1.平成30年(2018年)3月28日、中野区議会議事堂において開会された。
1.出席議員(40名)
1番 加 藤 たくま 2番 若 林 しげお
3番 日 野 たかし 4番 木 村 広 一
5番 ひやま 隆 6番 山 本 たかし
7番 渡 辺 たけし 8番 細 野 かよこ
9番 羽 鳥 だいすけ 10番 いでい 良 輔
11番 高 橋 かずちか 12番 内 川 和 久
13番 甲 田 ゆり子 14番 小 林 ぜんいち
15番 白 井 ひでふみ 16番 中 村 延 子
17番 内 野 大三郎 18番 小宮山 たかし
19番 広 川 まさのり 20番 欠 員
21番 佐 野 れいじ 22番 北 原 ともあき
23番 伊 東 しんじ 24番 平 山 英 明
25番 南 かつひこ 26番 小 林 秀 明
27番 森 たかゆき 28番 いながき じゅん子
29番 石 坂 わたる 30番 小 杉 一 男
31番 い さ 哲 郎 32番 大 内 しんご
33番 高 橋 ちあき 34番 伊 藤 正 信
36番 篠 国 昭 37番 久 保 り か
38番 酒 井 たくや 39番 近 藤 さえ子
40番 むとう 有 子 41番 長 沢 和 彦
42番 来 住 和 行
1.欠席議員(1名)
35番 市 川 みのる
1.出席説明員
中 野 区 長 田 中 大 輔 副 区 長 川 崎 亨
副 区 長 本 田 武 志 教 育 長 田 辺 裕 子
政 策 室 長 髙 橋 信 一 経 営 室 長 篠 原 文 彦
新区役所整備担当部長 相 澤 明 郎 都市政策推進室長 奈 良 浩 二
西武新宿線沿線まちづくり担当部長 角 秀 行 地域支えあい推進室長 野 村 建 樹
区民サービス管理部長 戸 辺 眞 子ども教育部長、教育委員会事務局次長 横 山 俊
健康福祉部長 小 田 史 子 保 健 所 長 木 村 博 子
環 境 部 長 白 土 純 都市基盤部長 豊 川 士 朗
政策室参事(企画担当) 青 山 敬一郎 経営室参事(経営担当) 朝 井 めぐみ
1.本会の書記は下記のとおりである。
事 務 局 長 吉 村 恒 治 事務局次長 古 本 正 士
議事調査担当係長 鳥 居 誠 書 記 関 村 英 希
書 記 立 川 衛 書 記 若 見 元 彦
書 記 井 田 裕 之 書 記 冨 士 縄 篤
書 記 野 村 理 志 書 記 鎌 形 聡 美
書 記 遠 藤 良 太 書 記 松 丸 晃 大
書 記 香 月 俊 介 書 記 古 谷 友里香
議事日程(平成30年(2018年)3月28日午後1時開議)
日程第1 第13号議案 中野区職員の給与に関する条例の一部を改正する条例
第14号議案 中野区立幼稚園教育職員の給与に関する条例の一部を改正する条例
第15号議案 中野区事務手数料条例の一部を改正する条例
第16号議案 内部事務管理システムパッケージソフトの買入れについて
第17号議案 旧中野神明小学校校舎等解体工事請負契約
第18号議案 第十中学校校舎等解体工事請負契約
第19号議案 中野区後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例
第20号議案 中野区指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例
第21号議案 中野区指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例
第22号議案 中野区指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例
第23号議案 中野区指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準等を定める条例
第25号議案 東京都後期高齢者医療広域連合規約の変更について
第26号議案 中野区区民活動センター条例の一部を改正する条例
第27号議案 債権の放棄について
第28号議案 債権の放棄について
第29号議案 債権の放棄について
第30号議案 債権の放棄について
第31号議案 中野区中野四丁目地区における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例
第32号議案 中野区立公園条例の一部を改正する条例
第34号議案 特別区道路線の認定について
第35号議案 特別区道路線の認定について
第36号議案 指定管理者の指定について
第38号議案 中野区ユニバーサルデザイン推進条例
第41号議案 中野区特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営の基準に関する条例の一部を改正する条例
第42号議案 中野区職員の退職手当に関する条例の一部を改正する条例
第43号議案 旧大和小学校校舎等解体工事請負契約
日程第2 第24号議案 中野区旅館業法施行条例の一部を改正する条例
日程第3 第37号議案 中野区保育所条例の一部を改正する条例
日程第4 第39号議案 中野区国民健康保険条例の一部を改正する条例
日程第5 第44号議案 中野区介護保険条例の一部を改正する条例
日程第6 (29)第19号陳情 「哲学堂公園再生整備基本計画(案)」の変更を求めることについて
追加議事日程
日程第7 第45号議案 中野区指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例
日程第8 議員提出議案第2号 バリアフリー法の改正及びその円滑な施行を求める意見書
日程第9 議員提出議案第3号 所有者不明の土地利用促進を求める意見書
日程第10 議員提出議案第4号 学校給食の無償化を求める意見書
日程第11 議員提出議案第5号 「東京都シルバーパス制度」の拡充を求める意見書
日程第12 議員提出議案第6号 議員の派遣について
日程第13 第45号議案 中野区指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例
午後1時00分開議
○議長(いでい良輔) 定足数に達しましたので、本日の会議を開きます。
本日の議事日程は、お手元に配付の議事日程表のとおりでありますので、さよう御了承願います。
これより日程に入ります。
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第13号議案 中野区職員の給与に関する条例の一部を改正する条例
第14号議案 中野区立幼稚園教育職員の給与に関する条例の一部を改正する条例
第15号議案 中野区事務手数料条例の一部を改正する条例
第16号議案 内部事務管理システムパッケージソフトの買入れについて
第17号議案 旧中野神明小学校校舎等解体工事請負契約
第18号議案 第十中学校校舎等解体工事請負契約
第19号議案 中野区後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例
第20号議案 中野区指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例
第21号議案 中野区指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例
第22号議案 中野区指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例
第23号議案 中野区指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準等を定める条例
第25号議案 東京都後期高齢者医療広域連合規約の変更について
第26号議案 中野区区民活動センター条例の一部を改正する条例
第27号議案 債権の放棄について
第28号議案 債権の放棄について
第29号議案 債権の放棄について
第30号議案 債権の放棄について
第31号議案 中野区中野四丁目地区における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例
第32号議案 中野区立公園条例の一部を改正する条例
第34号議案 特別区道路線の認定について
第35号議案 特別区道路線の認定について
第36号議案 指定管理者の指定について
第38号議案 中野区ユニバーサルデザイン推進条例
第41号議案 中野区特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営の基準に関する条例の一部を改正する条例
第42号議案 中野区職員の退職手当に関する条例の一部を改正する条例
第43号議案 旧大和小学校校舎等解体工事請負契約
(委員会報告)
○議長(いでい良輔) 日程第1、第13号議案から第23号議案まで、第25号議案から第32号議案まで、第34号議案から第36号議案まで、第38号議案及び第41号議案から第43号議案までの計26件を一括議題に供します。
平成30年(2018年)3月14日
中野区議会議長 殿
総務委員長 高橋 かずちか
(公印省略)
議案の審査結果について
本委員会に付託された下記議案は、審査の結果、原案を可決すべきものと決定したので、中野区議会会議規則第78条の規定により報告します。
記
議案番号
|
件 名
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決定月日
|
第13号
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中野区職員の給与に関する条例の一部を改正する条例
