平成28年09月27日中野区議会決算特別委員会子ども文教分科会
平成28年09月27日中野区議会決算特別委員会子ども文教分科会の会議録

中野区議会決算特別委員会子ども文教分科会〔平成28年9月27日〕

 

子ども文教分科会会議記録

 

○開会日 平成28年9月27日

 

○場所  中野区議会第5委員会室

 

○開会  午後1時00分

 

○閉会  午後2時14分

 

○出席委員(8名)

 森 たかゆき主査

 広川 まさのり副主査

 日野 たかし委員

 北原 ともあき委員

 小宮山 たかし委員

 いさ 哲郎委員

 高橋 ちあき委員

 久保 りか委員

 

○欠席委員(0名)

 

○出席説明員

 教育長 田辺 裕子

 子ども教育部長、教育委員会事務局次長 横山 俊

 子ども教育部副参事(子ども教育経営担当)、教育委員会事務局副参事(子ども教育経営担当) 辻本 将紀

 子ども教育部副参事(子育て支援担当)、教育委員会事務局副参事(特別支援教育等連携担当) 平田 祐子

 子ども家庭支援センター所長、教育委員会事務局副参事(教育相談連携担当) 神谷 万美

 子ども教育部副参事(保育園・幼稚園担当)、教育委員会事務局副参事(就学前教育連携担当) 小山 真実

 子ども教育部副参事(幼児施策整備担当)、教育委員会事務局副参事(幼児施策調整担当) 荒井 弘巳

 子ども教育部副参事(子ども教育施設担当)、教育委員会事務局副参事(子ども教育施設担当) 浅野 昭

 教育委員会事務局副参事(学校再編担当) 板垣 淑子

 教育委員会事務局副参事(学校教育担当) 石崎 公一

 教育委員会事務局指導室長 杉山 勇

 

○事務局職員

 書記 大野 貴子

 書記 香月 俊介

 

○主査署名


審査日程

○議題

 認定第1号 平成27年度中野区一般会計歳入歳出決算の認定について(分担分)

 

主査

 定足数に達しましたので、子ども文教分科会を開会いたします。

 

(午後1時00分)

 

 認定第1号、平成27年度中野区一般会計歳入歳出決算の認定についての分担分を議題に供します。

 本日は分科会2日目ですが、1日目に確認しましたとおり、2日間で当分科会分担分の質疑を終わらせたいと考えております。委員、理事者におかれましては、御協力のほどお願いいたします。

 本日の審査も、お手元に配付の審査日程(案)により午後5時を目途に進めたいと思います。また、3時ごろに休憩をとりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

 本日の質疑の前に、きのうの分科会で答弁保留となった分と答弁にかかわる訂正の申し出がありましたので、これを許可いたします。

辻本子ども教育部、教育委員会事務局副参事(子ども教育経営担当)

 昨日、5目知的資産費にかかわりまして、日野委員から御質疑をいただきました件につきまして、答弁をさせていただきたいと存じます。

 まず、1点目でございますが、決算説明書251ページでございますが、図書館システム回線使用料につきまして、27年度、指定管理業務経費に含めたわけでございますが、そういった経過につきましての内容でございます。

 平成26年度、システムリプレースを実施いたしました。これに伴いまして、平成27年度から、これまで情報システム分野で一括契約しておりました回線から、図書館単独の回線を使用するよう変更したことによりまして、指定管理料に含め、契約することとしたものでございます。その理由でございますけども、情報システム分野で一括契約する回線につきましては、容量的にいっぱいの状況でございました。また、この容量をふやすよりも単独の回線を使用するほうが安価であることなどがその理由ということでございます。

 次に、ホームページのアクセス件数についてでございます。図書館ホームページのアクセス件数につきましては、ウエブサーバのログによりましてホームページのトップページにアクセスした件数をカウントしてございます。システムリプレースを行いました際、より安定したシステム運営を図るため、これまで一台でございましたウエブサーバを2台にいたしました。これに伴いまして、外部からの処理要求などを振り分け、サーバの負荷を分散いたしますロードバランサという装置をつけました。この装置によりますアクセス件数もホームページのアクセス件数としてカウントされることになったことによりまして、件数が伸びたものでございます。

 なお、ロードバランサによるアクセス件数のみを差し引くことは技術的に困難であるといった事情がございます。

 また、加えまして、従前は予約ページや予約状況の確認ページ等を個別に設けてございまして、それぞれログインするような方式をとってございました。これがリプレースに伴いまして、利便性を向上させるため、マイページからのログイン方式に統一いたしました。マイページにつきましては、トップページに設けましたことによりまして、また、検索につきましてもトップページに検索窓を設けたことなどによりまして、アクセス件数については増加したものでございます。

 さらに加えますと、平成27年度から新たなサービスといたしまして、未所蔵本のリクエストがスマホ等でホームページからできるようにしたことなども増加の要因ということでございます。

主査

 ただいまの答弁に対して、質疑はございますか。

日野委員

 システム回線使用料のほうに関しては、そもそもの仕組みが変わって、単独のほうが安価だということで理解できました。

 アクセス状況がロードバランサ負荷分散装置で振り分けられるアクセスもカウントされたということで件数が大幅にふえたということだったと思うんですけども、そうすると、ここに載っているホームページアクセスというのは、要は利用者がどのぐらい利用したかというのがわかる数字ではなくなってしまっていると思うんですよね。そうすると、何のためにこの数があるのかというのがあると思うんですけども、まず、その辺はどうお考えですか。

辻本子ども教育部、教育委員会事務局副参事(子ども教育経営担当)

 委員御指摘のとおりでございまして、今後、この数値につきまして、どのような形で載せるか、区民の皆様の利用状況を伝えるための数値ということで載せてまいりたいと考えてございます。どのような形で載せられるかというのは、鋭意研究してまいりたいと考えてございます。

