平成29年05月11日中野区議会総務委員会
平成29年05月11日中野区議会総務委員会の会議録

中野区議会総務委員会〔平成29年月1日〕

 

総務委員会会議記録

 

○開会日 平成29年月1

 

○場所  中野区議会第1委員会室

 

○開会  午後時0

 

○閉会  午後19

 

○出席委員(9名)

 若林 しげお委員長

 ひやま 隆副委員長

 内野 大三郎委員

 いでい 良輔委員

 平山 英明委員

 南 かつひこ委員

 いながき じゅん子委員

 大内 しんご委員

 長沢 和彦委員

 

○欠席委員(0名)

 

○出席説明員

 副区長 川崎 亨

 副区長 本田 武志

 政策室長 髙橋 信一

 政策室参事(企画担当) 青山 敬一郎

 政策室副参事(ユニバーサルデザイン推進担当、オリンピック・パラリンピック推進担当) 宇田川 直子

 政策室副参事(予算担当) 海老沢 憲一

 政策室副参事(広報担当) 堀越 恵美子

 政策室副参事(業務マネジメント改革担当)、経営室副参事(新区役所区民サービス担当) 永田 純一

 経営室長 篠原 文彦

 危機管理担当部長 志村 和彦

 新区役所整備担当部長 相澤 明郎

 経営室参事(経営担当) 朝井 めぐみ

 経営室副参事(法務担当) 尾関 信行

 経営室副参事(人事担当) 田中 謙一

 経営室副参事(人材育成担当) 桜井 安名

 経営室副参事(施設担当) 髙田 班

 経営室副参事(行政監理担当) 石濱 良行

 経営室副参事(経理担当) 石橋 一彦

 経営室副参事(生活・交通安全担当) 三原 伸恭

 経営室副参事(新区役所整備担当) 中村 洋

 会計室長 鳥井 文哉

 選挙管理委員会事務局長 松原 弘宜

 監査事務局長 小谷松 弘市

 

○事務局職員

 事務局長 吉村 恒治

 事務局次長 古本 正士

 書記 井田 裕之

 書記 若見 元彦

 

○委員長署名


審査日程

○議題

 政策、計画及び財政について

所管事項の報告

 1 東北絆まつり2017仙台への支援・協力について(企画担当)

 2 東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会に向けた気運醸成の取組について(オリンピック・パラリンピック推進担当)

 3 幹部職員の人事異動について(人事担当)

 4 財産の処分(旧本郷保育園・職員寮)について(経理担当)

 5 「2017東北復興大祭典なかの」等の開催概要について(新区役所整備担当)

 6 平成29年7月2日執行東京都議会議員選挙の概要について(選挙管理委員会事務局)

 7 その他

 (1)土地建物明渡等請求事件に係る訴訟上の和解について(経営担当)

○その他

 

委員長

 定足数に達しましたので、総務委員会を開会します。

 

(午後1時00分)

 

 本日の審査日程ですが、お手元の審査日程(案)(資料1)のとおり進めたいと思いますが、御異議ありませんか。

 

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 御異議ありませんので、そのように進めます。

 なお、審査に当たっては、3時ごろに休憩を入れ、5時を目途に進めたいと思いますので、御協力をお願いいたします。

 議事に入ります。

 政策、計画及び財政についてを議題に供します。

 所管事項の報告を受けます。初めに、1番、東北絆まつり2017仙台への支援・協力についての報告を求めます。

青山政策室参事(企画担当)

 それでは、東北絆まつり2017仙台への支援・協力について御報告させていただきます。(資料2)

 特別区が一体となって進めております特別区全国連携プロジェクトの一環としまして、東北絆まつりに対し支援・協力を行い、被災地の復興を支援するとともに、東北6県の自治体との連携・協力関係を深めるものでございます。なお、特別区全国連携プロジェクト及び東北絆まつりについての御説明は、資料の下段のほうに記載してございますので、これはごらんいただければと思います。

 まず1番としまして、東北絆まつり2017仙台の開催概要でございます。日時は、本年6月10日と11日、開催場所は仙台市内でございます。参加する祭りでございますが、こちらに記載の六つの祭りということでございます。主催は東北絆まつり実行委員会、特別協力が東京23区・特別区長会ほかということになってございます。

 2番の中野区による支援・協力の内容でございます。まず協賛金でございますが、特別区全体として拠出をいたします。それから、PRでございます。PR方法は、ポスターの掲示、チラシ・啓発グッズの配布、区報・ホームページでの周知及び区役所1階展示ブースを設置するといったことなどでございます。それから、職員の派遣でございます。現地に特別区のPRブースが設けられます。そちらに区の職員を派遣しまして、中野区のPR活動を行うものでございます。

 御報告は以上でございます。

委員長

 ただいまの報告に対し、質疑はありませんか。

大内委員

 担当が答えられるとはちょっと思えないんだけど、特別協力って、区長会はあるけど、特別区の議長会というのは協力しないのか。特別区区長会ってあるでしょう。特別区議長会というのはない。この「ほか」の中に特別区議長会も入っているの。青山君はただ持ってきて言っているだけだから、わからないかもしれないけど、一応ね。

青山政策室参事(企画担当)

 中野区及び特別区としての協力は、先ほど御説明申し上げましたように特別区長会の全国連携プロジェクトという枠組みでやっているということでございます。ですから、その枠組みにおける協力ということにつきましては、議長会のほうは関わっていないというふうに考えています。

大内委員

 そうすると、この「ほか」というのは、東京都23区では、23区・特別区長会、この「・」と入っていると、何か23区「・」、また別の団体なのか。これ、一緒のことでしょう。違うの。

青山政策室参事(企画担当)

 申しわけありません。ちょっと資料がわかりにくかったと思いますが、東京23区は23区各区ということでございまして、それから特別区長会全体といったようなことでございます。

大内委員

 「ほか」と書いてあるのは、私たちとは関係ないところがあとみんな「ほか」に入っていると。要するに何とか県だとか何とか市だとか、そういう。そういうものは、「ほか」ってどこだかわかっているの。