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3月14日
|
第14号
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中野区立幼稚園教育職員の給与に関する条例の一部を改正する条例
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3月14日
|
第15号
|
中野区事務手数料条例の一部を改正する条例
|
3月14日
|
第16号
|
内部事務管理システムパッケージソフトの買入れについて
|
3月14日
|
第17号
|
旧中野神明小学校校舎等解体工事請負契約
|
3月14日
|
第18号
|
第十中学校校舎等解体工事請負契約
|
3月14日
|
第38号
|
中野区ユニバーサルデザイン推進条例
|
3月14日
|
第42号
|
中野区職員の退職手当に関する条例の一部を改正する条例
|
3月14日
|
第43号
|
旧大和小学校校舎等解体工事請負契約
|
3月14日
|
平成30年(2018年)3月14日
中野区議会議長 殿
区民委員長 伊藤 正信
(公印省略)
議案の審査結果について
本委員会に付託された下記議案は、審査の結果、原案を可決すべきものと決定したので、中野区議会会議規則第78条の規定により報告します。
記
議案番号
|
件 名
|
決定月日
|
第19号
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中野区後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例
|
3月14日
|
第20号
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中野区指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例
|
3月14日
|
第21号
|
中野区指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例
|
3月14日
|
第22号
|
中野区指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例
|
3月14日
|
第23号
|
中野区指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準等を定める条例
|
3月14日
|
第25号
|
東京都後期高齢者医療広域連合規約の変更について
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3月14日
|
平成30年(2018年)3月15日
中野区議会議長 殿
厚生委員長 長沢 和彦
(公印省略)
議案の審査結果について
本委員会に付託された下記議案は、審査の結果、原案を可決すべきものと決定したので、中野区議会会議規則第78条の規定により報告します。
記
議案番号
|
件 名
|
決定月日
|
第26号
|
中野区区民活動センター条例の一部を改正する条例
|
3月14日
|
第27号
|
債権の放棄について
|
3月15日
|
第28号
|
債権の放棄について
|
3月15日
|
第29号
|
債権の放棄について
|
3月15日
|
第30号
|
債権の放棄について
|
3月15日
|
平成30年(2018年)3月19日
中野区議会議長 殿
建設委員長 佐野 れいじ
(公印省略)
議案の審査結果について
本委員会に付託された下記議案は、審査の結果、原案を可決すべきものと決定したので、中野区議会会議規則第78条の規定により報告します。
記
議案番号
|
件 名
|
決定月日
|
第31号
|
中野区中野四丁目地区における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例
|
3月14日
|
第32号
|
中野区立公園条例の一部を改正する条例
|
3月14日
|
第34号
|
特別区道路線の認定について
|
3月19日
|
第35号
|
特別区道路線の認定について
|
3月19日
|
第36号
|
指定管理者の指定について
|
3月14日
|
平成30年(2018年)3月14日
中野区議会議長 殿
子ども文教委員長 白井 ひでふみ
(公印省略)
議案の審査結果について
本委員会に付託された下記議案は、審査の結果、原案を可決すべきものと決定したので、中野区議会会議規則第78条の規定により報告します。
記
議案番号
|
件 名
|
決定月日
|
第41号
|
中野区特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営の基準に関する条例の一部を改正する条例
|
3月14日
|
○議長(いでい良輔) お諮りいたします。上程中の議案に関する委員長報告は、会議規則第40条第3項の規定により省略いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(いでい良輔) 御異議ありませんので、委員長報告は省略いたします。
本件については、討論の通告がありませんので、直ちに採決いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(いでい良輔) 御異議ありませんので、これより採決いたします。
上程中の議案を委員会報告どおり可決するに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(いでい良輔) 御異議ありませんので、さよう決定いたします。
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第24号議案 中野区旅館業法施行条例の一部を改正する条例
(委員長報告)
○議長(いでい良輔) 日程第2、第24号議案、中野区旅館業法施行条例の一部を改正する条例を議題に供します。
平成30年(2018年)3月14日
中野区議会議長 殿
区民委員長 伊藤 正信
(公印省略)
議案の審査結果について
本委員会に付託された下記議案は、審査の結果、原案を可決すべきものと決定したので、中野区議会会議規則第78条の規定により報告します。
記
議案番号
|
件 名
|
決定月日
|
第24号
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中野区旅館業法施行条例の一部を改正する条例
|
3月14日
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○議長(いでい良輔) 区民委員会の審査の報告を求めます。伊藤正信区民委員長。
〔伊藤正信議員登壇〕
○34番(伊藤正信) ただいま議題に供されました第24号議案、中野区旅館業法施行条例の一部を改正する条例に関しまして、区民委員会における審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。
第24号議案、中野区旅館業法施行条例の一部を改正する条例は、旅館業法の改正等に伴い、旅館・ホテル営業の施設の構造設備等の基準に係る規定を整備するものです。
この条例の施行時期は、平成30年6月15日で、一部は公布の日です。
本議案は、3月12日の本会議において当委員会に付託され、3月14日に審査を行いました。
審査の進め方として、本議案を議題に供した後、理事者から補足説明を受け、質疑を行いました。その主な質疑応答の内容を御紹介します。
初めに、ICT機器などによる本人確認機能があればフロントをなくしてもよいなど、施設基準が緩和されるが、中野区として独自に基準を設けていくことを検討すべきではないかとの質疑があり、構造設備の基準に関して、自治体の判断で設けることはできるが、区として独自の規制を設けることは考えていないとの答弁がありました。
次に、照明設備の照度基準がなくなった理由を問われ、数値の規制はなるべく廃止し、定性的な表現にすることが今回の旅館業法改正の考え方であり、条例もそのような表現をしているとの答弁がありました。
さらに、具体的な数値基準を持っていなければ指導もできないと思うので、区としての基準値を設けるべきではないかとの質疑があり、区で基準値を設けることについて、検討する余地はあるが、定期的な監視を通じて実態把握に努めていきたいとの答弁がありました。
次に、中野区における宿泊施設の件数の推移を問われ、旅館、ホテルは、ここ数十年、変化がないが、簡易宿所は、昨年2月から現在までで新たに6カ所ふえているとの答弁がありました。
さらに、簡易宿所が急にふえたことにより、近隣で苦情などは出ていないのか。今後、これらの施設を注視していく必要があるのではないかとの質疑があり、これまで宿泊営業の経験がない事業者が参入していることもあり、ごみ出しなどについて苦情があった。今後、適切な監視指導を行っていきたいとの答弁がありました。
次に、簡易宿所のフロント設置について、中野区では許可の要件にしなかったのかとの質疑があり、簡易宿所のフロント設置に関して、国から柔軟な対応を求める通知があり、中野区でもフロントの設置を求めていないとの答弁がありました。
その後、委員会を休憩して本議案の取り扱いを協議した後、委員会を再開し、さらに質疑を求めましたが、質疑はなく、質疑を終結しました。
