平成25年03月21日中野区議会子ども文教委員会(第1回定例会)
平成25年03月21日中野区議会子ども文教委員会(第1回定例会)の会議録
平成25年03月21日中野区議会子ども文教委員会 中野区議会子ども文教委員会〔平成25年3月21日〕

子ども文教委員会会議記録

○開会日 平成25年3月21日

○場所  中野区議会第5委員会室

○開会  午後2時13分

○閉会  午後2時27分

○出席委員(9名)
 酒井 たくや委員長
 岩永 しほ子副委員長
 木村 広一委員
 石坂 わたる委員
 小林 秀明委員
 奥田 けんじ委員
 近藤 さえ子委員
 高橋 ちあき委員
 篠 国昭委員

○欠席委員(0名)

○出席説明員
 教育長 田辺 裕子
 子ども教育部長、教育委員会事務局次長 髙橋 信一
 子ども教育部副参事(子ども教育経営担当)、教育委員会事務局副参事(子ども教育経営担当) 白土 純
 子ども教育部副参事(学校・地域連携担当)、教育委員会事務局副参事(学校・地域連携担当) 荒井 弘巳
 子ども教育部副参事(子育て支援担当)、子ども家庭支援センター所長、教育委員会事務局副参事(特別支援教育等連携担当) 黒田 玲子
 子ども教育部副参事(保育園・幼稚園担当)、幼児研究センター所長、教育委員会事務局副参事(就学前教育連携担当) 海老沢 憲一
 子ども教育部副参事(子ども教育施設担当)、教育委員会事務局副参事(子ども教育施設担当)
  伊藤 正秀
 教育委員会事務局副参事(学校再編担当) 石濱 良行
 教育委員会事務局副参事(学校教育担当) 宇田川 直子
 教育委員会事務局指導室長 川島 隆宏
 教育委員会事務局副参事(知的資産担当)、中央図書館長 天野 秀幸

○事務局職員
 書記 丸尾 明美
 書記 香月 俊介

○委員長署名

審査日程
○議案
 第42号議案 平成24年度中野区一般会計補正予算(関係分)
 第43号議案 平成25年度中野区一般会計補正予算(関係分)

委員長
 定足数に達しましたので、子ども文教委員会を開会いたします。

(午後2時13分)

