平成26年09月11日中野区議会総務委員会(第3回定例会)
平成26年09月11日中野区議会総務委員会(第3回定例会)の会議録
26.03.18 中野区議会総務委員会

中野区議会総務委員会〔平成26年9月11日〕

 

総務委員会会議記録

 

○開会日 平成26年9月11日

 

○場所  中野区議会第1委員会室

 

○開会  午後4時06分

 

○閉会  午後4時50分

 

○出席委員(9名)

 内川 和久委員長

 酒井 たくや副委員長

 木村 広一委員

 石坂 わたる委員

 北原 ともあき委員

 いでい 良輔委員

 久保 りか委員

 奥田 けんじ委員

 岩永 しほ子委員

 

○欠席委員(0名)

 

○出席説明員

 副区長 川崎 亨

 副区長 英 直彦

 政策室長 髙橋 信一

 政策室副参事(企画担当) 海老沢 憲一

 政策室副参事(基本計画担当) 森 克久

 政策室副参事(予算担当) 黒田 玲子

 政策室副参事(広報担当) 酒井 直人

 政策室副参事(業務改善担当) 中谷 博

 経営室長 竹内 沖司

 危機管理担当部長 小田原 弦

 経営室副参事(経営担当) 戸辺 眞

 経営室副参事(人事担当) 角 秀行

 経営室副参事(施設担当) 石井 正行

 経営室副参事(行政監理担当、債権管理担当) 田中 謙一

 経営室副参事(経理担当) 伊藤 廣昭

 会計室長 浅野 昭

 選挙管理委員会事務局長 吉村 恒治

 監査事務局長 古屋 勉

 

○事務局職員

 事務局長 篠原 文彦

 事務局次長 堀越 恵美子

 書記 細川 道明

 書記 大野 貴子

 

○委員長署名


審査日程

○議案

 第39号議案 平成26年度中野区一般会計補正予算

 第40号議案 平成26年度中野区介護保険特別会計補正予算

 第44号議案 南部すこやか福祉センター等新築工事請負契約

 

委員長

 定足数に達しましたので、総務委員会を開会します。

 

(午後4時06分)

 

 本日の審査日程について協議したいので、委員会を休憩します。

 

(午後4時06分)

 

委員長

 委員会を再開します。

 

(午後4時07分)

 

 本日の審査日程ですが、お手元に配付の審査日程(案)(資料1)のとおり進め、第39号議案と第40号議案の補正予算2件については一括して審査を行いたいと思いますが、これに御異議ありませんか。

 

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 御異議ありませんので、そのように進めます。

 それでは、議事に入ります。

 議案の審査を行います。

 第39号議案、平成26年度中野区一般会計補正予算及び第40号議案、平成26年度中野区介護保険特別会計補正予算を一括して議題に供します。

 なお、2件の議案は当委員会に付託されていますが、第39号議案については区民、厚生、建設、子ども文教委員会で関係分を審査し、また、第40号議案については区民委員会で関係分を審査し、それぞれ賛成多数となった意見があれば、総務委員会に申し送られることになっておりますので、御承知おきください。

 それでは、理事者から補足説明を求めます。

黒田政策室副参事(予算担当)

 それでは、第39号議案及び第40号議案の計2件につきまして、一括して補足説明をさせていただきます。

 初めに、第39号議案、平成26年度中野区一般会計補正予算でございます。第2次の補正予算となります。

 お手元の平成26年度補正予算議案書の16ページをお開きください。一般会計予算の歳入歳出予算事項別明細書でございます。総括表の一番下、歳入歳出合計欄をごらんください。

 歳入歳出補正予算それぞれ20億7,585万7,000円の追加計上をするものでございます。これによりまして、補正後の予算額は、歳入歳出とも1,221億6,782万5,000円となります。

 次に、歳入の補正の各項目につきまして御説明をいたします。

 歳入のほうをごらんください。増額するものといたしまして、11款分担金及び負担金でございます。453万6,000円の増額でございます。これにつきましては、養護老人ホームの措置者数の増加に伴い入所者の自己負担金が増加したものでございます。

