平成29年08月30日中野区議会中野駅周辺・西武新宿線沿線まちづくり調査特別委員会

中野区議会中野駅周辺・西武新宿線沿線まちづくり調査特別委員会〔平成29年8月30日〕

 

中野駅周辺・西武新宿線沿線まちづくり調査特別委員会会議記録

 

○開会日 平成29年8月30日

 

○場所  中野区議会第1委員会室

 

○開会  午後1時03分

 

○閉会  午後3時23分

 

○出席委員(13名)

 久保 りか委員長

 内川 和久副委員長

 木村 広一委員

 山本 たかし委員

 高橋 かずちか委員

 白井 ひでふみ委員

 広川 まさのり委員

 北原 ともあき委員

 森 たかゆき委員

 いながき じゅん子委員

 大内 しんご委員

 近藤 さえ子委員

 長沢 和彦委員

 

○欠席委員(1名)

 市川 みのる委員

 

○出席説明員

 新区役所整備担当部長 相澤 明郎

 経営室副参事(施設担当) 髙田 班

 経営室副参事(新区役所整備担当) 中村 洋

 経営室副参事(新区役所区民サービス担当) 永田 純一

 経営室副参事(新区役所情報システム担当) 中谷 博

 都市政策推進室長 奈良 浩二

 西武新宿線沿線まちづくり担当部長 角 秀行

 都市政策推進室副参事(産業振興担当) 浅川 靖

 都市政策推進室副参事(グローバル戦略推進担当) 平田 祐子

 都市政策推進室副参事(中野駅周辺まちづくり担当) 松前 友香子

 都市政策推進室副参事(中野駅周辺計画担当) 石井 大輔

 都市政策推進室副参事(中野駅周辺地区整備担当) 吉田 陽市

 都市政策推進室副参事(中野駅地区都市施設調整担当) 小幡 一隆

 都市政策推進室副参事(中野駅地区都市施設整備担当) 江頭 勝

 都市政策推進室副参事(西武新宿線沿線まちづくり担当、沼袋駅周辺まちづくり担当) 荒井 大介

 都市政策推進室副参事(新井薬師前駅周辺まちづくり担当) 高村 和哉

 都市政策推進室副参事(野方以西調整担当、野方駅周辺まちづくり担当) 藤原 慶

 都市政策推進室副参事(都立家政駅周辺まちづくり担当、鷺ノ宮駅周辺まちづくり担当) 菊地 利幸

 都市基盤部長 豊川 士朗

 都市基盤部副参事(都市計画担当) 辻本 将紀

 都市基盤部副参事(都市基盤用地担当) 吉沢 健一

 都市基盤部副参事(地域まちづくり担当) 安田 道孝

 都市基盤部副参事(自転車対策・地域美化担当) 伊東 知秀

 

○事務局職員

 書記 香月 俊介

 書記 立川 衛

 

○委員長署名


審査日程

議題

 中野駅及び駅周辺地区整備について

 区役所の整備について

 西武新宿線沿線まちづくりについて

 連続立体交差事業の区間の延伸について

 区内交通結節点周辺のまちづくりについて

 区内南北交通の利便性向上について

○所管事項の報告

 1 新しい区役所整備における窓口サービス等の検討について(新区役所区民サービス担当)

 2 中野四丁目新北口西エリアのまちづくりについて(中野駅周辺まちづくり担当)

 3 中野二丁目地区のまちづくりについて(中野駅周辺地区整備担当)

 4 中野駅西側南北通路・橋上駅舎の整備について(中野駅地区都市施設調整担当)

 5 沼袋区画街路第4号線沿道地区地区計画素案について(沼袋駅周辺まちづくり担当)

 6 東京都市計画道路事業区画街路中野区画街路第4号線の進捗状況について(沼袋駅周辺まちづくり担当)

 7 その他

(1)平成29年度西武新宿線踏切渋滞解消促進期成同盟決起大会の開催状況について(西武新宿線沿線まちづくり担当)

○その他

 

委員長

 定足数に達しましたので、中野駅周辺・西武新宿線沿線まちづくり調査特別委員会を開会いたします。

 

(午後1時03分)

 

 本日の審査日程についてお諮りをいたします。

 本日はお手元に配付の審査日程(案)(資料1)のとおり進めたいと思いますが、これに御異議ありませんか。

 

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 御異議ありませんので、そのように決定いたします。

 なお、審査に当たりましては、5時を目途に進め、3時ごろ休憩をとりたいと思いますので、御協力をお願いいたします。

 それでは、議事に入ります。

 中野駅及び駅周辺地区整備について、区役所の整備について、西武新宿線沿線まちづくりについて、連続立体交差事業の区間の延伸について、区内交通結節点周辺のまちづくりについて、区内南北交通の利便性向上についてを一括して議題に供します。

 所管事項の報告を受けます。

 1番、新しい区役所整備における窓口サービス等の検討についての報告を求めます。

永田経営室副参事(新区役所区民サービス担当)

 それでは、新しい区役所整備における窓口サービス等の検討につきまして、お手元の資料(資料2)によりまして御報告いたします。

 昨年12月に策定いたしました新しい区役所整備基本計画におきましては、おもてなしの心を持ってサービスを提供する区役所、いつでもどこでも利用できる行政サービスの実現を掲げてございます。区では、この計画に基づきまして、総合窓口サービス、セルフサービス、電子手続、アウトリーチサービスを柱とする区民サービスの向上を目指した検討を行うために、必要な基礎調査等を進めてきているところでございますので、その概要について御報告をさせていただくものでございます。また、本報告につきましては、8月22日の総務委員会にも同様の御報告をさせていただいてございます。

 1、現状手続、窓口対応調査でございます。庁舎内各窓口における手続などの実態を把握し、総合窓口サービスやセルフサービス等に向けた課題の検証を目的といたしまして、現庁舎内各分野などを対象として7月中旬から8月上旬にかけて実施をいたしました。調査内容は、各手続のライフイベントとの関連性や専門性、相談発生頻度、処理時間や件数等でございます。

 2、窓口サービスに関する区民アンケート調査でございます。窓口サービスに関する区民の意見を収集し、方針検討に活用することを目的といたしまして、手続に来庁された区民約1,500人を対象といたしまして、戸籍住民分野など計8分野の窓口で配布・回収を行うとともに、庁舎1階ロビーで聞き取り調査を実施いたします。調査期間は9月中旬から10月中旬とし、対象者の属性や窓口サービスに関する要望・不満等についてお伺いをする予定でございます。

 3、今後の予定といたしましては、8月の下旬から9月にかけまして各分野への現状手続に関するヒアリング、9月中旬から10月中旬にかけて区民アンケート調査を行い、これらの結果を踏まえまして平成30年1月に窓口サービスイメージの検討、2月から3月にかけまして方針案の策定を予定してございます。

 御報告は以上でございます。

委員長

 ただいまの報告に対し質疑はありませんか。

森委員

 御報告ありがとうございます。ちょっとアウトプットの形があまりイメージが湧かないんですが、方針案策定とあって、どういったものになるのか。要するに、新しい庁舎で部署の配置をこうしていきますぐらいまでいくのか。このおもてなしの心をどこでも利用できるみたいな、項目ごとにこういうことを目指して整備していくというような方針になるのか。アウトプットの形ってどうお考えでしょうか。

永田経営室副参事(新区役所区民サービス担当)

 このアウトプットの形でございますが、この調査結果を踏まえまして、先ほど御紹介いたしました新しい区役所整備基本計画で描いてございます総合窓口サービスやセルフサービス、電子手続等のあり方につきまして、具体的にどういったレイアウトでありますとか業務の範囲でありますとか、組織、人員の体制、また、システムなどの技術的な検討などの概要についてまとめていきたいというふうに考えてございます。

森委員

 そうすると、結構幅広い方針案になるのかなと思うんですね。そうすると、この1番にしても2番にしても、アナログ的な手法で把握していきましょうということだと思うんですけど、定量的な把握の仕方というのもあると思うんですけど、それはこれとは別にやられていると思っていいですか。

永田経営室副参事(新区役所区民サービス担当)

 定量的なものといたしましては、今回の事務手続調査の中で取り扱いの件数ですとか、それに要する時間とか、また頻度、そうしたものについて今回の調査の中で把握をする考えでございます。

森委員

 ちょっとそごがあったかもしれないですけど、要するにシステム的に把握できるものってありますよねということなんですが、そのあたりはどうですか。

永田経営室副参事(新区役所区民サービス担当)

 現在のシステムで運用している中で状況として把握できるものは、そうした形でも把握をしていきたいというふうに考えております。

白井委員

 特に電子手続の部分に当たるんですけども、マイナンバー制度が導入されて、そして、いよいよ個人のマイナポータルが活用されていくこととなります。以前にも議会で少し質問させていただきましたけども、いわゆる対面型の区民との御相談窓口とは別に、個々にインターネットを通じてとか、イメージでいうとテレフォンセンターのような、パソコンを目の前にして画面と、というような、ちょっと従来とは違う形での区民サービス、しかも個々にカスタマイズされた情報がその個人宛てに届くことになるんですが、よりこういう窓口の手続も含めてのサービス対応が必要じゃないかと、こんな話をさせていただいたところです。今回は区民へのアンケート調査という形で取りまとめるんですけど、なかなかこのイメージを持って答えられる区民の方は少ないのではないかと思います。別途区側として考えていくという、こういう案も盛り込んでいかないと、新しいサービス、本当に窓口が変わる、役所が変わるとも言われている新しいサービス対応ができないんじゃないかと思うんですけども、これらについてどのように取りまとめていくお考えでしょうか。お伺いします。

永田経営室副参事(新区役所区民サービス担当)

 マイナンバーの活用につきましては、これはやはり現在行政として、これを前提として積極的に普及啓発をして、そして行政の効率や区民サービスの向上を目指していきたいというふうな考えでございます。具体的には、まだそうしたシステムなど明らかになっていない部分がございますが、今、国のほうから提供されておりますマイナポータルでどういったサービスが利用できるのか、また、そうした仕組みを使って区として、いわゆるプッシュ型サービスと申しておりますが、お一人お一人に合った情報を積極的に提供していく。そうしたことを区役所においでにならなくても、インターネットなどを介して自宅などから利用できるということで、画期的なサービスの向上につながるというふうに考えておりますので、そうしたことについて具体的に検討を進め、わかりやすく区民の皆様に周知をしていきたいというふうに考えてございます。

白井委員

 ありがとうございます。おっしゃるとおりでして、プッシュ型、個々にカスタマイズという話を先ほどさせていただいたんですけども、今現在は区民の側からの申請主義、申請されたものに基づいて手続を行うという形なんですけど、区側から情報を提供していくという形になるんですね。例えば、そろそろ入学手続をしてくださいよだとか、さまざまな手当をあなたは受けられますよと。こういうお知らせを個々に送っていく。それに対して電子申請も、まあ、どこまでできるかというところがまだ検討段階なんですけども、本当にそういう意味では形が変わります。こんな細かな情報手続というのは、先ほど申し上げましたように、区民からこうしてくれというアンケート調査ではなかなか上がってこないだろうと思いますので、区側としてしっかりとしたイメージをつくり上げていく。どこまでのサービスが提供できるかもあわせて、ぜひぜひこのタイミングでの検討をしていただきたいと思います。

 ちなみに、アンケート調査はアンケート調査として踏まえて、その後、区側の窓口サービスの提供体制については別途まとめていくという考え方でよろしいんでしょうか。

永田経営室副参事(新区役所区民サービス担当)

 アンケート結果を踏まえまして、総合窓口などのあり方について別途まとめていきたいというふうに考えております。

委員長

 他に質疑はございませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 なければ、以上で本報告については終了いたします。

 次に、中野四丁目新北口西エリアのまちづくりについての報告を求めます。

松前都市政策推進室副参事(中野駅周辺まちづくり担当)

 中野四丁目新北口西エリアのまちづくりについて御報告いたします。(資料3)当該エリア、こちら中野四丁目西地区でございますが、ここにつきましては、昨年10月に再開発協議会が発足されたところでございます。その後、本年3月には再開発の準備組合が組成されました。その後、地権者の話し合いがさらに進み、下記の事項を内容とする準備組合結成届が6月30日付で区に提出され、区を通じて東京都知事宛てに送付したものでございます。

 内容でございますが、1番の名称、中野四丁目西地区市街地再開発準備組合、2番、対象区域、ごらんのとおり中野四丁目6番、7番という範囲でございます。3番、権利者の内訳でございます。土地をお持ちの方、借地権をお持ちの方、合わせて権利者としては41件。ここで示す数は共有者を1とみなしておりますので、集合住宅につきましても1というカウントになってございます。41件のうち準備組合に加入されている方は27件ということで、おおむね3分の2に達していると。そのような状況でございます。

