平成31年01月31日中野区議会総務委員会

中野区議会総務委員会〔平成3131日〕

 

総務委員会会議記録

 

○開会日 平成3131

 

○場所  中野区議会第1委員会室

 

○開会  午後100

 

○閉会  午後38

 

○出席委員(8名)

 高橋 かずちか委員長

 いながき じゅん子副委員長

 羽鳥 だいすけ委員

 中村 延子委員

 伊東 しんじ委員

 平山 英明委員

 大内 しんご委員

 近藤 さえ子委員

 

○欠席委員(1名)

 木村 広一委員

 

○出席説明員

 副区長 白土 純

 副区長 横山 克人

 政策室長 朝井 めぐみ

 政策室副参事(企画担当) 杉本 兼太郎

 政策室副参事(基本構想担当) 永見 英光

 政策室副参事(ユニバーサルデザイン推進担当、オリンピック・パラリンピック推進担当) 宇田川 直子

 政策室副参事(予算担当) 海老沢 憲一

 政策室副参事(広報担当) 堀越 恵美子

 政策室副参事(業務マネジメント改革担当)、経営室副参事(新区役所区民サービス担当) 永田 純一

 危機管理担当部長 志村 和彦

 経営室副参事(経営担当) 石濱 良行

 経営室副参事(法務担当) 尾関 信行

 経営室副参事(人事担当) 田中 謙一

 経営室副参事(人材育成担当) 桜井 安名

 経営室副参事(施設担当) 髙田 班

 経営室副参事(行政監理担当) 森 克久

 経営室副参事(経理担当、用地担当) 吉沢 健一

 経営室副参事(用地調整担当) 小倉 洋

 経営室副参事(生活・交通安全担当) 佐々木 和夫

 経営室副参事(新区役所整備担当) 中村 洋

 会計室長 鳥井 文哉

 選挙管理委員会事務局長 松原 弘宜

 監査事務局長 小谷松 弘市

 

○事務局職員

 事務局長 吉村 恒治

 事務局次長 古本 正士

 書記 井田 裕之

 書記 古谷 友里香

 

○委員長署名


審査日程

○議題

 政策、計画及び財政について

○所管事項の報告

 1 中野区公共サインガイドライン(案)について(企画担当)

 2 中野区の新たな区政運営方針について(基本構想担当)

 3 中野区ユニバーサルデザイン推進計画(素案)に係る意見交換会の結果について(ユニバーサルデザイン推進担当)

 4 東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会500日前を契機とした気運醸成の取組について(オリンピック・パラリンピック推進担当)

 5 指定管理者施設における労働環境調査(労働環境モニタリング)結果について(業務マネジメント改革担当)

 6 区を被告とする訴訟の提起について(法務担当)

 7 特別区民税・都民税、国民健康保険料の一斉臨戸徴収の中止及び今後の収入率向上に向けた取組について(行政監理担当)

 8 新たな環境マネジメントシステムの運用について(行政監理担当)

 9 中野区新庁舎整備基本設計(案)について(新区役所整備担当)

10 平成31年4月21日執行 中野区議会議員選挙の概要について(選挙管理委員会事務局)

11 その他

○その他

 

委員長

 定足数に達しましたので、総務委員会を開会します。

 

(午後1時00分)

 

 本日は、お手元の審査日程(案)(資料1)のとおり進めたいと思いますが、御異議ありませんか。

 

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 御異議ありませんので、そのように進めます。

 また、審査に当たっては5時を目途に進め、3時ごろに休憩を入れたいと思いますので、御協力をお願いいたします。

 議事に入ります。

 政策、計画及び財政についてを議題に供します。

 所管事項の報告を受けます。

 初めに、1番、中野区公共サインガイドライン(案)についての報告を求めます。

杉本政策室副参事(企画担当)

 それでは、中野区公共サインガイドライン(案)につきまして御報告いたします。(資料2)

 ユニバーサルデザインの理念に基づくまちづくりを推進するとともに、区民や来街者にとってわかりやすく利用しやすい案内・誘導を行うため、今後の公共サインの整備及び維持管理などの統一基準となる公共サインガイドラインについて案を取りまとめたものでございます。

 初めに、1番、本ガイドラインは、区が設置する「案内サイン」及び「誘導サイン」につきまして本ガイドラインに基づき整備することを基本といたします。また、区が設置する「位置サイン」、「規制サイン」、「説明サイン」等は書体、色彩等の基本的な考え方につきまして本ガイドラインを参照することといたしまして、他の法令等により整備基準が示されているサイン及び区以外が設置するサインは本ガイドラインの対象外といたします。

 次に、2番、ガイドラインの構成としましては、総論、基本ルール、サインの標準デザイン等で構成しまして、日本語及び英語の2言語を基本とする多言語表記やカラーユニバーサルデザインに配慮し、容易に識別できる色彩とし、既存の案内サイン及び誘導サインの基調色である濃紺を用いること、ICT技術の活用など効果的な情報提供を実現すること、サインの集約や配置の工夫による景観への配慮、維持管理に関する基本的な考え方を盛り込んでおります。

 次に、今後のスケジュールでございますが、平成31年2月1日、明日から22日まで区民意見の募集を行うとともに、関係機関や団体からも御意見を伺った上で、3月に中野区公共サインガイドラインを策定しまして、4月以降、ガイドラインに基づく公共サイン整備を行ってまいります。

 また、公共サインガイドライン(案)を別添としておつけしてございますので、後ほどお読み取りいただきたいと思います。

 御報告は以上でございます。

委員長

 ただいまの報告に対して質疑はありませんか。

羽鳥委員

 多言語表記のところでお尋ねしたいんですけれども、日本語及び英語の2言語を基本とされた後に、サインから発信できる情報量には限りがあるためICT技術の活用などをされるということですけども、例えば、やはり中国、韓国の方がたくさんいらっしゃると思うんですけどこういったところで表示するようにするとか、多言語対応もここで行うというふうに工夫はあるのでしょうか。

杉本政策室副参事(企画担当)

 施設の特性ですとか、近隣にお住まいの方はどういった方がたくさんいらっしゃるのか、そうした部分を踏まえましてガイドライン、原則は日・英の2言語というところでございますが、他の言語についても対応を図ってまいりたいというふうに考えてございます。

