平成28年05月18日中野区議会区内駅周辺等まちづくり調査特別委員会
平成28年05月18日中野区議会区内駅周辺等まちづくり調査特別委員会の会議録
平成28年5月18日 区内駅周辺等まちづくり調査特別委員会

中野区議会区内駅周辺等まちづくり調査特別委員会〔平成28年5月18日〕

 

区内駅周辺等まちづくり調査特別委員会会議記録

 

○開会日 平成28年5月18日

 

○場所  中野区議会第1委員会室

 

○開会  午後100

 

○閉会  午後4時17

 

○出席委員(14名)

 篠 国昭委員長

 羽鳥 だいすけ副委員長

 ひやま 隆委員

 内野 大三郎委員

 内川 和久委員

 甲田 ゆり子委員

 いさ 哲郎委員

 佐野 れいじ委員

 南 かつひこ委員

 小林 秀明委員

 森 たかゆき委員

 石坂 わたる委員

 市川 みのる委員

 長沢 和彦委員

 

○欠席委員(0名)

 

○出席説明員

 都市政策推進室長 奈良 浩二

 西武新宿線沿線まちづくり担当部長 角 秀行

 都市政策推進室副参事(産業振興担当) 青山 敬一郎

 都市政策推進室副参事(中野駅周辺まちづくり担当) 松前 友香子

 都市政策推進室副参事(中野駅周辺計画担当) 石井 大輔

 都市政策推進室副参事(中野駅周辺地区整備担当) 吉田 陽市

 都市政策推進室副参事(中野駅地区都市施設調整担当) 小幡 一隆

 都市政策推進室副参事(中野駅地区都市施設整備担当) 江頭 勝

 都市政策推進室副参事(西武新宿線沿線まちづくり担当、沼袋駅周辺まちづくり担当) 山本 健一

 都市政策推進室副参事(新井薬師前駅周辺まちづくり担当) 近江 淳一

 都市政策推進室副参事(野方以西調整担当、野方駅周辺まちづくり担当) 小林 裕幸

 都市政策推進室副参事(都立家政駅周辺まちづくり担当、鷺ノ宮駅周辺まちづくり担当) 菊地 利幸

 都市基盤部長 尾﨑 孝

 都市基盤部参事(都市計画担当) 豊川 士朗

 

○事務局職員

 書記 亀井 久徳

 書記 冨士縄 

 

○委員長署名


審査日程

○委員会参与の変更及び異動について

○議題

 中野駅及び駅周辺地区整備について

 区内駅周辺まちづくりについて

 西武新宿線沿線まちづくりについて

 連続立体交差事業の区間の延伸について

 区内南北交通の利便性向上について

○所管事項の報告

 1 区役所・サンプラザ地区再整備実施方針及び事業協力者の募集について(中野駅周辺計画担当)

 2 鷺ノ宮駅周辺まちづくり地区検討会の設立について(鷺ノ宮駅周辺まちづくり担当)

 3 その他

○その他

 

委員長

 それでは、定足数に達しましたので、ただいまから区内駅周辺等まちづくり調査特別委員会を開会いたします。

 

(午後1時00分)

 

 本日の審査日程について御協議いただくため、委員会を暫時休憩いたします。

 

(午後1時00分)

 

委員長

 委員会を再開します。

 

(午後1時02分)

 

 審査日程についてお諮りいたします。

 本日の審査は、休憩中に御協議いただきましたとおり、お手元に配付の審査日程(案)(資料1)のとおり進めたいと思いますが、御異議ありませんか。

 

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 御異議ありませんので、そのように進めます。

 初めに、お手元に配付の資料(資料2)のとおり、4月1日付けで委員会参与の変更及び異動がありました。本日、当委員会から転出された理事者の方がお見えですので、休憩して御挨拶いただきたいと思います。委員会を休憩いたします。

 

(午後1時03分)

 

委員長

 委員会を再開いたします。

 

(午後1時04分)

 