 本日の審査日程ですが、お手元に配付の審査日程(案)(資料1)のとおり進めたいと思いますが、これに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 御異議ありませんので、そのように進めます。
 それでは、議事に入ります。
 議案の審査を行います。第42号議案及び第に43号議案は総務委員会に付託されておりますが、子ども文教委員会の関係分について当委員会で審査し、賛成多数となった意見があれば、総務委員会に申し送ることとなっております。
 それでは、まず、第42号議案、平成24年度中野区一般関係補正予算(関係分)を議題に供します。
 理事者の補足説明を求めます。
白土子ども教育部副参事、教育委員会事務局副参事(子ども教育経営担当)
 それでは、第42号議案、平成24年度中野区一般会計補正予算のうち子ども教育費関係分について一括して補足説明をいたします。
 まず、子ども教育費の補正予算の規模について御説明いたします。
 本議案書の4ページ、5ページをお開きください。
 第1表、歳入歳出予算補正の左側、1、歳入の一番上の段、13款国庫支出金、1項国庫負担金でございます。補正予算額2,470万7,000円が子ども教育費に係る補正でございます。
 次に、第1表の右側、2、歳出の表の中の上段、6款子ども教育費の欄をごらんいただきたいと思います。今回の補正では、補正前予算額252億1,266万9,000円を7,587万7,000円増額いたしまして、補正後の予算額を252億8,854万6,000円とするものでございます。項別に見ますと、1項子ども教育経営費が1,800万円の増額、5項子ども支援費が5,787万7,000円の増額を行うものでございます。
 続きまして、繰越明許費について御説明いたします。
 6ページの第2表、繰越明許費補正をごらんいただきたいと思います。一番上の段、6款子ども教育費、1項子ども教育経営費の事業名、学校経理(理科教育等備品購入)で、1,800万円を繰越明許費として計上したものでございます。これについては、後ほど繰越明許費調書で御説明をいたします。
 続きまして、歳入歳出予算事項別明細書について御説明いたします。
 まず、8ページ、9ページの1.歳入歳出予算総括をごらんいただきたいと思います。右側の歳出の欄、6款子ども教育費でございますが、補正予算額7,587万7,000円の財源内訳でございますが、特定財源が国庫支出金3,370万7,000円、一般財源が4,217万円となってございます。
 次に、10ページ、11ページ、2の歳入をごらんいただきたいと思います。まず、上の表、13款国庫支出金、1項国庫負担金、2目子ども教育費負担金でございます。補正前予算額29億2,815万2,000円を2,470万7,000円増額して、補正後予算額を29億5,285万9,000円とするものでございます。これは、平成23年度の子ども手当交付金の追加交付額が2,470万7,000円に確定したため、同額の交付を受けるものでございます。詳細につきましては、歳出予算のところで改めて御説明をいたします。
 下の表、13款国庫支出金、2項国庫補助金、4目子ども教育費補助金でございます。補正前予算額6,867万7,000円を900万円増額いたしまして、補正後予算額を7,767万7,000円とするものでございます。これは、理科教育設備整備費等補助金として、歳出予算額1,800万円の2分の1の歳入を計上したものでございます。詳細は歳出予算のところで御説明いたします。
 次に、14ページ、15ページ、3.歳出について御説明いたします。上の表、6款子ども教育費、1項子ども教育経営費、4目企画財政費でございます。補正前予算額3億6,484万9,000円を1,800万円増額いたしまして、補正後予算額を3億8,284万9,000円とするものでございます。これは、区立小・中学校の理科教育の充実に向けた目標達成のため、1校当たり50万円の範囲内で各小・中学校が整備計画を立てまして、観察、実験教材の充実を図るものでございますが、あわせて国の緊急経済対策として実施するものでございます。
 なお、予算執行に当たっては、小・中学校が立てた整備計画が適切な計画となっているか、教育委員会事務局において精査を行うことにしております。この経費につきましては、歳入のところで御説明したとおり、歳出予算額の2分の1に当たる900万円が国から補助されているものでございます。また、補正予算額の内訳は、右ページに記載のとおり、小学校25校で1,250万円、中学校11校で550万円となってございます。
 6款子ども教育費、5項子育て支援費、1目子ども家庭支援費をごらんいただきたいと思います。補正前予算額64億3,661万6,000円を5,787万7,000円増額いたしまして、補正後予算額を64億9,449万3,000円とするものでございます。これは、右のページにございますように、平成23年度子ども手当交付金に係る国への返還額でございます。平成23年度は、子ども手当交付金は特別措置法に係る分とつなぎ法の分の2回交付されてございますが、それぞれの交付金について、社会保険事業主分と国庫分が区分されているため、交付額が確定いたしますと、計算上の過不足が生じるものでございます。それを歳入と歳出で調整いたします。具体的に申し上げますと、国庫分152万1,333円と社会保険事業主分2,318万5,840円との合計額2,470万7,173円が、先ほど御説明いたしました歳入として追加交付されます。他方、超過額でございますが、国庫分が5,403万1,649円、社会保険事業主分が2万8,000円、子ども手当事務取扱交付金が381万7,000円、以上の合計額5,787万6,649円となります。これが返還金となるものでございます。
