平成30年12月07日中野区議会総務委員会(第4回定例会)
平成30年12月07日中野区議会総務委員会(第4回定例会)の会議録

中野区議会総務委員会〔平成3012日〕

 

総務委員会会議記録

 

○開会日 平成3012

 

○場所  中野区議会第1委員会室

 

○開会  午後100

 

○閉会  午後26

 

○出席委員(9名)

 高橋 かずちか委員長

 いながき じゅん子副委員長

 羽鳥 だいすけ委員

 木村 広一委員

 中村 延子委員

 伊東 しんじ委員

 平山 英明委員

 大内 しんご委員

 近藤 さえ子委員

 

○欠席委員(0名)

 

○出席説明員

 副区長 白土 

 副区長 横山 克人

 政策室長 朝井 めぐみ

 政策室副参事(企画担当) 杉本 兼太郎

 政策室副参事(基本構想担当) 永見 英光

 政策室副参事(ユニバーサルデザイン推進担当、オリンピック・パラリンピック推進担当) 宇田川 直子

 政策室副参事(予算担当) 海老沢 憲一

 政策室副参事(広報担当) 堀越 恵美子

 政策室副参事(業務マジメント改革担当)、経営室副参事(新区役所区民サービス担当) 永田 純一

 経営室長、新区役所整備担当部長 髙橋 信一

 危機管理担当部長 志村 和彦

 経営室副参事(経営担当) 石濱 良行

 経営室副参事(法務担当) 尾関 信行

 経営室副参事(人事担当) 田中 謙一

 経営室副参事(人材育成担当) 桜井 安名

 経営室副参事(施設担当) 髙田 班

 経営室副参事(行政監理担当) 森 克久

 経営室副参事(経理担当、用地担当) 吉沢 健一

 経営室副参事(用地調整担当) 小倉 洋

 経営室副参事(生活・交通安全担当) 佐々木 和夫

 経営室副参事(新区役所整備担当) 中村 洋

 会計室長 鳥井 文哉

 選挙管理委員会事務局長 松原 弘宜

 監査事務局長 小谷松 弘市

 

○事務局職員

 事務局長 吉村 恒治

 事務局次長 古本 正士

 書記 井田 裕之

 書記 古谷 友里香

 

○委員長署名


審査日程

○意見書の案文調製

○所管事項の報告

 1 議会の委任に基づく専決処分について(法務担当)

 2 訴訟事件の判決について(法務担当)

 3 平成30年度人事行政の運営等の状況の公表について(人事担当)

 4 幹部職員の人事異動について(人事担当)

 5 予定価格5千万円以上の工事請負契約の入札結果について(経理担当)

 6 サイバーセキュリティ意識の向上等に関する「協定」の締結について(生活・交通安全担当)

 7 中野区新庁舎整備基本設計(素案)について※(新区役所整備担当)

 8 その他

 (1)中野区友好調査団による台北市中山区への訪問について(企画担当)

○地方都市行政視察について

○所管事務継続調査について

○その他

 

委員長

 定足数に達しましたので、総務委員会を開会します。

 本日はお手元の審査日程(案)(資料1)のとおり進めたいと思いますが、御異議ありませんか。

 

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 御異議ありませんので、そのように進めます。

 なお、審査に当たっては、3時ごろに休憩を入れ、5時を目途に進めたいと思いますので、御協力をお願いいたします。

 議事に入ります。

 初めに、昨日、第9号陳情が採択すべきものと決したことに伴う意見書の案文調製を行います。

 委員会を暫時休憩します。

 

(午後1時00分)

 

委員長

 委員会を再開します。

 

(午後1時05分)

 

 選択的夫婦別姓制度の法制化を求める意見書の案文は、休憩中に確認したとおりとし、提案者は平山委員、木村委員、羽鳥委員、中村委員、近藤委員ということにしたいと思います。また、提案代表者は平山委員ということにしたいと思いますが、御異議ありませんか。

 

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 御異議ありませんので、そのように決定します。

 以上で意見書の案文調製を終了します。

 次に、昨日に引き続き所管事項の報告を受けます。

 初めに、1番、議会の委任に基づく専決処分についての報告を求めます。

尾関経営室副参事(法務担当)

 それでは、議会の委任に基づく専決処分について御報告させていただきます。(資料2)

 資料をごらん願います。まず、報告案件1でございますが、事故の概要といたしましては、2の(3)にございますように、ゆりの木公園内の樹木が、根の腐食等と台風24号による強風により倒れ、隣地駐車場に設置されていた相手方所有の万年塀を破損させたというものでございます。

 和解の要旨は3に記載のとおりで、平成30年11月28日に和解が成立いたしました。

 区の賠償責任につきましては、5にございますように、本件事故は公園内の区が管理する樹木が根の腐食等と台風24号による強風により倒れたことにより発生した事故であり、相手方がこうむった損害の全額について、区が賠償責任を負うものと判断いたしました。

 損害賠償額につきましては、6にございますように、万年塀の修理費49万6,800円を賠償額としたものでございます。

 事故後の対応につきましては、7にございますように、全ての区立公園内の樹木について計画的な診断を実施し、倒木の危険性があると認められるものについては速やかに撤去するなどの対策を講ずることとしております。

 次に、報告案件2でございますが、報告案件1で御説明いたしましたゆりの木公園における倒木により、同公園の隣接駐車場に駐車してあった相手方車両のルーフパネル等を破損させたものでございます。

 和解の要旨は3に記載のとおりで、これも平成30年11月28日に和解が成立いたしました。

 区の賠償責任につきましては、報告案件1と同様の理由から区が賠償責任を負うものと判断させていただきました。

 損害賠償額につきましては、6にございますように、相手方車両の修理費及び代車にかかる費用の合計97万117円を賠償額としたものでございます。

 事故後の対応につきましては、報告案件1で御説明させていただいたとおり、計画的な診断を実施し、必要な対策を講ずることとしております。

 以上で報告を終わらせていただきます。

委員長

 ただいまの報告に対して質疑はありませんか。

大内委員

 保険の適用というのは、こういうのはあるんですか。

尾関経営室副参事(法務担当)

 自治体の営造物の瑕疵とか職員の過失によって生じたものについての自治体賠償責任保険というものがございます。

伊東委員

 わかる範囲で結構ですけれど、こうした倒木、この間の台風は結構区内倒木が多かったということなんですけれど、こうした倒木による損害賠償というのはここ数年はどうなんですか。

尾関経営室副参事(法務担当)

 詳細は承知しておりませんが、ここ数年において倒木によって損害賠償の和解をしたという例は、中野区としてはございませんでした。

委員長

 他に質疑はございますか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 質疑がなければ、以上で本報告について終了します。

 次に、2番、訴訟事件の判決についての報告を求めます。

尾関経営室副参事(法務担当)

 それでは、訴訟事件の判決について御報告させていただきます。(資料3)

 本件は、破産者中野区民破産管財人が否認権を行使し、中野区に対して90万7,111円及び遅延損害金の支払を求めた事件でございます。

 本件事件につきましては、7月6日の総務委員会におきまして、東京地方裁判所に訴えの提起がなされたことを御報告させていただきました。このたび、11月12日に、相手方の請求に理由がないとの理由で裁判所より棄却判決の言い渡しがなされましたので、ここに御報告いたします。

 事案の概要、請求の内容、判決につきましてはお読み取りいただければと存じます。

 以上で報告を終わらせていただきます。

委員長

 ただいまの報告に対して質疑ありませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 なければ、以上で本報告について終了します。

