平成26年04月25日中野区議会総務委員会
平成26年04月25日中野区議会総務委員会の会議録
26.03.18 中野区議会総務委員会

中野区議会総務委員会〔平成26年4月25日〕

 

総務委員会会議記録

 

○開会日 平成26年4月25日

 

○場所  中野区議会第1委員会室

 

○開会  午前10時00分

 

○閉会  午前10時45分

 

○出席委員(9名)

 内川 和久委員長

 酒井 たくや副委員長

 木村 広一委員

 石坂 わたる委員

 北原 ともあき委員

 いでい 良輔委員

 久保 りか委員

 奥田 けんじ委員

 岩永 しほ子委員

 

○欠席委員(0名)

 

○出席説明員

 副区長 金野 晃

 副区長 英 直彦

 政策室長 竹内 沖司

 政策室副参事(企画担当) 海老沢 憲一

 政策室副参事(基本計画担当) 森 克久

 政策室参事(予算担当) 奈良 浩二

 政策室副参事(広報担当) 酒井 直人

 政策室副参事(業務改善担当) 中谷 博

 経営室長 川崎 亨

 危機管理担当部長 小田原 弦

 経営室副参事(経営担当) 戸辺 眞

 経営室副参事(人事担当) 角 秀行

 経営室副参事(施設担当) 石井 正行

 経営室副参事(行政監理担当、債権管理担当) 岩浅 英樹

 経営室副参事(経理担当) 伊藤 廣昭

 会計室長 浅野 昭

 選挙管理委員会事務局長 吉村 恒治

 監査事務局長 古屋 勉

 

○事務局職員

 事務局長 篠原 文彦

 事務局次長 堀越 恵美子

 書記 細川 道明

 書記 大野 貴子

 

○委員長署名


審査日程

○委員会参与の変更及び異動について

○議題

 政策、計画及び財政について

○所管事務継続調査について

 1 中野区歌に関する審議会の答申について(広報担当)

 2 中野区情報政策官の任命について(業務改善担当)

 3 中野区・青森市の交流連携協定の締結について(経営担当)

 4 幹部職員の人事異動について(人事担当)

 5 特定規模電気事業者からの電力調達の拡充について(施設担当)

 6 自動販売機設置に係る区有財産の貸付について(経理担当)

 7 その他

 (1)伊豆大島台風被害義援金について(経営担当)

 (2)平成26年度における固有施設のエネルギー対策について(施設担当)

○その他

 

委員長

 定足数に達しましたので、総務委員会を開会します。

 

(午前10時00分)

 

 本日の審査日程ですが、お手元に配付の審査日程(案)(資料1)のとおり進めたいと思いますが、これに御異議ありませんか。

 

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 御異議ありませんので、そのように進めます。

 議事に入る前に、お手元に配付の資料(資料2)のとおり、4月1日付で委員会参与の変更及び異動がありました。変更及び異動のありました参与の紹介についてお願いします。紹介された方は、御挨拶をお願いいたします。

 それでは、まず、政策室長から政策室参与の紹介をお願いいたします。

竹内政策室長

 それでは、政策室参与の紹介をさせていただきます。

 まず、政策室副参事(基本計画担当)森 克久でございます。

森政策室副参事(基本計画担当)

 森でございます。よろしくお願いいたします。

竹内政策室長

 続きまして、政策室参事(予算担当)奈良浩二でございます。

奈良政策室参事(予算担当)

 奈良でございます。引き続きよろしくお願いいたします。

竹内政策室長

 次に、政策室副参事(業務改善担当)中谷 博でございます。

中谷政策室副参事(業務改善担当)