 次に、異動のあった委員会参与の御紹介と挨拶をお願いいたします。

奈良都市政策推進室長

 それでは、都市政策推進室の参与の異動につきまして御報告をさせていただきます。

 私、都市政策推進室長の奈良でございます。どうぞよろしくお願いいたします。

 続きまして、中野駅地区都市施設調整担当副参事、小幡一隆でございます。

小幡都市政策推進室副参事(中野駅地区都市施設調整担当)

 小幡でございます。よろしくお願いいたします。

奈良都市政策推進室長

 担当が変更になってございます。

 次に、中野駅地区都市施設整備担当副参事、江頭勝でございます。

江頭都市政策推進室副参事(中野駅地区都市施設整備担当)

 江頭でございます。よろしくお願いいたします。

奈良都市政策推進室長

 続きまして、野方以西調整担当、野方駅周辺まちづくり担当副参事の小林裕幸でございます。

小林都市政策推進室副参事(野方以西調整担当、野方駅周辺まちづくり担当)

 小林でございます。どうぞよろしくお願いいたします。

奈良都市政策推進室長

 担当が変更になってございます。

 都立家政駅周辺まちづくり担当、鷺ノ宮駅周辺まちづくり担当副参事の菊地利幸でございます。

菊地都市政策推進室副参事(都立家政駅周辺まちづくり担当、鷺ノ宮駅周辺まちづくり担当)

 菊地でございます。よろしくお願いします。

奈良都市政策推進室長

 以上でございます。どうぞよろしくお願いいたします。

委員長

 以上で委員会参与の変更及び異動についてを終了します。

 それでは、議事に入ります。

 中野駅及び駅周辺地区整備について、区内駅周辺まちづくりについて、西武新宿線沿線まちづくりについて、連続立体交差事業の区間の延伸について、区内南北交通の利便性向上についてを一括して議題に供します。

 学習会及び視察を行うため、委員会を休憩します。

 

(午後1時06分)

 

委員長

 委員会を再開します。

 

(午後3時50分)

 

 所管事項の報告を受けたいと思います。

 1番、区役所・サンプラザ地区再整備実施方針及び事業協力者の募集についての報告を求めます。

石井都市政策推進室副参事(中野駅周辺計画担当)

 それでは、区役所・サンプラザ地区再整備実施方針及び事業協力者の募集について御報告申し上げます(資料3)。

 まず1番、区役所・サンプラザ地区再整備実施方針についてでございます。この再整備実施方針につきましては、平成28年4月に策定をいたしました。方針(案)からの変更点はございません。この説明につきましては割愛させていただきます。

 次に2番、事業協力者の募集でございます。この目的といたしまして、再整備事業に向けた開発計画の検討、事業性の検証の段階から民間事業者の持つ技術、ノウハウを取り入れていくということを考えておりまして、今般この再整備事業計画の策定に向けた検討を行う事業協力者を募集するものでございます。

 (2)で事業協力者の役割を記してございます。再整備実施方針に掲げる事項に係る事業化提案・検討・検証。また、市街地再開発事業に係る施設計画・事業収支等検討支援。その他、関連事項に係る検討、調整等への協力としてございます。

 次に(3)協力期間でございますが、この後予定をしております再整備事業計画の策定までといたします。

 次に(4)費用負担でございますが、事業協力に要する費用は、原則として事業協力者の負担といたします。

 次に(5)応募者の備えるべき参加資格要件でございます。まず、基本的要件ということで、この事業協力者に求める役割分担に基づいて計画検討に取り組む意欲を有するものであるということ。

 次に、裏面をごらんください。

 また、事業が実施に至った際の民間参画事業者への応募の意思を有するものとしております。

 応募者の構成につきましては、単一の事業者、もしくは複数の事業者で構成される事業者グループといたします。

 次に③応募者の参加資格要件でございます。

 施設建築物全体について、計画性、事業性、経済性に優れた企画提案能力を有する者ということで、ア、イ、ウの条件を記してございます。お読み取りいただきたいと思います。

 次に(6)選定に際して求める提案事項でございます。再整備実施方針を踏まえた再整備事業プランの概要、また、その実現に当たっての課題に対する対応方策の提案を求めるものでございます。

