平成24年04月26日中野区議会総務委員会
平成24年04月26日中野区議会総務委員会の会議録
平成24年04月26日総務委員会会議録 中野区議会総務委員会〔平成24年4月26日〕

総務委員会会議記録

○開会日 平成24年4月26日

○場所  中野区議会第1委員会室

○開会  午前9時59分

○閉会  午前10時52分

○出席委員(9名)
 佐野 れいじ委員長
 森 たかゆき副委員長
 小林 ぜんいち委員
 後藤 英之委員
 小宮山 たかし委員
 伊東 しんじ委員
 長沢 和彦委員
 市川 みのる委員
 やながわ 妙子委員

○欠席委員(0名)

○出席説明員
 副区長 金野  晃
 副区長 阪井 清志
 政策室長 竹内 沖司
 政策室副参事(企画担当) 野村 建樹
 政策室副参事(予算担当) 奈良 浩二
 政策室副参事(広報担当) 酒井 直人
 政策室副参事(情報・改善担当) 平田 祐子
 経営室長 川崎 亨
 危機管理担当部長 荒牧 正伸
 経営室副参事(経営担当) 戸辺 眞
 経営室副参事(人事担当) 角 秀行
 経営室副参事(施設担当) 小山内 秀樹
 経営室副参事(施設保全担当) 安部 秀康
 経営室副参事(行政監理担当) 岩浅 英樹
 経営室副参事(経理担当、債権管理担当) 伊東 知秀
 会計室長 辻本 将紀
 選挙管理委員会事務局長 吉村 恒治
 監査事務局長 鈴木 郁也

○事務局職員
 事務局長 篠原 文彦
 事務局次長 青山 敬一郎
 書記 土屋 佳代子
 書記 永見 英光

○委員長署名

審査日程
○委員会参与の変更及び異動について
○議題
 組織及び人事について
○所管事項の報告
 1 大韓民国ソウル特別市陽川区への中野区訪問団の派遣について(企画担当)
 2 幹部職員の人事異動について(人事担当)
 3 職員の名刺デザインの統一について(人事担当)
 4 中野区役所駐車場運営事業者の公募について(施設担当)
○その他

委員長
 定足数に達しましたので、総務委員会を開会いたします。

(午前9時59分)

 本日の審査日程ですが、お手元に配付の審査日程(案)(資料1)のとおり進めたいと思いますが、これに御異議ございませんでしょうか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 御異議ありませんので、そのように進めさせていただきます。
 なお、審査に当たっては、12時を目途に進めたいと思いますので、御協力のほどお願い申し上げます。
 議事に入る前に、お手元に配付の資料(資料2)のとおり、4月1日付で委員会参与の変更及び異動がございました。本日、当委員会参与から転出された方がお見えでございますので、初めに委員会を暫時休憩してごあいさつをいただきたいと思います。
 委員会を休憩いたします。

(午前10時00分)

委員長
 それでは、委員会を再開いたします。

(午前10時03分)