 次に、13款国庫支出金をごらんください。2,320万9,000円の増額でございます。これは、障害児通所支援給付の増額や同事業に関連しましたシステム改修等により、国庫の負担金が増額となったこと、また、国の共通番号制度に対応したシステム改修を精査する中で、改修の必要のない項目が判明したために、これに連動している補助金額について減額をしたものとなっております。

 次に、14款都支出金をごらんください。4億6,569万3,000円の増額でございます。これは、先ほどの国庫支出金でも御説明しましたが、障害児通所支援給付費の増額に伴い、都負担金が増加になったものが1,410万4,000円、また、都の補助金としましては、保育園、学童クラブの民間による新規開設により4億5,341万8,000円の増額、ほかに定期予防接種化により医療保健政策包括補助の182万9,000円の減額になったものがございます。

 次に、17款繰入金でございます。2億6,406万6,000円でございます。こちらにつきましては、補正予算を計上するに当たり、特別財源等の財源を充当した後、不足する財源について財政調整基金からの繰り入れを行うものでございます。

 次に、18款繰越金でございます。14億2,332万3,000円でございます。平成25年度の実質収支から当初予算に計上しました4億円の差額分の計上となっております。

 19款諸収入でございます。1,303万円でございます。こちらは、先ほども言及しましたが、定期予防接種化に伴いまして、他区の区民の方が中野区内の医療機関で予防接種を受けられた場合に、受託の収入が出ることを予定しております。

 20款特別区債でございます。南中野区民活動センター等の整備時期が変更したことにより、工事費の一部を来年度の債務負担にしたため、その財源としておりました特別区債につきまして、1億1,800万円減額したものでございます。この債務負担につきましては、後ほど、40ページから41ページの特別区債現在高調書をごらんください。

 以上が歳入の内容でございますが、詳しくは18ページから23ページに記載をされておりますので、後ほどごらんいただきたいというふうに考えております。

 続きまして、歳出でございます。24ページをごらんください。

 4款地域支えあい推進費、1項の地域活動推進費の2目地域活動推進費でございます。こちらは、500万円の追加計上をお願いするものでございます。町会・自治会会館の修繕に対する助成ですが、対象は野方南自治会館への助成となっております。野方南自治会館は、建物の2階部分を中心に使用しておりますが、1階部分の建物を支える鉄柱に腐食等が見られ、至急、修繕の必要が出てきたために、修繕に関連します2階部分のところですとか階段等、1階部分の面積の案分の部分について経費が至急必要となったものでございます。

 次に、3目地域施設費でございます。1億6,570万円を減額するものでございます。こちらは、南中野区民活動センター及び障害児支援施設の整備工事の着工時期の変更に伴いまして、整備費の減額をしております。減額しました委託料や工事費等につきましては、27年度以降の債務負担行為の限度額を引き上げておりまして、27年度以降に想定されます消費税の増加分や工賃、材料費等の単価の上昇も見込んで限度額を設定しているところでございます。債務負担行為につきましては、後ほど、38ページの債務負担行為調書のほうをごらんください。

 次に、5款区民サービス管理費、2項情報システム費の1目住民情報費でございますに。補正額は3,381万6,000円の減額となっております。こちらにつきましては、共通基盤システム、いわゆるマイナンバー制度に係る国のシステム改修のことでございますが、国からのシステム改修の仕様の提示がおくれまして、今年度実施します区のシステムの調査経費を除きまして、残りを27年度以降の債務負担の限度額を引き上げるというようなことにしたものでございます。こちらも消費税分等につきましては27年度以降に積算をしまして、債務負担行為の限度額を引き上げております。