 (7)選定方法でございます。学識経験者を含む審査委員会を設置し、応募者から提出された応募書類について当該委員会の審査を経て、1者を事業協力者として選定するものでございます。

 最後に、スケジュールでございます。この5月10日には募集要項を公表してございます。ここから募集を開始したものございます。6月30日をもちまして応募を締め切り、7月中に審査・選定、7月下旬以降には事業協力者名を公表すると考えています。

 御報告は以上でございます。

委員長

 ただいまの報告に対し、質疑はございませんか。

長沢委員

 前回、第1回定例会の際に実施方針(案)が示されて、そこからの変更点はなしだということですから、そのときの予定としては、区役所・サンプラザ地区再整備推進区民会議が開催されて、その中でこの案についての検討もされたと。どういった意見が出てきたのか。結果的には変更なしということなんだけれども、そこをちょっと御紹介いただけますか。

石井都市政策推進室副参事(中野駅周辺計画担当)

 この区役所・サンプラザ地区の区民会議につきましては、4月28日に開催をされました。このときにもやはりアリーナのことについてどのような経緯で出てきたのかとか、まちづくり全体をこれから検討していくということで、こういった区民との意見交換が必要であるというような御意見をいただいたところでございます。

長沢委員

 そういう意味ではこれ、方針としては決定をしたということなんだけれども、2番目の事業協力者の募集のところに移りますけれども、この事業協力者については、それまでにここでも学習会なんかをやりました二つのグループのところがあったけれども、このグループが手を挙げてきた際、要するに協力者の募集に乗っかってきた場合、そこの2者についても別に排除する話ではなかったですよね。ただ、学習会の場だとあれだけれども、そのうちの1者についての学習会の場では、場合によっては現在の都市計画の変更も辞さないようなお話もあった。しかし、この募集をしてきたときに、そういうものも含めての提案であれば、区側が決める上での物差しとしてはまた違った話になるんだけれども、そういうことは検討はされていないということでいいのかな。

石井都市政策推進室副参事(中野駅周辺計画担当)

 この事業方針の中でも、交通基盤については街区再編とか、あるいは最適な交通計画を立てていくということで、そうした都市計画の変更ということも検討していると記しております。今回の事業協力者の募集に際しては、街区とか基盤の考え方、そうしたものについても提案事項としているところでございます。

長沢委員

 要するに、場合によっては都市計画の変更も、それは方針上についても触れているから、別に排除するものではないということね。

 それと、この中の応募者の参加資格要件のアのところで、首都圏において平成17年度以降に完成した開発面積1ヘクタール以上の市街地開発事業においてとあるね。この10年ぐらいの間で完成したところとあるんだけれども、これは何か理由があるんですか。

石井都市政策推進室副参事(中野駅周辺計画担当)

 今回、この市街地再開発事業の実績ということで、これから計画をしていこうという事業につきましては、市街地再開発事業をベースにして進めたいと考えております。そうしたときに、事業協力者として実績の中でのノウハウを活用したい。そうしたところから、こうした要件を設けたものでございます。

長沢委員

 今の御説明だと、ちょっとよくわからない。つまり、市街地再開発事業自身がいつに始まって、法律上、制度上何かの変更がこの区間に前後してあったから、だからこの10年間の中での実績を見て決めるというお話を今言っているの。僕が聞きたいのは、一定の期間のところで決めるというのはあるにしても、その基準がわからないから聞いている。つまり、一定の制度の変更があって、その中においてこういう実績をしてきたというお話だったら、そういう説明をしてほしいんだけれども。

石井都市政策推進室副参事(中野駅周辺計画担当)

 市街地開発事業、制度の変更、この間もいろいろあったかと思います。この中で、直近の10年の中での事業、これらを実績として捉えたいということでございますので、特に10年というのは、前回のパートナーの実施のときにも10年前ということで捉えておりましたので、今回についてもこの10年間の中であった市街地再開発事業の実績を捉えていくというものでございます。