 区といたしましては、今後も準備組合の会合にオブザーバーとして参加、助言を行うとともに、東京都と関係機関との事前相談、協議を進めてまいりたいと考えております。

 御報告は以上でございます。

委員長

 ただいまの報告に対し質疑はありませんか。

高橋委員

 今、御報告いただいたこの西エリアですけれども、市街地再開発事業として今後進んでいくということで、当該地権者のところでも当然開発のメリットが出てくると思うんですけど、周辺地区、例えば新駅前地区、いわゆる区役所・サンプラザ地区のところとか、あるいは新区役所整備、この辺の隣接の面整備についての影響といいますか、相乗効果というか、その辺のことはどういうふうにお考えなんでしょうか。

石井都市政策推進室副参事(中野駅周辺計画担当)

 先般、第2回の定例会のときにおきまして、中野四丁目新北口地区まちづくり方針の策定をするということの考え方を示したところでございます。この地区につきましては、まさに中野の顔になる部分でございまして、ただいま御案内のあったような区役所・サンプラザ地区ですとか、新区役所が隣接いたしますけれども、この地区のまちづくりを進めていく中でこれから区として進めていくグローバル都市に向けたまちづくりを進めてまいりたいと考えております。その点でもこの西エリアですとか、あるいは新区役所のエリア、また中野五丁目、そうしたところのまちづくりにも大きく影響してくるものと考えております。

高橋委員

 例えば区役所・サンプラザ地区であったり、その辺のグランドデザインであったり、まちづくりの基本方針の中に位置付けられている開発の大きな区域とか、そういうところへどういう影響……。区域がここまで広がるのかとか、あるいは隣接区域としてどう考えるのかとか。ここの開発だから今後ここが検討していくことではあるけれども、例えば容積が余っているんだったら、容積を飛ばすような検討があるのかとか。であれば、今の都市計画の話の考え方がまた変わるのかとか、その辺の話はどうなるんでしょうか。

石井都市政策推進室副参事(中野駅周辺計画担当)

 現在計画しておりますまちづくり方針のエリアにつきましては、先般お話ししたとおりでございまして、中野駅新北口駅前エリア、区役所・サンプラザ地区の部分と、今回御報告しております西エリア、それから、既に開発が終わっておりますけれども東エリア、その区域を含めたところを新北口地区ということで範囲として示したものでございます。この中での一体的な開発という、それぞれの地区の状況に応じて開発を進めていくということでございます。都市計画上、例えば、ただいま御案内のあった容積をどうするかとか、そういったことについては今後個々の開発の中で検討していくということになろうかと考えております。

高橋委員

 わかりました。あともう一つだけ聞きたいんですけど、区役所・サンプラザ地区とかの開発を進めるに当たって、規制上のメリットとか、例えば日影だとか、普通の民間であれば斜線規制とか、そういうのがありますよね。そういうところでの南側の部分の開発を進めるに当たって、ここが再開発として位置付けられる、あるいは今後区域をどう扱うというのは、ちょっとそこまで僕はわからないんですけれども、そうしたいわゆる建設手法上のメリットであったりデメリットであったり、そういうものはどうお考えなんでしょうか。

石井都市政策推進室副参事(中野駅周辺計画担当)

 この区役所・サンプラザ地区、新北口駅前エリア、ここにつきましては用途地域が既に商業地域であるということですので、大きな規制もなくできるところではございますけれども、こちらの西エリアにつきましては用途地域が住居系の用途であるということで、そこと隣接している関係上、影響してくるものはございます。今後、まちづくりの方針におきましても、この新北口西エリアにつきましては、立地に応じた適正な土地利用の方針を定めていくとともに、再開発による高度利用を誘導していきたいと、そのような考え方を示してございますので、そうした方向でこれからのまちづくりを進めてまいりたいと考えております。

高橋委員

 そうすると、この当該エリアについて方針が出て進めていく中で、例えば用途の変更が行われて、住居系が商業系になるということになると、サンプラザ地区のほうのボリュームメリットというか、あるいはその規制が緩んでいくというようなことも想定されるんですか。

石井都市政策推進室副参事(中野駅周辺計画担当)

 例えば日影の規制というところでは、やはり住居系の用途地域ですとそうした規制もあるということで、実際区役所・サンプラザ地区、新北口駅前エリアの開発を検討する中では、そうした規制も考慮しながら検討していきたいところでございます。今後、例えば用途地域が住居系から商業系に変わっていくということの中では、また新たな可能性が生まれるだろうということになりますので、そうした検討もあわせて進めてまいりたいと思っております。

松前都市政策推進室副参事(中野駅周辺まちづくり担当)

 四丁目西地区につきましては、今御報告を差し上げているとおり、まだ準備組合が創設されたばかりということで、これから基本計画等々の協議、また、地権者様の合意形成等が始まったばかりという状況でございます。もちろんこちら、特に用途地域については東京都決定となる事柄でもございますので、いつごろそのような事業がどのタイミングでどう進んでいくかということは、まだこれからの検討ということでございます。区役所・サンプラザ地区再整備との関係性についても、こちらの事業としてどういうタイミングで進むのかということが大きく影響してきますので、先ほど石井副参事から申し上げたことは必ずしもそのようになるということではないというか、今後そういった時期等も含めて事業の検討を進めてまいりたいというところでございます。

高橋委員

 じゃあ、それぞれのスケジュールがあるので何とも言えないと。それぞれが粛々と進めていくということでよろしいんですかね。

松前都市政策推進室副参事(中野駅周辺まちづくり担当)

 この中野四丁目新北口地区のまちづくり方針、この中には区役所・サンプラザ等、この西地区も入っているわけでございまして、この地区全体のあるべき姿を共有しながら、各事業でそれぞれの熟度を高めていきたいということでございます。

長沢委員

 ちょっと基本的なことなんですけど、先ほど準備組合が立ち上がって、おおむね3分の2の合意でということなんだけど、これは、分母は権利者なのか、土地所有者なのか。

松前都市政策推進室副参事(中野駅周辺まちづくり担当)

 この権利者の合計数に対して41分の27というところでございます。

長沢委員

 だから、さっき合意形成も図っていくということだから、あと幾つ、(「14」と呼ぶ者あり)14の方々は、言ってみれば賛同はまだ得られていないというふうに見ていいんですか。

松前都市政策推進室副参事(中野駅周辺まちづくり担当)

 まだ加入はされていないという状況でございます。準備組合のほうでさらに加入率を高めるように、個別の御相談であるとかお話し合いとか、あと勉強会等々への呼びかけ、そういったものは一律行っているという状況でございます。

長沢委員

 今の市街地再開発でいえば、要するに3分の2の合意があれば準備組合から本組合になる際にも、極端なことを言えば、別に全員の合意がなくてもいけちゃうわけだよね。だから、そこにいくまでの話は、東京都等の関係機関や、先ほど委員さんの質問にもあったように、これから粛々とスケジュール的に進めていって本組合の立ち上げになると。そのときには反対された方も組合員という理解でいいのかな。

松前都市政策推進室副参事(中野駅周辺まちづくり担当)

 まずこの地区につきましては、現状住居系の地域で、高度利用するためには都市計画の変更を行う必要がございます。こちら準備組合のほうで基本計画を策定しながら、我々行政のほうで関係機関と協議をしながら、どのような都市計画の内容がふさわしいのかということを行って、まず都市計画の変更という行為を行います。その後、具体的な事業計画を立てて、準備組合から本組合にするための事業認可という手続を経ていくわけですが、事業認可がおりた後は基本的には皆さん組合員になるという、そのような関係性になると思います。

長沢委員

 反対だけじゃないね。要するに、今現在は加入されていない方々がいらっしゃると。そうすると、結局本組合になった場合においては、その合意としてのあれはもう問われることはなく、仮に異論することもなければ、全員がその組合員としての対象者であると。そういう確認でいいですか。

松前都市政策推進室副参事(中野駅周辺まちづくり担当)

 組合員になっても金銭を得てほかのところに出るという選択肢もあるということでございます。

長沢委員

 直接答えてほしかったけど、それはあるよね。それはあるけども、要するにそこに合意した、加盟した云々じゃなくて、一定の事業認可の手続で組合までになったら、現時点では加入していないけど、本組合になったらもうそれは対象者、仮に41名全員がとなったら、それは41名全員が組合員であるという。ここは確認しておきたいと思って。

 それで、もう一つは、この準備組合の会合にオブザーバーとして参加し助言を行うとともに、東京都等の関係機関にと、これが区の役割ということで、この区の役割としての根拠の規定は何なんですか。もう一つは、オブザーバーとして具体的にはどういう助言をしていくという話になりますか。

松前都市政策推進室副参事(中野駅周辺まちづくり担当)

 区の取り組みがどの法令の根拠かという御質問ですけれども、基本的に我々としては中野駅周辺まちづくりのグランドデザインを策定し、それに沿ってまちづくりを進めていくという役割を担っているということを鑑みて、各地区の機運が醸成し、このような組織が組成された場合にはしっかりとサポートしていくというのは基本的な役割だというふうに認識をしてございます。

 そして、もう一つは何でしたか、御質問。

長沢委員

 ちょっと聞き方を変えましょうか。このオブザーバーとして参加していただきたいというお話だったんですか。今言われたように、区としてはそういう構想がありますと。前回も報告いただいているけど、全体のグランドデザインのお話もあるし、そういう中で区としてはこれにかかわると。そういうお話ですか。

松前都市政策推進室副参事(中野駅周辺まちづくり担当)

 再開発協議会の段階から、区としてオブザーバーとして会合には参加させていただいておりました。それにつきましては、その地域団体のほうからもぜひ参加していただきたいというお声もいただいておりますし、区としてもまちづくりを進めるという役割を鑑みて我々も参加させていただいているところでございます。

長沢委員

 それで、そうはいってもというか、施行のあり方としては、要するに組合施行でやるわけだよね。組合施行でやる上では、それはノウハウがないと現実にはこれだけの規模の市街地再開発はいかないと思う。いろんなところで今市街地再開発が、特に都心ではあるけども、そういう意味では……。ただ、そのことに対するオブザーバーなのか。そうじゃなくて、個々においては、どこか不動産なりディベロッパーみたいなところがもう既に入られているんだよね。そこが中心となって組合のこういう立ち上げに向かってもやるし、手続的には組合施行なわけだから、形の上ではと言うとあれだけど、41件の権利者の皆さんの、言ってみれば合意を得ながらということで進めていくということだと。それはそういうことだと。要するに業者が入っているというなら、業者はどこが入っていましたかね。それは教えてくれないと。

松前都市政策推進室副参事(中野駅周辺まちづくり担当)

 御指摘のとおり、こちらの地区の動きにつきましては、民間のディベロッパーが入って地域の勉強会から始まり、今のような状況に至っているというところでございます。こうした民間のディベロッパー会社、2社入っているところでございますが、具体的な名称等については控えたいと思います。

委員長

 他に質疑はございませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 なければ、以上で本報告については終了いたします。

 次に、中野二丁目地区のまちづくりについての報告を求めます。

吉田都市政策推進室副参事(中野駅周辺地区整備担当)

 それでは説明させていただきます。(資料4)A3横の別紙の調査範囲図というのがございますので、そこをちょっとごらんになっていただきたいんですが、中野二丁目については、中野駅周辺まちづくりグランドデザインVer.3に基づいて、この調査範囲図の中の薄緑で着色されているエリアについて、現在土地区画整理事業と市街地再開発事業の一体的施行を進めているところでございます。区画整理事業については昨年の5月に組合設立が認可され、市街地再開発事業についても今年度組合設立認可に向けて進めているところでございます。これまでも御説明していましたとおり、ここの再開発地区を推進するとともに、隣接するエリア、それから千光前通り沿道、そういった周辺地域についても区としてはまちづくりを進めていきたい。意向調査や勉強会等を開催して進めていきたいというようなことを申し上げてきましたが、このたび具体的にその意向調査を実施したということでございます。

 調査の目的としては、現在進めている土地区画整理事業と市街地再開発事業、その隣接する中野二丁目23番地区、それから千光前通りのまちづくりを検討するために意向調査を実施したものでございます。対象としましては、調査範囲図でピンクで着色されている部分がございますが、中野二丁目23番地区と記載されていますが、それと千光前通り沿道、おおよそ20メーターの範囲に土地または建物を所有している方でございます。調査期間としては、ことしの3月3日から3月24日。調査方法は郵送による配布と回収を行ってございます。回収状況は、回収率が27.2%、送ったものが254通で回収できたものが69通というものでございます。調査項目については記載されてございます。