 次に、3番、平成30年度人事行政の運営等の状況の公表についての報告を求めます。

田中経営室副参事(人事担当)

 それでは、平成30年度人事行政の運営等の状況の公表につきまして御報告をさせていただきます。(資料4)

 お手元の資料をごらんいただきたいと思います。本公表の目的でございますが、中野区人事行政の運営等の状況の公表に関する条例に基づきまして、職員の給与、職員数、勤務条件などを公表することによりまして、人事行政運営の公正性と透明性を高めることを目的としてございます。

 12月11日からホームページに全文を掲載するほか、12月20日号の区報に要旨の掲載、その他、区民活動センター、図書館などに設置をさせていただきたいと考えてございます。

 続きまして、冊子をごらんいただきたいと思いますが、1ページから12ページまで任免と職員数に関する状況でございます。13、14ページが人事評価の状況でございます。続きまして、15から25ページまでが給与の状況、こちらにつきましては国等で公表されていないものにつきましては網かけとなってございます。続きまして、26ページから30ページまでが、勤務時間その他の勤務条件の状況でございます。31ページが、分限処分、懲戒処分の状況、32から33ページが服務の状況、34ページが退職管理の状況でございます。続きまして、35、36ページが研修の状況、37ページから41ページ、福利、利益の保護に関する状況でございまして、最後、42ページ以降が特別区人事委員会の業務状況でございます。詳細はお読み取りいただければと存じます。

 簡単でございますが、報告は以上でございます。

委員長

 ただいまの報告に対して質疑はありませんか。

羽鳥委員

 8ページのところで年齢別構成比の推移について書いてあります。5年前と比べて、ことしの4月1日現在ではやはり年齢構成がかなり上がっているというところで、今後、経験者採用なども進めていくと思うのですけれども、このまま進んでいきますと、やはり今後の管理職の配置などはかなり大変になってくるんじゃないのかなと思います。経験者採用の拡大とかについてはどういった計画とかが今あるんでしょうか。

田中経営室副参事(人事担当)

 委員おっしゃるとおり、昨年度に策定しました人事構想におきましても、いわゆる職員の平均年齢が若返っていくと、年齢構成について目指すべきところはおおむね年代ごとに均衡でということで、経験者採用自体も活用を積極的にしたいということで、ただ、具体的にどのぐらいというのはないんですけれども、例えば来年度の採用では、おととしまでは1%台ぐらいのものをもう少しふやしていきたいなというような、来年でいきますと10%から10%以下のものを20%を超えるぐらいの採用数は確保していきたいというふうには考えてございます。

羽鳥委員

 拡大のやり方というのについては、経験者採用の枠そのものを拡大すると、そういったことになるんでしょうか。

田中経営室副参事(人事担当)

 採用予定者数の一定の割合を、Ⅰ類から経験者に一部はふやしていこうかなというふうには考えてございます。

木村委員

 一点だけ確認します。37ページなんですけれども、健康診断の実施状況というところで、健康診断の受診率が82.3%ということですが、ざっくりと言うと5人に1人が受けていないということなんですけれども、82.3%ということ、これはどういった理由とか原因が考えられますか。

田中経営室副参事(人事担当)

 これは区の健康診断の受診率でございまして、それ以外にも人間ドック等を利用する職員もおりまして、ちょっと数字は今手元にないんですけれども、90数%、ほぼ全員の職員が受診をしているような状況になってございます。

木村委員

 それを聞いて安心しました。

 あともう一つ、昨年ここの欄で、健康に関する支出のところが書いてあったんですけども、今回それがなくなっていたんですが、それはどういった理由ですか。

田中経営室副参事(人事担当)

 これは決算額等でございますので、決算説明書で記載をされているものと同様ということで、今回はあくまでも実績ということで掲載をさせていただくことにさせていただきました。

近藤委員

 羽鳥委員の御質問と同じところで、8ページなんですけれど、年齢別職員の構成が、やはり48~51歳以上というのが56.2でかなり多くなっているんですけど、その間の28~31歳から44~47歳のところというのがかなり少なく25年度はなっていて、その人たちが5年たった30年度として、ちょっと足し算的にしてみても何か減っているように感じるんですけど、途中で辞めたりするということもあるんですか。そこら辺を教えてください。

田中経営室副参事(人事担当)

 事情等によりまして退職される方も数名はいらっしゃいます。

近藤委員

 そうなんですね。そこが少ないのに、かつまた年を追って減っているのでどういうことなのかなってちょっと思いまして、そこが辞められてしまうということなんですね。

 それと、あと2点教えていただきたいのは、7ページで、一般行政部門の土木というところの減員数でマイナス6になっていて、まちづくり体制の強化となっているんですけど、これ6人減ってしまってまちづくり体制の強化ってどういう内容なのか教えてください。

田中経営室副参事(人事担当)

 これは統計の数値で、主にふえたところと減ったところということで表記をしてございますけれども、いわゆる道路維持とか整備の業務の関係で一部執行方法を見直すであるとか、そういうところで見直したところで職員数としては6名減と。ただ一方で、まちづくり等の強化をしているところで8名増ということで、この強化の説明は、主にふえた、強化したところの説明をさせていただいているところでございます。

近藤委員

 わかりました。

 それともう1点、2ページで介護指導という職種があるんですけれど、これはどういうことをやっていて、どこにいらっしゃる方なのか。

田中経営室副参事(人事担当)

 これはもともと区が直営でいろんな福祉施設等の、いわゆる介護の指導等を行う技能系の業務、いわゆる作業的なお仕事でございます。現在そういう職務はありませんので、庁内の中で福祉的な事務的な活用をしているところでございます。

近藤委員

 資格的には何を持っている方ですか。

田中経営室副参事(人事担当)

 資格は特段なかったというふうに記憶してございます。

平山委員

 ちょっとわからないので教えていただきたいんですけど、現在の公務員の人事制度というんですか、当区の人事制度で、例えば管理職になるというのは、最短で、一番年齢が若い方でお幾つでなれるのか、部長の場合はどうなのかというのってわかりますか。

田中経営室副参事(人事担当)

 最短で管理職になれる年数ですけれども、現在は最短ですと33歳です。部長が41歳で年齢的にはなれるというようなことになってございます。

平山委員

 現在当区で、例えば33歳の課長さん、41歳の部長さん、ここ数年いらっしゃったりするんですか。

田中経営室副参事(人事担当)

 すみません、詳細を持ってこなかったんですけれども、一番若い課長級で40代前半、部長級で50前後かなというふうに記憶しております。

平山委員

 ただ制度としては最短で33歳で課長、41歳で部長ということも可能であると。これは生まれないのはどうしてだと何か分析とかされていますか。特段なかったらいいんですけど。

田中経営室副参事(人事担当)

 分割選考とか、いわゆる管理職を、係長級にならない方が前倒しで一部分割をして試験を受けるとか、そういうことで受験者数は一定程度いるんですけれども、その後に、やっぱり一定程度の係長級の経験であるとかそういうところで、なかなか結果としては早い合格者が出ないというような状況はありますけれども、去年とことしに比べても一部若干増加をしておりますので、特に若手職員が主任級以下、係長級以下、いわゆる昇任意欲を高めていただくようなことということはこれからも進めてまいりたいというふうには考えてございます。