 最後に、20ページ、21ページの繰越明許費調書をごらんいただきたいと思います。一番上の段、6款子ども教育費、1項子ども教育経営費の事業名、学校経理(理科教育等備品購入)でございます。備品購入費の執行が年度内に終了しない見込みのため、1,800万円を繰越明許費として計上するものでございます。なお、繰り越された予算の執行は、平成25年5月ごろをめどとしてございます。
 補足説明は以上でございます。
委員長
 これより本件に対する質疑を行います。質疑はありませんか。
石坂委員
 14、15ページの教育備品の購入というところですけれども、今回の教育備品の購入というのは、国のほうで出ていると思うんですけれども、これというのが、やはり座学ではなく、理数系はやはり体験を伴う教育活動が必要だということでこうしたものの予算がついたということなんでしょうか。
川島教育委員会事務局指導室長
 新しい学習指導要領の理念は、みずから考えて判断する力を養うというところにありますので、理科の時間においても、観察だとか実験など体験的な活動を行う中で、子どもたちが学習に取り組んでいくということを目指しているものです。
石坂委員
 そうしますと、先ほど各学校から出たものを精査してということでしたけれども、精査もそうした基準によって行っていくというような形になりますでしょうか。
川島教育委員会事務局指導室長
 各学校で整備状況というものは異なったり、また壊れたりするものもありますので、一概には言えないんですが、そういった方向性にあったものについての備品購入をお願いをしたいというふうに考えております。
石坂委員
 もし国のほうであらかじめ出ているのであればですけれども、例示としてどのようなものが対象になるのか、代表的なものだけでいいので、幾つか教えていただけますでしょうか。
川島教育委員会事務局指導室長
 例えば、理科でいいますと、小学校であれば上皿天秤ですとか顕微鏡、それから人体骨格模型です。中学校でいうと、電子天秤ですとか、それから双眼実体顕微鏡などが挙げられています。
委員長
 他に質疑はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 質疑がなければ、質疑を終結します。
 意見について伺います。
 第42号議案について意見はありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 それでは、第42号議案については、意見なしとして総務委員会に申し送ることに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 御異議ありませんので、そのように決定いたします。
 次に、第43号議案、平成25年度中野区一般会計補正予算(関係分)を議題に供します。
 理事者の補足説明を求めます。
白土子ども教育部副参事、教育委員会事務局副参事(子ども教育経営担当)
 それでは、第43号議案、平成25年度中野区一般会計補正予算のうち子ども教育経営費関係分について補足説明をいたします。
 本議案書の4ページ、5ページをお開きください。
 第1表、歳入歳出予算補正の右側、2、歳出の表の中の中段、6款子ども教育費の欄をごらんいただきたいと思います。今回の補正では、補正前予算額272億8,583万4,000円を538万3,000円増額いたしまして、補正後予算額を272億9,121万7,000円とするものでございます。7項子ども教育施設費を538万3,000円増額するものでございます。
 続きまして、歳入歳出予算事項別明細書について御説明いたします。
 14ページ、15ページをお開きください。1.歳入歳出予算総括でございます。右側の歳出の欄、6款子ども教育費でございますが、歳出予算額538万3,000円の財源内訳は、全て一般財源となってございます。
 次に、3、歳出でございます。28ページ、29ページをお開きいただきたいと思います。6款子ども教育費、7項子ども教育施設費、1目子ども教育施設整備費でございます。補正前予算額55億3,815万3,000円を538万3,000円増額いたしまして、補正後予算額を55億4,353万6,000円とするものでございます。これは、平成25年度より2カ年で計画しておりました窓ガラス飛散防止対策事業を前倒しをして実施するものでございまして、対象施設は中央図書館と鷺宮図書館を除く区立図書館6館と教育センター、南北の教育相談室、軽井沢少年自然の家となってございます。なお、小・中学校については当初予算で対応することにしております。
 補足説明は以上でございます。
委員長
 これより本件に対する質疑を行います。質疑はありませんか。
小林委員
 今回の予算の中で、この窓ガラスの飛散防止対策というのは、一応100%という形で考えてよろしいんですか。もうこれで終了するという形ですか。
伊藤子ども教育部副参事、教育委員会事務局副参事(子ども教育施設担当)
 これらの施設の対策工事を行えば、100%終了ということになります。
委員長
 他に質疑はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 なければ、質疑を終結します。
 意見について伺います。
 第43号議案について意見はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 それでは、第43号議案について、意見なしとして総務委員会に申し送ることに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 御異議ありませんので、そのように決定いたします。
 以上で本日の日程を終了しますが、委員、理事者から御発言はありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 なければ、以上で子ども文教委員会を散会いたします。

(午後2時27分)