平成28年05月26日中野区議会区役所及び体育館整備調査特別委員会
平成28年05月26日中野区議会区役所及び体育館整備調査特別委員会の会議録
平成28年05月26日区役所及び体育館整備調査特別委員会.doc

中野区議会区役所及び体育館整備調査特別委員会〔平成28年5月26日〕

 

区役所及び体育館整備調査特別委員会会議記録

 

○開会日 平成28年5月26日

 

○場所  中野区議会第1委員会室

 

○開会  午後100

 

○閉会  午後155

 

○出席委員(14名)

 大内 しんご委員長

 平山 英明副委員長

 加藤 たくま委員

 渡辺 たけし委員

 北原 ともあき委員

 高橋 かずちか委員

 小林 ぜんいち委員

 いながき じゅん子委員

 小杉 一男委員

 浦野 さとみ委員

 高橋 ちあき委員

 久保 りか委員

 酒井 たくや委員

 むとう 有子委員

 

○欠席委員(0名)

 

○出席説明員

 政策室長 髙橋 信一

 政策室副参事(企画担当) 海老沢 憲一

 政策室副参事(業務マネジメント改革担当) 永田 純一

 経営室長 篠原 文彦

 経営室副参事(経営担当) 朝井 めぐみ

 経営室副参事(施設担当) 宮﨑 勇一郎

 都市政策推進室長 奈良 浩二

 都市政策推進室副参事(中野駅周辺まちづくり担当) 松前 友香子

 区民サービス管理部長 白土 純

 区民サービス管理部副参事(情報システム担当) 中谷 博

 区民サービス管理部副参事(戸籍住民担当) 伊藤 正秀

 健康福祉部長 瀬田 敏幸

 健康福祉部副参事(地域スポーツ推進担当) 永見 英光

 都市基盤部長 尾﨑 孝

 都市基盤部参事(都市計画担当) 豊川 士朗

 都市基盤部副参事(道路・公園管理担当) 高橋 

 都市基盤部副参事(都市基盤整備担当) 千田 真史

 都市基盤部副参事(防災・都市安全担当) 鈴木 崇

 

○事務局職員

 書記 鎌形 聡美

 書記 関村 英希

 

○委員長署名


審査日程

○議題

 区役所の整備について

 体育館の整備について

○所管事項の報告

 1 新しい区役所整備基本計画(素案)の検討状況について(経営担当)

○その他

 

委員長

 それでは、定足数に達しましたので、ただいまから区役所及び体育館整備調査特別委員会を開会いたします。

 

(午後1時00分)

 

 本日の審査日程ですが、お手元に配付の審査日程(案)(資料1)のとおり進めたいと思います。御異議ありませんか。

 

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 では、そのように進めさせていただきます。

 それでは、議事に入ります。

 区役所の整備について、体育館の整備についてを一括して議題に供します。

 所管事項の報告を受けます。

 1番、新しい区役所整備基本計画(素案)の検討状況についての報告を求めます。

朝井経営室副参事(経営担当)

 それでは、新しい区役所整備基本計画(素案)の検討状況について御報告いたします。(資料2)

 現在、新しい区役所整備基本計画の素案を検討しているところでございますが、本日は現在の検討状況について御報告をさせていただいて、御意見を伺いたいと考えております。

 なお、素案につきましては第2回定例会で御説明をさせていただきたいと考えておりますが、本日御説明させていただくものに整備手法や整備のスケジュールなどを追加したものを素案というふうに考えているものでございます。

 それでは、別紙の資料のほうをおめくりいただきまして、1ページ、2ページでございますが、新しい区役所整備の必要性、これは新しい区役所整備基本構想(素案)でお示しをしたものと同様でございます。1番で現区役所の概要について記載をしています。2ページの現区役所の課題と新しい区役所整備の必要性でございますが、課題につきましては五つに整理をしてございます。課題1が施設や設備の老朽化、課題2、床面積の不足、課題3、災害対策、課題4、行政需要の変化や情報化社会の進展への対応、課題5、区民が区政に参加し、活動する機能の不足でございます。

 おめくりいただきまして、3ページ、4ページが新しい区役所整備における基本的な条件でございます。1番に敷地の概要をお示ししてございます。基本要件等、表でお示しをしています。4ページが都市計画の条件等でございます。こちらも基本的には新しい区役所整備基本構想(素案)と変わってございませんが、計画地を含むエリアには中野四丁目地区地区計画が定められており、土地利用方針として避難場所としての安全性の確保や商業・業務、居住、公共公益等の機能を備えた複合市街地の形成が示されています。このうち計画地については、再開発等促進区や地区整備計画が決定されており、新しい区役所の建設に当たっては、地区整備計画に容積率や高さの最高限度など、建築物に関する事項を追加して定めることになります。