 また、ICT技術につきましては、基本としましては、案内をする施設の概要ですとか施設までの距離、こうしたものをマップサイト等にリンクを張ることによりましてジャンプをして、来街者にとってわかりやすいサインにしてまいりたいというふうに考えてございます。

大内委員

 これを設置する場所なんだけども、これは新たに設置するの、それとも今あるものを取りかえるような意味合いですか。

杉本政策室副参事(企画担当)

 原則としまして既存サインの活用を図ってまいりたいというふうに考えてございまして、案内サイン及び誘導サインにつきましては既存サインの上から表示をするようなイメージでございます。また、参照すべきサインとしまして次年度以降整備をしてまいるサインにつきましては、こうしたガイドラインの考え方にのっとった形で順次整備を図っていくというふうに考えてございます。

大内委員

 じゃあ、その誘導サインとあともう一つ、案内サイン、今、何箇所ぐらいあるのですか。

杉本政策室副参事(企画担当)

 おおむね400カ所程度ございます。

大内委員

 それで、案内サインとか誘導サインを合わせて400カ所、それぞれが400カ所ですか。

杉本政策室副参事(企画担当)

 公共サインの案内サイン、単体で立ってございますものが291基でございまして、地図面が表示されているような案内サインとともに立っているようなものが現在把握している限りでは132基というふうに把握してございます。

大内委員

 それで、1カ所、例えば中野駅の北口のところにある、あれは案内サインになるのかな、北口。ちょうどJRの切符売り場の前あたりかな。あんまり目立つところにないというか、要は、人がごった返しているところにあるとちょっと邪魔というか、人が多過ぎて見られないんじゃないのかなと、むしろああいうものは広場側に置いたほうが有効だと思うんだけれども、そういった設置場所も含めてもう一度検討していただかないと、せっかくつくっても人混みの多いところにあるとそのサイン自体が見えないんだよね。わかるようになっていない。だから、それは目立つところに置いていただかなきゃいけないと思うんですけども、その辺もちょっと、今あるところにすぐやるということじゃなくて、今あるところが果たして本当に有効的に使われているかとかいうことを見ていただきたいと思うんですけれど。

杉本政策室副参事(企画担当)

 委員御指摘のとおり、今年度既存サインの活用を図りまして盤面の更新等を行ってまいりますが、中野駅周辺等ですね、今後整備が必要な部分、またわかりやすい案内サインを整備していくというような点につきましても、今後検討してまいりたいというふうに考えてございます。

平山委員

 今回、このガイドライン、前回報告いただいた内容のまた詳しいものですよね。ということでやっていただいて、何点か。

 一つ、まず、この本編の12ページの色彩のところがあるじゃないですか。これって、要するに色づかいというのは中野が独自で、もちろん何かに基づくとは思うんですけど、中野が独自で決めるものなんですか。それとも、例えば23区統一とか東京都統一とか、そういうことってあるんですか。

杉本政策室副参事(企画担当)

 色彩等につきましては、東京都が策定しておりますサインの標準化の指針、こうしたものも考慮しながらというところでございますが、東京都のサインの標準化の指針の中では景観への配慮ということで具体的な色までは示されてございません。今回中野区でサイン整備をしていくのに当たりましては、現行使用されている誘導サイン、案内サイン等が濃紺色で用いられているものが多いと。こちらがカラーユニバーサルにも配慮をしたものであるというような考え方から、中野区につきましては既存のサインの活用を図りまして濃紺色で統一をしてまいりたいというふうに考えてございます。

平山委員

 近隣区はどうなっているんですか、色は。

杉本政策室副参事(企画担当)

 申しわけございません、近隣区のサインの色までは把握してございません。

平山委員

 いや、特に統一でないというのであれば、例えば、中野を訪れられた、来街者の方がカラーユニバーサルデザインという考え方に基づくのか基づかないのか、色ってすごく大事だと思うんですよ。要するに、文字でなくて、ぱっと最初のイメージとして入ってくるものなので。だから、ああ、中野の看板なんだなとか中野に来たんだなとか、そういったふうに感じていただけるかどうかというのは、やっぱり他区の状況なんかもきちんと踏まえた上で、例えばですけど、杉並と全く同じだったらつまらないわけじゃないですか。そういったことも検討されたらどうかなと思うんですけど、どうですか。

杉本政策室副参事(企画担当)

 カラーユニバーサルの配慮につきましては、東京都がサインの標準化指針を策定した以後に中野区と同様にガイドラインを策定しているところが23区中6区ございます。ですので、そうした点につきましては一定の配慮はされているというふうに認識はしてございますが、今、委員から御指摘をいただきましたとおり、近隣区との色合いの調整も含めて今後検討してまいりたいというふうに考えてございます。

平山委員

 まず、その6区のうちに中野の近隣区はあるんですか。

杉本政策室副参事(企画担当)

 渋谷区がございます。

平山委員

 さっきの答弁で一定の配慮がなされているというお答えがあったんですけど、それがちょっと理解ができなかったんですけど、どういう一定の配慮が。だって、さっき他区の状況は踏まえていないという話だったわけじゃないですか。東京都は、指針は出したけども、特に色の指定をしているわけじゃないんでしょう。どういう一定の配慮がなされているんですかね。

杉本政策室副参事(企画担当)

 各区で策定をしておりますサインガイドライン、こちらの中で東京都の策定しておりますサインの標準化指針、この考えにのっとったようなガイドラインが策定されておりますので配慮はされているというふうに考えたというものでございます。しかしながら、近隣区の状況、中野区と色合いが似てしまうというような点も御指摘いただきましたので、そうした部分も含めて近隣区と調整してまいりたいというふうに考えてございます。

平山委員

 まあ、どっちがいいのかというのは考えてくださいね。例えば、そういったこともあるんじゃないですかっていうお話。

 それで、次の13ページのICTとか紙媒体とかとの連携、特にこのICTの部分、これ、QRコードをつけたりなんだりってなされると思うんですけど、具体的には今回どういったサインに使われることになりますか。

杉本政策室副参事(企画担当)

 本公共サインガイドラインにつきましては、案内サイン及び誘導サイン、こちらにつきましてはこのガイドラインに準拠した形で整備を行っていくというところでございます。

 また、ICT技術につきましては、そうした案内サインにQRコードを貼付することによりまして、ウェブサイトを通じて案内地図や施設情報等を提供してまいりたいというふうに考えてございます。

