平成27年12月10日中野区議会本会議(第4回定例会)
平成27年12月10日中野区議会本会議(第4回定例会)の会議録
26.10.15 中野区議会第3回定例会(第4号)

.平成27年(2015年)12月10日、中野区議会議事堂において開会された。

.出席議員(42名)

  1番  加  藤  たくま         2番  若  林  しげお

  3番  日  野  たかし         4番  木  村  広  一

  5番  ひやま      隆        6番  山  本  たかし

  7番  渡  辺  たけし         8番  内  野  大三郎

  9番  羽  鳥  だいすけ       10番  北  原  ともあき

 11番  高  橋  かずちか       12番  内  川  和  久

 13番  甲  田  ゆり子        14番  小  林  ぜんいち

 15番  白  井  ひでふみ       16番  中  村  延  子

 17番  細  野  かよこ        18番  小宮山   たかし

 19番  広  川  まさのり       20番  い  さ  哲  郎

 21番  佐  野  れいじ        22番  いでい   良  輔

 23番  伊  東  しんじ        24番  平  山  英  明

 25番  南     かつひこ       26番  小  林  秀  明

 27番  森     たかゆき       28番  石  坂  わたる

 29番  いながき  じゅん子       30番  小  杉  一  男

 31番  浦  野  さとみ        32番  伊  藤  正  信

 33番  高  橋  ちあき        34番  大  内  しんご

 35番  市  川  みのる        36番  篠     国  昭

 37番  久  保  り  か       38番  酒  井  たくや

 39番  近  藤  さえ子        40番  むとう   有  子

 41番  長  沢  和  彦       42番  来  住  和  行

.欠席議員

      な  し

.出席説明員

 中 野 区 長  田 中 大 輔      副  区  長  川 崎   亨

 副  区  長  本 田 武 志      教  育  長  田 辺 裕 子

 政 策 室 長  髙 橋 信 一      経 営 室 長  篠 原 文 彦

 都市政策推進室長 長 田 久 雄      西武新宿線沿線まちづくり担当部長 角   秀 行

 地域支えあい推進室長 野 村 建 樹    区民サービス管理部長 白 土   純

 子ども教育部長、教育委員会事務局次長 奈 良 浩 二     健康福祉部長   瀬 田 敏 幸

 保 健 所 長  寺 西   新      環 境 部 長  戸 辺   眞

 都市基盤部長   尾 﨑   孝      政策室副参事(企画担当) 海老沢 憲 一

 経営室副参事(経営担当) 朝 井 めぐみ

.本会の書記は下記のとおりである。

 事 務 局 長           事務局次長    堀 越 恵美子

 議事調査担当係長 佐 藤   肇      書     記  関 村 英 希

 書     記  東   利司雄      書     記  大 野 貴 子

 書     記  細 川 道 明      書     記  江 口 誠 人

 書     記  井 田 裕 之      書     記  田 中   寛

 書     記  福 島 ル ミ      書     記  遠 藤 良 太

 書     記  香 月 俊 介      書     記  亀 井 久 徳

 

 議事日程(平成27年(2015年)12月10日午後1時開議)

日程第1 第79号議案 中野区行政財産使用料条例の一部を改正する条例

     第80号議案 清掃事務所車庫及び仮称弥生町六丁目公園の整備に伴う旧国家公務員宿舎解体工事請負契約

     第83号議案 中野区廃棄物の処理及び再利用に関する条例の一部を改正する条例

     第84号議案 指定管理者の指定について

     第85号議案 指定管理者の指定について

     第86号議案 指定管理者の指定について

     第87号議案 指定管理者の指定について

     第88号議案 指定管理者の指定について

     第89号議案 中野区立小学校及び中学校の学校医、学校歯科医及び学校薬剤師の公務災害補償に関する条例の一部を改正する条例

     第91号議案 指定管理者の指定について

日程第2 第78号議案 平成27年度中野区一般会計補正予算

日程第3 第81号議案 中野区国民健康保険条例の一部を改正する条例

     第82号議案 中野区介護保険条例の一部を改正する条例

日程第4 第90号議案 指定管理者の指定について

日程第5 第5号陳情 平和の森公園に中野体育館が移転することについて

     第6号陳情 平和の森公園に中野体育館を建設することについて

     第8号陳情 平和の森公園に中野体育館を建設することについて

     第9号陳情 平和の森公園に中野体育館を建設することについて

     第10号陳情 平和の森公園に中野体育館を建設することについて

     第11号陳情 中野平和の森公園の保全について

     第12号陳情 平和の森公園のあり方について

日程第6 第16号陳情 障害者福祉手当の支給について

追加議事日程

日程第7 議員提出議案第16号 国民健康保険の国庫負担減額措置廃止と子ども医療費無料化を求める意見書

日程第8 議員提出議案第17号 学校施設環境整備等に係る財源措置の充実を求める意見書

日程第9 議員提出議案第18号 年金積立金の専ら被保険者の利益のための安全かつ確実な運用に関する意見書

 

午後1時00分開議

○議長(北原ともあき) 定足数に達しましたので、本日の会議を開きます。

 本日の議事日程は、お手元に配付の議事日程表のとおりでありますので、さよう御了承願います。

 これより日程に入ります。

──────────────────────────────

 第79号議案 中野区行政財産使用料条例の一部を改正する条例

 第80号議案 清掃事務所車庫及び仮称弥生町六丁目公園の整備に伴う旧国家公務員宿舎解体工事請負契約

 第83号議案 中野区廃棄物の処理及び再利用に関する条例の一部を改正する条例

 第84号議案 指定管理者の指定について

 第85号議案 指定管理者の指定について

 第86号議案 指定管理者の指定について

 第87号議案 指定管理者の指定について

 第88号議案 指定管理者の指定について

 第89号議案 中野区立小学校及び中学校の学校医、学校歯科医及び学校薬剤師の公務災害補償に関する条例の一部を改正する条例

 第91号議案 指定管理者の指定について

(委員報告)

 

○議長(北原ともあき) 日程第1、第79号議案、第80号議案、第83号議案から第89号議案まで、及び第91号議案の計10件を一括議題に供します。

 

平成27年(2015年)12月2日

 

中野区議会議長 殿

 

総務委員長 若林 しげお

  (公印省略)

議案の審査結果について

 

本委員会に付託された下記案は、審査の結果、原案を可決すべきものと決定したので、中野区議会会議規則第78条の規定により報告します。

 

 

議案番号

件    名

決定月日

79

中野区行政財産使用料条例の一部を改正する条例

12 2

80

清掃事務所車庫及び仮称弥生町六丁目公園の整備に伴う旧国家公務員宿舎解体工事請負契約

12 2

 

平成27年(2015年)12月2日

 

中野区議会議長 殿

 

区民委員長 中村 延子

(公印省略)

議案の審査結果について

 

