平成24年06月15日地域支えあい推進特別委員会
中野区議会地域支えあい推進特別委員会〔平成24年6月15日〕
地域支えあい推進特別委員会会議記録
○開会日 平成24年6月15日
○場所 中野区議会第5委員会室
○開会 午後1時00分
○閉会 午後1時21分
○出席委員(14名)
来住 和行委員長
内川 和久副委員長
甲田 ゆり子委員
石坂 わたる委員
後藤 英之委員
ひぐち 和正委員
南 かつひこ委員
久保 りか委員
酒井 たくや委員
奥田 けんじ委員
近藤 さえ子委員
高橋 ちあき委員
市川 みのる委員
岩永 しほ子委員
○欠席委員(0名)
○出席説明員(14名)
政策室長 竹内 沖司
政策室副参事(企画担当) 野村 建樹
都市政策推進室副参事(にぎわい・商業振興担当) 滝瀬 裕之
地域支えあい推進室長 瀬田 敏幸
地域支えあい推進室副参事(地域活動推進担当) 朝井 めぐみ
地域支えあい推進室副参事(区民活動センター調整担当)、中部すこやか福祉センター所長 遠藤 由紀夫
子ども教育部長 髙橋 信一
子ども教育部副参事(学校・地域連携担当) 荒井 弘巳
子ども教育部副参事(子育て支援担当) 黒田 玲子
健康福祉部長 田中 政之
健康福祉部副参事(福祉推進担当) 小田 史子
健康福祉部副参事(障害福祉担当) 永田 純一
環境部長 小谷松 弘市
環境部副参事(地球温暖化対策担当) 上村 晃一
○事務局職員
書記 竹内 賢三
書記 関村 英希
○委員長署名
審査日程
○議題
地域における見守りや支えあい活動の推進について
地域活動支援制度等について
○所管事項の報告
1 平成23年度区民活動センター運営委員会の地域事業実施結果について
(区民活動センター調整担当)
○中間報告について
○その他
委員長
それでは、定足数に達しましたので、地域支えあい推進特別委員会を開会します。
(午後1時00分)
本日の審査日程についてお諮りいたしますので、委員会を暫時休憩いたします。
(午後1時00分)
委員長
委員会を再開いたします。
(午後1時00分)
本日は、休憩中に御確認いただいたとおり、お手元に配付の審査日程(案)(資料1)のとおり進めたいと思いますが、御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
御異議ありませんので、そのように進めます。
なお、審査に当たっては午後5時を目途に進めたいと思います。また、3時ごろになりましたら休憩をとりたいと思いますので、御協力をお願いします。
それでは、議事に入ります。
地域における見守りや支えあい活動の推進について及び地域活動支援制度等についてを一括して議題に供します。
所管事項の報告を受けます。
1、平成23年度区民活動センター運営委員会の地域事業実施結果についての報告を受けます。
遠藤地域支えあい推進室副参事(区民活動センター調整担当)
それでは、平成23年度区民活動センター運営委員会の地域事業実施結果について御報告申し上げます。資料に基づいて御報告いたします(資料2)。
なお、この本報告につきましては、先般開催されました厚生委員会において報告したものでございます。
区民活動センター運営委員会に委託している地域活動支援業務のうち、地域事業の実施結果でございます。
まず、地域事業の総数でございます。全部で80事業でございます。
地域事業の結果でございます。
まず、概要でございますけれども、高齢者対象の健康維持やふれあいを目的とした事業につきましては、12運営委員会で行われてございます。健康教室、健康講座、敬老行事といったようなものでございます。
次に、防災をテーマとした事業でございます。これにつきましては、10運営委員会で実施されてございます。防災訓練、救護訓練、防災をテーマにした講演会等でございます。
地域住民の交流を深めるためのコンサートなどの事業でございます。7運営委員会で実施されております。コンサート、映画会、作品展といったようなものでございます。
子どもの健全育成事業でございます。6運営委員会で実施されております。交通安全の集い、子育て支援講座等でございます。
地域での支えあいを推進するための事業でございます。4運営委員会で実施されてございます。支えあい検討会議や講座等といったものでございます。
次に、各区民活動センター運営委員会の実施結果でございます。これにつきましては、別紙として取りまとめておりますので、別紙をごらんいただきたいと思います。これにつきましては、地域、事業名、開催日、内容、参加者数、それと事業実施に当たっての共催の有無というものを掲げてございます。共催につきましては、赤十字奉仕団、ボランティア団体、地区委員会等でございます。詳細につきましては、この資料をお読み取りいただきたいと思います。
報告につきましては以上でございます。
委員長
ただいまの報告について質疑ありませんか。
酒井委員
こちら、各運営委員会で地域事業もやっていらっしゃいますけれども、今まで地域センターが地域のそういった事業としてやっていたこともありますよね、そういったものを踏襲している運営委員会もあるのかなというふうに思うんですけれども、そうではないんでしょうか。それとも、踏襲してやっていることもあるのかなとは思うんですけど、そうだったら、割合はどれくらいなんですか。例えば、新しいものはこれぐらい立ち上がっていますよと、運営委員会のほうで、こういった地域事業をしましょうよという。そのあたりというのはどうですか。
遠藤地域支えあい推進室副参事(区民活動センター調整担当)
