平成27年09月29日中野区議会決算特別委員会総務分科会
平成27年09月29日中野区議会決算特別委員会総務分科会の会議録

中野区議会総務分科会〔平成229日〕

 

総務分科会会議記録

 

○開会日 平成229

 

○場所  中野区議会第1委員会室

 

○開会  午後00

 

○閉会  午後54

 

○出席委員(9名)

 若林 しげお主査

 ひやま 隆副主査

 内野 大三郎委員

 いでい 良輔委員

 平山 英明委員

 南 かつひこ委員

 いながき じゅん子委員

 大内 しんご委員

 長沢 和彦委員

 

○欠席委員(0名)

 

○出席説明員

 副区長 川崎 亨

 副区長 本田 武志

 政策室長 髙橋 信一

 政策室副参事(企画担当) 海老沢 憲一

 政策室副参事(基本計画担当) 森 克久

 政策室副参事(予算担当) 黒田 玲子

 政策室副参事(広報担当) 酒井 直人

 政策室副参事(業務改善担当) 中谷 博

 経営室長 篠原 文彦

 危機管理担当部長 小田原 弦

 経営室副参事(経営担当) 朝井 めぐみ

 経営室副参事(人事担当) 伊藤 政子

 経営室副参事(施設担当) 宮﨑 勇一郎

 経営室副参事(行政監理担当) 田中 謙一

 経営室副参事(経理担当) 伊藤 廣昭

 会計室長 古屋 勉

 選挙管理委員会事務局長 長﨑 武史

 監査事務局長 小谷松 弘市

 

○事務局職員

 事務局長 小田 史子

 事務局次長 堀越 恵美子

 書記 東 利司雄

 書記 田中 寛

 

○主査署名


審査日程

○議

 認定第1号 平成26年度中野区一般会計歳入歳出決算の認定について(分担分)

 認定第2号 平成26年度中野区用地特別会計歳入歳出決算の認定について

 認定第3号 平成26年度中野区国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について(分担

       分)

 認定第5号 平成26年度中野区介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について(分担分)

 

主査

 定足数に達しましたので、総務分科会を開会します。

 

(午後1時00分)

 

 認定第1号、平成26年度中野区一般会計歳入歳出決算の認定について(分担分)、認定第2号、平成26年度中野区用地特別会計歳入歳出決算の認定について、認定第3号、平成26年度中野区国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について(分担分)及び認定第5号、平成26年度中野区介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について(分担分)を一括して議題に供します。(資料1)

 本日は分科会2日目ですが、1日目に御協議いただきましたとおり、質疑は本日で終わらせたいと思いますので、委員、理事者におかれましては御協力よろしくお願いを申し上げます。

 それでは、一般会計の歳入について質疑を行います。

 歳入補助資料の1ページから2ページ、2款特別区交付金について質疑はありませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

主査

 質疑がなければ進行いたします。同じページ、3款地方譲与税について質疑ありませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

主査

 なければ進行いたします。同じページ、4款利子割交付金について質疑ありませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

主査

 なければ進行いたします。次、5款配当割交付金について質疑ありませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

主査

 なければ進行いたします。次に、3ページから4ページ、6款株式等譲渡所得割交付金について質疑ありませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

主査

 なければ進行いたします。次、同じページの7款地方消費税交付金について質疑ありませんか。

平山委員

 総括でお尋ねしようかなと思ったんですけど、こっちで尋ねちゃおうと思いまして。これは多分聞くのは田中さんのほうになるのかな。この交付金が今回消費税の増税分も含めて2分の1ですけれども、とりあえず入ってきて、うち社会保障分が8億4,500万円余あったということで、消費税分の使途について示しなさいねという国のお達しがあって、今回は主要施策の成果の中でしたか、に書かれてらっしゃるということなんですけど、一方で、示しなさいねという昨年の総務省からの通知の中でサンプルみたいなのがついていましたよね、例えばこんな形でやることが考えられますよという。結構あれでやっている地方公共団体ってあるんですよ。国から出されたサンプル、表に基づいて。何が言いたいかというと、あれでやると、そのうちの幾らこの消費税の社会保障分を充当していますよというところまでを書くようなことになっているわけなんですね。わかりますか。国からこういう表が来たでしょう。それを使おうという議論にはならなかったんですか。

