中野区議会厚生委員会〔平成29年9月11日〕
厚生委員会会議記録
○開会日 平成29年9月11日
○場所 中野区議会第3委員会室
○開会 午後4時39分
○閉会 午後4時49分
○出席委員(8名)
長沢 和彦委員長
日野 たかし副委員長
ひやま 隆委員
内川 和久委員
甲田 ゆり子委員
いさ 哲郎委員
篠 国昭委員
むとう 有子委員
○欠席委員(0名)
○出席説明員
地域支えあい推進室長 野村 建樹
地域支えあい推進室副参事(地域活動推進担当) 伊藤 政子
地域支えあい推進室副参事(区民活動センター調整担当、地域包括ケア推進担当) 酒井 直人
中部すこやか福祉センター所長 志賀 聡
中部すこやか福祉センター副参事(地域ケア担当) 大場 大輔
中部すこやか福祉センター副参事(地域支援担当) 濵口 求
北部すこやか福祉センター所長、北部すこやか福祉センター副参事(地域ケア担当) 小山 真実
北部すこやか福祉センター副参事(地域支援担当) 矢島 久美子
南部すこやか福祉センター副参事(地域ケア担当) 伊藤 廣昭
南部すこやか福祉センター副参事(地域支援担当) 森 克久
鷺宮すこやか福祉センター副参事(地域支援担当) 葉山 義彦
健康福祉部長 小田 史子
保健所長 木村 博子
健康福祉部副参事(福祉推進担当) 岩浅 英樹
健康福祉部副参事(健康推進担当) 只野 孝子
健康福祉部副参事(保健予防担当) 水口 都季
健康福祉部副参事(文化・スポーツ担当) 永見 英光
健康福祉部副参事(障害福祉担当) 菅野 多身子
健康福祉部副参事(生活援護担当) 小堺 充
健康福祉部副参事(生活保護担当) 中村 誠
○事務局職員
書記 関村 英希
書記 古谷 友里香
○委員長署名
審査日程
○委員会参与の変更及び異動について
○議案
第46号議案 平成29年度中野区一般会計補正予算(関係分)
委員長
定足数に達しましたので、厚生委員会を開会します。
(午後4時39分)
本日の審査日程ですが、お手元に配付の審査日程(案)(資料1)のとおり進めたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
御異議ありませんので、そのように進めます。
議事に入る前に、お手元に配付の資料(資料2)のとおり、委員会参与の変更及び異動がありました。それでは、変更及び異動のあった参与について御紹介をお願いします。
野村地域支えあい推進室長
それでは、地域支えあい推進室の参与の異動につきまして御紹介をさせていただきます。
本日欠席させていただいておりますが、平林義弘が、9月1日付け人事異動で、特命担当副参事に就任いたしました。今後ともよろしくお願いいたします。
委員長
以上で委員会参与の変更及び異動についてを終了します。
それでは、議事に入ります。
第46号議案、平成29年度中野区一般会計補正予算(関係分)を議題に供します。
本議案は、総務委員会に付託されておりますが、厚生委員会の関係分について当委員会で審査し、賛成多数となった意見があれば総務委員会に申し送ることとなっておりますので、御承知おきください。
それでは、理事者の補足説明を求めます。
野村地域支えあい推進室長
恐れ入ります、議案書の30ページ、31ページをお開きください。11款の諸支出金、1項積立金、3目の特定目的基金積立金でございます。右側の31ページの説明欄、下から2段目、7区民公益活動推進基金積立金26万円でございます。こちらにつきましては、平成28年度のふるさと納税寄付金のうち使途が指定されていましたものにつきまして、この公益活動推進基金に積み立てるものとして、歳出に補正を組むものでございます。
以上、よろしく御審議をお願いいたします。
小田健康福祉部長
それでは、健康福祉部の厚生委員会審査分の補正予算につきまして御説明させていただきます。
恐れ入ります、議案書の26ページ、27ページのところをお開きいただきたいと思います。7款健康福祉費、1項福祉推進費、4目介護基盤整備費、1介護基盤整備、(1)介護サービス基盤整備支援でございます。本事業は、介護保険事業者が定期借地権契約を締結しまして、認知症高齢者グループホーム等の整備を行いまして、事業者がその賃料を前払いした際に、その賃料の一部を補助するという都の制度を活用いたしまして、中野区定期借地権利用による整備促進特別対策事業補助要綱に基づき事業者に補助するものでございます。今回の補正につきましては、江古田三丁目のアポロ園跡地の区有地に誘致いたしました認知症高齢者グループホーム等の整備に当たりまして、区と定期借地権契約を締結する事業者に対しまして、区への前払い賃料の一部を補助するものでございます。その経費に関しまして、5,581万円を増額補正するものでございます。対応する歳入につきましては、全て都補助金ということになります。
それでは、恐れ入りますが、16ページ、17ページをお開きいただきたいと思います。14款都支出金、2項都補助金、6目健康福祉費補助金の11節地域医療介護総合確保基金事業の欄にございます。都の補助金を5,581万円増額補正するものでございます。