 それでは、調査結果、別紙をごらんいただきたいんですが、まず回答者、これは権利をお持ちの方ですね。お住まいは中野二丁目の中、それから中野区内、おおよそ8割ぐらいの方が中野区内にお住まいで、年齢については60代以上の方がおよそ6割でございます。土地と建物両方を所有している方が70%ということになってございます。

 それから、土地・建物の利用状況についてなんですが、土地・建物とも自己利用している方が多く、住宅の用途として活用している割合が約60%、それから、店舗・事務所の割合は約30%を超えているという状況でございます。

 裏面に行っていただいて、まちの現状についてなんですが、まちの魅力、これは当然、場所柄駅に近いですから、駅への利便性が一番魅力として挙げておられると。それから、2番目に住みやすさを挙げておられると。それから、千光前通りの現状については、歩行者空間が狭いと言われている方が一番多く、その次ににぎわい不足、そういった御意見が寄せられているということでございます。

 それから、ここから非常に大事なところなんですが、今後のまちづくりについて。まちづくりの取り組みについて、「取り組むべき」「将来取り組むべき」との回答が約70%あって、まちづくり勉強会等への御参加の意向については、「積極的に参加したい」「できる限り参加したい」を合わせると半分以上となっている状況でございます。

 それから、主な自由意見でございますが、自由意見のところは極端な開発志向の方と、逆に保全志向といいますか、このままでいいという御意見、両方ございました。例えば、道路・歩道の整備、歩行者の安全については、千光前通りが狭くて坂道となっているなど歩行者の安全面に課題があるとか、拡幅して両方向通行にしてほしいという御意見がある一方、拡幅による立ち退きは反対であるとか、道路が広がると騒音が気になるという両方の御意見があったということでございます。それから、現在進めております二丁目再開発については、その他のところをごらんになりますとわかりますように、再開発により高いビルが整備されるのは大変不安であるという御意見もあれば、再開発ビルにレストランやカフェ、スーパーがあるとよいと期待されている方もいらっしゃるというところでございます。

 それから、もう一度A4の1枚ペーパーに戻っていただきたいんですが、今後のまちづくりの取り組みについてでございますが、今回、特にまちづくりについて取り組むべきだ、それから、勉強会への参加の御意向もございました。こういったものを背景にして、今後23番地区、それから千光前通り沿道、それから、今回以降調査は行っていないんですが、ファミリーロード周辺の駅前商店街、このエリアは既に地区計画は平成27年3月に策定されておるんですが、具体的な中身、地区整備計画はまだ整備されてございません。ですので、ファミリーロード周辺の駅前商店街を中心とした地区も含め、それぞれそこの地区の特性に合った勉強会、それから、可能でしたら見学会、そういったものを開催して、さらにまちづくりに取り組んでいきたいというふうに考えてございます。

 以上、御報告でございます。

委員長

 ただいまの報告に対し質疑はありませんか。

森委員

 御報告ありがとうございました。回収率が27.2%とあります。先ほどの自由意見のところの御説明でも、副参事のほうから割と再開発に対して両極端な意見が見られたという話がありました。そうすると、何がしか御意見をお持ちの方がよく回答していただいているのかなと思うんです。じゃあ、表の利用状況はともかくとして裏面の回答、この数字を出していただいているんですけど、なかなか、そういう状況だとこの数字をもって何と言えることでもないのかなというふうに思うんです。つまり、この区域全体の皆さんの意見がここに必ずしもきれいに反映されているものではないのかなと思わざるを得ないんですね。そのあたりいかがお考えですか。

吉田都市政策推進室副参事(中野駅周辺地区整備担当)

 非常にするどい御指摘だと思います。確かに回収率が27.2%というのはあまりよくないかなというところでございますが、これ、今まで何か勉強会とか啓発活動をやって、その上で例えば対面式で意向調査をやったとかになると高い率が出てくるんですが、これまではっきり言って何もないわけですね。そういう中でこの回収率は、決してそんなに低いものではないと。それから、おっしゃるように、するどいなと思ったのは、返ってきたものは皆さんすごく意見を持っていらっしゃる方が多いんですね。そういう意見を持っていらっしゃる方が多いので、自由意見についても総数39件。回収が69件に対して。非常に多いなというところではございますが、これをよく見ると、この対象になった方々に対して、例えば建物の共同化とか、そういったことについて全然レクチャーというか勉強会とか何もやっていない状態で、「興味がある」とか「少し興味がある」という方を合わせると3割ぐらいいらっしゃるんですね。これは、私の経験なんかからするとかなり高い率だと思います。逆に言いますと、現地を歩いたりすると、比較的古くなっている建物が多くて、そういう意識をお持ちになっている方は決して少なくないのかと。それから、二丁目再開発についてのいろんな説明会とかやっていますから、特にそういった意味でまちづくりについてのある意味刺激がある状態ではないかなというふうに推測しております。

委員長

 他に質疑はございませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 なければ、以上で本報告については終了いたします。

 次に、中野駅西側南北通路・橋上駅舎の整備についての報告を求めます。

小幡都市政策推進室副参事(中野駅地区都市施設調整担当)

 それでは、中野駅西側南北通路・橋上駅舎の整備について御報告をさせていただきます。(資料5)中野区が整備する西側南北通路・橋上駅舎と東日本旅客鉄道株式会社、以下「JR」と申しますけれども、JRが整備する駅ビルから成る道路一体建物につきましては、JRが工事費の縮減と工程の短縮を目指して駅ビル計画内容見直しによる検討を進めてきたところでございます。その検討の結果と今後の方向性について御報告をさせていただきます。

 1番、駅ビル計画内容見直しの検討結果についてでございます。道路一帯建物につきましては、今回の見直しにより当初の基本設計時より建物5階部分が縮小されておりまして、延べ床面積が約2,000平米ほどの減となっております。二つ目、今回地質の再調査を行っておりまして、建物の支持杭を見直しております。当初の基本設計時よりも杭の長さが一部短くなっております。三つ目ですが、こうした建物の縮小と杭の見直しによる工期短縮、また、一方で建物本体の準備工事である支障移転工事の早期着手というところで、JRは工期が当初の基本設計時よりも約1年から2年短縮になる見込みとしております。

 2番、道路一体建物の見直し後の計画概要でございます。計画概要につきましては、以下の表のとおりでございまして、延べ床面積につきましては、当初の基本設計時約2万平米ほどであったものが1万8,000平米になってございます。

 別紙1をごらんください。別紙1に配置図、平面図、断面図を示しております。表面、開いたところが南北通路・橋上駅舎階の平面図になっておりまして、図の左側が新宿方でございます。2階につきましては、当初の基本設計時と大きくは変わっておりません。裏面をごらんください。裏面が断面図になってございまして、上の断面図が中野四丁目側から三丁目側を見たもの、下の断面図が中野通り側から立川方面を見たものでございます。特に上の断面図がわかりやすいんですけれども、当初の基本設計時にはほぼ総5階建てだったものが、5階部分が大分縮小されております。当初は5階部分まで店舗が入っておりましたが、今回の見直しにより店舗は4階まで、5階は倉庫ですとか駅の施設ということになっております。

 (2)工程についてでございますが、別紙2をごらんください。別紙2に南北通路・橋上駅舎整備と駅周辺の各開発事業の想定スケジュールを示しております。一番上の1番が南北通路と橋上駅舎のスケジュールになっておりまして、長い矢印の一番上が当初の基本設計時のスケジュールでございます。当初は工事着工から10年半、平成41年の開業見込みというものでございました。その下の長い矢印が、これまで区がJRに対して要望してきたスケジュールでございまして、区としては平成37年までの通路と駅の開業というところで工期短縮を要望してきたところでございます。その下の少し濃い矢印が今回の見直し結果でございます。全体としての工期の短縮と準備工事である支障移転工事の早期着手によりまして、当初の基本設計時より約一、二年の工期短縮ということでございまして、平成39年度内の竣工を想定しております。また、表の上から三つ目、3のところが区役所・サンプラザ地区の想定スケジュールになってございまして、こちらにつきましては平成37年の竣工目標としておりましたが、新庁舎整備のスケジュールの見直しによりまして竣工時期の見直しが想定されておりまして、こちらも平成39年度末ごろとなる見込みでございます。こうしたことから、通路と駅舎につきましては区役所・サンプラザ地区の竣工前に開業できるものと想定しております。

 表紙にお戻りいただきまして、表紙の裏面をごらんください。今後の予定でございます。一つ目が公共基盤の検討を踏まえた協議・調整でございます。区では、現在中野駅新北口駅前エリア(区役所・サンプラザ地区)の公共基盤の配置の検討を進めております。駅前広場と道路一体建物は接続することになるため、JRと十分に協議・調整を行ってまいります。

 続きまして、実施設計及び支障移転工事着手に向けた協議でございます。実施設計についてでございますが、公共基盤配置の検討と整合を図りつつ、JRと実施設計協定締結の協議を進め、速やかに実施設計に入ってまいりたいと考えております。また、支障移転工事につきましても、できるだけ早期に着手できるようJRと協議を進めてまいります。

 三つ目、実施設計作業以降の工期短縮協議でございます。区としましては、南北通路と橋上駅舎を早期に開業したいというふうに考えておりまして、今後の実施設計作業におきましても設計内容、工事工程をきちんと検証して、さらなる工期の短縮を目指してJRと協力して進めてまいります。

 最後に、西側南北通路と橋上駅舎の整備費についてでございます。今回の見直し作業を踏まえた整備費につきましては、今後、公共基盤配置の検討による駅前広場の整備であったり、区役所・サンプラザ地区再整備事業の整備の工程との調整という検討が必要になっておりまして、その工程の検討結果によりまだまだ整備費は増減するものと想定されております。このため整備費については、今後工程の検討とあわせて実施設計作業を進める中で精査してまいります。

 御説明は以上でございます。

委員長

 ただいまの報告に対し質疑はありませんか。

長沢委員

 そういうことで御報告いただいたわけでありますけれども、延べ床じゃなくて建築の面積そのものも若干変更になっているんですよね。これはどういうわけなんですか。

小幡都市政策推進室副参事(中野駅地区都市施設調整担当)

 建物の平面図なんですけれども、柱と柱の間隔、スパン割が一部変わっているところでございまして、若干延びているところがございまして、そのため建築面積が若干ふえているというところがあります。

長沢委員

 それと、地質の再調査により建物を支持する杭を見直しており、長さが一部短くなっている。一部というのがちょっとわからないんですけど、全てのというか、何十本かありますよね。その一部という意味なんですか。

小幡都市政策推進室副参事(中野駅地区都市施設調整担当)

 杭の詳細でございますけれども、杭の本数は48本ございました。当初の基本設計のときには48本全てが長さ27メートルということだったんですけれども、今回地質がそれほど悪くないということがわかりましたので、48本のうち40本が19メーターという長さになっております。残り8本は変わりません。

長沢委員

 それで、気になっていたのは整備費のところなんですけど、もともとこういう整備費自身が、全体のはちょっとわかりませんけど、当初、区負担としても71億が119億ということで、当然ながら杭全体だから駅ビルにかかわるところもJRが……。もう1年ぐらいになるんですかね、最初のそういう御報告から。変更してから。1年以上になるか。ということですね。それで、駅ビル計画のこの見直しで、今後実施設計作業を進める中で整備費については精査していくということなんだけど、考え方だけちょっとお伺いしたいんですが、例えばその杭が、今御報告いただいた48本全て27メートルにすると。もちろん杭だけじゃないんだけど、その杭を打ち込むだけでも手作業もあって、それが公費の負担が71億から119億ということですね。そのときの内訳として、橋上駅舎78億円で、南北通路については24億円で、それ以外のところは準備費等々で17億円ぐらいかかって、総額119億ということだよね。例えば事務費等々、その辺についての17億というのは、これは変わらないのか。あるいは橋上駅舎、そのどこの場所かというところにも係ってくると思うんだけど、考え方としては駅ビル全体の中での橋上駅舎であり、あるいは南北通路だから、そこのところではここでおっしゃるように、今はまだ計算というか、精査しなければ金額はわからないという話かもしれないけど、考え方としては橋上駅舎についても南北通路についても一定の金額としては減額になるというふうに考えていいんですか。

小幡都市政策推進室副参事(中野駅地区都市施設調整担当)

