平成25年11月06日中野区議会子ども文教委員会
平成25年11月06日中野区議会子ども文教委員会の会議録
平成25年11月06日子ども文教委員会 中野区議会子ども文教委員会〔平成25年11月6日〕

子ども文教委員会会議記録

○開会日 平成25年11月6日

○場所  中野区議会第5委員会室

○開会  午後0時59分

○閉会  午後3時30分

○出席委員(9名)
 高橋 ちあき委員長
 石川 直行副委員長
 高橋 かずちか委員
 甲田 ゆり子委員
 南 かつひこ委員
 森 たかゆき委員
 小宮山 たかし委員
 伊藤 正信委員
 かせ 次郎委員

○欠席委員(0名)

○出席説明員
 教育長 田辺 裕子
 子ども教育部長、教育委員会事務局次長 髙橋 信一
 子ども教育部副参事(子ども教育経営担当)、教育委員会事務局副参事(子ども教育経営担当、知的資産担当) 辻本 将紀
 子ども教育部副参事(学校・地域連携担当)、教育委員会事務局副参事(学校・地域連携担当)
 濵口 求
 子ども教育部副参事(子育て支援担当)、子ども家庭支援センター所長、教育委員会事務局副参事(特別支援教育等連携担当) 黒田 玲子
 子ども教育部副参事(保育園・幼稚園担当)、幼児研究センター所長、教育委員会事務局副参事(就学前教育連携担当) 古川 康司
 子ども教育部副参事(子ども教育施設担当)、教育委員会事務局副参事(子ども教育施設担当)
 伊藤 正秀
 教育委員会事務局副参事(学校再編担当) 石濱 良行
 教育委員会事務局副参事(学校教育担当) 伊東 知秀
 教育委員会事務局指導室長 川島 隆宏

○事務局職員
 書記 土屋 佳代子
 書記 遠藤 良太

○委員長署名

審査日程
○議題
 学校教育の充実について
 子育て支援及び子どもの育成について
○所管事項の報告
 1 中野区立療育センターアポロ園指定管理者候補者の選定について(子育て支援担当)
 2 その他
 (1)児童虐待防止推進月間の取り組みについて
 (2)平成25年度学力調査(国・区)のまとめについて
○その他

委員長
 それでは、定足数に達しましたので、子ども文教委員会を開会いたします。

(午後0時59分)

 本日の審査日程などを確認するために委員会を暫時休憩させていただきます。

(午後0時59分)

委員長
 それでは、再開いたします。

(午後1時00分)

 本日の審査日程はお手元に配付の審査日程(案)(資料1)のとおり進めたいと思いますが、これに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 御異議ありませんので、そのように進めます。
 休憩中に御協議をいただきましたとおり、この後、議題を宣告した後、委員会を休憩いたしまして、視察を行い、視察終了後に委員会を再開し、所管事項の報告を受けたいと思いますが、これに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 それでは、そのように決定いたします。
 なお、審査に当たっては、5時を目途に進めたいと思いますので、よろしくお願いします。
 それでは、議事に入ります。
 学校教育の充実について、子育て支援及び子どもの育成について、を議題に供します。
 委員会を休憩いたします。

(午後1時01分)

委員長
 委員会を再開いたします。

(午後3時14分)