本委員会に付託された下記議案は、審査の結果、原案を可決すべきものと決定したので、中野区議会会議規則第78条の規定により報告します。

 

 

議案番号

件    名

決定月日

83

中野区廃棄物の処理及び再利用に関する条例の一部を改正する条例

12 2

 

平成27年(2015年)12月2日

 

中野区議会議長 殿

 

厚生委員長 浦野 さとみ

  (公印省略)

議案の審査結果について

 

本委員会に付託された下記案は、審査の結果、原案を可決すべきものと決定したので、中野区議会会議規則第78条の規定により報告します。

 

 

議案番号

件    名

決定月日

84

指定管理者の指定について

12 2

85

指定管理者の指定について

12 2

86

指定管理者の指定について

12 2

87

指定管理者の指定について

12 2

88

指定管理者の指定について

12 2

 

 

平成27年(2015年)12月2日

 

中野区議会議長 殿

 

子ども文教委員長 森 たかゆき

(公印省略)

 

議案の審査結果について

 

本委員会に付託された下記議案は、審査の結果、原案を可決すべきものと決定したので、中野区議会会議規則第78条の規定により報告します。

 

 

 

 

議案番号

件    名

決定月日

89

中野区立小学校及び中学校の学校医、学校歯科医及び学校薬剤師の公務災害補償に関する条例の一部を改正する条例

12 2

91

指定管理者の指定について

12 2

 

○議長(北原ともあき) お諮りいたします。上程中の議案に関する委員長報告は、会議規則第40条第3項の規定により省略いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(北原ともあき) 御異議ありませんので、委員長報告は省略いたします。

 本件については討論の通告がありませんので、直ちに採決いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(北原ともあき) 御異議ありませんので、これより採決いたします。

 上程中の議案は委員会報告どおり可決するに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(北原ともあき) 御異議ありませんので、さよう決定いたします。

──────────────────────────────

 第78号議案 平成27年度中野区一般会計補正予算

(委員長報告)

 

○議長(北原ともあき) 日程第2、第78号議案、平成27年度中野区一般会計補正予算を議題に供します。

 

平成27年(2015年)12月2日

 

中野区議会議長 殿

 

総務委員長 若林 しげお

  (公印省略)

議案の審査結果について

 

本委員会に付託された下記案は、審査の結果、原案を可決すべきものと決定したので、中野区議会会議規則第78条の規定により報告します。

 

 

議案番号

件    名

決定月日

78

平成27年度中野区一般会計補正予算

12 2

 

○議長(北原ともあき) 総務委員会の審査の報告を求めます。若林しげお総務委員長。

〔若林しげお議員登壇〕

○2番(若林しげお) ただいま議題に供されました第78号議案、平成27年度中野区一般会計補正予算に関しまして、総務委員会における審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。

 本議案は、歳入歳出にそれぞれ7億7,553万7,000円を追加計上するものです。これにより既定予算との合計額は1,390億6,363万5,000円となります。

 この補正の歳出予算の内容としましては、選挙費では、本年6月の公職選挙法の改正により選挙権の年齢が18歳以上に引き下げられ、平成28年7月に任期満了を迎える参議院議員選挙から適用されるため、これに対応する選挙人名簿システムの改修経費を計上するものです。

 中野駅周辺まちづくり費では、中野駅新北口駅前広場用地取得におきまして、国庫補助金の活用により、平成28年度以降に取得を予定している用地の一部につきまして今年度前倒しして取得する経費を追加計上するものです。

 保育園・幼稚園費では、平成26年度に超過交付された小規模保育整備促進事業に係る都支出金の返還金を計上するものです。

 子ども教育施設費では、小中学校非構造部材耐震対策工事につきまして、今年度行った実施設計の結果、工事期間が予定よりかかることとなったため、学校運営に支障を来さないよう、今年度に前倒しして着手する経費を追加計上するものです。

 生活援護費では、生活困窮者自立支援制度における中学生学習支援事業に申し込んだ中学3年生のうち、抽選により利用できなかった生徒に対して冬期講習を行う経費を追加計上するものです。

 歳入予算としましては、国庫支出金、都支出金、繰入金及び諸収入を追加計上する一方、財産収入を減額するものです。

 このほか、繰越明許費及び債務負担行為の追加計上を行うものです。

 本議案は、11月30日の本会議において当委員会に付託され、12月2日に審査を行いました。

 審査の進め方としては、本議案を議題に供した後、理事者から補足説明を受け、その後質疑を行いました。その主な質疑応答の内容を紹介します。

 初めに、中野駅地区都市施設整備費中、財産収入の減額について、JRへの売却面積が実測調査により減ったということだが、駅前広場のどこの部分なのかとの質疑があり、JRの実測は北口、南口を含めて行ったものであり、全体として減ったことから、どこの部分とは言えないとの答弁がありました。

 さらに、当初見込んでいた面積はどのように積算したのかとの質疑があり、都市計画上の数値等を参考に、JRとの協議の中で決めているとの答弁がありました。

 その後、委員会を休憩して、取り扱いを協議した後、委員会を再開し、さらに質疑を求めましたが、質疑はなく、質疑を終結しました。

 次に、意見の開陳を求めましたが、意見はなく、意見の開陳を終結しました。

 次に、討論を求めたところ、1名の委員が本議案に反対する立場から、中野駅新北口広場用地取得及び中野駅地区第2期整備先行工事の繰越明許については認めがたい。中野駅新北口広場用地取得については国庫補助金の増により前倒しで取得するというものであるが、その財源である財産収入の減額についてはJRの実測によるということでその詳細が示されなかった。きちんと示すべきである。また、そもそも中野駅周辺の大規模開発については再三見直しを指摘してきた。開発優先のあり方は認めがたい。よって、本議案に反対するとの討論を行いました。

 さらに討論を求めましたが、討論はなく、討論を終結しました。

 そして、本議案について挙手による採決を行ったところ、賛成多数で可決すべきものと決した次第です。

 以上で、第78号議案に関する総務委員会における審査の経過並びに結果の報告を終了します。

○議長(北原ともあき) ただいまの報告について御質疑ありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(北原ともあき) 御質疑なければ、質疑を終結いたします。

 本件については討論の通告がありませんので、直ちに採決いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(北原ともあき) 御異議ありませんので、これより起立により採決いたします。

 上程中の議案を委員長報告どおり可決するに賛成の方は御起立願います。

〔賛成者起立〕

○議長(北原ともあき) 起立多数。よって、上程中の議案は可決するに決しました。

──────────────────────────────

 第81号議案 中野区国民健康保険条例の一部を改正する条例

 第82号議案 中野区介護保険条例の一部を改正する条例

(委員長報告)

 

○議長(北原ともあき) 日程第3、第81号議案及び第82号議案の計2件を一括議題に供します。

 

 

平成27年(2015年)12月2日

 

中野区議会議長 殿

 