 中谷でございます。引き続きよろしくお願いいたします。

竹内政策室長

 以上で政策室参事の紹介を終わります。

委員長

 次に、経営室長から、監査事務局の参与の紹介をお願いいたします。

川崎経営室長

 4月1日付で監査事務局長に就任いたしました古屋 勉でございます。

古屋監査事務局長

 古屋でございます。よろしくお願いします。

川崎経営室長

 なお、前任の鈴木監査事務局長につきましては、本日、都合により欠席のため、御報告のみとさせていただきます。

委員長

 ありがとうございました。

 以上で委員会参与の変更及び異動について終了します。

 それでは、議事に入ります。

 政策、計画及び財政についてを議題に供します。

 所管事項の報告を受けます。

 それでは、1番、中野区歌に関する審議会の答申についての報告を求めます。

酒井政策室副参事(広報担当)

 それでは、中野区歌に関する審議会の答申についての御報告をいたします。(資料3)

 中野区歌に関する審議会については、平成25年11月26日に区長から諮問された事項について検討した結果を答申しました。諮問事項は下記の3点でございます。詞や曲のイメージ及び詞に取り入れたいフレーズについて、区歌の作成を依頼するに相応しい人物像について、幅広い区民に親しまれ、長く歌い継がれるための方策についてということで、以下、答申の概要について御説明いたします。

 1点目、詞や曲のイメージ等ですが、シンプルに歌え、みんなが自発的に一緒に歌いたくなるような歌であること、また、中野から、新しい何かが始まり、育ち、そして羽ばたいて行くというイメージが歌詞から想起され、躍動感にあふれる曲というような内容です。

 また、歌詞に取り入れたいフレーズについては、子どもたちにも歌いやすく、平易だけれども深みがあり、広がりが感じられるフレーズ、また、世代を超えて中野のイメージを連想するフレーズや、中野での楽しい日々の記憶を呼び覚ますフレーズを入れることも必要であるとの内容でした。

 2点目、区歌の作成を依頼するに相応しい人物像ですが、一つが、人々に親しまれる歌をつくっているということ、そして、中野に何らかの縁のある人物――この何らかの縁というのは、必ずしも中野の出身者というだけではなく、例えば中野でコンサートを開催したことがあるなど、中野のまちのことを知っている人物が相応しいということでございます。

 3点目、幅広い区民に親しまれ、長く歌い継がれるための方策についてですが、区歌の作成段階からPRをする必要性があるだとか、区歌の名称については、中野区歌とするのではなく、親しまれる題名が望ましい、そして、区歌を毎日耳にする環境をつくるべきということです。それから、区の行事などで歌ってもらうこと、駅やバスの発車音など、さまざまな工夫をすべきということなどを答申いただきました。

 また、作曲者との間で編曲が自由にできるようにするなど、広く曲が利用できるよう、著作権上の工夫をする必要があることなどが答申されました。

 以上が答申内容でございます。

 2の今後の予定でございますが、6月に作詩、作曲を依頼したいと考えております。区としては、答申を踏まえて、多くの人に親しまれている歌をつくっていて、かつ区に縁があるような方々のリストを作成しまして、交渉順位等を定めていこうと考えております。決定後は、作詩、作曲を経て、8、9月で音源等を作成し、10月に公表したいと考えております。10月の公表の機会については、区のイベントなどを考えております。

 以上が報告になります。答申文をつけてございますので、後ほどお読み取りください。

委員長

 ただいまの報告に対し、質疑ありませんか。

岩永委員

 (3)の一番最後というんですか、「著作権に関する契約を結ぶ必要」というところで、「自由に曲の利用と編曲ができる」、曲の利用というのはある程度わかるんですが、編曲ができるようにするというのは、これは従来歌われてはいないというイメージが強いんですが、今ある区歌なんかでもそういうことになっているんですか。

酒井政策室副参事(広報担当)

 現在の歌われなくなった区歌なんですけれども、そちらについては著作権が、当時ちゃんと契約はしていなくて、今、JASRACに登録をしていまして、例えば流したりだとか編曲だとかする、使用する場合には著作権料が発生するように現在なっております。

岩永委員

 この編曲が、いわゆる自由に編曲ができるということは、作曲者とは関係ない場所で編曲ができるようにするということなども想定しているということですか。

酒井政策室副参事(広報担当)

