平成17年03月11日中野区議会議会運営委員会(第1回定例会)
平成17年03月11日中野区議会議会運営委員会(第1回定例会)の会議録
平成17年3月11日議会運営委員会 中野区議会議会運営委員会〔平成17年3月11日〕

議会運営委員会会議記録

○開会日 平成17年3月11日

○場所  中野区議会第2委員会室

○開会  午前10時16分

○閉会  午後5時10分

○出席委員(10名)
 大内 しんご委員長
 大泉 正勝副委員長
 高橋 ちあき委員
 飯島 きんいち委員
 むとう 有子委員
 長沢 和彦委員
 岩永 しほ子委員
 篠 国昭委員
 斉藤 金造委員
 藤本 やすたみ委員

○欠席委員(0名)

○委員外議員(7名)
 伊藤 正信議員
 吉原 宏議員
 高倉 良生議員
 平島 好人議員
 かせ 次郎議員
 市川 みのる議員
 岡本 いさお議員

○議長・副議長
 山崎 芳夫議長
 やながわ 妙子副議長

○出席説明員
 助役 内田 司郎
 総務部長 石神 正義

○事務局職員
 事務局長 正木 洋介
 書記 大谷 良二
 書記 西田 健
 書記 荒井 勉
 書記 鳥居 誠

○委員長署名


○議題
 1 追加提出案件について
 2 新たに受理した陳情とその付託委員会について
 3 陳情の訂正について
 4 本会議の運営について
   ○議事日程(別紙1)
   ○議事の順序(別紙2、別紙3)
 5 その他
  (1)平成17年第3回定例会について
  (2)その他

委員長
 定足数に達しましたので、議会運営委員会を開会します。

(午前10時16分)

 本日は、お手元に配付の議題のとおり進めたいと思いますが、御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 御異議ありませんので、さよう進行します。
 議題に入ります。
 追加提出案件について、総務部長から説明を求めます。
石神総務部長
 お手元にお配りしてございます平成17年第1回中野区議会定例会追加提出案件、これに基づいて御説明させていただきます。追加提出する案件は予算2件でございます。
 内容でございますが、一つは、平成16年度中野区一般会計補正予算でございます。二つ目が、平成16年度中野区老人保健医療特別会計補正予算でございます。
 この内容は同じ内容でございます。これは老人保健医療特別会計におきまして、国庫支出金、これの交付率が確定をしたわけですが、当初予定した数字よりも低くて、95.75ということで非常に低い交付率になりました。この交付率でございますが、これは国の支出金が医療費に関係するわけですが、医療費がその年度内で急激にふえてしまうというようなことがありますと、これにつきましては年度間調整をしまして、翌年度で調整するということが行われます。今回、中越地震等がありまして、この交付率が非常に低くなったということから、不足が生じました。そのために老人保健の特別会計、この中では処理ができないということで一般会計から繰り出しをして、老人会計の特別会計の方に繰り入れをして処理をするというものでございます。
 その結果、一般会計、38号議案になりますが、歳入歳出の予算の補正2億2,960万2,000円を補正をいたしまして、繰り出しをいたします。それで老人保健の医療特別会計が繰り入れをしまして財源更正をしまして、この支出を行うというものでございます。よろしく御審議をお願いしたいということでございます。よろしくお願いいたします。
委員長
 ただいまの説明に対して質疑はありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 質疑がなければ、ただいま説明のとおり確認したいと思いますが、御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 御異議ありませんので、さよう確認をします。
 次に、付託委員会について局長から説明を求めます。
正木区議会事務局長
 それでは、付託委員会について御説明いたします。
 第38号議案及び第39号議案ともに平成16年度の補正予算でございます。確認事項に従い、総務委員会付託を考えております。なお補正予算につきましては、確認事項によりまして、総務委員会以外の常任委員会はそれぞれ関係分について審査し、意見がある場合は賛成多数となった意見を総務委員会に申し送ることになっております。今回は38号、39号議案ともに厚生委員会で関係分の審査を行うことになろうかと思います。
委員長
 ただいまの説明に対して質疑はありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 質疑がなければ、ただいまの説明のとおり確認したいと思いますが、御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 御異議ありませんので、さよう確認します。
 それでは、ただいま説明のありました議案については、本日の本会議に上程することを確認したいと思いますが、御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 御異議ありませんので、さよう確認します。
 2、新たに受理した陳情とその付託委員会について、局長から説明を求めます。
飯島委員
 2番目の、新たに受理した陳情とその付託委員会についてということで、議運のこの当該委員会、議事進行の動議ですけども、通常のやり方でおやりになるような雰囲気なんですが、これだけ膨大なもの、1時間早く開会をしているといっても、きょうは午後から本会議もあり、予算上程もあるわけですね。何かこれをそのまま処理していって、大体この委員会自体の協議が午前中に終わったりなんかすることになるのかどうか。本来であれば、委員長の方からでも、この委員会運営について御提案があってもしかるべきかなと思うんですが、それはそれとして、既に明らかになっている予定等々からすれば、かなり膨大になっている部分の大宗の部分というか、90%ぐらいのものが中・警にかかわるようなことだったりするんだろうと思いますし、午前中の委員会でこれどうするんだとか、さまざま出てくるんだろうと思うんですね。
 したがって、局長の御説明を受ける前に、委員会の運営上の問題として、この議会運営委員会の運営上の問題として、ちょっと皆さんが御協議いただいた方がいいのかなと、こう思いますので、場合によったら休憩でも結構ですから、この問題をどうこの委員会の中で進行させていくのか、御協議いただければと思います。
委員長
 委員会を休憩いたします。

(午前10時23分)

委員長
 委員会を再開いたします。

(午前10時45分)

