平成27年03月13日中野区議会本会議(第1回定例会) 24.03.09 中野区議会第1回定例会(第5号)

.平成27年(2015年)3月13日、中野区議会議事堂において開会された。

.出席議員(41名)

  1番  若  林  しげお         2番  高  橋  かずちか

  3番  木  村  広  一        4番  甲  田  ゆり子

  5番  小  林  ぜんいち        6番  中  村  延  子

  7番  石  坂  わたる         8番  後  藤  英  之

  9番  石  川  直  行       10番  伊  東  しんじ

 11番  内  川  和  久       12番  ひぐち   和  正

 13番  白  井  ひでふみ       14番  平  山  英  明

 15番  南     かつひこ       16番  森     たかゆき

 17番  いながき  じゅん子       18番  林     まさみ

 19番  小宮山   たかし        20番  浦  野  さとみ

 21番  佐  野  れいじ        22番  北  原  ともあき

 23番  吉  原      宏       24番  いでい   良  輔

 25番  小  林  秀  明       26番  久  保  り  か

 27番  酒  井  たくや        28番  奥  田  けんじ

 29番  近  藤  さえ子        30番     欠  員

 31番  長  沢  和  彦       32番  大  内  しんご

 33番  伊  藤  正  信       34番  高  橋  ちあき

 35番  市  川  みのる        36番  篠     国  昭

 37番  やながわ  妙  子       38番  佐  伯  利  昭

 39番  むとう   有  子       40番  か  せ  次  郎

 41番  来  住  和  行       42番  岩  永  しほ子

.欠席議員

      な  し

.出席説明員

 中 野 区 長  田 中 大 輔      副  区  長  川 崎   亨

 副  区  長  英   直 彦      教  育  長  田 辺 裕 子

 政 策 室 長  髙 橋 信 一      経 営 室 長  竹 内 沖 司

 都市政策推進室長 長 田 久 雄      地域支えあい推進室長 瀬 田 敏 幸

 区民サービス管理部長 白 土   純    子ども教育部長、教育委員会事務局次長 奈 良 浩 二

 健康福祉部長   野 村 建 樹      保 健 所 長  寺 西   新

 環 境 部 長  小谷松 弘 市      都市基盤部長   尾 﨑   孝

 政策室副参事(企画担当) 海老沢 憲 一  経営室副参事(経営担当) 戸 辺   眞

.本会の書記は下記のとおりである。

 事 務 局 長  篠 原 文 彦      事務局次長    堀 越 恵美子

 議事調査担当係長 佐 藤   肇      書     記  関 村 英 希

 書     記  東   利司雄      書     記  土 屋 佳代子

 書     記  細 川 道 明      書     記  江 口 誠 人

 書     記  大 野 貴 子      書     記  鈴 木   均

 書     記  井 田 裕 之      書     記  田 中   寛

 書     記  遠 藤 良 太      書     記  香 月 俊 介

 

 議事日程(平成2年(2015年)月1日午後1時開議)

日程第1 第13号議案 中野区行政手続条例の一部を改正する条例

     第14号議案 地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整理等に関する条例

     第16号議案 中野区職員の退職手当に関する条例の一部を改正する条例

     第17号議案 中野区職員の配偶者同行休業に関する条例

     第18号議案 中野区事務手数料条例の一部を改正する条例

     第19号議案 和解及び損害賠償額の決定について

     第20号議案 土地の売払いについて

     第23号議案 中野区指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例

     第24号議案 中野区指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例

     第25号議案 中野区指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準等を定める条例

     第26号議案 中野区地域包括支援センターの職員及び運営に関する基準を定める条例

     第29号議案 中野区スポーツ・コミュニティプラザ条例

     第30号議案 中野区建築審査会条例の一部を改正する条例

     第32号議案 中野区自転車等放置防止条例の一部を改正する条例

     第33号議案 中野区次世代育成推進審議会条例を廃止する条例

     第34号議案 中野区家庭的保育事業等の設備及び運営の基準に関する条例の一部を改正する条例

     第35号議案 中野区国民健康保険高額療養費資金及び出産資金貸付条例の一部を改正する条例

     第38号議案 中野区国民健康保険条例の一部を改正する条例

     第39号議案 中野区介護保険条例の一部を改正する条例

     第41号議案 中野区立幼稚園条例の一部を改正する条例

     第42号議案 中野区保育所における保育等に関する条例の一部を改正する条例

日程第2 第21号議案 土地の売払いについて

日程第3 第27号議案 中野区保健福祉審議会条例の一部を改正する条例

     第28号議案 中野区社会教育委員の設置に関する条例を廃止する条例

日程第4 第31号議案 中野区立公園条例の一部を改正する条例

日程第5 第36号議案 平成26年度中野区一般会計補正予算

     第37号議案 平成27年度中野区一般会計補正予算

日程第6 第40号議案 中野区保育所条例の一部を改正する条例

日程第7 特別委員会の中間報告について

日程第8 第2号陳情 中野区議会議員・区長などの報酬引き上げについて(2項)

追加議事日程

日程第9 同意第1号 中野区教育委員会委員任命の同意について

日程第10 同意第2号 中野区教育委員会教育長任命の同意について

日程第11 第43号議案 第四中学校校舎耐震補強工事請負契約

      第44号議案 南中野区民活動センター等新築工事請負契約

日程第12 議員提出議案第1号 子どもの貧困対策の強化を求める意見書

日程第13 議員提出議案第2号 高橋ちあき議員、佐伯利昭議員の両議員に対する表彰方に関する    決議

日程第14 第43号議案 第四中学校校舎耐震補強工事請負契約

      第44号議案 南中野区民活動センター等新築工事請負契約

 

午後1時00分開議

○議長(伊東しんじ) 定足数に達しましたので、本日の会議を開きます。

 本日の議事日程は、お手元に配付の議事日程表のとおりでありますので、さよう御了承願います。

 これより日程に入ります。

 お諮りいたします。この際、本日の日程を追加し、日程第9、同意第1号、中野区教育委員会委員任命の同意についてを先議するに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(伊東しんじ) 御異議ありませんので、さよう議事を進行いたします。

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 同意第1号 中野区教育委員会委員任命の同意について

 

○議長(伊東しんじ) 日程第9、同意第1号、中野区教育委員会委員任命の同意についてを上程いたします。

 区長の説明を求めます。

〔区長田中大輔登壇〕

○区長(田中大輔) ただいま上程されました同意第1号、中野区教育委員会委員任命の同意につきまして御説明申し上げます。

 この同意案は、大島やよい委員が本月17日をもって任期満了となりますので、その後任者として木脇明美さんを任命いたしたく、「地方教育行政の組織及び運営に関する法律」第4条第1項の規定に基づき、議会の同意をお願いするものです。

 木脇さんは、昭和59年にロサンゼルスオリンピック女子マラソン出場後、平成11年からは厚生省公衆衛生審議会委員として御活躍され、その後財団法人日本陸上競技連盟理事、文部科学省中央教育審議会委員を務められていました。現在は、公益財団法人笹川スポーツ財団理事、特定非営利活動法人日本盲人マラソン協会特任理事、2020年東京オリンピック・パラリンピックCHIBA推進会議委員、東京都スポーツ振興審議会委員などを務められており、スポーツの振興と発展に尽力されているとともに、大阪芸術大学芸術計画学科教授、光り輝く「教育立県ちば」を実現する有識者会議臨時委員などを務められ、教育現場においても御活躍されています。

 このように木脇さんは、スポーツの分野で御活躍されるとともに、大学において学生の指導に当たるなど、豊富な経験とさまざまな社会活動を通じてすぐれた識見を備えておられることから、この際、教育委員会委員として本区における教育行政の進展に御尽力いただきたいと考えた次第です。

 本件につきまして、何とぞ御同意くださいますようお願い申し上げます。

○議長(伊東しんじ) 本件については、質疑、委員会付託、討論を省略し、直ちに採決いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(伊東しんじ) 御異議ありませんので、これより採決いたします。

 上程中の同意第1号に同意するに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(伊東しんじ) 御異議ありませんので、同意第1号はこれに同意するに決しました。

 お諮りいたします。この際、本日の日程をさらに追加し、日程第10、同意第2号、中野区教育委員会教育長任命の同意についてを先議するに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(伊東しんじ) 御異議ありませんので、さよう議事を進行いたします。

──────────────────────────────

 同意第2号 中野区教育委員会教育長任命の同意について

 

○議長(伊東しんじ) 日程第10、同意第2号、中野区教育委員会教育長任命の同意についてを上程いたします。

 区長の説明を求めます。

〔区長田中大輔登壇〕

○区長(田中大輔) ただいま上程されました同意第2号、中野区教育委員会教育長任命の同意につきまして御説明申し上げます。

 この同意案は、本月31日をもって教育委員会委員を辞職されます田邉裕子さんを本年4月1日から教育長として任命いたしたく、本年4月1日から施行される改正後の「地方教育行政の組織及び運営に関する法律」第4条第1項の規定に基づき、議会の同意をお願いするものです。

 田邉さんは、昭和51年に中野区に入り、34年間にわたって本区に勤務されていました。この間に桃園地域センター所長、女性・青少年課長、福祉事業課長、調整課長、総務課長、区長室長、子ども家庭部長を経て、教育委員会事務局次長を務められていました。そして、平成21年12月に教育委員会委員に就任し、同時に教育委員会から教育長として任命され、豊富な行政経験を通じて培われた教育行政に関するすぐれた識見と実行力を生かして、その職責を十分に果たし、本区の教育行政の進展に貢献してこられました。

 私は、このような田邉さんの業績を高く評価し、改正後の「地方教育行政の組織及び運営に関する法律」の規定に基づく教育長としても、田邉さんが適任であると考えた次第です。

 本件につきまして、何とぞ御同意くださいますようお願い申し上げます。

○議長(伊東しんじ) 本件については、質疑、委員会付託、討論を省略し、直ちに採決いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(伊東しんじ) 御異議ありませんので、これより起立により採決いたします。

 上程中の同意第2号に同意するに賛成の方は御起立願います。

〔賛成者起立〕

○議長(伊東しんじ) 起立多数。よって、同意第2号はこれに同意するに決しました。

──────────────────────────────

 第13号議案 中野区行政手続条例の一部を改正する条例

 第14号議案 地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部を改正する条例の施行に伴う関係        条例整理等に関する条例

 第16号議案 中野区職員の退職手当に関する条例の一部を改正する条例

 第17号議案 中野区職員の配偶者同行休業に関する条例

 第18号議案 中野区事務手数料条例の一部を改正する条例

 第19号議案 和解及び損害賠償額の決定について

 第20号議案 土地の売払いについて

 第23号議案 中野区指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準等を定め        る条例の一部を改正する条例

 第24号議案 中野区指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地        域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基        準等を定める条例の一部を改正する条例

 第25号議案 中野区指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る        介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準等を定める条例

 第26号議案 中野区地域包括支援センターの職員及び運営に関する基準を定める条例

 第29号議案 中野区スポーツ・コミュニティプラザ条例

 第30号議案 中野区建築審査条例の一部を改正する条例

 第32号議案 中野区自転車等放置防止条例の一部を改正する条例

 第33号議案 中野区次世代育成推進審議会条例を廃止する条例

 第34号議案 中野区家庭的保育事業等の設備及び運営の基準に関する条例の一部を改正する条例

 第35号議案 中野区国民健康保険高額療養費資金及び出産資金貸付条例の一部を改正する条例

 第38号議案 中野区国民健康保険条例の一部を改正する条例

 第39号議案 中野区介護保険条例の一部を改正する条例

 第41号議案 中野区立幼稚園条例の一部を改正する条例

 第42号議案 中野区保育所における保育等に関する条例の一部を改正する条例

委員会報告)

 

 

○議長(伊東しんじ) 日程第1、第13号議案、第14号議案、第16号議案から第20号議案まで、第23号議案から第26号議案まで、第29号議案、第30号議案、第32号議案から第35号議案まで、第38号議案、第39号議案、第41号議案及び第42号議案の計21件を一括議題に供します。

 

平成27年(2015年)3月9日

 

中野区議会議長 殿

 

総務委員長 内川 和久

  (公印省略)

議案の審査結果について

 

本委員会に付託された下記案は、審査の結果、原案を可決すべきものと決定したので、中野区議会会議規則第78条の規定により報告します。

 

 

議案番号

件    名

決定月日

13

中野区行政手続条例の一部を改正する条例

39

14

地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整理等に関する条例

39

16

中野区職員の退職手当に関する条例の一部を改正する条例

39

17

中野区職員の配偶者同行休業に関する条例

39

18

中野区事務手数料条例の一部を改正する条例

39

19

和解及び損害賠償額の決定について

39

20

土地の売払いについて

39

 

平成27年(2015年)3月9日

 

中野区議会議長 殿

 

区民委員長  ひぐち 和正

(公印省略)

  

議案の審査結果について

 

本委員会に付託された下記案は、審査の結果、原案を可決すべきものと決定したので、中野区議会会議規則第78条の規定により報告します。

 

 

議案番号

件    名

決定月日

23

中野区指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例

39

24

中野区指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例

39

25

中野区指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準等を定める条例

39

35

中野区国民健康保険高額療養費資金及び出産資金貸付条例の一部を改正する条例

39

38

中野区国民健康保険条例の一部を改正する条例

39

39

中野区介護保険条例の一部を改正する条例

39

 

平成27年(2015年)3月9日

 

中野区議会議長 殿

 

厚生委員長  長沢 和彦

(公印省略)

 

議案の審査結果について

 

本委員会に付託された下記議案は、審査の結果、原案を可決すべきものと決定したので、中野区議会会議規則第78条の規定により報告します。

 

 

議案番号

件    名

決定月日

26

中野区地域包括支援センターの職員及び運営に関する基準を定める条例

39

29

中野区スポーツ・コミュニティプラザ条例

39

 