 次に、同じく5款の4項税務費の2目区税徴収費についてでございます。こちらのほう、3,500万円の増額をお願いするものでございます。これにつきましては、主に株式譲渡所得の増加がございまして、この増加分について過年度の過去の譲渡損失の繰越控除が適用できることになっております。そういった方がふえまして、還付金の対象金がふえました。そういったことで予算の不足が生じたものでございます。特に今年度につきましては、配当所得や譲渡所得に対する軽減税率が廃止されたことに伴い、株式の売買が増加したというような原因によるものでございます。

 次に、6款子ども教育費でございます。3項子育て支援費の1目子ども家庭支援費となります。障害児支援に係る扶助費を5,652万1,000円の補正をお願いするものでございます。平成24年度から、同事業につきましては児童福祉法に位置付けられ、保護者への周知が図られてまいりました。そういった中では、早期発見、早期治療の考え方が広まり、予測を超えて利用児童数が増加しているといった状況が補正をお願いする要因になっております。

 次は、2目子ども育成推進費でございます。こちらのほうは、子ども施設運営方針・整備計画ということで、民間の学童クラブの新規開設経費の補助となっております。この学童クラブにつきましては、子ども・子育て新制度が27年度からの施行が予定されておりまして、今後の学童クラブの利用者の需要予測等もやっております。そういった予測、需要にも応えることができるように、4カ所の民間学童クラブの新規開設をお願いするものでございます。

 次に、4項保育園・幼稚園費、3目幼児施策整備費でございます。全体で6億775万5,000円の増額をお願いするものでございます。まず、説明欄をごらんください。(2)の民間保育施設新規開設支援でございますが、こちらのほうは弥生保育園の分園が26年10月に廃止を予定をしております。同保育園を27年4月から始まる南台五丁目保育園の受託者が認可保育園として継続実施をする予定になっておりまして、認可保育園を開設する事業者に対しての児童処遇改善経費として600万円の補助を行うものでございます。

 その次、賃貸物件等を利用して保育施設を開設する事業者等への改修費及び賃借料の補助というふうに説明欄に書かせていただいております。こちらにつきましては、待機児童対策のために、27年4月1日の開設を予定しまして、11施設の保育施設の整備を行うものでございます。これにより、26年4月に生じております待機児童分ですとか、また、子ども・子育て新制度にかかわる新たな需要数についても確保を行っていきたいというふうに考えております。

 次に、7款健康福祉費、1項福祉推進費、2目の保健福祉企画費でございます。こちらですけれども、就学前の障害児の通所支援の利用者の負担軽減の措置に伴うシステム改修費となっております。内容は、未就学の児童が、保育園や障害児支援施設等に2人以上通う場合に、世帯についての利用料の軽減をするものでございます。制度は26年4月から実施されておりますが、26年10月より障害児の給付費を取り扱っております国民健康保険団体連合会のシステムの改修がございます。これにあわせて区もシステム改修を行うものを予定しておりまして、380万2,000円の補正をお願いするものでございます。

 次に、4目高齢福祉費でございます。1,768万2,000円の補正でございます。説明欄のほうをごらんください。高齢者虐待専門相談等における高齢者施設措置費の経費となっておりまして、こちらのほうは、高齢者数の増加、また高齢者が在宅で過ごす割合もふえまして、虐待を受ける例が増加しております。やむなく、措置費のほうも件数が増加し、補正をお願いするというようなことでございます。

 次に、同じく7款、2項の保健予防費、1目保健予防費でございます。説明欄のほうをごらんください。水痘ワクチン及び高齢者肺炎球菌ワクチン予防接種の定期予防接種化に伴う増額補正でございます。補正額は8,692万8,000円でございます。本則としましては、今後、水痘の予防接種につきましては1歳から2歳の間で2回の接種で自己負担はございません。高齢者肺炎球菌につきましては65歳で1回の接種となり、自己負担4,000円で、公費負担は4,289円というふうになる予定でございます。それぞれの定期予防接種、経過措置を設ける予定となっております。