日野委員

 先ほど技術的に難しいというお話があったと思うんですけども、私もシステムで働いていたので、アクセス解析というか、その辺というのは、それほど難しい話ではないんじゃないかなというふうに個人的には思うんですけど、正しい値というか、実際に利用者がどれぐらい利用しているか、これがないと意味がないと思いますので、工夫をしていただきたいなというのが要望で1点と、あとは、ちょっときのうもお話ししたんですけど、それ以外の、ほかから何か影響のあるようなアクセスがないのか、そういうところも調べているのかどうかというところをちょっと確認したいんですけど、どうでしょうか。

辻本子ども教育部、教育委員会事務局副参事(子ども教育経営担当)

 回線の外部からの不正なアクセスによる被害というのは避けなくてはいけないということで、その辺につきましては、区のCIOオフィスでありますとか、そういったところの指導なども適宜受けてございまして、今のところ不正なアクセスはないものということで理解してございます。

主査

 他に質疑はございますか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

主査

 続きましては、もう一件、答弁の訂正があるということですが。

杉山教育委員会事務局指導室長

 昨日の高橋委員からの教科書事務にかかわる御質問に対する答弁について訂正をさせていただきたいと思います。

 説明書は263ページでございます。

 選定調査委員、調査研究会委員謝礼について御質問いただきました。その際、選定調査委員、調査研究委員の教員の謝礼について発生しない旨、お答えをさせていただきましたが、選定調査委員につきましては、そのとおりでございますが、調査研究委員につきましては、時間外に別途調査や会議を設けているということで、謝礼を支払っているという状況でございました。訂正をさせていただきます。申しわけございませんでした。

主査

 ただいまの発言に対し、質疑ございますか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

主査

 なければ、進行いたします。

 それでは、本日の質疑のほうに入りたいと思います。

 昨日の続きですが、決算説明書の286ページから295ページ、3項子育て支援費、1目子ども家庭支援費からになります。

 この目について質疑はございますか。

いさ委員

 287ページの入院助産のところの入院助産施設入所費等、これはすごく不用が多いように思うんです。執行が24.4%、これは対象者が限られているような中でこういうふうになっているのはどうしてかなと思って、ちょっとお聞きしたいんですが。

神谷子ども家庭支援センター所長

 こちらの事業につきましては、出産する際に経済的な理由で分娩する費用が捻出できないという方を対象にしておりまして、入所人員は9人となっておりますが、実際に支弁をした件数は2件になっておりまして、そのほかは都立病院などをあっせんしておりますので、そちらのほうは東京都から直接支弁というような形になってございます。

いさ委員

 もう一つ、次のページ、289ページなんですけれども、子育てサービスの短期預かりサービスのところです。ここの被虐待児童一時保護なんですが、昨年の実績を見ると4泊なんですけど、27年とは27泊と結構ふえているんです。これは何かあったか、つかんでいますでしょうか。

神谷子ども家庭支援センター所長

 こちらにつきましては、被虐待児童で一時保護が必要な場合に、東京都からの受託を受けまして、施設において保護をしている案件でございまして、件数については、実人員は昨年度も今年度もさほど多くはないんですが、案件によって、1回の宿泊数が多くなる場合もあるということでございます。

いさ委員

 虐待の度合いだとか、何か懸念すべきことというのはなかったということでしょうか。

神谷子ども家庭支援センター所長

 もちろん一時保護が必要ということで、虐待といった場合もありますし、親が入院等で保護が一時的にできないといった場合もございます。こちらの事業につきましては、東京都の児童相談所からの受託事業になりますので、必要な依頼があって、施設にあきがあれば受け入れるということでとっております。

高橋委員

 質疑といいましょうか、いつも不思議に思うんですけど、まず1点確認したいのは、支えあいのほうにも地域子ども家庭支援というところがあるんですけれども、こちらのほうの子育て支援の目においても、ここでやらなくちゃならないのと不思議に思うんですけど、支えあいのほうでできるかできないかは答弁できないんだろうけど、不思議に思うんです。いつも何かを聞くと、ここでは答弁できないことにぶち当たったりとか、それから、決算の総括質疑の中においても、御答弁を聞いていると、これこれこれはすこやか福祉センターでまずはどうたらこうたらという答弁が、こちらの答弁の中に入っているというのが何だかおかしいんじゃないというふうにいつも不思議に思うんですけれども、さまざまな子育てサービスの中にも預かりとか支援とか、いろいろありますね。そのほかにも、次が、295ページまでの中に出産・育児支援の推進、母子保健医療助成とか、そういう項目の支出が何でこうやって分かれちゃうんだろうなというふうに、毎回こういうふうに質疑をしている中で感じ取っているんですけど、それをどう思いますかと聞くのも何だか変かなとか思うんだけど、担当しているところにおいて、不都合というのは発生しないんですか。

平田子ども教育部副参事(子育て支援担当)

 まず、すこやか福祉センターにもこういった子育ての窓口を設けておりまして、基本的に区の窓口とすこやかの窓口で、例えば母子などについては両方で受付を行ってございます。区役所とすこやかにおいては、フロントと制度管理というような役割分担は一定程度しておりまして、ただ、区役所本庁舎のほうにも便宜がありますので、御利用の方の便宜を勘案しまして、窓口は設けているということもございます。

