平成28年02月17日中野区議会建設委員会(第1回定例会)
平成28年02月17日中野区議会建設委員会(第1回定例会)の会議録
24.12.03 中野区議会建設委員会

中野区議会建設委員会〔平成2年2月1日〕

 

建設委員会会議記録

 

○開会日 平成2年2月1

 

○場所  中野区議会第4委員会室

 

○開会  午後30

 

○閉会  午後22

 

○出席委員(9名)

 甲田 ゆり子委員長

 来住 和行副委員長

 内川 和久委員

 白井 ひでふみ委員

 細野 かよこ委員

 伊藤 正信委員

 篠 国昭委員

 酒井 たくや委員

 近藤 さえ子委員

 

○欠席委員(0名)

 

○出席説明員

 都市政策推進室長 長田 久雄

 西武新宿線沿線まちづくり担当部長 角 秀行

 都市政策推進室副参事(産業振興担当) 青山 敬一郎

 都市政策推進室副参事(グローバル戦略推進担当、中野駅周辺計画担当) 石井 大輔

 都市政策推進室副参事(都市観光・地域活性化担当) 藤永 益次

 都市政策推進室副参事(中野駅周辺まちづくり担当) 松前 友香子

 都市政策推進室副参事(中野駅周辺地区整備担当) 吉田 陽市

 都市政策推進室副参事(中野駅周辺地区整備担当) 立原 英里雄

 都市政策推進室副参事(中野駅地区都市施設整備担当) 小幡 一隆

 都市政策推進室副参事(西武新宿線沿線まちづくり担当、沼袋駅周辺まちづくり担当) 山本 健一

 都市政策推進室副参事(新井薬師前駅周辺まちづくり担当) 近江 淳一

 都市政策推進室副参事(野方・井荻駅間沿線まちづくり担当) 小林 裕幸

 都市基盤部長 尾﨑 孝

 都市基盤部参事(都市計画担当) 豊川 士朗

 都市基盤部副参事(道路用地担当) 松原 弘宜

 都市基盤部副参事(地域まちづくり担当、大和町まちづくり担当) 荒井 弘巳

 都市基盤部副参事(弥生町まちづくり担当) 安田 道孝

 都市基盤部副参事(道路・公園管理担当) 志賀 聡

 都市基盤部副参事(都市基盤整備担当) 千田 真史

 都市基盤部副参事(建築担当) 小山内 秀樹

 都市基盤部副参事(防災・都市安全担当) 鈴木 崇

 都市基盤部副参事(生活安全担当、交通対策担当) 伊東 知秀

 

○事務局職員

 書記 関村 英希

 書記 亀井 久徳

 

○委員長署名


審査日程

○議案

 第1号議案 平成2年度中野区一般会計補正予算(関係分)

 

委員長

 定足数に達しましたので、建設委員会を開会します。

 

(午後2時30分)

 

 本日の審査日程ですが、お手元に配付の審査日程(案)(資料1)のとおり審査を進めたいと思いますが、これに異議ありませんか。

 

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 御異議ありませんので、そのように進めます。

 それでは、議事に入ります。

 第1号議案、平成27年度中野区一般会計補正予算(関係分)を議題に供します。

 本議案は総務委員会に付託されておりますが、建設委員会の関係分について当委員会で審査し、賛成多数となった意見があれば総務委員会に申し送ることとなっておりますので、御承知おきください。

 それでは、理事者の補足説明を求めます。

立原都市政策推進室副参事(中野駅周辺地区整備担当)

 それでは、第1号議案、平成27年度中野区一般会計補正予算のうち、都市政策推進室が所管しております補正予算の内容について補足説明いたします。

 まず、議案の5ページをお開きください。

 歳出予算の3款都市政策推進費、3項中野駅周辺まちづくり費2,030万円を減額するものであります。

 初めに、歳出予算の内容について御説明いたします。補正予算説明書の54、55ページをお開きください。よろしいでしょうか。

 3款都市政策推進費、3項中野駅周辺まちづくり費、2目中野駅周辺地区整備費、1、中野駅周辺地区整備、(1)中野駅周辺地区整備でございます。これにつきましては、中野駅西側南北通路及び橋上駅舎に係る実施設計が基本設計の期間延長によりまして、平成27年度内に着手に至らないことに伴いまして、負担金2,030万円を減額するものでございます。

 左のページを見ていただくと、この特定財源の内訳は、国庫支出金が881万4,000円、都支出金が106万3,000円の減額となっておりますが、これにつきましては、後ほど歳入予算の説明にて御確認いただきたいと思います。

 続きまして、恐れ入りますが、ページを戻っていただいて、7ページをお開きください。

 債務負担行為補正について、中野駅西側橋上駅舎整備(実施設計)2億615万円、中野駅西側南北通路整備(実施設計)1億7,955万円をそれぞれ廃止するものでございます。

