平成29年02月16日中野区議会厚生委員会(第1回定例会) 26.01.23 中野区議会厚生委員会

中野区議会厚生委員会〔平成29年2月16日〕

 

厚生委員会会議記録

 

○開会日 平成29年2月16日

 

○場所  中野区議会第3委員会室

 

○開会  午後2時04分

 

○閉会  午後2時38分

 

○出席委員(8名)

 浦野 さとみ委員長

 小林 秀明副委員長

 木村 広一委員

 山本 たかし委員

 佐野 れいじ委員

 伊東 しんじ委員

 石坂 わたる委員

 小杉 一男委員

 

○欠席委員(0名)

 

○出席説明員

 地域支えあい推進室長 野村 建樹

 地域支えあい推進室副参事(地域活動推進担当) 高橋 昭彦

 地域支えあい推進室参事(区民活動センター調整担当)、

 鷺宮すこやか福祉センター所長 上村 晃一

 地域支えあい推進室副参事(地域包括ケア推進担当) 酒井 直人

 中部すこやか福祉センター所長 志賀 聡

 中部すこやか福祉センター副参事(地域ケア担当) 只野 孝子

 中部すこやか福祉センター副参事(地域支援担当) 濵口 求

 北部すこやか福祉センター所長、

 北部すこやか福祉センター副参事(地域子ども施設調整担当) 石濱 良行

 北部すこやか福祉センター副参事(地域ケア担当) 吉沢 健一

 北部すこやか福祉センター副参事(地域支援担当) 矢島 久美子

 南部すこやか福祉センター所長 相澤 明郎

 南部すこやか福祉センター副参事(地域ケア担当) 伊藤 廣昭

 南部すこやか福祉センター副参事(地域支援担当) 森 克久

 鷺宮すこやか福祉センター副参事(地域ケア担当) 平林 義弘

 鷺宮すこやか福祉センター副参事(地域支援担当) 葉山 義彦

 健康福祉部長 瀬田 敏幸

 保健所長 寺西 新

 健康福祉部副参事(福祉推進担当) 石濱 照子

 健康福祉部副参事(保健予防担当) 水口 都季

 健康福祉部副参事(健康・スポーツ担当) 宇田川 直子

 健康福祉部副参事(地域スポーツ推進担当) 永見 英光

 健康福祉部副参事(障害福祉担当) 岩浅 英樹

 健康福祉部副参事(生活援護担当) 鈴木 宣

 健康福祉部副参事(生活保護担当) 小堺 充

 

○事務局職員

 書記 細川 道明

 書記 松丸 晃大

 

○委員長署名


審査日程

○議案

 第1号議案 平成28年度中野区一般会計補正予算(関係分)

 第2号議案 平成28年度中野区国民健康保険事業特別会計補正予算(関係分)

 

委員長

 定足数に達しましたので、厚生委員会を開会いたします。

 

(午後2時04分)

 

 本日の審査日程について御協議したいので、委員会を休憩いたします。

 

(午後2時04分)

 

委員長

 委員会を再開いたします。

 

(午後2時05分)

 

 本日の審査日程ですが、お手元に配付の審査日程(案)(資料1)のとおり進め、第1号議案及び第2号議案の補正予算2件については一括して審査を行いたいと思いますが、これに御異議ありませんか。

 

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 御異議ありませんので、そのように進めます。

 それでは、議事に入ります。

 第1号議案、平成28年度中野区一般会計補正予算(関係分)、第2号議案、平成28年度中野区国民健康保険事業特別会計補正予算(関係分)を議題に供します。

 本議案は総務委員会に付託されておりますが、厚生委員会の関係分について当委員会で審査し、賛成多数となった意見があれば総務委員会に申し送ることとなっておりますので、御承知おきください。