平山委員

 いや、だから、もう整備をしていくわけでしょう。それで、QRコードってもうその時点でつけていくわけじゃないですか、まあ後でもつけられなくはないですけれどね。というときに、今現在、そういう連携が図られるサインって例えばどういうものがあるんですかということを伺いたいんですよ。

杉本政策室副参事(企画担当)

 ウェブサイト上で掲載されているようなマップですとか区のホームページ等の施設案内、こうしたところへのリンクを考えています。

平山委員

 そのリンクを考えているということは、じゃあまだどのサインを何にリンクをさせるかという連携自体は決定をしていないということですか。

杉本政策室副参事(企画担当)

 どういった整備をしていくかという部分につきましては、今年度整備するサインにつきましては契約の調整中でございますので、今現在は事業者と調整を図っているところでございます。

平山委員

 いやいや、これ、前回補助金がどうのという話で、もう事業を進められていくわけじゃないですか。それで、まだ契約は終わっていない、今年度の分は。発注はこれから。まだ、要するに、今年度は、今回のいろいろな補助金とかを活用した形のサインは1個もつくっていないということですか。

杉本政策室副参事(企画担当)

 現在、年度内工事に向けまして入札が終了したところで、契約の落札事業者が決まったところでございます。今後、具体的な契約手続に入っていくというような状況でございます。

平山委員

 いや、だからね、入札が終了したということは、仕様はもう決まっているわけじゃないですか、こんなものをつくりますという。その中に当然入っていないと、今年度の予算のものは少なくともないわけでしょう。現時点で連携が決まっていないというのであれば、今年度発注したものの中にはQRコードを含むようなものというのはないっていうことなのか、所管のほうでそこは把握をされていないだけなのか。だって、発注しちゃっているってことは中身を決めて発注しているわけですからね。そこをお尋ねしているんですけど。

杉本政策室副参事(企画担当)

 繰り返しになりますが、ウェブサイト上に掲載されていますマップですとか、区のホームページ等の施設案内、こうしたところへのリンクを考えてございます。

平山委員

 すみません、さっきからマスクをしたままで、マスクをとるのを忘れていました。大変失礼しました。

 まあいいや、そういうお答えであれば、じゃあこれからやる。いや、ここね、大事だと思うんですよ。ユニバーサルデザインを進めていく上で、例えば音声ガイドとリンクしていますとか、いろんなものとリンクを張っていますというようなサインになるかどうかということって非常に大事なことだと思うので、ぜひ早めに固めて進めていただきたいなと思います。ちょっとこれ以上お答えは難しいでしょうから、要望です。

 それで、既に発注をして、入札をかけて、業者が選定をされたということなんですけど、じゃあ何で今ガイドラインの案が示されているんですか。ガイドラインに基づいて発注をかけられるわけじゃないんですか。

杉本政策室副参事(企画担当)

 今年度実施する工事につきましては、現在設置されてございますサイン設置の考え方に東京都の指針を加味しまして整備を行っていくというものでございまして、ガイドラインの改定を待たずに整備工事に着手をするというものでございます。

平山委員

 いや、だから、それは順番が逆なんじゃないですかと言っているの。だって、普通ガイドラインをつくってからやるでしょう、予算をかけてやるわけだから。でも、ガイドラインなんかつくらなくたって出せますよというものだとするならば、じゃあこのガイドラインって何なんだろうと思っちゃうわけですよ。だから、これはここでもうやめておきますけど、ちょっとそのお仕事の進め方として、さっきのQRコードの件といい、あるいはもう既に発注が終わってこれから工事が始まりますよという段になってこのガイドラインの案が出されることといい、少し順番を考えて仕事を進めていただかないと、非常に大事なことだと思うんですよ、これ。これからの中野区にとって大切なお仕事だけに、そういうことをぜひお願いしたいなと思います。それで、場合によっては、こういう報告がおくれちゃうと議会を軽視していませんかということにもなっちゃうわけじゃないですか。だから、そういうことにならないようにぜひお願いしたいと思いますので、これは要望でいいです。

伊東委員

 これ、ユニバーサルデザインとおっしゃる、それで見やすいサインということでおっしゃっているんだけれど、逆にユニバーサルデザインということであれば視覚障害のある人たちなんかの対応っていうのはどうなの。

委員長

 答えられますか。(「答弁保留させてください」と呼ぶ者あり)ただいまの伊東委員の質問は答弁保留です。

伊東委員

 そのほかに、維持管理についてなんだけれど、よく街角にあるようなサインを見ていますと、落書き等がたまに見受けられる。そういうものに対しての仕様上、例えば、塗装をされた、ペイントされたものが落ちやすくするための仕様についてだとか、そういうものは特に定めはないの。

杉本政策室副参事(企画担当)

 先ほどの答弁保留の部分も含めまして御答弁いたします。

 視覚障害者等への配慮というところでございますが、先ほど来御質疑いただきましたカラーユニバーサルデザインの点ですとか、あとはガイドラインの14ページにございますように、車椅子使用者、視覚障害者等に配慮しまして視認性の高い掲示高、寸法等を決定してまいるというふうに考えてございます。

 また、いたずら書き等につきましては、長期間の掲出に適した素材・構造とするというような配慮をしてまいりたいというふうに考えてございます。

伊東委員

 今の14ページの視覚障害に対する配慮の部分というのはあくまでも弱視ということで、完全に目が見えない状況の方へ対する配慮というものは、中野区は考えていないの。せっかくこれから予算をつけて考えていく中でそういうものをどう配慮していくのか、やっぱり一定の方向性も持っていないと。場合によっては信号機なんかでは音を発してここにボタンがあるよという、特に案内サインなんかはそういうものが必要じゃないかなと、これからの時代のことを配慮すると。それは後で御答弁をまとめていただければいいけど。

 もう1点は、現状あるサイン等でもサインとして表示している裏面、例えば歩行者に向けて歩道上に設置してある案内サイン、車道側からすればまるっきり空きスペースになっちゃっている。そういうものを活用してのスポンサーからの、要するに設置のための費用の一助となるようなスポンサー広告みたいなことについては一切触れられていない。そういうことも一定程度考慮しておかないといけないんじゃないの。裏面、案内サインで大きいものになれば1メートル角以上ものスペースがあるわけで、そこがよくいたずら書き、ペイントをされていたり、スペースとしては十分スポンサーを引きつけるだけの媒体でもあると、そういうことについての検討はなされたんですか。

