平成28年11月30日中野区議会子ども文教委員会(第4回定例会)

中野区議会子ども文教委員会〔平成28年11月30日〕

 

子ども文教委員会会議記録

 

○開会日 平成28年11月30日

 

○場所  中野区議会第5委員会室

 

○開会  午後1時0

 

○閉会  午後328

 

○出席委員(8名)

 森 たかゆき委員長

 広川 まさのり副委員長

 日野 たかし委員

 北原 ともあき委員

 小宮山 たかし委員

 いさ 哲郎委員

 高橋 ちあき委員

 久保 りか委員

 

○欠席委員(0名)

 

○出席説明員

 教育長 田辺 裕子

 子ども教育部長、教育委員会事務局次長 横山 俊

 子ども教育部副参事(子ども教育経営担当)、教育委員会事務局副参事(子ども教育経営担当) 辻本 将紀

 子ども教育部副参事(子育て支援担当)、教育委員会事務局副参事(特別支援教育等連携担当) 平田 祐子

 子ども家庭支援センター所長、教育委員会事務局副参事(教育相談連携担当) 神谷 万美

子ども教育部副参事(保育園・幼稚園担当)、教育委員会事務局副参事(就学前教育連携担当) 小山 真実

 子ども教育部副参事(幼児施策整備担当)、教育委員会事務局副参事(幼児施策調整担当) 荒井 弘巳

 子ども教育部副参事(子ども教育施設担当)、教育委員会事務局副参事(子ども教育施設担当) 浅野 昭

 教育委員会事務局副参事(学校再編担当) 板垣 淑子

 教育委員会事務局副参事(学校教育担当) 石崎 公一

 教育委員会事務局指導室長 杉山 勇

 

○事務局職員

 書記 大野 貴子

 書記 香月 俊介

 

○委員長署名


審査日程

○議案

 第89号議案 平成28年度中野区一般会計補正予算(関係分)

○陳情

[新規付託分]

 第36号陳情 区立保育園民営化の中止を求めることについて

○所管事項の報告

 1 平成29年度予算で検討中の主な取り組み(案)について(子ども教育部、教育委員会事務局)

 

委員長

 それでは、定足数に達しましたので、子ども文教委員会を開会いたします。

 

(午後1時00分)

 

 本定例会における審査日程及び3日間の割り振りについて協議したいので、委員会を休憩いたします。

 

(午後1時00分)

 

委員長

 委員会を再開いたします。

 

(午後1時01分)

 

 本定例会における委員会の審査日程についてお諮りをいたします。お手元に配付の審査日程(案)(資料1)に沿い、1日目は議案及び陳情の審査と所管事項の報告を4番まで、2日目は残りの所管事項の報告以下を行い、3日目は進行状況に応じて改めて御相談したいと思いますが、御異議ございませんか。

 

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 御異議ありませんので、そのように進めます。

 なお、審査に当たっては5時を目途に進め、3時ごろに休憩をとりたいと思いますので、御協力をお願いいたします。

 議事に入ります。

 議案の審査を行います。

 第89号議案、平成28年度中野区一般会計補正予算(関係分)を議題に供します。

 本議案は総務委員会に付託されておりますが、子ども文教委員会の関係分について当委員会で審査し、賛成多数となった意見があれば、総務委員会に申し送ることとなっております。

 それでは、理事者の補足説明を求めます。

辻本子ども教育部、教育委員会事務局副参事(子ども教育経営担当)

 それでは、第89号議案、平成28年度中野区一般会計補正予算(関係分)につきまして補足の説明を申し上げます。

 恐れ入りますが、議案書の6ページをお開きいただきたいと存じます。第2表、債務負担行為補正ということで、下のほうの表でございます。変更でございますが、期間につきまして、平成29年度のところを平成29年度から30年度ということで変更するものでございます。

 詳細につきまして、恐れ入りますが、14ページ、15ページをお開きいただきたいと存じます。債務負担行為調書でございます。右側に説明の欄がございます。先般、当委員会におきまして御報告いたしましたとおり、第三中学校・第十中学校統合新校新校舎建築に係ります基本構想・基本計画に基づきまして、基本設計・実施設計の策定の委託を行うに当たりまして、委託期間の変更をするものでございます。これに伴いまして、期間を変更するものでございます。内容につきましては記載のとおりでございます。期間につきましては、平成29年度から30年度ということで変更する内容となってございます。

 補足の説明は以上でございます。よろしく御審議のほどお願い申し上げます。

委員長

 これより本件に対する質疑を行います。質疑はございますか。

いさ委員

 まさに今出てきました期間のお話なんですけれども、改めてお聞きしますが、「から」となっていますこの年度のどのあたりでということは、今のところはめどというのはあるんでしょうか。

浅野子ども教育部、教育委員会事務局副参事(子ども教育施設担当)

 平成29年度から30年度としてのからという意味……。(「その中のいつごろという意味です」と呼ぶ者あり)これは基本構想・基本計画を踏まえた債務負担行為ですけれども、当初は平成29年度中に基本設計・実施設計をまとめるというふうな想定でございました。ただ、先ほど申しましたように、基本構想・基本計画の策定が少しずれましたので、その分のずれに伴って基本設計・実施設計の策定もずれているものでございます。年度といたしましては、今の時点での実施設計までも含めた期間といたしましては、平成30年度の半ば、7月末ごろをめどとしてございます。

いさ委員

 「ごろ」となっています。では、それは延びる可能性もあるということですね。

浅野子ども教育部、教育委員会事務局副参事(子ども教育施設担当)

 基本的には今申し上げた想定で作業を進めてまいりますが、いろいろな状況が今後あることも想定されますので、「ころ」というふうな形でお答えしたものでございます。

いさ委員

 これが想定外のことがいろいろあって延びて、例えば年明け1月とかになったというようなケース、それって例えば卒業式だけやるとか、そんなイメージになるんでしょうかね。

浅野子ども教育部、教育委員会事務局副参事(子ども教育施設担当)

 基本設計・実施設計の段階では学校自体をいじるということにはなりませんので、卒業式とかいうのは実際工事を行ってからのことですので、今お聞きになった観点でいえば卒業式は影響ございません。

いさ委員

 変な質問でしたね。では、ちょっと変えます。ことしの3月のこの委員会で、三中、十中統合新校改築にかかる施設整備についてという資料が出ています。この5ページのところに「複合施設の整備について」ということでこんなことが書いてあります。「通学区域の拡大に伴い、旧第三中学校区から通学生徒がふえることを考慮し、生徒がアプローチしやすい場所に校門、昇降口を設ける。複合施設利用者の出入り口については学校施設の配置を踏まえ、検討する」というふうにあります。アプローチしやすい場所に設けるとなったら、通り沿いかなというのが一般的に考えられると思うんですけれども、改めてお聞きしますが、今のような配置になったのはどうしてでしょうか。

浅野子ども教育部、教育委員会事務局副参事(子ども教育施設担当)

 今の配置というのは、基本構想・基本計画の中でお示しした入り口でございますが、実際これから基本設計・実施設計に当たってはさらにもう少し詳細を詰めていきまして、これは学校とも、それから新しく設ける施設の担当なんかも含めて一番いい方法を選んでまいります。ですので、これは状況によっては変わる可能性もあるということでございます。

いさ委員

 言いたかったのは、結局、今も、現学校も山手通り沿い側に入り口があるわけで、アプローチしやすい入り口というのはあそこだと思うんですよ。それが複合施設をつくったことによってそっちが正面になっちゃった。でも、実際にはここには、学校を先にここにして、その学校の配置を踏まえてほかを検討すると書いているようなんですが、そこも変わってしまったように思うんですね。

 結局、複合施設を併設するということでいろいろな矛盾がここにもあらわれているという話じゃないかと思っているんです。閉会中の議会でもいろいろ議論をしたと思うんですけれども、ほころびが出過ぎていると思うんです。一度立ちどまって計画を見直すべきだと思うんですけれども、いかがでしょうか。

浅野子ども教育部、教育委員会事務局副参事(子ども教育施設担当)

 まず基本的には、基本構想・基本計画の中の学校の場所をまず先に決めてございます。ですので、施設ありきという形で進めたわけではございません。その形で今御提案したような形を設けておりますので、計画自体は予定どおり進めさせていただきたいと考えております。

いさ委員

 この資料に続けてこんなことが書いてあります。「第一義的には、第三中学校と第十中学校の統合新校であることから、子どもの安全を最優先とする」と。でも、統合委員会の議論というのも明らかにされていると思うんですけれども、ここの議論の中でも、何で子どもの学校の話なのに、複合施設の議論までこんなところでするのか。統合委員会で複合施設の議論をしていいのかという意見もちらほら見えたんです。結局、こういうところにも複合施設ありきという姿勢があらわれていると思うんですよ。第一義的に考えなければいけない……(「委員長、休憩して」と呼ぶ者あり)

委員長

 委員会を休憩します。

 

(午後1時09分)

 

委員長

 委員会を再開をします。

 

(午後1時10分)

 

 いさ委員、続けてください。

 

いさ委員

 言いかけましたけれども、結局複合施設ありきでやっていて、この前の委員会でも議論がありましたけれども、それで建物が高くなっちゃった、10階建てになっちゃったことによって、この計画が延びて、予算も膨らんでいる。今年度中に処理ができなかったという話だと思うんですよ。だから、結局、第一義的に考えなければいけない子どものことが後回しになっていませんかということが言いたかったんです。そういうような現計画には賛成しかねますという意見だけ述べておきます。

