中野区議会議会運営委員会〔平成27年12月10日〕
議会運営委員会会議記録
○開会日 平成27年12月10日
○場所 中野区議会第2委員会室
○開会 午前10時05分
○閉会 午前10時28分
○出席委員(7名)
内川 和久委員長
小林 ぜんいち副委員長
南 かつひこ委員
森 たかゆき委員
浦野 さとみ委員
大内 しんご委員
長沢 和彦委員
○欠席委員(1名)
いでい 良輔委員
○委員外議員(1名)
若林 しげお議員
○議長・副議長
北原 ともあき議長
白井 ひでふみ副議長
○出席説明員
副区長 川崎 亨
経営室長 篠原 文彦
○事務局職員
事務局長 小田 史子
事務局次長 堀越 恵美子
書記 佐藤 肇
書記 香月 俊介
書記 東 利司雄
書記 福島 ルミ
○委員長署名
○議題
1 意見書の取扱いについて
2 所管事項継続調査について
3 一般質問における発言について
4 本会議の運営について
○議事日程(別紙1)
○議事の順序(別紙2)
5 その他
(1)平成28年第1回定例会の日程について
(2)平成28年第2回定例会の日程について
(3)その他
委員長
定足数に達しましたので、議会運営委員会を開会します。
(午前10時05分)
本日はお手元の議題のとおり進めたいと思いますが、御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
御異議ありませんので、さよう進行します。
議題に入ります。
初めに、1番、意見書の取扱いについて、お手元の資料1のとおり、会派から提案されている意見書が3件ございます。共産党さんから提案された意見書に修正があるということで案文をお預かりしておりますので、事務局に配付させます。
〔資料配付〕
委員長
それでは、修正案文の説明を、共産党さん、お願いいたします。
長沢委員
学校施設環境整備等に係る財源措置の充実を求める意見書(案)のほうでございますけれども、修正といたしましては、案文の中ほどにあります、「その結果、本年度事業の先送りや多額の財源不足の補てんを余儀なくされています。」というのが原案のほうでございましたが、それを修正させていただいて、「補てんが生じています。」と、この言葉に変えさせていただきました。
また、その2行後に、「他自治体と同様、今後、国庫補助の不採択事業が増加する事態となれば、学校施設等の整備の実施が危ぶまれます。」という1文が入ってございましたが、それをそのまま削っております。
その2点でございます。よろしくお願いいたします。
委員長
ただいまの説明に対して質疑ありませんか。
南委員
今回、削除されて、訂正をされてきているわけですけれども、少しお聞きしたいんですが、この新しい案文の中にもありますけれども、この国庫補助金の不採択事業が2015年度5件で1,042万円というふうに明記されているんですが、これはあくまで予算ベースの金額であって、明確な金額ではない。いわゆる決算ベースとは全く違うのではないかというところからすると、これは非常に不明瞭な数字ではないかと思いますけど、その辺はどうお考えですか。
長沢委員
2015年度でございますが、本年度でございますので、その決算についてはおっしゃるようなところもあるのかなというふうには思っております。しかしながら、この財源措置の充実を求めるというところでございますけども、その点については当区も含みまして影響がある。つまり、国のほうでの国庫補助金の不採択事業自身がそういう形でそういうことを、財源のパイの中でのそれを減らしてしまうということ自身が現実に起こっておりますので、その点についてはやっぱりそうではなくて、それはきちんと確保してほしい、そういう趣旨から意見書として出させていただきたいと、そういうことでございます。
南委員
それと、この学校関係の整備についての国庫補助金ですけれども、これには案文の中で学校施設環境改善交付金について述べられておるんですけれども、その学校環境の整備、教育環境の整備については当然国庫補助ということなんですが、それ以外にまだ国庫補助があると思うんですけども、それは御存じですか。
長沢委員
それ以外、学校関係に使える補助があるのではないかというお尋ねでよろしいでしょうか。
南委員
国庫補助です。
長沢委員
社会資本整備総合交付金とかについても、たしか学校のほうにも活用できるというふうにも考えております。あるというふうに承知をしております。
南委員
もっと明確に言いますと、公立学校施設整備費負担金というものがあります。これは、教室の不足などを解消するために校舎やそれから体育館、それの新築または改築をするための負担金、これがその国庫補助として入っているわけですね。そういったものがあるのに、なぜこの学校施設環境改善交付金にのみ絞られて意見書をまとめられているのか、その辺はどのようにお考えでしょうか。