平山委員

 これで最後にしますけど、いわゆる民間なんかでは経営陣の刷新とかいって若返りを図ったりという取り組みをやっているところもあったりするので。さっき羽鳥委員が御質問されていたとおり、今、少し年齢層が、若い方をどうするかという問題と今後の管理職の課題ということがある中で、以前も幹部研修みたいなものを行ったらどうだという提案もさせていただいたことはあるんですけど、具体的にこうだと今申し上げるわけではないですけど、若い管理職を誕生させてみようということも視野に入れて人事行政を行ってみてはというか、これから先の当区のことを考えたときに、経験豊かな方と若くて柔軟な方々と年齢層がいろいろミックスをされている中で区政運営が行われていくというのも、一つの区の強みにしていくことができるんじゃないかなと思ってはいるんですが――答弁に訂正があったら答弁訂正も含めてなんですけど、そういうことを考えられてはと思いますがどうですか。

田中経営室副参事(人事担当)

 現在も、いわゆる管理職の受験に向けたさまざまな勉強会みたいなものとか、そういう取り組みも進めているところでございますので、引き続きそういう努力は進めていきたいなというふうには考えてございます。

平山委員

 そうじゃなくて、方針を決めるんですよ。どんどんどんどん早く受験してくださいということではなくて、例えば人事として、あるいは区として中野はこういう方針でいくという、それがどういったものかというのは、もし検討いただけるんであればよくよく検討いただければと思うんですけど、そういうお考えを明確に持った上で研修を行う、人事制度を運用するというようなことをやられていかないと、受験しやすい環境をつくっていってもやっぱりなかなか難しいんだと思うんですね。受験しやすい環境をつくるだけじゃなくて、そういうことを踏まえた上で、そこに至るまでの教育をどうしていくのかという問題も出てくるので、ぜひ改めて御検討いただきたいなと思いますけどどうですか。

田中経営室副参事(人事担当)

 人事構想の中でも一定程度管理職に求められる役割であるとか、そういうことに向けた人材育成の方針みたいなものも記載させていただいていますけれども、今の御意見等も踏まえまして、またさらに検討してまいりたいというふうに思ってございます。

 あと1点、答弁訂正をさせていただいてよろしいでしょうか。先ほど私が申し上げたのは管理職の受験年齢でございまして、実際になれるのが、課長級が38歳、部長級が44歳からということでございます。申しわけありません、訂正させていただきます。

 もう1点、近藤委員の質問もあわせて答弁訂正をさせていただきます。介護指導の資格はないというふうに答弁申し上げました。介護福祉士の資格を有する者ということで。近年ずっと技能系の採用をしていないものですから。申しわけありません。あわせて答弁を訂正させていただきます。

近藤委員

 今、答弁訂正していただいて、介護指導というのは、再任用短時間勤務職員で2人採っているんですよね。どういうところにいるんですか。どういうところにいて何をしている人なんですか。今、普通のところにいるって常勤職員ではおっしゃっていたんですよね。ですけど、また新たに再任用で2人、これはきっと何か必要であるから再任用で2人採っているんだと思うんですけど、どういう場所で働いていらっしゃるのか。

田中経営室副参事(人事担当)

 もともと常勤職員として、介護指導職として定年退職を迎えた方で再任用の選考でそのまま引き続きということで、業務内容としましても、介護指導の現場はございませんので、本庁舎内の福祉関係の所属で相談事務等の職務に従事をしているところでございます。

近藤委員

 相談業務をやられているってことでよろしいんですか。

田中経営室副参事(人事担当)

 事務と相談もそれぞれというふうに承知しております。

委員長

 他に質疑はありませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 質疑がなければ、以上で本報告について終了します。

 次に、4番、幹部職員の人事異動についての報告を求めます。

田中経営室副参事(人事担当)

 それでは、幹部職員の人事異動につきまして御報告を申し上げます。(資料5)

 お手元の資料をごらんいただきたいと思います。平成30年11月1日付、11月15日付、12月1日付で記載のとおり幹部職員の異動を行ってございます。詳細はお読み取りいただければというふうに存じます。

 御報告は以上でございます。

委員長

 ただいまの報告に対して質疑はありませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 質疑がなければ、以上で本報告について終了します。

 次に、5番、予定価格5千万円以上の工事請負契約の入札結果についての報告を求めます。

吉沢経営室副参事(経理担当)

 それでは、予定価格5千万円以上の工事請負契約の入札結果につきまして御報告させていただきます。(資料6)

 こちらは定例会ごとに毎回報告からこれまでに契約に至りました案件につきまして御報告をさせていただいているものでございます。

 お手元の資料をごらんください。平成30年9月21日から11月20日までの入札結果で6件でございました。

 2ページ以降に案件ごとの概要、入札経過を記載してございます。後ほどお読み取りいただければと思います。

 簡単ではございますが、報告は以上でございます。

委員長

 ただいまの報告に対して質疑はありませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 質疑がなければ、以上で本報告について終了します。

 次に、6番、サイバーセキュリティ意識の向上等に関する「協定」の締結についての報告を求めます。

佐々木経営室副参事(生活・交通安全担当)

 それでは、サイバーセキュリティ意識の向上等に関する「協定」の締結について御報告させていただきます。(資料7)

 近年、サイバー攻撃等によるさまざまなサイバー空間の脅威が高まっている情勢を受けまして、区民や区内所在の中小企業者のサイバーセキュリティ意識の向上及びサイバー犯罪による被害防止を図ることを目的といたしまして、中野区、中野警察署、野方警察署及び東京商工会議所中野支部との間で「協定」を締結し、目的達成に向けた各種活動を連携して実施していくことといたしました。

 締結予定日につきましては12月中旬を予定しておりまして、協定名を中野区サイバーセキュリティに関する協定と予定しております。

 3の協定概要についてですが、各協定団体につきましては、連絡担当部署をあらかじめ定め、中野・野方警察署にそれぞれ事務局を置き、区民及び区内中小企業者のサイバーセキュリティ意識の向上やサイバー犯罪の被害防止を図ることを目的といたしまして、区民や区内中小企業者の意識向上を図るためのリーフレット、またポスターの掲示、各種イベント、各種広報媒体を活用した効果的な広報啓発活動を実施する。並びに、区民及び区内中小企業者向けのセミナーや、セミナー開催に当たっての会場の提供、専門的知識を有する講師の選定及び派遣、ホームページ等を利用したセミナー参加者の募集等に取り組む。(3)といたしまして、区内におけるサイバー犯罪を認知したときは、相互に情報を共有し、区民及び区内中小企業者に対して注意喚起のための情報提供を行うことを協定内容としております。

 4といたしまして、協定締結後でございますが、区の連絡担当部署を生活・交通安全分野といたしまして、事務局主導により開催される連絡会に参加いたしまして、協定団体との情報共有を行うとともに、協定に基づき各種活動を推進していく予定でございます。

 報告は以上でございます。

委員長

 ただいまの報告に対して質疑はありませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 質疑がなければ、以上で本報告について終了します。

 次に、7番、中野区新庁舎整備基本設計(素案)についての報告を求めます。

中村経営室副参事(新区役所整備担当)

 それでは、中野区新庁舎整備基本設計(素案)について御報告いたします。(資料8)

 なお、本報告は、本定例会の中野駅周辺・西武新宿線沿線まちづくり調査特別委員会において報告する予定でございます。

 それでは資料をごらんください。新庁舎の整備につきましては、平成28年12月に策定いたしました「新しい区役所整備基本計画」に基づきまして検討を進めてまいりましたが、このたび新庁舎整備の基本設計について素案をまとめましたので御報告をさせていただきます。