 次に、変更及び異動のありました参与の御紹介をお願いいたします。
 紹介をされた方は、その時点でごあいさつをお願いしたいと思います。よろしくお願いします。
 まず、政策室長から、政策室参与の御紹介をお願いいたします。
竹内政策室長
 政策室参与の紹介をいたします。
 まず、政策室副参事(企画担当)の野村建樹でございます。
野村政策室副参事(企画担当)
 野村でございます。よろしくお願いいたします。
竹内政策室長
 続きまして、広報担当の酒井直人でございます。
酒井政策室副参事(広報担当)
 酒井でございます。よろしくお願いします。
竹内政策室長
 政策室については以上でございます。
委員長
 次に、経営室長から、経営室参与の紹介をお願いいたします。
川崎経営室長
 それでは、経営室の副参事の異動について御報告を申し上げます。
 初めに、経営担当、戸辺眞でございます。
戸辺経営室副参事(経営担当)
 戸辺でございます。よろしくお願いいたします。
川崎経営室長
 次に、施設保全担当、安部秀康でございます。
安部経営室副参事(施設保全担当)
 安部でございます。よろしくお願いいたします。
川崎経営室長
 次に、行政監理担当、岩浅英樹でございます。
岩浅経営室副参事(行政監理担当)
 岩浅でございます。よろしくお願いいたします。
川崎経営室長
 次に、経理担当の伊東でございますが、加えまして今年度は債権管理担当になることとなりました。
伊東経営室副参事(経理担当、債権管理担当)
 伊東でございます。引き続きよろしくお願いいたします。
川崎経営室長
 以上、経営室の異動でございます。
委員長
 続きまして、経営室長から、行政委員会の参与の紹介をお願いしたいと思います。
川崎経営室長
 それでは、行政委員会参与の御紹介を申し上げます。
 初めに、選挙管理委員会事務局長、吉村恒治でございます。
吉村選挙管理委員会事務局長
 吉村でございます。よろしくお願いいたします。
川崎経営室長
 続きまして、監査事務局長、鈴木郁也でございます。
鈴木監査事務局長
 鈴木でございます。よろしくお願いいたします。
川崎経営室長
 以上でございます。よろしくお願いいたします。
委員長
 ありがとうございました。
 以上で委員会参与の変更及び異動について終了させていただきます。
 それでは、議事に入ります。
 組織及び人事についてを議題に供します。
 まず、所管事項の報告を受けたいと思います。
 それでは、1番目、大韓民国ソウル特別市陽川区への中野区訪問団の派遣についてをお願いしたいと思います。
野村政策室副参事(企画担当)
 それでは、お手元の資料(資料3)に基づきまして御報告をさせていただきます。
 大韓民国ソウル特別市陽川区への中野区訪問団の派遣についてでございます。
 陽川区との間では、平成22年11月8日に姉妹都市関係の締結をしてございます。本年度は、この締結後の表敬と、それから区民相互の交流の促進、こういったところを目的といたしまして、中野区、それから区議会、それから民間団体から成る中野区の訪問団を派遣することといたしてございます。
 派遣の期間でございますが、5月15日(火)から17日(木)まで、2泊3日の日程でございます。
 訪問団の構成でございますが、中野区といたしましては、区長ほか職員合わせて4名でございます。それから、中野区議会からは、議長をはじめ計7名ということでございます。さらに、区民(民間代表)といたしましては、日韓親善協会あるいは大韓民国民団、体育協会、それから商工会議所、それから国際交流協会、こうしたところから7名の参加を予定してございます。合わせまして18名の訪問団とさせていただきます。
 スケジュールでございますが、1日目でございます。午後、ソウルへ到着いたしまして、陽川区の区庁長、それから区議会の議長、こちらの表敬訪問を予定してございます。2日目にまいりまして、午前中は、体育施設ですとか関係団体あるいは産業界との協議ということを予定してございます。午後は、ちょうど5月16日が「陽川区民の日」ということでございまして、記念式典への出席、さらに、裏面にまいりまして、この「区民の日」の各イベント、こういったものの視察を予定してございます。さらに、夜になりまして、音楽会ということがございます。こちらへ出席をさせていただきます。3日目は、午後、日本のほうへ戻ってまいりまして、こちらの中野区役所のほうには午後7時ごろ到着の予定となってございます。
 簡単ではございますが、以上が御報告でございます。