 ただいま、2の新たに受理した陳情とその付託委員会については、その他、5が終わった時点でもう一度皆さんと御協議をいただくということで議事を進めたいと思います。
 3、陳情の訂正について、局長から説明を求めます。
正木区議会事務局長
 資料3をごらんいただきたいと思います。陳情の訂正について、2件提出されております。
 初めに、平成16年第41号陳情、介護保険制度の拡充をはかることについて。本陳情については厚生委員会に付託中のものでございますが、3月7日付で訂正願が提出されております。
 訂正内容といたしましては、主旨の項目1中、「引上げ、利用料を現行の1割から2~3割への」という表現を削除するというものでございます。さらに、項目2、項目4を削除するという訂正でございます。
 訂正理由といたしましては、社会状況等の変化を考慮して、とされております。
 参考までに訂正前の文書表と訂正後の文書表を添付しておりますので、ごらんください。
 次に、第6号陳情、警察大学校等跡地利用計画について。本陳情につきましては、中野駅周辺・警察大学校等跡地整備特別委員会に付託中のものでございますが、3月8日付で訂正願が提出されてございます。
 訂正内容といたしましては、理由中、4項の2行目、「焼失面積も」という部分を「高焼失率面積も」に訂正するというものでございます。
 訂正理由といたしましては、誤字または誤記、誤った表記ですね、のためとなっております。
 こちらも、参考までに訂正前の文書表と訂正後の文書表を添付しております。
委員長
 ただいまの説明に対して質疑はありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 質疑がなければ、ただいま説明のありました陳情の訂正につきましては、本日の本会議で訂正の承認をお諮りするということで確認したいと思いますが、御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 御異議ありませんので、さよう確認をします。
 4、本会議の運営について、局長から説明を求めます。
正木区議会事務局長
 本会議の運営について。まず議事日程でございますが、別紙1をごらんください。
 日程第1は、予算特別委員会から可決すべきものとして報告が上がってきている議案です。
 日程第2は、基本構想調査・江古田の森整備特別委員会へ付託する議案です。
 日程第3は、総務委員会へ付託する議案です。
 日程第4は、区民委員会へ付託する議案です。
 日程第5は、厚生委員会へ付託する議案です。
 日程第6は、建設委員会へ付託する議案です。
 日程第7は、議会の委任に基づく専決処分についてでございます。
 次に、議事の順序でございますが、別紙2をごらんいただきたいと思います。
 1、本日の開議宣告。
 2、日程第1、第6号議案から第10号議案までの計5件は一括上程いたしまして、平島好人予算特別委員長によります委員長報告を求めた後、討論を受け、採決につきましては議案ごとに行います。第6号議案が起立、第7号議案が簡易、第8号議案が起立、第9号議案が簡易、第10号議案が起立、このようになろうかと思います。
 3、日程第2、第20号議案「中野区基本構想」を上程いたしまして、理事者の説明を求めた後、質疑を受け、基本構想調査・江古田の森整備特別委員会への付託をお諮りいたしまして、付託をいたします。
 4、日程第3、第11号議案から第15号議案まで、第18号議案、第21号議案、第22号議案、第35号議案、第36号議案、第38号議案及び第39号議案の計12件を一括上程いたしまして、理事者の説明を求めた後、質疑を受け、総務委員会へ付託いたします。なお、第18号議案につきましては、特別区人事委員会の意見を聴取いたしましたので、写しを本会議場に配付し、議長から報告いたします。これにつきましては、お手元の資料4でございます。
 5、日程第4、第23号議案から第26号議案までの計4件を一括上程いたしまして、理事者の説明を求めた後、質疑を受け、区民委員会へ付託いたします。
 6、日程第5、第28号議案から第33号議案まで及び第37号議案の計7件を一括上程いたしまして、理事者の説明を求めた後、質疑を受け、厚生委員会へ付託いたします。
 7、日程第6、第34号議案「中野区立公園条例の一部を改正する条例」を上程いたしまして、理事者の説明を求めた後、質疑を受け、建設委員会へ付託いたします。
 以上終わりまして、8、休憩宣告ということでございます。なお、休憩中に厚生委員会を開会し、その後に議会運営委員会を再開いたします。
 次に、別紙3をごらんいただきたいと思います。資料4の次のページです。
 議事の順序、再開後の予定でございます。
 9、再開宣告。
 10、第37号議案について、日程追加、先議をお諮りし、上程いたします。日程番号等については、後半の議会運営委員会で御確認ください。
 11、日程第7、議会の委任に基づく専決処分について。これはお手元に配付の資料5と資料6でございます。これによりまして議長から御報告いたします。
 12、陳情の訂正についてお諮りいたします。
 13、陳情の特別委員会への付託(付託件名表Ⅰ)、お手元の資料ですが、これは後ほどの協議の流れによりましては差しかえすることになることもあろうかと思います。これは現段階の想定でつくってあるものでございますので、御理解いただきたいと思います。これによりまして付託をお諮りいたしまして、付託をするということでございます。
 14、陳情の常任委員会への付託(付託件名表II)、同じくお手元の資料7ですが、これによりまして付託をいたします。
 以上終わりまして、15、散会宣告、このような流れになろうかと思います。
委員長
 ただいまの説明に対して質疑はありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 質疑がなければ、ただいまの説明のとおり確認したいと思いますが、御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 御異議ありませんので、さよう確認をします。
 次に、採決方法について確認をします。
 まず予算の採決方法について確認をします。予算特別委員会と同様の採決方法でよろしいでしょうか。ちなみに、予算特別委員会では第6号議案、一般会計は起立、第7号議案、用特会計は簡易、第8号議案、国保会計は起立、第9号議案、老人医療会計は簡易、第10号議案、介護保険会計は起立でした。そのとおりでよろしいですか。

〔「はい」と呼ぶ者あり〕

委員長
 では、そのように確認をいたします。
 次に、討論について申し出をお願いします。
飯島委員
 第6号議案について賛成討論、岡本です。
岩永委員
 同じく第6号議案、反対討論を小堤議員がします。
高橋委員
 第6号議案について賛成討論で、いでいがやります。お願いいたします。
藤本委員
 民主クラブ、賛成討論で酒井議員。
むとう委員
 第6号議案、反対討論で奥田。
委員長
 局長いいですか。確認してください。
正木区議会事務局長
 それでは、討論について確認させていただきます。
 1番に小堤議員から6号議案に対する反対討論、2番が岡本議員から6号議案に対する賛成討論、3番目が奥田議員から6号議案に対する反対討論、4番目がいでい議員から6号議案への賛成討論、続きまして5番目、6号議案への賛成討論、酒井議員。それから、他の会派、佐藤議員から別に討論の申し出がございまして、6号議案への賛成討論ということでございまして、これが6番目になるということで確認をさせていただきたいと思います。
委員長
 よろしいでしょうか。

