平成29年02月23日中野区議会予算特別委員会
平成29年02月23日中野区議会予算特別委員会の会議録
25.02.21 中野区議会予算特別委員会(第1日)

.平成29年(2017年)2月23日、中野区議会第一・第二委員会室において開会された。

.出席委員(42名)

  1番  加  藤  たくま         2番  若  林  しげお

  3番  日  野  たかし         4番  木  村  広  一

  5番  ひやま      隆        6番  山  本  たかし

  7番  渡  辺  たけし         8番  内  野  大三郎

  9番  羽  鳥  だいすけ       10番  北  原  ともあき

 11番  高  橋  かずちか       12番  内  川  和  久

 13番  甲  田  ゆり子        14番  小  林  ぜんいち

 15番  白  井  ひでふみ       16番  中  村  延  子

 17番  細  野  かよこ        18番  小宮山   たかし

 19番  広  川  まさのり       20番  い  さ  哲  郎

 21番  佐  野  れいじ        22番  いでい   良  輔

 23番  伊  東  しんじ        24番  平  山  英  明

 25番  南     かつひこ       26番  小  林  秀  明

 27番  森     たかゆき       28番  石  坂  わたる

 29番  いながき  じゅん子       30番  小  杉  一  男

 31番  浦  野  さとみ        32番  伊  藤  正  信

 33番  高  橋  ちあき        34番  大  内  しんご

 35番  市  川  みのる        36番  篠     国  昭

 37番  久  保  り  か       38番  酒  井  たくや

 39番  近  藤  さえ子        40番  むとう   有  子

 41番  長  沢  和  彦       42番  来  住  和  行

.欠席委員

      な  し

.出席説明員

 中野区長    田中 大輔

 副区長     川崎 亨

 副区長     本田 武志

 教育長     田辺 裕子

 政策室長    髙橋 信一

 政策室副参事(企画担当)        海老沢 憲一

 政策室副参事(予算担当)        黒田 玲子

 政策室副参事(広報担当)        堀越 恵美子

 経営室長    篠原 文彦

 危機管理担当部長志村 和彦

 経営室副参事(経営担当)        朝井 めぐみ

 経営室副参事(人事担当)        伊藤 政子

 経営室副参事(行政監理担当)      田中 謙一

 都市政策推進室長奈良 浩二

 西武新宿線沿線まちづくり担当部長    角 秀行

 都市政策推進室副参事(産業振興担当)  青山 敬一郎

 地域支えあい推進室長          野村 建樹

 地域支えあい推進室副参事(地域活動推進担当) 高橋 昭彦

 区民サービス管理部長          白土 純

 区民サービス管理部副参事(区民サービス担当) 吉村 恒治

 子ども教育部長、教育委員会事務局次長  横山 俊

 子ども教育部副参事(子ども教育経営担当)、

 教育委員会事務局副参事(子ども教育経営担当) 辻本 将紀

 教育委員会事務局指導室長        杉山 勇

 健康福祉部長  瀬田 敏幸

 保健所長    寺西 新

 健康福祉部副参事(福祉推進担当)    石濱 照子

 環境部長    戸辺 眞

 環境部副参事(地球温暖化対策担当)   鳥井 文哉

 都市基盤部長  尾﨑 孝

 都市基盤部参事(都市計画担当)     豊川 士朗

.本会の書記は下記のとおりである。

 事務局長     小田 史子

 事務局次長    古本 正士

 議事調査担当係長 佐藤 肇

 書  記     関村 英希

 書  記     大野 貴子

 書  記     細川 道明

 書  記     井田 裕之

 書  記     冨士縄 篤

 書  記     田中 寛

 書  記     遠藤 良太

 書  記     鎌形 聡美

 書  記     松丸 晃大

 書  記     香月 俊介

 書  記     亀井 久徳

.委員長署名


午後1時00分開議

○若林委員長 定足数に達しましたので、ただいまから予算特別委員会を開会します。

 第5号議案から第9号議案まで計5件を一括して議題に供します。

 初めに、午前中に開かれた理事会の報告をします。

 まず、資料要求の整理を行い、お手元に配付の予算特別委員会資料要求一覧のとおり確認いたしました。

 次に、総括質疑については、24名の委員から質疑の通告が提出されています。質疑の順序は、1番目に内川和久委員、2番目に平山英明委員、3番目に来住和行委員、4番目に酒井たくや委員、5番目に伊東しんじ委員、6番目に小林秀明委員、7番目に羽鳥だいすけ委員、8番目に山本たかし委員、9番目に高橋ちあき委員、10番目に久保りか委員、11番目に小杉一男委員、12番目に森たかゆき委員、13番目にいでい良輔委員、14番目に佐野れいじ委員、15番目に高橋かずちか委員、16番目に加藤たくま委員、17番目にむとう有子委員、18番目に近藤さえ子委員、19番目にいながきじゅん子委員、20番目に石坂わたる委員、21番目に小宮山たかし委員、22番目に渡辺たけし委員、23番目に内野大三郎委員、24番目に細野かよこ委員、以上の順序で質疑を行うこと、4日間の割り振りは、1日目5名、2日目5名、3日目6名、4日目は8名とすることを確認しました。

 なお、質疑の進捗状況により、数分程度で終了する場合を除いて、午後5時を過ぎるようであれば理事会を開催し、その後の運営について協議することを確認しました。

 次に、本日の運営についてですが、政策室長、各部長及び室長から、70分程度の当初予算の総括説明を受けることを確認しました。

 なお、総括説明の参考資料として、平成29年度当初予算(案)の概要及び平成29年度予算で検討中の主な取り組み(案)に対する区民意見募集の結果についてをあらかじめお手元に配付してありますので、御確認いただきたいと思います。

 次に、次回、2月27日(月曜日)、総括質疑1日目の委員会運営についてですが、総括質疑は5名で、1番目に内川和久委員、2番目に平山英明委員、3番目に来住和行委員、4番目に酒井たくや委員、5番目に伊東しんじ委員の順で質疑を行うことを確認しました。

 以上が理事会の報告ですが、質疑はありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

○若林委員長 ただいまの報告のとおり委員会を運営することに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○若林委員長 御異議ありませんので、さよう決定します。

 次に、資料要求についてお諮りします。

 お手元に配付の予算特別委員会資料要求一覧のとおり資料要求をすることに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

○若林委員長 御異議ありませんので、さよう決定します。

 

平成29年(2017)2月23日

予算特別委員会

 

予算特別委員会資料要求一覧

 

◆総務分科会関係

 

政策室

[企画担当]

1 調査の外部委託の目的、経費、委託先一覧(現年度までの11年間)  <自><無>

2 「区民と区長の対話集会」に出された意見の反映状況 <民><無>

3 男女平等に関する苦情・要望等件数と内容分類一覧(前年度までの3年間) <自><民><無>

4 中野区の年少人口の推移(0~4歳、5~9歳、10~14歳)(現年度までの10年間) <自><民><無>

5 主な社会資本整備総合交付金の予算額・決算額(現年度までの2年間、次年度予算額(案)) <自><公><民><無>

[予算担当]

6 23区の予算額、基金総額一覧(現年度、次年度) <自><公><民><無>

7 23区の次年度一般会計当初予算歳入総額に対する人口1人当たりの額 <自><公><共><民><無>

8 歳出と主要一般財源の推移(前年度までの10年間) <自><公><民><無>

9 歳入予算額・決算額の一般財源・特定財源別構成比の推移(次年度までの11年間) <自><公><共><民><無>

10 年度別歳入総額、区税、区債発行額・起債残高、基金取り崩し額・残高・運用金額(次年度までの14年間) <自><公><共><民><無>

11 23区の財調交付金額(前年度までの10年間) <自><公><民><無>

12 特別区における地方消費税交付金の予算状況(前年度・現年度・次年度の3年間)<自><公><民><無>

13 財調フレーム当初見込みと中野区交付額の推移(現年度までの10年間) <自><公><民><無>

14 財調新規算定、算定引上げ及び引下げ項目と影響額一覧(現年度、次年度) <自><公><共><民><無>

15 都支出金の削減・縮小の施策・事業名と金額一覧(前年度までの2年間、現年度からの2年間) <自><公><><民><無>

16 性質別歳出のうち物件費一覧(款別・節別、主な予算項目) <自><共><民><無>

17 区債の目的別発行額・各借入先・利率・償還済額・未償還残高及び土地開発公社借入現在高の一覧 <自><公><民><無>

18 年度別区債発行・土地開発公社借入一覧(次年度までの11年間) <自><公><民><無>

19 用地特別会計の元利償還額・残高(次年度からの10年間) <自><公>

20 当初予算額と決算額比較一覧(現年度までの6年間) <自><公><共><民><無>

[広報担当]

21 23区の各区ホームページ作成に関する予算、人員 <自><民><無>

[業務マネジメント改革担当]

22 区立施設の委託・民営化状況一覧 <自><公><民><無>

23 指定管理施設における修繕実績(前年度までの3年間) <自><無>

 

経営室

[経営担当]

24 23区の特別職退職手当・勤続期間1年につき乗じる割合 <自><民>

25 特別職報酬及び期末手当の減額を実施している区の内容一覧 <自><民>

26 区長交際費予算・決算額一覧(現年度までの10年間)および区長交際費支出分類 <自><民><無>

[人事担当]