区民委員長 中村 延子

(公印省略)

議案の審査結果について

 

本委員会に付託された下記議案は、審査の結果、原案を可決すべきものと決定したので、中野区議会会議規則第78条の規定により報告します。

 

 

議案番号

件    名

決定月日

81

中野区国民健康保険条例の一部を改正する条例

12 2

82

中野区介護保険条例の一部を改正する条例

12 2

 

○議長(北原ともあき) 区民委員会の審査の報告を求めます。中村延子区民委員長。

〔中村延子議員登壇〕

○16番(中村延子) ただいま議題に供されました第81号議案、中野区国民健康保険条例の一部を改正する条例、第82号議案、中野区介護保険条例の一部を改正する条例に関しまして、区民委員会における審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。

 これらの議案は、いずれも行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律の施行に伴い、保険料の減免に係る申請書等の記載事項を整備するものです。

 これらの条例の施行時期は、平成28年1月1日です。

 以上の2議案は、11月30日の本会議において当委員会に付託され、12月2日に審査を行いました。

 審査の進め方としては、2議案を一括して議題に供した後、理事者から補足説明を受け、その後、質疑を行いました。その主な質疑応答の内容を紹介します。

 初めに、個人番号カードの発行を受けていない方についても本条例施行日の平成28年1月1日から申請書の様式は変わるのかとの質疑があり、御指摘の日から申請書の様式に個人番号を記入する欄が設けられ、個人番号カードがない方は通知カードの番号を記入することになるとの答弁がありました。

 これに対し、個人番号カードの発行を受けていない場合は、個人の特定のために身分証明書は必要なのかとの質疑があり、これまでどおり運転免許証等の顔写真つきの身分証明書で本人確認を行うことになるとの答弁がありました。

 さらに、申請時に個人番号が必要になることなど、区民への周知は既に行っているのかとの質疑があり、区のホームページで広報しており、窓口で自分の番号がわからない方については、運転免許証等で本人確認ができれば、職員が番号を確認し、申請書に書き加えることができるとの答弁がありました。

 次に、第81号議案に関して、特例対象被保険者等の属する世帯の世帯主は家族の個人番号も提示しなければならない場合もあるのかとの質疑があり、そのような場合もあるとの答弁がありました。

 これに対し、申請時に家族の個人番号を提示できなかった場合はどうなるのかとの質疑があり、その場合も、職員が番号を確認の上、申請書に記入することができるとの答弁がありました。

 次に、個人番号がわからない場合に、番号を確認して申請書に記入する職員はどのような職員なのかとの質疑があり、区の常勤職員を予定しているとの答弁がありました。

 次に、国は、当初、共通番号制度について三つの分野で活用するとしていたが、本件はその範囲のものなのかとの質疑があり、御指摘のとおり、社会保障の分野における個人番号の利用であるとの答弁がありました。

 その後、委員会を休憩して、2議案の取り扱いを協議した後、委員会を再開し、さらに質疑を求めましたが、質疑はなく、質疑を終結しました。

 次に、意見の開陳を求めましたが、意見はなく、意見の開陳を終結しました。

 次に、討論を求めたところ、1名の委員が第81号議案及び第82号議案に反対の立場から、個人番号を提示することは情報流出の懸念があり、コストに見合う便益もない。個人番号を提示しなくても問題はなく、現状で区における各種申請手続も問題がなく行われている。よって、2議案に反対するとの討論を行いました。

 さらに討論を求めましたが、討論はなく、討論を終結しました。

 そして、第81号議案及び第82号議案についてそれぞれ挙手による採決を行ったところ、2議案とも賛成多数で可決すべきものと決した次第です。

 以上で、第81号議案及び第82号議案に関する区民委員会における審査の経過並びに結果の報告を終了します。

○議長(北原ともあき) ただいまの報告について御質疑ありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(北原ともあき) 御質疑なければ、質疑を終結いたします。

 本件については討論の通告がありませんので、直ちに採決いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(北原ともあき) 御異議ありませんので、これより議案ごとに起立により採決いたします。

 初めに、第81号議案について採決いたします。

 上程中の第81号議案を委員長報告どおり可決するに賛成の方は御起立願います。

〔賛成者起立〕

○議長(北原ともあき) 起立多数。よって、上程中の第81号議案は可決するに決しました。

 次に、第82号議案について採決いたします。

 上程中の第82号議案を委員長報告どおり可決するに賛成の方は御起立願います。

〔賛成者起立〕

○議長(北原ともあき) 起立多数。よって、上程中の第82号議案は可決するに決しました。

──────────────────────────────

 第90号議案 指定管理者の指定について

(委員長報告)

 

○議長(北原ともあき) 日程第4、第90号議案、指定管理者の指定についてを議題に供します。

 

平成27年(2015年)12月2日

 

中野区議会議長 殿

 

子ども文教委員長 森 たかゆき

(公印省略)

 

議案の審査結果について

 

本委員会に付託された下記議案は、審査の結果、原案を可決すべきものと決定したので、中野区議会会議規則第78条の規定により報告します。

 

 

議案番号

件    名

決定月日

90

指定管理者の指定について

12 2

 

 

○議長(北原ともあき) 子ども文教委員会の審査の報告を求めます。森たかゆき子ども文教委員長。

〔森たかゆき議員登壇〕

○27番(森たかゆき) ただいま議題に供されました第90号議案、指定管理者の指定についてに関しまして、子ども文教委員会における審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。

 第90号議案、指定管理者の指定については図書館の指定管理者を指定するに当たり、議会の議決をするものです。

 指定管理者として選定した団体はヴィアックス・紀伊國屋書店共同事業体で、指定の期間は平成28年4月1日から平成33年3月31日までの5年間です。

 本議案は、11月30日の本会議において当委員会に付託され、12月2日に審査を行いました。

 審査の進め方として、本議案を議題に供した後、理事者から補足説明を受け、質疑を求めたところ、質疑はありませんでした。

 その後、委員会を休憩して、本議案の取り扱いを協議した後、委員会を再開し、さらに質疑を求めましたが、質疑はなく、質疑を終結しました。

 次に、意見の開陳を求めましたが、意見はなく、意見の開陳を終結しました。

 次に、討論を求めたところ、1名の委員が本議案に反対する立場から、図書館指定管理についてはこれまでも反対の立場をとってきた。図書館の利用は図書館法により国民の権利として明らかにされ、この権利を保障するために自治体が特別に責任を負うべき道理があると考えるからである。単なる行政サービスという枠を超えた権利の保障という大きな責任を民間会社に委ねていいのか、いま一度考えなければならない。現在の指定管理業者であるヴィアックス・紀伊國屋書店共同事業体についてはサービス内容など好評価だと聞いているが、業者のよしあしではなく、公の責任、権利の保障という点から、図書館事業については直営で事業を行うべきと考える。