 一方、計画地に隣接する周辺区域においては、再開発等促進区や地区整備計画は定められていませんが、地区計画の土地利用の方針に沿った複合市街地の形成が求められており、中野式の都市にふさわしい土地の高度利用と安全で快適な都市空間の形成を図る必要があります。こうした条件を踏まえて、今後関係機関と協議・調整を行い、計画地を含むエリア全体で再開発等促進区や地区整備計画を適切に定める中で、区域の容積率のあり方などとともに、庁舎機能及び隣接する周辺区域と連携した防災空間や緊急車両動線ともなる区域内通路の整備など、都市計画上の取り組みを明確にしていくものでございます。

 続きまして、5ページからが新しい区役所整備のありかたでございます。

 1番が建物配置でございます。図が5ページにございますけれども、配置計画と動線計画を示したものになります。青い線が車両動線で、区役所の北側から区役所の建物内に車路を設けて地下に入っていく想定でございます。それから、歩行者動線につきましてはオレンジ色の矢印で示しておりますが、中野駅に近い方面を含めまして複数の出入り口を設けたいと考えております。集いの広場という西側の広場からも区役所内に入っていくことができ、集いの広場から庁舎へ続くにぎわいを創出するよう整備をしていきたいと考えております。

 6ページが空間構成でございます。階数は11階程度を想定しております。上層部に議会ゾーンを考えております。そして、コミュニティゾーンにつきましては低層部を考えております。コミュニティゾーンは総合窓口の配置、また、区民同士の交流、活動する機能等を集約し、エスカレーターを設置し、移動についても適切に行っていきたいと考えているものでございます。

 なお、コミュニティゾーンの上に東京都第三建設事務所、その上にオフィスゾーンというふうに考えているところでございます。

 (4)の地下階でございますが、地下につきましては、駐車場とともに中野区保健所の検査室などを整備していきたいと考えております。

 それから、7ページ、8ページが新庁舎の規模でございます。想定人数等変わってございませんけれども、駐車規模の算定につきましては、現区役所の現状等を踏まえ、必要な面積を算定しています。表のところにございますように、事務室から東京都第三建設事務所まで、①から⑨含めまして4万4,200平米でございます。駐車場を除きますと、現庁舎より1万3,200平米ほどふえる形になります。ふえている要因としましては、③の保健所機能、④、⑤、⑧といった公共公益活動のスペース等でございます。そのほか、庁舎の面積、事務室等の面積につきましても9,600平米ほどふえていく想定でございます。8ページ目はそれぞれの区分の御説明をしているところでございます。

 9ページからが新しい区役所整備の基本的な考え方でございます。9ページの図のところにございますように、整備の基本的な考え方、これは新しい区役所整備基本構想(素案)のときと同じでございます。4つの機能と3つの性能を考えておりまして、10ページ以降がそれぞれの御説明になっています。

 10ページが機能実現①区民サービスの向上でございます。前回の特別委員会で総合窓口のサービスのあり方について御説明をさせていただきました。その部分をこの機能実現①区民サービスの向上でまとめているところでございます。

 (1)といたしまして、おもてなしの心を持ってサービスを提供する区役所。中身としましては、①の窓口サービス機能の向上、それから②の誰もが利用しやすい環境の構築、11ページのほうにまいりますが、③誰もがわかりやすい案内・誘導の構築、④保健所の併設、⑤中野区消費生活センターの配置でございます。

 それから(2)といたしまして、いつでもどこでも利用できる行政サービス。①電子申請手続きの拡充、②夜間・休日窓口の拡大、③アウトリーチによる対面サービスや個別支援の充実でございます。

 12ページからが機能実現②区民活動の推進でございます。(1)としまして、コミュニティの中心となる区役所。①シティホールの整備というふうにございますが、新しい区役所の1階に、区民が主体的にまちづくりに参加し、協働していくための拠点としての機能をシティホールとして整備いたします。コンサートや講演会、展示会など、さまざまなイベントが開催できるスペースとして整備をするものでございます。

 また、このシティホールにつきましては、フードコート等飲食スペースや売店などを設置いたしますとともに、庁舎西側の集いの広場と一体的な活用を図っていきたいと考えております。この1階部分につきましては、休日や閉庁時も御利用いただけるよう工夫していきたいと考えております。

②がグローバルな交流拠点の整備でございます。新しい区役所には、区民や公共公益活動団体も利用できる会議室を配置いたしまして、通常の会議のほか、海外から来庁者を迎えたり、また、インターネットを通じた他言語会議など、グローバル活動の拠点となるよう整備をしたいと考えております。

 また、国内外の友好・姉妹連携の自治体や里まち連携の自治体との交流を充実するため、PRコーナーの設置などを考えていきたいと考えておるところでございます。

 それから、13ページが区民自らが主役となる区役所でございます。①が公共公益活動団体事務室等の設置としまして、町会連合会のように区内全域を活動範囲とする公益団体の事務室等を確保していきたいと考えております。

 ②が公共公益活動支援機能の拡充でございます。介護や子育て等、支えあい活動で大きな役割を果たしているNPO法人など、公共公益活動団体を支援するため、PRコーナーの設置、また区民と各団体を結びつけるための支援機能の充実、こういったことを考えていきたいと思っております。