長沢委員
恐れ入ります。今、委員おっしゃられた負担金については、詳細については承知をしておりませんでした。しかしながら、仮にもしそれが負担金ということであれば、当然ながら国のほうでの決めた中でのお話ということに──決めたというか、負担金という性格なのかなと思っておりますし、学校の環境整備事業の交付金につきましては、これまでの、ちょっと違った名称のものがありましたけど、それがこういう形の中でなって、拡充も図られて、当時はなっていたんですが、まあそれは国のほうの考えだったと思いますけど、財源的には厳しい状況になっているというところで今回出させていただいたということは繰り返し述べさせてもらったところです。
それで、この交付金につきましては、活用としては、例えば、大きなそういう耐震であるとか、そういう学校の施設の、あるいは教室の数をふやしていくということではなく──ではなくというか、そういうことで以上に、例えば、今でいうと、特別教室の冷房化でありますとかトイレとか学校の修繕・改修とか、そういったものに使えるというふうに考えておりますので、その点においてはちょっと、そういう意味では負担金、補助金、交付金という名称は違いもありますけども、そういう性格の中からこういった、今回については学校施設の環境整備等にと、こういう交付金をきちんと財源として充実をしてほしいというものに絞らせていただいたということで御理解いただければと思います。
南委員
今、お話を伺いましたけど、やはりこの意見書の中にはそういったほかにも一つの負担金といった国庫補助、そういったことも抜け落ちているという不備な点があるということがわかりました。
それと、今定例会において補正予算を審議したわけでありますけれども、その中に、今回意見書で提案されている、まさにこの学校施設環境改善交付金、これが入っているわけでありますが、反対をされた、この補正予算に反対をされたということはこれが使えないということなんですね。使えないという態度表明をされていて、今回これを十分な予算枠として確保せよというふうに言われている。これはどちらなんですかね、要らないのか要るのか、これが私どもにはこの意見書からは読み取れないところがありますけれども、その辺はどうお考えでしょうか。
長沢委員
補正予算の、今定例会、本会議におきましてもこれが議決される、諮られるというふうに思っておりますけども、当該委員会の中で、その中でも私自身が討論もさせていただいて触れさせていただきましたけど、補正とはいえ、それは当然ながら予算という総体で見るものでありまして、その点について、今、委員おっしゃられた、学校での非構造部材、つり天井でありますとか、そういったものについては大いに歓迎をするものであり、私たちも求めてきたということは触れさせていただきました。
そこで、当然ながら国からの学校環境整備事業におけるこうした補助金、交付金自身が活用されているのも承知をしているところでございますが、全体としてこれを求めていくということで、私たち、補正予算に対する総体として見るという、その態度と今回の意見書の提案ということ自体は何ら矛盾がないというふうに考えてございます。
南委員
全体を見るとはいえ、この補正予算の中にはもう明確に学校施設環境改善交付金が入っている。それをもう真っ向から反対をされた。にもかかわらず、意見書では求めるという相矛盾することを盛り込んだこの意見書であるということと、先ほど、繰り返しますけれども、国庫補助の中には抜け落ちている部分もあるという、非常にお粗末といいますか、そういう意見書であるなということを申し添えておきます。
委員長
他に質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
質疑がなければ、取り扱いを御協議いただくため、委員会を暫時休憩します。
(午前10時16分)
委員長
委員会を再開いたします。
(午前10時18分)
初めに、共産党さんから提案されております国民健康保険の国庫負担減額措置廃止と子ども医療費無料化を求める意見書については、議員提出議案第16号として本日の本会議に上程し、提案者は共産党さん全員、提案者代表は長沢議員ということで確認したいと思いますが、御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
御異議ありませんので、さよう確認します。
次に、同じく共産党さんから提案されております学校施設環境整備等に係る財源措置の充実を求める意見書については、議員提出議案第17号として本日の本会議に上程し、提案者は共産党さん全員、提案者代表は長沢議員ということで確認したいと思いますが、御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
