平成28年09月09日中野区議会建設委員会(第3回定例会)
平成28年09月09日中野区議会建設委員会(第3回定例会)の会議録
27.03.09 中野区議会厚生委員会

中野区議会建設委員会〔平成28年9月9日〕

 

建設委員会会議記録

 

○開会日 平成28年9月9日

 

○場所  中野区議会第4委員会室

 

○開会  午後5時07分

 

○閉会  午後5時21分

 

○出席委員(9名)

 甲田 ゆり子委員長

 来住 和行副委員長

 内川 和久委員

 白井 ひでふみ委員

 細野 かよこ委員

 伊藤 正信委員

 篠 国昭委員

 酒井 たくや委員

 近藤 さえ子委員

 

○欠席委員(0名)

 

○出席説明員

 都市政策推進室長 奈良 浩二

 西武新宿線沿線まちづくり担当部長 角 秀行

 都市政策推進室副参事(産業振興担当) 青山 敬一郎

 都市政策推進室副参事(グローバル戦略推進担当、中野駅周辺計画担当) 石井 大輔

 都市政策推進室副参事(都市観光・地域活性化担当) 藤永 益次

 都市政策推進室副参事(中野駅周辺まちづくり担当) 松前 友香子

 都市政策推進室副参事(中野駅周辺地区整備担当) 吉田 陽市

 都市政策推進室副参事(中野駅地区都市施設調整担当) 小幡 一隆

 都市政策推進室副参事(中野駅地区都市施設整備担当) 江頭 勝

 都市政策推進室副参事(西武新宿線沿線まちづくり担当、沼袋駅周辺まちづくり担当) 山本 健一

 都市政策推進室副参事(新井薬師前駅周辺まちづくり担当) 近江 淳一

 都市政策推進室副参事(野方以西調整担当、野方駅周辺まちづくり担当) 小林 裕幸

 都市政策推進室副参事(都立家政駅周辺まちづくり担当、鷺ノ宮駅周辺まちづくり担当) 菊地 利幸

 都市基盤部長 尾﨑 孝

 都市基盤部参事(都市計画担当) 豊川 士朗

 都市基盤部副参事(空家・住宅政策担当) 塚本 剛史

 都市基盤部副参事(道路用地担当) 松原 弘宜

 都市基盤部副参事(地域まちづくり担当、弥生町まちづくり担当) 安田 道孝

 都市基盤部副参事(大和町まちづくり担当) 細野 修一

 都市基盤部副参事(道路・公園管理担当) 高橋 均

 都市基盤部副参事(都市基盤整備担当) 千田 真史

 都市基盤部副参事(建築担当) 小山内 秀樹

 都市基盤部副参事(防災・都市安全担当) 鈴木 崇

 都市基盤部副参事(生活安全担当、交通対策担当) 伊東 知秀

 

○事務局職員

 書記 冨士縄 篤

 書記 亀井 久徳

 

○委員長署名


審査日程

○議案

 第77号議案 平成28年度中野区一般会計補正予算(関係分)

 

委員長

 定足数に達しましたので、建設委員会を開会いたします。

 

(午後5時07分)

 

 審査日程についてお諮りいたします。

 本日の審査はお手元に配付の審査日程(案)(資料1)のとおり行いたいと思いますが、御異議ありませんか。

 

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 御異議ありませんので、そのように進めます。

 それでは、議事に入ります。

 第77号議案、平成28年度中野区一般会計補正予算(関係分)を議題に供します。

 本議案は総務委員会に付託されておりますが、建設委員会の関係分について当委員会で審査し、賛成多数となった意見があれば総務委員会に申し送ることとなっておりますので、御承知おきください。

 それでは、理事者の補足説明を求めます。

細野都市基盤部副参事(大和町まちづくり担当)

 それでは、第77号議案、平成28年度中野区一般会計補正予算について、都市基盤部所管の補足説明をさせていただきます。

 議案の5ページをお開きください。

 歳出予算の9款都市基盤費の補正予算額、2項地域まちづくり費を5,315万2,000円増額するものでございます。この増額補正によりまして、9款都市基盤費の補正後の予算額は79億3,982万6,000円となるものでございます。

 初めに、この補正予算の歳出の内容について御説明いたします。補正予算説明書の18ページ、19ページをお開きください。

 9款都市基盤費、2項地域まちづくり費、3目大和町まちづくり費の19節負担金補助及び交付金5,315万2,000円の増額でございます。本増額につきましては、老朽建築物の建替え等助成制度の申請件数の増加に伴う経費につきまして不足額が生じることが判明いたしましたため、増額をお願いするものでございます。これは、昨年度、補助要件の緩和を行った効果、またはその周知を徹底したことなどによりまして、申請件数が当初見込みよりも増加したものによるものでございます。

 次に、本件に関する補正予算の歳入の内容について御説明いたします。恐れ入りますが、補正予算説明書のページを戻っていただきまして、10ページ、11ページをお開きください。

 表の2段目、14款都支出金、2項都補助金の7目都市基盤費補助金、10節不燃化特区事業を2,657万5,000円増額するものでございます。これは不燃化推進特定整備事業に係る費用の半額相当分を都支出金として増額するものでございます。