 1番、基本設計(素案)の構成でございます。基本設計(素案)につきましては7項目で構成してございまして、(1)から順に、新庁舎のコンセプトから(7)防災計画の考え方となってございます。

 2番の基本設計(素案)でございます。別紙1をごらんください。初めに、新庁舎の設計コンセプトでございます。基本計画に基づきます設計コンセプトを5点にまとめてございます。こちらの5点につきましては中段以降に説明が記載してございますので、後ほどお読み取りをお願いいたします。

 続きまして、計画概要でございます。計画概要の敷地概要でございますが、約8,557平方メートルでございまして、計画規模の概要につきましては地上11階地下2階で、高さは約50メートル、延床面積が4万7,000平方メートルとなってございます。基本計画時は延床面積を4万4,200平方メートルと想定してございましたが、増加の主な要因につきましては地下階の変更によるものでございます。

 続きまして、資料の右側になりますが、配置・動線計画でございます。こちらにつきましては、上の図が新庁舎計画地を中心とした周辺地域図となってございまして、下の図には新庁舎1階の車両動線と歩行者動線を示してございますので御参照をお願いいたします。

 続きまして、資料の2ページでございます。ゾーニングの考え方でございます。こちらにつきましては、用途に応じまして三つのゾーンに分けまして、利用者の動線を明確に区分することで利便性の向上とセキュリティの確保を両立する計画としてございます。

 初めに、階構成でございます。新庁舎は、地上11階地下2階の計画となってございまして、1階から4階がコミュニティゾーンで、その上の5階に現庁舎2階にございます三建がございます。その上の6階から9階に主に職員が執務を行うゾーンがありまして、10階、11階に議会ゾーンがございます。

 続きまして、平面ゾーニングでございます。こちら、資料ではそれぞれの階の平面のゾーニングにつきまして、来庁者が利用できるエリアと執務用のエリアをそれぞれまとめて配置することで、それぞれのエリアを明確にしまして利用者にわかりやすい平面計画を考えているところでございます。

 続きまして、資料の右側でございます。断面構成でございます。こちらにつきましては、庁舎の南北にコアを設けまして、これは階段やエレベーターといった共用部分のことをあらわしてございます。新庁舎の南側を来庁者用にしまして、反対の北側を業務用としまして、動線を分離することで来庁者専用動線による利便性や快適性の向上と執務室のセキュリティ確保を両立する計画となってございます。また、低層階のほうにはエレベーターのほかにエスカレーターを設置することで、総合窓口を配置する2・3階フロアへの縦動線を確保いたしまして、利便性の向上を図ってまいります。

 続きまして、各階平面構成の考え方でございます。3ページから5ページにそちらのほうをあらわしてございまして、3ページが地下階でございます。地下2階につきましては庁有車の業務用、地下1階につきましては来庁者用の駐車場を予定してございます。資料の右側に1階がございますが、庁舎1階には、視認性のよい明るく開放的なエントランスホール等の設置を考えてございます。8月にお示ししましたゾーニングからの変更点でございますけれども、こちらにつきましては委員会等でいただいた意見を踏まえまして、中央に多目的スペースを配置してございまして、「軽食カフェ」という表現があったんですけども、「食堂カフェ」というような表現に変えてございます。それに伴いまして各機能の位置を一部変更しているところでございます。

 続きまして、2階をごらんください。2階につきましては、戸籍、転入・転出、税、国保関係の窓口の配置を考えてございます。2階の左下になりますけれども、こちらには1階からの吹き抜けを設置することで、イベントスペースとの一体的なつながりのある空間を考えてございます。庁舎2階の南東側には、将来中野駅北口広場前広場からつながる歩行者デッキの接続を考えているところでございます。

 続きまして、4ページをごらんください。3階でございます。こちら3階には、子どもや福祉に関する窓口の配置を考えてございます。

 続きまして、4階をごらんください。新庁舎の4階には社会福祉協議会や町会連合会の執務室などの配置を考えてございます。こちらのフロアから中央付近にエコボイドを設置いたしまして、自然採光、自然通風を促すことを考えてございます。

 資料の右側が5階でございまして、三建のフロアでございます。

 その下が6階でございまして、区長室と執務室の配置を考えてございます。

 5ページをごらんください。7階から9階につきましては、職員が主に執務を行うオフィスゾーンとなります。

 10階から11階につきましては議会フロアになりまして、議場、委員会室、議員室、議会事務局等の配置を考えてございます。

 続きまして、5ページの右下ですけども、断面図になります。こちらのほうに各階に配置する機能を記載してございまして、あわせましてエコボイドのイメージが示してございます。エコボイドの中ですけれども、中階段を設置することで執務エリア内の移動を容易にしまして効率的な執務環境の整備を計画しているところでございます。

 続きまして、資料の6ページをごらんください。環境配慮庁舎の考え方でございます。新庁舎の低層部につきましては視認性のよい開放的なデザインを考えていまして、中高層部には日射負荷の低減やまぶしさの低減、周囲の建物との見合い抑制を図る幕や太陽光パネルや壁面緑化などさまざまな環境配慮機能を付与できる外装パネルを設置いたします。あわせまして、エコボイドによる自然採光、自然通風や地中熱の活用などを行いまして省エネルギーに十分配慮した計画を考えているところでございます。加えまして、その他の環境配慮の詳細につきましては資料の右側に記載してございますので、後ほどお読み取りをお願いいたします。

 続きまして、資料7ページ、防災計画の考え方でございます。初めに地震対策でございます。新庁舎につきましては、大地震による災害時において災害対策拠点としての機能を維持するため、免震構造の採用を考えてございます。あわせまして、構造体、建築非構造部材、建築設備の耐震安全性の分類と目標につきましても、表の赤い囲みの部分の性能のとおり整備のほうを考えてございます。

 続きまして、浸水対策でございます。新庁舎計画地の周辺道路につきましては0.1から0.5メートル未満の浸水想定区域となってございますので、1階床レベルを0.5メートル程度高く設定を考えてございます。加えまして、災害対策関連室や使用機器類は1階より上層階に設置いたしまして安全性を高めるほか、万一の浸水対策に備えまして止水・排水対策の計画を考えてございます。

 素案の最後になりますが、災害時の対応でございます。電力、通信インフラにつきましては災害時でも業務継続ができる計画としまして、万が一インフラが遮断した場合でもバックアップ対策を行うことによりまして5日間業務を行える計画を考えてございます。あわせまして、飲料水の備蓄や防災井戸の活用などさまざまな対策により業務継続ができる計画を考えてございます。

 以上が、新庁舎整備基本設計の素案の説明でございます。

 続きまして、別紙2をごらんください。別紙2が、区民ワークショップの実施結果でございます。新庁舎の整備に当たりまして、区民のワークショップを9月、10月の2回にわたりまして区役所で開催いたしました。

 3番の参加者でございますけども、16名の方から申し込みいただき実施したところでございます。

 テーマは、4番に記載のテーマで行いまして、テーマごとにグループディスカッションを行いまして、グループごとに提案書を作成いただきました。

 次のページをごらんいただきまして、2ページになりますけども、5番が提案書の主な内容と対応等ということで、ページの左側に、いただいた提案書の内容と提案のコンセプトごとにまとめてございまして、そのページの右側の対応等のところに区の対応を書いてございますので、詳細につきましては後ほどお読み取りをお願いいたします。