 以上のことから、本議案について反対するとの討論を行いました。

 さらに討論を求めましたが、討論はなく、討論を終結しました。

 次に、本議案について挙手により採決を行ったところ、賛成多数で可決すべきものと決しました。

 以上で、第90号議案に関する子ども文教委員会における審査の経過並びに結果の報告を終了いたします。

○議長(北原ともあき) ただいまの報告について御質疑ありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(北原ともあき) 御質疑なければ、質疑を終結いたします。

 本件については討論の通告がありませんので、直ちに採決いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(北原ともあき) 御異議ありませんので、これより起立により採決いたします。

 上程中の議案を委員長報告どおり可決するに賛成の方は御起立願います。

〔賛成者起立〕

○議長(北原ともあき) 起立多数。よって、上程中の議案は可決するに決しました。

 お諮りいたします。この際、本日の日程を追加し、日程第7、議員提出議案第16号、国民健康保険の国庫負担減額措置廃止と子ども医療費無料化を求める意見書を先議するに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(北原ともあき) 御異議ありませんので、さよう議事を進行いたします。

──────────────────────────────

 議員提出議案第16号 国民健康保険の国庫負担減額措置廃止と子ども医療費無料化を求める意見書

 

○議長(北原ともあき) 日程第7、議員提出議案第16号、国民健康保険の国庫負担減額措置廃止と子ども医療費無料化を求める意見書を上程いたします。

 提案者代表の説明を求めます。長沢和彦議員。

〔長沢和彦議員登壇〕

○41番(長沢和彦) ただいま議題に供されました議員提出議案第16号、国民健康保険の国庫負担減額措置廃止と子ども医療費無料化を求める意見書につきまして、提案理由の説明を申し上げます。

 なお、提案説明は案文の朗読をもってかえさせていただきたいと存じますので、御了承願います。

 国民健康保険の国庫負担減額措置廃止と子ども医療費無料化を求める意見書。

 格差と貧困がますます広がり、経済的に不安定な家庭が増えている中、子どもたちが受診できない、受診が遅れるといった事がないよう速やかに社会保障を整備することが求められています。現在多くの自治体によって、乳幼児医療助成制度などの福祉医療制度が実施されているのは、「どの子にも平等に医療の保障を」との願いの実現に他なりません。

 国は、この事業が現物給付方式により医療費の一部負担を助成していることを理由に、自治体に対し国民健康保険への国庫支出金の減額措置を行っています。これは事実上、国が自治体へ科すペナルティです。国はこの地方自治体の事業に対し、「需要が増え、患者増で医療費がかさむ」「自治体間の格差ができ不公平になる」との見解を示しています。

 しかし、少子化対策など国の制度そのものが弱いことに対し、地方自治体が単独事業として手当てする目的で行っているのがこの助成制度です。国が本来の社会保障の充実に向かわず、その上自治体独自の福祉事業を後退させるというのは、二重の誤りです。全国知事会などからも、「少子化対策に取り組む地方の努力の足をひっぱるものだ」としてこのペナルティ廃止を求める声が上がっています。

 よって中野区議会は国会及び政府に対し、国民健康保険の国庫負担減額措置廃止と、国による乳幼児医療無料化事業の創設を求めます。

 以上、地方自治法第99条の規定に基づき意見書を提出します。

 年月日。

 衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、厚生労働大臣、あて。

 中野区議会議長名。

 以上でございますが、同僚議員におかれましては何とぞ満場一致で御賛同賜りますようお願い申し上げ、提案理由の説明といたします。

○議長(北原ともあき) 本件について御質疑ありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(北原ともあき) 御質疑なければ、質疑を終結いたします。

 本件については委員会付託を省略いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(北原ともあき) 御異議ありませんので、委員会付託を省略いたします。

 本件については討論の通告がありませんので、直ちに採決いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(北原ともあき) 御異議ありませんので、これより起立により採決いたします。

 上程中の議案を原案どおり可決するに賛成の方は御起立願います。

〔賛成者起立〕

○議長(北原ともあき) 起立少数。よって、上程中の議案は否決するに決しました。

 お諮りいたします。この際、本日の日程をさらに追加し、日程第8、議員提出議案第17号、学校施設環境整備等に係る財源措置の充実を求める意見書を先議するに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(北原ともあき) 御異議ありませんので、さよう議事を進行いたします。

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 議員提出議案第17号 学校施設環境整備等に係る財源措置の充実を求める意見書

 

○議長(北原ともあき) 日程第8、議員提出議案第17号、学校施設環境整備等に係る財源措置の充実を求める意見書を上程いたします。

 提案者代表の説明を求めます。長沢和彦議員。

〔長沢和彦議員登壇〕

○41番(長沢和彦) ただいま議題に供されました議員提出議案第17号、学校施設環境整備等に係る財源措置の充実を求める意見書につきまして、提案理由の説明を申し上げます。

 なお、提案説明は案文の朗読をもってかえさせていただきたいと存じますので、御了承願います。

 学校施設環境整備等に係る財源措置の充実を求める意見書。

 近年、校舎、トイレ、体育館、給食施設など、多くの学校施設の老朽化が進み、施設の長寿命化や環境改善など、安全で安心な教育環境の整備の必要性が急速に高まっています。

 公立学校の施設整備に関しては「義務教育諸学校等の施設費の国庫負担等に関する法律」の規定による国庫補助制度があります。各自治体が作成した施設整備計画に基づいて実施する学校施設の改修や空調設備等の事業については、この補助制度である「学校施設環境改善交付金」対象事業について不採択事業が多数生じています。その結果、本年度事業の先送りや多額の財源不足の補てんが生じています。

 中野区においても、学校環境整備事業における国庫補助金の不採択事業が2015年度5件1042万円に上っています。

 よって、中野区議会は、国に対し、学校施設環境改善交付金について、各自治体の事情を考慮し、学校環境整備事業における国庫補助金の十分な予算枠を確保することを強く求めるものです。

 以上、地方自治法第99条の規定に基づき意見書を提出します。

 年月日。

 内閣総理大臣、財務大臣、文部科学大臣、あて。

 中野区議会議長名。

 以上でございますが、同僚議員におかれましては何とぞ満場一致で御賛同賜りますようお願い申し上げ、提案理由の説明といたします。

○議長(北原ともあき) 本件について御質疑ありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(北原ともあき) 御質疑なければ、質疑を終結いたします。

 本件については委員会付託を省略いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(北原ともあき) 御異議ありませんので、委員会付託を省略いたします。

 本件については討論の通告がありませんので、直ちに採決いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(北原ともあき) 御異議ありませんので、これより起立により採決いたします。

