平成30年06月27日中野区議会子ども文教委員会(第2回定例会)
平成30年06月27日中野区議会子ども文教委員会(第2回定例会)の会議録

中野区議会子ども文教委員会〔平成30年6月27日〕

 

子ども文教委員会会議記録

 

○開会日 平成30年6月27日

 

○場所  中野区議会第5委員会室

 

○開会  午後1時33分

 

○閉会  午後1時43分

 

○出席委員(8名)

 白井 ひでふみ委員長

 山本 たかし副委員長

 若林 しげお委員

 渡辺 たけし委員

 小宮山 たかし委員

 広川 まさのり委員

 南 かつひこ委員

 高橋 ちあき委員

 

○欠席委員(0名)

 

○出席説明員

 子ども教育部長、教育委員会事務局次長 戸辺 眞

 子ども教育部副参事(子ども教育経営担当、学校・地域連携担当)、教育委員会事務局副参事(子ども教育経営担当、学校・地域連携担当) 高橋 昭彦

 子ども教育部副参事(学校教育担当)、教育委員会事務局副参事(学校教育担当) 石崎 公一

 教育委員会事務局指導室長 宮崎 宏明

 子ども教育部副参事(子育て支援担当)、子ども家庭支援センター所長、教育委員会事務局副参事(子育て支援担当) 古川 康司

 子ども教育部副参事(児童相談所設置準備担当)、教育委員会事務局副参事(児童相談所設置準備担当) 神谷 万美

 子ども教育部副参事(子ども特別支援担当)、教育委員会事務局副参事(子ども特別支援担当) 中村 誠

 子ども教育部副参事(保育園・幼稚園担当)、教育委員会事務局副参事(保育園・幼稚園担当) 濱口 求

 子ども教育部副参事(幼児施設整備担当)、教育委員会事務局副参事(幼児施設整備担当) 板垣 淑子

 子ども教育部副参事(子ども教育施設担当)、教育委員会事務局副参事(子ども教育施設担当) 石原 千鶴

 地域支えあい推進室副参事(地域子ども施設調整担当)、北部すこやか福祉センター所長 小山 真実

 鷺宮すこやか福祉センター所長 青山 敬一郎

 

○事務局職員

 書記 鎌形 聡美

 書記 有明 健人

 

○委員長署名


審査日程

○議案

 第46号議案 平成30年度中野区一般会計補正予算(関係分)

 

委員長

 定足数に達しましたので、本日の子ども文教委員会を開会いたします。

 

(午後1時33分)

 

 審査日程ですが、お手元に配付の審査日程(案)(資料1)のとおり進めたいと思いますが、これに御異議ございませんか。

 

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 御異議ございませんので、そのように進めます。

 それでは、議事に入ります。

 第46号議案、平成30年度中野区一般会計補正予算(関係分)を議題に供します。

 本議案は総務委員会に付託されておりますが、子ども文教委員会の関係分について当委員会で審査し、賛成多数となった意見があれば、総務委員会に申し送ることとなっておりますので、御承知おきください。

 それでは、理事者の補足説明を求めます。

高橋子ども教育部、教育委員会事務局副参事(子ども教育経営担当)

 それでは、第46号議案、平成30年度中野区一般会計補正予算(関係分)につきまして、補足説明を申し上げます。

 恐れ入りますが、議案書の8ページ、9ページをお開きいただきたいと存じます。歳入歳出予算事項別明細書、歳入歳出予算総括表でございます。9ページの中段でございますが、6款子ども教育費の歳出につきまして、補正前予算額429億7,688万6,000円を521万6,000円増額いたしまして、429億8,210万2,000円とするものでございます。

 補正の内容でございますが、恐れ入りますが、14ページ、15ページをお開きください。6款子ども教育費、2項学校教育費、2目学校教育費でございます。「(仮称)学校における働き方改革推進プラン」策定に係る教員の勤務実態調査等の実施、分析、課題抽出等を委託により実施するための経費を増額するものでございます。

 関連して、歳入の補正がございます。10ページ11ページにお戻りください。表の一つ目、14款都支出金、2項都補助金、5目子ども教育費補助金でございます。先ほどの歳出に関しまして、東京都の補助金の対象となることから、学校における働き方改革推進事業を活用し、300万円増額補正いたします。

 補足説明は以上でございます。御審議のほどよろしくお願いいたします。

委員長

 これより本件に対する質疑を行います。質疑はございませんか。

広川委員

 「(仮称)学校における働き方改革推進プラン」を作成するということで、教員の勤務実態調査、分析、課題抽出で改善案作成支援を委託により実施するということなんですけれども、実態調査の具体的な期間というのがわかれば教えてください。

石崎子ども教育部、教育委員会事務局副参事(学校教育担当)

 9月に実施する予定でございます。調査期間につきましては、教職員に実際に調査をするのは、9月から大体2週間から1カ月程度をかけてもらいたいというふうに思っております。

