平成26年10月10日中野区議会中野駅周辺地区等整備特別委員会(第3回定例会)
平成26年10月10日中野区議会中野駅周辺地区等整備特別委員会(第3回定例会)の会議録
平成26年08月22日中野駅周辺地区等整備特別委員会.doc

中野区議会中野駅周辺地区等整備特別委員会〔平成26年10月10日〕

 

中野駅周辺地区等整備特別委員会会議記録

 

○開会日 平成26年10月10日

 

○場所  中野区議会第4委員会室

 

○開会  午前958

 

○閉会  午前1145

 

○出席委員(14名)

 市川 みのる委員長

 木村 広一副委員長

 高橋 かずちか委員

 小林 ぜんいち委員

 後藤 英之委員

 内川 和久委員

 浦野 さとみ委員

 佐野 れいじ委員

 久保 りか委員

 奥田 けんじ委員

 篠 国昭委員

 佐伯 利昭委員

 むとう 有子委員

 かせ 次郎委員

 

○欠席委員(0名)

 

○出席説明員

 経営室長 竹内 沖司

 経営室副参事(経営担当) 戸辺 眞

 都市政策推進室長 長田 久雄

 都市政策推進室副参事(産業振興担当) 青山 敬一郎

 都市政策推進室副参事(中野駅周辺まちづくり担当) 松前 友香子

 都市政策推進室副参事(中野駅周辺計画担当) 石井 大輔

 都市政策推進室副参事(中野駅周辺地区整備担当) 宇佐美 吉久

 都市政策推進室副参事(中野駅周辺地区整備担当)、

 都市基盤部副参事(都市基盤整備推進担当) 立原 英里雄

 都市基盤部長 尾﨑 孝

 都市基盤部参事(都市計画担当) 豊川 士朗

 都市基盤部副参事(道路・公園管理担当) 高橋 昭彦

 都市基盤部副参事(都市基盤整備担当) 志賀 聡

 都市基盤部副参事(防災・都市安全担当) 大木島 実

 都市基盤部副参事(交通対策担当) 中井 豊

 

○事務局職員

 書記 遠藤 良太

 書記 江口 誠人

 

○委員長署名


審査日程

○議題

 区役所・サンプラザ地区一体的整備について

 中野駅周辺地区整備について

○所管事項の報告

 1 中野駅地区整備に係る都市計画原案説明会の開催状況について(中野駅周辺地区整備担当)

 2 中野駅西側南北通路・橋上駅舎等事業に係る鉄道事業者との基本設計協定締結について(中野駅周辺地区整備担当)

 3 中野駅南口地区まちづくりについて(中野駅周辺地区整備担当)

 4 中野三丁目地区における土地区画整理事業の施行要請について(中野駅周辺地区整備担当)

 5 囲町地区まちづくりについて(中野駅周辺地区整備担当)

 6 その他

(1)東京圏国家戦略特別区域会議の開催について(中野駅周辺計画担当)

○その他

 (1)旧中野中学校、旧第九中学校の跡地について

 

委員長

 定足数に達しましたので、本日の中野駅周辺地区等整備特別委員会を開会します。

 

(午前9時58分)

 

 まず、本日の審査日程ですが、お手元に配付の審査日程(案)のとおり進めたいと思いますが、御異議ありませんか(資料1)。

 

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 御異議ありませんので、その日程のように進めます。

 それでは、議事に入ります。

 区役所・サンプラザ地区一体的整備について、中野駅周辺地区整備についてを議題に供します。

 まず、所管事項の報告を受けたいと思います。

 まず、1番です。中野駅地区整備に係る都市計画原案説明会の開催状況についての説明を受けます(資料2)。

立原都市政策推進室副参事(中野駅周辺地区整備担当)

 それでは、中野駅地区整備に係る都市計画原案説明会の開催状況について御報告いたします。

 まず、1番、開催概要でございます。平成26年8月29日(金)の19時から、場所は中野区役所7階の会議室で行わせていただいております。参加者につきましては40名の参加を得てございます。説明させていただいた項目としましては、以下三つございます。

 まずは中野駅周辺の都市計画について、これは全体のまちづくりの概要をまず御説明しております。②中野駅地区整備に係る都市計画変更(原案)について、これは駅地区第2期整備としまして、このたび西側橋上駅舎と南北通路をつくるわけでございますが、南北通路については都市計画施設として手続をして整備していく予定になってございます。また、南北の地上との上り下りの接続部分、新北口につきましては嵩上げデッキ、中野三丁目につきましては歩行者系の広場及び階段、エスカレーター等、それから南口駅広につきましては自動車交通を受け持つ広場としまして南口の駅前広場を拡張整備していく、これらのことについて、都市計画として手続を行っていく、その内容の説明でございます。それから、③としましては、中野駅南口地区まちづくりの関連都市計画についてでございますが、これは本日の報告事項3番にございますので、後ほど、内容については説明させていただきたいと思います。

 次に、主な意見・質問とそれに対する区の回答・見解といたしましては、別添資料1をごらんください。いろいろ細々とありますので、代表的な意見だけ御報告させていただきたいと思います。

 まず、1ページ目、4で、自転車が線路の南北を横断する場所が限られておるので、できればもう1本そういったルートをつくってほしいというような御要望がございました。これにつきましては、自転車の南北横断路、確かに限られておりますけれども、将来、新北口の駅前広場のバスターミナルができれば、今ガード下にありますバス停につきましては移動してなくなりますので、その分歩道等を広くして、通行しやすくなると考えているというお答えをさせていただいておりました。ただし、この辺につきましては、今後も課題として捉えて検討していきたいというふうに考えてございます。

 2ページ目をお開きください。これにつきましては、7番で、非常時の避難の動線が大丈夫かという御質問でございますが、特に中野四丁目にある広域避難所の避難圏域につきましては、鉄道の南側にも広がっているということから、どのぐらいの人口があって、避難するときにこの動線で大丈夫なのかという御質問でございます。これについては、南側の圏域の人口と、既に今もみじ山通りと中野通りの幅員で避難の必要幅員は確保しているという話、さらに、このたび南北通路をつくりますので、中野通りよりも西側の人たちはこちらを使うという想定で考えても、その場合、その圏域の人たちが必要とする幅員は5メートル程度という算定がありますので、このたび南側におりていく階段等の幅員9メートルで、これは十分大丈夫ですという御回答をさせていただいております。

 それから、8番で、駅ビルの規模を、またさらに聞かれてございます。これにつきましては、今のところ、これからの設計ですので、明確にはお答えできませんが、一般的に、我々が想定している範囲での規模をお答えし、設計が進めば情報が出てくるということでお答えしてございます。

 3ページ目に、中野駅南口地区関連の御質問を整理してございます。これにつきましては、かなり具体的に、道路とか再開発の建物の規模がどうなるのかというような質問が寄せられたかと思ってございます。これにつきましても、道路につきましてはこちらで、都市計画として考えている幅員等をお答えさせていただいておりますが、再開発の建物につきましてはこれからの設計になるということで、おおむね、やはりこれも想定している面積でありますとか階数をお答えしたというところでございます。

 4ページ目をお開きください。ここにつきましては、その他の質問ということで、今回の御説明とまた違うところの御質問でございますので、ここはお読みおきいただければというふうに考えてございます。

 恐れ入ります。前紙に戻っていただきまして、3番目、今後の予定でございます。本年11月下旬に、原案から案に進ませていただいて、案に係る説明会を開く予定にしてございます。そして、12月上旬に、都市計画案の公告・縦覧、意見書の受け付けを行います。来年になりまして1月中旬に、中野区都市計画審議会で諮問・答申をさせていただきます。そして、年度末3月に、都市計画決定・告示と、このような予定を組んでございます。

 4としまして、このたび原案から案に進ませていただくに当たり、細かい修正を予定してございます。別添資料2をごらんください。

 まず、西側の施設の平面図でありますが、これは表記の修正だけでございます。原案では、立体的都市計画の範囲というのは平面図からは読み取れずに、断面図を見なければわからないという状態でございましたので、これは平面図の中に立体的範囲を定める区域というのを網かけで表示させていただいたと、表示上の変更だけでございます。

 それから、南口駅前広場平面図、これは右方に再開発の2階の人工地盤に上がる階段とエスカレーター、エレベーターの部分を嵩上げ部として記入させていただいていますが、原案ではエスカレーターが北側、階段が南側でという配置になっていたことに対し、案のほうではエスカレーターは南側のほうが流動上いいのではないかと、つなぎ上いいのではないかということで、南北を反転させてございます。その辺の微細な修正の形状が修正になっているというところでございます。

 報告は以上でございます。よろしくお願いいたします。

委員長

 ただいまの報告に対して質疑に移りますが、別添資料の2番があります、ここに図が四つ載っていますが、この都市計画案への変更の考え方という示し方をしてあるんですが、都市計画案についての説明は次回のこの特別委員会で受けることになります。その場で質疑のやりとり、質疑応答のやりとりがございますので、もちろん都市計画案についての住民に対しての説明会は11月下旬に行われるわけです。そこで公式というか、正式に、この図面が出るということです。だから、あらかじめ丁寧に、この変更の考え方を触れておいたということですので、その点を御容赦いただいた上で、御理解いただいた上で質疑をしていただきたいと思います。