青山政策室参事(企画担当)

 委員がおっしゃるとおり、ほかの自治体ですとか民間の企業ですとか、そういったようなところということでございます。昨年度までの例で申し上げますと、ただいま申し上げましたようにほかの自治体、それから企業等入ってございますが、今年度の具体的な協力団体のことについては、ちょっと今、手元に資料がございませんので、申しわけございません。

大内委員

 あと、区長会、うちの区長も副会長か何かやっているのかな。やっていない。前、役員をやったのか。区長なんかもこれは出席されたりするの。

青山政策室参事(企画担当)

 区長も出席予定でございます。

大内委員

 議長なんかには出席要請は来ていないの。要は両輪なんでしょう。23区の区長会がお金を出している。でも、別にそれは区長たちが持っているお金じゃないからね。たまたま区長会というところが預かっているというだけで、別に区長たちが出し合っている金でも何でもないから。そうなってくると、よく言っている両輪という議長会なんかの人たちは行かれるんですか。呼ばれている。中野区に今現在来ているの。ちょっと休憩して。

委員長

 休憩いたします。

 

(午後1時06分)

 

委員長

 再開いたします。

 

(午後1時07分)

 

大内委員

 多分議長会なんかには来ていないので、うちが言う話じゃない。そっちが言う話じゃないかもしれないけど、本来なら23区議長会の会長ぐらいのところには出してほしいですよね。これはうちらが要望するのか。

委員長

 要望ですね。

大内委員

 まあ、わかりました。そういうことをちょっと感想で言わせていただきました。すみません。

委員長

 他に質疑はありませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 質疑がなければ、以上で本報告について終了します。

 次に、2番、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会に向けた気運醸成の取組についての報告を求めます。

宇田川政策室副参事(オリンピック・パラリンピック推進担当)

 では、お手元の資料に沿いまして、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会に向けた気運醸成の取組について御報告をさせていただきます。(資料3)

 区は、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会に向けた取り組み方針に基づいて、オリンピック・パラリンピックに係る区民の気運醸成を図るため、取り組みを進めてきているところでございます。本年7月で大会まで残すところ3年となりますことを踏まえまして、区民の気運のより一層の醸成を図るということで、以下のとおり四つの取り組みを進めてまいります。

 一つ目でございます。東京2020参画プログラムの活用、これを活用した取り組みでございます。東京2020参画プログラムにつきまして、少し御説明をさせていただきます。こちらのプログラムにつきましては、気運醸成やレガシーの創出に向けて、多くの組織や団体が主体的に参画することを促進するためのものでございます。一定の基準を満たす取り組みにつきまして、公益財団法人東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会が認証するという仕組みとなっております。

 プログラムの認証を受けた取り組みにつきましては、原則として東京2020参画プログラムに関するロゴマークの使用と、オリンピック・パラリンピック等の文言の使用を認められます。また、組織委員会のホームページ等で全国に情報の発信等ということも行うというふうになっております。また、今後この参画プログラムの認証対象について、町会・自治会ですとか商店街、体育協会ですとか、そういったところに取り組みの拡大が予定をされているというところでございます。

 そして、今お手元に、東京2020参画プログラムSTARTという資料をおつけしております。こちらで少し補足をさせていただきます。こちらのプログラムは、2016年10月から始まっているものでございます。中を開いていただきますと趣旨等が記してあります。2016年10月から全国津々浦々でさまざまなイベント等が開催されているということが記載されていますけれども、中野区では28年度3事業の認証を受けております。

 そして、右側のページでございます。公認マークが上のものでございます。これは都とか区、それから国、JОC、JPCの事業等が対象になるもので、これが使えるということでございます。それから、下の東京2020応援マークというのがございます。こちらは今後拡大が予定されている町会・自治会、商店街等の事業等が対象になって、使える応援マークということになります。

 最後のページをごらんください。どのような事業が活動の対象になるかということで、こちらに記してあります。八つのテーマということで、下に丸で囲ってある八つの分野が示されています。スポーツ・健康のほか、街づくりですとか文化、教育、それから復興といったようなものも事業の対象になるということでございます。

 再度資料のほうにお戻りください。今後の取り組みでございます。(2)今後の取り組みとしまして、区が実施するスポーツ・文化・国際化推進などのさまざまな部門の事業について、プログラムへの参加を進めるとともに、町会・自治会等の取り組みへの活用を検討して、区民の皆さんが参画プログラムを通じてオリンピック・パラリンピックに触れて、それにつながっていくというような機会を創出していくということを進めてまいります。

 二つ目の取り組みでございます。区有施設等を活用したパネル展示でございます。区有施設や多くの区民の皆さんの参加が見込まれるようなイベントの場を活用して、過去のオリンピック・パラリンピック競技大会の写真パネルですとか、そういったものを東京都から借り受けて展示をするというものでございます。内容としましては、今後の取り組みとしましては裏面になります。日程としましては、現在、7月、10月、それから年明け、2月に1階の区民ホールで実施を予定しております。これのほかに参画プログラムの認証を受けた事業など、区主催のイベント等の場を活用しながら取り組みを広げていきたいというふうに考えております。

 3番目の取り組みでございます。指定PRツールの活用をした取り組みでございます。東京2020組織委員会から自治体による使用が許される指定PRツールとして、のぼり旗、ポスターとか横断幕等がございます。これらを活用して大会の気運醸成を図るというものでございます。今後の取り組みとしまして、区のすこやか福祉センターですとか区民活動センター、スポーツ施設等、区有施設に順次、指定PRツールを設置していくということを予定しております。