 (3)の情報発信の拠点としての区役所でございますが、①活動情報等発信スペースの設置、②区政情報コーナーの拡充、③観光案内コーナーの設置、④デジタルサイネージの活用、こういったことを検討していきたいと考えております。

 それから、15ページ、16ページが機能実現の③行政機能の強化でございます。

 まず(1)としては、知的生産性が高い区役所ということで、①のところに効率的で創造性の高い執務空間の確保というふうに書いてございます。執務スペースにつきましては、携帯電話や無線LANの導入、ユニバーサルレイアウトといいまして、ちょっと下のほうに注がございますけれども、デスクの配置を均一にしまして、スペース効率を高めていくレイアウト方式でございます。組織改正等、人事異動等があった場合にも机や椅子は動かさず、人のほうが動いていくということで、コストをかけずに効率的に組織変更等対応できるというものでございます。青梅市役所、町田市役所等がユニバーサルレイアウトの事例ということで写真を載せているところでございます。

 それから、16ページ②が行政サービスを支える情報基盤の構築と情報通信機器の拡充ということで、本庁舎内の情報システムや情報機器は、効率的な業務執行、円滑なコミュニケーションを支えるものというふうに整備をしていきたいと考えております。

 それから③がセキュリティの確保ということで、各ゾーンに応じたセキュリティの確保を考えていくこと、また、情報システムのサーバーについては、庁外のデータセンターへの設置を検討していきたいと考えております。

 また、(2)としては災害対応能力の高い区役所ということで、災害対策本部、情報処理室・無線室、オペレーションルーム等を整備してまいります。災害対応につきましては、後ほど性能実現のほうでも御説明をさせていただきたいと考えております。

 それから、17ページ、18ページが機能実現④開かれた議会機能でございますが、この部分につきましては、現在議会のほうで御検討をお願いしているところでございます。充実した議会機能や区民とつくる議会、議会部門主要諸室の整備方針等記載をしていけたらというふうに考えているところでございます。

 続きまして、19ページ、20ページが性能実現①になります。環境配慮型区役所の実現ということで、緑化の推進、エネルギーの面的利用の検討、このエネルギーの面的利用につきましては、区役所・サンプラザ地区再整備事業などと連携をしまして、その地区、街区レベルでエネルギー利用の効率化を図っていきたいというものでございます。

 また、③としましては、エネルギー負荷の低減を考えていきたいと考えております。20ページがそのイメージ図でございます。

 続きまして、21ページからが性能実現②安全・安心の拠点でございます。

 (1)が災害対応能力の高い区役所ということでございます。(2)が災害対策本部機能の充実ということで、災害対策本部室等、それぞれの用途と面積についても算定をしているところでございます。22ページが災害対策本部諸機能の活用方法でございますが、平常時は庁議室や会議室等を使っているところを、災害時については災害対策本部室、オペレーションルームに切りかえて災害対応をしていきたいというふうに考えているものでございます。

 なお、(3)災害時における迅速な機能転換につきましては、中野駅周辺に立地する企業や大学に加え、新たに平和の森公園に整備する体育館との連携や役割分担を十分に検討し、地域防災力を向上させる区役所としていきたいというふうに考えているところでございます。

 なお、23ページが区役所の安全性、事業継続性の確保ということで、災害時の安全性の確保策でございますが、こちらも新しい区役所整備基本構想(素案)と同様でございますが、国土交通省が定めた官庁施設の総合耐震・対津波計画基準による最も高い耐震性能、構造体のⅠ類、建築非構造部材のA類、建築設備について甲類を想定しているものでございます。

 なお、構造形式でございますが、建物内の揺れを少なくして什器の転倒・設備の機能障害を避けることに有効な免震構造の採用を検討していきたいと考えております。耐震、制振、免震構造の特徴については、下のほうの図で示しているところでございますが、区としては免震構造の採用を検討したいと考えております。

 また、豪雨などの風水害による浸水を防ぐために、出入り口へ止水板を設置したいと考えているところでございます。

 それから、24ページがライフラインの途絶対策ですが、発災時から復旧・復興までの段階的な状況に合わせた業務継続に必要な電力の供給を確保していきたい、このように考えております。

 また、(5)として安全・安心に配慮した区役所ということで、スリップ止め、コーナーガード等、しっかりとつくっていきたいというふうに考えております。

 それから、25ページが性能実現③施設の長寿命化でございます。更新性能の向上としまして、スケルトン・インフィルなどの考え方を導入したいと考えております。スケルトン、柱や床などの構造の部分と、インフィルという内側の部分ですね、間取りや内装、この部分が分離できるように建物をつくっていくことによりまして、耐震性、耐久性のある構造体を保持し、また、室内をつくり変えて建物を使うということができるということから、施設の長寿命化になるというふうに考えているものでございます。

 また、維持管理しやすい庁舎ということで、メンテナンス頻度の低減のため、高耐久品の採用ですとかメンテナンスのしやすさについても考えていきたいということでございます。26ページが計画のイメージ図でございます。27ページの上側が東側から見た断面図のイメージでございます。下側の建物のイメージは、南東から見たイメージでございます。

