平成24年05月09日中野区議会地域支えあい推進特別委員会
平成24年05月09日中野区議会地域支えあい推進特別委員会の会議録
平成24年05月09日地域支えあい推進特別委員会 中野区議会地域支えあい推進特別委員会〔平成24年5月9日〕

地域支えあい推進特別委員会会議記録

○開会日 平成24年5月9日

○場所  中野区議会第5委員会室

○開会  午前10時00分

○閉会  午前11時08分

○出席委員(14名)
 来住 和行委員長
 内川 和久副委員長
 甲田 ゆり子委員
 石坂 わたる委員
 後藤 英之委員
 ひぐち 和正委員
 南 かつひこ委員
 久保 りか委員
 酒井 たくや委員
 奥田 けんじ委員
 近藤 さえ子委員
 高橋 ちあき委員
 市川 みのる委員
 岩永 しほ子委員

○欠席委員(0名)

○出席説明員
 政策室長 竹内 沖司
 政策室副参事(企画担当) 野村 建樹
 都市政策推進室副参事(にぎわい・産業振興担当) 滝瀬 裕之
 地域支えあい推進室長 瀬田 敏幸
 地域支えあい推進室副参事(地域活動推進担当) 朝井 めぐみ
 地域支えあい推進室副参事(区民活動センター調整担当)、中部すこやか福祉センター所長 遠藤 由紀夫
 子ども教育部長 髙橋 信一
 子ども教育部副参事(学校・地域連携担当) 荒井 弘巳
 子ども教育部副参事(子育て支援担当) 黒田 玲子
 健康福祉部長 田中 政之
 健康福祉部副参事(福祉推進担当) 小田 史子
 健康福祉部副参事(障害福祉担当) 永田 純一
 環境部長 小谷松 弘市
 環境部副参事(地球温暖化対策担当) 上村 晃一

○事務局職員
 書記 竹内 賢三
 書記 関村 英希

○委員長署名

審査日程
○委員会参与の変更及び異動について
○議題
 地域における見守りや支えあい活動の推進について
 地域活動支援制度等について
○所管事項の報告
 1 区民活動センターのアンケート調査結果について(区民活動センター調整担当)
 2 区民活動センター運営委員会における指定業者の選定結果について
       (区民活動センター調整担当)
○その他

委員長
 定足数に達しましたので、地域支えあい推進特別委員会を開会します。

(午前10時00分)

 本日の審査日程についてお諮りいたしますので、委員会を暫時休憩いたします。

(午前10時00分)

委員長
 それでは、委員会を再開いたします。

(午前10時00分)

 本日は、休憩中に御確認いただいたとおり、お手元に配付の審査日程(案)(資料1)のとおり進めたいと思いますが、御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 御異議ございませんので、そのように進めます。
 初めに、お手元に配付の資料(資料2)のとおり、4月1日付で委員会参与の変更及び異動がありました。本日、当委員会から転出された理事者の方がお見えですので、休憩してごあいさつをいただきたいと思います。
 委員会を休憩します。

(午前10時00分)

委員長
 それでは、委員会を再開いたします。

(午前10時03分)