 ただ、委員御指摘のように、例えば子どもの関係で未整理なところも若干ございますので、来年度、目標体系の整理の中で検討したいと考えてございます。

高橋委員

 検討課題だと思うんですけど、287ページの子ども総合相談窓口があるじゃないですか。そこは延べ人数で書かれていますけど、大勢の方がいらっしゃいますよね。すこやか福祉センターにもいらっしゃる方がいるんだけど、あちらでワンストップでやりますといったって、あちらでワンストップでできるわけがないわけよ。やっぱりみんなここへ来ると、ある程度のものがそろっているから、こっちへ来ちゃう。そういうので、なんか窓口がばらばらにあって、出産する方も母子手帳は役所の相談窓口に行きます、すこやかにも行きます、私は以前に聞いたとき、すこやかでは発行していないから、ここに来るのかと言った、すこやかでもやっているんですと言われちゃったから、そういうことのばらばらな作業をきちんとどこかでまとめてやらないと、来る区民の皆さんも混乱しちゃうんじゃないかなというふうには感じ取っているんです。

 だから、来年度に向けて精査しますということでありますので、本当にすこやかを中心でやりたいのだったら、今、この所管で持っている部分で、あっちで持ってもらいたいものははっきり言って、持ってもらったほうがいいと思うんですよ、ここで大変な思いをしているよりは。それでなくたって、さまざまな仕事がたくさんあるわけだから、統一できるものは統一したところでやっていくほうが本当に便利だと思うんです。どうですか。

平田子ども教育部副参事(子育て支援担当)

 区民の皆様のわかりづらさもあるということも聞いてございます。区民の方から見て使いやすい窓口というものを真剣に考えてまいりたいと思っております。

いさ委員

 今の話、僕もちょうど聞こうと思っていたところだったんですけど、292ページには乳幼児健康診査委託があって、支えあいのほうに委託がないものがあるわけですよね。188ページにはそういうものが。僕にしてもわかりにくいです、どうしてこうなっているのか。6カ月、9カ月健診はこっちにあるけれど、ほかは支えあいのほうにあったりするので、これは整理してほしいなと僕も思います。

 それで、聞きたかったのは、293ページの5歳児歯科検診委託等ですけれども、対象者が1,878人いて、受診者が673人ですよね。昨年度見ても同じようなんです。対象者が1,882人いて、受診者が731人ということで、対象がこんなにいるのに、3分の1しか受けていないというのはどういうふうにお考えかなとちょっとお聞きしたくて。いいでしょうか。

平田子ども教育部副参事(子育て支援担当)

 委員御指摘の5歳児歯科検診でございますが、歯科医師会に委託して実施しているものでございまして、年度内に5歳になるお子さんを対象としております。所管としましても、就学前ということもございまして、できるだけ受診していただきたいというふうには考えておりますけれども、学校に入って歯科検診を受けるということもございまして、なかなか受診率が伸びないという状況ではございます。

いさ委員

 本当に受診していない理由はそれなのかがちょっと気になりまして、もし周知が足りないということがあるのかなと思って、そういうことであれば、改めてそこは見直しをしていただきたいなと思うんですが、どうでしょうか。

平田子ども教育部副参事(子育て支援担当)

 先ほどの説明にちょっと修正を加えさせていただきます。保育園に通園されているお子さんにつきましては、保育園で歯科検診を行っておりまして、この中で対象者には含まれてしまっているんですが、実際には受診されているお子さんがいらっしゃるということでございます。

 勧奨につきましては、今後、窓口等でも御案内するなど努めてまいりたいと考えております。

日野委員

 289ページ、短期預かりサービスのショートステイのところについて伺います。

 特に0~3歳未満児の委託のところなんですけど、昨年度、一昨年度よりも結構ふえているんですね。利用しやすくなるということは非常にいいことだと思うんですけども、ふえた中で、どういう理由で預けているのが多かったのか、ちょっとお伺いいたします。

神谷子ども家庭支援センター所長

 こちらの預け入れる理由につきましては、保護者の出張などの要因が多くなってございます。

小宮山委員

 289ページの一時保育について伺いますけど、教育要覧の106ページにもありますが、一時保育には、欠員利用型の一時保育も制度としてはあると思うんです。ただ、今、欠員がある保育園は定期利用に回っていると思うので、事実上は今のところ空き利用で一時保育を使えるような保育園は存在していないと考えていいんでしょうか。

神谷子ども家庭支援センター所長

 27年度につきましても、区立の空き利用につきましては、年間を通じて実績はございませんでした。

小宮山委員

 それ以前の年度がよくわからないんですけど、それは保育園を定期利用している関係とかもあるんですかね。

小山子ども教育部副参事(保育園・幼稚園担当)

 定期利用につきましては、今年度からの事業となってございます。

いさ委員

 295ページ、ここも範囲ですよね。

主査

 295ページまでです。

いさ委員

 アポロ園の事業なんですけど、昨年は在宅もやっていたと思うんですけど、これはなくなったんでしょうか。ちょっと教えてください。

平田子ども教育部副参事(子育て支援担当)

 昨年度の決算にございます在宅サービスでございますけれども、こちらは平成26年度の途中に、10月からになりますけれども、重度重複障害児の施設がございまして、居宅系のサービスはそちらのほうで実施することになりましたので、指定管理料の中に含まれてございます。

主査

 他にございますか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

主査

 なければ、進行いたします。

 続きまして、294から297ページ、2目子ども育成推進費について、質疑はございますか。

いさ委員

 青少年育成支援活動の中に昨年度は次世代育成委員というのがいたと思うんですけれど、これは所管が変わったと聞いているんですけど、どうしてでしょうか。

平田子ども教育部副参事(子育て支援担当)

 次世代育成委員につきましては、支えあい推進室のほうに所管を移管してございます。次世代育成委員につきましては、地域で活動するということがございますので、より地域に密着したすこやかで所管するということに変更してございます。

高橋委員

 297ページのハイティーン会議、これは10月にもうそろそろ行われると思うんですけど、毎年毎年、すごい活躍されているいいものだと思うんだけど、場所がもっといいところでやってあげればいいのになというふうに思うんだけど、場所選定とか、ハイティーン会議のお知らせ、広報活動、去年は結構いらしてくれたみたいかな。私は行かれなかったんですけど、一生懸命、何回も重ねたものの発表をするわけだから、場所、広報、それから人が来るような呼び込みというのを考え直したほうがいいんじゃないのと思いますけど、どうですか。