平成27年(2015年)3月9日

 

中野区議会議長 殿

 

建設委員長  小林 秀明

(公印省略)

議案の審査結果について

 

本委員会に付託された下記議案は、審査の結果、原案を可決すべきものと決定したので、中野区議会会議規則第78条の規定により報告します。

 

 

議案番号

件    名

決定月日

30

中野区建築審査会条例の一部を改正する条例

中野区産業振興センター条例の一部を改正する条例

 

 

39

32

中野区自転車等放置防止条例の一部を改正する条例

39

 

平成27年(2015年)3月9日

 

中野区議会議長 殿

 

子ども文教委員長 高橋 ちあき

(公印省略)

 

議案の審査結果について

 

本委員会に付託された下記議案は、審査の結果、原案を可決すべきものと決定したので、中野区議会会議規則第78条の規定により報告します。

 

 

議案番号

件    名

決定月日

33

中野区次世代育成推進審議会条例を廃止する条例

39

34

中野区家庭的保育事業等の設備及び運営の基準に関する条例の一部を改正する条例

39

41

中野区立幼稚園条例の一部を改正する条例

39

42

中野区保育所における保育等に関する条例の一部を改正する条例

39

 

○議長(伊東しんじ) お諮りいたします。上程中の議案に関する委員長報告は、会議規則第40条第3項の規定により省略いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(伊東しんじ) 御異議ありませんので、委員長報告は省略いたします。

 本件については、討論の通告がありませんので、直ちに採決いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(伊東しんじ) 御異議ありませんので、これより第13号議案、第14号議案、第17号議案から第20号議案まで、第23号議案から第26号議案まで、第29号議案、第30号議案、第32号議案から第35号議案まで、第41号議案及び第42号議案の計18件と、第16号議案、第38号議案、第39号議案とに分けて採決いたします。

 初めに、第13号議案、第14号議案、第17号議案から第20号議案まで、第23号議案から第26号議案まで、第29号議案、第30号議案、第32号議案から第35号議案まで、第41号議案及び第42号議案の計18件について採決いたします。

 ただいまの議案計18件は、委員会報告どおり可決するに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(伊東しんじ) 御異議ありませんので、さよう決定いたします。

 次に、第16号議案について起立により採決いたします。

 上程中の第16号議案を委員会報告どおり可決するに賛成の方は御起立願います。

〔賛成者起立〕

○議長(伊東しんじ) 起立多数。よって、上程中の第16号議案は可決するに決しました。

 次に、第38号議案について起立により採決いたします。

 上程中の第38号議案を委員会報告どおり可決するに賛成の方は御起立願います。

〔賛成者起立〕

○議長(伊東しんじ) 起立多数。よって、上程中の第38号議案は可決するに決しました。

 次に、第39号議案について起立により採決いたします。

 上程中の第39号議案を委員会報告どおり可決するに賛成の方は御起立願います。

〔賛成者起立〕

○議長(伊東しんじ) 起立多数。よって、上程中の第39号議案は可決するに決しました。

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 第21号議案 土地の売払いについて

(委員報告)

 

○議長(伊東しんじ) 日程第2、第21号議案、土地の売払いについてを議題に供します。

 

平成27年(2015年)3月9日

 

中野区議会議長 殿

 

総務委員長 内川 和久

  (公印省略)

議案の審査結果について

 

本委員会に付託された下記案は、審査の結果、原案を可決すべきものと決定したので、中野区議会会議規則第78条の規定により報告します。

 

 

議案番号

件    名

決定月日

21

土地の売払いについて

39

 

○議長(伊東しんじ) 総務委員会の審査の報告を求めます。内川和久総務委員長。

〔内川和久議員登壇〕

○11番(内川和久) ただいま議題に供されました第21号陳情、土地の売払いについてに関しまして、総務委員会における審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。

 第21号議案、土地の売払いについては、土地を売り払うに当たり議会の議決を要するものです。売り払う土地は、旧中野区立桃丘小学校に係る土地で、予定価格は22億9,198万2,000円です。

 本議案は、3月6日の本会議において当委員会に付託され、3月9日に審査を行いました。審査の進め方として、本議案を議題に供し、理事者から補足説明を受け、質疑を行いました。その主な質疑応答の内容を紹介いたします。

 初めに、旧桃丘小学校跡地の売却について、10か年計画(第2次)の中では売却とされていなかったが、売却に至った経過と決定の時期はいつかとの質疑があり、中野三丁目土地区画整理事業に活用するため、独立行政法人UR都市機構に一括して売却することとした。決定の時期については、平成26年11月4日、URに対し中野三丁目地区における土地区画整理事業等の事業要請を行ったところであり、その時点でURへの譲渡を決めたものであるとの答弁がありました。

 次に、10か年計画(第2次)では示されていない売却について地元への説明は行ったのかとの質疑があり、2月に中野三丁目まちづくりについて地域説明会を行ったところであるとの答弁がありました。

 以上が主な質疑の内容です。

 その後、委員会を休憩して本議案の取り扱いを協議した後、委員会を再開し、さらに質疑を求めましたが、質疑はなく、質疑を終結しました。

 次に、意見の開陳を求めましたが、意見はなく、意見の開陳を終結しました。

 次に、討論を求めたところ、1名の委員が本議案に反対する立場から、本議案の対象となる土地は旧中野区立桃丘小学校であるが、10か年計画(第2次)には文化活動の拠点と示されているだけで、売却には触れられていない。また、売却後は中野駅周辺等の再開発事業に充てるとのことだが、住民に対しこの用地を区民の財産としてどのように活用するかとの検討がないままに、中野駅周辺地区の再開発事業の種地として売却することは認められない。よって、本議案には反対であるとの討論を行いました。

 さらに討論を求めましたが、討論はなく、討論を終結しました。

 そして、本議案について挙手による採決を行ったところ、賛成多数で可決すべきものと決した次第です。

 以上で、第21号議案に関する総務委員会における審査の経過並びに結果の報告を終了いたします。

○議長(伊東しんじ) ただいまの報告について御質疑ありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(伊東しんじ) 御質疑なければ、質疑を終結いたします。

 本件については討論の通告がありませんので、直ちに採決いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(伊東しんじ) 御異議ありませんので、これより起立により採決いたします。

 上程中の議案を委員長報告どおり可決するに賛成の方は御起立願います。

〔賛成者起立〕

○議長(伊東しんじ) 起立多数。よって、上程中の議案は可決するに決しました。

──────────────────────────────

 第27号議案 中野区保健福祉審議会条例の一部を改正する条例

 第28号議案 中野区社会教育委員の設置に関する条例を廃止する条例

(委員長報告)

 

○議長(伊東しんじ) 日程第3、第27号議案及び第28号議案の計2件を一括議題に供します。

 

平成27年(2015年)3月9日

 

中野区議会議長 殿

 

厚生委員長  長沢 和彦

(公印省略)

 

議案の審査結果について

 

本委員会に付託された下記議案は、審査の結果、原案を可決すべきものと決定したので、中野区議会会議規則第78条の規定により報告します。

 

 

議案番号

件    名

決定月日

27

中野区保健福祉審議会条例の一部を改正する条例

39

28

中野区社会教育委員の設置に関する条例を廃止する条例

39

 

○議長(伊東しんじ) 厚生委員会の審査の報告を求めます。長沢和彦厚生委員長。

〔長沢和彦議員登壇〕

○31番(長沢和彦) ただいま議題に供されました第27号議案、中野区保健福祉審議会条例の一部を改正する条例及び第28号議案、中野区社会教育委員の設置に関する条例を廃止する条例に関しまして、厚生委員会における審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。

 第27号議案、中野区保健福祉審議会条例の一部を改正する条例は、審議会の所掌事項に健康増進に関する事項を追加するとともに、同審議会の名称を変更するものです。この条例の施行時期は公布の日です。

 第28号議案、中野区社会教育委員の設置に関する条例を廃止する条例は、社会教育委員の廃止に伴い、条例を廃止するものです。この条例の施行時期は公布の日です。

 以上の2議案は、3月6日の本会議において当委員会に付託され、3月9日に審査を行いました。

 審査の進め方として、両議案を一括して議題に供した後、理事者から補足説明を受け、質疑を行いました。その主な質疑応答の内容を紹介します。

 初めに、社会教育委員の役割とはどのようなものかとの質疑があり、社会教育に関する諸計画の立案や研究調査などにより、教育委員会の諮問に応じて意見を述べることが主な職務であるとの答弁がありました。

 次に、平成14年以降は諸計画の立案、調査研究、諮問等が行われていないということだが、そのような現状になっているのはなぜかとの質疑があり、平成2年に成立した、いわゆる生涯学習振興法で、社会教育、生涯学習、生涯教育など類似した概念により行われている事業を連携して、一体的に行うことが都道府県の責務として示された。また、平成18年の教育基本法の改正において、生涯学習の理念が新たに規定された。このような状況の中、生涯学習、社会教育を含め、全体としてさまざまな施策が展開されているといった事情によるものであるとの答弁がありました。

 これに対し、さらに、23区中10区は社会教育委員を設置している。世田谷区では、2年の任期の中で社会教育委員が本来の果たすべき役割に関して、かなりの回数、議論が行われていると聞いている。社会教育委員を廃止することによる影響について、区はどのように認識しているのかとの質疑があり、現在も社会教育における生涯学習のさまざまな取り組みや、都市観光における文化・芸術等に関して区で連携をとって進めている。社会教育委員を廃止しても、区としては何ら問題ないと認識しているとの答弁がありました。

 その後、委員会を休憩して取り扱いを協議した後、委員会を再開し、さらに質疑を求めましたが、質疑はなく、質疑を終結しました。

 次に、意見の開陳を求めましたが、意見はなく、意見の開陳を終結しました。

 次に、討論を求めたところ、1名の委員が第28号議案に反対する立場から、社会教育委員には社会教育に関する計画の立案や調査研究といった役割がある。中野区の場合、平成14年以降は補助金交付の審議以外はしておらず、廃止しても問題ないとのことだが、社会教育委員の役割の原点を考慮すれば、果たすべき役割はまだあると思うので、廃止には反対であるとの討論を行いました。

 さらに討論を求めましたが、討論はなく、討論を終結しました。

 次に、議案ごとに採決を行ったところ、第27号議案については異議なく可決すべきものと決しました。

 続いて、第28号議案について挙手による採決を行ったところ、賛成多数で可決すべきものと決した次第です。

 以上で、第27号議案及び第28号議案に関する厚生委員会における審査の経過並びに結果の報告を終了します。

○議長(伊東しんじ) ただいまの報告について御質疑ありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(伊東しんじ) 御質疑なければ、質疑を終結いたします。

 本件については討論の通告がありませんので、直ちに採決いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(伊東しんじ) 御異議ありませんので、これより議案ごとに分けて採決いたします。

 初めに、第27号議案について採決いたします。

 上程中の第27号議案を委員長報告どおり可決するに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(伊東しんじ) 御異議ありませんので、さよう決定いたします。

 次に、第28号議案について起立により採決いたします。

 上程中の第28号議案を委員長報告どおり可決するに賛成の方は御起立願います。

〔賛成者起立〕

○議長(伊東しんじ) 起立多数。よって、上程中の第28号議案は可決するに決しました。

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 第31号議案 中野区立公園条例の一部を改正する条例

(委員長報告)

 

○議長(伊東しんじ) 日程第4、第31号議案、中野区立公園条例の一部を改正する条例を議題に供します。

 

平成27年(2015年)3月9日

 

中野区議会議長 殿

 

建設委員長  小林 秀明

(公印省略)

議案の審査結果について

 

本委員会に付託された下記議案は、審査の結果、原案を可決すべきものと決定したので、中野区議会会議規則第78条の規定により報告します。

 

 

議案番号

件    名

決定月日

31

中野区立公園条例の一部を改正する条例

39

 

○議長(伊東しんじ) 建設委員会の審査の報告を求めます。小林秀明建設委員長。

〔小林秀明議員登壇〕

○25番(小林秀明) ただいま議題に供されました第31号議案、中野区立公園条例の一部を改正する条例に関しまして、建設委員会における審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。

 この議案は、(仮称)鷺の宮調節池上部多目的広場に多目的運動場を設置するに当たり、同運動場の使用料を規定するもので、施行時期は平成27年6月13日ですが、一部は公布の日です。

 この議案は、3月6日の本会議において当委員会に付託され、3月9日に審査を行いました。

 審査の進め方として、この議案を議題に供した後、理事者から補足説明を受け、質疑を行いました。その主な質疑応答の内容を紹介いたします。

 初めに、上高田や哲学堂と比べて使用料が高い理由は何かとの質疑があり、今回開設する施設は、人工芝や高さのある防球ネットを備えた、本格的にスポーツを楽しめる高規格な施設となっており、人工芝の減価償却費が高いことが影響しているとの答弁がありました。

 次に、使用料の減免対象について、少年野球チーム、少年サッカーチーム等とあるが、「等」とはどのようなものが該当するのかとの質疑があり、野球やサッカーは代表的な例として挙げており、ソフトボールなども想定しているとの答弁がありました。これに対し、子どもたちが使用する場合は、大体当てはまると考えてよいのかとの質疑があり、少年スポーツで使用する場合は同様の扱いとすることを想定しているとの答弁がありました。

 次に、無料で使用できる場合はあるのかとの質疑があり、原則有料だが、区長が特別に認める場合は無料とする規定があり、現在その適用範囲は少年野球、少年サッカー等の公式の区民大会を想定しているとの答弁がありました。これに対して、区が主催する公の大会の場合は無料になることもあるということかとの質疑があり、区主催のものに限るかは場合によるが、区が主催する事業は無料であるとの答弁がありました。

