平成27年02月19日中野区議会区民委員会(第1回定例会)
平成27年02月19日中野区議会区民委員会(第1回定例会)の会議録
23.12.09 中野区議会区民委員会

中野区議会区民委員会〔平成2年2月19日〕

 

区民委員会会議記録

 

○開会日 平成27年2月19日

 

○場所  中野区議会第2委員会室

 

○開会  午後1時58分

 

○閉会  午後2時41分

 

○出席委員(7名)

 ひぐち 和正委員長

 いながき じゅん子副委員長

 若林 しげお委員

 後藤 英之委員

 白井 ひでふみ委員

 大内 しんご委員

 佐伯 利昭委員

 

○欠席委員(0名)

 

○出席説明員

 区民サービス管理部長 白土 純

 区民サービス管理部副参事(区民サービス担当、戸籍住民担当) 上村 晃一

 区民サービス管理部副参事(情報システム担当) 平田 祐子

 区民サービス管理部副参事(税務担当) 長﨑 武史

 区民サービス管理部副参事(保険医療担当) 古本 正士

 区民サービス管理部副参事(介護保険担当) 小山 真実

 環境部長 小谷松 弘市

 環境部副参事(地球温暖化対策担当) 鳥井 文哉

 環境部副参事(ごみゼロ推進担当) 高橋 均

 清掃事務所長 杉本 兼太郎

 環境部副参事(生活環境担当) 浅川 靖

 

○事務局職員

 書記 東 利司雄

 書記 井田 裕之

 

○委員長署名

 

審査日程

○議案

 第1号議案 平成26年度中野区一般会計補正予算(関係分)

 第3号議案 平成26年度中野区国民健康保険事業特別会計補正予算(関係分)

 第4号議案 平成26年度中野区後期高齢者医療特別会計補正予算(関係分)

 第5号議案 平成26年度中野区介護保険特別会計補正予算(関係分)

 

委員長

 定足数に達しましたので、区民委員会を開会します。

 

(午後1時58分)

 

 本日の審査日程についてですが、お手元に配付の審査日程(案)(別紙1)のとおり進めたいと思いますが、これに御異議ありませんか。

 

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 御異議ありませんので、そのように進めます。

 それでは、議事に入ります。

 議案の審査を行います。

 第1号議案及び第3号議案から第5号議案は、ともに補正予算の関係分ですので、一括して議題に供したいと思いますが、これに御異議ありませんか。

 

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 御異議ありませんので、第1号議案、平成26年度中野区一般会計補正予算(関係分)、第3号議案、平成26年度中野区国民健康保険事業特別会計補正予算(関係分)、第4号議案、平成26年度中野区後期高齢者医療特別会計補正予算(関係分)、第5号議案、平成26年度中野区介護保険特別会計補正予算(関係分)を一括して議題に供します。

 本議案は、総務委員会に付託されておりますが、区民委員会の関係分について、当委員会で審査し、賛成多数となった意見があれば、総務委員会に申し送ることとなっておりますので、御承知おきください。

 それでは、理事者の補足説明を求めます。

白土区民サービス管理部長

 それでは、区民サービス管理部の補正予算につきまして、まず一般会計から御説明いたします。

 議案書の34ページ、35ページをお開きください。歳入歳出予算総括表で御説明いたします。

 まず初めに、35ページの歳出をごらんください。5款区民サービス管理費では、2億6,921万8,000円を増額いたします。補正後の予算額は153億5,192万円でございます。

 次に、34ページの歳入をごらんください。

 区民サービス管理部所管分は1款特別区税及び13款国庫支出金、14款都支出金、17款繰入金の一部でございます。これらを合わせまして、15億7,495万5,000円を増額いたします。

 歳入の内容について御説明いたします。まず、36ページ、37ページをお開きください。

 上段の1款特別区税、1項特別区民税でございます。納税義務者数が増加したことや高額の譲渡所得を有する納税義務者がいたことなどによりまして、14億8,300万円増額いたします。

