平成18年09月22日中野区議会議会運営委員会(第3回定例会)
平成18年09月22日中野区議会議会運営委員会(第3回定例会)の会議録
平成18年9月22日議会運営委員会 中野区議会議会運営委員会〔平成18年9月22日〕

議会運営委員会会議記録

○開会日 平成18年9月22日

○場所  中野区議会第2委員会室

○開会  午前11時03分

○閉会  午前11時27分

○出席委員(9名)
 篠 国昭委員長
 佐伯 利昭副委員長
 久保 りか委員
 小堤 勇委員
 大内 しんご委員
 長沢 和彦委員
 山崎 芳夫委員
 斉藤 金造委員
 大泉 正勝委員

○欠席委員(0名)

○委員外議員(3名)
 伊藤 正信議員
 岩永 しほ子議員
 斉藤 高輝議員

○議長・副議長
 高橋 ちあき議長
 江口 済三郎副議長

○出席説明員
 助役 内田 司郎
 総務部長 石神 正義

○事務局職員
 事務局長 山下 清超
 事務局次長 高橋 信一
 書記 大谷 良二
 書記 鳥居 誠
 書記 岩浅 英樹
 書記 廣地 毅
 書記 菅野 多身子

○委員長署名


○議題
 1 提出案件の追加について
 2 新たに受理した陳情について
 3 意見書の取扱いについて
 4 本会議の運営について
  ○議事日程(別紙1)
  ○議事の順序(別紙2)
 5 その他

委員長 
 定足数に達しましたので、議会運営委員会を開会いたします。

(午前11時03分)