 4番目として、東京2020オリンピック・パラリンピックフラッグツアー関連事業でございます。議員の皆さんには既に御案内をさせていただいておりますけれども、現在、都内62区市町村を巡回しているオリンピック・パラリンピックのフラッグが中野のほうに5月27日到着するということになっております。こちらの到着を歓迎するセレモニーと展示を行うというものでございます。フラッグ歓迎セレモニーの内容ですとか、それから展示の内容につきましてはお読み取りいただけたらと思います。こちらのフラッグ歓迎セレモニー、フラッグ展示とあわせまして、同時開催イベントとして、区主催でスポーツ関連イベントを実施することを予定しております。こちらのほうに記しましたとおり、オリンピック・パラリンピックの競技体験イベント、それから、オリンピック・パラリンピックの関連企画展示ということを予定しております。これらの事業をきっかけに気運醸成がさらに進んでいくということを期待しながら取り組んでいきたいというふうに考えているところでございます。

 私からの報告は以上でございます。

委員長

 ただいまの報告に対し、質疑はありませんか。

平山委員

 二つ伺いますが、二つというか、パネル展示とフラッグツアーなんですけど、現状のところ、この区役所の1階での実施のみの計画ということですよね。パネルに関しては、「上記に加えて、区主催のイベント等の場を活用していく」とあるんですけど、これ、具体的には何か想定されているんですか。

宇田川政策室副参事(オリンピック・パラリンピック推進担当)

 これから参画プログラムの認証を受けていくことを考えています。こちらの事業を開催するような施設でこういった展示を行っていくということを今想定しているところです。

平山委員

 例えばどういう施設があるんですか。

宇田川政策室副参事(オリンピック・パラリンピック推進担当)

 例えば体育施設ですとか、区民活動センターですとか、そういったところでこの参画プログラムを実施して、皆さんがお集まりになるときに、これにあわせて過去の大会の写真ですとか、小中学生さんが描いた、私・東京・日本2020というような作品もございますので、こういったようなものを展示して気運を盛り上げていきたいというふうに考えております。

平山委員

 学校とか、そういう場というのも想定されるんですか。

宇田川政策室副参事(オリンピック・パラリンピック推進担当)

 こちらの東京2020参画プログラムについて、教育という分野もあるんですけれども、学校事業については、これと別に教育プログラムというのも実施しています。このパネル展示を学校等と連携してやっていくかどうかについては、今後調整、協議等をしていきたいというふうに思っています。

平山委員

 ぜひちょっと御検討をされてみてはいかがかなと。中身を見ても、子どもの写真ばかり写っているんですよ。レガシーを未来につなぐということが目的の一つでもあるということを考えたときに、二度とない機会ですから、ぜひ御検討をいただければというのと、あわせてフラッグツアーですけど、一番最後にイベント等々が書かれています。29日から6月1日までの月、火、水、木の4日間、これは特にイベントもなく、区役所の1階の区民ホールに展示をされているだけということなんですか。

宇田川政策室副参事(オリンピック・パラリンピック推進担当)

 この間につきましては、フラッグの展示とともに、区の同時開催イベントとしまして、特別集会室で企画展示というのを行っていく予定です。

平山委員

 それはここには書かれていないの。

宇田川政策室副参事(オリンピック・パラリンピック推進担当)

 資料の裏面の一番下の4の(3)のイに記した事業でございます。

平山委員

 これの告知はどうなっているのかなということで、基本的に区役所の1階にあるということになれば、子どもたちが見に来られる機会って土日しかないわけじゃないですか。だけども、例えばいろんなことで区役所を見学に来られるような学校もあったりする。全部は無理だと思いますよ。というようなのが行事に入ったりしているところもあったりするわけですよね。そういったもの等を含めて教育委員会と連携をしながら、いわゆる中野区立の小中学校の子どもたちにこのフラッグに触れる機会を何とかつくることができないだろうかというような検討というのはなされているんですか。

宇田川政策室副参事(オリンピック・パラリンピック推進担当)

 現在、指導室とこのフラッグツアーについて、どういう形で連携できるかというのを調整しているところでございます。学校を通じて御案内のほうをしていくということで今準備を進めているところです。

平山委員

 もうこれで最後にしますけど、案内は案内でするんでしょうけど、でも、学校をやっているから見に来られないわけじゃないですか。だから、このフラッグだって、もう本当に貴重なもので、ここで見ることができなかったら、今後、生涯のうちで見ることもできないようなものかもしれないということを考えたときに、いろいろとお知恵を絞っていただきながら、何とかそういう機会がつくれないかということを、もう時間がないですけども、御努力していただきたいなと思いますけど、いかがですか。

宇田川政策室副参事(オリンピック・パラリンピック推進担当)

 委員おっしゃるように、お子さんたちにとってはすごく貴重な機会だというふうに考えておりますので、今後うまく見に来ていただけるように調整のほうは進めたいというふうに思っております。

委員長

 他に質疑はありませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 質疑がなければ、以上で本報告について終了します。

 次に、3番、幹部職員の人事異動についての報告を求めます。

田中経営室副参事(人事担当)

 それでは、幹部職員の人事異動につきまして御報告をさせていただきます。(資料4)

お手元の資料をごらんいただきたいと思います。平成29年4月1日付幹部職員の異動の内容でございます。行政委員会分も含めまして、職層ごとに表記をしてございます。また、昇任者は、備考欄にその旨を記載してございます。詳しくは後ほどお読み取りをいただければというふうに存じます。

 簡単ですが、御報告は以上でございます。

委員長

 ただいまの報告に対し、質疑はありませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 質疑がなければ、以上で本報告について終了します。

 次に、4番、財産処分(旧本郷保育園・職員寮)についての報告を求めます。

石橋経営室副参事(経理担当)

 それでは、財産の処分について御報告をいたします。(資料5)

お手元の資料をごらんください。本件につきましては、本年の1月の総務委員会において、売却に当たっての考え方についてお示しをさせていただきました。その入札結果の御報告でございます。

 1番、処分財産の概要でございます。名称は、旧本郷保育園及び職員寮でございます。土地及び建物の概要につきましては記載のとおりでございます。

 2番、処分方法でございます。条件つきの一般競争入札で実施をいたしました。

 3番、売却に当たって付した条件でございます。今回の売却につきましては、単純な売却ではなく、売却後の土地活用に当たって、一部を保育所機能の用地として活用すること。具体的には定員60人以上の認可保育所を機能として持たせること。また、それを引き渡し後3年以内に20年間継続することを売却の要件といたしました。