 それでは、補正予算説明書の104、105ページ、債務負担行為調書をお開きください。よろしいでしょうか。

 中野駅西側南北通路及び橋上駅舎に係る実施設計につきましては、2カ年にまたがる期間で実施することとし、債務負担行為中野駅西側橋上駅舎整備(実施設計)2億615万円、中野駅西側南北通路整備(実施設計)1億7,955万円をそれぞれ計上させていただいておりましたが、いずれも平成27年度歳出予算の減額とあわせて廃止させていただくものでございます。

 続きまして、歳入について御説明いたします。ページを戻っていただきまして、40、41ページをお開きください。

 13款国庫支出金、2項国庫補助金、1目都市政策推進費補助金、社会資本整備総合交付金(中野駅周辺整備)でございますが、881万4,000円を減額するものでございます。これにつきましては、先ほど説明いたしました中野駅周辺地区整備の減額によるものでございます。

 続きまして、44、45ページをお開きください。

 14款都支出金、2項都補助金、2目都市政策推進費補助金、都市計画交付金でございます。これについては、106万3,000円を減額するものでございます。これにつきましても、先ほど御説明いたしました中野駅周辺地区整備の減額によるものでございます。

 補足説明は以上です。よろしく御審議のほどお願い申し上げます。

尾﨑都市基盤部長

 それでは、第1号議案、平成27年度中野区一般会計補正予算について、都市基盤部所管の補足説明をいたします。

 議案の5ページをお開きください。

 歳出予算の9款都市基盤費の補正予算は、2項地域まちづくり費を1,000万円、それから3項道路・公園管理費を24億5,018万9,000円、4項都市基盤整備費を3,650万円、5項建築費を2,000万円減額するものでございます。なお、これらの減額には、給料、職員手当等が含まれておりますが、それは総務委員会で審査することになっております。この減額補正によりまして、都市基盤部の予算額は118億4,451万1,000円となるものでございます。

 初めに、この補正予算の歳出の内容について御説明いたします。

 それでは、補正予算説明書の86ページ、87ページをお開きいただきたいと思います。

 3項道路・公園管理費、1目道路管理費の2、土木事業調整、(2)橋梁拡幅2,339万9,000円の減額でございます。これは下鷺橋、丸山橋にかかる橋梁かけかえ工事が同時に進めています護岸改修工事の工法変更の影響を受けたことに伴いまして、年度内工事の出来高の見込み差により負担金を2,339万9,000円減額するものでございます。

 次に、2目公園維持・管理費の1、公園維持・管理、(1)公園管理、24億679万円の減額でございます。これは、用地特別会計から一般会計に買い戻しを行うに当たり、(仮称)弥生町六丁目公園用地の取得面積を国費相当分面積に変更したことによるものでございます。

 1ページめくっていただきまして、88、89ページをお開きください。

 4項都市基盤整備費、2目公園整備費の1、大規模公園整備、(1)公園整備、2,650万円の減額でございます。これは公園の整備や運営に民間活力を導入するための検討に時間を要したため、(仮称)弥生町六丁目公園整備における基本設計の実施時期を平成28年度に改めたことにより1,400万円減額し、また整備方針の変更により、中野四季の森公園拡張整備に係る実施設計の実施時期を平成28年度に改め、1,250万円減額するものでございます。

 次に、この補正予算の歳入の内容について御説明いたします。ページを戻っていただきまして、40、41ページをお開きください。

 中ほどの表の13款国庫支出金、2項国庫補助金の7目都市基盤費補助金、6節都市公園、5億7,583万3,000円の減額でございます。これは公園整備において、(仮称)弥生町六丁目公園の用地取得方法の見直しなどによる減額でございます。

 次に、44ページ、45ページをお開きください。

 14款都支出金、2項都補助金の8目都市基盤費補助金、7節公園整備、4億6,120万円の減額でございます。こちらも同様に公園整備に伴う減額でございます。

 次に、46、47ページをお開きください。

 17款繰入金、1項基金繰入金の10目まちづくり基金繰入金、1節まちづくり基金繰入金1,400万円の減額でございます。こちらも同様に公園整備に伴う減額でございます。

 次に、48ページ、49ページをお開きください。

 20款特別区債、1項特別区債の1目特別区債、3節都市整備債でございます。13億7,900万円の減額でございます。こちらも同様に公園整備に伴う減額でございます。

 次に、債務負担行為の補正でございます。恐れ入ります。104、105ページをお開きください。

 表の中ほどの橋梁拡幅整備、下鷺橋でございますが、期間といたしまして平成27年度から29年度に変更し、債務負担行為限度額を9,317万6,000円から1億3,054万円に増額するものでございますが、これは負担金の年度割額の変更によるものでございます。また、同じくその下の橋梁拡幅整備、丸山橋でございますが、期間といたしまして、平成28年度から平成30年度に変更し、債務負担行為限度額を7,173万6,000円から8,092万1,000円に増額するものでございます。