 それでは、次に、9款、3項道路・公園管理費の1目道路管理費をごらんください。説明欄に橋梁拡幅整備というふうにございます。こちらのほうは、橋梁の拡幅整備の区の負担金でございます。東京都が護岸工事を行いまして、その護岸工事の際に橋のつけかえを行うことを区が負担した場合にはお願いすることができます。こういった中で、今年度、工事の材料費等の上昇が見られたということがありまして、増額の補正を648万5,000円お願いするものでございます。これにつきましては、後ほど、債務負担行為のところで、28年度以降の工事材料費等の値上がりを予測しまして上限額を上げてございます。

 同じく9款の6項防災・都市安全費の1目防災費でございます。こちらのほうは、洪水ハザードマップの配布ということで、広島県など、予想を超えた災害状況を考慮しまして、洪水のハザードマップの配布をさせていただくというものでございます。ハザードマップは平成14年に作成されたものでございますので、現在の地域の状況とは多少異なっております。そういった情報についてもお知らせをするためにチラシを作成しまして、一緒に配布を行う予定になっております。

 11款、1項積立金、1目財政調整基金積立金でございます。こちらのほう、平成25年度の実質収支が18億2,332万3,000円となっているというようなことがございまして、この中から今年度の当初予算に4億円は既に繰越金として予算の計上をさせていただいております。その差額についての14億2,332万3,000円を財政調整基金に積み立てさせていただくというものでございます。

 36ページから37ページをごらんください。こちらのほう、繰越明許費の調書になっております。こちらは、都市政策推進費の中で、中野駅周辺まちづくり費の中の中野駅西側南北通路基本設計、こちらにつきまして8,100万円、また、下の中野駅西側橋上駅舎基本設計の9,300万円でございますが、こちらのほう、JRとの基本設計の協定の調整に時間を要したことがありまして、設計が来年度まで時間がかかるというようなことになりました。そういった中で、来年度の予算の確保ということで繰越明許をお願いするものでございます。

 次、38ページからですが、債務負担行為調書となります。南中野区民活動センターや共通基盤構築委託、橋梁拡幅整備、既に歳出の補正予算のところで御説明をさせていただいておりますので、後ほど、お読み取りになっていただきたいというふうに考えております。

 次、40、41ページでございますが、特別区債現在高調書でございます。こちらのほうは民生費のところで、先ほどお話ししました南中野区民活動センターの工事の変更時期があったということで、区債のところが、発行見込額のところで減額しているものでございます。

 それでは、次に43ページでございますが、第40号議案、介護保険特別会計補正予算について御説明をします。介護保険特別会計補正予算(第1次)となっております。

 44ページをごらんください。歳入でございます。8款の繰越金でございますが、5,590万5,000円を増額させていただくものでございます。

 45ページの歳出でございますが、5諸支出金で、同じく5,590万5,000円を増額させていただきまして、補正後の予算額につきましては、歳入歳出とも211億2,090万5,000円となるものでございます。

 こちらの説明でございますが、48、49ページをごらんください。

 歳出のほうからまいります。49ページの説明欄でございますが、第1号被保険者保険料還付金等でございます。介護保険の保険給付に対しまして国庫支出金、都支出金、支払基金交付金等が超過で支払われたということがございまして、その超過分について返還をするものでございます。

 歳入の特定財源のところ、繰越金をごらんください。こちらのほうは、介護保険の実質収支のほうから5,590万5,000円を計上させていただいたものでございます。

 以上で第39号議案、第40号議案の説明となります。

 御審議のほうよろしくお願いいたします。

委員長

 これより一括して質疑を行います。質疑はありませんか。

岩永委員

 20ページ、21ページの歳入で、安心こども基金、今度の補正で認可保育園等々を整備するということに伴って出されているものですが、東京都が補正で認可保育園等をはじめとした補助額の引き上げ等々、補助の拡充等を出されていますけれども、この今回の補正に出されているこの事業に対して東京都が出した補正が反映された歳入になっていますか。そのあたりはいかがですか。

黒田政策室副参事(予算担当)