 曲としては、著作権は守られているんですけれども、それを、例えばダンス版にするだとか、いろいろなバージョンをつくるときに、編曲するときに、その作曲者の許可というか、編曲の使用料等が発生しないような形で契約を考えているという意味でございます。

岩永委員

 私は、本当にそのあたりは素人なんですが、最近では、割といろいろな曲のバージョンができていますけれども、それは大体、今言われたような方向の流れというんですか、大体、最近はそういう作曲なんかがあったときには、自由に編曲ができるような形の契約に流れとしてはなっているんですか。

酒井政策室副参事(広報担当)

 自治体等で曲をつくった場合に、あらかじめ作曲者とのそういう条件をつけた契約をしていまして、編曲はある程度できるようになっていると聞いています。

委員長

 他に質疑ありませんか。よろしいですか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 質疑がなければ、以上で本報告について終了します。

 次に、2番、中野区情報政策官の任命についての報告を求めます。

中谷政策室副参事(業務改善担当)

 それでは、中野区情報政策官の任命につきまして御報告いたします。

 お手元の資料(資料4)をごらんください。

 情報政策官につきましては、情報システムの企画立案や運用と廃棄の過程を適正に統制することによりまして、情報システムの効率的かつ効果的な活用と情報システムに係る経費の削減を図ることを目的といたしまして、条例に基づいて設置しているところでございますが、昨年度中に公募による選考を行いまして、4月1日付で任命を行いました。このたび、情報政策官に任命した方の氏名は、則包直樹さんでございます。主な経歴としましては、平成24年度から、独立行政法人でCIO補佐官兼最高情報セキュリティアドバイザーに従事されているほか、民間企業におかれましても、主に官公庁関係のシステム開発に関するプロジェクトマネジャーなどに約20年間従事されてございます。

 なお、独立行政法人のCIO補佐官兼最高情報セキュリティアドバイザーにつきましては、現在も兼任されていらっしゃいますが、そちらは週1日の勤務で、中野区の情報政策官は週3日の勤務でございますので、特に支障はございません。

 任用期間は、平成26年4月1日から平成27年3月31日までの1年間でございますが、再任を妨げるものではございません。

 報告は以上でございます。

委員長

 ただいまの報告に対し、質疑はありませんか。

いでい委員

 この情報政策官のことについては、昨年度、いろいろな議会の中での議論を踏まえてこういった形になっていると思うんですけれども、昨年度の情報政策官の取り組みと今年度任命された方の違いについて、説明してください。

中谷政策室副参事(業務改善担当)

 違いの部分につきましては、今年度はさらに、これまで取り組んできたことに加えまして、今年度は特に地域情報化推進計画の改定や、また、マイナンバーへの対応、統合型GISの検討といった課題がございますので、そういった点につきまして、CIOの職務を全般的に補佐をして、技術的な観点から助言や指導等をいただきまして、情報システムの効率的、効果的なさらなる活用と、さらには、さらなるコストの削減を実現するといったことが期待できるというふうに考えてございます。

いでい委員

 勤務日数ですけれども、昨年度までは週に2日間、月にして何時間というのがあったと思うんですが、その違いについても教えてください。

中谷政策室副参事(業務改善担当)

 これまで週2日、月8日の勤務だったところが、週あたり1日ふえまして週3日、月12日にふえているところなんですけれども、昨今、情報システムの導入や開発といったものがどんどん進んでいるといったことから、また、マイナンバーの対応につきましても、システム改修等、本格的に検討するといった段階になってございますので、さまざま業務のほうがふえていくというふうに考えてございます。

いでい委員

 以前の情報政策官の方は、個人でも自分で会社を経営されていらっしゃったかと思いますけれども、今回の方はそういった――この略歴だけだと、全くどんな人かも、この(1)、(2)、これだけの略歴でしか示されていないと、私たちも、委員会でも相当な議論を尽くしてきた中でどんな方かもわからないし、ちょっとその辺も御説明いただきたいんですけれども。