 以上が補正予算に係る補足説明でございます。よろしく御審議のほどお願い申し上げます。

委員長

 これより本件に対する質疑を行います。質疑はありませんか。

内川委員

 54、55ページですね、中野駅周辺まちづくり費、中野駅西側の南北通路及び橋上駅舎なんですが、この件は、私も昨年の第3回定例会の総括質疑で取り上げさせていただきました。基本設計も、当初よりも半年ぐらいおくれて始まって、ただし27年度中には基本設計は完全に上げていく、区長の答弁でも、オリンピックまでには間に合わせるんだということがあったんですけども、第3回定例会の総括質疑からきょうまで、そんなに時間はなかったと思うんですが、一体何でこれだけ大きな変更になってしまったのか、一体何が起きたのか、これについてお願いします。

立原都市政策推進室副参事(中野駅周辺地区整備担当)

 実施設計につきましては、基本設計が半年置かせていただいたということで、年度末には仕上げる予定になってございますが、実施設計につきましては、年度内に着手ということがするに至らないということで、27年度分の負担金については減額させていただいたということになります。

内川委員

 実施設計も、またJRとの間で協定を結んで、それからやるということなんですけれども、いつごろできそうですか、協定は。

立原都市政策推進室副参事(中野駅周辺地区整備担当)

 実施設計の着手につきましては、基本設計の成果を踏まえまして、改めてJRと協議をいたしまして、協議が調い次第、なるべく早期に着手したいと思っておりますが、時期につきましては、今現在、いつになるということは申し上げられない状況にあると思います。

内川委員

 10か年計画の素案のステップ2でしたかね、中野駅西側南北通路橋上駅舎、たしか完成時期が――ステップの2でしたか、3でしたかね、はっきりと書いていますから、もう何年度完成というのはあらかじめめどがついているんじゃないですか。

立原都市政策推進室副参事(中野駅周辺地区整備担当)

 完成時期につきましても、今はまだ基本設計が完全に上がっていない状況で、いつまでにということは明らかには申し上げられない状態にあります。

内川委員

 それでは、10か年計画の素案のステップのところにはっきり書かれていますけど、それは何なんですか。

立原都市政策推進室副参事(中野駅周辺地区整備担当)

 10か年計画では、ステップ3に入れられておりまして、その中で完成時期をなるべく早くしたいというふうに考えております。

内川委員

 ステップ3の終いは何年ですか。

立原都市政策推進室副参事(中野駅周辺地区整備担当)

 ステップ3は、平成32、33のおおむねその2カ年ということになっております。

内川委員

 ということは、平成32年、33年までにはできるということですね。

立原都市政策推進室副参事(中野駅周辺地区整備担当)

 現在、目標はそこに置いて進めていきたいと思っております。

内川委員

 確かに相手のあることなので、JRさんが今まで経験のないような工事だということで、今までずっと延びてきたというのはわかるんですけれども、一つ、区としてはオリンピックまでには何とか一生懸命頑張って完成させるんだ、区長もそのように答弁していました。こんなに簡単に白旗上げちゃっていいんですか。

立原都市政策推進室副参事(中野駅周辺地区整備担当)

 区としましては、オリンピック前の開業というのを目標に据えまして、これまでJRとは協議してきたところでありますが、基本設計のいろいろな作業も進んでいく中で、JRとの意見交換や情報等のやりとりを踏まえますと、オリンピック前の開業というのは非常にスケジュール的に難しいということがわかってきております。

酒井委員

 すみません。補正の前にちょっと一度確認なんですけど、先ほど10か年計画のステップの年度についての質問があったときに、ステップ3は何年度ですかと、32、33年度という我々は理解なんですけど、「おおむね」とついたというのは、これ、どういうことなんですか。区の考え方としては、そういうアバウトな形で10か年のステップ、落としていたんでしょうかね。ちょっと答弁があったもんで、関連して教えてください。

長田都市政策推進室長

 10か年の改定素案、区議会にも御報告をさせていただいているところでございます。そこの7ページのところ、項目では、計画と財政運営というところで、10か年計画のステップの御説明をさせていただいております。ステップ1、おおむね2年、ステップ2、おおむね2年、ステップ3、おおむね2年、ステップ4、おおむね4年ということで、年次計画という御提示ではなくて、あくまでステップということで、ただ、ステップ1、2、3、4ということだけではわかりづらいので、おおむね何年ぐらいを射程に置いているかという御説明をさせていただいているところでございます。

酒井委員

 すみません。ありがとうございます。ステップ1、2、3、4という中で刻んでおりますんで、それは2年単位で見てくださいよという理解でいいんでしょう。すると、そのステップ3で行うという計画に関しては、32、33年度という考えなんじゃないんですか。そこも「おおむね」という考えなんですか。わかりますか。ステップで10か年計画は刻んでおるんで、それがおおむね2年ですよ、要はそこは2年で換算してくださいよ、最後のステップ4に関しては4年でという理解じゃないんですか。幅があるということですか。