 その後、委員会を休憩して本議案の取り扱いを協議した後、委員会を再開し、さらに質疑を求めましたが、質疑はなく、質疑を終結しました。

 次に、意見の開陳を求めましたが、意見はなく、意見の開陳を終結しました。

 次に、討論を求めたところ、1名の委員が本議案に反対する立場から、区有施設の目的は、区民福祉の向上・増進に寄与することであり、より多くの区民に利用されてその目的が達成できるが、昨年10月に使用料の値上げをした際の考えがもととなり、人件費、減価償却費を積算根拠とした使用料額が定められたと考えられるため、今後区民への負担がふえることは避けられない。以上のことから本議案に反対であるとの討論を行いました。

 さらに討論を求めましたが、討論はなく、討論を終結しました。

 そして、挙手による採決を行ったところ、賛成多数で可決すべきものと決した次第です。

 以上で、第31号議案に関する建設委員会における審査の経過並びに結果の報告を終了します。

○議長(伊東しんじ) ただいまの報告について御質疑ありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(伊東しんじ) 御質疑なければ、質疑を終結いたします。

 本件については討論の通告がありませんので、直ちに採決いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(伊東しんじ) 御異議ありませんので、これより起立により採決いたします。

 上程中の議案を委員長報告どおり可決するに賛成の方は御起立願います。

〔賛成者起立〕

○議長(伊東しんじ) 起立多数。よって、上程中の議案は可決するに決しました。

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 第36号議案 平成26年度中野区一般会計補正予算

 第37号議案 平成27年度中野区一般会計補正予算

(委員長報告)

 

○議長(伊東しんじ) 日程第5、第36号議案及び第37号議案の計2件を一括議題に供します。

 

平成27年(2015年)3月9日

 

中野区議会議長 殿

 

総務委員長 内川 和久

  (公印省略)

議案の審査結果について

 

本委員会に付託された下記案は、審査の結果、原案を可決すべきものと決定したので、中野区議会会議規則第78条の規定により報告します。

 

 

議案番号

件    名

決定月日

36

平成26年度中野区一般会計補正予算

39

37

平成27年度中野区一般会計補正予算

39

 

○議長(伊東しんじ) 総務委員会の審査の報告を求めます。内川和久総務委員長。

〔内川和久議員登壇〕

○11番(内川和久) ただいま議題に供されました第36号議案、平成26年度中野区一般会計補正予算及び第37号議案、平成27年度中野区一般会計補正予算に関しまして、総務委員会における審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。

 第36号議案、平成26年度中野区一般会計補正予算は、歳入歳出にそれぞれ4億5,099万5,000円を追加計上するものです。これにより既定予算との合計額は1,261億4,405万5,000円となります。

 次に、第37号議案、平成27年度中野区一般会計補正予算は、歳入歳出にそれぞれ8億3,280万5,000円を追加計上するものです。これにより既定予算との合計額は1,335億7,080万5,000円となります。

 第36号議案、第37号議案は、3月6日の本会議において当委員会に付託され、3月9日に審査を行いました。

 まず、審査の進め方として、2議案を一括して議題に供した後、一旦保留とし、関連する所管事項の報告を受けて質疑を行い、その後改めて本議案を議題に供し、理事者から補足説明を受け、その後質疑を行いました。その主な質疑応答の内容及び要望を紹介いたします。

 初めに、平成26年度補正予算のプレミアム付商品券について、前回は販売場所や利用店舗に関して課題が残った。今回のプレミアム付商品券では、利用可能店舗数の目標が2,500店舗とのことだが、具体的にどのような方法で拡大に取り組むのかとの質疑があり、中野区商店街連合会の商品券は、今現在約1,000店舗で利用可能であるが、勧誘により加入していない大型店も含め2,500店舗を目標にふやしていくとの答弁がありました。

 これに関連し別の委員から、前回のプレミアム付商品券の発行でもさまざまな課題があったが、対応策はとの質疑があり、平成21年度の事業の際は、当初、区役所1階のみでの取り扱いで販売数が伸び悩んだため、区商連事務局のほか区内10地域18カ所に窓口を拡大して販売した。今回は、郵便局30局で販売することとした。また、今回は子育て世帯に優先販売をするということで、対象の世帯にははがきを出すなど丁寧な周知を行いたいとの答弁がありました。

 これに対し、中野区での出生率が低い中で、多子世帯への対応も含め、子育て支援については所管のみならず全庁的に取り組んでいってほしいとの要望がありました。

 次に、平成27年度補正予算の特別支援教室整備に伴う物品購入費で、物品とは設備的なものや教材も含むのか、また、既に特別支援学級がある学校にも、新たに特別支援教室を整備するに当たってこの予算はつくのかとの質疑があり、購入する物品に特に指定はない。今現在特別支援学級がある学校も含め、おおむね30万円を上限に必要なものをそろえていきたいとの答弁がありました。

 次に、平成27年度補正予算の、平和の森公園の改修検討に係る基本構想・基本計画策定及び都施設改修調査委託の一般財源4,000万円の根拠はとの質疑があり、基本構想・基本計画の策定費及び下水道局の水処理施設の上部を活用した施設の配置等の検討に伴う都施設の調査委託費であるとの答弁がありました。

 さらに別の委員から、上部にどういった施設ができるかによって構造上の問題も出てくると思うが、どのような内容の調査を行うのかとの質疑があり、上部の活用方法によっては、地下構造物の補強や改修が必要となる。それに伴う経費や構造計算などの調査が必要となってくるとの答弁がありました。

 以上が主な質疑の内容です。

 その後、委員会を休憩して取り扱いを協議した後、委員会を再開し、さらに質疑を求めましたが、質疑はなく、質疑を終結しました。

 次に、意見の開陳を求めましたが、意見はなく、意見の開陳を終結しました。

 次に、討論を求めたところ、1名の委員が第37号議案に反対する立場から、この補正予算では、平和の森公園改修検討という新たな事業が一般財源4,000万円を財源として提案された。これは、公園内に総合スポーツ施設を設置することと公園を改修することを目的とし、東京都に調査委託をするというものだが、体育館のあり方、場所、規模、それから、平和の森公園のあり方等について、区民との意見交換もなく、議会への情報提供にも問題があったと言わざるを得ない。このような中、十分な議論もされず、是非も問われないまま、当初予算が採択された直後に補正予算が提出されたという状況は認められない。よって、本議案には反対であるとの討論を行いました。

 さらに討論を求めましたが、討論はなく、討論を終結しました。

 そして、初めに第36号議案について簡易により採決を行ったところ、全会一致で可決すべきものと決しました。

 次に、第37号議案について挙手により採決を行ったところ、賛成多数で可決すべきものと決した次第です。

 以上で、第36号議案及び第37号議案に関する総務委員会における審査の経過並びに結果の報告を終了いたします。

○議長(伊東しんじ) ただいまの報告について御質疑ありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(伊東しんじ) 御質疑なければ、質疑を終結いたします。

 これより討論に入ります。岩永しほ子議員、林まさみ議員から討論の通告書が提出されていますので、通告議員の討論を許します。

 初めに、岩永しほ子議員。

〔岩永しほ子議員登壇〕

○42番(岩永しほ子) ただいま上程されました第37号議案、平成27年度中野区一般会計補正予算に対し、日本共産党議員団を代表して反対討論を行います。

 反対する理由は、平和の森公園を総合スポーツ施設に改修するために必要な基本構想・基本計画を策定し、それに基づく東京都下水道施設を改修するための調査委託費を計上したことです。

 この間、議会や区民に対し、新しく整備する中野体育館の場所は四季の都市区域3で検討しているとの説明がされてきました。ところが区は、本補正予算において、体育館は総合体育館として建設すること、その場所は平和の森公園であり、それに伴い緑の公園からスポーツ公園に改修するという計画を打ち出しました。体育館の規模を変更すること、場所は平和の森公園を検討していること、そのことによって平和の森公園が様変わりすることなど重大な変更をしようとするにもかかわらず、区民にも区議会にも説明をしないままの提案でした。

 区が計画を決定した経営本部会議は2月25日、補正予算の内示を行ったのは3月2日です。土日を含めても4日間しかありませんでした。建設場所は平和の森公園以外は検討していないなど、このような提案に至った経過は極めて不透明です。この時期に補正予算を組まないと、オリンピック開催に間に合わなくなるとの説明がありました。しかし、オリンピックを視野に入れて総合体育館を建築するということの区民合意はありません。加えて、中野駅周辺再開発の推進のために行き場を決定しなければならない区役所の移転に押された提案となったことが伺えます。

 平和の森公園の場所は、戦前からの歴史を持つ豊多摩刑務所跡です。戦後、区民から敷地開放を求める声が高まり、昭和29年の臨時区議会において、「豊多摩刑務所を中野区のため開放方要請に関する建議案」の議員提出議案を可決し、国に要請しています。それ以降、区民、区議会、行政が敷地開放運動を展開し、昭和55年からは中野刑務所跡地利用計画区民協議会が設置され、その中から緑の広場と避難場所の防災公園計画がまとまりました。昭和60年から平成14年までの期間をかけた公園整備によって、今日のような公園になっています。防災公園では、緑の果たす役割が極めて重要だとの認識は誰も否定できません。

 このような経過がある平和の森公園ですから、その公園のありようを区民抜きに変更し、区の改修計画を推進することは問題です。よって、本議案に反対して討論を終わります。

○議長(伊東しんじ) 次に、林まさみ議員。

〔林まさみ議員登壇〕

○18番(林まさみ) ただいま上程されました第37号議案、平成27年度中野区一般会計補正予算の、特に平和の森公園改修に係る基本構想・基本計画策定及び都施設改修調査委託費用に対して反対の立場で討論いたします。

 この調査委託費用については、関連案件として3月9日の建設委員会において報告がありました。そのとき、新体育館の建設候補地が平和の森公園となったのはいつの時点かの問いに対して、長田都市政策推進室長は、2月25日の経営本部会議において決定したと答弁し、大変驚きました。なぜなら、適正かつ円滑な区政運営を図る目的として、区長のもと、庁議と政策会議が置かれており、部長間での調整や問題解決の議論が行われているとホームページで説明されていますが、経営本部会議というものがどのような会議であるか、どこにもありません。経営室の担当に経営本部会議について問い合わせたところ、区の方針を検討するところであって、決定する場ではないとの説明を受けました。その後、答弁の訂正もなかったことから、答弁は議事録に残ることになり、その結果、経営本部会議という正式な位置付けのない、決定する場でもない会議において、新体育館の場所を平和の森公園にすることが区の方針として決められたことになり、行政手続として大いに問題と考えます。

 また、他区における総合体育館建設への丁寧な取り組みと中野の例を比較してみたいと思います。平成24年に開館した文京区の文京総合体育館は、平成19年に文京総合体育館建て替え地検討協議会を設置し、その後平成20年6月から半年にわたり、区民意見を反映させるために文京総合体育館建設基本構想検討委員会を開催し、その意見を取りまとめ、文京区総合体育館建設基本構想が策定され、25年に開館となりました。

 さらに、地域スポーツクラブ事業のモデル自治体として有名な練馬区では、練馬区総合計画に基づく総合体育館の改築に向けて、新しい体育館の機能、規模を決めるために、練馬区立総合体育館改築基本計画検討委員会という庁内検討組織を設置するとともに、公募区民、スポーツ関係者団体、学識経験者で組織した練馬区立総合体育館設立基本計画策定懇談会を設置し、利用者の意見を反映させた練馬区総合体育館改築基本計画を策定しました。その内容を見ると、国や都、区の上位計画・関連計画との位置付けが示され、その中には障害者計画や地域防災計画などもあり、全庁での議論があったことが見受けられます。練馬区では、総合体育館改築に関する基本調査も独自に行っており、それをもとに総合体育館の現状と課題をあぶり出し、総合体育館の基本方針を六つ定めています。その方針には、整備の前提条件として「建設・維持管理の効率化と収入の拡大」とあり、新体育館の建設・維持管理費の効率化と収入を拡大する最適な事業方式を導入し、区の財政負担を軽減することも定められており、行政が行うべき手続を慎重に踏みながら、庁内において議論をした上で区民意見を反映した計画が策定されていることがわかります。

 それに引きかえ中野区では、平成25年3月に健康福祉学習スポーツ分野から厚生委員会において新・体育館整備基本方針(たたき台)が報告され、そのとき平成25年8月、整備基本方針素案、11月、整備基本方針決定とスケジュールだけ示されましたが、たたき台の報告の後、2年間全く報告はありませんでした。それが平成27年中野区一般会計補正予算として、平和の森公園改修検討に係る基本構想・基本計画策定及び都施設改修調査委託費用が唐突に提案されました。しかも、建設委員会での答弁だけではなく、平和の森公園を改修検討することは、先日の一般質問を受けたことをきっかけにこれを決定したとの答弁も総務委員会であったことからも、今回の補正予算に関しては行政の行う手続としてあまりに拙速です。

 平成25年の新・体育館整備基本方針後に何も議会に報告せず、中野駅周辺グランドデザインバージョン1から3のときも、総合体育館を駅周辺に設置する計画としながら、まともな整備基本計画も策定せず、議会への報告も行わず、経営本部会議という決定する場ではない会議において、今まで検討の対象ですらなかった平和の森公園を調査対象用地とするための意思決定を行い予算請求することは、到底納得できるものではありません。文京区や練馬区のように手順を踏まず、スピード感を持って建設した中部地域スポーツクラブは5年たっても計画どおり開設できず、中部すこやか福祉センターは、検証もされないままスーパーリフォームをしたことで、高額なランニングコストが区財政を圧迫しています。10%の稼働率の会議室や3%の利用率の多目的ルームなど、税金の無駄となる施設ができた原因は、区民との議論、計画的な事業運営・事業執行を怠ってきたことが原因であることは明らかです。

 行政としての手順を踏み、区民意見をしっかりと聞き取る仕組みを構築し、長期的視点に立って丁寧に調査し計画を立てていくことこそが信頼の置ける行政運営となるはずです。よって、第37号議案に対して反対の立場とします。