〔「はい」と呼ぶ者あり〕

委員長
 本日は、本会議を休憩している間に厚生委員会が開会されますので、休憩前にあらかじめ時間延長しておきたいと思いますが、よろしいでしょうか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 御異議ありませんので、さよう確認します。
 5、その他。(1)平成17年第3回定例会の日程について、局長から説明を求めます。
正木区議会事務局長
 平成17年第3回定例会日程について。資料8、資料9をごらんいただきたいと思います。2案用意しております。
 資料8、第1案の方でございますが、9月21日から10月24日までの会期34日間として想定したものでございます。
 次に資料9、第2案の方でございますが、初日を1日ずらしておりまして、9月22日から10月25日までの会期34日間という想定でございます。
委員長
 ただいまの説明に対して質疑はありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 質疑がなければ、本日のところは二つの案を持ち帰って各会派で検討していただき、3月25日、最終日の議運で内々定をしていきたいと思いますが、御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 御異議ありませんので、さよう確認します。
 その他、各位、理事者、事務局から何か発言はありますか。

飯島委員
 既に、先般の議会運営委員会で意見書の提出をお願いいたしておりました。事務局に案文をお届けしてありますので、許可いただければお配りをさせていただければと思います。
岩永委員
 私どもの方はちょっと事前のお願いはしておりませんでしたが、本日、1件意見書の提出をお願いしたいと思いますので、事務局の方に案文を届けてありますので、御配付を含めてよろしくお願いいたします。
委員長
 では、配付してください。

〔資料配付〕

委員長
 では、提案会派から何か発言はありますか。
飯島委員
 私どもの方は、発達障害児者に対する支援促進を求める意見書(案)でございます。既に本会議等で我が会派の高倉委員からも質問があったように、また他の会派の皆さんも発言をされているように、読んでいただければ十分わかるようなことでございますけれども、国に対して都道府県ごとに発達支援センターを設置する、そういうことをしていますが、よりきめ細やかな支援対策の実施には区市町村の役割が、この区市町村と国とのかかわりの中で、きちっとした支援のネットワークづくりが求められているということで、各記に6件の記書きになっております件数について、意見書を提出していただきたいと、こういう内容でございます。
 なお、きょうは日程その他考えれば、お持ち帰りいただいて最終日に御結論いただければと思いますし、また何かございましたら、どうぞ言っていただければと思っております。
委員長
 何か質問ありますか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 なければ……。
岩永委員
 私どもの方からは、乳幼児医療費助成制度の所得制限を撤廃し、対象を小学生以上に拡大することを求める意見書を、東京都知事あてに出すようにお願いをしたい意見書でございます。
 東京都が所得制限を廃止すれば、中野区で実施をしております乳幼児医療費に対する財源の確保等にもなります。ぜひ読んでいただいて、御賛同をお願いしたいと思います。
 なお、私どもの方も内容等についての調整には応じたいと思いますので、ぜひ御意見などもいただければと思います。
委員長
 何か御質疑ありますか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 なければ、本日は持ち帰りということでよろしいでしょうか。

〔「はい」と呼ぶ者あり〕

委員長
 なお、意見書等の提案は原則として本日が締め切りになりますが、この他に何か新たな提案はありますか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 それでは、他にはなしということで確認いたします。
 局長から1件報告があります。
正木区議会事務局長
 それでは、1件報告させていただきます。
 資料9の次に参考として入れてございますが、参考資料ですね。2月23日までの一般質問の時間の実績をまとめた資料をお配りしてございます。表のうち右から2番目の列、個人・時間差Bの欄が、今回行われました一般質問を行った各会派の残余時間ということになりますので、ごらんいただきたいと思います。
委員長
 御質疑ありますか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 なければ、さよう確認をいたします。
 それでは、2の新たに受理した陳情とその付託委員会について御協議をさせていただきます。
 一たん休憩にいたします。

(午前11時02分)

委員長
 委員会を再開いたします。

(午前11時23分)