 本日はお手元に配付の議題のとおり進めたいと思いますが、御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 御異議ありませんので、さよう進行いたします。
 議題に入ります。
 提出案件の追加について、総務部長から説明を求めます。
石神総務部長
 それでは、お手元にお配りしました定例会提出案件の追加について、資料1を見ていただきたいと思います。
 まず、一般議案6件でございます。内容は、中野区議会議員の報酬及び費用弁償等に関する条例等の一部を改正する条例でございます。これは、中野区議会議員の報酬及び費用弁償等に関する条例、中野区行政委員会の委員及び非常勤の監査委員の報酬及び費用弁償に関する条例、中野区長等の給料等に関する条例の支度料の廃止及び区長等の旅費の額にかかわる規定の変更をするものでございます。施行時期は、公布の日でございます。
 次に、中野区職員の旅費に関する条例の一部を改正する条例でございます。これは支度料の廃止、外国旅行の宿泊料の額の変更及び市町村の合併に伴う規定を整備するものでございます。施行時期は、公布の日でございます。一部は19年3月11日ということになります。
 次に、中野区教育委員会教育長の給与等に関する条例の一部を改正する条例でございます。これは、支度料の廃止をするものでございます。施行時期は、公布の日でございます。
 次に、中野区における証明書の交付等の請求及び届出に係る本人確認に関する条例の一部を改正する条例でございます。これは、住民基本台帳法の改正に伴う規定を整備するものでございます。施行時期は、18年11月1日でございます。
 次に、中野区住民基本台帳の閲覧等に関する条例を廃止する条例でございます。これは、住民基本台帳法の改正による住民基本台帳の閲覧制度の変更に伴う条例の廃止をするものでございます。施行時期は、18年11月1日でございます。
 次に、中野区立幼稚園条例の一部を改正する条例でございます。これは、区立幼稚園の保育料の改定をするものでございます。施行時期は、平成19年4月1日でございます。
委員長
 ただいまの説明に対して質疑はありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 質疑がなければ、ただいまの説明のとおり確認したいと思いますが、御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 御異議ありませんので、さよう確認いたします。
 次に、付託委員会について次長から説明を求めます。
高橋区議会事務局次長
 それでは、付託委員会でございます。一般議案6件でございます。
 まず、第88号議案から第90号議案までの計3件につきましては、総務部の所管でございますので、総務委員会付託を考えてございます。なお、第89号議案及び第90号議案の2件につきましては、地方公務員法第5条第2項の規定に基づき、特別区人事委員会の意見を聴取する必要がございますので、議案送付後、特別区人事委員会の意見聴取の手続に入ります。
 続きまして、第91号議案及び第92号議案の計2件につきましては、区民生活部の所管でございますので、区民委員会付託を考えてございます。
 続きまして、第93号議案でございます。本議案につきましては、子ども家庭部の所管でございますので、厚生委員会付託を考えてございます。
委員長
 ただいまの説明に対して質疑はありませんか。
岩永委員外議員
 幼稚園条例の一部を改正する条例ですが、今、次長の説明では厚生委員会所管ということでした。もともとこれは教育委員会から子ども家庭部の補助執行という形で実施している事務です。条例そのものは厚生委員会所管ではないと私は思っているんです。今言ったように、補助執行の形できているということでありましたので、厚生委員会でもそうだし、多分文教委員会でもそうだったと思うんですが、この条例をどちらにかけるかというのは明確に決まっていなかった。どちらになるかという話できていたというふうに私は理解しています。
 それで、見てみたんですが、やっぱり幼稚園条例の中の一部に保育所条例が入っている。保育料の部分が入っているということで、確かに会計上等を含めて補助執行ではありますが、条例を所管している文教の方でやった方が質疑等も、私はスムーズに行くのではないか。ましてや教育委員会などの審査もあるので、そのあたりでは文教委員会でやった方が、審査としてはスムーズに行くのではないかというふうに思っているんですが、そのあたりの判断はいかがなんでしょう。
高橋区議会事務局次長
 おっしゃるとおり、条例という形では教育委員会の方で意思決定その他はやっております。ただ、先ほど委員がおっしゃったように、補助執行という形で、実際の事務の関係は子ども家庭部の方に行っていると。今回の条例の内容でございますが、これは料金の改定、保育料の改定ということで、その中身でございますけれども、そちらについては積算の関係その他もろもろはやはり子ども家庭部の方でやっているということで、内容の審査その他についても十分なものが子ども家庭部の方ではできるというような判断がございます。
 それで、教育委員会のかかわりでございますが、意思決定に関するものに関しては、やはり教育委員会、教育長の答弁ということで教育委員会になるかと思いますが、先ほど申しましたように、補助執行という事務の関係では実際にとり行っているところは子ども家庭部ということでありますので、私どもの判断としては厚生委員会というふうな判断で考えてございます。
岩永委員外議員