委員長

 他に質疑はございますか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 よろしいですか。他に質疑がなければ、質疑を終結いたします。

 それでは、意見について伺います。第89号議案について意見はありますか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 よろしいですか。それでは、第89号議案について意見なしとして総務委員会に申し送ることに御異議ございませんか。

 

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 御異議ございませんので、そのように決定をいたします。

 次に、陳情の審査を行います。

 第36号陳情、区立保育園民営化の中止を求めることについてを議題に供します。

 なお、本陳情におきましては、236筆の署名が提出されておりますので御承知おきください。

 また、陳情者より補足説明の希望がありますが、これを許可してよろしいでしょうか。

 

(「はい」と呼ぶ者あり)

 

委員長

 それでは、委員会を休憩いたします。

 

(午後1時11分)

 

委員長

 では、委員会を再開いたします。

 

(午後1時29分)

 

 これより本件に対する質疑を行います。質疑はございますか。

久保委員

 今、陳情者の方からもお話を伺って、さまざまお声がいろいろ保護者の方からも出ているというようなことでございました。一つは、ここの中にも突然かつ性急という表現がございまして、事前の知らせがなく、入園をされた方たちがおいでになられて戸惑っていらっしゃるというようなお話があったんですけれども、この辺のところが時系列的にといいますか、どんな形で今入っていらっしゃる方たちに、前回も御報告はいただきましたけれども、状況としてどういった形でそういうふうに御連絡がいっているかというところと、要は、入園をされる前には御存じなかったということかと思いますので。

 また、突然かつ性急というところでございまして、この表現として何をもってそういうふうに捉えるかというのは難しいところかと思うんですけれども、過去の区立保育園の民営化と比較をいたしまして、性急であるというようなことを言われることが否めないような状況にあるのかどうか、その点をお伺いします。

荒井子ども教育部副参事(幼児施策整備担当)

 まず、区立保育園の民営化につきましては、現在、10か年計画は第3次でございますけれども、2次、またその前から順次民営化を進めているということがございまして、今回の10か年計画(第3次)の中でも継続して推進していくというようなことを既に10か年計画をつくる際に広報しているところでございます。

 また、前回のお話との差というところでございますけれども、前回、第2次のほうを出す瞬間でも、1回目は園名が書かれておりましたけれども、それを出す段階では既に当然園に入っている方がいらっしゃったと思います。そういったところで、そのタイミングについては大きく変わりはないのかなというふうには考えているところでございます。

 あと、前回も御報告させていただきましたが、5年間の計画の中で園名を出させていただいた部分につきましては、やはり施設の老朽化というのも当然ございますけれども、民営化を進めていく中で、仮設園舎の位置、仮設園舎を実現可能性のある保育園から順番にやっていくというようなところで、そういった観点も含めた上で今回の園舎を具体的に決めさせていただいたというところでございます。また、それ以降の説明につきましては順次説明会を開催しながら、保護者の方の意見を踏まえた上で、より丁寧に対応をしている状況でございます。

久保委員

 実際のところ、園名が公表された時期というのが、10か年計画(第3次)に園名が出てはいなかったように記憶しておりますので、その点がなかなか事前に知らせがいかなかったというようなことかと思うんですが、先ほど仮園舎の位置等もありというお話がありましたけれども、実際はこの5園の民営化についてはどういった形で検討をされてきたのか。

 また今回、特に南台と大和については、既に入園をされている方たちにとっては、そのことを全く知らずに入園をしていたというような思いもあるのかと思うんですけれども、その辺のところでどのようなお声が届いているのかということを伺いたいと思います。

荒井子ども教育部副参事(幼児施策整備担当)

 まず検討につきましては、第3次の中で具体的な園名は書かれておりません。当然推進するということで明言はしておりますけれども、それに伴って前年度からどういう形で進めていくべきかというところで議論をしてまいりましたし、当然区民の方からもそうですし、議会のほうからもどういう形で進めていくべきかというのを明らかにすべきだというような御意見もいただいているところでございました。

 そういったところから、仮設園舎の先ほど申し上げました位置をなかなか確保するのは難しい状況もございましたが、そのめどが立ったというところで、第3回定例会の中で具体的な園名について御報告申し上げることができた。それ以降に実際に園の方、保育士、もしくは当然保護者の方にも御説明する時間をとってきたというようなところでございます。

 現在、今回の計画案につきましては、実際に既に入園されている方については、その時点では御説明はできていなかったという形には当然なっておりますので、その点も踏まえた上で御説明をさせていただいている状況でございます。

久保委員

 後先になってしまっているので、事前に説明が行って、それからといいますか、名前が10か年などで公表がされていてということにならなかったということを、今さら何でならなかったのかということを伺ってもなかなかお答えは難しいところかと思いますので、現時点からどういうふうに保護者の方たちの御理解をいただきながら進めていくかというところになるかと思うんです。

 せんだっての委員会の中でも、1回目の説明会の以前に保護者の方たちから質問が上がっていて、それに対して説明会までにお答えが欲しいというようなことがあったかと思います。また、前回説明会が終わった後にも保護者の方たちからさまざまなお声があり、それに対してもまた改めて説明会を行ってほしい。また、話し合いの機会を設けてほしいというようなところがあったかと思うんですが、その点のところはどのように対応されたでしょうか。

荒井子ども教育部副参事(幼児施策整備担当)

 前回申し上げました御質問の内容につきましては、ぎりぎりになってしまって大変申しわけなかったんですが、前日にはそれを説明会の前に配布させていただいて、その内容についても当日説明会の中で御議論をさせていただいたというか、それに伴ってまたその御質問もしていただいたというような経過がございます。

 その後1回だけではなくて、今委員からお話があったとおり、実際にそのときにいただいた内容についてお答えし切れなかった部分等について、昨日でございますけれども、大和保育園につきましては2回目のお話し合いをさせていただきまして、またそこでもちょっといただいておりますので、それについて再度またお話し合いをさせていただくというような形で、本会議のほうでも御説明していましたとおり、丁寧に対応していきたいと思っております。また、南台のほうにつきましても、きょうでございますけれども、またお話し合いの機会を持ちたいというようなお話をいただきまして、それについて今後調整していきたいというふうに考えております。

久保委員

 せんだっても申し上げましたけれども、一つひとつ丁寧にということで、また誤解のないようにということを思っていますが、以前、報告の中で事業者募集の時期というのが11月の末というように出ていて、ホームページ等を見ますと、本日が事業者説明なのかなと思っております。その辺のところでも少しスケジュールがタイトといいますか、保護者の方たちにはそういったふうな思いを与えているのかなと思うんですけれども、その点については今後、この事業者説明の後、どのような形で進めていくというお考えなのか伺います。

荒井子ども教育部副参事(幼児施策整備担当)

 本日午前中でございますけれども、事業者のほうに手を挙げていただいて、内容を説明する会、説明会については行ったところでございます。前回御報告申し上げた段階では、11月の下旬に募集をかけるというような御説明をさせていただきましたが、公募の時期につきましては現在お話し合いを進めている中でございますので、その経過を踏まえた上で公募をかけたいということで現在考えているところでございます。

久保委員

 通常ですと、説明会があるとそのまますぐに公募というようになってしまうように思うんですけれども、そこは少し時間を置いて丁寧な説明をしながら、保護者の方の御意向とかさまざま検討しながらということかと思うんです。特に陳情の中にもありますけれども、仮園舎があり、そして建てかえがありということで、今通われている0、1、2歳のお子さんたちにとってはこういった時期があるかと思うんですね。その中でやはり不安に感じられているという方もおいでになるかと思います。

 私が伺った保護者の方の中には発達のおくれ等があり、そういった点でもなかなか人や場所になれるのにも時間がかかるという、そういった保育の上での配慮を必要とするお子さんがいらっしゃるわけです。そういった方たちにとっては、特に1年ごとに場所が変わるというようなことに対しては不安があるかと思うんですが、そこに対してやはりきちっとした対応をしていかなければいけないかと思うんですね。

 まだこの話し合いは始まったばかりですので、どういった形で保護者の方たちの不安を少しでも軽減させる方策を考えているのかといってもないかもしれないんですけれども、そういうことが必要ではないかというふうに考えているんですが、その点については、今までこういうことをしてきたということでも結構ですし、今後はこういうことを考えていますという何かがあれば教えてください。

荒井子ども教育部副参事(幼児施策整備担当)

 今委員のおっしゃったことは、実際に大和保育園でしたら大和保育園の保護者の方から直接伺ってございます。その中で、場所が変わるという変化はございますので、それに対応するところで御不安があるというようなことも聞いてございます。そういったところでどういった対応が可能なのか、そこら辺については、今委員がおっしゃったように、今のところ既に回答は持ってございませんけれども、どのような形で対応ができるのかというところについてはちょっと研究してまいりたいというふうに思ってございます。

久保委員

 場所が変わるというところはなかなか難しいかもしれないんですけれども、例えば仮園舎のあり方をやはり、当然保育園ですので、仮園舎といっても安全性をきちっと保たなければいけないと思いますし、そういった園舎の分での工夫ですとか、先ほども基準というようなお話がありましたが、仮園舎だからとはいえ、そういったことが疎かになってしまってはいけないと思います。

 また、人的な配置ということも検討すべきではないかなと思うんですね。通常ですと仮園舎を公設公営とされるような場合があるかと思いますが、今回は公設民営というような形で仮園舎の段階から入ってまいります。その点での例えば今の区立保育園との引き継ぎの期間でございますとか、また、人的な部分で配慮が必要なお子さんに対しての工夫でありますとか、それは保育士だけには限らないかと思うんですね。例えば心理の専門でありますとか、看護師ですとか、さまざまな点での配慮というのを検討していかなければいけないかと思うんです。

