平成29年09月11日中野区議会総務委員会(第3回定例会)
平成29年09月11日中野区議会総務委員会(第3回定例会)の会議録

中野区議会総務委員会〔平成29年11日〕

 

総務委員会会議記録

 

○開会日 平成29年11

 

○場所  中野区議会第1委員会室

 

○開会  午後39

 

○閉会  午後51

 

○出席委員(9名)

 高橋 かずちか委員長

 いながき じゅん子副委員長

 木村 広一委員

 羽鳥 だいすけ委員

 中村 延子委員

 伊東 しんじ委員

 平山 英明委員

 大内 しんご委員

 近藤 さえ子委員

 

○欠席委員(0名)

 

○出席説明員

 副区長 川崎 亨

 副区長 本田 武志

 政策室長 髙橋 信一

 政策室参事(企画担当) 青山 敬一郎

 政策室副参事(ユニバーサルデザイン推進担当、オリンピック・パラリンピック推進担当) 宇田川 直子

 政策室副参事(予算担当) 海老沢 憲一

 政策室副参事(広報担当) 堀越 恵美子

 政策室副参事(業務マネジメント改革担当)、経営室副参事(新区役所区民サービス担当) 永田 純一

 経営室長 篠原 文彦

 危機管理担当部長 志村 和彦

 新区役所整備担当部長 相澤 明郎

 経営室参事(経営担当) 朝井 めぐみ

 経営室副参事(法務担当) 尾関 信行

 経営室副参事(人事担当) 田中 謙一

 経営室副参事(人材育成担当) 桜井 安名

 経営室副参事(施設担当) 髙田 班

 経営室副参事(行政監理担当) 石濱 良行

 経営室副参事(経理担当) 石橋 一彦

 経営室副参事(生活・交通安全担当) 三原 伸恭

 経営室副参事(新区役所整備担当) 中村 洋

 会計室長 鳥井 文哉

 選挙管理委員会事務局長 松原 弘宜

 監査事務局長 小谷松 弘市

 

○事務局職員

 事務局長 吉村 恒治

 事務局次長 古本 正士

 書記 井田 裕之

 書記 若見 元彦

 

○委員長署名


審査日程

○議案

 第46号議案 平成29年度中野区一般会計補正予算

 第47号議案 平成29年度中野区用地特別会計補正予算

 

委員長

 定足数に達しましたので、総務委員会を開会します。

 

(午後4時39分)

 

 本日の審査日程ですが、お手元の審査日程(案)(資料1)のとおり進めたいと思いますが、御異議ございませんか。

 

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 御異議ありませんので、そのように進めます。

 議事に入ります。

 議案の審査を行います。第46号議案及び第47号議案の補正予算2件は、関連する議案ですので一括して議題に供したいと思いますが、御異議ございませんか。

 

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 御異議ございませんので、第46号議案、平成29年度中野区一般会計補正予算、第47号議案、平成29年度中野区用地特別会計補正予算を一括して議題に供します。

 なお、本議案は当委員会へ付託されておりますが、第46号議案については、区民、厚生、建設、子ども文教の各委員会で関係分を審査し、賛成多数となった意見があれば当委員会へ申し送られることになっておりますので御承知おきください。

 それでは、理事者の補足説明を求めます。

海老沢政策室副参事(予算担当)

 それでは、46号議案、平成29年度中野区一般会計補正予算(第3次)及び第47号議案、平成29年度中野区用地特別会計補正予算(第1次)につきまして一括して説明をさせていただきます。

 議案の14ページをおあけいただきたいと思います。一般会計補正予算の歳入歳出予算事項別明細書でございます。

 歳入でございますが、13款国庫支出金が878万9,000円、14款都支出金でございますが、1億6,714万1,000円、財産収入でございますが、1億1,711万1,000円、17款繰入金でございますが、1億9,492万2,000円、18款繰越金でございますが、25億4,627万4,000円の増額でございます。19款諸収入につきましては、12万5,000円の減額を行いまして、これによりまして、予算額は1,294億5,777万9,000円から、1,324億9,189万1,000円となります。

 次に15ページでございますが、歳出でございます。2款経営費でございますが、1,288万4,000円、6款子ども教育費でございますが、2億9,359万円、7款健康福祉費でございますが、5,581万円、9款都市基盤費でございますが、844万3,000円、11款諸支出金でございますが、26億6,338万5,000円、これによりまして、予算額といたしましては、歳入と同額の1,294億5,777万9,000円から、1,324億9,189万1,000円となります。

 次に、20ページをおあけいただきたいと思います。歳出の詳細について御説明をさせていただきます。

 まず、2款の経営費の生活・交通安全費でございますが、地域の安全対策の強化を図るため、防犯設備でございますが、具体的には防犯カメラの設置でございますが、これにつきまして都の補助が補助率の引き上げを行ったということにあわせまして、地域団体の補助の拡充を行うものでございます。町会、自治会、商店街に対しまして調査を行いまして、防犯カメラ、合計103台を設置するための補助の実施につきまして、当初予算で計上しております1,950万円との差額でございます。1,288万4,000円を追加計上するというものでございます。