中谷政策室副参事(業務改善担当)

 まず、この独立行政法人といいますのは、情報通信研究機構でございまして、主な業務としましては、情報通信分野を専門とした公的な研究機関になります。また、情報通信技術の研究開発を推進したりだとか、情報通信事業の振興業務を実施しているような法人になります。

 また、この民間企業というふうに書いてございますのは、パナソニック株式会社でございます。また、その系列会社のパナソニックシステムネットワークス株式会社にも従事された経験がございます。

 現在、兼職されているのは、この独立行政法人の情報通信研究機構のCIO補佐官兼最高情報セキュリティアドバイザーに兼職されております。そのほか、NPO法人の理事等も務められているというふうに聞いてございます。

石坂委員

 もちろん、こちらの方が全庁的に情報政策のところにかかわっていただけるということですけれども、先ほどの御説明の中でマイナンバー制度の話もありましたが、管轄は政策室の業務改善担当ということでありますけれども、区民サービス部、管理部のほうの情報システム担当のほうとも、この方はまめに連携をとって動いていくという認識でよろしいんでしょうか。

中谷政策室副参事(業務改善担当)

 個別の情報システムの調達や運用に当たりまして、CIO補佐官ないし情報政策官の立場として助言や指導等さまざまな調達や改修、運用といったステージにおいて関与していくことになりますので、密接なかかわりを持つようになるというふうに考えてございます。

委員長

 他に質疑はありませんか。よろしいですか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 質疑がなければ、以上で本報告について終了します。

 次に、3番、中野区・青森市の交流連携協定の締結についての報告を求めます。

戸辺経営室副参事(経営担当)

 それでは、私から中野区・青森市の交流連携協定の締結について御報告させていただきます。(資料5)

 本件につきましては、第1回定例会中の当委員会におきましても御報告させていただいているとおりでございまして、平成24年に開催されました「東北復興大祭典 なかの」を契機として、両自治体の相互の交流連携が始まったところでございますが、中野区・青森市、それぞれの特色、魅力を、今後最大限活用しながら、観光産業振興、スポーツ、文化・芸術、そうした持続的な交流連携をさらに推進するということから、交流連携協定を締結したというものでございます。

 協定締結者につきましては、中野区長、青森市長。協定締結の日時等につきましては、平成26年4月9日午後2時から、場所は中野区役所区議会第1委員会室でとり行われました。協定の内容につきましては、別紙写しで、協定書の写しをおつけしてございます。内容につきましては、後ほどお読み取りいただければと思います。

 私からの報告は以上でございます。

委員長

 ただいまの報告に対し、質疑はありませんか。よろしいですか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 質疑がなければ、以上で本報告について終了します。

 次に、4番、幹部職員の人事異動についての報告を求めます。

角経営室副参事(人事担当)

 それでは、お手元の資料(資料6)に基づきまして報告をさせていただきます。

 幹部職員の人事異動につきまして、平成26年4月1日付の内容でございます。こちらの資料につきましては、行政委員会分も含めまして、各職層ごとに表記させていただいてございます。部長級を見ていただきますと、備考欄のところに、昇任された方につきましては昇任と表記をさせていただいてございます。また、再任用の方につきましては、旧所属のところに再任用新規採用ということで表記をさせていただいてございます。それぞれ職層ごとに表記されてございます。詳しくは後ほどお読み取りいただければと思います。

 簡単ですけれども、報告とさせていただきます。

委員長

 ただいまの報告に対し、質疑ありませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 質疑がなければ、以上で本報告について終了します。

 次に、5番、特定規模電気事業者からの電力調達の拡充についての報告を求めます。

石井経営室副参事(施設担当)

 それでは、私から、特定規模電気事業者からの電力調達の拡充についての御報告をさせていただきます。(資料7)

 内容でございますが、4月1日から、いわゆる新電力からの電力供給を拡大をしましたということでございます。これまで、既に新電力から電力供給を受けていた施設につきましても、プレミアムグリーンパワー株式会社よりの、新たにこれの契約のし直しをして、ここからいただくということになってございます。