次に、意見の開陳を求めましたが、意見はなく、意見の開陳を終結しました。
次に、討論を求めたところ、1名の委員が、本議案に反対の立場から、規制緩和の内容は見過ごせない。罰則さえ厳しくすれば、施設の構造基準を下げても構わないとすることには反対であり、区独自の基準を設けていくべきではないか。事業の質が低下し、宿泊利用者の安全が保てない懸念がある。
よって、本議案に反対するとの討論を行いました。
さらに討論を求めましたが、討論はなく、討論を終結しました。
そして、挙手による採決を行ったところ、賛成多数で可決すべきものと決した次第です。
以上で第24号議案に関する区民委員会における審査の経過並びに結果の報告を終了します。
○議長(いでい良輔) ただいまの報告について御質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(いでい良輔) 御質疑なければ、質疑を終結いたします。
本件については討論の通告がありませんので、直ちに採決いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(いでい良輔) 御異議ありませんので、これより起立により採決いたします。
上程中の議案を委員長報告どおり可決するに賛成の方は御起立願います。
〔賛成者起立〕
○議長(いでい良輔) 起立多数。よって、上程中の議案は可決するに決しました。
──────────────────────────────
第37号議案 中野区保育所条例の一部を改正する条例
(委員長報告)
○議長(いでい良輔) 日程第3、第37号議案、中野区保育所条例の一部を改正する条例を議題に供します。
平成30年(2018年)3月14日
中野区議会議長 殿
子ども文教委員長 白井 ひでふみ
(公印省略)
議案の審査結果について
本委員会に付託された下記議案は、審査の結果、原案を可決すべきものと決定したので、中野区議会会議規則第78条の規定により報告します。
記
議案番号
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件 名
|
決定月日
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第37号
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中野区保育所条例の一部を改正する条例
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3月14日
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○議長(いでい良輔) 子ども文教委員会の審査の報告を求めます。白井ひでふみ子ども文教委員長。
〔白井ひでふみ議員登壇〕
○15番(白井ひでふみ) ただいま議題に供されました第37号議案、中野区保育所条例の一部を改正する条例に関しまして、子ども文教委員会における審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。
本議案は、宮園保育園、大和保育園及び南台保育園の位置を改めるものです。
この条例の施行時期は、平成30年4月1日です。
本議案は、3月12日の本会議において当委員会に付託され、3月14日に審査を行いました。
審査の進め方として、本議案を議題に供した後、理事者から補足説明を受け、質疑を行いました。その主な質疑応答の内容を御紹介いたします。
初めに、区立保育園の安定性や経験の積み重ねは非常に大きく、中野区の保育における一定の水準となっている。区として一定数の区立保育園を残すべきではないかとの質疑があり、10か年計画に基づき区立保育園の民営化を進めており、保育の質は運営支援や指導検査などにより引き続き向上を目指していく。また、就学前教育の充実等も踏まえ、全体の質の向上に努めていると答弁がありました。
さらに、保育士の引き継ぎについて問われ、昨年11月から大和保育園と南台保育園は委託予定の事業者の保育士がさまざまな引き継ぎや確認を園で行っている。4月以降は、特別な支援が必要な子どもが新しい事業者の運営のもとで健やかな保育が行われているか、区の保育士を出張させ確認を行うとの答弁がありました。
これに対し、区としてさまざまな対応をしてきたことはわかるが、民営化して終わりではなく、民営化された後の影響もしっかり検証してほしいとの要望がありました。
以上が主な質疑応答の内容です。
その後、委員会を休憩して取り扱いを協議した後、委員会を再開し、さらに質疑を求めましたが、質疑はなく、質疑を終結いたしました。
次に、意見の開陳を求めましたが、意見はなく、意見の開陳を終結いたしました。
次に、討論を求めたところ、1名の委員が本議案に反対する立場から、大和保育園、南台保育園の民営化は中野区では前例のないプロセスでの民営化であり、突然で性急なものと言わざるを得ない。子どもたちがなれない環境に戸惑い、不安やストレスにつながることも懸念される。また、多くの保護者の理解や納得が得られたとは言いがたい。待機児童問題や保育士確保が深刻な中、求められるのは民営化による公的責任の放棄ではなく、区立保育園の存続・拡充であることを指摘し、反対の討論とするとの討論を行いました。
さらに討論を求めましたが、討論はなく、討論を終結いたしました。
そして、本議案について、挙手による採決を行ったところ、賛成多数で可決すべきものと決した次第です。
以上で第37号議案に関する子ども文教委員会における審査の経過並びに結果の報告を終了いたします。
○議長(いでい良輔) ただいまの報告について御質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(いでい良輔) 御質疑なければ、質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。石坂わたる議員から討論の通告書が提出されていますので、通告議員の討論を許します。石坂わたる議員。
〔石坂わたる議員登壇〕
○29番(石坂わたる) 第37号議案、中野区保育所条例の一部を改正する条例について、賛成の討論をいたします。
今回の条例改正は、宮園保育園、大和保育園及び南台保育園の位置について、園舎建てかえのために仮設園舎に場所を改めるものであり、このうち大和保育園及び南台保育園については、これに伴う公設民営の保育園を経て、私立保育園へと変わります。
公設民営の公立保育園や私立保育園は、公設公営の公立保育園や他の私立保育園等との比較にさらされることから、子どもに対してより質の高い保育を提供し、より保護者の満足度の高い保育を提供しようという意識が働きやすくなるメリットがあります。
しかし、その反面、働く保育士にとっては、給与・雇用の安定さ、その他労働環境が区立園と比べて厳しいことなどから、区立園と比べると保育士の転職・退職などに伴う変更が生じやすく、子どもと保育士との愛着の形成や保育士の経験の少なさ、新たな保育園としての歴史の浅さなどに関して不安に感じる保護者も少なくないようです。保育の需要の増加やニーズの多様化について、機動性に富む私立保育園を民営化や私立の新設園など民間活力を生かしてふやすことで、定員増や多様化するニーズに応えていくことはとても大切なことです。
一方で、区立園の保育士の研修や人材育成などに関しては、私立園の模範になっているとも聞くところであり、区立保育園が区内私立保育園の足りないところをモデル的な保育園、経験に富むベテラン保育士は抱えている保育園として、公立・私立の違いを超えた助言や支援ができるようにしていくことが求められます。また、あわせて私立園の先駆性や特色のある保育について、区立園の保育士が知る機会を設けていくことも必要です。
今回の保育園の仮園舎への移転と民営化に関して、園児の急激な環境の変化を避けるために、新たな事業者職員が段階的に園に入り引き継ぎを行う方針がとられたことは、区立保育園の蓄積を引き継ぎ、その上で私立園のよさを生かす保育園をスムーズに立ち上げていく上でもとても有益です。また、公立・私立の違いを超えた保育士の保育力の向上につながるとも思われます。
そして、仮園舎開設以降も、区の役割として必要な指導や運営の支援、意見交換、研修の充実などを行うことを高く評価いたします。
さらに、一時的な仮園舎においても、障害者差別解消法を踏まえた段差の解消やエレベーターの設置、区が巡回指導をきちんと行うことについて評価をいたします。
なお、今回の2園は、民営化といっても、まだこれから1年間は公設民営となります。この1年間の時期を大切にしつつ、新人保育士のスキルアップ、けがや事故の防止、外遊びを通じた子どもの生きる力の向上や心身の成長の促進、ストレスの防止や軽減が図られるよう、公設の「公」を担う区として現場を把握し、監督をしていくことが大切です。
ただ、今回の仮園舎への移転や民営化は、保護者への連絡からあまりに間がなく、今までにない性急なスケジュールで進められたことや、学校再編の時期との重なりなどから、保護者の心理的な負担が多かったケースもあると耳にしています。今回に限らず今後の保育園の民営化においては、在園児の保護者への説明や協議時間が十分にとれるような、そして、担当職員が無理なく健康的に職務を遂行できるような、十分ゆとりを持った準備期間や時期の検討が必要ではないかと思われます。