 4番、入札結果でございます。本年2月21日に公告を開始いたしまして、3月24日に入札を行いました。落札金額は、最低売却価格1億8,900万円のところ、3億7,888万8,000円でございました。落札者は山廣建設株式会社、区内事業者でございます。なお、申し込みは3社ございました。

 5番、所有権移転登記日でございます。登記日は、平成29年4月11日。同日に売買代金が完納されてございます。

 最後、6番、その他でございます。今回、保育所機能の誘導といった契約義務の履行を確保するため、契約書に義務違反のあった場合の買い戻し特約を付してございます。また、転売された場合の第三者への対抗要件として、その買い戻し特約について登記をしてございます。

 御報告は以上でございます。

委員長

 ただいまの報告に対し、質疑はありませんか。

大内委員

 この指定期間の20年というのは何か根拠はあるんですか。

石橋経営室副参事(経理担当)

 明確な根拠というのはございません。国や東京都のほうで条件つきの売却をする場合に、一般的に10年から20年というふうな要件がございます。それを倣ったものと、あと保育所機能というところで、20年ぐらいの安定稼働が必要じゃないかというところで、20年を設定したものでございます。

大内委員

 例えば保育所というのは今たくさんつくっています。でも、子どもの数が減り、少子化と言われて、今度保育所のニーズが減ったとき、子どもが60人定員で30人しか集まらないんですというような状態になったときに、30人じゃ、うち、経営できないんだけどと。そういったことはあり得るの。それはおたくじゃないのかな。要は、今はどんどんつくれ、つくれと言っているけど、少子化と言われているように、場合によっては保育園のニーズというのはこれから先、変わっていく可能性があるわけですよね。この間もちょっと練馬や杉並の人と話したときに、つくるのはいいんだけども、今度そのニーズが減ったとき、誰が責任を取るの。定員の分はお金を払うわけじゃなくて、措置した分だけじゃないですか。じゃ、ここに優先的に子どもを配置しましょうというわけにはいかないでしょう。そうした場合に、仮に、そういった事態が起きたときは、それはもう廃園にしても構わないとか、そういったことも書かれているの。

石橋経営室副参事(経理担当)

 確かに子どもの数、20年後予測されているのが、0歳から5歳児が今の3分の2というふうな予測がされているところでございます。こういった意味から、その20年後の社会事情、女性の社会進出等を含めて、どのような状況になっているのかというところは未確定なところでございます。そういったことも含めて、契約書の中では一定の継続ということは書かれているんですが、その事情に応じて特例事項を解除するというようなことは可能のような要項になってございます。

大内委員

 要は子どもの数が逆にふえていっても、保育園のニーズがもし下がったときに、そういったことが想定されるので、特記事項か何かで、そのときは相談をして決めると。そういうことは別途ちゃんと書かれていて、それは法律的にちゃんと有効なの。最近そういうのはよくトラブルが発生しちゃったりしているから、後から書き直すというわけにはいかないだろうから、その辺のところは大丈夫なんですか。

石橋経営室副参事(経理担当)

 そのようなことを一応明記してございまして、今回公告に当たって、それから契約書を作成するに当たって、リーガルチェックのほうをかけてございます。

大内委員

 僕が心配しているのは、そう言っても今まで失敗とは言わないけども、何か若干こちらの思いと向こうの書類の見方が違って、トラブルになったりしているじゃないですか。そういうことが起きないようにしっかりやって、二重でも三重でもいいけど、そのために今回は新しい、そういった資格を持った人を職員に採用したりしているわけでしょう。その辺のところをちゃんとやっておかないと、さかのぼると、あのときの担当は誰だったの、石橋じゃないかよという話になっちゃうから、その辺のところをちゃんと問題ないように本当にしっかりやっておいてくださいね。お願いしますね。

委員長

 要望でよろしいですか。

大内委員

 いいですよ。

いながき委員

 今回のこの財産の処分というのは、保育園の待機児童対策で定員枠の拡大を目的としての部分も大きいと思うんですが、3年以内に指定用途に供すこととありますが、現時点ではここに何名定員の認可保育所がいつごろできるのか。待機児童、この60名分はいつごろ確保できるのかと。そういった計画というのは、区は把握されてはいらっしゃらないんですか。

石橋経営室副参事(経理担当)

 所管が保育施設担当になりますが、今のところ具体的な計画だとか開設日、あとは保育所のスペックだとかいうところはまだ固まっていないところでございます。

いながき委員

 これは一応3年以内に指定用途に供すことと条件がありますが、これが守られない場合のペナルティーというのは、このその他にある買い戻し特約、それのみということになるんでしょうか。

石橋経営室副参事(経理担当)

 委員おっしゃるとおり買い戻し特約、あわせて違約金30%というのを課してございます。

いながき委員

 条件つきということは、やはり通常にこの土地をそのまま売却したときよりは、金額が低く抑えられた上で、この落札金額も含め、3億7,888万余というのは、通常に売却した場合よりも当然低めの金額ということでよろしいんでしょうか。

石橋経営室副参事(経理担当)

 事業者が入れた積算の中身については、ちょっと把握はできていません。区のほうが設定した最低売却価格の1億8,900万、これについては保育所機能をつけるということでのマーケット性というところでは、減価はしてございません。

いでい委員

 20年後に今回売却した土地の上に建てる建物の所有会社みたいなものがどうなっているかというのはわからないわけで、そういったいろんなシミュレーションはされていると思うんですけど、何例か挙げてもらえますか。

石橋経営室副参事(経理担当)

 マンションのスペック・・・

いでい委員

 いや、所有者、所有会社。

石橋経営室副参事(経理担当)

 所有会社は落札した山廣でございますが、その事業者がディベロッパーとして売却していくのか、あるいはほかの事業者になるのかというのは、ちょっと把握できてございません。

いでい委員

 そうなると、条件つきというところの中で買い戻し特約をつけるということですけれども、それってどこまで範囲が適用されるんですか。

石橋経営室副参事(経理担当)