 そこにございますように、新電力の事業者名、プレミアムグリーンパワー株式会社と、それから東京エコサービスでございます。この両電力事業者でございますが、東京電力等を含む電気事業者の中でCO2の排出係数が低い業者でございます。

 なお、そこにございますように、東京電力の排出係数が0.406、東京エコサービス、これが清掃一組の清掃工場から出る熱を利用しての発電ということで0.091、それからプレミアムグリーンパワーについては0.022ということで、これまで出光のグリーンパワーで既に行っておったわけですが、その排出係数が0.106ということで、5分の1程度に排出係数が落ちているということでございます。

 4の導入施設でございますが、プレミアムグリーンパワーにつきましては、区役所の本庁舎から東部、桃園、上高田、新井、江古田、大和、鷺宮の区民活動センター、それから9番の歴史民俗資料館というところでございます。この9施設が新規にプレミアムの供給を受ける。それから、②の東京エコサービスにつきましては、桃園第二小、それから二中、それから哲学堂の運動施設、療育センターアポロ園、この4施設を対象にしてございます。

 裏面に参りまして、これまで出光グリーンパワーから供給をしてございました施設が9施設ございました。これについては、変更いたしまして、プレミアムグリーンパワーにしてございます。それから、今回、この9施設、4施設を含めまして、このPPSからの供給が合計施設41施設ということになりました。

 導入の効果でございますが、電気料金を年間で試算をいたしますと、導入前が1億9,670万4,000円程度、それから、導入後が1億8,509万6,000円というところでございます。したがいまして、導入効果が1,160万8,000円ということになります。

 これは、全く、東京電力のままの状態で電力供給を受けた場合と、今回この41施設がPPSからの供給ということの差額ということになります。CO2にしましては、年間で、導入前が3,147トン、導入後が418トンということで、導入効果が2,729トン、大幅に削減をされるという見込みでございます。

 報告につきましては以上でございます。

委員長

 ただいまの報告に対し、質疑はありませんか。

木村委員

 PPSに関しては、何度か私も一般質問で取り上げさせていただいていたんですけれども、この出光グリーンパワーとプレミアムグリーンパワーということで、先ほどCO2の排出係数の違いというものを御紹介していただいたんですが、出光グリーンパワーもたしか、かなり再生可能エネルギーを使っていたと思うんですけれども、それでも5分の1ということで、要は供給源の違いというのはどういうものかということと、あと、価格の違いというものが何かわかりやすく説明できるものがあるか、教えていただければ。

石井経営室副参事(施設担当)

 逆に言いますと、出光グリーンパワーが今年度から高くなってきているというのが一方であります。それに比べまして、プレミアムにつきましては従来からかなり低いということで、主には風力、これの電力の蓄電が大分、施設が効率よくなってきていると。そのほか、今後の展開もあるわけでございますが、現在のところ、風力、水力あたりが主な供給源ということでございます。先ほど申し上げましたように出光が0.106だったんですが、これが上がってくる。プレミアムは、0.022ということで、最も低いと言ってもいいぐらいの数値になってございます。

 それから、単価でございますが、これは東京電力が通常の季節――夏季と、それからその他の季節という、その使用料に見合った単価、使用料の計算で使う単価でございますが、東京電力が一般的な季節、7、8、9月を除く季節が15.99なんです。これに対しまして、プレミアムが15.67円と若干低いと。それから、エコサービスのほうが15.99円ということで、東京電力と同一ということでございます。なお、夏季の7、8、9月については、東京電力が17.13円、それからプレミアムグリーンパワーが16.79円、それからエコサービスが東京電力と同じく17.13円ということでございます。

 なお、それぞれの基本料金が最も低いのがエコサービスでございます。それから、その次にグリーンパワー、一番高いのが東京電力ということになってございます。

木村委員

 出光グリーンパワーとプレミアムグリーンパワーの価格の違いということで、ちょっと出光のほうは紹介していなかったと思うんですが、それは上がったのか下がったのか教えてください。