今回、職員の引き継ぎマニュアルを作成し、引き継ぎに取り組むことはとてもよかったと思います。今後も、今回の2園の経験をフィードバックし、今後の民営化においても区と事業者と保護者の三者とその関係に配慮がなされたマニュアルを作成すること。そして、それに基づき、保育士の交代が在園児に与える負担を最小限に食いとめつつ、区と事業者と保護者の間での意思の疎通や合意形成を図ること。また、仮園舎での保育や新園舎での保育がしっかりとよい形で行われているということを、今後民営化をしていく保育園の保護者や子どもたちはもちろんのこと、区民に広く広報をし、民営化の不安を払拭していくことを行い、より一層安心ができる引き継ぎを行っていけるようにすることを要望いたします。
仮園舎やその後の新園舎での民間の力による保育が、公設公営の区立保育園以上によいものとなることは期待をいたしておりますが、その移行についても、丁寧かつ着実な形で進められることを求めつつ、賛成の討論といたします。
○議長(いでい良輔) 他に討論がなければ、討論を終結いたします。
これより起立により採決いたします。
上程中の議案を委員長報告どおり可決するに賛成の方は御起立願います。
〔賛成者起立〕
○議長(いでい良輔) 起立多数。よって、上程中の議案は可決するに決しました。
──────────────────────────────
第39号議案 中野区国民健康保険条例の一部を改正する条例
(委員長報告)
○議長(いでい良輔) 日程第4、第39号議案、中野区国民健康保険条例の一部を改正する条例を議題に供します。
平成30年(2018年)3月14日
中野区議会議長 殿
区民委員長 伊藤 正信
(公印省略)
議案の審査結果について
本委員会に付託された下記議案は、審査の結果、原案を可決すべきものと決定したので、中野区議会会議規則第78条の規定により報告します。
記
議案番号
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件 名
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決定月日
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第39号
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中野区国民健康保険条例の一部を改正する条例
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3月14日
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○議長(いでい良輔) 区民委員会の審査の報告を求めます。伊藤正信区民委員長。
〔伊藤正信議員登壇〕
○34番(伊藤正信) ただいま議題に供されました第39号議案、中野区国民健康保険条例の一部を改正する条例に関しまして、区民委員会における審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。
第39号議案、中野区国民健康保険条例の一部を改正する条例は、国民健康保険の保険料率等を改めるとともに、国民健康保険法及び国民健康保険法施行令の改正に伴い、引用条項等、所要の規定を整備するものです。
この条例の施行時期は、平成30年4月1日です。
本議案は、3月12日の本会議において当委員会に付託され、3月14日に審査を行いました。
審査の進め方として、本議案を議題に供した後、理事者から補足説明を受け、質疑を行いました。その主な質疑応答の内容を御紹介いたします。
初めに、保険料収納率向上に向けた特別の対策を問われ、来年度は色つきの催告書の予算を計上したとの答弁がありました。
これに対し、仮に、今後、収納率が上がらないと、保険料を払える被保険者が払えない被保険者の分も支払うことになるのかとの質疑があり、国保財政の安定化という制度改正の趣旨を踏まえれば、保険料の値上げにつながる可能性はあるとの答弁がありました。
次に、他の自治体と比較して、中野区が講じる激変緩和措置のあり方はどうかとの質疑があり、30年度は、統一保険料を採用する他の20区の1人当たりの保険料額で比較すると、ほぼ同様の内容と考えている。31年度以降は、中野区の保険料の引き上げ幅のほうが大きくなると想定しているとの答弁がありました。
その後、委員会を休憩して本議案の取り扱いを協議した後、委員会を再開し、さらに質疑を求めましたが、質疑はなく、質疑を終結しました。
次に、意見の開陳を求めましたが、意見はなく、意見の開陳を終結しました。
次に、討論を求めたところ、1名の委員が本議案に反対の立場から、本条例は、16年連続で保険料を引き上げるものである。国保の構造的問題の解決を避けて、一般会計からの繰り入れを一方的になくすことを前提としている。国保制度を被保険者同士の共助の制度に改変してしまうことになりかねない。よって、本議案に反対するとの討論を行いました。
さらに討論を求めましたが、討論はなく、討論を終結しました。
そして、挙手による採決を行ったところ、賛成多数で可決すべきものと決した次第です。
以上で第39号議案に関する区民委員会における審査の経過並びに結果の報告を終了します。
○議長(いでい良輔) ただいまの報告について御質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(いでい良輔) 御質疑なければ、質疑を終結いたします。
本件については討論の通告がありませんので、直ちに採決いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(いでい良輔) 御異議ありませんので、これより起立により採決いたします。
上程中の議案を委員長報告どおり可決するに賛成の方は御起立願います。
〔賛成者起立〕
○議長(いでい良輔) 起立多数。よって、上程中の議案は可決するに決しました。
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第44号議案 中野区介護保険条例の一部を改正する条例
(委員長報告)
○議長(いでい良輔) 日程第5、第44号議案、中野区介護保険条例の一部を改正する条例を議題に供します。
平成30年(2018年)3月14日
中野区議会議長 殿
区民委員長 伊藤 正信
(公印省略)
議案の審査結果について
本委員会に付託された下記議案は、審査の結果、原案を可決すべきものと決定したので、中野区議会会議規則第78条の規定により報告します。
記
議案番号
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件 名
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決定月日
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第44号
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中野区介護保険条例の一部を改正する条例
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3月14日
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○議長(いでい良輔) 区民委員会の審査の報告を求めます。伊藤正信区民委員長。
〔伊藤正信議員登壇〕
○34番(伊藤正信) ただいま議題に供されました第44号議案、中野区介護保険条例の一部を改正する条例に関しまして、区民委員会における審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。
第44号議案、中野区介護保険条例の一部を改正する条例は、保険料の基準額等を改めるとともに、介護保険法施行令の改正等に伴い、規定を整備するものです。
この条例の施行時期は、平成30年4月1日です。
本議案は、3月12日の本会議において当委員会に付託され、3月14日に審査を行いました。
審査の進め方として、本議案を議題に供した後、一旦保留し、関連する所管事項の報告を受けて質疑を行い、その後、改めて本議案を議題に供し、理事者から補足説明を受け、質疑を行いました。その主な質疑応答の内容を紹介します。
初めに、保険料算定の際に用いる特別措置法に規定される長期譲渡所得、短期譲渡所得の長期と短期の違いを問われ、売却した不動産の所有期間が5年以下の場合とそれを超える場合で、短期と長期に分かれるとの答弁がありました。
その後、委員会を休憩して取り扱いを協議した後、委員会を再開し、さらに質疑を求めましたが、質疑はなく、質疑を終結しました。
次に、意見の開陳を求めましたが、意見はなく、意見の開陳を終結しました。
次に、討論を求めたところ、1名の委員が本議案に反対の立場から、誰もが安心できる介護保障を受けることを目指すため、介護給付費準備基金積立金をできるだけ活用し、保険料を引き下げるべきである。必要以上に不安をあおって基金を積み立てていくことには疑問を感じる。過度の積み立てをやめて、被保険者のために使うべきではないか。よって、本議案に反対するとの討論を行いました。
さらに討論を求めましたが討論はなく、討論を終結しました。
そして、挙手による採決を行ったところ、賛成多数で可決すべきものと決した次第です。
以上で第44号議案に関する区民委員会における審査の経過並びに結果の報告を終了します。