長田都市政策推進室長

 先ほど御答弁させていただいたとおりなんですが、年次として何年度という区切りとしてお示しをしていることではないということを御説明させていただきました。

酒井委員

 すみません。ありがとうございます。ちょっと気になったもので確認させていただきました。

 それで、補正のところでちょっと1点だけ確認させていただきたいんですけれども。いろいろな計画がある中で、実施設計の実施時期の延期であったり、それからまた用地と面積の変更がありましたね。それから、整備方針の変更、これは公園整備費の中野四季の森公園の拡張整備に関して。それからまた、弥生町六丁目公園に関しては、民間活力の活用を検討した中で時間がかかって、そういう中では事業の考え方が変わった中での減額補正というふうな形だと思うんですけれども、かなりまちづくりだとか、それから整備をしていくというのが、最初に考えていたものから、やっぱりなかなか難しく変わっていったりもしているのかなとは思うんですけれども、事前の段階で――どなたさんに聞いたらいいのかわからないですが、もう少し精度の上がった形で見越すことができないのかなというのをちょっと単純にお尋ねしたいんですけれども。

千田都市基盤部副参事(都市基盤整備担当)

 では、まず委員から御指摘のございました公園整備についてお答えいたします。

 まず、弥生六丁目公園、こちらにつきましては、年度当初、基本設計、こちらを実施するという予定で予算のほうも計上させていただいたんですが、その際には、将来的な民間のほうの活用、それを設計に反映させるという考えが当初はなかったというところがございまして、急遽年度の中で、進めていく中で発生した事象で、それへの対応で時間がかかっているというところです。

 また、四季の森公園の拡張用地につきましても、こちらもやはり当初は都市公園としての整備ということで、事業期間の2年の延伸をもってやるというところに、あわせて空間の有効活用ということで駐輪場の設置という話が新たに生じてきましたもので、それに対しての新たな調整ということで時間を要したというところで、年度当初想定しなかった対応事項が生まれたというのが原因でございます。

酒井委員

 よりよくするために、さまざま途中で、空間の有効活用だとかという中では、四季の森公園の拡張整備の整備方針の変更だとかだとは思うんですけれども、例えば先ほど弥生町六丁目公園の管理方法に関しては、当初は民間活力の活用というのは考えていなかったということなんですけれども、今、区の考え方というのは、民間の力をどのように活用するかというのが大前提であるわけですよね。予算編成方針の中にも大きく書かれておりますよね。すると、そういう中では、当初からそういう想定というのはできなかったのかなというふうに思ってしまうんですね。例えば、すると、よく言われるのが、こういった職員数が減っていく中で、そのようなことにたけている方が少なくなってきているんじゃないのかなとか――所管がここじゃなくなってきますけれども、そういうところまでちょっと心配してしまうんですけれども、現状――これで終わりにします――どういう感じなんでしょうか。

千田都市基盤部副参事(都市基盤整備担当)

 弥生六丁目の民間活力の検討につきましては、当初、区で設置した公園施設を民間を活用して運営するということについては当初から想定はしておりまして、それについては設計段階へ進む段階で次のステップの管理というものを行う方針でございました。ただ、最近、公園をより魅力的に運用するという中で、設計当初からそういった民間の意見を聞いたほうがより効果が高いんじゃないかという考え方が生まれてきておりまして、今回、そういった意味では、通常、これまで考えていた、できたものをうまく民間活用するという考え方から、つくる際に民間のほうの活力、運営できないかを検討するというのを今年度対応しているというところでございます。

酒井委員

 それはわかるんですけど、最初からそういう方法できなかったのかなと、純粋にちょっと思っちゃうんですよね。最初の議論のときは、どういうふうなことになっていたんですか。

千田都市基盤部副参事(都市基盤整備担当)

 当初のほうでは、できた施設を指定管理を代表とするように、そういった制度の中で民間を活用していくというのが基本でした。その中で、当初から民間に、公園をつくる段階から民間の意見を聞くという取り組みはまだ中野区の中では行っておりませんので、これに対する今、調整のほうを今回新たに取り組んでみているというところです。

近藤委員

 債務負担行為のところで、104ページの、下鷺橋と丸山橋で、それで、この補正予算の内示資料の中に、「護岸工事の工法見直しが必要となり、予定していた工期におくれが生じたことに伴う年度内の工事の出来高の見込み差による負担金の減額」なんですけれど、ここで工法見直しというのはどういうことか、教えてください。

志賀都市基盤部副参事(道路・公園管理担当)

 現在、妙正寺川の丸山橋、それから下鷺橋間で護岸の改修工事と橋梁のかけかえ工事を予定しておりまして、平成26年度から着手をしているものでございます。それで、今年度、平成27年度に入りまして、下鷺橋と丸山橋――丸山橋が上流になるんですけれども、その左手、上流に向かって左岸のほうに、河川管理通路がございますけれども、そのすぐ脇にマンション建設が着工されました。それで、この護岸改修工事に伴いまして、護岸擁壁をつくるに当たり、除却アンカー方式という、護岸壁を支えるためのアンカーの打ち込みをするんですけれども、そのアンカー方式という方式が、そのマンション業者によりまして、やめてもらいたいと。要は、自分の敷地内にそのアンカーが届く、あるいは基礎のところに影響を及ぼすような工法はやめてもらいたいというようなお話がございました、東京都に。それによりまして、除却アンカー方式という方式をやめて、新たな工法の変更になったというものでございます。