石井経営室副参事(施設担当)

 ちょっと今その資料が手元にございませんので、答弁保留をお願いします。

委員長

 答弁保留でよろしいですか。

木村委員

 はい。もう一つ。あと、東京エコサービスのほうは、主に小学校とか、そういう教育施設が中心だったと思うんですけれども、このPPSを導入できる施設、可能な施設というのは全体でどれぐらいあって、今どれぐらい導入できたかというところと、もう一つは、学校以外の施設、東京エコサービス以外のところなんですけれども、どれぐらいのPPSを導入できる施設があって、今現在、どれぐらい、今回九つ新しく入れたと思うんですけれども、どれぐらい今回入ったかということを教えてください。

石井経営室副参事(施設担当)

 まず、教育関係でございますが、小学校が15校、中学校が4校というところでございます。これは、東京エコサービスの関係でございます。それから、教育関係の施設が4施設ございまして、学校でいきますと、36校全校に対しての19校ということでございます。

 なお、区有施設の関係については、まだまだという状況でございまして、今後、これにつきましては、高圧の引き込みが対象ということになりまして、既に施設によっては低圧化をしてきてございます。それも省電力化の一環でございますけれども、そういう高圧の施設で、一定の容量があって、また、これはPPSとの業者との関係において、向こうがどれだけの容量が確保できるかといったようなところの見合いの中で、順次拡大をしてきておりまして、今後もその辺のところを業者と協議もしながら、どういう施設が次に、向こうの拡大に合わせて、見合った形で拡大をしていけるかというようなところを現在も探っておりまして、今後これについては継続をして、ますますこのPPSの導入を図っていきたいというふうには考えてございます。

岩永委員

 まず1点、今の木村委員の質疑との関係でわかったところもあるんですが、そこはちょっと重複しないように割愛します。この区役所本庁舎、活動センター等で導入しているグリーンパワーと、学校等で導入しているエコサービスですが、この事業主の違いをどう決めているのか。要するに、グリーンパワーはこっち系とか、エコパワーはこっち系とか、何かそういうものがあるのか。この導入している事業主の違いは。

石井経営室副参事(施設担当)

 清掃一組の関係、清掃工場から出る熱を利用した発電ということで、これは区長会等でも、まず教育施設中心にというような方針の中でこれまでやってきてございます。すみ分けといいますか、こちらのプレミアムグリーンパワーあるいはこれまでの出光につきましても、競争性が今のところないんです。競争はせずに、向こうの売り込みと、私どもが比較をしていく中で、料金、それからCO2の排出係数の低い業者ということで、区がその業者を選択して契約をしてきているというところでございます。

岩永委員

 そうしますと、今後さらに活用していく施設との関係で言えば、東京エコサービスのほうは、今言われたような教育施設を中心に順次拡大をしていくということで、プレミアムグリーンパワーのほうは、その他の施設という、そういうすみ分けでこれからも進めていくと、こういうことですか。

石井経営室副参事(施設担当)

 契約自体は1年契約でございまして、今後、そのCO2の排出係数あるいは料金、この辺がどう変わっていくかということも当然かかわってきますので、その辺を見きわめながら、最も安く、かつCO2排出係数が少ない電力を採用していこうというふうに考えてございます。

岩永委員

 それで、この説明をいただいた、現在、合計41施設、契約電力量がここに紹介されていますが、これは、現在、中野区で消費している電力量のどのぐらいの割合になるのか。それから、今後、要するに、かなり、100%を目指してこういうグリーン電力を活用していこうと思っているのか、そのあたりはどういう考えですか。

石井経営室副参事(施設担当)

 全部の電力料金が、先ほど言いました導入効果のところにございますように、2億弱で、導入後、逆に1億8,500万円、これが、電気料金についてはこれだけのものがかかっているということに対しまして、先ほどの差額、導入効果としては1,100万余ということでございます。

