平成28年08月02日中野区議会区内駅周辺等まちづくり調査特別委員会
平成28年08月02日中野区議会区内駅周辺等まちづくり調査特別委員会の会議録

中野区議会区内駅周辺等まちづくり調査特別委員会〔平成28年8月2日〕

 

区内駅周辺等まちづくり調査特別委員会会議記録

 

○開会日 平成28年8月2日

 

○場所  中野区議会第1委員会室

 

○開会  午後100

 

○閉会  午後3時40

 

○出席委員(1名)

 篠 国昭委員長

 羽鳥 だいすけ副委員長

 ひやま 隆委員

 内野 大三郎委員

 内川 和久委員

 甲田 ゆり子委員

 いさ 哲郎委員

 佐野 れいじ委員

 南 かつひこ委員

 小林 秀明委員

 森 たかゆき委員

 石坂 わたる委員

 市川 みのる委員

 長沢 和彦委員

 

○欠席委員(名)

 

○出席説明員

 都市政策推進室長 奈良 浩二

 西武新宿線沿線まちづくり担当部長 角 秀行

 都市政策推進室副参事(産業振興担当) 青山 敬一郎

 都市政策推進室副参事(中野駅周辺まちづくり担当) 松前 友香子

 都市政策推進室副参事(中野駅周辺計画担当) 石井 大輔

 都市政策推進室副参事(中野駅周辺地区整備担当) 吉田 陽市

 都市政策推進室副参事(中野駅地区都市施設調整担当) 小幡 一隆

 都市政策推進室副参事(中野駅地区都市施設整備担当) 江頭 勝

 都市政策推進室副参事(西武新宿線沿線まちづくり担当、沼袋駅周辺まちづくり担当) 山本 健一

 都市政策推進室副参事(新井薬師前駅周辺まちづくり担当) 近江 淳一

 都市政策推進室副参事(野方以西調整担当、野方駅周辺まちづくり担当) 小林 裕幸

 都市政策推進室副参事(都立家政駅周辺まちづくり担当、鷺ノ宮駅周辺まちづくり担当) 菊地 利幸

 都市基盤部長 尾﨑 孝

 都市基盤部参事(都市計画担当) 豊川 士朗

 都市基盤部副参事(交通対策担当) 伊東 知秀

 

○事務局職員

 書記 亀井 久徳

 書記 冨士縄 

 

○委員長署名


審査日程

○議題

 中野駅及び駅周辺地区整備について

 区内駅周辺まちづくりについて

 西武新宿線沿線まちづくりについて

 連続立体交差事業の区間の延伸について

 区内南北交通の利便性向上について

○所管事項の報告

 1 区役所・サンプラザ地区再整備事業事業協力者の選定結果について (中野駅周辺計画担当)

 2 けやき通り交差点化及び車両動線整備工事に伴うバス運行計画の一部変更について(中野駅地区都市施設整備担当)

 3 西武新宿線踏切渋滞解消促進期成同盟決起大会の開催について(西武新宿線沿線まちづくり担当)

 4 都市計画道路補助線街路第220号線(Ⅱ期区間)用地測量の実施について(新井薬師前駅周辺まちづくり担当)

 5 野方駅周辺地区まちづくり検討会の設立について(野方駅周辺まちづくり担当)

 6 その他

○その他

 

委員長

 それでは、定足数に達しましたので、ただいまから区内駅周辺等まちづくり調査特別委員会を開会いたします。

 

(午後1時00分)

 

 本日の審査日程について御協議いただくため、委員会を暫時休憩いたします。

 

(午後1時00分)

 

委員長

 委員会を再開します。

 

(午後1時01分)

 

 審査日程についてお諮りいたします。本日の審査は、休憩中御協議いただきましたとおり、お手元に配付の審査日程(案)(資料1)のとおり進めたいと思いますが、御異議ありませんか。

 

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 御異議ありませんので、そのように進めます。

 また、事務局職員が学習会の記録用写真を撮影したいとのことですので、これを許可したいと思いますが、これに御異議ありませんか。

 

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 御異議ありませんので、これを許可します。

 それでは、議事に入ります。

 中野駅及び駅周辺地区整備について、区内駅周辺まちづくりについて、西武新宿線沿線まちづくりについて、連続立体交差事業の区間の延伸について、区内南北交通の利便性向上についてを一括して議題に供します。