委員長
 ただいまの報告に対しまして質疑ございますでしょうか。よろしいですか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 質疑がなければ、以上で本報告について終了させていただきます。
 次に、2番目、幹部職員の人事異動についてをお願いいたします。
角経営室副参事(人事担当)
 それでは、お手元にお配りしてございます幹部職員の人事異動について(資料4)報告をさせていただきます。
 まず、部長級でございますが、備考欄をごらんください。転入を含めまして、2名の昇進ということでございます。
 続きまして、その下の統括副参事でございます。統括任用を含めまして、昇任が8名という内容でございます。
 裏面をごらんいただきまして、副参事につきまして、同じく備考欄を見ていただきまして、4名が昇任という内容でございます。
 それから、その下のところ、教育委員会発令でございますが、指導室長が新たに派遣転入ということで、川島指導室長になったという内容でございます。
 簡単でございますが、説明とさせていただきます。
委員長
 ただいまの報告に対しまして何か質疑ございますでしょうか。
森委員
 すみません、1点確認させてください。今回から債権管理担当が兼務になったということなんですけれども、債権管理――収納率の向上とか大変重要な分野だと思うんですが、そこが兼務になったということで、独立した担当を置いておいたほうがいいんじゃないのかなと思うのが1点。
 一方で、経理と兼務させることで、何がしかの相乗効果とかそういうことを考えられているのかなと思う点と、両方あるんですけど、その辺の考え方をお聞かせください。
角経営室副参事(人事担当)
 債権担当につきましては、これまで専任の副参事を置いていて、区の全体債権をコントロールしていたという状況がございます。今回の人事異動につきましては、債権管理担当のほうにつきましては経理担当が兼務するということで、全体の経理担当ということですので、そういった全体債権の統括するところとか、もしくは区全体の経理を担うというところで、兼務という体制にしていました。
 なお、実際の債権管理についての取り組みにつきましては、組織変更がございまして、区民サービス管理部のところが主に、例えば区税だとか国民健康保険料とか、もしくはそういった調整するシステムまで一括して担当しているということもございますので、一定的には、役割分担として、そういった作業的なところは区民サービス管理部が主に担うというところで、債権管理としては、区全体債権の計画的なところ、もしくは全庁的な取り組みを動かすときの調整機能というところで役割が特化してきたというような状況もございまして、今回、経理担当の兼務ということで、全体的な調整を図るという意味も含めまして、こういった体制にしたという経過でございます。
委員長
 ただいまの報告に対して質疑ございますでしょうか。よろしいですか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 それでは、質疑がなければ、以上で本報告についても終了させていただきます。
 続きまして、3番目、職員の名刺デザインの統一についての御報告を受けたいと思います。
角経営室副参事(人事担当)
 それでは、職員の名刺デザインの統一について(資料5)御報告をさせていただきます。
 職員の名刺につきましては、本会議等での質疑もございました。
 まず、1番の名刺の作成についてでございます。まず、名刺につきましては、中野区役所の職員であることを明らかにするとともに、今、さまざままちづくり等を進めていますけれども、シティプロモーション等の効果が期待されるということがございます。これらにつきまして、今回、区として一体的な取り組みとして進めるために、名刺のデザインの統一化を図るという内容でございます。新たに名刺を作成する場合には、原則として今回の統一デザインによることとするというものでございます。
 具体的なデザインについてですが、2番をごらんいただきまして、まず、区としての名刺デザインを統一化する。それから、標語等の使用については部門等での工夫もできるものとするということでございます。今回のデザインにつきましては、東京工芸大学の芸術学部デザイン学科の谷口教授の作成ということで御協力をいただいております。具体的に例示として、名刺のデザインを表記させていただいていますので、若干説明をさせていただきます。