長沢委員

 1点聞き忘れちゃった。費用負担のところは原則として事業協力者の負担とすると。原則としてなんだけれども、例えばレアケースとして、区側が何かお金を払わなくちゃいけないというのは、どういうことが想定されるんですか。

石井都市政策推進室副参事(中野駅周辺計画担当)

 本当にこれはレアということで、万が一何か費用が発生するものがあるということになるかと思いますが、現在のところ、そのようなケースはないと考えております。

長沢委員

 裏面の選定方法のところで、学識経験者を含む審査委員会を設置し、応募者から提出された応募書類について当該委員会の審査を経てということですね。この審査委員会については、学識経験者とあるけれども、何か説明あったんだっけ。これはどういうことで想定されているんですか。

石井都市政策推進室副参事(中野駅周辺計画担当)

 この募集要項の中でも記しておりますけれども、審査委員会を設置するということで、前回のパートナーにつきましても同様に審査委員会を設けましたので、今回につきましても審査委員会の中での審査を経て事業協力者を選定していくという考えでございます。

長沢委員

 その審査委員会、もうちょっと詳しく構成も含めて教えてください。

石井都市政策推進室副参事(中野駅周辺計画担当)

まだこの審査委員会のメンバーが全て決まっているわけではございませんけれども、学識経験者と区の職員の中での審査委員会というように考えております。

長沢委員

人数等もまだこれからということでしょうか。

石井都市政策推進室副参事(中野駅周辺計画担当)

 委員のおっしゃるとおりです。

市川委員

 関連してなんだけれども、審査委員会のメンバーって、公表できるの。

石井都市政策推進室副参事(中野駅周辺計画担当)

 この審査委員会については、非公表と考えています。

石坂委員

 表面の協力期間のところで、事業実施段階における民間参画事業者の選定を別途行うとありまして、裏面の(5)の①のイで、事業が実施に至った際の民間参画事業者への応募の意識を有する者であることと書いてありますけれども、その理解としては、事業実施段階は別途選定を行うけれども、そこには名乗りを上げてくださいねという意味で理解してよろしいでしょうか。

石井都市政策推進室副参事(中野駅周辺計画担当)

 この実施の段階でもやるという意思があっての事業協力者と考えておりますので、そのような要件を付け足したものでございます。

石坂委員

 そうしますと、今回これで区役所・サンプラザ地区再整備実施方針の再整備事業計画策定はこの事業者にやってもらって、それ以降に関して、この事業者も名乗りを上げるし、さらにもっといい形で名乗りを上げるところもあるであろうという想定で再度の募集選定を行うという理解でよろしいでしょうか。

石井都市政策推進室副参事(中野駅周辺計画担当)

 この再整備の事業計画でございますが、これはあくまでも区が策定をするものと考えておりまして、それに向けての協力を得るということで考えております。その事業計画ができた段階で、改めて実施をする事業者を選定するという考えでございます。

石坂委員

 もう1点、同じく協力期間の再整備事業計画策定までという期限ですけれども、この「まで」というのは、別紙のほうの区役所・サンプラザ地区再整備実施方針の最終ページに出ている、平成29年度に再整備事業計画策定という目標ではありますけれども、この目標の時期が原則的な期間として先方にもお伝えした上で募集するという理解でよろしいでしょうか。

石井都市政策推進室副参事(中野駅周辺計画担当)

 委員御指摘のとおりでございます。

森委員

 選定方法についてなんですけれども、審査会を設置して選定するというのはわかるんですが、どういう形になるんですか。提案を当然受けるじゃないですか。プレゼンを受けて、委員の方がそれぞれ採点をしてという、そんな感じのイメージなんでしょうか。

石井都市政策推進室副参事(中野駅周辺計画担当)

 今、プレゼンというお話がありましたけれども、プレゼンテーションを行う予定はございません。提出いただきます提案書ですとか、あるいは実績といったもので評価をすると。そして点数化をして審査するという流れでございます。

森委員

 そうすると、先ほどの答弁で非公開というお話があったかと思うんですが、結果は当然公開されますよね。非公開というのは、今のお話のどの部分のところなんですか。

石井都市政策推進室副参事(中野駅周辺計画担当)