地域センター時代に行っていた地域事業、これを踏襲してやっている事業もございます。それと、23年度になりまして、運営委員会のもとで新たに取り組まれた事業というもので行われている例もございます。割合につきましては、ちょっと詳細にその割合をはかってはおりませんけれども、全体として見れば、やはり23年度新たに実施された事業は多いというふうに感じております。
酒井委員
割合は把握されていないんですか。やっぱりこの区民活動センターに転換されたことというのは、地域の自主性を持って、その地域の実情に合った事業をやっていくというのが区としてのねらいでもあったわけですよね。そういう中で、そういったものがどれくらい新規であったとか、今までのを踏襲したというのは、一定つかんでおかなければならないと思うんですけれども、どうでしょうか。
遠藤地域支えあい推進室副参事(区民活動センター調整担当)
どの事業が踏襲されていたものか、それとも新しい事業かというものは把握しておりますけれども、ここで数字的に正確に述べることができないという意味でございます。
石坂委員
幾つかの区民活動センターの地域事業の中で、地域支えあいの検討会議ですとか、地域支えあい事業について取り上げられているようですけれども、実際に、町会によってスタートしている町会としていない町会があるかと思うんですが、その辺、両方とも、参加している町会も参加していない町会に関しても、参加人数だけでは読み取れないんですけれども、いずれの方も関心を持って参加されているのか。もし参加者の状況がわかれば教えていただきたいと思うんですけれども。
遠藤地域支えあい推進室副参事(区民活動センター調整担当)
これは事業として行ってございますので、そこでの参加者というものは町会の方や、また一般の方含めて、それぞれの運営委員会の事業ごとに異なっている状況ということでございます。
石坂委員
そうしますと、実際、各場所によって違うんでしょうけれども、やはり区として、こうした活動を支援していくということを考えますと、やはり地域支えあい推進にまだ参加できていない町会が参加をしやすくしていく風土ですとか、そういったものをつくっていくということに対して、区のほうも積極的にこうした場で働きかけていくですとか、情報を提供していくことが必要であると思われますが、そこに、恐らく区の地域支えあい関係の職員も参加されていると思いますので、その辺の状況はどのようになっていますでしょうか。
遠藤地域支えあい推進室副参事(区民活動センター調整担当)
地域事業自体につきましては、区が委託している事業でございますので、その委託に沿って、その具体的な内容というものはそれぞれの運営委員会で検討し、取り組まれているところでございます。委員のおっしゃいます地域での支えあい、これにつきましては、非常に重要な施策というふうに考えておりますので、そういった点につきましては区の区民活動センターの職員、それと地域支えあい推進室挙げて取り組んでいるところでございまして、そういったものを踏まえまして、各運営委員会で事業の企画を練っていただくということでございます。
高橋委員
ちょっと、先ほど酒井委員が質問したことをいま一度確認しておきたいんですけど、地域センターのときから踏襲されているものとお尋ねになりましたけれども、地域センターのときにやっていたものなんてないと思うんですが、どういう把握をされていますか。要は、センターが主体となってやっているものは、今まで私は、地域センターが主催ですというのは記憶にないんですけど、そういうことはちゃんとわかっていますか。
遠藤地域支えあい推進室副参事(区民活動センター調整担当)
地域センターのときからやっている事業というようなことでいいますと、1ページ目の弥生でいいますと、「みんなで歌おう」というようなことで、地域センターのときからこの事業については実施されていたものでございます。
高橋委員
それは、地域センターのときにやっていたんだけど、団体さんがやっていたわけですよね。センターが主催でやっていたわけではないと思うんですけど。
遠藤地域支えあい推進室副参事(区民活動センター調整担当)
地域センターのときにおきましても、地域事業の実施ということで、行政として事業に取り組んでいた経緯がございます。
高橋委員
では、それは私の勘違いかもしれませんけれども、今まで、区民活動センターになる前は、地域センターの中のいろいろな団体さんがあって、地域センターが共催してバックアップをしてくださるというような形が大半だったと思うんですけど、これはもう、それぞれ民間になって、区民活動センターの運営委員さんたちがやっているということの報告だとは思うんですが、これに対しても、やはりその運営委員会自体で参加者がばらばらだったりとか、そのものをやることで多かったり少なかったりというのは、それはしようがないと思うんですけれども、こういうものの一応各区民活動センターでやっていることの情報提供というのは、区のほうではしてあげたりとかしているんですか。それとも、それぞれ自分たちで情報交換をする場所を設けてあげているとか、そういうサポートをしていらっしゃるんですか。
遠藤地域支えあい推進室副参事(区民活動センター調整担当)
23年度の地域事業につきましては、このような形で全体を取りまとめておりますので、この内容につきましては、運営委員会の会長会議におきまして、情報提供をいたしまして、またそこでも各運営委員会の会長さんからいろいろ御意見等をいただいて、情報の共有を図っているところでございます。
それと、各運営委員会の事務局の職員の皆さん方につきましては、それぞれ横の連絡といいますか、そういった中での情報の交換というものをしながら、参考になる事業については、実際に事務局の皆さんがそこに見学に訪れるというようなことで、事業の実施については工夫されているという状況にございます。