 整備費については今回御報告をしておりますけれども、確かに増減の要素というのはありまして、杭が短くなったというところでの減額の予想というのもありますし、一方でこの工期を短くするために、今まで夜間施工だったものを昼間の施工に変えているというようなところがございまして、そのために、例えばガードマンをたくさんつけなきゃいけないですとか、仮囲いのきちんとしたもので安全確保しなきゃいけないとか、そういった増額の要素、それから、当初の基本設計時と、今の労務費であったり建築材料費の高騰という要素もありまして、増減という要素は確かにございます。ただ、こういったところも踏まえて、今後どういうふうに駅前広場であったり区役所・サンプラザ地区と調整してつくっていくかというところが、工程のところで工事費に影響するところがございますので、そういったところとあわせてきちんと工事費についてははっきりさせていきたいというふうに考えております。

長沢委員

 最後にします。スケジュールも出していただいているので、これ、もともとというか、スケジュール的には37年度だったのかな。しかし、これを見ると39年度のところで、一、二年間工事短縮になるというのは駅ビルのほうの話だから、それで39年度になるという話ですか。

小幡都市政策推進室副参事(中野駅地区都市施設調整担当)

 本日の御報告として通路と駅舎の竣工という点で、それが10年半、平成41年だったものから約1から2年の工期短縮になるというところで、39年度内になってくるという想定をしております。

長沢委員

 そこはそういうことなんだね。だから、もともとのというのはどこまでさかのぼっていいかあれなんだけど、37年度に完成みたいな話もあったわけだよね。限りなくそれにという話だけど、ここでいうと、さらに短縮は実施設計等で検討するよということで、こんなふうに破線を引っ張っているのかなと思うんだけど、これはこういうこと。そうすると、区としては、南北自由通路や駅舎というところでいうと、ここまで、まだ上もできないとそれはできないのか。つまり、区の南北通路はあくまで37年を目指すという話でいいのか。

小幡都市政策推進室副参事(中野駅地区都市施設調整担当)

 区としては通路と駅舎の竣工ということが重要というふうに考えておりまして、そちらの通路と駅舎の竣工について今回39年度内を想定しているということなんですが、区としてはできるだけ早く竣工させたいということで、これまで平成37年度内の竣工をJRに要望してきたわけですけれども、その点は変えておりませんで、引き続き平成37年度内まで短縮できるように、JRに対し実施設計等で検討してほしいという要望をしていきたいと考えております。

森委員

 御報告ありがとうございました。まず、検討結果について3項目挙げていただいているんですが、これのそれぞれの関係がよくわからなくて、5階が縮小された、杭が短くなりましたという話とこの一、二年短縮になったという話は、これはまた別の話なんですか。あと、5階部分が縮小されたのと杭が短くなったのは関係があるのかないのか。それぞれ独立した話なのか、関連してきているのか、その辺御説明いただけますか。

小幡都市政策推進室副参事(中野駅地区都市施設調整担当)

 1番で検討結果ということで、まず概要を示したいということで資料をつくっておりまして、一つ目が面積の減という要素、これは建物全体の計画というところで大きい要素かなと思っております。その次が杭の見直しということで、こちらはこれまで杭に時間がかかるということで工期が長くなっておりましたので、杭が今回短くなってきているということの御報告です。三つ目につきましては、全体の工期というところでの視点の御報告でして、要素としては建物が縮小されたということと、杭の長さが短くなったこと、それによって工期の短縮が図られております。それから、工事を早期着手する。そういった要素で、工期については一、二年短縮となっているということでございます。

森委員

 ここの「建物の縮小及び」というのがそこを示しているということですね。理解しました、それは。

 この支障移転工事というのは、ごめんなさい、初めて聞いたんですけど、何なのか御説明いただけますか。

小幡都市政策推進室副参事(中野駅地区都市施設調整担当)

 支障移転工事でございますけれども、道路一体建物の本体の建物工事に入っていく前の準備工事というようなものでございまして、例えば、これからホーム上に杭を打っていくわけなんですけれども、その杭を打っていくに当たってホームの終わりにある倉庫みたいなものを先に移転したりとか、あと、杭を打っていくところの電気的なケーブルみたいなものを先に準備工事として動かしたりとか、そういったことが支障移転工事の内容でございます。

森委員

 そうすると、早期着手とありますけど、これは実際にはいつごろになるのか。要するに、実施設計が終わってからなんですか、それの。

小幡都市政策推進室副参事(中野駅地区都市施設調整担当)

 別紙2にスケジュールを示しておりまして、実施設計につきましては今年度の29年度内から30年度というふうに考えております。実施設計が終わってから建築工事に入っていくわけなんですけれども、その建物の設計をやるのとあわせて、その支障移転工事には平成30年度の夏ごろから先に着手をしていきたいというふうに考えております。

森委員

 ありがとうございます。理解できました。

 それから、工期の話、今もちょっと出ましたけど、さらなる短縮を検討していくということで、どうしても37年というのは一つの区切りとしてあるとは思うんですが、これ、短くすればするほど、先ほどもお話がありましたけど、ちょっと費用が高くなるとか、工事の質的にどうなんだとか、いろんな問題も出てくるんだと思うんですよ。そうすると、37年ありきで、どうしてもここに間に合わせるという形でやっていくと、ちょっと心配も出てくるのかなというふうに思っているんです。そのあたりどうお考えですか。

小幡都市政策推進室副参事(中野駅地区都市施設調整担当)

 中野駅周辺の各開発事業の想定スケジュール等を考えますと、できるだけ通路と駅舎というのは早く竣工させていきたいというふうに考えております。ただ、一方で、早くしていくということはお金がかかってくるという要素もございますので、そういったところはお金の点と工期の点をきちんと整合を図りながら、最終的に実施設計を進めてまいりたいというふうに考えております。

森委員

 ありがとうございます。ここはバランスを見てやっていただきたいと思います。

 最後にしますが、いずれにしてもこの37年ぐらいまでは、結局今の北口の状況というのはこのままということなんでしょうか。

小幡都市政策推進室副参事(中野駅地区都市施設調整担当)

 駅の現在の北口、南口というところですけれども、そちらにつきましては、駅構内であったり改札というところはJRさんが整備する範囲でございますので、駅周辺の今後の開発の状況、それから、交通量の増加というところをきちんと共有した上で、JRさんに対応を求めてまいりたいと考えております。

木村委員

 この平面図と断面図の件でちょっとお伺いします。昨年の6月にその段階での図面を示されておりますが、先ほど杭の位置が少しずれたところもあるということをおっしゃっていましたので、それによって当然エレベーターかエスカレーターか階段か、それが構造的にどこか移動したり、数が変わったり、そういった変化というのはございますか。

小幡都市政策推進室副参事(中野駅地区都市施設調整担当)

 柱というか、杭のスパンの間隔が変わったところですけれども、図面をちょっと細かく見ていただきますと、例えば断面図の上の図面を見ていただきまして、ここの柱のX9とX10というところなんですけれども、ここが12.5メートルという形になっておりまして、ここが以前、当初の基本設計時は12メーターだったということで、ここの柱間隔が50センチ延びているというところが変わっております。ですので、エレベーターですとかエスカレーター等に影響してくるところではございません。

木村委員

 影響はしていないということですが、昨年の平面図と比較すると、いわゆる西側の階段が、昨年は4カ所なんですけど、今回2カ所に減っているんですが、その変更はあったんですか。

小幡都市政策推進室副参事(中野駅地区都市施設調整担当)

 今回JRが駅ビルの計画を見直すに当たって、避難階段の考え方というのを変えております。大きくプランには影響していないのでちょっと御説明しなかったんですけれども、避難安全検証法という考え方を採用しておりまして、具体的に安全を検証して建築基準法を通していくというようなものなんですけれども、それで階段の数は減ってくるということで、階段の数が減った分、多少店舗面積等がふえているということはございます。

木村委員

 階段が減ったということで、あと、前回との比較で、この断面図のほうなんですけども、これ、切り口が違うのでそうかもしれないんですが、今回の断面図のX5からX6という中では、前回はエレベーターとエスカレーターが書かれていたんですが、今回は書いていないんですね。前回の断面図では書いていたんですけども。それは単純に断面図の切り方が違うからというだけなのか、教えていただけますか。

小幡都市政策推進室副参事(中野駅地区都市施設調整担当)

 下のほうの断面図ということだと思うんですけれども、単に断面をとっている箇所が違うということでございます。

木村委員

 じゃあ、エスカレーターとエレベーターの位置は変わらず。同じように前回X7からX8を切っているんですけども、この北口ロータリー、あとペデストリアンデッキというのは両方に書いてありますけども、この位置というのは変わらずということでよろしいんですか。

小幡都市政策推進室副参事(中野駅地区都市施設調整担当)

 駅の北側は新北口駅前広場になり、ペデストリアンデッキがかかってくるところでございますので、ここについては特に変わってございません。

木村委員

 最後にします。今回5階部分がなくなってというか、一部、これは中野通り沿いのほうが若干5階が残って、西側のほうが4階という構造かなと思っております。ちょっと私、わからないんですけど、中野通り沿いからというのは一部盛り土になっているんですかね。その上に5階部分ができるということになっているのかなと思うんですが、普通考えると盛り土の部分というのは弱いので、そこが5階になるというのはどうなのかなというふうに、単純に疑問に思ったんですけども、それは特にJRの配置の問題でそういうふうにやっただけであって、別に盛り土のところが5階になったとしても全く問題ないということでよろしいですかね。

小幡都市政策推進室副参事(中野駅地区都市施設調整担当)

 中野通り側が5階になったという理由とかというのは、すみません、特に聞いてはいないんですけれども、建物についていえば、確かにここは盛り土になっているという経緯があるかと思いますが、建物の支持自体は支持層まで杭を打って支持するということですので、盛り土であろうと原地盤であろうと、支持の考え方というのは変わってこないというふうに思います。

広川委員

 1点だけ伺いたいんですけれども、この頭の文章に、JRは工事費の縮減と工程の短縮を目指し検討を進めてきたということで、この検討結果が載っているわけですが、工程については書いてあるんですが、工事費の縮減について書いていらっしゃらないんですが、このあたりはどういう報告があったんでしょうか。

小幡都市政策推進室副参事(中野駅地区都市施設調整担当)

 工事費についてですが、先ほど委員のお話がありましたけれども、西側南北通路と橋上駅舎が中野区が整備するところでございまして、こちらの工事費については、今回の駅ビルの見直しに当たっては、基本的にその部分は見直されているわけではないので、変わってこないというふうに考えていたということです。杭の長さが変わってきたら、そこも影響を受けて変わってくるということはございますけれども。一方で、JRは上の駅ビル部分について工事費がかかり過ぎる、工程があまりにも長くなり過ぎるということで、JRとしての工事費、工程というところの検討を目指してきたということがあります。それとあわせて、区はさらに工程の短縮をしてほしいということで要望してきたという経緯がございます。

広川委員

 駅ビルの工事費というのは、JRのほうから区のほうに報告というのはされているんでしょうか。

小幡都市政策推進室副参事(中野駅地区都市施設調整担当)

 JRから示されているのは、区の南北通路・橋上駅舎の整備費ということでして、駅ビル部分については示されておりません。

白井委員

 基本的なんですけども、プラットホームの上が南北通路になっていて、駅舎というのはどこからどこまでを指しますか。2枚目の断面図、Y3-Y4の断面図で見ると、右側に小さく「駅ビル」と書いてあるんですけど、要は区側として負担するところ、駅舎というのはどこまでを指すかということ。位置を教えていただきたいんですけど。

小幡都市政策推進室副参事(中野駅地区都市施設調整担当)

 まず、図の2階の平面図を見ていただきたいというふうに思います。こちらに、X5とX7の間に南北通路がございまして、こちらの図の左側に「ラチ内コンコース」という記述がございます。この南北通路の左側が駅舎になっておりまして、こちらのところのラチ内コンコースという部分、それから、ホームから上がってくる階段であったりエスカレーターだったりエレベーターの部分、それから男子便所、女子便所、こういったところが駅施設というところでございます。南北通路の左側にある店舗につきましてはJRの施設ということでございます。先ほどの裏面、Y3-Y4の断面図ですと、X5とX7のところに2階レベルでは南北通路がございまして、こちらの左側、中野通り側、ラチ内コンコースというところが駅施設ということになります。

白井委員

 そうすると、別紙1のほうで、右側は駅ビルだから、南北通路より右側は関係ありませんよと。南北通路より左側の部分で「店舗」と書かれたところ、駅施設もそうなのかな、これも外したところ、通路とトイレ等々を含めて階段やエスカレーターとありましたけども、これらの維持管理も含めて区側が責任を持つという形になっていきますか。