 東京都の補正でございますが、私どもも9月の補正予算案につきましてホームページ等で確認をしております。あと、担当のほうが東京都にも問い合わせておりますが、東京都のほうで、保育園の待機児対策につきまして補正予算を組んだものは、連動したものもございますが、通常の予算案の中で、中野区の保育園の補助金を出せるものについては、補正はとっていない項目もございます。

岩永委員

 全部が今回のこの補正の事業に対して歳入として獲得できるもの、全部が対象になるというわけではないけれども、今回出された賃貸物件による保育所や、保育所緊急整備事業や小規模という今回出されているものの中で活用できるものが、この東京都の補正の中にありますね。その活用できるものは全部、今回の中野区の補正の歳入の中に見込んで入れているんでしょうかということ。

黒田政策室副参事(予算担当)

 その補正の中で見込めるものにつきましては、全て見込んでおります。

岩永委員

 それから、この安心こども基金なんですが、27年度から子ども・子育て新システムという新しい制度の中で運営されていくということになるんですが、この安心こども基金がどうなるんだろうというような、そういう危惧している声もあるんですが、区としては、この安心こども基金については、今後の活用等については今どういう情報を得ていますか。

黒田政策室副参事(予算担当)

 新制度に基づいた安心こども基金が今後どういったことになるかということは、情報は今のところございません。その基金がある限りは、積極的に使っていきたいというふうに考えております。

岩永委員

 どういうニーズに基づいた中野区の計画にするのかということにもなるんだけれども、例えばこの安心こども基金をはじめとした補助制度等がなければ、保育園運営が中野区にとっても困難なことになっていくわけですから、そのあたりはぜひ情報もしっかりとりながら、例えば、今のところその情報がないということなんですけれども、継続をしていくのかとか、新しいものに変わっていくのかとかも、いろいろな動きがこれから出てくる可能性はあると思うんだけれども、そこのところは情報をしっかりとりながら、必要な財源は獲得する手だてを区としても東京都に求めていくというふうにしていただきたいと思いますが、いかがですか。

黒田政策室副参事(予算担当)

 財源につきましては、全体の事業どの事業につきましても活用していきたいというふうに考えておりますので、そういった姿勢で今後も臨みたいというふうに考えております。

委員長

 他に質疑ありませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 ないですか。委員会を一旦休憩します。

 

(午後4時32分)

 

委員長

 委員会を再開します。

 

(午後4時32分)

 

 第39号議案、第40号議案の審査は一旦保留とし、第44号議案の審査を進めたいと思いますが、御異議ありませんか。

 

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 それでは、第44号議案、南部すこやか福祉センター等新築工事請負契約を議題に供します。

 理事者の補足説明を求めます。

伊藤経営室副参事(経理担当)

 それでは、第44号議案、南部すこやか福祉センター等新築工事請負契約につきまして補足説明をさせていただきます。お手元の資料(資料2をごらんください。

 工事件名は、南部すこやか福祉センター等新築工事でございます。工事場所は、中野区弥生町五丁目11番。工期は、平成28年3月14日でございます。

 なお、年度を越えての工事となりますので、今年度の当初予算におきまして債務負担行為の議決をいただいてございます。

 工事概要でございます。用途、すこやか福祉センター、地域スポーツ施設、多目的広場。敷地、5,541.56平米。鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造でございますが、延べ面積は5,835.50平米でございます。

 契約金額は、消費税相当額及び各種申請手数料を含めまして16億4,181万9,000円でございます。契約者は、協永・米持・武蔵野建設共同企業体。構成員は、代表者が協永建設株式会社、その他の構成員が米持建設株式会社及び武蔵野建設産業株式会社でございます。3社とも区内の事業者でございます。契約の方式は、一般競争入札。予定価格は、消費税相当額及び各種申請手数料含めまして17億1,913万6,200円でございました。契約者の営業概要は、下の表及び裏面のとおりでございます。施設概要でございますが、建物は地下1階から地上4階で、各階の主な説明等は記載のとおりでございます。