 また、この次回の委員会で都市計画案の説明が所管事項の報告としてあることをあらかじめお断りしておきます。

 それでは、その上で質疑を受け付けます。どうぞ。

むとう委員

 中身についてというよりも説明会なんですけれども、これは本当に区民の方がすごく、どういうふうになっていくのかということで、すごく心配と関心を持っていらっしゃると思うので、説明会1回というのは、なかなかこれ、たまたま私の知り合いも、どうしてもこの日都合がつかず行けなくて残念なんていう声も聞こえておりますので、せめて2回ぐらい開催するようなことを今後考えていただきたいというふうに思うんですが、いかがでしょうか。

立原都市政策推進室副参事(中野駅周辺地区整備担当)

 案につきましては、これまでもこの原案説明の以前に、基本整備構想の説明会とか、その段階に応じてやらせていただいておりまして、今回は1回ということですが、この次は、また案の説明のときは、その都度その都度に、説明会は丁寧にやらせていただきたいと考えてございます。

内川委員

 この当日配られた資料というのは、どういったものが配られているんですか。

立原都市政策推進室副参事(中野駅周辺地区整備担当)

 当日は、地区の抱えている問題点とか課題も含めまして、こういうことがあるので、課題解決の方向で計画をすると。その計画の最終的な案としてこういう都市計画が出てきたというのを、このようなパワーポイントのスライドで説明させていただきまして、初めて来た方がごらんになっても、どういうわけでこういう計画があるというのはわかるような資料ということで組み立てさせていただいております。

内川委員

 そのお手元の資料というのは、私たちは全員、やっぱり共通で持っているものですよね。

立原都市政策推進室副参事(中野駅周辺地区整備担当)

 この中身につきましては、当委員会で既に報告したものを編集してお出ししているということでございます。

内川委員

 丁寧な説明をするんだったら、やっぱりそういった資料もつけてほしいですよね。これ、意見と回答だけ見ていても、やっぱり資料と照らして見ていかないと、ちょっと何が何だかわからないので、以降、そこら辺のことを配慮してやっていただきたいと思います。

委員長

 ほかに質疑ありますか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 よろしいですね。

 以上で所管事項の報告1番は終了です。

 続いて、所管事項の報告2番に移ります。

 中野駅西側南北通路・橋上駅舎等事業に係る鉄道事業者との基本設計協定締結についての報告を受けます(資料3)。

立原都市政策推進室副参事(中野駅周辺地区整備担当)

 それでは、中野駅西側南北通路・橋上駅舎等事業に係る鉄道事業者との基本設計協定締結についての御報告でございます。

 当協定につきましては、中野区とJR東日本におきまして、以下の2番にあります内容により、基本設計の実施に関する協定書を締結してございます。締結日は、平成26年9月30日付でございます。

 設計の範囲としましては、裏面をごらんください。この赤で囲われた中で、ビル及び南北通路の駅舎の設計を一体に行うというものでございます。

 表面に戻っていただきまして、3番、設計の行程でございますが、平成26年9月から1年間というものを設定してございます。

 次に、4番、設計の実施及び内容でございます。設計につきましてはJRが実施するものとし、内容は以下のように、中野駅西側南北通路と橋上駅舎等事業に関する設計及び中野駅ビル建設事業に関する設計と、これを一体に行うということでございます。

 5番、設計の費用及び負担でございます。総費用額が2億5,400万円余となってございます。そのうち区負担が1億6,200万円余、JR負担が9,190万円という内訳になってございます。

 6番、設計変更等につきまして、内容に著しい変更が生じる場合は、区とJRが協議を行い、変更等については定めていくということでございます。

 7番、年度協定の締結、このたび繰り越しをいただきまして2カ年度にわたる協定になるため、各年度の設計の実施に関する年度協定を別途締結するということで、各年度に幾ら使うかと、かかるかということを取り決めるものでございます。

 報告は以上でございます。よろしくお願いいたします。

委員長

 ただいまの報告について、質疑を受け付けます。どうぞ。

高橋委員

 ありがとうございました。基本協定を結んで、今回基本設計協定ということですけれども、その後、竣工後の管理協定とか、今後、JRとやりとりをする場面というは、あとどのぐらい、どういう機会があるんでしょうか。ちょっと確認をしておきたいんですけれども。

立原都市政策推進室副参事(中野駅周辺地区整備担当)

 JRとは、今回、基本設計協定というものを結ばせていただきまして、これが終わりますと次に実施設計協定というものに移ります。実施設計が終わりますと、今度着工になりますが、着工の際は施工協定というものを結ばせていただきます。そして、竣工いたしましたときに、その後の管理について、管理協定というものを結んでいく。このような段階で進ませていただく予定にしてございます。

委員長

 ちょっと休憩にします。

 

(午前10時13分)

 

委員長

 再開します。

 

(午前10時13分)

 

高橋委員

 わかりました。JR、相手はマンモス企業で、多分それぞれの協定の場面で出てくる方々も変わってくると思うんですけれども、とにかくこの駅周辺のまちづくりで中心地となっているJRとの緊密な連携というものが非常に大事だというのは、一般質問でも申し上げていたところなんですけれども、これに関連して、その一つの節目をその都度迎えているわけで、中野区の幹部とJRの幹部、トップ同士というのが理想なんでしょうけれども、その辺との意見交換あるいは情報交換あるいはこのまちづくりについて語り合えるような、そういう場面の設定はその後どうなったんでしょうか。

立原都市政策推進室副参事(中野駅周辺地区整備担当)

 基本設計協定の締結を受けまして、区長とJRの取締役との会談をセットしてございまして、これにつきましては、今のところ予定としては、調整中でございます。

高橋委員

 わかりました。とにかく、いろいろな駅前広場との、あるいはそれぞれの区画のまちづくりとの連携とか、その南側地区の連携とか、必ずJRの施設が絡んでくるので、ぜひこの中野のまちづくり、ここが基点になるはずですので、意思疎通がスムーズにいくように、ぜひその辺はお願いしたいと思います。これは要望にとどめておきますので、よろしくお願いいたします。

佐野委員

 質問させていただきます。これは、常任委員会と重複の報告となっていますけれども、当然、常任委員会にもこういう報告があって、常任委員会でこういう質問が出たということが、報告がないと、この辺の、皆さん、初めての、私は建設委員会に出ているからわかっているんですけれども、特にもう1回その質問をしないとわからない。区民の皆さんも、きょう来ていらっしゃる方がいらっしゃるんです。例えば、私なんかすごく関心があったのは、きのうは設計の費用及び負担について、1億6,200万円と区負担がかかっているということですけれども、これは、援助金も含めての値段ですかという御質問をしました。中野区の一般財源からこんなに出るんですかというお話をしました。その辺もやっぱり、皆さん、この委員会で初めていらっしゃっている方もいるし、私はわかりました、説明を受けたので。そういうことも含めて、それではもう1回お尋ねをさせていただかなければならないのかなと今思ったものですから。

 それからもう一つは、面積割合だって、なぜ中野区負担が1億6,200万円で、JR負担が9,100万円なのかと。この大きさの、面積割合で単純に比較すると、裏面を見ると、通路だけの面積割合からすると、とっても少ないじゃないかという質問もたしかあったと思うんですけれども。その割には値段が、コストが1億6,000万何がしとなってくるという問題もあったと思う。それについて御説明はどのようにお考えなんでしょうか。

委員長

 ちょっと休憩にします。

 

(午前10時16分)

 

委員長

 再開します。

 

(午前10時19分)

 

佐野委員

 今の御説明でよくわかりました。きのうの建設委員会の中で質問した、角度を変えまして、では、御質問させていただきます。

 まず、区負担の1億6,200万何がしというふうになっていますけれども、これは、例えば区負担というのは、一般財源でしか僕はあり得ないと思っていますけれども、このうちの一般財源部分は幾らかかるんでしょうか、中野区の負担としては。

立原都市政策推進室副参事(中野駅周辺地区整備担当)

 基本的に、社会資本整備総合交付金というものをこれに充てる予定にしてございます。南北通路につきましては、そのうち基幹事業ということで、補助メニューとしては交通システム整備事業という補助メニューになってございます。これにつきましては、国費が3分の1つくことになってございます。残りの3分の2については、都市計画施設のですので、財調の算定対象ということになります。

 次に、橋上駅舎分でございますが、これにつきましては、この社会資本整備総合交付金の中の関連社会資本整備という項目になります。これにつきましては、国費が2分の1になります。ですので、残りの2分の1、これについては区の単費という形になります。

佐野委員

 今の御説明の中で3分の1、2分の1というお話が出ました。そうすると、区負担というのは、1億6,200万円というのは確かに区負担なんでしょうけれども、助成金でいろいろ賄わせていただくということになると、一般財源から出る額というのは一体幾らになるんでしょうか。その2分の1、3分の1も含めまして。

立原都市政策推進室副参事(中野駅周辺地区整備担当)

 今の想定で言いますと、おおむね駅舎部分が、まだこれは精算しないとはっきりした金額は出ませんけれども、おおむね9,000万円のほどの設計費と見込んでおります。このうちの半分ですので、約4,500万円ほどが区の単費ということになります。

佐野委員

 そうすると、この区負担との内訳は約4,500万円ぐらいが一財として出費されると、中野区の負担になると。そういう意味合いで、全体的には、助成金も含めて1億6,000何ぼかかるけれども、結果として、区負担としては4,500万円ぐらいになりますよという、アバウトですけれども、そういうことでよろしいんでしょうか。

立原都市政策推進室副参事(中野駅周辺地区整備担当)