○議長(いでい良輔) ただいまの報告について御質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(いでい良輔) 御質疑なければ、質疑を終結いたします。
本件については討論の通告がありませんので、直ちに採決いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(いでい良輔) 御異議ありませんので、これより起立により採決いたします。
上程中の議案を委員長報告どおり可決するに賛成の方は御起立願います。
〔賛成者起立〕
○議長(いでい良輔) 起立多数。よって、上程中の議案は可決するに決しました。
お諮りいたします。この際、本日の日程を追加し、日程第7、第45号議案、中野区指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例を先議するに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(いでい良輔) 御異議ありませんので、さよう議事を進行いたします。
──────────────────────────────
第45号議案 中野区指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例
○議長(いでい良輔) 日程第7、第45号議案、中野区指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例を上程いたします。
理事者の説明を求めます。
〔副区長川崎亨登壇〕
○副区長(川崎亨) ただいま上程されました第45号議案につきまして、提案理由の説明をいたします。
第45号議案、中野区指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例は、介護保険法施行規則等の改正に伴い、病床を有する診療所を開設している者を複合型サービスに係る看護小規模多機能型居宅介護の指定を受けることができる者として定めるとともに、所要の規定を整備するものです。
この条例の施行時期は、平成30年4月1日で、一部は公布の日です。
以上、本議案につきまして、よろしく御審議の上、御賛同くださいますようお願い申し上げます。
○議長(いでい良輔) 本件について御質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(いでい良輔) 御質疑なければ、質疑を終結いたします。
上程中の議案は、会議規則に従い、区民委員会に付託いたします。
この際、申し上げます。議事の都合上、会議時間を延長いたします。
議事の都合により暫時休憩いたします。
午後1時24分休憩
午後2時00分開議
○議長(いでい良輔) 会議を再開いたします。
お諮りいたします。この際、本日の日程をさらに追加し、日程第13、第45号議案、中野区指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例を先議するに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(いでい良輔) 御異議ありませんので、さよう議事を進行いたします。
──────────────────────────────
第45号議案 中野区指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例
(委員会報告)
○議長(いでい良輔) 日程第13、議案第45号、中野区指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例を議題に供します。
平成30年(2018年)3月28日
中野区議会議長 殿
区民委員長 伊藤 正信
(公印省略)
議案の審査結果について
本委員会に付託された下記議案は、審査の結果、原案を可決すべきものと決定したので、中野区議会会議規則第78条の規定により報告します。
記
議案番号
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件 名
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決定月日
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第45号
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中野区指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例
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3月28日
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○議長(いでい良輔) お諮りいたします。上程中の議案に関する委員長報告は、会議規則第40条第3項の規定により省略いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(いでい良輔) 御異議ありませんので、委員長報告は省略いたします。
本件については、討論の通告がありませんので、直ちに採決いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(いでい良輔) 御異議ありませんので、これより採決いたします。
上程中の議案を委員会報告どおり可決するに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(いでい良輔) 御異議ありませんので、さよう決定いたします。
お諮りいたします。この際、本日の日程をさらに追加し、日程第8、議員提出議案第2号、バリアフリー法の改正及びその円滑な施行を求める意見書を先議するに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(いでい良輔) 御異議ありませんので、さよう議事を進行いたします。
──────────────────────────────
議員提出議案第2号 バリアフリー法の改正及びその円滑な施行を求める意見書
○議長(いでい良輔) 日程第8、議員提出議案第2号、バリアフリー法の改正及びその円滑な施行を求める意見書を上程いたします。
提案者代表の説明を求めます。伊東しんじ議員。
〔伊東しんじ議員登壇〕
○23番(伊東しんじ) ただいま議題に供されました議員提出議案第2号、バリアフリー法の改正及びその円滑な施行を求める意見書につきまして、提案理由の説明を申し上げます。
なお、提案説明は案文の朗読をもってかえさせていただきたいと存じますので、御了承願います。
バリアフリー法の改正及びその円滑な施行を求める意見書。
バリアフリー新法施行から10年以上が経過し、バリアフリー化は一定程度進展を見せているところである。
しかしながら、急速に地域の人口減少・少子高齢化が進む中で、地域の一体的バリアフリー化のニーズはますます高まっているにも関わらず、全国の市町村においては様々な事情から基本構想等の作成が進まない地域もある。
また、公共交通事業者の既存施設のバリアフリー化や接遇のあり方について一層の向上が急務となっている。
2020年には、東京オリンピック・パラリンピック競技大会が開催され、これを契機とした共生社会の実現をレガシーとすべく、また、政府の一億総活躍社会の実現を具体化するため、東京のみならず全国各地の一層のバリアフリー化が進められる必要がある。そのためには、バリアフリー法を改正し、制度面から地域の抱える課題の解決を目指すことが不可欠である。
政府は、平成29年2月に関係閣僚会議において決定された「ユニバーサルデザイン2020行動計画」に基づき、同法の改正を含むバリアフリー施策の見直しを進めていると聞く。
こうした状況を踏まえ、中野区議会は、全国各地のバリアフリー水準の底上げに向けて、同法の改正及びその円滑な施行を確実に実施するよう、また、その際には下記について措置するよう、政府に対し求めるものである。
記。
1 地域の面的・一体的なバリアフリー化を進めるため、バリアフリー法の基本構想制度の見直しも含めた新たな仕組みについて検討すること。
2 公共交通事業者がハード・ソフト一体的な取り組みを計画的に進める枠組みについて検討すること。
3 バリアフリー施策を進める際には、高齢者、障がい者等の意見を聞くような仕組みを検討すること。併せて、バリアフリーの促進に関する国民の理解を深めるとともに、その協力を求めるよう国として教育活動、広報活動等に努めること。
4 バリアフリー法改正後速やかな施行を行う観点から、改正内容について、十分に周知を行うこと。
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
年月日。
内閣総理大臣、国土交通大臣あて。
中野区議会議長名。
以上でございますが、同僚議員におかれましては、何とぞ満場一致で御賛同賜りますようお願い申し上げ、提案理由の説明といたします。
○議長(いでい良輔) 本件について御質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(いでい良輔) 御質疑なければ、質疑を終結いたします。
本件については委員会付託を省略いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(いでい良輔) 御異議ありませんので、委員会付託を省略いたします。
