平成28年02月08日中野区議会区役所及び体育館整備調査特別委員会
平成28年02月08日中野区議会区役所及び体育館整備調査特別委員会の会議録
平成26年05月14日中野駅周辺地区等整備特別委員会.doc

中野区議会区役所及び体育館整備調査特別委員会〔平成28年2月8日〕

 

区役所及び体育館整備調査特別委員会会議記録

 

○開会日 平成28年2月8日

 

○場所  中野区議会第1委員会室

 

○開会  午後100

 

○閉会  午後215

 

○出席委員(14名)

 大内 しんご委員長

 平山 英明副委員長

 加藤 たくま委員

 渡辺 たけし委員

 北原 ともあき委員

 高橋 かずちか委員

 小林 ぜんいち委員

 いながき じゅん子委員

 小杉 一男委員

 浦野 さとみ委員

 高橋 ちあき委員

 久保 りか委員

 酒井 たくや委員

 むとう 有子委員

 

○欠席委員(0名)

 

○出席説明員

 政策室長 髙橋 信一

 政策室副参事(企画担当) 海老沢 憲一

 政策室副参事(業務改善担当) 中谷 博

 経営室長 篠原 文彦

 経営室副参事(経営担当) 朝井 めぐみ

 経営室副参事(施設担当) 宮﨑 勇一郎

 都市政策推進室長 長田 久雄

 都市政策推進室副参事(中野駅周辺まちづくり担当) 松前 友香子

 区民サービス管理部長 白土 純

 区民サービス管理部副参事(情報システム担当) 平田 祐子

 区民サービス管理部副参事(戸籍住民担当) 伊藤 正秀

 健康福祉部長 瀬田 敏幸

 健康福祉部副参事(地域スポーツ推進担当) 永見 英光

 都市基盤部長 尾﨑 孝

 都市基盤部参事(都市計画担当) 豊川 士朗

 都市基盤部副参事(道路・公園管理担当) 志賀 聡

 都市基盤部副参事(都市基盤整備担当) 千田 真史

 都市基盤部副参事(防災・都市安全担当) 鈴木 崇

 

○事務局職員

 書記 田中 寛

 書記  利司雄

 

○委員長署名


審査日程

○議題

 区役所の整備について

 体育館の整備について

○所管事項の報告

 1 平和の森公園再整備構想(案)について

       (企画担当、地域スポーツ推進担当、都市基盤整備担当)

 2 その他

○その他

 

委員長

 それでは、定足数に達しましたので、ただいまから区役所及び体育館整備調査特別委員会を開会いたします。

 

(午後1時00分)

 

 本日の審査日程ですが、お手元に配付の審査日程(案)(資料1)のとおり進めたいと思いますが、御異議ありませんか。

 

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 ご異議ありませんので、そのように進めます。

 なお、審査に当たっては、午後5時を目途に進め、3時ごろに休憩をとりたいと思いますので、御協力をお願いします。

 それでは、議事に入ります。

 区役所の整備について、体育館の整備についてを一括して議題に供します。

 所管事項の報告を行います。

 1番、平和の森公園再整備構想(案)についての報告を求めます。

海老沢政策室副参事(企画担当)

 それでは、平和の森公園再整備構想(案)につきまして、資料(資料2)に基づきまして報告をいたしたいと思います。

 新しい体育館の建設につきまして、平和の森全体の整備構想(案)として一定の取りまとめを行いましたので、本委員会に報告いたしまして、今後、区民の皆さんの意見を聞いてまいりたいというふうに考えておりますところでございます。

 まず、お手元の資料のA4の資料をごらんいただきたいと思います。

 1番といたしまして、整備場所でございますが、平和の森公園及び公園拡張予定地、中野区新井三丁目10の2のところでございます。国家公務員宿舎跡を取得いたしまして公園拡張予定地として活用したいというふうに考えてございます。

 2点目といたしまして、主な整備の概要でございますが、(1)でございますけれども、未開園部分を活用いたしまして新体育館を建設したいというふうに考えてございます。

 建設場所につきましては、今後地下に下水処理施設を設置するということになってございますけれども、先行して上部を活用いたしまして体育館を建設するということにつきまして東京都の協力が得られるということになりましたので、検討を進めていくということでも整備構想をつくらせていただいたということでございます。これによりまして、平和の森公園としては全面開園が行えるということで、広場の面積が広がるなど公園の機能拡大に寄与する計画となっているというところでございます。

 (2)番でございますが、既存の少年スポーツ広場を拡張いたしまして、大人も利用可能な多目的広場としていきたいというふうに考えております。

 それから、既存の草地広場内に全長300メートル、直線100メートルの陸上競技にも利用できる園路を設置したいというふうに考えております。

 それから、(4)番、先ほど申しました近隣の国家公務員宿舎跡地を取得し、公園拡張用地として拡張をしたいというふうに考えております。

 (5)番、公園未開園部分を活用してオープンスペース・草地広場の拡大をしていくということでございます。

 それから、(6)番、公園のプロムナード空間等の整備をしたいというふうに考えてございます。

 (7)番、親水機能の拡充、(8)番、体育館内に平和啓発機能を設置するということ、また、帰宅困難者の一時滞在スペースとして体育館を活用していくと。防災機能の向上を図りたいというふうに考えております。

 それでは、整備構想(案)を見ていただきたいと思いますので、1枚おめくりいただいて、このA3のカラー刷りのものをごらんいただきたいというふうに思います。

 まず、Ⅰ番といたしまして、平和の森公園の現状といたしまして、ごらんのとおりの内容を記載させていただいております。自然環境について、あるいはスポーツ、レクリエーション機能についてでございます。あるいは防災機能について、現状の公園の位置付けといったところで記載させていただいております。

 Ⅱ番といたしまして、平和の森公園の課題といったことについて整理させていただいております。第1期整備から既に30年余り経過しているということでございまして、課題もいろいろ出てきているという状況でございます。ごらんのとおりの状況というところでございまして見ていただきたいと思います。

 これに基づきまして、再整備の基本的な考え方といたしまして、Ⅲ番、公園機能の充実といったところと防災機能の向上と、この2点を再整備の基本的な考え方として進めていきたいというふうに考えております。

 Ⅳ番のところ、右側の囲みでございますが、具体的な方向性につきましては、基本的な考え方に基づきまして、公園機能の拡充として、憩いや休息機能やスポーツ・健康増進機能、交流機能、オープンスペースといったこと、それから平和の啓発機能といったところといったところを充実していくために、先ほど概要としてお伝えをいたしましたけれども、それを含めまして、さまざまな拡充をしていきたいということで記載をさせていただいております。

 (2)番としては防災機能の向上ということで、体育館を利用した帰宅困難者一時滞在スペースを確保する、防災倉庫を整備するといったことを記載してございます。

 整備の内容につきましては、一番下の囲みの部分でございますが、Ⅴ番に記載させておりますが、これにつきましては図面を見ながら御説明いたします。

 1枚めくっていただきまして、平和の森公園再整備構想イメージ図。これはイメージでございますので、これから詳細に検討していくということになります。

 この図におきまして、囲みの部分がまだ未開園の──点線の囲みの部分ですね、これがまだ未開園の部分でございまして、この中に体育館を建設していくというところと、あと草地広場の拡充を図っていくということで、この部分は今工事の囲いになっているわけでございますけれども、全面開園をしていくという形でございます。