 それでは、所管事項の報告を受けたいと思います。
 1番目、中野区立療育センターアポロ園指定管理者候補者の選定についての報告を求めます。
黒田子ども教育部副参事(子育て支援担当)
 それでは、中野区立療育センターアポロ園指定管理者候補者の選定につきまして、御報告申し上げます(資料2)。
 中野区立療育センターアポロ園の指定管理者につきましては、先般6月7日に、当委員会におきまして指定管理者を募集するということについて御報告を申し上げております。10月に、事業者につきまして基準に基づき選定を行っておりますので、その選定結果につきまして、今回、御報告を行うものでございます。
 それでは、1番、応募対象事業者でございますが、社会福祉法人、医療法人又は特定非営利活動法人として、関東地域において児童発達支援事業を3年以上実施している者ということ、かつ障害児の通所事業を5年ほど実施をしている事業者ということで、公募をかけております。
 応募状況としましては、応募事業者が1事業者ございました。
 選定方法は、庁内に設置しました中野区立療育センターアポロ園指定管理者選定委員会において、応募書類審査、ヒアリング及び財務診断を行った上で候補者を選定しております。この応募書類の審査の中には、区のほうで事業者募集の折に提案しましたアポロ園のクラスを増設することですとか、療育相談の日の増加、また、保育園等巡回訪問事業について充実をするというようなことを区が提案しておりまして、それに基づいた計画等を出して選定を行ったものでございます。
 選定結果としましては、社会福祉法人全国重症心身障害児(者)を守る会ということで、指定管理者の指定期間は、平成26年4月1日から平成36年3月31日の10年間というふうになっております。
 この指定管理者の候補者を選定したまでの経過でございますが、6月24日に募集を開始いたしまして、7月2日に応募説明会、7月31日に応募を締め切っております。10月21日に審査会を行いまして、23日に最終審査を行ったものでございます。
 今後の予定でございますが、平成25年11月の第4回区議会定例会で、中野区の公の施設に係る指定管理者の指定手続条例に基づいた形で議案を提出させていただきますので、その中で議案の審査をお願いしたいというふうに考えております。平成26年3月に指定管理者との協定締結、平成26年4月1日から指定管理者による運営の開始を予定しているものでございます。
 報告は以上でございます。
委員長
 ただいまの報告に対して、質疑がありましたらお願いいたします。
高橋委員
 ありがとうございました。
 この選定結果の社会福祉法人、これは今まで区が契約していたところと同じということでよろしいんですか。結果的な継続ということで。
黒田子ども教育部副参事(子育て支援担当)
 はい、同じところでございます。
高橋委員
 子育てされている方とか、そういう障害を持っている方の親御さんの声で、その巡回の頻度を増やしてほしいとか、このアポロ園の役割の重要性というか――をよく聞かされているところなんですけれども、新たなメニューを区なりに追加をして、それを選定基準にしたということになっていますが、経営というんですかね、向こうとの情報交換なり、実際、区が頻度を増やしたり、クラスを増設したりしていく中での実際の運営上の問題点というか、課題というんですか、その辺は何か向こうからの意見交換等で出てきたことはあるんでしょうか。
黒田子ども教育部副参事(子育て支援担当)
 今年度におきましてもいろいろな情報交換をやっておりまして、療育相談等の待機児童が増えているということは、この事業者も知っております。そういった中で、区がこれを実施したいという事業内容の中で、クラスを増加させるとか、療育相談の日を増やすといったようなことを決めております。
高橋委員
 あくまでもメニューとしてはプラスアルファということで、削ったりしている内容はないということで、今後新たな10年間がスタートするという認識でよろしいんですか。
黒田子ども教育部副参事(子育て支援担当)
 事業内容として区が提案しましたことの計画について提案がありましたので、それについて適切にこちらのほうで審査をしております。
委員長
 細かい内容は議案が出てきたときに、また御質問をしていただければと思いますが。
髙橋子ども教育部長
 あくまでも補足でございますが、今回の事業者の継続という形、結果的に同じ事業者ということになりますが、運営の形態は違っております。指定管理者ということになっていますので、考え方としてはまるっきり新しい考え方で、また新しい公募の仕方をして選定されたということでございます。
森委員
 御報告ありがとうございました。
 応募が1事業者ということで、本来であれば幾つか応募があって、その中から区が選べるというほうがいいのかなというふうに思うんですけれども、説明会を7月2日になされたということなんですが、ここに参加された事業者というのは幾つあったんでしょうか。
黒田子ども教育部副参事(子育て支援担当)
 説明会にも1者ということでございました。
森委員
 すみません、これはわからないので教えていただきたいんですが、そもそもこの1番の対象事業者に該当するような業者というのは、何か無数にあるものなのでしょうか。
黒田子ども教育部副参事(子育て支援担当)
 無数というほどはないかとは思いますが、やっているところは確かにございます。そういった意味では、関東地域においてということは、この東京都と近県ということでは範囲を広げて、公募をしたところでございます。
森委員
 そうすると、ある程度母数はあるけれども、応募としては1者だったというところは、どういうふうに受けとめていますか。
黒田子ども教育部副参事(子育て支援担当)
 区報やホームページ等で公募しておりますので、一応基本的な手続を踏んだというふうに考えております。今後とも、これは10年間ということでございますが、今後、障害の施設等をまた募集するときには、広報のほうを周知徹底したいというふうに考えております。
南委員
 ありがとうございました。
 今回、指定管理で民間事業者に正式に運営をしていただくということなんですけれども、障害児を抱えるお母さん方からすると、このアポロ園さんが非常にすばらしいところだというのをなかなか知らない、まだわかっていらっしゃらない方も多いというふうに聞いたりしたところなんですけれども。当然、指定管理者のほうでそういった広報的なこともしていかれるんだと思うんですが、区としても、やはり乳幼児健診とかそういった際に、こういった療育センターアポロ園があるということを付随的に知らせる。こういったすばらしい施設があるという、そういう案内とか、そういったことをしていかなければならないのではないかと思うんですけれども、そういった点についてどのように今後されていくのかというのをちょっとお聞かせいただきたいと思うんですけれども。
黒田子ども教育部副参事(子育て支援担当)
 発達障害等があるお子様についての相談の窓口というのは、直接的にはすこやか福祉センターになりますので、そちらのほうもアポロ園のことは紹介していると思いますが、もう一度確認をして、周知徹底をしてもらうということと、今後の検討の中では、サポートファイル等に発達支援のことについて織り込んでいるところがございますので、区の貴重な社会資源の中の一つとして、そこは民間の事業者もございますので、基準を設けて、可能であれば紹介をしていきたいというふうに、検討を今後していきたいというふうに思います。
委員長
 ほかにはよろしいですか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 質疑がなければ、以上で本報告については終了いたします。
 次に、2番目、その他の中で、何かございますか。
黒田子ども教育部副参事(子育て支援担当)
 11月は、オレンジリボンといいまして児童虐待防止の推進月間になっております。ということで、本日も、夕方、中野駅前で区民の方にこういったマスクとオレンジリボンを配布する予定でございます。そういった月間になっておりますので、ぜひ区民の方にいろいろお会いになる機会も委員の方は多いと思いますので、そういった運動の推進をお願いしたいというふうに思います。
 このオレンジリボンにつきましては、運動の起源でございますけれども、2004年に栃木県小山市で、父親の友人から虐待を受けて幼いお子さんが亡くなったということで、小山市のほうの団体が、二度とこういったことが起こらないようにというようなことで、これを契機にオレンジリボン運動が始まったというふうに言われております。子ども文教委員会にぜひご紹介ということで、よろしくお願いしたいと思います。
委員長
 ただいまの報告について御質疑ありますか。よろしいですか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 休憩します。