近藤委員

 これ、昨年度も下鷺橋は、債務負担行為の期間は変更しなかったけれど、限度額を上げて、丸山橋は、債務負担行為の限度額も期間も変更したというふうに記憶しているんですけれど、毎年、何かが発生したということで債務負担行為の限度額、期間を上げていくというような状況というのは、これ、あまりよいことではないと思うんですけれど、その辺は東京都と工事のことについて初めから、話し合いですとか、何か方法はとれないのでしょうか。

志賀都市基盤部副参事(道路・公園管理担当)

 今回の、まず下鷺橋につきましては、先ほど申し上げました工法の変更によりまして、仮設工という経費の率のアップが、工法を変更したことによりまして22%のアップが行われたということ。それから、丸山橋、下鷺橋、両方に言えることが、単価の上昇というもの、それが両方とも4%ずつ。それから、諸経費率がこの間15%アップしているというものでございます。それでトータルで、債務負担行為額が増額になっているというものでございます。

近藤委員

 そういった事態がいろいろ起きているんですけれども、こういった変更が毎年のようになるということはあまりよろしくないと思うんですけど、その辺はいかがですか。

志賀都市基盤部副参事(道路・公園管理担当)

 物価上昇分に伴いまして、諸経費率の上昇というのはやむを得ないもの、またそれに伴いまして、国交省からの指導によりまして諸経費率、人件費率、それに伴った対応をきちんとしなさいと、支払いをしなさいといったものについてはやむを得ないというものでございます。

近藤委員

 やむを得ない事情だということで。この下鷺橋、丸山橋は、いつ完成するんですか。

志賀都市基盤部副参事(道路・公園管理担当)

 現在の予定でございますが、債務負担行為に記載のとおりでございますけれども、まず下鷺橋につきましては、平成30年の3月、丸山橋につきましては、平成31年の3月を見込んでございます。

近藤委員

 何かやはり毎年のように限度額が変わっていったり、年度が延びていったりとかすることが行われているので、やはり仕方がないということでありますけれども、しっかりこの後も可能性的なことも考えて、きちっとした予算づくりをしていただきたいと思いますけれど、いかがですか。

志賀都市基盤部副参事(道路・公園管理担当)

 妙正寺川の護岸改修工事に伴う橋梁のかけかえにつきましては、東京都との協議事項でございます。主たる工事主体は東京都でございます。また、それの工事に伴う諸事情によって工期が延長されるというものは、周りの環境の変化によるものもありますので、それはいたし方ないものだと思っております。また、先ほど申し上げましたように、諸経費率の上昇、人件費率の上昇に伴う経費の算定をし、しっかりとそれを支払う、それは当たり前のことでございますので、それは御理解いただきたいと思います。

近藤委員

 そういうことでしたら、東京都の人としっかりとした協議のもとで行っていただきたいと思います。

白井委員

 中野駅西側橋上駅舎整備並びに西側南北通路整備についてお伺いしたいと思います。26年度か、27年度になるんでしょうか。当初予算に、基本設計、実施設計というのは、まずどのように設けられていた予算項目だったんでしょうか。確認のため、お伺いします。

立原都市政策推進室副参事(中野駅周辺地区整備担当)

 基本設計につきましては、26年度当初予算では、1カ年の予算で計上しておりましたが、これにつきましては、2カ年にわたるということが締結の時点でわかりましたので、繰越明許をさせていただいております。実施設計につきましては、平成27年度内に協定を結び、着手する予定でございましたので、こちらのほうも2カ年度にわたるだろうということで、実施設計につきましては、債務負担行為として2カ年分の予算を計上させていただいたということになっています。

白井委員

 実施設計と基本設計は、あくまでも項立ては別だったですか。一つにくっついていたというわけではなかったですか。

立原都市政策推進室副参事(中野駅周辺地区整備担当)

 それぞれ別立てでございます。

白井委員

 基本的なことをお伺いするんですけども、債務負担行為というのはどういうときに設ける項目で、逆に言うと、どういうときに外さなければならない項目となるんでしょうか。

立原都市政策推進室副参事(中野駅周辺地区整備担当)

 いわゆる単年度で終わらない事業、しかも単年度ごとの契約ができない事業ということがわかっている場合に、2カ年なり3カ年の予算全額を設定いたしまして、債務負担行為と予算を組むものでございます。外す場合というのは、今回の場合につきまして言えば、今年度内の負担金、これがなくなり、また実施設計の着手時期も読めない状況になっておりますので、一たん債務負担行為も含めておろさせていただいたということになります。