 続きまして、22ページをごらんください。6款子ども教育費の学事費でございますが、本年度1月から開始を予定しておりました学習指導支援員及び幼稚園教務補助員の任期付短時間への切りかえでございますが、来年度4月以降に延期になりました。ということでございますので、1月から3月分までの人件費2,912万2,000円を減額するものでございます。

 あわせまして、その下の項目でございますが、学校教育費でございますが、任期付短時間職員の切りかえ時期が延期になったということでございますので、これまでどおり臨時職員による対応を継続するということで、学習指導支援員につきましては1,823万7,000円、幼稚園教務補助員につきましては106万9,000円、合計いたしまして1,930万6,000円を追加計上するというものでございます。

 続きまして、24ページをおあけいただきたいと思います。6款子ども教育費の保育園・幼稚園費でございますが、保育士等の処遇改善を目的とした保育士等キャリアアップ補助につきまして、東京都が補助の拡充を行いましたので、これを活用いたしまして、区としても拡充を実施する経費といたしまして、当初予算で計上した金額との差額でございます9,175万2,000円の追加計上を行うものでございます。

 また、私立保育園の業務の軽減を図るため、児童への記録などのパソコン入力システムを導入する保育業務支援システムの導入経費につきまして、都が補助を行うことになりましたので、区といたしましても補助を導入するための経費といたしまして、5,400万を追加計上するというものでございまして、合計いたしまして1億4,575万2,000円を追加計上するというものでございます。

 続きまして、幼児施設整備推進費でございますが、保育園待機児童の緊急対策といたしまして、区有施設や区有地、都有地の借用などで、区立認可外保育施設の運営形態によりまして、7カ所を来年4月に開設するという経費につきまして、1億5,765万4,000円を追加計上するというものでございます。これにつきましては、園舎等の賃貸借、リースをするということでございまして、31年度までの債務負担として20億2,500万円の限度額を設定させていただきたいというふうに考えております。

 次に26ページでございますが、7款健康福祉費で、介護基盤整備費でございますけれども、旧アポロ園跡に誘致をいたします介護保険施設の事業者に対しまして、負担軽減を目的とした都の補助を活用して、事業者が支払う定期借地権契約の賃料のうち前払い賃料の一部を補助し、設置事業者の支援をするための経費といたしまして、5,581万円を追加計上するというものでございます。この事業者補助につきましては全額、都費を財源として実施をするというものでございます。

 続きまして、28ページをごらんいただきたいと思います。9款都市基盤費でございますが、公園維持・管理費でございますけれども、まず、(仮称)弥生町六丁目公園の用地につきまして、既に用地特別会計で取得しまして、順次、一般会計に引き取りを行っておりますけども、工事スケジュールの変更がございまして、面積を追加して引き取るという経費といたしまして3億533万3,000円を追加計上するというものでございます。さらに、哲学堂公園の文化財修復工事につきまして、工事スケジュールの変更に伴いまして、工事が来年度にわたるということになりましたので、新たに債務負担の設定を行いまして、あわせて、今年度の工事管理委託費用と工事費の出来高として5,211万1,000円の減額を行うものでございます。

 次に、公園整備費でございますけれども、東中野駅構内の不健全樹木の伐採経費につきまして、東中野駅線路に沿って法面に植栽された樹木のうち、調査によりまして倒木の危険性が高い16本につきまして伐採を行う経費といたしまして、2,612万4,000円の追加計上を行うものでございます。合わせまして、2億7,934万6,000円を追加計上するというものでございます。

 続きまして、先ほどの、ちょっと訂正をいたします。次に、公園整備費でございますけれども、(仮称)弥生町六丁目の公園整備に当たりまして、工事スケジュールを変更するとともに、工事内容のうち、建築工事費の部分でございますが、別途契約とするということにいたしまして、来年度予算で改めて計上するという見直しを行います。そのため、2億7,090万3,000円、これは出来高等でございますけども、それの減額を行うというものでございます。

 続きまして、30ページをごらんいただきたいと思います。11款諸支出金でございますけど、財政調整基金積立金でございますが、昨年度の決算剰余金のうち、特定目的基金に積み立てるものを除きました予算との差額、25億3,491万4,000円を追加計上するというものでございます。また、特定目的基金でございますけれども、ふるさと納税で納付をいただいたもののうち、寄附者の意向から各特定目的基金への積み立てを行うもの、及び、先ほど旧アポロ園の用地における定期借地権契約に係る賃料の前払い、一時金として区のほうに納入をいただく1億7,011万1,000円につきまして、社会福祉施設整備基金に積み立てるというところでございまして、合計いたしまして、1億2,847万1,000円、これを追加計上するというものでございます。

 次に、36ページをごらんいただきたいと思います。債務負担行為の調書になってございます。先ほどの区立認可外保育施設の園舎等の賃貸借でございますが、29年度から31年度まで20億2,500万円を限度額として定めたいというふうに考えております。それから、哲学堂公園絶対城・三学亭の修復工事でございますけれども、スケジュールの変更等によりまして、30年度までということでございますが、6,229万円を限度額として定めたいというふうに考えております。さらに、(仮称)弥生町六丁目公園整備工事でございますけれども、スケジュールの変更等によりまして、31年度まで、5億2,913万7,000円の限度額として債務負担行為を定めていくというふうに考えております。