 それでは、理事者の補足説明を求めます。

野村地域支えあい推進室長

 それでは、地域支えあい推進室厚生委員会審査関係分の補正予算につきまして、御説明いたします。

 議案書の54ページ、55ページをお開きいただきたいと思います。4款地域支えあい推進費、1項地域活動推進費、3目地域施設費、1、地域施設整備になります。まず、区民活動センター等整備の説明欄をごらんいただければと思います。東中野区民活動センター埋蔵文化財調査委託及び施設整備工事につきまして、減額補正をするものでございます。東中野区民活動センター埋蔵文化財調査委託につきましては、不用額2,806万3,000円を、また、東中野区民活動センター整備工事費につきましては、契約落差3,130万円をそれぞれ減額するものでございます。また、その下の説明でございますが、区民活動センター等整備の財源更正でございます。南中野区民活動センター特別区債3億1,900万円、東中野区民活動センターの特別区債1億7,100万円、合わせまして4億9,000万円を減額し、財源を更正するものでございます。

 2ページほど飛びまして、58ページ、59ページをお開きいただきたいと思います。3項地域ケア費、2目地域子ども家庭支援費、1、地域子ども家庭支援になります。妊産婦保健指導につきましては、妊娠・出産・子育てトータルケア事業におきまして、妊婦面接実施者に交付いたします妊娠・子育て応援ギフト券の交付者数の見込み差、これを1,800万円減額補正するものでございます。また、これに伴いまして、都の補助金につきましても減額をするものでございます。その下段になります。1の地域子ども施設運営、(4)の学童クラブ運営でございます。東京都の補助事業の拡充に伴います財源更正になります。制度変更に伴いまして、都支出金7,081万1,000円を増額し、その分、一般財源を同額減額するという財源更正になってございます。

 続きまして、90ページ、91ページ、11款の諸支出金、1項の積立金でございます。3目の特定目的基金積立金、この説明欄、1番から7番までございますが、一番下の7番、区民公益活動推進基金積立金につきまして、事業者あるいは個人の方から寄せられました寄付金、これを基金へ積み立てるために、歳出予算といたしまして44万7,000円を補正するものでございます。

 ここまでが歳出でございます。

 恐れ入りますが、34ページ、35ページにお戻りいただければと。下の表、14款都支出金、2項の都補助金、目といたしましては、2番目の、2目地域支えあい推進費補助金の欄になります。35ページの節のほうでまいりますと、9、子ども・子育て支援事業、ここにつきまして、公設学童クラブ運営費26カ所分でございますけれども、これにつきまして、東京都の補助金の対象となったということで、7,081万1,000円を増額補正いたします。また、その下、11、出産・子育て応援でございますが、妊娠・子育て応援ギフトの経費の減額に伴います歳入、都の補助金につきまして、同額1,800万円を減額するものでございます。

 以上、地域支えあい推進費の補足説明を終わらせていただきます。よろしく御審議ください。

瀬田健康福祉部長

 それでは、健康福祉部の補正予算、所管分につきまして、まず一般会計所管分から御説明いたします。

 まず初めに、議案書の74、75ページをお開きください。7款健康福祉費、1項福祉推進費、4目介護基盤整備費、1、介護基盤整備、(1)介護サービス基盤整備支援でございます。認知症高齢者グループホーム及び小規模多機能型居宅介護施設等の整備に係る補助対象件数に当初予定との見込み差が生じたことによりまして、整備費補助金等につきまして1億8,504万5,000円を減額補正するものでございます。

 飛びますけれども、まず、対応する歳入の予算ですが、34、35ページをお開きください。14款都支出金、2項都補助金、5目健康福祉費補助金のうち、介護保険基盤整備分につきまして、35ページの右下のほうに節の番号が振ってございますが、7節、8節、11節、15節の合計となります1億8,202万6,000円を減額するものでございます。

 もう一度、74、75ページにお戻りいただきたいと思います。次に、項目の2番目でございますが、7目臨時福祉給付金費、1、臨時福祉給付金給付、(1)臨時福祉給付金給付でございます。消費税増税の影響を踏まえまして、低所得者に対する臨時的な給付として実施するものでございます。その事務に要する経費といたしまして、8,607万7,000円を増額いたします。