27 職層別職員数の推移(現年度までの10年間) <自><><民><無>

28 職種別職員数の推移(現年度までの10年間)  <自><公><共><民><無>

29 所属別総職員数(再任用、非常勤、アルバイト、新規採用も含む、現年度までの7年間) <><公><共><民><無>

30 一般行政職員の年度別採用数(Ⅰ類・Ⅱ類・Ⅲ類別男女別、現年度までの13年間、次年度の予定) <自><公><民><無>

31 年齢別職員数(年代別、男女別、現年度までの5年間)  <自><公><民><無>

32 職員および管理職員の男女別数と男女比(現年度までの5年間) <民><無>

33 退職者数と退職手当額の推移(前年度までの4年間、現年度からの10年間) <自><民><無>

34 管理職の定年退職者数(現年度から5年間の推計) <自>

35 定年前に退職した職層別職員数(現年度までの6年間) <自>

36 超過勤務手当の支給実績(前年度までの4年間) <自><民><無>

37 年度別成績により特別に昇給した職員数、割合(現年度までの5年間) <自>

38 職員の病気休暇(30日以上)、病気休職者の延べ人数(前年度までの3年間)

       <自><公><民><無>

[行政監理担当]

39 各区の経常収支比率、財政力指数、区民一人当たり所得一覧(直近3か年分、特別区平均含) <自><民><無>

40 連結貸借対照表(前年度までの3年間) <自><公><無>

41 行政コスト計算書、資金収支計算書(前年度までの5年間)  <自><><無>

42 性質別・目的別普通会計決算額の推移(前年度までの14年間) <自><公><無>

43 性質別歳出決算額の推移(普通会計ベース、前年度までの10年間) <自><><無>

44 性質別経費別経常収支比率の推移(前年度までの9年間) <自><公><><無>

45 普通建設単独事業費(23区別普通会計決算)(前年度までの5年間) <共><無>

46 中野区の出資団体(法人格、出資額、出資割合、出資目的、職員の兼務役員数とその割合、兼務役員の報酬の有無)(前年度) <自><民><無>

47 パブリック・コメントに出された意見の反映状況(現年度までの4年間) <民><無>

48 各区別の都民税(法人分)、固定資産税、特別土地保有税の収入額一覧(前々年度) <自><民><無>

[経理担当]

49 2000万円以上の契約一覧(現年度までの4年間) <自><公><共><民><無>

50 特命随意契約件名一覧(工事、委託、物品、印刷契約)(現年度) <自><共><民><無>

51 調査の外部委託の契約内訳(入札参加事業者数を含む、現年度までの5年間) <自><公><民>

52 区から福祉作業所等へ発注している仕事一覧(現年度) <自>

53 企画提案型事業者選定実施結果一覧(現年度契約分)  <自><公><民><無>

54 応募者が1者であった入札及び企画提案公募型事業者選定案件(現年度までの3年間) <自><共><民>

55 小規模事業者登録制度の契約反映状況 <自><民><無>

56 用地の取得状況と売却状況一覧(現年度までの3年間) <自><公><民><無>

57 区と土地開発公社の所有する未利用地一覧 <自><公><民><無>

58 繰替運用及び一時借入金実績一覧(平成5年度~現年度) <自><公>

 

会計室

59 歳計現金等現在高の推移(各月末残高、現年度までの2年間、現年度は1月まで)<自><>

60 23区の一般会計決算執行率(中野区は前年度までの5年間、他区は前年度決算)<自><公><><民>

 

新規要求分

61 工事監理委託契約一覧(現年度) <自>

62 「新しい中野をつくる10か年計画(第3次)」における「おもな取り組み」事業の予算反映状況 <公>

63 新規拡充事業における一般財源額とそれに伴う事業の見直し、財政効果(次年度) <民>

64 超過勤務が月45時間及び月100時間を超えている延べ職員数(各分野別、前年度までの3年間) <無>

 

◆区民分科会関係

 

区民サービス管理部

[区民サービス担当]

1 消費者相談(月別相談件数、年代別・男女別相談件数、職業内訳、相談処理内訳、相談内容、相談上位10項目、現年度までの4年間) <公><共><無>

[戸籍住民担当]

2 人口(年少、生産年齢、老年人口など)の想定(現年までの8年間の住民登録実数と次年以降9年間の想定) <自><共><民><無>

3 外国人住民登録者数、各国別(現年度) <自><共><民><無>

4 外国人住民登録者数、各国別、在留資格別(現年度) <自><民><無>

5 各地域センター別の諸証明の発行状況(印鑑証明・住民票・戸籍)(前年度までの5年間) <自><共><民><無>

6 コンビニエンスストアでの諸証明の発行状況(印鑑証明・住民票)(現年度までの3年間) <自><民><無>

[税務担当]

7 区民一人当たりの所得の推移(23区平均と中野区、現年度までの10年間) <自><公><共><民><無>

8 中野区、23区平均、最高額の区の区民一人当たり所得一覧(過去10か年分)<自><民><無>

9 区民税の徴収未収額(前年度までの5年間) <自><公><共><民><無>

10 特別区民税の予算現額、調定額、収入済額一覧(現年度までの10年間) <自><公><共><民><無>

11 特別区民税における所得割の課税標準の段階別納税義務者数と所得割額(次年度までの4年間) <自><共><民><無>

12 特別区民税現年度分の推移(調定額、納税義務者数(普通徴収・特別徴収)及び

一人当たり課税額)(平成10(1998)年度~現年度)   <自><公><民><無>

[保険医療担当]

13 国民健康保険事業特別会計繰出金の推移(普通会計べース)(前年度までの10年間) <自><公><共><民>

14 国民健康保険の加入者数及び収納率と額(現年度までの5年間) <自><公><共><民><無>

15 国民健康保険料の納入状況・賦課額ランク別(前年度までの6年間) <自><公><共><民><無>

16 後期高齢者医療保険料の納入状況(普通徴収)(前年度・現年度、9月分、12月分) <自><共><無>

17 国民健康保険料のコンビニ収納について(コンビニ収納額の比率、現年分・滞納繰越分別の金額及び件数)(現年度までの10年間) <自><公><無>

18 後期高齢者医療特別会計繰出金の推移(現年度までの7年間) <自><共>

[介護保険担当]

19 介護保険事業の実施状況月別一覧(現年度) <自><公><民><無>

20 介護保険苦情相談件数(前年度、現年度) <自><公><共><民><無>

21 介護保険料ランク別人数及び滞納額(現年度1月末現在) <自><公><共><民><無>

環境部

[ごみゼロ推進担当]

22 資源回収の区回収分、団体回収分別実績一覧(現年度までの3年間)  <自><民><無>

23 資源回収の事業経費と売却益等の推移(前年度までの5年間) <自><民><無>

24 中野区のごみ量、資源量、資源化率及び資源分別状況の推移(前年度までの10年間) <共><無>

[清掃事務所]

25 ごみ収集事業月別収集量(前年度、現年度) <自><共><民><無>

26 プラスチック製容器包装回収事業の実績(前年度、現年度) <自><共><民><無>

27 廃棄物処理手数料収入額の推移(前年度までの5年間) <公><民><無>

[生活環境担当]

28 中野区内普通公衆浴場廃止施設一覧(現年度までの7年間) <自>

 

◆厚生分科会関係

 

地域支えあい推進室

[地域活動推進担当]

 1 町会・自治会会館建設助成実績(施設の名称、所在地、建物構造、助成対象工事、助成額、葬場の利用状況) <自><民><無>

 2 各町会ごとの単身世帯の数(現年度) <自><共><民>

 3  町会、自治会の主な活動について(現年度) <自><共><民><無>

 4 区民が利用できる集会施設の施設数、建物面積、区民一人あたりの面積(23区別)(前々年度) <自><共><民><無>

 5 公益活動助成金の交付額及び返還額(執行率)(前々年度、前年度) <自><民><無>

 6 高齢者見守り支援ネットワークの登録者数、協力員・機関の数及び見守りプラン件数の推移(発足から現在まで) <自><公><共><民><無>

 7 見守り対象者名簿の町会・自治会への提供実績(提供時期ごとの新規提供団体数、通知対象者数、登載人数、研修実施回数) <自><民><無>

[地域包括ケア推進担当]

 8 中野区地域包括支援センター別相談実績・内容別内訳一覧(開設から現年度まで <自><公><共><民><無>

 9 介護予防事業の実施状況一覧(開始から現年度まで) <自><共><無>

[地域ケア担当]

10 すこやか福祉センターの「子育てひろば」の利用状況(現年度) <自><民><無>

11 すこやか福祉センターにおける福祉相談件数(現年度までの3年間) <自><公><民><無>

12 児童館別乳幼児親子の利用状況(現年度までの3年間) <自><公><共><民><無>

13 児童館・U18プラザ別小学生・中学生・高校生各利用状況(現年度までの3年間) <自><共><民><無>

14 地域の団体と児童館との共催事業(前年度、現年度)  <自><公><民><無>

15 学童クラブ児童のクラブ別登録人数・待機児数と特別な支援が必要な児童受け入れ人数の推移(現年度までの6年間) <自><公><共><民><無>

16 学童クラブ別定員数、入会申込数と入会数(学年別)と兄弟姉妹関係一覧(現年度までの3年間) <自><公><共><民><無>

17 学童クラブ利用申請状況 <自><公><共><民><無>

18 児童館・学童クラブ別職員配置状況(現年度までの5年間) <自><公><共><民><無>

19 キッズ・プラザ登録児童数と利用状況(前年度、現年度) <自><民><無>

[地域支援担当]

20 高齢者福祉センター及び廃止後の施設別自主グループ団体数(現年度までの5年間) <自><公><共><無>

 

健康福祉部

[福祉推進担当]