 次に、29年度用地特別会計補正予算(第1次)につきまして説明いたします。

 40ページをごらんいただきたいと思います。歳入歳出とも、3億533万3,000円を追加計上するというものでございます。

 44ページで御説明をしたいと思います。(仮称)弥生町六丁目公園の用地を一般会計で引き取る面積を追加いたします。これによりまして、追加分を財産収入として区債の元利償還金に充ててまいりたいというふうに考えてございます。

 以上で説明を終わりにさせていただきます。御審議のほどよろしくお願いいたします。

委員長

 これより一括して質疑を行います。質疑はございますか。

羽鳥委員

 ちょっといろいろと項目が前後してしまいますけども、最初に、諸支出金の特定目的基金、ふるさと納税関連のところについてなんですけれども、平成28年度のふるさと納税分が特定目的基金に積み立てられるということですけれども、そのふるさと納税自体はその前からずっとあったわけなんですけれども、これまでは、決算のときに特定目的基金に積み立てるというやり方はしていなかったと思うんですけれども。次の年の1回定例会のところで特定目的基金に積んでいるんですけども、今回こういうふうにしているというのは何かあるんですか。

海老沢政策室副参事(予算担当)

 ふるさと納税自体は、昨年の10月から開始をしておりまして、ふるさと納税の仕組みといたしまして、寄附者の意図に沿ったところに使っていくというような仕組みにしておりますので、そこの意味合いから特定目的基金に積み立てるというものでございます。

羽鳥委員

 わかりました。あと、別のところでなんですけれども、緊急待機児童の対策のところで補正が設定されているわけなんですが、債務負担行為のところで20億円となっているんですけども、この中身は、区立認可保育施設園舎等の賃借の費用、これは全部、賃借のための費用ということなんですか。

海老沢政策室副参事(予算担当)

 緊急対策といたしましては、30年、31年度を予定しているところでございますので、その2年間の園舎のリース代ということになります。

羽鳥委員

 現段階でどういったところが決まっているかとか、そういう現段階のものというのは何か具体的なものはありますか。

海老沢政策室副参事(予算担当)

 鋭意設置先というか、設置場所を調整しているところでございますが、現時点でございますけれども、旧沼袋小学校の校舎、以前、保育園に使っていた部分もございますので、そこの活用が図れるということになってまいりました。それと、都に売却をした第六中学校の跡地につきまして借用ができるということになりましたので、そこに園舎をつくりたいというふうに考えております。ほかの箇所につきましては、区立公園や都有地の借用などを考えておりまして、現在調整や検討を進めているところでございます。

羽鳥委員

 わかりました。総額で20億円というふうになると、3カ年で、全部で、たしか7園を目標にされているということですと、割っていくと、大体1カ所につき、年間で1億円ぐらいかかるというような、こういった計算ということでよろしいですか。

海老沢政策室副参事(予算担当)

 内訳といたしましては、沼袋小学校の校舎を改修して使えるということになりましたので、そこの部分の改修経費、これについては今年度予算ということになります。したがいまして、債務負担として計上しているのは、プレハブのリース代といたしまして6園という形になりますので、20億円割る6という形になります。

羽鳥委員

 わかりました。

 あと、任期付短時間職員の関係についてお尋ねをします。任期付短時間の費用の減額と、臨時職員としての費用の増額というところを見てみますと、費用に大きな差があるんですけれども、この差というのはどういったものなんでしょうか。

海老沢政策室副参事(予算担当)

 臨時職員の手当の部分と、任期付短時間職員で新しく給与体系を設けて、制度としてつくりますので、そこの部分との差が出るということでございます。

羽鳥委員

 任期付短時間職員のほうが、給与の体系としてはよい、いろんな手当などがついてよいという形になる、そういった御理解でよろしいですか。

海老沢政策室副参事(予算担当)

 正規職員に合わせた形の項目といたしまして、さまざまな手当等ということになりますので、そういうことになります。

羽鳥委員

 今、雇用されている方というのは任期付で、臨時職員で対応するから、もらえる額が減ってしまう。給与としてもらえる額が減ってしまう、その人にとっては――ということになってしまうのかな。

海老沢政策室副参事(予算担当)

 これまでも臨時職員として雇用していたところでございまして、年度途中で切りかえたいということで今回計画したものでございますけれども、4月までずれ込んでしまったということでございます。

大内委員

 今、言っていた保育園のプレハブというのは、当然29年度から借りるわけでしょう。要するに、30年、31年は使うけども、30年の4月1日にいきなり建つわけじゃなくて、備品も入れたりするわけだから、要するに29年度からでしょう。30・31年度だけじゃないわけだよね。29年度の1月ぐらいには建てないと間に合わないんだよね。支払いは4月から。1、2、3月はお金がかからないの。

海老沢政策室副参事(予算担当)

 リース代といたしましては30年度からかかるという形でございますが、当然設置につきましては、今年度中にやらなきゃいけないということでありまして、契約はもうすぐにしまして、29年度中は、建物のリース代としてはかからないということです。

大内委員

 荷物を搬入したり、いろいろするときにはお金はかからないの。だって、備品入れたりするでしょう。でも使うのは4月からだから。例えば最低2月中旬か、3月の頭ぐらいにはできていなきゃいけないわけじゃない。備品を入れて、4月1日から迎え入れるわけでしょう。でも、3月とかお金がかからないの。