杉本政策室副参事(企画担当)

 視覚障害者への配慮というところでございますが、ガイドラインにございます16ページというところで、安全への配慮という点につきましては盛り込んでいるものでございます。しかしながら、先ほど平山委員からも御指摘いただきましたように、音声ガイド等ですね、視覚障害のある方にもわかりやすいようなサイン整備のあり方等につきましては検討をしてまいりたいと考えてございます。

 また、今、委員から御指摘をいただきました空きスペースの活用、こうした部分につきましてもあわせて検討してまいりたいと考えてございます。

伊東委員

 これらのもののサインを統合して再整備していく際にかかる予算というものは総額どれくらいかかるの。

杉本政策室副参事(企画担当)

 今年度の予算でございますが、4,200万円というところでございます。また、次年度の予算につきましては、今後、当初予算案等の中で御説明をしてまいりたいというふうに考えてございます。

伊東委員

 いや、大まかに大体どれくらいというのは、それは別に内容まで審議しようというわけじゃないんだから。それだけのものを投資して、時間的にもそれから機能的にもすぐれたものを用意しなきゃならないということなのでしょうから、やっぱり総額ぐらいは――それは、多少前後したってしようがないし、今言ったように、音声ガイダンスだとかそういうものになってくればまた仕様も変わるだろうし、またスポンサーのことを配慮すればその分の負担が軽減されるだろうしということなので、大まかにお伺いしているんだから、それぐらい御答弁をお願いします。

杉本政策室副参事(企画担当)

 大まかにというところでございますが、今年度及び来年度に整備をいたします案内サイン及び誘導サインの整備に当たりましては、全体で7,000万円余というような金額で考えてございます。

伊東委員

 それだけのものを投じて整備するものが音声ガイダンス等と視覚障害に対しての配慮に欠けるものであったり、また統一の広告基準等も持たないでそのまま走ってしまうのか、裏面の空きスペースをどう活用するだとか、そういうことも一緒にある程度基準というものは考えて、区の持ち出しをどう抑えるのか、そういうことも検討しなきゃならないと。これは要望にしておきますけれど、やはり早急に検討すべき課題だと思いますので、お願いします。

中村委員

 ちょっと確認をさせていただきたいんですけれども、これ、ガイドラインの策定をして、4月以降に公共サインを整備するというスケジュールになっているんですけれども、全体で、もちろん物の更新も恐らく今後は必要になってくるのかなというふうに思うんですが、どれぐらいのスケジュール感で全ての公共サインをこのガイドラインに沿った形で整備をしていくという、大体のスケジュールというものがあるのか、教えてください。

杉本政策室副参事(企画担当)

 公共サインガイドラインの対象としてございますサインが案内サイン及び誘導サインというところでございます。このうちの誘導サイン単体で立っているところにつきましては今年度中に整備工事を行いまして、案内サインと誘導サインが合体しているようなサインですとか地図面や何かが表記されているサイン、こちらにつきましては来年度1年間かけて順次整備を行ってまいりたいと。また、その準拠しているサイン、こうしたものにつきましては老朽化して傷んだりですとか施設を新しく新設したりするような場合に順次入れかえを考えてございます。

中村委員

 ありがとうございます。それで、この案のほうにサインの標準デザインというページがあって、案内サインと誘導サインのほかにも、「施設の名称サイン」だったりとか、あと「説明サイン」、「避難所サイン」、「公園内案内サイン」、「公園内注意サイン」というものがあるんですけど、こういったものに関しては今年度、来年度だけではなくてという考え方なのでしょうか。

杉本政策室副参事(企画担当)

 委員御指摘のとおり、今年度、来年度で全てを整備するということではなく、先ほどの答弁の繰り返しになりますが、今後施設を新設したりですとか老朽化しているもの、こうした部分について順次入れかえを行ってまいりたいというふうに考えてございます。

中村委員

 わかりました。施設に関しては更新したいとかというときがあると思うんですけど、例えば公園とかっていうのはどういうタイミングでやっていくのかなとちょっと心配になったのですが、そこら辺は今後の考え方というものはあるのでしょうか。

杉本政策室副参事(企画担当)

 準拠するサインというところでございまして、参照すべきものであるというところでございますので、今後公園整備を行っていく際ですとか、新たに公園、ポケットパーク等も含めまして順次整備されているようなところもございますので、そうした際にこうしたガイドラインにのっとったような形のサイン整備を図っていくということで調整してございます。

中村委員

 わかりました。ちょっとこれは要望にしておきますけれども、最後に公園内注意サインというものがあって、新しいところはきれいになっていっているんですけど、やっぱりすごく注意のサインがもういっぱいいろんなものがついていて若干見苦しいような状況も見受けられるかなというふうに思うので、ぜひそこは計画的に考えていっていただきたいなというふうに、これは要望にしておきますけれども、今後の検討をしていただきたいなというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。

近藤委員

 区民及び来街者にとってわかりやすく利用しやすいユニバーサルデザインの考え方に基づく公共サインの整備を進めるということなんですけど、ちょっとさらっと見た感じでは「高齢者」という言葉が入っていないんですね。これからやっぱりどんどん高齢者がまちに出ていかなきゃならないですし、高齢化していく中で、このガイドラインをちょっと見回したら高齢者というところが一つも入っていないので、これは区民団体の意見を伺うときとか、やっぱり高齢者も入れていただいて検討してガイドラインをつくっていただきたいと思いますけれど、いかがですか。

杉本政策室副参事(企画担当)

 ユニバーサルデザインに基づくというところでございますので、当然高齢者の方につきましても本ガイドラインの配慮すべき対象というふうに考えてございます。

羽鳥委員

 ちょっと1点、44ページの日・英対応翻訳表にかかわってお尋ねなんですけれども、案内をされていたかどうかわからないですが、例えばバスの停留所とか周辺施設の案内とかのときに英語とかで施設案内されていたとする、この対応翻訳表とそれはそろっているのかなというのがちょっと気になったのですが、いかがでしょうか。

杉本政策室副参事(企画担当)

 少なくとも区の施設等につきましては、こういった形でガイドラインとして定めていきますというところで今回定めてまいるというふうに考えてございます。今後、ガイドラインを策定する過程で関係機関等への御説明、協力の要請はしてまいりたいというふうに考えていますので、その中であわせて要請をしてまいりたいというふうに考えてございます。