 新たに受理した陳情とその付託委員会について、中野駅周辺・警察大学校等跡地整備特別委員会以外と考えられる陳情について、局長から説明を求めます。
正木区議会事務局長
 それでは説明させていただきます。先ほどこれに関連いたしまして、陳情付託件名表(II)に記載のものというような表現もございましたが、念のために申し上げますと、陳情付託件名表については前回の議運でもう既に付託を決めたものも入っております。ちなみに4号、8号、9号については既に付託が決まっているものということでございます。したがいまして、ここでは12号以降の分について説明させていただきたいと思っております。全部で18件ございます。
 初めに、第12号陳情になります。ごらんいただきたいと思います。中野区立保育園の民営化についてです。主旨といたしましては、1、民営化の予定園について、保護者に対する理解と納得のいく説明を十分に行い、民営化計画を強行するようなことのないようにしてください。2、基本構想素案、中野区次世代育成支援行動計画素案に打ち出した全園の民営化に向けた計画について、全保育園の保護者に対し、十分な説明をしてください。3、中野区の保育水準を守り、十分な保育体制がとれるよう、区の責任と支援を充実させてくださいというものです。子ども家庭部に関するものと思われますので、厚生委員会付託を考えております。
 次に、第15号陳情、中野区臨時職員の雇い止め、ならびに任期付き短時間勤務職員制度および任期付き職員制度の導入についてでございます。主旨といたしましては、1、中野区は、区の臨時職員(朝夕保育パートおよび障害児学級介助員)の雇い止めを行わずに、希望する人がひきつづき働き続けられるようにしてください。2、中野区が導入を検討している任期付き短時間勤務職員制度および任期付き職員制度を導入した場合、その実施を延期してください。3、中野区が臨時職員の雇い止めを実施する場合は、区が導入を検討している任期付き短時間勤務職員制度および任期付き職員制度による職員として、当該臨時職員のうち、希望するすべての者を雇い続けるようにしてくださいというものでございます。総務部に関するものということで、総務委員会付託を考えております。
 次に、第18号陳情でございます。高齢者の健康と生きがい増進に資する高齢者農園事業の拡充についてでございます。主旨といたしましては、高齢者農園の安定的運営と利用拡大に向け区有未利用地を高齢者農園として開放してくださいというものでございます。保健福祉部に関するものですので、厚生委員会付託を考えております。
 次に、第19号陳情でございます。障害者自立支援法案に対する意見書の提出についてでございます。主旨といたしましては、以下の諸点を盛り込んだ「障害者自立支援法案に対する意見書」を国会及び政府に提出してください。1.法案の審議にあたっては、とくに障害のある人とその家族等の実態や要望を尊重し、区市町村の意見を十分反映すること。2.扶養義務制度を見直し、とくに「応益負担【定率負担】」の検討にあたっては、所得保障の充実を図ること。3.「施設体系の再編」ならびに小規模作業所の事業参入にあたっては障害者雇用制度を抜本的に拡充するとともに、区市町村だけではなく国も財政的負担を負うことというものでございます。保健福祉部に関するものということで、厚生委員会付託を考えております。
 次に、第20号陳情でございます。「人財銀行」設立に関する意見書提出についてでございます。主旨といたしましては、全国417万人のフリーター、そして社会に眠る貴重な「人財」を発掘して積極的に活用するシステムを考える事について、厚生労働大臣に意見書を提出して下さいというものですが、区民生活部に関するものですので、区民委員会付託を考えております。
 次に、第22号陳情、中野区立小中学校再編計画(案)についてです。主旨といたしましては、1、中野区立小中学校の再編計画(案)を再考してください。2、仲町小学校を少人数指導のモデル校として存続させてくださいというものですが、教育委員会に関するものですので、文教委員会付託を考えております。
 続きまして、第23号陳情でございます。ごみ減量を目指すための取り組みについてでございます。主旨といたしましては、1、ごみの有料化の実施にあたっては、充分な検討を行ってください。2、真のごみ減量を目指すために、区民がごみの発生抑制に向かうような具体的な取り組みをしてくださいというものです。区民生活部に関するものと思われますので、区民委員会付託を考えております。
 次に、第25号陳情、サンプラザフィットネスプール「けんこうクラス」の存続についてでございます。主旨といたしましては、サンプラザフィットネスプール「けんこうクラス」が存続出来るよう区として働きかけて下さいというものです。他の委員会の所管に属さないものと思われますので、総務委員会付託を考えております。
 次に、飛びますが、第48号陳情です。中野区在住の私立・国立小・中学校就学者等への情報提供などについてというものです。主旨といたしましては、1、区内在住で中野区立小・中学校以外に通学する児童、生徒を把握する部署を設け、区立に通う児童、生徒と同じ情報サービスを提供して下さい。2、国と都に対し、私立小・中学校就学者に対する教育費助成の制度化を求める意見書を提出して下さいというものですが、子ども家庭部に関するものと考えられますので、厚生委員会付託を考えております。
 次に、第56号陳情、「障害者自立支援法案」に対する意見書の提出についてでございます。主旨といたしましては、「障害者自立支援法案」が国会で審議されていますが、内容に不安がありますので、改めて障害者当事者や関係者の意見を聞きながら、時間を掛けて検討するよう、国会と政府に意見書を提出してくださいというものでございます。保健福祉部に関するものでございますので、厚生委員会付託を考えております。
 次に、第61号陳情、体育指導委員制度の運営の適正化についてです。主旨といたしまして、1、体育指導委員の選任基準および選任手続を見直してください。2、体育指導委員の謝礼額の減額等を検討してください。3、体育指導委員制度の再任の制限を設けてくださいというものでございます。教育委員会に属するものでございまして、文教委員会付託を考えております。
 次に、第62号陳情、中野区教育委員会が認定する社会教育団体の登録の認定基準の是正、および中野区教育委員会のスタンスの改善についてです。主旨といたしましては、1、社会教育団体の認定基準を見直してください。2、中野区教育委員会は、一度認定した社会教育団体に対しても、人権尊重に関して継続的な助言および勧告を行ってください。3、社会教育団体内で生じた団体と会員の問題について、中野区または中野区教育委員会に仲裁機関を設置してください。4、一般住民を尊重するように中野区教育委員会の意識改革を行ってください。5、今後設置される「(総合型)地域スポーツクラブ」の民主的かつ適正な運営に向けてのガイドラインを策定してくださいというものでございます。教育委員会に属するものと思われますので、文教委員会付託を考えております。
 次に、第63号陳情でございます。(財)中野区文化・スポーツ振興公社が団体に支払った謝礼等について、その用途の報告を求める義務がある件についてです。主旨といたしましては、中野区教育委員会は、(財)中野区文化・スポーツ振興公社が団体に支払った謝礼等について、実際に業務を行った個人に全額支払われたのか報告を求めるよう、(財)中野区文化・スポーツ振興公社に対して指導を行ってくださいというものでございます。教育委員会に関するものと思われます。文教委員会付託を考えております。
 第68号陳情でございます。児童館および学童クラブの存続についてです。主旨といたしましては、現存する児童館と学童クラブを存続させてくださいというものでございます。子ども家庭部に関するものということで、厚生委員会付託を考えております。
 次に、第70号陳情、地域センターへの区職員の配置についてでございます。主旨といたしましては、地域センターへの区職員の配置と窓口業務を存続してくださいというものです。区民生活部に関するものということで、区民委員会付託を考えております。
 次に、第94号陳情、学童クラブ運営の見直しについてでございます。主旨といたしましては、学童クラブを小学校に設置することについては、十分な検討を行った上で決定して下さいというものです。子ども家庭部に関するものと思われますので、厚生委員会付託を考えております。
 次に、第96号陳情でございます。中野区職員懲戒分限審査委員会の構成員に第三者の参加を求めることについてでございます。主旨といたしましては、行政の透明性・公正性を確保するために、中野区職員の懲戒などにかかわる中野区職員懲戒分限審査委員会の構成員に、現在の構成員である中野区幹部職員だけではなく区内有識者など第三者を入れて下さいというものでございます。総務に関するものということで、総務委員会付託を考えております。
 最後でございますが、第102号陳情、「中野区吸い殻、空き缶等の散乱防止に関する条例」の改正をしないことについてでございます。主旨といたしましては、1、本来マナーで注意すべき問題に罰則を課すことは明らかに行き過ぎであり、「中野区吸い殻、空き缶等の散乱防止に関する条例」の改正をしないよう求めます。2、条例改正にともなって組まれている指導員の予算は啓発活動や喫煙場所の設置に充てて下さいというものでございます。区民生活部に関するものと思われますので、区民委員会付託を考えております。
委員長
 ただいまの説明に対して質疑はありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 質疑がなければ、ただいま説明のありました陳情については説明のとおり確認したいと思いますが、御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 御異議ありませんので、さよう確認をします。
 一たん休憩させていただきます。

(午前11時34分)