小幡都市政策推進室副参事(中野駅地区都市施設調整担当)

 駅舎部分につきましては中野区が整備するものでございますけれども、その部分の維持管理、ランニングコストにつきましてはJRの負担ということでございます。

白井委員

 それで、先ほど我が会派の木村議員からもありましたけども、そうすると5階部分は減りました、しかしながら区側が負担するこのラチ内コンコース、この上の部分に5階が乗っているわけですよね。当初杭が短くなると費用負担が下がるという話だったんですけども、区側が負担しなければならないところに5階が乗っかったままだと、こういうふうにもとれるんですけども、なぜ5階部分がここになったかは聞いていませんと。なぜ聞かないんですか。これ、逆に言うと、駅ビル内の店舗が5階の右側になっていれば、区側の負担は下がるということになりませんか。いかがでしょうか。

小幡都市政策推進室副参事(中野駅地区都市施設調整担当)

 区とJRの負担ということですけれども、基本的に、まず南北通路と橋上駅舎のみを整備すると想定されるところが区の負担ということになっておりまして、そこからさらに上に建物が乗ってくることによって杭が太くなってくるということについては、JRが負担をしていくという考え方になっております。杭の長さにつきましては、上に建物が乗ってくるとかということではなくて、地盤の状況で決まっているということでございますので、上に建物が乗っかってくる、乗っかってこないにかかわらず、杭の長さというのは変わらないのではないかというふうに考えております。

白井委員

 それだと、建物がなくて単に南北通路をつくるだけになると、杭はもっと細くて済むじゃないですか。当然上に屋根があって建物が乗っかってくる現状があって、そうすると5階があるかないかだけの話じゃなくて、そもそも駅ビル内にあるから当然杭を太くする必要があるわけでしょう。そこから対象の比較をしているわけじゃないじゃないですか、これは。だから、南北通路と区が負担しなければならない駅舎の部分の負担のベースはどこですかという話になりますよ、それだと。そうですよね。乗っかってくるかこないかじゃなくて、上がなければ、それは絶対もっと細くて済むでしょう、素人が考えても。そうなりませんか。

小幡都市政策推進室副参事(中野駅地区都市施設調整担当)

 杭の太さにつきましては、当初平成21年に駅舎と通路のみの調査設計というのをやっておりまして、そのときに太さ1,800という数字が出ております。今回の基本設計によって杭の太さは、上に建物が乗っかってきているということで2,400になってございまして、その1,800分を区が負担すると。さらに太くなっていく2,400の部分についてはJRの負担という考え方でございます。

白井委員

 細かなことを言うようだけど、単純にこの口径だけじゃなくて、本当は本数の換算もしなきゃならないんだろうけどね。1本幾らかというので。JR側のやつは、もともとゼロからふえた分だけという負担もおかしな話というふうに考えませんか、普通。上の駅ビルが乗っかるから、そのふえた分だけJR負担だというんじゃなくて、もともとその部分の口径がなければ成り立たないわけだから、その分の負担も求めていくというのが本来のあり方じゃないかなと思うんですけど、いかがですか。

小幡都市政策推進室副参事(中野駅地区都市施設調整担当)

 今回の整備が、南北通路と橋上駅舎と駅ビルを一体でつくっていくということで、道路一体建物をつくっていくということでございます。この整備のこれまでの経緯といいますか、スタート時点としまして、駅舎と通路を区の請願でつくっていくというところがございまして、基本的に区がつくりたいというところからスタートしております。ですので、区がつくりたい。そこの上に乗っかってくる駅ビルについては、お金がかかってくる部分についてはJRの負担ということで整備してきたところでございます。

白井委員

 その説明は何度も聞いていて、もう耳にたこができるぐらい。ただ、その説明を聞くたびに、本当にそうかよと言いたくなるぐらい思いがあります。もう少し負担してもらわないと、譲歩してもらわないと、なかなか納得いく話じゃないなと。ただ、交渉がなかなか進まないところもあってというのはよくわかっているんですね。今のを踏まえた上で、先ほど広川委員からもありましたけども、工程はわかりました。わかったというか、何となく棒線を半分に切っただけかなというイメージなんだけど、とりあえず2年ほど縮まりますと。費用負担の話が口頭で説明があったんだけども、今後積算の中でとかいう話が出てきて、当初中野区が想定した部分とあまり変わっていないという言い方になるんだけど、ざっくり言うと、それも含めて検証してきたわけでしょう、費用負担を。今回のやつで幾らほどという金額が難しければ、当初の何割ぐらい減ったと言えるとかできないんですか、区側の負担は。当初計画とほぼ変わらないという言い方だったら、削減になっていないじゃないですか。工期の短縮と費用の削減も目標に交渉してきたんじゃなかったんですか。変わらないとなれば、費用に関しては、結果はなかったということですか。変わらなかったということになるんでしょうか。いかがですか。

小幡都市政策推進室副参事(中野駅地区都市施設調整担当)

 先ほども少しお話しさせていただきましたが、費用の点については、杭が短くなってくるという減額と、さらに工期を短縮するために昼間工事をすると、そういったところの増額、また、労務費や建築材料費の高騰というところ、そういう増と減の要素があります。ただ一方で、今後どういうふうに駅舎、道路一体建物をつくっていくかというところの工程の調整を、きちんと駅前広場と区役所・サンプラザ地区と整合を図っていかなきゃいけない。そこのつくり方によっても変わってくるところが大きいので、今後実施設計の中で精査をしていきたいということでございます。

白井委員

 冒頭の頭紙のやつの頭に書いてあるじゃないですか。JRは工事費の縮減と工程の短縮を目指すと書いてあって、工事費の縮減と書いてあるんですよね。自分の工事費の縮減だけなんですか、これ。区側としては影響しないということなんですか。だから、口頭で報告がありましたけども、工期が書いてあるというふうに捉えるんですか。区側の負担が減ったということはないということですか。

小幡都市政策推進室副参事(中野駅地区都市施設調整担当)

 区としては、まず工程の短縮ということで、できるだけ早く開業したいということでJRと交渉してきたところがございます。一方で工事費の視点がございますけれども、やはり工程の短縮と工事費というところは密接に関係してくるところですので、そこのバランスといいますか、そういったところについても今後実施設計の中で検証してまいりたいと考えております。

いながき委員

 この中野駅西側南北通路・橋上駅舎の整備については、昨年6月の特別委員会で協定に基づいて基本設計を実施しましたと報告がありました。その中で、その基本設計の結果、工事着手後、駅と自由通路の開業まで10年6カ月、駅ビルの開業まで12年5カ月かかると。なぜここまで長い工期がかかってしまうかの理由のところで、軟弱地盤であって、その杭を長く打ち込まなければならないというのと、夜間作業となる時間的な制約などがあるから、これだけ工期が長期になるんだという説明を受けました。昨年の6月からこの1年間、御担当にも、そして、JRの担当者にも幾度となく工期の短縮についての方法を聞いたんですが、この地盤と夜間作業、この時間的制約の問題についてはもういかんともしがたいんだという説明をずっと受けてきました。それが本日の御報告では両方とも、地盤も実は少し杭を短くして工事ができますと。そして、夜間作業も実は昼間もできるようになりますという御報告があって、あれだけできないと言っていたのにきょうの御報告を聞くと、何だ、結局できるんじゃないかというのが率直な感想です。その中で、特に地盤について、地盤というのは昨年の御報告からこの1年、2年でそんなに大きく変わるものではないと思うんですが、今回再調査によって杭を見直すことが、短くすることができたという御報告がありました。これはどういうことなのかなと思いまして、その辺の説明をまずお願いします。

小幡都市政策推進室副参事(中野駅地区都市施設調整担当)

 地質の再調査の件ですけれども、当初基本設計の中では2カ所地質の調査をしておりまして、あわせてこの駅の周辺の、区役所にあるほかの建物の地盤調査の結果なんかも用いて、2カ所ほど調査をすれば設計ができるのではないかということで、当初の基本設計というのは行われておりました。今回、杭の長さがかなり長くなっておりまして、JRの基本設計の中では27メーターまでというかなり深いところの調査をしております。そういった深いところの調査についてJRがやってみた結果、20メーターから27の深いところの状況が悪いということがわかったということでございます。今回、さらに再調査というのを、じゃあ、その悪いところというのが限定的なのか広範囲なのかという点で調査をしておりまして、地盤の悪いところが限定的であるということがわかりましたので、その点で杭の長さが大分、一部短くなってきているというようなことでございます。

いながき委員

今の御答弁ですと、今回の再調査はJRが行って、当然この26年、27年度に行った基本設計のときの調査、もちろんしたと思うんですけども、それもJRが行ったということでよろしいんですよね。

小幡都市政策推進室副参事(中野駅地区都市施設調整担当)

 今回の建物の設計にかかわる地盤の調査ということでございますけれども、いずれも線路の、鉄道施設の中の調査ということになりますので、今回の設計作業の一環としてJRが行っております。

いながき委員

 率直な疑問として、この26年、27年度の基本設計も2億5,000万円以上の経費をかけて、中野区が1億6,000万余の負担をして、それも協定では設計の工程が1年間というところを、結果的には1年半かかってやったにもかかわらず、今回そういった再調査をしなければならなくなったということで、最初の基本設計の段階でここまできちんとやるべきではなかったのかというふうに感じるんですが、御担当としてはその辺どうお考えでしょうか。

小幡都市政策推進室副参事(中野駅地区都市施設調整担当)

 設計作業の中でやるべきだったかどうかということなんですけれども、当時は、基本設計のときは、周囲の地盤調査の結果と2カ所調査すれば十分であったということで設計は進んでいたというふうに認識しております。その結果につきましては27年度末に示されたということで、そこから追加の調査の検討に入っていったということでして、なかなか当初から見越してさらに調査するというのは難しかったのかなというふうに考えております。

いながき委員

 今度は杭ではないんですが、率直な疑問として、建物5階部分を縮小させたことによって工期が短くなるということなんですが、そうすると、これをさらに建物部分を縮小すると、単純にさらに工期が短くなるというふうに――それをやるやらないは抜きにして――考えてもよろしいんですか。

小幡都市政策推進室副参事(中野駅地区都市施設調整担当)

 工期の短縮という点では、建物の縮小というよりは、杭の長さが短くなっていると。杭の施工を夜間から昼夜通してやるというところが大きいのかなというふうに思っております。その建物の大きさ、5階部分というところについては、JRの駅ビルの事業収支という点からの判断かなというふうに考えております。

森委員

 ちょっと今のお話で、追加で伺いたいんですが、最初の基本設計の段階で2カ所地盤を調査しました。そうすると、20メートルから27メートルぐらいの間に地盤がよくないところが見つかったと。で、工期が延びてしまいますという話になりました。ちょっと短くしないといけない。もうちょっと詳しく調査をしたら、短くても大丈夫だというところが出てきた。だから、そこは短くしますという話ですよね。これ自体は筋が通っているというか、説明としては納得がいくんですが、初めに地盤が悪かったところ、2カ所が見つかったというのは、これはたまたまなんですか。それとも、そうなる必然性が何か調査の段階であったんですか。というのは、初めの調査の2カ所の段階でかたいところが見つかっていた。同じ深さのところに弱い部分があるというのが見つからなかった。将来的に災害があったときにそれがわかったなんてなったら大騒ぎだったわけですよね。とすると、初めの段階で2カ所地盤が弱いところが見つかったというのは、根拠があってそうなったのか、たまたまそうだったのかというのがすごく気になるんですけど、その辺御説明いただけますか。

小幡都市政策推進室副参事(中野駅地区都市施設調整担当)

 地質調査ですけれども、最初、基本設計のときは2カ所調査をしております。その2カ所とあわせて、周囲の建物を建築する際の地盤の状況というデータがありますので、それを使ってJRは設計しております。周囲の建物については20メーターぐらいの杭で、全て地質調査を20メーターやって、そこで支持地盤ということで結果が出ておりましたので、その20メーターというところを見越しながらJRとしては地質の調査を、JRの杭はもうちょっと長くなる予定だったので、20メーターよりもさらに深いところまで2カ所地質の調査をしたと。そうすると、問題となっているところは20メートルから27メートルの間のところでして、そこを2カ所JRが調査した結果、地盤が悪いことがわかったということで、杭が長くなっていったと。今回さらに20から27のところまで到達するような調査を追加でやった結果、そこまで長くしなくても支持できるのではないかということがわかって、杭の長さを見直したということでございます。