 第三者ということで転売した先にも、10年間でございますが、買い戻し特約が及ぶということになります。

いでい委員

 今回は、この当該記載の会社に20年間の特約がついていますよね。ここがディベロッパーとして販売した先の会社には10年間ということなんですか。

石橋経営室副参事(経理担当)

 ちょっとわかりにくくて申しわけございません。指定期間は20年なんですけれども、買い戻し特約自体は10年ということになってございます。20年に対する10年と20年の間の買い戻し特約後の10年というのは、契約書だけの、第三者には及ばないという形での契約書のみでのルールという形になります。

いでい委員

 となると、今回取得した会社がディベロッパーとして販売をします。ディベロッパーが丸々販売をする可能性、そこがまた転売をする可能性というのは十分考えられますよね。

石橋経営室副参事(経理担当)

 さまざまなパターンが考えられると思います。買い戻し特約が及ぶのは保育所機能というところだけですので、例えば分譲して、マンションの分譲者には、その特約は及ばないというような形にはなってございます。

いでい委員

 今までそういった形で建物の中の一部分だけを買い戻したという先例はどこかであるんですか。

石橋経営室副参事(経理担当)

 区ではもちろんありませんし、ほかのところはちょっと今、私のほうで把握はしてございません。

(「休憩して」と呼ぶ者あり)

委員長

 休憩いたします。

 

(午後1時32分)

 

委員長

 委員会を再開します。

 

(午後1時40分)

 

 他に質疑はありませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 質疑がなければ、以上で本報告について終了します。

 次に、5番、「2017東北復興大祭典なかの」等の開催概要についての報告を求めます。

中村経営室副参事(新区役所整備担当)

 それでは、「2017東北復興大祭典なかの」等の開催概要について御報告させていただきます。(資料6)

 初めに、1番、開催の趣旨でございます。今回で6回目の開催となる東北復興大祭典なかのですが、こちらが東日本大震災で被災した地域の復興の歩みや現状を紹介するほか、宮城県、福島県、熊本県における区の取り組みなどを紹介し、被災地の復興への理解を深めることを目的として開催するものでございます。また、東北各県の農水産物・工芸品などの販売と観光や文化・芸能などの発信や、青森市から提供されたねぶたの展示と運行をするほか、東北各県の主要祭事(東北絆まつり)のPRを行います。

 本年度につきましては、あわせて棟方志功ゆかりの五つの自治体の市長による「棟方志功サミットin中野」及び「棟方志功特別企画展」等を開催し、五つの自治体の交流・連携・協力関係を強めてまいります。

 2番、祭典名、3番、主催でございますが、2017東北復興大祭典なかのは実行委員会が主催となり、東北復興祈念展、棟方志功サミットin中野は区が主催となり、同時開催により実施いたします。

 4番、日時でございます。開催日時は2017年10月28日、29日の両日、資料の時間帯で開催する予定でございます。棟方志功サミットin中野につきましては29日に開催し、その前日の28日に情報交換会等を実施いたします。また、棟方志功特別企画展は25日から31日に開催いたします。

 5番、大祭典の会場配置及び催し物開催内容(案)でございます。(1)サンプラザ前広場(A会場)ではメインステージなど、(2)駅北口暫定広場・駅前広場(B会場)では、東北各県市町村の物販・グルメブースを開催する予定でございます。(3)区役所1階及び区役所前広場(C会場)では、東北復興祈念展や自衛隊及び警視庁PRコーナー、被災地復興情報コーナー、派遣自治体等の物販ブース、東北復興・ねぶた振興中野区議会議員連盟ブース等を設ける予定でございます。加えて、今回は(4)四季の森公園拡張用地(D会場)において、イベント広場、ねぶた展示を行い、(5)コングレスクエア中野(E会場)では、棟方志功サミットin中野、棟方志功特別企画展を実施する予定でございます。

 6番、ねぶた運行の予定でございます。ねぶた運行については、四季の森公園北側直線道路を交通規制し、実施する予定となってございます。また、ねぶた運行のほか、上記、四季の森公園拡張用地等において、東北各県の主要祭事のPR等を行う方法で、関係市と協議を進める予定でございます。

 7番、大祭典の執行体制でございます。大祭典は、実行委員会がその企画立案、運営を行うこととし、区の東日本大震災復興広域協働推進室が実行委員会の事務局となり、大祭典の全体調整を行うほか、区の取り組みの進行管理を行います。

 最後に、8番、今後の予定でございます。今月下旬には第1回実行委員会を開催させていただきまして、その後、複数回の実行委員会の開催を予定しているところでございます。なお、実行委員会で決定した内容は、別途、議会報告のほうをさせていただく予定になってございます。以下の日程については資料のとおりになりますので、お読み取りをお願いいたします。

 報告は以上でございます。

委員長

 ただいまの報告に対し、質疑はありませんか。

いながき委員

 以前この東北復興大祭典なかのの担当部署がどちらだったのか、ちょっとすみません。失念してしまったんですが、今回、新区役所整備担当がこの東北復興大祭典なかのの御担当になった理由というんですか、ちょっと関連がよくわからなくて、執行体制の中に東日本大震災復興広域協働推進室が事務局となると書いていますが、この推進室が新区役所整備担当の中にできるということなんでしょうか。

中村経営室副参事(新区役所整備担当)

 昨年は都市基盤部のほうで実施をしてございまして、今年度組織改正に伴いまして、経営室のほうに大祭典自体の事務は移ってきてございます。こちらの東日本大震災復興広域協働推進室なんですけども、被災自治体の支援を強力に推し進めることを目的として組織されてございまして、経営室をはじめ、さまざまな部署が連携して、東日本大震災からの復興を目指すものでございます。今回、そちらの事務局として新区役所整備担当が担当してございます。

いでい委員

 その中での棟方志功サミットin中野について伺います。これは五つの自治体で行っていますけど、簡単に概要について説明してもらえませんか。

中村経営室副参事(新区役所整備担当)