○議長(伊東しんじ) 他に討論がなければ、討論を終結いたします。

 これより、議案ごとに分けて採決いたします。

 初めに、第36号議案について採決いたします。

 上程中の第36号議案を委員長報告どおり可決するに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(伊東しんじ) 御異議ありませんので、さよう決定いたします。

 次に、第37号議案について起立により採決いたします。

 上程中の第37号議案を委員長報告どおり可決するに賛成の方は御起立願います。

〔賛成者起立〕

○議長(伊東しんじ) 起立多数。よって、上程中の第37号議案は可決するに決しました。

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 第40号議案 中野区保育所条例の一部を改正する条例

(委員長報告)

 

○議長(伊東しんじ) 日程第6、第40号議案、中野区保育所条例の一部を改正する条例を議題に供します。

 

平成27年(2015年)3月9日

 

中野区議会議長 殿

 

子ども文教委員長 高橋 ちあき

(公印省略)

 

議案の審査結果について

 

本委員会に付託された下記議案は、審査の結果、原案を可決すべきものと決定したので、中野区議会会議規則第78条の規定により報告します。

 

 

議案番号

件    名

決定月日

40

中野区保育所条例の一部を改正する条例

39

 

○議長(伊東しんじ) 子ども文教委員会の審査の報告を求めます。高橋ちあき子ども文教委員長。

高橋ちあき議員登壇〕

○34番(高橋ちあき) ただいま議題に供されました第40号議案、中野区保育所条例の一部を改正する条例に関しまして、子ども文教委員会における審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。

 第40号議案、中野区保育所条例の一部を改正する条例は、松が丘保育園及び橋場保育園を廃止するとともに、子ども・子育て支援法及び同法施行規則の施行等に伴い、規定を整備するものです。

 この条例の施行時期は平成27年4月1日ですが、一部は公布の日から起算して三月を超えない範囲内において規則で定める日です。

 本議案は、3月6日の本会議において当委員会に付託され、3月9日に審査を行いました。

 まず、審査の進め方として、議案を議題に供した後、理事者から補足説明を受け、その後質疑を行いました。その主な質疑応答の内容を紹介いたします。

 初めに、区は区立保育園の民営化を進めてきている。今回、区立保育園を廃止するが、その後の考えはとの質疑があり、現在区立保育園の民営化を事業化しているのは、松が丘保育園、橋場保育園の2園で、ほかについては「新しい中野をつくる10か年計画(第2次)」の中で3園を計画しているが、具体的な事業化には至っていないとの答弁がありました。

 次に、引き続き区立保育園の廃止という内容で計画を続けるのかとの質疑があり、10か年計画(第2次)の中では、あと3園について計画期間の後半に民営化を行う予定であるとの答弁がありました。

 以上が主な質疑応答の内容です。

 その後、委員会を休憩して本議案の取り扱いを協議した後、委員会を再開し、さらに質疑を求めましたが、質疑はなく、質疑を終結しました。

 次に、意見の開陳を求めましたが、意見はなく、意見の開陳を終結しました。

 次に、討論を求めたところ、1名の委員が本議案に反対する立場から、今回の条例改正によって松が丘保育園と橋場保育園の2つの区立保育園が廃止され、さらに、今後も区立保育園の民営化が進められるとのことである。私たちは、これまでも区立保育園の重要性というものを指摘し続けており、また、児童福祉法にもあるように、行政の保育に対する責任というものは今後も非常に重要な位置を占める。これに加えて、区立保育園の役割は、保育の質や区の施策における保育や子育てに対する十分な検証という意味でもますます重要になっていく。以上のことから本議案に反対するとの討論を行いました。

 さらに討論を求めましたが、討論はなく、討論を終結しました。

 そして、第40号議案について挙手による採決を行ったところ、賛成多数で可決すべきものと決しました。

 以上で、第40号議案に関する子ども文教委員会における審査の経過並びに結果の報告を終了いたします。

○議長(伊東しんじ) ただいまの報告について御質疑ありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(伊東しんじ) 御質疑なければ、質疑を終結いたします。

 本件については討論の通告がありませんので、直ちに採決いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(伊東しんじ) 御異議ありませんので、これより起立により採決いたします。

 上程中の議案を委員長報告どおり可決するに賛成の方は御起立願います。

〔賛成者起立〕

○議長(伊東しんじ) 起立多数。よって、上程中の議案は可決するに決しました。

 お諮りいたします。この際、本日の日程をさらに追加し、日程第11、第43号議案及び第44号議案の計2件を一括先議するに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(伊東しんじ) 御異議ありませんので、さよう議事を進行いたします。

──────────────────────────────

 第43号議案 第四中学校校舎耐震補強工事請負契約

 第44号議案 南中野区民活動センター等新築工事請負契約

 

○議長(伊東しんじ) 日程第11、第43号議案及び第44号議案の計2件を一括上程いたします。

 理事者の説明を求めます。

〔副区長川崎亨登壇〕

○副区長(川崎亨) ただいま上程されました第43号議案及び第44号議案の2議案につきまして、一括して提案理由の説明をいたします。

 第43号議案、第四中学校校舎耐震補強工事請負契約は、第四中学校校舎の耐震補強工事を行うため契約を締結するに当たり、議会の議決をお願いするものです。契約の方法は一般競争入札、契約の金額は2億1,384万円、契約の相手方は大神田建設株式会社です。この工事の完了予定は平成27年11月です。

 第44号議案、南中野区民活動センター等新築工事請負契約は、南中野区民活動センター等の新築工事を行うため契約を締結するに当たり、議会の議決をお願いするものです。工事の概要は、南中野区民活動センター及び障害児支援施設の新築工事です。契約の方法は一般競争入札、契約の金額は7億764万1,600円、契約の相手方は稲葉建設株式会社です。この工事の完了予定は平成28年6月です。

 以上、2議案につきましてよろしく御審議の上、御賛同くださいますようお願い申し上げます。

○議長(伊東しんじ) 本件について御質疑ありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(伊東しんじ) 御質疑なければ、質疑を終結いたします。

 上程中の議案は、会議規則に従い、総務委員会に付託いたします。

 議事の都合により暫時休憩いたします。

午後1時49分休憩

 

午後3時00分開議

○議長(伊東しんじ) 会議を再開いたします。

 お諮りいたします。この際、本日の日程をさらに追加し、日程第14、第43号議案及び第44号議案の計2件を一括先議するに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(伊東しんじ) 御異議ありませんので、さよう議事を進行いたします。

──────────────────────────────

 第43号議案 第四中学校校舎耐震補強工事請負契約

 第44号議案 南中野区民活動センター等新築工事請負契約

(委員会報告)

 

○議長(伊東しんじ) 日程第14、第43号議案及び第44号議案の計2件を一括議題に供します。

 

平成27年(2015年)3月13日

 

中野区議会議長 殿

 

総務委員長 内川 和久

  (公印省略)

議案の審査結果について

 

本委員会に付託された下記案は、審査の結果、原案を可決すべきものと決定したので、中野区議会会議規則第78条の規定により報告します。

 

 

議案番号

件    名

決定月日

43

第四中学校校舎耐震補強工事請負契約

313

44

南中野区民活動センター等新築工事請負契約

313

 

○議長(伊東しんじ) お諮りいたします。上程中の議案に関する委員長報告は、会議規則第40条第3項の規定により省略いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(伊東しんじ) 御異議ありませんので、委員長報告は省略いたします。

 本件については、討論の通告がありませんので、直ちに採決いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(伊東しんじ) 御異議ありませんので、これより議案ごとに分けて採決いたします。

 初めに、第43号議案について採決いたします。

 上程中の第43号議案を委員会報告どおり可決するに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(伊東しんじ) 御異議ありませんので、さよう決定いたします。

 次に、第44号議案について起立により採決いたします。

 上程中の第44号議案を委員会報告どおり可決するに賛成の方は御起立願います。

〔賛成者起立〕

○議長(伊東しんじ) 起立多数。よって、上程中の第44号議案は可決するに決しました。

 お諮りいたします。この際、本日の日程をさらに追加し、日程第12、議員提出議案第1号、子どもの貧困対策の強化を求める意見書を先議するに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(伊東しんじ) 御異議ありませんので、さよう議事を進行いたします。

──────────────────────────────

 議員提出議案第1号 子どもの貧困対策の強化を求める意見書

 

○議長(伊東しんじ) 日程第12、議員提出議案第1号、子どもの貧困対策の強化を求める意見書を上程いたします。

 提案者代表の説明を求めます。長沢和彦議員。

〔長沢和彦議員登壇〕

○31番(長沢和彦) ただいま議題に供されました議員提出議案第1号、子どもの貧困対策の強化を求める意見書につきまして、提案理由の説明を申し上げます。

 なお、提案説明は案文の朗読をもってかえさせていただきたいと存じますので、御了承願います。

 子どもの貧困対策の強化を求める意見書。

 厚生労働省が昨年7月に公表した「平成25年国民生活基礎調査」では、親などが貧困状態の家庭で育つ17歳以下の割合(子どもの貧困率)が過去最悪の16.3%であることが明らかになりました。子どもの6人に1人が貧困状態という深刻な実態を抜本的に改善することが急務となっています。

 政府は、昨年8月に「子供の貧困対策に関する大綱」(以下「大綱」という。)を閣議決定しました。この「大綱」は、一昨年の国会において全会一致で成立した「子どもの貧困対策の推進に関する法律」(以下「子どもの貧困対策法」という。)に基づき定められたものです。「大綱」では、学校を窓口として貧困家庭の子どもたちなどを早期の段階で生活支援や福祉制度につなげていくためのスクールソーシャルワーカーの増員など、ある程度の対策は具体化されていますが、より効果をあげるための貧困率改善の数値目標の設定や、より広範囲な施策の実現など、これからの取り組みが求められます。

 「子どもの貧困対策法」は、子どもの将来が生まれ育った環境によって左右されることのないよう、貧困の状況にある子どもが健やかに育成される環境を整備するとともに、子どもの貧困対策を総合的に推進することを目的として制定されたものです。

 よって、中野区議会は国会及び政府に対し、この法律の原点を踏まえ、従来の政策の延長線上にとどまらない、実効性のある子どもの貧困対策の強化を図ることを強く求めます。

 以上、地方自治法第99条の規定に基づき、意見書を提出します。

 年月日。

 衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、文部科学大臣、厚生労働大臣、内閣府特命担当大臣(少子化対策担当)あて。

 中野区議会議長名。

 以上でございますが、同僚議員におかれましては、何とぞ満場一致で御賛同賜りますようお願い申し上げ、提案理由の説明といたします。

○議長(伊東しんじ) 本件について御質疑ありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(伊東しんじ) 御質疑なければ、質疑を終結いたします。

 本件については委員会付託を省略いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(伊東しんじ) 御異議ありませんので、委員会付託を省略いたします。

 本件については討論の通告がありませんので、直ちに採決いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(伊東しんじ) 御異議ありませんので、これより起立により採決いたします。

 上程中の議案を原案どおり可決するに賛成の方は御起立願います。

〔賛成者起立〕

○議長(伊東しんじ) 起立少数。よって、上程中の議案は否決するに決しました。

 お諮りいたします。この際、本日の日程をさらに追加し、日程第13、議員提出議案第2号、高橋ちあき議員、佐伯利昭議員の両議員に対する表彰方に関する決議を先議するに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(伊東しんじ) 御異議ありませんので、さよう議事を進行いたします。

──────────────────────────────

 議員提出議案第2号 高橋ちあき議員、佐伯利昭議員の両議員に対する表彰方に関する決議

 

○議長(伊東しんじ) 日程第13、議員提出議案第2号、高橋ちあき議員、佐伯利昭議員の両議員に対する表彰方に関する決議を上程いたします。

 提案者代表の説明を求めます。いでい良輔議員。

〔いでい良輔議員登壇〕

○24番(いでい良輔) ただいま上程されました議員提出議案第2号、高橋ちあき議員、佐伯利昭議員の両議員に対する表彰方に関する決議につきまして、提案理由の説明を申し上げます。

 高橋ちあき議員、佐伯利昭議員の両議員は、5期20年の長きにわたり区議会議員として中野区政の発展に尽力され、区民福祉の向上に多大な貢献をされてまいりました。この20年間における両議員の当区議会での御活躍の一端を申し上げますと、高橋ちあき議員は、建設委員長、監査委員、子ども文教委員長などを歴任され、平成17年には第50代議長に就任されました。佐伯利昭議員は、地方分権・税財政制度調査特別委員長、監査委員、環境対策特別委員長などを歴任されました。

 以上、御紹介申し上げた両議員の区議会議員としての多年にわたる功績をたたえ、感謝の意を表したく、ここに本議案を提出する次第であります。

 同僚議員におかれましては、何とぞ満場一致で御賛同賜りますようお願い申し上げまして、提案理由の説明といたします。

○議長(伊東しんじ) 本件について御質疑ありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(伊東しんじ) 御質疑なければ、質疑を終結いたします。

 本件については委員会付託を省略いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(伊東しんじ) 御異議ありませんので、委員会付託を省略いたします。

 本件については討論の通告がありませんので、直ちに採決いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(伊東しんじ) 御異議ありませんので、これより採決いたします。

 上程中の議案を原案どおり可決するに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(伊東しんじ) 御異議ありませんので、さよう決定いたします。

──────────────────────────────

 特別委員会の中間報告について

(委員長報告)

 

○議長(伊東しんじ) 日程第7、特別委員会の中間報告についてを上程いたします。

 

平成27年(2015年)3月12日

 

中野区議会議長 

伊東 しんじ 殿

 

中野駅周辺地区等整備特別委員長  市川 みのる

(公印省略)

 

 

中野駅周辺地区等整備特別委員会中間報告

 

 

  本委員会に付託の事件について、調査の経過を下記のとおり中野区議会会議規則第46条第2項の規定に基づき報告します。

 