御異議ありませんので、さよう確認します。
次に、民主党さんから提案されている年金積立金の専ら被保険者の利益のための安全かつ確実な運用に関する意見書については、議員提出議案第18号として本日の本会議に上程し、提案者は民主党さん全員、提案者代表は森議員ということで確認したいと思いますが、御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
御異議ありませんので、さよう確認します。
次に、2番、所管事項継続調査について、お手元の資料2のとおり、当委員会の所管事項を閉会中も継続調査することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
御異議ありませんので、さよう確認します。
次に、3番、一般質問における発言についてですが、小宮山議員より、11月30日の本会議における一般質問での発言について、発言の一部を取り消したい旨の申し出がございました。この申し出につきましては、これを許可し、本日の本会議で発言の取消しについてお諮りをするということを確認したいと思いますが、御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
御異議ありませんので、さよう確認します。
次に、4番、本会議の運営について、次長の説明を求めます。
堀越区議会事務局次長
まず、議事日程でございますが、別紙1をごらんいただきたいと思います。
日程第1は、各常任委員会から異議なしで可決すべきものとして報告が上がってきている議案でございます。
日程第2は、総務委員会から賛成多数で可決すべきものとして報告が上がってきている議案でございます。
日程第3は、区民委員会から賛成多数で可決すべきものとして報告が上がってきている議案でございます。
日程第4は、子ども文教委員会から賛成多数で可決すべきものとして報告が上がってきている議案でございます。
日程第5は、総務委員会から賛成少数で不採択とすべきものとして報告が上がってきている陳情でございます。
日程第6は、厚生委員会から異議なしで採択すべきものとして報告が上がってきている陳情でございます。
次に、議事の順序でございます。別紙2をごらんください。
(1)本日の開議宣告。(2)日程第1、第79号議案、第80号議案、第83号議案から第89号議案まで、及び第91号議案の計10件を一括上程いたします。委員長報告省略をお諮りいたしまして、討論に入ります。討論の通告はございませんでした。採決につきましては、簡易になろうかと思います。(3)日程第2、第78号議案、平成27年度中野区一般会計補正予算を上程いたします。若林しげお総務委員長によります委員長報告の後、討論に入ります。討論につきましては、通告はございませんでした。採決につきましては、起立になろうかと思います。(4)日程第3、第81号議案及び第82号議案の計2件を一括上程いたします。中村延子区民委員長によります委員長報告の後、討論に入ります。討論につきましては、通告はございませんでした。採決につきましては、議案ごとに分けて起立になろうかと思います。(5)日程第4、第90号議案、指定管理者の指定についてを上程いたします。森たかゆき子ども文教委員長によります委員長報告の後、討論に入ります。討論につきましては、通告はございませんでした。採決につきましては、起立になろうかと思います。点線内に入ります。日程追加、先議をお諮りいたしまして、日程第7、議員提出議案第16号、国民健康保険の国庫負担減額措置廃止と子ども医療費無料化を求める意見書を上程いたします。長沢和彦議員によります提案説明の後、質疑を受け、委員会付託省略をお諮りいたしまして、討論に入ります。採決につきましては、後ほど御確認いただきたいと思います。次の点線内に入ります。日程追加、先議をお諮りいたしまして、日程第8、議員提出議案第17号、学校施設環境整備等に係る財源措置の充実を求める意見書を上程いたします。長沢和彦議員によります提案説明の後、質疑を受け、委員会付託省略をお諮りいたしまして、討論に入ります。採決につきましては、後ほど御確認いただきたいと思います。次の点線内に入ります。日程追加、先議をお諮りいたしまして、日程第9、議員提出議案第18号、年金積立金の専ら被保険者の利益のための安全かつ確実な運用に関する意見書を上程いたします。森たかゆき議員によります提案説明の後、質疑を受け、委員会付託省略をお諮りいたしまして、討論に入ります。採決につきましては、後ほど御確認いただきたいと思います。
次のページをごらんください。