 まず、ごらんいただきまして、左上のところに青字で中野区の紋章及び名称、「NAKANO CITY」ということで記載をさせていただきます。その下のところに、所属、氏名、連絡等を入れるということでのデザインとなってございます。
 それから、右側を見ていただきまして、右上に標語と書いてあります。この場合、「起創展街」と書いてありますけれども、それ以外にも、例えば子ども教育部のところでは「未来への力 中野の子ども」ということで、オレンジリボンなども入れながら、ここの右上のところに表記しているというものもございますし、健康福祉部につきましては「健康福祉都市なかの」ということで、そういった標語を入れているというものもございます。右下の部分につきましては、このところでは写真が載せてございます。例えば、今は哲学堂公園がありますけれども、ほかにも平和の森公園とか中野通りの桜とか、今のところ、10種類程度の写真というのを用意してございます。それ以外にも、イラストとして、うさごはんだとかオレンジリボン等が入るというものでございます。そういったデザインを統一化することによりまして、先ほどお話しさせていただきました、区の職員であることを明らかにするとともに、シティプロモーションの効果を入れるというものでございます。
 3番、その他についてでございますが、管理職と執行責任者につきましては、外注経費について予算の範囲内ということで、公費により負担できるものとするというふうに決めさせていただきました。
 簡単でございますが、以上でございます。
委員長
 ただいまの報告に対して質疑ございますでしょうか。よろしいでしょうか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 なければ、次に移らせていただきます。
 4番目、中野区役所駐車場運営事業者の公募についての御説明を受けたいと思います。
小山内経営室副参事(施設担当)
 それでは、中野区役所駐車場運営事業者の公募について(資料6)御報告をさせていただきます。
 昨年度、事業見直しにより、中野区役所来庁者駐車場を借り受けて、有料時間貸駐車場として運営する事業者を企画提案により今回公募します。
 2番目として、施設の概要ですが、施設名は中野区役所来庁者駐車場。収容台数は乗用車で約50台を想定しております。
 3番目として、運営条件ですが、地方自治法第238条の4第2項第4号の規定に基づく行政財産の貸付とし、貸付期間は平成24年7月末から3年間を想定しております。方式ですが、ゲート式有料時間貸駐車場として整備をして、機械により管理を行います。営業時間ですが、24時間の営業を可能として考えております。駐車料金につきましては、周辺状況を勘案し、事業者が決定するよう提案を求めております。あと、開庁時間帯における来庁者の利用につきましては、原則1時間無料とし、なお、一定の条件に該当する場合の超過分についても無料とすることを考えております。一定の条件とは、イベントだとか会議、検討会等で庁舎に来庁した場合を想定しております。6番目として、開庁時・閉庁時にかかわらず、障害者の利用については一定時間(1時間又は2時間)まで料金免除としております。この「1時間又は2時間」のところなんですが、障害の程度によって、1時間は軽度の方、2時間は重度の方、そういった手帳をお持ちの方が対象となっております。
 今後のスケジュールですが、これから5月の中旬に告知及び応募の申し込みをかけて、順次手続を進めて、7月下旬のオープンを予定しております。
 簡単ですが、以上報告させていただきます。
委員長
 ただいまの報告に対しまして質疑ございますでしょうか。
市川委員
 運営条件(3)の「24時間の営業を可能とする」と書いてありますけれども、以前に私、このコインパーキングのことはお話ししましたよね。そのときには、最初は試行期間として、24時間はやらないと言っていたんじゃないの。それが、今度はやるの、これ。最初から24時間でやるんですか。
小山内経営室副参事(施設担当)
 一応、24時間を今想定した提案を考えております。
市川委員
 最初は24時間と言っていなかったじゃないか。言っていなかったろう。最初は「開庁の時間だけです」と言わなかったですか。「24時間はやりません」と言っていなかったですか。会議録を調べればわかると思うよ。みんな聞いているからわかると思うけど。最初は24時間と言っていなかったんじゃないですか。
委員長
 ちょっと休憩します。