21 中野区老人ホーム入所判定委員会委員の氏名及び職種  <自><公><共><無>

22 中野区の福祉サービス事業一覧と執行額(前年度までの5年間) <自><公><共><無>

23 成年後見制度の区長申し立て件数(23区別)(前年度までの5年間) <自><民><無>

[保健予防担当]

24 エイズ相談・検査実施状況及び患者数、感染者数(前年までの10年間、現年1月) <自><公><民><無>

25 全国・東京都・中野区の合計特殊出生率の推移(前年までの30年間) <自><公><民><無>

26 がん検診の受診者数・要精検者数一覧(前年度までの5年間) <自><公><共><民><無>

27 基本健診の年代別受診者数(前年度までの2年間) <自><共><民><無>

28 大気汚染健康障害認定者数の推移(現年度までの10年間) <共><無>

[健康・スポーツ担当]

29 学校開放、学校別遊び場開放及び球技開放利用内訳(現年度までの4年間) <自><公><民><無>

30 区立小中学校の校庭・体育館を目的外利用しているスポーツ団体数の一覧(現年度) <自><民>

31 こども科学教室実施内容(前年度、現年度) <自><無>

[障害福祉担当]

32 中野区障害者地域自立生活支援センターの障害別・内容別相談実績(現年度までの5年間) <自><公><民><無>

[生活援護担当]

33 生活保護受給者の年齢別構成と平均受給額(前年度、現年度) <自><公><民><無>

34 生活保護費(扶助費)支給額、保護世帯数、保護人員、保護率の一覧(前年度までの5年間) <自><公><共><民><無>

35 23区の生活保護費(扶助費)支給額、保護世帯数、保護人員、保護率一覧(前年度) <自><公><共><民><無>

36 生活保護法第78条の適用及び徴収状況(現年度までの5年間) <自><公><民><無>

37 生活保護受給者の医療扶助費の推移及びレセプト点検による返戻額(現年度までの3年間) <自><民><無>

新規要求分

38 人工妊娠中絶年齢別実施件数、妊娠届出数(前年までの5年間) <民>

39 各町会ごとの見守り対象者数(障がい者、高齢者)(現年度) <無>

 

◆建設分科会関係

 

都市政策推進室

[産業振興担当]

1 まちづくり関係調査費(現年度までの5年間)  <自><公><共><民><無>

2 産業経済融資資金貸付限度額と利率の推移(利率については区の補助率も)(現年度までの5年間) <自><共><無>

3 制度融資(創業支援資金)の業種別実績(前年度までの3年間) <自><公><無>

4 経営相談・診断の利用状況(現年度までの5年間) <自><公><共><民><無>

5 創業支援相談内容一覧(現年度までの3年間) <無>

6 産業振興分野及び都市観光・地域活性化分野における当初予算・決算額(事業メニュー別)(現年度までの5年間) <自><公>

[都市観光・地域活性化担当]

7 商店街支援のための各事業別予算執行率(前年度までの5年間) <自><公><民><無>

[中野駅周辺まちづくり担当]

8 中野駅周辺まちづくり関連経費年度別一覧 <自><公><民><無>

都市基盤部

[都市計画担当]

9 福祉のまちづくり環境整備の項目別助成実績(現年度までの5年間の予算と決算額及び次年度予算額) <自><公><無>

[道路・公園管理担当]

10 区内公園における芝生化率 <自>

11 区内町別一人当りの公園面積 <自><公><共><民><無>

[都市基盤整備担当]

12 私道舗装改修の件数、延面積、総費用(現年度までの4年間) <自><公><共><民><無>

[建築担当]

13 木造住宅等の耐震性確保に係る総合支援事業の実施状況(現年度までの2年間) <自><公><共><民><無>

[防災・都市安全担当]

14 井戸水提供の家一覧(町別) <自><公><民><無>

15 非常災害時救援希望者登録制度の地域別登録者数(現年度) <自><公><無>

 

16 撤去自転車の返還率一覧(撤去手数料別、現年度までの5年間)  <自><公><共><民><無>

17 自転車対歩行者交通事故件数(前年までの4年間)  <自><公><共><民><無>

18 自転車対車の交通事故件数(前年までの4年間) <自><公><共><民>

新規要求分

19 災害時応援協定に基づき区が井戸水の水質検査を行った公衆浴場数の推移(4すこやか福祉センター圏域別、前年度までの5年間) <無>

 

◆子ども文教分科会関係

 

子ども教育部・教育委員会事務局

[子ども教育経営担当]

1 区立小中学校の校割予算歳出決算額(前年度までの3年間)  <自><公><民><無>

2 区立図書館図書資料購入費の23区一覧(現年度予算、次年度予算案)  <自><公><共><民><無>

[子育て支援担当]

3 子ども家庭支援センターの相談実績・虐待通告件数・虐待対応件数(現年度までの5年間) <自><公><共><民><無>

4 病後児保育の利用状況(前年度、現年度) <自><公><共><民><無>

5 ひとり親家庭(母子家庭)の児童扶養手当及び児童育成手当の受給世帯数・受給

総額・平均受給額(前年度、現年度) <自><公><共><民><無>

6 乳幼児医療費助成と子ども医療費助成の実績(現年度までの4年間) <自><共><民>

7 乳幼児親子支援活動助成金で補助を受けている団体の活動一覧 <自><公><共><民>

[保育園・幼稚園担当]

8 保育園の年度当初年齢別入所数(次年度までの7年間) <自><公><共><民><無>

9 区内の0~2歳児数、保育施設等入所児童数及び待機児童数(年齢別)(現年度までの10年間) <自><公><共><民><無>

10 認可保育施設等の町別待機児童数の推移(現年度までの5年間) <自><公><共><民><無>

11 区立保育園別特別な支援が必要な児童の在籍状況と対応する職員配置状況(現年度までの5年間) <自><公><共><民><無>

12 私立認可保育施設等の年齢別入園数の推移(各年度当初と年度最終の数)(前年度までの5年間) <自><公><共><民><無>

13 認可保育施設等利用世帯の内訳(両親・父子・母子) <自><公><共><民><無>

14 保育料の納入状況(現年度までの7年間) <自><公><共><民><無>

15 保育料のランク別人数(現年度までの3年間)  <自><公><共><民><無>

16 保育料の滞納一覧(各ランク別件数と金額)(前年度までの3年間) <自><公><共><民><無>

17 中野区保育料と他区との比較 <自><公><共><民><無>

18 保育所運営経費の財源内訳 <自><公><共><民><無>

19 保育園児1人に対する区の支出額(区立・私立、児童年齢別、前年度決算) <自><公><共><民><無>

20 区立幼稚園・私立幼稚園別園児1人当たりの税等充当額の推移(決算額)(前年度までの5年間) <自><公><共><民>

21 保育園に勤務する保育士、看護師、調理及び用務の定年・普通退職者数(前年度までの11年間の実績、現年度から9年間の推計) <自><公><共><民>

22 認証保育所職員の年齢別構成(現年度4月1日現在) <自><共><民><無>

[子ども教育施設担当]

23 区立小中学校の施設整備進捗状況(現年度までの9年間) <自><公><共><民><無>

24 芝生化による区立小学校の校庭使用不可能日数・学校別(芝生化による影響) <自>

25 小中学校耐震化率一覧(23区別) <自><共><無>

26 区立小中学校における特別教室冷房化工事の年次計画(平成28年度から平成32年度まで) <自><共><民>

27 区立小中学校におけるトイレの洋式化工事の年次計画(平成28年度から平成32年度まで) <自><共><民>

28 区立小中学校における水飲栓直結給水化工事の年次計画(平成28年度から平成32年度まで) <自><共><民><無>

[学校教育担当]

29 区立小中学校別新入学児童・生徒数の推移と見通し(現年度までの5年間及び次年度からの5年間) <自><公><共><民><無>

30 通学区域外から就学している児童・生徒数(区立小中学校別)(前年度、現年度)<自><公><共><民><無>

31 新入学時に通学区域外から就学した児童・生徒数(理由別)(現年度までの5年間)<自><公><共><民><無>

32 私立小学校への入学者数と公私比較率(公立学区域別)(現年度) <自><公><共><民><無>

33 私立中学校への入学者数と公私比較率(公立学区域別)(現年度) <自><公><共><民><無>

34 公立小中学校以外への進学状況(現年度までの5年間) <自><公><共><民><無>

35 小中学校就学奨励受給者の推移(現年度までの10年間)  <自><公><共><民><無>

36 区立小中学校別の障害児児童・生徒受入状況及び介助員配置状況(現年度1月末現在) <自><公><共><民><無>

37 給食調理業務委託校別委託料(A)給食数(B)単価(A/B)の推移(現年度

までの3年間) <自><共><民><無>

38 学校別食材料の仕入れ先(米、野菜・果物、魚、肉)区内・区外別業者数(前年度、現年度) <共><無>

39 給食調理業務委託校別正規職員とパート職員の配置状況(前年度)  <自><共><無>

40 区立小中学校における学校給食費の未納状況について(校数・未納者数、未納額、前年度) <自><共><民><無>

41 23区の区立小中学校で行っている宿泊を伴う事業一覧(前年度)   <自><民>

[指導室長]

42 学校休業日における学習にかかわる取り組み状況(現年度) <自><無>

43 教育センターにおける相談実績(内容、件数)(前年度までの5年間) <自><公><共><民><無>

44 社会科・道徳の副読本の使用状況について(現年度) <自><共>

45 授業等における地域人材の活用状況(現年度) <自><民><無>

46 スクールカウンセラー及びスクールソーシャルワーカーの相談件数の推移(前々年度、前年度) <自><公><共><民><無>

 