白井委員

 そうすると、先ほど27年度に着手できなかったためと、こういう理由を説明されたんですけど、債務負担行為まで設けていたにもかかわらず、債務負担行為を廃止する。さらに先が見えないとなると、どういうふうに聞こえるかと言うと、この先、本当にまだ全然わからない状態なんです、相当ずれ込みますよというふうにしか聞こえないんです。着手できなかったから債務負担行為を外すだとか、当初予算から外すということじゃなくて、この先、例えばこれまで債務負担行為をお願いしていたけども来年度にはというのであれば、逆に言うと、置いておくこともできるんですよね、着手が条件じゃないというのがあれば。着手じゃなくて、その先すら全くわからなくなってきたので、一たんリセットするとなると、どれだけお話が進んでいないんですかという裏付けに聞こえるんですけども、着手できなかったから債務負担行為を今回外してというんじゃなくて、いわゆる実施設計については、本当に先が見えない状態になっているというふうに聞こえるんですけども、いかがですか。

立原都市政策推進室副参事(中野駅周辺地区整備担当)

 実施設計の協定締結につきましては、先ほども申しましたとおり、いつに着手できるということはお答えできないような状況になっております。ただ、できるだけ早く協議を進めたいということでございます。

白井委員

 当初予算を組んだ、その後、年度内に実施設計ができないから債務負担行為を出した。ここへ来て債務負担行為を外すとなると、かなりの長期のスパンなんですよね。いつごろからこんな状況だったんですか。ここの年度末の最終段階において、こういう話が出てくるというんじゃなくて、先ほど内川委員も言っていましたけど、突然にやっぱり難しくなりましたという話というのは聞こえないんですよ。そろそろやばいなと、これは無理だなと、見えてきたはずなんですけども、本当にできるのかと議会側からもみんな言ってきたにもかかわらず、大丈夫です、間に合わせますという話をしてきたわけですよ。そうすると、ここへ来て、着手できなかったから債務負担行為、外しますというふうには聞こえなくてね、一体こんな状況、いつからだったのっていう説明がないと、単に着手ができなかったからという説明じゃ、はい、そうですかとはならないと思うんですよね、普通は。この辺、もう少し詳しく説明していただく必要があると思うんですけども。この先がわからなくなったんですじゃなくて、今までもそうだったんでしょうって。だから、この先が見えない状況に陥っているんでしょうっていう話ではないですか。いかがでしょう。

立原都市政策推進室副参事(中野駅周辺地区整備担当)

 実施設計に、27年度内に着手できないということがほぼわかりましたのは、年末年始ぐらいの時期。それまでは、基本設計が終わり次第、実施設計に入りたいということで予算は残させていただいていたんですが、やはり年度末までに基本設計を終わり、その後、その成果を踏まえて改めて協議をしないと実施設計には入れないということがわかったものでございます。

白井委員

 繰り返しになりますけど、じゃ、基本設計が終わって、実施設計につながるというのなら、債務負担行為、延長もできるわけじゃないですか。来年度は必ずやりますと言って。直ちにできると言っていたのが、そんなある日突然変わる話がありますか、年末年始、という疑問があります。だから、この補正の内容を聞いていると、相当お話が難航している、もしくは相当お話がまとまることが難しいんだろうというふうに感じるんですけれども、いかがですか。ここが聞きたいところなんですよ。大丈夫なんですか、本当に、この計画としていって。進捗状況はいかがですかというのが聞きたいところなんです。数字としての予算から見ると、そこだと思うんですけども、いかがですか。

立原都市政策推進室副参事(中野駅周辺地区整備担当)

 同時期に基本設計が進んでまいりまして、今まで目標としておりました東京オリンピック前の開業、これが非常に難しいだろうということがわかってきた段階で――であれば、区役所・サンプラザ地区の再整備、これもしっかり考えた上で、その結果も踏まえて、改めてJRと協議しつつ実施設計に入っていこうという方針になりましたので、そういう意味合いも含めまして、実施設計の着手時期というのが今のところ見えていないというような状況になっております。

白井委員

 ここから踏み込んでいくと、かなりこれからの計画になるんで、予算から外れていくんですけど、要は、もうだめだと、オリンピックに間に合わないと。だったら、もっとじっくり構え直してもう一回やり直そうと、こういう話になっているということですよね、今のお話だと。もう確実だから頑張りますじゃなくて、これは無理です、間に合いませんと。ならば、しっかり時間をかけてもう一回計画を見直そうって、こんなところまで来ているという話ですか。交渉が難しいとかじゃなくて、どうせならもう一回やり直しましょう、これぐらいの話になっている。当初は、基本設計から実施設計、すぐできるだろうと言っていたのが、いや、どうも難しいと。だったらばとなると、後段のお話のほうが大きいんですよね。着手できなかったからと、先ほど御説明があったんですけど、今の話だと全然違うんですよ。今後の話を考えると、たっぷりもう一回時間をかけて、計画を見直すっていうところから入るために、債務負担行為をお願いしたけども、これを下げますと、こういう話じゃないですか、説明としては。

立原都市政策推進室副参事(中野駅周辺地区整備担当)

 ですから、区役所・サンプラザの再整備によってどういう計画が出てくるかということについても、今はまだはっきりしていない状況でありますので、今までどおりの形であれば、また協議は早く進むでしょうし、そうでない場合もありますので、今のところは、基本設計の成果とサンプラザ再整備の成果を踏まえて、改めてJRとは協議をしていきたいというふうに考えております。

