案、これにつきましては既に内容を固めて実施の募集をかけることにしております。それで、ただいまの総務部長からお話を申し上げた説明会につきましては、助成制度の見直しの検討をしていますということを施設使用料の見直しの説明とあわせて行いますということで、その説明会のことでございます。使用料の減免と深くかかわるということで、ここであわせて説明会をというふうに思っていたんですが、施設使用料につきましては今申し上げたとおりでございますので、あわせて私どもの件につきましても機会を改めて説明をさせていただきたいというふうに考えております。
大内委員
 だから、要は、あれはあれでもう募集は進んでいくという。それで、さらにあれに関してかかわっていることがあるから説明会をやるのであって、あの募集は募集でやっていくということでいいんですね。
川崎政策担当課長
 はい、おっしゃるとおりでございます。
長沢委員
 総務部長からの、経緯に至るということで説明がありましたけれども、しかしながら、定例会の中で説明をされたものをこういう形で引っ込めると。その中身について、それは確かに議会の中でさまざまな議論があったと思っています。私たちもどちらかといえばこういったものはいかがなものかという立場で質疑をさせてもらいましたけれども。ただ、御説明の中では、特に総務委員会では4月の中で1度説明をされた、当然ながらそこの中ではああいう形の資料が出ていなかったわけですが、その際には、一定の時間もかけてやってきたんだというようなお話もあったと思うんですね。ただ、議会の方からそういうこともあった、議会だけじゃないんでしょうか、さまざまな検討をしていく上で、やっぱりあのまま区報に出す、区民にあのまま説明会なり意見を求めるというふうにはいかないんだというお話です。それにしてもという思いはちょっとしているんですが、きょう、そういう意味で理事者の側から急遽この閉会中に委員会を開きたいといった、急がなくちゃならないといったところだと思いますが、その辺の理由についてはどうしてなんですか。もう一度ちょっと御説明ください。
石神総務部長
 4月の段階でお示ししましたのは、考え方としてこういう考え方で見直しをしていきますということでやったわけですが、実際にその考え方に基づいて算定した結果を前回御報告させていただきました。それに基づいてさまざま意見をもらったわけですが、その検討の内容が不十分だったということでございます。そういう不十分さをもって区民の意見を聞くということに対しては混乱をさせてしまうのではないか。我々が十分検討した上で再度資料を提出させていただいて、その上で意見を聞いていきたいということにしたわけでございます。また、今回急にこういう形で委員会を求めましたのは、16日の区報というのはこの日曜日に出てしまうということでございます。これについては委員会で報告してございましたので、区報に出ないということ、また、22日から始まる説明会は行わないということについて報告の場面がございませんでしたので、急遽で申しわけございませんでしたが、今回委員会を急遽開いてもらうということでお願いしたわけでございます。
長沢委員
 区報の件についてはちょっと最後に聞きたいと思うんですが、ここに当初示されたスケジュール、これについては、条例の改正案を議会に提案することも含め、そこまでは予定として入れていましたね。これについては全部、スケジュールについてはこうではないということで考えていいのか、そういうふうにとらえていいのか、これが1点。もう一つは、検討が不十分だったということなんだけど、先ほどの冒頭の説明では減価償却なり人件費を使用料に入れるという考え方、あるいはその減免制度の問題と、もう一つ言われたのは、ちょっと聞き落としたんですが、公費負担ということでおっしゃる点、ちょっとそこのところ、たしか4点ぐらいのことを言われたということなんですが、あわせて聞いちゃいますけど、結局、その見直しというか出し直すというか再検討するという中身は、その辺のことについて検討して改めて議会側に示すということで理解してよろしいですか。
石神総務部長
 まず、スケジュールの件でございますが、ここで説明会等について改めて日程を決めるということでございますので、全体にわたってのスケジュールは変更する予定でございます。また、それにつきましては改めて報告させていただきたいと思います。また、先ほど私の方から説明した中で言いましたのは、減価償却、人件費などの新たな算入方法を入れたということ、また、施設の運営の中での公費負担のあり方、どのくらいを公費で負担すべきなのか、こういった議論もされましたが、そういう部分についての考え方、それから減免だとか減額免除を行ったその後の対応、こういったことについても検討が不十分であったということから、新たに検討して、検討の結果の資料を再提出させていただきたいということでございます。
長沢委員
 区報のことなんですが、区報については今度の日曜日ということですが、実質的に、きょうは木曜日ですから、これについてはやめられるということなんですけど、そもそもこれを決定されたというのはいつなんですか。
石神総務部長
 この定例会終了後の委員会で報告するということにつきましては、4月の段階でスケジュールを示して、どういう手順でやっていくのかということで全体のスケジュールを決めまして、これまで詰めてきたわけでございます。そういうことで言うと、4月の段階では全体のスケジュールは決めていたということでございます。それから意見を聞いて進めていくということにしてございましたが、この内容については4月の段階で新年度に入ってからスケジュールを持っていました。今回このスケジュールを変更せざるを得なかったということについては、委員会が終わった後、部長会その他意見を聞く場をつくりまして再度検討した結果、再検討が必要だということで急遽決めさせていただいたということでございます。
長沢委員
 そうすると、委員会が終わって、総務委員会は2日で終わっていますけど、今週の頭ぐらいには決められたというふうに理解していいのか。そのことによって、--つまり、区報自身は刷っちゃって、そういうことはなく、どれぐらいの編集で予定されたかわかりませんけど、それについては別な記事で今度16日の区報は出される、そういうふうに理解していいんですか。
石神総務部長
 そのとおりでございます。
長沢委員
 何年前ですか、2年、3年ぐらい前に1度刷っちゃって、住基のカードのことでしたか、そんなこともここの場で指摘をさせていただいたけど、今回はそういうことはなく、言ってみれば、むだに刷ることはないと、そういうことでいいんですか。
石神総務部長
 決めたのが出張校正の初日で、最終的にはぎりぎりに決めさせていただきましたので、時間的に間に合ったということでございます。
佐藤委員
 3年ごとの見直しをほぼ目安としているということでしたよね。
石神総務部長
 これまではおおむね3年ごとにということで見直しをやってきたわけですが、平成12年以降については「行財政5か年計画」を取り組むということでしばらくやってございませんでした。その間、いろんな形で区民の方に負担をお願いするということで改革をやってきたわけですが、その中で、今回改めて、12年以降、期間は過ぎたわけですが、検討するということにさせてもらったということでございます。
佐藤委員
 3年以上が経過しているということで、どちらにしても私は見直しが必要だというふうに思いますけれども、確かにさまざまな部分が不十分であったということですが、十分なる検討をして、今度はいつきちっと出される予定なんでしょうか。
石神総務部長
 考え方だとかそういった部分についてを含めて再検討ということになりますが、長い時間をかけていくわけにはいかないのではないかというふうに思っております。それで、具体的な内容で出せるかどうかは別なんですが、この使用料に関して、当委員会は8月31日に委員会が予定されておりますので、それまでには検討をある程度、方向性だとか今後のスケジュールだとか、そういうものをあわせてなるたけわかりやすい形での報告をさせていただきたい。ただ、検討がどこまで進むかということについてははっきりしませんのでどこまでとは言えませんが、その段階では今後の進め方について明らかにしたいと思っております。
委員長
 他に質疑はありませんか。--よろしいですか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