(午前10時18分)

委員長
 再開します。

(午前10時18分)

川崎経営室長
 ちょっと私も記憶ですので、また後ほど議事録を御確認いただいたほうがよろしいかとも思いますが、事業見直しの最初の議論のときには、有料にしますというお話をして、その際に委員のほうから、どうせ行うならば、やはり24時間にしたらどうかという御指摘がございました。それで、その後も、具体的な予算を編成していく中では、24時間を想定をした積算をいたしまして、24年度につきましては7月からということですので、その月数の案分で、予算としても収入の見立てを行ったということでございます。当然、当初考えていたときには、24時間やるか、あるいは10時、11時というようなところで区切るかということで、何通りかの見積もりを事業者からとってきたところではあるんですけれども、やはりより効果的な事業運営をすべきだというふうな御意見も踏まえて……(「委員長」と呼ぶ者あり)
市川委員
 だったらば、そういうふうに小山内副参事は説明をここで、所管事項の報告をするときに、当初はこういう報告をしていましたけれども、見積もりの段階で、公募の段階でこういう方針に変更しましたので、ここの(3)は「24時間の営業を可能とする」という表記にしましたというふうに言うべきではありませんか。どう思いますか。
小山内経営室副参事(施設担当)
 勉強不足で申しわけありません。
市川委員
 勉強不足じゃないんだよ。言葉が足りないんですよ。そういうふうにちゃんと報告してくださいね。
 はい、次。(6)、「開庁時・閉庁時にかかわらず障害者の利用については、一定時間(1時間又は2時間)まで料金免除とする」と、自治体の駐車場というのは、有料駐車場はみんなこういうふうに障害者の方については特典、恩典を図っているんですか。
小山内経営室副参事(施設担当)
 障害者の方については、免除をしている自治体が多いというふうに確認しております。
市川委員
 23区で何区ありますか。
小山内経営室副参事(施設担当)
 ちょっと、23区では調べておりません。
市川委員
 東京都庁の駐車場は有料ですよね。都庁の駐車場は、障害者の方にこういった恩典はありますか。
小山内経営室副参事(施設担当)
 確認しておりません。
市川委員
 こういう質疑が飛んでくるのはわかっているんじゃないですか。そういうことの確認もしないで、ただこうやって決めちゃったんですか、方針を。ちゃんとそういうことはきちんと精査して、障害者の方に恩典を図る、料金の面で障害者の方に恩典を図るということに、ややですよ、やや失敬な部分もあるかもしれない。いいですか。障害者の方に別の面で恩典を図るというのはよくわかる話だ。いいですか。今、うちは歳入不足なんですよ。だから、歳入確保のために、こういった区の庁舎の駐車場も活用しなければならない時期になりましたと、障害のある方はもちろんみえるときには車を使うんだよ。だから、必要があってお使いになるのは障害のある方が多いと思いますと。けれども、この車の駐車場については、あなた方が通常コイン式のパーキングに置くときと同様に、負担をしてもらいますという方針であるというのが、私は通常あるべき姿だと思う。皆さん、それを覚悟で来ているんだと思う。それによって、例えば収入の少ない人、障害者手帳を持っていて、しかも収入が少ない人に対して恩典を図るならばまだしも、ただ障害のある人という、障害者の利用というくくりで、一概に一定時間まで料金免除というのは、私はこれはあまりなじまないんじゃないかと思うんだ。ということは、障害のある人はみんなここに置いちゃうよ。それで、何らかの理由をつけて、判こをもらえば料金免除でしょう、というようなことにもなりかねないんじゃないですか。どう思いますか。
川崎経営室長
 その障害者の方への配慮ということで、実はこれを決めたときに、現在も土曜、日曜については有料開放をしております。現在の決め方をそのまま踏襲をして、条件を変更しないという意味で、1時間又は2時間というふうなことで決めたんですが、今、委員から御質問があったように、その大もとの根拠――最初にそれを決めたときには、しっかり根拠を調べて、また今回も、他区の事例も調べているんですが、それを今御質問いただいたときに的確にお答えできなかった点は大変申しわけなく思いますけれども、そういったことも、今後そういった御質問にしっかり、的確にお答えできるように努めたいというふうに思っております。
やながわ委員