 御説明は以上でございます。

委員長

 ただいまの報告に対して御質疑はありませんか。

高橋(か)委員

 幾つかお聞きしたいんですけれども、都市計画云々の話の中で、周辺の地域も含めて考えていくというお話はあったんですけれども、一方で5ページの動線計画を見ると、この区役所の敷地の単体での考え方が示されているんじゃないのかなと思うんですね。もう一つ、6ページのほうへいくと、階数は11階程度という、基本的にこの敷地の中での設計ボリュームで全体を考えていると思うんですけれども、とにかく新しい区庁舎、1回建てたらそれこそ50年、100年もう建たないわけで、旧区役所の跡地利用、区役所から新区役所へ行く、そうすると、跡地の考え方も出てくる。そういうもの全体がパッケージで、一つの事業スキームの一部だと僕は考えているんですけれども、そうしたときに、ここになるべく多くのボリュームを乗せて、収支の向上にも寄与するし、周辺のランドマークとしても機能するとか、そういうことを考えたときに、実際に周辺地域と促進地区に外れている地域とかも含めて、その辺の話になってから3年、4年たつわけですけれども、実際の取り組みというのはどういうふうに考えていらっしゃるんですか。

松前都市政策推進室副参事(中野駅周辺まちづくり担当)

 委員御指摘のこの新庁舎の計画時、それとその周辺の地区計画はかかっていますが、促進区のかかっていないところ、この区域につきましても一体でどのようなまちづくりが描けるか、今協議をしているところでございます。きょう報告のありますこの検討状況の図面は、まさに庁舎にかかる部分だけを図示しているところでございますが、基本的には周辺地区含めてどのような歩行者ネットワーク、あるいは空間が生み出せるかといったところをまさに今、協議をしているところでございます。

高橋(か)委員

 そうすると、協議の進展ぐあいによっては、全体の計画地の区画も変わってきたり、あるいは周辺地域も、スケジュールはありますよ。全体のスケジュールはあるけれども、一つの考え方の可能性としては、この区役所敷地単体での計画で引き続きいくのか、あるいは周辺地域も巻き込んだ大きな面として、例えば考え方としても大きなボリュームで階層を建てて区分所有で持たすとか、そういうかわりをするとか、そういう考え方での新しい考え方も、場合によってはその進展ぐあいで出てくるのか。あるいは、ボリュームを、容積を飛ばしてさらに容積を積んで、11階じゃなく、もっと多層階になりましたというような新たな考えが出てくるというか、あるいはそういう可能性も探っていくということもあるんですか。

松前都市政策推進室副参事(中野駅周辺まちづくり担当)

 基本的には、この新庁舎につきましては、現在のこの区画の中でどれだけ容積を緩和できるかという範囲での計画になってまいります。この容積率そのものが庁舎のこの区域だけではなくて、周辺の区域も含めてどれだけ緩和ができるのかといったことを協議しているところでございます。おおむねこの区域で見直し相当で緩和できる容積率や、周辺の地区計画等々照らし合わせて、恐らく現在お示ししているような規模、これがほぼその計画の範囲内におさまってくるようなボリュームになるであろうというふうに考えております。

高橋(か)委員

 じゃあ、その計画区域としては、あくまでも区の敷地というか、この区画で考えるということで、例えば周辺の促進地域に入っていない地域を含めてもっと大きな敷地計画で新たな整備計画を考えるということはないということでいいわけですね。

松前都市政策推進室副参事(中野駅周辺まちづくり担当)

 はい、そのとおりでございます。

高橋(か)委員

 じゃあ、ここの区域でいくとなったときに、その容積の割り増しをどれだけとれるかということで大きく変わってくると思うんですけれども、周りのところの容積をここに乗せるような、容積を飛ばすようなことは考えるんですか、考えないんですか。

松前都市政策推進室副参事(中野駅周辺まちづくり担当)

 今協議をしている内容からしますと、この新庁舎の区域で見込まれる容積率は、ほぼ必要とされる床を得るだけでその容積は使い切ってしまうだろうというふうに考えておりまして、何か余分にとってそれをどこかに飛ばすということは考えておりません。

高橋(か)委員

 区の機能として必要なのはこのボリュームであるということで、それを進められるのはいいんですけれども、ただ考え方としては、極力持ち出すお金であったり、将来にツケを残さないという意味では、事業計画として例えばですけれども、容積を飛ばしてこっちでもらっておいて、その余った容積をどこかほかで貸すとか、収支の改善につなげるとか、そういう不動産事業的な考え方もあってもいいかと思うんですけれども、その辺の検討というのはされたんですか。

松前都市政策推進室副参事(中野駅周辺まちづくり担当)

 現在この庁舎とその周辺エリアを含む区域の中で得られる基盤ですね、地区施設等々の規模からまいりますと、委員がおっしゃるような容積率が大幅に緩和できるということは相当難しいだろうと思っております。この立地とここで獲得できる地区施設の内容から照らして、繰り返しになりますけれども、新庁舎についてはおおむね必要とされる規模、それを何とか開発できる分ぐらいの容積の緩和が精いっぱいではなかろうかといったところです。