 今、もちろんその辺についてはこれから研究をされていくということでございましたけれども、例えば園舎について、そこの点では仮園舎ということで疎かになるようなことがあってはいけないと思いますので、園舎の基準というのはどのようになっていますでしょうか。

荒井子ども教育部副参事(幼児施策整備担当)

 基本的には、仮設園舎と申しましても、当然認可基準に合うような内容でなければ、その建設というのは難しいということでございますので、仮設園舎で基本的には本園舎と同じような機能を持ったものをつくっていくという形になります。ただ、面積的なものとか、そういった当然制限がございますので、全く今と同じ機能をそのまま仮設園舎で持ち込めるかというと、そこら辺はちょっと検討が必要だというふうに思っております。

 ただ、先ほど細かい質問の内容を既にいただいておりまして、いろいろな設備、こういった設備はつけてほしいとか、いろんな御要望もいただいております。また、きのうもお話しさせていただいたんですけれども、実際仮設園舎をつくる際とか、本園舎をつくる際、そういった部分につきましても3者、当然事業者と、区と、保護者の方でお話し合いを進めながら、そういったものを整備していくということになっておりますので、そういうお話し合いの中でいただいた御意見を吸い上げて、そこに反映していくというような形で進めてまいりたいというふうに思ってございます。

久保委員

 ぜひそういったことをきちっとやっていただきたいと思います。それから、中野区の認可基準についてですけれども、先ほど休憩中に陳情者の方から、面積基準については中野区は国の上乗せをしているというお話がございました。また、これは東京都よりも中野区のほうが面積基準というのは何か厳しい要件を持たれているんでしょうか。

小山子ども教育部副参事(保育園・幼稚園担当)

 一般的に国基準で保育園の環境につきましては基準を設定しているところでございますけれども、中野区につきましては、旧の東京都の基準を使って設置をしているところでございます。ですので、中野区独自で何か上乗せをしているということではございません。

久保委員

 私も中野区独自の基準ではなかったように思ったので確認をさせていただきました。それで、旧の東京都の基準にというようなことでございましたけれども、これから民営化を進めていくについて、今までも民営化をしてきていると思いますので、区立の保育園と民営化をしてきた私立の保育園につきましては、面積基準は違うんでしょうか。それとも、今、副参事がおっしゃられたような形で東京都の旧基準にのっとって行われているんでしょうか。

小山子ども教育部副参事(保育園・幼稚園担当)

 これまでもこれからも、事業者の募集に当たりましては、中野区は今区立が設けています基準に合わせた形で事業者募集を行っているところでございますので、これまでのところにつきましても区立と同様と捉えてございます。

久保委員

 それと、保育士の数というところでも、例えば民営化園と今の区立園とで特段の違いがあるというようなところはあるんでしょうか。

小山子ども教育部副参事(保育園・幼稚園担当)

 そちらにつきましても、国基準よりも少し上乗せした形で区として基準を設けております。こちらにつきましても、私立、区立同等の対応というふうになってございます。

久保委員

 今、どこでも保育士不足ということが懸念をされておりまして、ここのところ、議会でも本会議でもそういった御質問があったりもしました。保育士の確保で一定の経験を持たれている方ですとか、また、例えば若手の方と中堅の方たちと一緒に保育をしていただけるような工夫ですとかといったことも、やはり若い人たちを育てるということでも非常に重要なことかと思っているんですが、そういったところにつきましても、これは何も区立園に限られたことではないと思っておりまして、今までの民営化園の中で、例えば基準の中にそうした保育士の経験年数でございますとか、単なる数というだけではなくて、そこら辺のところも今まで基準としては設けられているんでしょうか。

荒井子ども教育部副参事(幼児施策整備担当)

 現在のところは、当然認可基準に見合った形での保育士の定員の確保という形で基準はございますけれども、現在までに私立保育園の新規園等で募集している内容については、具体的な年齢層でありますとか、バランスとか、そういったところまでは基本的には問うてございません。ただ、当然主任クラスとか、園長クラス、そこら辺についての規定はございます。

久保委員

 区立で長く保育をされている先生たちと比較をすると、どうしても私立園というのは若いという印象があるのかと思います。ただ、主任ですとか、園長という経験者はきちっといるわけですが、そういったところに対して区でも、前にもこれは質問させていただいたかもしれませんけれども、そういった私立園の保育士を育てるといったことも今までにも行ってきているかと思うんですけれども、現在までにはどのような対応をされていますでしょうか。

小山子ども教育部副参事(保育園・幼稚園担当)

 中野区では、毎年保育士に対する研修を実施しているところでございます。年間約30回近い研修をしているところでございますけれども、そちらの研修の対象者につきましては、私立、公立保育所の対象となってございますので、そういう場面で交流をすることも可能ですし、同じような研修をするということでは、運営の内容についても近い形で運営をしていただくような対応はしているところでございます。また、中には、私立の保育所の保育士が区立の保育園に行って実習というような形の場面もございますので、そういう意味では、私立の若い保育士の皆様につきましても、保育の交流というものはできているというふうに受け取っているところでございます。

久保委員

 区立の保育園に私立の若い保育士の方が研修に受けに来る場合もあるということで、今回、民営化につきましては、引き継ぎ期間というのを十分に設けるべきであると思うんですね。私は、ちょっと性急であるというふうに思われても今回の計画は仕方がないかなと思っているわけですけれども、その中で、だからこそ十分に、今ある園のあり方ですとか、保育の一定の水準ということが先ほどから言われておりますけれども、一定の水準といっても、なかなかそこを指し示すのが、こういうものがそうですというのは難しいかと思いますけれども、南台、大和独特の保育を行っている中で、それは大変保護者の方たちからも評価を受けている点もあるかと思います。

 そうしたところを事業者にもしっかりとわかってもらう必要があると思いますし、相互に乗り入れというところまではいかないのかもしれませんけれども、保育士がしっかりと引き継ぎができるような形をしていかなければいけないと思います。これは仮設園舎ができてからというところではなくて、それ以前からきちっとやっていかないと、結局は保護者の方たちの不安には応えていくことはできないかと思うんですが、その辺はいかがお考えですか。

荒井子ども教育部副参事(幼児施策整備担当)

 事業者の選定につきましては、前回御報告した予定でございますと年度末ぐらいには選定をしたいなというふうに思ってございます。新年度に入って、今委員のおっしゃったとおり、既存園の保育の内容ですとか、当然行事というのが1年間通してございますので、そこら辺についてもしっかり見ていただけるように、そういった意味でも年度末までに事業者を選定させていただければなというふうに考えているところでございます。

 実際の各クラスに入って引き継ぎ保育というのは、今までにつきましては大体1月から3月までという形で進めてまいりましたけれども、そういった点についても内容的に全体の内容を見ていくというところから、どういった対応が必要なのかについて検討してまいりたいというふうに思ってございます。

久保委員

 まだこれからの検討になるものが多いかと思うんですけれども、これは要望でございますけれども、今いろいろ申し上げたことは、また議会にもきちっと報告、委員会にも報告をしていただきたいと思いますし、保護者の方たちにも丁寧な説明を心がけていただいて、きょう、事業者説明はあったとはいえ、公募はこれからになっていくかと思いますので、十分に意を酌んだ形でそういったところも進めていかなければいけないかと思います。そういうふうにしていくと、実際には事業者には負担が大きくなってしまう場合もあるかと思うんですね。ですので、その点も十分配慮が必要ではないかなと思います。これは要望でございますが、もし何か御答弁いただけるようでしたらお願いいたします。

荒井子ども教育部副参事(幼児施策整備担当)

 基本的な選定の作業の中で新たな事業者の許容範囲も当然あろうかと思っております。そこと、実際の皆様の声の中でどういった形の募集要項が最もいいのかというところについては、短い期間ではございますけれどもお声を聞きながら、そこのところを詰めてまいりたいというふうに思ってございます。

高橋委員

 今、久保委員の質問に関連してなんですけれども、基本的に保育園、幼稚園もそうですけど、公立であろうと、民設であろうとやることは同じなわけですよ。公立だからいいんだとか、民間だからだめなんだということではなくて、中野の行政サイドとしては、民間でもできるところがたくさんあるからそれに移行して、よいものを保護者の皆さんに使っていただこうという考え方で今進めているわけでしょう。なので、そこの思いがあって、今回拙速だと言われて指摘を受けている、保育園の区立園から民営化する段階の行政サイドが今やらないといけないんだと思って立ち上げた部分が、通っている方たちに上手に伝わっていなかったということが一つの原因じゃないかなと私は感じるんです。

 なので、最初から悪いとかじゃなくて、これから進めていく事業なんだから、事業者選びもどういうふうに今事業者に伝達しているかというのを確認はしたいんだけれども、幅広く行政サイドからも声をかけたり、連絡したり、応募してくださいよとか、営業じゃないけど行政サイドからもいろんな事業者に声をかけていくとか、そして保護者に対する対応は、いろいろ保護者の皆さんも協議をされているみたいだし、今、自分たちが通っている子どももそうなんだけれども、これから入ってくるお子さんにとっても不具合のないようなものにしていきたいんですという意見が伝わってくるわけですよ。