 学習会を行うため委員会を休憩します。

 

(午後1時02分)

 

委員長

 委員会を再開します。

 

(午後3時05分)

 

 所管事項の報告を受けたいと思います。

 1番、区役所・サンプラザ地区再整備事業事業協力者の選定結果についての報告を求めます。

石井都市政策推進室副参事(中野駅周辺計画担当)

 それでは、区役所・サンプラザ地区再整備事業事業協力者の選定結果について御報告申し上げます(資料2)。

 この応募につきましては、応募の状況でございますが、募集の経過として、今年の5月10日に募集要項を公表したものでございます。6月30日には応募を締め切りまして、応募の事業者数として3グループございました。代表企業が3社、構成企業が14社、全17社の参加でございました。

 選定結果でございます。外部の学識経験者を含む審査委員会の審査を経て、応募者グループを事業協力者として選定いたしました。このグループにつきましては、野村不動産株式会社を代表とするグループでございまして、構成企業が清水建設株式会社、住友商事株式会社、東急不動産株式会社、ヒューリック株式会社でございます。

 3番、今後の予定でございます。この8月以降に協定を締結いたしまして、事業協力を開始してまいります。

 報告は以上でございます。

委員長

 ただいまの報告に対し質疑はございませんか。

森委員

 御報告ありがとうございます。前回、募集しますよというときに情報公開等の関係で幾つか伺ったんですが、ちょっと議事録を読み返してもよくわからないのでもう一回確認をさせていただきたいんですが、選定の経緯については、選定委員とか提案書とかというのは非公開ですという話がありました。一方で、条例等の関係で伺ったら、それは条例にのっとって判断されるものと思っておりますと答弁がありました。とすると、前回おっしゃっていた非公開というのはどういう意味なのかなというのがよくわからないんです。つまり、条例上の非公開に該当するものだという御判断をされているのか、それとも、今のところは非公開であって、情報公開請求が仮に出た場合はその段階で判断をするということなのか、その辺ちょっと説明していただけますか。

石井都市政策推進室副参事(中野駅周辺計画担当)

 この選定の経緯などにつきましては、積極的に公表するということはしないということでございます。ただ、募集要項にも触れてございますけれども、情報公開請求等があった場合にはですね、その基準に従って判断するといったものでございます。

森委員

 わかりました。ありがとうございます。

 もう一点なんですが、今回選ばれた事業者さんなんですが、前回は事業構築パートナーというんでしたっけ――あの2グループについては提案の概要等を公開いただいていたと思うんですが、この今回選ばれたところについても、今後協定の締結等が終わったらそういったものが出てくると思ってよろしいですか。

石井都市政策推進室副参事(中野駅周辺計画担当)

 前回の事業構築パートナーにつきましては、あらかじめ提案概要書を公表しますということで御案内していたんですが、今回については特段そういったことを予定していたものではございません。今回につきましては能力を測るということでございます。また、その事業の協力者としての選定ということでございますので、今のところは、提案の概要ということについての公表の予定はございません。

長沢委員

 そもそもこの事業協力者というのは何ゆえに求め、何をやってもらうということなんですか。

石井都市政策推進室副参事(中野駅周辺計画担当)

 この今回の事業協力者につきましては、今後策定いたします区役所・サンプラザ地区再整備の事業計画を策定するということでの、その支援の業務ということで募集をしたものでございます。

長沢委員

 以前というか、実施方針の検討をする上でその2グループに参加してもらったということですね。今度、この選ばれたところは野村不動産株式会社のグループということなんだけれど、そのうちの1グループと捉えていいんですか。

石井都市政策推進室副参事(中野駅周辺計画担当)

 野村不動産株式会社のグループではございますが、構成企業が変わってございます。前回、事業構築パートナーのときは第一生命株式会社が入っておりましたが、今回はそちらが抜けまして、ヒューリック株式会社が入ったということで、そのほかの構成企業は変わってございませんけれども、そういった違いはございます。

長沢委員

 それで、前には実際にそのグループの方がここに来て勉強会というか、その説明も受けた経緯もございました。その前のグループ、1社違うんだけども、あと野村不動産株式会社や清水建設株式会社や住友商事株式会社、東急不動産株式会社は変わらないということでね。そこで示された一定の考えというか、絵みたいなものも示されて、ここでも何かそういう説明もいただいたけども、基本的には、そういう事業協力者として、区としてはそういう方向というか、絵も含めてというか、その後選んだというふうに捉えていいんですか。