 したがって、このもともとの東京電力の1億9,600万何がしというこの電力が、全てPPSに変わっていった場合にどれだけの効果が出るかといったような試算ももちろんできるかと思いますが、先ほど言いましたように、いろいろな低圧化をしている施設ですとか、施設の複合施設もございます。そういったいろいろな施設の状況もございまして、そういうことから判断していきますと、100%というのは無理かなというふうには考えてございますが、できるだけ導入がしやすいような施設、相手がございまして、そのお互いの条件が見合うような形のところから、順次拡大をしていくということになろうと思っております。

岩永委員

 そうしますと、その対象施設ですが、例えば民間委託をしているとか、指定管理者になっているとか、そういうところも、今御説明をいただいた今後見ていく施設の対象にはなっていますか。

石井経営室副参事(施設担当)

 指定管理も含めて、この方針で、同じような形で進めていきたいというふうに考えてございます。

北原委員

 これは、1,100万円の導入効果があるということですけれども、こういった取り組み、23区なんかで、他の区もやっているのかなと思いますけれども、中野区が大体どのぐらいの位置にいるのか、もしわかりましたら教えていただきたいと思います。

石井経営室副参事(施設担当)

 ちょっと何番目ぐらいかというところまではわかりませんけれども、比較的、中野は進んでいるのかなというふうには思っております。

 先ほどのプレミアムと出光の価格でございます。価格につきましては同額でございます。ただし、先ほど言いましたようにCO2が向こうのほうが高い。排出係数が高いということでございます。

委員長

 木村委員、よろしいですか。

木村委員

 はい。

委員長

 他に質疑ありませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 質疑がなければ、以上で本報告について終了します。

 次に、6番、自動販売機設置に係る区有財産の貸付についての報告を求めます。

伊藤経営室副参事(経理担当)

 自動販売機設置に係る区有財産の貸付についての御報告を申し上げます。

 資料(資料8)をごらんいただきたいと思います。

 区有施設における自動販売機につきましては、「飲料水等自動販売機設置に係る行政財産の貸付への移行について」及び地方自治法第238条の4の規定に基づき貸付によることとしてございます。平成24年度施行、25年度本格導入をいたしましたけれども、26年度新規設置分につきまして一般競争入札を実施いたしましたので、その結果について御報告をさせていただきます。

 まず、入札に付しました貸付物件等についてでございますけれども、施設数につきましては、マロニエひろば外9施設、設置台数10台、貸付期間につきましては平成26年5月1日から平成28年3月31日まで、1年11か月でございます。この期間につきましては、25年、昨年設置したものと合わせてございます。

 入札等の日程につきましては、公告が平成26年3月6日、開札が平成26年3月26日に行ってございます。

 入札の結果としましては、応札者数が延べ41社、落札社数が3社、詳細については記載のとおりでございます。落札金額29万3,400円から265万5,600円、これは年に割った1台当たりの金額でございます。落札総額としましては、こちらについても年額でございますけれども、844万6,200円でございます。先ほども御説明させていただきましたように、26年度につきましては11か月といったような形でございます。

 付加機能等につきましては、これまでもやってございますけれども、省エネ等の環境対応機能、災害時の飲料無償提供機能といったような付加機能をつけ加えてございます。

 報告については以上でございます。

委員長

 ただいまの報告に対し、質疑はありませんか。

いでい委員

 このマロニエひろば外9施設とありますけれども、口頭で結構ですから、「外9施設」というのを説明してください。

伊藤経営室副参事(経理担当)

 ほかは、8カ所が自転車の駐車場を選定してございます。残り1カ所につきましては、区役所の駐車場の北側1カ所、以上10カ所でございます。(「自転車の駐車場はどこのことを言っているんですか」と呼ぶ者あり)失礼しました。(「それを教えてと言っているの」と呼ぶ者あり)

委員長

 もう1回お願いします。

伊藤経営室副参事(経理担当)