 

1 調査事項 (1)区役所・サンプラザ地区一体的整備について

(2)中野駅周辺地区整備について

 

2 調査経過 別紙のとおり

 

別 紙

 

中野駅周辺地区等整備特別委員会の調査経過は以下のとおりである。

(平成25年(2013年)5月27日から平成27年(2015年)3月12日まで)

委員会開催年月日

調    査    事    項

第1回

平成25年(2013年)

5月27日

○委員長の互選

○副委員長の互選

第2回

6月11日

○委員会参与の紹介

○調査事項の経過並びに現状について
1 区役所・サンプラザ地区一体的整備について   (報告・質疑)
2 中野駅周辺地区整備について     (報告・質疑)
○新しい区役所整備にあたっての検討体制について (報告・質疑)
○中野駅周辺まちづくりの検討状況について       (報告・質疑)

第3回

6月26日

○休憩中、中野駅北口及び中野駅周辺地区を視察

第4回

8月30日

○新しい区役所整備基本方針(案)について    (報告・質疑)
○中野駅北口での歩行者等安全対策について    (報告・質疑)

第5回

10月9日

○中野駅北口での歩行者等安全対策について    (報告・質疑)

○新しい区役所整備基本方針(案)に係る意見交換会の開催について         (報告・質疑)

第6回

12月3日

○「新しい区役所整備基本方針」策定に係る意見交換会の開催結果について         (報告・質疑)

○区役所・サンプラザ地区再整備基本構想の検討状況について

(報告・質疑)

○中野駅北口での歩行者等安全対策について    (報告・質疑)

○中野駅地区整備基本計画の改定について     (報告・質疑)

○中野駅構内工事について            (報告・質疑)

○休憩中、六本木ヒルズ森ビルを視察

第7回

12月6日

○区役所・サンプラザ地区再整備基本構想の検討状況について

(報告・質疑)
○中野駅北口での歩行者等安全対策について    (報告・質疑)
○中野駅地区整備基本計画の改定について     (報告・質疑)
○中野駅構内工事について            (報告・質疑)

○休憩中、清水建設株式会社を視察

第8回

平成26年(2014年)

1月31日

○区役所・サンプラザ地区再整備基本構想(素案)について

(報告・質疑)

○中野駅地区第2期整備等の検討状況について   (報告・質疑)

第9回

3月19日

○「新しい区役所整備基本方針」の策定について  (報告・質疑)

○区役所・サンプラザ地区再整備基本構想(案)について

(報告・質疑)

○中野駅地区整備基本計画改定について      (報告・質疑)

○中野駅周辺まちづくりの検討状況について    (報告・質疑)

第10回

4月18日

委員会参与の変更及び異動について

○「中野三丁目駅直近地区の事業化推進等に関する覚書」の取り交わしについて       (報告・質疑)

○中野三丁目中央興業ビルについて        (報告・質疑)

○休憩中、株式会社アトレの駅ビル(アトレヴィ東中野、アトレ大井町)を視察

第11回

5月14日

○中野駅西側南北通路・橋上駅舎等事業に係る鉄道事業者との協定について         (報告・質疑)

○中野二丁目再開発地区の交通動線について    (報告・質疑)

○(仮称)中野駅南口地区まちづくり方針の策定について

(報告・質疑)

○「中野三丁目駅直近地区の事業化推進等に関する覚書」の取り交わしについて       (報告・質疑)

第12回

7月9日

○委員会参与の変更及び異動について

○国家戦略特区の区域指定に向けた区の考え方について

(報告・質疑)

○中野駅周辺まちづくりについて         (報告・質疑)

第13回

7月23日

○委員会参与の変更及び異動について

○休憩中、東西線葛西駅前駐輪場を視察

第14回

8月22日

○国家戦略特区に係る中野区提案について     (報告・質疑)

○「中野駅周辺まちづくり」に係る意見交換会の開催結果について

(報告・質疑)

○中野駅地区整備に係る都市計画変更(原案)について

(報告・質疑)

○中野駅南口地区まちづくりについて       (報告・質疑)

第15回

10月10日

○中野駅地区整備に係る都市計画原案説明会の開催状況について

(報告・質疑)

○中野駅西側南北通路・橋上駅舎等事業に係る鉄道事業者との基本設計協定締結について   (報告・質疑)

○中野駅南口地区まちづくりについて       (報告・質疑)

○中野三丁目地区における土地区画整理事業の施行要請について

(報告・質疑)

○囲町地区まちづくりについて          (報告・質疑)

○東京圏国家戦略特別区域会議の開催について   (報告・質疑)

旧中野中学校、旧第九中学校の跡地について      (質疑)

第16回

11月7日

○中野駅地区整備に係る都市計画について      (報告・質疑)

○中野駅南口地区まちづくりについて        (報告・質疑)

○中野三丁目地区まちづくりについて        (報告・質疑)

○休憩中、「土地区画整理事業と市街地再開発事業について」に関する学習会を実施

第17回

12月4日

○(仮称)中野区グローバル戦略推進協議会の設立について

(報告・質疑)

○区役所・サンプラザ地区再整備に係る事業構築のあり方について    

(報告・質疑)

○区役所・サンプラザ地区再整備の事業構築に係る民間事業者の募 

集について            (報告・質疑)

○「区役所・サンプラザ地区再整備に係る事業化の検討に関する覚書」の取り交わしについて              (報告・質疑)

○中野駅地区・中野駅南口地区の都市計画案について(報告・質疑)

○桃丘小学校跡地の活用について      (報告・質疑)

○中野駅北口改札機の増設について        (報告・質疑)

第18回

平成27年(2015)年

1月19日

○中野駅地区第2期整備先行工事の概要について    (報告・質疑)

○中野駅周辺地区の自転車駐車場整備の方針について(報告・質疑)

○中野三丁目土地区画整理事業等の進め方について  (報告・質疑)

○囲町地区まちづくり方針(案)について          (報告・質疑)

○「区役所・サンプラザ地区再整備に係る事業化の検討に関する覚書」の取り交わしについて                (報告・質疑)

第19回

3月12日

○新区役所・新体育館の整備について       (報告・質疑)

○中野区グローバル戦略推進協議会の今後の取り組みについて

(報告・質疑) 

○中野Free Wi-Fiの整備について     (報告・質疑)

○区役所・サンプラザ地区再整備事業構築パートナーの選定結果及び今後の事業構築の進め方について      (報告・質疑)

○中野二丁目土地区画整理準備組合の設立について  (報告・質疑)

○「中野三丁目地区のまちづくり及び桃丘小学校跡地の活用についての地域説明会」の開催結果について                (報告・質疑)

○中野三丁目土地区画整理事業の事業計画の概要について

(報告・質疑)

○中野三丁目地区の整備に関する事業実施協定の締結について

(報告・質疑)

○囲町地区まちづくりについて        (報告・質疑)

○中間報告について        (協議)

 

平成27年(2015年)3月12日

 

中野区議会議長 

伊東 しんじ 殿

 

震災対策特別委員長  平山 英明

(公印省略)

 

 

震災対策特別委員会中間報告

 

 

  本委員会に付託の事件について、調査の経過を下記のとおり中野区議会会議規則第46条第2項の規定に基づき報告します。

 

 

1 調査事項 (1)大地震の対策と復興計画について

(2)防災地域まちづくりについて 

(3)東日本大震災等の被災地の復興支援について

 

2 調査経過 別紙のとおり

 

別 紙

震災対策特別委員会の調査経過は以下のとおりである。

(平成25年(2013年)5月27日から平成27年(2015年)3月12日まで)

委員会開催年月日

調    査    事    項

第1回

平成25年(2013年)

5月27日

○副委員長の互選
○委員長の辞任
○委員長の互選

第2回

6月11日

○委員会参与の紹介

○調査事項の経過並びに現状について       

1 大地震の対策と復興計画について       (報告・質疑)

2 防災地域まちづくりについて         (報告・質疑)

3 東日本大震災にかかる区の支援状況について  (報告・質疑)

○大和町地域の防災まちづくりについて      (報告・質疑)

○広域避難場所の指定の変更(第7回)について  (報告・質疑)

第3回

8月1日

○不燃化推進特定整備地区内での支援税制について (報告・質疑)

○2013「東北復興大祭典:なかの」の開催概要について

(報告・質疑)

○平成25年度東日本大震災に係る中野区が派遣する3市1町に対する職員の派遣状況について             (報告・質疑)

○大和町地域の防災まちづくりに係る説明会の実施について

 (報告・質疑)

○弥生町三丁目周辺地区現況測量説明会の開催状況について

(報告・質疑)

○休憩中、地域防災まちづくりの現状について視察

第4回

9月6日

大和町地域防災まちづくりにおける不燃化特区の活用方針等について            (報告・質疑)

○中野区帰宅困難者対策協議会の設置について   (報告・質疑)

○中野区総合防災訓練の実施について       (報告・質疑)

第5回

10月9日

○地震に関する地域危険度測定調査結果について  (報告・質疑)

○大和町地域防災まちづくりにおける不燃化特区の申請等について          (報告・質疑)

○弥生町三丁目周辺地区の防災まちづくりにおける都営川島町アパート跡地の活用方針について             (報告・質疑)

○防災関連の訓練の実施結果について       (報告・質疑)

○平成25年度中野区災害医療救護訓練の実施について

(報告・質疑)

○2013「東北復興大祭典 なかの」開催に伴う「東北復興祈念展」の実施概要について(報告・質疑)

第6回

12月3日

 

○委員会参与の異動について

○大和町地域防災まちづくりの経過について    (報告・質疑)

○平成25年度中野区災害医療救護訓練の実施結果について

(報告・質疑)

○中野区災害医療コーディネーター及び中野区災害医療連携会議の設置について        (報告・質疑)

○中野区災害時帰宅困難者対策行動ルール(案)について

(報告・質疑)

○2013「東北復興大祭典 なかの」の実施結果について

(報告・質疑)

第7回

平成26年(2014年)

2月6日

○災害時避難行動要支援者に対する支援体制強化の考え方について          (報告・質疑)

○大和町中央通り沿道意向調査の実施結果について (報告・質疑)

○弥生町三丁目周辺地区の防災まちづくりの進捗状況について

(報告・質疑)

○平成25年度中野区職員震災図上訓練の実施結果について

(報告・質疑)



第8回

3月19日

不燃化推進特定整備地区内での補助制度について (報告・質疑)

○弥生町三丁目周辺地区における防災まちづくり事業について

(報告・質疑)

○特定沿道建築物の耐震化助成の拡充について   (報告・質疑)

○住宅等の耐震化促進事業の実施状況について   (報告・質疑)

○「中野区地域防災地図」の全戸配布について   (報告・質疑)

○災害時の相互支援に関する協定の締結について  (報告・質疑)

○「首都直下地震の被害想定と対策について(最終報告)」の概要について         (報告・質疑)

○「復興広域協働自治体の派遣職員と区長の意見交換会」の実施報告等について       (報告・質疑)

○東日本大震災の影響により区内に避難している被災者への支援の継続について        (報告・質疑)

○大和町防災まちづくりにおける不燃化特区について(報告・質疑)

○東日本大震災の慰霊祭・追悼式における中野区からの出席について          (報告・質疑)

第9回

4月25日

○委員会参与の変更及び異動について

○弥生町三丁目周辺地区の防災まちづくりに係るUR都市機構との協定締結について      (報告・質疑)

○大和町地域防災まちづくりにおける不燃化特区の指定等について          (報告・質疑)

○平成25年度中野区職員震災図上訓練の実施結果について(第2報)         (報告・質疑)

○「障害者の防災を考えるシンポジウム」の概要について

(報告・質疑)

第10回

5月27日

○大和町まちづくり方針素案について       (報告・質疑)

○中野区総合防災訓練の実施予定について     (報告・質疑)

○休憩中、「事前復興計画の意義と可能性」について学習会

第11回

7月9日

○委員会参与の変更及び異動について

○災害時避難行動要支援者名簿の作成等について  (報告・質疑)

○中野区における復興計画の取り組みについて   (報告・質疑)

○大和町まちづくり方針素案説明会の開催結果について

(報告・質疑)

○災害医療連携態勢における緊急医療救護所の指定および役割について            (報告・質疑)

○「災害時における相互応援に関する協定」の締結について

(報告・質疑)

○中野区災害医療救護訓練の実施予定について   (報告・質疑)

第12回

8月29日

○委員会参与の変更及び異動について

○弥生町三丁目周辺地区の防災まちづくりの進捗状況について

(報告・質疑)

○平成26年度中野区総合防災訓練の実施について (報告・質疑)

○平成26年度中野区災害医療救護訓練の実施について

(報告・質疑)

○2014「東北復興大祭典 なかの」の開催概要について

(報告・質疑)

○2014「東北復興祈念展」の実施概要について (報告・質疑)

○災害時避難行動要支援者の(仮)個別避難支援計画の作成等について           (報告・質疑)

○警視庁震災警備総合訓練に伴う交通規制について (報告・質疑)

第13回

10月10日

○災害時避難行動要支援者への避難支援等の取組みについて

(報告・質疑)

○中野区における復興計画の取り組みについて   (報告・質疑)

○大和町のまちづくりに関するアンケート調査の実施結果について              (報告・質疑)

○中野区地域防災計画の修正に伴う主な項目について(報告・質疑)

○平成26年度中野区災害医療救護訓練の実施結果について

(報告・質疑)

第14回

12月4日

○弥生町三丁目周辺地区の防災まちづくりの進捗状況について

(報告・質疑)

○都市防災不燃化促進事業導入に向けた説明会の開催結果について              (報告・質疑)

○平成26年度中野区職員震災図上訓練の実施について

(報告・質疑)

○平成26年度中野区総合防災訓練の実施結果について

(報告・質疑)

○2014「東北復興大祭典 なかの」の実施結果について

(報告・質疑)