なお、事業者が区に支払います賃料につきましては、同じページの下の欄のところにございます15款財産収入、1項財産運用収入の1節土地・建物等の欄、江古田三丁目区有地(認知症高齢者グループホーム等用地)の財産貸付収入といたしまして、1億1,711万1,000円を増額してございます。
以上で補足説明を終わらせていただきます。よろしく御審議のほどお願いいたします。
委員会
これより本件に対する質疑を行います。質疑はありませんか。
内川委員
今、御説明あったアポロ園さんのところなんですけれども、これは、都が2分の1補助ということで、総額1億1,000万円余お支払いになったということなんですが、賃料の一部ということなんですけれども、何年分というか、何カ月分とか、そこら辺ってどうなっていますか。
岩浅健康福祉部副参事(福祉推進担当)
賃料でございますけれども、基本的に50年間の定借を結んでおりまして、1億2,600万円余の総額になります。このうち、1億1,700万円余を前払いするというものでございます。この前払い賃料につきましては、毎月の月額の賃料からその分を引いていくという形になりますので、50年間その間は変わらないんですけども、毎月の支払額がかなり少なくなるというものでございます。
内川委員
2分の1補助が入っていますから、ということは、当初よりも毎月の負担が、単純に2分の1に減ったみたいな、そんな考え方でよろしいですか。
岩浅健康福祉部副参事(福祉推進担当)
1億2,600万円の当初のトータルの賃料のうち1億1,700万円を減らしますので、補助を減らしますと約半分強の金額になると。月額で申しますと、通常ですと21万円ほど、月額の賃料なんですけれども、この1億1,000万円ほど前払いしたために、月額は1万5,000円程度になります。そのうち半分が都の補助が入っているというものでございます。
甲田委員
同じところなんですけども、賃借料というのは、区有地を今回活用する場合だと思うんですが、そういう場合というのは、区の基準というか、その活用する――すみません、減額するのは2分の1ということですけれども、都の補助金がそういうふうになっているというんですけど、そういうふうにもう決まっているものなんでしょうか。前回というか、これまでも同じだったんでしょうか。
岩浅健康福祉部副参事(福祉推進担当)
区の貸し出し、定期借地権の賃料といたしましては、路線価を活用いたしまして計算をしまして、社会福祉法人、こういったものは75%減免をしております。その75%減免をしたものから、さらに割り引きがある。一括で支払った場合には割り引きが入るというものでございます。
甲田委員
わかりました。区有地じゃなくて、例えばオーナー型というんでしたっけ。区有地じゃないところを使う場合にはどういった条件になるんですか。
岩浅健康福祉部副参事(福祉推進担当)
まず、この制度につきましては、定期借地権を活用した場合となりますので、区有地でなくても、国有地であるとか、民地で定期借地権契約を結んで事業者が建てる場合には同様の補助が出ます。今回は、地域密着で、グループホーム等ですので区の補助になりますけれども、広域の施設、特別養護老人ホーム等を定期借地権を使ってつくった場合には、東京都のほうで直接補助をするという制度がございます。
甲田委員
この認知症グループホーム、今年度整備予定はほかにはありますか。
岩浅健康福祉部副参事(福祉推進担当)
でき上がるのは来年になってしまうんですけれども、来年度中に、江古田三丁目のアポロ園跡地と、あと近隣、江古田ですけれども、もう1カ所予定をされております。その後、江古田四丁目の国有地のほうにもグループホームの整備計画があるところでございます。
甲田委員
ありがとうございます。そうすると中野区が、他区と比較して、今回のこれが整備されることによって、大体の整備率というか、他区と比べてどのぐらいのところに今いるのか、わかれば教えていただきたいんですが。
岩浅健康福祉部副参事(福祉推進担当)
順位は細かくはわかりませんけれども、他区の平均に比べまして整備率は高い。65歳以上の人口に対しまして、グループホームの部屋の数というのは多いところでございます。
委員長
他に質疑はございますか。よろしいですか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
質疑がなければ、質疑を終結します。
意見について伺います。第46号議案について意見はありますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
それでは、第46号議案について、意見なしとして総務委員会に申し送ることに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
御異議ありませんので、そのように決定します。
以上で本日の日程を終了しますが、委員、理事者から御発言はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
委員長
なければ、以上で厚生委員会を散会します。
(午後4時49分)