 ですので、民間がだめなんだとかいうことは一切言っていらっしゃらないし、だから、そこを上手に答えてあげられるような段階をつくりながら、今までだって民営化した保育園で一切こんなところはだめだよなんて最初は言われたかもしれないけど、徐々に徐々によくなってきているわけじゃないですか。だから、そこをちょっと上手に進めていっていただきたいなと思うんですけれども、どうですか。

荒井子ども教育部副参事(幼児施策整備担当)

 今委員のおっしゃったとおり、当然今回の民営化は、今までもそうでございますけれども、やはり建物を建てかえるということによって、今後長期間にわたって安定してこの先の区民のお子様たちにもお使いいただける。今喫緊の問題でございます保育定員の確保といったことも、現在の現状では成し得ないというところもございますので、当然建てかえが必要になってくる。それ以外の区民負担の軽減とか、さまざまな観点から御説明を申し上げてございますけれども、なおそこの部分についてはより御理解をいただけるように、より丁寧に御説明を続けていきたいというふうに思ってございます。

高橋委員

 そこをお願いしたいと思います。それから、事業者に対しての働きかけは今後も頑張ってほしいんですけど、どうですか。

荒井子ども教育部副参事(幼児施策整備担当)

 失礼しました。現在、公募によりまして、本日説明に来た事業者については10者を超えるような事業者が集まって、説明を聞いていただいたという状況でございます。基本的に今回の件につきましては、本日の説明会に出た方が次の実際の応募の条件という形で、そこの部分は示してございますので、お声をかけるという形になりますと、そこのところは恣意的になっても難しいという点もございまして、より広く事業者に参加していただけるような仕組みというか、そういったことも今後考えていかなければいけないのかなというふうには考えてございます。

高橋委員

 やっぱり事業者に知ってもらうことが大事で、多くのところから参画してくれると、選びやすいと言ったら変だけど、いいところがいっぱい集まってくると思うんですよ。あちらも自分たちの事業をするわけだから、中野じゃなくてもっといいところがあれば行っちゃうわけですよ。だから、中野でやっていただくと、これだけ自分たちの事業を発揮できますよというようなことをいろんな媒体を通じてとか、いろんなところで宣伝というか、コマーシャルしていってほしいんですよね。

 それで、中野でやってみようじゃないかという人たちがどんどん来てくれると、保護者の人たちだって不平不満もなくなってくるだろうし、やっぱりすごいところに選んでもらってよかったなという声が多くなってくると思うんです。だから、枠はうんと広げておいていただきたいと思います。よろしくお願いします。答弁があればどうぞ。

荒井子ども教育部副参事(幼児施策整備担当)

 先ほどちょっと申し述べるのを忘れましたけれども、実際に各事業者のところへ赴いて御説明申し上げたり、やはり新規の部分がございますので、そういった形とか、きょうの説明会もそうですけれども、いろんなさまざまなところを通じて、区の例えば建てるときの助成制度であるとか、そういったところも事業者にとっては非常に大切になりますので、そういったところをよりPRさせていただいて、よりいい事業者が多く応募できるような条件、環境をつくってまいりたいというふうに思ってございます。

日野委員

 陳情書の中で幾つか質問させていただきます。まず、区が保育の内容や基準について責任を負うことになっているというふうにあるんですけれども、先ほど久保委員のほうからも面積基準のことで質問がありまして、区としては旧東京都の基準で区立も私立も同じだということであったんですけれども、ほかに基準として区立園と私立園で違うものだったりとか、区立園が果たさなければいけない責任、私立園では果たせていないものとか、こういったものはほかにありますでしょうか。

荒井子ども教育部副参事(幼児施策整備担当)

 ここの記述についてでございますけれども、その前の入所の調整でございますとか、保育料の徴収については、当然区のほうで認可保育園についてやっているというのはそのとおりでございますけれども、保育内容や基準について責任を負うという部分でございますが、基本的には区は保育の質の向上に向けて、先ほどもちょっとお話が出ておりましたけれども、研修とか、それ以外の法律に基づく指導でございますとか、また巡回による検査・指導といったところも当然行っていく立場ではございますけれども、保育内容そのものについて直接責任を負うというのはそれぞれの設置主体だというふうに考えてございますので、そこのところは区が基準について責任を負うという記述については若干違うのかなというふうに思ってございます。

日野委員

 それともう一つ、そのちょっと下のほうですけれども、私立保育園が区立園と同等の運営ができる財政的保障をしてほしいと区に求めているとあるんですけれども、これは実際今、何園ぐらいから具体的にどの程度要望が出ているんでしょうか。この財政的保障という部分で要望が出ているのか教えてください。

荒井子ども教育部副参事(幼児施策整備担当)

 直接私立保育園の園長会でございますとか、そういったことを毎月行っておりまして、そういったところから当然予算に関する御要望はいただくという形はございます。また、それぞれの各会派のほうに陳情という形で政策的にこちらのほうに御要望をいただくということも当然ございます。そういった中も全部含めまして、こういった形の区立園と同等の運営ができるような財政保障をしてほしいというような形でのお求めというか、そういう御要望については見当たるところがなかったというふうに考えてございます。

日野委員

 今回の陳情については、やっぱり不安という点がすごく多かったのかなと思うんですけれども、これまで幾つか質問があったとは思うんですけれども、先ほどこれも久保委員からありましたとおり、障害児だったり、発達障害のお子さんの保育をどういう体制でやっていくかとか、それから、今度仮設園ができた場合に、例えば今までは交通量が全然少なかったところを通っていたものが大きな通りを通るようになったり、危険性だったりとか、仮設園の周りの安全性だったりとか、そういったところも考慮していかなきゃいけないのかなと思うんですけれども、その辺はどのようにお考えでしょうか。

荒井子ども教育部副参事(幼児施策整備担当)

 施設につきましては、これから位置等については御報告できるような機会をなるべく早く持ちたいと思ってございますけれども、今おっしゃられた交通量とかといった点につきましても、基本的に小学校より上と違いまして、基本的には親御さんがお迎え、お送りという形でやってございます。かといって、交通量といった点について配慮しないわけではございませんけれども、今言ったような送り迎えの形態がございますので、その中で近隣への対応でありますとか、実際に通っていただくときに、施設面で何らか対応ができるような部分があれば、そういった点も考慮はしていきたいというふうに思ってございます。

日野委員

 最後は要望ですけれども、仮設園の場所の早期説明と御報告と、それから、今おっしゃられたように、やっぱり仮設園の場合も近隣の方にしっかりと説明をしていただくようにしていただければというふうに思います。要望です。

いさ委員

 民間の園のところというのは、スタートした初年度のところで職員の皆さんが離職されてしまうというケースが相次いでいるかと思うんですけれども、今年度スタートした園で今現状どのぐらいそういうことがあるのかというのは把握されていますでしょうか。

荒井子ども教育部副参事(幼児施策整備担当)

 今年度の4月1日開園ということでよろしいでしょうか。報告はそれぞれ上がってございますけれども、今現在でどの程度の形かというのを御報告するような数字は手元にはございません。

いさ委員

 ということですね。いろいろ過去のものを聞いている限り、毎年十数名やめてしまったりするケースが相次いでいるということだそうですが、そういうことも含めて、民間の園で何かトラブルといいますか、親御さんのほうからこんなことがあったぞ、区は何とかしてくれないのかみたいな要望、連絡が入った場合って区はどんな対応になりますか。

小山子ども教育部副参事(保育園・幼稚園担当)

 区民の皆さん、地域の皆さん、保護者の皆様から園に対する御不満、御意見等があった場合につきましては私どものほうでお受けし、お話を伺い、園のほうに出向くような形で状況確認をいたしまして、必要があれば指導ですとか助言を行っている状況でございます。

いさ委員

 ということですが、もしこれが公設公営であればもうちょっと話は早いんじゃなかろうかなと思います。結局、この話というのは、ちょっと説明が足りなかったねとか、ちょっとスケジュールが詰まっちゃったねとか、そんなお話じゃなかろうと思うんです。そもそも区としても民営化を進めるに当たって多様なニーズに対応する、応える、そういうことを繰り返しお答えになっていると思いますが、これはあまりすっきりしませんよね。多様なニーズということであれば、さまざまある選択肢の中からなぜ区立をなくしてしまうのか。多様なニーズという言い方からしてもここは矛盾があると思うんですが、どうでしょうか。

荒井子ども教育部副参事(幼児施策整備担当)

 ニーズと申しますのは、今言ったような設置形態のみではなくて、当然今は小規模とかいろんなタイプの保育所がございまして、そういったさまざまな保育ニーズに対応していく。また、具体的には民営化につきましては、保育時間につきまして延長が行える。また、対象年齢につきましてもそこも拡大が行える。そういったこともございます。また、実際にそれぞれの園につきまして特色ある園運営を行っていくというようなことも、その事業者さんと保護者の方の合意のもとに進めていくこともできるという、そういったさまざまなニーズも含めた上で、そういったところに対応できるということで民営化を進めているものでございます。

いさ委員

 今の説明で父母の皆さんが本当に納得できるかというと、それはちょっと疑問です。そもそもからいえば、この陳情にも書いてあるように、区立というのが保育のスタンダードであるというのは大事なポイントだと思うんですけれども、結局、行政がここのところをどう握るかという話にかかわってくる話ですから、このままこれを進めさせるということに対しては賛成できかねます。意見としておきます。

小宮山委員

 区としては10か年計画で前々から考えていたことだという話なんですけれども、当事者にとってはやはり寝耳に水の話だったんじゃないのかなと考えております。私は、自分の子どもが9年間民営化された園に通っておりまして、民営化そのものには決して反対をいたしませんけれども、やはり今回の民営化は突然かつ性急なものであったと感じています。