第15回

平成27年(2015年)

1月21日

○災害時避難行動要支援者の支援に係る取組み準備状況について

(報告・質疑)

○弥生町三丁目周辺地区まちづくり協議会の設立について

(報告・質疑)

第16回

3月12日

○大和町まちづくり方針案について        (報告・質疑)

○特定緊急輸送道路沿道建築物の耐震化助成の拡充について

(報告・質疑)

○住宅等の耐震化促進事業の実施状況について   (報告・質疑)

○中野区地域防災計画(第40次修正)(案)について(報告・質疑)

○中野区災害時帰宅困難者対策行動計画(案)について

(報告・質疑)

○平成26年度中野区職員震災図上訓練の実施結果について

(報告・質疑)

○東日本大震災の影響により区内に避難している被災者への支援の継続について        (報告・質疑)

○中間報告について       (協議)

 

平成27年(2015年)3月12日

 

中野区議会議長 

伊東 しんじ 殿

 

地域支えあい推進特別委員長  岩永 しほ子

(公印省略)

 

 

地域支えあい推進特別委員会中間報告

 

 

  本委員会に付託の事件について、調査の経過を下記のとおり中野区議会会議規則第46条第2項の規定に基づき報告します。

 

 

1 調査事項 (1)地域における見守りや支えあい活動の推進について

(2)地域活動支援制度等について 

(3)地域の子ども・子育て支援について

 

2 調査経過 別紙のとおり

 

別 紙

 

地域支えあい推進特別委員会の調査経過は以下のとおりである。

 (平成25年(2013年)5月27日から平成27年(2015年)3月12日まで)

委員会開催年月日

調    査    事    項

第1回

平成25年(2013年)

5月27日

○委員長の互選

○副委員長の互選

第2回

6月11日

○委員会参与の紹介

○調査事項の経過並びに現状について

1 地域における見守り・支えあい活動の推進について

           (報告・質疑)

2 地域活動支援制度等について        (報告・質疑)

3 地域の子ども・子育て支援について     (報告・質疑)

○子ども・子育て関連3法について       (報告・質疑)

第3回

8月22日

○地域活動コーディネーター養成講座について  (報告・質疑)

○見守り対象者名簿の提供について       (報告・質疑)

○中野区子ども・子育て会議委員の委嘱について (報告・質疑)

○中野区子ども・子育て支援事業計画の策定について

(報告・質疑)

第4回

10月9日

町会・自治会による見守り・支えあい活動事例集の作成について

(報告・質疑)

○ヘルプカードの作成及び配布について     (報告・質疑)

第5回

12月3日

○地域における子ども施策のあり方について   (報告・質疑)

○中野区地域支えあい推進会議について     (報告・質疑)

○地域における支えあい推進のための会議について(報告・質疑)

○「中野区次世代育成支援行動計画平成24年度事業実績」の公表について        (報告・質疑)

○中野区子ども・子育て会議の検討状況について (報告・質疑)

○平成25年度要保護児童対策地域協議会サポート会議の報告について           (報告・質疑)

第6回

平成26年(2014年)

2月7日

○地域における子ども施策の取組について    (報告・質疑)

○災害時避難行動要支援者に対する支援体制強化の考え方について         (報告・質疑)

○中野区子ども・子育て会議の検討状況について (報告・質疑)

○児童相談所移管について           (報告・質疑)

第7回

3月19日

見守り対象者名簿の提供について       (報告・質疑)

○中野区子ども・子育てアンケートの集計結果について(国の作業の手引きに基づく集計)             (報告・質疑)

○平成25年度養育支援世帯の報告について   (報告・質疑)

第8回

5月23日

○委員会参与の変更及び異動について

○平成25年度の地域支えあい活動について   (報告・質疑)

○第3期次世代育成委員の委嘱について     (報告・質疑)

○子ども・子育て支援新制度(教育・保育施設等)について

           (報告・質疑)

第9回

7月9日

○災害時避難行動要支援者名簿の作成等について (報告・質疑)

○平成25年度児童虐待対応の報告について   (報告・質疑)

○居住実態が把握できない児童に関する調査について        (報告・質疑)

第10回

8月22日

○委員会参与の異動について

○見守り対象者名簿の提供について       (報告・質疑)

○「中野区次世代育成支援行動計画平成25年度事業実績」の公表について        (報告・質疑)

○「(仮称)中野区子ども・子育て支援事業計画」の基本理念等について         (報告・質疑)

居住実態が把握できない児童に関する調査の結果について    (報告・質疑)

○災害時避難行動要支援者の()個別避難支援計画の作成等について            (報告・質疑)

第11回

10月10日

○東京都水道局との「行政による支援を必要とする者に係る情報の提供に関する協定」の締結について        (報告・質疑)

災害時避難行動要支援者への避難支援等の取組みについて

(報告・質疑)

○中野区子ども・子育て支援事業計画(素案)について

(報告・質疑)

第12回

12月4日

○すこやか福祉センター及び区民活動センター職員による高齢者訪問実態把握と個別支援について           (報告・質疑)

○中野区子ども・子育て支援事業計画(素案)に関する意見交換会の結果について     (報告・質疑)

平成26年度要保護児童対策地域協議会サポート会議の実施状況について         (報告・質疑)

第13回

平成27年(2015年)

1月26日

○災害時避難行動要支援者の支援に係る取組み準備状況について

(報告・質疑)

中野区子ども・子育て支援事業計画(案)について      (報告・質疑)

第14回

3月12日

○見守り対象者名簿の提供について       (報告・質疑)

○中野区地域支えあい推進会議の開催結果について(報告・質疑)

○中野区子ども・子育て支援事業計画について  (報告・質疑)

○中間報告について     (協議)

 

○議長(伊東しんじ) お諮りいたします。中野駅周辺地区等整備特別委員会、震災対策特別委員会、地域支えあい推進特別委員会からそれぞれ付託中の特定事件について、会議規則第46条第2項の規定により中間報告を行いたい旨の申し出がありますので、この申し出を承認いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(伊東しんじ) 御異議ありませんので、それぞれの特別委員会からの中間報告の申し出を承認することに決しました。

 順次、特別委員会の中間報告を許します。最初に、市川みのる中野駅周辺地区等整備特別委員長。

〔市川みのる議員登壇〕

○35番(市川みのる) 中野駅周辺地区等整備特別委員会の調査経過につきまして御報告を申し上げます。

 当委員会は、区役所・サンプラザ地区一体的整備及び中野駅周辺地区等整備について調査することを目的に、平成25年5月27日から平成27年3月12日までの間、計19回にわたり委員会を開催してまいりました。また、当委員会では、区役所・サンプラザ地区一体的整備について、さらに詳細な調査事項を定め、区役所・サンプラザ地区一体的整備、新区役所移転計画について調査研究してまいりました。

 調査経過につきましては、お手元に配付の資料のとおりでございますので、よろしくお願いいたします。

 それでは、調査経過の概要につきまして御報告を申し上げます。

 初めに、区役所・サンプラザ地区一体的整備について、再整備の目標などを示す基本構想の策定に向け、検討状況について報告を受け、質疑を行いました。平成26年1月には基本構想素案が示され、さらに精査していきたいとの報告を受けました。これに対して、ホール・コンベンションについて質疑があり、サンプラザのような2,000人規模のホールは都内に少なく需要が見込まれるため継承するとともに、大規模な会議や展示会ができるコンベンション施設としても展開していきたいとの答弁がありました。同年3月には基本構想案が示され、素案からの変更点についての報告も受けました。これに対して、今回変更した国や都との連携・調整について具体的に視野に入れているものは何かとの質疑があり、国家戦略特区などを視野に入れ、国や都と連絡・調整を図り、国際競争力を強化していきたいとの答弁がありました。同年7月には基本構想を策定したとの報告を受け、質疑を行いました。その後、実施方針策定に向け事業構築のあり方が示され、民間事業者から事業構築パートナーを募集し、また、UR都市機構と事業化の検討に関する覚書を取り交わすとの報告を受け、質疑を行いました。さらに、平成27年3月には、事業構築パートナーに三菱地所株式会社と野村不動産株式会社を代表企業とする2グループを選定し、今後の進め方について報告を受け、質疑を行いました。なお、本調査事項に関連し、平成25年12月には六本木ヒルズ森ビルを現地で調査いたしました。

 以下、これに関して委員から出された意見を御紹介いたします。

 初めに、開発コンセプトについての意見として、視察先は、「文化都心」をコンセプトに外国資本の民間ホテルを誘致するなど独自性ある情報発信拠点となっていたが、中野での再整備でも中野らしいコンセプトを構築し、情報発信拠点とすべきである。

 次に、防災への取り組みについての意見として、視察先の「逃げ込める街」をコンセプトにした新技術や、全社員に救命技能認定の取得を義務付けるなどの高い防災意識は、再整備にも取り入れるべきである。

 次に、省エネルギーと環境への配慮についての意見として、視察先は、ガスコージェネレーションと雨水利用などにより地球温暖化への影響を抑えるとともに、地域一帯にエネルギーを供給することで建設スペース低減による建設コストの削減も図られていた。また、高層化によって創出された空間を公園に充て、屋上を緑化することで庭園のような環境としていたことなどの考え方は、再整備にも取り入れるべきであるとの意見がありました。

 次に、地域との連携についての意見として、視察先は、国籍、職業、年齢も多様な人々が町会と連携し自治会を発足することで、防犯への取り組みの強化や開かれたコミュニティが形成されていた。再整備地区でも地域を巻き込んだ仕組みの構築や、立地上行政との連携が不可欠である。

 次に、サンプラザの解体可否についての意見として、区民との丁寧な合意形成が望まれる等々、以上の意見がありました。

 次に、新区役所移転計画について、初めに新区役所移転計画の検討体制についての報告を受け、質疑を行いました。平成25年8月には基本方針案が示され、方針の位置付けや将来の区役所を取り巻く中野の姿などについて報告を受けました。これに対し、新区役所の位置について質疑があり、中野四季の都市区域3での配置を検討中であるとの答弁がありました。平成26年3月には、区民にわかりやすい表現に一部修正をして基本方針を策定したとの報告があり、質疑を行いました。また、平成27年3月には、新区役所を中野四季の都市区域3区有地に整備し、土地の高度利用と安全で快適な都市空間の形成を図っていきたいとの報告を受け、質疑を行いました。なお、本調査事項に関連し、平成25年12月には清水建設本社ビルを現地で調査いたしました。

 以下、これに関して委員から出された意見を御紹介いたします。

 初めに、新区役所の機能についての意見として、視察先を参考に、行政機能のほかに中野の中心として都市観光や防災拠点などの政策理念を明確に発信する基地とすべきである。

 次に、都市計画制度の有効活用についての意見として、視察先では都市再生特別地区の認定を受け、都市再生への貢献度に応じた容積率がさらに付与されており、区でも国や都と連携して容積の上積みを目指すべきであるとの意見がありました。

 次に、建設計画についての意見として、建設関連法令などの緩和規定を活用し、専門的職能を生かして創意工夫することで建設経費の削減を目指すとともに、駅近を活用した地域コージェネレーションシステムや自然エネルギーなどを活用し総合効率を向上させ、防災や減災への取り組みを兼ね備えた計画とすべきである。また、最新技術による建設計画は、新たな時代の基本的なコンセプトとなっていくと考えられるとの意見がありました。

 次に、区民生活に資する機能の充実についての意見として、視察先では子育て支援施設や多目的トイレなど公的施設が整備されており、区でも駅近接の立地を利用した機能の検討もすべきであるとの意見がありました。

 次に、事務スペース及びその環境についての意見として、視察先はRC免震構造などを採用した「柱なしオフィス」により、柔軟に活用できる大きなスペースが実現されていた。また、最先端技術による空調システムや太陽光を活用したグラデーションブラインドなどを採用することで、快適な環境と電気使用量の削減を両立していた。区でも免震構造などは不可欠であり、業務目的や職員数に即応できる大空間や良好な執務環境の確保などに努めるとともに、省エネルギーやランニングコストの抑制対策をすべきであるとの意見がありました。

 次に、防災拠点機能についての意見として、視察先は、災害時、社員食堂フロアを防災対策本部とすることで備蓄品を効率的に管理していた。また、外壁面太陽光パネルや蓄電池の活用で災害時の自家発電への切りかえなど、エネルギーマネジメントシステムが構築されていた。区でも帰宅困難者などが殺到することも想定に入れ、効率的な備蓄品管理システムの構築や行政機能と防災対策本部の両面において、BCP、長期事業計画を策定すべきである。以上の意見がありました。

 次に、中野駅周辺地区整備について、初めに、委員から中野駅構内の安全対策を要望する提案があり、全委員の賛同を得ました。その後、議長からJR東日本への要望書提出を通じて万全な対策を求めました。また、本調査事項に関連して、中野駅北口の歩行者の安全状況等について現地で調査をいたしました。

 次に、中野駅地区、中野二丁目地区、中野三丁目地区、囲町地区のまちづくりの検討状況について報告を受け、質疑を行いました。平成25年12月には第2期整備の内容や進め方を示すため、基本計画の改定を検討しているとの報告を受けました。これに対し、回遊性について質疑があり、線路上空の人工地盤や中野二丁目と三丁目をつなぐ動線整備の可能性を検討していきたいとの答弁がありました。平成26年1月には、基本計画改定案が示され、各都市施設の規模や形状についての報告を受け、質疑を行いました。同年3月には基本計画を改定したとの報告を受けました。これに対して、にぎわい回遊動線の算出根拠を問われ、将来の駅前広場や駅地区利用者を推計した上で道路の幅員などを算出したとの答弁がありました。

 次に、中野駅地区については、平成32年の供用開始を目指して第2期整備で西側南北通路及び橋上駅舎等について事業化が進められています。また、平成26年10月には、区と鉄道事業者との基本設計協定の締結について、また、その設計の範囲や内容などについて報告を受け、質疑を行いました。