高橋(か)委員

 限界ということだという話でありましたけれども、とにかく都心3区ではありませんけれども、今注目されている中野区だし、国がいろいろな形での、地域の活性化策の中でいろいろな重みづけをしている動きもある中なので、ぜひその可能性としては、収支改善をいかにするかという話と、いかに大きなボリュームの中でこれからのフレキシビリティのある執務環境であったり、安全機能のさらなる追加であったり、そういうものをぜひ考えてほしいと思いますので、それを引き続き検討していただいて、排除ありきとかじゃなくて、常にいろいろな可能性を貪欲に求めていただきたいと思います。これは要望としておきます。

 それともう一つ、防災機能のところで、22ページの災害時のレイアウトの話が出たんですけれども、これは備蓄ゾーンというか、その辺の関係とかはうまく整合性がとれているんでしょうか。備蓄と全然かけ離れているとか、あるいはみんなそこに寝ずに泊り込むわけなので、寝るだ、食べるだ、そういう生活、職員が、災害対応の人たちが生きていくための必要なところとの物理的な乖離があったりしちゃいけないと思うんですけれども、その辺はきちんとうまく回っていくようになっているんでしょうか。

鈴木都市基盤部副参事(防災・都市安全担当)

 こういった災害対策本部としてのオペレーションルームと防災備蓄スペースの関係につきましては、防災備蓄スペースについては、現時点で新庁舎のどこにレイアウトするかということまで決定してはおりません。これにつきましては、委員の御懸念がありますとおり、震災が起きても水害が起きても備蓄スペースに害がないよう、適切な場所に確保するように努めてまいります。

高橋(か)委員

 大切な職員がストレスの中で寝ずに働くわけだから、食事するところ、寝るところ、休憩するところ、本部、オペレーションやるところ、備蓄の物資があるところ、その辺をうまく考えて、トータルでうまく機能するようにぜひ考えてほしいと思います。よろしくお願いします。

 それともう1点、いろいろな事例が、ほかの役所等の事例等ありますけれども、これは最近できた行政の事務所とか、あるいはもうできそうなところとか、その辺というのはもちろん全員で見るとか、そういうものが大事ですけれども、担当の方はくまなく徹底的に見て、チェックして、いい、悪いとか、特徴とか、それぞれ経緯とかであるんでしょうけれども、それぞれの特徴を全部チェックして、中野がそういうもののいいところを全部どりして、一番いい区役所にしてほしいと思うんですけれども、その辺の取り組みはどうなっているんでしょうか。

朝井経営室副参事(経営担当)

 今後、基本設計に入っていく前までにたくさんのところを見ながら、民間も含めて新しいレイアウトの考え方、それから新しいオフィス機能のあり方について十分検討していきたいと考えております。

高橋(か)委員

 ぜひ新しくできたところ、あるいはもう計画が具体化しているところを、別に責任者の方が全部見なくてもいいので、担当の方でもいいから全部レポートさせていいものを。それから、都心の大手のデベロッパーとか不動産会社とか、あと、スーパーゼネコンとか5社ぐらいありますから、そういうところはきちんとレポートして、その考え方とかそういうものを、彼らは大家さんたちだから、一番いいものをつくっているわけなので、そういう考え方をぜひ取り入れていただきたいと思います。

高橋(ち)委員

 高橋(か)委員に関連してなんですけれども、大事なことを彼は言っていると思いますけれども、官民いろいろ建てかえているところがあるじゃないですか。さっきも22ページの災害時における本部機能、これは一応予定だから、会議室とは限らないんだろうけれども、私たちなんかが見に行ったのは民間なんだけれども、災害が起きたときは社内の社員用のレストランが本部になって、全て設備が整っているというところに勉強がてら行ってきたわけです。そういうことも懸念して彼は聞いたんだと思うんですけれども、会議室を利用するとか、そういう発想も大事なのかもしれないけれども、もっと身近なところでいいものがたくさんあるというふうに感じ取るので、収集してよいものに取り上げていってもらいたいなと思います。

 それに関連して、今の構想の中だとカフェテリアとかが1階に入って、いろいろな方たちが使えるような構想になっているんだけれども、建物の中には職員の皆さんとか、外から来る人たちのための飲食ができるブースを設けるということは考えていないんだ。

朝井経営室副参事(経営担当)

 具体的な設計はもちろんこれからになりますけれども、新しい区役所整備基本計画(素案)としては飲食スペースについては集いの交流等を促進する機能も十分にありますので、1階に集約したほうがいいのかなというふうに考えているところでございます。

高橋(ち)委員

 場所はいろいろあるでしょうけれども、その基本的なところを忘れないでもらいたいなというふうに思うんですね。やっぱり区民の方たちの集うところが大事なんだけれども、それも大事だけれども、ここの中にいる人たちだって大事なわけじゃないですか。だから、基本的にもうちょっと、1階に何かをつくるといっても、みんなが使い勝手のいいようなものを考えてくれたらいいかなというふうに思います。要望です。