 また、先ほど大内委員への御答弁の際に、案内サインを291基というふうに私御答弁申し上げましたが、誘導サイン291基が正しいという状態でございますので、答弁の修正をお願いいたします。

委員長

 他に質疑はありませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 質疑がなければ、以上で本報告について終了します。

 次に、2番、中野区の新たな区政運営方針についての報告を求めます。

永見政策室副参事(基本構想担当)

 それでは、中野区の新たな区政運営方針について、御報告をいたします。(資料3)

 本報告につきましては、本方針に記載した施策の関連委員会であります厚生、建設、子ども文教委員会においても御報告をするものでございます。

 昨年の第4回定例会においてお示しをした案に対する委員会での質疑等を経て、一部を変更し、方針を作成いたしました。方針については別紙のとおりでございますが、基本構想の策定までの間に再検討を進める主な施策のうち、2点につきまして案から変更をしております。

 1点目は、地域の子育て支援拠点の充実のスケジュールの部分です。案では2019年度に新たな児童館施設等の配置計画(案)の作成としておりましたが、当委員会でも御説明をいたしましたとおり、ここに記載をした配置計画(案)は区全体の計画ではございませんで、2020年度に開設をする予定の統合新校のエリア、こちらに関する内容を予定しておりますので、具体的な表記に変更をいたしました。

 2点目は、中野駅新北口駅前エリア再整備の推進のスケジュールの部分です。案では2018年度に中野駅新北口駅前エリア再整備事業計画(素案)の策定としておりましたが、施設機能や事業手法などについて課題がありまして検討をさらに深める必要があることから、2018年度のスケジュールとしては削除をいたしました。

 御報告は以上でございます。

委員長

 ただいまの報告に対して質疑はありませんか。

平山委員

 (案)がいよいよとれましたということですね。それで、念のため確認ですけども、この基本構想等策定までの間に再検討を進める主な施策で書かれているものがありますよね。あえてこういうふうに項目出しをされているということは、これ以外は現行の10か年計画、第3次の10か年計画に基づいて区は事業を進められる、そういう理解をすればいいですかね。

永見政策室副参事(基本構想担当)

 これまでお示しをした方向性を再検討する主な施策ということでこちらに載せておりますので、一定の規模の施策につきましてはこちらに載せている項目ということでございます。

平山委員

 だから、これ以外はありませんよということでいいんですよね。基本構想・基本計画策定までの間は、これ以外には再検討を進める。でも、主な施策と書いてあるからあれなんですけど、大きな施策というものはない。「主な」だから、大きな施策というものはない、そういう理解でいいですか。

永見政策室副参事(基本構想担当)

 大きな施策という意味では、現時点でこちらに書いてあるものが再検討を考えている施策ということでございます。

平山委員

 それで、細かなところはそれぞれの委員会でやっていただくことになると思うので、もう1回だけちょっと財政運営のところだけ確認をしておきます。

 3ページの基準となる一般財源規模について、「おおむね基準となる一般財源規模の範囲内」って書いてありますよね。わかりますか、2段目の4行目、書いてありますよね。こういう表現ってこれまでもされていたんでしたっけ。

海老沢政策室副参事(予算担当)

 一般財源規模の考え方といたしまして、身の丈に合った行財政を進めていくという観点から一般財源規模を定めまして、その範囲内で予算編成を進めていくということで今までも進めているところでございました。

平山委員

 いや、「おおむね」って書いてあるじゃないですか。こういう表現はこれまでもされていた、これまでと変わりないということでいいんでしたっけ。

海老沢政策室副参事(予算担当)

 「おおむね」という表現は今までなかったかなというふうには思いますけれども、現状といたしまして一般財源規模を基準として予算編成を進めているところでありますけれども、緊急的な対応等があってそれより予算規模が大きくなっている部分もございますので、そういったところも加味して「おおむね」と書かせていただいたというところで、基本的には一般財源規模というものを遵守しながら予算編成を進めていくという考え方には変わりないということでございます。

平山委員

 私の記憶でも「おおむね」ってここにはついていなかったんじゃないかなと思って、それであえて「おおむね」とつけられたのは。だって、これまでだって出に関しては基準となる一般財源規模とは程遠い状況がずっと続いているわけじゃないですか。にもかかわらず、これまでは「おおむね」という言葉を使われないで来られた。ここであえて「おおむね」って出ちゃうと、ちょっと紐を緩めようとしているのかなって良からぬことを考えるわけですよ。そんなことはないということでよろしいですか。もうこれは決定版なのでね、これにあんまりけちをつけたくないので、確認だけ。

海老沢政策室副参事(予算担当)

 今までの考え方と変わりはございません。

平山委員

 ここで言う「おおむね」ってどれぐらいなんですか。

海老沢政策室副参事(予算担当)

 御説明したとおりでございまして、「おおむね」ということが規模を表現しているということではございませんで、これまでの財政運営等を鑑みますと、今まで一般財源規模の範囲内で予算編成を進めてそれを目標にしているところでございますが、若干それよりも膨らんでいるという状況もございますので、そういう意識でこれを記載したということで、金額ということではございません。

平山委員

 確かにね、別な言葉で言うと「大体」とかになるんですかね。ですから、規模をあらわす言葉じゃないと思うんですけども、ただ、ずっと上回っているという状況を真摯に、今後は新しい、今、財政も考えられているでしょうから、そこはやっぱり考えていかなきゃいけないのかなと。

 それで、その下の段の一番最後、これ、「おおむね10%」、この「おおむね10%」というのはこれまでも「おおむね」なんですよ。おおむねって幾つですかと聞いたら、それは数値じゃありませんみたいな御答弁も前にあったんですけど、下の、この起債について、「極力発行を抑制する運用を行う」、これってこれまでありましたっけ。

海老沢政策室副参事(予算担当)

 財政運営の考え方をこれまでお示しした中ではこういった発行を抑制するという記載はございませんでしたけれども、実態の運営の仕方といたしまして、将来に向けて負担をできるだけ軽減するという意味で起債発行については慎重に進めていくということでございます。