本件については討論の通告がありませんので、直ちに採決いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(いでい良輔) 御異議ありませんので、これより採決いたします。
上程中の議案を原案どおり可決するに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(いでい良輔) 御異議ありませんので、さよう決定いたします。
お諮りいたします。この際、本日の日程をさらに追加し、日程第9、議員提出議案第3号、所有者不明の土地利用促進を求める意見書を先議するに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(いでい良輔) 御異議ありませんので、さよう議事を進行いたします。
──────────────────────────────
議員提出議案第3号 所有者不明の土地利用促進を求める意見書
○議長(いでい良輔) 日程第9、議員提出議案第3号、所有者不明の土地利用促進を求める意見書を上程いたします。
提案者代表の説明を求めます。小林ぜんいち議員。
〔小林ぜんいち議員登壇〕
○14番(小林ぜんいち) ただいま議題に供されました議員提出議案第3号、所有者不明の土地利用促進を求める意見書につきまして、提案理由の説明を申し上げます。
なお、提案説明は案文の朗読をもってかえさせていただきたいと存じますので、御了承願います。
所有者不明の土地利用促進を求める意見書。
平成28年度の地籍調査において不動産登記簿上で所有者の所在が確認できない土地の割合は、約20%に上ることが明らかにされた。
また、国土計画協会の所有者不明土地問題研究会は、2040年にはほぼ北海道の面積に相当する約720万ヘクタールの所有者不明土地が発生すると予想している。
現行の対応策には、土地収用法における不明裁決制度があり、所有者の氏名・住所を調べても分からなければ調査内容を記載した書類を添付するだけで収用裁決を申請できるが、探索など手続きに多大な時間と労力が必要となっている。
また、民法上の不在者財産管理制度もあるが、地方自治体がどのような場合に申し立てができるかが不明確な上、不在者1人につき管理人1人を選任するため、不在者が多数に上ると手続きに多大な時間と労力が掛かる。
所有者不明土地の利用に明示的な反対者がいないにもかかわらず、利用するために多大な時間とコストを要している現状に対し、所有者の探索の円滑化と所有者不明土地の利用促進を図るための制度を構築すべきである。
よって中野区議会は、政府に対し、下記の事項を実現するよう強く要請する。
記。
1 所有者不明土地の発生を予防する仕組みを整備すること。
2 土地所有権の放棄の可否や土地の管理責任のあり方等、土地所有のあり方の見直しを行うこと。
3 合理的な探索の範囲や有益な所有者情報へのアクセスなど、所有者の探索の合理化を図ること。
4 所有者不明土地の収用手続の合理化や円滑化を図ること。
5 収用の対象とならない所有者不明土地の公共的事業の利用を促進すること。
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
年月日。
内閣総理大臣、総務大臣、法務大臣、農林水産大臣、国土交通大臣あて。
中野区議会議長名。
以上でございますが、同僚議員におかれましては、何とぞ満場一致で御賛同賜りますようお願い申し上げ、提案理由の説明といたします。
○議長(いでい良輔) 本件について御質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(いでい良輔) 御質疑なければ、質疑を終結いたします。
本件については委員会付託を省略いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(いでい良輔) 御異議ありませんので、委員会付託を省略いたします。
本件については討論の通告がありませんので、直ちに採決いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(いでい良輔) 御異議ありませんので、これより起立により採決いたします。
上程中の議案を原案どおり可決するに賛成の方は御起立願います。
〔賛成者起立〕
○議長(いでい良輔) 起立多数。よって、上程中の議案は可決するに決しました。
お諮りいたします。この際、本日の日程をさらに追加し、日程第10、議員提出議案第4号、学校給食の無償化を求める意見書を先議するに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(いでい良輔) 御異議ありませんので、さよう議事を進行いたします。
──────────────────────────────
議員提出議案第4号 学校給食の無償化を求める意見書
○議長(いでい良輔) 日程第10、議員提出議案第4号、学校給食の無償化を求める意見書を上程いたします。
提案者代表の説明を求めます。長沢和彦議員。
〔長沢和彦議員登壇〕
○41番(長沢和彦) ただいま議題に供されました議員提出議案第4号、学校給食の無償化を求める意見書につきまして、提案理由の説明を申し上げます。
なお、提案説明は案文の朗読をもってかえさせていただきたいと存じますので、御了承願います。
学校給食の無償化を求める意見書。
日本の子どもにかかる保護者の教育費負担は欧米と比べはるかに高く、子育て世帯の負担軽減が求められています。文部科学省が行った2014年度「子供の学習費調査」によると、学校教育に関わる保護者負担は公立小学校で年間10万2404円、公立中学校で16万7386円。うち給食費の占める割合は、小学校で約42%、中学校で約23%となっています。
この間、小学校や中学校で提供される学校給食を無償にする自治体が増えており、今年度は、少なくとも20の自治体で無償化されました。無償自治体の広がりを受けて、文部科学省は初めて、全市区町村を対象にした「学校給食費無償化調査」を実施しています。
現在、多くの自治体では、給食費が食材費として保護者が負担している状況ですが、心身の成長期の子どもが家庭の事情に関わらず、バランスのよい十分な栄養を取れる環境を保障する責任は自治体にあります。「給食は食育」という位置付けからすれば、義務教育の一環であり、「義務教育はこれを無償とする」とした憲法第26条の精神に立ち、無償とすべきです。
よって中野区議会は、政府に対し、財源の確保をはじめ、学校給食費の無償化を早期に実現するよう求めます。
以上、地方自治法第99条の規定に基づき、意見書を提出いたします。
年月日。
内閣総理大臣、財務大臣、文部科学大臣あて。
中野区議会議長名。
以上でございますが、同僚議員におかれましては、何とぞ満場一致で御賛同賜りますようお願い申し上げ、提案理由の説明といたします。
○議長(いでい良輔) 本件について御質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(いでい良輔) 御質疑なければ、質疑を終結いたします。
本件については委員会付託を省略いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(いでい良輔) 御異議ありませんので、委員会付託を省略いたします。
本件については討論の通告がありませんので、直ちに採決いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(いでい良輔) 御異議ありませんので、これより起立により採決いたします。
上程中の議案を原案どおり可決するに賛成の方は御起立願います。
〔賛成者起立〕
○議長(いでい良輔) 起立少数。よって、上程中の議案は否決するに決しました。
お諮りいたします。この際、本日の日程をさらに追加し、日程第11、議員提出議案第5号、「東京都シルバーパス制度」の拡充を求める意見書を先議するに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(いでい良輔) 御異議ありませんので、さよう議事を進行いたします。
──────────────────────────────
議員提出議案第5号 「東京都シルバーパス制度」の拡充を求める意見書
○議長(いでい良輔) 日程第11、議員提出議案第5号、「東京都シルバーパス制度」の拡充を求める意見書を上程いたします。
提案者代表の説明を求めます。長沢和彦議員。
〔長沢和彦議員登壇〕
○41番(長沢和彦) ただいま議題に供されました議員提出議案第5号、「東京都シルバーパス制度」の拡充を求める意見書につきまして、提案理由の説明を申し上げます。
なお、提案説明は案文の朗読をもってかえさせていただきたいと存じますので、御了承願います。
「東京都シルバーパス制度」の拡充を求める意見書。
1974年にスタートした「東京都シルバーパス制度」は、高齢者の社会参加を促すことを目的に、都電、都バス、都営地下鉄をはじめ、社団法人東京バス協会に参加する主要なバスに無料で乗車できる制度でした。1980年には所得制限による一部有料パスが導入されましたが、一定所得以下の高齢者に対する無料制度として利用されてきました。しかし、2000年10月からすべての高齢者が自己負担となる有料制度に代わり、住民税非課税者は1000円、少しでも住民税課税となると2万510円の負担となりました。かつては70歳以上の7割が利用していたシルバーパスは、4割程度の人しか利用できなくなっています。