田中経営室副参事(行政監理担当)

 私の記憶ですけれども、昨年度の総括質疑の中で、この消費税の増税分の使途については決算でもなるべくわかりやすくというようなことで、平成26年度の決算につきましては主要施策の成果のほうに金額の大きい事業を中心に記載をさせていただきました。確かに国のほうから示されている一覧表みたいなものはありますけれども、いわゆる社会福祉とか社会保険とか、割と事業的に社会福祉の児童福祉事業とか抽象的な言葉で書いてあったものですから、なるべく具体的にということで26年度決算につきましてはこういうような形で表記をさせていただいたというところでございます。

平山委員

 そうですね。こっち側の項目についてはそうなんですよ。それって、全国一律でとりあえずサンプルとして渡しているものなのでそういう表記の仕方しかできなかったので、多分こっちは工夫できると思うんですよね。一方で、さっき言ったように、全体の総額に対して、うち消費税の社会保障分の充当額は幾らだったのかというところまで書けるようになっている表のはずなんですよね。ということから見ると、今回のうちの主要施策の成果に載せた表記の仕方よりは区民の皆さんにとって随分とわかりやすい内容にはなっているのかなという気もするので、26年度は初めてのことなのでこういう形での表記になったということなんですけど、以後どういった形が望ましいか、他の自治体の事例も見ながら、今回初めていろんなところが出しているのが見れますから、また検討を進めて、よりわかりやすい提示ができるような形に努めていただきたいと思いますが、いかがですか。

田中経営室副参事(行政監理担当)

 確かに委員のお話のとおり、国から示されているものは、それぞれの例えば障害福祉事業の経費がこれだけかかりました。その中に特定財源が幾らありました。一般財源を内訳で、消費税を充当する分とその他の一般財源を使ったと。ここの切り分けのところがいわゆる一般財源の中で、一般財源というのは色がついていないものですから、なかなかその切り分けは難しいなというところもありますけれども、来年度に向けてさらに工夫できるところがあれば検討していきたいというふうに考えてございます。

主査

 他に質疑はありませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

主査

 なければ進行いたします。次に、同じページ、8款自動車取得税交付金について質疑はありませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

主査

 なければ進行いたします。次、9款地方特例交付金について質疑はありませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

主査

 なければ進行いたします。次、10款交通安全対策特別交付金について質疑はありませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

主査

 なければ進行いたします。次、5ページから6ページ、11款分担金及び負担金について質疑ありませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

主査

 なければ進行いたします。次、12款使用料及び手数料について質疑はありませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

主査

 なければ進行いたします。次、13款国庫支出金について質疑はありませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

主査

 なければ進行いたします。7ページから8ページ、14款都支出金について質疑はありませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

主査

 なければ進行いたします。次、9ページから10ページ、15款財産収入について質疑はありませんか。

長沢委員

 一つは、旧第六中学校用地貸付料というのが3万6,000円余ありますが、これは何ですか。

伊藤経営室副参事(経理担当)

 日本救助犬協会のほうで借りたいといったようなことでございまして、2回貸し付けを行ってございます。

長沢委員

 それと、中野中学校の跡地貸し付け、これは旧中野中……。中野中学校の跡地だからいいんだよね。なんですが、旧沼袋小の跡地については、あそこは貸し付けしていないのかな。これが触れていないのはどうしてなんでしょうか。

伊藤経営室副参事(経理担当)

 そちらにつきましては、こちらではなくて、所管のほうで、財産貸し付けではなくて、使用料か手数料か何か別の項目で掲載されてございます。

長沢委員

 いや、使用料は、ごめんね、見たんだけど、入っていなかったように思うんですけど、入っていますか。

 もう一つは、何でそこは使用料なの。要するに、行政財産としてまだやっているということですか。そこを教えてください。

伊藤経営室副参事(経理担当)