新規要求分

47 U18プラザ別年代別利用者数(乳幼・小・中・高)(開始~現年度) <共>

48 保育園、年度当初の新規計画園供給見込数(施設形態別)と実績(現年度までの3年間) <共>

 

○若林委員長 理事者におかれましては、ただいまの要求資料について、2月27日(月曜日)からの総括質疑に間に合うように資料作成をお願いいたします。

 予算の審査に当たって区長から発言を求められておりますので、これを許可します。

○田中区長 本日から本特別委員会におきまして平成29年度予算の御審議をいただくことになります。御案内のとおり、本予算は当区における新年度の事務事業の大綱を定めるものでありますので、十分な御審議を賜りたいと存じます。どうぞよろしくお願いいたします。

○若林委員長 それでは、ただいまから総括説明を受けます。

 説明をお願いいたします。

○髙橋政策室長 それでは、平成29年度各会計当初予算に係る第5号議案から第9号議案までの計5議案につきまして、一括して説明をさせていただきます。

 まず、説明の前に、お手元に配付いたしました冊子の確認をお願いしたいと思います。議案書、各会計予算説明書、それと予算説明書補助資料、そして、本日、席上配付させていただきました平成29年度当初予算(案)の概要でございます。そのほか、平成28年度外部評価報告書、また、平成29年度予算で検討中の主な取り組み(案)につきましても配付してございますので、後ほど御参照願います。

 それでは、本日の説明でございますが、当初予算(案)の概要に基づきまして説明をさせていただきます。長くなりますので、座って説明をさせていただきます。

 初めに、当初予算(案)の概要の1ページ目、平成29年度当初予算案の編成方針でございます。平成29年度予算は、「新しい中野をつくる10か年計画(第3次)」において区が取り組むべき施策となるものについて着実に実施するほか、政策課題につきましては的確に対応することを目的として、1ページに掲げました方針により予算の編成を行ったところでございます。

 次に、2ページをお開きください。各会計の財政規模の概略を申し上げます。一般会計と特別会計を合わせました予算総額は2,032億1,100万円で、平成28年度と比較しますと41億9,400万円、2.1%の増となりました。

 まず、一般会計でございます。上段の表をごらんください。一般会計は1,293億4,600万円で、前年度と比較して10億3,400万円、0.8%の増となりました。子ども・子育て支援や社会保障給付費の自然増、住民情報システム等の新たなシステムの構築等の経費が増加したことなどにより、前年度を上回る予算となったものでございます。それぞれの詳しい内容につきましては後ほどご説明いたします。

 3ページには特別会計の概要をお示ししてございます。まず、表の一番上、用地特別会計が、(仮称)弥生町六丁目公園用地の一般会計引き取りが皆増となったことから、前年度比120.2%の増となりました。そのほか国民健康保険事業特別会計は、前年度比1.2%の増、後期高齢者医療特別会計は前年度比2.8%の増、介護保険特別会計は前年度比0.9%の増となっております。

 次に、4ページをお開きください。一般会計歳入の状況でございます。表をごらんいただきたいと思います。歳入予算を款別に見たものでございます。

 まず、増加した歳入の主なものといたしまして、特別区税は、納税義務者数の増と、ふるさと納税の影響を見込み、8億2,900万円余、前年度比で2.6%の増となってございます。13款国庫支出金は、(仮称)弥生町六丁目公園用地取得等の大規模な公園整備のための補助金が増加したことから、18億9,500万円余、8.1%の増となりました。14款都支出金は、待機児童解消支援への補助金が大幅に増加したことから、25億8,300万円余、32.7%の増となりました。20款特別区債は、同じく弥生町六丁目公園用地や中野駅周辺地区及び西武新宿線沿線まちづくり等の起債を行ったことなどから、12億2,200万円、46.2%の増となっております。

 一方、減になる主なものといたしまして、2款特別区交付金でございますが、338億円を計上し、前年度比で3.4%の減となってございます。特別区交付金は、その財源である固定資産税が伸びる一方、市町村民税法人分については、景気の影響等により減収となり、財源である調整税の総額についても1.2%の減額が見込まれております。4款利子割交付金、5款配当割交付金及び7款地方消費税交付金は、消費の動向や前年度の実績から、それぞれ減額を見込みました。地方消費税交付金のうち社会保障経費分は30億円となります。17款繰入金は、特別区債の満期一括償還のための減債基金の繰り入れが大きく減となったことから、35億1,200万円余、25.9%の減となっております。

 次に、6ページをお開きください。一般会計の歳出予算についてです。中段の表をごらんいただきたいと思います。歳出予算を性質別に見たものです。義務的経費は前年度比で3億5,600万円余、0.5%の増となっています。このうち扶助費は、子ども・子育て支援新制度への取り組みについて、さらなる拡充を図ったことなどから、前年度比43億7,200万円余の増となりました。また、公債費については、満期一括償還に伴う元金償還分が減少したため、前年度比40億2,800万円余の減となりました。

 次に、投資的経費ですが、前年度比で29億2,200万円余、20.5%の増となりました。これは、中野駅周辺のまちづくりなど、将来を見据えた取り組み、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会に向けて、平和の森公園再整備や新体育館の整備及び区立学校再編整備工事などを進めていくことから、大幅な増となっています。

 次に、その他の経費ですが、物件費が、新たな住民情報系システム等の構築や都議会議員選挙の実施等から、前年度比7億4,800万円余の増となりました。積立金は、まちづくり基金や減債基金への積み立てが減少したことから、前年度比25億7,500万円余の減となりました。これらの増減により、その他の経費総額では、前年度比22億4,500万円余、4.6%の減となっています。

 なお、これら性質別の各費目の内容につきましては、6ページ、7ページに、その概要を記載してございます。

 次に、8ページをお開きください。予算の特徴です。平成29年度予算は、中野区基本構想と「新しい中野をつくる10か年計画」に基づき、その将来像の実現に向けた取り組み、「未来への扉をひらく8つの戦略」に基づいた予算といたしました。また、未来を担う子どもたちを支えるためのさまざまな施策や東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会に向けた気運醸成について広く対応したものとしています。取り組み内容につきましては、8ページから13ページにわたり、8つの戦略、主な子ども支援施策、災害に強いまちづくり、インフラ資産の適正管理、オリンピック・パラリンピックの取り組みの視点でまとめてございます。主な内容については、この後、各室・部の室長、部長が御説明いたしますので、ここでの説明は省略させていただきます。

 次に、14ページ、15ページをお開きください。平成29年度の主な新規事業や拡充事業、投資的事業などについて見開きで御紹介をしてございます。後ほどごらんいただければと思います。

 続きまして、16ページをお開きください。ここで、財政運営についての考え方を申し上げます。中段以降をごらんいただきたいと思いますが、区は、基準となる一般財源規模を設定し、これを毎年度の予算編成や財政運営の基準としてきました。基準となる一般財源規模は、10か年計画では平成29年度から695億円としていますが、消費税10%の増税の延期により、平成29年度予算の財政運営の考え方では、歳入においては、地方消費税交付金の消費税率8%時の据え置き、歳出については、区が委託経費などにより支払う消費税を考慮しまして、基準となる一般財源規模を690億円と設定しています。

 次に、17ページをお開きください。「未来に繋がるフレーム・財政調整基金21億円の繰入」です。中野区は、行財政運営の基本方針で、基準となる一般財源規模を定め、その範囲内で歳出予算を組むよう努めるとともに、基準額を上回った歳入については、将来に備えて基金に積み立てることにしています。下の図で御説明いたします。平成29年度は、一般財源の見込み額、Aになりますが、これが713億円となり、Bの基準額690億円を23億円超えたため、超過分を全額基金に積み立てて、将来の景気変動や施設整備などに備えることといたしました。図の①になります。一方、歳出は、Cにありますように、711億円となりました。子育て支援・待機児対策をさらに充実したことやオリンピック・パラリンピック及びシステム関連経費を計上したことから、基準額を21億円超えています。このため、②に表記してありますが、財政調整基金の年度間調整分を21億円取り崩さざるを得ませんでした。

 次に、18ページをお開きいただきたいと思います。「持続可能な財政運営にむけて」です。平成29年度の歳入一般財源は、特別区交付金や地方消費税交付金の減額を見込みました。区は、過去に、急激な景気の悪化により、一般財源が50億円近く減収に見舞われた際、起債・基金の適正な活用により財政運営を行ってきました。先ほど御説明いたしましたように、持続可能な財政運営を行うために、今後も事業の適切な見直しなどを行うほか、起債・基金の適正な活用により、一般財源規模を一定に保ちつつ、基準を超過した財源については基金に確実に積み立てるなど、基準となる一般財源規模をベースとした財政運営が必要であると考えてございます。

 次に、19ページの「財政調整基金と特定目的基金」でございますが、区の財政の健全な運営に資するための財政調整基金については、現在、三つの目的に対応して運用してございます。第一に、各年度間における財源不足に対応した年度間調整分、第二に、区有施設等施設改修に対応した施設改修分、第三に、一時的に多額の経費が生じる退職手当に対応した退職手当分でございます。平成29年度は、年度間調整分から、先ほど説明いたしました財源不足分の21億円を繰り入れました。また、区民活動センターなどの施設改修のための財源として14億円相当を繰り入れています。

 次に、特定目的のための繰り入れ・積み立てでございますが、義務教育施設整備基金、まちづくり基金や道路・公園整備基金などから繰り入れを行っています。このほか、起債の償還に備え、これまで積み立ててきた減債基金からも所要額を繰り入れています。基金ごとの積立額と繰入額は下段の表のとおりでございます。