 対応する歳入といたしまして、恐れ入りますが、32ページ、33ページをお開きください。下のほうになりますが、13款国庫支出金、2項国庫補助金、5目健康福祉費補助金、10節臨時福祉給付金になります。一番下の欄でございます。こちらにつきまして、8,607万7,000円を増額いたします。

 次に、96ページ、97ページをお開きください。繰越明許費調書のうち、一番下になりますが、7款健康福祉費、1項福祉推進費をごらんください。臨時福祉給付金給付(経済対策分)に関しまして、給付に係る事務が年度内に終了しない見込みとなるため、29年度への繰越明許費として7,462万7,000円を計上してございます。財源といたしましては、特定財源として全額国庫補助金を見込んでございます。

 続きまして、76、77ページをお開きください。3項健康・スポーツ費、2目スポーツ費、1、スポーツ、右側、(3)スポーツ施設調整でございます。上高田庭球場の改修工事に係る社会資本整備総合交付金の交付要件変更に伴いまして、財源更正を行うものでございます。国庫支出金2,983万9,000円を減額するとともに、諸収入といたしまして、スポーツ振興くじ助成金1,600万円を増額し、一般財源といたしましては1,383万9,000円を計上してございます。

 これに当たります歳入につきまして、32ページ、33ページ、恐れ入ります、お戻りいただければと思います。下の欄でございますが、13款国庫支出金、2項国庫補助金、5目健康福祉費補助金、9節スポーツ施設の欄、また、次の40、41ページをお開きください。その上の欄ですが、19款諸収入、6項雑入、5目雑入、ここに4億159万2,000円とございますが、このうちの一部に当たりますスポーツ振興くじ助成金歳入分として1,600万円を計上してございます。

 再度お戻りいただきまして恐縮ですが、76、77ページの下の欄、2項目めになります。3項健康・スポーツ費、3目生涯学習費、1、生涯学習、右側の(2)文化施設調整でございます。もみじ山文化センターの大規模改修工事契約におきまして、予算額との落差が生じたために、9,443万3,000円を減額補正いたします。

 対応する歳入といたしましては、恐れ入ります、40ページ、41ページをお開きいただければと思います。20款特別区債、1項特別区債、1目特別区債、1節民生債、3番目のもみじ山文化センター大規模改修、こちらにつきまして9億4,100万円を減額いたします。

 次に、また歳出になって恐縮ですが、78、79ページをお開きください。4項障害福祉費、5目障害者施設費、1、障害者施設基盤整備、右の欄の(1)障害者施設整備等支援でございます。(仮称)中野五丁目障害者多機能型の通所施設整備費補助の変更に伴いまして、1,290万円を減額補正するものでございます。次に、同目、2、障害者施設運営、その下でございますが、(1)障害者福祉会館運営でございます。障害者福祉会館の給食設備、整備に係る障害者施策推進の区市町村包括補助事業の不採択に伴いまして財源更正を行うものでございます。

 これにつきまして、同じように歳入につきまして、恐れ入ります、34、35ページになります。14款都支出金、2項都補助金、5目健康福祉費補助金、1節福祉保健包括補助の欄になります。都の補助金を1,992万円減額するものでございます。

 続きまして、今度は歳出のほうになりますが、80ページ、81ページをお開きください。5項生活援護費、1目生活保護費、2、生活保護、(1)生活保護でございます。会計検査院の指摘及び平成27年度実績との見込み差による国庫負担金等返還金といたしまして、1億9,891万7,000円の増額、また、平成27年度の都の補助金返還金といたしまして、701万5,000円の増額、合わせまして2億593万2,000円の増額をするものでございます。

 以上が一般会計所管分でございます。

 続きまして、国民健康保険事業特別会計の所管分について御説明申し上げます。

 恐れ入ります。114ページ、115ページをお開きください。9款諸支出金、1項償還金及び還付金、1目一般被保険者保険料還付金等、それの1、一般被保険者保険料過誤納還付金等、(1)でございますが、このうちの2番目、特定健診・保健指導における国庫負担金等返還金といたしまして、380万5,000円を増額いたします。