酒井委員

 以前は、新しい区役所整備基本構想(素案)で示されたと思うんですね。区役所の規模感の中で、今回、以前よりも少し大きくなっているのかなと思うんです。それはもちろん東京都第三建設事務所の部分が足されたんだと思うんですけれども、もともと延べ床面積の広さというのは総務省の基準があって、区が今まで積み足してやってきたんだと思うんですけれども、その数字がちょっと変わってきているのかなと思うんですけれども、そこをもう少し詳しく教えてください。

朝井経営室副参事(経営担当)

 おっしゃるとおり、新しい区役所整備基本構想(素案)につきましては、総務省基準で算定をしていました。その後、執務環境等、担当のほうで調査した結果、事務室面積等につきまして少しふやしてございます。それから、倉庫、書庫等はふやさなかったんですが、議会のほうの面積につきましても総務省方式で構想のときは算定をしていたんですが、既存議会棟と同程度は確保したいということで若干ふやしてきています。あと、文書庫なども再精査をし、若干ふやしたというところでふえてきているものでございます。

酒井委員

 当初そういったもので示していたわけでしょう。ふやしたわけですね。そこの理由がもうちょっとわからないと、何でもかんでも広くできるのかというわけじゃないじゃないですか。そこをもう少し。議場のところは、今の部分はやっぱり維持したいというのはわかるんですけれども、執務スペースも幾らでも広くしようと思ってもできるわけじゃないですか。そうしないためにそういう基準があったわけでしょう。区としてはそれを参考にしてやってきたわけなんですよね。ここにきて急に数字が変わってきているので、そこを教えていただきたい。

朝井経営室副参事(経営担当)

 具体的にふえた部分としましては、事務室面積等なんですけれども、それぞれの事務室の中で必要なスペース等執務環境調査をする中で、精査をしつつですけれども、具体的に検討して積み上げた結果、もう少し広く必要だろうということで、その部分で若干ふやしたところ。それから議会の部分でふやしたところが主なところですので、その事務室部分がどうしてふえたかということにつきましては、それぞれの事務室の中でも特別に個別のシステムのサーバー室が必要だったり、また、職員間の相談の専門の部屋が必要だったりということで、そこもまだ積み上げ段階ではございますけれども、やはりもう少し広くとっておいたほうがいいだろうということで広くしたという状況でございます。

酒井委員

 一定の考えを持ってやらなければ、どんどん延べ床面積が広くなっちゃいますし、その分費用もかかるもので、ちょっと確認で教えていただきました。これまでだと、事業手法や整備費、財源等、整備スケジュールというのは一定程度示されていたんですね。今回、先ほど次回の報告でそれに関しては御報告したというふうなことだったかと思うんですけれども、これまでの考え方と大きく考えって変わっていないという理解でよろしいですか。

朝井経営室副参事(経営担当)

 大きく変わっているところではございませんけれども、今現在素案の検討段階でございまして、まだその部分については検討中でございますので、素案として公表する段階ではその部分を盛り込んでいきたいというふうに考えております。

酒井委員

 新しい区役所整備基本構想(素案)の中でも結構数字も具体的にだとか、年度も落とし込んできていたわけじゃないですか。検討状況でもあってもいいのかなと思ったので、ちょっとお聞きしたかったんですけれども。

朝井経営室副参事(経営担当)

 申しわけありません、その部分は、きょうまでにまだ検討が間に合っていませんので、お示しできていない状況でございます。

酒井委員

 22ページの災害時の迅速な機能のところなんですけれども、本庁舎とそれからまた体育館とで役割分担をしっかりしなければならないということなんだと思うんですが、それは例えば熊本地震なんかを見ておりますとボランティア、それから、避難物資の支援などがさばき切れないところもあったということなので、そうすると、この本庁舎の機能とこの体育館、二つの大きな防災のかなめになると思うんですけれども、そういったこともうまく交通整理しながら今後考えていくということでよろしいですか。

鈴木都市基盤部副参事(防災・都市安全担当)

 現在の地域防災計画におきまして、中野区役所は災害対策本部に加えまして、物資の集積場所としての役割も担っております。それにつきまして現在、平和の森公園のほうの新体育館整備に合わせまして物資の拠点につきましては、たくさんの物資をさばくという観点では、災害対策本部と同時運営は難しいと思われますので、体育館のほうに移設をすると。そういったことも含めまして、委員の御推察にもありましたが、災害対策本部としての区役所と、そして新たな防災拠点としての新体育館と、そういった役割を十分検討し、効果的な災害対応ができるように行っていくという意味でございます。