石井都市政策推進室副参事(中野駅周辺計画担当)

 今、絵ということもございましたけれども、今回、その提案に当たりまして一定の考え方を示していただいたということでございまして、中身では確かにプランのようなもの、建築の計画のようなものも入ってはございますけれども、それで選定をしたということではございませんで、あくまでもその能力を測るということで選定したものでございますので、今後、その再整備の事業計画をつくる中で、さらにこの建設の計画を策定をしていくというものでございます。

長沢委員

 先ほど森委員のほうからも言われた、その経緯については原則公開しないというお話だったけども、今言ったその能力で今回判断をしたということなんだけど、じゃあ、その能力の一定の物差しというか、そういったもの自身はどういったもので選んできたか、そういうのは御説明いただけますか。

石井都市政策推進室副参事(中野駅周辺計画担当)

 募集要項の中でもですね、その事業協力者選定の考え方ということで示してございまして、この中で、企画構想力ですとか、課題の解決力、技術的知見、検討体制といったものの能力を有するかということを重視して審査を行うということでございましたので、実際の審査におきましても、そうした観点での審査を行ったというものでございます。

石坂委員

 2の選定結果のところに出ている「外部学識経験者を含む審査委員会の審査を経て」とありますけれども、審査委員会の構成と、あと外部学識経験者が、差し支えない範囲で具体的にどのような経験のある方かを教えていただければと思います。

石井都市政策推進室副参事(中野駅周辺計画担当)

 この審査委員会につきましては、3名ということでございまして、1名は区の職員、2名が学識経験者でございますが、お一人は建築が御専門の方、もう一人は都市計画ですとか土木が御専門の方ということでございます。

石坂委員

 この区の職員というのは、行政系の職員か、あるいは建設や土木の職員か、わかれば教えてください。

石井都市政策推進室副参事(中野駅周辺計画担当)

 行政全般ということでございます。

委員長

 他にございますか。よろしゅうございますか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 質疑がなければ、以上で本報告は終了します。

 次に、2番、けやき通り交差点化及び車両動線整備工事に伴うバス運行計画の一部変更についての報告を求めます。

江頭都市政策推進室副参事(中野駅地区都市施設整備担当)

 平成28年第2回定例会において報告いたしました、けやき通り交差点化及び車両動線整備工事に伴うバス運行計画についての内容において、その後一部変更がございましたので御報告いたします(資料3)。

 一部変更の内容ですが、バス利用者の利便性向上のため、現在の北口1番のりばを「北口0番のりば」と「北口1番のりば」に分けて運行することといたしまして、バス乗降場配置計画を変更いたします。

 なお、詳細については、別添資料1「系統別バス乗降場配置計画図」を御覧ください。今回の変更内容は赤字で表記してございます。

 別添資料1ですが、右側の運行系統の一覧表の中で、現行では北口1番ひろばについては7系統のルートで運行しておりますが、バス会社のバス利用者の利便性向上のため、北口のりばを新たに設けて、「北口0番のりば」に4系統、「北口1番のりば」に3系統、それぞれ7系統を2つに分けまして運行いたします。

 運行開始時期ですが、前回報告いたしました暫定バスロータリーとのバス停変更時の9月の日程に合わせる形で行います。

 御報告は以上になります。

委員長

 ただいまの報告に対し質疑はございませんか。

佐野委員

 まず、どうしてそうなったかを、ちょっともう一回説明していただけませんか。

江頭都市政策推進室副参事(中野駅地区都市施設整備担当)

 現行では、1番のりばで7系統を運行しておりまして、7系統なものですから、バスに乗降を待つお客さんの列がですね、かなり滞留になるということで、それを、新たに0番を設けまして、2つに分けることでより利便性の向上を図りたいというバス会社からの意向でございます。

佐野委員

 今のお話ですと、一番大切なのはそこだと思うんですよ。なぜこういうふうにしたかという理由がないと、我々としても納得できないし、皆さんも納得できないと思うんです。特に、鉄橋の下ですか、あのガードのところは。法律的に無理だというお話をちょっと聞いたんですけども、乗ること自体は。降りることはしようがないにしても、乗ること自体は無理だということだったらしいんですが、そういうことも事実ですか。