 意思決定の関係ですが、教育委員会、教育委員さんが最終的な意思決定をするわけですね。その教育委員さんとのかかわりは厚生委員会にはありません。そういうことはないかもしれないけれども、だけど、どういうふうに結論が出るかわからないという場合があるわけです。教育委員会と違う意思が出た場合、じゃあどこで責任を持つのかというようなことも考えますと、やはり文教委員会で、所管のところでやるというのが、私はそういう意味では、筋がどうかということを言っているのではなくて、スムーズな審査ができるのではないかというふうにして、そこのところを心配しているんですけれども、そのあたりについてはどういう判断をお持ちですか。
高橋区議会事務局次長
 教育委員の意思決定にかかわるものに関しては、その部分につきましては厚生委員会で教育長に参加していただいて御答弁していただくという形で、意思決定の過程その他については審議ができるのではないかというふうに考えております。
 しかるに、教育委員会、教育委員会事務局があるところの教育の方でございますけれども、それにつきましては、教育委員会事務局としては保育料の値上げその他についての事務的なものに関しては一切やってございませんので、そこら辺の説明ができない。ですから、実際に子ども家庭部の方で積算その他、値上げの手続その他についての事務を全部とり行っている。それで意思決定に関しては教育長に出席していただいて答えると、そういう形を想定してございますので、厚生委員会所管で私どもはいいのではないかと、そういうような判断をしております。
岩永委員外議員
 絶対に厚生では困るということを主張し続けるつもりはないんですが、今言われたように、教育長の出席となると、定例会中で各委員会一緒に開いています。教育長の出席を求めるとなると、どちらかの委員会が融通するというのか、開会等々のやりくりなども必要になる場合が考えられる。そういうことを思うとやっぱり、スムーズさにこだわるわけではありませんが、文教委員会でやる方が、そういう手間も要らないしというふうに私は思うんですね。だから、確かに補助執行ということで、事務局の方では厚生が妥当だろうというふうに判断されたと思うんだけれども、そのあたりは文教でやったって、じゃあ厚生のだれかに来てもらおうということにはならないわけだから、そのあたりは文教の方がスムーズではないかというふうに思うんです。
山下区議会事務局長
 今、委員長は、スムーズな審議ということをずっとおっしゃっております。その観点から申しますと、厚生委員会でやっていただいた方が私どもはスムーズに行くというふうに判断をしてございます。その理由と申しますのは、教育委員会では、意思を決定するそのプロセス自身は教育委員会の仕事として残しておりますが、意思決定に必要な情報の収集、あるいは案件の検討ですとかそういった内容は、すべて子ども家庭部にその部分を補助執行させておりまして、そういう意味では教育委員会の事務局はこの仕事にはタッチをしておりません。ですから、文教委員会でこれを審議するということになりますと、その場に通常居合わせる文教委員会のスタッフでは質疑等にお答えができないということになりまして、逆に言いますと、子ども家庭部のそれぞれのスタッフをそこへ呼び込んで審議をしなければならないということになってまいります。そういう状況もありますので、筋で言えばどうかということはあるかもしれませんが、実務的な観点から申せば、委員長が担当されております厚生委員会でやっていただくのが一番スムーズな審議ができるのではないか、そういうふうに考えておりますので、ここは御理解をいただければありがたいというふうに思っております。
岩永委員外議員
 私たち厚生委員会では、この幼稚園の保育料については子ども家庭部と教育委員会が一緒に検討をしてきたというか、一つの、これからの幼稚園や子ども家庭部で所管する、そういう事業をどうしていくかという中で検討をしているというふうに理解をしておりましたので、今局長が言われるように、全く教育委員会の事務局がこの幼稚園保育料についてタッチしていないというのは、実は私は今初めて知りました。初めて知ったというのは、今までの厚生委員会の中での話から考えれば、全く教育委員会事務局がタッチしていなかったというのは、それはそれで条例上から考えても無責任ではないかというふうに思うんです。それは置いておくにしましても、そうしますと、今後、この幼稚園保育料については、条例は教育委員会だけれども、今後も幼稚園保育料の改定をという場合には、常に補助執行している厚生委員会に来ると、そういうことになるわけですか。
山下区議会事務局長
 ちょっと言葉が足らなかったと思いますが、責任を持って検討しているのは、これは子ども家庭部のスタッフたちだという、そういう趣旨でございます。教育委員会の事務局がそれについて全く知らないという、そういうことではありませんが、検討そのものの責任をゆだねられているのは、現状の役所の機構の中では子ども家庭部であるという、そういう趣旨で申し上げました。
 それから、そういった状況が今後も続くということであれば、やはり厚生委員会で御審議いただくのが妥当なのではないかというふうに私どもは考えてございます。
委員長
 よろしゅうございますか。いろいろやりとりはございましたが、そのほかに御質疑ございますか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 質疑がなければ、ただいまの説明のとおり確認したいと思いますが、御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 御異議ありませんので、さよう確認いたします。
 それでは、ただいま説明のありました議案については、10月11日の本会議に上程することを確認したいと思いますが、御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 御異議ありませんので、さよう確認いたします。
 総務、区民、厚生の委員長さんは、どうぞ御退席ください。