(6)日程第5、議事日程に記載の陳情計7件を一括上程いたします。若林しげお総務委員長によります委員長報告の後、討論に入ります。討論につきましては、議事日程記載の陳情7件全てに反対の立場で平山英明議員、議事日程記載の陳情7件全てに賛成の立場で浦野さとみ議員より通告がございました。討論の順序につきましては、平山英明議員、浦野さとみ議員の順序になろうかと思います。採決につきましては、陳情ごとに分けて起立になろうかと思います。(7)日程第6、第16号陳情、障害者福祉手当の支給についてを上程いたします。委員長報告省略をお諮りいたしまして、討論に入ります。討論につきましては、通告はございませんでした。採決につきましては、簡易になろうかと思います。(8)発言の取消しをお諮りいたします。(9)常任委員会の所管事務継続調査(継続調査件名表)。こちらはお手元の資料3でございますが、これによりましてお諮りいたします。(10)議会運営委員会の所管事項継続調査(継続調査件名表)。これにつきましては、先ほど御確認いただきました資料2でございますが、これによりましてお諮りいたします。以上終わりまして、(11)散会宣告。平成27年第4回中野区議会定例会の閉会宣告。このような順序になろうかと思います。
なお、11月30日までの一般質問の時間の実績をまとめた資料をお手元に参考として用意してございますので、後ほど御確認いただきたいと思います。
委員長
ただいまの説明に対して質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
質疑がなければ、ただいまの説明のとおり確認したいと思いますが、御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
御異議ありませんので、さよう確認します。
次に、議員提出議案の採決方法について議案ごとに確認いたします。
初めに、議員提出議案第16号、国民健康保険の国庫負担減額措置廃止と子ども医療費無料化を求める意見書はいかがいたしましょうか。これは起立でよろしいですか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
それでは、起立ということで確認いたします。
次に、議員提出議案第17号、学校施設環境整備等に係る財源措置の充実を求める意見書はいかがいたしましょうか。起立でよろしいですか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
それでは、起立ということで確認します。
次に、議員提出議案第18号、年金積立金の専ら被保険者の利益のための安全かつ確実な運用に関する意見書はいかがいたしましょうか。
〔「起立でお願いします」と呼ぶ者あり〕
委員長
これも起立ということで確認いたします。
次に、ただいまの議員提出議案について討論がある場合はお申し出をお願いいたします。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
それでは、議員提出議案につきましては、討論はなしということで確認いたします。
次に、5番、その他に入ります。
まず、(1)の平成28年第1回定例会の日程について、お手元の資料4のとおり、既に内々定していますが、本日内定ということで確認したいと思いますが、御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
御異議ありませんので、さよう確認します。
次に、(2)の平成28年第2回定例会の日程について、お手元の資料5と6のとおり、前回の委員会で二つの案をお示ししていますので、各会派の希望をお聞きしたいと思います。
自民党さん、いかがでしょうか。
大内委員
1案。
委員長
公明党さんは。
南委員
同じく。
委員長
共産党さんはいかがでしょうか。
長沢委員
はい、いいです。
委員長
民主党さんは。
森委員
1案で。
委員長
それでは、第1案で内々定するということで確認したいと思いますが、御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
御異議ありませんので、さよう確認します。
次に、(3)その他に入りますが、各委員、理事者、事務局から何か発言はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
本日の本会議の開会予定も午後1時ですが、この後、議会運営協議会も開かれます。場合によっては議会運営協議会の終了時点で改めて皆さんに御協議いただいて、議長に決定していただくことにしたいと思いますが、よろしいでしょうか。
〔「はい」と呼ぶ者あり〕
委員長
それでは、さよう確認します。
次回は、平成28年第1回定例会のメモ議運で、2月3日(水曜日)午後1時から当委員会室において開会しますので、御承知おきください。
以上で本日の委員会を散会します。
(午前10時28分)