 次に、20ページをお開きいただきたいと思います。「事業見直しの継続」です。区政運営のPDCAサイクルの中で、予算編成と並行して事業見直しを進めました。歳入確保については、(仮称)特別区税滞納整理専門員を設置し、滞納整理の推進に取り組みます。また、国民健康保険料については、被保険者資格の適正化を図るほか、口座振替加入の勧奨等を引き続き実施し、収納率の向上を目指します。

 続きまして、下段をごらんください。「起債計画」です。次のページの下段の表をごらんいただきたいと思います。施設整備など、投資的事業については、財政負担や世代間負担の平準化を考慮しながら、起債を計画的に活用しています。平成29年度は、一般会計において38億6,600万円を起債します。なお、起債に伴う公債費についてですが、区は、過度な財政負担とならないよう、区独自の指標であります公債費負担比率がおおむね10%程度を上限として推移するよう管理してございます。上段のグラフにありますように、本予算案では5.8%となる見込みです。

 次に、22ページをお開きください。平成33年度までの5年間の財政フレームです。基金計画による基金の積み立てや繰り入れ、起債計画による起債とその償還額などを反映させたもので、歳出額を、事業費から補助金等を除いた一般財源ベースで算出し、その財源対策分として歳入に基金の繰入額と特別区債の発行額を加えています。上段の表が歳入フレーム、下段の表が歳出フレームです。

 以上で平成29年度予算編成方針、歳入歳出予算規模、予算の特徴、財政運営の考え方の説明を終わらせていただきます。

 続きまして、23ページをお開きください。「各部予算の概要・主な事業」です。区は、達成すべき目標に合わせて、予算、組織を編成しています。このため、予算科目と組織とは原則として一致しており、表の3款から9款までは、そのまま各室・部の予算となっています。したがいまして、この各部予算の概要・主な事業につきましては、各室、各部の室長、部長がそれぞれ説明いたしますので、よろしくお願いします。

 まず、私から、1款の議会費、2款の経営費、10款の公債費、11款の諸支出金、そして用地特別会計について説明いたします。

 表の一番上の1款議会費でございます。8億7,606万7,000円の予算を計上いたしました。地方議会議員共済会給付費負担金の負担割合が変更になったことなどから、0.2%の減となりました。

 次の2款経営費の予算額は69億3,971万1,000円で、ESCO事業に関する施設改修が終了したことなどから、前年度と比べ4.6%の減となっています。なお、経営費には、1項政策費、2項経営費、3項会計費、4項選挙費、5項監査委員費がございますので、それぞれについて説明させていただきます。

 24ページをまずお開きください。まず、政策室及び経営室の予算の概要を説明いたします。政策室・経営室では、社会経済状況の変化に適切に対応するとともに、PDCAサイクルを徹底し、目標と成果を踏まえながら、「新しい中野をつくる10か年計画」を着実に進めてまいります。また、戦略的な事業の推進、評価及び組織管理により、区民に信頼される区政運営を展開してまいります。

 それでは、主な事業について説明いたします。25ページになります。新規と拡充・推進事業で9事業を記載してございます。

 まず、1-04、オリンピック・パラリンピックに向けた取組です。2020年の東京オリンピック・パラリンピックの開催に向けた気運を醸成するため、東京都が実施するフラッグツアーに合わせて気運醸成事業を行います。また、オリンピック・パラリンピックの開催を契機といたしまして、まちづくりを推進していきます。

 1-02、他言語対応ガイドラインの策定は、外国人来街者に対する案内などの拡充を進めるため、ガイドライン及び整備方針を策定するものでございます。

 1-03、ユニバーサルデザインの推進は、条例制定と推進計画の策定に取り組むとともに、区民や事業者への普及、浸透を図るものでございます。

 このほか、哲学堂エリアの魅力を発信するため、「哲学の庭」の像の作者でありますワグナー・ナンドール没後20周年の記念事業として、1-01、(仮称)「哲学のまち・中野」シンポジウムを開催いたします。

 1-05、新区役所整備につきましては、基本設計に着手するほか、新しい区役所における総合窓口と区民サービスのあり方を検討してまいります。

 区民の安全確保を図る事業として、1-07、防犯カメラ設置状況調査、また、1-08、オレオレ詐欺に係る高齢者向け自動通話録音機貸与事業もございます。

 震災復興への支援といたしましては、1-09、震災復興のための職員派遣/復興広域協働推進(東北復興大祭典)に取り組みます。

 以上が1項政策費と2項経営費の主な事業となります。

 続きまして、会計室の予算でございます。恐れ入りますが、再び23ページをごらんいただきたいと存じます。2款経営費の3項会計費でございます。前年度比0.2%増の1億6,184万3,000円の予算を計上いたしました。

 続きまして、2款経営費、4項選挙費、選挙管理委員会の予算でございます。前年度比11.6%増の2億6,524万9,000円の予算を計上いたしました。平成29年度は、任期満了に伴います都議会議員選挙を執行いたします。

 続きまして、2款経営費の5項監査委員費、監査委員及び事務局の予算でございます。前年度比2.2%減の8,593万8,000円の予算を計上いたしました。

 続きまして、10款公債費は、前年度比48.9%減の42億2,674万7,000円を計上いたしました。減の大きな理由といたしましては、前年度にありました特別区債の満期一括償還分がなくなり、大幅に減少したことによるものでございます。

 次の11款諸支出金については、基金の積立金及び用地特別会計への繰出金を計上してございます。前年度比26.8%減の69億9,307万5,000円となりました。

 次に、用地特別会計について御説明いたします。48ページ、49ページをごらんいただきたいと思います。両ページのそれぞれ上段の表が用地特別会計になります。平成29年度は、これまで先行取得してきた公園用地の一般会計への引き渡しがあるため、一般会計への引き渡しにより得られる財産収入によって公共用地先行取得債の償還を行う公債費が大きく増加し、前年度と比べ120.2%増の41億8,100万円を計上してございます。

 歳入につきましては、1款財産収入は、一般会計における用地取得費と呼応するもので、用地の引き取りがあることから増となっています。2款繰入金は、公共用地先行取得債の利子分等について、一般会計から繰り入れを行っているものでございます。3款特別区債は、歳出で計上した用地費のため、公共用地先行取得債として14億4,000万円を計上いたしました。

 次に、右のページの歳出をごらんください。1款公債費は、公共用地先行取得債の元利償還金でございます。2款用地費は、(仮称)本町二丁目公園東側入り口用地及び上高田五丁目国有地を取得するものでございます。14億4,038万4,000円を計上いたしました。

 以上で議会費、経営費、公債費、諸支出金及び用地特別会計の説明とさせていただきます。

 この後、引き続き、各室長、部長から、各款ごとに室・部の予算編成の特徴や主な事業について説明をいたします。よろしくお願い申し上げます。

○奈良都市政策推進室長 それでは、平成29年度当初予算(案)のうち、都市政策推進室所管分について御説明をいたします。

 当初予算(案)の概要、26ページをお開きいただきたいと思います。3款都市政策推進費の予算額につきましては、46億572万2,000円で、前年度と比べ4億7,129万2,000円、9.3%の減となっております。

 都市政策推進室は、中野駅周辺や西武新宿線沿線のまちづくりの着実な推進とともに、新たな産業振興施策及び都市観光・地域商業活性化施策の展開を図ることにより、にぎわいと魅力あふれる活力あるまちの実現を目指してまいります。

 それでは、都市政策推進費の主な事業について御説明をいたします。27ページをごらんいただきたいと思います。

 初めに、2-01、地域観光情報プラットフォームの整備でございます。新規事業でございます。内外からの来街者の獲得に向け、地域観光情報プラットフォームを整備し、デジタルサイネージなどによる情報発信を行ってまいります。中野区グローバル戦略推進協議会において検討を進めております観光・地域マネジメント組織が整備・運営を担い、区はその整備について補助を行うものでございます。

 次に、2-02、アニメコンテンツを活用した地域ブランドづくり事業、新規事業でございます。他自治体との連携により、アニメコンテンツを活用した事業及び情報発信を実施し、新たな地域ブランドづくりを行うものでございます。これにより、内外からの来街者をふやし、地域産業全体の活性化につなげてまいります。

 次に、2-03、Nakano Free Wi-Fi整備、これは拡充・推進事業でございます。Wi-Fiアクセスポイントの増設やシステムの改修を行うことで、より簡便でシームレスにサービスを利用できる環境を整備いたします。また、外国人観光客に向けたコンテンツを整備し、インバウンド対応の拡充を行うものでございます。

 次に、2-04、中野三丁目地区整備補助でございます。拡充・推進事業でございます。UR都市機構を施行者として実施をいたします中野三丁目土地区画整理事業に要する費用を補助し、事業の推進を図るものでございます。

 次に、2-05、中野駅周辺のまちづくり、拡充・推進事業でございます。中野駅周辺まちづくりでは、引き続き各地区のまちづくりを確実に進めるとともに、中野駅西側南北通路・橋上駅舎の実施設計、中野四季の森公園地下自転車駐車場整備工事、中野駅新北口駅前広場整備の基本設計を行ってまいります。

 次に、2-06、西武新宿線沿線まちづくり・連続立体交差事業、拡充・推進事業でございます。西武新宿線、中井駅~野方駅間の連続立体交差事業の着実な推進と、野方駅~井荻駅間の連続立体交差化の早期実現を目指し、西武新宿線沿線のまちづくりを進めるものでございます。