 行政財産ということで、そちらの所管で貸し付けというか、手続をしてございます。

長沢委員

 そのやりとりをここでしていいのかどうかあれなんだけど、行政財産にしている意味は何なんですか。つまり、ここでいえば、これは一部のあれじゃないから、中野中学校の跡でいえば普通財産に変えているということですよね。だから、財産収入として15款にしている。使用料は12款だっけ。使用料のほうでというのは、教育財産というか、行政財産にしている意味というのが、これはやっぱり所管のところでの話なんですか。この辺、御存じだったらちょっと教えてください。

伊藤経営室副参事(経理担当)

 普通財産に切りかえる不動産等につきましては、使用の用途がなくなったものについては経理担当のほうに戻ってきますけれども、その所管のほうでその用途として使用する場合には所管のほうで行政財産として管理しているというものでございまして、今回この物件につきましては所管のほうで管理をされてございます。

長沢委員

 こういうふうに聞きます。旧中野中学校跡地は、これはいいんだよね。今、堀越建てかえの際に貸しています。堀越の学生さんたちが使っていますと。今の沼袋小については、前は大妻さんが使われていた。学生さんが使っていた。今は明大中野の学生さんが使っているのかと思うんだけど、違うね。いや、違ったらちょっと言って。それが使い方としてはそういう使い方をしている。片方を普通財産、片方は行政財産というのがわからない。そこをちょっと説明してほしかったんです。

伊藤経営室副参事(経理担当)

 当然、財産としては同じなんでございますけれども、所管としてまだ用途として必要であるといったようなところにつきましては、所管のほうで行政財産として管理をしているものでございまして、こちらについては、既に学校が移ってしまいましたので、中学校の用途として使用しなくなったといったようなことで、経理分野、いわゆる財産管理所管のほうに戻ってきたものでございます。

主査

 他に質疑はありませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

主査

 なければ進行いたします。次、11ページから12ページ、16款寄付金について質疑はありませんか。

いながき委員

 この11ページ、12ページの寄付金のところで、いわゆる区外からの方の寄附金というのは、今で言うところのふるさと納税的な感じでの寄附金というんでしょうか。区外の方からの寄附金というのは今年度お幾らだったんでしょうか。

黒田政策室副参事(予算担当)

 区外では、今ちょっと詳細な資料を持っておりませんけれども、一般的な寄附金ということでは469万7,806円をいただいております。区外、区内の方は一緒になっております。

いながき委員

 わからないということですか。

黒田政策室副参事(予算担当)

 今手元に持っておりませんので、少しお時間をいただくようになるかと思います。

主査

 じゃ、答弁保留ということで。

大内委員

 「その他の寄付金」5件で8億2,400万円というのは、具体的に1件何か大きなところがあったんでしょうか。

黒田政策室副参事(予算担当)

 「その他の寄付金」につきましては開発協力金等が入っておりますので、そちらのほうをまとめて記載をさせていただいております。

大内委員

 だから、5件とも全部それなの。開発協力金なの。

黒田政策室副参事(予算担当)

 平成26年度は3件が「その他の寄付金」ということで開発協力金になっております。それ以外の部分につきましては、環境の部分ですとか区民公益活動の寄附金のところが入っております。(「違うよ。そこはその他じゃない。所管のところが……」と呼ぶ者あり)失礼いたしました。環境の部分は予算分野でそういったものに使っていただくということですが、環境分野のほうでの寄附金ではないということでお受けしたものと区政一般のものが入ってございます。

大内委員

 いや、別に環境のほうは聞いてないから。いきなり言われてもわけがわからないんだけど。いや、5件のうち3件が開発協力金、それが大体幾らなのか。残り2件が金額が大きかったら教えてくださいと。

黒田政策室副参事(予算担当)

 失礼いたしました。その開発協力金3件でございますが、8億2,400万となっております。

大内委員

 あと残り1,000万あるね。それ、2件なんでしょう。そうすると、1件が大きいんだけど、それはどういったものなんでしょうか。

黒田政策室副参事(予算担当)