平田子ども教育部副参事(子育て支援担当)

 今年度もハイティーン会議の意見交流会につきましては、10月2日に産業振興センターで実施するということを予定してございます。

 委員御指摘のように、場所ということもございますが、サンプラザを使うと費用も必要になってくるのでございますので、検討させていただきたいと思います。

高橋委員

 箱物の中でやるのも大事なんだけど、これは天気に左右されちゃうからあれなんだけど、四季の森のあまり雨に濡れないような場所とか、やっぱり人目に触れるところでやってあげると、より一層、次回、今度私たちも頑張ろうかなとか、あとは、強制的にはできないんだけれども、この会議を見てほしい年齢の子どもたちに声をかけて、大人じゃなくて子どもたちに見に来てもらうとか、そういう工夫を凝らしてもらいたいと思います。よろしくお願いします。

 それから、その下の親子農園が1カ所、157区画なんですけれども、これは多分、上鷺だと思うんですけれども、これってどういうふうな感じで貸してあげているのか、そして、借りている人はどういう使用料とか利用料とか払ってやっているのか。あとは、毎年、年度が変わると申し込むとか、そういうものがなければ更新なのか、親子じゃなくてはいけませんとかとあるのか、ちょっと確認します。

平田子ども教育部副参事(子育て支援担当)

 まず、親子農園でございますが、1区画9.9平米になってございまして、年度3,000円で利用料をいただいてございます。ただ、9月以降の申し込みの方につきましては1,500円をいただいてございます。

 それで、毎年度更新をしてございまして、申し込みをいただいております。申し込みが多数の場合は抽せんでやっております。18歳未満の子どもと同居する家族が申し込めることになってございます。

高橋委員

 わかりました。

 これは本当かどうかわからないんですけど、親子じゃない人がずっと借りているとか、ずっと使っているというようなことを耳にしたことがあるので、毎年申請をして更新するということだから、それはあり得ないんじゃないかなとか今、思いましたけれども、そういうところも申し込んで、はい、貸しますよ、じゃ、どうぞという感じで、行政サイドは貸したら携わっていないんでしょう。農園に行って一緒にやるとかそういうことはあり得ないんでしょう。だから様子がちゃんと把握できているのかどうかということはどうなんでしょうか。

平田子ども教育部副参事(子育て支援担当)

 農園につきましては、年2回共同除草をやっておりますが、そちらには職員も参加して一緒にやっております。

主査

 他にございますか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

主査

 なければ、進行いたします。

 続きまして、296から297ページ、3目子育て臨時給付金について、質疑はございますか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

主査

 なければ、次に進みます。

 4項保育園・幼稚園費です。298から313ページ、1目保育園・幼稚園費について、質疑はございますか。

日野委員

 ページでいうと301ページ、区立保育園の運営のところなんですけども、執行残で、例えば臨時職員賃金、光熱水費、給食賄費、結構残が多いので、ちょっと目立つんですけど、残になった理由を教えてください。

小山子ども教育部副参事(保育園・幼稚園担当)

 主に多く残が残りましたのは、臨時職員の賃金でございます。また、光熱水費等につきましても残が多く発生しているところでございます。

日野委員

 すみません。残の理由について教えてください。

小山子ども教育部副参事(保育園・幼稚園担当)

 臨時職員というところでございますけれども、例えば看護師の欠員が出た場合の看護師補助員ですとか、そのような経費を設けてございましたけれども、今年度につきましては、執行がなかったということですとか、臨時職員につきましても、予定よりも適切に配置ができたということで残が残っているところでございます。

日野委員

 光熱水費等については、27年度、こんなに多いのはどうしてですか。

小山子ども教育部副参事(保育園・幼稚園担当)

 実は、こちらの園の数なんですけれども、26年度から27年度になりまして、園の数が1園減ってございます。そもそも予算の段階でその分を減らした形で予算をつくっておりますけれども、その分が大幅に残ってしまったというところでございます。

日野委員

 予算の段階で削ったけども、さらに大幅に残ったということですよね。何で大幅に残ったのかということを教えてください。

小山子ども教育部副参事(保育園・幼稚園担当)

 さまざま節電等、水道料、ガスにつきましても、園のほうで進んでいるというふうに理解している

ところでございます。

日野委員

 じゃ、園のほうの努力が昨年度は行われて、こういうふうに光熱水費が減らされたということでよろしいんですね。

小山子ども教育部副参事(保育園・幼稚園担当)

 そのように理解してございます。

高橋委員

 303ページからいろいろかかわってくるとは思うんですけれども、保育士等キャリアアップ補助金4園とか、保育園サービス推進事業補助金4園、その次のページだと、一番下のほうにいくと、保育力強化事業補助金が19か所とか、いろんな補助金の内容があるんですけど、これって、どういう理解をしたらいいんでしょうか。

小山子ども教育部副参事(保育園・幼稚園担当)

 保育士キャリアアップ補助金につきましては、保育施設給付あるいは地域型保育事業給付、認証保育所というところで同じようにございますけれども、これは皆同じ仕組みの中でお使いいただいている補助金になります。キャリアアップ補助金につきましては、保育士、栄養士、看護師、保育園に勤めていらっしゃる方のやりがいやもっと働くことができるように、キャリアアップに向けた賃金改善を行った費用の一部を補助するというような仕組みになってございます。そのことによって、保育サービスの質の向上を目的とするものでございます。

 また、保育サービス推進事業補助金につきましても同様に、補助金の事業になってございます。こちらにつきましては、区民の皆様の多様な保育ニーズ、子育て支援を図る、さまざま推進するというところの費用の一部を補助するという事業になってございます。事業種別が異なることから、このような形で載せているところでございます。