 1枚目の資料にお戻りください。今後の予定でございますけども、4番、区民意見交換会を来年の1月に2回開催する予定でございまして、5番が今後のスケジュールでございます。平成31年1月には基本設計(案)の策定、3月には基本設計の本案の策定を目指してございます。平成31年度から実施設計に入りまして、平成35年度中の竣工を予定しているところでございます。

 御報告は以上でございます。

委員長

 ただいまの報告に対して質疑はありませんか。

平山委員

 ありがとうございました。まずワークショップから伺っていきます。テーマに基づきグループディスカッションを行ったとあるんですが、テーマというのは、ここにある二つの(1)(2)のテーマという理解でいいですか。

中村経営室副参事(新区役所整備担当)

 そのとおりでございます。

平山委員

 今回建設する区役所、これについては区として何年間利用をする、そういうふうにお考えですか。

中村経営室副参事(新区役所整備担当)

 現庁舎がおおむね50年で建てかえの時期を迎えてございますので、おおむね50年以上の区役所として考えてございます。

平山委員

 そうですよね。また新しい技術でつくるので少なくとも50年以上は庁舎として存在をしてほしいというふうに私も思っていますけども。一つだけ申し上げたいんですけど、子育て先進区ということで、至るところの政策に子育てというものが出てくる。それが果たして区役所の新庁舎の建設の検討に当たって必要なテーマなのか。だって、50年の間に社会状況も変わっていけば政策課題も変わっていきますよ。区内の状況だって変わっていきますよ。もっと普遍的な部分から検討されていかないと、30年たった後に、ああ、こんなつくりにしてしまったっていっても建物は取り返しがつかないんですよ――と思うと、私は、子育て先進区を掲げられること自体には否定をするものではないんですけど、こういったところにまでそういったものを反映されるというのには強い違和感を感じるんですけど、御担当としてどうですか。

中村経営室副参事(新区役所整備担当)

 新庁舎の1階に子育て関連スペースを設置するということで、以前8月の閉会中の総務委員会で報告させていただいたところでございます。その後、委員会等の質疑も踏まえまして、1階の子育て関連スペースにつきましては、今回多目的スペースというふうに変更してお示しさせていただいているところでございますけども、今後、新庁舎の建設に当たりましては、子育て支援機能も含めました、さまざまな方が幅広く使っていただけるようなことを考えてまいりたいと思ってございます。

平山委員

 いやいや、子育て世代の方々にも使ってもらわなきゃいけないんですよ。ただ、庁舎の設計のことを言っているんじゃなくて、ワークショップのこと言っているんですよ。あえてワークショップのこれ、括弧で、「誰もが親しみやすい・使いやすい新庁舎について(窓口、子育て支援機能、飲食スペース等)」ということで、子育て支援機能というのを行政自身がリードしているわけじゃないですか、ここについて話し合ってもらいたいって。そういうやり方がどうだということを聞いているんですよ。

 冷静に考えてほしいんですね。これから先、日本の人口の動向、区の人口の動向ということを考えたときに、ふえていくのは高齢者ですよ。子育て先進区を目指すという政策自体は、それはそれでいいですよ、方針自体は。そのことによって区のイメージアップを図っていく、いわゆる財源の確保についても行っていく、区内の人口構造についてもできるだけ望ましい人口構造にしていく、それは政策として否定するものではないですよ。だけど、区役所の建設ですよ。なぜそこにまで子育て支援機能ということを明確に打ち出すような必要があるんでしょうか。4年後の区政のテーマは変わっているかもしれませんよ。どうですか。

中村経営室副参事(新区役所整備担当)

 以前のゾーニングの資料では、1階のスペースとしまして子育て関係スペースという表現をさせていただきまして、こちらのワークショップにつきましては、1階の機能の例示という意味で書かせていただいたところでございます。今後の検討に当たりましては、今、平山委員から御指摘いただきました視点も踏まえまして、幅広い方が使っていただけるようなスペースの活用ということで考えてまいりたいと思ってございます。

平山委員

 これについてはここまでにしておきますけど、本当にそこは冷静になっていただかないと、まずいことになりますよ。ほかもそうですけどね。否定しているんじゃないですよ。ただ、そうすべきものと、そうであってはならないものというのがあるんですよ。そこはちゃんと考えていただきたいなと思います。

 もう1個だけ。素案の1ページの図に載っている左上の福祉に関する窓口、これはどんな窓口ですか。

中村経営室副参事(新区役所整備担当)

 こちらの窓口でございますが、生活保護に関する相談の窓口を設置する予定でございます。

平山委員

 同様に、生活保護に関する窓口を1階部分に設けていらっしゃる区役所って、例えば23区で何区ぐらいありますか。それか、知っていらっしゃるような事例があれば教えていただけますか。

中村経営室副参事(新区役所整備担当)

 把握している範囲では、ございません。

平山委員

 私は最も、いわゆる個人情報というかそういったことが守られる部類に入る方々の窓口だと思っているんですよ。それが1階にあるというのは決して適切だとは思わないんですが、どうして1階への配置になったんですか。

中村経営室副参事(新区役所整備担当)

 生活保護窓口を1階に配置する理由でございますが、生活保護の事務の特性上、特にプライバシーの保護が確保できるようにという配慮から1階の設置を考えたものでございます。

平山委員

 1階フロアというのはまさしく入り口ですよね。最も多数多様の方が出入りをされる場所なんじゃないですか。どうして1階のほうがプライバシーやセキュリティが確保できるんですか。

中村経営室副参事(新区役所整備担当)

 生活援護の事務から、支給日などにつきましては1日300人程度の方が来庁される日もあるというふうに聞いてございます。そのような方の待合スペースの確保や、先ほど申しましたプライバシーの確保や、ほかの来場者との動線が交わらないような配慮なども踏まえますと1階が適当だと考えまして、このように考えたところでございます。

平山委員

 多いときで1日300人、1階フロアにいらっしゃるんでしょ。目立ってしょうがないじゃないですか。何、あの人だかりはって誰もが思いますよ。とてもじゃないけど、そういった方々のプライバシーを守れるとは私は考えないんですが。それがほかの窓口にあると余計プライバシーの確保ができないという、その理由もわからないんですね。専用の入口とかあるんですか、ないでしょう。裏口から入るんですか。そんな失礼なまねはしないですよね、区民の方に対して。だから今のお答えだと、とても納得できるお答えじゃないんですけども、どうして1階部分でないとプライバシーが確保できないんですか。

中村経営室副参事(新区役所整備担当)

 2階、3階につきましては総合窓口の設置を考えてございまして、生活保護といった高度なプライバシー性が保たれる必要があるような性質のものになりますと、待合スペースの確保ができないといった現状もございますので1階が適当であると考えまして、このような配置案を考えたところでございます。

平山委員

 構造上、待合スペースがつくれないということなんですか、2階以上だと。

中村経営室副参事(新区役所整備担当)

 ほかの分野との総合窓口のスペースとの関係で難しいというところでございます。

平山委員

 ほかの分野で1階に持ってこられるところはないんですか。

中村経営室副参事(新区役所整備担当)

 2階がライフイベント系の総合窓口、3階が福祉・子育て系の窓口ということで分野の関連性を配慮いたしまして、このように考えたところでございます。

平山委員

 生活保護に関する窓口は、ライフイベント、福祉、子育て、このくくりには入らない、どういうくくりなんですか。

中村経営室副参事(新区役所整備担当)

