平成19年06月14日中野区議会議会運営委員会
平成19年06月14日中野区議会議会運営委員会の会議録
平成19年06月14日議会運営委員会 中野区議会議会運営委員会〔平成19年6月14日〕

議会運営委員会会議記録

○開会日 平成19年6月14日

○場所  中野区議会第2委員会室

○開会  午後1時01分

○閉会  午後1時21分

○出席委員(8名)
 斉藤 金造委員長
 平山 英明副委員長
 小堤 勇委員
 伊藤 正信委員
 長沢 和彦委員
 山崎 芳夫委員
 飯島 謹一委員
 藤本 やすたみ委員

○欠席委員(0名)

○委員外議員(8名)
 北原 ともあき議員
 奥田 けんじ議員
 牛崎 のり子議員
 小堤 勇議員
 吉原 宏議員
 久保 りか議員
 酒井 たくや議員
 佐藤 ひろこ議員

○議長・副議長
 市川 みのる議長
 やながわ 妙子副議長

○出席説明員
 区長 田中 大輔
 副区長(経営室) 石神 正義
 経営担当課長 川崎 亨

○事務局職員
 事務局長 山下 清超
 事務局次長 髙橋 信一
 書記 大谷 良二
 書記 鳥居 誠
 書記 永田 純一
 書記 廣地 毅

○委員長署名

○議題
 1 平成19年第2回定例会について
 (1)招集日
 (2)提出予定案件及びその付託委員会
 (3)会期
 2 新たに受理した陳情について
 3 その他

委員長
 定足数に達しましたので、議会運営委員会を開会いたします。

(午後1時01分)

 本日はお手元に配付の議題のとおり進めたいと思いますが、御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 御異議ありませんので、さよう進行いたします。
 議題に入ります。
 平成19年第2回定例会について。招集日について、区長から発言を求められておりますので、これを許可いたします。
田中区長
 私は、平成19年第2回中野区議会定例会を6月21日に招集したいと思います。この定例会に提出を予定しております議案はお手元に配付の資料のとおりでございますが、この具体的な内容につきましては、後ほど、副区長に説明させることといたします。
 なお、この定例会は、第20期中野区議会として最初の定例会となりますので、その冒頭に当たりまして、行政報告をする機会をいただきたいと思います。
 つきましては、本日の議会運営委員会におきまして、会議の日程等よろしく御審議をお願い申し上げます。
委員長
 ただいまの区長の発言のとおり、招集日については6月21日ということで確認したいと思いますが、御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 御異議ありませんので、さよう確認いたします。
 また、第20期中野区議会の冒頭に当たって、区長の行政報告を行いたい旨の発言がありましたが、この件について御質疑ありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 御質疑なければ、区長の発言を認めることに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 御異議ありませんので、さよう確認いたします。
 次に、発言の時期についてですが、本会議初日、6月21日の一般質問に入る前ということでよろしいでしょうか。