 以上で都市政策推進室所管分の説明を終わらせていただきます。よろしく御審議のほどお願い申し上げます。

○野村地域支えあい推進室長 それでは、地域支えあい推進室所管分について御説明をいたします。

 概要の29ページをお開きいただければと思います。地域支えあい推進費の歳出予算総額でございますが、49億4,895万円、歳出合計に占める割合は3.8%となってございます。主な増減要因ですが、区民活動センターや高齢者施設の改修、キッズ・プラザ整備、区民活動センター等防犯カメラ設置経費等が増加いたしましたが、南中野区民活動センター、東中野区民活動センターの整備に係る経費を減額したことから、前年度比6億7,571万6,000円、12.0%の減となってございます。

 地域支えあい推進室は、誰もが安心して住み慣れた地域で暮らし続けることのできる地域包括ケア体制の構築への取り組みを進めてまいります。

 30ページをごらんください。29年度予算の主な新規、拡充・推進事業についての御説明をさしあげます。

 初めに、新規事業でございますが、3-01、区民活動センター等防犯カメラ設置でございます。すこやか福祉センター及び区民活動センターの防犯カメラを増設いたします。また、高齢者会館等について新設を行います。

 3-02、東中野区民活動センター等整備をごらんください。東中野小学校跡地に東中野区民活動センターを移転整備いたします。開設は平成30年5月を予定してございます。

 次に、3-03でございます。区民活動センター、高齢者施設の施設改修等でございます。集会室の改修やトイレ改修等を行います。この改修期間につきましては、平成28年度からの5年間を想定してございます。

 次に、3-04、区民活動センター運営委員会事務局業務の拡充等でございます。地域課題の解決に向けた地域住民の自主的・主体的な取り組みを促進するために、平成28年度から区民活動センター施設管理業務と運営委員会の地域支援業務の一本化をしてまいりましたが、これをさらに進めてまいります。

 続きまして、3-05、町会・自治会活動推進でございます。町会・自治会と区のパートナーシップに基づく支えあいのまちづくりを進めるため、協働のあり方や町会・自治会の活性化等に係る検討会の開催、実態調査等を行います。また、中野区町会連合会60周年事業及び事務局体制の強化に向けて助成金を増額いたします。

 続いて、3-06、友愛クラブ活動促進でございます。友愛クラブ活動の活性化を支援するため、単位クラブに対する補助金の助成基準を見直してまいります。

 続きまして、3-07、若宮学童クラブ拡充でございます。29年4月、若宮小学校と大和小学校の統合に対応いたしますため、若宮児童館内の学童クラブの定員の増を図ります。

 続きまして、31ページ、3-08、キッズ・プラザ整備でございます。江原小学校内にキッズ・プラザを開設するため、整備工事に係る実施設計を行います。開設の予定は平成31年度を予定してございます。

 3-09、子育てひろば事業。子育て中の親子が気軽に集い、相互交流や子育ての不安・悩みを相談できる場として、子育てひろば事業を委託し、実施してまいります。

 3-10、子ども育成団体に対する活動費助成の拡充でございます。子ども育成団体活動への支援を強化するため、「子どもと子育て家庭を支援するための活動」に対する助成枠を拡大いたします。

 続きまして、介護保険特別会計の2事業でございます。3-11、新規でございますが、介護予防・日常生活支援総合事業です。介護保険制度の「介護予防・日常生活支援総合事業」を開始し、短期集中予防サービス、住民主体サービス、介護予防ケアマネジメント等を実施してまいります。

 最後に、3-12、認知症啓発事業でございます。認知症についての正しい理解を促進するため、認知症サポーター養成講座を拡充するとともに、サポートリーダーの養成を図ってまいります。

 以上で地域支えあい推進室所管分の予算の総括説明を終わらせていただきます。よろしく御審議のほどお願い申し上げます。

○白土区民サービス管理部長 それでは、平成29年度当初予算(案)のうち、区民サービス管理部所管分について御説明をいたします。

 当初予算(案)の概要、32ページ、33ページをお開きください。区民サービス管理費の歳出予算総額は168億4,326万6,000円で、前年度より1億374万1,000円、0.6%の増となっております。主な増要因としては、次期住民情報システムの構築や内部事務管理システムの更新等、システムに係る経費ほか、住民税の収納率向上の取り組みを推進するための経費が増加したことが挙げられます。

 区民サービス管理部は、基礎的自治体の基本業務を安定的に行うため、住民税や保険料など、歳入確保に取り組む一方で、適切な給付や必要なサービスの提供を行います。また、マイナンバーカードの普及促進に取り組むほか、情報通信技術を活用することにより、効率的な行政を進めてまいります。

 それでは、区民サービス管理部が取り組む主な事業につきまして御説明をいたします。33ページをごらんください。

 まず初めに、新規事業、4-01、(仮称)特別区税滞納整理専門員の設置でございます。これまで成果を上げてきた滞納整理の取り組みに加え、非常勤職員である(仮称)特別区税滞納整理専門員を5名設置し、事業所得者等の財産調査を強化することで、収納率のさらなる向上を図ります。

 次に、4-02から4-04は拡充・推進事業でございます。まず、4-02、次期住民情報システムの構築でございます。職員により開発を行ってきた住民情報システムを既存のパッケージシステムに切りかえるため、平成31年度にかけて、次期住民情報システムの構築を行います。

 次に、4-03、内部事務管理システムの再構築でございます。平成30年度の新システムへのリプレースに向けて内部事務管理システムの再構築を行い、ペーパーレス化の推進、業務効率の向上等、内部業務の改善を図ります。

 次に、4-04、自治体情報セキュリティクラウドへの接続でございます。本年7月に社会保障・税番号制度における他自治体等との情報連携が開始されることに伴い、区のインターネット通信を「都区市町村情報セキュリティクラウド」を経由して行うようにし、情報セキュリティ対策を強化いたします。

 次に、国民健康保険事業特別会計の新規事業、4-05、糖尿病性腎症重症化予防事業でございます。糖尿病性腎症の重症化ハイリスク者に対し、食事や運動の個別保健指導を行うことで、高額な医療費を要する透析療法への移行を抑制します。

 次に、介護保険特別会計の新規事業、4-06、介護人材の確保・育成支援でございます。平成29年度に介護予防・日常生活支援総合事業が開始されることに伴い、緩和基準サービスの担い手を育成する研修を実施するとともに、育成された人材と事業者との雇用マッチングを図ります。

 続きまして、区民サービス管理部所管の特別会計について御説明いたします。

 48ページ、49ページをお開きください。下段の7-2、国民健康保険事業特別会計の表をごらんください。当初予算額は、歳入歳出ともに410億3,100万円で、前年度より4億9,400万円、1.2%の増となっております。

 主な増減について御説明いたします。まず、49ページの歳出をごらんください。2款国保給付費が1億547万7,000円の増となっております。これは、一般被保険者の医療費の増加などによるものでございます。また、7款共同事業拠出金が5億1,507万4,000円の増となっております。これは、保険者間で調整対象となる医療費の増加によるものでございます。一方、3款後期高齢者支援金が被保険者数の減少などにより1億1,457万8,000円の減となっております。

 次に、48ページの歳入をごらんください。1款国民健康保険料が3億5,755万6,000円の増となっております。これは医療費等の増加によるものでございます。また、3款国庫支出金が1億2,485万8,000円、6款都支出金が1億334万4,000円の増となっております。これらは、高額医療費共同事業拠出金、一般被保険者の医療費の増加などによるものでございます。次に、7款共同事業交付金が3億6,834万8,000円の増となっております。これは、保険者間で調整対象となる医療費の増加によるものでございます。一方、4款療養給付費等交付金が退職被保険者等の医療費の減少により2億200万円の減となっているほか、8款繰入金が保険料などの歳入の増加により2億1,287万6,000円の減となっております。

 以上で国民健康保険事業特別会計の説明を終わります。

 続きまして、50ページ、51ページをお開きください。上段の7-3、後期高齢者医療特別会計の表をごらんください。当初予算額は歳入歳出ともに67億4,000万円で、前年度より1億8,400万円、2.8%の増となっております。

 主な増減について御説明いたします。まず、51ページの歳出をごらんください。1款広域連合納付金が1億7,883万4,000円の増となっております。これは、医療給付費の増加などによるものでございます。

 次に、50ページの歳入をごらんください。1款後期高齢者医療保険料が8,500万2,000円の増となっております。これは被保険者数の増加などによるものでございます。また、2款繰入金が9,383万2,000円の増となっております。これは、広域連合へ納付する療養給付費負担金等が増加したことにより、一般会計からの繰入金が増額となったものでございます。

 以上で後期高齢者医療特別会計の説明を終わります。

 続きまして、下段の7-4、介護保険特別会計の表をごらんください。当初予算額は歳入歳出ともに219億1,300万円で、前年度より2億円、0.9%の増となっております。

 主な増減について御説明いたします。まず、51ページの歳出をごらんください。1款制度運営費が6,198万3,000円の増となっております。これは、介護保険システムの改修経費等の増によるものでございます。また、3款地域支援事業費が10億7,575万円の増となっている一方で、2款保険給付費が9億5,845万円の減となっております。これは、平成29年度から介護予防・日常生活支援総合事業が開始されることに伴い、予防給付の一部が地域支援事業に移行することによるものでございます。