 最後になりますが、対応する歳入といたしまして、恐れ入ります、108ページ、109ページをお開きいただければと思います。一番下の欄になります。9款繰越金、1項繰越金、1目繰越金、3節、一番下でございますが、特定健診・保健指導繰越金といたしまして、科目存置分を除く380万4,000円を充てるものでございます。

 以上で補足説明を終わらせていただきます。よろしく御審議のほどお願いいたします。

委員長

 これより本件に対する質疑を行います。質疑はありませんか。

小杉委員

 2点あります。74ページ、75ページの件です。これは昨年もちょっと質疑させていただきましたけれども、75ページにあるように、介護基盤整備費ということで第6期の介護保険の事業計画があって、これは27年から3年間にわたる計画ということで目標を持っているということですけれども、それぞれここに書いてあるように、認知症高齢者グループホームは、その計画だと9カ所、小規模多機能云々というところは4カ所、認知症グループホームは9カ所、目標を掲げているけれども、実際の今年度の予算ですと、1カ所しか掲げていなかったというところがあると思います。結果としてゼロだったということで、今回補正予算ということで減らすということですけれども、そもそも目標が、大方針があって、それとは違う予算を組むということ自体が本当にやる気があるのかななんて、疑問にちょっと思ってしまうんですけども、こういったやり方をしているということの理由というのを御回答いただけるとありがたいんですけども。

石濱健康福祉部副参事(福祉推進担当)

 6期の計画、3年間ということで、27、28、29までの3年間の計画になっております。地域密着型につきましては、特別養護老人ホーム等、ある程度翌年度にめどが立つようなものに関しましては、きちんと予算計上してということでやっておりますが、地域密着については、毎年、年に1回から2回ぐらい、事業者の参入ということで募集いたしまして、それを目途に募集して、該当するところがあったらということで予算を組み立てております。3年間の計画でございますので、28年度につきましては、定期巡回型が1カ所、小規模多機能型が1カ所、認知症グループホームが1カ所、都市型軽費老人ホームが1カ所ということで、4カ所の募集ということで計上しておりました。3年間ということですので、毎年、翌年度の見込みということで、最低1カ所ずつは予算計上していくということでやっておりますが、3年間の計画ですので、例えば全体といたしましては、グループホームですと3カ年で9カ所という第6期の計画にはなっているんですけれども、一度に9カ所という形の予算計上はしておりません。

小杉委員

 めどが立っているものを予算化しているというところだと思うんですけど、こういったやり方というのは、前からそうなんですかね。それとも、最近になって変わったとかというのはあるんですかね。

石濱健康福祉部副参事(福祉推進担当)

 3年ぐらい前までは、一応計画上の3年に振り分けて予算として積み上げてきたという経過があったというふうに認識しておりますが、2年くらい前からですかね、なかなか地域密着のほうが募集をかけても難しい。そして、ほとんどが10分の10という都の支出金でありまして、一般財源が持ち出しがありますのが、地域密着型サービスと重点整備事業のみが都が4分の3で区が4分の1ということで、今回も74ページの一般財源のところの減額がそれに該当するものでございますが、あとは全てが10分の10の都支出金ということになっております。そういった中で、所管としては鋭意努力をしているところなんですが、4カ所分、5カ所分という多額の歳入を見込んでということで、なかなか現実に見合っていないというようなところで、1カ所ずつを予算化していくということで、2年くらい前からそのような形にしているというふうに認識をしているところでございます。

小杉委員

 二、三年前ぐらいからそういうふうな実態に見合わせてちょっと含めているところですけど、ただ、やっぱり考え方、内容はちょっと、その中身はどうなのかというのは置いておいたとしても、計画を立てて、それに基づいて予算化をするのがやっぱり考え方なんじゃないかと。私は一般論にしちゃいますけれども、予算というのはそれぞれの職員の活動を制限する、反映するものですから、年度ごとの予算を縛られるわけであって、そうすると、大方針では例えば9とやっていて、予算では1カ所ですよということになっちゃうと、なかなかそれに縛られて――これが結果として9カ所できましたという、それはあればあまり言わないですけれども、その辺のところはもうちょっと介護保険基盤計画との兼ね合いというものを、3年以上前のように整合性をとっていただかないと、例えば保育所の待機児童の問題で、1,300人ふやすといったときに、認可保育所を12カ所ふやす。所管が違いますけれども、12カ所ふやしますよといったときに、だけど、実績があるかどうかわからないから2カ所にしましょうといったら、それはそれで区民も怒っちゃうわけであって、その辺の大きな計画とともに、やっぱり整合性を持ってきちんと行政として、予算を立てていただきたいなということをちょっと要望したいと思います。