 ほかの階への設置も検討したところではあるんですけども、生活保護の窓口といった特にプライバシーの保護が確保されなければいけない事務の性質上、1階への設置が適当であると考え、このような配置を考えたところでございます。

平山委員

 これ以上やっても同じ答弁しか返ってこないでしょうけど、もう実施設計に入るというんだから強く言っておきますよ。私は不適切だと思います。これから50年、60年、70年と、区の新しいシンボルとして誕生する区役所、そこの1階部分の一角に、多数の方が訪れられるというのは――イベントスペースだってあるんですよ、ここ――容易に想像できることで、そういった中にあって、最もプライバシーの保護を図るべき方々の中に入る対象を1階部分に配置されるということは決して適切だとは思わないですし、私の知る限り、同様の配置をされているような行政機関というのはあまり考えにくいなというふうに思うんですけど、再検討されてはいかがですか。

中村経営室副参事(新区役所整備担当)

 ただいまいただいた意見は参考にさせていただきまして考えてまいりたいと思いますが、現段階では1階への配置が適切だと考えておりますので、委員の御指摘の意見も踏まえまして、今後検討のほうをしてまいります。

伊東委員

 駐輪場について伺います。1階の部分ですね。具体的に記載があるのは、北東隅の来庁者用駐輪場と記されているんですけれど、こちらは縦の動線の部分、北側の動線は職員あるいは議員等の議会関係者、南側が一般の来庁者ということなんですけれど、職員あるいは議会関係の出入り口があるところに来庁者用の駐輪場を設けている理由は。

中村経営室副参事(新区役所整備担当)

 来庁者用の駐輪場の数につきましては、現庁舎等を参考に設置の検討をしているところでございますが、想定台数を設ける都合上、北東側への設置が必要だということで、このように配置案をしているところでございます。

伊東委員

 現状でも相当数の自転車利用の方がいらっしゃるという中で、こちらの北側の出入口というのは時間外の出入り口ということ等も兼ねていらっしゃいますけれど、場合によってはVIP対応の出入口になることも想定されるんじゃないですか。要するに区民の方々なんかが利用される縦動線ではなく、特別に北側の動線を活用して上層階に移動される、そういうことも想定される中で、ここのところに、そうした機能が想定される場所に駐輪場というものがあってふさわしいのか。私、常々これは指摘しております。逆に、庁舎西側の隣地との間のスペースは、これは何に使うんですか。あいているんですか。

中村経営室副参事(新区役所整備担当)

 こちらの西側の広場につきましては空地ということで、こちらのオープンスペースの確保が前提でこれからいろんな都市計画が進んでいくと聞いてございますので、空地でございます。北東側の来庁者用駐車場の配置につきましては、今、伊東委員から御指摘いただきましたことも踏まえまして、こちら側の入り口を干渉しないような工夫というものを考えてまいりたいと思ってございます。

伊東委員

 現状の二輪車用の庁舎正面の駐車スペース、あれは夜間なんかは閉鎖しますよね。開放したままですと、せっかく隣接地に駐輪場が地下に整備されているのを、夜間開放しっぱなしですと、そちらのほうが便利だと、地下にも潜らずに駐輪もできてしまうということを考えると、やっぱり夜間は一定駐輪場も囲われてしかるべき、放置ができないように対策を講ずべきということからすれば、やはりこの位置でも夜間閉鎖するというようなことを考えると非常に不適切だと思います。また、庁舎全体の風格についても影響を与えるような――結局正面というのは東面と南面ですよね、この庁舎の場合は。メインのアクセス道路はどうしてもけやき通り、東側道路にならざるを得ない。その部分は、やっぱり駐輪場として自転車がずらっと並んでいるような状況よりも、常にきれいで風格が保てるような演出、あるいは、場合によってはそこにイベント等があったときに展示だとかブースだとかそういうものが用意できるようなそういうことを考えると、できれば敷地西側の隣地との間のほうに、それも北のほうに限られるかもしれませんけれど、駐輪場を用意する。あるいは職員駐輪スペースについても、車路の北側を目いっぱい敷地を活用するとか配慮しないと、職員の方も結構自転車利用されていると。そういうことを考えると、もうちょっとその辺うまく検討された方がいいと思います。これはいかがですか。特にけやき通り側のファサード、庁舎の風格あるいは何かにつきイベント等に活用するスペース、そういうことを考えた場合にどう考えますか。

中村経営室副参事(新区役所整備担当)

 今、伊東委員から御指摘いただきました点、区民の方の公平性とか、とても大事な視点だというふうに認識してございます。こちらの駐輪場の設置場所については、法的な条件等も踏まえまして工夫できる点につきましては今後検討をしてまいります。

羽鳥委員

 4階のところについてまず伺いたいんですけれども、4階には外部団体の執務室を設けるとなっていて、東側の部分には中野区社会福祉協議会が結構なスペースをとってあるんですけれども、今は庁舎外に事務所がありますけれども、これは全部がこっちのほうに移転してくるという、こういったことになるんですか。

中村経営室副参事(新区役所整備担当)

 あちらにございますスマイル歯科につきましては移転の予定はございませんが、それ以外の機能につきましては基本的に移転してくるというふうに考えてございます。

羽鳥委員

 ちょっと庁舎のことと離れてしまうんですけれども、移った後、そっちはどうなってしまうんですか。

中村経営室副参事(新区役所整備担当)

 そちらの活用につきましては、未定であるという旨、聞いてございます。

羽鳥委員

 わかりました。じゃあ別のところで聞きます。

 2階は戸籍、転入・転出、税、国民健康保険等に関する手続が行われるとなっているんですけれども、現行よりも敷地自体が狭くなるのかなというところで、待合スペースが本当に特に繁忙期など足りるのかなというのでちょっと心配をするんですけれども、大体今の想定では、一番多いときとかは何人ぐらいが同時に待たれるというふうなそういった想定は、どういった想定になっているんですか。

中村経営室副参事(新区役所整備担当)

 今、最大時の待合人数につきましては数字を持っておりませんが、現庁舎でのトラフィックも踏まえまして検討をしてございまして、こちらの待合スペースでできるということの確認をしてございまして設計は進めているところでございます。

羽鳥委員

 転入・転出、戸籍とかですと大体4月前後、3月というのが一番多いのかなと。国民健康保険とかですと、いろいろ分散しつつも賦課決定されるのは6月下旬とかそれぐらいになるから、そこらあたりから、あるいは12月とかそういった納付しやすいような時期とかにふえるのかなというふうに考えているんですけど、一定少しは分散すると、全部がまとまることはない、だから大丈夫と。担当部とどういった――心配ないというふうなその一言でもって、これで大丈夫というふうにおっしゃっているのか、その人数の想定もどれくらいかというのを新区役所の担当が把握されていないというのはちょっと心配になるんですけど、どういったことを申し送られているんですか。

永田経営室副参事(新区役所区民サービス担当)

 待合の席の数でございますが、想定しております2階と3階に配置をする分野の待合の数、現状では240でございます。新庁舎におきましては、これよりも少しふやしていく想定をしてございます。また、カウンターにつきましても、そうした繁忙期にも対応ができるように通常よりも多めに予備のカウンターを用意して、繁忙期にはそうしたところで来庁者の対応を拡充して行っていくといったような対応ができるように想定をしているところでございます。

羽鳥委員

 わかりました。

 あと、特に2階とか3階にかかわる職員の方からは、職員のワンストップの窓口にするということに伴って、その職員の動線がきちんと確保できるのかというのでかなり心配の声も聞いています。これについてはどういった職員からの意見聴取などをされているんでしょうか。