高橋委員

 そうすると、各園手挙げで、うちはこれを頑張りますから、これをくださいというような感じで自主的に申請をされるんですか。

小山子ども教育部副参事(保育園・幼稚園担当)

 御案内をした上で自主的に手挙げをしていただいて、補助をするものでございます。

高橋委員

 区立保育園、私立保育園、または幼稚園とかいろいろありますけれども、手挙げは大事だと思います。できるできないという、その年度で保育園がことしは頑張ってやりますと、でも来年じゃないとできないからとか、いろいろ事情があるとは思うんですけれども、中野区の子どもたちがそこに通っているわけだから、手挙げとかじゃなくても、こういうのがありますから、ぜひやってもらいたいとか、バックアップできるような体制にしていって、全ての園がこれを上手に利用できるような方法を考えてあげるべきじゃないかなというふうに思います。じゃないと、力の差というか、変な言い方ですけど、できるところとできないところの補助金の差が出てくると、通っているお子さんたちが、それは差はないでしょうけれども、せっかく一生懸命やっているんだから、ある程度、皆さんが同じような土俵に立てて、スキルアップ、キャリアアップ、質の向上に向けてやっていけるような環境づくりをするのが行政じゃないかなと思うんですけど、どうですか。

小山子ども教育部副参事(保育園・幼稚園担当)

 キャリアアップの補助金につきましては、賃金の改善ということで、経営にもかかわることではございますけれども、そのことにより保育士のモチベーション等が上がるということで、いい保育が可能になるということですので、さまざまな機会を捉えて、園長会等を捉えまして、御案内をさせていただきたいというふうに考えております。

高橋委員

 ぜひそのようにしていってあげてほしいと思います。

 それから、私立保育園なんかで区の施設を受け継いで、これから建てかえをしていかなきゃいけない園とかあるじゃないですか。そういう園とはいろいろ話をしたりとかしていますか。

小山子ども教育部副参事(保育園・幼稚園担当)

 この間も建てかえが必要な園の園長さんとは私ども、話し合いの機会を何回か設けているところです。その中でさまざまな御要望をいただいておりますので、今後、できることにつきまして、取り組んでまいりたいというふうに考えております。

高橋委員

 お金のかかることだから、あんまり強くは言えないんですけれども、しかしながら、中野の幼児を担ってくださっている大事な施設の方たちであるから、公立、私立、関係なく、または保育園、幼稚園関係なく、行政サイドは考えていかなくちゃいけないことがたくさんあると思うんですよ。だから、中野で生まれ育っていく子どもたちがどんな選択をしても、安心である施設運営をしていかなくちゃならないというところにおいては、大切な所管だと思っておりますので、耳を傾けて、しっかりとサポートできるところはサポートしてあげたり、また、協力できる物件とかあれば、そういうのだって逐次話し合いながらやっていってもらいたいと思います。よろしくお願いします。要望とします。

日野委員

 今、高橋委員がおっしゃったところ、保育士キャリアアップ補助金、本当に手挙げだけじゃなくて、しっかり区のほうのサポートもしていただきたいなというふうに思うんですけども、307ページのほうを見ると、認証保育所のほうでは執行残というのが割合少ないのかなと思って、補助対象の箇所も多いなと思ったんですけど、何か違いってあったんですか。

小山子ども教育部副参事(保育園・幼稚園担当)

 特に違いはございません。御案内をいたしまして、手を挙げていただいているところでございます。

日野委員

 わかりました。

 あと、もう一つ、305ページ、ここに学校110番補助事業と指導検査業務委託、これは両方とも未執行になっているんですけど、これはどうしてか、教えていただけますか。

小山子ども教育部副参事(保育園・幼稚園担当)

 学校110番につきましては、昨年度から新しい仕組みの中で実施しているところでございますけれども、当初、こちらの地域型小規模事業につきましては、補助の対象になるという計画をしていたところでございますけれども、地域型小規模事業が対象外になってしまったということで、未執行になってしまったものでございます。

日野委員

 学校110番のほうはわかりました。

 もう一つの指導検査業務委託、こちらは。

小山子ども教育部副参事(保育園・幼稚園担当)

 こちらにつきましては、地域型小規模の事業につきまして、さまざまな指導の権限が27年度から区が実施することになりました。不適切な会計等をしているようなところにつきまして検査をする予定ということで、10園分の委託経費をつけておりましたけれども、事業所のほうも新制度移行の対応ですとか、さまざまな状況もございまして、27年度につきましては、実施することができませんでした。

いさ委員

 ちょっと質問が重なってしまうんですけれども、私も保育士等キャリアアップ補助金と保育サービス推進事業補助金のことなんですが、ここに補助金がつくというのは画期的だと思うし大事だと思うんですね。保育の事業にかかわっている方々は皆さん、話を聞いたら、やっぱり大変だというお話ですから、補助金がついたら飛びつくのかなという感じがしたら、意外とそうでもないのかなと。民間のところでも4園対象となっているというところでは、もしかしたら、簡単に飛びつけない事情、ハードルみたいなものがあって、何となく手が出せずにいるのかななんて、そんなことも想像したりするんですが、そういう聞き取りみたいなことというのはやっていますか。

小山子ども教育部副参事(保育園・幼稚園担当)

 キャリアアップ補助金につきましては、事業所の経営というところにかかわりますので、さまざま計画的に取り組んでいらっしゃるのかなというふうに考えております。園によりましては、従事者全員のキャリアアップということで申請していただいているところもございますし、一部の従事者というところもございますので、そこら辺は計画的に進めるためにこのような形になっているというふうに認識しているところでございます。

