平成１６年２月１９日総務委員会
中野区議会総務委員会〔平成１６年２月１９日〕
総務委員会会議記録
○開催日 平成１６年２月１９日
○場所 中野区議会第１委員会室
○開会 午後２時１９分
○閉会 午後３時１８分
○出席委員（９名）
平島 好人委員長
佐野 れいじ副委員長
久保 りか委員
大内 しんご委員
伊藤 正信委員
長沢 和彦委員
岩永 しほ子委員
斉藤 金造委員
大泉 正勝委員
○欠席委員（０名）
○出席説明員
助役 内田 司郎
収入役 山岸 隆一
区長室長 金野 晃
政策担当課長 鈴木 由美子
基本構想担当課長 合川 昭
経営改革推進担当課長 長田 久雄
総務部長 石神 正義
総務部参事（特命担当） 鈴木 勝明
総務部参事（特命担当） 西條 十喜和
総務課長 田辺 裕子
財務課長 村木 誠
人事課長 寺嶋 誠一郎
広聴広報課長 鈴木 郁也
ＩＴ推進課長 瀬田 敏幸
営繕課長 佐藤 幸一
防災課長 納谷 光和
副収入役 村田 宏
選挙管理委員会事務局長 荒畑 正子
監査事務局長 細木 博雄
○事務局職員
事務局長 正木 洋介
事務局次長 飯塚 太郎
書記 永田 純一
書記 松本 桂治
○委員長署名
○審査日程
議案
第１号議案 平成１５年度中野区一般会計補正予算
第２号議案 平成１５年度中野区用地特別会計補正予算
第３号議案 平成１５年度中野区国民健康保険事業特別会計補正予算
第４号議案 平成１５年度中野区老人保健医療特別会計補正予算
第５号議案 平成１５年度中野区介護保険特別会計補正予算
委員長
定足数に達しましたので、ただいまから総務委員会を開会いたします。
（午後２時１９分）
本日の審査日程についてお諮りいたします。
本日は、お手元に配付の審査日程（案）（資料１）のとおり、補正予算５件の審査を行いたいと思いますが、これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
御異議ありませんので、そのように進めさせていただきます。
それでは、議事に入ります。
議案の審査を行います。
第１号議案から第５号議案までの５件は関連しておりますので、一括して議題に供したいと思いますが、これに御異議ございませんでしょうか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
それでは、第１号議案から第５号議案までの５件の補正予算議案を一括して議題に供します。
念のため申し上げます。
本議案は、当委員会に付託されておりますが、第１号議案についてはすべての常任委員会で、第３号議案については区民委員会で、第４号議案及び第５号議案については厚生委員会で、それぞれ関係分を審査し、賛成多数となった意見があれば、総務委員会に申し送られることになっておりますので、御承知おきください。
それでは、本件について理事者からの補足説明を求めます。
村木財務課長
それでは、第１号議案、平成１５年度中野区一般会計補正予算、第２号議案、平成１５年度中野区用地特別会計補正予算、第３号議案、平成１５年度中野区国民健康保険事業特別会計補正予算、第４号議案、平成１５年度中野区老人保健医療特別会計補正予算及び第５号議案、平成１５年度中野区介護保険特別会計補正予算につきまして説明をさせていただきます。
まず、一般会計について説明をさせていただきます。
５ページと６ページから７ページの歳入、それから歳出をごらんいただきたいと思います。一般会計は、歳入歳出にそれぞれ３１億６６７万円を減額するものです。これによりまして、補正後の規模は８６３億9,７６６万5,０００円となります。
６ページ、７ページの歳出の内訳でございます。
総務費が４１億4,３８９万9,０００円の減、区民費が３万2,０００円の増、民生費が６億6,７９５万7,０００円、衛生費が6,１０１万6,０００円、産業経済費が2,５１７万9,０００円、土木費が6,０００円、都市整備費が2,５００万円のそれぞれ増となっております。環境費が１億円、教育費が6,５３３万1,０００円、公債費が8,０００万円のそれぞれ減となり、諸支出金が５億３３７万円の増となっております。
これに対します財源の内訳でございます。５ページをごらんいただきたいと思います。１５款の介護保険特別会計から一般会計への繰入金と、１８款の江古田の森保健福祉施設用地の取得などにかかわります特別区債の減額を除きまして、分担金及び負担金、国庫支出金、都支出金、財産収入、寄附金、繰越金及び諸収入となっております。
次に、歳出の項目ごとに御説明を申し上げます。
まず、７２ページをお開きいただきたいと思います。
総務費でございます。人件費、給料等につきましては、人事委員会勧告に基づく給与改定等の反映によりまして、総務費のほか六つの款で補正を行い、総額で４億２００万円を減額をいたします。
次、総務費の財産管理費です。江古田の森保健福祉施設用地を用地特別会計での先行取得に変更したことに伴いまして、４１億5,３３０万5,０００円を減額をいたします。