 それから、多目的広場につきまして、一定の拡大をしながら大人も活用できるといった機能を確保するということでございます。

 草地広場につきましては、陸上競技にも利用できる園路を整理するということで、一定のそういったスポーツ機能にも活用できる既存の広場空間に加えて、そういった機能を活用できるようなものにつくり変えていくということを考えております。

 それから、入口の部分でございますが、既存の管理棟ですが、管理施設を撤去いたしまして、入口としてプロムナード空間の創出といったことも考えていきたいということでございます。

 それで、下の部分でございますが、「小広場」と書いてあるところ、ここが国家公務員宿舎跡地ということで、ここにつきましては公園の拡張用地として有効活用していきたいと思っております。

 一番下に立面図、台面図みたいなものが書いてございますが、これはイメージ図でございますけれども、体育館のイメージ図でございますけれども、下水処理施設が地下にできるということで、上部をまず体育館について整備をする。その後、一定の時期に下水処理施設を後から整備をすると。そういった整備手法を今検討しているというところでございます。

 1枚おめくりいただきまして、もう1枚つけさせていただいたのは災害時の活用方法ということで、これにつきましては、体育館につきまして帰宅困難者の一時滞在スペースですとかボランティア活動の拠点といったことで、多目的に使っていくということで、防災機能の向上がはかられるのではないかというふうに考えております。

 最後になりますが、戻っていただきまして、A4の資料でございますけれども、4番でございますが、今後この整備構想に基づきまして区民説明会を開催したいと思っております。2月26日から29日まで、区役所9階の会議室ということでございます。

 それから、5番、今後の予定でございますが、ことし3月までに基本計画(素案)を策定し、意見交換会を再度開催したいと思っております。4月に入りましてパブリックコメントを実施いたしまして、基本計画の案を策定ということでございまして、5月には基本計画の策定、来年度には設計にかかりたいと思っています。開設につきましては、先般の方針で御案内のとおりでございますけれども、31年度を目指して開設整備を進めていきたいというふうに考えております。

 報告は以上でございます。

委員長

 ただいまの報告に対して御質疑はありませんか。

加藤委員

 御説明ありがとうございました。現状の中野体育館とかを利用していると、駐輪場が狭いなみたいなのがあるんですが、この新しい体育館の建設に伴って、その駐輪施設だったり、また、中野駅付近にあったので、場所が北のほうに移るということで、バスで行かれるような方とかも行かれると思うんですが、そういったアクセス面に関して何か御検討されていることがあればお聞かせください。

千田都市基盤部副参事(都市基盤整備担当)

 まず、公園利用者の駐輪場につきましては、今回取得予定の拡張用地も含め整備してまいりたいと考えております。

 また、交通アクセスについては、今後この施設整備に合わせて、関係者と協議しながらいろいろな方向性を検討してまいりたいと思います。現段階では、そちらのほうについてはまだ検討は進んでおりません。

浦野委員

 御報告ありがとうございました。昨年の3月に平和の森に体育館をということが示されて、それ以降、陸上競技トラックや多目的広場の併設ということで、今回具体的な図面として出されたのは初めてになると思います。また、先日、総務、厚生、建設の三つの常任委員会にも報告があったかと思いますけれども、その質疑の中の不明確だったこととかも含めて幾つか確認をしたいと思います。

 先ほど御説明の中で、この未開園部分で体育館をしていくということであって、それで、先行してその上部を活用していくということだったんですけれども、これまでこの公園内の都有地の部分については、荷重制限があるので、なかなか建築物、構造物を建てるのは難しいんじゃないかということも説明されてきたと思うんですけれども、今回この未開園部分への体育館の建設ということで、その荷重制限との関係はどういうふうになるんでしょうか。

千田都市基盤部副参事(都市基盤整備担当)

 まず、荷重制限につきましては、既に施設整備が完了している、下水施設の整備が完了している部分、そちらについての荷重制限でございます。今回行う未開園部分につきましては、当初、同様の上部3トン規制ということが基本方針になっているんですが、今回協議を行いまして、体育館も建てながら、なおかつ将来下水施設が地下として構築できるように、そういったことで新たな構造で検討しているというところです。

浦野委員

 そうすると、ここの未開園部については、その荷重制限というのはないということの理解でよろしいんですか。

千田都市基盤部副参事(都市基盤整備担当)

 3トン規制というのは、現段階、構造物はございませんので、ですからかかりません。

浦野委員

 わかりました。

 それで、先に上部を活用して、後から東京都のほうで下水道の処理ということだったんですけれども、それは東京都の、先日区長の会見の中でもそういった、都のほうからも、そういったことであればいいというようなことが出されたということなんですけれども、手法的に後からそこの、大分その下の部分を、空洞を──どれぐらいになるのかわからないですけれども──つくって、その上に建物を建てるというやり方が可能だということで東京都と協議がついたということでよろしいですか。確認です。

千田都市基盤部副参事(都市基盤整備担当)

 下水道局との協議に当たりましては、まず、これまで都市計画としても、下水施設が構築されたら、その上を公園として利用するという、この兼用工作物の都市計画、そちらのほうが今定まっている。これが基本方針だったんですけれども、これについて、まず先行して公園を整備させていただくと。将来、下水の実施時期になったときに下水道局が整備するという、こういうスキームの中で下水道局から御協力いただくというのを、協力意思をいただいたという段階です。

浦野委員

 わかりました。

 この未開園部分なんですけれども、用途地域、建築制限というのは今どのようになっていますでしょうか。

千田都市基盤部副参事(都市基盤整備担当)

 こちらの用途につきましては、準工業地域という位置付けになっております。

浦野委員

 今回この資料の、今、整備構想(案)の、この文字も含まれて書いてあるところに、拡張する草地広場の拡充について──Ⅴのところですね。整備内容の草地広場のところで、既存の草地広場の拡充が約3,500平米ということで、これ、未開園部分の、先ほど御説明いただいたこの体育館の右側というんでしょうか、ここの部分を指していると思うんですけれども、そうすると、この未開園部分は約1万ということなので、そうすると、それを差し引いてくると大体体育館の面積というのが出てくるかなと思うんですけれども、現時点でこの体育館の規模や高さというのはどういうふうなことを考えているのでしょうか。

千田都市基盤部副参事(都市基盤整備担当)

 まず、草地広場3,500平米の拡充ですが、こちらについては、今回拡張用地の中で草地として一定の空間を提供できるという目標値として3,500を定めております。したがいまして、この1万平米からこの3,500を除いたものが直ちに体育館の建築面積というわけではございません。

 あと、すみません、体育館のほうの規模ですけれども、こちらについては、延べ床面積で、床としての面積で1万平米というのを基本に掲げているところなんですけれども、これに当たって建物は、それを実現するために幾つか手法がございますので、今後基本設計の中で特定してまいりたいと考えております。

浦野委員

 現時点では、そうすると、高さ等々、体育館の規模については確定はしていないということでよろしいですね。わかりました。

 草地広場のほうなんですけれども、この中にトラックをつくるということで、直線100メートル、そして全体で300メートルのということなんですけれども、現時点でこのトラックというのは何レーンぐらいを想定しているんでしょうか。

永見健康福祉部副参事(地域スポーツ推進担当)