 もう一つは、次のページの76ページと77ページですけれども、国の交付金が減ったよということと、あと、79ページの東京都の給食設備代の補助が不採択になったよというのは、これというのは年度が終わるころにそうなりますよというふうにお知らせがあったのか、それとも、当初からそういったのが打診されていた上での結果なのかというのをちょっと御答弁いただけますでしょうか。

永見健康福祉部副参事(地域スポーツ推進担当)

 スポーツ費の国庫支出金の減ということでございますけれども、こちらにつきましては、社会資本整備総合交付金の対象となる施設の面積、こちらが2.0ヘクタール未満は対象外というような形で、今年度から改正がされたということでございます。上高田の運動施設につきましては1.94ヘクタールということでございまして、この交付金の対象から外れてしまったと。そういった改正が今年度から行われたということで、この交付金については使えないということで、スポーツ振興くじを充てたというものでございます。

岩浅保健福祉部副参事(障害福祉担当)

 障害者福祉会館の給食設備でございます。包括補助の対象にはなっておりますけれども、都の予算の中でやっているということで、今回は対象ではないという通知が参っております。通知の日時は10月でございます。

石濱健康福祉部副参事(福祉推進担当)

 介護基盤に関しましては、3カ年の計画の中で特別養護老人ホーム、また老人保健施設につきましては目標が達成できる見込みとなってございますが、今御指摘のとおり、グループホーム、また小規模多機能型居宅介護につきましては、なかなか現状では来年1年間でどこまで達成できるかというような課題はございます。30年度からの新たな計画を29年度、来年度着手してまいります。その際に、やはり必要量と実現可能性、それから、実際に3カ年の中で各年度ごとにどのような形で進めていくか、そういったことも含めて、今後、いただいた御意見を参考に検討してまいりたいと思います。

小杉委員

 ありがとうございます。ここで6期の計画を終わった後にどう評価するのかというのは、そういった場所じゃないのはわかってはいますけれども、本当に区民から見ても十分な、そういう計画と実行と確認ということがきちんと目に見えるようにしていただきたいなと思います。

 あと、スポーツの施設のほうは、いつごろ区は知った感じなんですか。

永見健康福祉部副参事(地域スポーツ推進担当)

 年が明けてから通知があったということで、予算については既に編成は終わっていたという時期でございます。その通知の段階で、予定としてそういうのがあるということではございましたが、明確にそういうふうになるというふうな通知ではございませんでしたので、社会資本整備総合交付金という形で計上したところでございますが、結果的にそれでやはり確定されたということでございますので、このような形で更正をしたということでございます。

小杉委員

 何か、終わりかけのときに、やっぱり出ませんでしたみたいなね、そういった話というのは全部が全部あったら、本当に活動も非常に不安でしようがないだろうなと思いながらですね。だから、その辺はきちんと国とか都からの情報提供を十分いただけるようにということで、求めていくということしかないということですよね。引き続き、だからその辺は各団体に話を聞きながらきちんとやっていただくということでよろしいですね。これはいいかと思います。

山本委員

 関連して、今のところなんですけれども、スポーツ振興くじについてお伺いしたいんですが、1,600万いただいておるんですが、これはどういう、上限は幾らでとか、ちょっとそういうものについて教えていただければと思います。

永見健康福祉部副参事(地域スポーツ推進担当)