 オリンピックを控えて建築資材や人件費が高騰していて、公共施設の新設を凍結する自治体も出ている中で、何でこのタイミングで複数の保育園の仮設園舎と新園舎を建てかえるということをするのか。何でそこまで急ぐのかなということが不思議、何でこのタイミングなのかなということを疑問に思います。

 あとは、オリンピック後ぐらいまで待てば、今の園児たちも卒園するでしょうし、新しく入ってくる人たちは民営化される園だということを納得して入ってくれる人たちですから、よりスムーズに民営化が進められるんじゃないかと思います。何でこのタイミングでそこまで、短い園では1年半というわずかな時間で性急に民営化を進められてしまうのかということを改めてお伺いします。

荒井子ども教育部副参事(幼児施策整備担当)

 先ほどとちょっと繰り返しになって大変申しわけございませんが、今回の民営化につきましては、施設の老朽化も当然勘案してございますけれども、仮設園舎を使っていくというようなタイミングから、時期的にこのような形になってございます。また、先ほど来申し上げているとおり、新しい施設の更新に伴いまして、今後の区民の方の御利用にも資することになりますし、建てかえによりまして、保育定員の拡大も早急に図っていかなければいけない課題の一つでございます。そういったさまざまな観点を考慮いたしまして、今回具体的な園名を出させていただいているところでございます。

 すみません。もう一つ、資材の高騰の話なんですけれども、ここにつきましては、施設の建設という形になりますので、現在、東京都のほうでもそういったところの緊急対策ということで、そういった高騰部分についての加算措置等も活用してまいりたいと区でも思ってございますし、区のほうでもさまざまな事業者にとって施設整備がしやすいような状況、そういったものも今後予算の中で検討してまいりたいというふうに思ってございます。

小宮山委員

 今までの説明とか、あるいは区民、大和保育園から出た質問に対する回答書などでもほとんど触れられていない、区民にあまり知らされていないようなことなんですが、民営化して建てかえることに当たって国からの補助金が出るというふうに私は聞いておりまして、それが今回の民営化の一番大きな背景にあるのかなと考えています。その補助金の内容について、仮設園舎を建てるに当たっては誰にどんな補助金が何割ぐらいついて、現園舎を解体して新設するに当たっては誰にどんな補助金が何割ぐらいつくのかということを教えていただけますか。

荒井子ども教育部副参事(幼児施策整備担当)

 仮設園舎につきましては、区立園の仮設園舎でございますので、区のほうの経費を使ってつくるということで、補助金については基本的に今のところ見込んでおりません。新園舎につきましては、私立、事業者のほうが整備をするということでございますので、一般的な施設建設に対する国の補助金が当て込まれるというふうに考えてございます。

小宮山委員

 その国からの補助金は、何割ぐらい事業者に出るのかはおわかりになりますか。

荒井子ども教育部副参事(幼児施策整備担当)

 ちょっと確認させていただいてお答えしたいと思います。

委員長

 ちょっと休憩しましょうか。

 

(午後2時11分)

 

委員長

 委員会を再開します。

 

(午後2時12分)

 

 他に質疑はございますか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 よろしいですかね。質疑がなければ、取り扱いを協議したいと思いますので、委員会を休憩いたします。

 

(午後2時12分)

 

委員長

 委員会を再開いたします。

 

(午後2時13分)

 

 他に質疑はございますか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 なければ、質疑を終結します。

 次に、意見の開陳を行います。意見はありませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 なければ、意見の開陳を終結します。

 次に、討論を行います。討論はありませんか。

いさ委員

 民営化の問題について今までも議論をしてきましたし、きょうも今やりましたので、あまり詳しくこれから言うつもりもないんですけれども、きょうの陳情の中身は本当に大事な中身だと思っています。そもそも何で区立が必要なのかというところで行政の責任をどうやって果たしていくのか。保育行政の中で保育をちゃんと握るのか、手を離すのか、ここが問われているんじゃないでしょうか。

 今もお話がありました保育の基準の問題、それから保育士の問題。これは研修をやるとおっしゃっていましたけれども、実際にはさまざまな年代の経験ある保育士がそこにいて、若い人もいて、業務の中でその仕事を見るかどうかというところにかなわないだろうと思うんです。こういう中で次の保育士が育っていく。そして、技能が継承されていくというお話になると思うんです。これが、区立がなくなってしまうとしたら、今までの区立の中でやってきたノウハウがなくなってしまう。ここは明らかに区が今まで行政が責任を持ってきたところから、手から砂がこぼれるようになってしまうようなお話じゃなかろうかと思っています。

 今現在も民営化は進んでいるわけです。少なくとも今区立が残っているところについては、ここにあるように中止を求める。こういうことではないかと思います。この陳情に賛成する立場で、以上で終わります。

委員長

 他に討論はございますか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 なければ、討論を終結いたします。

 これより本件について挙手により採決を行います。

 お諮りいたします。第36号陳情、区立保育園民営化の中止を求めることについてを採択すべきものと決することに賛成の委員は挙手を願います。

 

〔賛成者挙手〕

 

委員長

 挙手少数。よって、本件は不採択とすべきものと決しました。

 以上で、第36号陳情の審査を終了いたします。

 次に、所管事項の報告を受けたいと思います。

 1番、平成29年度予算で検討中の主な取り組み(案)についての報告を求めます。

辻本子ども教育部、教育委員会事務局副参事(子ども教育経営担当)

 それでは、平成29年度予算で検討中の主な取り組み(案)につきまして、資料(資料2)に基づき御報告申し上げます。

 平成29年度の予算編成におきまして検討中の新規・拡充事業、あるいは見直し事業など区民生活への影響が想定される主な取り組みにつきまして案として取りまとめましたので、御報告するものでございます。なお、今後、12月5日発行の区報並びにホームページで掲載するとともに、区民の皆様との意見交換を行ってまいる予定でございます。

 検討中の主な取り組みにつきましては、1の(1)に記載のとおりでございます。10か年計画におきます四つの戦略別に記載をしてございます。初めに、まち活性化戦略が1ページ、おめくりいただきまして、2ページは安全・居住都市戦略、環境共生都市戦略ということで、当委員会所管分ということで、2ページ、④、下の表でございますが、ごらんをいただきたいと存じます。

 このうち3番、海での体験事業の拡充でございます。事業実施につきまして、学校単位で実施をするとともに、回数等の充実を図る考えでございます。

 またその下、4番、病児保育事業でございます。医療機関に併設する専用室において実施する考えでございます。

 続きまして、3ページでございます。一番上、5番でございますが、保育士等宿舎借り上げ支援事業補助ということで、保育士等の確保及び離職防止のため、宿舎を借り上げ、居住場所を提供する事業者の支援を行うものでございます。

 6番は、区立保育園の民設民営化及び民間保育施設新規開設支援でございます。

 7番は、区立学校再編ということで、統合に伴います校舎の改築工事、統合新校の校舎整備に係る設計等を行うものでございます。

 8番は、区立学校の環境改善に向けた計画的な改修ということで、平成32年度までに特別教室の冷房化、トイレの洋式化、あるいは水飲栓の直結給水化工事につきまして計画的に実施をしてまいります。また、31年度までの3カ年で体育館の非構造部材の耐震対策工事を実施する考えでございます。

 9番は、学級数増加に伴う対応でございます。普通教室の不足が見込まれる学校につきまして、その対策といたしまして、増築等の対応のための測量、設計を行うものでございます。

 次に、飛びまして、3ページ、一番下の⑥スポーツ・健康都市戦略の1番でございます。オリンピック・パラリンピック機運醸成事業ということで、こちらの中の区立小・中学校における体力向上の取り組み、あるいは異文化への理解、国際感覚を身につけた人材育成を目指しまして、オリンピック・パラリンピック教育を推進する考えでございます。

 次に、4ページをお開きいただきたいと存じます。その他の取り組みということで、そのうちの2番でございますが、上高田図書館、軽井沢少年自然の家につきまして、電気設備、改修工事を行ってまいります。

 次に、5ページでございます。廃止する事業ということで、1番、「U18プラザ」の廃止でございます。地域、民間の力を活かしながら、中高生事業の社会参加体験機会の提供、あるいは育成団体支援の充実を図っていくことから、平成29年度をもちまして、U18プラザにつきましては廃止をする考えでございます。

 最後に、2では、区民と区長の対話集会ということで、12月12日に予定をしているものでございます。

 報告は以上でございます。

委員長

 ただいまの報告に対し、質疑はございますか。

高橋委員

 まず最初に、ここのところで区民との意見交換を行うと書いてあるんだけど、その意見交換というのは対話集会という理解でいいんですか。

辻本子ども教育部、教育委員会事務局副参事(子ども教育経営担当)

 委員御指摘のとおりでございます。

高橋委員

 ということは、1回で終わりという理解でいいんですね。これもまた後から文句を言われるかもしれないけど、とりあえずそういうことなんだというふうには理解をします。

 それから、これは29年度予算での検討中な取り組みということで報告を受けましたけれども、2ページ目の④生きる力というところの項目が1、2、3、4とありますけど、3、4は当然だろうと思うけど、1、2が学校がかかわるのに、私は再三言っているんだけど、これは本当に29年度もこういう形で持っていくのでしょうかねとここで聞いちゃって答えられるかどうかが、非常に聞いていいんだかどうかもちょっと複雑な思いで聞いたんだけど、一応そういう思いがあるんですけれど、これはこのまま受け取っていいんですね。