江頭都市政策推進室副参事(中野駅地区都市施設整備担当)

 委員のおっしゃるとおりでございます。

佐野委員

 としますとね、やはりそういうことも含めて報告をしなければならないと思うんですけども、どうでしょうか。

江頭都市政策推進室副参事(中野駅地区都市施設整備担当)

 今回の乗り場に関しましては、高架下ではなかったということでありますが、より具体的な説明に対して、一部具体性が欠けていたということに対しては、以後よりわかりやすく説明していきたいと思います。

佐野委員

 こういう公式の場で発表するに当たってですね、やはりなぜそういうものが必要だったかということを、目的と趣旨はやっぱりはっきり述べた上で、こうこうこういうわけだから、要するに言うということが必要だと思うんですけど、これからはそういうことのないようにしていきますということですけども、ぜひそれをお願いしたいと思うんですけども、どうでしょうか。

江頭都市政策推進室副参事(中野駅地区都市施設整備担当)

 御指摘のとおり、今後よりわかりやすい説明に努めてまいりたいと思います。

森委員

 御報告ありがとうございます。前回出していただいた元の資料との比較で見ると、この降車の位置が中野通り寄りに寄っていて、ここでおりる人と横断歩道がすごい近くなるように、これ図では見えるんですけど、その辺の動線というのは大丈夫なんですか。

江頭都市政策推進室副参事(中野駅地区都市施設整備担当)

 図で見ますとかなりきゅうきゅうのように見えますが、実際、現場のほうではですね、横断歩道からかなりクリアランスをとった状態になっておりますので、安全対策等は大丈夫でございます。

森委員

 ありがとうございます。

 もう一点、番号なんですけどね、これ「0」でいいのでしょうか。1から12にしないで。

江頭都市政策推進室副参事(中野駅地区都市施設整備担当)

 こちら南口駅広場のほうがですね、0番から始まっているということも踏まえまして、それでバス会社のほうで0番から始めさせていただきたいというお話でございます。

石坂委員

 この0番バスのりばを設置するに当たり費用だとかは区の負担がないということで大丈夫でしょうか。民間の負担ということでいいでしょうか。

江頭都市政策推進室副参事(中野駅地区都市施設整備担当)

 こちらの0番のりばのほうですけれども、こちらのほうは費用負担等は発生をしておりません。ただ、降車場のほうですね、こちらのほうが位置をずらして新たに設けるということになりまして、こちらはバス会社のほうで整備する予定でおります。

委員長

 他にございますか。よろしいですか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 質疑がなければ、以上で本報告は終了します。

 次に、3番、西武新宿線踏切渋滞解消促進期成同盟決起大会の開催についての報告を求めます。

山本都市政策推進室副参事(西武新宿線沿線まちづくり担当)

 それでは、西武新宿線の踏切渋滞解消促進期成同盟決起同盟決起大会の開催について御説明させていただきます(資料4)。

 西武新宿線の踏切渋滞解消促進期成同盟は、西武新宿線の連続立体交差事業の野方駅~井荻駅間、こちらにつきましては、今年3月に東京都が社会資本総合整備計画に位置付けた区間でございます。こちらの早期実現並びに現在事業が進められております中井駅~野方駅間、こちらの着実な推進を目指しまして決起大会を開催させていただきます。

 まず1番、決起大会の概要でございますけれども、8月23日(火曜日)、午前9時30分から開催させていただきます。会場につきましては、野方WIZの地下にございます野方区民ホールでございます。

 主な内容ですが、大会の趣旨説明、また、連立事業やまちづくりに関する現状の報告をさせていただきます。また、大会の宣言及び大会決議案の採択をさせていただきたいと思います。

 主催でございますが、西武新宿線踏切渋滞解消促進期成同盟となってございます。

 また、決起大会以降の今後の予定でございますけれども、大会開催後は、大会で採択された宣言や大会決議をもとに、国、東京都、西武鉄道株式会社へ要請活動を実施したいと考えてございます。

 昨年同様になりますが、連続立体交差事業の促進に向けました気運を高めるため、区議の皆さま方におかれましては、ぜひ御参加いただきまして、大会を盛り上げていただきたいと存じております。どうぞよろしくお願いいたします。