海老沢政策室副参事(予算担当)

 リース代といたしましては、本年度中はかからないという形になりますけども、準備経費がございますので、その部分は、例えば、子どもたちの面接をしたりしなきゃいけませんし、そういった経費はかかってきますので、本年度の補正予算の中に入っているという形です。

大内委員

 30・31年度の債務負担というのがあって、今年度のかかる部分のお金というのはどこに入っているの。補正の中に入っていないの。

海老沢政策室副参事(予算担当)

 補正の中に入ってございます。

大内委員

 だから、どこに入っているのと聞いているの。

海老沢政策室副参事(予算担当)

 プレハブのリースの部分、備品について言いますと、備品の経費につきましては、リース代と込みで一体になってやっていくという形で契約。竣工は3月になりますので、それから先の、そこの運営経費につきましては、この補正予算の本年度の経費、1億5,700万余の中に入っているという形でございます。

大内委員

 要するに、25ページのところの1億5,700万余のところに入っているということでいいんですね。内訳は聞かないけど。その中には、沼袋小学校の改築経費も入っているんですか。

海老沢政策室副参事(予算担当)

 入ってございます。

大内委員

 旧沼袋小学校と言えばいいの――今現在、学童で使っていますよね。学童とうまく住み分けをして行うとか、そういったものを考えたときにどのような形になるのか、まだ全然できていないんですか。でも、できていなきゃ、修繕費が計算できるわけないんだから。今、学童がどう使っているのか僕もよくわからないんですけど、学童が今、正面入って左側の何部屋か使っていて、今度、保育のほうでは1階のこの部分を使う。ただ、これはもう所管外れちゃうのかな、あまり詳しいことは。修繕は、直したりして計算するのは――じゃあ、わかるわけですよね。何部屋つぶしちゃうとかさ。

髙田経営室副参事(施設担当)

 現時点で使っていないところを保育園にするという形で考えています。ですので、今、学童で使っている部分は学童でそのまま残すという形で内容は決めていますけども、運営の方法に関しては、今から話すという形で聞いてはおります。

大内委員

 あそこ、以前保育園として、仮園舎として、たしか何年間か使ったことがあるでしょう。そのときのものというのは活用するんですか。要するに、学童は全く別の仕様でつくっていて、保育園として沼西だとかの保育園の改修なんかのときに、沼袋小学校を保育園として一時的に使っていたんだけど、そのときの使っていた施設というのは今回活用できるんですか。

髙田経営室副参事(施設担当)

 活用できる部分もありますので活用していきたいと考えております。

大内委員

 じゃあ、活用できない部分もあるということ。だから前回、保育園としてある程度使っていたものが残っていて、それをそのまま活用して、さらに仕様を多少変えたりしなければいけないので改修をすると。じゃあ、その場合のお金というのは、内訳――今言った最初の部分、プレハブの部分はお金はかからないのか。そうすると、この部分は改修費だけになるんですか。1億5,700万余は、何かプレハブも入っているようなこともちらっと言っていたけど、この部分は全て沼袋小学校の改築費ということなんですか。

海老沢政策室副参事(予算担当)

 工事請負費のところの8,586万円余、これが改築という形でございます。

大内委員

 となると、残りの7,200万余は何になるんですか。

海老沢政策室副参事(予算担当)

 内訳といたしましては、開設準備が当然4月に向けて必要でございますので、さまざま、運営事業者が面接をしたりといったことがあります。そういった経費。それから、一定程度土地の賃借をするという部分がありますので、土地の賃借料としての金額、それとあと、備品につきましては、園舎のリースをするのは、備品も全部含めましてリースをするという形になっておりますけれども、この沼袋のみ備品を用意するという形になってございますので、その備品の代金。あとは、竣工から開設までの維持管理経費といったところでございます。

大内委員

 ちょっと休憩してください。

委員長

 休憩します。

 

(午後5時08分)

 

委員長

 再開します。

 

(午後5時14分)

 

平山委員

 すみません。ちょっと諸事情があって、委員長に御許可をいただいて座ったまま質問させていただきます。

 今の、休憩中ですけど大内委員がおっしゃったこと、私も懸念していますので、要は2年間だけの業者ですからね、簡単には見つかると思っておりませんから、重々、そこは頑張っていただきたいなということと、二つ伺います。

 31ページ、ふるさと納税で、先ほどの御説明では、ここの特定目的基金に積み上げられているものの項目の大部分は、金額の大きなものは別ですけどね、項目の大部分はふるさと納税によるものということでしたけど、例えば、2の区営住宅整備基金積立と6番のまちづくり基金積立金に、それぞれ34万4,000円と199万円が今回積まれることになりますけど、これはふるさと納税からの繰り入れですか。

海老沢政策室副参事(予算担当)

 そのとおりでございます。

平山委員

 寄附者の寄附の目的の意向に沿ってというお話をされていて、それはそのとおりだろうなと思うんですけど、どういうアンケートなのかという、物を見ていないので何とも言いがたいんですけど、例えば、2番はどういう寄附を希望されたんだろうか、6番はどういう寄附を希望されたんだろうかというのがちょっとわからなくて、別に言葉の遊びで聞いているわけじゃなくて、適切に、納税されたものが寄附者の意思に沿った形で基金に積まれるかどうかという非常に大事な話だと思うので伺っているので。