 上程中の議案を原案どおり可決するに賛成の方は御起立願います。

〔賛成者起立〕

○議長(北原ともあき) 起立少数。よって、上程中の議案は否決するに決しました。

 お諮りいたします。この際、本日の日程をさらに追加し、日程第9、議員提出議案第18号、年金積立金の専ら被保険者の利益のための安全かつ確実な運用に関する意見書を先議するに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(北原ともあき) 御異議ありませんので、さよう議事を進行いたします。

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 議員提出議案第18号 年金積立金の専ら被保険者の利益のための安全かつ確実な運用に関する意見書

 

○議長(北原ともあき) 日程第9、議員提出議案第18号、年金積立金の専ら被保険者の利益のための安全かつ確実な運用に関する意見書を上程いたします。

 提案者代表の説明を求めます。森たかゆき議員。

〔森たかゆき議員登壇〕

○27番(森たかゆき) ただいま議題に供されました議員提出議案第18号、年金積立金の専ら被保険者の利益のための安全かつ確実な運用に関する意見書につきまして、提案理由の説明を申し上げます。

 なお、提案説明は案文の朗読をもってかえさせていただきたいと存じますので、御了承願います。

 年金積立金の専ら被保険者の利益のための安全かつ確実な運用に関する意見書。

 公的年金は高齢者世帯収入の7割を占め、6割の高齢者世帯が年金収入だけで生活しています。また、特に高齢化率の高い都道府県では県民所得の17%前後、家計の最終消費支出の20%前後を占めているなど、年金は老後の生活保障の柱となっています。

 そのような中、年金積立金管理運用独立法人(GPIF)は、リスク性資産割合を高める方向での年金積立金の運用を開始しました。年金積立金は、厚生年金保険法等の規定に基づき、専ら被保険者の利益のために、長期的な観点から安全かつ確実な運用を堅持すべきものです。さらに、GPIFには保険料拠出者である被保険者の意思を反映できるガバナンス体制がなく、被保険者の意思確認がないまま、一方的に運用を変更したことは問題であると言わざるを得ません。リスク性資産割合を高め、年金積立金が毀損した場合、結局は厚生労働大臣やGPIFが責任をとるわけではなく、被保険者・受給者が被害を被ることになります。

 こうした現状に鑑み、本議会は国会及び政府に対し、下記の事項を強く要望します。

 記。

 1 年金積立金は、厚生年金保険法等の規定に基づき、専ら被保険者の利益のために、長期的な観点から安全かつ確実な運用を堅持すること。

 2 これまで安全資産とされてきた国内債券中心の運用方法から、株式等のリスク性資産割合を高める今回の変更は、国民の年金制度に対する信頼を損なう可能性があり、また、国民の財産である年金積立金を毀損しかねないため改善すること。

 3 GPIFにおいて、保険料拠出者である労使をはじめとするステークホルダーが参画し、確実に意思反映できるガバナンス体制を構築すること。

 以上、地方自治法第99条の規定に基づき意見書を提出します。

 年月日。

 衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、厚生労働大臣、あて。

 中野区議会議長名。

 以上でございますが、同僚議員におかれましては何とぞ満場一致で御賛同賜りますようお願い申し上げ、提案理由の説明といたします。

○議長(北原ともあき) 本件について御質疑ありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(北原ともあき) 御質疑なければ、質疑を終結いたします。

 本件については委員会付託を省略いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(北原ともあき) 御異議ありませんので、委員会付託を省略いたします。

 本件については討論の通告がありませんので、直ちに採決いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(北原ともあき) 御異議ありませんので、これより起立により採決いたします。

 上程中の議案を原案どおり可決するに賛成の方は御起立願います。

〔賛成者起立〕

○議長(北原ともあき) 起立少数。よって、上程中の議案は否決するに決しました。

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 第5号陳情 平和の森公園に中野体育館が移転することについて

 第6号陳情 平和の森公園に中野体育館を建設することについて

 第8号陳情 平和の森公園に中野体育館を建設することについて

 第9号陳情 平和の森公園に中野体育館を建設することについて

 第10号陳情 平和の森公園に中野体育館を建設することについて

 第11号陳情 中野平和の森公園の保全について

 第12号陳情 平和の森公園のあり方について

(委員長報告)

 

○議長(北原ともあき) 日程第5、議事日程記載の陳情計7件を一括議題に供します。

 

平成27年(2015年)12月2日

 

中野区議会議長 殿

 

総務委員長 若林 しげお

(公印省略)

陳情の審査結果について

 

本委員会に付託された陳情を審査の結果、下記のとおり決定したので、中野区議会会議規則第94条の規定により報告します。

 

 

受理番号

件  名

審査結果

決定月日

意見

措置

5

陳情

平和の森公園に中野体育館が移転することについて

不採択と

すべきもの

122

 

 

6

陳情

平和の森公園に中野体育館を建設することについて

不採択と

すべきもの

122

 

 

8

陳情

平和の森公園に中野体育館を建設することについて

不採択と

すべきもの

122

 

 

9

陳情

平和の森公園に中野体育館を建設することについて

不採択と

すべきもの

122

 

 

10

陳情

平和の森公園に中野体育館を建設することについて

不採択と

すべきもの

122

 

 

11

陳情

中野平和の森公園の保全について

不採択と

すべきもの

122

 

 

12

陳情

平和の森公園のあり方について

不採択と

すべきもの

122

 

 

 

○議長(北原ともあき) 総務委員会の審査の報告を求めます。若林しげお総務委員長。

〔若林しげお議員登壇〕

○2番(若林しげお) ただいま議題に供されました第5号陳情、第6号陳情、第8号陳情、第9号陳情、第10号陳情、第11号陳情及び第12号陳情の計7件に関しまして、総務委員会における審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。

 本陳情の主旨は、いずれも平和の森公園の現状維持を求めるものです。

 これらの陳情は、平成27年6月26日の本会議において当委員会に付託され、当委員会では、7月1日、10月8日及び12月2日に審査を行いました。

 審査の進め方として、本陳情を一括して議題に供した後、委員会を休憩して、陳情者から補足資料の提供と補足説明を受け、その後委員会を再開し、質疑を行いました。その主な質疑応答及び要望の内容を紹介します。

 初めに、新体育館を平和の森公園に建設することに至った経緯はとの質疑があり、屋内と屋外をあわせ持つスポーツ拠点を整備するには大きな敷地とアクセスのよさが必要なことから、平和の森公園に体育館を設置することとしたものであるとの答弁がありました。

 次に、平和の森公園ができるまでに長年にわたる中野刑務所廃止跡地解放運動による区議会、区、区民による区民協議会の結論として、防災公園、区民の憩いの場としての機能を継続させるために新たな施設はつくらないという合意があるが、この理念を継承していると考えるのかとの質疑があり、体育館は公園に付随する施設であり、公園機能を拡充するものである。また、屋内で広い面積を有することは防災面にも寄与する。協議会の理念は継承していると考えているとの答弁がありました。