白井委員

 あまり長々とやるとあれなんで。いずれにしても、補正予算でぽろっと出してくる話じゃないですね。これはもう全体として大きな計画なんで。やっぱりしっかりと委員会報告もそうですし、議会の中で、どうやってまちづくりをやっていくのか、しかも中野駅の大きな大きな計画の一つなわけですから、これちゃんとしかるべき報告があってというぐらいの話ですよ。ちょっと債務負担行為のやつを突っついて、こんな話がぽろっと出てくるという話じゃないですね。

 すみません。多分総務委員会が待っていると思うので、あまり長々とやるとあれなんですけど、弥生のお話なんです。5ページでいいでしょうか。道路・公園管理費、24億5,000万円という、とてつもなく大きい金額ががさっと減っていると、こんな感じなんですね。数字だけ見ると、何でこんなことになるんですかという話なんですけども、用地、当初取得を予定していたものを少なくしました。ただ、これ、これだけの話じゃないんですよね。ちょっとどこまで答えられるか、あれなんですけども、他の所管委員会とも重なるところがあって、いわゆる財源更正を変えたと、こんなお話になります。これはこの委員会の中で聞いてもいいものなのか、どうかというやつなんですけども、あえてちょっと言い方を変えるならば、なぜこんな減額の、用地の取得を減らしたことになっているのか、御説明いただけますでしょうか。

志賀都市基盤部副参事(道路・公園管理担当)

 ちょっと今、委員のほうからお話ございましたとおり、この事業の中身につきましては、ちょっと最初からきちんと御説明をしないと中身がわからない内容だと思っております。今、これからこの詳細について御説明を差し上げたいと思います。

 まず、平成26年3月28日に、社会資本総合整備計画、そのうちの国の補助金を獲得するための中野区南部地区都市再生整備計画といったものを中野区で持ちました。その事業計画のメニューの中に、旧まちづくり交付金と言われるやつなんですけども、補助対象金が100分の40というメニューでございます。その事業メニューの中にパッケージといたしまして、弥生町六丁目公園の用地費、それから設計費、整備費、それが一つ目。それから、区道12-290号線、弥生町六丁目公園の西側道路の用地の部分、それから本町二丁目公園の設計整備、四つ目が本一公園の設計整備、5点目が南台四丁目公園の設計整備、そして6点目が南中野区民活動センター、そして南部すこやか福祉センター等という事業メニュー、パッケージの中にそういった事業メニューを設けました。

 それで、全体の事業スキームの中で、国費要望をしたのが当初の金額では、公園用地として予算要望いたしましたのが、事業費として、全体スキームでは36億1,530万円、これに実勢鑑定の経費を掛けまして、補助率40%を掛けました。その結果として、10億1,300万円ほどの当初予算で計上していたものでございます。これに対して国の補助金の内示が来たところ、トータルで13億920万円といった内示がございました。先ほど申し上げましたように、この事業につきましては、パッケージで7事業をメニューとして提案しておりまして、この振り分けについては各自治体の裁量に任されているものでございます。

 それで、本来であれば、施設建設費等につきましては、国の補助金等はつきませんけれども、そういった事業のメニューに対して、それぞれの配分で中野区の、先ほど申し上げました裁量と言われるところですね、どの程度の配分割合を行ったらいいかということを内部で決定をいたしました。その結果、今回、公園用地については、4億4,416万7,000円、事業見合いでは42%程度の補助を配分するということになりました。それによって、全体面積としては、当初は一定の整備面積の大きさを予定しておりましたけれども――当初は公園面積として5,562平米を見込んでございましたが、補正の結果として1,775平米に、この補助金の見合いの面積に変更いたしました。それで、今回の大幅な減額の補正というものになっているものでございます。

 このような説明でちょっとおわかりですか。よろしくお願いいたします。

白井委員

 ありがとうございます。さすが元予算担当なんで、詳しく御説明いただいてありがとうございました。多分に総務委員会の内容に入ってきているんですけど、要はいわゆる国の補助金を当て込んでいたわけなんですよね。旧まちづくり交付金、社会資本整備交付金、これがなかなか従来のやり方から新しいやり方で、幾つもの事業、7事業とおっしゃいましたけども、広いエリアを束ね直して、これらを一括で申し込むと。当初見込んでいたお金よりも、要は少なかった。ただし、本来の一般的な施設の建築のときにという部分では、こういう補助金は充て込めないんだけども、これだけパッケージにすると、もらったお金、配分し直していいんですと、こんな感じですね。不思議な話なんです。これ、どう聞いても。

 請求、これだけ今年度は使いますよと、建物や設計やら何やらというので申し込んだんだけども、入ってきたら、どうも土地が見込んでいたよりも非常に下げられているといいますか、充て込めた財源が少なかった。ならば、とりあえず建物のほうに回しておいて、土地はもう一回請求しようって、こんな話になるんですよね。