海老沢政策室副参事(予算担当)

 寄附の使い道として項目を設けていて、その中に、義務教育基金であれば、例えば教育に関することということで項目を設けておりますので、それに沿って選んでいただいて寄附をするという形になっております。

平山委員

 だから、そうだと思うんだけど、その中でわかりづらいのが、区営住宅とまちづくりなんですよ。だから、その二つをあえて伺ったんですけど。

海老沢政策室副参事(予算担当)

 社会福祉や住宅に関することという項目を一つ設けておりまして、そこに寄附をしたいとおっしゃられた方ということです。

平山委員

 まちづくりはどうですか。

海老沢政策室副参事(予算担当)

 まちづくりは、道路公園に関することという形でくくってございます。

平山委員

 道路公園の基金は別にありますよ。

青山政策室参事(企画担当)

 ただいま予算担当がお答えしたように、インターネット上のふるさと納税を申し込むサイトのところに、寄附をいただいたときに選べる使い道ということで、先ほど来、予算担当がお答えしているような項目で、どういったことに寄附したいかというような項目がありまして、まちづくりのところは、まちづくりや道路公園に関することと一くくりになっているような形でございます。

平山委員

 その場合の、道路公園基金とまちづくり基金の分配の割合というのはどうやって決めたんですか。

海老沢政策室副参事(予算担当)

 すみません、答弁保留をさせてください。

平山委員

 これね、御答弁ちゃんといただきたいんで。要するに、大事なことなんですよ、ふるさと納税。これから頑張って進めていくわけですよね。ふるさと納税自体がどうか、いろんなあれはありますけど。ちゃんと中野区にふるさと納税をしたいと、そういう方々が、わざわざアンケートがあるからここに入れますよというときに、それが皆さんの願いどおりにきちんと区が処理をしているかどうかということが非常に大事なことなので伺っているので。

 じゃあ、次の質問に行きます。29ページ、弥生町六丁目公園、これ、社会資本整備総合交付金を使っての5年間の事業ですよね。これで、公園の整備をとりあえず次年度に送って、土地を買う。土地の購入に関しては補助金が出るけど、公園の整備については補助金は満額出るわけじゃないし、あまり――この公園整備のほうって補助金出ましたっけ。2の公園整備費。

海老沢政策室副参事(予算担当)

 国費は当たります。

平山委員

 何割ですか。

海老沢政策室副参事(予算担当)

 すみません、ちょっと答弁保留で。

平山委員

 二つとも、予算が答えるべきことを聞いていますからね。

委員長

 ただいま、二つ答弁保留といたします。

中村委員

 ちょっと戻ってしまって申しわけないんですが、25ページの先ほどの保育園のところなんですけれども、ちょっと確認で伺いたいんですが、先ほど、債務負担行為のところで20億2,500万円のところの内容として、プレハブのリース、6園掛ける3カ年というふうにおっしゃっていたんですけれども、実際には27カ月ぐらいということなんですかね。

海老沢政策室副参事(予算担当)

 リースにつきましては、2カ年ということでございますので、24カ月ということになるかと思います。

中村委員

 先ほどの答弁の中で、プレハブのリース、準備があるので、事前に借りる部分もあるのかなと思ったんですけど、そこは含まれないということなんですか。

海老沢政策室副参事(予算担当)

 リースの開始は30年の4月からという形になっております。契約は今年度中に行い、施設は整備をするということですが、実際支払いが発生するのが30年4月からということでございます。

中村委員

 ありがとうございました。理解しました。

 先ほど、2園決まって、場所が旧沼袋小跡地と第六中学校跡地ということで、この詳細のところに、使用料及び賃借料で1,341万9,000円のところなんですが、これは第六中学校の跡地の土地の賃借料のみですか、それともほかにも含まれる。

海老沢政策室副参事(予算担当)

 都有地の賃借につきましては、さまざまなところと調整をしているところでございますので、この予算上は2カ所盛り込んでございます。

中村委員

 ということは、ほかのあと5園のうちの1カ所も、賃借料が発生する可能性があるということを見込んでいるのか、それとももう発生する、ほぼほぼ見込みなのか、そこら辺を教えていただきたいんですが。

海老沢政策室副参事(予算担当)

 設置場所についていろいろ東京都とも協議をしておりまして、六中については、既に借りられるということになりましたので御報告いたしましたけれども、まだちょっと交渉中というところでございます。

中村委員

 今、他の委員からもありましたけど、準備期間のみの賃借料で1,341万というのは結構高いのかなと思うんですが、2カ所でも。土地の賃借料以外も、そこには含まれているんですか。

海老沢政策室副参事(予算担当)

 この賃借料につきまして、土地の借用料のみという形です。

中村委員

 じゃあ、使用料と書いてある部分に関して、使用料というのは何もないんですかね、賃借料のみ。

海老沢政策室副参事(予算担当)

 賃借料のみでございます。

中村委員

 わかりました。ちょっと高いなという印象を受けますが。

 違う項目で伺います。21ページの防犯カメラのことなんですけれども、都の補助金が増額されたということで補正になっていると思うんですが、この補助金というのは、期間というのはあるんでしょうか。

海老沢政策室副参事(予算担当)