 次に、具体的な施設配置も示されていない中で非常に悪いものがつくられるかのような印象を受けるが、未開園部分も含め、今以上に使いやすく、多くの方が利用できる設計を考えているのかとの質疑があり、現状よりよいものにしていく方向で検討しているとの答弁がありました。

 さらに、別の委員から、東京都に対し未開園部分の早期着工を強く求めるべきであるとの要望がありました。

 以上が主な質疑応答及び要望の内容です。

 その後、委員会を休憩して、本陳情の取り扱いを協議した後、委員会を再開し、さらに質疑を求めましたが、質疑はなく、質疑を終結しました。

 次に、意見を求めたところ、1名の委員から、平和の森公園における体育館等、さまざまな施設に関して詳細が示されていない段階であり、現段階において行政計画の中身を縛るべきではない。平和の森公園の新しいあり方については、今よりよい環境を整えるよう計画を練ってもらいたいとの意見がありました。

 さらに意見を求めましたが、意見はなく、意見の開陳を終結しました。

 次に、討論を求めたところ、1名の委員が本陳情に一括して賛成する立場から、各陳情の主旨は平和の森公園を現状のまま残してくださいというもので、長年にわたる中野刑務所廃止跡地解放運動による区議会、区、区民による区民協議会の結論として、防災公園、草地広場や少年スポーツ広場として広く区民が利用する公園となったものである。区は、区民協議会で得た結論を継承しているとしているが、新たな建物をつくる特定の整備を行うなど、全く欺瞞であり、計画を見直すべきである。また、防災公園としての機能も後退しかねない、みどりの基本計画における樹林帯の伐採もあり得る計画など認めることはできない。さらに、この方針が出されたのは極めて拙速であり、区民合意を得ていない。少なくとも区民検討会をつくることが必要である。みどりの基本計画にしても公園の再整備をする際は区民の声を聞くべきとしているが、意見交換会やパブリックコメントの一定の手続だけで済まそうとするのは認められない。平和の森公園の歴史、使い方、区の説明から見ても納得できるものではない。よって、これらの陳情に賛成であるとの討論を行いました。

 他に討論を求めましたが、討論はなく、討論を終結しました。

 そして、各陳情について挙手による採決を行ったところ、全て賛成少数で不採択とすべきものと決した次第です。

 以上で、第5号陳情、第6号陳情、第8号陳情、第9号陳情、第10号陳情、第11号陳情及び第12号陳情に関する総務委員会における審査の経過並びに結果の報告を終了します。

○議長(北原ともあき) ただいまの報告について御質疑ありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(北原ともあき) 御質疑なければ、質疑を終結いたします。

 これより討論に入ります。

 平山英明議員、浦野さとみ議員から討論の通告書が提出されていますので、順次、通告議員の討論を許します。

 最初に、平山英明議員。

〔平山英明議員登壇〕

○24番(平山英明) 上程中の第5号、第6号、第8号、第9号、第10号、第11号、第12号陳情について、公明党議員団の立場から一括して反対討論を行います。

 第6号、第8号、第9号、第10号、第11号、第12号陳情は、いずれも現在検討中の中野体育館の移転について、平和の森公園での建設はせず、公園を現状のまま存続されることを求めるものです。第5号陳情については、主旨が、平和の森公園を現在のように子どもたちが遊べる公園として残してくださいとなっていますが、審査の中で陳情者に確認をしたところ、他の陳情と同じく、平和の森公園の現状のままの存続を求めるものでした。

 また、陳情はいずれも体育館の改築に反対するものではないことが確認されています。

 現在の中野体育館は、開館から既に45年を経過していることから施設の老朽化は否めず、今後、維持補修の費用や設備の更新費用などが大きくのしかかってくることが想定されます。さらに、施設の機能面においても、バリアフリーへの対応が十分でないことや観客席が狭小であるなど、区民が求めるさまざまなスポーツニーズには十分に応えられなくなっています。こうした状況からいえば、中野体育館の建てかえを検討する時期であることは明白です。

 また、当初、中野体育館は旧第九中学校跡地への移転・建設の予定でありましたが、体育館の規模や機能強化について議会や多くの区民の要望に応える中で再検討が図られていきました。さらに、この間、我が国に甚大な被害を及ぼした東日本大震災が発生し、災害時における体育館のあり方についても災害時の重要な拠点としての役割の強化が求められてきました。こうした検討の中で、区が体育館建設の最適地として平和の森公園を選択したのも理解できるところです。

 これまで我が会派は一貫して、同公園再整備に当たり、防災機能の拡充、緑の憩いの場の存続、平和機能の向上、そして一刻も早い約1ヘクタールに及ぶ未開園部分の整備を訴えてきました。さきの第2回定例会で区が示した平和の森公園の再整備及び新体育館の建設については会派の考え方とおおむね一致をしています。

 陳情審査では、平和の森公園開設までの歴史的経緯を尊重すべきとの議論がありました。

 第11号陳情の裏面にある中野刑務所跡地利用計画に関する要望書では、特記事項の3に、中野区が買収する約3分の1の敷地は区民の憩いの公園として、いかなる理由があっても公園に付随する以外の施設は絶対に建設しないこととあります。

 都市公園法第2条の2の5では、公園施設の定義として、野球場、陸上競技場、水泳プールその他の運動施設で政令で定めるものとあります。そして、都市公園法解説では、運動施設は屋外・屋内を問わないので、体育館も認められるとあります。この考え方に沿うならば、要望書にある公園に付随する施設には体育館も該当していますし、同公園内に体育館建設を推進することは決して当時の区民要望をないがしろにするものとは思えません。

 区内で唯一平和の名を冠する同公園は、御存じのように旧豊多摩刑務所跡地であり、第2次世界大戦のさなか、平和を求め戦う多くの方々が時の軍部政府により治安維持法違反に抵触したとされ、思想犯として投獄された地であります。戦争や紛争の根源にある相互不信、差異の壁を超え、平和の連帯を広げるものこそ文化の力であり、教育の力です。体育館はまさに文化・教育の役割を担うスポーツ施設です。区にあって平和原点の地とも言える同公園に区の中央体育館が建設されれば、子どもから高齢者までこれまで以上に多くの区民が公園内を訪れ、親しまれることとなり、この地の持つ歴史もより広く区民の心に刻まれることとなります。

 戦後70年目の節目に体育館建設を含む平和の森公園の再整備について検討し、現在、そして未来の多くの区民に愛される公園として発展させていくことは、区民にとっての同公園の価値を高め、中野刑務所解放にかかわられた多くの先人たちの思いに沿うものと確信するものであります。よって、陳情には同意することができません。

 なお、陳情者の不安の多くは、芝生広場をはじめとする子どもから高齢者までの憩いの場が大きく減少してしまうことにあるようにも思えます。屋外運動施設については慎重な検討を行うべきであることを申し添えます。