 今、委員が誰かということですとか、審査の過程については非公開というものでございます。

森委員

 事業者さんが提出された書類等々はどうなるんですか。

石井都市政策推進室副参事(中野駅周辺計画担当)

 そちらについても、公開するものとは考えておりません。

森委員

 以前、別の事業で情報公開請求があって、そのときには区としては民間企業の競争性に関わるものだからといって非公開にしていた。これを出さないとだめですよというような判断がされたというようなことがありましたけれども、今回については、それとの関係というとどうなりますか。

石井都市政策推進室副参事(中野駅周辺計画担当)

 それにつきましては、情報の取り扱いというところで応募手続を含む一連の情報については、中野区区政情報の公開に関する条例に基づく区政情報の扱いとなるということを記してございます。条例に従って判断されるものと考えております。

委員長

 他にございますか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 質疑がなければ、以上で本報告は終了いたします。

 次に、2番、鷺ノ宮駅周辺まちづくり検討会の設立についての報告を求めます。

菊地都市政策推進室副参事(鷺ノ宮駅周辺まちづくり担当)

 それでは、鷺ノ宮駅周辺地区まちづくり検討会の設立について御報告させていただきます(資料4)。

 1番の概要です。鷺ノ宮周辺地区においては、連続立体交差事業や道路等の整備を契機として、駅周辺がより魅力的で活力があり、安全・安心なまちを実現するため、地元の町会・自治会・商店街が中心となり、まちづくりの検討組織の立ち上げに向けた準備を進めてまいりました。このたび、平成28年3月29日に鷺ノ宮駅周辺地区まちづくり検討会を設立いたしましたので、報告させていただきます。

 2番です。まちづくり検討会の対象区域です。裏面をごらんください。

 中段から下でございますけれども、北のエリアのほうは新青梅街道、西と南のほうについて区境になっております。そして、東のほうについては町丁目境を境に、鷺ノ宮駅の入る範囲でエリアを決めております。

 表にお戻りください。3番目の検討会設立のための取り組み状況ですけれども、まず、検討会を設立するに当たっては、準備会のほうから設立いたしました。

 (1)の準備会の構成ですが、町会・自治会で12、商店会・商店街で5、計17団体で構成いたしました。

 (2)ですけれども、2月1日に第1回の準備会を開催いたしました。2月10日に第2回準備会を開催いたしました。2月15日から3月7日まで公募会員の募集をさせていただきました。3月17日、第3回準備会の開催をいたしました。この第3回の準備会の中では、準備会検討会の今後の概要と検討会設立の流れ、あるいは会員募集の概要、公募会員の選考について等を打ち合わせさせていただきました。そして、3月29日に第1回の検討会設立総会をさせていただきました。

 4番目ですけれども、まちづくり検討会の会員でございます。町会・自治会・商店会関係で16名(相談役1名含む)、公募会員は11名となります。合計27名で発足いたしました。

 裏面です。

 5番目、今後のスケジュールですけれども、平成28年5月16日(月曜日)第2回の総会を実施させていただきました。第1回のときは鷺ノ宮六丁目南部町会長に会長になっていただきまして、第2回目においては副会長ほか、役員を決めさせていただきました。併せて、会の規約のほうも決定した次第です。これからまちづくりの具体的な検討を開始するという形になっております。

 6番目でございます。今後のまちづくりの進め方ですが、検討会に対して区は運営支援を行います。検討会は具体的なまちづくりの検討を進め、駅周辺のまちづくり構想をまとめます。区は提案を受け、整備方針を策定します。検討会と区は協働してまちづくりを推進するという形です。検討会が平成29年度末、まちづくり構想を約2カ年程度かけて作成いただく中で、区は平成30年度にまちづくり整備方針を決める予定になっております。以上でございます。