次、７２ページの平和基金積立金ほかに計上してございます基金への積立金でございます。基金利子や寄附金を含みまして、七つの基金で総額５億1,５７３万8,０００円の積み立てを行います。
次に、７６ページをお開きいただきたいと思います。
民生費です。平成１５年度からスタートいたしました身体障害者居宅介護、知的障害者居宅介護等支援費の利用が伸びていることから１億３３１万8,０００円を増額するものです。
次に、中ほどですが、国民健康保険事業特別会計繰出金及び７８ページにございます介護保険特別会計繰出金につきましては、特別会計の補正を行いまして、一般会計からの繰出金の増額を行います。同じく、老人保健医療特別会計繰出金につきましては、補正に伴う減額を行うものでございます。
次に、８０ページをお開きいただきたいと思います。
生活保護費です。生活扶助、住宅扶助及び医療扶助にかかわる扶助費が伸びていることから、３億2,０９６万7,０００円の追加計上を行います。
次に、８４ページをお開きいただきたいと思います。
衛生費でございます。未熟児養育医療給付、育成医療給付の実績増に伴いまして、母子保健医療について３６５万1,０００円を増額いたします。
次に、高齢者インフルエンザ予防接種につきまして、接種の延べ件数の増に伴い、2,３６４万6,０００円の補正を行います。
成人健診の受診件数の増及び成人歯科健診の対象年齢の拡大等に伴う件数増のため、生活習慣病等予防に3,３７１万9,０００円の補正を行います。
次に、８６ページをお開きください。
産業経済費中産業振興費、商工業共同施設助成及び元気を出せ商店街です。都の補助制度の変更によりまして、補助内容が拡大されたことによる補助金の増額及び財源更正を行うものです。二つの事業を合わせまして、1,４１７万9,０００円を計上してございます。
次に、９０ページをお開きを願いたいと思います。
土木費のうち道路橋梁費です。桃園跨線橋の改修工事につきまして、平成１５年度から２カ年の工事でございましたが、橋脚補強工の一部について設計変更が生じたことから１５年度に実施予定の工事の一部を１６年度に実施することとなったため、工事費の減額、債務負担行為額の変更及び財源更正を行うものです。補正額として1,９５３万7,０００円を減額するものでございます。
なお、まことに申しわけございませんが、工事請負費が8,８８３万2,０００円から6,９２５万9,０００円となってございますが、これは6,９２９万5,０００円の誤りでございます。御訂正をいただきたいと思います。申しわけございません。
次に、１０２ページをお開きいただきたいと思います。
教育費中中学校費です。新たに第九中学校に情緒障害学級を整備するものでございまして、本年４月の開級に向け、教室の改修工事及び初度調弁を行うものです。本事業は年度内に整備が終わらないため、補正額1,４０６万4,０００円全額を繰越明許費とするものでございます。
次に、１０６ページをお開きを願います。
１０６ページ、公債費のうち利子です。特別区債の発行額及び利率の見込み差によりまして、8,０００万円の減額を行うものです。
次に、１１０ページをお開きをいただきたいと思います。
諸支出金です。江古田の森保健福祉施設用地取得の起債充当の残り分１００万円を用地特別会計に繰り出すものでございます。
１１２ページ以下、給与費明細書等につきましては、後ほどお読み取りをいただきたいと思います。
以上が、一般会計補正予算でございます。
次に第２号議案、平成１５年度中野区用地特別会計補正予算の説明に入らせていただきますので、１４ページ、１５ページの方にお戻りをいただきたいと思います。
補正額は歳入歳出ともに４１億1,６００万円です。これによりまして、歳入歳出の規模はともに４９億1,９００万円となります。補正にかかわる歳出の内訳でございます。用地費といたしまして、江古田の森保健福祉施設用地の取得にかかわるものでございます。
次に第３号議案、平成１５年度中野区国民健康保険事業特別会計補正予算の説明をさせていただきます。
２０ページ、２１ページをお開きください。
補正額は歳入歳出ともに６億3,５６２万7,０００円です。これによりまして、歳入歳出予算の規模はともに２７０億6,４６２万7,０００円となります。歳出の内訳といたしまして、保険給付費のうち療養諸費は一般被保険者療養給付費に係る診療件数及び１件当たり医療費の増に伴いまして、１億4,１１５万2,０００円を増額するものです。高額療養費は一般被保険者と退職被保険者等高額療養費につきまして、支給件数及び１件当たり支給額の増に伴いまして、それぞれ7,９６２万6,０００円と１億６８８万円、総額で１億8,６５０万6,０００円の増額を行うものでございます。
老人保健拠出金は、平成１５年度の当初予算額と確定額との差、３億７９６万9,０００円を補正計上するものです。
共同事業拠出金は共同事業交付金と国都支出金との財源更正を行うもので、歳出の補正はございません。