 レーン数等についても今後検討してまいりますが、大体6レーン程度というものを想定してございます。

浦野委員

 これまで、今の利用者の皆さんからも、今のこの草地の広場の使われ方として、区のこの資料でも、地域住民から時間を問わずにいろいろな幅広い方に利用されているだとか、草地広場が地域にとって大切なまとまった空間として利用されているということもここに明記されていますけれども、そのトラックができた場合に、本当に今の草地広場の利用のされ方との共存ができるのか、今までの御説明だと可能な限りそれをしていくということですけれども、当然トラックができればそこを全力で走る何らかの競技等々に使っていくことになるのかと思うんですけれども、現時点で、今このトラックの利用というのはどういうふうな想定をされているのでしょうか。

永見健康福祉部副参事(地域スポーツ推進担当)

 トラックの利用ということですけれども、例えば中学校の部活動の子どもたちの練習であったりとか、区内の陸上競技大会、そういったことも可能なのかなというふうに考えてございます。

 また、草地広場の利用につきましては、できるだけ影響のないような形で、こういった大会、日常的に行われているわけではなく、年の一部の日程について行う場合については占有という形で利用してもらうというふうなことを考えてございます。

浦野委員

 今、中学校の部活動などってありましたけれども、それで、その年の中でも、そんなにそれを使う機会はないような御説明だったかと思うんですけれども、当然その占有での使用となると、その間は当然この草地広場は使えない、ここの中の部分については使えなくなりますよということになると思うんですけれども、そうすると、今の実際の使われ方に、それは制限が加わるということの理解でよろしいんですか。

永見健康福祉部副参事(地域スポーツ推進担当)

 占有の時間につきましては、草地広場についてはそういった占有される方が使っていただくという形になるかと思いますけれども、草地広場の拡充等もございますし、また、日常的な草地広場の利用については引き続き行えるような形で配慮してまいりたいと考えてございます。

浦野委員

 今、この整備構想(案)の中の、Ⅳの中の②の「スポーツ・健康増進機能について」というところで、下から二つ目の丸のところに「ウォーキングやジョギングができる園路と別にトラック競技にも利用できる園路」というふうに書かれているんですけれども、それで、仮にこのとおりに、このように整備をした場合に、この中のトラックは占有でその部活動なんかで使っていますよと。その外にある、このウォーキングやジョギングに使おうとしている外側の園路は、この中が使っている場合も、今の時点ではそこは使えなくなるというふうに考えて。それとも、中で占有で使っていても、その外の周りのところは使うというふうに考えているんですか。

永見健康福祉部副参事(地域スポーツ推進担当)

 占有をするエリアというところで、周辺のウォーキング・ジョギングロードについては日常的に占有しているときについても使っていただけるようなことで想定してございます。

浦野委員

 最後にしますけれども、今回直線で100メートルというふうにあって、この図を見ると、下にこの縮尺の長さが書いてありますけれども、これをちょうど当てはめると多分約100メートルプラス10メートルぐらいの、きょうのこの絵ではなっているのかなと思うんですけれども、当然その100メートルをもし仮に使うには、その100メートルを全速で走れば、当然その前後の距離、その直線部分が必要にならないとと思うんですけれども、そうした場合に、今説明いただいたように中は競技で使っていますよ、外は、でもその間は使えるようにしますよといったときに、人と人とが交錯するような、そういった危険性はどのように考えているのでしょうか。

永見健康福祉部副参事(地域スポーツ推進担当)

 100メートルの公認の規格ということで、114メートルとるというようなことで規格が決まってございます。その距離については、こらちの中でとれるという想定でございます。

高橋(ち)委員

 確認だけしたいんですけれども、今いろいろやりとりを聞いていると、何かちょっとよくわからないんですけれども、この草地広場というのは、一応区民の皆さんがジョギングしたり、体の体力をつけるための日常的なスポーツに使えますよという理解でいいんですか。それとも学校も優先的に使えるためにつくるんだよという、そういう、何かやりとりを聞いているとそういう感じに聞こえちゃうんだけれども、どうなんですか。

永見健康福祉部副参事(地域スポーツ推進担当)

 草地広場、基本的には区民の、広く区民の皆様に運動等に親しんでいただけるという想定で考えてございます。学校でありますとか、そういった団体でありますとか、もし希望があった場合には一時的に使っていただくという、そういう想定でございます。

高橋(ち)委員

 中学校なんか、総体陸上とかやっているけれども、決してここじゃできないわけですよ。だから、部活だってわざわざここに来てやることはなくて、学校の校庭でやっていたりとかするわけだから、お願いがあるんですけれども、説明をするときに誤解のないようにしてもらいたいんです。何でも、何かいつも誤解されちゃって、変に受け取られることが多分に多いので、ここの利用はやっぱり区民の皆さんです、中心は区民の皆さんなんですよという、で、体育館がここにできるんですよという、誤解のないように説明をしていってもらいたいんですけれども、どうですか。できますか。

永見健康福祉部副参事(地域スポーツ推進担当)

 御指摘をいただきましたとおり、広く区民の皆様に使っていただく草地広場ということで考えておりますので、今後説明の際にもその点を留意して説明してまいりたいと思います。

酒井委員

 すみません、2の整備内容の1番のところの、公園未開園部分を活用して体育館を整備するということなので、先ほども答弁あったかと思うんですけれども、荷重制限のところのお話なんですが、草地広場のところは荷重制限ありますよ。ただ、未開園区域に関しては、これからの整備方法によっては荷重制限はないというふうな理解でよろしかったんでしょうか。

千田都市基盤部副参事(都市基盤整備担当)

 はい。委員おっしゃるとおりでございます。

酒井委員

 過去の上高田球場ができる際の議論で、この平和の森公園にも、中野区にはグラウンドが少ないのでそういった施設をというふうな議論があったときに、ここには下水処理施設があるので、うわものには絶対つくれないんだというような古い議論が平成10年だとかにあったかと思うんですけれども、それはあくまで、この未開園区域は違うんですよというふうな理解でいいんですか。

千田都市基盤部副参事(都市基盤整備担当)

 まず、構造制限なんですけれども、やはり下水施設が現にあるところ、そこに構造の荷重制限があるというところでございます。

酒井委員

 すると、今、これから一体となって整備するところでは荷重制限というのは心配がないんだろうというふうなことだとは思うんですけれども、これ、整備の仕方というのは、体育館とその下水処理施設というのを一緒になってやっていくのか、先に上掛けしてからやっていくのかというので、費用面だとかというのはかなり変わってきたりもするのかなと思うんですが、そのあたりはどうなんですか。

千田都市基盤部副参事(都市基盤整備担当)

 まず、今回の事業のほうのスキームですけれども、これにつきましては、まず下水施設、そちらのほうの整備に先行して公園施設、体育館施設をつくるというところでございます。したがいまして、今回まず体育館ができた後に、今度は下水独自の時期と計画で施工が行われるということになりますので。今までの下水施設ができたら上部を公園にするというものとの違いにつきましては、体育館施設という視点で見れば、やはり基礎構造、これについてある程度選択の幅が狭まるというところになります。したがいまして、コストについてもコスト増が見込まれるというところです。

酒井委員

 すると、今まで考えていた、下に整備をしてから上の部分に体育館をというのが反対になってくるわけですよね。それで整備の仕方も変わり、コストも増になるというふうにおっしゃっていましたけれども、すると、そのあたりの都と区の関係というんでしょうかね、こちらにも負担がそれだけふえてくるのかどうかだとかはどうなっていますか。

千田都市基盤部副参事(都市基盤整備担当)

 具体的なコストの負担については、下水道局との今後、基本合意等の中で明らかにしていくというものでございます。

酒井委員

 それはそうだと思うんですけれども、やはり一定程度こちらの負担も出てくるのだろうというふうなことなんですか。

千田都市基盤部副参事(都市基盤整備担当)