 委員おっしゃるとおりでございます。

佐野委員

 もしそうであれば、御説明の中で、区負担と、単純に見ますと1億6,200万円、それでJR負担が9,100万円と書いてあるんですけれども、その辺については言及をされないんでしょうか。

立原都市政策推進室副参事(中野駅周辺地区整備担当)

 この見込額につきましては、基本的には国交省が出しております設計業務の報酬基準、これに基づいて算定されたものでございます。

佐野委員

 その算定された理由はわかります。そう算定されたものだと、結論はわかります。ただ、我々、この説明書を見る限りでは、区負担と書いてあるんですよ。1億6,200万何がしと書いてあるんですけれども、これだけではなかなか理解しにくい面が、今説明を受けて初めてわかるんですけれども、理解しにくい面があると思うんですが、それを言及しないんですかという話を今させていただいているんですけれども。

長田都市政策推進室長

 今回、報告事項ということで、事柄としてはJRとの基本設計協定の締結ということを御説明をさせていただきました。その協定の締結の中身を御説明するという、そういう立場で報告資料を調整をさせていただきました。御質問いただければ、それぞれ必要なことについてはお答えをしたいと思っております。

佐野委員

 今、お答えいただきましたけれども、室長のほうから。単純にこれを見ただけで、我々は少なくとも区民の代表としてここへ来ています。その中で質問をする。質問をすればお答えするけれども、質問以外のものについてはお答えできませんというふうにとれてしまうんですけれども。そうすると、ここに書いてある1億6,200万円だけを見ますと、これが区負担と書いてあるわけですから、全額が区負担になってしまうのかなというふうに思ってしまう人もいるのではないかというふうなことで、私、あえてここで質問させていただいたんですけれども。今のお答えですと、報告事項だから、要するに、内容的にはこれ以上のものは言及できないみたいに聞こえてしまったんですけれども、どうなんでしょうか。

長田都市政策推進室長

 私ども、そのまちづくりの中でいろいろな局面局面がございます。その進展の状況について、できるだけ簡潔明瞭に区議会のほうに御報告をし、御審議を賜りたいという、そういう立場でございます。予算ないしは一般財源についての考え方その他については、大前提としては、やはり予算審議のところで区議会に御審査をいただいておりますし、また、決算という形でも、一般財源についての考え方をきちんとこれからもしていかなければならないと、そういう審査もいただいている立場でございます。個々の事業の展開の場面で、もし必要があれば、委員の皆様から御質問いただければ、答えられる内容について逐次お答えをさせていただきたい。それが私どもの立場でございます。

佐野委員

 個々の事業の展開の中でとおっしゃるけれども、実際、このペラを見て、この紙を見て、今、御説明をいただいたんですけれども、それで区負担が1億6,200万円と書いてあるんですよ。これでわかるんですか、我々は。理解しろということなんですか。その個々の事業、予算審議があって、一般財源があって、考え方は審査をこれからやっていくんだから、その時点でもわかるはずだというふうにおっしゃっているのかもしれませんけれども、少なくとも今の時点では、ここに区負担としていて、1億6,200万何がしと書いてあるわけですよ。そうすると、JRの負担が9,100万円、「えっ」というふうに思わざるを得ないんですけども。その辺の説明を、今、意見として求めたんですけれども。その助成金が出て、一般財源としては約4,500万円ぐらいになりますよというお話でわかりましたけれども、そういうことを最初の説明のときにはしないんですかというお尋ねなんですが、それは必要ないんだという考え方なんでしょうか。

委員長

 委員会を休憩します。

 

(午前10時25分)

 

委員長

 委員会を再開します。

 

(午前10時33分)

 

 では、質疑を続行します。

佐野委員

 今の御説明でよくわかりました。それで、できる限り、これは私の要望になってしまいますけれども、区負担だと、全額1億6,200万円と書いてある、そのとおりだと思いますが、ただ、これが本当にこのままひとり歩きしてしまうと、なかなか一般の区民の方も理解しにくい面があるかと思いますので、その辺の工夫といいますか、どういうふうにして理解をしていってもらいたいか、今後含めて、これは要望になりますけれども、考えていっていただきたいと。それから、ほかの委員会との関係もあります、そういうことも含めてどうしていくかを考えてもらいたいということなんですけれども。

委員長

 今の要望。(「要望です」と呼ぶ者あり)では、答弁は要らないですね。(「答弁要らないです」と呼ぶ者あり)では、要望ですから。休憩中のやりとりも斟酌して、参考にしてやってください。

久保委員

 今、休憩中にもさまざま、委員長のおはからいで丁寧に、ありがとうございました。今の負担割のところなんですけれども、この区負担とJR負担というのが5月の時点でもさまざま議論になっていたかと思います。そのときに、この費用負担というのがございまして、中野駅西側南北通路・橋上駅舎事業については中野区が負担、駅ビル事業については鉄道事業者が負担、共通部分については適切な案分による負担というようなことが示されてございました。今回、この(5)のところで、設計の費用及び負担ということで、総額として出てまいりましたので、あまり詳細なことはここでは伺えないのかもしれないんですけれども、区負担というところは、橋上駅舎と南北通路、これは全て中野区が負担をしているということかと思うので、もしここの中で、通路と駅舎についてということを抜いて説明していただけるようであれば、教えていただければと思います。

立原都市政策推進室副参事(中野駅周辺地区整備担当)

 今の御質問、通路の部分と駅舎の部分、別々にということでございましょうか。(「通路と駅舎のみで。共通部分というところを抜いて」と呼ぶ者あり)そうですか。先ほど、この額につきましては国交省の基準に沿ったものであるということを御説明いたしました。その中で、設計報酬としましては建物の用途別に決められてございます。駅舎及び南北通路は、その中で、公益施設という位置付けになってございます。それから、駅ビルにつきましては商業施設という類型に入ってございます。そのそれぞれの表で、それぞれの面積についてどのくらいの人工がかかるかという資料がございます。それで当てはめてこの算定を行っているということで、その割合につきましては当方でも確認させていただいております。

久保委員

 申しわけございません。今、負担のはわかりました。その中身は、要するにその算定基準に基づいて出しているということは、先ほども御説明があったので。ここの中に、逆に、私の聞き方が悪かったですね、共通部分については適切な案分というふうに御説明があったと思うので、では、そこはどうなっていますか。

立原都市政策推進室副参事(中野駅周辺地区整備担当)

 今回の基本設計に関していえば、共通部分というのは、今後、精算の中で、どこに、どの業者にどんな作業をさせて幾らかかったかという明細が出てまいりますので、そのときに、この部分が共通であるという認識であれば、それはさらに案分するという精算の仕方をしたいと考えてございます。

久保委員

 共通部分につきましては、今回は入っていないということですね。基本設計は基本設計として、ということは、この公益施設というところは中野区が負担ということですので、この区負担というのは、今おっしゃられた南北通路と橋上駅舎のみであるということでよろしいんでしょうか。

立原都市政策推進室副参事(中野駅周辺地区整備担当)

 委員おっしゃるとおりでございます。

久保委員

 ということは、この後、実施設計、施工というふうになってまいりますけれども、この実施設計になったときの負担割はどのようになっていきますか。

立原都市政策推進室副参事(中野駅周辺地区整備担当)

 今、基本設計協定で決められたこの割合がそのまま実施設計の割合になったり、施工協定の割合になったりするわけではないというふうに認識しております。その段階におきまして、またさらに、詳細な面が明らかになってまいりますので、それに基づいて協議させていただきたいというふうに考えてございます。

久保委員

 要は、その国のほうの設計費用の算定基準というものが、今、口頭でいただいておりますものがどのような計算式かというところまではわからないので、基本的には、ここに基づいて今回基本設計は行われているわけだと思いますけれども、実施設計についてもそれにのっとっていくと、その場合には計算式が変わってくると、そういうようなことなんですか。

立原都市政策推進室副参事(中野駅周辺地区整備担当)

 計算式といいますか、必要な人工が一覧表になってございまして、それを参照しながら決めていくということになるかと思います。

久保委員

 わかりました。また、それは適宜、御説明をいただければと思っております。

 2カ年にわたる協定であるためということになってございますので、この2年間では基本設計で、その後に実施設計というようなスケジュールになっていくということで、そういうことでよろしいですか。

立原都市政策推進室副参事(中野駅周辺地区整備担当)

 基本設計、実施設計ともに、現在のところ、それぞれ1年間程度かかるという予定でございますが、なるべくその期間を圧縮するような協議もしていきたいとは考えてございます。

久保委員

 では、2カ年度にわたる協定の中で、その各年度の設計の実施に関する年度協定を別途締結するとなっていますので、そこの中で基本設計と実施設計との時期があると、そういうことなんでしょうか。

立原都市政策推進室副参事(中野駅周辺地区整備担当)

 この年度協定につきましては、この基本設計協定が年度をまたぐ協定になりますので、今年度に幾ら、来年度に幾ら――細かく分割して初年度幾ら、次の年度は幾らというものを決めていくというものでございます。

久保委員

 そこは本当に予算の話になってしまうので、ちょっとこれ以上は控えたいと思います。

 それで、裏面なんですけれども、前回の5月14日に頂戴をいたしましたものと今回お示しいただきましたものとちょっと比較をさせていただきますと、南北が逆に今回は示されておりますけれども、西側南北通路のところの、いわゆる南側になりますでしょうか、ここが道路面に沿った形でちょっと傾斜がついておりまして、前回はそのまま真っすぐ線を引くといいますか、広場のほうまで入っていて、そこの中で、ピンクでここの部分ですよというようなことを示されておりました。それで、ちょっとこのはみ出しているというか、出っ張っている部分といいますか、そこはどんなことになっているんでしょうか。