 今、障害者の方の駐車場ということでお話が出ましたが、むしろ場所の確保というか、この障害者の人たち、例えば車いすのマークがあったり、あるいは、今かなりの関心事を集めている内部疾患の方々、表面的にはわからないけれども、内部疾患の人ってプラス・ハート・ワンという、御自分たちでマークを持っている人がいるんですね。そういう方々がやっぱり安心して、役所に来たときは駐車ができる。料金をいただく、いただかないはともかくとしても、こうした場所をきちっといつも確保しているという、こうしたサービスのほうが重要ではないかなと思うんですけど、その辺はどういうふうにお考えになったでしょうか。
小山内経営室副参事(施設担当)
 駐車場を設置する場合に、障害者専用ということで何台か想定はしておるところではありますが、今、委員、御指摘のいろいろな障害があるということについては、まだちょっと不勉強な点がありますので、その辺のところも検討し、また応募する事業者に何らかの提案をしていただけるような形をちょっと考えたいなというふうに思います。
やながわ委員
 こういう公募について、これからということなので、この条件の中に、やっぱりパブリックな場所でもあるので、こうした今内部疾患を含めた障害者専用の、この何台分だけはきちっと確保してあげるという、その上でこうしたサービスが適当なのかどうかというのをぜひ再検討していただいて、この専用駐車場があるのとないのと、やっぱり障害に優しい、ある意味ユニバーサルにつながっていくんだと思いますので、せっかくこういうふうに新たにまたやり出すわけですので、きちっと検討していただきたいと。これは要望にしておきます。
小宮山委員
 中野駅の周辺はバイクの駐輪場が少ないと認識しているんですけれども、今回、バイクの駐輪場をつくるお考えはありませんか。
小山内経営室副参事(施設担当)
 今回、駐車場にはバイクの駐輪場の予定はありません。
小宮山委員
 例えばこの予定台数50台を削らないまま、ちょっとしたスペースなどを使ってバイクの駐輪場が増えれば収益にもつながると思うんですけれども、そういったスペースなども御検討いただければと思いますが、いかがでしょうか。
小山内経営室副参事(施設担当)
 特にバイクにつきましては、近隣周辺との説明の中でも疑義があるところでもありますので、その調整の過程の中で、やはり整理をしていきたいなというふうに考えております。
長沢委員
 現在は、収容台数というのは何台分とめられるんですか。
小山内経営室副参事(施設担当)
 現在は55台でございます。
長沢委員
 運営条件の(1)の地方自治法第238条の4第2項第4号というのは、何をうたっているんですか。御紹介いただけますか。
小山内経営室副参事(施設担当)
 4号では、行政財産のうち庁舎その他の建物及びその附帯施設並びにこれら敷地についてその床面積又は敷地に余裕がある場合は、余裕のある部分を貸し付けることができるということです。
長沢委員
 行政財産の貸し付けということで、これは、歳入としてはどこに入ってきますか。何款に入りますか。
奈良政策室副参事(予算担当)
 財産収入、第15款でございます。
長沢委員
 それで、事業者を企画提案により公募するということですが、この駐車場の料金については、その事業者のほうから提案をしてもらうということになるんですか。
小山内経営室副参事(施設担当)
 そのとおりでございます。
長沢委員
 その際に、区としては、どういうふうな基準を持つということになりますか。
小山内経営室副参事(施設担当)
 区役所周辺には多くの時間貸駐車場がございますので、その辺の料金基準を参考にしていただくというふうに考えております。
伊東委員
 今回の契約なんですけれども、賃貸借契約という形で、あくまでも行政財産の貸し付けと、こうした駐車場を管理する場合にいろいろな手法があったと思う。例えば、区側で設備を整備して指定管理者による委託だとか、それこそ業務委託契約ですとか、あったと思うんですけれども、今回、賃貸借契約にした選択の理由というのは。
小山内経営室副参事(施設担当)
 例えば、今現在は委託で土日の駐車場を運営しておりますが、当然そういった設備等につきましては区のほうが負担をしているというところですが、今回の公募に当たっては、すべてのいわゆる設備等も含めて、また管理、あと苦情処理、そういったものもすべて応募した業者のほうが対応するということで、区としては敷地の提供ということだけになります。
伊東委員
 運営条件の中に、これ有人管理ということが書かれていないんですけど、その辺は条件の中に入っていないんですか。
小山内経営室副参事(施設担当)
 基本的には機械管理ですので、当然トラブル等につきましては無線電話等で連絡をとって、それに基づいて業者のほうが対応するという形になっております。
伊東委員
 賃貸借契約によって、また機械管理ですから無人化になるという中で、現況の駐車場については、一義には来庁者の利便性を担保するという目的があるはずなんですけれども、それをどのような形で担保していくのか。その辺、どういうふうな仕組みを考えていらっしゃるのか。