 棟方志功サミットでございますけども、こちらが五つの市長が集まってサミットと言いまして、パネルディスカッションと棟方志功ゆかりのテーマについて基調講演等を行いまして、こちらの見聞を広めるといった内容になってございます。

いでい委員

 先ほども大内委員から別件で話がありましたけど、それは議長とかは関係ないんですかね。それぞれの自治体に議長さんがいらっしゃると思うんですけど、その皆さんは関係ないという話なんですか。

中村経営室副参事(新区役所整備担当)

 今手元に資料がないので確認できないんですけども、関係していないと思われます。

いでい委員

 議会が関係していないものについては、やる必要はないんじゃないの。関係していないという話だったら。もう一回答弁をお願いします。

中村経営室副参事(新区役所整備担当)

 失礼しました。議会のほうにもさまざまなかかわりを持っていただければと思いますので、今後検討していきたいと思います。

いでい委員

 ほかの自治体のこともそうなんですけど、例えば各市の市長さん、隣の杉並区の区長さんが見えるという話であれば、それに伴って市議会の議長さんも見えたり、区議会の議長さんも見えるのが当たり前なんじゃないかなと思います。そのサミットの基調講演だとか、そういった中でもさまざまな話があると思うんですけど。去年、青森市で棟方志功サミットがあったとき、中野区としてはどなたが行かれたんですか。

篠原経営室長

 昨年につきましては青森市で開催をされまして、議長、あと、ねぶた議連の会長さんにもお声かけをして、行っていただいたというふうに思います。たしか去年は甲田議員が代表で行っていただいた。あと事務局で、今回、ことしの開催でございますが、こちらのサミットの部分は所管が厚生委員会になっておりまして、(「文化・スポーツ」と呼ぶ者あり)はい。そちらのほうで恐らくそういう形で議長のご挨拶とか、そういった場面も想定をされているんじゃないかというふうに考えております。

大内委員

 要は、おたくは担当なんでしょう。おたくが誰を呼ぶとか呼ばないかのチェックはしていない。

中村経営室副参事(新区役所整備担当)

 こちらのほうでこれから調整をして、どなたを来賓に招待するかということは検討していきます。

大内委員

 ということは、報告を厚生委員会でもやるんだろうけども、そういったものに関してはこちらのほうで仕切るということか。だったらまあ、いいけど、さっきの答弁が違っちゃってくるんだよね。厚生委員会でやりますと言っちゃうと。

篠原経営室長

 これから所管とは調整をいたしますが、サミットと東北復興祈念展については区が主催でこれまで行ってございます。東北復興大祭典につきましては実行委員会が主催ということで実施しております。その中で双方がそれぞれ同時開催をされるわけでございますので、その中で来賓とかご挨拶をいただく方とか、そういったことをこれから調整させていただいて、また実行委員会でもそれをお諮りして、決めてまいりたいというふうに考えております。

大内委員

 たしか去年、木村君にかわりに行ってもらった記憶があるんだけど、ただ、あのとき議長もいろいろ忙しかったりして、副議長も何かあって、多分こちらのほうに回ってきたのかなという。とにかく棟方志功サミットを行っているときに、大祭典とか、いろいろやっているわけだから、どっちにどう呼ぶとかじゃなくて、市長、あるいは区長、杉並区長だけど、ちゃんと議長にも案内を、招待を出していただかなければよろしくないのかなと思うので、ちゃんと出して。それはお願いしておきます。

 それとあともう一つ、日程なんですけども、これもまたあんまり言うと厚生委員会だと言われちゃうとわからないんですが、29日に開催するでしょう。棟方志功サミットin中野を29日に開催して、28日には情報交換会等を開催って書いてあるんだけど、これはどういうことなの。29日にコングレでやって、28日はサンプラでやるとか、そういうことですか。

中村経営室副参事(新区役所整備担当)

 棟方志功サミットにつきましては健康福祉部が所管になりまして、詳細についてはこれから確認をしてまいります。

大内委員

 ただ読んでいるだけになっちゃうんだから、もうちょっと中身を担当だったら知っておいてもらわないと困る。要するに棟方志功サミットというのは去年も向こうでやって、いろんな発表会とか多分やった。それはどこどこの会場で、こんなになって、昼間やった。情報交換会というのは懇親も含めた会で、夜、情報交換会をしますとか、そういうことだと思うんだけども、違うの。

中村経営室副参事(新区役所整備担当)

 情報交換会につきましては、五つの自治体のサミット参加者や区内の関係団体などの方が集まって、懇談をするようなものと聞いてございます。

委員長

 よろしいですか。他に質疑はありませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 質疑がなければ、以上で本報告について終了します。

 次に、6番、平成29年7月2日執行東京都議会議員選挙の概要についての報告を求めます。

松原選挙管理委員会事務局長

 平成29年7月2日執行の東京都議会議員選挙の概要について御説明いたします。(資料7)

 最初に、1番、選挙期日等でございます。告示日は平成29年6月23日、投票日は7月2日、投票時間は午前7時から午後8時までとなります。

 2番、選挙すべき議員の数でございますが、昨年成立しました都条例の改正によりまして、中野区選挙区につきましては、今回から4人から3人へ変更になります。

 3番、立候補関係でございます。立候補予定者説明会を5月20日午後2時から開催いたします。立候補受け付けにつきましては、告示日の6月23日午前8時半から午後5時までとなります。

 次に、4番、期日前投票でございます。区役所におきましては6月24日から7月1日まで、他の5カ所におきましては6月25日から7月1日まで、時間は全日程で午前8時半から午後8時まででございます。なお、1カ所の投票所につきましては、前回までの南中野区民活動センターから南部すこやか福祉センターに変更いたします。

 5番の投開票関係でございます。投票所数につきましては40カ所で、別紙のとおりでございます。なお、2カ所の投票所に変更がございます。第3投票区につきましては、南中野区民活動センターから南部すこやか福祉センター(南部スポーツ・コミュニティプラザ)、第13投票区につきましては、中野マンガ・アートコートから新渡戸文化学園(中野三丁目校舎)へ変更するものでございます。その他7カ所の投票所の名称につきまして変更がございます。1枚おめくりいただいて、別紙をごらんください。上から第1、第2、第4、第8、第14、第35、第36の7投票区における投票所の建物の名称が変更されましたので、それに対応して改めております。