 区政一般に対するものですとか、その中でいろいろなお話があった中で区政一般について6,000円を入れたものでございます。2件でございます。

髙橋政策室長

 また最初から説明させていただきます。「その他の寄付金」ということで出ているので、8億2,400万6,000円が合計の数字です。これは全部で5件。そのうち3件が先ほど申しましたまちづくりの関係のもので、これが8億2,400万円、残り2件で6,000円です。

主査

 他に質疑はありませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

主査

 質疑がなければ、答弁保留を除いて、進行いたします。同じページ、17款繰入金について質疑はありませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

主査

 なければ進行いたします。次、18款繰越金について質疑はありませんか。

大内委員

 この備蓄倉庫というのはどこのことなんでしょう。

黒田政策室副参事(予算担当)

 旧六中に建設したものというふうに聞いております。

大内委員

 繰越金というのは、26年度から27年度に繰り越ししたお金のことを言っているんじゃないのかな。

黒田政策室副参事(予算担当)

 「繰越明許」と書いてございますのは25年度から26年度に対して繰り越したものでございます。

大内委員

 これは25年度から26年度に繰り越しになった。さらに27年度になっているというのは、当然ここには入っていないわけね。

黒田政策室副参事(予算担当)

 はい、そのとおりでございます。

主査

 他に質疑はありませんか。

 答弁保留はまだ……。

黒田政策室副参事(予算担当)

 失礼いたしました。2件で418万円となっております。

主査

 さっきの答弁保留です。

黒田政策室副参事(予算担当)

 失礼いたしました。答弁保留させていただきました、ふるさと納税といいますか、寄付金の区外からの寄附でございますが、2件で418万円でございます。

いながき委員

 税のほうの数字を聞いてないのではっきりしたことはわかりませんが、25年度ぐらいまでの数字を聞くと、恐らく中野区民の方がふるさと納税制度を利用して区外に寄附をして、その税が控除されて中野区の税金が減った額のほうが恐らくこの金額よりは今年度も多いのかなというふうに思うんですけども、それは把握していらっしゃいますか。ちょっと税のことなので。

黒田政策室副参事(予算担当)

 決算額としては把握しておりませんが、418万円よりは多かったように思います。

いながき委員

 たしか今年度から控除額が2倍でしたか、ふるさと納税制度が変わって控除額が2倍になって、さらにこの制度を利用してほかの自治体に寄附する方がふえるんじゃないかと言われている中で、所管としては区外の方からの寄附を今後集めるような努力といいますか、そういうことは何か今のところ考えていらっしゃいますでしょうか。

黒田政策室副参事(予算担当)

 ふるさと納税自体をどういうふうに見ていくかという中では、ふるさと納税というのを否定するわけではございませんが、都心区、23区の中ではこういった税を拡大することによって、地方税制を緩和させていく。格差を緩和させるということについてはもう少し違った財源を使ってやるべきだというふうに考えておりますので、この中野区で何かを打ち出してふるさと納税の獲得に力を入れていくというような考え方は現在のところは持っておりません。

主査

 よろしいですか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

主査

 他に質疑がなければ進行いたします。次、13ページから16ページ、19款諸収入について質疑ありませんか。

大内委員

 5の雑入で14の私用電話料とあるんだけど、これはどうやって徴収しているんですか。

宮﨑経営室副参事(施設担当)

 こちらですけど、電報の交換台のほうに電報等を出される方ですね。その使用料という形になっております。

大内委員

 一番上の庁舎食堂等光熱水費負担金とあるでしょう。これは467万なんですよ。庁舎2階の食堂って賃貸料が1年間で142万なんだよね。光熱水費が460万というと、借りるのが140万で光熱水費460万。「等」なので、多分これ、わかる、その内訳は。

宮﨑経営室副参事(施設担当)