 スポーツ振興くじでございますが、幾つかの助成の項目がございまして、例えば地域施設整備助成、今回については、こちらの地域施設整備助成のうちのスポーツ施設等整備事業ということで充てたものでございます。こちら、事業の対象経費といたしましては3,000万円以内ということでございまして、補助の上限は2,000万円ということでございます。2,000万円という形で要求いたしましたが、8割ということで1,600万円の補助を受けたものでございます。また、そのほか地方公共団体のスポーツ活動に対する助成でございますとか、スポーツ団体のスポーツ活動に対する助成、国際競技大会を開催するための助成など、スポーツ振興くじについてはさまざまなスポーツ関係の補助金が交付されているというところでございます。

山本委員

 積極的に使っていただければと思います。これまでも、このスポーツ振興くじについては要請していただいている履歴はたくさんおありなんでしょうか。

永見健康福祉部副参事(地域スポーツ推進担当)

 そうですね。過去にも申請の実績というのはございますけれども、ちょっと今、具体的にどの事業というのはすぐ出てこないんですが、今後、積極的に活用していきたいというふうに思ってございます。

石坂委員

 今、小杉委員のほうからも質問がありましたが、74、75ページの介護基盤整備費のところで伺います。先ほど小杉委員の質問の答弁とかの中でも、グループホームや小規模多機能型居宅介護施設のほうがなかなか厳しい状態であるというお話ではありましたが、恐らくこれって同じような形で他区もやっているかと思うんですけども、他区も中野区のような形で苦戦しているのか、あるいは、それぞれの区で何か独自の工夫をしてうまくいっているようなケースがあるのか、もし御存じでしたら教えてください。

石濱健康福祉部副参事(福祉推進担当)

 グループホームにつきましては、全体的にはなかなか場所の確保という点で厳しい状況があるというふうに伺っていますが、ただ、工夫の仕方として、空き家等の活用といったようなものが一部あるというふうに伺っております。ただ、今新しく建設するというところで、やはり建設費用が高騰しているというような事情で、中野区におきましても28年度、グループホームと、あと定期巡回と当初参入予定がありまして進めていたところが、やはり途中でそういった事情もあってうまくいかなくなったというような実態がございます。

石坂委員

 グループホームの厳しい話はわかったんですが、小規模多機能も同じような状態ということでしょうか。

石濱健康福祉部副参事(福祉推進担当)

 大体グループホームに小規模多機能を一緒に併設という形になりますので、同様というふうになります。

石坂委員

 そういった状態の中で、他区で何か工夫されている例とかいうのは、把握していれば教えていただければと思うんですが。他区の状態で何か工夫していることとかというのはありますでしょうか。

石濱健康福祉部副参事(福祉推進担当)

 今、中野で特別区全体に対して伺っているところの中では、PRの仕方とか、事業者の集め方といったところでの工夫が、中野がまだ見習うべき点があるというふうには感じておりますが、こういうふうにすれば間違いなくうまくいくというようなところは、ちょっと見当たらないという事例でございます。

石坂委員

 PRの仕方はかなり工夫されているところはあるという話です。もちろんPRすればすぐうまくいくわけじゃないですけども、やはりいろんな方法を試してみる、行ってみることは必要だと思いますので、PR、今後も必要なことですので、工夫していただくですとか、あと、まだ中野区は空き家関係は、所管外ですけど、今後、条例化ですとかいろんなことが進んでいくと思いますけれども、そうした際にあわせて他の部署と連携しながら、空き家の活用なども含めて検討していただければと思います。これは要望で結構です。

委員長

 他に質疑はありませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 質疑がなければ、質疑を終結いたします。

 それでは、意見について伺います。

 初めに、第1号議案について、意見はありますか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 それでは、第1号議案について、意見なしとして総務委員会に申し送ることに御異議ありませんか。

 

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 御異議ありませんので、そのように決定いたします。

 次に、第2号議案について意見はありますか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 それでは、第2号議案についても意見なしとして総務委員会に申し送ることに御異議ありませんか。

 

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 御異議ありませんので、そのように決定いたします。

 以上で本日の日程を終了いたしますが、委員、理事者から御発言はありませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 なければ、以上で本日の厚生委員会を散会いたします。

 

(午後2時38分)