 次に、異動のあった参与について、御紹介とごあいさつをお願いします。
竹内政策室長
 私から、変更のございました政策室の参与を紹介させていただきます。
 政策室副参事企画担当の野村建樹でございます。
野村政策室副参事(企画担当)
 野村でございます。よろしくお願いいたします。
竹内政策室長
 以上で政策室の紹介を終わります。
滝瀬都市政策推進室副参事(にぎわい・商業振興担当)
 都市政策推進室副参事にぎわい・商業振興担当の滝瀬でございます。引き続き、よろしくお願いいたします。
瀬田地域支えあい推進室長
 このたび、地域支えあい推進室長になりました瀬田と申します。よろしくお願いをいたします。私のほうから、変更のありました地域支えあい推進室の参与を御紹介させていただきます。
 まず、地域支えあい推進室副参事地域活動推進担当、朝井めぐみでございます。
朝井地域支えあい推進室副参事(地域活動推進担当)
 朝井でございます。よろしくお願いいたします。
瀬田地域支えあい推進室長
 地域支えあい推進室副参事区民活動センター調整担当並びに中部すこやか福祉センター所長兼務、遠藤由紀夫でございます。
遠藤地域支えあい推進室副参事(区民活動センター調整担当)
 遠藤由紀夫です。どうぞよろしくお願いいたします。
瀬田地域支えあい推進室長
 以上で地域支えあい推進室の紹介を終わらせていただきます。よろしくお願いいたします。
髙橋子ども教育部長
 子ども教育部長の髙橋でございます。よろしくお願いいたします。私からは、変更のありました参与の紹介をさせていただきます。
 子ども教育部副参事子育て支援担当、黒田玲子でございます。
黒田子ども教育部副参事(子育て支援担当)
 よろしくお願いいたします。
髙橋子ども教育部長
 以上、子ども教育部参与の御報告をしました。
田中健康福祉部長
 私からは、変更のありました健康福祉部の参与につきまして、御紹介をいたします。
 健康福祉部副参事福祉推進担当、小田史子でございます。
小田健康福祉部副参事(福祉推進担当)
 小田でございます。よろしくお願いいたします。
田中健康福祉部長
 健康福祉部副参事障害福祉担当、永田純一でございます。
永田健康福祉部副参事(障害福祉担当)
 永田でございます。よろしくお願いいたします。
田中健康福祉部長
 以上で健康福祉部の紹介を終わらせていただきます。よろしくお願いいたします。
小谷松環境部長
 環境部長の小谷松でございます。よろしくお願い申し上げます。私からは、変更のありました環境部の参与を御紹介申し上げます。
 環境部副参事地球温暖化対策担当の上村晃一でございます。
上村環境部副参事(地球温暖化対策担当)
 上村です。よろしくお願いいたします。
小谷松環境部長
 以上で環境部の紹介を終わらせていただきます。よろしくお願いいたします。
委員長
 ありがとうございました。以上で委員会参与の変更及び異動についてを終了します。
 それでは、議事に入ります。
 地域における見守りや支えあい活動の推進について、地域活動支援制度等についてを一括して議題に供します。
 所管事項の報告を受けたいと思います。
 まず、1番、区民活動センターのアンケート調査結果についての説明を受けます。
遠藤地域支えあい推進室副参事(区民活動センター調整担当)
 それでは、区民活動センターのアンケート調査結果について御報告いたします。(資料3)
 本報告につきましては、3月13日に開催されました厚生委員会において報告いたしたものでございます。なお、こちらは前回の当委員会におきまして、予定されておりましたけれども、時間切れのため報告できなかった案件でございます。
 これにつきましては、区民活動センターで行っているサービスにつきまして、区民の意見・要望を把握いたしまして、施設や業務改善に生かしていくということで、アンケート調査を実施したものでございます。
 調査期間につきましては、平成24年2月13日(月)から3月5日(月)までということで、3週間行っております。調査対象といたしましては、各区民活動センターの集会室の利用者でございます。調査の方法でございますけれども、窓口でアンケート用紙を配付して、それを回収するという方法で行っております。調査内容につきましては、区民活動センター運営委員会の周知度や、地域事業への参加などでございます。2点目が、集会室の使い勝手や利用時における担当者の説明のわかりやすさ、こういったものでございます。
 回収枚数につきましては、合計で2,800枚を回収してございます。13の区民活動センターにおきましては、200枚を回収しております。昭和、東中野区民活動センターにつきましては、100枚ずつでございます。
 集計結果でございます。抜粋で資料を用意してございますので、別紙のほうを御覧いただきたいと思います。
 区民活動センターのアンケート集計結果(運営委員会関係抜粋)でございます。
 最初に、地域事業や地域ニュース、これらは区が運営委員会に委託して実施しているわけですけれども、この運営委員会の活動について御存じですかという内容でございます。これは、昨年度、地域センターから区民活動センターへ転換したものでございますので、そこで運営委員会が運営しているということについての質問内容でございます。「知っている」というものが、平均ということで一番右端に出ておりますけれども、29%、「何となく知っている」で30%というものでございます。「知らない」と答えた方が40%という内容になってございます。
 次に、(1)の設問に「知っている」「何となく知っている」と回答した人の中で、運営委員会が実施しています地域事業(講座・講演会・検討会など)に参加したことがあるかということを聞いてございます。「参加した」が平均で26%になってございます。「参加したことがない」が71%という結果になってございます。3点目が、暮らしやすい地域であるためには、どのような情報があればいいかということでございます。「地域内のイベント情報」につきましては平均で25%、「防災・防犯に関する情報」が25%、「地域での支えあいに関する情報」が20%という内容になってございます。
 続きまして、裏面でございます。
 ここでは、集会室関係の集計結果についての抜粋でございます。集会室の使い勝手について聞いてございます。「使いやすい」というものが、平均で64%でございます。「どちらともいえない」が22%となってございます。(2)の集会室の予約や利用する際、担当者の説明や案内、これらが十分であるかということでございます。「丁寧でわかりやすい」が平均で47%ということでございます。「どちらともいえない」が33%という結果になってございます。3点目が集会室の机、椅子等の備品、これらは使いやすいかどうかということでございます。「使いやすい」が平均で43%、「どちらともいえない」が32%となってございます。集会室利用についての案内表示につきましては、「わかりやすい」が47%、「どちらともいえない」が36%という結果になってございます。
 アンケートの調査結果については、以上でございます。
委員長
 それでは、ただいまの報告に対する質疑を受けたいと思います。
高橋委員
 これは3週間のアンケート調査結果なんですけれども、一応、この抜粋してある最初の3項目と、裏面の4項目というのがあるんですけれども、すごく気になるのが、窓口業務、全般的な窓口の対応はどうなんでしょうかというアンケートがなぜ入っていないのかというのをちょっと確認したいんですけれども。
遠藤地域支えあい推進室福祉推進担当(区民活動センター調整担当)
 窓口につきましては、これまで、地域センターのときも同じような形で調査を行っていたということで、それとの比較というようなことで、同じような項目でアンケート調査をしたということで、その点について、特段変更はしていなかったということでございます。
高橋委員