木村委員

 杭が48本のうち40本が19メーターという話で、ということは残り8本が27メーターで、もしわかれば教えてほしいんですが、どの8本が27メーターになっているのか。

小幡都市政策推進室副参事(中野駅地区都市施設調整担当)

 具体的にこれとこれというふうには言ってはいないんですけれども、平面図を見ていただくと、それぞれ柱と柱の間の距離が書いてあるかと思いますが、南北通路の右側のほう、駅ビル店舗が入っているようなところですが、こちらのスパンが10メーターだったり11メーター、12メーターと長くなっております。こちらのスパンが長いほうについて、杭が27メーター、長いままというふうに聞いております。

大内委員

 今回の再調査で1年ないし2年工期が短くなったということなんですけれども、区役所・サンプラザ、北口の一体再開発との関連でいうと、この駅舎の工事が短縮されることによって、この北口一体の再開発の完成時期もずれるんですか。

石井都市政策推進室副参事(中野駅周辺計画担当)

 別紙2をごらんいただきまして、想定スケジュールのところで真ん中あたりです。区役所・サンプラザ地区の再整備につきましては、竣工を39年度ぐらいのところで示してございます。これまでその下の注書きにあるとおり、区役所・サンプラザ地区再整備実施方針におきましては、平成37年度の竣工ということで、それを見込んで計画をしておりますが、新庁舎の整備との関係の中で、今見込んでおりますのが平成39年度の竣工ということを想定しているところでございます。これはまたこの間の整備の工程などとの検証も含めて、また改めて設定することにはなりますが、そうしたところの中では区役所・サンプラザ地区の整備と駅舎の整備については、そのような環境の中で駅のほうが先にできるような、あるいは同時にできるような形になりそうだということでございます。

大内委員

 駅ビルのほうが先にできそうだと言ったの。竣工しそうだと。

小幡都市政策推進室副参事(中野駅地区都市施設調整担当)

 区役所・サンプラザ地区が39年度ということで、駅舎と通路について39年度ぐらいに短縮になってくるのではないかということでございまして、その後駅ビルの竣工、上の部分についてはさらに2年ほど工事が続いて竣工となる予定でございます。

大内委員

 では、二つのものは関連しているんですか。もう個々ばらばらで、例えばJRが再々調査でさらに短くなりましたと。どんどんJR、JRで自由通路、駅ビルについては粛々と進めていく。北口に関しては、それとは別にやっていくのか。あるいは、一緒にある程度進めていかなければ動線の確保とかも難しいので、合わせるのか。駅ビルに関しては、とりあえず南口、西口の南口と言えばいいのかな、三丁目側か、あそこさえおりられればとりあえず、北側はおりられなくてもいいんですと。1年ないし2年、まだ北口は再開発中なので、とりあえず南口のほうだけおりられるようにして駅ビルをつくってしまうのかと。そういったところはまだこれからですか。それとも、ある程度事業計画を合わせていくとか、その辺はどうなっているんですか。

小幡都市政策推進室副参事(中野駅地区都市施設調整担当)

 現在、区役所・サンプラザ地区を含めて、駅の北口の公共基盤の検討というのを進めております。そういった中で駅の工事ということも想定されてくるところなんですけれども、実際には駅があって、駅前広場があって、区役所・サンプラザ地区の再整備があると。そこは非常に隣接した工事になりますので、どういった手順で工事を進めていくのか。あと、工事期間中に四季の都市への歩行者の通路というのもきちんと確保していかなきゃいけない。そういったところをきちんと、駅の工程と区役所・サンプラザ、駅前広場の工程というのをきちんと整合させながら、あわせて検討しながら進めてまいりたいというふうに考えております。ただ、その竣工時期については、少なくとも区役所・サンプラザ地区ができ上がるよりも前に駅の通路と駅舎ができていないと、交通計画が処理できないというところがありますので、そこの関係を守りながらきちんと整合を図っていきたいというふうに考えております。

近藤委員

 1点だけ。今この図面を見て、工事を早目にやるということ、短縮してやるということなんですけど、それは本当に早くできたほうがいいという考え方に間違いはないんですけれども、この区役所・サンプラザ地区もそうですし、四季の森の整備もそうですし、もう想像しただけでこの中野駅のところ、トラックや何かでどうなっちゃうんだろうみたいなイメージがあるんですよ。駅ビルも、前は夜間と言っていたのが、早目にするために昼間もやると。今JRからおりてくる人たちを抱えながら昼も工事をやる。そして、区役所・サンプラザ地区も開発していく。これを一気に整合性をとりながらやると簡単な言葉でおっしゃるけれど、どういう状態なんだろうと。一つの駅ビルをやるだけだって相当混乱すると思うんですよ。その辺はどのようにお考えですか。

小幡都市政策推進室副参事(中野駅地区都市施設調整担当)

 駅周辺でさまざまな建築工事であったり、駅前広場の整備工事であったりということが予定されております。きちんと歩行者交通も確保していかなきゃいけないですし、バスもきちんと乗り場を確保していかなきゃいけないところがございます。そういう点、工程調整については区としてもきちんと責任を持って取り組んでいかなきゃいけないというふうに思っておりまして、区が主体となって各工事間の工事調整を行うような、例えば会議体をつくるとか、そういったところできちんと工程調整に取り組みながら整備を進めていきたいというふうに考えております。

近藤委員

 本当に会議体をつくって、どのような工事がどのように進んで、車の台数がどうだということを、整合性を持ってやっていかないと、これ、大変な事態に……。JRからおりる人たちというのは、会社に行かないわけにはいかない、学校に行かないわけにはいかない、とめるわけにはいかない流れなわけですよね。そこを本当に、ふだん生活しながら起こっていくという、この表面上でないということをしっかり認識していただいて、やはり本当に早い時期から……。また工程を短くしたといって表面上ではこうなったとおっしゃりながら、工事が今度できないなんてことも起こってくるんじゃないかなと思うので、そこの会議体や何かというのはきちっと示していただきたいと思いますけど、いかがですか。

小幡都市政策推進室副参事(中野駅地区都市施設調整担当)

 そこの工事間の調整といいますか、工事中の安全確保というところで、我々も課題だというふうに思っております。現在、渋谷駅でかなり大規模な工事、歩行者動線を動かしたり、バス停を動かしたりということをやっております。そういったところの進め方も参考にしながら、今後きちんと取り組んでまいりたいと考えております。

近藤委員

 先ほど森委員もちょっとおっしゃっていましたけれど、やはり工事を急ぐためにお金の面というのもありますし、本当に事故があっては何にもならないですから、ここのところもしっかりと考えていって、建設現場の事故ですとか、そういったものがないように、最近とても多いので、そういうこともちゃんと配慮してやっていただきたいと思いますけど、いかがですか。

小幡都市政策推進室副参事(中野駅地区都市施設調整担当)

 繰り返しになりますけれども、駅周辺のさまざまな工事、当然区民の方が多数利用するところですので、区民の利便性、安全性というところに配慮しながら進めてまいりたいと考えております。

近藤委員

 区民の利便性はもちろんそうですけど、事故が絶対にないようにということなんですよね。そこをしていかないと、工期を急いで、そして事故を出してしまったなんて、もう本当にあり得ないことですので、よろしくお願いします。

森委員

 1点だけまた確認して。この工事と同じ時期にこの近隣で、民間でビルの建てかえとか大きい工事が起こる、もしくはそういう可能性がある、そういったものについては把握されていますか。

松前都市政策推進室副参事(中野駅周辺まちづくり担当)

 我々の所管としては、今このスケジュールにあらわしているように、大規模プロジェクト、再開発事業ということは十分に承知し、安全第一で工事を進めていくということになりますが、個別の民間の、例えばマンション建設等々について、駅周辺で把握をするというよりまたそちらの違う部署というか、建築のほうにまずはそういった届け出が出され、そういうところを情報として我々も承知をしておくということになろうかと思います。

森委員

 まあ、大分先の話なので、具体的にどうという話じゃないんですが、当たり前ですけど、道路は区が関連する工事の工事車両も、民間が工事する工事車両も使うわけなので、そっちの、区がかかわっていない部分というのも今後把握して工事を進めていかないといけなくなるのかなと思うので、そこはちょっと意識しておいていただきたいなと思います。要望にしておきます。

委員長

 答弁はよろしいですか。

森委員

 はい。

長沢委員

 もう時間があれなのでまとめて伺いますね。先ほど広川委員が、JR側の駅ビルについての、要するに総工費、整備費はというので、それは存じ上げないというお話だよね。存じ上げないということは、じゃあ、ここの事業、つまり中野がやる橋上駅舎と南北通路と、そしてJR側がやる駅ビルの、この総工費、総整備費というのかな、これ自身も、じゃあ、承知をしていないという話になるね。これ1点目。

 そうであれば、じゃあ、一体どういう形で橋上駅舎、自由通路について、それぞれかかる整備費というのを算出しているのか。これ、前にも聞いたけども、JR側から示されているもの自身を中野区としては、じゃあ、ということでしているのか。先ほど白井委員に言っていたけど、請願駅ということで、JR側としては、それは中野区から言われたんだからという強みというか、中野自身が請願しているから、そこが何か弱いのかわからないけど、結局そこがわからないでどうやっていろいろ整備のあれが……。今回はそれ自身も実施設計の、その場のところで示していくようなお話だよね。向こうから示されないとこちらとしてはわからないということが大前提として、総事業費、全体のがわからないからそういう話になっちゃうけど、そういうことでいいのか。もう一つ、請願駅というのは、ほかの自治体でもやられていることだと思うけど、ほかの駅でも同じような形でこうやっているのか。これが二つ目。

 三つ目には、中野区がかかわっているのは結局税金なわけですわ。社会資本整備の交付金とか出るにしたって。財調でそこ自身は見てもらうといったって、それは結局一般財源だし、こうやって区民の税金がかかわっていくわけなんだけど、それがJR側からそういうのが示されただけということでやられているのでは、これは極めて問題が大きいのではないかと思うんだけど。こういったことは他の自治体というか、こういう駅前の再開発というか駅ビルの建設ということで、この橋上駅や自由通路をほかもやられているところがあると思うけども、第三者的なものを入れながら、客観的にそれが妥当なものかというのを検討していくことが必要なんじゃないかと思うんだけど。この点について、ごめんね、まとめてだけどお答えいただきたい。

小幡都市政策推進室副参事(中野駅地区都市施設調整担当)

 まず1点目の、西側南北通路と橋上駅舎、駅ビルを含む総工費についてでございますが、駅ビル部分の工事費については示されておりませんので、総工費についても承知はしておりません。

 ただ、総工費がない中で、橋上駅舎と南北通路の分をどういったところで工事費を見ていくのかというところですけれども、南北通路と橋上駅舎、中野区の負担分については、工事費は示されておりまして、そこの工種の内訳というのも示されております。そういった内訳の中で区としては検証しているところでございます。

 それから2点目、請願駅についてでございますが、一般的に請願駅というのは、整備をする際に自治体が整備をするということになっておりまして、そのスキーム自体は、請願駅の場合は基本的には同じかなというふうに思います。ただ、その駅の状況によってJRの駅の位置付けというところもありますので、そういったところで少しケースが違うようなところはあるのかなというふうに思います。今後、工事費についても、委員御指摘のとおり、我々としてもきちんと検証しなければならないというふうに思っておりますので、中野区負担分についてはきちんと工種の内訳を求めて、それについて鉄道の工事、また、積算の経験があるような第三者にお願いをして検証していきたいというふうに考えております。

委員長

 他に質疑はございませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 なければ、以上で本報告については終了いたします。

 次に、沼袋区画街路第4号線沿道地区地区計画素案についての報告を求めます。

荒井都市政策推進室副参事(沼袋駅周辺まちづくり担当)

 沼袋区画街路第4号線沿道地区地区計画素案について御報告をさせていただきます。(資料6)平成28年の5月から8月まで地域の方々によるまちづくり協議会が計4回開催されまして、地区計画の策定及び用途地域等の変更に向けた検討を行い、素案たたき台がまとめられたところでございます。これを受けまして、このたび区として地区計画素案を作成いたしましたので、その内容について御説明させていただきます。

 資料はA3の両面刷りで3枚御用意させていただいていまして、1ページから4ページまでページを振った最初の2枚と、その説明を補足するための補足説明資料というのを1枚御用意させていただいております。