委員長
 委員会を再開いたします。

(午前11時34分)

 常任委員会の委員長さん、御苦労さまでした。
 それでは、その他の陳情について、局長から説明を求めます。
正木区議会事務局長
 それでは、中野駅周辺・警察大学校等跡地整備特別委員会関係と思われます75件について、陳情の件名を読み上げさせていただきます。
 第10号陳情、警察大学校等跡地の利用計画の凍結などを求めることについて。第11号、「中野駅周辺まちづくり計画」について。第13号、警察大学校等跡地利用について。第16号、警察大学校等跡地の広域避難場所等について。第17号、区民参加を大切にし、警察大学校等跡地の利用計画を進めることについて。第21号、警察大学校等跡地の利用計画について。第24号、警察大学校等跡地を防災緑地「原っぱ」として整備することについて。第26号、警察大学校等跡地に高層ビル建設を誘致しないことについて。第27号、中野駅前空地(トーキョードーム3つ分 駅北西)について。第28号、子ども達のことを考えた警察大学校等跡地利用計画を求めることについて。第29号、中野駅周辺まちづくりの推進について。第30号、「中野駅周辺まちづくり計画素案」について。第31号、警察大学校等跡地の利用計画に関する慎重な審議などについて。第32号、警察大学校等跡地の利用計画に住み慣れた住環境の維持を求めることについて。第33号、警察大学校等跡地についての利用計画について。第34号、杉並区との区界道路ほか警察大学校等跡地の利用計画について。第35号、警察大学校等跡地にペットのための施設を造ることについて。第36号、中野の文化伝統を生かした警察大学校等跡地利用計画について。第37号、警察大学校等跡地についての利用計画について。第38号、警察大学校等跡地の利用計画について。第39号、中野駅周辺まちづくり計画変更に関する情報開示を求めることについて。
 第40号、警察大学校等跡地利用計画について。第41号、警察大学校等跡地の利用計画について。第42号、警察大学校等跡地利用計画を防災公園中心にすることについて。第43号、警察大学校等跡地利用計画から長年住み慣れた住環境の維持を求める陳情。第44号、中野駅周辺まちづくり計画について。第45号、警察大学校等跡地についての利用計画について。第46号、警察大学校等跡地は防災公園にすることについて。第47号、「中野駅周辺まちづくり計画」の凍結について。第49号、警察大学校等跡地に防災公園をつくることについて。第50号、警大跡地の利用方法について。第51号、警察大学校等跡地の防災公園の整備方法について。第52号、警察大学校等跡地を杉並区に防災緑地公園として整備してもらうことについて。第53号、警察大学校等跡地利用計画のすすめ方について。第54号、警大跡地利用計画と中野駅周辺まちづくりについて。第55号、警大跡地の貴重な樹木を残すことについて。第57号、警察大学校等跡地に計画している公園について。第58号、中野駅周辺まちづくり計画素案にある中野区役所本庁舎移転について。第59号、警察大学校等跡地の土地利用転換について。第60号、「中野駅周辺まちづくり計画」の見直しについて。第64号、警察大学校等跡地の活用について。第65号、警察大学校等跡地の利用について。第66号、警察大学校等跡地の利用について。第67号、中野駅周辺まちづくり計画について。第69号、「中野駅周辺まちづくり計画」の凍結について。第71号、警察大学校等跡地に「土地利用転換計画案」のとおり4ヘクタールの防災公園を造ることについて。第72号、警察大学校等跡地は防災公園にすることについて。第73号、「中野駅周辺まちづくり計画」の中の警察大学校等跡地利用計画素案のパブリックコメントについて。第74号、「中野駅周辺まちづくり計画」の区画道路1号について。第75号、警察大学校等跡地の利用方法について。第76号、警察大学校等跡地の利用計画について。第77号、警察大学校等跡地の利用計画の決定延期について。第78号、警察大学校等跡地を防災緑地公園にすることについて。第79号、警察大学校等跡地についての利用計画について。第80号、杉並区との区界道路ほか警察大学校等跡地利用計画の中止について。第81号、2001年の「土地利用転換計画」案の見直しを中野区民に問うことについて。第82号、警察大学校等跡地利用計画について。第83号、警察大学校等跡地の利用計画の再検討について。第84号、警察大学校等跡地利用計画を防災公園にする事について。第85号、警察大学校等跡地の利用計画の策定及び決定について。第86号、警大跡地計画について。第87号、警察大学校等跡地を広域避難場所にすることについて。第88号、警察大学校等跡地利用について。第89号、補助金、交付金などを使って警察大学校等跡地を取得した時どのぐらい区の持ち出しになるか区民に提示することについて。第90号、警察大学校等跡地を中心とした都市計画公園の計画について。第91号、警大跡地の民間売却計画について。第92号、警大跡地の民間売却計画について。第93号、警察大学校等跡地の見学会について。第95号、中野駅周辺まちづくり計画素案について。第97号、警察大学校等跡地の利用計画について。第98号、警察大学校等跡地の利用について。第99号、警察大学校等の跡地利用について。第100号、警大跡地に関して区と住民の話し合いを開催することについて。第101号、「中野駅周辺まちづくり計画素案」について。第103号、警察大学校等跡地(警察病院建設予定地は除く)を全面的に緑地として整備することについて。
 以上で75件でございます。
委員長
 御苦労さまです。
 それでは、この案件については一たん保留ということでよろしいでしょうか。

〔「はい」と呼ぶ者あり〕

委員長
 では、さよう確認をします。
 本日の本会議の開会予定も午後1時ですが、この後、議会運営協議会も開かれます。場合によっては議会運営協議会の終了時点で改めて皆さんに御協議をいただいて、議長に決定していただくことにしたいと思いますが、よろしいでしょうか。

〔「はい」と呼ぶ者あり〕

委員長
 それでは、さよう確認します。
 以上で委員会を休憩いたします。

(午前11時43分)

委員長
 委員会を再開いたします。


(午後3時31分)