 食堂の光熱水費のほうの負担分が351万1,868円、そのほかですけど、みずほ銀行とか関東バスの案内所、コンビニエンスストア、あとタイムズ等の電気、ガス、水道費となっております。

平山委員

 雑入のところで二つ。この契約違約金って、これは何なんですか。雑入の目の4。

伊藤経営室副参事(経理担当)

 こちら2万1,100円につきましては賃貸物件の納入遅延に伴う遅延違約金でございます。

平山委員

 その2万1,100円はそうなんだけど、収入未済もあって、これは入ってくるめどはなかなか厳しいやつだ。

伊藤経営室副参事(経理担当)

 こちらにつきましては2件ございまして、1件が道路台帳補正測量委託契約、21年度に結んだものですが、それに伴って違約金がございます。こちらが37万8,000円。旧館山健康学園の売買契約、17年度に伴う違約金が1,800万円。いずれにつきましても徴収停止の手続をしてございまして、それぞれ時効を待っているような状況になってございます。

平山委員

 何で時効を待っているんですか。もう難しいの。

伊藤経営室副参事(経理担当)

 道路台帳の補正測量委託につきましては、破産ということで支払い能力がないということで破産管財人より報告を受けまして、これに伴いまして徴収停止の手続を受けてございます。旧館山健康学園につきましては、所在が不明ということで、方々探したんですが、その後発見されないといったようなことでございます。

平山委員

 じゃ、それはそれで。

 もう一つ、雑入の雑入のほうの収入未済の1万7,600円というのは何なんですか。

酒井政策室副参事(広報担当)

 この1万7,600円のうちの1万5,000円についてはバナー広告の収入未済になります。バナー広告の掲載をしたんですけれども、その後にバナー広告料が入らず、その後に会社がいなくなってしまったということで、居所にも訪ねたんですけども、いまだに見つかっておらない分でございます。

伊藤経営室副参事(人事担当)

 ただいまの1万7,600円のうちの2,600円でございますけれども、これは、公務災害が認定されまして給付がされますと、その間区から支払っていたものについて返還を求めるんですけれども、それがまだ返還されていないというものでございます。

主査

 他に質疑はありませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

主査

 質疑がなければ進行いたします。次、15ページから16ページ、20款特別区債について質疑はありませんか。

大内委員

 この特別区債は予算額と調定額で若干開きがあるんですけども、これはどういったことなんでしょうか。

黒田政策室副参事(予算担当)

 こちらにつきましては、特別区債を最終的に決定していく段階では、この該当の整備部分につきましての国費とか都市計画交付金または、場合によっては基金を入れることもございますが、そういったものの残りの部分について起債をかけることにしておりますので、昨年度は都市計画交付金のほうがほかの区、23区とのいろいろな調整というか、割合の中で多目に来たというか、交付額の割合が高くありましたので、特別区債のほうが減額したというようなことになっております。

大内委員

 よくわかっていないので、わからない人間にわかるように。要するに、予算現額、予想より少なかったということはどういう影響があるんですか。

黒田政策室副参事(予算担当)

 影響といいますと、公債費の負担比率等が落ちるというようなことになります。先ほどもう一つ御説明しましたのは、都市計画交付金等の交付割合が高かったので、その分は一般財源というか、起債をせずに終わったというようなことになっております。

髙橋政策室長

 一般的にこの事業でやる場合には、国の補助とかいろいろございます。起債をするというのは、国の補助の残りを充てるということになりますので、予算よりも起債が少なかったということは、補助のほうとかなんかの活用が図れて、私どものほうの区の借金が少なかったということで、これは喜ばしいことだというふうに思っています。

主査

 他に質疑はありませんか。よろしいですか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

主査

 以上で一般会計分担分についての質疑を終了します。

 次に、用地特別会計の歳入歳出を一括して質疑を行います。用地特別会計は決算説明書の485ページから499ページとなります。質疑はありませんか。

大内委員

 490ページの一番下の公共用地先行取得債の取得等事業債、清掃事務所車庫用地及び弥生町六丁目のこれは去年買い取ったの。

黒田政策室副参事(予算担当)