 いわゆる窓口業務というのは、お客様が来て対応することですよ。今、区民活動センターは、いわゆる集会室利用の窓口、また、もう一つ、職員がいる窓口があるじゃないですか、何かほかのことのお問い合わせ。それから、地域事務所があるのは事務的な窓口をするところ、それから、集会室の利用の窓口で、今は昔と違って割と窓口がたくさんあるわけです、ですよね。そして、区民の方々は、今までは地域センターの場合は、一つに行けば、わからなくても教えてくださって、職員の対応があったんだけれども、まず、窓口に行って、お昼だったらだれも対応してくれなかったとか、それから、あいている人がいるのに、その人は何も──集会室利用に来たんだけれども、区民活動センターの人だったら、その対応はできないとかという、区民の不満の声が結構入ってくるんです。そういう対応の仕方のアンケートをとるべきじゃなかったのかなと思うんですけれども、どう思いますか。
遠藤地域支えあい推進室副参事(区民活動センター調整担当)
 窓口業務につきましては、窓口でもさまざまな声を受けとめているところでございます。今回につきましては、そういった形でまとめたアンケートということはとっていないわけですけれども、やはりそれについては、改善すべきところは改善していくということが必要かなというふうに思ってございます。このアンケート調査につきましては、毎年度実施しておりますので、そういった点につきましては、今年度実施する際には十分に検討していきたいというふうに考えております。
高橋委員
 毎年度アンケートをとっているというけれども、今度、変わってからアンケートをとったんですよね。区民活動センターになってから新たにアンケートをとったわけだから、項目が地域センターと同じような項目では、絶対よくなかったんじゃないかなと私は思います。そして、1年に1回じゃなくて、今回、この時期にやったんだから、7月になるとやっと1年になるわけですよね。そうしたら、1年過ぎた9月ぐらいにもう一回アンケートをとってみて、現状、これは知らない人だって結構いるわけです。区民活動センターになったということを知らない人は40%いて、実施している事業だって全く、70%といったら本当に知らないわけです。だから、ことしに限ってはもう一回やってみるとか、それで、項目をもっとわかりやすい項目にするとかして考え直したほうが、私はいいと思います。だから、年1回じゃなくて、もう一度やるべきだというふうには思います。これについてどう思いますか。
遠藤地域支えあい推進室副参事(区民活動センター調整担当)
 7月で転換後1年を迎えるということでございますので、そういったことを含めまして、アンケートのあり方については検討し、前向きに取り組んでいきたいというふうに考えております。
高橋委員
 もう1点だけ確認しておきますけれども、集会室利用なんですけれども、団体登録していない普通の、ごく一般の人が申し込みに行きました。そうすると、大分やり方か変わっちゃって戸惑っているという、そういう区民の声が来ます。まず、一般の人が借りに来ました。そうすると、だれが利用するか、メンバーの名前を書き入れなさい。それから、連絡先を3人教えてください。緊急のときに使えない場合のという、すごいたくさんのことを言われるという話を聞いているんですけれども、現在、そういう形になっているんですか。
遠藤地域支えあい推進室副参事(区民活動センター調整担当)
 細かいところまでは把握しておりませんので、ちょっと答弁を保留させてください。
高橋委員
 ここのアンケートの中にも、集会室の使い勝手はいかがでしたとか、椅子はどうでしたかとか、それは使う人はどう思うか、それも気になるでしょうけれども、まず、集会室を申し込んだときの手順はどうでしたかとか、そういう基本的なことを聞かないと、何の改善にもならないと思うんです。だから、窓口業務、そして集会室に対してはどうですか、それから地域事務所の対応はどうですかとか、区民活動センターの対応はどうですかということを細かくやっぱり、次回アンケートをとるべきだと思いますけれども、どうでしょうか。
遠藤地域支えあい推進室副参事(区民活動センター調整担当)
 委員おっしゃるとおり、確かに地域センター時代と区民活動センターに転換した後のいろいろ、施設での運営の仕方というものが変更している部分もあるかというふうに思っておりますので、そういったことについての利用者の皆さんの声が把握できるような形でのアンケートというものを考えていきたいというふうに思っています。
高橋委員
 最後にしておきますけれども、せっかく区民活動センターを地域のものにしてくださいというふうに行政が働きかけているわけです。今、地域の人に聞くと、区民活動センターに行くのがすごい面倒くさい、もう行きたくもないという声が聞かれることが多くなりました。それは、行っても自分たちに対面して対応してくれる人が、とても今までとは違うと。そうすると、区民のための区民活動センターなんだけれども、ちっとも区民のためじゃないという声が大変聞かれるので、やっぱり部署の人は現場を尋ねてみて、どういう状況かということをしっかりと把握していただきたいと思いますので、これは要望にしておきますけれども、よろしくお願いします。
酒井委員
 区民活動センターのアンケートの1番、運営委員会に委託していることを知っていますかというアンケートをとっているんですけれども、「知っている」「何となく知っている」を足すと59%、約6割ですね。まず、この数字に関して、担当としてはどのようにとらえていらっしゃいますか。
遠藤地域支えあい推進室副参事(区民活動センター調整担当)
 59%ということで、6割近いということですけれども、この調査時点では、まだまだその点の理解というものが地域で十分という形までには浸透していないのかなと、そういうふうに考えておりますので、今後ともそういった点のPRというものは行っていきたいというふうに考えております。
酒井委員
 7月19日から区民活動センターに転換されてきたわけなんですけれども、このアンケートの対象者は、区民活動センターの集会室利用者なわけですよね。すると、そういった方というのは、比較的地域の方であるだとか、そういったことに関しては意識が高いというか、ふだんから接している部分もあるので、こういうふうな数字であるところもあると思うんですね。すると、地域全体で見ると、全然知らない方だとか、そういう方もいるわけなんです。ですから、この数字をそのままとってしまうと、6割周知しているんだではなくて、かなり使っていらっしゃる方の中でも、まだ6割なんだよというふうな意識を持っていただいて、地域センターから区民活動センターへ転換されたことによってどういうふうに変わったかというのを押さえていただきたいと思っているんですけれども、いかがですか。
遠藤地域支えあい推進室副参事(区民活動センター調整担当)
 より区民の皆様方が地域で活動しやすい、そういった拠点としての区民活動センターということでありますので、そういった形での理解度が進むような形での取り組みというものを、今後ともしていきたいというふうに考えております。
酒井委員
 2番のところの地域事業の参加に関しても、26%、4分の1ぐらいなんですけれども、これも同じだと思うんですね。そういったセンターを、集会室を利用している方の中でとったから、こういうふうな数字だと思っておりますので、なかなかこの数字を上げていくというのは難しいことも理解しておりますが、そこも押さえていただきたいなと。
 それから、先ほどのアンケートのとり方で、高橋委員からもあったから思うんですけれども、やっぱり大きく変わったというのは地域に、地域センターを運営委員会のほうに委託したと。そういう中で、サービスが大きく変わりましたよね。そのあたりをやっぱり押さえていただかなければ、こういったアンケートをせっかくとっても、今までだと地域センターではさまざまな手続、小さいものを入れますと、百幾つできていたわけですよね。それができなくなってしまった中で、今どういうふうに対応しているのかだとか、そういったところをしっかり押さえていって、サービスの向上、もしくは住民への周知、もしくは理解に進めていかなければならないと思いますので、これはこれで。それからまた、違う諸証明がありますよね。そういったものがとれなくなって、現場では実際どういうふうに起こっているのかというのも、もちろん押さえておるんだろうと思うんですけれども、我々にもまた報告していただいて、より改善をしていただけるようにしていただきたいと思いますが、どうでしょうか。