 説明は以上です。

委員長

 ただいまの報告に対して質疑はございますか。

長沢委員

 適宜こういう大会は開いてきたわけですけれども、今回の大会を行うという意味合いとしては、野方駅~井荻駅間の、これが新たに決まったと、それになってからは開いていなかったということなのかな。

山本都市政策推進室副参事(西武新宿線沿線まちづくり担当)

 期成同盟のそもそもの大きな目的としては、まず大きく二つあるかと思います。まず一つ目としては、現在事業が進められている区間の着実な推進、また、もう一つとしましては野方駅~井荻駅間の早期実現という、この二つの大きな柱がございます。今、御指摘のございました野方駅~井荻駅につきましては、今年の3月に東京都が社会資本総合整備計画に位置付けたということで、一歩大きく踏み出すことになりました。また、位置付けられたというのはございますけれども、当然沿線のまちづくりを含めた検討をさらに進めまして、野方駅~井荻駅間の早期実現を図りたいという趣旨もございますので、昨年と同様に、現在進んでいるところの着実な推進、また、これから来るところの早期実現というのを目指すために、昨年同様に開催をさせていただきたいというふうに考えてございます。

長沢委員

 わかりました。それに異議ないんだけど。ただ、二つの目的というけど、そもそもの目的は、期成同盟の目的は地下化ですから、それは目的で今もうたっているから、そこの調整はどうするかはあるけども、それはちゃんと言わないといけない話かなと思いますよ。期成同盟のね、目的として。

 それで、去年もやって、今年もやって、そうすると結局、社会資本整備の、言ってみれば交付金のそのこと自身で、事業自身が場合によっては遅れちゃうのか、それを心配されてこうやってやるのか。つまり、毎年ずっとやっていたわけじゃないんだけど、この間毎年やるようになって、じゃあ、来年も再来年もやる。何か位置付けとしてはどういうふうなことになっているの。適宜という言い方をしたんだけども、時々によって――というか、やっぱり目的が一体どうなのかというのが。だから、今日の説明でいいと思っているんですけど、野方駅~井荻駅間が新たに社会資本整備の、そういうことになって、着実にいきましょうと。そういう新たな、新しい、そういう意味では何というんですかね、条件というか環境になったということはあると思うんだけど。そうすると、また来年、再来年ということも、この辺はどういうふうに考えればいいんですかね。

山本都市政策推進室副参事(西武新宿線沿線まちづくり担当)

 目的として今、二つ申し上げましたけれども、目的としてはもう一つございまして、これら二つの事業を進めるための財源の確保というのもございます。なので、財源の確保に関することとして、国だったり、東京都にこれから要請活動を行ってまいります。そういった意味から申しますと、今進んでいるところの事業をさらに進める、また、これから来るところについては財源の手当ても含めてしっかりやっていくという意味で、今年度、また今年度以降もですね、要請活動を行っていきたいというふうに思っております。

 なお、一番下にこれまでの経緯を書いてございますが、途中何年かあいた期間は確かにございました。時期としましては、平成24年頃から再開してございますけれども、平成24年頃はですね、今事業が進んでいる中井駅~野方駅間が事業が始まるという経緯もございましたので、その頃から一層の取組みを進展してきたのかなというふうに思ってございます。

 繰り返しになりますが、現在の事業のところ、またこれから来るところをさらに進めるという観点から、今年度以降もですね、引き続き力を入れて取り組んでいきたいというふうに考えてございます。

委員長

 他にございますか。よろしいですか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 質疑がなければ、以上で本報告は終了します。

 次に、4番、都市計画道路補助線街路第220号線(Ⅱ期区間)用地測量の実施についての報告を求めます(資料5)。

近江都市政策推進室副参事(新井薬師前駅周辺まちづくり担当)

 それでは、都市計画道路補助線街路第220号線(Ⅱ期区間)用地測量の実施につきまして御報告いたします。

 都市計画道路補助線街路第220号線――以下、補助線220号線と呼びますが、そのうち早稲田通りから新青梅街道区間につきましては、西武新宿線中井駅~野方駅間の連続立体交差事業との交差道路でありまして、連続立体交差事業の効果をより高めることが期待される路線でございます。