 この用地特別会計の中では買い取っております。

主査

 他に質疑はありませんか。よろしいですか

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

主査

 なければ、用地特別会計についての質疑を終了します。

 次に、国民健康保険事業特別会計の人件費について質疑を行います。国保特別会計の職員人件費は決算説明書の530ページから531ページとなります。1目制度運営費、事務事業1、国保運営関係人件費等になります。質疑はありませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

主査

 なければ、国民健康保険事業特別会計の分担分についての質疑を終了します。

 次に、介護保険特別会計の人件費について質疑を行います。介護保険特別会計の職員の人件費は決算説明書の600ページから601ページとなります。1目制度管理費、事務事業1、介護保険関係人件費等になります。質疑はありませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

主査

 なければ、介護保険特別会計の分担分についての質疑を終了します。

 以上で、当分科会の分担分についての質疑は全て終了したことになりますが、全体を通して質疑漏れはございませんか。

平山委員

 すみません。1個、歳入のところで聞くのを忘れちゃって。歳入の補助資料の7ページの都支出金のがんばる地域交付金、これってどういう性質の交付金で、何に使われたんでしたか。

黒田政策室副参事(予算担当)

 がんばる地域交付金は、平成25年度の12月5日に閣議決定されました好循環実現のための経済対策という中で出てきたものでございます。こちらのほうもやはり実施計画等を事前に立てて、そういったものに対しての補助をするというような内容になっておりまして、これが25年度の末にできたということで、早速、計画等立てているようなものや、また実施計画があるものに該当させまして、26年度に道路のストック総点検とか維持補修管理計画を策定しましたので、こちらのほうに1,400万円余で、学校など施設環境改善事業ということで特別教室の冷暖房化のほうに700万円の補助金を充てたところでございます。

平山委員

 道路ストックは道路ストックでまた別な補助金がなかったでしたか。社会資本整備総合交付金のメニューの一部を使ったんじゃなかったかなと思うんですけど。

黒田政策室副参事(予算担当)

 社会資本整備総合交付金も充てておりますので、かぶらないように、そこは同じ国庫ですので、申請を出すというようなことで処理をしております。

平山委員

 わかりました。それは深くは聞かない。あれって、だって、調査をして、その後つけていくというものなので、同じ補助金で使っていっているのかなというふうに思ったものですから、それはそれでいいです。

 特別教室の冷房化にも使ったということですよね。そういうものにも使える性質のもの、これって単年度の交付金なんですか。

黒田政策室副参事(予算担当)

 26年度で終了しております。

いでい委員

 歳出のほうもいいんですよね。135ページの職員健康管理、メンタルヘルス相談委託のことなんですけども、ことしも568万円とありますが、これは区役所の中でやっていることなんですね。

伊藤経営室副参事(人事担当)

 はい、7階の健康管理室でやっております。

いでい委員

 それは、相談員に週に何回か来てもらって、何時間いていただいて、予約制とか、そういった形なんですか。

伊藤経営室副参事(人事担当)

 精神科医ですとか臨床心理士に定期的に来ていただいておりまして、あと保健師も常駐しておりますけれども、予約と随時の御相談にも可能な限り対応しております。

いでい委員

 それは中野区医師会にも協力をしていただいて医師を派遣してもらっているとか、そういった事業なんですか。

伊藤経営室副参事(人事担当)

 いいえ、この事業につきましては、事業者に委託をしてお願いしているものでございます。

大内委員

 先ほどの歳入決算説明書補助資料の10ページのところなんですけども、一番下の不動産売払収入の、まず所在地というのは旧番地で出ているんですけど、これはやっぱりそういうあれになっているのかな、登記が。

 あと、備考のところの廃道敷というの。道を廃止したという理解でいいんですか。あと、その下の廃水路というのは、水路の上を塞いじゃったからなのかな。

伊藤経営室副参事(経理担当)

 まず、こちらの所在地につきましては地番ということでございます。登記上の地番ということでございます。

 それと、廃道敷、廃水路敷につきましては、もう既に道路状あるいは水路状の形状をなしていないものなんですが、既にそういったものとして残っているものでございまして、それにつきまして近隣の方に売却をしてございます。