 次に、50ページの歳入をごらんください。1款介護保険料が9,532万7,000円の増となっております。これは被保険者数の増加によるものでございます。

 以上で介護保険特別会計の説明を終わります。

 区民サービス管理部所管分の平成29年度予算に関する説明は以上でございます。よろしく御審議のほどお願いいたします。

○横山子ども教育部長、教育委員会事務局次長 それでは、子ども教育部・教育委員会事務局の平成29年度予算案の概要につきまして御説明差し上げます。

 当初予算(案)の概要、34ページをお開き願います。6款子ども教育費の一般会計歳出予算額は344億3,279万4,000円で、前年度と比べて53億567万円、18.2%の増となりました。昨年度の12.6%の伸びに続きまして、ここ数年で最も大きな伸びとなっており、区全体に占める割合も26.6%と、最大の構成比となりました。性質別で見ましても、区全体の扶助費が約43億円と大幅に増加しておりますが、このうち約31億円が子ども教育費に係るものとなっております。こうした伸びの要因といたしましては、待機児童対策といたしまして新たに開設した民間保育施設に伴います給付費や新規開設支援に係る補助の増をはじめといたしまして、小学校の外国語活動、中学校のICT環境の拡充、それから再編に伴います取り組みなど、教育環境の向上を図ったことによるものでございます。あわせまして、これに伴って、国や都からの支出金など、特定財源も大きく増加しているといった特徴がございます。

 「新しい中野をつくる10か年計画(第3次)」との関連といたしましては、戦略のⅣ、「生きる力・担う力育成戦略」といたしまして、子どもを育てる家庭が安心して子育てをするために必要なサービスの提供でありますとか、全ての子どもたちが自分の可能性を伸ばし、豊かな人間性・社会性や確かな学力・体力などの生きる力を身につけるために必要な保育や教育を担っていくものでございます。

 平成29年度予算におきましては、待機児童対策をさらに強化することをはじめといたしまして、病児保育事業や不妊相談支援事業を新たに実施するなど、安心して子どもを産み育てるための取り組みを拡充してまいります。また、学校におきましては、児童・生徒の学力・体力の向上に加えまして、国際感覚を持った人材や豊かな心の育成を図るための取り組みを拡充するとともに、教育環境の質の向上を図るための取り組みを進めてまいります。

 それでは、主な事業について移らせていただきます。35ページをごらん願います。

 初めに、子育て支援施策といたしまして、まず、5-01から5-05までは、区民が安心して子育てをするための取り組みとなってございます。5-01、増大する多様な保育需要に対応するため、民間保育施設の新規開設支援を行ってまいります。認可保育所12園、小規模保育事業6園の新規誘致によりまして、約1,300人の定員拡大を図るほか、5-02、区立保育園におきましては、民設民営化を進め、保育定員の拡充や施設の更新を図ってまいります。

 加えまして、5-03になりますが、保育の受け皿確保のために必要な保育士の確保策といたしまして、区内保育施設に内定した保育士へ就職準備資金の支援などを始めてまいります。

 5-04におきましては、病気の児童につきまして、新たに医療機関に併設をいたします専用室で保育を開始いたしまして、保護者の子育てに関する負担の軽減を図ってまいります。

 さらに、5-05ですけれども、幼稚園・保育園などにおけます教育・保育の質の向上を目的といたしまして、巡回指導等の体制を整えることによりまして、就学前教育の充実を図ってまいります。

 次の5-06でございます。不妊相談支援事業でございます。不妊に悩んでいる区民の方に対して、新たに、専門家による不妊相談や不妊治療等の経験者でカウンセラー資格を持つピアカウンセラーによりますカウンセリング、そして、区内産婦人科などにおきます保健指導の相談料の助成を実施することで、精神的な側面から支援を充実してまいります。

 続く5-07から5-12までにつきましては、学校教育の質の向上や不登校対策に関するものでございます。5-07でございます。現在、小学校の5・6年生に配置してございます英語活動指導員を3・4年生にも配置することで、質の高い外国語活動を展開してまいります。

 36ページにお移り願います。5-08、児童・生徒一人ひとりの学習にきめ細かに対応するため、教員免許を有する学習指導支援員を拡充します。

 5-09、全ての中学校におきまして、指導用のタブレットや電子黒板などを拡充することで、ICT環境を充実してまいります。

 5-10でございます。2020年開催の東京オリンピック・パラリンピックを契機としまして、区立の小中学校、幼稚園に加え、保育園なども対象として、体力向上の取り組みを進めるほか、異文化理解の促進や国際感覚を持った人材の育成を図ってまいります。

 5-11、海での体験事業につきましては、実施回数をふやし、学校単位の取り組みとすることで、子どもたちの成長の機会を充実してまいります。

 5-12、不登校の児童・生徒の減少に向けた取り組みといたしまして、スクールソーシャルワーカーを3人に増員しまして、児童・生徒や家庭などの状況に応じた支援を充実してまいります。

 続きまして、5-13、5-14は、学校再編に係るものでございます。「中野区立小中学校再編計画(第2次)」に基づきまして、学校統合委員会の運営や校歌・校章の準備などのほか、仮校舎の改修工事や新校舎の設計などを進めてまいります。三中・十中の統合新校につきましては、児童相談所機能を含みます(仮称)総合子どもセンターをあわせた複合施設の基本設計・実施設計を行います。

 5-15から、最後、5-18までは、学校等の保全や整備についての取り組みでございます。5-15、小中学校につきましては、体育館の非構造部材の耐震対策や、床などの劣化が著しい箇所の改修などによりまして、安全性の向上を図るほか、37ページになりますけれども、特別教室の冷房化やトイレの洋式化などを実施いたしまして、良好な教育環境の整備に努めてまいります。

 5-17、このほか、普通教室の不足が見込まれます学校につきましては、増築等のための測量や設計を行ってまいります。

 最後、5-18、軽井沢少年自然の家と江古田図書館につきましては、快適で良好な環境を維持するための改修工事を行います。

 以上が子ども教育部・教育委員会事務局の予算概要の説明でございます。よろしく御審議のほどお願いいたします。

○瀬田健康福祉部長 それでは、平成29年度当初予算(案)のうち、健康福祉部所管分について御説明をいたします。

 恐れ入りますが、38ページをお開きください。7款健康福祉費の歳出総額は318億3,818万5,000円、区全体の歳出合計に占める割合は24.6%でございます。前年度比較では3億2,408万7,000円、1.0%の減となりました。その主な要因ですが、新体育館整備、小児インフルエンザワクチン予防接種等の一部費用助成、棟方志功にゆかりのある自治体によるサミットの中野での開催経費などで増加いたしましたが、年金生活者等支援臨時福祉給付金の皆減、もみじ山文化センター大規模改修工事の終了などにより経費が減額したことによるものでございます。

 健康福祉部では、「健康福祉都市なかの」の実現を目指しまして、「健康福祉総合推進計画2015」に基づき、スポーツ・健康づくりムーブメントを推進するとともに、高齢者や障害のある方、誰もが住み慣れた地域で安心して暮らし続けられるための取り組みをさらに進めてまいります。

 それでは、主な事業について御説明をいたします。39ページから41ページにかけまして、新規事業が6事業、拡充・推進事業が13事業ございます。

 まず、39ページ、新規事業といたしまして、6-01、(仮称)都市観光・ウォーキングコースマップの作成でございます。認定観光資源を中心としたまち歩きルートや健康づくりを推進するためのウォーキングコースを掲載したマップを新たに作成いたします。

 次に、6-02、小児インフルエンザワクチン予防接種の一部費用助成でございます。6カ月から就学前までの方を対象に予防接種費用の一部を新たに助成いたします。

 次に、6-03ですが、B型肝炎ワクチン定期予防接種の未完了者に対する費用助成を行います。B型肝炎ワクチンについては、今年度10月から定期予防接種法に基づく定期予防接種となりましたが、平成28年4月1日から9月30日までに出生し、定期予防接種として接種できる期間が短かったため、満1歳になるまでに定期予防接種(計3回)の規定回数を接種できなかった方に費用助成を行うものでございます。

 次に、6-04、骨髄移植ドナー支援でございます。骨髄・末梢血幹細胞移植の推進及びドナー登録者の増加を図るため、骨髄・末梢血幹細胞の提供を行った方(ドナー)及びその方が従事する事業所等に対しまして助成金を交付いたします。

 次に、6-05、知的障害者等を対象とした生涯学習事業でございます。知的障害者等を対象として、一人ひとりの個性やニーズに応じた支援を行い、生きがいづくりや自己実現、社会参加につなげる生涯学習事業を新たに実施いたします。

 6-06、棟方志功サミットin中野の開催でございます。東北復興大祭典と一体的に、棟方志功にゆかりのある青森市、倉敷市、南砺市、杉並区、中野区の5自治体連携によるサミット及び棟方志功特別企画展等を実施いたします。

 次に、ここからが拡充・推進事業になります。6-07、社会福祉会館(スマイル歯科診療所)の改修でございます。社会福祉会館7階にございますスマイル歯科診療所の施設利用者の利便性を高めるため、障害者用トイレ等の改修工事を行うものでございます。

 6-08、高齢・障害福祉業務管理システムの再構築でございます。福祉総合システムのリプレースに当たりまして、高齢・障害福祉業務管理システムとして再構築をするものでございます。

 次に、40ページをお開きください。6-09、公衆浴場改築及び設備改善資金助成でございます。公衆浴場の利用機会の確保及び利用促進のため、改築助成支援、耐震化促進支援及びクリーンエネルギー化更新支援について、助成限度額をそれぞれ増額し、拡充いたします。

 次に、6-10、子宮頸がん検診及び乳がん検診の受診勧奨でございます。子宮頸がん検診及び乳がん検診の申し込みをしていない方で対象の方に、従来の勧奨はがきにかえて、受診券を送付いたします。

 次に、6-11、流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)ワクチン予防接種の一部費用助成でございます。同予防接種の一部費用助成を現行の1回から2回に拡充いたします。