立原都市政策推進室副参事(中野駅周辺地区整備担当)

 前回お示ししたものは輪郭というか、おおむね角のとれた点線でお示ししてございます。それに、こちらのほうで考えております都市計画の北側は嵩上げデッキ、南側は三丁目広場におりていく部分、これも全て色塗りしてお示ししたということになっておりますが、今回は、基本設計協定ということで、鉄道の敷地、上空だけをその範囲として定めておりますので、ちょっと出っ張ったように見えますけれども、これは一応鉄道敷地の輪郭ということで入れさせていただいております。

久保委員

 では、確認でございますけれども、要はここから引き続き三丁目駅前広場に行くこのデッキ部分というのが真っすぐにつながっていくと。それで、そこの中で、ここの部分が、いわゆるJRの敷地内に及んでいるところを指していると、そういうことでよろしいんですね。

立原都市政策推進室副参事(中野駅周辺地区整備担当)

 委員おっしゃるとおりでございます。

小林委員

 今さまざま費用負担のことが出ましたので、ちょっと別の角度から確認なんですけれども、おおむね16対9の割合で区の負担があるんですが、この場合、さまざまな区、先ほどの中野駅地区整備に係る説明会などでもさまざまな御意見が出たということがありましたけれども、この基本設計が始まっていく段階で、区のほうから折々に、その確認ですとか、それからチェックというんでしょうか、そういった機会があるのか確認したいと思います。

立原都市政策推進室副参事(中野駅周辺地区整備担当)

 設計をする過程で、頻繁に協議、打ち合わせの場を設けさせていただく予定になってございますので、それは常にチェックをしながら進めていきたいと考えてございます。

小林委員

 そういった場に区側からは技術的な方、技術者といいますか、そういった方も参加するんでしょうか。

立原都市政策推進室副参事(中野駅周辺地区整備担当)

 その協議の席には、コンサルタント的な方を入れるという予定はございませんけれども、資料はその都度持ち帰って、専門家の方と相談したりしながら進めていきたいというふうに考えてございます。

小林委員

 先ほども、この駅周辺にかかわることについては専門業者に委託をして、学識経験者も含めて検討を重ねてきたというふうにありましたけれども――説明会での回答の部分にありましたけれども、そういう専門家ではなくて、区なり、区役所なりの専門技術的な方は、これには参加されるんでしょうか。

立原都市政策推進室副参事(中野駅周辺地区整備担当)

 当然、技術職の方も参加するというふうになってございます。

小林委員

 技術的なことといいますか、今回これは建築的なこともあるでしょうし、土木のこともあるでしょう。そして、公園分野というんですかね――にかかわることもあると思いますけれども、さまざまな場面で、これだけ多くの区の負担がある中で、結果的に区の要望が、また、区の確認が十二分にできなかったということがないように、これは要望としてお願いをしておきます。

委員長

 要望でいいですね。(「はい」と呼ぶ者あり)では、お願いします。

かせ委員

 確認になりますけれども、今回の場合は、基本設計ということで、今後、実施設計とか、あるいは設計の変更とか、この後も続くわけです。その後のことについては、この金額には含まれないということですよね。

立原都市政策推進室副参事(中野駅周辺地区整備担当)

 先ほどの答弁と同じになりますが、今後の費用につきましては、この割合とは全く関係のないというか、また別途積み上げて協議していきたいというふうに考えてございます。

かせ委員

 今回だけでも1億6,000万円という金額ですけれども、一般的に、基本設計がこれだと、実施設計というのはさらに高い金額になるのかなということが想定されますけれども、どうなんでしょうか。

立原都市政策推進室副参事(中野駅周辺地区整備担当)

 実施設計は、確かに基本設計よりは高い金額になると考えてございます。

かせ委員

 それと、先ほどの裏面のことですが、これはJRの敷地内のことであるということですけれども、実際に南北通路が三丁目側にかかっています。この絵を見ますと、それは含まれないのかなというふうに考えてしまうんですけれども、含まれていないんですか。

立原都市政策推進室副参事(中野駅周辺地区整備担当)

 今回のJRとの基本設計協定の範囲には含まれてございません。

かせ委員

 そうしますと、いわゆるJRから外れた部分、三丁目に、いわゆるおり口、これについての設計というのは、これはまた別途にかかるというふうに理解してよろしいですか。

立原都市政策推進室副参事(中野駅周辺地区整備担当)

 この鉄道敷地以外のものについては、別途ということになります。

かせ委員

 そうします、1億6,000万円よりもさらに金額が張るというふうになります。それでは、その部分についての設計というのは、基本設計については、ここに出ていないんですけれども、これはどういう報告になるんでしょうか。

委員長

 委員会を休憩します。

 

(午前10時48分)

 

委員長

 委員会を再開します。

 

(午前10時48分)

 

かせ委員

 今回の報告には含まれないということですけれども、これについても別途、では、報告ということになりますね。

立原都市政策推進室副参事(中野駅周辺地区整備担当)

 今回の区域以外のものについては、別途、御報告させていただきます。

浦野委員

 先ほどの久保委員の質疑のところで、確認でお聞きするんですけれども、この区負担である、その1億6,200万円のところが、その南北通路と橋上駅舎の部分、この下の9,100万円のところがJRということでいいかどうかということと、あと、先ほどその共通部分については、現在まだはっきりしないので、今後その設計をしていく中で、その共通部分についてが明らかになった時点で、その案分方法を検討していくということだったかと思うんですけれども、それはこれから、この9月から設計をということなんですけれども、大体どのあたりでそれは明らかになってくるものなんでしょうか。

立原都市政策推進室副参事(中野駅周辺地区整備担当)

 最終的な金額は、設計が終了した時点でということになります。

浦野委員

 そうしますと、9月から約1年間、ちょうど来年度のこのぐらいの時期で、そうすると、この区が負担する、現在予定されているこの1億6,200万円のところとの関係では、そこからどういう関係になっていくんでしょうか。

立原都市政策推進室副参事(中野駅周辺地区整備担当)

 精算の際には、先ほどもちょっと答弁で申しましたけれども、どこの業者に何の作業を幾らで出したかといったことも含めまして、使った金額がはっきりわかる書類を整えて精算するということになってございますので、そのときに、この今回の協定額との差があれば、それを精算していくという形になります。

浦野委員

 そうすると、これよりふえていく――減るということはないわけですね。ふえていくということになるんですか。

立原都市政策推進室副参事(中野駅周辺地区整備担当)

 第1期整備のときもそうでしたけれども、鉄道事業者との協定額というのは、通常の場合、この見込額から精算額のほうが低くなるというのが通例でございます。

委員長

 他に質疑ありますか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 なければ、本報告は以上で終わります。

 続いて、3番、中野駅南口地区まちづくりについての報告を受けます(資料4)。

 報告を受ける前に、これは案のものをもう既にこの委員会では報告を受けています。それで、今回その案がとれた内容の中で、これは前もって拝見をした範囲でほとんど一緒なんですけれども、変更点について要点をきちっと説明をしていただきたいと思います。

宇佐美都市政策推進室副参事(中野駅周辺地区整備担当)

 それでは、中野駅南口地区まちづくりについて報告をさせていただきます。

 1点目は、中野駅南口地区まちづくり方針についてということで、別紙1をごらんください。

 先ほど、報告1の中で、南口駅前広場の嵩上げ部の変更という報告をさせていただきましたけれども、これを受けまして、形状寸法等が決まってきましたので、31ページを開けてください。

 右側の31ページに大きな図面がありますけれども、この一番上にデッキというふうに書いてございます。この部分が先ほどの嵩上げ部に該当する部分になります。この嵩上げ部の修正に伴いまして、この部分を修正をさせていただいております。

 それからもう1点、このデッキの頭が出っ張っていますけれども、その部分を21ページのところで、駅前広場のところがちょっと青い点線で囲ってあるんですけれども、ちょっと頭が出っ張っているところがあると思うんですけれども、このデッキのちょっと上に出た部分、これに合わせて変更しております。変更箇所は、この2カ所でございます。

 続きまして、2番目の中野駅南口地区地区計画の決定に係る都市計画手続きについて説明をさせていただきます。

 まず、地区計画の原案手続としましては、平成26年9月18日に原案の公告、それから9月19日から10月3日に原案の縦覧を行っています。地区計画につきましては、2回の縦覧・公告がございます。1回目の原案というのは、地区計画の範囲の地権者、具体的に言うと土地保有者と利害関係者、例えば登記法の賃借権があればその方も該当します。ですから、限定した範囲での手続となります。

 なお、9月17日には、この関係者の方に個別に案内状を送付いたしまして、説明会を開催させていただいております。

 それから、今後の予定でございますけれども、先ほどの中野駅地区整備と同じように、11月下旬には都市計画に係る説明会ということで、これは地区計画だけではなく、二丁目につきましては市街地再開発事業、土地区画整理事業等の関係の案も含めまして、全て説明会で行います。以降、先ほどと同じように、12月上旬に公告・縦覧、意見書の受付というような手続、それから、最終的には3月、都市計画決定・告示を予定しております。

委員長

 ただいまの報告について質疑を受け付けます。ありましたら、どうぞ。

むとう委員

 今回の変更の部分の御説明のところで、ちょっとイメージがよくわからないので、もう一度詳しく教えていただきたいんですけれども、今は緩やかなスロープで上がっていきますよね、歩いている人も車も。今度そこの部分、車は緩やかな傾斜で上がっていき、人はデッキになるということなんでしょうか。