 1枚目のところには地区計画の構成ですとか区域、目標、土地利用の方針を示しておりまして、裏面の2ページ目から3ページ目の左側半分まで建てかえのルールについて示しています。3ページ右側については、今回のこの地区計画の策定に伴いまして、既存の平和の森公園周辺地区の地区計画の区域が変更になることを示してございます。また、2枚目裏面の4ページには用途地域の変更、防火地域の変更、高度地区の変更と今後の予定をお示ししてございます。

 では、A3資料の1ページをごらんください。まず地区計画の構成等についてですが、地区計画とは、地区計画の目標、それから土地利用の方針を定めまして、地区整備計画において建物の建てかえのルールなどを定めるというものでございます。本地区計画の区域は、右側の図の黒の一点波線で示された範囲で、面積はおよそ10.9ヘクタールとなってございます。

 次に、地区計画の目標についてですが、本地区はにぎわいの再生や防災性の向上を図ることが求められておりまして、地区計画の目標としましては、新たな顔となる駅前の拠点空間の創出、商店街の再生、延焼遮断帯の形成、そして、区画4号線を軸とした東西の住宅地を含めた避難経路ネットワークの形成を挙げまして、子どもからお年寄りまで誰もが安心して住み続けられるまちを目指すというふうにしてございます。

 次に、紙面の右側に行きまして土地利用の方針についてでございますが、土地利用の方針は、そこの右下の図にありますように、アルファベットを振った七つの地区に区分して定めてございます。4号線沿道のA・B・C地区につきましては、商店街の連続性を維持することでにぎわいの軸を形成し、また、延焼遮断帯として災害時の延焼を防止し、耐火構造の建築物を中心とした街並みを形成するとしてございます。また、駅前のD1地区につきましては、にぎわいの拠点として機能するとともに、新しい駅の顔としてふさわしい街並みに配慮した建築物が適切に配置された市街地を形成するとしております。そして、4号線東西の地域でありますF地区につきましては、災害に強く安心して住み続けられる地区とするために、4号線につながる区画道路を整備するとさせていただいております。

 次に、裏面の2ページをごらんください。ここからは、本地区計画で定める建築物の建てかえの七つのルールについての説明となっております。本地区計画で建てかえのルールである地区整備計画を定めますのは、区画4号線の整備にあわせて、沿道の建てかえが発生して防災性の向上やにぎわいの創出に向けたルールづくりが求められるA・B・C地区を先行して定めるものとしまして、D1・E・F地区につきましては、今後のまちづくりの検討状況等を考慮して別途地区整備計画を定めていく予定でございます。

 最初に、建築物の用途の制限についてですが、ここに掲げる建築物は建築してはならないとして表を掲げてございますが、こちらにつきましては補足説明資料のほうの①をごらんいただけますでしょうか。3枚目ですね。そちらのほうにわかりやすく表にしてございまして、例えば近隣商業地域となるB・C地区については、区画4号線に面する沿道の敷地のみカラオケボックス、ゲームセンターの立地を許容しまして、この※1に書いてあるんですが、面していない敷地については立地を禁止するといったことですとか、区画4号線沿道における商店街の連続性を確保するため、原則として建築物1階部分については住宅用途を禁止するといったことを考えてございます。

 A3資料の2ページに戻っていただきまして、二つ目のルールなんですが、敷地の細分化を防止するために敷地面積の最低限度を60平米にするということを考えてございます。ただし、もともと60平米に満たない敷地ですとか、区街4号線の整備により60平米未満となってしまうような敷地については、それ以上分割しない限りはそのままの面積で建てかえが可能ということにさせていただいております。

 続いて三つ目のルールは、建築物の高さの最低限度と最高限度になります。区画街路4号線沿道では延焼遮断帯を形成する必要があるため、建物の高さの最低限度を7メーターとさせていただいております。また、最高限度につきましては、商業地域であるA地域は31メートル、おおむね10階建て程度、近隣商業地域であるB・C地区については25メートル、おおむね8階建て程度に設定することを考えております。ただし、高さの最高限度について、紙面の右側の第3項に長い記載があるんですけれども、これについては補足資料の7をごらんいただけますでしょうか。ここに書いてある長い記載というのは、高さの最高限度については、拡幅後の区画街路4号線の道路境界から20メーターを超えて30メーターの範囲で、第一種低層住居専用地域に接する地域では、この青い四角の図の中に入っているような第三種高度地区と同様の高さ制限を地区計画で定めることによって住環境を保全するということを考えておりまして、この高さ制限のことを文字であらわすとこういう長い文字になっているというだけでございます。

 次に、壁面位置の制限についてですが、そのまま補足資料の②をごらんいただけますでしょうか。統一感や心地よい囲まれ感のある街並みを形成するとともに、店先空間を創出するため壁面の位置の制限を定めることを考えてございます。心地よい囲まれ感のある街並みというのは、図に示しているような建築物の壁面と壁面の間の距離と建築物の高さ、この関係が1対1、同じぐらいになることが望ましいとされておりまして、高さ16メーター、5階建て程度の中層部までは幅員14メートルの区街4号線から0.5メーターずつ壁面を後退させます。また、16メーターを超える部分については、壁面位置の制限を3.5メートルとすることで、先ほど申し上げた壁面間の距離と高さの関係が1対1程度になるように誘導していくということを考えてございます。その他、壁面後退区域における歩行者の通行を妨げるような工作物の設置の制限、それから、震災時のブロック塀などの倒壊を防止するための垣または柵の構造の制限、そして、建築物の調和を図るための色彩、その他意匠の制限といったものを定めることと考えております。

 補足資料の3と4のところをごらんいただきたいんですが、以上のようなルールを定める街並み誘導型地区計画を導入することで斜線制限や日影規制が緩和されまして、建てかえ後の街並みの景観性の向上や容積の十分な活用による土地の有効活用がなされまして、にぎわいの再生に資するものと考えております。

 次に、A3資料4ページの内容なんですが、こちらも補足資料のほうで御説明させていただきたいと思います。補足資料の5から7、裏面をごらんください。用途地域の変更につきましては、延焼遮断帯の形成及びにぎわいの確保に向けまして、補足資料5のように、用途地域の幅を現道境界の20メーターから拡幅後の道路境界から30メーターといった範囲に塗り変わるという変更を考えております。また、この沿道30メーターの範囲については、補足資料の7で示しますように、準防火地域から防火地域に変更しまして、また、先ほど御説明した建築物の最低高さは7メーターとするという高度地区の変更を行いたいと考えてございます。

 最後に、A4の資料に戻っていただきまして、今後の予定についてですが、9月3日、5日にこの地区計画素案の説明会を開催させていただきまして、地区計画原案の説明会などを10月に、地区計画案の説明会などを12月に行いまして、年度内に都市計画決定をすることを目指してまいります。

 報告は以上となります。

委員長

 ただいまの報告に対し質疑はございませんか。

北原委員

 ありがとうございました。まちづくりニュース、あるいはかわら版ですかね、ああいった配布が地域で行われておりまして、まちづくりに対する関心度は高まってきていると思っておりますので、その点、大変感謝しております。ところで、情報提供の場となるオープンハウスを設置したわけでありますけれど、このオープンハウスに来られた地権者の皆さん、あるいは近隣の皆さん、どれぐらい来られたのか、わかりましたら教えていただけないでしょうか。

荒井都市政策推進室副参事(沼袋駅周辺まちづくり担当)

 オープンハウスは月に1回、沼袋の区民活動センターでお昼過ぎから夜8時まで開催させていただいていますが、あまりたくさんの方がお越しになるということには至っておりませんで、毎回大体三、四人から5人程度の方がお越しになって御質問をしていただきます。ただ、オープンハウスのいいところは、その人の時間はずっと職員を占用して納得いくまで聞くことができるものですから、そういった意味ではこれからも使っていただけたらと思ってございます。

北原委員

 ありがとうございました。実際、予想よりは来ているのかなというふうに思います。それで、連続立体事業がどんどん進んでおりまして、まちづくりもということで地域の関心は深まっているわけでありますけれども、今後の予定につきまして、9月3日と5日に素案の説明会ということで、結構タイトなスケジュールになってきていると思いますけれど、このスケジュールでいけるという自信というか、皆さんの意気込みはいかがでしょうか。

荒井都市政策推進室副参事(沼袋駅周辺まちづくり担当)

 もちろんスケジュールは非常にタイトで厳しいものがあると考えてはいるんですけれども、地元のまちづくり検討会ですとかバス通り商店街を考える会などに同席させていただきますと、地区計画素案について、自分たちが協議会でまとめ上げた素案、たたき台については、あのままでも何も言わないので早く都市計画決定をしてほしいという御要望の声をいただいていますので、我々としましては、厳しいスケジュールでありますが、しっかりとスケジュールを確保して都市計画決定を年度内に果たしたいと考えてございます。

北原委員

 もう1点だけお伺いいたします。地区計画区域の変更というところが新たに出ましたけれど、この沼袋一丁目、沼袋三丁目、新井四丁目というところで、わずかなエリアですけれども変更になりました。ここの番地ですね、それがわかりましたら教えていただけないでしょうか。

荒井都市政策推進室副参事(沼袋駅周辺まちづくり担当)

 申しわけありません、ちょっと番地の確認にはお時間をいただきたいと思います。

北原委員

 じゃ、結構です。変更になったということでありますので、この変更になった理由とか何かありますでしょうか。それがわかれば。

荒井都市政策推進室副参事(沼袋駅周辺まちづくり担当)

 変更になりますのは、この区画街路4号線がこの交通広場部分を含んで事業認可を取得しまして、延焼遮断帯形成や交通結節機能の確保等に向けまして、その部分も含めて整備するということで、当初、平和の森公園周辺地区の区域に入っていたんですけども、区画街路4号線として整備するということで区域編入をさせていただきたいというものでございます。

委員長

 委員会を休憩いたします。

 

(午後3時00分)

 

委員長

 委員会を再開いたします。

 

(午後3時01分)

 

高橋委員

 ちょっと確認なんですけども、地区整備計画の(その1)、裏面のところなんですけども、A・B・C・D2地区において地区整備計画を定めると。D1、EとかFについては、当面地区整備計画は定めないというふうに書いてあるんですけど、僕の認識としては、D1地区というのも区画4号の沿道の整備と相まって、区が積極的にその地域、まちを防災性の向上ということで、ここを高らかに防災機能の向上ということを訴えていた地区だと認識していたんですけども。そこで防災性の向上を図るために地区整備計画を定めるとここに書いてあるので、沿道地区は開発に向けての合意形成であったり、確度が高いから先に進めて、D1地区とかは今後の地域の声であったり、整備機運というんですか、その辺を見定めながら整備計画を策定していくということでいいんですか。やることはやるけども、開発の確度に応じて対応していくという認識でいいんですか。

荒井都市政策推進室副参事(沼袋駅周辺まちづくり担当)

 沼袋駅周辺について、A地区につきましては、区画街路4号線の整備によって延焼遮断帯を形成しなければいけませんので、そのために道路境界から30メーターは建てかえのルールを定める必要があるところでございまして、隣のD1地区につきましては、まちづくり推進プランのほうで新たなにぎわいの創出というのを書かせていただいていますが、こちらについては街区の再編なども含めて今後検討させていただきますと書かせていただいていまして、その手順として、やはり勉強会ですとか意向調査、協議会を通して丁寧にさせていただくということを書かせていただいているとおり、そのような手順で進めていく上で、その流れに沿って今後検討状況に応じて定めていきたいと考えているところでございます。

高橋委員

 ということで、D1は延焼遮断帯ということじゃなくて、防災性の向上とにぎわい創出ということで。ということは、今定めている、さっき地区整備計画のポイントが7項目ぐらいあるとおっしゃいましたけど、そのときに定める地区整備計画の視点というのは、それはそれなりに変わった形で整備計画を定めていくということでいいんですかね。それともう一つ、整備計画を新たに追加で定めるということで、今の地区整備計画にプラスアルファで乗ってくるということでいいんですかね。

荒井都市政策推進室副参事(沼袋駅周辺まちづくり担当)

 ここで定める地区整備計画につきましては、これから地元の方との話し合いを通じて、委員御案内のとおり、ここの場所に合った防災性なり景観性なりを配慮した地区整備計画、建てかえのルールが定められていくものと考えております。その際に、同じようにF地区もこれから定めていくんですけども、例えばF地区については、区画4号線を軸とした避難経路ネットワークを整備するというふうに書かせていただいているんですが、その避難経路がどこまで行くかというのは、その検討結果によって変わってまいりますので、そういう区域の変更も含めて新しく地区計画を定めて変更していくという、整備計画も立てていくという形になるかと思います。上乗せするか別で定めるかというのは、特に決まっているわけではございません。これから区域が変更するので、これに上乗せするのか、これの変更をかけていくというふうに考えてございます。