永田経営室副参事(新区役所区民サービス担当)

 今回この総合窓口ではワンストップでのサービスを提供していくということで、例えば転入・転出などに関連して子どもの手続や、あるいは介護保険の手続、国民健康保険あるいは税、そうした関連する複数の手続についてもできる限りワンストップで対応していくという体制の検討を進めているところでございます。その検討の進め方としましては、関連をいたします分野の職員に定期的に集まっていただきまして、この総合窓口のあり方、またその業務をワンストップで対応していくためにどういう職員の体制、窓口の構成としていったらいいのかというような検討をしているところでございまして、今後それぞれの個別の業務について業務フローをつくりながら、実際に、例えば課をまたぐ、分野をまたぐ業務手続についてどういうふうに連携をしていくのかといったような具体的な検討を進めることによりまして、職員に過度な負担がないような体制をとっていきたいというふうに考えてございます。

羽鳥委員

 例えば今、転入・転出に伴って子どもの手続をするというふうなこと、確かにお子さんをお持ちの方にはそういった手続がかなり予想されるんですけど。例えば戸籍、転入・転出は2階です。子どもに関する手続は3階ですけれども、これはどうやったってワンストップで、そこの窓口に住民の方が座っていれば職員が来てくれるよという体制をとるなら、職員の移動は2階、3階とかというふうに結構大変なものになると想像されるんですけれども。幾らその配置を、関連するところを工夫して配置したとしても、人によって手続は本当にさまざまで絶対に配慮し切れないと思うんですよ。どうやったって複雑化せざるを得ない。これはワンストップ化というのを据えたがために、かなり職員の方にも無理を強いているのではないのかなというふうに懸念をしています。幾ら業務についてやりとりするといってもそれは解消できないと思うんですよ。それはどのようにして解消されるおつもりなんですか。

永田経営室副参事(新区役所区民サービス担当)

 まずワンストップサービスの提供につきましては、手続の数、数百種類ございますので、この全てについてができれば理想だと思いますが、やはり実際のニーズがあるその件数であるとか、その体制がとれる実現可能性も考慮をする必要があるというふうに考えてございます。例えば、現在戸籍住民分野におきましては、既に100ほどの手続についてワンストップのサービスができてございます。これは本来の戸籍住民分野以外の税や国保などに関連する手続についても、そこで受付をしているといったような対応を現在してございます。また2階におきましては、介護保険や後期高齢の手続など高齢者の手続について、やはり課をまたぐ手続ではございますが2階の総合窓口で対応してございます。同様に、3階の子ども総合窓口におきましても、保育園・幼稚園の手続とあわせて子育て支援の手続等についても課を越えて職員が連携協力をする形で運用してございますので、どうしても2階から3階のフロアをまたぐという課題はございますので、場合によっては区民の方に移動をお願いする場合もあろうかというふうに考えてございますが、ただ、最初に受け付けをする段階で複数の手続を必ず網羅して漏れがないように、またその受け付けを一括して行うことで、申請書の記入であるとか、その後の窓口への案内などを漏れなく連携、御案内をさせていただくといったような仕組みを工夫していくことによりまして、これまでよりもより利便性の高い窓口の運用にしていきたいというふうに考えているところでございます。

羽鳥委員

 今の御説明のところで見ますと、ワンストップ化、なるべく利便性の高いようにというのは努力するけれども、現行でもかなりワンストップでできているところもあって、そこは業務との関連、実現性を考慮して過度に職員の負担にならないようにされるといった工夫もされると、そういったことでやっていただければなというふうに思います。

 あと、最初にちょっと聞いた、職員から――今も結構ワンストップされているというふうにおっしゃったんですけども、いや、これ以上のワンストップ化はなかなか難しいよというふうな意見とかというのはアンケートとかで上がってきていないですか。

永田経営室副参事(新区役所区民サービス担当)

 このワンストップサービスを行っていくに当たりましては、まず現在の庁舎の構成、レイアウトが明らかに変わりますので、今度新しくなった、この新庁舎の2階と3階でどういうふうな業務の連携とワンストップサービスを提供していくかという全く新しい環境でその仕組みを構築していくスキームであるというふうに考えておりますので、そうした意味では、先ほど御紹介させていただきました窓口は1階と2階と3階というふうに分かれておりますが、そうした窓口についても今後2階、3階に集約されるという点でも、これまでよりは職員が連携をとりやすい環境になりますので、そうしたところの中でどういうふうに連携をつくっていくかという視点で検討しているところでございまして、当然その中ではそうした連携の課題というものは出されているところでございます。

羽鳥委員

 わかりました。

 あと、全体のところ、設計のやり方についてちょっとお尋ねをしたいんですけれども、今回、新庁舎の設計については委託をされていますよね。その委託というのは、まず確認なんですけれども、どうして委託をして設計をするということにしたのか、その考えについてお聞かせください。

中村経営室副参事(新区役所整備担当)

 設計につきましては、庁舎という大規模な施設になりますので専門業者の知見ということで委託をしてございます。設計コンセプトにつきましては、区が中心となって、それを設計事務所のほうに伝達いたしまして作業を進めているところでございます。

羽鳥委員

 コンセプトのところも委託されているというので、私、この質問をしたのは、特に10階とか11階の議会棟のときの議論なんかをいろいろ聞いていて、新区役所担当におかれては、結構いろんな意見なども聞いてさまざまな設計変更された経緯なんかも見ていたんですけれども、それを見ていますと、例えばセキュリティラインをどうするかみたいな、一つ本当に基本的なところですよね、そういったところでも、議員室と委員会室をどうするのかという議論中で、案を出してきたら、じゃあセキュリティラインをどうするのだというので説明に詰まってしまうような、そういったのを見ているので、やっぱりコンセプトまで委託をしたというふうなやり方が区の職員がちゃんと責任を持ってやれる体制として適切だったのかなというのでちょっと疑問に思ったところなんです。このようにコンセプトのところまで、考えまで委託をされたという設計のやり方をほかにしたことはあるんでしょうか。

中村経営室副参事(新区役所整備担当)

 設計コンセプト自体は委託はしておりませんで、区が中心となって考えてございます。当然新庁舎、議会は議会が中心となって検討していただくものでありますし、庁舎は行政機関が中心になって検討すべきものでありますので、コンセプトとかセキュリティゾーンにつきましては当然議会なり区なりの意向を反映して設計を進めていくものと考えてございます。

羽鳥委員

 わかりました。いろいろ用語に間違いがあったようで申しわけない。今、いろいろ進めていきたいというふうにおっしゃったんですが、やっぱり区の基本的な建物になるところでは、本当に基本の考えのところで、私の目から見たら、やっぱりそれはなかなか最終的な責任まで負いにくい体制だったんじゃないのかなというのを感じたんです。今後さまざまな区の施設のときとかには、本当に区職員の皆さんが全てを網羅、把握されているような体制をしっかりとってやっていただきたいなということを言っておきたいと思います。

近藤委員

 1階のところの食堂とカフェが一緒になってカフェの部分のスペースがなくなったというのはよかったなと思いますけれど、私も生活保護のところがここの場所にあるべきなのかなというのはちょっと疑問に思います。そして消費者センターですとかそういったものがやっぱり下にあった方がいいのではないかなという思いはあります。相談業務ですとか。

