平成26年07月02日中野区議会議会運営委員会(第2回定例会)
平成26年07月02日中野区議会議会運営委員会(第2回定例会)の会議録
25.02.21 中野区議会議会運営委員会

中野区議会議会運営委員会〔平成2日〕

 

議会運営委員会会議記録

 

○開会日 平成26年7月2日

 

○場所  中野区議会第2委員会室

 

○開会  午前11時00分

 

○閉会  午前11時18

 

○出席委員(10名)

 いでい 良輔委員長

 白井 ひでふみ副委員長

 南 かつひこ委員

 浦野 さとみ委員

 北原 ともあき委員

 久保 りか委員

 酒井 たくや委員

 長沢 和彦委員

 大内 しんご委員

 篠 国昭委員

 

○欠席委員(名)

 

○委員外議員(1名)

 内川 和久議員

 

○議長・副議長

 伊東 しんじ議長

 やながわ 妙子副議長

 

○出席説明員

 副区長 川崎 亨

 経営室副参事(経営担当) 戸辺 眞

 

○事務局職員

 事務局長 篠原 文彦

 事務局次長 堀越 恵美子

 書記 佐藤 肇

 書記 鈴木 均

 書記 土屋 佳代子

 書記 井田 裕之

 

○委員長署名


○議題

 1 新たに受理した陳情とその取扱いについて

 2 本会議の運営について

  ○議事日程(別紙1)

  ○議事の順序(別紙2)

 3 その他

  (1)平成26年第4回定例会の日程について

  (2)その他

 

委員長

 定足数に達しましたので、議会運営委員会を開会します。

 

(午前11時00分)

 

 本日はお手元の議題のとおり進めたいと思いますが、御異議ありませんか。

 

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 御異議ありませんので、さよう進行します。

 議題に入ります。

 初めに、1番、新たに受理した陳情とその取扱いについて、次長から説明を求めます。

堀越区議会事務局次長

 それでは、資料1をごらんいただきたいと思います。

 6月17日までに受理した陳情の取扱いについて、5件受理してございます。陳情の取扱い基準に照らしまして、御協議いただきました結果、次のようになってございます。

 初めに、第3号陳情、地方自治体における政党機関紙「しんぶん赤旗」の勧誘・配布・販売について自治体独自での実態調査及び是正を求める陳情ですが、委員会に付託せず、会派への参考送付の扱いが相当となってございます。

 次に、第4号陳情、地方自治体における政党機関紙「しんぶん赤旗」の勧誘・配布・販売について実態調査を要請する決議を求める陳情ですが、委員会に付託せず、会派への参考送付の扱いが相当となってございます。

 次に、第5号陳情、医療・介護総合法案による介護保険制度の見直しを行わないよう国に対して意見書を提出していただくことですが、委員会に付託せず、会派への参考送付の扱いが相当となってございます。

 次に、第6号陳情、障害者控除を受けるための障害者控除対象者認定申請書を65歳以上の要介護認定者に送ることを求める件についてですが、健康福祉部所管でございますので、厚生委員会付託が相当となってございます。

 次に、第7号陳情、日朝国交正常化実現についてですが、政策室所管でございますので、総務委員会付託が相当となってございます。

委員長

 ただいまの説明に対して質疑はありませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 質疑がなければ、ただいまの説明のとおり確認したいと思いますが、御異議ありませんか。

 

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 御異議ありませんので、さよう確認します。

 では、総務、厚生委員長さんは、どうぞ御退席ください。ありがとうございました。

 

〔総務委員会委員長、厚生委員会委員長退席〕

 

委員長

 次に、2番、本会議の運営について、次長から説明を求めます。

堀越区議会事務局次長

 まず、議事日程でございますが、別紙1をごらんいただきたいと思います。

 日程第1は、総務委員会へ付託する議案でございます。

 日程第2は、建設委員会へ付託する議案でございます。

 日程第3は、子ども文教委員会へ付託する議案でございます。

 日程第4は、議会の委任に基づく専決処分についてでございます。

 次に、議事の順序でございます。別紙2をごらんいただきたいと思います。

 (1)本日の開議宣告。(2)一般質問。本日は10名ということで、南かつひこ議員、ひぐち和正議員、内川和久議員、高橋かずちか議員、むとう有子議員、近藤さえ子議員、いながきじゅん子議員、林まさみ議員、石坂わたる議員、小宮山たかし議員の順番となります。(3)日程第1、第31号議案から第35号議案までの計5件を一括上程いたしまして、理事者の説明を求めた後、質疑を受け、総務委員会へ付託いたします。(4)日程第2、第36号議案、中野区営住宅条例の一部を改正する条例を上程いたします。理事者の説明を求めた後、質疑を受け、建設委員会へ付託いたします。(5)日程第3、第37号議案及び第38号議案の計2件を一括上程いたしまして、理事者の説明を求めた後、質疑を受け、子ども文教委員会へ付託いたします。(6)日程第4、議会の委任に基づく専決処分について。これはお手元の資料2及び資料3でございますが、これによりまして議長から御報告いたします。(7)陳情の常任委員会への付託(付託件名表Ⅰ)。お手元の資料4でございますが、これによりまして付託をいたします。以上終わりまして、(8)散会宣告。このような順序になろうかと思います。