歳入の補正額につきましては、療養給付費等交付金、共同事業交付金の減額を行う一方、国都支出金、繰入金、繰越金の増額を行うものです。
以上が国民健康保険事業特別会計補正予算の内容でございます。
次に第４号議案、平成１５年度中野区老人保健医療特別会計補正予算の説明をさせていただきます。
２６ページと２７ページをお開きいただきたいと思います。
補正額は歳入歳出ともにマイナス１４億2,０００万円です。これにより、歳入歳出予算の規模はともに２５１億9,６３５万9,０００円となります。歳出の内訳は、医療諸費のうち老人医療給付費１５億円の減額と老人医療費支給費8,０００万円の増額です。財源の内訳は、支払い基金交付金、国都支出金、繰入金の減額となっております。
以上が老人保健医療特別会計補正予算の説明でございます。
次に第５号議案、平成１５年度中野区介護保険特別会計補正予算の説明をさせていただきます。
３２ページ、３３ページをお開きいただきたいと思います。
補正額として、歳入歳出それぞれマイナス６億4,０６８万3,０００円を減額するものです。これによりまして、歳入歳出予算の規模はともに１３１億4,０６５万7,０００円となります。歳出といたしましては、保険給付諸費のうち居宅介護等サービス給付費及び施設介護サービス等給付費に係る介護サービス等給付費の減額６億円と、平成１５年度に受け入れるべき支払い基金交付金と国庫支出金が１６年度に精算されることとなったため、その不足分を一般会計からの繰入金を増額をし、財源更正するものでございます。
基金積立金は、基金利子の総額５５万3,０００円の積み立てを行うものでございます。
諸支出金につきましては、平成１４年度の支払い基金交付金精算額の減と、国庫支出金の追加支給に伴いまして、一般会計への繰出金を4,１２３万5,０００円減額するものでございます。
以上で、補正予算の説明を終わらせていただきます。
よろしく御審議のほどお願い申し上げます。
委員長
それでは、本件に対して御質疑はございますでしょうか。
岩永委員
用地取得の関係なんですが、当初の一般会計の方で出されている江古田の森の用地取得の起債が特別区債では３９億2,３００万円で、一般財源が２億3,０００万何がしとありますね。これが用地特別会計の方の区債でいくと４１億何がしというふうになっているんですが、その違いを一つ。
それから、当初の予算で出ていた起債がたしか４２億何がしということなっていましたね。ちょっとそこのあたりの数字の違いを教えてください。
村木財務課長
まず、一般会計当初予算の方に組んでおりました江古田の森保健福祉施設用地取得に係る起債及び一般財源につきましては、これは起債充当率が、いわゆる事業債をかけるために充当率が１００％に達しておりません。例えば９０％とか、そういう形で組みますけれども、用地特別会計に組みかえることによって、先行取得債は１００％の起債充当になります。まず、その違いがある。そのことによって、起債充当の額が異なっている。それから、一般会計では、この事業債にあわせて一般財源の投入が２億余なされているということでございます。
それから、予算のそれぞれの規模の違いなんですが、１５年度当初におきましては、いわゆる利子の利率を予算上２％として組んでおりましたけれども、今回、用特会計で引き取るにつきましては、公社の方で支払っている利子の総体がわかっておりますので、これより実際の率が低いということから、実態にあわせて当初の総体からは減額をした形、４１億5,３００万円余から、たしか４１億1,０００万円余ですけれども、そのように減額をした形で予算計上したものでございます。
岩永委員
そうしますと、この利率が２％より低くなる。どのくらいかというのはわかりますか。
村木財務課長
予算上２％ですが、実際には、申しわけございません、1.３７５か、1.５７５かどちらかだったと思うんですけれども。
委員長
他にございますでしょうか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
他にないようですが、今回の補正予算に関係する委員会からの意見はまだ来ておりませんので、委員会を暫時休憩したいと思いますが、御異議ございませんでしょうか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
御異議ございませんので、委員会を暫時休憩いたします。
（午後２時３８分）
委員長
委員会を再開させていただきます。
（午後３時１５分）
この際、申し上げます。
今回の補正予算に関する関係する委員会からの申し送られた意見はございませんでした。
それでは、取り扱いを協議したいと思いますので、委員会を休憩いたします。
（午後３時１５分）
委員長
それでは、委員会を再開いたします。
（午後３時１５分）
これより採決を行いますが、第１号議案から順に行いたいと思います。