〔「はい」と呼ぶ者あり〕

委員長
 御異議ありませんので、さよう確認いたします。
 提出案件及びその付託委員会について。まず、提出予定案件について、副区長から説明をお願いいたします。
石神副区長
 それでは、お手元にお配りしてございます提出予定案件を見ていただきたいと思います。
 まず、予算が1件でございます。
 これは、平成19年度中野区一般会計補正予算でございます。歳入歳出の補正の規模は4,200万円でございます。この内容でございますが、この時期に、第2回定例会で今回出すに至った経緯でございますが、当初予算を組む段階では、税総合システムの導入に伴う第三者評価、これの結果が出ておりませんでした。その段階でございましたので、当初予算では税総合システムの導入について予算を組んだわけでございますが、その後、第三者評価を受けまして、この税システムを行うに当たりましては、ライフサイクルコストによる費用対効果等、これを見た場合には、他の住民情報システム、こういったものを早く検討した上で全体の整合性を持った開発が必要であるということが出ました。この結果を受けて、これまで税総合システムを別にやっていくのかどうか検討した結果でございますが、どうしても、将来的なことを見ていくと、この中心的なシステムについて先行して検討しなければいけないということになったわけでございます。その結果、今回補正をさせていただくということでございます。
 また、この時期ということでございますが、補正の時期を第2回定例会にしましたのは、この検討が大体3カ月から4カ月かかるということでございます。そういうことから、税総合システムで目指す目的を達成するためには、早い時期に着手をして、年度内には、できればそういった税の総合システムについても着手ができるようにして効果を生んでいきたいということからこの時期、第2回定例会という会期に補正予算をお願いするわけでございます。
 それから、次に、一般議案が10件ございます。
 まず、第39号議案、中野区職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例でございます。これは、中野区職員の給与に関する条例、中野区職員の育児休業等に関する条例、中野区立幼稚園教育職員の給与に関する条例、この3本を地方公務員の育児休業等に関する法律の改正に伴う引用条項を整備するものでございます。施行時期につきましては、法律の一部を改正する法律、この施行時期になります。
 次に、第40号議案、中野区職員の退職手当に関する条例の一部を改正する条例でございます。これは、雇用保険等の改正に伴う失業者の退職手当を支給する要件の変更がございましたので、それにあわせて改正するものでございます。施行時期は、平成19年10月1日でございます。なお、一部は公布の日及び平成22年4月1日という内容でございます。
 次に、第41号議案、中野区事務手数料条例の一部を改正する条例でございます。これは、建築基準法の改正に伴います開発行為の許可申請手数料等の額の改定をするものでございます。施行時期は、平成19年9月1日でございます。
 次に、中野区特別区税条例の一部を改正する条例でございます。これは上場株式等の譲渡所得等に係る区民税の課税の特例の適用期間の延長等、また、保険料に係る区民税の課税の特例を規定すること、それから、たばこ税の税率の改定、租税特別措置法及び証券取引法の改正に伴う規定整備を行うものでございます。施行時期は、公布の日、一部は証券取引法の一部を改正する法律の施行の日になります。
 第43号議案、桃園第三小学校施設整備工事請負契約でございます。これは、区立小学校の再編に伴う桃園第三小学校の施設の整備工事でございます。工事の概要でございますが、これは校舎の床、内壁及び建具の改修工事並びに防水改修工事等でございます。工事の完了予定は、平成19年11月でございます。契約金額は、2億5,515万円でございます。
 次に、第44号議案、第十一中学校施設整備工事請負契約でございます。これは、区立中学校の再編に伴う第十一中学校の施設の整備工事でございます。工事の概要ですが、校舎の床、内壁及び建具の改修、体育館の改修工事並びにエレベーターの設置に伴う工事等でございます。工事完了予定は、平成19年11月でございます。契約金額は、3億2,550万円でございます。
 次に、第45号議案、中野区民間福祉サービスに係る紛争の解決の促進に関する条例でございます。これは、民間福祉サービスに係る紛争の迅速かつ適正な解決を図るため、民間福祉サービス紛争調停委員を附属機関として設置し、紛争の調停の手続等を規定するものでございます。施行時期は、平成19年10月1日でございます。
 次に、第46号議案、中野区国民健康保険条例の一部を改正する条例でございます。これは、国民健康保険法の改正に伴う療養の給付に係る一部負担金の負担割合に関する被保険者の区分の変更に伴う改定でございます。施行時期は、平成20年4月1日でございます。
 次に、第47号議案、中野区介護保険条例の一部を改正する条例でございます。これは、地方税法の改正に伴う引用条項を整備するものでございます。施行時期は、公布の日でございます。
 次に、第48号議案、中野区立学校設置条例の一部を改正する条例でございます。これは、中野区立小中学校再編計画に伴う区立学校の統合に伴う区立小学校及び区立中学校の廃止及び新設でございます。2点ございまして、1点目が区立小学校、桃園第三小学校、仲町小学校及び桃丘小学校を廃止しまして、桃花小学校を新設するものでございます。
 次に、区立中学校でございますが、これは第六中学校と第十一中学校を廃止しまして、緑野中学校を新設するものでございます。施行時期は、平成20年4月1日でございます。
 次に、報告案件でございます。6件ございます。
 1点目が、平成18年度中野区一般会計繰越明許費に係る報告でございます。
 2点目が、平成18年度中野区介護保険特別会計繰越明許費に係る報告でございます。
 3点目が、平成18年度中野区区政情報の公開に関する条例の運営状況の報告でございます。
 4点目が、平成18年度中野区個人情報の保護に関する条例の運営状況の報告でございます。
 5点目が、法人の経営状況を説明する書類の提出(2団体)でございます。1団体は、中野区土地開発公社、2団体目は、財団法人中野区中小企業退職金共済会でございます。
 次に、6点目でございますが、議会の委任に基づく専決処分についてでございます。5件でございます。1点目が、学校における事故に係る訴訟上の和解でございます。2点目が、交通事故に係る和解及び損害賠償額の決定、これが3件でございます。次に、保育園における事故に係る和解及び損害賠償額の決定でございます。
 なお、備考でございますが、先ほど申し上げました桃園第三小学校施設整備工事請負契約及び第十一中学校施設整備工事請負契約につきましては、先議をお願いいたしたいと思います。
 また、会期中に中野区監査委員選任の同意についての議案を追加提出する予定でございます。
委員長
 ただいまの説明に対して御質疑ありませんか。
飯島委員
 前回お願いした補正予算の提出に関して、この時期になったということについて御報告がありましたけれども、改めて確認をいたしておきますけれども、副区長は「組む段階」とかという御発言でしたが、補正予算の編成は、自治法の第218条というところにありまして、当然、私が言うまでもなく御存じで、それは「予算の調製後生じた事由」ということで、予算の調製というのは議会に提案するまでというふうに大体解されているようなんです。
 そうすると、平成19年度の予算、この第1回定例会でやったわけですが、そこでの予算の議会への送付、それからその審査、その課程ではまだこういう事由に至っていなかった。つまり、ガイドラインを設けるとか、あるいは住民情報系について調査をして全体のことについて考えようと、こういうことを大体想定させるような第三者機関の評価はあったわけですけれども、評価は評価として受け取ってはいたけれども、区として、改めてどうするかの意思決定はこの審査の期間にはなかったんだと。あるいは、提案を提出されて以降今日に至るまでの課程の中で、つまり、はっきり言えば年度が改まって、区としては意思決定をしたと、こういう意味合いなんですか。
石神副区長
 まず、当初予算並びに平成18年度の補正予算を出した時期ですが、2月13日に議案送付してございます。それまでに調製をしなければいけないわけですが、実際にこの報告が上がりましたのが2月16日ということで、それまでに間に合わなかった件があります。
 また、その報告の結果を受けてどういう形で進めるかということにつきましては、その後検討いたしましたので、この間では当初予算に入れることについては間に合わなかったということで、今回提案をさせていただいたということでございます。
飯島委員
 いわゆる総括質疑の記録等を見たり、その間行われた補正予算における税システムの減額修正とかそういうものがありましたけれども、副区長のお答えだと、そういう報告をいただいた上で、現実には予算が可決されて、それは議会中であれば当然補正提出も可能なわけですから、実例上そういうふうにもなっているし、いろいろあったんだけれども、そこの段階ではいずれにしても決まっていなかったと。第1回定例会の段階で区としては意思決定はしていなくて、その後こういうシステムに関してもう一度調査をするということに至って今回提案をしたと、こういうことなんですね。
石神副区長
 そのとおりでございます。
委員長
 他に質疑はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 質疑がなければ、ただいまの説明のとおり確認したいと思いますが、御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 御異議ありませんので、さよう確認します。
 次に、各議案の付託委員会について、次長から説明していただきます。
髙橋区議会事務局次長
 それでは、付託委員会でございます。
 まず、予算が1件ございます。
 第38号議案、平成19年度中野区一般会計補正予算でございますが、こちらにつきましては、確認事項によりまして総務委員会付託を考えてございます。
 次に、一般議案10件でございます。
 第39号議案、第40号議案、第43号議案及び第44号議案の4件につきましては、経営室所管でございますので、総務委員会付託を考えてございます。
 なお、第39号議案及び第40号議案の計2件につきましては、地方公務員法第5条第2項の規定に基づき、特別区人事委員会の意見を聴取する必要がありますので、議案送付後、特別区人事委員会の意見聴取の手続に入ります。
 次に、第41号議案及び第42号議案の計2件につきましては、管理会計室所管でございますので、総務委員会付託を考えてございます。
 続きまして、第45号議案から第47号議案までの計3件につきましては、保健福祉部所管でございますので、厚生委員会付託を考えてございます。
 次に、第48号議案につきましては、教育委員会所管でございますので、文教委員会付託を考えてございます。
委員長
 ただいまの説明に対して御質疑ありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 質疑がなければ、各議案の付託委員会については、説明のとおり確認したいと思いますが、御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 御異議ありませんので、さよう確認いたします。
 それでは、先議の申し出があります第43号議案及び第44号議案についてですが、6月21日本会議初日、区長の行政報告を受けた後、一般質問の時期を変更して議案を上程し、本会議を休憩して総務委員会で審査を行い、本会議を再開して審議を行うことを確認したいと思いますが、御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 御異議ありませんので、さよう確認いたします。
 次に、会期について。本日は招集議運ですので、会期については資料2のとおり確認したいと思いますが、第2回定例会の日程については前回の議会運営委員会で既に内定しておりますが、7月2日の特別委員会の開会時間について確認したいと思います。
 委員会を暫時休憩いたします。