 駐車場につきましては、鷺宮南、鷺宮東、都立家政北、野方第一、野方第二、鍋横、中野駅北口中央、中野駅北口西、以上でございます。

いでい委員

 また、この入札の結果については、これを始めたときからいろいろ変わっているんですけれども、この29万3,400円から265万5,600円までとなっていますよね。結構な額かなと思っていますけれども、昨年とどう違う。上がっているということなんでしょうか。教えてください。

伊藤経営室副参事(経理担当)

 昨年度につきましては、33カ所で約2,140万円でございました。今年度につきましては、10カ所ではございますけれども、844万6,000円というようなことで、1カ所当たりにつきましては多少上がっているというようなことで考えてございます。

委員長

 他に質疑ありませんか。よろしいですか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 質疑がなければ、以上で本報告について終了します。

 次に、7番、その他で、理事者から何か報告はありませんか。

戸辺経営室副参事(経営担当)

 それでは、私のほうから口頭で1点、御報告させていただきます。

 平成25年10月16日、伊豆大島台風がございまして、そちらの被害について義援金をお願いしていたところでございます。受付期間は、昨年10月25日からことしの3月31日までということで、義援金総額が、まとめましたところ101万1,317円集めることができました。昨日、4月24日付で大島町のほうへ全額送金させていただいたところでございます。

 なお、結果につきましては、中野区報及びホームページで、区民の皆様に御報告させていただく予定でございます。

 私からは以上でございます。

委員長

 ただいまの報告に対し、質疑ありませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 なければ、以上で本報告について終了いたします。

 他に報告はありませんか。

石井経営室副参事(施設担当)

 私からは、平成26年度、今年度における区有施設のエネルギー対策につきまして口頭で御報告させていただきます。資料はございません。

 今年度も電力事情が厳しいということに変わりはございませんので、年間を通じたエネルギー対策を進めてまいりたいということでございます。

 削減の目標でございますが、これも同様でございまして、対22年度同月比で15%減、それから夏季、7月から9月については20%の削減を目標としてございます。これを全庁に周知をして取り組んでいくというところでございます。

 なお、室内の設定温度、冷房が28度、暖房については19度ということでございますが、ただし、保育園ですとか高齢者の施設につきましては適宜調整を行い、利用者に配慮していくというところでございます。

 また、クールビズでございますが、冷房の設定温度が28度ということでございますので、軽装で執務を行うということでございます。ではあるけれども、来庁者に不快感を与えることのないような服装で、節度をわきまえた服装ということを励行するように徹底をしてまいりたいと思っております。本年の1月から実施をしてございまして、身だしなみガイドラインに沿った服装をというところでございます。それから、クールビズの取り組み期間は、5月1日から10月31日までということでございます。このことにつきましては、来庁者向けの呼びかけを、別紙の文書を入り口、それから窓口等に掲示をして、御協力を賜りたいというふうに考えてございます。

委員長

 ただいまの報告に対し、質疑はありませんか。

石坂委員

 今の御報告の中で、節電の取り組みのことですけれども、これは東京電力の電力のみを使うところとPPS導入するところは同様にということでよろしいでしょうか。

石井経営室副参事(施設担当)

 供給事業者にかかわりなくということでございます。

委員長

 他に質疑ありませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 なければ、本報告について終了いたします。

 他に報告はありませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 以上で所管事項の報告を終了します。

 それでは、次に、審査日程のその他に入ります。

 委員会を暫時休憩します。

 

(午前10時43分)

 

委員長

 委員会を再開します。

 

(午前10時44分)

 

 休憩中に御確認いただきましたとおり、次回の委員会は第2回定例会中とし、急を要する案件が生じた場合は、正副委員長から招集させていただきたいと思いますが、御異議ありませんか。

 

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 御異議ありませんので、そのように決定します。

 本日予定した日程は終了しますが、各委員、理事者から発言はありませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 なければ、以上で総務委員会を散会します。

 

(午前10時45分)