石神総務部長
 ちょっと報告を一つ落として申しわけございません。幼稚園保育料の見直しをあわせて行いましたが、当委員会でも、幼稚園保育料とこの施設の使用料については分けて考えるべきだということを言われました。算定基礎だとか考え方、対象、そういったことが違うということでございました。その辺についても私どもはそのように今後見直していきますということでお話しさせていただきました。そういうことから、幼稚園の保育料の見直しについてはこれまでどおり説明をするということで今回区報に載せるということにしてございますので、あわせてよろしくお願いいたします。
委員長
 補足で幼稚園の使用料は載せるということで、今の件について質疑ありますか。

〔「休憩してください」と呼ぶ者あり〕

委員長
 委員会を暫時休憩します。

(午後3時25分)

委員長
 委員会を再開します。

(午後3時28分)

 他に質疑はありませんか。--よろしいですか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 質疑がなければ、以上で本報告について終了いたします。
 次に、2番、その他で何か報告はありますか。--よろしいですね。

〔「ありません」と呼ぶ者あり〕

委員長
 なければ、以上で所管事項の報告を終了いたします。
 審査日程のその他に入ります。
 次回の日程ですが、前回の委員会で確認したとおり、8月31日(木曜日)午後1時から開会いたしますので、よろしくお願いいたします。
 以上で本日予定した日程は終了しますが、委員、理事者の皆さんから特に発言はありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 なければ、以上で総務委員会を散会します。

(午後3時29分)