〔総務、区民、厚生委員長退席〕

委員長
 次に、新たに受理した陳情について、お手元に配付の「資料2」のとおり1件受理しています。この陳情については、10月20日の議運で関係委員長出席のもとで取り扱いの協議をいたしますので、御承知おきください。
 次に、意見書の取扱いについて、会派から提出されている意見書がありますので、取り扱いの協議をいたします。自由民主党・民社クラブさんから提案されている出資法及び貸金業規制法の改正に関する意見書について協議いたします。
 委員会を暫時休憩いたします。

(午前11時18分)

委員長
 委員会を再開いたします。

(午前11時19分)

 全会一致という形でよろしゅうございますね。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 自由民主党・民社クラブさんから提案されている意見書の議員提出議案第8号として本日の本会議に上程し、提案者は議運委員全員、提案代表者は委員長ということでよろしゅうございますか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 御異議ありませんので、さよう確認いたします。
 本会議の運営について、次長から説明を求めます。
高橋区議会事務局次長
 まず、議事日程でございます。「別紙1」をごらんいただきたいと思います。
 日程第1は、総務委員会及び厚生委員会から異議なしで可決すべきものとして報告が上がってきている議案でございます。
 日程第2は、厚生委員会から賛成多数で可決すべきものとして報告が上がってきている議案でございます。
 日程第3は、決算特別委員会に付託する議案でございます。
 日程第4は、厚生委員会から報告が上がってきている陳情でございます。
 次に、議事の順序でございます。こちらは「別紙2」をごらんいただきたいと思います。
 (1)本日の開議宣告。
 (2)一般質問。本日は5名ということで、大内しんご議員、北原奉昭議員、いでい良輔議員、むとう有子議員、近藤さえ子議員の順番となります。
 (3)日程第1、第72号議案から第80号議案までの計9件を一括上程いたします。委員長報告省略をお諮りいたしまして、討論に入ります。採決につきましては、簡易になろうかと思います。
 (4)日程第2、第81号議案、中野区国民健康保険条例の一部を改正する条例を上程いたしまして、岩永しほ子厚生委員長によります委員長報告の後、討論に入ります。採決につきましては、起立になろうかと思います。
 (5)日程第3、認定第1号から認定第5号までの計5件を一括上程いたします。理事者の説明を求め、質疑を受けまして、決算特別委員会の設置及び決算特別委員会への付託をお諮りいたします。
 点線内に入りまして、日程追加、先議をお諮りいたしまして、日程第5、議員提出議案第8号、出資法及び貸し金業規制法の改正に関する意見書を上程いたします。篠 国昭議員によります提案説明の後、質疑を受け、委員会付託省略をお諮りした後、討論に入ります。採決につきましては、後ほど御確認いただきたいと思います。
 点線を出まして、(6)日程第4、第21号陳情、障害者自立支援法施行に伴う区独自の負担軽減策の実施について(1項から4項まで及び6項)を上程いたします。岩永しほ子厚生委員長によります委員長報告の後、討論に入ります。採決につきましては、委員会の採決方法に倣い、項ごとに分けて採決することになろうかと思います。
 (7)陳情のみなす採択について、記載してございます。第21号陳情(5項)につきましては、厚生委員会に付託されたものでございますが、厚生委員会からは、去る7月13日の本会議で議員提出議案第4号、障害者自立支援法に基づく事業に関する意見書が可決されたことにより、みなす採択とした旨の報告が上がってきております。したがいまして、第21号陳情(5項)につきまして、議長からみなす採択とする宣告をいたします。
 以上終わりまして、(8)散会宣告。散会後、決算特別委員会を開会。このような順序になろうかと思います。
 なお、9月21日までの一般質問の時間の実績をまとめた資料をお手元に「参考」としてお配りしてございますので、ごらんいただきたいと思います。この結果、当該会派2人目の質問者の時間表示につきましては、表の中ほどの列、残時間Cに記載してあります時間からスタートすることになろうかと思います。
委員長
 ただいまの説明に対して質疑はありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 質疑がなければ、ただいまの説明のとおり確認したいと思いますが、御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 御異議ありませんので、さよう確認いたします。
 次に、意見書の採決方法は簡易でよろしゅうございますか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 それでは、簡易ということで確認いたします。
 議案、陳情、意見書に討論がありましたら、申し出をお願いいたします。
 ございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

委員長

高橋区議会事務局次長
 それでは、討論につきまして確認させていただきます。
 (6)日程第4、第21号陳情につきましては、市民自治の佐藤ひろこ議員から、1項、3項、4及び6項に賛成、2項につきましては反対の立場での討論の申し出がありました。
委員長
 他にはございませんね。
 それでは、本日の本会議も、一般質問の2人目が終了したところで20分程度の休憩を入れ、再開時刻の目途を事務局長からお知らせすること、また、やむを得ず午後5時を過ぎそうな場合には、適宜、時間延長を行うことをあらかじめ確認しておきたいと思いますが、御異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 御異議ありませんので、さよう確認いたします。
 また、本日の本会議も、一般質問のテレビ録画のため、テレビカメラ2台と操作のための係員が傍聴席と理事者席上部の通路に入ることを御承知おきください。
 その他、各委員、理事者、事務局から何か御発言はありますか。
 なお、意見書等の提案は、原則として次回10月11日の委員会が最後となりますので、御承知おきください。
 本日の本会議の開会予定も午後1時ですが、この後、議会運営協議会も開かれます。場合によっては議会運営協議会の終了時点で改めて皆さんに御協議いただいて、議長に決定していただくことにしたいと思いますが、よろしゅうございましょうか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 それでは、さよう確認いたします。
 次の委員会は10月11日水曜日午前10時から当委員会室において開会いたしますので、御承知おきください。
 以上で本日の委員会を散会いたします。

(午前11時27分)