 まず、今回の公園施設、公園施設としての体育館を先行するという中で、まず、費用については、基本的な考え方の一つとして、まず、体育館として必要な構造をまず設置すると。将来下水道局が、上に体育館があることを前提に下水施設として必要な工事を行うということでございますので、まずはおのおのがそれぞれの段階で必要な負担をするということが基本になってくると考えております。

酒井委員

 それで、主な整備概要の2番の、「既存の少年スポーツ広場を拡張し、大人も利用可能な多目的広場とする」とあるんですけれども、こちら、永見さんでしょうかね、今まで少年野球のほうで活用して、使っていないときは自由に開放されていたのかなと思うんですけれども、そういった既存の今まで使っていた団体との兼ね合いといいますか、そういった要望等々もあろうかと思うんですけれども、そのあたりはどうなっているのでしょうか。

志賀都市基盤部副参事(道路・公園管理担当)

 既存の団体が中心となっておりますのが少年野球連盟でありますけれども、現行として利用可能な団体との話し合いをさせていただいているというところです。

 また、平和の森公園運営委員会というのもございまして、そこでは各種イベントを開催しているということですので、引き続きそこではイベント等ができるようにしてもらいたいという御要望をいただいております。

酒井委員

 新たに少年野球等ができる公園も中野区内でつくられ、そういったところとの兼ね合いもあると思いますので、御理解いただきながらしっかり話し合っていただきたいと思います。

 それで、今この平和の森公園の再整備に関しては、さまざまな方から、区民の方からいろいろな声が出ております。そういう中では、今の形に極力影響を与えないような形でこの未開園区域をうまく整備していくというふうな形で示されていると思うんですね。いろいろな公園がある中で、やはり広報の仕方というのは一つのポイントになるのかなとは思っておりますので、そのあたり御注意していただきたいのと、あと、4番の区民説明会の開催なんですけれども、これは例えば、そのあたりの地域の方に説明しても僕はいいのかななんて思うんですが、これがやはり区役所だけというのは、人の数が多いからこういうふうに設定されているのか、例えば近くの区民活動センターなんかもあるのかなと思うんですが、このあたりの区民説明会のあり方というのはどう考えていますか。

海老沢政策室副参事(企画担当)

 この計画自体の広報でございますが、もう既にこの図面についてはホームページ等に掲載しておりまして、多くの方に知っていただきながら、この計画のメリット等について十分説明をしていきたいというふうに考えています。

 説明会につきましては、区役所で3回ということで実施させていただくわけでございますけれども、やはりこの平和の森公園というのを広く中野区民の財産としてさまざま、コンセプトといたしましては、スポーツに使っていただきながら健康増進ということでございますので、全区的な大会を行うための体育館ということでございます。広く区民の方に集まっていただきまして説明をしていきたいという趣旨でございまして、全区的な施設ということであるので、区役所で説明会を行うということで企画したものでございます。

酒井委員

 すみません、最後にします。

 スケジュールのところなんですけれども、27年6月に報告があったときは、今年度中に整備構想、整備基本計画を策定するというふうな考えの中で、多少はタイムラグがあるのかなとは思っているんですけれども、それから今後はまだまだ詰めていかなきゃならないことを考えると、いろいろスケジュール的にも厳しいところもあるのかなとは思うんですけれども、そのあたりはどういうふうに考えていらっしゃいますか。

海老沢政策室副参事(企画担当)

 これまでの間、いろいろな技術的検討を加えながらこの整備構想の案に至ったというところでございまして、予定といたしましては今年度中に基本計画ということでございましたが、若干新年度に食い込んでしまうということになりますが、工事の予定といたしましては当初想定したとおり進めたいと考えておりますし、開設につきましては31年度中に行いたいというふうに考えております。

小杉委員

 先ほどの草地広場の共存の問題ですけれども、中学校の部活動とか区内の陸上競技大会で使うということを言われていましたけれども、部活動で使うということになるとやはり夕方を使うという形を想定されますし、あと、競技大会ということでは土日ということだと思うんですが、その辺は区に届け出をしている形を考えているんでしょうか。

永見健康福祉部副参事(地域スポーツ推進担当)

 具体的な時間帯、また運用面につきましては、今後検討してまいりたいと思います。

小杉委員

 ということは、実際使うときになったときに、どういう占用の仕方をするのかというのはこれから考えていくということになるということですか。わかりました。

 あと、すみません、全体のこの金額はお幾らになるか、ちょっと……。

志賀都市基盤部副参事(道路・公園管理担当)

 先ほどの占用のあり方、それにつきましても、この間も白鷺せせらぎ公園ですとか南部防災公園、それから本町五丁目公園、いろいろと運動ができる公園を整備してまいりました。その都度、時間帯のコマ数ですとか料金につきましては、設置の整備がされて、その後、どのように利用するのがよろしいのか、どういう料金体系でやったらよろしいのか、そういったことについては今後十分検討しながら調整してまいりたいというふうに考えております。

小杉委員

 ありがとうございます。

 あと、この区民説明会の開催のスケジュールも含めて非常にタイトになっておりますけれども、区民の声は十分、意見を言ったら反映がされるというふうに考えてもよろしいでしょうか。

海老沢政策室副参事(企画担当)

 区民説明会、これは整備構想ということでございますので、今後整備基本計画を策定していくということになります。説明会として十分説明をしながら区民の御意見をお伺いし、基本計画に結びつけていきたいというふうに考えてございます。

小杉委員

 ほかの委員も言われていましたけれども、やっぱり地域の方の意見を踏まえてもらうという意味では、地域での開催をしていただくことを要望として述べさせていただきたいと思います。

むとう委員

 私も、区民説明会の開催のことなんですけれども、先ほどの御答弁ですと、中野区民全体にかかわる体育館の問題だから区役所でというような御答弁だったかと思うんですけれども、中野区民全体にかかわる、例えば10か年計画にしてもいろいろな地域でやっていたかと思うんですけれども、これ、真ん中の区役所も当然やっていただきたいですけれども、全区民にかかわるということであるならば、南のほうも北のほうも、それから当然のことながら新井のこの実地する隣接の区民活動センターでもやるべきだと思うんですけれども、先ほどの答弁ではとても納得できないんです。区民の方もそういう意見がありますので、もう一度これ、やる開催場所をふやしていただくということを検討していただきたいんですけれども、改めていかがでしょうか。

海老沢政策室副参事(企画担当)

 これは説明会のほかにも、いろいろな関係団体との話し合いですとか、そういった意見聴取も行っていこうというふうに考えております。先ほども申しましたところでございますが、説明会につきましては、全区的な施設ということで区役所でやるということにつきましては、いわゆる区役所につきましても同じような形でやっているというところでございまして、同じような事例なのかなというふうに考えております。この3回で説明会をやることについて不足があるというふうには今のところ考えていないところです。

むとう委員

 まあ、いろいろな議員がいろいろ言っても、考えていないという答弁で変わらないんですけれども、やっぱり多くの区民の方々に理解していただき、よりよい公園をつくっていくというスタンスに立てば、いろいろなところでやってもいいんじゃないかと、その労を惜しんではいけないんじゃないかと私は思うんですけれども、やはり関心があって、これから中野体育館どうなるのかなって注目も集めているわけですけれども、なかなか南のほうから、上鷺のほうからってなかなか来づらいということもあるので、逆に区の側から丁寧に足を運び、説明会場をふやすということは大事な姿勢だと思うんですよね。区民に対する理解を示す、区民に対して理解を求め、よりよいものをつくるというスタンスをこういうところで見せていただく必要があるんじゃないかと私は思うんですけれども、もう一度開催場所をふやすということについて考えてはいただけないでしょうか。再度お願いしたいと思うんですが、いかがですか。