平山委員

 ですから、今までなかったのに、あえてこういうふうにやられた。だから、特別な事情があって起債をかけていかなきゃいけないという事態が生じたとしても、それはやっぱり10%前後という言い方をしたりおおむね10%以内という言い方をされたりいろんな言い方をされてきましたけども、というアッパーは設けておきますよと。まあアッパーが緩いんですけどね、「おおむね」がついているから、まあそれはそれとして。だけども、いやいや、それはあくまでアッパーであって、そんなずっとこの10%に近いような状態が続くということは、これは適切ではないと。もっともっと起債の発行については抑制を図るべきだっていうお考えでよろしいですか。

海老沢政策室副参事(予算担当)

 そのとおりでございます。

平山委員

 ありがとうございます。

委員長

 他に質疑はありませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 なければ、以上で本報告について終了します。

 次に、3番、中野区ユニバーサルデザイン推進計画(素案)に係る意見交換会の結果についての報告を求めます。

宇田川政策室副参事(ユニバーサルデザイン推進担当)

 では、お手元の資料に沿いまして、中野区ユニバーサルデザイン推進計画(素案)に係る意見交換会の結果について御報告をいたします。(資料4)

 中野区ユニバーサルデザイン推進計画(素案)と意見交換会の実施につきましては、12月6日、当委員会で御報告させていただいたところでございますけれども、意見交換会が終了しましたので、その内容について結果の報告をさせていただきます。

 意見交換会の実施状況につきましては、こちらに掲げましたとおりでございます。このうち、1月11日に開催しました鍋横区民活動センターでは手話通訳をつけた開催ということとなりました。

 2番目としまして、素案に係る意見交換会の主な意見、それから区の見解及び回答でございます。

 別紙をごらんください。別紙、六つの項目で整理をいたしました。少し補足が必要な部分の御説明をさせていただきたいと思います。

 1の計画の基本的な考え方について、そして2のユニバーサルデザインの考え方について、こちらにまとめましたような御意見をいただきましたけれども、いずれも改めて基本的な考え方を確認するというような御意見をいただいたかというふうに考えております。

 ページをめくっていただきまして、4の施策の方向・主な取組についてでございます。こちらにつきましても、こちらに記しましたような御意見をいただきましたけれども、(2)の円滑に移動できる交通環境づくりについての御意見につきましては、意見交換会に出席された交通事業者さんのほうから御意見をいただき、ユニバーサルデザインの感覚を持ちつつ、地域において好循環となるよう取り組んでいきたいというふうな御意見をいただいたということでございます。それから、(4)分かりやすい情報を簡単に得られる環境づくりでは、わかりやすさ、それから安全という観点からのカラーユニバーサルデザインの視点を入れてほしいというような御意見をいただきました。また、(5)違いを超えて尊重しあう心を育む教育環境づくりにつきましては、保育園や学校給食におけるハラールの対応ですとか、それから次の2番目の御意見、学校に外国籍のお子さんがふえる中での翻訳ソフト等の導入の検討についての御意見、それから区としてのインクルーシブ教育をどう進めるかといった御意見をいただきました。そして、6番目、個性や多様性を大切にする意識づくりについて、こちらでは2番目でございますけれども、ハードの取り組みというものは時間がかかりますけれども、ハートの取り組みというものは短時間でもできるということから推進をしてほしい、まず心のバリアフリーが必要であるというような御意見をいただきました。

 そして、5番目、計画の推進の取組についてでございます。一つ目の御意見は、施策の評価・点検の結果をとにかくわかりやすく公表してほしいという御意見でした。それから3番目、ユニバーサルデザイン推進審議会の構成員についての御意見ですが、これは平成28年度に設置しておりましたユニバーサルデザイン推進審議会についての構成員ですとか審議内容についての確認というような御意見でした。

 そして、その他としまして、2番めでございます、計画の本体の内容ではございませんけれども、計画、それから概要版で使用しているイラストが、男が青、女が赤など、ジェンダーが強調されているということで御指摘をいただきました。こちら、工夫をしたいと考えております。

 全体としまして、取り組みを進める上で貴重な御意見をいただいたというふうに認識をしております。

 では、最初の資料にお戻りください。3番目、今後のスケジュールでございます。こちらに示しましたとおり、ことしの5月に計画の決定で、6月に総務委員会のほうに報告をさせていただくということで進めていきたいと考えております。

 私からの御報告は以上でございます。

委員長

 ただいまの報告に対して質問はありますか。

羽鳥委員

 今御説明のあった計画推進の取り組みについての意見とその回答についてなんですけれども、評価・点検の結果の公表の具体的な方法、時期については今後検討するというふうなことであるんですが、この回答の時点ではこうだったとしても、今、現地点で何か進んでいるものがあればお示しいただきたいのですが、いかがでしょうか。

宇田川政策室副参事(ユニバーサルデザイン推進担当)

 現時点でも変わってはおりません。案の段階で少し具体的にお示しできるようにということで検討しているということでございます。

羽鳥委員

 わかりました。評価・点検に当たっては、案のときにもいろいろと質疑をさせていただければなというふうにも思うんですけれども、やはり行政からの取り組みについて、私たちはこのように取り組みましたということを点検することはもとより、やはり当事者のいろんな団体、関連団体などからも区の姿勢がどうだったかというふうに、そっちの外部の方から区の取り組みはどうだったかというような評価をしていただくような、そうしたことも点検の際には必要じゃないかなというふうに思うのですけれども、いかがでしょうか。

宇田川政策室副参事(ユニバーサルデザイン推進担当)

 施策の評価・点検につきましては、素案の中でも、区のサービス全体の総点検を行うとか、あとガイドラインができてそれに基づいて進めていくといったような内容も盛り込んでおりますので、具体的にどのような形でこの点検を進めていくかということは、区の私たち職員がきっちり評価・点検できるということ、そういう体制でないと進められないということもございますので、そういったことも考慮しながら検討しているところでございます。

近藤委員

 今、御報告をいただいたときに貴重な御意見をいただきましたと言って、本当によかったと思うんですね、たくさんの意見が出てね。ただ、本当に参加者数がこれだけちょっと少ないというのはとても残念なんですけれど、これ、参加者が少ないというのは何か分析できることというのはありますか。

宇田川政策室副参事(ユニバーサルデザイン推進担当)

 こちらの意見交換会の御案内も含めて各団体に御案内、御説明に回らせていただきましたけれども、そこでのおおむねの意見としては、やはり具体的な取り組みの段階で意見とかを言いたいということで、この素案についてということよりも具体的な取り組みの段階でどういうふうに意見を言えるかということのお声がございましたので、そういったこともこの参加者の人数には影響しているのかなというふうに認識をしております。