いながき委員

 内装ですとか外装にかけるコストの考え方についてお聞きしたいんですけれども、内装、外装、デザインにどれだけこだわるかですとか、中の素材、資材をどういったものにするのかで全然値段が変わってくると思うんですけれども、その辺は例えば機能等コスト最優先で、中野区ならではの区役所のデザイン性みたいなものは本当に一番後回しにされるということであるのか、それとも、ある程度そういったデザインにも予算の範囲内でこだわるところはこだわるのかとか、例えば区役所の本会議場の壁だとか、あれはたしか区民の耳をイメージしてつくってあるということで、ちょっとこだわっていたりするんですけれども、そういったものを事例として、内装、外装に対するデザインですとかのコストにかける考え方についてちょっと教えていただきたい。

朝井経営室副参事(経営担当)

 その辺りにつきましては今後の検討になってくるところでございますけれども、本日、環境配慮型庁舎のイメージというふうにお示しをさせていただいております。素材についても、環境の配慮というのは必要だと思っています。あと、新しい区役所整備基本計画(素案)の中で申し上げている部分で言えば、やはり維持管理がしやすい機能、素材ですね。それから、将来にわたって使っていきますので、そういった機能の変更にも十分に対応できるようなつくりにしていきたいというところでございます。考え方としましては、コミュニティゾーンというのを下のほうに設けますので、やはりシティホール機能を適切に果たしていくという上での必要な素材のクオリティーというのはあるのかなと思っています。逆に、執務空間ゾーンについては、やはり機能重視ですので、素材もそんなにぜいたくなものは使えないというふうに考えております。外観等をどうしていくかにつきましては、今後の検討というふうに考えております。

むとう委員

 先ほど高橋(か)委員のほうでも触れられていらしたんですけれども、今、いろいろと協議中という御説明だったかと思うんですけれども、この民有地って、大きなマンションが二つあるエリアでもありまして、普通の住環境の中で暮らしている皆さんが数多くいらっしゃる場所であるわけですけれども、それが集いの広場という部分と隣接していくわけですので、にぎわいをもたらしたいということではありますけれども、普通に住んでいらっしゃる住環境とにぎわいというところがうまく調合していかないと、もともと住んでいる人たちの住環境を脅かすような区役所になってはならないという部分があるんですけれども、さまざま協議中ということであるので、そこら辺も含めて協議されていることだと思うんですけれども、民有地の皆さんとの協議というのは、スムーズにいい形で話し合いというのを進められているのでしょうか。これまでに何回ぐらい協議が開かれて、どういう状況なのかとか、今後どういう形で協議を進めていくおつもりなのかとか、その辺の御説明をお願いいたします。

松前都市政策推進室副参事(中野駅周辺まちづくり担当)

 この方針区域と呼んでいる区域の地権者様とは、警察大学校跡地の開発の時点からずっと定期的にここの場所の開発の状況だったり、内容だったりを情報共有しているところです。いよいよ新しい区役所の整備に際して、この周辺の地権者様たち、特にマンションにお住まいの地権者に関しましては、将来自分たちの建てかえについてどうあるべきかを真剣に、自分のこととして検討を始めているところでございます。基本的には、ここの地区計画を見直す際に、自分たちの将来の建てかえも可能になるようなことを今検討を始められているところでございます。そういったことを含めて、我々定期的にお話し合いの場を持っておりますし、この区域全体でどのような施設をどういうふうに入れられていくのかといった考え方も、基本的には方針を共有しながらそれぞれで将来計画を検討していると、そういう状況でございます。

むとう委員

 いい形で話し合いを進めていってほしいなというふうに思っておりますので、今おっしゃったように住民の方々は将来的な建てかえも視野に入れて区と協議を進めているということも聞いておりますけれども、全く隣接するわけですから、しっかり近隣住民の方の意向がうまい形で反映できるように、その辺は十分な配慮をしていただけるように要望しておきますので、お願いいたします。

久保委員

 4ページ、今のところです。ここにある周辺区域においては云々というところで、中野四季の都市(まち)にふさわしい土地の高度利用という言葉がありますよね。これってどんなことですか、具体的に。

松前都市政策推進室副参事(中野駅周辺まちづくり担当)

 現在、この新庁舎と周辺区域も含めて、用途地域は第一種中高層という用途地域でございます。容積率も現在は200%ということなんですが、基本的には、この再開発と促進区を定める地区計画という制度そのものがふさわしい基盤を構築することで容積を緩和して、今よりも建物であれば高度利用ができるということをベースとした地区計画であるということでございます。したがいまして、例えばこの四季の都市(まち)にふさわしい土地の高度利用、これ、マンションの将来の建てかえ等に勘案して考えれば、今は2棟のマンションという形ではあるんですけれども、皆さん自主的に検討されているところでございますが、もう少し協力をして高層の建物という可能性ができるのではないかと、そういったことを含めての表現だということです。

久保委員

 建てかえを視野に入れて、どのような建てかえのあり方がいいのかというところを検討され始めたということですね。

 あと、下から2行目のところの緊急車両動線、これも区域内通路の整備ということなので、要するに今言われていたところのエリア内での緊急車両の通路ということかと思うんですけれども、これは現状がどういう風になっているのかということと、例えば緊急車両動線というのがここの区域内だけの問題なのか、もしくは中野区役所や先ほどの集いの広場、これらとも連携を図るような形になってくるのか、その辺はどうなるんでしょうか。