 単年度の補助でございますが、31年度まで継続するというふうに聞いてございます。

中村委員

 29・30・31の計画ということなので、計画的に今、防犯カメラ、さまざま町会、自治会、やられているところもあると思うんですけれども、弱い地域というのも絶対出てくるわけで、ぜひ計画的に、全体を把握して設置をしていくように促していっていただきたいと思います。これは要望とさせていただきます。

海老沢政策室副参事(予算担当)

 申しわけございません。先ほどの答弁保留の件でございますが、基金の積み立てに関して、ふるさと納税の件でございますけれども、これにつきましては、まちづくり、道路公園と一体になっているという形でございますので、基金の残高で、割合で割り振っているという形になってございます。

 もう一つ、先ほどの国費の整備費に当たるパーセントでございますが、40%ということでございます。

平山委員

 そういう考え方がしっかりしていれば、こっちも安心なんですよ。次から間違いなく行くんだねと。要するに、ここに、いやいや今回はまちづくりにちょっと多く入れちゃおうかなとかとなると問題だったので伺ったので、ふるさと納税は安心しました。

 じゃあ、これが40%で、そうなると、5年計画の中で国が、今年度は幾ら、今年度は幾らと内示をしてきますよね。それとこれはズレが生じて、国の補助金を5年間の中で取りきることができないんじゃないだろうかという危惧はないんですか。

海老沢政策室副参事(予算担当)

 今回の計画ですと、31年度まで計画がずれ込んでしまうということになってきます。そうしますと、31年度分の工事等が発生するということになりますので、計画につきましては、今後、1年延伸というのは検討していきたいと、東京都と協議していきたいというふうに考えております。

平山委員

 その1年延伸というのは、通るものなんですか。

海老沢政策室副参事(予算担当)

 これまで1年延伸ということもございましたので、東京都としては納得していただけるものというふうに考えております。

平山委員

 しっかりと調整していただいて。そうしないと、このスキームが壊れちゃいますからね。入れかえることがいいことだったのかどうなのかという話になっちゃうんで、そこはきちんとやっていただいて、うまくいかなかった場合は、適時適切に議会のほうに御報告はいただければなと思います。

伊東委員

 先ほどの、6款子ども教育費の4項保育園幼稚園の幼児施設整備推進費と関係する債務負担行為について、ちょっと疑義が生じているのでお聞きしますけれど、まず、債務負担行為のほうで区立認可外保育施設園舎等賃借とあって、期間が29年度から31年度、事業期間としては30年度、31年度の2カ年ということで、ただ、契約上、前倒しで29年度に契約がかかるという認識でいいのね。

海老沢政策室副参事(予算担当)

 そのとおりでございます。

伊東委員

 そのために、実際にリース期間は、30年度の4月から2年間ということなのね。その2年度というのは、31年度、要するに32年春、3月いっぱい、それをもって打ち切りですよ、じゃあ、4月1日からは、子どもたちは全てほかの施設に転園してもらわなきゃならない、もう一切施設は使えませんよという状況なのね。

海老沢政策室副参事(予算担当)

 そのとおりでございます。

伊東委員

 先ほどの答弁の中で言っていたのは、ここに書いてある園舎等賃借、六中跡のほうで、戻ります、25ページのほうの、先ほどの使用料及び賃借料の中で、これは何カ月かわからないけれど、1,341万9,000円計上されているということは、土地代だよね、土地の東京都への支払い。そうすると、さきの債務負担行為の中の園舎等の「等」の中には、東京都への土地の賃借料が含まれているということ、2年分。

海老沢政策室副参事(予算担当)

 行政財産の使用許可という形になりますと、単年度で契約していくという形になりますので、この中には入ってはございません。

 「等」の意味でございますけれども、建物と備品を全部合体させてリースをするという形になっておりますので「等」が入ってございます。

伊東委員

 じゃあ、ここで言う「等」は、プレハブの建物とその中に含まれる備品の「等」ということで、でも、ここに計上されていない、30年、31年、東京都への賃借契約に基づく賃借料は必ず発生してくるということなのね。それは、25ページにある、この賃借料1,341万9,000円、これは何カ月分かわからないと聞いたけれど、この2年間で、この契約に基づくと幾ら、総額で東京都に支出するの。

髙橋政策室長

 一応予算で見込んでいるものに関しては、この2カ所についてですけど、具体的な土地の評価額、これについてはまだ検討中というか、東京都と今、調整中でございます。今年度については、今年度に入れるものついては、約6カ月ということで10月ぐらいから、3月から逆算して6カ月ですけども、これはもうプレハブを建てることになるので、お借りすることになるので6カ月の計上。来年度からは、当初予算のほうに盛り込むということになっております。

伊東委員

 そうすると、ひと月当たり200万は必ず毎月、今のところ予定はかかるだろうなということで考えられているの。

髙橋政策室長

 今、委員おっしゃったように、200万円を限度――限度というか、我々としては、それぐらいはかかるかなということでございますが、これはまだ東京都と交渉をしますので、それ以下にしたいというふうに考えております。

伊東委員

 それで、今回の補正に関しては、財源内訳については特定財源を見込んでいらっしゃらないと、全て一般財源、この24ページのほうの幼児施設整備推進費、これは、例えば国あるいは東京都からの補助金というのは全然見込めない仕組みなの。