長沢委員

 繰り入れのところとちょっと基金との関係なんですけど、歳入歳出にまたがっちゃうんですけど、財政調整基金の繰入金が今回なかったわけですね。予算のときに繰入金で、最近、御親切にこの部分、年度間調整分や施設改修分という内訳も出していただいている。そのとおりになっているかわからないんだけれども、そういうふうに出していただいているんですね。今回はその繰入金がなかったんだけども、じゃ、積み立てのときに、財調基金の際にはそういう年度間調整で幾ら、あるいは施設改修で幾ら。今は退職引き当てというか、退職に充当するというのはここにためておくというやり方はしていなくて、年度間のあれでやれているのかもしれませんけど、そういったものというのが一定あるからこそ、繰り入れの際もそうしているということなんですかね。もともと一般財源の話なんだけども、その辺についてちょっと教えてほしいなと思ったんですけど、いかがでしょう。

黒田政策室副参事(予算担当)

 予算の段階で財調基金に繰り入れますときは、大規模な施設改修、小・中ではなく、一般的に区有施設、区の施設ですね。そういったところをやるところは、施設が持っている改修経費等に足りない場合には財調基金のほうから繰り入れる考え方は持っております。そういったところでは繰り入れを行っていくので、積み立てのほうも大規模改修等の計画を、なかのZEROですとか、そういったものは来年度以降やるというようなことがわかっておりますので、ある程度の試算をして、その部分を財調基金の中でも性格を持たせて積み立てるというようなことをやっております。

長沢委員

 もうこれは出てないんですね。もう随分前になるんですね。前は施設建設、要するに特目であったと思うんで、建設だから違うのかな。多分、施設の改修とかというので、そういう形でしていたのかなと思うんですけど、いろんな事情からそれ自身は基金としてはなくした、廃止をされたんですね。財調基金の性格上、年度間調整というのと、要するに中野で言えば、今おっしゃったような施設の大規模な改修の際にということですね。現に大規模な改修が前後して今いろいろ行われているということなんだけども、これというのは、これから以降のことで言うと、施設の、例えば義務教育のこれが大体大きなあれだよね。福祉施設のというのがあって、そこで事足りる話じゃなくて、それ以外のところは財調のところの基金の繰り入れでやりくりするとかいう話なんだけど、これ、また別に特目をつくるとか、そういうのは考えとしては検討とかはあったんですかね。ちょっとそこだけ教えて。

黒田政策室副参事(予算担当)

 今年度の予算、27年度の予算編成といったところでは、特にこれ以外の、今現在ある以外の特目、特定目的基金をつくるといった議論はしてはおりません。福祉関係ですと社会福祉施設整備基金とか充てるということで、委員も御指摘のとおりでございますので、区全体のそういった特定目的基金では間に合わないところは、財政調整基金の施設整備部分という形で、大きな形では年度間の調整を施設改修も含めてやっていくというような形で考えていきたいというふうに思っております。

いながき委員

 先ほどの区外の方からの寄附金のところで、内訳は聞いておりませんが、2件で418万円ということで、少なくてもお一方はかなりの金額を寄附していただいているということで、その寄附をしてくださった方々に対して、中野区からのお返しというんですか、ほかの地方のほうの自治体ではお米をつけたり、お肉をつけたり、いろいろやっていて、その競争が過熱しているという批判もありますけれども、区外の方からの寄附に対して中野区から何か贈っていらっしゃるというものはあるんでしょうか。

黒田政策室副参事(予算担当)

 3万円以上の方につきましては感謝状を。御必要だと、感謝状を贈らせていただいていいでしょうかというときに、贈ってくださいと言われた方には贈らせていただいているところでございます。