宇佐美都市政策推進室副参事(中野駅周辺地区整備担当)

 平面図ではちょっとわかりにくいかなと思いますけれども、まちづくり方針の28ページ、ここに鳥瞰図があるんですけれども、南口駅前広場という脇に、ちょうどエスカレーターとエレベーターが見えるかと思います。それで、南口駅前広場を1階ベースとしますと、再開発のほう、上に上がる部分は2階になります。ここの部分についてはエスカレーターないしエレベーターで上に上がっていく。車はこの下を抜けていく形になります。

むとう委員

 そうすると、歩行者はわざわざデッキを上がっていかなければいけないんですね。これ、上がり口のところは、ごめんなさい、南口駅前広場のところは、1階部分で低いわけですよね。そこから上がっていって業務棟のほうに、千光前通りのほうに行くということになるんですか。

宇佐美都市政策推進室副参事(中野駅周辺地区整備担当)

 この28ページの図面で見ていただきますと、もちろん2階のほうに上がることもできます。もう一つ、現在の千光前通り、現道が、車道が4メートル、歩道が4メートルありますけれども、これはつけかえをして、下の道路も歩行者と車が通れるようになります。

むとう委員

 では、わざわざ、用がなければ、今までのようにスロープで千光前通りのほうにも歩行者は行けるというふうに思っていていいんですね。

宇佐美都市政策推進室副参事(中野駅周辺地区整備担当)

 歩行者のほうからすれば、急坂ですが、千光前通りを行く方法とデッキを通っていく方法と二つの方法がとれているわけです。

むとう委員

 これ、デッキをかけるというメリットは何なんでしょうか。

宇佐美都市政策推進室副参事(中野駅周辺地区整備担当)

 まず、日本全てそうですが、まずバリアフリーという考え方があります。これは10年以上前から周知のことでやっていますけれども、当然、高齢者あるいは不自由な方、いわゆる障害のある方、そういう人たちのために、要するにエレベーター、エスカレーターというものを使って上下の昇降というんですか、それをやるという形ですので、まず、メリットとすれば、バリアフリーという思想、考え方、それに適合した施設を整備していくというのが大きな理念というか、考え方です。

委員長

 宇佐美整備担当、これ、駅前広場の整備で、ユニバーサルデザインに配慮した歩行者動線と書いてあるんだから、バリアフリーは使っちゃだめだよ。ユニバーサルデザインだよ。もう1回、答弁訂正してください。

宇佐美都市政策推進室副参事(中野駅周辺地区整備担当)

 グランドデザインVer.3では、ユニバーサルデザインという言い方をさせていただいています。御存じのように、バリアフリーというのは物理的な障害という意味で、ユニバーサルデザインは、例えば言葉の障害とか、もう少し広い範囲なんですけれども、ちょっと不適切だったので、ユニバーサルデザインという言葉に置きかえさせていただきます。失礼しました。

むとう委員

 ユニバーサルデザインということではあるんですけれども、例えば緩やかな傾斜というのはユニバーサルデザインではないんですか。

宇佐美都市政策推進室副参事(中野駅周辺地区整備担当)

 緩やかなといいますか、例えば今バリアフリーで、東京都なんかは福祉のまちづくり条例とかありますけれども、あるいは障害者の方に配慮した、例えば8%以下にするとか、そういう規定がございます。

むとう委員

 そうすると、ごめんなさい、私なかなかイメージが湧かなくてしつこく伺っているところなんですけれども、ここ、緩やかな、なだらかな傾斜というふうにデザインしていけば、あえてデッキをかける必要があるのかどうかというところが、ちょっといま一歩イメージができないので、このデッキをかける必要性について、もうちょっとわかるように説明していただけますか。

宇佐美都市政策推進室副参事(中野駅周辺地区整備担当)

 当然、まちを移動される方というのは、ゼロ歳の方から高齢者の方がいるわけですから、中には車椅子の方もいるわけです。そうなると、緩やかで通れる人はそちらを選択すればいいんですけれども、車椅子の方は当然エレベーターでないと上下移動できませんので、そういうものをつけるというのは、これはメリットというか、まちづくりの今はもう理念というか――になっています。ですから、費用云々という話といいますか、今まさにまちづくりのユニバーサルデザインというのはもう理念で、日本だけではなくて、いわゆる世界的な理念というふうになっていますので、メリットというと、まさに具体的に言えば、例えば今言った車椅子の方の上下移動ですとか、そういうものを円滑にするという、円滑というよりも、自由に行き来できるということ、そういう考え方でやっています。

むとう委員

 もちろんそれを否定しているわけではないんですけれども、ここ、なだらかに行けるのであれば、そのほうがユニバーサルデザインに近いのかなという印象を持ったもので、あえて聞いているところなんですけれども。ユニバーサルデザインを否定しているわけではなくて、ここの部分を、逆に緩やかな、優しい、なだらかに上がって行く、千光前通りに行くというような形は、これはここでは不可能で、もっと傾斜がついてしまうから、やっぱりこういうデッキにせざるを得ないということなんでしょうか。

宇佐美都市政策推進室副参事(中野駅周辺地区整備担当)

 千光前通りは、つけかえる関係で、現在の勾配よりきつくなります。それから、やはり今の勾配であっても、現地を見ていただければわかると思いますけれども、車椅子での上下移動というのはほぼ、誰かに押していただければ別かもしれませんけれども、不可能かと思います。

むとう委員

 そういう言われ方をしてしまうと、私がこの道を知らないみたいで言っているように思われてしまうからあえて言いますけれども、今の道が全然いいとは思っていないんです。あれは本当に危険な坂になって、急勾配になっているから、全然いいなんていうふうには思っていないんですけれども、ここを新たに開発する中で、ここをなだらかな、緩やかな傾斜というふうにはいかないものなのかというところを伺っているだけであって、現状がいいなんて一言も言っていませんので、そこはちょっと、あえて言わせていただきたいと思っております。いいです、御答弁は。

委員長

 その辺覚えておいてください。

内川委員

 20ページの下の絵がありますよね。今、御担当もおっしゃったユニバーサルデザインに配慮した歩行者動線と書いてあるんですが、ここって横断歩道はついていましたか。確認です。

宇佐美都市政策推進室副参事(中野駅周辺地区整備担当)

 まさにユニバーサルデザインと書いてあるこの下が、千光前とのつけかえの部分になります。ここに横断歩道がつくかどうかというお話だと思うんですけれども、これについては、これも警察との協議、交通管理者との協議の中で決まっていく話になります。まだ計画の段階ですので、こういうイメージ図が描いてありますけれども、具体的に、2段階ありまして、通常警察とは、この計画段階で計画協議というのがあります。それから、実施設計に入るときに実施協議というものがあります。その中で具体的な、例えば色採とかそういうものも一緒に決まっていくことになります。

内川委員

 そうすると、ここに、もし横断歩道がつかなくなると、必然的にこのデッキは必ず必要になってきますよね。これじゃないと行けないですもんね。そういうことでいいんですよね。

宇佐美都市政策推進室副参事(中野駅周辺地区整備担当)

 逆にデッキがあるので、今後、警察との協議になると、多分歩行者数が少なくなれば、横断歩道は要らないという判断もあるかもしれません。

高橋委員

 先ほどから議論になっているこのデッキ部分のことなんですけれども、ちょっと確認したいんですが、この動線を考えたときに、駅から、あるいはこの広場から、広場で動き回る人、それから千光前を上がっていく通行の人、それからこのビルの1、2階の低層は多分商業施設になると思うんですけれども、その辺の商業施設を利用する人、それから業務棟、住宅棟の、いわゆる施設を利用する人、その辺でいろいろ違いがあると思うんですけれども、例えば業務棟を利用する人にとってのエントランス部分がアッパーだから、そこへちゃんとユニバーサルデザインに配慮したバリアフリーでアプローチをするとか、そういう話でこういうデッキがあるんじゃないんですか。

立原都市政策推進室副参事(中野駅周辺地区整備担当)

 今、業務棟のエントランスがどこになるかというのは、これからの設計ですので、1階なのか2階なのかはわからないところでございます。ただ、我々都市計画の考え方としては、この千光前通りのつけかえた入り口、当然横断歩道は要るだろうと思っておりまして、これから警察と協議になるので確実とは言えませんが、計画としては横断歩道はつけようと思っております。

 それと、このデッキに上がるエスカレーターにつきましては、千光前通りはつけかえて、そこも歩行者も行っていただけますけれども、この計画に合わせて、よりこの2階のレベル、千光前通りの一番上のレベルまでエレベーターなりエスカレーターでスムーズに車椅子の方も御高齢の方も上がっていただけるような、プラスの要素として捉えて、これをつけるというものでございます。

高橋委員

 横断歩道については、ぜひ設置されるべく努力をしていただきたいということと、前にも1回、この案のときにお話し申し上げたんですけれども、このデッキがおりてきたところとJR部分との接続部分、これ、現状ですと雨に濡れますよね、車椅子の方が。その辺でのJRとの話し合い等の中で、濡れないように何か工夫するとか、理想は上での直結だと僕は前から申し上げているんですけれども、その辺はどうなんでしょうか。

立原都市政策推進室副参事(中野駅周辺地区整備担当)