近藤委員

 この人数の中に交通事業者さんがいらしたということなんですけど、そうしますと、やっぱり一般的な区民というのは、この段階ではなくて、また次の段階というところに意見を言いたいという感じになるのでしょうかね。

宇田川政策室副参事(ユニバーサルデザイン推進担当)

 一般の区民の方というより障害者の団体の皆さん、時間帯が夜であったり、出にくいということも影響したのかなということを気にしながら団体の方には御説明等に上がったんですけれども、基本的な考え方について特に何か申し上げることがあるということより、具体的にやっぱり、進める段階ではいろんな課題もあるだろうからということで、そこの段階で意見を言いたいということはおっしゃっていましたので。

近藤委員

 そういうふうに御理解されて進めていかれるようでしたらいいんですけれども、せっかく開くのですからなるべく多くの参加者が参加できるといいですし、これから開かれるときも障害の方とか本当にユニバーサルデザインを必要と、ユニバーサルデザイン推進計画を本当に実効性のあるものにしていくのにかかわっていきたい方の意見が本当につながっていくような計画にできるようにぜひ意見が取り入れられるといいと思いますので、よろしくお願いします。

委員長

 他に質疑はございますか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 なければ、以上で本報告について終了します。

 次に、4番、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会500日前を契機とした気運醸成の取組についての報告を求めます。

宇田川政策室副参事(オリンピック・パラリンピック推進担当)

 では、お手元の資料に基づきまして御報告をさせていただきます。(資料5)

 東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会開催500日前を契機とした気運醸成の取組について、御報告をさせていただきます。

 ことしの3月12日で東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会開催500日前の節目を迎えます。区では、これを契機に一層の気運醸成を図るため、下記のとおり取り組みを実施いたします。

 一つ目は、オリンピック・パラリンピック関連パネルの巡回展示in中野というものでございます。こちらに記しました日時・会場でパネル展を実施していくというものでございます。パネルの内容につきましては、東京2020大会の概要ですとか、大会の新種目、マスコット、それから東京五輪音頭2020などをわかりやすく御紹介するというもので、10枚のパネルというふうになっております。

 それから、2番目の取り組みとしましては、「東京2020オリンピック・パラリンピックまで500日!」ということで区役所のロビーにおいてのパネル展ということでございます。こちらは、この間募集をしてまいりました中野区絵はがきコンクールの作品を中心に展示を行うことを予定しております。

 3番目が、東京2020エンブレム・マスコット付ステッカー及び横断幕等の掲出ということでございます。一つ目が、区が設置するお知らせ板、それから区民のひろばのフレームのところにこのステッカーを掲出するというものでございます。期間としましては、オリンピック・パラリンピックが終了する平成32年9月6日まで掲出する予定でございます。それから、(2)としまして区の庁有車への掲出でございます。こちらにつきましても、パラリンピックが終了する平成32年9月6日までの掲出を考えております。(3)横断幕の掲出でございます。こちらは、区の本庁舎、それから中野駅北口東西連絡路に随時掲出するということを考えております。

 4番目の取り組みでございます。中野区絵はがきコンクール「みんなの2020」でございますけれども、こちらの作品の展示と表彰式でございます。こちらは3月17日を予定しております。中野ランニングフェスタ2019、それからスポーツ担当のほうで実施します中野区オリンピック・パラリンピック推進事業と同時の開催で行うことを予定しております。

 そして、5番目でございます、こちらは東京都の事業でございますけれども、パラリンピック体験プログラム「NO LIMITS CHALLENG(ノー リミッツ チャレンジ)」を、こちらも3月17日、同時開催で実施するということになっております。

 これらをもって500日を契機としながら気運醸成を図ってまいりたいということでございます。

 私からの御報告は以上でございます。

委員長

 ただいまの報告に対して質疑はありませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 質疑がなければ、以上で本報告について終了します。

 次に、5番、指定管理者施設における労働環境調査(労働環境モニタリング)結果についての報告を求めます。

永田政策室副参事(業務マネジメント改革担当)

 それでは、指定管理者施設における労働環境調査(労働環境モニタリング)結果につきまして、お手元の資料によりまして御報告いたします。(資料6)

 この労働環境調査は、指定管理者施設におきまして適正な労働環境のもとで管理運営が行われることにより区民に良質なサービスが安定的に提供されることを目的としてございます。このたび調査結果を取りまとめましたので、御報告をさせていただくものでございます。

 調査につきましては、東京都社会保険労務士会中野・杉並支部への委託により実施をいたしました。

 2、調査対象につきましては、中央図書館など表に記載のとおりでございまして、施設としては五つ、事業者としては四つでございます。

 3、調査時期は平成30年6月から11月でございます。

 4、社会保険労務士会による調査内容。(1)調査等の方法といたしましては、まず初めに、調査の実施に当たりまして、各事業者と所管分野に対して説明会を実施し、事前に調査表などを提出していただきました。そして次に、書類調査のほか、現地でのヒアリングや事業者本部の労務担当へのヒアリングなどを行いました。恐れ入ります、2ページ目でございます。そして、これらの調査結果から改善を要すると判断された事項につきまして、当該事業者に対して改善提案を行うとともに、事業者からの実施計画の提出を受け、それを社会保険労務士が確認した上で評価結果報告書が作成されてございます。

 (2)評価項目及び評価の視点は、表に記載の6項目でございます。

 (3)評価結果及び改善報告の概要でございます。主なものを御紹介させていただきます。

 1番、雇用契約と協定等につきましては、雇用契約書の明示事項について、休憩時間等が明示されていないという事例がございましたが、これにつきましては、今年度中に雇用契約書を見直すとの回答がございました。次に、3ページでございます。36協定の締結、届出につきまして、法定時間外労働が行われているが、協定の締結、届け出がされていないという事例がございました。これに対しまして、11月1日までに届け出を行うとの回答がございました。

 続きまして、4ページをごらんください。

 2、安全衛生関係、雇い入れ時の健康診断について、健康診断を実施しておらず、また過去の健康診断結果の提出も求めていないという事例がございました。これに対して、今後の入社者には健康診断を受けさせるか、過去の健診結果の提出を求めるとの回答がございました。