第１号議案の質疑はございますでしょうか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
質疑を終結いたします。
意見の開陳を行います。
意見はございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
意見の開陳を終結いたします。
討論を行います。
討論はございますでしょうか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
討論を終結いたします。
それでは、お諮りいたします。
第１号議案を原案どおり可決すべきものと決することに御異議ございませんでしょうか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
御異議ございませんので、そのように決します。
次に、第２号議案の採決を行います。
質疑はございますでしょうか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
質疑を終結いたします。
意見の開陳を行います。
意見はございますでしょうか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
意見の開陳を終結いたします。
次に、討論を行います。
討論はございますでしょうか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
討論を終結いたします。
お諮りいたします。
第２号議案を原案どおり可決すべきものと決することに御異議ございませんでしょうか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
御異議ございませんので、そのように決します。
次に、第３号議案の採決を行います。
質疑はございますでしょうか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
質疑を終結いたします。
意見の開陳を行います。
意見はございますでしょうか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
意見の開陳を終結いたします。
討論はございますでしょうか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
討論を終結いたします。
お諮りいたします。
第３号議案を原案どおり可決すべきものと決することに御異議ございませんでしょうか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
御異議ございませんので、そのように決します。
第４号議案の採決を行います。
質疑はございますでしょうか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
質疑を終結いたします。
意見の開陳を行います。
意見はございますでしょうか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
意見の開陳を終結いたします。
討論はございますでしょうか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
討論を終結いたします。
お諮りいたします。
第４号議案を原案どおり可決すべきものと決することに御異議ございませんでしょうか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
御異議ございませんので、そのように決します。
第５号議案の採決を行います。
質疑はございますでしょうか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
質疑を終結いたします。
意見の開陳を行います。
意見はございますでしょうか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
意見の開陳を終結いたします。
討論はございますでしょうか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
討論を終結いたします。
お諮りいたします。
第５号議案を原案どおり可決すべきものと決することに御異議ございませんでしょうか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
御異議ございませんので、そのように決します。
以上で第５号議案の審査を終了いたします。
以上で本日予定いたしました日程はすべて終了いたしますが、委員会から何か御発言はございますでしょうか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
なければ、以上で本日の総務委員会を散会いたします。
御苦労さまでした。
（午後３時１８分）