 あと、保育サービス推進事業につきましては、区民のニーズに合った形でサービスを充実させるというところでの補助金ですので、条件に基づいてこちらは補助する形になっておりますので、そういう条件をクリアするための体制等につきましては、それぞれ状況が異なりますので、現在のような状況になっているというふうに認識しているところでございます。

いさ委員

 個別に聞き取りみたいなことは行ったのかどうかなんですけど、お答えください。

小山子ども教育部副参事(保育園・幼稚園担当)

 個別に聞き取りはしておりません。

いさ委員

 恐らくいろいろ出てくると思うんです、ここがこうだったら使えるのにみたいなところとか。それは今の補助の仕組みがそうなっているから、仕方がないという話なのか、改善するのかという話だと思うんです。事業所の経営自身がそんなに簡単じゃない、楽じゃないというのは把握されていることだと思うので、これを使えるようにするために、ぜひ事業者の皆さんにお話を聞いていただいて、改善できるところは改善いただきたいなと思います。

 続けて、309ページなんですけれども、指定管理者園運営の事業実績のところですね。昨年は同じ欄に障害児延べ人数というのが出ていたと思うんですが、ことしは入っていないんです。これ、理由はわかりますか。

荒井子ども教育部副参事(幼児施策整備担当)

 こちらのほうの表記につきましては、今、委員のおっしゃった、障害児の関係の表等がここには載っていたんですが、全体的な調整の中で、ほかの部分も障害児の人数等は本来あるんですけれども、そういったところとの整合を図るために、基本的に定員を上回る入所児童の延べ人数だけの表記に抑えたという形で削除させていただいております。

いさ委員

 確認させてください。ほかに書いてあるからここには書かなかったという意味でしょうか。

荒井子ども教育部副参事(幼児施策整備担当)

 ほかの表記の仕方に合わせたということでございます。

小宮山委員

 299ページ、避難車等購入備品修理で620万円、避難車というのはどういう乗り物なのか、教えてください。

小山子ども教育部副参事(保育園・幼稚園担当)

 災害等が起きたときに園児を避難車に乗せて避難するというのが主な目的になります。しかし、日常的には、お散歩に行くときに大きな柵のかごに車がついて、保育士の方が押していらっしゃると思うんですけれども、あのことを避難車というふうに言います。

日野委員

 307ページの認証保育所等保護者補助のところについて伺います。

 認可外保育所保護者補助金とあるんですけども、当初予算では1,536万円となっていて、対象児童480人ということで想定していたと思うんですが、この執行額では2,850万円となっていて、実際の人数のところもまとめられているんですよね。ちょっとわからないんですけど、ふえた理由と、あとは実際の認可外の対象児童数が何人なのかを教えてください。

小山子ども教育部副参事(保育園・幼稚園担当)

 認可外保育所保護者補助金の対象者ということでよろしいでしょうか。補助をした数ですけれども、130人になってございます。

日野委員

 それは実際の人数ですよね。延べ人数ではないんですよね。要は、6,777人中、130人ということですか。

小山子ども教育部副参事(保育園・幼稚園担当)

 今、私が申し上げた数字は、実際の実人数になります。

日野委員

 130人、当初予算で出ている延べ480人とどのぐらい差があって、執行額がふえているのかというところを教えていただけますか。

小山子ども教育部副参事(保育園・幼稚園担当)

 延べ人数は864人になります。

主査

 金額がふえているとかという部分は、答弁保留ということで

小山子ども教育部副参事(保育園・幼稚園担当)

 ちょっと答弁保留で。

主査

 他に質疑はございますか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

 なければ、進行いたします。

 続きまして、312から313ページ、2目入園相談費について、質疑はございますか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

主査

 なければ、次に進みたいと思います。

 312ページから315ページ、3目幼児施策整備費について、質疑はございますか。

日野委員

 315ページ、新規保育施設開設準備経費等補助金残がかなり大きい額になっているんですけども、また「等」というふうになっているんですけど、実際にどういった部分で残になっているのか、教えてください。

荒井子ども教育部副参事(幼児施策整備担当)

 まず、「等」につきましては、認可開設後の賃料でございますとか、認証の認可化でございますとか、小規模の開設、上のほうの歳出にございますような、新規認可保育所の開設準備経費以外の部分の残ということが入っておりますので、「等」という形になってございます。

 8,800万円という金額が大きいということでございますけれども、基本的に当初予算または補正予算の中で何園の開園を目指したいというようなお話の中で予算を組ませていただきまして、予算の組み方といたしましては、補助限度額がございますので、その金額と施設数を合わせた形での算出という形で予算を組んでございます。ある一定の規模の保育所を整備していくという観点から、大規模な定員のものが来た場合に対応できるような形の組み方をしているものでございます。実際にはその予算の限度額いっぱいまでの補助がなかったというところで、それぞれ執行残が出ているというところでございます。

日野委員

 ここに限った話じゃないんですけど、例えばきのうの御説明の中でも、少額のものはまとめるとか、基準がすごくわかりにくいなというので、もし統一された何か、こういうのは乗せる、こういうのは乗せないというのが決まっていたほうがわかりやすいかなと思いますので、もしできれば工夫していただきたいなというふうに思います。要望です。

主査

 他に質疑はございますか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

主査

 なければ、次に進みたいと思います。

 次が316ページから325ページ、5項子ども教育施設費、1目子ども教育施設整備費について、質疑はございますか。

いさ委員

 319ページですけど、施設整備、三つの小学校の耐震化の工事についてなんですけど、現状、進捗はどんなふうになっているか、ちょっとわかる範囲で教えてください。

浅野子ども教育部、教育委員会事務局副参事(子ども教育施設担当)

 耐震補強につきましては、平成27年度で全小学校、中学校で終了いたしております。残っているのが、同じところに書いてあります非構造部材のところを今現在やっているところでございます。