 以上の理由から、第5号、第6号、第8号、第9号、第10号、第11号、第12号陳情について、その主旨に反対をするものです。

○議長(北原ともあき) 次に、浦野さとみ議員。

〔浦野さとみ議員登壇〕

○31番(浦野さとみ) ただいま議題に供されました、第5号陳情、平和の森公園に中野体育館が移転することについて、第6号、第8号、第9号、第10号陳情、平和の森公園に中野体育館を建設することについて、第11号陳情、中野平和の森公園の保全について、及び第12号陳情、平和の森公園のあり方についての計7件の陳情につきまして、日本共産党議員団の立場から一括して賛成の討論を行います。

 これらの陳情は、緑と広場の平和の森公園を今のまま残してほしいという主旨のものです。以下、4点について賛成の理由を述べます。

 第1に、各陳情にもありますように、現在の平和の森公園は、緑豊かでいつでも誰でも自由に利用できる、これだけの広大な草地広場と樹林帯を持った場所は区内でも大変に貴重だという点です。子どもたちにとっても安心して自由に遊べること、またどの時間帯においても幅広い年代の方がそれぞれの親しみ方で健康や生きがいの場として利用されていることなど、安全で快適な憩いの空間として多くの区民の皆さんに愛されている公園です。

 現在、具体的な図面は示されていませんが、区が検討を進めている新体育館、陸上競技トラック、多目的グラウンド、全てを平和の森公園内に整備するとなれば、当然公園全体のあり方が大きく変わります。区は、樹木については十分配慮をしていくとしていますが、一定の範囲にわたっての伐採が想定され、また草地広場の利用のされ方にも制限が出ることは避けられません。

 新しい中野をつくる10か年計画(第3次)(素案)に係る意見・質疑における区の見解・回答の中でも、草地広場への陸上競技トラック整備については、利用者同士譲り合って利用していただきたいと考えているが、今、草地広場を利用している方々に大きな制約をするつもりはないと述べる一方で、子どもたちが遊ぶ横をランナーが走り抜けるなどということのないように使用時間帯の管理をしていくとしています。そうであれば、やはり現在の利用のされ方はできなくなることは明らかであり、そうした懸念なども含め、七つの陳情の主旨にある、今のままの平和の森公園を残してほしいという願いは現在の公園利用者の切実な声であると考えます。

 第2に、防災機能や環境保全機能においてもこの平和の森公園は重要な役割を果たしていることです。当時、緑と広場の避難場所をと、防火樹林が計画的に配置をされてきました。現在の平和の森公園におけるこうした樹林帯、緑の果たす役割は極めて重要だとの認識は誰も否定できません。防災専門家の中村八郎氏によれば、防災公園の機能としては、緑のある空間、そして何にでも利用できる広い空間が大事だと述べられています。区は新体育館を設置することでこの公園の防災機能をさらに向上していくとしていますが、災害時には体育館は遺体安置所として利用されることが想定されています。沼袋小学校跡地や哲学堂公園など、近隣の区有施設等の機能分担も含め、総合的に検討してこそ防災機能の向上につながるのではないでしょうか。

 現在、区が予定している1万平方メートル規模の新体育館を仮に少年スポーツ広場のあたりに建設することになれば、先ほど述べたように、周囲の樹林伐採は避けられず、広域避難場所である公園の防災機能、そして避難有効面積は大幅に削減されることになります。また、夏の炎天下などの際においても公園内の気温が低くなっていることによる避暑機能も低下を招きます。貴重な緑と空間を生かすことこそが求められています。

 第3に、第11号陳情に触れられているように、平和の森公園の開園に至ったこれまでの歴史や経過を大切にすべきという点です。

 1954年を起点に、刑務所の移転を求める区民運動が広範に、かつ粘り強く展開をされ、1975年9月の法務大臣の廃止声明は全区民一致の長く苦しい区民運動の成果とされています。その後、廃止声明をめぐって区民の間に多様な区民福祉施設の要求が広がりましたが、区民協議会において再三の討議が重ねられ、今後二度と出現しないであろう貴重な公共空間であるとの認識から、20年あまりの区民運動が求める緑と広場の避難場所の目的と過密な中野区の現況に照らし、跡地は可能な限り空間として確保し、分割的な利用はせずに一体的な活用を図るべきであると結論づけられています。

 1981年2月には、前年に設置された中野刑務所跡地利用計画区民協議会が丸1年を費やして「中野刑務所跡地にみどりの防災公園をつくるために」と題する基本計画案をまとめ、区長に提出しています。基本計画案では四つの柱が示され、その中で、緑の広場を中心に樹林帯と水辺をできるだけ多く配置して防災に備える、平常時には子どもたちが自由に遊びをつくり出せるような広場や家族でレクリエーションを楽しめる多目的な空間とする、さらに障害のある人、お年寄り、子どもなどあらゆる区民が日常、非日常とも気軽に利用できるよう十分配慮するとされました。

 また、その後、1997年から1998年に至る平和の森公園第2期整備地域検討会における成果においても、この公園の基本的な位置付けは「刑務所跡地利用区民協議会報告-昭和56年-」が示す緑の防災公園と家族を中心としたレクリエーションの場であることが確認をされています。

 こうした長年の区民運動とその成果を無視し、時の行政の都合で平和の森公園の利用計画を変更することは許されるものではありません。

 最後に、第4点目として、住民参加、区民合意の区政運営のあり方として区のこのような進め方には大きな問題があるという点です。七つの陳情のうち二つの陳情には署名が添えられていましたが、合わせて6,000人を超える方から署名があったことからも、その重大さが見てとれます。

 当初は、第九中学校跡地に新体育館を建設するとされてきた計画が、平成25年3月には現在の体育館の場所を含む区域3区有地での建てかえへと変更がされ、そしてことし3月に突然平和の森公園内への新体育館整備の方針が示されました。たび重なる計画変更に当たってはまともな説明がされておらず、加えて、平成27年度の予算審議が終わった直後に、同年度の一般会計補正予算として平和の森公園改修検討に係る基本構想・基本計画策定及び都施設改修調査委託費用が提案されたことも不透明な部分が多いと言わざるを得ません。

 区は、現在でもスポーツ利用の多い平和の森公園内に屋内・屋外施設をあわせ持つことでスポーツ振興の拠点としたいとしています。しかし、先ほども触れたように、現在の平和の森公園は、区民、中野区、区議会が一体となって長年にわたり幾度とない協議を重ねてきた経緯と歴史があった上での現在の公園開園となりました。当時、300メートルのトラックと100メートルの直線コースが設置できるようにしてほしいという陳情や、野球場を広場部分に移したらどうかなどの意見も出されていましたが、繰り返しの協議の中で、覆蓋の上部は緑の芝生として多目的に使える広場とする。固定したスポーツ施設は一切設けないとされ、最終的に、緑と広場の避難場所をとの結論に至っています。