小山内経営室副参事(施設担当)
 まず、入り口でカードを――来庁された方もそうでない方もカードを受領して、それに基づいて、必要に応じて無料処理をすると、来庁者の方には無料処理をするということを考えております。そうでない一般の利用者の方については、一応、そのカードで処理をしていませんので、精算のときにそのカードで料金をお支払いいただくという形を想定しております。
伊東委員
 私がお聞きしたかったのは、セントラルパークイースト、サウスのほうも、じきに完工するという中で、中野駅周辺の駐車場がまた増えるという状況がありますけれども、現況の駐車場、中野駅周辺の駐車の需給バランスというものをどう分析されているのか。この7月に中野区の区の敷地内にある駐車場を有料貸し出しすると、24時間、そのことによって、来庁された方が車をとめられないということが生じないかどうか。まず、その辺をどう考えられているのか。
小山内経営室副参事(施設担当)
 まだ、ちょっと確定したお話ではないんですが、一応、今回の公募の提案の中に、来庁者駐車場が満杯になったとき、今、すぐ隣に区営駐車場80台分がございます、そちらのほうと連携をとれるような形のことについても触れていただきたいということで、提案をお願いしているところでもあります。
伊東委員
 そうしますと、賃貸借、土地の貸借ですから、駐車場運営の目的に合致していれば、例えば自走式二段駐車場、スペース的にとれるかどうかはわかりませんけれども、そういう構造物をつくることが提案に出てきた場合はどうするんですか。
小山内経営室副参事(施設担当)
 自走式の駐車場につきましては、私どものほうでシミュレーションをさせていただきましたが、やはり柱を立てなければならないというところで、やはり入出庫に関して非常にちょっと厳しい部分があるというようなところで、それによって台数が、極端なことを言えば50台を下回ってしまうような形になってしまいましたので、そういったことは、私どもとしては今の段階では想定をしていないというふうに考えております。
伊東委員
 需給バランスですから、どれだけ設けるのが一番いいのかというのは、多分公募してくる業者さんも十分分析して検討することでしょうけれども、ある意味そういう構築物を含んだ提案というものが出た場合も、あわせてお聞きしたつもりなんだけれど、どうなの。
小山内経営室副参事(施設担当)
 その場合には、当然、工事期間だとかそういったことで、その3年間の中で収支が合うかどうかというのはちょっとわからないんですが、ほかの建物等もございまして、今の、当然自走式ですと、いわゆる建築確認がどうしても必要になるというところから、やはりちょっと厳しい部分があるのかなというふうにも考えておりますし、また、近隣周辺への影響ということもやはり考えていかなければいけないかなというふうに思っておりますので、現時点ではちょっとそこまでは想定はしていなかったというところです。
伊東委員
 これで最後にしますけれど、これはこれから公募されて提案が出てくる中で、今の駐車場への出入場の経路について、大変狭いところでいろいろな工夫をされて、来庁者のための駐車場、それから納品等の業者の駐車のための経路あるいは駐車スペース、それから議会の駐車スペース等もいろいろあるわけですよね。その辺はどのように整理するのか。多分、その貸し出し部分――貸し出し部分の絵もかいていないんだけれど、これ。敷地のこの部分を貸し出すというような、そういうものが示されないで報告いただいても、じゃあ、来庁者あるいはこの駐車場利用者以外の必要車両をどのように整理して、処理していくのか、その辺の考え方については今どういう検討がなされているんですか。
小山内経営室副参事(施設担当)
 まず、入出庫につきましては、現在、西側のけやき通り側から入る形をとっておりますが、そのスタイルは変わりません。西口から入って、中でとめていただいて、出るときも今と同じ形のルートで出ていただくというふうに想定をしております。
 それと、今、土日の委託業務のために管理小屋がございますが、そういったものについては撤去をし、また、利便性を図るために今のラインを一度引き直すことも考えております。
 あと、例えばイベントだとか、あと工事とか、そういった区役所で必要な場合につきましては、その駐車場業務を一時停止をするというような措置がとれるような契約内容を想定しております。
伊東委員