広川委員

 改善案をつくるということなんですけれども、改善状況というか、進捗状況というものを知るためには、やはり教員の労働時間、いわゆる在校時間を日常的にかつ客観的に把握することが必要だということで、月曜日の委員会でもやりとりさせていただいて、ICカードシステムなどの導入というのを、やはり小学校、中学校の設置者である教育委員会が責任を持って進めていくべきだと思うんです。やはり学校任せにするのではなくやっていってもらいたいんですけれども、その点は改めていかがでしょうか。

石崎子ども教育部、教育委員会事務局副参事(学校教育担当)

 過日の子ども文教委員会でも御説明させていただきましたけれども、今回の調査にそのICカードが必要かということなんですけれども、今回調査する内容については、それによらなくてもきちんと把握できるというものでございます。それとは別に必要性があれば、今後、ICカードの導入についても検討していきたいというふうに思ってございます。

広川委員

 言いたいのは、調査に必要かどうかじゃなくて、その調査とは別に、これから日常的にも必要なんじゃないかと思うんですということを言っているんですけれども。

石崎子ども教育部、教育委員会事務局副参事(学校教育担当)

 きちんとした把握につきましては、現在のところ、これまでも説明しておりますとおり、学校の管理職が把握しているところでございます。この調査を経まして、今後の経緯等を把握していく上においては、必要性もあるとすれば、その時点で導入というものを考えていきたいというふうに思ってございます。

広川委員

 これは本当に学校任せにするんじゃなくて、教育委員会が責任を持ってやっていってもらいたいんですけれども、この補正予算の前提になっている東京都の「学校における働き方改革推進プラン」の中で、取り組みの方向性として五つの柱というのが掲げられているんです。その1番目にあるのが、「在校時間の適切な把握と意識改革の推進」なんです。これは具体的にどう進めていくんですか。

石崎子ども教育部、教育委員会事務局副参事(学校教育担当)

 今回の調査の中で、具体的にどこの学校でどのぐらいの勤務時間をやっているのかということが把握できるというふうに思います。それに基づきまして、今後の対応といたしまして、どういう意識改革が必要なのかということも明らかにしてまいります。その後、定期的、継続的に教育委員会として勤務状況を把握することが客観的に必要ということが明らかになれば、ICカード等の導入についてもあわせて考えていきたいというふうに思ってございます。

広川委員

 客観的に把握することが必要だというのがこの東京都のプランだと思うんです。そのあたり、ぜひ理解していただければと思います。

 これから区でいろいろプランを立ててやっていくに当たっても、やはり区だけでは限界がある部分もあると思うんです。そういったところで、例えば教職員の定数の改善であったり、充実であったり、また業務改善の推進等にかかわる財政支援、こういったものを国などに求めていくという考えはあるんでしょうか。

宮崎教育委員会事務局指導室長

 そういうことにつきまして、今、例えば東京都の室課長会とかでも話題に上がっておりまして、そういうところで精査して、そういうところの予算要望とかに上げるような動きはしております。

高橋委員

 この間は、なぜ補正をするのかという前段の説明を受けましたから、十分にこれが必要かなということは理解しています。今、広川委員が言っていた質問は、やっぱりこれを調査しないと何を始めたらいいかどうかということを、教育委員会は責任を持って決めていくことができないという立場でこれをやろうという考えなんでしょう。どうですか。

石崎子ども教育部、教育委員会事務局副参事(学校教育担当)

 言葉足らずで申しわけございません。今委員がおっしゃっているとおりに、これまでは各学校ごとに把握していたものでございます。今回は、教育委員会としてしっかりしたプランを策定するに当たりまして、しっかり教育委員会として把握していくということで実施するものでございます。

高橋委員

 そういうことをちゃんと証言しないと、一生懸命ほかの委員さんが思っていることとちぐはぐになっちゃうことも多分にあると思うので、今までは学校独自でやってきたものを教育委員会全体が把握する、または、中野の教育委員会だけではなくて、この補助金を使って働き方改革を調査するという23区だって、ほかの区だってあるわけでしょう。だから、ほかの区の調査の結果も情報共有しながら、中野としてはどうしたらいいかということも考えているんですか。

石崎子ども教育部、教育委員会事務局副参事(学校教育担当)

 今回実施します中野区としてのプランを策定していきます。同じように、委員おっしゃるように、23区、その他市部におきましても同様のプランを策定するところもございます。当然、そういうものにつきましては情報をとりまして、他市区町村の取り組みも踏まえた上で、中野らしい取り組みというものを確立していきたいというふうに思ってございます。

委員長

 他に質疑はございませんか。よろしいですか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 質疑がなければ、質疑を終結いたします。

 意見についてお伺いいたします。第46号議案について意見はございますか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 それでは、第46号議案について、意見なしとして総務委員会に申し送ることに御異議ございませんか。

 

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 御異議ございませんので、そのように決定いたします。

 以上で、第46号議案の審査を終了します。

 本日予定した日程は終了しますが、各委員、理事者から何か発言はございませんか。よろしいですか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 なければ、以上で本日の子ども文教委員会を散会いたします。お疲れさまでした。

 

(午後1時43分)