年金の削減や消費税増税により、高齢者の生活実態は厳しさを増しています。高齢者が外出し、活動することは介護予防の効果も大きく、高齢化が進むなかシルバーパスの意義はますます高まっています。所得に応じて、段階的に負担を軽減することで、シルバーパスを高齢者がもっと有効に利用できるようにすることが求められています。東京都市長会厚生部会による「平成30年度東京都予算編成に対する要望事項」においても、中間所得層に向けた新たな利用料軽減枠の新設が記されています。
よって中野区議会は、東京都に対し「東京都シルバーパス制度」における住民税課税者の負担を軽減するための新たな制度を導入することを求めます。
以上、地方自治法第99条の規定に基づき、意見書を提出いたします。
年月日。
東京都知事あて。
中野区議会議長名。
以上でございますが、同僚議員におかれましては、何とぞ満場一致で御賛同賜りますようお願い申し上げ、提案理由の説明といたします。
○議長(いでい良輔) 本件について御質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(いでい良輔) 御質疑なければ、質疑を終結いたします。
本件については委員会付託を省略いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(いでい良輔) 御異議ありませんので、委員会付託を省略いたします。
本件については討論の通告がありませんので、直ちに採決いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(いでい良輔) 御異議ありませんので、これより起立により採決いたします。
上程中の議案を原案どおり可決するに賛成の方は御起立願います。
〔賛成者起立〕
○議長(いでい良輔) 起立少数。よって、上程中の議案は否決するに決しました。
お諮りいたします。この際、本日の日程をさらに追加し、日程第12、議員提出議案第6号、議員の派遣についてを先議するに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(いでい良輔) 御異議ありませんので、さよう議事を進行いたします。
──────────────────────────────
議員提出議案第6号 議員の派遣について
○議長(いでい良輔) 日程第12、議員提出議案第6号、議員の派遣についてを上程いたします。
提案者代表の説明を求めます。伊東しんじ議員。
〔伊東しんじ議員登壇〕
○23番(伊東しんじ) ただいま議題に供されました議員提出議案第6号、議員の派遣についての提案理由の説明を申し上げます。
本議案は、第56回東京河川改修促進連盟総会及び促進大会に議員を派遣しようとするものです。
同総会及び大会は平成30年5月24日に開催されるもので、安全で水害のない、水と緑豊かな潤いあふれる生活環境をつくるために、河川改修の早期完遂と内水対策の早期実現を図ることを目的としております。
同僚議員におかれましては、何とぞ満場一致で御賛同賜りますようお願い申し上げ、提案理由の説明といたします。
○議長(いでい良輔) 本件について御質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(いでい良輔) 御質疑なければ、質疑を終結いたします。
本件については委員会付託を省略いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(いでい良輔) 御異議ありませんので、委員会付託を省略いたします。
本件については討論の通告がありませんので、直ちに採決いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(いでい良輔) 御異議ありませんので、これより採決いたします。
上程中の議案を原案どおり可決するに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(いでい良輔) 御異議ありませんので、さよう決定いたします。
──────────────────────────────
(29)第19号陳情 「哲学堂公園再生整備基本計画(案)」の変更を求めることについて
(委員長報告)
○議長(いでい良輔) 日程第6、平成29年第19号陳情、「哲学堂公園再生整備基本計画(案)」の変更を求めることについてを議題に供します。
平成30年(2018年)3月14日
中野区議会議長 殿
建設委員長 佐野 れいじ
(公印省略)
陳情の審査結果について
本委員会に付託された陳情を審査の結果、下記のとおり決定したので、中野区議会会議規則第94条の規定により報告します。
記
受理番号
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件 名
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審査結果
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決定月日
|
意見
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措置
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(29)第19号
陳情
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「哲学堂公園再生整備基本計画(案)」の変更を求めることについて
|
不採択と
すべきもの
|
3月14日
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○議長(いでい良輔) 建設委員会の審査の報告を求めます。佐野れいじ建設委員長。
〔佐野れいじ議員登壇〕
○21番(佐野れいじ) ただいま議題に供されました平成29年第19号陳情、「哲学堂公園再生整備基本計画(案)」の変更を求めることについてに関しまして、建設委員会における審査の経過並びに結果について御報告を申し上げます。
本陳情は、児童遊園施設に井上円了氏の学習展示施設及び庭園駐車場を設置し、一部を遊園にする、「哲学堂公園再生整備基本計画(案)」を変更し、児童遊園及び周辺樹木の現況を確保することを求めるものでございます。
本陳情は、平成29年11月28日に受理され、平成29年12月12日の本会議において当委員会に付託され、当委員会では平成30年3月14日に審査を行いました。
審査の進め方として、本陳情を議題に供した後、陳情の審査を一旦保留して、関連する所管事項の報告を受け、質疑を行いました。その後、改めて本陳情を議題に供し、委員会を休憩して、陳情者から補足の説明を受けた後、委員会を再開して、質疑を行いました。その主な質疑応答の内容を御紹介いたします。
初めに、今回の陳情に「哲学堂公園再生整備基本計画(案)において」とあるが、現在は「(案)」がとれている状況である。こうした状態で計画(案)を変更することはあり得るのかとの質疑がありました。現段階では、基本計画(案)というものはない状況であるとの答弁がございました。
次に、学習展示施設の工事の着手はいつごろになる予定かとの質疑があり、第4回定例会で正式契約することを想定しているとの答弁がございました。
次に、学習展示施設の規模は、今の管理棟の場所では小さいとのことだが、学習展示施設の規模を大きくすることについて、どこから要望されているのかとの質疑があり、学習展示施設の運営に関して、管理計画の中でも議論になったことを踏まえた上で、関係機関、東洋大学、学識経験者と協議する中で、区として判断しているとの答弁がございました。
さらに、学習展示施設を現在の管理棟の場所で建てかえるかどうか、どこに建てるかということについては、区の判断だということでいいのかとの質疑があり、計画は区の判断である。文化財を活用するための施設であるため、活用の視点から大きさ、規模を決めているとの答弁がございました。
以上が主な質疑応答の内容でございます。
その後、委員会を休憩して、本陳情の取り扱いを協議した後、委員会を再開し、さらに質疑を求めましたが、質疑はなく、質疑を終結いたしました。
次に、意見の開陳を求めたところ、意見はなく、意見の開陳を終結いたしました。
次に、討論を求めたところ、1名の委員が本陳情に賛成する立場から、賛成する第1の理由は、公園利用者の実態調査を行われていないことである。公園利用者へのアンケートや動植物の実態把握が行われず、再整備後の観光客の見通しなども示されていない。第2の理由としては、利用者と区民の声を聴く耳を持っていないことである。児童遊園をそのまま残してほしい、周辺の樹木と自然環境を残してほしいというのが、意見交換会等の参加者の圧倒的な意見である。第3の理由は、井上円了氏の関係者から東京都へ寄附される条件である公園の一部に約500坪の区域を定め、児童遊園を確保するという移管覚書の内容が、計画(案)では守られていないということである。第4の理由は、現在の管理事務所の場所での建てかえを、区は東京都に交渉すべきということである。現在示されている設計案は、哲学堂公園を観光拠点にするための性急過ぎる計画で、区民や近隣の公園利用者のことを考えず、一方的に区の方針を押しつけるものである。陳情の主旨に沿って再検討を強く求め、本陳情に賛成するとの討論を行いました。