高橋委員

 地区計画の変更というか出し直しという形で、結果的に区画街路のところが変わるわけじゃないでしょうけども、手法としては出し直してということで、追加部分のD1とかFはそれを追ってやるということでいいんですか。

荒井都市政策推進室副参事(沼袋駅周辺まちづくり担当)

 出し直して定めていくということになります。

委員長

 他に質疑はございませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 なければ、以上で本報告については終了いたします。

 次に、東京都市計画道路事業区画街路中野区画街路第4号線の進捗状況についての報告を求めます。

荒井都市政策推進室副参事(沼袋駅周辺まちづくり担当)

 東京都市計画道路事業区画街路中野区画街路第4号線の進捗状況について御報告させていただきます。(資料7)先ほど御報告させていただきました沼袋区画街路第4号線沿道地区地区計画の区域内に位置する区画街路第4号線について、平成29年8月9日付で東京都より事業認可を取得いたしましたので御報告させていただきます。

 区画街路第4号線は、沼袋駅周辺の交通の円滑化、防災まちづくりへの貢献、また、地域の発展や利便性の向上といった連続立体交差事業の効果をより一層高めることなどを目的として整備する、区施行の都市計画道路でございます。駅前の面積約2,800平米の交通広場を含めまして、事業延長は562メートル、計画幅員は14メートルでございます。

 次に、④に書かせていただいている手続保留について御説明させていただきます。区画街路第4号線につきましては、本年5月に策定いたしましたまちづくり推進プランにおきまして、用地取得の順序として交通広場部分から着手し、その後、商店街部分に着手する予定であることを地域の皆様にお示しさせていただいております。これは、交通広場部分については、交通結節機能の早期発現の必要性や連続立体交差事業の作業ヤードとしての活用が見込まれることなどを理由としております。そのため、資料裏面の位置図に示しました事業用地のうち、商店街部分の延長約460メーターの区間につきましては収用の手続保留をいたします。手続保留区間についても事業用地としては確定されまして、土地の形質変更や建築物の建築、また、移動が容易でないような物件の設置など制限がなされますが、区に補償金の支払い請求をすることなどができなくなりまして、用地取得は行われないことになります。商店街部分の用地取得の開始時期としましては、まちづくり推進プランのスケジュールに示したとおり、平成31年度(2019年度)から行うことをお示ししているところでございます。

 最後に今後の予定についてですが、事業概要及び用地補償の説明会を11月に行うと予定してございます。こちらにつきましては、用地補償の説明に当たっては、先ほど御報告しました地区計画で定める建てかえのルールについて地域の方に御理解いただくことが前提となりますことから、9月に行われる案の説明会、10月に予定している議案の説明会を行った上で実施することを意図した時期となってございます。その後、用地取得を開始し、推進プランで御提示させていただいたスケジュールを守り、33年度からは街築工事に順次着手し、37年度の完成を目指してまいりたいと考えております。

 報告は以上になります。

委員長

 ただいまの報告に対し質疑はありませんか。

長沢委員

 1点だけすみません。手続保留のところの、都市計画法第72条に規定されている手続、これちょっと詳しく教えてください。

荒井都市政策推進室副参事(沼袋駅周辺まちづくり担当)

 手続保留の内容についてでよろしいですか。

長沢委員

 72条そのものがどういうものかわからないので、すみません、ちょっと教えていただければと思います。

荒井都市政策推進室副参事(沼袋駅周辺まちづくり担当)

 72条は手続保留のことでございまして、手続保留というのは、事業区間が大規模である場合に、その人的資源ですとか資金の効率的な執行等、起業者のほうに配慮しまして設けられた規定でございまして、事業用地として確定することは急ぐんですけれども、そのターゲットを絞ってやれるということで、手続保留することができるというふうに規定されたものでございます。手続保留をいたしますと、先ほど申し上げた権利者の方は、自分の権利に係る土地について裁決の申請を区に申し立てたり、補償金の支払い算定を申し立てたりということができなくなりまして、用地取得はできないということになりますが、例えば価格の固定はされないですとか、そういったこともございます。

北原委員

 いよいよ事業認可がおりたのかなということで、大変うれしく思っているわけですけれども、この562メートルにわたる事業延長があるわけですね。その中で事業主体が中野区であるということですけれども、都内でこれだけの規模で、事業主体が区で行っている事業はほかにあるかどうか。わかりましたら。

荒井都市政策推進室副参事(沼袋駅周辺まちづくり担当)

 延長としてはこの規模で、例えば豊島区さんでやっているですとか、そういった事例はあるということでございます。

北原委員

 多分数が少ないというふうに思います。中野区としては、このまちづくりに対する、ある面においては挑戦だというふうな事業だと思います。そのために区の担当の皆さんは大変な御努力が必要であろうと思いますが、さらに、努力だけではなくて人手も必要であろうし、あるいは、専門的な知識を持った職員の確保も必要であろうと思いますけれど、その辺についてはどのようにお考えでしょうか。

角西武新宿線沿線まちづくり担当部長

 今、委員から御指摘がありましたとおり、今後の道路整備、それから、まちづくりについてより具体的な段階に入ってくるということで、区としてもその必要な人員について、これは毎年の話にもなりますけども、そういった今後5年から10年後のまちづくりの必要な要素、それから、必要な人員についても、区の人事担当等とも打ち合わせをさせていただくということと、あと職員の育成についても、例えば東京都だとか国などの関係機関に職員を派遣して、そういった実務研修をこなすとか、そういったところで知識の習得に努めるということと、あとは、東京都とか他区からの派遣、そういった制度も利用しながら区としての知識を高めるというさまざまな努力を行いながら、区としてそういったまちづくりを遅滞なく進めていけるような体制づくりに努めていきたいというふうに考えてございます。

北原委員

 この西武線の連続立体化と周辺のまちづくりは、今から多分15年ほど前、地元の人たちによるまちづくり勉強会がスタートでありました。それから鑑みますと、ようやくここまで来たのかなという感慨がありまして、ぜひこの事業を確実に進めていくということが中野区の責任でもありますし、また、地元の皆さんの責任でもあると思います。ぜひ中野区と地元住民の皆さんとしっかり連携をしながら進めていただきたいというふうに思っております。この辺について御意見がありましたらお聞きしておきたいと思います。

荒井都市政策推進室副参事(沼袋駅周辺まちづくり担当)

 委員の御指摘のとおり、例えば区画街路4号線につきましては、道路構造が2車線になって、現状片側通行のものが相互交通になる中、商店街を形成していますから、そのにぎわいを再生していかなきゃいけないという、その相反する道路機能を一つの場所に持たせなきゃいけないということで、非常に難しい課題を負っている。また、先ほどのF地区でお話しさせていただきましたが、東西方向の防災道路ネットワークにつきましても、なるべく現道を活用しながら幅員6メーターの道路を、250メーター間隔を基本としながら配置していくという計画を防災施行上のためにしていかなければいけない。いずれにしましても非常に課題が難しくて、難易度が高くて、地域の方の御理解なしに、御協力なしにはなし得ないものでございますので、私としましてもしっかり地域の方と認識共有、情報共有を図りながら進めていきたいと思ってございます。

北原委員

 わかりました。それで、あと1点は、線路が地下に潜ってしまいます。その結果、その線路敷きをどのように活用するかということが、これからの連続立体化事業の中では一つの大きな課題となってまいります。そうしたときに、区画街路4号線と線路敷きの関連性ですね、その辺も防災性だとか、あるいは交通利便性のこととか、そんなこともしっかり考えながら、ぜひ地元の人たちとも協議をしながら、中野区全体あるいは東京都全体の発展に資するような、そんな取り組みをしていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。これについては答弁がありましたらで結構です。

荒井都市政策推進室副参事(沼袋駅周辺まちづくり担当)

 鉄道上部空間の活用につきましては、防災性の推進ですとか交通環境の改善やにぎわい創出、緑化の推進といった四つのテーマに基づいてその活用方法を考えていきたいと思っておりまして、交差する区画4号線の部分につきましても、同じように一体的に防災性であったり、にぎわい創出だったりといったことを考えながら進めていきたいと思ってございます。

近藤委員

 いよいよ事業及び用地補償説明会が始まって、事業認可がおりてやっていくということは、本当にもうそこに住んでいる方たちは自分のこととして動き始めなければならないということですよね。それで、この地区計画素案の説明会があって、この地区計画で示されているのは大分高度化していると思うんですよ、建物が。その中でこの住民たちが、もうオープンハウスや勉強会などのところで、自分たちが共同化ですとか、そういったことにもう大体の目星をつけているのか。それとも、全く地区計画の素案の説明会を聞いてから、えっ、こんな高い建物ができて私たちはどうなるのという状況なのか。今の状況というのはどのような感じなんでしょうか。

荒井都市政策推進室副参事(沼袋駅周辺まちづくり担当)

 オープンハウスですとか地域の検討会とかで、推進プランなり、こうした地区計画なりについては御説明させていただいていまして、高い建物ができるかどうか、建てかえをされる方が高い建物を建てるかどうかですので、区が高い建物を建てていくわけではないので、その辺は今後しっかり説明をしながら地域の御理解をいただいていきたいと考えてございます。

近藤委員

 やっぱり防災の観点とにぎわいということがかなりあるので、まちの雰囲気も変わりますよね。そういったところで、自分たちがこれからどういう選択をするかというところで大分変わってくると思うんですよね。説明の仕方ですとか、どういういい点があるとかいうことが具体的にわからないと、やっぱりここに残って皆さんと共同住宅に住みたいなとか、そういったこともあるでしょうし、そういったところの説明がやっぱり具体的に区民にわかるようにして理解を求めていって、にぎわいと防災を兼ねて、そして、住みよいというところに持っていけるようにするということが大事だと思うんですけど、その辺はいかがですか。

荒井都市政策推進室副参事(沼袋駅周辺まちづくり担当)

 委員のおっしゃるとおり、地域の方にしっかり御理解を深めていただくということは非常に重要なことでございますので、開催を予定しているこうした説明会だけではなくて、補償説明会の後はお問い合わせに対してしっかりお答えできるよう、窓口にいらしていただくですとか、そういった御案内もさせていただいて、御理解を深めていただくように努める方策をとっていきたいと考えてございます。

委員長

 他に質疑はございませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 なければ、以上で本報告については終了いたします。

 次に7番、その他で何か報告はありますでしょうか。

荒井都市政策推進室副参事(西武新宿線沿線まちづくり担当)

 私からは、去る8月24日に野方区民ホールにて開催いたしました、西武新宿線踏切渋滞解消促進期成同盟の決起大会について御報告させていただきます。

 当日は、区民の皆様など250人を超える方々に御来場いただきまして、会場が満席となるとともに、国会議員、都議会議員、東京都、西武鉄道、杉並区から御来賓を賜り、また、本委員会の委員の皆様にも御出席をいただきまして盛大に開催することができました。まことにありがとうございました。

 大会では、西武新宿線連続立体交差化の実現による踏切渋滞解消に関する決議を採択いたしました。決議では、現在工事中の中井駅から野方駅間の事業の着実な推進を図ること、準備区間に位置付けられている野方駅から井荻駅間の事業の早期実現を図ること、そして、連続立体交差事業と沿線のまちづくり事業を進める上で安定した財源を確保すること、以上の3点を関係機関に働きかけていくということとしております。今後、この大会決議をもちまして、国、東京都及び西武鉄道株式会社といった関係機関に要請活動を行いまして、引き続き西武新宿線の連続立体交差化の早期実現を促進してまいりたいと考えてございます。

 報告は以上です。

委員長

 ただいまの報告に対し質疑はありませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 質疑がなければ、以上で本報告については終了いたします。

 他に報告はありませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 なければ、以上で所管事項の報告を終了いたします。

 審査日程のその他に入ります。

 委員会を暫時休憩いたします。

 

(午後3時22分)

 

委員長

 委員会を再開します。

 

(午後3時23分)

 

 休憩中に確認しましたとおり、次回は第3回定例会中の委員会とし、急な案件が生じた場合は正副委員長から連絡をさせていただくということで御異議ありませんか。

 

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 御異議ありませんので、そのように決定いたします。

 本日予定した日程は終了いたしますが、各委員、理事者から御発言はありませんか。

 なければ、以上で中野駅周辺・西武新宿線沿線まちづくり調査特別委員会を散会いたします。

 

(午後3時23分)