 これからの設計ですので、その中で明らかになってくると思いますが、当然、エスカレーター部分には今の北口のように屋根をかける予定でございます。これが駅舎のひさしとどのように取り合うのかというのも、これから詰めていきたいというふうに考えております。

高橋委員

 そうすると、負担についても、今後、協議をしていくということですか。

立原都市政策推進室副参事(中野駅周辺地区整備担当)

 基本的に、駅前広場の施設については区が整備するということで、それをJRの今ありますひさしとどれだけうまく取り合いをとっていくかということになるかと思います。

佐伯委員

 今の横断歩道の話は、ぜひお願いしたいと思うんですけれども、これ、横断歩道がつくとつかないとで、この業務棟の1階の店舗に与える影響ってかなり出ると思いますが、その辺はどうお考えでしょうか。

立原都市政策推進室副参事(中野駅周辺地区整備担当)

 先ほども申しましたとおり、計画として我々はここに横断歩道をつけるべきものだというふうに認識してございます。その方向で交通管理者とは協議していきたいと考えております。

委員長

 いいですね。――他になければ、本報告は終わります。

 続きまして、所管事項の報告の4番、中野三丁目地区における土地区画整理事業の施行要請についての報告を受けます(資料5)。

宇佐美都市政策推進室副参事(中野駅周辺地区整備担当)

 それでは、中野三丁目地区における土地区画整理事業の施行要請について報告をさせていただきます。

 これまで3丁目におけます区画整理の事業化に向けましてはさまざま検討してまいりましたけれども、その中で、施行者についても進めてまいりました。今回方針が決まりましたので、報告をさせていただきます。

 最初に、中野三丁目地区のまちづくりについて。これは、ことしの3月に当委員会で報告をさせていただいているんですけれども、改めて、おさらいということで説明させていただいた後に、施行要請について、別紙で説明させていただきます。

 それでは、別紙の2枚目にカラーの図面がございます。これは見覚えがあるかと思いますけれども、これでちょっと概略を説明させていただきます。

 まず、図面の凡例に従いまして、青い枠で囲ってあるところがまちづくりの検討範囲、今後、地区計画の範囲になるかと思います。それから、2番目が黄色で囲ってある部分です。先ほど来出ております中野三丁目駅前広場を含んだ黄色の部分です。赤で囲ってあり、かつ黄色で着色している部分です。これが土地区画整理事業の施行予定区域ということです。それから、残りのピンクについては、誘導型のまちづくりの検討の範囲ということにしております。

 では、1枚目に戻っていただきまして、1ですけれども、まず、施行予定区域、三丁目の一部ということで、施行面積が約1ヘクタールになります。それから、公共施設としては、先ほど来の駅前広場、それから今後、区域内に区画道路を設けますけれども、区画道路です。それから、施行予定者が公共施設ということで、3月の時点でも報告させていただきました。区画整理法の規定等により、公共施行のできるものは、ここの地区では中野区ないしはUR都市機構のいずれかになります。結論から申しますと、UR都市機構で進めていきたいというふうに考えております。それから、関連都市計画としましては、中野三丁目駅前広場ということになります。

 それから、今後の予定は、先ほど来の南口あるいは駅地区と同じような手順で都市計画を進めてまいります。

 それから、誘導型まちづくりにつきましては、先ほど説明させていただきましたけれども、商店街等々の情報交換等も行っております。

 それでは、別紙をごらんください。

 先ほど来、施行者としてUR都市機構ということで説明させていただいておりますけれども、手順がございまして、まず、施行要請という形でURに要請を行いました。その後、URがこれを受けて、学識経験者等で構成する委員会をつくります。この中で、この事業を受けていいか否かの判断をしていただきます。それでオーケーという形になりますと、事業の実施協定というものを結ぶ形になります。そうした中で、今月内に、まず施行要請を行いますので、その概要について報告をさせていただきます。

 まず、事業概要ですけれども、名称は中野三丁目土地区画整理事業という名称です。それから、施行区域は中野三丁目の一部ということで、先ほどの図面になります。

 事業の内容としましては、土地区画整理事業ということですけれども、2点、法文が書いてございます。一つは、都市再生機構法でURができる業務というものが限定されています。それが第11条第1項第3号に区画整理というものが出ています。それからもう一つ、URは区画整理ができるんですけれども、幾つかの区画整理ができます。この中で、第3条の2第1項というのが、いわゆる公共施行と言われます。審議会をつくってそこに諮問しながら事業を進めていくという、そういうやり方です。

 それから、施行期間につきましては、平成26年度に都市計画決定をして、その後、平成27年度から事業化しまして、平成35年度までを予定しています。区画整理の場合は、工事が終わりますと、測量しまして、換地処分という行政処分を行いますが、その期間が、通例、都施行の場合は3年ほど見ていますので、平成35年度というふうにさせていただいております。

 基本的事項としましては、施行面積が1ヘクタールということと、基本方針は先ほど来出ていますように、中野駅西側南北通路における南口の受け口としての中野三丁目駅前広場の整備あるいは街区の再編等というようなことを、グランドデザインVer.3等で書いてございますものをそのまま書いてございます。

 2番目が施行要請理由ということで、最初の段落は、グランドデザインVer.3における先ほど来の位置付けですとか、それから桃丘小学校跡地を面的なまちづくりの事業用地として活用するということを書かせていただいています。

 次の段落では、ことしの4月に、URと覚書を締結しています。これに伴いまして、約半年間ですけれども、地権者の方々と個別のヒアリング等を進めております。そうした結果、裏面ですけれども、平成26年度末には西側南北通路、それから中野三丁目駅前広場とあわせて土地区画整理事業の都市計画決定を行い、来年度、平成27年度には事業化する段階までまいりました。もう一つ、南北通路につきましては、平成32年の東京オリンピックの開催に合わせて整備することとしていますので、その受け口となります中野三丁目駅前広場につきましても、同時完成を目指す必要がある。こういうことがありまして、区画整理事業に関しまして、全国的に実績がある、あるいは経験、知見を有するUR都市機構に施行要請を行うものでございます。

 もう1点、この区画整理事業を施行するに当たりましては、桃丘小学校跡地、全体1ヘクタールのうち過半の約5,600平米ほどございますけれども、これを、やっぱり区画整理をこのような密集した市街地で動かすためには、種地という言い方をしますけれども、事業をうまく回すための用地にするということと、それからもう1点、まとまった土地ですので、当然、全て事業用地等に使うわけではありませんので、利便性の向上あるいはにぎわい創出ということで、拠点的な施設の整備に活用することも考えてございます。

 こうしたことから、UR都市機構に土地区画整理事業と、それから土地有効利用事業を同時に施行することが必要であり、桃丘小学校跡地の土地有効利用事業の実施についてもあわせて要請しますということで、あわせて二つの事業を要請する形で考えています。

 要請方法なんですけれども、これは機構法に基づきまして、中野区、東京都、両方からURに施行要請を行う必要があります。中野区のほうからは、東京都に対しまして、UR都市機構への要請を依頼をいたします。

 説明は以上です。

委員長

 本報告についての質疑を受け付けます。どうぞ。

久保委員

 先ほどJRの協定でというところで、JRの土地の部分をお示しいただいた図がございまして、今回このURのほうですね、中野三丁目駅前広場の部分が入ってございます。ということは、この接続された西側南北通路については、受け口のところはURが施行していくという、そういうことでよろしいんですか。

宇佐美都市政策推進室副参事(中野駅周辺地区整備担当)

 まず、南北通路です。ちょっと先ほどのJRに委託する部分の南側、現道があるんですけれども、そこの部分までが都市施設となっていますので、そこまでは都市施設として整備する。それから、そこを越えて駅前広場の上、階段だとかエスカレーターがございますけれども、そこの部分については区画整理事業の中で整備するという仕分けです。

久保委員

 先ほどJRの敷地のお示しがありまして、結局、そのおり口のところで、通路が途中になると言ったら変ですけれども、そこまではURの敷地内でというお話があったと思うので、それからその受け口のところに関しては、これは区施行で行っていって、URが引き続き行うという、そういうことですかということなんです。

宇佐美都市政策推進室副参事(中野駅周辺地区整備担当)

 ちょっと繰り返しになるかもしれません。ちょっとこの図面で見ていただくと、この範囲がJRの敷地なので、この右側に道路がありますけれども、この上の部分までが都市施設として都市計画決定されていますので、その部分については都市施設としての整備の必要があるので、通常よく言う街路事業という形――誰が実際に施行するかという話は別にして、別の事業で、街路事業という形でやる形になります。

 それから、こちらの駅前広場については、区画整理側でやるという形になります。当然、北口も含めて、この部分についても、JR以外のものがやるとなると、例えばやり方の話ですけれども、この部分をURに委託してやるという、施行性の一体性を保つために、それから出会い丁場等もありますので、そういう方法も考えられます。この辺については、今後、設計等が上がってくる中で詰めていく話になります。

久保委員

 ということは、協議の中で、当然、JRがこれから南北通路に関しては設計ですとか施行を行っていくわけですけれども、受け口に関してはURが今度やっていくわけでしょうから、そこでの協議という、URとJRとの協議みたいなこともあるわけですか。

宇佐美都市政策推進室副参事(中野駅周辺地区整備担当)

 区画整理と、要するに南北通路は直接はぶつかっていないので、計画的な協議はそんなにないのかと思いますけれども、ただ、建設施工という意味で、また別の協議があるんです。要するに、鉄道の近くで工事をやるときには必ず協議しなければいけないとか。当然、あと、計画的な話になれば、高さの話、位置の話もあるので、直接URとJRがやるわけではなくて、間に当然区が入ってその辺の調整は行うことになっています。