遠藤地域支えあい推進室副参事(区民活動センター調整担当)
 委員の御指摘のような点につきましても、十分各区民活動センターで把握して、そういったものについて改善すべきところは改善するというふうな取り組みを、今後とも行っていきたいというふうに考えております。
岩永委員
 施設や業務の改善に生かしていくということですが、先ほど来から出ていますように、去年の7月から運営委員会委託ということで、施設の対応や施設の運営状況が変わってきている。そういう中で、生かしていくためにとったアンケートをどういう体制で検討したり、どういう方向をいつごろ出していくのかとか、1年に1回とっていかれるということですが、そうしますと、例えばこのとったアンケートはもう来年、再来年に生かすというような方向を出すというものでもないでしょうし、そのあたりはどんなふうになるんですか。
遠藤地域支えあい推進室副参事(区民活動センター調整担当)
 このアンケートにつきましては、各区民活動センターごとの結果が出ておりますので、そういった点からいたしますと、それぞれのセンター範囲で取り組むべきことというものが出てくるかなというふうに思ってございます。それらにつきましては、やはり担当の副参事を含めまして、区民活動センターごとの取り組み、またエリアごとの取り組みといったものを十分図っていく必要があるというふうに考えております。
岩永委員
 では、もうちょっと具体的に、とったアンケート、これは抜粋ですから、さらに詳細があると思うんですが、改善に生かしていくための検討は、それぞれの区民活動センターの運営委員会でやる、担当の副参事をも含めて検討すると、これは当然だと思うんですが、同時に共通しているもの、各区民活動センターや各地域、エリアにとどまらず、区として進めていくことというのも、当然、その中から浮かび上がらせて改善の方向を見つけていくということになると思うんですが、その具体的な検討を各区民活動センターの運営委員会プラス担当副参事、これはわかりましたけれども、もっと全体、区としてこの検討をどこでやるのかということ。それから、いつごろまでその改善の方向を出していくのかという具体的なものはどうなりますか。
遠藤地域支えあい推進室副参事(区民活動センター調整担当)
 地域支えあい推進室全体としての取り組みということで申しますと、やはり室の経営会議の中で、こういった改善点についての取り組みといったものを検討し、取り組んでいくという形をとりたいというふうに考えております。
 また、先ほど高橋委員からの御質問がありましたけれども、1年を迎えるという節目もありますので、そういった中でのどういった取り組みができるかということも含めまして、それらの資料等をもとにしながら検討をしていきたいというふうに考えております。
岩永委員
 それはすごく大事なことだと思いますが、そういうことが、例えば私たち、それから区としてどうしていくのかということが、私たち議会にも、それから、各運営委員会等にも示せるようになるというんですか、まとめていく。すべて100%まとまらなくても、おおよその方向か改善の方向が見えてくるというようなスケジュール的なもの、だから、さっきも言ったように、2年先、3年先の話じゃないわけですから、今年度、このとったアンケートに基づいてどういう方向を出していくのかというのは、おおよそいつごろをめどにしているんですか。
遠藤地域支えあい推進室副参事(区民活動センター調整担当)
 一つの区切りといたしましては、やはり1年を迎えます7月に向けての取り組みというものがあろうかなというふうに思ってございます。それと、1年経過した後に、さまざまなデータ、御意見等を踏まえて、今後の取り組みというものを行っていくものにつきましては、その後になろうかなというふうに思っております。したがいまして、この改善の取り組みというのが2年先、3年先というようなことではなくて、まず、改善すべきところはできるところからやっていくという形で取り組んでいきたいというふうに考えております。
岩永委員
 今、お答えいただきましたようなスケジュールや内容でいきますと、夏ごろには議会でもある程度の方向が示されてくるのかなというふうに思っていますから、また、さらにどういう方向での改善というのは、そのあたりで議論になるだろうと思うんですが、やはりここで出されている、例えば運営委員会関係での、特に何となく知っているとか、知らないとか、無回答とか、それから、集会室関係でも、どちらともいえないとか、使いにくいとか、こうしたことに対する踏み込んだというんですか、どういうふうに改善をしていったらいいのかということなどについても、十分検討した内容で方向が示されるように、これは要望しておきたいと思います。
石坂委員
 こちらのアンケートを今後も行っていく中で、恐らく、例えば1項目めの質問ですと、「知っている」という方がふえていくような区民活動センターが出てきたりですとか、あるいは恒常的に高いところなどが出てくると思いますので、そうしたことについて、うまくいっている事例ですとか、あるいは取り組んだけれどもうまくいかなかった場合等も含めて、やはりそうした、これは特に区の直営ではなく、運営委員会が行っていくものですので、やはりお互いに参考にできるような形で事例をまとめ、まとめた結果について、ただまとめただけではなく、区のほうでその事例について検証していくということも必要になっていくかと思うんですけれども、そうしたことについては、何か予定はされていますでしょうか。
遠藤地域支えあい推進室副参事(区民活動センター調整担当)
 やはり各区民活動センターのデータというものが把握できますので、そのデータに基づいて、どういった取り組みがそれぞれ必要かというものを十分検討しながら、進めていきたいというふうに考えております。
石坂委員
 それとあと、特に運営委員会関係の3項目めですけれども、今回初なので、どういう情報があればいいですかということでいいと思うんですけれども、今後やはりこうした声をもとに、どういうふうに取り上げたとかそうしたことに関しても、ぜひ事例としてまとめていっていただいて、また、運営委員会に対してもそうですけれども、議会のほうにもぜひ報告をしていっていただきたいと思いますので、それに関してお願いできますでしょうか。
遠藤地域支えあい推進室副参事(区民活動センター調整担当)
 どういった情報をどういうふうに提供していくかということにつきましては、一つは地域ニュースというものを各運営委員会で出してございますので、そういった中での工夫というものもあろうかというふうに思っておりますので、そういったことにつきましては、運営委員会ともまたいろいろとお話し合いをしていきたいというふうに考えております。
石坂委員
 そうしたことについて、運営委員会のほうでの協議もそうなんですけれども、ぜひこちらの委員会のほうでも報告を挙げていただきたいと思いますので、これは要望としてお願いしておきます。
久保委員
 先ほど高橋委員が御質問されていたときに、これは従来とっているアンケートのような御答弁だったんですけれども、地域センター時代から同じようなアンケートをとっているということでよろしいんですか。
遠藤地域支えあい推進室副参事(区民活動センター調整担当)
 裏面の集会室関係のアンケートにつきましては、地域センターのときからとっている内容でございます。
久保委員
 それで、このアンケートはどなたがおつくりになられたんですか。
遠藤地域支えあい推進室副参事(区民活動センター調整担当)
 これは行政の職員が作成をしてございます。
久保委員