 このうち、鉄道交差区間、Ⅰ期区間と呼ばれる87メートルにつきましては、平成27年12月8日付で事業認可を取得して事業中でございますが、この度、早稲田通り間、早稲田通りから五中つつじ通り間、Ⅱ期区間と呼んでおりますけども、そちらの整備に向けた準備のため、平成28年から29年の2カ年で用地測量を実施したいと考えてございます。

 まず1番、補助220号線(Ⅱ期区間)の計画概要です。

 位置になりますが、位置は早稲田通り~五中つつじ通り間、住居表示で言いますと、上高田一丁目37番先から上高田四丁目47番先間になります。延長につきましては、約720メートル、幅員については11メートル、事業化予定につきましては、平成30年度を予定してございます。

 用地測量の概要です。

 1番、測量範囲ですが、補助第220号線の計画線に係る土地並びに隣接する土地の一部としてございます。恐れ入りますが裏面をごらんください。裏面に測量範囲図が記載してございます。真ん中に太く入っていますのが補助220号線の計画線、凡例のところにありますけども、測量範囲図というところが隣接地というか、背後地という形になってございます。

 改めまして、また表面にお戻りいただきまして、2の(2)測量概要になります。測量概要としましては、補助第220号線の沿道の土地、借地も含みますけども、そちらにつきまして、事業用地、道路用地になります――の位置や面積を確定するため、関係者の立ち合いによりまして、土地境界等について調査測量いたします。

 3番、用地測量説明会の開催です。用地測量実施に先立ちまして、用地測量の目的並びに手順について説明するため用地測量説明会を開催いたします。開催日時及び会場です。日時は、平成28年8月5日(金曜日)19時から20時半、8月7日(日曜日)14時から15時半、どちらも同じ内容で開催いたします。会場は、上高田区民活動センター地下1階多目的室でございます。

 こちらの説明会の周知方法なんですけども、測量対象の方にはですね、直接案内を配付してございます。また、区報(7月20日号)並びに中野区ホームページにも、こちらの用地測量説明会の開催について記載してございます。

 今後の予定になります。平成28年8月下旬から用地測量、立ち合い、境界測量等を開始いたしまして、平成29年12月頃までかかることを予定してございます。

 なお、繰り返すようですけども、平成30年度事業化予定ということにしてございます。

 説明は以上でございます。

委員長

 ただいまの報告に対し質疑はございませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 質疑がなければ、以上で本報告は終了します。

 次に、5番、野方駅周辺地区まちづくり検討会の設立についての報告を求めます。

小林都市政策推進室副参事(野方駅周辺まちづくり担当)

 野方駅周辺地区まちづくり検討会の設立につきまして御報告いたします(資料6)。

 1、概要です。西武新宿線(野方~井荻駅間)の連続立体交差事業が、平成28年3月に東京都の社会資本総合整備計画に位置付けられたことを契機としまして、野方駅周辺地区がより魅力的で活力があり、安全・安心なまちを実現するため、地元の町会・自治会及び商店街が中心となり、まちづくりの検討組織の立ち上げに向けた準備を進めてまいりました。この度、平成28年7月26日に「野方駅周辺地区まちづくり検討会」――以下、本検討会といいます――が設立される運びとなりましたので御報告いたします。

 2番、検討対象区域です。裏面をごらんください。本検討会の検討対象区域でございますが、検討対象区域としましては、野方三丁目、野方四丁目、野方五丁目の一部、野方六丁目の一部、若宮一丁目の一部となっておりまして、検討対象区域の境界につきましては、北側と東側は町丁目境、南側は町丁目境及び町会・自治会境、西側はですね、西武新宿線以北が町会・自治会境、また、西武新宿線以南が野方第5号踏切から東側となっております。

 表面にお戻りください。3番、設立までの取組み状況です。(1)準備会につきましては、会員の公募等に関することを審議するため、検討対象区域内の町会・自治会及び商店街の長などで構成いたしました。町会・自治会としましては、丸山町会、野方北町会、野方南自治会、若宮一丁目町会、商店街としましては、野方商店街振興組合、野方名店街やっほーろーどでございます。

 (2)主な経緯につきましては、5月10日に第1回準備会を開催いたしました。5月20日から6月10日に公募会員を募集いたしました。7月1日に第2回準備会を開催いたしました。7月26日ですけども、第1回総会が開催され、検討会が設立されました。