久保委員

 土地区画整理事業の範囲というのがここに示されていて、黄色いところですけれども、では、あくまでも、中野三丁目駅前広場については、これは区が施行していくということですか、これはURではないということですか。

委員長

 久保委員、これは赤い線の中が土地区画整理事業なんです。

久保委員

 ですよね。何で――すみません。

委員長

 これを聞いているわけですか。

久保委員

 はい。

宇佐美都市政策推進室副参事(中野駅周辺地区整備担当)

 質問の趣旨はわかります。南北通路は上を越してくるので、都市施設という形になっています。下の区画整理の範囲になっていますけれども、その部分は、当然道路なので、場合によっては舗装の打ちかえとかありますけれども、その部分については区画整理でやる。要するに、面的な部分は区画整理でやって、上空を飛び越えていくといいますか、その部分は都市施設になっていますので、URが直接というか、区画整理でやる範囲ではありません。ただ、やり方として、URが、例えば区から受託するとか、そういう方法はあります。事業としてやるのではなく、受託という方法はあります。

久保委員

 ということは、そこのところはまだ決定をしていなくて、場合によっては区が委託をしてURにその都市施設の部分も委託するというようなこともあるわけですね。それは、いつ決まるんですか。

宇佐美都市政策推進室副参事(中野駅周辺地区整備担当)

 来年度、要するに事業認可という話があるんですけれども。もう一つ、南北通路のほうで設計が進んできますと、それの役割分担ですとかある。ですから、ちょっと私のところだと、多分27年度かなと思うんですけれども、ちょっと立原副参事のほうでも確認をして……。

立原都市政策推進室副参事(中野駅周辺地区整備担当)

 それは、三丁目の区画整理のスケジュール等も見まして、整合性がとれるように、なるべく早急に、この道路上の部分については決めていきたいというふうに考えております。

久保委員

 ありがとうございます。私が懸念をしているのは、この土地区画整理事業自体は、期間、ここに書かれておりますように、いわゆる駅舎部分というか、広場部分よりも、かなり長い時間で行われるものですから、やはり27年度にしっかりとこの計画を進めていかないと、結局は南北通路ができても広場ができていないというようなことになってしまいかねないので、そこはそこできちっと計画を持たれるというところの確認をさせていただきたかったので。わかりました。よろしくお願いいたします。

むとう委員

 何ていうか、これ、またすごく心配なのは今後のことになっていくんだろうというふうには思いますけれども、今の北口を見ても、屋根一つとっても、所有者、施行者、補助金が違うとかといって、屋根が一体になっていませんよね。また、ここでそんなようなことが起きては困るなと思うんですが、その辺の心配は大丈夫でしょうか。

宇佐美都市政策推進室副参事(中野駅周辺地区整備担当)

 いろいろ過去にそういう事例があると思いますけれども、そういうものを含めて、そういうことがないように事業を進めていくということになります。

委員長

 設計段階でまた質問してください。

むとう委員

 そういうことにならないように進めるということなので、ぜひそうしていただきたいことを強く言っておきます。今、もう本当に、北口のところがきれいになっていいんですけれども、雨が降ると濡れて、何でここは屋根が途切れているのと、多くの区民が疑問を持っていますので、そういうことが起きないようにしていただきたいと思います。

委員長

 要望でいいですか。(「はい」と呼ぶ者あり)

 他に質疑がありましたら、どうぞ。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 ないようですので、本報告は以上で終わります。

 続きまして、報告事項の5番、囲町地区まちづくりについての報告を受けます(資料6)。

宇佐美都市政策推進室副参事(中野駅周辺地区整備担当)

 それでは、囲町まちづくりについて報告をさせていただきます。

 報告は、お手元のA3の図面、1枚目と2枚目で両方あります。これにつきましては、ことしの3月に報告をさせていただいております。

 1枚目のほうは、改めて説明させていただきますと、図面を見てください。まず、青がまちづくりの検討範囲、これも先ほどの三丁目と同じように、ここが地区計画の範囲になろうかと思います。次に、赤の点線で囲ってあるところが中野囲町東地区になります。それから、西側のほうのピンクで着色している部分、これが西地区になります。それから、南側に都市計画道路がありますけれども、補助221号線。それから、西と東のちょうど境に区画道路、地元ではおまつり広場と言っていますけれども、区画道路がございます。

 それから、建物の配置はここに、前回は住宅棟あるいは業務棟と書いてございませんけれども、ちょっと具体化しましたので、このような書き方をしています。これについては、裏面の図面をもって説明をさせていただきます。

 それでは、1枚目に戻って、改めて、おさらいというわけではないんですけれども、グランドデザインVer.3で、囲町地区では、市街地再開発を進めるために、再開発に合わせて補助221号線の整備を行いますよというのが大きな整備方針になっています。東地区につきましては、準備組合のほうで土地利用計画とか、施設建築物の検討を進めております。それから、西のほうでは、ことしの5月に、囲町西地区のまちづくり推進検討会というものが発足していまして、25年度も活動していましたけれども、引き続き検討を進めております。

 次に、検討状況ということで、ここで後ろの図面を見ていただきたいと思います。この半年で大分関係機関との協議を進めてまいりまして、建物の概要というものが出てまいりました。

 まず、市街地再開発事業で予定しておりまして、具体的には、名称は(仮)中野囲町東地区第一種市街地再開発事業、これは南口と同じになります。施行予定区域は、図面のほうで赤で囲ってある部分です。面積にして約2.1ヘクタールになります。それから、施行予定者、ここも南口と同じように、組合施行を予定しておりますので、(仮)中野囲町東地区市街地再開発組合というふうになります。建物のイメージですけれども、右側のほうにございますけれども、右のほうが東棟、西のほうが西棟というふうに、とりあえず命名してあります。西側のほうは、全体的に住宅、東のほうは、駅に近いほうにつきましては1階部分については商業、さらに東側のほうは、さらに上の部分を商業、それで西側の部分について住宅、それから東のほうは、業務がちょっと青で塗っていますけれども、南口に比べますと、どちらかというと商業が比較的比重を置いた計画になっています。用途としてはそういう形になっています。

 それから、2番目で、関連都市計画、これも南口と同じ話なんですけれども、一つは用途地域の変更、これは都決定になります。それから、地区計画、補助221号線の変更、第一種市街地再開発事業、高度利用地区の変更、高度地区の変更、防火地域及び準防火地域の変更と、これは中野区決定です。それで、南口と違うのが、土地区画整理事業がないだけです。

 では、表面に戻っていただきまして、今、施設の概要を説明させていただきましたけれども、もう一つのテーマです。補助221号線です。これも関係機関の協議ですとか検討を引き続き行っています。私どもとしては、さらに関係機関と協議を進めながら、早急に都市計画決定の方針を定めていきたいと考えています。

 一方、西地区は、昨年4月に発足したまちづくりを考える会が、ことしの5月に推進検討会というように組織を改めています。引き続き検討を進めているんですけれども、先ほど来の中野駅の南口地区とか東地区の進捗状況、あるいは具体的に図面等が出ていますので、そういうものを参考にしながら、まちづくりの方向性について検討を行っています。これにおきまして、区としまして、東地区の進捗状況も含めてまちづくりの方針、地区計画と土地利用方針になろうかと思いますけれども、そういうものを検討してきて、東、西合わせて、地区計画としてまとめていきたいと考えています。

 説明は以上です。

委員長

 質疑を受け付けます。質疑ありましたら、どうぞ。

久保委員

 都市計画道路補助221号線の道路線形という言葉が出ていますけれども、これは、線形変更を行う予定はあるんでしょうか。

宇佐美都市政策推進室副参事(中野駅周辺地区整備担当)

 南側のほうに線形検討をしております。ちょっと図面でいいますと、表面で補助221号線と書いてございますのが、これが現在の計画線になります。ちょっと後ろへ行って、ほとんど線形は変わっていないように見えるんですけれども、これが変更後の線形で、違いがどこでわかるかといいますと、桃園の跨線橋がございます。そのおり口の階段があるんですけれども、それのつけかえをしているのが2枚目の、裏面の図面になります。ですから、ちょっと図面上はそんなに差があるわけではないので、わからないと思うんですけれども、表と後ろをちょっと比較していただくと、跨線橋の足が、階段の部分がつけ変わっています。

久保委員

 そうなりますと、これの都市計画変更が一番初めに行われるのかなと思うんですけれども。それで、計画道路が整備をされませんと、用途地域変更ができないと思いますので、沿道沿いのまちづくりが進まないかと思うんです。その辺のところのスケジュールはどのようになっていますでしょうか。

宇佐美都市政策推進室副参事(中野駅周辺地区整備担当)

 今おっしゃった、多分街路事業で、街路事業の場合はある程度用地買収が進まないと、あるいは完成しないと、用途変更というのはなかなかできません。南口もそうなんですけれども、この囲町も地区計画を定めます。地区計画を定めることによって、具体的に、地区整備計画ということで、具体的な内容が決まりますので、いわゆる整備の担保性ができたということで、用途地域の変更をします。先ほど2ページで、関連都市計画と書いてございますけれども、用途地区の変更、地区計画、これは一連のものです。ですから、地区計画がきちんと定まらないと用途地域の変更はできません。

久保委員

 ということは、その補助221号線が完了していなかったとしても、地区計画をかけていることによって、用途地域等も変更ができ、まちづくりは進めていくことができるということなんですか。