 これで、「区民の意見・要望を把握し」とありますけれども、私は、このアンケートの結果だけ、数字だけを見て、どんな意見があってどんな要望があったのか、全く把握ができないと思ったんですけれども、どんなことを把握されたんですか。
遠藤地域支えあい推進室副参事(区民活動センター調整担当)
 ここにはちょっとまとめ切れてございませんけれども、自由意見欄というものも設けておりますので、そこで気づいた点を記入してくださいというようなことでの意見の集約というものを行っております。そういった中では、やはり備品の購入や修理、清掃の問題、それと抽選会が時間がかかるとかといった声というものが寄せられてございます。
久保委員
 そのお答えというか、意見や要望で記述をされたものというのは、地域センター時代と同じだったのではないかと思うんですが、今御答弁されたような部分は、それは変わったんですか。
遠藤地域支えあい推進室副参事(区民活動センター調整担当)
 基本的には、やはりそれほど大きな変化はないというところでございます。
久保委員
 今の集会室関係のところですけれども、これは、例えば2番に関しては区民活動センターになったことによって、もしかしたら先ほど高橋委員が言っておられたように、不満があったりとか、使いにくくなったというような御意見があったのかもしれないんですけれども、1番、3番、4番については、区民活動センターになったからといって、特段変わったのではないのではないかと思いますが、そこら辺は変わったんでしょうか。
遠藤地域支えあい推進室副参事(区民活動センター調整担当)
 これらにつきましては、地域センター時代と変わってはございません。
久保委員
 そこをなぜ聞いているのかが、ちょっと理解ができないところだなと思うんですけれども、今までも同じようなことを聞いていて、その都度どういうふうに改善をするかというところを、そこから突っ込んでいなかったんじゃないかと思うんですよね。例えば集会室の使い勝手はいかがでしたかといえば、この区民活動センターの場所そのものに不満を持っていたりとか、そこに利便性を感じている人もいらっしゃるでしょうし、先ほどおっしゃったように、抽選会のあり方について、よかったとかよくないとかという御意見もあったと思うんです。この使い勝手という言葉は何を指しているのかが、全く私はわからない。3番と4番については、ここの部分については、区民活動センターによって工夫が見られたりとか、変わったことはあるんですか。
遠藤地域支えあい推進室副参事(区民活動センター調整担当)
 備品類については、変わってはございません。また、案内表示につきましては、基本的に変わっていないのかなというふうに考えておりますけれども、これらにつきましては、各運営委員会、各区民活動センターでも工夫できる部分かなというふうに考えております。
久保委員
 ということは、地域センター時代から、きっと結果は同じであって、改善をされていなかったわけだと思うので、この3番や4番については、区民活動センターになったからこういう結果になったのではないかということなんだと思うんですね。
 運営委員会関係抜粋のほうの2番なんですけれども、これは上が29%と30%、59%のうちの26%の方が参加をされたということだと思いますし、しかも、区民活動センターを利用されている方の中からアンケートをとっていてこの数字だということで、ということは、利用されていない方には、周知もされているかどうかがわからないということではないかと思うんですね。むしろ、そういうことをきちっと数字を明らかにしていく必要があるのではないかと思うんです。例えばこの参加人数なんですけれども、これは各運営委員会が何か地域事業を実施した際に、報告はとっているんでしょうか。
遠藤地域支えあい推進室副参事(区民活動センター調整担当)
 地域事業につきましては、各運営委員会で実施しておりますので、その際の参加人数等につきましては、報告をしていただくという形になろうかと思います。
久保委員
 ということは、参加人数は大体わかっているわけだと思うので、そこからどういう方が参加をしているのかとか、もっと参加しやすいふうにはどういうふうにどうするのかというところを、皆さんの意見をとらえていかなければいけないのではないかと思うんです。先日、運営委員会に関連をする団体から、区民活動センターになったことと、また、町会のほうもさまざま見守りや支えあいの活動が活発になってきて、参加をする回数が非常にあちこち多くなって負担だという御意見があったんですね。結局、参加しましたか、どうでしたかということになって数ばかりを追ってしまいますと、どんどん回数をふやしたりとか、同じ団体にばかり参加を要求してしまったりということで、一部に負担がかかってきてしまうのではないかと思うんですが、その辺のほうは、担当としてはどういうふうにお考えですか。
遠藤地域支えあい推進室副参事(区民活動センター調整担当)
 やはり大勢の地域の方が参加していただくというのが重要なことというふうに考えておりますけれども、ただ単に人数ということではなく、そこで行われた講座等の内容ということで、それらが地域活動にとってどれだけ参考になるか、メリットになるかというようなことが、内容的な部分というのが非常に大事かなというふうに思っておりますので、ただ単に参加人数等を追いかけるということではない形での、取り組みというものを工夫していきたいというふうに考えております。
久保委員
 ですので、今後こういうものをおとりになるときは、参加をされた方には、どういうことでこの事業を知ったのかとか、参加してどうだったのかとか、また、参加しないというふうにお答えになった方は、そもそもそういう事業があったことを知っているのかとか、そういうことを聞いていくことが大事なのではないかというふうに思うんです。
 1番のところに、「地域住民の皆さんで組織する運営委員会に委託」という言葉がありますけれども、このことを地域の方たちに知らせることというのが、やはり大事なのではないかと思うんです。これは住んでいる方たち皆さんに関係あることであって、地域の方たちの一部の団体が利用して牛耳っているというような誤解を一部招いているところもありますので、そうではなくて、地域の方たち皆さんに関係あることなんだという、そういう自覚を促すためにも必要なのではないかと思うんです。そういったところが、このアンケートは集計結果だけしかありませんので、「地域住民の皆さんで組織する運営委員会に委託し」という言葉しかここにはありませんが、そもそものアンケートのところに、この運営委員会の説明ですとか、もう少し趣旨がわかるようなものというのは載っていたんでしょうか。
遠藤地域支えあい推進室副参事(区民活動センター調整担当)
 A4、1枚のアンケート用紙でございますので、細かい形での説明というものは、それほど書いてはございません。平成23年7月19日に地域センターを転換し、区民活動センターを開設したと。区民活動センターをより充実させるために、意見を聞かせていただきたいというような内容でございますので、そういった点では、このアンケートだけでは十分な内容を盛り込んでいるものではないというふうに考えております。
久保委員
 これは要望でございますけれども、アンケートというのは、ただ同じことを続けて、数字をただとっていけばいいということではないわけで、目的をもって、やはりやっていただかないと、アンケートの意味はないと思いますので、その辺のところはしっかりと、今回の意見、要望を把握してというふうになっておりますから、それがどういうふうに反映されたのか。また、そのことがきちっと検証できるような形で、次回からはまた取り組んでいただきたいと思いますので、よろしくお願いします。
奥田委員
 基本的なところを確認させていただきたいと思うんですけれども、1枚目で配っていただいたところの、1番、調査期間及び内容等の(5)回収枚数のところで、各区民活動センター200枚ということなんですが、昭和と東中野については100枚ということなんですけれども、これは、この2地域については何か特別な理由があって少ないんでしょうか。