委員長

 ただいまの報告に対し、質疑はございませんか。

石坂委員

 このまちづくりの地図を見ますと、鷺ノ宮駅からかなり西のほうに広がっている形で、普通、駅を中心としたイメージがあるかと思うんですが、西に広がっていることの理由を教えていただければと思います。都立家政駅がすぐ東側にある関係で、都立家政駅のまちづくりと何か関連があるのかどうかも併せて教えていただければと思います。

菊地都市政策推進室副参事(鷺ノ宮駅周辺まちづくり担当)

 今、委員の御質問のことなんですけれども、今回のまちづくり検討会については、野方以西の3駅にそれぞれ検討組織を立ち上げるという形で考えております。その中で、隣の都立家政の駅がございますので、そちらについても今後準備会・検討会という形で進めることを考えておりまして、その中で区割りなんですけれども、実は、鷺ノ宮三丁目町会については一応鷺ノ宮地区のほうと両方とも入るという形で、若宮三丁目町会については都立家政のほうに入るという形で、行政境、町丁目境もございますけれども、一つは駅を含めた都市計画道路とかまちの課題になるところを含めた形でエリアを決めさせていただきました。

内野委員

 これ、将来的には、例えば鉄道事業者である西武鉄道さんとかもに入っていただくような形になるんでしょうか。

菊地都市政策推進室副参事(鷺ノ宮駅周辺まちづくり担当)

 この検討会については、西武鉄道さんには今のところ入っていただくことは考えていないんですけれども、この会の中では傍聴はできるようになっておりますので、そういう形で話を聞くことができる形はとっております。

内野委員

 まちづくりだと駅中心にまちの広がりとかにぎわいとかをつくっていくようなことが多いと思うんですけれども、メンバーに入らなくても積極的に参加をしてもらうような形にして、例えば駅の南口側には結構な長い階段が続いているので、そのバリアフリー化について要望ができるような形にするとか、そういうことも将来的に考えてもらえたらなと思うんですけれども、その辺は中の人たちで決めるという感じになるんでしょうか。

菊地都市政策推進室副参事(鷺ノ宮駅周辺まちづくり担当)

 今、委員のお話がございましたけれども、この検討組織の中では、27名の会員の皆様で検討を進めていく形で、駅舎の階段の話が出てまいりましたけれども、それについては西武鉄道さんと引き続き話をさせていただくような形になると思います。

委員長

 他にございますか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 質疑がなければ、以上で本報告は終了します。

 次に3番、その他で何か報告はありますか。

豊川都市基盤部参事(都市計画担当)

 それでは、中野二丁目土地区画整理組合の設立認可につきまして、口頭で恐縮ですが、報告をさせていただきます。

 先ほど現地の視察をいただきました中野二丁目におきます土地区画整理事業と市街地再開発事業の一体的施行によるまちづくりにつきましては、その事業内容を当委員会で度々報告しているところでございますが、この度中野区では土地区画整理組合の設立を認可いたしました。設立認可いたしました組合の名称は、中野二丁目土地区画整理組合でございます。認可権者は中野区長、認可日は5月12日でございました。

 なお、この認可日をもって土地区画整理組合による土地区画整理事業の着手が可能になるというものでございます。

 報告は以上でございます。

委員長

 ただいまの報告に対し、質疑はございませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 質疑がなければ、以上で本報告は終了します。

 ほかに何か報告はありますか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 なければ、以上で所管事項の報告を終了いたします。

 審査日程のその他に入ります。委員会を暫時休憩いたします。

 

(午後4時14分)

 

委員長

 委員会を再開いたします。

 

(午後4時16分)

 

 休憩中に御協議いたしましたとおり、前回要求した第2号陳情に係る要望書については、次回以降、陳情審査を行う委員会において御提出いただくことで御異議ございませんか。

 

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 御異議ありませんので、そのようにいたします。

 次回は、第2回定例会中の委員会とし、急な案件が生じた場合は正副委員長から連絡させていただくということで御異議ありませんか。

 

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 御異議ありませんので、そのように決定します。

 以上で本日予定した日程は終了いたしますが、各委員、理事者から何か発言はございませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 それでは、以上で本日の区内駅周辺等まちづくり調査特別委員会を散会いたします。

 

(午後4時17分)