(午後3時26分)

委員長
 それでは、委員会を再開いたします。

(午後3時27分)

 それでは、本報告について終了します。ほかに報告はありますか。
川島教育委員会事務局指導室長
 私のほうからも、口頭なんですが、平成25年度の学力調査につきましておわびを一言申し上げさせていただきたいと思います。
 学力調査につきましては、国がやっているもの、それから東京都がやっているもの、それから中野区独自でやっているものがございます。東京都は、現在、抽出制になっていますので、中野区を、総体的なことはできないんですが、国と区の調査がございます。これは、4月に既にもう実施をしているもので、その報告がちょっと遅くなってしまったことのおわびでございます。
 まず、国の調査は、新聞等でも取り上げられていたかと思いますが、基礎と、それから活用という2点を調査するものになっています。それから、中野区の調査は、例えば国語の聞く力とか、それから書く力とか読む力という、そういう観点別で調査をします。昨年度も報告をさせていただいているんですが、中野区の調査はこういう感じでしたと御報告する、その後に全国の基礎と活用はこういう形でしたと報告しますと、同じような報告を二度御説明するような形になってしまいましたので、今年は一括で御説明しようというふうに考えました。国の調査は全体像がわかります、基礎と活用というところで。それで、区の調査は細かい観点別の調査がわかりますので、その報告を一括ですることによって、全体と細かいところをご説明しようというふうに考えておりました。
 ただ、中野区報と、それから教育だよりで報告がありまして、今回配られた中の教育だよりのほうに、区のほうの調査、これはもう昨年度から予定を組んでおりまして、それで、こちらのほうが先に区民の方に出てしまったということに関しまして、この場をかりておわびを申し上げたいというふうに思います。
 今申し上げた国の調査、それから区の調査、両方一括しまして、次回の子ども文教委員会で丁寧に説明をさせていただければありがたいというふうに考えております。
委員長
 ただいまの報告について御質疑ございますか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 では、次回の報告までよろしくお願いいたします。
 ほかにございますか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 それでは、以上で所管事項の報告を終了いたします。
 次に、審査日程のその他に入ります。
 次回の日程について協議をしたいので、委員会を暫時休憩いたします。

(午後3時29分)

委員長
 委員会を再開いたします。

(午後3時29分)

 休憩中に御確認をいただきましたとおり、次回は第4回定例会中とし、急を要する案件が生じた場合は正副委員長から連絡をさせていただきたいと思いますが、御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 では、そのように決定をいたします。
 本日予定しました日程は終了いたしますが、委員、理事者から何か御発言ございますか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 では、以上で本日の子ども文教委員会を散会いたします。

(午後3時30分)