 これだけの駐車場貸し付けという部分、有料駐車場の運営という部分の報告だけではちょっと読み取れない部分が多いことも事実で、逆に、この委員会の中で説明を受けるべきじゃない部分も多分に影響しているかもしれないので、一応報告としては承りますけれども、もうちょっと詳細な考え方を示していただいたほうが。例えば、この部分は貸し付けですよと、当然、公募をかける場合にはその辺は提供資料としてついてくるでしょうから、その一部でも、もうちょっと説明の補足として示していただけるように留意していただかないと困るなと思いますので、それはお願いにしておきますけれど。(「関連」と呼ぶ者あり)
市川委員
 今、伊東委員が言ったように、募集要項ぐらいはもうあるんでしょう。これ、連休明けに公募が始まるんだから。
小山内経営室副参事(施設担当)
 募集要項の案はできております。
市川委員
 その中に、先ほども触れたけれども、例えば二層式の構築物は不可とか書いていないの。
小山内経営室副参事(施設担当)
 その点については触れておりません。
市川委員
 そんな募集要項でいいんですか。それで今答弁しているような内容のことに持っていこうとしているんですか。だって、それが書いていなければ、自走式の、例えば二層、三層のものを構築物として、これだけの整備工事期間だから、建築の確認申請もとれないから、当然みんな平場で考えるんだろうけれども、そういうことぐらいはきちんと触れておいたほうが、当然のあるべきことなんじゃないですか。例えば3年間という約束でやるわけですから、相手方も、そんなものつくってまで3年でやろうとは思わないけどね。当然のことだからきっと抜けたんだと思うんだけど、やっぱりそこら辺は、役所という公的な行政財産、区民の財産、資産というものを貸し付けるわけだから、そういったあたりははっきりとしておいたほうがいいんじゃないですか。
川崎経営室長
 今、委員がおっしゃるとおり、自走式を設けるということについては、先ほど担当副参事のほうからお答え申し上げたとおり、そのスペースがとれるかどうかということ、あと3年間という中で減価償却が行えるかどうか、そんなことからすると可能性は低いということではあるんですけれども、そういった点も含めて、明確な規定にするよう、最終的に公募要領を発表するまでにもう一度、きょうさまざまな御意見をいただいたところでございますが、その点も十分確認の上、公募に入りたいというふうに考えております。
 きょう、当委員会については、その基本的な考え方、予算の段階でも御説明をしておりますが、改めて、その基本的なところということで御説明を申し上げましたが、またいただいた意見について十分踏まえて、公募に入っていきたいというふうに考えております。
小林委員
 1点だけ確認させてください。
 (6)の障害者の方については料金免除というふうになっているんですけれども、この障害者のスペースは何台を想定しているんですか。
小山内経営室副参事(施設担当)
 3台ぐらいを想定しております。
委員長
 他に質疑ございますでしょうか。(「委員長、すみません、ちょっと訂正をお願いしたい」と呼ぶ者あり)
小山内経営室副参事(施設担当)
 先ほど土地の上に建物の提案がというお話がございましたが、募集要項の中で、「事業者は対象物件の土地に建物を設置することはできません」という一文を設けてありましたので、この部分、ちょっと誤認がありましたので、訂正をさせていただきたいと思います。
委員長
 他に質疑ございますでしょうか。よろしいですか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 質疑がありませんので、以上で所管事項の報告を終了いたします。
 次に、5番目、その他で理事者から何か御発言ございますでしょうか。ないですね。
 それでは、次に、その他のほうに入らせていただきます。
 審査日程等を協議したいので、委員会を暫時休憩いたします。

(午前10時44分)

委員長
 委員会を再開いたします。

(午前10時49分)

 休憩中に御確認いただきましたとおり、次回は第2回定例会中とし、急を要する案件が生じた場合は、正副委員長から連絡させていただきたいと思いますが、御異議ございませんでしょうか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 御異議ありませんので、そのように決定をさせていただきます。
 それでは、本日予定した日程はすべて終了しますが、各委員、理事者から何か御発言ございますでしょうか。(「ちょっと休憩よろしいですか」と呼ぶ者あり)
 では、休憩。

(午前10時49分)

委員長
 それでは、再開いたします。

(午前10時52分)

 ほかにご意見ございますか。よろしいですか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 なければ、以上で総務委員会を散会いたします。

(午前10時52分)