久保委員
大和地区合同防災訓練についてちょっと教えていただきたいんですけれども、これは、大和町5町会とともに防災訓練を実施というふうになっていますが、いわゆる大和町の5町会でも、きっと今までもこういう防災訓練を行っていたのかなと思うんですが、それをこの区民活動センターが中心となって取りまとめてやってきたということなんでしょうか。それで、大和町の5町会ということだと、大和町の中には団地もあるかと思うのですが、そういったところの自治会とかは入らずに5町会とやってきたということですか。
遠藤地域支えあい推進室副参事(区民活動センター調整担当)
これは、合同防災訓練ということで、この防災訓練の実施に当たって区民活動センターの運営委員会が中心になって実施を行ったということでございます。
なお、その地域の具体的な町会の参加等につきましては把握しておりませんので、ここでお答えすることはできません。
委員長
他にございますか。よろしいでしょうか。
〔「はい」と呼ぶ者あり〕
委員長
質疑がなければ、以上で本報告は終了します。
2、その他で、所管事項の報告はありますか。よろしいですね。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
なければ、以上で所管事項の報告を終了します。
次に、中間報告についてですが、御相談したいことがありますので、委員会を暫時休憩します。
(午後1時13分)
委員長
委員会を再開します。
(午後1時15分)
ただいま休憩中に御確認いただきましたとおり、今定例会最終日の本会議におきまして、地域支えあい推進特別委員会の中間報告を行わせていただきたいと思いますが、御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
御異議ありませんので、そのように決定いたします。
また、中間報告の内容につきましては、正副委員長に御一任いただきたいと思いますが、御異議ありませんでしょうか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
御異議ありませんので、そのように決定いたします。
審査日程のその他に入ります。
次回日程について御協議いただくため、委員会を暫時休憩します。
(午後1時15分)
委員長
委員会を再開いたします。
(午後1時18分)
次回の委員会は、8月1日(水曜日)午後1時から、当委員会室において開会したいと思いますが、御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
御異議ございませんので、そのように決定します。
以上で本日予定した日程はすべて終了いたしますが、各委員、理事者から何か御発言ありましたら。
酒井委員
1点だけちょっと確認させていただきたいんですけれども、前回の5月の地域支えあい推進特別委員会において、区民活動センターのアンケート調査結果の御報告があったと思うんです。そのアンケートの回収枚数が、昭和区民活動センター、東中野区民活動センターのみが100枚で、ほかの13区民活動センターは200枚、アンケートを回収しておったんですけれども、その理由をお聞きしたところ、昭和と東中野の区民活動センターの利用者が大変に少ないんだというふうな中で、御説明があったと思うんですけれども、その一方で、例えばこの昭和区民活動センター、東中野区民活動センターの区域といいますか、地域がありますよね、担当地域というんですかね、担当区域。そこの世帯数に目を向けると、必ずしも大きく少ないんだということはないと思うんですけれども、確認だけさせてください。
遠藤地域支えあい推進室副参事(区民活動センター調整担当)
世帯数でございますけれども、世帯数につきましては、昭和区民活動センターにつきましては15地域の中で9番目の世帯数になってございます。約1万1,000世帯でございます。
なお、東中野につきましては4,700世帯程度ということで、15番目でございます。
石坂委員
以前の委員会の際に、ポイント制度が検討されていた時期だったからかもしれませんけれども、支えあいの、見守りの仕組みのほうについてもっと随時報告を上げてほしいということをお願いしていたかと思うんですけれども、今回も上がっていません。――今回上がっていないのはしようがないんですけれども、今後、また形を変えていく形にこの委員会はなりますけれども、もっとまめに、見守りですとか支えあいの部分についてしっかりと、この委員会の名前にもなっているところでもありますので、もっと頻繁に上げていただきたいと思うんですが、それはいかがでしょうか。
朝井地域支えあい推進室副参事(地域活動推進担当)
今年度も見守り対象者名簿の町会への提供を予定しておりまして、随時、御報告申し上げたいと思っております。
高橋委員
町会さんにお願いするのもそうなんですけど、いわゆるすこやか福祉センターにいる職員さんがいるじゃないですか、その人たちのことも、どういうふうになっているかということもあわせて、報告をしていただきたいと思います。
朝井地域支えあい推進室副参事(地域活動推進担当)
すこやか福祉センター職員の訪問につきましても御報告させていただきたいと思います。
委員長
他によろしいですか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
なければ、以上で本日の地域支えあい推進特別委員会を散会いたします。
(午後1時21分)