 次に、中野二丁目地区については、土地区画整理事業と市街地再開発事業の一体的施行により事業化を進め、南口駅前広場の拡張整備をし、にぎわいや安全な歩行者空間の創出に向けたまちづくりが現在進められております。また、平成26年10月には、駅から5差路につながる中野二丁目一帯について、中野駅南口地区まちづくり方針を策定したとの報告を受け、質疑を行いました。

 次に、中野三丁目地区については、西側南北通路の受け口となる西口広場整備や桃丘小学校跡地を事業用地として活用し、土地区画整理事業による面的なまちづくりが進められております。また、平成26年10日には、UR都市機構施行の土地区画整理事業により整備を進めていくとの報告を受け、質疑を行いました。

 次に、囲町地区については、中野駅や中野四季の都市との近接性を生かし、商業、業務、都市型住宅などによる土地の高度利用と補助221号線の整備などが進められております。また、本調査事項に関連して、土地区画整理事業と市街地再開発事業についての学習会を行いました。さらに、本調査事項に関連し、平成26年4月にはアトレヴィ東中野及びアトレ大井町を現地で調査いたしました。

 以下、これに関連して各委員から出された意見を紹介します。

 初めに、駅ビル、アトレヴィ東中野についての意見として、保育所、総合クリニック、飲食店が入り、ユニバーサルデザインに配慮しながら駅前広場と一体的に整備することで、区民の利便性が一定程度高められていた。また、周辺と異なるテナントをそろえ、商店街と融合することで活性化に一定の貢献をしていた。さらに、「毎日寄りたくなるいつもの場所」というコンセプトが効果的に演出され、まちに適したコンセプトの重要性が実感できた。

 次に、駅ビル、アトレ大井町についての意見として、91店舗を有するが、物品の搬出入口の確保と、そこに納品車が至るまでの周辺交通に課題があった。そこで、中野の駅ビル事業に当たっては、駅周辺の交通整備とあわせて検証すべきである。また、地元の商店街から出店している店舗があったが、今後この店舗に共存共栄について意見聴取をしてみてはどうかとの提案もありました。

 次に、その他駅ビルについての意見として、事業費総額が示されておらず、区の財政的負担の面から、急いで駅ビルを建てる必要性について一定の見直しも検討すべきであるとの意見もありました。また、上層階にデッキを設置し、線路上空から見える富士山やステーションホテルなど周辺地区の整備状況も考慮に入れつつ、観光や集客に関する機能の検討もすべきであるとの意見もありました。さらに、駅周辺の商店街と競合するテナントが入った場合、区内産業の衰退が懸念されるため、地域との十分な話し合いと合意が重要である。

 以上のような意見があった次第でございます。

 次に、本調査事項に関連し、平成26年7月には東西線葛西駅の駅前自転車駐車場を現地で調査いたしました。以下、これに関連して各委員から出された意見を御紹介いたします。

 初めに、放置自転車対策への交通事業者の取り組みについての意見として、自治体や受益者負担だけではなく、交通事業者も整備や安全対策を検討すべきであるとの意見がありました。

 次に、自転車駐車場の立地や運営経費の節減についての意見として、駅前の一等地の地上ではなく、視察先に見られる駅の地下での整備は、初期投資は大きいが、長期的には駅前の有効活用と南北からの利便性を考慮すると望ましい。また、出入り口の機械化による管理費の軽減も検討すべきであるとの意見がありました。

 これらが当委員会の主な調査経過の概要であります。

 最後に、先ほど紹介した各視察先の調査に伴う各委員の意見等を踏まえ、中野区は今後の中野駅周辺地区整備に生かして区政運営を展開することが求められていると思います。議会は、区の取り組みを促すとともに、みずからも積極的に調査研究を行い、これらの課題に対して多様な視点から審議・提言を行っていくことが求められています。

 以上、簡単ではございますけども、当委員会における調査の概要について中間報告を終わらせていただきます。

○議長(伊東しんじ) ただいまの報告に対し、御質疑ありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(伊東しんじ) 御質疑なければ、以上で中野駅周辺地区等整備特別委員会の中間報告を終わります。

 次に、平山英明震災対策特別委員長。

〔平山英明議員登壇〕

○14番(平山英明) 震災対策特別委員会の調査経過につきまして御報告申し上げます。

 当委員会は、今後予想される大地震の対策と復興計画、防災地域まちづくりについて調査研究すること、及び、東日本大震災等の被災地の復興支援を目的として、平成25年5月27日から平成27年3月12日までの間、計16回にわたり委員会を開催してまいりました。また、当委員会では、さらに詳細な調査事項を定め、一つ目の大震災の対策と復興計画では、震災対策、震災後の復興計画について、二つ目の防災地域まちづくりでは、木造住宅密集地域不燃化促進及び避難路の整備について、三つ目の東日本大震災等の被災地の復興支援では、被災地復興支援、避難者の対応について調査・研究をしてまいりました。調査経過につきましては、お手元に配付の調査経過表を御参照願います。

 それでは、調査経過の概要につきまして御報告申し上げます。

 初めに、震災対策についてですが、中野区帰宅困難者対策協議会において、中野区災害時帰宅困難者対策行動ルールが策定されたことについて報告がありました。これに対し、一次滞留施設の確保に当たって、帰宅困難者数の区内分布について把握しているかと問われ、各駅の乗降客数などは把握しているので、既に指定されている都立学校などを補完するような施設を確保したいとの答弁がありました。さらに、西武新宿線沿線、新青梅街道周辺道路の帰宅困難者対策について問われ、個別の計画についてはこれからの協議となる。当面は、災害時帰宅困難者対策行動ルールの考え方について周知を図るとともに、当該地域の事業者等と協議を進めていくとの答弁がありました。

 次に、災害時の要支援者に対する避難支援等を強化するため、災害時避難行動要支援者名簿を作成するとともに、要支援者の個別避難支援計画を策定することについて、平成26年2月にその考え方の報告を受け、同年7月には名簿の作成について、10月には取り組みの進め方、27年1月には取り組みの準備状況などが区から示され、質疑を行いました。

 初めに、今回の要支援者名簿と、既に行われている非常災害時救援希望者登録制度に基づく名簿、見守り対象者名簿との関係性について問われ、手挙げ方式の要援護者名簿については、要支援者名簿に基づく個別避難支援計画の作成が進んだ時点で廃止する。一方、見守り対象者名簿については、日常的な支えあい活動のための名簿として存続していくが、今後要支援者名簿の平常時の活用について検討する中で、あわせて考えていきたいとの答弁がありました。さらに、名簿や支援計画の策定後は、効率的に個人情報の更新を行っていかなければならない。精度の高い名簿としていくための方策についても、先を見据えて取り組んでほしいとの要望が出されました。

 次に、避難所運営本部の見直しの中で、新設する避難支援部を構成するのは誰かとの質疑があり、区全体の災害対策体制や人員配置も含めて、詳細は今後検討していくとの答弁がありました。これに対し、避難所運営は地域防災会や町会が中心となって行うが、会員数も減っている中、これ以上負担がふえるようなことがないよう検討してほしい。また、地域の理解を得られるよう丁寧な話の進め方が必要だとの要望が出されました。

 そのほか、中野区災害医療コーディネーター及び中野区災害医療連携会議の設置、災害医療連携体制における緊急医療救護所の指定及び役割、災害時における相互応援に関する協定の締結などについて報告があり、質疑を行いました。

 次に、震災後の復興計画についてですが、平成26年5月27日、明治大学大学院特任教授の中林一樹先生を講師に迎え、事前復興計画の意義と可能性についての学習会を行いました。また、これを受けて中野区地域防災計画における復興計画の考え方や、中野区震災復興マニュアルの再編に向けた取り組みなどについて報告がありました。これに対し、マニュアル改訂の前提として、区民のコンセンサスを得ることが重要と思うがいかがかと問われ、当初災害復興マニュアルは職員のための資料という位置付けであったが、大震災後の状況を受け、行政の課題を区民と共有することが発災後の復興を進めるために重要であることから、今後は区民の方々への周知方法などについて検討していきたいとの答弁がありました。

 次に、木造住宅密集地域不燃化促進及び避難路の整備についてですが、平成24年8月に東京都から不燃化推進特定整備地区、いわゆる不燃化特区の指定を受けた弥生町三丁目周辺地区まちづくりの進捗状況や、特定整備路線に大和町中央通りが選定された大和町地域の防災まちづくりについて質疑を行いました。

 初めに、弥生町三丁目周辺地区防災まちづくりにおける都営川島町アパート跡地の活用方針について、跡地には避難道路や権利者用代替地、防災機能を備えた一定規模の公園を整備していくとの報告がありました。これに対し、防災機能を備えた一定規模の防災公園とは防災に関する基準を満たした公園を意味するのか、または、実態的に使ってもらうイメージなのかと問われ、国庫補助等を最大限に活用し、防火水槽などの防災的な設備を設置した公園という意味であるとの答弁がありました。

 次に、大和町まちづくりにおける不燃化特区の活用方針等について報告がありました。これに対し、現在の不燃化領域率40%が、大和町中央通りの拡幅により何%まで引き上がるのかと問われ、不燃化特区指定区域内の拡幅整備や建てかえ支援策の効果、自然更新なども含め、70%に引き上げたいとの答弁がありました。

 次に、大和町まちづくり方針素案について報告がありました。これに対し、不燃化特区に指定された大和町中央通り沿道地区と大和町全域のまちづくりとの関係性について問われ、木密地域を抱える大和町地域の中で特に緊急を要する大和町中央通り沿道地区を不燃化特区とした。今後、素案の説明を契機に地域においてさまざまな話し合いが進められる中、一定程度の合意を得た段階で大和町全域への不燃化特区の拡大を図りたいとの答弁がありました。

 次に、東京都が耐震改修促進計画を変更したことに伴い、特定沿道耐震化助成事業の拡充を図ることについて報告がありました。これは、耐震改修促進法が施行され、国庫助成の割り増し制度が創設されたことによるものです。これに対し、耐震化を促進する上での目標値と進捗状況はどのようになっているかとの質疑があり、中野区での耐震診断の進捗率は67%となっており、目標としては100%を目指し、さらに耐震改修工事まで進むのが理想であるとの答弁がありました。また、防災地域まちづくりに関連して、区内の地域防災まちづくりの現状を調査するため、弥生町三丁目周辺地区、南台一・二丁目地区、大和町地区、平和の森公園周辺地区の視察を行うなど、広範囲にわたって調査研究を進めました。そのほか、不燃化推進特定整備地区内の補助制度、都市防災不燃化促進事業導入に向けた説明会の開催結果等について報告があり、質疑を行いました。

 次に、東日本大震災等被災地の復興支援について、区は復興に向けた取り組みを被災地自治体や全国の自治体と協働して進めるため、さまざまな復興支援を継続して行っています。

 まず、被災地復興支援についてですが、中野区が派遣する3市1町に対する職員の派遣状況や、復興広域協働自治体の派遣職員と区長の意見交換会の実施について報告がありました。このことについて、派遣職員が区に戻ってきた後はどのようにその経験が生かされるのかと問われ、貴重な経験を埋没させないよう、組織の中で生かす最善の方法を考えていきたいとの答弁がありました。そのほか、継続した復興支援のために開催した東北復興大祭典なかの、東北復興祈念展等について報告があり、質疑を行いました。

 次に、避難者への対応についてですが、区内に避難されてきた方への支援の継続決定について報告がありました。これに対し、不安を感じている避難者のためにも、決定した旨の通知をできるだけ速やかに行うよう要望が出されました。

 以上が当委員会における調査経過の概要です。

 最後に、首都圏においても近い将来必ず訪れるであろう大震災に備え、災害の被害を最小限にとどめ、一刻も早い復興を図るためには、安全な都市基盤の構築や防災まちづくり、自助・共助の意識の啓発、地域の共助の力を強めるための施策の推進や防災行動力の向上、そして、事前復興計画策定など、さまざまな課題に対して早急に取り組んでいかなければなりません。また、東日本大震災の被災地支援についても区として継続し、全力を挙げて行っていく必要があります。議会は、これらに対する区の取り組みを促すことはもちろん、みずからも積極的に調査研究を行い、これらの課題に対して多様な視点から審議・提言を行う必要があると考えます。

 以上、簡単でございますが、当委員会における調査概要についての中間報告を終わります。

○議長(伊東しんじ) ただいまの報告に対し、御質疑ありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(伊東しんじ) 御質疑なければ、以上で震災対策特別委員会の中間報告を終わります。

 次に、岩永しほ子地域支えあい推進特別委員長。

〔岩永しほ子議員登壇〕

○42番(岩永しほ子) 地域支えあい推進特別委員会の調査経過について御報告申し上げます。

 当委員会は、地域における見守りや支えあい活動の推進について、地域活動支援制度等について、地域の子ども・子育て支援について調査することを目的に、平成25年5月27日から平成27年3月12日までの間、計14回にわたり委員会を開催してまいりました。

 調査経過につきましては、お手元に配付の調査経過表を御参照願います。

 それでは、調査経過の概要につきまして御報告申し上げます。

 初めに、区は「新しい中野をつくる10か年計画(第2次)」に基づき、地域との連携によって誰もが安心して住めるまちをつくるため、地域での支えあい活動の推進を図り、地域支えあい活動の基本理念や、区、区民、事業者の役割を定めた「地域支えあい活動の推進に関する条例」の制定、活動の推進拠点としてのすこやか福祉センターの整備などを行ってきました。