日野委員

 317ページというか、主要施策別冊の182ページを見ていただきたいんですけど、このページの下のほうにアスタ1とあって、平成22年度よりバイオマス燃料により発電した電気契約へ変更して、これによって年間700万円削減で、CO換算で1,000トンの削減効果があったということなんですけども、これは我が会派からここに関して訴えてきた部分であるんですけども、現在、36校中21校というふうになっているんですけど、こういう成果が出ていて、これから残りの15校に関してどのように進めていくのか、お伺いします。

浅野子ども教育部、教育委員会事務局副参事(子ども教育施設担当)

 バイオマス燃料につきましては、供給元である程度の割当量というのがございますので、こちらのほうから申請はいたしますけども、割当量に応じてどこの学校にというふうに決まってまいりますので、一遍に全部残りの部分をやるというふうにはなかなかいかない状況でございます。

日野委員

 それは現状見えている、例えば来年度何校できるかという部分もまだ見えていないんですか。

浅野子ども教育部、教育委員会事務局副参事(子ども教育施設担当)

 まだこれからでございます。

日野委員

 これは学校再編で新しく改築される学校とかに関しても、申請していって、順次同じような手順でやっていくことになるんでしょうか。

浅野子ども教育部、教育委員会事務局副参事(子ども教育施設担当)

 その方向で考えていきたいと思っております。

日野委員

 これは最後です。

 27年度の時点で21校、これは書いてありましたね。年に2から4校程度、だから、来年度も一応これぐらいできるかもしれないということでしょうか。

浅野子ども教育部、教育委員会事務局副参事(子ども教育施設担当)

 大体そのとおりでございます。

主査

 他に質疑はございますか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

主査

 なければ、以上で歳出については終わらせていただきますが、先ほどの答弁保留の部分。

小山子ども教育部副参事(保育園・幼稚園担当)

 大変失礼いたしました。予算では、1,536万円を予定してございまして、現在、執行額につきましては、2,850万1,000円ですので、その差分になります1,314万1,000円ふえたということになります。

主査

 よろしいですか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

主査

 なければ、歳入のほうに移りたいと思います。

 一般会計歳入については、子ども文教分科会の歳入決算説明書補助資料にて一括して質疑を行いたいと思います。

 歳入について質疑はございますか。

いさ委員

 これは補助資料を分けて出していただいたほうの2ページです。子ども教育使用料、福祉施設等のところに城山ふれあいの家施設使用料と突然出てくるんですけど、これは何なのかわからないので、教えていただけますか。

平田子ども教育部副参事(子育て支援担当)

 こちらは城山ふれあいの家にマルチルームというところがございまして、こちらの使用料でございます。平成26年度は支えあい推進室のほうで計上していたものでございます。

いさ委員

 支えあいだったのがこちらに来たのはどうしてでしょう。

平田子ども教育部副参事(子育て支援担当)

 城山ふれあいの家がU18プラザということになっておりまして、U18の所管が子ども教育部ですので、こちらのほうの歳入になってございます。

高橋委員

 16ページの雑入のところの不納欠損額とありますけど、内訳は何でしょうか。

平田子ども教育部副参事(子育て支援担当)

 不納欠損につきまして、児童手当等の過払い金の不納欠損がこの中の多くに含まれてございます。

小山子ども教育部副参事(保育園・幼稚園担当)

 私どもの保育料の不納欠損、27世帯、197件分の不納欠損、248万7,350円も含まれてございます。

高橋委員

 わかりました。

主査

 他に質疑はございますか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

主査

 なければ、以上で歳入については終了したいと思います。

 以上で、当分科会分担分についての質疑は全て終了したことになりますが、全体を通して質疑漏れがございましたら、質疑のほうをお願いたします。

高橋委員

 体育関係で、中学校の総体はあるのは知っているんだけど、その下の段にもう一個、連合体育大会、対象1・2年生、会場、区立中学校体育館他、これって、27年度から始まったんでしょうか。それとも前から行っていたものでしょうか。

主査

 答えられますか。

 じゃ、答弁保留ということで。

 他にございますか。

いさ委員

 歳入のところで聞き漏らしがありました。いただいたものの7ページなんですけれども、子ども教育費補助金の1、保育園のところですが、今年度989万円というのを積んでいて、増減が全く同じ金額マイナスでゼロになっていると。これは昨年度見ると、7,900万円ぐらい予算現額があって、ちょっと減って、収入済額が7,100万円ぐらい、これは去年と桁が違うことと、ことしプラスマイナスがゼロになっているというあたり、ちょっとお答えいただきたいんですけど。

小山子ども教育部副参事(保育園・幼稚園担当)

 申しわけありません。ちょっと聞き取りにくかったので、もう一度。

いさ委員

 ごめんなさい。歳入のペラの7ページです。子ども教育費補助金の1、保育園のところです。本年度予算が989万円、これが予算現額に対して同じ金額がマイナスになっていて、ゼロになっている、これはどうしてかなというのと、昨年度は7,100万円入っていたと。ちょっと桁も違っているし、このあたりのことをちょっとお答えください。

小山子ども教育部副参事(保育園・幼稚園担当)

 こちらにつきましては、保育対策等促進事業といいまして、延長保育事業の経費として予算計上していただいたところですけれども、平成27年度からは国庫補助金等の13款のほうで予算計上しているということで、こちらへ移行するものでございます。

主査

 予算計上は違うんじゃないかな。

小山子ども教育部副参事(保育園・幼稚園担当)

 すみません。事業実施をしているところでございますので、こちらには収入済額のところにつきましては、入ってございません。

主査

 まだ答弁ありますか。

 一旦休憩しましょうか。

 

(午後2時04分)

 

 再開します。

 

(午後2時04分)

 

小山子ども教育部副参事(保育園・幼稚園担当)