辻本子ども教育部、教育委員会事務局副参事(子ども教育経営担当)

 所管部の記載につきましては、本年度の所管という意味合いでございます。現在、目標体系等につきまして検討しているところでございまして、委員会における協議、議会における議論等を踏まえて鋭意検討しているところでございます。

高橋委員

 どうもすみません。本当に答弁しづらいところを答弁していただきましてありがとうございます。深くは突っ込みませんけれども、やっぱりおかしいと私は思います。なので、これは29年度の予算ということで、所管のところは海での体験と病児保育事業、これは本当にどんどん進めていってもらわないと困ることだけど、あとははてなというところがここだけじゃなくて、まだ気になるところはあるんです。ですので、一応投げかけておきますから、もっと積極的に取り組んでいってもらいたいということをお願いしておきます。

 変わっていなかったら、ちょっと大変なことになってしまうかなとか思ったりもしますけど、本当にこれでいいんですかと思います。再編を続けていく中、またはU18が廃止になっていく中、いろいろな課題が連携をとっていますと言ってる割には連携がとれていないというふうに見えていますから、そこだけ一応お願いとしておきます。

いさ委員

 3ページの④の5、保育士等宿舎借り上げ支援事業補助なんですけれども、これは事業者の手挙げでやっているかと思うんですけれども、現在の進捗について教えてください。

小山子ども教育部副参事(保育園・幼稚園担当)

 現在、申請を受け付けているところでございます。執行率につきましては、今7割ぐらいの金額の申請になっているところでございます。

いさ委員

 これは、年度中には100%に近づくというイメージなんでしょうか。

小山子ども教育部副参事(保育園・幼稚園担当)

 さまざまこちらの事業につきましては、既に宿舎借り上げの事業を行っているところに補助をするということですので、100%を目指して今申請をしていただいているところでございますけれども、事業者の御事情によって変更になる場合もあるというふうに考えております。

いさ委員

 7割と言っていただきましたけれども、何件ぐらいというのはお答えいただけるんでしょうか。

小山子ども教育部副参事(保育園・幼稚園担当)

 人数でいいますと、46人分ということになります。

いさ委員

 これ自身すごく大事な補助になっているかと思うんですが、一方で、この補助自身が保育士等の宿舎ということで、事業者に対しての補助となっているというところでは、保育士の確保というところではより具体的に世田谷区でやっているような、保育士の給与に上乗せ1万円のような保育士に直接支援しているような事業者もあるわけなんですが、こういうものについての検討というのは今ありますか。

小山子ども教育部副参事(保育園・幼稚園担当)

 その他の施策につきましては、待機児解消に向けた都の緊急対策の補助予算ですとか、他の補助制度の活用も含めまして検討しているところでございます。

いさ委員

 6番の民営化のところについては今議論したので、8番、区立学校の環境改善に向けた計画的な改修とあります。これは年度が出ているんですけれども、そこまでのスケジュールみたいなものはあるでしょうか。

浅野子ども教育部、教育委員会事務局副参事(子ども教育施設担当)

 何年度にどこの学校を行うといったスケジュールは用意してございます。

いさ委員

 9番なんですけれども、学級数増加に伴う対応のところで、普通教室の不足が見込まれるとありますね。そもそもこれはどうしてこんなことが起きたんでしょうか。

浅野子ども教育部、教育委員会事務局副参事(子ども教育施設担当)

 児童数が増加しているのは、原則としては現在の校舎の中で普通教室に転用できるところを転用して、普通教室の不足分をそこで充足してございますが、学校によってはそれだけでは足りない学校が今後出てきますので、その場合には校舎の敷地の中に教室を増設する必要がある場合がございます。ただ、それのためには、敷地の測量というのをしっかりやっておきませんと建築許可がおりませんので、そういったための準備を行うというものでございます。

いさ委員

 聞き方が悪かったでしょうか。普通教室の不足はなぜ起きたんでしょうか。

石崎教育委員会事務局副参事(学校教育担当)

 児童数がふえているということです。

いさ委員

 まどろっこしいのでこちらで言ってしまいますけれども、7番の学校再編のところとのかかわりではないですか。結局、再編によって一つの学校の数がふえているところがある。それで、教室が足りなくなっている。7番のところにかかわっても聞きたいんですけれども、そもそも再編計画が始まったときにはどういう理由で始まったのか、前にも聞いていますけれども、再度お答えをお願いします。

板垣教育委員会事務局副参事(学校再編担当)

 学校再編計画が始まった当初は、小規模化が進んでいる学校があったということと、それから小・中の連携、それから、学校施設が老朽化しているところの学校を建てかえる、こういったことで進めているものでございます。

いさ委員

 おかしいな。子どもの数が減っているという理由はありませんでしたか。

板垣教育委員会事務局副参事(学校再編担当)

 地域によっては小規模化、単学級の学校、それをそのまま継続している学校もあるということで、そこについては統合を進めていくということでございます。

いさ委員

 今現在、児童数についてはどうなっていますか。

石崎教育委員会事務局副参事(学校教育担当)

 漠然とした御質問で何とお答えしていいかなんですけれども、児童数については、それぞれの地域によってふえているところもあれば、減っているところもあるというような状況でございます。

いさ委員

 漠然としていないと思うんですよね。これは議会でも質問、委員会でも質問していたと思うんですけれども、子どもの数は増加に転じているという答えがあったと思うんです。それで、実際にこの1定でも広川議員が質問をしていたはずです。今のゼロ歳児が6年後小学校に入学するときに子どもの数はどうなっているのか、これを聞いてどういうお答えだったでしょうか。

板垣教育委員会事務局副参事(学校再編担当)

 区全体では微増傾向にあるということです。

いさ委員

 1,400人の増加だというふうにたしかお答えがあったと思うんです。今の再編計画で学校の数を減らすという中で、6年後に1,400人子どもがふえる。そのことに対応ができるんでしょうか。

委員長

 ちょっと休憩していいですか。

 

(午後2時29分)

 

委員長

 再開します。

 

(午後2時31分)

 

いさ委員

 子どもの数がふえる傾向があるというふうにお答えがあったと思いますが、その子どもの数に現状でも普通教室が不足している。こういう中で対応していけるのかお答えください。

浅野子ども教育部、教育委員会事務局副参事(子ども教育施設担当)

 現在、こういった形で出しておりますのは、今後、何校かそういうふうな対象が見込まれるということですけれども、まだ具体的に来年度何クラスになるのかということまでは確定してございませんので、実際に来年度本当に足りなくなるのかどうかというのはもう少し時間をかけないとわかりません。

 ただ、先ほど申し上げましたように、いずれそういう可能性があるということであれば、それに伴う準備はしておきませんと、例えば来年、そこの学校に非常に子どもが多く来て、教室が本当に足りなくなった。いざ工事しなきゃならないというところになったときには、先ほど申しましたような測量とかそういったものをやっておきませんと、結局1年ぐらいおくれてしまうということがございます。そういったための準備という側面がございます。

いさ委員

 端的に言って、今のような増設とか改修とかそういうことで間に合わないんじゃないかと思う気持ちで質問をしています。1回なくしてしまったら、もう一回また改めて同じところにつくるというわけにはいかないわけですから。

 続けて、5ページ、U18のところですね。この廃止についてなんですが、今現在のU18プラザの利用状況はどうなっているか、ちょっとお知らせください。

平田子ども教育部副参事(子育て支援担当)

 U18プラザの利用状況というのは、利用者数ということでよろしいでしょうか。(「はい」と呼ぶ者あり)少しお時間いただけますか。

委員長

 答弁保留で。

 他に質疑がある方はいらっしゃいますか。

小宮山委員

 3ページの学校の環境改善でトイレの洋式化というのがあるんですけれども、これは温水洗浄便座にすると考えてよろしいでしょうか。ウォシュレットにするか。

浅野子ども教育部、教育委員会事務局副参事(子ども教育施設担当)

 ウォシュレットまでは、便座自体は温かくするのは入れられますけれども、ウォシュレットまでは入れられない状況でございます。

小宮山委員

 2010年の全国調査によりますと、世帯の温水洗浄便座の普及率は70%を超えています。いまどき割と常識に近いものであります。快適で清潔ですから、ぜひウォシュレットを御検討いただければと思いますが、いかがでしょうか。ウォシュレットは温水洗浄便座です。

浅野子ども教育部、教育委員会事務局副参事(子ども教育施設担当)

 今回の目的というのは、まず全体の中での洋式化を進めていきたいというのがございます。現状といたしましては、特に女子のトイレは和式がまだかなり多いですので、まず便座自体のところでできることで洋式化を進めていきたいと思っております。ただ、ウォシュレットになりますと費用の問題、それから、やはり維持管理の問題というのが出てくるのではないかと思います。いろんな子どもさん、児童・生徒が使いますので、そういった部分ではどうするかというのは検討課題にはなりますが、まず優先するのはとにかく和式のものを洋式にかえていくということを最優先でやらせていただきたいというふうに思っております。

高橋委員

 そうすると、ウォシュレットは一般家庭はごく当たり前になっているけど、学校までつけなさいよというのは小宮山委員の思いであって、それはちょっとおうちできれいにすればいいんじゃないという感じだけど、新築する場合はどうするの。

浅野子ども教育部、教育委員会事務局副参事(子ども教育施設担当)