 同条例に定められている地域での見守り活動のための見守り対象者名簿の提供については、新規に名簿を提供した都度、数回にわたって報告を受けました。その中で、平成27年2月までに全110の町会・自治会のうち74の町会・自治会に名簿を提供し、3月下旬に3町会に提供する予定があることが報告されました。これに対し、高齢者に比べて障害者の名簿登載率が低いのはなぜかとの質疑があり、障害者手帳を持つ区民全員に意向を確認しており、また、家族のサポートがある場合が多く、登載を希望する人が少ないと思われるとの答弁がありました。これに関連して、町会の高齢化が進み、名簿があっても活用が難しいところもある。区としてそういったところをどのようにフォローするのかとの質疑があり、町会・自治会と十分な情報交換をしながら検討を進めてまいりたいとの答弁がありました。さらに、なぜ名簿に登載されるのか、登載されたら具体的にどうなるのか、腑に落ちていない区民も多いのではないか。制度の趣旨や通知の仕方について丁寧に周知を図ってほしいとの要望がありました。

 また、平成26年7月には、災害時にみずから避難することが困難な要支援者の安否確認や支援を円滑に行えるよう、災害時避難行動要支援者名簿を作成・配備し、平成27年度を目途に個別避難支援計画の作成を進めるとの報告を受けました。これに対し、名簿は一度つくって終わりではなく、一定期間ごとに更新が必要である。名簿を実効性あるものにするために、介護の認定区分だけでなく、認知症や寝たきりなどの実態に即した情報を登載できないかとの質疑があり、名簿の更新の方法や実態把握をどのように行っていくかは大事な課題であると認識している。関与している事業者の協力なども視野に入れて考えていきたいとの答弁がありました。

 次に、区は、さまざまな担い手によって多様なサービスが展開するまちの実現に向け、地域自治活動の拠点として区民活動センターを設置し、地域課題の解決に向けた地域住民の自主的かつ主体的な取り組みを推進しています。これに関連して、地域社会の問題を住民が主体的に解決するためのさまざまな活動を企画、調整、支援できる、幅広い知識を身につけた人材を養成する地域活動コーディネーター養成講座について報告があり、応募資格や開催状況などの説明を受けました。これに対し、養成講座を受けたとしても、その後何もしなければ意欲のある人材を眠らせることになる。修了者に対してはその後の活動の支援まで区がフォローしていくべきではないかとの質疑があり、活躍してもらうためのアドバイスや助言など、受講後も支えていくという考えで進めていきたいとの答弁がありました。

 次に、区では、子ども・子育て家庭が地域で安心して暮らし続けられるように、子どもの成長過程を通じて一貫した支援を行うとともに、地域、家庭、学校の連携により子育てしやすい地域づくりを進めています。そして、子ども・子育て関連三法に基づく新制度の導入に向け、必要な支援等を総合的かつ計画的に実施するため、中野区子ども・子育て支援事業計画について、中野区子ども・子育て会議の検討状況及び基本理念、素案などの策定過程について段階的に報告を受け、平成27年3月に同計画が策定されました。このことについて、子ども・子育て関連三法が成立したことで、今まで以上にきめ細かい、行き届いた子育て支援サービスが求められている。計画にいろいろ書いただけでは一般の区民はわからない。誰でもわかる保育のコンシェルジュのようなサービスの提供が必要ではないかとの質疑があり、利用者支援事業において専任のコーディネーターを配置し、相談の対応に当たる。制度に使いにくい部分がある場合には、計画を実行する中で改善していきたいとの答弁がありました。

 また、平成26年7月には、児童虐待の地域の第一義的な通告窓口として相談を担っている子ども家庭支援センターにおいて、平成25年度の虐待対応件数が報告されました。これに対し、虐待を減らすための親に対する周知や教育は行っているのかとの質疑があり、養育困難な家庭へのヘルパー派遣、区民対象の講演会、虐待の通告を促すポスターを保育園に貼るなどの対応を行っているとの答弁がありました。これに関連して、児童相談所の管轄する一時保護施設がいつもいっぱいだと聞いている。児童相談所の区への移管の進展状況はどうなっているのかとの質疑があり、特別区として中間報告をまとめている。移管に向け東京都とは粘り強く交渉していきたいとの答弁がありました。

 また、平成26年7月には、区内における居住実態が把握できない児童に関する調査結果についての報告を受けました。このことについて、どのような状況があって居所不明になってしまうのかとの質疑があり、ほとんどは住民票を残したまま国外に転出しているケースであるとの答弁がありました。これに対し、実態が不明のまま何年も放っておいたとすれば許されないことである。子どもの環境が一刻を争う状況も考えられる中、全容の解明が急務であり、今後もしっかり調査結果を報告してほしいとの要望がありました。これを受けて翌8月、26年5月の時点で把握できていなかった不明児童17人全員の所在等を確認したとの報告がありました。

 そのほか、町会・自治会による見守り・支えあい活動事例集について、すこやか福祉センター及び区民活動センター職員による高齢者訪問実態把握と個別支援などについて報告を受け、質疑を行いました。

 最後に、少子高齢化が進む中で子どもや高齢者、障害者を地域でどう見守り、支え合っていくのか、区民の関心も高まってきています。今後、区には、子ども・子育て支援新制度や介護保険制度の改正なども踏まえた地域包括ケア体制の構築など、新たな目標と成果の達成に向け、地域区民、事業者、区の協働によるさらなる施策の推進と充実への取り組みが求められています。そのために議会では、区の取り組みを促すとともに、みずからも積極的に調査研究を行い、課題に対して多様な視点から審議・提言することが必要だと考えます。

 以上、簡単ではございますが、当委員会における調査の概要についての中間報告を終わります。

○議長(伊東しんじ) ただいまの報告に対し、御質疑ありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(伊東しんじ) 御質疑なければ、以上で地域支えあい推進特別委員会の中間報告を終わります。

──────────────────────────────

 第2号陳情 中野区議会議員・区長などの報酬引き上げについて(2項)

(委員長報告)

 

○議長(伊東しんじ) 日程第8、第2号陳情、中野区議会議員・区長などの報酬引き上げについて(2項)を議題に供します。

 

平成27年(2015年)3月9日

 

中野区議会議長 殿

 

                総務委員長 内川 和久

(公印省略)

陳情の審査結果について

 

本委員会に付託された陳情を審査の結果、下記のとおり決定したので、中野区議会会議規則第94条の規定により報告します。

 

 

受理番号

件  名

審査結果

決定月日

意見

措置

第2号

陳情

中野区議会議員・区長などの報酬引き上げについて(2項)

不採択と

すべきもの

39

 

 

 

○議長(伊東しんじ) 総務委員会の審査の報告を求めます。内川和久総務委員長。

内川和久議員登壇〕

○11番(内川和久) ただいま議題に供されました第2号陳情、中野区議会議員・区長などの報酬引き上げについての2項に関しまして、総務委員会における審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。

 本陳情は、高過ぎる報酬を削減するために、報酬審議会の傍聴を公式に認め、開かれた場で議論を始めることを求めるものです。本陳情は、平成27年2月9日に受理され、3月6日の本会議において当委員会に付託された後、3月9日の委員会にて審査を行いました。審査の進め方として、本陳情を議題に供した後、委員会を休憩し、陳情者から補足資料の配付及び補足の説明を受け、その後委員会を再開して質疑を行いました。その主な質疑応答の内容を紹介します。

 初めに、特別職報酬等審議会の傍聴は認められるのかとの質疑があり、条例上非公開としているものではなく、傍聴希望があればその都度審議会の会長と調整し、対応していくことになるとの答弁がありました。これを受け、過去1年間の傍聴の実績について問われ、傍聴希望はなく、審議会に諮ったことはないとの答弁がありました。

 次に、条例上非公開との定めがないのであれば、原則公開ということかとの質疑があり、原則公開であるが、審議の中で個人情報が含まれる場合や、公正中立な審議が確保できないと危惧される場合には非公開となる場合もあるとの答弁がありました。

 次に、審議会の開催について広報しているのかとの質疑があり、審議は特別区人事委員会の勧告などを参考に短期間で集中して開催し、日程調整が直前になることから区報による広報は難しい。このためこれまで日程は公表してこなかったが、今後はホームページなどでの周知は可能と考えているとの答弁がありました。

 次に、陳情の趣旨に「高過ぎる報酬を削減するために」とあるが、審議会は報酬を削減するために開催されているのかとの質疑があり、報酬の削減ありきではなく、特別職の給料や議員の報酬の額について審議する場であると考えているとの答弁がありました。

 さらに、閉ざされた場で議論されているとの指摘についてはどうかとの質疑があり、開催日などの周知について工夫の余地はあるが、非公開で閉ざされた状況にあるとは認識していないとの答弁がありました。

 以上が主な質疑応答の内容です。

 その後、委員会を休憩して本陳情の取り扱いを協議した後、委員会を再開し、質疑を求めましたが、質疑はなく、質疑を終結しました。

 次に、意見の開陳を求めたところ、意見はなく、意見の開陳を終結しました。

 次に、討論を求めたところ、討論はなく、討論を終結しました。

 そして、挙手による採決を行ったところ、賛成少数で本陳情を不採択とすべきものと決した次第です。

 以上で、第2号陳情に関する総務委員会における審査の経過並びに結果の報告を終了します。

○議長(伊東しんじ) ただいまの報告について御質疑ありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(伊東しんじ) 御質疑なければ、質疑を終結いたします。

 本件については討論の通告がありませんので、直ちに採決いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(伊東しんじ) 御異議ありませんので、これより起立により採決いたします。

 上程中の陳情を採択するに賛成の方は御起立願います。

〔賛成者起立〕

○議長(伊東しんじ) 起立少数。よって、上程中の陳情は不採択とするに決しました。

 次に、陳情の継続審査についてお諮りいたします。

 お手元に配付の陳情継続審査件名表に記載の陳情については、それぞれ付託委員会から継続審査の申し出がありますので、継続審査の可否について、これより陳情ごとに起立により採決いたします。

 初めに、平成26年第7号陳情、日朝国交正常化実現については、総務委員会の申し出どおり継続審査に付したいと思いますが、これに賛成の方は御起立願います。

〔賛成者起立〕

○議長(伊東しんじ) 起立多数。よって、平成26年第7号陳情は、総務委員会の申し出どおり継続審査に付すことに決しました。

 次に、平成24年第16号陳情、警察大学校等跡地の中央部公園拡張については、建設委員会の申し出どおり継続審査に付したいと思いますが、これに賛成の方は御起立願います。

〔賛成者起立〕

○議長(伊東しんじ) 起立多数。よって、平成24年第16号陳情は、建設委員会の申し出どおり継続審査に付すことに決しました。

 次に、平成25年第7号陳情、中野区議会政務活動費に関する陳情書については、議会運営委員会の申し出どおり継続審査に付したいと思いますが、これに賛成の方は御起立願います。

〔賛成者起立〕

○議長(伊東しんじ) 起立多数。よって、平成25年第7号陳情は、議会運営委員会の申し出どおり継続審査に付すことに決しました。

 次に、第3号陳情、中野区議会議員の費用弁償の廃止については、議会運営委員会の申し出どおり継続審査に付したいと思いますが、これに賛成の方は御起立願います。

〔賛成者起立〕

○議長(伊東しんじ) 起立多数。よって、第3号陳情は、議会運営委員会の申し出どおり継続審査に付すことに決しました。

 

平成27年第1回定例会

陳情継続審査件名表

《総務委員会付託》

 (26)第7号陳情 日朝国交正常化実現について

 

《建設委員会付託》

 (24)第16号陳情 警察大学校等跡地の中央部公園拡張について

 

《議会運営委員会付託》

 (25)第7号陳情 中野区議会政務活動費に関する陳情書

     第3号陳情 中野区議会議員の費用弁償の廃止について

 

○議長(伊東しんじ) 次に、常任委員会の所管事務継続調査についてお諮りいたします。

 お手元に配付の常任委員会所管事務継続調査件名表に記載の調査事件については、それぞれ所管委員会から継続調査の申し出がありますので、これを申し出どおり継続調査に付したいと思いますが、御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(伊東しんじ) 御異議ありませんので、さよう決定いたします。

 

常任委員会所管事務継続調査件名表

平成27年第1回定例会

総務委員会

 1 政策、計画及び財政について

 1 平和、国際化、人権及び男女平等について

 1 広報及び広聴について

 1 組織及び人事について

 1 会計、決算及び事業の評価・改善について

 1 危機管理について

 

区民委員会

 1 区民相談及び消費生活について

 1 住民情報システムについて

 1 戸籍及び住民基本台帳等について

 1 区税について

 1 国民健康保険、後期高齢者医療及び介護保険等について

 1 環境及び地球温暖化対策について

 1 清掃事業及びリサイクルについて

 1 生活環境について

 

厚生委員会

 1 地域活動の推進及び地域ケア・地域支援について

 1 保健衛生及び社会福祉について

 1 保健所及び福祉事務所について

 1 スポーツ、文化及び生涯学習について

 

建設委員会

 1 安全で快適に住めるまちづくりについて

 1 産業振興及び都市振興について

 1 道路・公園等の整備について

 1 防災及び都市安全について

 

子ども文教委員会

 1 学校教育の充実について

 1 学校と地域の連携について

 1 知的資産について

 1 子育て支援及び子どもの育成について

 

○議長(伊東しんじ) 次に、議会運営委員会の所管事項継続調査についてお諮りいたします。

 お手元に配付の議会運営委員会所管事項継続調査件名表に記載の調査事件については、議会運営委員会から継続調査の申し出がありますので、これを申し出どおり継続調査に付したいと思いますが、御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(伊東しんじ) 御異議ありませんので、さよう決定いたします。

 

議会運営委員会所管事項継続調査件名表

平成27年第1回定例会

 1 議会の運営について

 1 議会の会議規則、委員会に関する条例等について

 

○議長(伊東しんじ) 以上で本日の日程を全て終了いたしましたので、散会いたします。

 平成27年第1回中野区議会定例会を閉じます。

午後3時58分閉会

 

 

会議録署名員 議 長 伊東 しんじ

       副議長 やながわ 妙子

       議 員 林 まさみ

       議 員 小林 秀明