 中野区みどりの基本計画では、公園リニューアルの際には日常的に利用する地域住民の意見を反映して行う、公園整備においては区民参加型での検討を実施するとされていますが、現時点でそうした場も示されていません。

 また、11月20日号の区報には、区議会に報告された内容であるとはいえ、あたかも平和の森公園内への新体育館整備計画が決定したかを思わせるような描き方で掲載されました。現時点では説明会も開催されていない中で、今年度中に整備構想、基本計画を策定しようという、あまりにも区民を無視した拙速なやり方は到底認められません。

 そもそも、この計画は、区役所・サンプラザ解体後の再開発のために新区役所を移転しなければならず、その計画に押される形での平和の森公園内への新体育館建設ではないでしょうか。平和の森公園内での建設は白紙に戻し、新体育館建設に当たっては閉鎖期間が生じない最善の方法も含め、配置場所についても十分な区民参加を保障して検討する必要があります。その際、もともとの計画であった第九中学校跡地やその他の公有地などの建てかえもいま一度検討すべきです。

 以上を申し上げ、計7本の陳情に対する賛成討論といたします。

○議長(北原ともあき) 他に討論がなければ、討論を終結いたします。

 これより陳情ごとに分けて採決いたします。

 初めに、第5号陳情について起立により採決いたします。

 上程中の第5号陳情を採択するに賛成の方は御起立願います。

〔賛成者起立〕

○議長(北原ともあき) 起立少数。よって、上程中の第5号陳情は不採択とするに決しました。

 次に、第6号陳情について起立により採決いたします。

 上程中の第6号陳情を採択するに賛成の方は御起立願います。

〔賛成者起立〕

○議長(北原ともあき) 起立少数。よって、上程中の第6号陳情は不採択とするに決しました。

 次に、第8号陳情について起立により採決いたします。

 上程中の第8号陳情を採択するに賛成の方は御起立願います。

〔賛成者起立〕

○議長(北原ともあき) 起立少数。よって、上程中の第8号陳情は不採択とするに決しました。

 次に、第9号陳情について起立により採決いたします。

 上程中の第9号陳情を採択するに賛成の方は御起立願います。

〔賛成者起立〕

○議長(北原ともあき) 起立少数。よって、上程中の第9号陳情は不採択とするに決しました。

 次に、第10号陳情について起立により採決いたします。

 上程中の第10号陳情を採択するに賛成の方は御起立願います。

〔賛成者起立〕

○議長(北原ともあき) 起立少数。よって、上程中の第10号陳情は不採択とするに決しました。

 次に、第11号陳情について起立により採決いたします。

 上程中の第11号陳情を採択するに賛成の方は御起立願います。

〔賛成者起立〕

○議長(北原ともあき) 起立少数。よって、上程中の第11号陳情は不採択とするに決しました。

 次に、第12号陳情について起立により採決いたします。

 上程中の第12号陳情を採択するに賛成の方は御起立願います。

〔賛成者起立〕

○議長(北原ともあき) 起立少数。よって、上程中の第12号陳情は不採択とするに決しました。

──────────────────────────────

 第16号陳情 障害者福祉手当の支給について

(委員報告)

 

○議長(北原ともあき) 日程第6、第16号陳情、障害者福祉手当の支給についてを議題に供します。

 

平成27年(2015年)12月3日

 

中野区議会議長 殿

 

厚生委員長 浦野 さとみ

(公印省略)

陳情の審査結果について

 

本委員会に付託された陳情を審査の結果、下記のとおり決定したので、中野区議会会議規則第94条の規定により報告します。

 

 

受理番号

件  名

審査結果

決定月日

意見

措置

16

陳情

障害者福祉手当の支給について

採択

すべきもの

123

 

 

 

○議長(北原ともあき) お諮りいたします。上程中の陳情に関する委員長報告は、会議規則第40条第3項の規定により省略いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(北原ともあき) 御異議ありませんので、委員長報告は省略いたします。

 本件については討論の通告がありませんので、直ちに採決いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(北原ともあき) 御異議ありませんので、これより採決いたします。

 上程中の陳情を採択するに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(北原ともあき) 御異議ありませんので、上程中の陳情は採択するに決しました。

 この際、お諮りいたします。小宮山たかし議員から、11月30日に開会されました本会議における一般質問での発言について、発言の一部を取り消したい旨の申し出がありました。よって、この申し出を許可するに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

〇議長(北原ともあき) 御異議ありませんので、小宮山たかし議員からの発言取り消しの申し出を許可することに決しました。

 次に、常任委員会の所管事務継続調査についてお諮りいたします。

 お手元に配付の常任委員会所管事務継続調査件名表に記載の調査事件については、それぞれ所管委員会から継続調査の申し出がありますので、これを申し出どおり継続調査に付したいと思いますが、御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(北原ともあき) 御異議ありませんので、さよう決定いたします。

 

常任委員会所管事務継続調査件名表

平成27年第4回定例会

総務委員会

 1 政策、計画及び財政について

 1 平和、国際化、人権及び男女平等について

 1 広報及び広聴について

 1 組織及び人事について

 1 会計、決算及び事業の評価・改善について

 1 危機管理について

 

区民委員会

 1 区民相談及び消費生活について

 1 住民情報システムについて

 1 戸籍及び住民基本台帳等について

 1 区税について

 1 国民健康保険、後期高齢者医療及び介護保険等について

 1 環境及び地球温暖化対策について

 1 清掃事業及びリサイクルについて

 1 生活環境について

 

厚生委員会

 1 地域活動の推進及び地域ケア・地域支援について

 1 保健衛生及び社会福祉について

 1 保健所及び福祉事務所について

 1 スポーツ、文化及び生涯学習について

 

建設委員会

 1 安全で快適に住めるまちづくりについて

 1 産業振興及び都市振興について

 1 道路・公園等の整備について

 1 防災及び都市安全について

 

子ども文教委員会

 1 学校教育の充実について

 1 学校と地域の連携について

 1 知的資産について

 1 子育て支援及び子どもの育成について

 

○議長(北原ともあき) 次に、議会運営委員会の所管事項継続調査についてお諮りいたします。

 お手元に配付の議会運営委員会所管事項継続調査件名表に記載の調査事件については、議会運営委員会から継続調査の申し出がありますので、これを申し出どおり継続調査に付したいと思いますが、御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○議長(北原ともあき) 御異議ありませんので、さよう決定いたします。

 

議会運営委員会所管事項継続調査件名表

平成27年第4回定例会

 1 議会の運営について

 1 議会の会議規則、委員会に関する条例等について

 

○議長(北原ともあき) 以上で本日の日程を全部終了いたしましたので、散会いたします。

 平成27年第4回中野区議会定例会を閉じます。

午後1時59分閉会

 

 

会議録署名員 議 長 北原 ともあき

       議 員 木村 広一

       議 員 近藤 さえ子