 そういうものも含めて、ちょっと検討はさせていただきたいと思っております。

高橋委員

 いわゆる新しい校舎になっても洋式が主体だけど、ウォシュレットまではというところができるかできないかというのはさておきまして、和式が若干残っている学校もあるんだけど、全く和式をなくしちゃうという理解でいいんですか。

浅野子ども教育部、教育委員会事務局副参事(子ども教育施設担当)

 基本的にはその方向で行こうというふうには考えております。場合によっては学校と協議しなければならない部分もあるんですが、実際、中野中学でもほんの少し和式を残してつくったというふうに聞いておりますので、学校のほうでの何か事情というのがあれば、そこら辺も含めて検討はしていかなければならないというふうに考えております。

高橋委員

 今は本当に小さいときから、生まれたときからおトイレが洋式になっているから、和式なんてとんでもないということが現状にあるらしいんですけれども、日本人の体型に合っているのは、うちがトイレのことを言うと思い出しちゃうんだけど、古来からああいう形になっているのは、日本人に合っているおトイレの形らしいんですよ。だから、全く洋式ばかりにするのも大事なんだけど、学校とよく御相談しながら、一つぐらいは、お勉強といったら変だけども、日本の歴史的なものであるんだよというようなことをやっぱりどこかで知っておかないと私はいけないんじゃないかなというふうに思うんです。だから、洋式はすごい便利なんだけれども、それは必要とされたら残せるぐらいなキャパを広げておいていただければなと思うんですけれども、どうですか。

浅野子ども教育部、教育委員会事務局副参事(子ども教育施設担当)

 委員おっしゃるような部分と、あと、中学の場合、修学旅行で地方に行った場合に、やはり和式がまだ残っているところがあるということで、少しそういう訓練といったらあれなんですけれども、そういった部分で必要な側面はあるということは聞いたことがございますので、そういったものも勘案しながら施設整備を進めていきたいというふうに考えております。

委員長

 さっきのところは。

平田子ども教育部副参事(子育て支援担当)

 申しわけありませんでした。平成27年度の実績でございます。利用者数の総数は、3カ所で11万8,172人でございます。

いさ委員

 ここで今利用されている方がこんなにたくさんいらっしゃるということでは、この方々が、私が考えるに、全ての区が言っている代替の施設におさまるのかというと、それはちょっと考えにくいなというふうに思っています。例えば子育てひろばについては今ってどこに併設されて、何カ所ぐらいありますか。すみません。ちょっと休憩していいですか。

委員長

 休憩します。

 

(午後2時39分)

 

委員長

 再開します。

 

(午後2時39分)

 

いさ委員

 結局、利用している11万8,000人の皆さんが利用できなくなる。こんなことがあってはいけないということだと思うんです。だから、代替施設を用意しているという区の説明にはなっているかと思うんですけれども、それがうまくおさまるのか。それはそうはいかないんじゃないのかというふうに考えています。そもそもこれは児童館廃止そのものの方針自身が間違っていたと思うんですが、その代替施設すらなくしてしまうということで、ここも結局子育て世代の皆さんの不安であったり、大丈夫かという声がたくさん届いている。これもまた性急だという議論も過去にありました。こういう中でやっていいのかどうか、ここに立ち戻るべきだと思いますが、いかがでしょうか。

平田子ども教育部副参事(子育て支援担当)

 まず、U18プラザにつきましては児童館の代替施設ではございませんで、児童館条例の中に位置付けられている施設でございます。それと、U18の利用者につきましては、代替の事業を用意するということになっておりまして、U18プラザの役割は終了いたします。したがいまして、U18プラザにつきましては廃止を検討するところでございます。

いさ委員

 あまり繰り返しをしたくないんですが、その議論も過去にやっていたかと思うんですが、例えばU18に行っている高校生の皆さん、実際利用者がいるわけです。そこもあまり区は把握されていなかったようですけれども、代替の事業としてやろうとしている高校生の層と今U18に行っている高校生の層というのは、かみ合わないよなんていう話も過去にしていたと思うんです。そのまま役割が終わったというのは責任ある発言かなという疑問があります。これはやるべきではないという意見だけ申し上げておきます。

久保委員

 先ほど高橋委員のほうからも所管外のお話があったので、私も、ここには所管部とあるんですが、2ページの例えば2の通学路等交通安全対策工事とありますよね。通学路等なので当然ほかのところもありますし、整備をするのは都市基盤部だとは思うんですが、今回、一般質問の中で、平山議員の質問の中でも、統合する学校の中で通学区域が変わったりということで、通学路の安全をいかに担保するかという質問をさせていただいたわけですけれども、当然通学路は学校が定めていくわけですから、予算としては都市基盤部なのかもしれませんけれども、連携を図りながらということになってくるかと思うんですね。

 今までにも、統合新校以外にも各学校において通学路の総点検を保護者の方たちと一緒にやってきているかと思うんですが、そういったところで不足をしていたところを補うのか。そうではなくて、既に点検をした中で劣化をしてきているとか、そういったところで今回こういった形で改めて入ってきているのか。その辺のところは当然のことながら調整をされていると思うので、その辺はいかがですか。

石崎教育委員会事務局副参事(学校教育担当)

 通学路の安全点検につきましては、都市基盤部とともに教育委員会として、PTA、学校と連携してやっていますので、それを踏まえた工事ということになってございます。

久保委員

 踏まえたということでございますので、今回、防犯カメラにつきましては各学校に設置をしていくということが済んでいて、なので、当然交通安全対策ということで危機管理の面とはまた違うのかもしれませんが、踏まえたというのは今までのことを踏まえて、既に終わっていると思っていたわけで、こちらとしては、交通安全については保護者の方たちと話し合いをして、総点検を行って、毎年毎年行っているわけではないと思うので、過去に行ったことに対しては既に対策を打たれたというふうに認識をしていたわけですが、それを改めてまた何か対策を練られたというか、協議をされたという場面があったんでしょうか。

石崎教育委員会事務局副参事(学校教育担当)

 点検は、委員のおっしゃっているとおりに、毎年ではないですが定期的に学校ごとに点検をしています。そのときにふぐあい箇所を確認しますので、それぞれの所管でそれについてきちんと対応していくということで対応してまいっております。

久保委員

 では、全ての通学路というふうに、今回ここに関しては考えていてよろしいんですか。

石崎教育委員会事務局副参事(学校教育担当)

 必要な安全工事をするということで、都市基盤部として把握して必要だと思っている箇所について行うということです。

久保委員

 やはり通学路の安全ということになりますと、これは学校、また教育委員会の所管になってくるかと思います。都市基盤部として点検をして、こういうことが必要だということで次年度の主な取り組みに載っているのだとは思いますが、やはりどこをどういうふうにされるのかということはきちっと掌握をされていかなければいけないだろうと思いますし、当然都市基盤部だけでそれを決めたわけではなくて、やはり学校ですとか、教育委員会のほうからこういった交通安全対策が必要であるという声が上がっていって、それに対応してきているのかなと思っておりましたので、今全校なのかどうかということを伺って、そこは多分掌握をされていないのかと思いますが、今後のことになるのかもしれませんがきちっと連携を図っていただいて、通学路に対してはどういった整備がされるのかということをできればまたこの場で伺ったときにきちっと説明をしていただけるようにと思いますので、きょうのところは当然できないかとは思いますので、その辺のところはお願いをいたします。

 それから、2ページのキッズ・プラザです。これもお答えができることとできないことがあるのかもしれませんけれども、小学校の中にキッズ・プラザを開設されるわけですね。今回は、29年度は設計ですが、30年度は工事が入ってくるかと思いますので、そうしたときにお答えになる方がもしかしたらいらっしゃらないかもしれないんだけれども、施設の面でいくならば、当然のことながら、学校の施設担当のほうも承知をしていかなければいけないことになってくるかと思いますので、その辺のところもやはり地域支えあい推進室のほうで予算を組み立てるということになるかもしれませんが、実際のところ、学校内でどこでどういうふうな形で、それが学校に対して例えば工事期間にどのような影響があるのかとかそういったことが、向こうの所管の方が本当にちゃんと的確にお答えになれるのかどうかというのは私はちょっと疑問に思うところでございまして、施設担当としてもしっかり当然調整をされているとは思いますけれども、そこのところはまた御説明をいただきたいなと思っています。これも今回のところは特には申し上げません。

 また、若宮の学童クラブの拡張ですけれども、これも美鳩小学校が開設するに当たって、若宮と大和が広域になってくるわけなんですが、若宮児童館の学童クラブを拡張整備するということで定員増を図るけれども、では大和のほうの学童クラブはどういうふうになっていくのかということもございます。やはりこれも学校との連携というふうになってくる問題ですので、前回の休憩をしていただいて、委員長のほうにも、その辺のところを再編にかかわることですとか、キッズ・プラザですとか、そういったことについては、どうかこちらの委員会でも御報告いただけるようにしていただきたいということを申し上げましたけれども、予算の段階までには何とか質疑がこちらでもできるように調整を図っていただきたいなというふうに思っています。

 3ページの保育士等宿舎借り上げ支援の事業補助ですが、これは会派からもたびたび質問をさせていただいておりまして、28年度も行っていて、これは委員会でも私は質疑をさせていただいています。これが提供する事業者の支援を行うということで、行っていることをさらに継続していくという意味なのか、そうではなくて、例えば今、一月に5万円でしたか、それをもう少し金額を上乗せしていくというようなことでお考えになっていらっしゃるのか。あえてここに載せるというのは宿舎借り上げの支援というのを拡大するんだと思うので、どのようにお考えなんでしょうか伺います。