海老沢政策室副参事(企画担当)

 繰り返しになりますが、それぞれ関係の団体等、意見聴取というところでいいますと丁寧にやっていくつもりでございますし、この整備構想(案)についてもPRに努めて、区民の周知も努めていきたいというふうに考えております。意見につきましてはさまざまな場面で聴取できるということでございまして、説明会につきましてはこの3回でおさめていきたいというふうに考えております。

むとう委員

 ちょっと平行線なので、残念だなというふうに思います。こういうところに中野区の姿勢というのが私は問われているんじゃないかというふうに強く思います。

 それから、しょうがないので次の話題に行きますけれども、先ほど来出ております体育館、先に上をつくって、その後下水処理場ができるようにするということで、コストもかかるということなんですけれども、およそ何倍ぐらいかかるだろうというふうに想定されていることなんでしょうか。

千田都市基盤部副参事(都市基盤整備担当)

 現在、下水と共同したこの事業の進め方については、さまざまな工法がまだございます。ですから、その工法の限定がない中で概算を出すのは控えさせていただきたいと思います。

むとう委員

 いろいろ区が、いろいろな駅前の再開発にしても、全ての計画そうなんですけれども、なかなか数字が、区民としては、納税者としては、およそ幾らぐらいかかるのかとか、通常に建てるよりもどれぐらい高くなっちゃうんだろうかというところは、納税者としては大変に関心を持っているところです。それ次第で、幾ら大体かかるのかというところが示されないと、どっちの案がいいのかなとか、もうさまざま考えが膨らんでいかないかと思うので、やっぱりきちんと、ある程度、全く素人の私なんかには想定できないんですよね。だから、およそこれぐらいというふうに考えているぐらいの数字は、いろいろな場面でいくら聞いても出してもらえないんだけれども、やっぱり出していただくように努力をしていただきたいというふうに思います。

 それから、この下のところの小広場ということで、国家公務員宿舎の跡地の有効活用ということで、ここも買い取るということで、これは幾らというふうに想定でしたっけ。予算の中で出てきていたかなというふうに思いますが、幾らの想定ですか。

篠原経営室長

 正確な金額につきましては、これから財務省と協議をいたしまして、それぞれが鑑定評価を持ち寄って協議することになります。現状のところ、路線価等で計算しますと大体17億円ぐらいかなというふうに考えてございます。

むとう委員

 公園の敷地が広くなることは区民も望むことだというふうには思いますけれども、17億円。これは、いろいろな補助金等の活用などは見込まれるんでしょうか。

海老沢政策室副参事(企画担当)

 公園の拡張ということでございまして、基本的には国費等を使いまして購入を進めたいというふうに考えております。

むとう委員

 それから、この陸上競技機能ということで300メートルのトラックと直線の100メートルということなんですけれども、私自身スポーツ音痴で、ほとんどトラックの競技などしないのでわからないんですけれども、区民の方からは、陸上用の競技機能ということだと300メートルだと使い勝手がというような御意見もあるかと思うんですけれども、その辺は、もう面積上でそうなったということなのか、どうしても使い勝手が悪くてもつくりたいということなのか、その辺はどういうお考えなんでしょうか。

千田都市基盤部副参事(都市基盤整備担当)

 今回、そもそも公園の機能の一つである健康スポーツ機能、こちらのほうを整備していくというもので、300メートルに100メートルのトラックというところですけれども、こちらについては公式試合も行える規格というものでございますので、十分、これを整備することで中学生をはじめ、スポーツのこの向上意欲にアプローチできると考えております。

むとう委員

 それで、区のほうの説明だと、こういった競技用の陸上トラックはかなり区民の方から要望があったような御説明がどこかであったと思うんですけれども、なかなかこういうことを要望したという区民の方に出会えていないんですけれども、具体的にはどういった形で、多くの区民からそういう御意見がこれまでの間にあったんでしょうか。その辺の御事情を御説明ください。

永見健康福祉部副参事(地域スポーツ推進担当)

 陸上機能についてですけれども、現在陸上に取り組んでいる区民の方等から、もっと中野区内に陸上に取り組めるようなそういった設備が欲しいというような要望についてはいただいているところでございます。

 また、学校のほうでも、ちょっとそういった機能について、必要性といいますか、そういったところも伺っているところでございますが、そういったものができた場合には活用していきたいという、そういった意向も聞いているところでございます。

むとう委員

 陸上をやっているどれぐらいの人数の区民の方から言われていることなのか、あと、各学校、ほとんどの学校からそういう要望が上がっているということなのか、改めて確認したいんです。というのは、なかなか、この間の中野区政って、区民が要望してもできないことが多いので、一体何人ぐらいの人が声を出したらできるのかしらっていうような、区民から率直な疑問の声が上がっております。一体どれぐらいの区民がこれを望んだんでしょうか。

永見健康福祉部副参事(地域スポーツ推進担当)

 スポーツの担当として、そういった意向について、陸上に取り組まれている方から伺う機会があるということでございます。

 また、学校についても、幾つかの学校からそういった活用をしたいという希望が出ている状況でございます。

むとう委員

 なかなか具体的な数字は聞こえてこないんですけれども、区民が──要望って、いろいろな区民がいろいろなことを要望すると思いますけれども、なかなか今の区政の中でいろいろなことを要望しても通らないから、一体何人の区民の声が上がったら実現してくれるのかしらねということは大いに疑問として、このトラックについては上がっているということをお伝えしておきたいと思います。

 あわせて、たしか、ここには中野区内で唯一のドッグランがあったと思うんですが、今はどうなっているんでしょうか。

千田都市基盤部副参事(都市基盤整備担当)

 現在、ドッグラン、こちらのほうは提供されておりますが、今後の再整備に当たって具体的にどのようにするかはまだ特定しておりません。

むとう委員

 この中にドッグランのほうが全然できていないかと思って、ちょっと気になったんですけれども、それも多くの区民の方が、中野の公園のどこかでドッグランをつくってほしいというような要望があって、なかなか中野の公園の中でつくれるところがなくて、本当にわずかなスペースかとは思いますけれども、今この平和の森公園の中にあるわけですよね。利用されている区民の方も、唯一ここしかないですから、たくさんいらっしゃるかと思うんですけれども、今回の再整備の中にそのことがまだ未定ということなんですね。ここに全く一言も書かれていないということで、当時ドッグランを要望していた区民の方から一体どうなるのかという不安の声が上がっておりますけれども、今の御答弁ですと、これから検討するので、つくるかつくれないかもわからないと、そういう状況なんでしょうか。

千田都市基盤部副参事(都市基盤整備担当)

 基本的には現在の公園機能は継承していくという基本姿勢でおります。ただ、一方で、やはり現在の課題となっているものは何とか対応していきたいというものもございます。ドッグラン等犬の施設につきましては、やはり犬を愛する方、またそれを公園利用者として怖がる方と、いろいろさまざま議論になる施設でございますので、これについては今後さらに議論して、我々のほうでも検討して、それで基本計画の段階では明確にしてまいりたいと考えております。