(午後1時18分)

委員長
 再開いたします。

(午後1時19分)

 休憩中に確認いたしましたが、特別委員会の開会時間については、今定例会は資料2に記載のとおり、交通対策・中野駅周辺まちづくり特別委員会と環境対策特別委員会を午前10時から開会、防災まちづくり特別委員会を午後1時から開会とし、第3回定例会以降、各定例会ごとに午前、午後を交代して開会することを確認したいと思いますが、御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 御異議ありませんので、さよう確認いたします。
 次に、新たに受理した陳情について。お手元に配付の資料3のとおり、3件受理しています。この陳情については、6月25日の議運で関係委員長出席のもとで取り扱いについて協議をいたしますので、御承知おきをお願いいたします。
 その他に移ります。その他、各委員、理事者、事務局から何か御発言はありませんか。
山崎委員
 ちょっと先のことなんですが、現在行われている経済諮問会議をはじめまして、政府の方では地域間の税源の偏在を殊更に主張して、東京富裕論というのが審議をされているかのように聞いております。それに対抗して、国と地方を通じての税制制度の見直しの意見書を出したいと、このように思っておりますので、その節はよろしくお願いを申し上げます。
委員長
 他にございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 では、予告を受けたということを確認いたします。
 次回は、6月21日(木曜日)午前11時から当委員会室において開会いたしますので、御承知おきをください。
 以上で、本日の委員会を散会いたします。
(午後1時21分)