 次のページ、入札経過調書をごらんください。

 入札は、平成26年8月8日に実施してございます。工事種別は、建築工事でございます。今回は記載の三つの建設共同企業体の参加による入札で、1回目の入札で落札者が決定してございます。

 なお、裏面に案内図を記載してございます。

 補足説明は以上でございます。

 よろしく御審議のほどお願い申し上げます。

委員長

 これより本件に対する質疑を行います。質疑はありませんか。

 よろしいですか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 質疑がなければ、取り扱いを協議したいと思いますので、委員会を休憩します。

 

(午後4時36分)

 

委員長

 委員会を再開します。

 

(午後4時37分)

 

 他に質疑ありませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 なければ、質疑を終結します。

 次に、意見の開陳を行います。意見はありませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 なければ、意見の開陳を終結します。

 次に、討論を行います。討論はありませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 なければ、討論を終結します。

 これより本件について採決を行います。

 第44号議案、南部すこやか福祉センター等新築工事請負契約を原案どおり可決すべきものと決することに御異議ありませんか。

 

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 御異議ありませんので、そのように決します。

 以上で第44号議案の審査を終了します。

 委員会を休憩します。

 

(午後4時37分)

 

委員長

 委員会を再開します。

 

(午後4時38分)

 

 改めて、第39号議案、第40号議案を議題に供します。

 他に質疑ありませんか。

いでい委員

 先ほど岩永委員も質疑されていましたけれども、私も20ページ、21ページの子ども教育費補助金のことについてお伺いをします。

 待機児童の解消のことについては、私たち議会側からもさんざん申し上げてきましたし、26年度の予算のときも、待機児解消、本当に大丈夫なのか、新規3園開園する、これ大丈夫なのかということは、25年度からも申し上げてきましたし、何かその手だてをするべきではないかということをさんざん申し上げてきました。また、ここにきて東京都のほうからこういった形で、安心こども基金を活用して各自治体で待機児解消について、今までとはちょっと変わった、また踏み込んだ補助金の活用の案が出されました。

 そこでお伺いします。中野区は、25年度、26年度予算のときに、今までの待機児童の数のこともわかっており、26年度予算でも対応はしてきました。そしてここで補正予算が組まれてきて、東京都からこういったお金が出ますよとなったら、当初の想定の約4倍、新規園開設しますよというふうになりましたけれども、それについて御見解を伺いたい。いかがですか。

黒田政策室副参事(予算担当)

 当初予算の際には、待機児を解消するというような考え方もございますし、今後の少子化に向けた情報もございますので、そういったところを総合的に判断して、その当初予算を組んだところでございます。ということでは、3施設の新たな保育施設の整備につきまして、当初予算の中で盛り込ませていただいたものでございますが、子ども・子育て新制度の来年度の実施に向かいまして、さまざまな充足等をやる際に、これから保護者の方、特に女性の方が働かれるというような状況も考慮する必要が多分に出てまいりましたので、そういったところの需要予測も入れまして、今回大幅な保育施設の整備というようなものをお願いしたものでございます。

いでい委員

 それは大変結構なことなんですが、25年度、26年度、その新規でマンション型、賃貸型の保育園を開設するということで募集をしました。しかし、3園想定したけれども、2園しか手が挙がらなかったということがあるじゃないですか。それは何でなのかということをまずよく理解した上で言っているのか。また、ここで補正予算として提案されましたけれども、一気に14園募集しましょう、民間の方から手が挙がるのかどうか。そして、14園が一気に開設されたときに、今までの保育行政についてどのような影響が起きるのか、そこまで想定してものを言っているのかどうなのか、そこを教えてください。

黒田政策室副参事(予算担当)

 なかなか保育園の開設につきましては、今、保育士の不足等というようなことも言われておりますが、今回はこういった補正を出させていただくことにつきましては、27年4月1日を最大限目標にしまして、さまざまな工夫を凝らしながら、この保育園の開設につきまして進めていきたいというふうに考えております。