小山子ども教育部副参事(保育園・幼稚園担当)

 対象者ですとか、補助金額についても拡充をするような形で今検討をしているところでございます。

久保委員

 これの効果というところなんですけれども、前回も希望を募った上で、最初にいろいろ各保育園にリサーチをして、それから予算の段階でしっかりと組み上げていったんだと思うんですけれども、今回は、その辺のところというのは、もう今年度やっていますから、利用されなかった園からも利用をしたいというようなお声があったりとか、さまざま意見が既に出てきた上で拡充を図るということになっているかと思うんですが、今どのようなお声が上がってきているんでしょうか。

小山子ども教育部副参事(保育園・幼稚園担当)

 例えば補助額につきましては、採用の面接会ですとかそういうところで処遇についてアピールをする際に、中野は金額が少し低いということで、そのこと自体で保育士の採用が難しいということではございませんけれども、そういうところで他区との違いがあるというようなことも御意見としていただいておりますし、そういうことでは現在の都の補助制度の要件もございますので、そちらと勘案しながら検討したいというふうに考えているところでございます。

久保委員

 ぜひよろしくお願いいたします。それから、学級数増加に伴う対応でございます。普通教室の不足が見込まれる学校ということで、要するに1クラス予定していたのが2クラスになったりとかということで児童数がふえるということかと思いますが、具体的にはどこの学校でしょうか。

浅野子ども教育部、教育委員会事務局副参事(子ども教育施設担当)

 現在のところ、そういうことが見込まれますのが、平和の森小と、それから白桜小、桃花小でございます。

久保委員

 この3校ということですね。増築等の対応を図るため測量や設計というのが次年度でということになりますと、当然測量や設計が行われませんと増築ということになっていかないかと思うんですけれども、現時点で見込まれるということで、今の時点で不足をしていて困っているという現状があるのか、そうではなくて、もう少し先に行くとそういった現状が起きるのか、その辺はどうなんでしょうか。

浅野子ども教育部、教育委員会事務局副参事(子ども教育施設担当)

 現在は、先ほど御説明いたしましたように、まだ現状の校舎の中の使える部屋を転用することで1ないし2教室分の普通教室を確保することは可能だというふうに見ております。ただ、今後、それ以上にふえるということであれば、現在の校舎の中での教室の確保ができなくなりますので、その場合は増設をしていかなければならないと思ってございます。

久保委員

 その場合には、敷地内に教室が設けられないような場合というのは、校庭ですとか、またほかのスペースですとか、そういったような当てがあっておっしゃっているんでしょうか。

浅野子ども教育部、教育委員会事務局副参事(子ども教育施設担当)

 現状では敷地内ということになりますと、校庭ですとか、どこかあいているスペースがないかということで、今現在、仮にそういったものを増築する場合にどこがいいのかというのは、学校も踏まえて検討しているところでございます。

久保委員

 あと、増築等となっておりますけれども、増築以外にどのようなことが考えられるんでしょうか。

浅野子ども教育部、教育委員会事務局副参事(子ども教育施設担当)

 先ほど、工事を行うには測量をしてということがございました。その測量の結果、場合によっては敷地のセットバックとか、そういった工事を行わなければならない場合が生じてまいります。ですので、それを含めた表現でございます。

久保委員

 わかりました。現時点では何とか間に合ってはいるのでしょうけれども、やはり非常に対応していかねばならないことかと思います。児童数が伸びているということは喜ばしい部分ではありますけれども、対応をしっかりとやっていただきたいなというふうに思っております。

 それから、オリンピック・パラリンピックの機運醸成事業ということで、非常にこれも各校熱心に取り組まれているなというふうに思っております。今やってきている事業が継続をされるというようなことだけではなく、さらにまた事業としてオリンピック・パラリンピックの事業拡大を図っていくというようなお考えなのか。

 また、異文化への理解促進など国際感覚を身につけた人材育成ということも言われておりまして、これもせんだって報告があったところですけれども、そこのところもさらに力点を置いて事業を開始をしていくのかというようなところ、現状とはどのように変わっていくのかというところがあれば教えていただきたいと思います。

杉山教育委員会事務局指導室長

 オリンピック・パラリンピック教育の推進に当たりましては、先日御報告を申し上げたように、精神、スポーツ、文化、環境などの視点に立ちながら、各校で工夫を進めているところです。オリンピック教育推進校としての今後の取り組みについては、本年度の内容をより充実させていくということとともに、各校で先ほど申し上げた視点を年度の重点に置きながら、重点的に取り組む内容を工夫してまいりたいというふうに考えています。

 また、異文化理解等につきましては、外国人との交流も含めた国際理解教育ということで、大学との連携であったり、導入されます3、4年生の外国語活動の充実であったり、そのような視点に立って進めてまいりたいというふうに考えているところでございます。

久保委員

 オリンピックの前なのでさまざま予算もついて、こういったことが機運醸成事業として図られているのだと思うんですけれども、やはりこのときだけということではなくて、少し教育課程の中で効果があったというようなものは継続を図れるような形をつくっていくことが重要かと思うんですね。その辺については効果をきちっと検証された上でやっていかなければいけないのではないかなと思いますが、その点はいかがですか。

杉山教育委員会事務局指導室長

 委員おっしゃるとおりで、単にオリンピック・パラリンピック教育が東京オリンピックが終了したら終わりというものではなく、その効果やレガシーについては引き続き学校教育の特色の中に位置付けながら、効果あるものは継続させていくなど工夫して取り組むことが重要であると考えておりまして、その継続性も踏まえて取り組んでまいりたいと思っています。

久保委員

 よろしくお願いいたします。

 それから、U18プラザの廃止です。これはもう10か年の中でも廃止ということが出てきていたわけですけれども、平成29年度ということで、せんだっての本会議の中でも御答弁があって、明確に年次が示されたわけです。地域の方たち、今利用されている方たちに対しても丁寧に御説明を図っていくことが重要かなと思いますけれども、今、どのような形でU18を利用されている方たちとは説明会ですとか、懇談がされているんでしょうか。

平田子ども教育部副参事(子育て支援担当)

 現在、まだ跡活用についての御説明ができないということもございまして、そちらにつきましては具体的なお話はまだできていないところでございます。ただ、今後、関係団体との意見交換会ですとか、運営協議会等がございますので、そちらと丁寧に意見交換を行っていきたいと考えております。

久保委員

 これは以前にも伺って、廃止になりますとこれも所管が離れてしまうわけですよね。また、利活用ということで施設を今後どうするかということになりますと、またそれもきっと企画ですとか変わっていってしまうかと思うんですけれども、今の使っている方たちの今までの事業の検証ですとか、また効果ですとか、今まで出てきているお声ですとかというのは、今の所管でないと受けとめられないことかと思うので、その辺のところをやはりきちっと引き継いでいくことが重要ではないかと思うんですが、その辺はいかがですか。

平田子ども教育部副参事(子育て支援担当)

 委員御指摘のとおり、現在の御利用なさっている方々につきましては、現在の所管であります私どものほうで丁寧に意見をお聞きしまして、担当のほうに引き継いでいきたいと考えております。

高橋委員

 確認なんですけど、4ページのその他の取り組みの東中野区民活動センターの事業説明の中に、認可保育所の整備を行うと最後言葉が入っちゃっているんだけど、だけど、うちの所管の名がないじゃない。これは29年度は関係ないというか、そういう理解でいいの。というか、30年には活動センターが開設するでしょう。その中において認可保育所もできるというふうにしていくわけだから、全く関係なくないんじゃないのと思ったけど、何で載っていないのかなと疑問に思ったんですけど、どうしてでしょうか。

荒井子ども教育部副参事(幼児施策整備担当)

 跡施設の活用について各事業者から、そこの売却をするに当たっての条件、施設に関する提案をいただいて、今おっしゃっていた年次的なもので申し上げますと、区民活動センター内ではなくて、民間のマンション、住宅棟の中の一角にというような提案を受けて、そこが採用されたというふうに聞いてございますけれども、年次的にはもう少し後の32年度というような形で、どういう形でスキーム的に保育所の整備を進めていくかというのも含めて、今後の検討になるかなというふうに思ってございます。

高橋委員

 そういう意味合いで名前が載っていなかったのかどうかというふうに理解をすればいいのかしらと思うんだけど、こうやって載っていると誤解する人も多分にいないかな。私だけかな、変に思っちゃったのは。もっとちゃんとわかるようにしておかないといけないかなというふうに思いましたので、これは要望でございます。

委員長

 委員会を休憩します。

 

(午後3時01分)

 

委員長

 委員会を再開いたします。

 

(午後3時21分)

 

所管事項の報告1番について、その他質疑はございますか。

久保委員

 すみません。ちょっと休憩でもよろしいですか。

委員長

 休憩にいたします。

 

(午後3時21分)

 

委員長

 再開をいたします。

 

(午後3時26分)

 

 他に質疑はございますか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 質疑がなければ、以上で本報告については終了いたします。

 委員会を暫時休憩いたします。

 

(午後3時27分)

 

委員長

 それでは、委員会を再開いたします。

 

(午後3時27分)

 

 本日はここまでとしたいと思いますが、御異議ございませんか。

 

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 御異議ありませんので、そのように決定いたします。

 次回の委員会は、明日12月1日(木曜日)午後1時から当委員会室で行うことを口頭をもって通告いたします。

 以上で本日の日程は終了しますが、各委員、理事者から何か発言はございますか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 なければ、以上で本日の子ども文教委員会を散会いたします。

 

(午後3時28分)