 報告の資料にお戻りいただき、裏面をごらんください。投票所入場整理券につきましては、世帯ごとに世帯全員宛てで郵送いたします。ポスター掲示場設置箇所につきましては316カ所。開票日時等でございますが、7月2日午後9時から区立中野体育館で開票を行います。なお、今回から、昨年度の選挙において2カ所で試験導入いたしました当日投票システムを全40投票所におきまして導入いたします。

 東京都議会議員選挙の概要につきましての御報告は以上でございます。

委員長

 ただいまの報告に対し、質疑はありませんか。

いでい委員

 以前からこの総務委員会の中でも、投票所じゃなくて公営掲示板の位置のことについて、さまざま議論があったと思うんですけど、それについては御存知ですか。

松原選挙管理委員会事務局長

 委員御案内のとおり、これは公職選挙法のところにもございます、見やすい箇所に設置をしなさいというふうなことでもって御指摘があったというふうに伺っております。選管のほうでも選挙ごとに見やすい箇所、見にくい箇所がないかというようなところは、確認はしておるところでございますが、それに伴いまして、部分的に変更したりというようなこともございます。

いでい委員

 じゃ、何カ所、今度は見やすいところに移動するんですか。

松原選挙管理委員会事務局長

 今回の選挙区につきまして、移動いたしますのは3カ所でございます。

いでい委員

 よくわかりました。

大内委員

 今、いでい委員が言ったんだけど、この間、公営掲示板だっけ、あれについては検討されたのかな。川のところに幾つやるとか、神田川と妙正寺川とか、場所とか具体的にふえたところはわかっているんですか。

松原選挙管理委員会事務局長

 川のところにというようなことにつきまして、現在、例えば実態としてですけれども、妙正寺川沿いのところは比較的置ける場所が確保できているところなんですけれども、神田川沿いのところというのは、ちょっとそういうところに関しましては、なかなかまだ見つかっていないなというふうなところはございます。今、委員御指摘のとおり、例えば川沿いのところ、あるいはここに置くと非常に見やすい、逆に見づらいというような、そういう具体的な箇所がおありでしたら、私どものほうにお知らせいただくと検討しやすいなと思いますので、ぜひよろしくお願いいたします。

大内委員

 というか、まだ決まっていなくて、これから公営掲示板については検討していくという。要するにまだ検討中だということなんですか。公営掲示板については、場所は決まっていなくて。

松原選挙管理委員会事務局長

 公営掲示板については、もう実態として次の東京都議会議員選挙におけるものにつきましては固めてございます。ですから、昨年の参議院選挙、都知事選挙から今回の都議会議員選挙に至るまでに3カ所ほど移動をしてございます。

大内委員

 じゃ、3カ所具体的に移動することが決まっているわけでしょう。それはどこが何カ所というのをもう一度言ってくれますか。

松原選挙管理委員会事務局長

 具体的には南中野地域です。そこが1カ所と、あとは中野三丁目1カ所でございます。

大内委員

 僕たちが言ったのは、川にこだわっているわけじゃないんですよ。新宿なんかは神田川だっけ、なんかのところに張っているし、中野も十分そういうのを活用したほうがいいんじゃないかと言ったら、わかりました、活用しますと前任者は言っていて、その結果、今回の都議選はどうするんだと。間に合わないとか。だって、別に河川管理しているのは東京都でしょう、一級河川の場合は。河川の管理をしているほうに許可をとらなきゃいけないでしょう、多分。それはどうなったの。やっていないの。

松原選挙管理委員会事務局長

 委員の御指摘を受けて、選管の事務局のほうでも検討はしてございます。検討はいたしました。ただ、代替の場所をまた探さないといけないというようなことですとか、あと、必ずしもそこ、例えば区議会議員選挙とかになりますと、幅8メートルぐらいの板になりますので、そこが置けるような、そういう場所というようなものを実際のところ確保するのがまだちょっと今のところ難しいというような状況になってございます。

大内委員

 じゃ、具体的にどことどこを見に行ったの。どことどこを見て、どこがだめだったの。だって、あれは多分決算のときか、予算のときか忘れたけど、言って、もう3カ月あるよね。見に行ったけど、3カ月あれば一応全部チェックできるわな、川ぐらい。どこも該当するところはなかったと言っているわけ。

松原選挙管理委員会事務局長

 繰り返しになりますけれども、現在も川沿いのところに設置をしているという箇所は中野区でもございます。それ以外のところ、316カ所が全て見やすく適切なところかというようなことに関しましては、実際そこに今回も委託をかけて、設置をしてというふうな作業を、手はずを進めておりますので、その中でも確認はしてございます。ただ、さらにこういう場所、ああいう場所というようなところに関しては、結論としては今のところちょっとまだ出ていないというふうなところでございます。

大内委員

 全部チェックしたけど、1カ所もなかったということなんですかと言っている。川沿いというのは、どことどこに設置をされているのか。二つ聞きますね。川沿いって、どことどこの場所に現在されていて、この間の答弁は、そういったところについて新しく検討していくと。検討したけど、どこもなかったということを言っているんですか。まだまだ現実的に難しいという結論になったと。実際ちゃんと見たのね。だって、そう言って、次の選挙のときにできていたら、何であのときできなかったんだってなるよ。状況はどう変わったんだって。状況が変わらなきゃふえないということだからね。言い方で言うと。

松原選挙管理委員会事務局長

 これも繰り返しになりますが、確認はしてございます。その結果、先ほど申し上げた3カ所、動かしたところ以外は変えていないというふうな状況ではございます。(「今どこが変わっているの」と呼ぶ者あり)現在の川のところに設置をしたということです。ちょっと今手元に資料がございません。