宇佐美都市政策推進室副参事(中野駅周辺地区整備担当)

 できなくても、逆に、これは市街地再開発事業でやりますから、一緒に建物を建てる――道路も一緒にあわせて整備するということです。同時並行でということです。通常は、やっぱり建物が先行して、道路が後になるのが事実ですけれども、事業としては、道路を含めて整備していく。それで初めて完了という形になります。

むとう委員

 この囲町の東地区のほうが西地区よりも先行してまちづくりの検討が以前から進められているわけなんですけれども、改めてお尋ねしたいのは、この東地区に該当するところには、何世帯ぐらいの方が住まわれていて、このまちづくりの推進検討委員会には、大体どれぐらいの方が入っておられて、この計画でほぼ皆さん合意されているのかどうかという、そのあたりの、何ていうか、もともと住んでいらっしゃる方々の合意形成がどうなっているのかというところが心配なんですが、その辺の御説明もあわせてしていただきたいのですが。

宇佐美都市政策推進室副参事(中野駅周辺地区整備担当)

 東地区のほうですけれども、昨年、委員会で報告した中で、準備組合をつくったという届け出が出ています。それによりますと、土地所有者が70人、それから借地権者が8人です。準備組合員数としては55人。ですから、約7割です。

 それから、市街地再開発の合意形成のやり方というか流れなんですけれども、今、準備組合の段階ですけれども、まずは都市計画というのが一つの段階です。次に、組合の設立認可、それから権利返還という3段階を踏んでいます。最初の都市計画は、これから都市計画の方針を定めて、手続に入っていく流れの中で、事前に、地権者の方にとって、やはり自分の財産がどのぐらいで、なおかつどの程度の床がとれるのかと、それが大きな関心になります。今回こういう計画が具体化しましたので、こういうものをもとに、権利返還モデルという言い方をしていますけれども、おおよそのそういった具体的な話を、地権者の方に話を今後やっていくと。ですから、手順を踏みながらやっていく話ですので。それで、都市計画の後は、今度は組合の設立認可になれば、まさに設立認可は法的なものですので、3分の2以上の同意が必要になります。面積、それから人数を含めて3分の2以上の同意がないと、組合の設立認可はできませんので、それに向けて、前段階の都市計画手続もやっていくという、そういうことです。

むとう委員

 そのときの報告の段階で7割の参加ということなので、あと3割の方に対して、丁寧なアプローチが必要かなというふうに思うんですけれども、その辺は、例えば区としても側面からお手伝いされていることだと思うんですが、どうなっているんでしょうか。

宇佐美都市政策推進室副参事(中野駅周辺地区整備担当)

 昨年報告した段階で加入数の約7割ということですけれども、今回こういう合意形成に向けて、加入者だけではなく、未加入者も含めて、個別――その前に、事前に全体の説明会がありますけれども、個別に接触して、これは準備組合のほうでやっていきますけれども、そういう形で進んでいます。

むとう委員

 では、ぜひ、要望ですけれども、本当に丁寧に、こういう一生懸命いいものを進めようとしても、地権者の方の御意見がなかなかまとまっていくというのはすごく難しい部分もあるかと思うので、今後丁寧に進めていただきたいということを要望しておきますので、よろしくお願いいたします。

委員長

 要望でいいですか。(「はい、いいです」と呼ぶ者あり)

 他に質疑ありますか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 なければ、本報告はこれで終了します。

 続きまして、その他でございますが、その他のところで、理事者のほうから口頭報告がありますので、受けます。

石井都市政策推進室副参事(中野駅周辺計画担当)

 それでは、国家戦略特区に関することでございますが、先般、開催されました東京圏国家戦略特別区域会議におきまして、中野区を含む9区の指定区域の拡大の提案がなされましたので、これを口頭により報告するものでございます。

 まず、東京圏国家戦略特別区域会議の概要でございます。この会議でございますが、国家戦略特別区域法において規定された会議でございまして、指定区域ごとに設置されているものでございます。行われましたのが、10月1日(水曜日)でございます。出席者は、石破内閣府特命担当大臣、舛添東京都知事、黒岩神奈川県知事、小泉成田市長、このほか民間代表が4名、また、内閣府副大臣、諮問会議有識者等議員の5名、総勢で13名の出席者があったものでございます。

 この会議の議題は、東京圏国家戦略特別区域計画素案についてでございます。この区域計画の素案におきまして、東京圏における指定区域の拡大が示されてございます。この計画では、今後、追加に向け検討すべき規制改革事項等の一事項として、東京圏における指定区域の拡大が示されておりまして、既に特区に指定されている9区と準備中の9区、これは台東区、墨田区、目黒区、中野区、豊島区、北区、荒川区、板橋区及び練馬区ですが、この9区に加え、多摩地域を含めた都内全域への区域拡大を検討して結論を得るとの記述がなされたところでございます。

 こうした状況を踏まえまして、区といたしましても、今後の区域会議の動向を踏まえまして、国や都との調整を図って、指定に向けて取り組んでまいりたいというふうに考えております。

 報告は以上でございます。

委員長

 今の口頭報告について、質疑がありましたら受け付けます。よろしいですか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 また、詳細は後日ありますね。(「はい」と呼ぶ者あり)

 それでは、他に報告はありますか。よろしいですか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 なければ、所管事項の報告は全部終了します。

 それで、その他でございますが、委員会を暫時休憩します。

 

(午前11時37分)

 

委員長

 委員会を再開します。

 

(午前11時38分)

 

 次回の委員会は、休憩中に確認したとおり、11月7日(金曜日)午後1時から、第1委員会室で開会することとし、講師に株式会社アール・アイ・エー代表取締役社長宮原義昭氏をお招きし、土地区画整理事業と市街地再開発事業についての学習会を行うということで御異議ありませんか。

 

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 御異議ありませんので、そのように決定します。

 また、学習会の開催につきましては、委員外議員にも通知を出して参加を呼びかけることで御異議ありませんか。

 

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 それでは、そのようにいたします。

 もう一度、委員会を休憩します。

 

(午前11時39分)

 

委員長

 委員会を再開します。

 

(午前11時40分)

 

 ここで本日予定した日程は全部終了しますが、委員、理事者から発言はありませんか。

内川委員

 一つ確認したいことがあるんですが、旧中野中学校、旧第九中学校の跡地に関しましては、当特別委員会の検討範囲でありますので、ちょっと確認したいんですが、今、旧中野中学校の跡地というのはどういう位置付けになっていますか。

松前都市政策推進室副参事(中野駅周辺まちづくり担当)

 旧中野中学校、その前の旧第九中学校の敷地、これについては、現行の10か年計画では体育館の移転候補地ということでございました。ただ、今現在は、新体育館につきましても、新庁舎とあわせて中野四季の都市、区域3の区有地で、今その配置の検討をしているところでございます。

 したがいまして、旧中野中学校敷地についての位置付けは、それ以上のものは特段、今現在は決まっていないという状況です。

内川委員

 きょうの資料にしてもそうなんですけれども、例えばグランドデザインVer.3のところだと、中学校跡地という表記になっていますよね。これ、以前は事業予定地だったり、体育館予定地だったりするんですけれども、今現在、中野区としての正式な位置付けというか、考え方は、この中学校跡地ということが、区の統一的な表記の仕方というか、あらわし方でよろしいんですか。

松前都市政策推進室副参事(中野駅周辺まちづくり担当)

 そのとおりでございます。

委員長

 休憩にします。

 

(午前11時42分)

 

委員長

 再開します。

 

(午前11時42分)

 

内川委員

 それでは、経営室長にちょっとお聞きしたいんですけれども、ここに、つい先日行われた決特の資料があるんです、26年決特、総務1の資料、これは政策室企画担当、経営室経理担当、教育委員会事務局、子ども教育施設担当となっている資料なんです。これが、廃校になった小・中学校前の現状と活用計画一覧という資料なんですが、これ、第九中学校、廃校年度が平成23年度、現状が堀越高等学校へ貸し出し中、活用計画、中野体育館を整備とはっきり書いてあるんです。これはそういうふうに変わったんですか。

竹内経営室長

 今、10か年計画でのその計画に残っている内容についての記述をしたものであるというふうに考えてございます。

内川委員

 先ほど松前担当のほうから、今の区の統一的な考えとしては、学校跡地ということだという発言があったんですけれども、では、ここで食い違っているというのは、やっぱり縦割りの悪いところが出たということですか。

竹内経営室長

 そういったことではなくて、あそこの用地については、10か年計画上ではそういう位置付けにされていると。その後、今、松前副参事のほうでの話のとおり、体育館の位置について、区画3のところでの検討をしていますよということで、そういう経過になっているわけでございます。そういった意味では、10か年で決めたことについて、今、別のことを、区画3のところではどうかという検討を今しているということでございます。

 ただ、10か年計画上は、今、計画の変更――10か年そのものの変更を今しておりませんので、その資料についてはそういう記述をさせていただいているということで御理解いただければと思います。

内川委員

 役所の中ではそれでいいかもしれないですけれども、こういった資料がもし地域に出たときに、あっ、やっぱり中野体育館来るんだって思っちゃうわけですよ。そこら辺のことはもっと慎重に、やっぱりやってくれないと、本当に困るんですよ。いいです、答弁は。

委員長

 他によろしいですか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 なければ、以上で中野駅周辺地区等整備特別委員会を散会します。

 

(午前11時45分)