 2段目、3項特別区たばこ税につきましては、たばこの売り渡し本数の減少幅が予想よりも大きかったことから、4,600万円減額いたします。

 続きまして、40ページ、41ページをお開きください。

 上段、13款国庫支出金、1項国庫負担金、1目区民サービス管理費負担金でございます。国民健康保険基盤安定繰出金が増加したことによりまして、国の基盤安定負担金がふえ、2,229万3,000円増額いたします。

 次に、下段、14款都支出金、1項都負担金、2目区民サービス管理費負担金でございます。こちらも国民健康保険基盤安定繰出金が増加したことによりまして、都の基盤安定負担金がふえ、1億506万3,000円増額いたします。

 続きまして、44ページ、45ページをお開きください。

 下段をごらんください。17款繰入金、2項特別会計繰入金、1目介護保険特別会計繰入金でございます。こちらにつきましては、特別会計の補正に伴うものでございますので、内容につきましては、特別会計のページで御説明させていただきます。

 次に、歳出の内容について御説明いたします。

 初めに、58ページ、59ページをお開きください。

 5款区民サービス管理費、2項情報システム費でございます。2目情報基盤費でございますが、今年度、区が保有いたします約30のシステムにつきまして、設置スペースや調達費用の削減等のため、仮想化技術によりまして約100台のサーバーを8台に集約してシステムを稼働させる環境を構築いたしました。このための環境構築運用支援委託等の契約について契約落差が生じましたため、5,036万円減額いたします。

 なお、1目住民情報費は人件費のため所管外でございます。また、60ページ、61ページ、戸籍住民費についても、人件費のため所管外でございます。

 続きまして、62ページ、63ページをお開きください。

 5款区民サービス管理費、5項保険医療費、3目国民健康保険事業特別会計繰出金でございます。こちらにつきましても、特別会計の補正に伴うものでございますので、内容につきましては特別会計のページで御説明いたします。

 次に、国民健康保険事業特別会計でございます。恐れ入りますが、112ページ、113ページをお開きください。

 歳入歳出予算総括表で御説明いたします。当会計につきましては、歳入歳出ともに1億7,114万3,000円を増額いたします。補正後の予算額は338億7,214万3,000円でございます。

 それでは、113ページの歳出をごらんください。

 3款後期高齢者支援金につきましては、確定した支援金支出額が当初の見込みを上回ったため、185万8,000円増額いたします。7款共同事業拠出金につきましては、対象となる都全体の高額医療費が当初の見込みよりも減少したため、1億円減額いたします。9款諸支出金につきましては、国保給付費等に対する交付金の超過額を国に返還するため、2億6,928万5,000円増額いたします。なお、この中には厚生委員会所管分の1,728万5,000円を含んでおります。

 続きまして、112ページの歳入をごらんください。

 3款国庫支出金について、9,414万9,000円、4款療養給付費等交付金について2,645万円、6款都支出金について3,324万6,000円、いずれも給付費が見込みよりも少なかったことなどにより減額いたします。7款共同事業交付金につきましては、対象となる中野区の高額医療費が当初の見込みよりも減少したため、3億1,572万9,000円減額いたします。8款繰入金につきましては、保険料軽減措置の該当者数が増加したため、一般会計から基盤安定繰入金がふえたことなどにより、2億8,657万8,000円増額いたします。9款繰越金につきましては、平成25年度から繰越額が確定したため、3億5,413万9,000円計上いたします。

 なお、次の項目につきましては厚生委員会の所管でございます。118ページ、119ページの歳入の9款1項1目の繰越金の3節特定健診・保健指導繰越金、次に124ページ、125ページ、歳出の9款1項1目の一般被保険者保険料還付金等のうち、特定健診・保健指導国庫負担金等返還金でございます。

 続きまして、128ページ、129ページをお開きください。

 後期高齢者医療特別会計でございます。当会計につきましては、歳入歳出ともに2,993万6,000円を増額いたします。補正後の予算額は64億8,093万6,000円でございます。

 129ページの歳出をごらんください。1款広域連合納付金につきましては、平成25年度の保険料負担金が確定し、不足分を広域連合へ追加納付するため、2,038万7,000円増額いたします。3款諸支出金につきましては、広域連合への平成25年度葬祭費交付金超過額の返還や、保険料還付未済繰越分の増のため、954万9,000円増額いたします。