 例えば妙正寺川沿いのところですけれども、川沿いに何件というふうな集計はしてございませんが、現在の白鷺一丁目の辺ですとか、あとは若宮二丁目、あるいは旧大和小学校の北側ですとか四中の南ですとか、妙正寺川沿いのところですと結構置ける場所がありまして、設置をしているところはございます。

大内委員

 そこって、妙正寺川の手すりのところにつけているの。それとも妙正寺川沿いの壁側ちょっと入ったところにつけているの。あなたの言っているのは。妙正寺川に立てているというのは、妙正寺川沿いの反対側の建物のことを言っているの。それともそこからちょっと入ったところの建物のことを言っているの。あなたは、今聞いていると、妙正寺川の手すりのところにつけたように聞こえるんだけど。

松原選挙管理委員会事務局長

 川沿いですね。手すりのところもございます。(「それはどこなのか」と呼ぶ者あり)ちょっとそこの詳細までは今申し上げられません。

大内委員

 だって、川沿いを歩いて確認したのに何でわからないんだよ。それがわからなくて、川沿いのここには設置しています。こういう理由でできるんです。ここはできないんですって、どこに設置しているかわからないと言っているやつが何でそんなことを言えるの。だってそうでしょう。ここのところの川沿いは設置している。確認すると、ここは幅がこれだけあって、風がこうで設置している。ここのところは、そういった意味でいうと、なかなか場所とかが狭いだとか車が少ないとか、そういう確認をするんじゃないんですか。今、どの形態でやっているのかわからないのに、新しいところを検討したらだめだったって。今のやつができている理由と新しいところができない理由がわからないじゃない。全部確認したんでしょう、歩いて。それなのにわからないって言ったら、最初のお答えになったことは何だったんだと。だから、言っているように、これでもし新しくこれから設置できちゃったら、今できないという理由とどこが変わったんだという話になるでしょう。

松原選挙管理委員会事務局長

 では、実際上、今回の東京都議選挙の掲示板については、ちょっとスケジュール的に厳しいものはございますが、次年度以降、再度ポスター掲示場所等々についてしっかりと確認、それから代替するようなよりよい場所がないかというようなものを検討してまいりたいと考えています。

大内委員

 厳しいというのは、3月からやっていて、4月、5月になってもなかなか決まらなかったということを言っているんですか。何が厳しいの。何もやっていなかったから厳しいと言っているの。やることをやったんですか、ちゃんと。やっていなくて、調べていなくて、確認もしていないから間に合わないんですと言っているの。だって、予算のときに言ったんだから。検討しますって。どこをどう検討したんですかと言ったら、現状もよくわかっていないと言われちゃったんじゃ、どこにどうついているのかわからないと言ったら、検討していないじゃないかと。そうでしょう。

松原選挙管理委員会事務局長

 今の委員の御指摘も踏まえ、再度さらにしっかりと確認し、場所についても検討していきたいと考えております。

大内委員

 いいけど、やってもやっていなくても仕方がないけど、今からじゃ今回の都議選については間に合わない。(「はい」と呼ぶ者あり)間に合わない。それは検討したの。検討していないから、単なる間に合わないと言っているんじゃないの。

松原選挙管理委員会事務局長

 それにつきましては、契約のタイミング等々をはかって、ちょっと今のタイミングではまた新たにというようなことは難しい状況でございます。

大内委員

 契約と言うけど、契約はいつするの。聞くけど、看板設置の契約というのはいつやるの。厳しいと言うんだったら。

松原選挙管理委員会事務局長

 契約のタイミングですが、告示の2カ月前というふうなところがございますので、まずそのタイミングがございます。(「もう終わっているんだろう。聞こえないよ。委員長、ちゃんと答弁させろよ」と呼ぶ者あり)

 申しわけございません。契約のタイミングですが、告示の2カ月前というふうなことになっておりますので、それでもって間に合わないというふうなことがございます。(「ちょっと休憩して」と呼ぶ者あり)

委員長

 休憩いたします。

 

(午後2時10分)

 

委員長

 委員会を再開します。

 

(午後2時12分)

 

 他に質疑はありませんか。(「もう一回休憩していただいて」と呼ぶ者あり)

 もう一回休憩いたします。

 

(午後2時12分)

 

委員長

 では、委員会を再開します。

 

(午後2時16分)

 

松原選挙管理委員会事務局長

 先ほど大内委員の御質問で、川の手すり等に設置をしている掲示板のところに私が設置をしているというような箇所で申し上げた箇所につきましては確認をしてございませんので、その部分についての発言は取り消させていただきます。どうも失礼いたしました。

委員長

 他に質疑はありませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 質疑がなければ、以上で本報告について終了いたします。

 次に、7番、その他で理事者から何か報告はありませんか。

朝井経営室参事(経営担当)

 それでは、去る4月10日に学校法人タイケン学園・タイケン国際学園と区との間で土地建物明け渡し等請求事件に係る訴訟上の和解が成立いたしましたので、口頭で御報告いたします。

 この和解によりまして、本年5月31日までに学校法人タイケン学園及び学校法人タイケン国際学園から桃丘小学校跡施設の土地建物が明け渡されることになりました。

 以上、御報告申し上げます。

委員長

 ただいまの報告に対し、質疑はありませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 質疑がなければ、以上で本報告について終了します。

 ほかに報告はありませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 なければ、所管事項の報告を終了します。

 次に、審査日程のその他に入ります。

 委員会を暫時休憩いたします。

 

(午後2時17分)

 

委員長

 委員会を再開します。

 

(午後2時18分)

 

 休憩中に確認しましたとおり、次回の日程は特に設けず、急な案件が生じた場合は正副委員長から連絡させていただくこととしたいと思いますが、御異議ありませんか。

 

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 御異議ありませんので、そのように決定します。

 以上で、本日予定した日程は終了しますが、各委員、理事者から何か発言はありませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 それでは、委員会を暫時休憩いたします。

 

(午後2時18分)

 

委員長

 委員会を再開します。

 

(午後2時19分)

 

 以上で本日の総務委員会を散会いたします。

 

(午後2時19分)