 前半の議題で保留となっていた陳情の取り扱いについて、改めて協議をいたします。
 開会中に発言、何かありますか。
篠委員
 運営に関してなんですが、我々は中・警特の本分は、やはり計画(案)として出てきたものを取るに当たって、委員会でどのぐらいに厳しい指摘をし、「案」を取る作業をできれば25日までに貫徹できるかな。区の姿勢としては、25日過ぎても31日までには出すという方向は変えるとは思われないわけですし、そこが委員会に課せられた最大の仕事だと思っています。そういう意味で、2年間しっかりと審議されたわけで、委員長のお話を聞く限りでは、その流れを報告まで持っていける流れにまでつくり上げることができるんじゃないかというお話を伺えるんですが、ここに来て、従来どおりの陳情の審査のやり方、補足説明まで70数件を求めながらという丁寧なやり方を貫徹するやり方をとりますと、委員会の本分である運営が大変難しくなるんじゃないかと危惧します。大変、委員会にかけるということについて、かけるという流れ自体をとめる気は毛頭ないんですが、その後の審査のあり方については、もし運営について協議する、この委員会で決着がどうしてもつかないようであれば、議長預かりにして、さらに骨を折ってもらうという対応をぜひ考えていただきたいと、このように思っています。
委員長
 議長預かりというのは、議運協で協議するという意味でよろしいんですか。
篠委員
 ええ、そういう形でも結構です。
岩永委員
 開会中に、具体的にどういう取り扱いをされるのかということまで今出たものですから、それとの関係で私の方も発言をさせていただきたいと思います。
 委員会条例で、請願と陳情について取り扱いがあります。陳情は、その内容が請願に適合するものは請願書の例により処理をするとあって、請願の処理について、ここに、委員会の付託については、これこれこういうことで付託をするということがあります。それから、もう一つ、確認事項と先例集の方では、陳情の取り扱いについてということでは、議会運営委員会で陳情書の内容が請願に適合しない旨、全会一致で決定した場合を除き、委員会付託の取り扱いをするというふうになっております。こういうことで、今まで中野区議会では、陳情も含めて、午前中の議運で事務局の方から紹介があったように、今回で言えば8日までに手続が出されたものは定例会中の中で付託審査をされるという、そういう案内もなされているわけです。ですから、中野区議会のこれまでのルールは、一定その期間までに出されたものについて、それから、三つほどありますね、付託に適さないものと。それ以外のものについては委員会に付託をしてきたわけですから、今回も当然そのとおりに、ここの議会運営委員会としては付託をするということが筋だろうと思います。
 あわせて、午前中に特別委員会の委員長さんの方から、時間的な問題とかそういうことがありました。しかし、それは議会運営委員会としての考慮はするにしても、実際に委員会の進め方等については、そこの正副の委員長さんや、そこの委員の皆さんの中で、どうしていくのかということが一つは相談をされていいのではないかということで、私としては、中野区議会のルールどおり付託をしてほしいというふうに思っております。
篠委員
 私、そういうことは承知の上で言っているんですが、要は、我々に課せられた時間ですとか、日にちとの関係で、最大限、議会活動は間接民主主義のもとでどう機能させることができるか。中・長期的な視点、財政的な裏付けといったもの、そういったものをやはり粛々と審議しなければいけないという議会のこの本分を曲げてまでという流れは、私はこの議会運営委員会で弾力的に取り扱うべきだと、こういうことを申し上げているので、前例がこうだから何々と言ったんであれば、もう記憶は定かじゃないですけど、準公選のときは72時間を要したわけで、あれはあれで自治の営みとしては大切だったと思います。しかしながら、我々が今回、中・警特で外せないものの審議をどう効率的に進めるかということについて絞って申し上げた、そういうつもりです。
斉藤(金)委員
 私も、特別委員会の委員長等にお話を聞いたところによりますと、やっぱり中・警特の特別委員会なら委員会の中では一定の方向を持ってやっていた。それは理事者に大分責任がある。というのも、はっきり言って、一定なら一定の中でこの処分がなされるということが前提で、特別委員会なら特別委員会はつくってきたし、最終日は3月25日というのはもう決まっていたわけですよ。そこで、委員長の方も、出ないにしても、だいぶ理事者に促したんだけど、どうしてもいろんなものの、その中のことまでは細かく言わないけど、いろんな案を出すにおいて、国や何かの折衝、あるいはそれに関係する当事者との折衝があるので、どうしてもその案を出さざるを--得るのは遅くなってしまったと。そういうことで全員の、委員会としては合意のもとに、ある一定の方向で、今定例会なら定例会では済まないけど、4月中なら4月中には出していきたいというようなことで精力的にやっていただいたということはお伺いしています。
 ですから、別に今、岩永委員がおっしゃったように、のせないとか、審議しないとかというんではなくて、審議はどっかではするに決まっているんですよ。ところが、そうじゃなくても押せ押せのところに、ただ議運の方は交通整理をするところが本旨にしても、では、言われたとおり、100件出たから100件を全部委員会に預けちゃう、200件出れば200件預けちゃう。それで、あとはそっちの方で2時間なり3時間の範囲でやってくれというのは、余りにやっぱり無責任なのかなというふうに思います。実際、物理的にできるのかといえば、できない。じゃあ、その方途を次どう考えるといったら、それこそ議運がなぜ関係してくるっていうかね。じゃあ、議会の延長までしなければならなくなるかもしれない。でも、やっぱりそういうのをわかった上でやっているとしたら、ある一定の理解、交通整理は、委員会運営の中ではその特別委員会でやっていただければ結構です。でも、実際から言うと、75件も読むだけでどのぐらいかかるんだ。審査するのに全然、普通でやると、陳情者の意見をお聞きしたり、やっぱり丁寧にやるとしたら……。粗末にやっていいんですよというんだったら、それでいいかもしれない。でも、付託されればそれだけの責任は持ってどの委員会でもやるということが十分考えられるとしたら、やっぱり議運なら議運の方でも一定の方向は、じゃあ、ここまではやっていただけますかとか、こうですかというようなところは交通整理をしてもやむを得ないのかなというふうに思います。
むとう委員
 私、まだ経験が乏しくてよくわからないんですけれども、準公選のときに、先ほど篠委員の方から、たくさんの陳情が出て70何時間ということがあったということなんですが、そのときにはどういう対応をなさったのかというのを参考までに教えていただけないでしょうか。
正木区議会事務局長
 私ども承知している範囲では、400件にわたる陳情が出たということはございます。今、篠委員から御紹介がありました72時間というのは、その廃止条例の審査に、いろんな委員会の議論ですとか、議運でも議論があったりして、相当長時間かかったというのは承知しております。その400件の陳情については、どうしようかというようなことはいろいろ話は前段にあったにしても、実際の審査に入る前に議案の方が可決されまして、要するに廃止条例が通ったために、意味をなさなくなって、みなし不採択という扱いで全部終わってしまったというのが実態でございまして、397件を付託したという後、それを読み上げたりということはやっていないというのが実態だというふうに聞いております。
むとう委員
 どう判断したらいいものやらというのが、私もまだまだ議会運営についてはよくわかっていないのでわからないんですけれども、この中野区の議会会議規則というものを見れば、岩永委員がおっしゃったように、これまでのように付託するのが普通の取り扱いだというふうに私も思うんですよね。もし、ここで付託しないということになったらば、この陳情はどういう扱いになっていくのかというところもちょっとわからないので、そこも教えていただけたらありがたいんですが。
委員長
 付託しない場合。議運協で議長預かりということじゃないの。
むとう委員
 要するに、これまで陳情も請願と同じように処理されてきたわけでして、先ほど事務局にも確認したところ、陳情者に対しても、いつでしたっけ。いついつまでの5時までに出されたものについては、この一定で付託されるという説明を区民の方にもしていて、今回これだけの陳情、結論にはこんな75件というふうになったわけですけれども、それぞれ区民は、トータルでどれだけになるかなんて皆さんわかりませんから、自分の思いで陳情を出されたと思うんです。陳情を出された区民の方は当然のことのように、今回の定例議会の中で付託されて、委員会で審議されるものと思っているわけですから、そこがそうじゃなくなるというふうになってしまうと、やはり区民に対してもいかがなものかというふうに私はすごく思うわけです。ですから、もしここで特別委員会に付託をしないという選択をしたらば、その陳情は議長預かりということで、結局審議されないということになってしまうのか、一体どういう方法があるのかというところがわからないので、方法があるとすればどういう方法があるのかというところも教えていただきたいんですが。