 次に、6-12、オリンピック・パラリンピックに向けた取り組みでございます。東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会の開催に向けまして、トップアスリートによる合同部活動事業及び障害者スポーツ体験会等の気運醸成事業を実施いたします。

 次に、6-13、6-14、6-15についてでございますが、スポーツ施設と文化施設の改修及び新・中野体育館の整備でございます。上高田野球場、鷺宮体育館は、平成30年度の改修工事に向け、実施設計を行います。また、新体育館につきましては、平成31年度の竣工に向けて、29年度に実施設計を行うとともに、整備工事に着手いたします。野方区民ホールは舞台照明・音響工事を、なかの芸能小劇場は舞台床・袖壁クロス工事を行います。工事に伴う休館予定期間はそれぞれ記載のとおりでございます。

 41ページにお移りいただきまして、6-16、江古田三丁目重度障害者・認知症高齢者グループホーム等整備でございます。区有地に、民間活力を生かして、重度障害者及び認知症高齢者の方が利用できるグループホーム等を整備いたします。開設は平成31年を予定しております。

 6-17ですが、(仮称)中野五丁目障害者多機能型通所施設を整備いたします。同様に、民間活力を生かして、同用地に施設整備を行うものでございます。開設は平成30年4月を予定しております。

 6-18、障害者差別解消推進では、障害者差別に関する区の取り組みを第三者機関(外部委員)により点検・評価し、今後の取り組みにつなげるものでございます。

 最後に、6-19、生活困窮者自立支援・学習支援事業の拡充でございます。生活困窮世帯の学習支援の対象学年について、現在の小学6年生、中学3年生に、中学1年生、中学2年生を追加・拡充いたします。

 以上で健康福祉部所管分の平成29年度の予算総括説明を終わらせていただきます。よろしく御審議のほどお願いいたします。

○戸辺環境部長 それでは、平成29年度当初予算(案)のうち、環境部所管分について御説明いたします。

 当初予算(案)の概要の42ページをお開きください。8款環境費につきましては57億2,778万2,000円で、前年度より1億9,638万4,000円、3.6%の増となってございます。

 環境部の取り組みでございます。環境部は、区民生活や事業活動におけます省エネルギー化や緑化、ごみの発生抑制と資源化などの取り組みに加え、食品・医薬品等の安全確保、ペットの適正飼養、公害対策など、環境保全に係る取り組みを進めてまいります。

 次に、主な事業について御説明いたします。43ページにお移りください。

 7-01、みどりの基本計画改定でございます。現行の中野区みどりの基本計画は、平成30年度までを計画年度としてございます。今年度実施している緑の実態調査を踏まえ、計画の改定作業に入ってまいります。改定は平成30年10月を予定してございます。

 次に、7-02、陶器・ガラス・金属ごみの資源化でございます。さらなる資源化によるごみの減量を図るため、平成29年10月から、陶器・ガラス・金属ごみの3分の1を民間の資源化施設に搬入し資源化する取り組みを開始いたします。

 次に、7-03、清掃事務所車庫整備工事及び移転でございます。平成28年度から弥生町六丁目用地で施設設備工事に着手しており、平成30年2月を目途に中野四丁目の現施設から移転する予定でございます。

 次に、7-04、ごみゼロ推進担当執務室の移転でございます。清掃事務所車庫の移転に伴い、清掃事務所車庫内にあります、ごみゼロ推進担当の窓口及び執務室を松が丘一丁目の清掃事務所内に移転し、清掃リサイクルのワンストップ窓口として整備いたします。あわせて、老朽化している清掃事務所庁舎の設備更新を行います。

 次に、7-05、ごみ分別アプリの多言語化でございます。これは、今年度導入した、ごみの収集日や分別方法を簡単に確認できるスマートフォン・タブレット向けのアプリケーションにつきまして、英語版、中国語版、ハングル版を加えるものでございます。

 次に、7-06、粗大ごみ受付の多言語対応でございます。粗大ごみの収集受付につきまして、インターネットでは、英語、中国語、ハングルに対応するとともに、先ほどのごみ分別アプリからリンクするようにいたします。また、電話につきましても、ポルトガル語、スペイン語、タイ語、ベトナム語にも対応いたします。

 次に、7-07、「ごみ屋敷」等対策に係る審査会の設置でございます。「ごみ屋敷」等、不良な生活環境の解消に向けた対策に係る条例の準備を進めてございます。区の対策の公正性・公益性を担保するため、学識経験者から意見聴取を行う審査会を設置するものでございます。

 以上で環境部所管分の平成29年度予算に関する説明を終わらせていただきます。よろしく御審議のほどお願いいたします。

○尾﨑都市基盤部長 それでは、都市基盤部に係る平成29年度当初予算(案)を御説明いたします。

 当初予算(案)の概要、44ページをお開きいただきたいと思います。9款都市基盤費でございます。当初予算額といたしましては118億1,370万1,000円、対前年度比38億3,925万1,000円、率にして48.1%の増となりました。災害に強く安全なまちの実現に向けた弥生町や大和町のまちづくり、哲学堂公園学習展示施設の基本設計・実施設計への着手、(仮称)弥生町六丁目公園用地取得、木造住宅密集地域の整備や、みずのとう公園再整備に係る経費等の増加から、大幅な増となりました。

 都市基盤部は、区民の暮らしを支える都市の基盤づくりを担う部門として、道路や公園などの都市基盤の整備や適正な維持管理に取り組むほか、木造住宅密集地域の改善など、防災都市づくりを進めるとともに、防災体制の充実や地域防災力の向上を図りまして、区民が安全に安心して暮らせるまちの実現を目指してまいります。

 それでは、平成29年度の主な事業について御説明いたします。次のページ、45ページでございます。

 初めに、新規事業です。8-01、(仮称)中野区空家等対策基本計画の策定等でございます。(仮称)中野区空家等対策基本計画の策定に関し、空家等対策審議会での審議を進めるとともに、住宅マスタープランの改定に向け、第6期住宅政策審議会を発足します。各審議会において効果的な審議を行うため、支援業務を委託します。

 次の8-02、公共基準点現地調査でございます。公共測量の基礎となる公共基準点を適正に管理するため、現地調査を行います。

 8-03、みずのとう公園再整備基本計画・基本設計等でございます。区北部地域における歴史・文化を生かした都市観光拠点形成のため、みずのとう公園再整備の基本計画・基本設計等を行います。

 8-04、豪雨対策実施計画策定でございます。局地的集中豪雨による都市型水害対策の一環として、地域特性に応じた中野区独自の一時貯留施設または浸透施設の設置に係る「実施計画の策定」を行います。

 次に、8-05、起震車の買い替えでございます。平成元年に購入した、老朽化が進んだ起震車について、買い替えを行います。

 8-06からは拡充・推進事業です。8-06、木造住宅密集地域整備でございます。災害に強いまちづくりを推進するため、木造住宅密集地域の改善を行います。

 8-07、弥生町まちづくりでございます。都「木密地域不燃化10年プロジェクト」の不燃化推進特定整備地区として、避難道路の整備など、災害に強く安全なまちの実現に向けた取り組みを進めます。

 8-08、大和町まちづくりでございます。大和町中央通りの防災まちづくりの取り組みを大和町全体に確実に波及させるため、密集事業、地区防災不燃化促進事業を導入するとともに、不燃化特区の区域を拡大します。

 続きまして、46ページをお開きいただきたいと思います。8-09、哲学堂公園文化財の修復でございます。平成28年度の絶対城・三学亭修復設計委託に引き続き、文化財の修復・復元工事等を推進していきます。

 8-10、哲学堂公園学習展示施設の基本・実施設計等でございます。区北部地域における歴史・文化を生かした都市観光拠点形成のため、哲学堂公園及び創設者である井上円了を中心に紹介・展示等を行う学習展示施設の基本・実施設計等を行います。

 8-11、通学路等交通安全対策工事でございます。警視庁によるゾーン30の指定や、通学路安全点検等に基づく児童等の安全確保の目的から、路面標示と路側帯のカラー化、防護柵の新設・更新を行います。

 8-12、第六中学校跡地周辺道路整備工事でございます。避難場所等となる第六中学校跡地や中野工業高校の周辺道路の拡幅を行い、地域の安全の確保を行います。

 8-13、大規模公園整備でございます。平和の森公園再整備、(仮称)本町二丁目公園整備、(仮称)弥生町六丁目公園整備、中野四季の森公園拡張整備を進めます。

 8-14、災害対策の推進でございます。災害時要配慮者のプライバシー確保に配慮した備蓄等の充実・強化及び二次避難所の備蓄物資の整備による避難所機能の充実、文字情報一斉伝達システムの導入や福祉施設等へのデジタル戸別受信機の配備による防災行政無線のデジタル化等、大型消火器配備を原則廃止し、スタンドパイプ等による初期消火設備配備等の充足を進めます。

 続きまして、次のページ、47ページでございます。8-15、帰宅困難者対策訓練でございます。東中野駅周辺で帰宅困難者対策訓練を実施します。

 最後に、8-16、地域防災計画の改定でございます。関東・東北豪雨や熊本地震などで指摘された課題への対応や土砂災害防止法に基づく土砂災害警戒区域の指定を踏まえて、地域防災計画を改定します。

 以上で都市基盤部所管分の平成29年度予算の総括説明を終わります。よろしく御審議のほどお願い申し上げます。

○若林委員長 以上をもって、総括説明を終了します。

 次回の委員会は、2月27日(月曜日)午前10時から当委員会室において開会することを口頭をもって通告します。

 以上で本日の予算特別委員会を散会します。

午後2時12分散会