むとう委員

 犬を連れているマナーの問題でかなりクリアできるかと思うんですけれども、ちゃんと、何ていうんですか、私は犬を飼っていないのでわからないんだけれども、ちゃんとひもをくっつけて──ひもって言わないんですね。何て言うんですか。(「リード」と呼ぶ者あり)リードです。リードをつけて、ちゃんと正しくドッグランのエリアまで連れていって、そこで離してということで、そのエリアから出ないようにということで、自分たちでもきちんと掃除をしてということで、かなりちゃんと使っていると。まあ、たまには心ない方の利用もあるのかもしれませんけれども、利用者の中では話し合いながら上手に使っているというふうに私は聞いていて、認識をしているところなんですね。ですから、今ある機能はなるべく残していただきたい。本当に、この間もこの公園については今ある機能を残してほしいという御意見の陳情がたくさん出ておりましたよね。ですから、その中にはドッグランという具体的な名称はなかったですけれども、そこを望んでいる区民の方の声はたくさんございますので、何人の声が集まればいいのか、先ほどの議論にもなりますけれども、ドッグランについては私の周りで多くいらっしゃいますので、ぜひその機能を残すようにお願いしたいというふうに思います。改めて答弁を求めておきますが、いかがですか。

千田都市基盤部副参事(都市基盤整備担当)

 ドッグランにつきましては既存の公園施設でございますので、こちらをどのようにするかは基本計画段階で明らかにしてまいりたいと考えております。

加藤委員

 最後、二つだけ確認したいんですけれども、一つは体育館の断面図なんですけれども、エントランス1階、機械室ありますけれども、メインアリーナに対してが2階になっていますけれども、震災時とか、エレベーターとかが動かない場合は何か、最初から1階にアリーナがあったほうがいいのではないかなということですけれども、これはまだ構想の段階なので、その辺どのようにお考えなのかということと、あと、300メートルトラックで、400とかいう話がありますけれども、物理的に400メートルのトラックがつくれるのか否かだけ教えていただきたいです。

千田都市基盤部副参事(都市基盤整備担当)

 では、まず400メートルトラックにつきましては、今のこの公園全域を考えれば設置は可能というところでございます。ただ、その分つくれない施設も新たに出てくるというところです。

 あと、体育館につきましては、こちらのほうも、まずメインアリーナ、サブアリーナを配置していきたいというところのイメージ図でございまして、これが1階で並ぶのか2階になるのか、もしくは二つ重なるのか等、それについては今後明確にしていくというところです。

委員長

 よろしいですか。

 一つ、先ほどから質問が出ている地域説明会は、あと何回、どの時点でやるの。基本計画とかでは、できてからはもうやらないの。やるんでしょう。(「基本計画では、やります」と呼ぶ者あり)5月の段階でやるの。(「3月に素案策定ということで……」と呼ぶ者あり)

 では、休憩にします。

 

(午後1時48分)

 

委員長

 再開します。

 

(午後1時49分)

 

 他に質疑はありませんか。

久保委員

 昨年の総務委員会のときのちょっとやりとりを見返しておりまして、補正予算を組んで、その中で改修にかかわる基本構想、基本計画、あと都の施設の改修にかかわる調査委託というのがあったかと思うんですけれども、今回この草地広場東側の公園未開園部分を活用しというようなことで具体的に出てきたというのは、この調査結果に基づいての結論ということですか。

海老沢政策室副参事(企画担当)

 当初、補正予算をお願いした際の東京都のやりとりでございますが、この開園している部分上部を活用していく。要は、下に、もう既に下水施設があるその上部を活用していくために、どういった造作、例えば補強が必要ですとか、あるいは上部に出ている部分をどういうふうに改修していくことが必要ですとか、そういったことを検討していこうということで東京都とは話し合いが進んでいったわけでございますが、その後、未開園部分、今全く工事はされていないところを活用して体育館を建てるということにつきまして東京都との関係で合意がなされたということでございますので、当初と大分、そういった検討の経過を踏まえて内容は変わってきているというところでございます。

久保委員

 ということは、具体的な調査は行わなかったということですか。

海老沢政策室副参事(企画担当)

 はい。東京都では行ってございません。

久保委員

 東京都のほうでは行っていなかったということは、ここはじゃあ、補正予算を組んだ部分、使われなかったということになるんですかね。その調査をしなくても、ここであったならば未開園部分を活用して体育館の上部をつくるというようなことで、先ほど酒井委員も聞かれていましたけれども、前に鷺宮調節池のときに、このときには調整池を東京都がつくるということで、上のふたがけ部分からは中野区がつくるというようなことになっておりましたよね。今回の場合は、後からこの下水道施設が入るというような形になってくるので、要は、このふたがけをする部分というのは中野区が整備をするということになるんですか。

千田都市基盤部副参事(都市基盤整備担当)

 これもさまざまな事業手法がございますので、まだ現段階ではこれというところの断定まではいかないんですけれども、今、委員おっしゃるような形で、今回体育館施設として整備されたものが将来下水道施設の構造物の一部にもなるというケースもございます。また、手法によっては全く別の構造体として、あくまで今回つくるものは体育館の施設、下水ができるのは将来下水のためだけの施設ということで、全く別構造体になるケースもございます。それは今後、手法の特定を努めてまいりたいと考えています。

久保委員

 くい打ちの問題なんかがありましたので、本当に慎重にやっていかなきゃいけないようなところかなと思いますし、なかなか、後から下水道施設をつくるというものが、すみません、全く想像がつかなかったので、その辺のところも、箱型のようなものを先につくってしまうのか、そうではなくて、くいを打って、上を、人工地盤を張っていくのかというようなところ、もしくはその人工地盤を張るのではなくて、そのままくいを打って、その上に体育館を建設してしまうのかというような、いろいろな工法があるのかなと思うんですけれども、その辺のところも慎重にやっていただきたいと思いますし、それによっては費用負担もそれぞれ変わってくるのではないかなと思うので、きちっと、その過程の中でどういった形にしようと思っているのか、それぞれの費用負担はこうなった場合はどうなるのかというようなところもお示しをいただきたいなと思っています。

 それと、平和の森公園再整備構想(案)ということで、平和の森公園の再整備ということなんですけれども、この今後の予定としては、体育館のみならず、全ての、この平和の森公園に今整備をされるとされているものが、この平成31年の開設というふうなスケジュールということでしょうか。

千田都市基盤部副参事(都市基盤整備担当)

 スケジュールに関しましては、委員おっしゃるとおりでございます。

久保委員

 ということは、確認ですけれども、体育館も、それから先ほどから言われておりますこの草地広場、また、今、少年スポーツ広場としているこの多目的広場、これも全てがこの平成31年までに開設をされるということになるのかなと思うんですけれども、そうなってきますと、この工事着手から工事竣工の間に、平和の森公園の中には、なかなか一遍に工事を行うということになりますと、部分部分で進めていくというスケジュールではないように思うので、この間は平和の森公園自体を閉鎖をしなければいけないようなことも考えているということですか。

千田都市基盤部副参事(都市基盤整備担当)

 今後、具体的な実施設計段階で、工事の区域等も考えながら確定してまいりたいと考えております。ただ、基本的には、これだけの公園ですので、全閉鎖ということは行わないで済むように考えていきたいと思っております。