 以上が補正予算に係る補足説明でございます。よろしく御審議のほどお願いいたします。

委員長

 これより本件に対する質疑を行います。質疑はありませんか。

近藤委員

 平成28年度当初予算が2,000万円ぐらいになっていまして、補正後が7,300万円になっています。それで、平成28年度実績というのが6月までで、相談中を含むというので建替え4件、除去4件で、今後の見通し件数というのが建替え4件、除去5件ですと、ちょうど同じ数なんですけれども、2,000万円にはならないんですが、この数はどういう計算になるんでしょうか。

細野都市基盤部副参事(大和町まちづくり担当)

 では、内訳について御説明させていただきます。現状、2,000万円という当初予算につきましては、既に建替えの4件、除却4件ということなんですけれども、2,000万円の内容につきましては、昨年度中から受け付けているものでございまして、それが既に建替えが3件で、それから除却が1件で、そこまでで2,000万円という、今そういう状況でございます。それに加えまして、受け付け中のものが別途ございまして、それが建替えが1件、除却が3件、それらを全部合わせて建替えが4件、除却が4件ということがあって、それで、今既に不足分がありますという、そういうことです。なので、当初予算額の2,000万円がどのような内訳かということにつきましては、建替えが3件、除却が1件ございまして、それで既に当初予算分にいってしまっているという状況があります。それに加えて、現状、相談中のものがございまして、それが建替え1件、除却が3件ございます。それらを全部合わせると4,000万円ぐらいになってしまうんですけれども、相談中のものを合わせると4,000万円ぐらいあって、現状で既に2,000万円の不足が生じているということでございます。もちろんこの額につきましては、まだ御承認をいただいたものではございませんので、お支払いについては決定をしたものではございませんが、そこまでの件数を今後のまだ残りの期間も合わせて計算をいたしますと、今回お願いしてあります予算額の建替えが年間で約8件、除却が約9件になるという積算をいたしまして、総額7,000万円となるような予算額のお願いをするものでございます。

近藤委員

 そうしますと、この平成28年度実績で6月までの相談中も含むというこの4件というのは、この2,000万円の中ではカバーし切れていないという状態ということでいいんですね。

細野都市基盤部副参事(大和町まちづくり担当)

 はい、委員おっしゃるとおりでございます。

近藤委員

 それで、今回の補正額が出てきたということで、それで理解しました。この都の補助金をいただくという形で、2分の1、2分の1なんですけれども、この都の補助金というのは、足りなくなりました、不燃化特区の補助でいただきたいという申請の仕方をするといただけるものなんですか。

細野都市基盤部副参事(大和町まちづくり担当)

 この補正の御審議をいただいて決定いたしましたら、都に依頼をしていただけるという見込みでございます。それは現在調整中でございますが、いただける見込みでございます。

近藤委員

 それは、この金額とかというのは、どのぐらいまでというのがあるんですか、限度みたいなものは。

細野都市基盤部副参事(大和町まちづくり担当)

 限度額については示されておりませんので、今回の額は全額、都の支出金をいただける見込みでございます。

白井委員

 条件の緩和や、また助成金額そのものが増額されたため、当初積算したよりも希望者が増えた。これ自体はいいことであり、補正を組む部分には賛同するところなんですけれども、逆説的なことを言いますと、当初、まだ助成金額の設定が低かった、要件が緩和されていなかったときに既に申請されていた件数というのは何件あるのでしょうか。

細野都市基盤部副参事(大和町まちづくり担当)

 そういった場合にはお断りをしてしまうというケースもあったというふうには聞いています。正確な件数はないんですけれども、要綱改正後、19件の申請を受け付けています。そのうち9件が、緩和されたものに合致するということで、逆に申し上げると、もし要綱の改正をしなかったら、件数は全然伸びなかったということで、利用されなかったという実態です。実際に要綱改正をする前にお断りしたという件数は、正確にはつかんでいないんですが、要綱を改正することで利用が飛躍的に伸びたという状況でございます。

白井委員

 私が言いたいのは、これは申請時のタイミングまで遡及しないわけなんです。助成金額が少ないタイミングで早々と協力しますという返事をした人と、やっぱりもう少しと言って、返事をおくらせた人、後から申請した人のほうが助成金額はアップしているんですよね。ただ、一旦申請してしまうと、もう新しい補助額で受けられなくなると。そういう部分では、今回の要綱改正自体はいいことなんですけれども、この恩恵を受けられなかった人というのはどのぐらいなのかというのを聞きたいんです。

細野都市基盤部副参事(大和町まちづくり担当)

 失礼いたしました。単価の改定というほうでいきますと、建替えによるお支払いが既に大和町では延べ4件はございますので、その方たちには本年6月に当委員会で御報告させていただいた、建替えの新しい金額では出しておりませんので、その方たちは旧単価のままお支払いをしてしまったということになります。(「委員長、ちょっと休憩してもらっていいですか」と呼ぶ者あり)

委員長

 休憩いたします。

 

(午後5時18分)

 

委員長

 再開いたします。

 

(午後5時20分)

 

 他に質疑はありませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 質疑がなければ、質疑を終結いたします。

 意見について伺います。第77号議案について意見はありますか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 それでは、第77号議案について、意見なしとして総務委員会に申し送ることに御異議ありませんか。

 

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 御異議ありませんので、そのように決定いたします。

 以上で本日の日程を終了いたしますが、委員、理事者から御発言はありませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 なければ、以上で建設委員会を散会します。

 

(午後5時21分)