 なお、昨日までの一般質問の時間の実績をまとめた資料をお手元に参考としてお配りしてございますので、ごらんいただきたいと思います。

 本日の該当会派の質問者の時間表示は、表の中ほどの列「残時間※C」に記載してあります時間からスタートすることになるかと思います。

委員長

 ただいまの説明に対して質疑ありませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 質疑がなければ、ただいまの説明のとおり確認したいと思いますが、御異議ありませんか。

 

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 御異議ありませんので、さよう確認します。

 また、本日の本会議も一般質問の途中で休憩を入れたいと思います。その取り扱いについて御協議いただきたいと思いますので、委員会を休憩します。

 

(午前11時07分)

 

委員長

 委員会を再開いたします。

 

(午前11時08分)

 

 休憩中に御協議いただきましたとおり、本日は一般質問の3人目が終了したところで20分程度の休憩を入れ、再開時刻の目途を事務局長からお知らせすること、また、やむを得ず午後5時を過ぎそうな場合には、適宜時間延長を行うことをあらかじめ確認しておきたいと思いますが、御異議ありませんか。

 

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 御異議ありませんので、さよう確認します。

 次に、3番、その他に入ります。

 まず、(1)の平成26年第4回定例会の日程について、次長の説明を求めます。

堀越区議会事務局次長

 それでは、平成26年第4回定例会の日程について御説明いたします。

 お手元の資料5、資料6のとおり二案用意してございます。

 まず、資料5、第1案のほうでございますが、11月19日から12月3日までの会期15日間として設定したものでございます。

 次に、次ページの資料6、第2案のほうでございますが、11月26日から12月9日までの会期14日間として想定したものでございます。

委員長

 ただいまの説明に対して質疑はありませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 質疑がなければ、本日のところは二つの案をお持ち帰りいただきまして、各会派で御検討いただき、次回、7月11日の当委員会で内々定したいと思いますが、御異議ありませんか。

 

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 御異議ありませんので、さよう確認します。

 次に、(2)のその他に入りますが、各委員、理事者、事務局から何か発言はありませんか。

長沢委員

 我が会派から、今定例会において意見書を提出したい旨を先般申し上げさせていただきました。事務局のほうに案文を預けさせていただいておりますので、よろしければ配付していただければというふうに思っております。よろしくお願いいたします。

委員長

 今、案文のほうの配付の依頼がありましたので、それを許可します。配付してください。

 

〔資料配付〕

 

委員長

 それでは、共産党さんから補足説明をお願いします。

長沢委員

 1件目につきましては、集団的自衛権行使を容認する閣議決定の撤回を求める意見書(案)ということで、昨日閣議決定がなされたということでございますけれども、それに対しまして撤回をということで、全閣僚に対して意見書を出すというものでございます。

 2点目につきましては、先般、福井地裁での判決がございましたので、そういう状況も鑑みて、再稼働の中止を求めるということで、意見書の提出を国に対して行いたいということで出させていただきました。

 3点目につきましては、東京都宛てでございますが、東京都の大気汚染医療費助成制度の継続を求めるということで、これが、先般、期限が打ち切られるということもございまして、そういったことも鑑み、記書きに書いてありますように3点について意見書提出をしたいというふうに思っております。よろしくお願いいたします。

委員長

 他の会派から質疑があれば、こちらでお受けいたします。

大内委員

 最初のところに、与党による閣議決定を強行したというのはどういう意味ですか。何をもって強行と言っているんでしょうか。

長沢委員

 うちとしましては、強行したということにつきましては、与党での、国会での議論ではなく、密室における、そういう中で協議を重ねてきたということと、同時に、国民的な世論としては、やはりこれ自身を認めないというそういう高まりがあったというふうに認識しておりますので、そういう意味で強行したというふうに認識をしているということで書かせていただいたということでございます。

大内委員

 密室というのはどこの密室で、何を話しされたということが密室なんですか。

長沢委員

 国会の中での議論ということではなくて、与党間の中で、自民党、公明党による協議がされたということをもって密室というふうに認識をしているということでございます。

大内委員

 その文言について、そういう言葉が適切かどうかは、共産党さんの立場から言うとそういう言葉が当てはまるということで、私もそれ以上言いませんけれども。あと、「閣議決定の内容が憲法違反であることに加え」と、これは憲法違反だという認識なんですか。