さらに討論を求めましたが、討論はなく、討論を終結いたしました。
そして、挙手による採決を行ったところ、賛成少数で本陳情を不採択とすべきものと決した次第でございます。
以上で平成29年度第19号陳情に関する建設委員会における審査の経過に並びに結果の報告を終了いたします。
以上でございます。
○議長(いでい良輔) ただいまの報告について御質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(いでい良輔) 御質疑なければ、質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。来住和行議員から討論の通告書が提出されていますので、通告議員の討論を許します。来住和行議員。
〔来住和行議員登壇〕
○42番(来住和行) ただいま議題に供されました第19号陳情、「哲学堂公園再生整備基本計画(案)」の変更を求めることについて、日本共産党の立場から賛成の討論を行います。
中野区は、哲学堂公園を2020年の東京オリンピック・パラリンピックまでに観光の拠点として再整備することを計画し、約20億円の事業費を見込んでいます。区民からは、哲学堂公園が観光の拠点になるのか、観光目的の整備で児童遊園をつぶさないでなどの声が聞かれます。
本陳情は、哲学堂公園の再生整備そのものに言及しているものではありません。今回計画されている文化財庭園ゾーンの整備が、児童遊園ゾーンに甚大な影響を及ぼす計画となっていることから、本陳情は、計画(案)を変更し、児童遊園及び周辺樹木の現況を確保することを求めて、昨年11月に提出されたものです。
基本設計案では、公園利用者と説明会参加者の強い声に押され、当初の計画(案)からは駐車場が野球場側へ移動変更があったものの、本陳情の趣旨とはほど遠いものとなっています。
よって、以下4点について、陳情に対する賛成の理由を述べます。
第1は、哲学堂公園の利用者と区民の声を十分聴くことなく、スケジュールありきで計画を強行していることです。中野区は、意見交換会を実施してきたことをもって区民参加を図ったといいますが、再整備の前提となるべき児童遊園をはじめとする利用者やニーズの実態は、把握されていません。児童遊園は、朝のラジオ体操から始まり、保育園や幼稚園の児童の園庭としても利用されています。子育て中の親同士の情報交換の場ともなっています。同時に、子育て世代と中高年など、区民の貴重な交流と憩いの場としても利用されています。この間の区民意見交換会や議会審査の中でも、児童遊園の利用実態を中野区は把握してこなかったことも明らかとなりました。加えて、中野区みどりの基本計画に基づく調査も、樹齢100年を超えるヒマラヤスギに宿る鷹の巣の把握もされていませんでした。これまでの説明会や意見交換会での参加者の圧倒的な意見は、児童遊園をそのまま残してほしい、その周辺の樹木と自然環境を残してほしいということです。公園利用者と意見交換会の参加者の思いはそこに強く示されています。
第2は、井上円了関係者側から東京都に移管される際の条件に、移管覚書によって公園の一部に約500坪の区域を定め、開放的なる児童遊園を確保すべきとの約束があります。ところが、中野区は基本計画策定段階から移管覚書について考慮してきませんでした。問題はさらに中野区が今回の計画の基礎データとしているのが、2012年に作成した哲学堂保存管理計画です。2015年の哲学堂公園旧野方配水塔周辺地区整備基本方針では、現在の管理事務所に管理事務所を建てかえ、中野通り側に展示室を新たに建設する計画とされていました。少なくとも2015年までは移管覚書に従って、児童遊園には一切手をつけていなかったのです。
第3は、哲学堂保存管理計画では、管理棟の建てかえについては、現在の管理事務所は以前に井上円了が住まいとしていた場所であることから、将来的には景観上好ましくない管理事務所の改築をする場合は、哲学堂七十七場の入り口にふさわしい景観の管理事務所とすることが記されているのです。整備計画は、この保存管理計画にも反していると言わざるを得ません。中野区は、現在の管理事務所の場所での建てかえは文化財の保存にそぐわないとか、東京都からの指導があることを理由にしています。しかし、2009年に東京都が哲学堂公園を名勝公園と指定した際には、野球場やテニスコートは指定の範囲から外されましたが、児童遊園の位置は名勝指定の範囲に含まれており、文化財庭園ゾーンとの評価に違いはないのです。東京都教育委員会は、中野区から現在の管理事務所での建てかえについて申し出があれば、検討をすると断言しています。これまで中野区は、東京都と現在の管理事務所での建てかえを一度として協議も行ってきませんでした。
第4は、計画している学習展示室について、中野区は意見交換会や議会説明において、展示室の規模や運営について東洋大学側が求めているかのごとく説明をしてきました。ところが、東洋大学学長室は3月25日、本陳情団体である哲学堂公園広場と緑を守る会に対し、「今回の哲学堂公園の再整備の計画策定及び決定には、東洋大学は一切関与せず、大学がこれまで学習展示施設の設計や運営に関わったことはございません」との回答が書面で寄せられています。中野区のこれまでの説明とは明らかに違います。偽りの説明で、区の思いどおりに進めるやり方は、行政の公平性を欠くものです。
以上の理由から、哲学堂公園の再生整備計画が、哲学堂公園を観光の拠点とするがために区民の財産である公園の形と歴史をゆがめるものとなっています。
よって、区民や公園利用者の声を反映し、陳情の主旨に沿って計画の再検討を強く求め、賛成の討論といたします。
○議長(いでい良輔) 他に討論がなければ、討論を終結いたします。
これより起立により採決いたします。
上程中の陳情を採択するに賛成の方は御起立願います。
〔賛成者起立〕
○議長(いでい良輔) 起立少数。よって、上程中の陳情は不採択とするに決しました。
次に、議案の継続審査についてお諮りいたします。
お手元に配付の議案継続審査申出書のとおり、第33号議案、特別区道路線の認定については、建設委員会から継続審査の申し出がありますので、これより継続審査の可否について起立により採決いたします。
第33号議案、特別区道路線の認定については、建設委員会の申し出どおり継続審査に付したいと思いますが、これに賛成の方は御起立願います。
〔賛成者起立〕
○議長(いでい良輔) 起立多数。よって、第33号議案は継続審査に付すことに決しました。
平成30年(2018年)3月19日
中野区議会議長 殿
建設委員長 佐野 れいじ
(公印省略)
議案の継続審査について
本委員会は、下記議案について、閉会中もなお継続審査を要するものと決定したので、中野区議会会議規則第76条の規定により申し出ます。
記
第33号議案 特別区道路線の認定について
継続審査を要する理由
本定例会の会期中に審査を終了し得ないため。
○議長(いでい良輔) 次に、常任委員会の所管事務継続調査についてお諮りいたします。
お手元に配付の常任委員会所管事務継続調査件名表に記載の調査事件については、それぞれ所管委員会から継続調査の申し出がありますので、これを申し出どおり継続調査に付すことに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(いでい良輔) 御異議ありませんので、さよう決定いたします。
常任委員会所管事務継続調査件名表
平成30年第1回定例会
総務委員会
1 政策、計画及び財政について
1 平和、国際化、人権及び男女平等について
1 広報及び広聴について
1 組織及び人事について
1 会計、決算及び事業の評価・改善について
1 危機管理について
区民委員会
1 区民相談及び消費生活について
1 住民情報システムについて
1 戸籍及び住民基本台帳等について
1 区税について
1 国民健康保険、後期高齢者医療及び介護保険等について
1 環境及び地球温暖化対策について
1 清掃事業及びリサイクルについて
1 生活環境について
厚生委員会
1 地域活動の推進及び地域ケア・地域支援について
1 保健衛生及び社会福祉について
1 保健所及び福祉事務所について
1 スポーツ、文化及び生涯学習について
建設委員会
1 安全で快適に住めるまちづくりについて
1 産業振興及び都市振興について
1 道路・公園等の整備について
1 防災及び都市安全について
子ども文教委員会
1 学校教育の充実について
1 学校と地域の連携について
1 知的資産について
1 子育て支援及び子どもの育成について
○議長(いでい良輔) 次に、議会運営委員会の所管事項継続調査についてお諮りいたします。
お手元に配付の議会運営委員会所管事項継続調査件名表に記載の調査事件については、議会運営委員会から継続調査の申し出がありますので、これを申し出どおり継続調査に付すことに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(いでい良輔) 御異議ありませんので、さよう決定いたします。
議会運営委員会所管事項継続調査件名表
平成30年第1回定例会
1 議会の運営について
1 議会の会議規則、委員会に関する条例等について
○議長(いでい良輔) 以上で本日の日程を全て終了いたしましたので、散会いたします。
平成30年第1回中野区議会定例会を閉じます。
午後2時35分閉会
会議録署名員 議 長 いでい 良輔
議 員 中村 延子
議 員 いながき じゅん子