松前都市政策推進室副参事(中野駅周辺まちづくり担当)

 基本的にはこの都市計画の見直しについては、新庁舎の敷地内だけではなくて、この周辺の方針区域を含めたまだ地区整備計画を定めていないところの地区全体で考えていきたいというふうに考えております。したがいまして、この緊急車両の動線につきましても、本日の資料では5ページに敷地内通路といった、ここを車両動線の想定を考えているといったような御説明があったかと思いますけれども、こういったところの車両動線、あるいは歩行者動線、その他自転車の動線などを、この区域全体でどのように設置をしていけるかといったことを含めて、今検討してございます。

久保委員

 要するに、この敷地内通路というのは、今ここだけですけれども、建てかえのあり方によっては、ここの中までずっと抜いていくとか、そんなことも考えられるということですか。要するに、区役所の庁舎のある敷地内通路というのは敷地内ですけれども、敷地外の部分での緊急車両の通路というものも設置をしていく中で、それで連携を図っていくということですか。

松前都市政策推進室副参事(中野駅周辺まちづくり担当)

 この緊急車両動線というところだけにこだわらず、この区域全体で新庁舎の敷地、あるいは周辺の地権者様の敷地を含めて、どのような道路通路ネットワークがとれるんだろうかといったところを今検討してございます。

久保委員

 あともう1点なんですけれども、熊本の震災があったので、きょうも皆さんからそういった角度の質問が多いのかなと思いますが、12ページのところのシティホールの整備とグローバルな交流拠点の整備というところなんですけれども、これも1階部分でありますので、やはり屋根が必要で、逃げ込めるような場所というのが必要になってきたときに、開放ができるようなスペースということになってくるのかなと思うのですが、ここの中では防災という視点での言葉はないのですが、この辺はそういった場合を想定はしているんでしょうか。

朝井経営室副参事(経営担当)

 シティホールにつきましては多目的を想定していまして、災害時等にも例えばさまざまなボランティアの人の集う場所であったり、救急のさまざまな配布であったり、いろいろな用途は考えられるかなと思っておりますので、臨機応変にシティホールについてはその時々のニーズに合わせて活用していけるのかなというふうには考えております。

久保委員

 活用型もいろいろなことをシミュレーションしておかなければいけないと思うので、万が一そういう場合、先ほどボランティアの集いの場というような言葉もありましたけれども、どういうふうにここを活用するのかということも、具体的なところをもう少し御検討いただけたらなと思います。

 それと、ちょっと戻りまして5ページ、動線計画なんですけれども、中野駅北口からのアクセスを考慮しということで、これが1階部分からけやき通りのほうから入ってくるようなことを想定されているかと思うんですが、今後区役所・サンプラザの再整備などに当たりまして、北口のほうから例えばデッキで、そのまま区役所まで来られるとか、そういったことというのは今は検討されていないんでしょうか。

松前都市政策推進室副参事(中野駅周辺まちづくり担当)

 現在、区役所・サンプラザ地区再整備につきましては、実施方針を定めて事業協力者の募集を行っているという状況でございます。したがいまして、将来どのような建築物がどのように配置されて、デッキで周辺にどのような接続ができるかといったところにつきましては、これからの検討だということで、今の時点で何か具体的にお示しをすることはできません。今の時点においては、少なくとも地上においては、けやき通りからの動線でエントランスをこの配置で想定をしているという範囲の状況でございます。

浦野委員

 1点だけ確認させてください。先ほど整備費や今後の手法のところは、先ほどの酒井委員のところで、大きくはこれまでこの新しい区役所整備基本構想(素案)で示されたものとは変わらないけれども、今回の報告には間に合わなかったということなんですけれども、今度2定の報告の中では、例えば前回も整備費を、財源を区役所・保健所を最大限有効活用するとか、その支出については一時的な起債や基金を活用してというふうな書き方であったんですけれども、その辺りの具体的なところも今度の報告の中で示されるということでよろしいでしょうか。確認です。

朝井経営室副参事(経営担当)

 整備費の部分についても現在検討中ですので、検討結果については素案に出していきたいと考えております。

委員長

 よろしいですか。

 

〔「はい」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 質疑がなければ、以上で本報告については終了します。

 次に2番、その他で理事者から何か報告はありますか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 なければ、以上で所管事項の報告は終わります。

 審査日程のその他に入ります。委員会を暫時休憩いたします。

 

(午後1時50分)

 

委員長

 委員会を再開します。

 

(午後1時54分)

 

 次回の委員会は、休憩中に確認したとおり第2回定例会中として、急を要する案件が生じた場合は正副委員長から連絡させていただきたいと思います。御異議ありませんか。

 

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 ありませんので、そのように決定します。

 以上で本日予定した日程は全て終了いたしますが、各委員、理事者から何か発言はありませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 なければ、以上で区役所及び体育館整備調査特別委員会を散会します。

 

(午後1時55分)