長沢委員

 私どもはそのように、憲法違反であるというふうに認識をしております。

大内委員

 ついでに、これの集団的自衛権のことで、たしかおとといの本会議のところで、日本の若者が血を流すことを、いいのかといった趣旨の発言をされている。私が想像するに、日本の防衛に当たってアメリカの軍隊が協力をしたと、アメリカの若者が血を流すことに関しては何ら言及されていなかったんですけれども、アメリカの若者が血を流すことは仕方がない、でも、日本人の若者が血を流すことは許せないと、そういう趣旨だったんですか。そういうことを踏まえて、今回意見書を出されているんですか。

長沢委員

 お尋ねのことがよくわからないんですが、要するに日本の自衛隊がこれまで、武力の行使はできない、あるいは戦闘地域には行かないとしていた、これが大きく変わるというもとでの、自衛隊自身が傷つき、殺される、あるいは自衛隊自身が応戦をする中で相手の国の人を傷つけ、殺すということが起こりかねないということで、日本の若者がという形で血を流す、そういうことをある意味では比喩的に表現をさせていただいて、私は質問で取り上げさせていただいたということでございます。

大内委員

 今、主語が違っているんだけど。日本の若い者が血を流すと言ったんですよね、あのとき、たしか。(「そうです」と呼ぶ者あり)今言った、敵対する相手の方が血を流すという言い方をされたんですけれども、主語が変わってしまっているんですけど。

長沢委員

 私は今両方言ったつもりです。自衛隊も他国もということで、今述べさせていただいています。双方がそういう形で、殺し、殺し合うような、そういうものに変わっていくことを私たちは懸念をしているため、こういう形で意見書を出させていただいたということで御理解いただければと思います。

大内委員

 私、最初に、例えば日米安保という問題について、日本が武力攻撃を受けたときはアメリカがその日本を守るという日米安保条約なんですけれども、その際に、アメリカの若者が日本の戦争に巻き込まれて血を流すということに関してどういう認識でいられるんですかということを最初に聞いたんですけれども。だから、日米安保自体なくしてと、当然そういうことを前提に置いて言っているのかな。日本が武力攻撃を受けたら、日本だけで守るべきだと、そういう趣旨もあるんですか。

長沢委員

 日米安保条約の是非ということのお尋ねかもしれませんけれども、アメリカが日本を守っているということで、アメリカ人自身が血を流すことはいいのかと、決していいというふうに思っているわけではございません。また、そのアメリカが日本を守るということに関しても、これについても一定の議論があるというふうに思っていますけれども、今回の集団的自衛権ということでいえば、日本を守る、あるいは日本の国民を守るというふうには、私ども思っておりませんので、そういう意味では、一定の同盟国、具体的にはアメリカの戦争に巻き込まれていくという、そういうことで日本の若者が血を流すことになりかねないということで、先般の質問の中では取り上げさせていただきましたし、また、この集団的自衛権の容認、閣議決定の撤回を求めるということもそういう趣旨で出させていただいということで御理解いただければと思います。

大内委員

 アメリカの戦争に日本が巻き込まれる、日本の戦争にアメリカが巻き込まれる分には、別に容認しているということですか。

長沢委員

 そもそも、日本がどういう形で戦争に巻き込まれていくかということ自身があるかと思っておりますが、基本的には、日本が戦争に巻き込まれないような外交努力というものが基本になければならないと思っております。

 この場合、集団的自衛権の発動という、もしこれを行使をするということを想定をするならば、これは今も申し上げたとおり、日本が攻められる何とかというのは個別的自衛権の対応ということになりますから、そうではないというところでこれが発動されていく。これが、これまでの憲法に対する政府の解釈とは全く180度違うというものでありまして、そういう意味では、日本が攻められた云々ということは、この中では該当されているものではないというふうに認識しております。

大内委員

 ということは、今の日本のやっている自衛隊あるいは日米安保については肯定をしているということですか。

長沢委員

 私たち政党としましては、安保条約についても、これは、行く行くは廃棄をしていくべきだというふうに思っております。ただ、今のこの局面、この集団的自衛権云々ということは、当然ながら安保条約があるもとでの話として、この中で具体的にこういうことを政府として閣議決定をされたということについては、やはりこれはやるべきではないということで撤回という形で意見書提出をすべきではないかと、このように思っているところでございます。

委員長

 他に質疑ありませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 それでは、以上で質疑は終了します。

 なお、意見書等の提案は、原則として本日の委員会が最後となりますので、御承知おき願います。

 本日の本会議の開会予定も午後1時ですが、この後、議会運営協議会も開かれます。場合によっては議会運営協議会の終了時点で改めて皆さんに御協議いただいて、議長に決定していただくことにしたいと思いますが、よろしいでしょうか。

 

〔「はい」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 それでは、さよう確認します。

 次回の委員会は、7月11日(金曜日)午前10時から、当委員会室において開会いたしますことを、口頭をもって通告します。以上で本日の委員会を散会します。

 

(午前11時18分)