久保委員

 なるべく全閉鎖ということには、これだけの規模なのでならないでいただきたいなとも思っています。

 それと、防災機能の向上のところで、体育館部分を活用しての帰宅困難者対応機能ですとか、復旧・復興支援団体の滞在というところはわかるのですが、広域避難場所機能というのがございまして、これは公園部分を活用しての防災機能の向上なのかなと思うんですが、災害時用トイレが整備されているというのが現状の防災機能というふうに位置付けられておりますが、ほかには、今後この広域避難場所機能としての防災機能の向上はどのようなことを考えられていますか。

千田都市基盤部副参事(都市基盤整備担当)

 まず、防災機能、具体的なものの特定につきましては、やはり申しわけございませんが基本計画等で行っていきたいと思っております。

 それに当たってですが、まず添付されていますこのイメージ図の、この帰宅困難者の一時滞在スペース、その他各種ボランティアの活動拠点と、これを全うするために必要な整備を今後特定してまいりたいと考えています。

久保委員

 おおよその辺のところもしっかりと詰めていただきたいなと思います。

 あと、交流機能についてということで、地域イベントや人が集えるような半屋外空間を備えた体育館を整備するというふうになっておりまして、これは定例会の中でも会派からも質問をさせていただいたりしている交流スペースは非常に重要ではないかというようなところですが、ここを検討されるのはどちらになられますかね。

千田都市基盤部副参事(都市基盤整備担当)

 今回の体育館につきましては、当然体育館機能のほかに公園施設としての機能も付したものとしてまいる予定でございます。したがいまして、スポーツ健康分野と、あと都市基盤整備分野、そういったところと、企画中心になって、そこら辺の複合的な効果をまとめていきたいと考えております。

久保委員

 ここでは、以前にもレストラン機能でしたりとか、ちょっとお茶が飲める空間ですとか、テラス的なということで、テラスというようなことも入ってありますけれども、そういった機能も十分にきちっと検討していただきたいのと、歴史文化機能についてということで、体育館内に平和啓発機能を移設し、平和の森公園の歴史や平和について、より身近な施設として整備するというようなことがございます。これも以前に、ギャラリー機能ですとか、さまざまな展示スペースというようなことも会派からも質問しているわけですけれども、歴史文化機能というのは平和啓発機能だけではないかと思うんですが、その辺のところはいかがお考えですか。

海老沢政策室副参事(企画担当)

 平和機能につきましては、今の平和の森公園の機能を鑑みまして継承していくということを考えてございます。この歴史等の機能といったところの考え方につきましても、今後十分検討しながら計画の中に盛り込んでいきたいと考えています。

久保委員

 わかりました。

 先ほどから出ております、高橋(ち)委員がせっかく整理してくださったんだけれども、私も聞いているうちにまたわからなくなってしまって、陸上競技というものが、どこからどこまでが陸上競技というとなかなか非常に難しくて、常にということではなくて、先ほど、大会のときなどの活用を考えられているということなのか、そこら辺のところが、すみません、いま一つ理解ができませんで、陸上競技といっても、これはトラック競技だけではないと思いますので、その辺のところの他の利用目的の陸上競技ですよね。それに対する整備というのも何か行われることになるんですか。

永見健康福祉部副参事(地域スポーツ推進担当)

 草地広場の中に陸上競技機能ということで、日常的には一般の方に使っていただくと。陸上競技の機能というところで、基本的にはトラック機能ということを考えてございます。ですので、こういった300メートル、また100メートルについて、きちんと路面等を整備して、走ることができる、そういった機能を中心として考えてございます。

久保委員

 ということは、高飛びとか幅跳びとか、そういった陸上競技ではなくて、あくまでトラック競技ということで考えていてよろしいんですか。

永見健康福祉部副参事(地域スポーツ推進担当)

 現時点では、公認の規格の中に何種類かあるんですけれども、第4種というものが300メートルのトラックというような要件が含まれている要件でございますけれども、そのくらいの規模感の中で、ほかの競技等については、ちょっと検討してまいりますが、基本的には走るトラックの機能というものを整備していくと、そういった考えでございます。

小林委員

 さまざまな確認が今あったんですけれども、すみません、私も何点かちょっと、聞いていて自分がわからない点もあるので、幾つか確認をさせていただきたいんですけれども、まず、今回この未開園区域ですけれども、この範囲の中は全て地下化に──地下化というんですかね、要するに掘られているんでしょうか。現在掘られているのでしょうか。それとも、表面はふたをされていますけれども、その下も埋まっているところなんでしょうか。

千田都市基盤部副参事(都市基盤整備担当)

 まず、1万平米の現状ですが、未開園部分の現状ですが、こちらについては地下で下水施設を構築したときの地下に向かう進入車路、搬路がございます。今後の将来につきましては、下水施設は完全な地下になって、その上が公園になるというそもそもの計画でございます。

小林委員

 ということは、この未開園区域は範囲の中で全て地下化が可能であるということかなというふうに思うんですけれども、あわせて、ここの準工業地域につきましては、この未開園区域全てが準工業用途地域になっているんでしょうか。それとも一部なのか、もしくはほかの用途も含まれているのか、教えてください。

千田都市基盤部副参事(都市基盤整備担当)

 全て準工業区域でございます。

小林委員

 それから、今回地下に構造物、要するに地下、ほぼ何もないところに、地下から、地面より下の地下のところからつくり始めて体育館も合築するということですけれども、敷地全体は、国と都、区、この所有について教えていただけますか。

千田都市基盤部副参事(都市基盤整備担当)

 今回の未開園区域につきましては、全て都有地でございます。

小林委員

 そうすると、今回計画をつくっていく上におきましては、体育館をつくるところは、先ほど合築をするという話がありましたけれども、体育館の部分は都立の中野の体育館なのか、中野区立の体育館なのか、敷地区分も含めてどういった関係になるのでしょうか。

海老沢政策室副参事(企画担当)

 現実的にここは都有地の上に区立体育館をつくらせてもらうということになりますので、土地としては借りるというふうな形になります。

小林委員

 賃貸ということでいいんですかね。定期借地とか、そういうことではないのでしょうか。

海老沢政策室副参事(企画担当)

 どういう形で借りるか、スキームにつきましてはまだこれから東京都と、例えば協定を結ぶなりということになるかなというふうに考えております。

小林委員

 そうすると、都市施設と体育施設、合築ということになってくると、一体都市計画の制度がそこで行われてくると思いますし、そういったことを活用して既に下水処理施設と民間施設の合築による施設もできているところもあるので、そういったものの考え方ということでよろしいんでしょうか。

千田都市基盤部副参事(都市基盤整備担当)

 今回整備される体育館につきましては、あくまで公園施設でございます。したがいまして、既存の兼用工作物としての下が下水施設、上が公園施設という、この既存の都市計画のスキームの中で行われる形になります。

小林委員

 もう一つ、全体の工期の話もさっきありましたけれども、地下が既にある意味掘られているということで、地下の中に相当な構造物が今残っている状態なんでしょうか。それとも、そういった構造、つまり躯体関係はもうないというふうに見ていいんですか。

千田都市基盤部副参事(都市基盤整備担当)

 未開園区域につきましては、今既にできている部分を施工したときの車路、工事用の車路があるのみでございます。

小林委員

 そうすると、この体育館を計画したときには、工期として全体でどのくらい──要するに、更地の地面から掘って体育館をつくっていくことを考えると、工期的にはどのくらい縮まることが想定されるんですか。

千田都市基盤部副参事(都市基盤整備担当)

 まず、現状におきましては、都市計画の中で下水処理施設をつくるという決定でございまして、具体的にそれをどのような規模の構造物を下水道局がつくるかというのがまだ明らかにされていない状況ですので、なかなか工期短縮についての議論はちょっとできないということです。