 続きまして、128ページの歳入をごらんください。3款繰越金につきまして、平成25年度からの繰越額が確定したため、2,993万6,000円を計上いたします。

 続きまして、136ページ、137ページをお開きください。

 介護保険特別会計でございます。当会計につきましては、歳入歳出ともに1億797万4,000円を増額いたします。補正後の予算額は212億2,887万9,000円でございます。

 137ページの歳出をごらんください。4款基金積立金につきまして、介護保険料の剰余金、基金利子の積み立てなどによりまして、9,737万5,000円増額いたします。5款諸支出金につきまして、平成25年度に国と都から交付される法定負担金に不足が生じ、一般会計から補?したため、その精算として1,059万9,000円増額し、一般会計へ返還するものでございます。

 続きまして、136ページの歳入をごらんください。3款国庫支出金は682万6,000円、4款支払基金交付金は36万円、5款都支出金は341万3,000円、いずれも平成25年度に生じた交付金の不足分が追加交付されたため増額いたします。6款財産収入につきましては、介護給付費準備基金に生ずる利子分として301万1,000円増額いたします。8款繰越金につきまして、平成25年度からの繰越金が確定したため、9,436万4,000円計上いたします。

 以上で補足説明を終了いたします。よろしく御審議のほどお願いいたします。

小谷松環境部長

 それでは、引き続きまして、環境部所管分の補正予算案につきまして御説明をさせていただきたいと思います。

 まず、一般会計の歳入についてでございますが、42ページ、43ページをお開きいただきたいと思います。

 中ほどの15款財産収入、1項財産運用収入の2目利子及び配当金でございます。7,606万2,000円の増額補正でございますけれども、このうちの2万9,000円分が環境基金の利子ということになります。環境基金の基金利子は、当初予算におきまして科目存置ということで1,000円を計上してございましたけれども、年度末になりましておおよその1年分の利子額がわかってまいりますので、その分を改めて計上させていただくというものでございます。

 次のページ、44ページ、45ページをお開きいただきたいと思います。

 一番上、寄付金で552万9,000円を増額補正してございますが、このうち70万円が環境目的の寄付金でございます。

 次に、歳出につきまして御説明申し上げます。恐れ入ります。88ページ、89ページまでお進みいただきたいと思います。

 11款諸支出金、1項積立金、3目特定目的基金積立金のうち89ページの一番下のところをごらんいただきたいと思いますが、8、環境基金積立金を72万9,000円増額いたします。これにつきましては、先ほど歳入のところで御説明申し上げました基金利子2万9,000円及び寄付金の70万円、それの当て込みでございます。

 以上でございます。よろしく御審議をお願いいたします。

委員長

 これより本件に対する質疑を行います。質疑はありませんか。

若林委員

 59ページ、区民サービス管理費の中の情報基盤費、システム運用環境、もう一度これを説明していただけますか。

平田区民サービス管理部副参事(情報システム担当)

 今回の補正につきましては、当初予算で当該事業につきまして、1億500万余の予算を持ってございました。それが提案競争の結果、それから事業の実施時期の若干の変更によりまして、5,036万円の落差が生じましたので、そちらの減額をさせていただくものでございます。

若林委員

 何かびっくりするぐらいの差額が出ているので、もう少し細かく教えていただければなって。あまりにも差があり過ぎて、企画の段階でどんな予算の立て方をしていたのかなというのはやっぱり疑問に思うので、もう一度お聞かせください。

平田区民サービス管理部副参事(情報システム担当)

 まず最初に、平成26年度予算を組むときなんですが、複数社の見積もりを聴取しまして、そちらを基本として平成26年度の予算は組んでございます。平成26年度に提案競争を行って、現在の構築業者が決まったわけなんですが、その段階で各事業者がやはりいろいろと工夫してございまして、その工夫の中身として、例えば運用保守についての若干の人員の減がありましたり、あとは作業構築につきましても、当初の予算の見積もりの時点より金額を落としてきた。競争によって落としてきたというところがございました。4項目ほどあるんですが、それぞれが大体1,500万円前後、当初の金額より落ちておりますので、5,000万円ぐらいの差額が生じたということになります。