 大変申しわけありませんでした。

 そのうちの延長保育の事業につきましては、基本分と加算分ということで分けてこれまでは実施しているところでございます。基本分につきましては、27年度から変わりました公定価格のほうに含まれているということで、こちらには加算分のみを計算しているところです。なおかつ、実際に歳入する箇所が変わったということで、このような表記になってございます。

いさ委員

 とりあえずわかりましたけども、説明という欄がありますよね。書き方のルールが一応あるとは思うんですけれど、決算説明書であって、さらに補助資料なわけで、できればそういうところをわかるように書いていただけると、わざわざ聞かなくても済むのかなと思いますので、これも要望しておきます。

主査

 他に質疑漏れはございますか。

日野委員

 説明書の269ページ、学校評価検討委員会というところ、外部評価のところになるんですけど、教育要覧の75ページにアンケートの結果が出ています。いろんな項目で出ているんですけど、ちょっと目についたところで、特別支援教育や発達障害に関して保護者への説明を行っているところの「十分」という数が小学校、中学校ともにすごく低くて、「答えられない」「わからない」という数値も高い。学校において、特に周りの生徒とか保護者の発達障害とか支援を必要な子の理解というのは非常に重要かというふうに思うんですけども、この数値を見てどのように考えていらっしゃるか、ちょっとお伺いいたします。

杉山教育委員会事務局指導室長

 特別支援教育への理解については大変重要な内容であるというふうに認識しております。学校で特別支援教育の啓発を行う際は、在籍している児童・生徒への配慮も必要となってまいりますので、その取り扱いについては、慎重な対応が必要であると一方で認識しているところでございます。

 現状として、例えば小学校では、特別支援教室の実施に当たりまして、現在、発達障害を含めたさまざまな配慮を要するお子さんについての理解推進を図っているところでございまして、各校にはこの数値について真摯に受けとめながら、今後の教育活動でどう啓発していくか、対応しているところでございます。

主査

 他に質疑はございますか。

 先ほどの高橋委員のところは。

石崎教育委員会事務局副参事(学校教育担当)

 先ほど高橋委員からの御質問でございます。教育要覧の95ページをお開きいただきたいと思います。連合行事(体育)の中の2番、中学校の中の一番上の陸上競技というのが委員おっしゃっていた駒沢陸上競技場でやる、そのほかのバスケットボールから一番最後の柔道まで、このことにつきましてが欄で書かれている対象でございます。

高橋委員

 今までこういう表記で書かれていましたっけ。

 調べている間、これは部活とは別なのか、部活の試合なのか、イメージ的に部活っぽいのかなとか思ったりもしちゃうんだけど、学校全体でこんなになって、1・2年生がいろいろやるのかなと、そんなのあったかなと思ったりしたものですから、ちょっと聞いてみたんですけど。

石崎教育委員会事務局副参事(学校教育担当)

 いわゆる部活の新人戦という、3年生が引退して1・2年生の大会ということでの新人戦みたいなものがこれに該当するものでございます。

高橋委員

 連合体育大会って、すごい古くさい名称だから、だったら、今回も出ているんだけど、きっと部活だろうなと私は思ったんですけど、今までも書いてあったっけなとか思ったんですけど、そういう感じで御配慮いただければ結構でございますので、よろしくお願いいたします。

主査

 他に質疑はございますか。

日野委員

 さっきと同じ269ページの学校体育、体力向上プログラムの体力テストのところですね。これも要覧の72ページに体力テストの結果というふうに出ているんですけども、特に小学生、中学生ともにボール投げの値が非常に低いんですね。昨日、委員会で高橋委員のほうからも校庭開放でボール投げというお話があったと思いますけども、少なからず環境が影響している部分もあるんじゃないかなというふうに思うんです。

 区内の公園って、ボール投げができない。当然、安全を考慮してという部分がいろいろあると思いますし、また、ここの所管ではないと思うんですけども、ただ、こういうボール投げの結果を見ても、子どもたちがボールを投げられる場所というか、ボールを使って遊べる場所が少ないというのは、以前から私も地域の方からも聞いていましたし、そういう場所が必要だなというふうにも感じていました。結果でも出ていますし、所管は異なると思うんですけども、横断的にその点の話をしっかりとしていくべきなんじゃないかなというふうに思うんですけども、いかがでしょうか。

杉山教育委員会事務局指導室長

 まず、子どもたちの体力テストの状況につきましては、各校でその状況についてしっかりと分析して、体力向上プログラムという形でさまざまな課題について対応しているところでございます。

 例えばボール投げ運動につきましても、体育の授業の中で継続的に取り入れたり、非常に単純なんですが、遊びの中にも肩を回す運動などもございます。ボール投げ運動が体力そのものをストレートにあらわしているわけではないので、一つの指標として理解しながら、子どもたちの運動機能全般を高めていくという認識でおります。

 その中で、公園ですとかスポーツ担当ですとか、そういうところとは連携を図りながら、現状について理解していただいた上で、区全体の施策については対応していく資料の一つとさせていただきたいというふうに考えているところでございます。

 他部署が発出しているスポーツの計画等にも体力調査の結果なども活用していただいているのが一例でございます。

主査

 他に質疑はございますか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

主査

 他に質疑がなければ、以上で認定第1号の当分科会分担分の質疑を終結したいと思いますが、これに御異議ございませんか。

 

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

 

主査

 御異議ありませんので、認定第1号の当分科会分担分の質疑を終結いたします。

 意見の提出についてですが、意見がある場合は、明日9月28日正午までに認定第何号について及び会派名を明記の上、文書で事務局まで提出するようお願いを申し上げます。

 本日予定していた日程は全て終了いたしますが、委員及び理事者から御発言はございますか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

主査

 なければ、次回の子ども文教分科会は明日9月28日、午後1時から当委員会室において開会することを口頭をもって通告いたします。

 以上で本日の子ども文教分科会を散会いたします。

 

(午後2時14分)