いでい委員

 23区の中で、それぞれ各区がこの待機児対策に取り組んでいくと思うんですけれども、中野区が行う独自の、他区とは違う何か保育のサービス、また、民間事業者を誘致する際のインセンティブ、それは何かあるんですか。

黒田政策室副参事(予算担当)

 今回の補正からでございますが、東京都の補助金を使いながら賃貸物件につきましての家賃補助の幅を広げる、また、株式会社等の参入につきましても、これまでの社会福祉法人と同じような補助金の制度を活用するというようなことで、中野区独自ということで、いろいろな形のやり方がございますが、中野区としてはそういったやり方で、都の補助金を使いながら事業者の誘致を図ってまいりたいというふうに考えております。

いでい委員

 だから、私が伺っているのは、その民間の事業者さん方が、23区で同じような助成の制度がある中で、では、中野区で開設しましょうと思う動機、そういった話を聞いているんですよ。他区とは違う何か、中野区で開設するとこんなことがある、こんないいことがある、そういった話がなければ、じゃあ、中野でなくても、どこの区でもいいやという話になるんじゃないですか。そこまで大きく、誘致に対するものを考えていたり、あと、今の保育行政のことについて、開園後の影響についてはどのようにお考えになっているのか、もう一度お答えください。

黒田政策室副参事(予算担当)

 東京都の補助金を使って実施する中では、前家賃等も計上しまして、3年間の家賃補助を行うというようなことをしております。そういった意味では、事業者が安定的に保育園の運営を行うというようなところの一助にもなるというふうなことを考えておりますし、さまざまな機会を通しまして、中野区での保育園の施設開設につきましては、機会を使いまして事業者のほうにもいろいろな情報を提供していく中で実施をさせていただきたいというふうに考えております。

いでい委員

 その前家賃だとか、家賃補助だとか、そういったのは中野区だけなんですか。

黒田政策室副参事(予算担当)

 東京都の補助金を使ってやりますので、各区によって家賃の補助制度につきましてはさまざまな形をとっております。

いでい委員

 今後も、かといって、やってみなきゃ始まらないということもやっぱりありますし、これはやっぱり、待機児解消というのは喫緊の課題でもあります。23区の中では、やっぱり地域間競争を勝ち抜いていかなければ、中野区の将来が私はないと思っているし、住みやすい、住み続けたい、この町をつくるためには、やっぱりそういった保育の環境も整っている、子どもを預けて働きに出たい、また、預けなくてはならない、そういった状況にある方も、たくさんの方が中野区に集まっていただけるような施策を打っていただきたいなと思っております。これは要望ですから、答弁は結構です。

委員長

 要望ということですね。

 他に質疑ありませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 この際、申し上げます。補正予算に関係する委員会から申し送られた意見はありませんでした。

 他に質疑がなければ、ここで取り扱いを協議したいと思いますので、委員会を暫時休憩いたします。

 

(午後4時46分)

 

委員長

 委員会を再開します。

 

(午後4時49分)

 

 他に質疑はありませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 質疑がなければ、質疑を終結します。

 次に、意見の開陳を行います。意見はありませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 なければ、意見の開陳を終結します。

 次に、討論を行います。討論はありませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 なければ、討論を終結します。

 これより本件について採決を行います。

 お諮りします。第39号議案、平成26年度中野区一般会計補正予算を原案どおり可決すべきものと決することに御異議ありませんか。

 

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 御異議ありませんので、そのように決します。

 以上で第39号議案の審査を終了します。

 次に、第40号議案の採決を行います。

 お諮りいたします。第40号議案、平成26年度中野区介護保険特別会計補正予算を原案どおり可決すべきものと決することに御異議ありませんか。

 

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 御異議ありませんので、そのように決します。

 以上で第40号議案の審査を終了します。

 本日予定した日程は以上で終了しますが、委員、理事者から特に発言はございますか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 なければ、以上で本日の総務委員会を散会します。

 

(午後4時50分)