若林委員

 金額が落ちていただいて、確かに助かるは助かるんですけれども、安かろう悪かろうになってしまうと困るので、やっぱりそこら辺の審査をCIOオフィスなどを通してしっかりやっていただければなと思いますが、ちゃんと通してもちろんやっているんですよね。

平田区民サービス管理部副参事(情報システム担当)

 中野区の仕組みとしまして、御指摘のとおり調達ガイドラインの仕組みがございます。ですので、最初の企画の段階、それから調達の段階、それぞれにおきましてCIOオフィスの審査を受けております。

大内委員

 今、若林委員のほうからあったんだけども、CIOオフィスを通してと言われているけれども、言っていても結局こういう結果なの。CIOオフィスを通してもこういう結果が出るということは、CIOオフィスに行っても行かなくても関係ないということなの。CIOオフィスからどういうアドバイスを受けたらこういう結果になったの。

平田区民サービス管理部副参事(情報システム担当)

 CIOオフィスにつきましては、仕様の妥当性ですとか、あとは計画ですね。計画期間、それから情報安全等のチェックを受けて実際の業者の調達に入っております。

大内委員

 じゃあ、金額についてのアドバイスは受けていないということ。今、金額について言っていなかったんだけど。安全性だとかいろいろ言っていたけども、金額については特段CIOオフィスは関係ないわけ。

平田区民サービス管理部副参事(情報システム担当)

 申し漏らしましたけれども、その仕様に対して妥当な金額であるかどうかというのはチェックを受けております。

大内委員

 じゃあ、5,000万というものが大きいかどうかはわからないけども、約10%ちょっと、12、3%になるのかな。これについては、このぐらいの誤差は許容の範囲というか。まあ、450万が400万になるのと金額で言えば同じことなんだけども、そういうふうに捉えていますか。要するに、10%ぐらいは下がるということはあり得る話なの。

平田区民サービス管理部副参事(情報システム担当)

 構築委託という人件費部分については、これほど大きな差が出ることはあまりないのですが、特に機器の調達、ハードウエアですね。そこについては、やはり競争の入札による落差というものはよく発生するものでございます。

大内委員

 おたくの分野ではこうやって契約落差が大きく出たものは、今回補正には出していないけども、落差が出たというものはあるんですか。

平田区民サービス管理部副参事(情報システム担当)

 現段階でこれだけ大きな落差が出たものは発生してございませんが、今後、年度の執行の中で最終的には決算で御説明するものだと考えております。

大内委員

 これだけ大きいというのは金額のことを言っているんですか、パーセンテージのことを言っているんですか。

平田区民サービス管理部副参事(情報システム担当)

 主にパーセンテージを申し上げております。これは今回審査をお願いしているものにつきましては、約半額になっておりますので……(「約半額」と呼ぶ者あり)はい。かなり大きな落差だというふうには考えてございます。(「ちょっと休憩してくれる」と呼ぶ者あり)

委員長

 休憩します。

 

(午後2時19分)

 

委員長

 再開します。

 

(午後2時40分)

 

 他に質疑はありませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 質疑がなければ、質疑を終結します。

 次に、総務委員会に申し送る意見についてですが、第1号議案及び第3号議案から第5号議案までの計4件について一括してお聞きしたいと思いますが、意見はありますか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 ありませんので、それでは、第1号議案、第3号議案、第4号議案及び第5号議案について、意見なしとして総務委員会に申し送ることに御異議ありませんか。

 

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 御異議ありませんので、そのように決定いたします。

 以上で第1号議案、平成26年度中野区一般会計補正予算(関係分)、第3号議案、平成26年度中野区国民健康保険事業特別会計補正予算(関係分)、第4号議案、平成26年度中野区後期高齢者医療特別会計補正予算(関係分)、第5号議案、平成26年度中野区介護保険特別会計補正予算(関係分)の審査を終了します。

 本日予定した日程は終了しますが、委員、理事者から特に御発言はありませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 なければ、以上で区民委員会を散会します。

 

(午後2時41分)