遠藤地域支えあい推進室副参事(区民活動センター調整担当)
 この地域につきましては、やはり利用人数というものがそれほど多くないというような形で、100枚ずつという形になってございます。
奥田委員
 利用できる区民の方が少ないということではなくて、実際に使っている方が少ないという、そういうことですか。
遠藤地域支えあい推進室副参事(区民活動センター調整担当)
 利用者数が少ない区民活動センターということでございます。
奥田委員
 ごめんなさい、ちょっとよくわからないです。利用できる、要するに想定しているエリア、何人の地域をカバーしているエリアというのが想定されていると思うんですけれども、エリアの中の区民数が少ないということなのか、区民の数は他地域とそんなに変わらないけれども利用されていないということなのか。
遠藤地域支えあい推進室副参事(区民活動センター調整担当)
 昭和、東中野につきましては、集会室の数が少ない地域ではございますけれども、ほかの区民活動センターに比べて利用の数が少ないということがありますので、ほかの区民活動センターに比べて100枚という数字になってございます。
酒井委員
 東中野区民活動センターは、ほかの区民活動センターと比べると対象町会だとか、対象住民の方、世帯数も大きく違ったと思うんですけれども、昭和、東中野がやっぱり一番少なかったんでしょうか。具体的な、15センターありますので、14番目、15番目なんだろうと思うんですけれども、13番目と14番目というのはどれぐらい対象が違うんですか。これは恐らくすぐ答えられないと思うんですけれども、ちょっと参考までに教えてください。
遠藤地域支えあい推進室副参事(区民活動センター調整担当)
 これにつきましては、ちょっと調べさせていただきます。
市川委員
 先ほど来、各委員がポイントをついた質問をされているんですけれども、今まで、従前の地域センターの当時のアンケートを踏襲して、このアンケートを実施しましたという答弁があるわけだ。昨年の7月から区民活動センターに衣がえをして、運営委員会に委託して、この区民活動センターを運営しているわけだ。ということは、全く変わったわけですよ、全く変わった。全く変わったのに、前回同様のものを踏襲して、毎年毎年同じことを繰り返すということに、まずおかしなことを感じるわけだ。どういうことかというと、委託している運営委員会がこのアンケート項目の設定をするとか、運営委員会がこういった内容、区民の声、地域住民の声というものを的確につかまないと、この委託している運営委員会そのものが本当に機能して、みんなに使いやすい、地域の住民の皆さんが使いやすい活動センターになっていくということには、なかなか転換をしていかないんじゃないのかということを思うわけです。
 それから、事務局長や事務局の皆さんが、運営委員会のほうで雇用をされているわけだ。そういった人たちがお互いに力を合わせて区民活動センターをどのように運営していけば、この区民活動センターが区民の皆さんに使い勝手のいいものになっていくかという実態把握ができるわけだ。これを見ていると、あくまでもこれは役所のほうから、中野区のほうから運営委員会に、こういうのをやりますよといってお仕着せにアンケート用紙を置いて、2月から3月までの間にこのアンケートを実施して、合計2,800枚が回収できましたというだけなんだ。ここには運営委員会というのは一つもかかわっていないわけだ。この設問項目をつくるのに、運営委員会というのはかかわったという経緯はあるんですか。
遠藤地域支えあい推進室副参事(区民活動センター調整担当)
 この項目につきましては、行政側でつくっておりますので、運営委員会にお示しして、相談をして内容を固めたというものにはなってございません。
市川委員
 だから、運営委員会は御用機関になっちゃうわけだよ。運営委員会が自主的に自分たちで、この区民活動センターを運営していくんですよ、委託を受けているんですよということに基づいて今後アンケートというものを実施するならば、その運営委員会がこのアンケート調査項目というのは自分たちで考えて、それぞれの区民活動センターが別々のアンケート調査項目をつくったっていいわけでしょう、そうでしょう。他との比較をしてどうですか、うちの区民活動センターは使い勝手がいいですか。ほかの区民活動センターと比較してどうですかという項目をつくったって、いいわけでしょう。そういったようなことを、お互いのよい意味での競争心というか、そういうものを生み出すものに変わっていってもいいんじゃないかと僕は思うんだけど。
 先ほどの久保委員の質問なんかを聞いていても、やっぱりこれは、地域センター当時の集計項目の踏襲だよね。ずっとこれを続けているんだ。これは一番簡単で、一番楽な方式なんですよ。そうじゃなくて、変わりましたよということは、そういう意味で変わりましたよということを示していくということが必要だからね。だから、ことし7月でちょうど1年を迎える。もう一回これ、2月から3月なんて言わないで、運営委員会に任せて、7月から8月でもう一回実施したらどうですか。
遠藤地域支えあい推進室副参事(区民活動センター調整担当)
 運営委員会の皆様方にも相談をしながら、その取り組みというものを考えていきたいというふうに思っております。
瀬田地域支えあい室長
 いろいろと御意見いただきまして、ありがとうございます。このアンケートについては、確かに継続的な部分で今回行ったということは、大まかな目的ではあったのでございますが、今、市川委員からいただいたように、転換をして、もう間もなく1年がたつということで、まさに地域の方々が自発的、主体的にこの運営委員会が中心になるということから、区民のニーズの把握や意見、要望、そうしたものをどう受けとめるかについても、みずから主体的に働きかけるということについては、非常に大事な視点だというふうに思っております。
 今回、このアンケートの中でいろいろと伺っているんですが、一つには、やはり区民活動センターそのものの周知やPRについては、これまでもチラシとかパンフレットですとか、区報、ホームページ等を通じまして、一定の機会があるごとのPRは進めておりますが、より一層、一般の区民の方々にもまだまだ周知度が足らないということから、PRについてもしっかり強化をしていくということが1点です。
 それから、2点目には、接遇の関係になると思いますが、窓口のお話もありました。それから、窓口だけではなくて電話での対応ですとか、最近ではメールですとか、また、ホームページ等を活用しての対応等さまざまございますので、そうしたものについても、区全体で今進めておりますおもてなしのさまざまな視点、そうしたものを加えまして、室全体としても向上に向けて地域の現場をしっかり把握しながら、私どもがしっかりそこを改善に向けて進めていきたいと思います。
 それから、施設そのものについては、大幅な改修というのは確かにしてきていない部分がございますが、ごらんいただきますように、当然、区民活動センターの標識をはじめ、できるだけわかりやすいサインですとか案内表示については、これまでも進めてきておりますが、より一層、やはり区民活動センターとしての全体の利用について行き届くような配慮のいく、そういったものもさらに検討が必要だろうということがありますので、きょういただいた御意見等を十分踏まえまして、今後に生かしていくということで考えてございますので、よろしくお願いします。
委員長
 答弁保留がありましたね。
遠藤地域支えあい推進室副参事(区民活動センター調整担当)
 高橋委員の御質問に対する答弁保留でございますけれども、集会室利用についての要件というものが変わってございませんので、そういった形での手続というものは、地域センター時代も必要だったけれども、今も変わってないということでございます。
委員長
 1番についてはよろしいですか。もう1点ありましたね。
遠藤地域支えあい推進室副参事(区民活動センター調整担当)
 酒井委員の御質問でございますけれども、やはり昭和が利用人数としては14番目、東中野が15番目という内容になってございます。