髙橋政策室長

 本来であれば、国からの運営費とか、都からの運営費、また施設整備費ということになりますが、基本的には認可というふうになってございます。今回建てるものについては、時間的なものもありまして、早急にということで、認可ですと、また期間を長くとらなきゃならないということで、今回は、相手の敷地を借りるということなので2年という限度になりますので、認可基準には、建物の水準とかなんかはできるんですが、この認可がおりないということで、中野区の認可外の保育施設というような扱いになります。現状は、保健所にある中野二丁目の保育室、あれと同じような形での運営の仕方になるかと思います。

伊東委員

 事業者が仮に決まったとしても、そちらからの使用料、プレハブの建物だとか、備品とかについては、これは29年度の補正の部分だから、そこには入らない。債務負担行為の中では、そういうものというのは出てこないのかもしれないけれど、その辺の考え方については。

海老沢政策室副参事(予算担当)

 この契約でございますが、区が事業者に委託をして保育事業をやるというスキームになってございますので、使用料等は発生しないということ。こちらが一方的に支払うという形になります。

伊東委員

 そうすると委託料も、この30年、31年の2カ年については、この24ページ、25ページにかかる委託料、これは準備期間の委託料だと思うけれど、3カ月ぐらいだと多分見込んでいるんだと思うんだけれど、それの3分の1が毎月かかるだろうということは考えていらっしゃるの。

海老沢政策室副参事(予算担当)

 60人規模の施設を運営するという形になりますので、その運営費が、来年度、新年度予算に入ってくるという形になります。

伊東委員

 今、御答弁いただいていると、ここに見えてこない部分で相当数の事業ボリュームの歳出が、30年、31年の2年間に発生するだろうということなんだけれど、それにしても、額としては非常に大きいわけですよね。プレハブの2年間のリース料だけで20億。6園として割り返したらば、1園3億ぐらい。2年間、緊急という強い意思のあらわれなのかもしれないけれど、3億円、1園当たりかけたらば、中野区の土地に新しい施設建てて、恒久的に運営してもらえる状況があれば、そこで事業者を募集して、使用料をいただいて、特定財源の中で計上できる仕組みというのは考えられるの、その辺はどうなの。

海老沢政策室副参事(予算担当)

 当初予算にも盛り込んでいただきまして、新規保育園の開設については鋭意努力をしているところでございますが、今の推計でいきますとかなりの、相当数の待機児が生じるということがありまして、それに向けて、やはり4月に緊急に開設する必要があるという判断でございます。

伊東委員

 今、言っていることというのは、確かに緊急対応、29年度当初予算、しっかりした予算措置をして、事業者募集だとかあらゆる手を打って、その用地確保だとか、用地のあっせんだとかということまでやっている中で、緊急対応で6園、業務委託ですよ、事業者が見つかって、これを区からちゃんと委託料を払いますよという中でやると、29年度当初予算はまだ消化されていない事業で、そこの中で保育所の開設を予定していただきたい人たちが、逆にこっちの緊急対策のほうに流れてしまうという可能性はないの。

髙橋政策室長

 事業者のことですので、そういった可能性というのは1点はあるかと思いますが、今言ったように、事業者にとっても2年という期間ということがございます。事業者としては恒久的にやりたいというのは、事業者との話し合いの中ではそういうふうに聞いてございます。今回、委員おっしゃったように単年度でやっていく。区の用地を貸す、または用地を事業者が見つけてみずから建ててやっていく、国や都の補助金を使いながらやっていくというのが、本来、私たちが目指したいところでございますが、先ほど一般質問の答弁にございましたように、1,300つくるところができなかったということがございます。それで今回、緊急対策ということで、区の持ち出しを使えるような中野区の保育施設をつくるということになりました。そういった面では、将来的な事業者を集めるとか非常に困難な部分もございますが、そういった面も含めて鋭意努めていきたいということと、また、来年度については、その分は、やはり場所とか、そういったものも確保しなければならないということで、それについても鋭意、用地を探したりして進めていきたいというふうに我々は考えているところです。

伊東委員

 これから、緊急対策ということで、事業者の募集から始まって、そういう取り組みをされていく。ただ、相手のあることでもあるし、ましてや東京都の土地は一定借りられる目途が立っている中で、それはそれでいいとしても、残る5つの園については、区有地、区有施設等で活用を図っていくということなんだから、その辺になると、いつになったらば、要するに、きょうここで我々が議会として補正を認めたと。そうすると、補正を認めたから行け行けどんどん、プレハブはどんどん契約して建ててしまいましょうと。そのジャッジの時期というのはいつになるの。要するに、補正が認められた、議会の承認があったということになると、プレハブの園を幾つ――開設のために準備を始める時期というのはいつ。

髙橋政策室長

 プレハブですけれども、プレハブの施工の期間というのは限られております。ですから、大体プレハブのほう、契約締結後、実際に工事が始まるのが大体10月ぐらいを目途にしています。それまでの間に借りられる場所、使える場所というのは、選定は必ずしなきゃならないということ。それと、この間につきましては、事業者の公募のほうを、予算の議決がとれるという前提というか、停止条件付きでお願いをするということで、事業者の公募のほうはもう先行させていただく、それに見合いながら、プレハブの場所のほうの確保、それとプレハブの契約という形で、事業者募集のほうは先行してきますが、やはり委員おっしゃっているような懸念というのは、やはり並行していく形になります。そういったことの無駄のないようには、やはり事業者の募集、そこら辺を鋭意先行的に進めていきたいというふうに考えるところです。