小林委員

 工期短縮は図れると思うんですけれども、要するに、それによって現段階の体育館の使用期間も一緒に短くなっていくという利点があるというふうに私は考えるんですけれども、その辺はそれとして、全体工期の話についてはさっき出てきましたので、それはその次の段階とします。

 それから、最後に草地広場についての確認なんですけれども、幾つか出ていますけれども、要するに、外で人がぐるぐる競技場に走っているときに中で遊ぶ、もしくは遊ぶ時間帯に競技をしている、そういうことはないんですよね。確認ですけれども。

永見健康福祉部副参事(地域スポーツ推進担当)

 そういう状況はないような形で考えてございます。

酒井委員

 すみません、たびたび申しわけありません。ちょっと気になったんですけれども、先ほど、今後の進め方の中で、今、平和の森公園整備構想(案)ですよね。この「(案)」が、きょうの議論があって、とれて、平和の森公園整備構想で報告されるんですよね。違うんですか。

海老沢政策室副参事(企画担当)

 整備構想につきましては、これの「(案)」がとれるということになりますけれども、次に、基本計画が控えておりますので、次に基本計画の素案という形でお示しをしたいなと考えております。

酒井委員

 そうすると、整備構想は、これが「(案)」がなくなって、きょうの議論でなくなりますよね。それは報告されずに、それは基本計画(素案)の中に盛り込まれるという、普通の行政計画の中ではこういうふうな進め方でしたでしょうか。

海老沢政策室副参事(企画担当)

 基本計画(素案)の中でも、もう少しこの体育館の構造ですとかそういったもの、あるいはスキームですとか、そういったものが今度かなり盛り込まれてくる内容ということになりますので、その段階でまた意見交換をやるということでございますから、素案の段階でまた議論していただきたいと思っております。

酒井委員

 違う。そういったことは聞いていないです。整備構想があって、今これ、「(案)」でしょう。きょうの議論があって、とれるわけですよね。その報告は、普通はないんでしょうかねということをお聞きしているんです。いきなり整備基本計画の次は素案になっちゃうんですかということを聞いているんです。

髙橋政策室長

 いろいろな計画の中で、素案計画というふうな形で流れてきます。素案の前に大体の考え方とかをお示しして、構想案、今回のものに関しては構想案ということで、素案の段階の前のお示しというふうな意味合いでとっていただければと思います。名前はいろいろありますが、今回は素案の前の構想案にお示しして、次は構想計画ということではなくて、次は大体基本計画(素案)という形で進めていくものでございます。

酒井委員

 それなら結構なんですけれども、私のイメージでは、こういった構想だとか、何々についての考え方、案というのがあって、それがとれて、考え方もしくは構想になって、その後に基本計画の素案というふうな進め方じゃないのかなと思ったので、そうじゃないということですね。

髙橋政策室長

 一般的には、考え方とか、構想とか考え方、次に素案というふうな形になりますので、今委員おっしゃったように、構想案、構想計画というのをやっているのは私の記憶の中ではございません。

酒井委員

 すると、構想(案)から丁寧に、構想「(案)」がとれて、その構想の報告があって、それが終わってから整備基本計画(素案)になっていくわけじゃないですか。通常なら。そうじゃないという理解でいいんですか。

海老沢政策室副参事(企画担当)

 今回の計画でございますけれども、これが構想として示されたものをベースにいたしまして議論をしていただく、意見交換で意見をいただく。それをもとに計画、もう一つ中身を盛り込んだ形で素案にしていくということで、また意見交換をやらせていただくということになりますので、こういった流れで適切なのではないかなというふうに考えております。

酒井委員

 すみません。進め方はそうなら結構なんですけれども、どうあれ、ちょっとかなりタイトになっているのかなと思うところもあります。

 それで、整備の仕方というのがやはり、当初、草地広場の上にどういうふうに体育館を整備できるのかというので、補正も組まれてという流れの中から変わって、未開園区域に体育館を整備するというような考え方が変わってきたわけですよね。整備の仕方でいいますと。当初は、工事着工から2年で竣工・開設だったんですけれども、今回はやり方というのが大きく変わった中で、この2年間というのは、小林委員のほうからは工期の短縮もあるんじゃないかというようなお話もあったかと思うんですけれども、そのあたりの影響というのは大丈夫なんですか。当初の2年の考え方が多少違うじゃないですか。工事の仕方が。

千田都市基盤部副参事(都市基盤整備担当)

 少し、これまでの経緯の前提ですが、まず、こちらにつきましては、既存の下水施設があるところは、構造、上部荷載3トンの規制がございますので、そこに体育館を建てるというのはかなり困難な状況というのがスタートで、それをあまり前提には考えてはいなかったというところでございます。

酒井委員

 すみません、伝わりづらくて。未開園区域で体育館を整備するという考え方で2年間って見積もっていたわけじゃないじゃないですか。だから、そのあたりの影響は大丈夫なんですかというのをお聞きしているんです。工事の仕方が特殊になると思いますし。

千田都市基盤部副参事(都市基盤整備担当)

 今回、未開園部分、スタートしたときには、今回の再整備においても未開園の予定でございました。ですから、ここに建てるに当たっては、工期短縮というところで大きな効果というのは特にはないかなと。むしろ、今回体育館、これを先行することで、これまで下水道施設が進行しなければこちらのほうについては公園整備ができないという状況だったところが、それが前倒しで大きく今回実現に向けて取り組めるというところが大きな効果でございます。

酒井委員

 最後にします。すみません。先ほど整備の仕方で、コストの増もあるんじゃないかというふうなお話があったかと思うんですね。先ほど久保委員から、どういうふうな工事のされ方があって、その手法についてどれくらいかかるのかというのは今後報告していただきたいというようなお話があったかと思います。通常行った場合と、例えばコストはやっぱりどれくらい、例えば1.5倍なのか、2倍なのかだとか、そういったところもやっぱり示していただいて、こういった方法がある、こういうのもありますよというふうな形で今後示していただきたいと思うんですけれども、そういうのはどのあたりで出てくるんですか。今後の基本計画、素案、案、計画策定となりますが、そのあたりを教えてください。

千田都市基盤部副参事(都市基盤整備担当)

 まず、未開園部分で下水施設に先行した体育館をつくる構造につきましては、その概略について基本計画段階で明らかにしてまいりたいと考えております。したがいまして、まだまだ大概算にはなりますけれども、その段階で一般更地建築であればおおむね数億円程度、こちらのケースですと、こういう構造ですのでプラス幾ら程度ということはお示しできる段階になると思っております。

委員長

 他にございませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 なければ、以上で本報告については終了します。

 次に、2番、その他で理事者から何か報告はありますか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 ないですね。

 では、ちょっと休憩をいたしまして。

 

(午後2時13分)

 

委員長

 では、再開します。

 

(午後2時15分)

 

 なければ、以上で所管事項の報告を終了します。

 審査日程については、今御協議いたしましたとおりでございますので、御承知おきください。

 では、次の委員会は、休憩中に確認したとおり、第1回定例会中とし、急を要する案件が生じた場合は、正副委員長から連絡させていただきたいと思いますが、御異議ありませんか。

 

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 ではご異議ありませんので、そのように決定します。

 以上で本日予定した日程は全て終了いたしますが、各委員、理事者から何か発言はありませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 なければ、以上で区役所及び体育館整備調査特別委員会を散会します。

 

(午後2時15分)