正木区議会事務局長
 今の件でございますが、今私ども理解しておりますのは、付託しないという決定はないというふうに思っているわけです。今起こっておりますことは、付託するまでに今議論しているわけですから、付託に向けてどういうふうに話を筋立ててといいましょうか、どういう作戦といいましょうか、どうやって処理するかを今議論しているんだと。その見通しが立ったら付託するんだよというふうに私は理解しているということです。
 今、委員御指摘ありました8日までに陳情を出せば、普通は当然ですから、本会議でやりますよというふうに理解されていると思います。私どもの事務処理といたしましては、あなたの出された陳情については、例えば11日に審議されますよとか、何か案内しますね、陳情者に。そういう案内は当然やるんですが、今回の場合、付託の見通しがまだはっきりしないとなりますと、また膨大な件数があるので、その日2時間じゃとてもできそうもないなと。これは当然そういうふうにわかるわけですから。御案内するとしても、例えば付託されたとしてもですよ。付託されたとしても、その日に審査されるとはとても保証できませんので、やるんだけれども、大変膨大なんで、あなたの陳情までいかないかもしれないとか、例えばですね。そんなことを含めて審査日程の案内をするようになるだろうと。付託された場合です。それから、されない場合は、要するに、まだその手前のいろんな話し合いで時間がかかっていて、付託しないって決めるんじゃなくて、付託できない状態ですね、まだ。そういうのが続いていたとしたら、そういう事情をその陳情者の方々に、はがきなり、お手紙なり、電話なりでお知らせするということは必要だろうというふうに思っております。
むとう委員
 これまでに、付託できなかったという状況というのは、では、なかった。これまではなかったというふうに思っていいんですか。
正木区議会事務局長
 これまで、先ほどの準公選の例は別といたしまして、こういう例はございませんので、先ほど言った限定されたもの以外はすべて付託して普通に審査してきたということでございまして、このようなことは前例としてはないというふうに思っております。
むとう委員
 私は基本的には、これまでのように付託すべきだというふうに思うんですけれども、実際問題として、次、特別委員会は2時間という中で、付託を受けても、2時間の中では審議がなかなか追いつかないという実態はあるわけですよね。そうすると、もし付託された場合に、今後この定例会の中で特別委員会でどういう手だてで審議になっていくかという方法は、考えられる方法というのはあるんでしょうか。
正木区議会事務局長
 もちろん方法というのは、私どもが言う話じゃないんですが、何らかの形で付託されたと。今の状態が続いちゃいますと、付託自体まだ達しないということになっちゃうんですが、付託されたとして、その2時間の中でとなりますと、やはり特段の御相談を中・警特の方で、要するに委員会運営として相当工夫されるか、考えの上で、日程を例えばふやすとかですね。例えばですよ。要するに特別な対応をとらないと、とても、いわゆる審査というのは難しいんではないかなというふうに思っております。
むとう委員
 では、何らか考えられる特別な方法というものも、考え方によってはあり得るというふうに思っていいんですよね。そうだとするならば、やはり今定例会、今回、この規則にのっとって付託すべきではないかというふうに私は思います。
飯島委員
 議運ですから、形式的に物事を処理していくという側面があることは事実ですから、局長から説明もあったんですから、本来であれば粛々と付託に向かって進んでいく、これ当然の理解だと思います。ただ、議運がいかに交通整理をすることが主たる議会運営上のルールに従ってやるとは言いながら、既に相当な困難が想定をされるという。今むとうさんは、何回も手だてがあればっておっしゃったけど、あなたも副委員長ですからね。もしできなかったら、じゃあ、付託をされてどうするのかという問題が出てくるわけですね。しかも、委員会運営のことについて、この議運で立ち至ってお話をするわけにいく話ではないだろう。ただ、相当の困難については、局長もお答えになっているし、我々もそれが予想できるから、それは簡単に右から左に付託をお願いするというわけにはなかなかまいらんのじゃないのかなっていう委員の皆さんの御懸念もよくわかるところです。
 しかも、これまで議運が付託をして当該委員会で審査が十分にできないということで、付託がえのお願いとかその他があった案件がありました。ただ、その場合のことと今回のこととは違って、明らかに当該所管委員会の問題ではあるんだけれども、基本的な量の問題、それから今回まで、今定例会が2年間の調査特別委員会の中間報告を行って、この2年間の我々委員の任期を一応前提にされています。もちろん4年間やりたいという人も中にはいるのかもしれないけれども。しかし、そういう中での調査をやってきた流れもこれありということを考えると、じゃあ、どうすればいいのかという話は、私はこの際、議運といえども、これが来ましたから、受理をしました。受理をしたので付託をしますというだけでは済まないんじゃないのかという気はやっぱりあって、ある程度のその辺のことを議論するなり、どうするのか。おっしゃるように、先の見通しがないのに、なかなかこれはお願いできる案件ではないかもしれない。だけど、そこまで立ち入って議論して、見通しをつけたから上げますという話にもなかなかなりにくい権限の問題や所管の問題がありますから。そうすると、どっか平場で、どうしますかという議論ができるところでやらなきゃならないのかな。
 ただ、局長も言われているように、もう陳情として受理しましたから、現在の中野区のルールの中では、いずれにしたって付託をするという方向は間違いない。しかし、付託をした上で、その当該委員会の特別委員会の、私も特別委員会の委員ですからよくわかっていますけれども、これは、この案件処理について委員会の中で、特別委員会の中で特別委員会の運営をまとめることも非常に大変じゃないのかなと、現状はね。そういう気もしたりなんかしています。
 ですから、これはどういうことなのかわかりませんけれども、開会中に伺っておいた方がいいのか、あるいは休憩して、改めてそういうことを踏まえて、委員長さんの御見解も伺っておいた方がいいのか。副委員長さんという立場で先ほど発言されたわけではないと思いますけれども。委員長がいるから、それは必要ないことですが。も伺った上で、それはしかるべき、平場で議論する必要があるなら、平場で議論をするのかなと。で、その先の見通しもつけて、どうするんだと。時期の問題があろうかと思いますから、今定例会中の処理になるのかどうなのか、そんなことも含めて、平場の議論ができる場所で改めてやっていただいた方がいいのかなと。この議運の委員会のオープンの場ではなかなか、議運という委員会の性格もありますので、ちょっと踏み込んだ議論はできないのかなという気はします。
藤本委員
 休憩の方がいいのかもしれないんですけれども、いずれにしても、中・警特で非常に中野の重要な課題として2年間議論をずっと積み重ねてきているわけですよね。やっぱり一定の結論を出していくというのは、もうこの定例会中にという形の中で、陳情もかなり出されて審議をされてきて、時々私も傍聴させてもらっているんですけれども、かなり整理をしながら、その辺を議論を積み重ねてきているという経緯がありますよね。やっぱりそれは大切にしていかなければいけないんじゃないかなというふうに、一つは思っています。
 ただ、新しいそういう形で出てきて、従来の形ですと、当然の流れの中でという形になりますけども、準公選のときも非常にたくさんの陳情が出されてきましたけども、そういったものも、そのときは同主旨というのは大体整理をしながら、一つのものにまとめて、とにかく結論をやっぱり出していくというようなことで、もしそれが可能なら、今、特別委員会でも何か幾つか、大体同主旨のをまとめて、何かこの前陳情者が。そういったことに、大変なんでしょうけども、そういう努力がされて、委員会でその審議ができて、とにかくそこ、結論をやっぱり出していくんだというようなきちっとした姿勢を持って取り組んでいかれれば、場合によってそれは可能なのかなという。ただ、それはいたずらに、もう従来と同じようなやり方でという……。ですから、例えば準公選のときは400全部読み上げたわけじゃないわけですよ。同主旨は一つという形で、そういう取り扱いをされていくというようなことで、あと委員会運営ですから、余りこっちが立ち入ってお話しするのは。ですけども、2時間で無理なら次の日とか。しかし、今定例会中にはきちっとした結論を出していくんだというような形のものをやっぱりそれぞれお持ちならば、それは委員会の中で運営でできるのかなというふうに思っていますけども、ただいたずらに、出てきたからという形で結論を先延ばしをするためにということだったら、それは考え方がかなり違うなというふうに思っていますので、その辺をどういうふうに判断していくかということかなというふうに思っています。
委員長
 では、委員会を休憩いたします。