酒井委員
 お聞きしたのは、13番目と14番目がどれくらい、例えば東中野が15番目で、一番多いところ、鷺宮かどこかだと、何倍か大きく違うのは理解しておるんですけれども、13番目と14番目どれぐらい違うのかとお聞きしたんです。
遠藤地域支えあい推進室副参事(区民活動センター調整担当)
 13番目が、利用人数といたしましては東部地域センターになってございます。13と14の差としては、約1万人程度の差でございます。
酒井委員
 それは、対象の世帯数になっておるんですか。それともふだんからセンターを利用される方で数字で出しているので、今お話があったんですか。
遠藤地域支えあい推進室副参事(区民活動センター調整担当)
 この数字につきましては、数字的には2010年度の数字でもって、利用人数の数字でございます。
酒井委員
 地域センターを使う利用人数ですか。
遠藤地域支えあい推進室副参事(区民活動センター調整担当)
 利用人数でございます。
酒井委員
 かなり差があるのはわかるんですけれども、東中野、昭和が利用人数が少ないのはわかるんですが、さもここだけ100人、100枚でやっているところが──そうじゃなく、アンケートはなかなか難しいのかもわからないんですけれども……(「同じじゃ意味がないよ」呼ぶ者あり)それもあるのかもわからないんですけれども、やっぱりそこだけ分けていますよというのではなく、一緒になってさまざまなサービスとかを今までやってきたわけなんですから、ここの、さも昭和、東中野だけ100枚というふうな打ち出し方が、それがちょっと僕は気になったもので、奥田委員の質問に関連して質疑をさせていただいたんです。ちょっとそういう意識があるのかなと見えたので。以上です、すみません。
市川委員
 今、酒井委員の質問でちょっと感じているんですけれども、東中野と昭和を足して、14番目と15番目を足して、13番目の東部地域センターとの差は、利用者人数は何人になりますか。
遠藤地域支えあい推進室副参事(区民活動センター調整担当)
 足しますと、ほとんど同じ規模の人数になります。
市川委員
 ということは、東中野と昭和は、同じ昭和地区町連か──そうだよね、向こうから来ると、ずっと数えると、何町会あるの。
遠藤地域支えあい推進室副参事(区民活動センター調整担当)
 9町会です。
市川委員
 9町会だよね。ここまで、打越町会までが一番外れ、一番向こうが小滝町会だよね。だから、その9町会でエリアで考えると、差はないんだよね。だけど、区民活動センターで出していくと、差が出てきてしまう。だから、100枚、100枚にしたのかな。だから分けて調査をしたというか、そういうようなもののとらえ方ということでいいんですか。
遠藤地域支えあい推進室副参事(区民活動センター調整担当)
 これは区民活動センターごとにやっておりますので、そういった中での取り組みということになろうかというふうに思っております。
 なお、補足でございますけれども、世帯数的には新井、桃園というものが小規模ではあるほうなんですけれども、やはり駅からの利便性が高いということで、この新井、桃園につきましては利用人数が大変多いという、そういった特徴も持ってございます。
酒井委員
 対象世帯は、新井、桃園も少ないですけどという解釈でいいんですね。わかりました。
委員長
 他にございますか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 なければ、以上で本報告を終了します。
 次に、2番、区民活動センター運営委員会における指定事業の選定結果についての報告を求めます。
遠藤地域支えあい推進室副参事(区民活動センター調整担当)
 それでは、区民活動センター運営委員会におけます指定事業の選定結果について、御報告を申し上げます。(資料4)
 なお、本報告につきましては、4月24日に開催されました厚生委員会に報告しているものでございます。
 これにつきましては、各運営委員会の年間活動計画を考慮いたしまして、暮らしやすい地域づくりに向けた取り組みを推進するということで、平成24年度、新たに設けた指定事業というものでございます。それにつきまして決定したものでございます。
 まず、課題でございます。これは区が提示した課題でございます。地域支えあいや地域の防犯・防災というものでございます。これに応募した運営委員会の数でございます。6委員会が応募してございます。選定した運営委員会といたしましては、4委員会を選定してございます。選定方法といたしまして、運営委員会から提出されました指定事業計画書とヒアリングを行いました。審査員といたしましては、地域支えあい推進室長以下、地域支えあい推進室の管理職が4名でございます。審査の視点といたしまして、5点掲げてございます。事業の先駆性・創造性、地域ニーズへの貢献度、事業の実行可能性、事業実施による効果、経費の妥当性、この5点でございます。
 裏面でございます。指定事業の内容でございます。
 まず、1番目が鍋横区民活動センターの運営委員会でございます。事業名が「ママたちの防災 ─災害時子どもの命を守る地域の支えあい─」でございます。内容的には、乳幼児親子を中心に対象といたしまして、地域防災会などの協力を得ながら講座を開催したり、防災リストや防災マイブック、これらを作成するということで、地域での助け合いの輪を広げていくというものでございます。
 2番目が東部区民活動センター運営委員会でございます。事業名が「東部支えあいの地域づくり推進事業」でございます。地域支えあい生活支援マップの作成、それと、支えあいセンターについての検討会の開催といったものでございます。そういったことで、自助、共助、公助が機能する地域社会をつくるという内容でございます。
 3番目が昭和区民活動センター運営委員会でございます。事業名が「地域支えあい活動「すてっぷ サロン」」でございます。地域のネットワークを生かしまして、高齢者が楽しく生き生きと過ごせるように、講演会や映画鑑賞等年間10回の事業を実施するというものでございます。
 4番目が東中野区民活動センター運営委員会でございます。事業名が「(仮)東中野“いろり"」でございます。地域の高齢者が気軽に立ち寄れるサロン、これをつくりまして顔見知りをふやすということで、いざというときに助け合える土壌をつくり、地域の支えあいの精神を養うという事業内容でございます。
 加算額でございます。これにつきましては、鍋横区民活動センター運営委員会が20万円、東部区民活動センター運営委員会が10万円、昭和区民活動センター運営委員会が18万7,000円、東中野区民活動センター運営委員会が8万円という内容でございます。
 報告につきましては、以上です。
委員長
 ただいまの報告についての質疑はありませんか。
酒井委員
 この指定事業、応募したのが6委員会で四つ、二つの応募事業が指定されなかったということだと思うんですけれども、現場からすると、運営委員会でこういった地域の課題を解決するために、こういった地域事業をしよう、指定事業で応募しようというふうな形で応募されていると思うんです。そういった中で選ばれなかったとなると、せっかくその運営委員会の中でのやる気だとか、地域の課題を解決しようというふうな思いというのが、ちょっとしぼんでしまったりとかするのかなと思った中で、フォローというのが大切なのかなとも思うんですけれども、まずどういった理由で、場所だとかというのは結構ですので、どういった理由で選考漏れがあったのかというのをまず教えてください。
遠藤地域支えあい推進室副参事(区民活動センター調整担当)
 先ほど申しました評価の、審査の視点で持って点数付けをしてございます。30点満点というところで、20点以上を合格というふうな形で取り組んでおりまして、二つの運営委員会の提案内容につきましては、20点までいかなかったということが一つございます。そういった中で、やはり事業実施による効果の期待度や経費の妥当性、そういった点の評価が低いということが挙げられるというふうに思ってございます。そういった点で、選定されなかった運営委員会の提案事業については、少し工夫をするところが必要だったという感じを受けております。