 それで4階のところを見ると、以前の区役所整備基本計画のところは公共公益活動団体スペースというのが一直線に下までおりているんですけれど、今度の4階を見ますと何かとても入り組んでいて、消費生活センターというのは端にあって、交通事故相談所というのは会議室二つに挟まれているという、何かとても複雑になっているんですよ。前のほうが一直線になっていってスペースとしては行きやすいのかなって思ったんですけれども、その辺はもうスペースをとれないという意味でこうなってしまったんですか。

中村経営室副参事(新区役所整備担当)

 新庁舎につきましては、基本的に現庁舎の機能につきましては移転しまして、さまざまな機能がございます。床面積や新庁舎の位置取りの関係でこのようなゾーニングを考えているところでございます。4階に行きましても、区民の方が迷わないような動線につきましては工夫をしてまいりたいと考えてございます。

近藤委員

 もちろん迷わないのは――迷っちゃ困るんですけれども、やっぱり消費者センターみたいなものが下にあった方がいいのではって、今、本当に詐欺やいろんなことで区役所に行ってというみたいな――いいのではないかなと思うんですよね。

 それで、交通事故相談所は何で会議室二つの間に挟まれているんですか。

中村経営室副参事(新区役所整備担当)

 こちらの会議室としてございますのも、団体の会議室や公益団体の活動場所等を示している、今のところ想定しているところもございますので、それも踏まえまして交通事故相談所をここに配置をしているところでございます。

近藤委員

 団体の会議室ということですけれども、以前のお示し方だと公共公益活動団体スペースという、どこが入るかまだその時点ではわかっていなかったので、区民の方が活発に使うスペースという形でここに会議室というのを持ってくるという考え方はいいですけれども、もう中野区社会福祉協議会がここに入るとなってしまったら、この会議室を使うのは社会福祉協議会だけが使うんですか。

中村経営室副参事(新区役所整備担当)

 こちらの会議室の使い方につきましてはこれからの検討になりますけれども、社会福祉協議会が専用で使うというようなことは考えてございません。

近藤委員

 そうですよね。別に社会福祉協議会が使うものではなくて、この入り組んだ会議室のあり方というのもちょっとどうなのかなと思って質問させていただいたんですけれど。やはり会議室的な使い方も、この4階で、ここにある必要があるのかなって思うんです。金融機関というのもここなのかなという、もうちょっと便利なところがいいのかなみたいな思いはあります。

 それで、本当に1階の使い方というのを、やっぱり区民が一般的に広く使えるという使い方がいいんではないかなと思いますけれど。それで総合の、一番の受付みたいなものは1階にあるんですか。

中村経営室副参事(新区役所整備担当)

 庁舎の1階のほうに総合案内については予定してございます。

近藤委員

 そこはどこなんですか、1階の。

中村経営室副参事(新区役所整備担当)

 まだ図面上は総合案内は起こしてはおりませんが、1階の案内しやすい場所への配置を考えているところでございます。

近藤委員

 案内しやすい場所といっても、場所をどんどん決めていく中で、入り口の総合案内というのは本当に区役所の顔ですので、そこの配置というのはもう決めていかれないとまずいと思いますけれど、そういったことも含めて、よくなった部分もかなりありますけれど、もう少し見直していただきたいところがありますのでよろしくお願いします。

木村委員

 確認ですけれども、ゾーニングの考え方のところでセキュリティラインというのが書かれておりますけども、4階のほうはセキュリティラインがほぼないというか、北に近くて、あと8階のほうが少し出ていたりとかしているんですけども、いわゆる執務ゾーンというのが、何も書いていないんであれなんですが、多分いろいろ落とし込みをもう既にされているのかなと思うんですが、8階のラインの違いと4階のこのセキュリティラインがないというか、ここまで来ているというのは何をここに入れようと想定していますか。

中村経営室副参事(新区役所整備担当)

 新庁舎の4階につきましては社協と外部団体が入りますので、区とのセキュリティという意味では若干狭くなってございまして、6階から9階の執務室につきましては、区の執務室が主な部分になりますのでセキュリティラインを大きめにとっているところでございます。

木村委員

 いや、要は8階のところだけがセキュリティラインが少し長くなっているというか、南に寄っているんですけども、これは7・8・9階はつくりが当然違うという意味だと思うんですが、どう違うんですか。

中村経営室副参事(新区役所整備担当)

 今、各分野の配置のほうを予定してございまして、8階につきましては若干執務室のエリアが多くなる想定ということでこのようにあらわしたところでございます。

中村委員

 区民ワークショップのところで確認をさせていただきたいんですけれども、今回参加者が、第1回が16名で第2回が15名、これは定員って何名だったんでしょうか。

中村経営室副参事(新区役所整備担当)

 おおむね30人程度を予定してございました。

中村委員

 わかりました。ちょっと少なかったかなとは思うんですが。

 この参加者の皆さんの、大体でいいんですけれども構成。例えば男女比とか、年齢層というのはどれぐらいだったかって把握されていますでしょうか。

中村経営室副参事(新区役所整備担当)

 正確な数字ではないんですけども、若干女性が多くて、年代層は幅広い層の方に御参加いただいたものと認識してございます。

中村委員

 ということは、割と幅広い御意見を集約できたというふうに御担当はお考えでしょうか。

中村経営室副参事(新区役所整備担当)

 はい、そのように考えてございます。

中村委員

 わかりました。

 この後、1月11日と1月13日に区民意見交換会をやられると思うんですけれども、最近、区民意見交換会やられるときってワークショップ形式をとられたりとか、あとは今までどおり対面式をやられているものもあると思うんですけれども、今回この1月11日と13日のはどういった形式をとられる予定でしょうか。

中村経営室副参事(新区役所整備担当)

 そちらの方法につきましては今、検討中でございます。

委員長

 他に質疑はありませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 質疑がなければ、以上で本報告について終了します。

 次に、8番、その他で理事者から何か報告はありますか。

杉本政策室副参事(企画担当)

 それでは、中野区友好調査団による台北市中山区への訪問につきまして御報告いたします。

 台北市中山区との交流を進めるため、来年1月29日から30日までの2日間で、中野区友好調査団による台北市中山区への訪問を予定しております。

 訪問の詳細は現在調整中でございますが、この訪問によりまして友好関係を築いていくための交流事業の検討及び条件整備等を調査してまいりたいと考えてございます。

 御報告は以上でございます。

委員長

 ただいまの報告に対して質疑はありませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 質疑がなければ、以上で本報告について終了します。

 他に報告はありませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 なければ、以上で所管事項の報告を終了いたします。

 次に、地方都市行政視察についてです。

 本年10月18・19日に行われました当委員会の行政視察について、お手元の調査報告書(案)(資料9)のとおり議長に報告したいと思いますが、御異議ありませんか。

 

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 御異議ありませんので、そのように決定します。

 次に、所管事務継続調査についてお諮りします。

 お手元の文書(資料10)に記載された事項について、引き続き閉会中も調査を要するものと決するに御異議ありませんか。

 

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 御異議ありませんので、そのように決定します。

 次に、審査日程のその他に入ります。

 委員会を暫時休憩いたします。

 

(午後2時25分)

 

委員長

 委員会を再開します。

 

(午後2時26分)

 

 当委員会の次回日程は、1月31日(木曜日)午後1時からということで御異議ありませんか。

 

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 御異議ありませんので、そのように決定します。

 以上で予定した日程は全て終了しますが、各委員、理事者から特に御発言はございますか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 なければ、以上で総務委員会を散会いたします。

 

(午後2時26分)