 4番、会員構成です。町会・自治会及び商店街から15名、公募に応じた者から1名、合計16名でございます。

 裏面をごらんください。5番、今後のまちづくりの進め方です。図も併せて御覧ください。本検討会に対しまして、区は運営支援を行います。本検討会はですね、具体的なまちづくりの検討を進め、野方駅周辺地区のまちづくり構想を平成30年度上半期にまとめます。区はですね、構想の提案を受け、まちづくり整備方針を平成31年度当初に策定するとともに検討会と協働してまちづくりを推進してまいります。

 私からの御報告は以上でございます。

委員長

 ただいまの報告に対し質疑はございませんか。

石坂委員

 会員構成のところで、町会・自治会及び商店街で15名とありますが、町会・自治会と商店街とで必ずしも利害が一致するとは限らないので、これはそれぞれ15名の内訳、町会・自治会のほうから何名、商店街から何名というのを教えていただければと思います。

小林都市政策推進室副参事(野方駅周辺まちづくり担当)

 町会・自治会から8名、残りの7名が商店街となっております。

石坂委員

 もう一点、公募に応じた者に関して、差し支えない範囲でどういう方なのかわかれば教えてください。

小林都市政策推進室副参事(野方駅周辺まちづくり担当)

 性別としましては女性の方で、年代としては40代の方ということでお願いいたします。

森委員

 一点、今のところにもちょっとかかわるんですけど、5月の委員会で鷺ノ宮駅地区のほうのまちづくり検討会の御報告をいただいたときは、公募の委員さんが11名ということで御報告いただいていたかと思います。今回1名ということで、結構差があるなと思うんですが、この辺は何か事情があるんでしょうか。

小林都市政策推進室副参事(野方駅周辺まちづくり担当)

 公募につきましては、7名程度ということで募集をいたしました。結果としまして、1名の方からお申し込みがあり、1名の方がそのまま会員に入ったという形でございます。

森委員

 それをやっているのは、あくまで準備会がそれぞれやっているということなんですか。区としてはそこに何か、その公募に関して何か関わっていたりするんですか。

小林都市政策推進室副参事(野方駅周辺まちづくり担当)

 基本的にはですね、準備会がどのような形で進めていくのかなということはあろうかと思います。実際、どのような形で広報を行ったかというお話もちょっと御紹介させていただきたいんですけども、一応、第1回準備会の5月10日の翌日からですね、まちづくり検討会を今後始めますよということで、区のお知らせ板、中野区のホームページ、あと野方区民活動センターにチラシを置かせていただきました。5月20日から公募が始まりまして、同様な形でやらせていただきました。あとそれ以外に区報、5月20日号でもですね、まちづくり検討会の会員を募集しますということで簡単な概要を載せさせていただきました。実際ですね、応募用紙としましては、申込みは1名だったんですけども、区と野方区民活動センターで募集要項等配っていたんですけれども、区役所のほうで6部、野方区民活動センターのほうで31部、実際応募用紙をお持ち帰りになっている方がいらっしゃるという現状はございます。あと、ホームページでも案内をかけていたというところもございまして、ホームページの閲覧回数としても84回見られていたという状況はございます。

森委員

 そうすると、それは多分、鷺ノ宮のときも同じようなことをやっていらっしゃって、結果として、人数として差が出てきたということで理解すればいいんですかね。

小林都市政策推進室副参事(野方駅周辺まちづくり担当)

 はい。鷺ノ宮駅と野方駅、同じ方法でやらせていただいておりまして、ただ、結果がちょっと違ったというところでございます。

委員長

 他にございますか。よろしいですか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 質疑がなければ、以上で本報告は終了します。

 次に、6番、その他で何か報告はございますか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 なければ、以上で所管事項の報告を終了します。

 審査日程のその他に入ります。

 委員会を暫時休憩します。

 

(午後3時38分)

 

委員長

 委員会を再開します。

 

(午後3時40分)

 

 次回の日程は9月6日(火曜日)午前10時に行うことで御異議ございませんか。

 

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 それでは、そのように決定いたします。

 以上で本日予定した日程は終了いたしますが、各委員、理事者から何か発言はございますか。よろしいですか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 なければ、以上で本日の区内駅周辺等まちづくり調査特別委員会を散会いたします。

 

(午後3時40分)