(午後3時55分)

委員長
 委員会を再開いたします。

(午後4時08分)

 休憩中に御協議いただきましたとおり、一度休憩をして、議運協を開催したいと思いますが、よろしいでしょうか。

〔「はい」と呼ぶ者あり〕

委員長
 では、休憩いたします。

(午後4時08分)

委員長
 委員会を再開いたします。

(午後5時06分)

 議運協の報告を求めます。
山崎議長
 私の方から、先ほど開かれました議会運営協議会の結果について御報告をいたします。
 新規に付託をされました中・警特、予定の75本の陳情につきましては、3月25日に付託をするということで合意をいただきました。以上、報告いたします。
委員長
 ありがとうございます。
 一たん休憩します。

(午後5時07分)

委員長
 再開いたします。

(午後5時07分)

 それでは、中・警特に関する陳情は、3月25日に付託をするということで確認したいと思いますが、御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 御異議ありませんので、さよう確認します。
 それと、先ほど前半の委員会で中野駅周辺・警察大学校等跡地整備特別委員会の委員会室の使用区分について委員長の方から申し出がありました。第2委員会室は午後にも江古田の森もあります。事務局に確認しますが、物理的に対応可能でしょうか。
正木区議会事務局長
 対応は可能であるというふうに考えております。
委員長
 では、委員長の申し出どおり、第1・第2委員会室を使用するということでよろしいでしょうか。

〔「はい」と呼ぶ者あり〕

委員長
 ありがとうございます。
 それでは、次に、後半の議事の順序について局長から説明を求めます。
正木区議会事務局長
 別紙4をごらんいただきたいと思います。再開後の議事の順序でございます。後半の議事の順序について御説明いたします。
 9番、再開に続きまして、10、日程追加、先議をお諮りいたしまして、日程第8、第37号議案「指定管理者の指定について」を上程いたします。委員長報告省略をお諮りした後、討論に入ります。採決につきましては、簡易になろうかと思います。
 以降については、前半の議運で御説明したとおりでございます。
委員長
 ただいまの説明に対して質疑はありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 質疑がなければ、ただいまの説明のとおり確認したいと思いますが、御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 御異議ありませんので、さよう確認をします。
 次に、討論がある場合は申し出をお願いします。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 その他、各位、理事者、事務局からの発言はありますか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 それでは、本会議の再開時刻については、30分後の5時40分といたします。
 次の委員会は、3月25日金曜日、午前10時から当委員会室において開会いたしますことを口頭をもって通告いたしますので、御承知おきください。
 以上で本日の委員会を散会いたします。

(午後5時10分)