 つまり、これまで中野区の、例えば大規模な防災公園の中心整備をするときに、社会資本整備交付金って、言い方が正しいかどうかわからないですけども、打ち出の小づちといいますか、これを振れば、一般財源を傷めずに来るだろうというやり方だった。ところが、だんだんこれが値崩れしているといいますか、満額来なくなってきている。ところが、これ、複数年度、計画として申し込めるので、とりあえず今年度はこちら側の建設とかのほうに寄せておいて、来年度以降、もう一回請求する、こんな形になるんじゃないんでしょうか。まず、ここを確認したいと思います。

志賀都市基盤部副参事(道路・公園管理担当)

 今、委員おっしゃるとおりでございます。まず、27年度で、先ほどの自由裁量の枠の中で取得すべき面積を縮小し、4億4,400万円ほどの金額を国費で充当したと。それで、まだこの事業メニュー、実はあと3年、28、29、30年度までございます。それで、来年度までは、まだ他の事業があるものですから、来年度はこの公園用地の取得は見送ります。そして、その他の事業が終わる29、30年度にまた改めて残りの面積については国費の要求をしていこうといったスキームでございます。そこで国費をしっかりと確保したいというものでございます。

白井委員

 最大限、いわゆる中でもシャッフルができるようにということで、来年度の予算も組まれているという話です。ここまで踏み込むとやり過ぎなんであれなんですけど、いいと思います。ただ、本当に、にわかに信じがたいんですけど、こんなやり方ができるんだなというのを知ったことと、それを踏まえた上で、区として最大限活用されているというのはよくわかるんですけども、これ最後、事業がどんどん完成していってしまう。充て込んでいたんだけども、お金、やっぱりこれしか来なかったとなると、どのようになりますか。いわゆる補助金として充て込めなかったときには、一財を投入するしかないというふうに思うんですけども、いかがでしょうか。

志賀都市基盤部副参事(道路・公園管理担当)

 これは特財の要素ではございませんけれども、あえて申し上げますと、都市計画公園に伴う用地の取得につきましては、財調の中の財産費の区分の中で、起債収入相当分については4年間で措置されるというお約束がございます。特定財源ではございません。一般財源でございますけども、そういった形の中で処理されるというふうに理解をしております。

白井委員

 多分に総務委員会の内容に踏み込んじゃうんで、財調の話になると、ここでとめますけど、要はそうなんですよね。社会資本のいわゆる交付金で見られなかった場合は、今度は特財調の中での財調算定で見られると。ただ、それも4年間ほどで分割してというやり方なんですけども、この財調も実は景気に変動されるパイなんですよね。満額の金額が来るわけじゃなくて、パーセントで来る話になるので、不安要素はあるんですよ。となると、何が言いたいかと言うと、この話は初めて聞きました。こんな割減らすというか、予定していたものって。今後も、これから大規模な防災公園等、大がかりな社会資本整備を充て込んでいる事業がある中で、本当に満額が来なくなったときに大丈夫かという心配が残るんですよ。社会資本整備がだめなら、財調がありますと。財調がだめだったら、どうなるんですかって話になるんですが、そこまで行くと、さすがにちょっとうちの委員会外れてしまうので。確かに、今年度のこの補正はうなずける部分もあるし、来年度もそれを充て込んで事業を組んでおられるんでしょう。しかしながら、全体計画からもう一回考えていくようなこともやらないと、いわゆる社会資本整備が崩れてきたときに、本当に財源的に裏付けがあるものというような財政運営となるかどうか。ちょっと警鐘といいますか、雲行きが変わってきたなというふうに感じるんですけども、最後、感想をお聞きしたいと思います。

志賀都市基盤部副参事(道路・公園管理担当)

 私どもも、正直申し上げまして、ここの委員会の所管の8階、9階と言われる中野駅周辺まちづくり担当、それから西武線沿線まちづくり担当、そして都市基盤整備担当、そして私ども道路・公園管理担当、この中でのこういったパッケージというのは、これまでもありました。ただ、部を横断してこのようなパッケージを組んだのは今回初めてでございます。初めての試みということで、こういう仕組みを組ませていただいて、今委員会の委員の皆様方にはちょっと具体的な御説明を当初予算の中でしていないものですから、当初予算のときにちょろっと触れた程度で、話については流れていたという経緯がございます。きょう、それで初めてお答えしているわけですけども、今回のこの事業のスキームをしっかりと検証して、今後、区の財政運営にしっかりと貢献をする形での仕組みづくりは引き続き検証しながら進めてまいりたいというふうに考えております。

委員長

 他に質疑はありませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 質疑がなければ、質疑を終結します。

 意見について伺います。第1号議案について、意見はありますか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 それでは、第1号議案について、意見なしとして総務委員会に申し送ることに御異議ありませんか。

 

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 御異議ありませんので、そのように決定いたします。

 以上で本日の日程を終了しますが、委員、理事者から御発言はありませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 なければ、以上で建設委員会を散会します。

 

(午後3時22分)