いながき委員

 先ほど申し上げましたが、これからまた控除額が倍になって、その申請の方法も単純化されて、よりふるさと納税を利用した寄附がしやすくなるという制度になる中で、少しでも中野区への寄附を集めていくという姿勢も――先ほど23区はそういう姿勢ではないということで、中野区が独自に何かやる予定はありませんということでしたけれども、少なくとも寄附をしてくださった方にちょっと気のきいたというか、お金をかけなくても中野区ならではの何かオリジナルグッズではないですけれども、そういったものを何かちょっと工夫して、寄附した方が例えば口コミで、ネット上でこういうのが来ましたと広げていただいていけるような、例えばそういったちょっと気のきいたものをですね。たしか北区かどこかは葛飾北斎のグッズをお返しで何か差し上げているみたいなことを読んだことがあったんですけれども、感謝状だけでこれから、金額お一人お幾らというのは聞いておりませんけれども、それなりの金額を下さった方にも感謝状1枚というのはちょっと寂しいような気もしないではないんですが、それについてはどのようにお考えでいらっしゃいますか。

黒田政策室副参事(予算担当)

 ふるさと納税ということではなく、中野区の区政に対して、信頼であったりとか、これまでお世話になったというようなことでいただいた方には、気持ちとして何かあらわせるものがあれば、それは大変いいことだというふうには考えております。現在のところは感謝状ということで、それ以外のところは何か工夫ができるようなことがあれば検討は行ってまいりたいと思いますが、地方のようにお米ですとか、そういった物を配布して寄附金が増加することを施策の狙いとするというようなことについての考え方は今現在ございませんので、これからは施策を充実させることで中野区にぜひ寄附をしたいといったような方がふえてくるというようなことを当面は考えて、さまざまな検討を行ってまいりたいというふうに考えております。

平山委員

 さっきのがんばる地方交付金の話で、すみません、あのときにまとめて聞けばよかったんですが、ちょっと、おやっと思って、確認だけです。これ、結局こういった補助金を活用できますよというのが25年度にわかって、26年度に使われることになって、これって、事業への充て込みは補正対応をされたんでしたっけ。それとも単に財源構成を変更されただけなんですか。

黒田政策室副参事(予算担当)

 補正は行っておりません。財源更正をしております。

平山委員

 ですよね。ここから先は当委員会でやるべきことではないので質問という形にはしないんですけど、小・中学校特別支援教室の冷房化って、そもそも予算がついていて、でも、使える補助金がありますよというときに、議論として、だったら、まだ完全に冷房化できているわけじゃないんだから、プラスしようかなという議論が出なかったというのは悲しいなというふうに思ったのであえて伺ったんですけど、ここの委員会で言うべきことじゃないので、これで終わります。

黒田政策室副参事(予算担当)

 先ほどの答弁の修正をさせてください。財源更正はそうなんですけど、もう一つ前に、社会資本整備総合交付金等が道路ストック事業に充たっているんではないですかということで、それの充たっている国庫補助の、そのまた残りの部分に対して充てられるということでこの補助金を使わせていただいたということで、申しわけございません。

伊藤経営室副参事(人事担当)

 すみません。私も先ほどの御答弁の訂正をさせていただきます。2,600円の収入未済額でしたけれども、公務災害認定者の返戻金ではなくて、任期付職員が予定より早くやめてしまって、通勤手当を先払いしておりましたので、その1カ月分がまだ戻されていないというものでございます。失礼いたしました。

主査

 他に質疑はありませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

主査

 なければ、以上で認定第1号、認定第2号、認定第3号及び認定第5号の当分科会分担分の質疑を終結したいと思いますが、これに御異議ありませんか。

 

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

 

主査

 御異議ありませんので、質疑を終結します。

 次に、意見の提出についてですが、意見がある場合は、明日9月30日の正午までに、対象となる議案の番号及び会派名を明記の上、文書で事務局まで提出するようお願い申し上げます。

 本日予定した日程は全て終了しましたが、委員、理事者から発言はありませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

主査

 なければ、次回の総務分科会は、明日9月30日午後1時から当委員会室において開会することを口頭をもって通告します。

 以上で、本日の総務分科会を散会します。

 

(午後1時54分)