酒井委員
 感じを受けていると、もう少し工夫が必要だと、それはそうだと思うんですけれども、その後に、こうこうこういったところでもう少しこうだったらだとか、ただ単にばっさりと、はい、指定されませんでしたよというのではなく、そういったのがあるんだろうと思うんですけれども、もしくはあってもいいのかなと思うんですが、そのあたりはいかがですか。
遠藤地域支えあい推進室副参事(区民活動センター調整担当)
 各運営委員会から提出される事業内容ということでございますので、ここで行政側から、いわばこうしたほうがいい、ああしたほうがいいというようなことということよりは、やはり各運営委員会で工夫していただくということが大事かなというふうに考えております。
酒井委員
 それはわかるんですけれども、地元からすると、こういった地域の課題を解決したい。そういった中でこういう事業したいんだと出して、ばっさりというのも、またそうなので、そのあたりちょっとお考えください。
 それとあと、区民活動センター運営委員会は、ことしから年間3回になったんですか。地域事業をやらなければならないというふうな中で、この指定事業も、区からお願いしている地域事業と重なっている部分もあるのかなと思っているので、そのあたりの線引きをはっきりしないと、地域の方、運営委員会が混乱してしまうところもあると思うので、そのあたりちょっと、しっかりやっていただきたいなと思っております。
遠藤地域支えあい推進室副参事(区民活動センター調整担当)
 指定事業の選定を受けた委員会につきましては、区の委託事業とのかかわりというようなものを含めまして、調整しながら取り組んでいきたいというふうに考えております。
高橋委員
 感じたことは、加算額となっているのはよくないかなと、まず思いました。それから、これを毎年やっていかれるとしたら、やっぱり今、酒井委員が言ったように、選ばれるところと選ばれないところ、そして、こうやってことし選ばれたところがまた来年いいものを出してきたら、またそこが選ばれちゃったとか、これは今回だけじゃなくて毎年、まずはそれをやる計画なのかどうか、確認しておきたいんですけれども。
遠藤地域支えあい推進室副参事(区民活動センター調整担当)
 24年度が初年度でございますので、これにつきましては続けていきたいというふうには考えておりますけれども、その仕組みというんですか、指定事業の仕組み、これについては、やはり改善すべきところについては改善していくというのが必要かなというふうに考えておりますので、指定事業を受けた、選定された運営委員会、また漏れた運営委員会、また提案されなかった運営委員会を含めまして、運営委員会のほうと、このあり方についてはいろいろ意見交換しながら、よりよいものにしていきたいというふうに考えております。
高橋委員
 やっぱり毎年毎年きちんと検証しながらやっていかないと、不満が出てくるのは当然のことですよね。なので、もうやらなくていいわと投げちゃうところもあるでしょうし、必死にこれをとりたいと思っちゃう区民活動センター、運営委員会もあるでしょう。しかし、一応区が委託している運営委員会であるわけですから、まず、先ほど市川委員も言ったように、運営委員会が主体的にやらなくちゃいけないこと。だから、別に指定事業を、私はこういうことをすることが運営委員会じゃないというふうに、基本的には思っているわけです。自分たちのやりたいことを地域でやりなさいと言っているわけだから、何もお金欲しさにやることはないんじゃないかと基本的には思っているんです。だから、それが毎年毎年運営委員会の負担にならないようなやり方にしていかないと、さらにさらに、一体区民活動センターにした理由は何なのかというところまでいってしまうような気がしてなりません。ですので、すごく気をつけて、これは考えていってもらいたいと思いますけれども、どうですか。
遠藤地域支えあい推進室副参事(区民活動センター調整担当)
 この指定事業のあり方につきましては、いろいろ御意見をいただいておりますので、そういった御意見も踏まえまして、よりよいものに改善していくように努めてまいりたいというふうに考えております。
近藤委員
 これはまだ新しい取り組みなので、これから改善されていくんだと思うんですけれど、この四つの区民活動センターというのは、みんな南の地区ですよね。北は、割と区民活動センターが今、割と南に比べて元気がないという感じがするんです。その中で、やはり元気があるところにまたお金がついてしまうという仕組みだと、元気がないところはなかなか育っていかないという思いがあるので、やっぱりそういうところも考えていただきたいと思いますけれど、いかがですか。
遠藤地域支えあい推進室副参事(区民活動センター調整担当)
 この選定した運営委員会につきましては、中部、南部ということで、南側が多いのかなというふうには考えておりますけれども、北側の地域につきましても、それぞれ頑張っている状況もあるというふうに考えておりますので、そういった点で、各運営委員会でより工夫して取り組んでいっていただきたいというふうに考えております。
近藤委員
 そうしますと、やはりこの活動のお金というのが、区民活動センターという、運営委員会でやるというものの趣旨と、ちょっと違ってきちゃうのかなと思います。こうやって、それぞれのところがみんな頑張っていくわけですから、その提案によってお金がついちゃったりする地区が出ちゃうというのは、やっぱりちょっと違うのかなという感じがするんですけれど、いかがですか。
遠藤地域支えあい推進室副参事(区民活動センター調整担当)
 各運営委員会のやる気というんですか、それらを受けとめるというような形で、指定事業というものを創設したわけですけれども、そういった形で、各運営委員会が元気に活動できるような形での取り組みというものを、今後より一層工夫していく必要があるかなというふうに考えております。
近藤委員
 まだ取り組みがわからないだけであって、皆さん本当に一生懸命やられていると思うので、やっぱりこの指定事業というもののあり方は、ちょっと考えていくべきなのかなと思いますけれど、いかがですか。
遠藤地域支えあい推進室副参事(区民活動センター調整担当)
 先ほども御答弁申し上げましたけれども、やはりさまざまな御意見というものをいただいておりますし、また、実際に組んでいる運営委員会の皆様の御意見というものを伺っていきたいというふうに考えております。そういった意見を総合しまして、より一層よいものにしていきたいというふうに考えております。
委員長
 他にございますか。よろしいですか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 それでは、質疑がなければ、以上で本報告を終了します。
 所管事項のその他について報告はありますか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 なければ、以上で所管事項の報告を終了します。
 その他で、次に審査日程のその他ですけれども、御相談したいことがございますので、委員会を暫時休憩します。

(午前11時07分)

委員長
 委員会を再開します。

(午前11時08分)

 次回は、第2回定例会中とし、何か緊急の案件が生じた場合は、正副委員長が相談の上招集することで、御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 御異議ございませんので、そのように決定します。
 以上で本日予定した日程はすべて終了しますが、各委員、理事者から何か御発言ありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

委員長
 なければ、本日の地域支えあい推進特別委員会を散会いたします。

(午前11時08分)