伊東委員

 じゃあ、最後に確認の意味で聞きますけれど、今の御答弁の内容だったらば、例えば10月、プレハブの中に配置する備品だよね、要するに電気だとか、水道の設備だとかいうものも含めて、それの準備を進める段階では、10月ぐらいには既に契約を結んで準備作業をしなきゃならない。そのためには、その10月までの、プレハブとの関係の期間に、事業者がどれだけ集まるかということで、その時点で例えば半分しか集まらなかった。そうすると、この6園予定しているプレハブについては、半分の3園の発注にとどめるということでいいのね。

髙橋政策室長

 そこら辺は、4月1日には完成ということになりますが、事業者について、今、委員がおっしゃったような段階で明確になっている場合と、まだなっていない場合がございます。そこの判断は微妙なところがありますので、今、委員がおっしゃっているような形が一番無難な形になりますが、ただ、事業者がどれぐらい来るのか、もうこの時期で、だめだという判断ができれば委員みたいなやり方はできますが、そこら辺のところがまだ明確ではないので、そのとき、近々になると思いますが、そういったところで、この事業者の来る見込みというのをどういうふうに立てるか、そこで判断になるかと思います。

近藤委員

 今、伊東委員がおっしゃったとおりで、待機児童対策というのが本当に喫緊の課題であることはもちろんそうなんですけれども、やっぱりちょっと余りにも高額を使って2年間というのは場当たり的だなと思うんですけど。沼袋小学校というのは、10か年計画で、地域スポーツクラブでしたっけ――つくるみたいになっているんですけど、そういうものとの兼ね合いというのはどういうふうになっているんですか。

海老沢政策室副参事(予算担当)

 今回、待機児対策として2年間活用するということになりますので、それとの関係で計画を進めていくという形になります。

近藤委員

 これから6園ですか、やっていくというのに、区有地を使っていくということは、本当に10か年計画で立てたものも大幅に変わっていったりするということも、区有地を使う――区有地ってそんなにないと思うんですよね。ですから、変わっていくという、本当になんか場当たり的というか、2年後はしっかり考えますとか言っていますけど、それだってどうなるかわからないし、その辺の、10か年計画との兼ね合いですとか、そういうものはどのように考えているんですか。

青山政策室参事(企画担当)

 10か年計画でお示ししているものと合わせて、あとは、その時々の区民のニーズ、緊急のニーズ、そういったものも含めて、考え合わせながら、最適な施設の配置等を考えてまいりたいというふうに思っております。

近藤委員

 ここで私たちが補正をオーケーしたり、そういうことをすると、やっぱりあそこで、もうゴーサインが出たんじゃないかと区民は思うわけですよ。今までずっと10か年計画はどうだ、素案からずっといろいろ検討してきたことと、まるで整合性が合わなくなってきてしまうということも、本当にやっぱりきちっと計画を立てて進めていっていただきたいということはあるんですけれど、もう一度お願いします。

青山政策室参事(企画担当)

 10か年計画というものはもちろん基本としてございます。繰り返しになりますが、ただ、その後の状況の変化ですとか、その時々の緊急のニーズ等に合わせて、最適なやり方というのを考えてまいりたいと思っております。

平山委員

 いろいろ出ましたので整理をして伺います。当然それは、恒久的な土地が見つかって建てられることのほうが望ましいけども、区として、事ここに至って、なかなかそういう土地が見つからないと、だから、その先、長くは使うことはできないけれども、短期間で保育園を設置できる場所を見つけて、少なくとも来年度以降、数年間の待機児をなくすために取り組みたい、そういうことでいいですか。

髙橋政策室長

 そのとおりです。

委員長

 他にございますか。よろしいですか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 この際申し上げます。関係委員会から申し送られた意見はございませんでした。

 他に質疑がなければ、取り扱いの協議をするため委員会を休憩します。

 

(午後5時48分)

 

委員長

 委員会を再開いたします。

 

(午後5時49分)

 

 質疑はございますか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 なければ、質疑を終結します。

 次に、意見の開陳を行います。意見はございますか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 なければ、意見の開陳を終結します。

 次に、討論を行います。討論はございますか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 なければ、討論を終結します。

 これより本件について、議案ごとに採決を行います。

 初めに、第46号議案の採決を行います。

 お諮りします。第46号議案、平成29年度中野区一般会計補正予算を原案どおり可決すべきものと決するに御異議ございませんか。

 

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 御異議ありませんので、そのように決します。

 以上で第46号議案の審査を終了します。

 次に、第47号議案の採決を行います。

 お諮りします。第47号議案、平成29年度中野区用地特別会計補正予算を原案どおり可決すべきものと決するに御異議ございませんか。

 

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 御異議ありませんので、そのように決します。

 以上で第47号議案の審査を終了します。

 以上で本日予定した日程は終了しますが、各委員、理事者から何か発言はございますか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 なければ、以上で本日の総務委員会を散会いたします。

 

(午後5時51分)