 次に、評価項目の3、労働時間につきましては、労働時間の切捨て等の端数処理について、自己申告で把握した労働時間と実際の労働時間について適切に把握し取り扱う必要があるとの指摘がございました。これに対しまして、出退勤時の打刻のあり方について改めて徹底するという回答がございました。

 次に、5ページをごらんください。

 評価項目の4、給与につきましては、時間外労働の割増賃金が支払われていないという事例がございました。これに対しまして、12月末までに支払うとともに、時間外労働が発生しない体制を構築するとの回答がございました。

 次に、評価項目の5、各種保険加入手続につきましては、雇用保険の加入について、所定労働時間の週平均が20時間以上の者は雇用保険に加入する必要があるが、加入していないという事例がございました。これに対しまして、今後該当する者については加入手続をするとの回答がございました。

 次に、6ページです。評価項目6、法定帳簿等の整備につきましては、労働者名簿の法定事項について記載すべき事項が不足しているという事例がございました。これに対しまして、不足していた住所等を記載したとの回答がございました。

 そして、(4)調査者である社労士会としての全体的な評価といたしましては、幾つかの点を除き、労働条件は良好であった。改善点については、そのほとんどが着実に実施され、また確実に実施される見込みであるという評価でございました。

 5、今後のスケジュールでございます。この調査結果につきまして、2月上旬に区のホームページで公表する予定でございます。

 なお、本調査結果につきまして、今回の調査対象ではない他の指定管理者施設につきましても同様に該当するような事項がないか、自己点検を行い、必要に応じて改善を図るという取り組みを現在進めているところでございます。

 御報告は以上でございます。

委員長

 ただいまの報告に対して質疑はありませんか。

羽鳥委員

 評価項目でいろいろと指摘されているものがあるんですけれども、それぞれについて、何事業所というか、何施設でその指摘があったのかというものをばっと全部お答えいただきたいのですが。

永田政策室副参事(業務マネジメント改革担当)

 まず初めに、1、雇用契約と協定等につきましては四つの事業者でございます。それから、2、安全衛生関係では二つの事業者でございます。それから、労働時間につきましては二つでございます。それから、給与につきましては一つの事業者、5、各種保険加入手続については一つの事業者です。それから、法定帳簿等の整備については一つの事業者でございます。

羽鳥委員

 ちょっと聞いてみて思ったんですけど、改めてそれぞれ調査対象のどれが指摘を受けたのかというふうに聞けばよかったですね。ちょっとそれを同じようにお答えください。

永田政策室副参事(業務マネジメント改革担当)

 失礼しました。各項目の、各事業者ごとの数が、すみません、今、私、各項目ごとの指摘の数で申しましたので、改めまして、まず一つ目の雇用契約、これにつきましては二つの事業者でございます。

項目は四つでございましたが、二つの事業者でございます。失礼しました、三つの事業者でございます。それから、今回のこの労働環境モニタリングにつきましては、その個別の施設あるいは事業者の状況についてまでは公表しないということで考えてございまして、それはこの区の指定管理者の運用が、区が求めるサービスレベル、これが的確に行われているか、またその改善がしっかりと図られているかという趣旨で実施をいたしますので、そのような形で報告をさせていただくものでございます。

 すみません、それで改めまして、2番目の安全衛生関係については、事業者は二つでございます。それから、三つ目の労働時間につきましては、事業者は二つでございます。それから、4番目の給与につきましては、事業者は一つでございます。5番目の各種保険加入手続――すみません、今、お手元にお示しをしてございます、掲載しております課題ごとの分類が一つずつあったということで整理をしているところでございます。

中村委員

 御報告ありがとうございます。こうやってモニタリングができたことはすごくいいことだなというふうに思いますし、結果のところ、評価のところで全体的な評価もまあまあよかった、良好だったというのはよかったなというふうに思うんですが、「ほとんどが着実に実施され、また確実に実施される見込みである」という記載はあるんですけれども、この事業者の改善報告というものはまだ実施済みではないので、これは区としてはどのようにちゃんと実施をするという担保をとっていくのか、そこら辺を教えてください。

永田政策室副参事(業務マネジメント改革担当)

 今回の調査結果につきましては各指定管理者施設の所管分野にも共有をしてございまして、各施設から定期的に報告をいただくことになっておりますが、その中で今回の調査結果の対応状況についても報告をしていただくということになってございます。

中村委員

 ありがとうございます。では、ちゃんと実施がされるということが担保できるというところでよかったです。

 先ほど、今後のスケジュールのところで、副参事がその他の施設については今後自己点検をしていくというふうにおっしゃったと思うんですけれども、これはほかの施設に関してはこの労働モニタリングは入れない予定なのか、今後どうしていくのか、もうちょっと具体的に教えてください。

永田政策室副参事(業務マネジメント改革担当)

 この労働環境モニタリングの来年度以降の進め方でございます。指定管理施設、現在25ございますので、今年度五つの施設に実施してございますので、来年度以降もほぼ同様の規模で実施をすることによりまして5年間という指定管理期間の中で必ず1回は受けていただくといったようなサイクルで実施をしていきたいというふうに考えてございます。

中村委員

 わかりました。ということは、労働環境モニタリングを5年間で全ての施設を入れていくという理解でよろしいですね。

永田政策室副参事(業務マネジメント改革担当)

 そのとおりでございます。

羽鳥委員

 評価のところでちょっと区の認識を伺いたいんですけれども、この調査者による全体的な評価というところで、「全体的な評価は、事業場で働く職員のロイヤリティーは高く」──これ、あれなんですね、ロイヤリティーというのは、私ぱっと思い浮かんだのは特許料みたいな、印税か、そういうものだったんですけど、そうじゃなくて顧客満足度みたいな、愛着とかそういったことなんですね。ちょっと調べてようやくわかったんですけども、日本語でこんなふうに書かれてもRとLの違いとかわからないのでちょっと工夫していただきたいなというふうなことは思ったんですけれども──労働条件は良好であったと言えるというふうな形で書いてあるのが気になったんですね。というのも、例えば5ページのところの給与と各種保険加入手続というところでは、時間外労働の割増賃金について、割増賃金が40時間で支払われていないと、法定外労働時間については割増賃金を支払う必要があるというふうに。それで、雇用保険の加入についてというのでは、今後所定労働時間が1カ月を平均して週20時間以上になるのならば雇用保険の加入手続をする必要があるというふうなことが書いてある。いや、これは法律に基づくもので当たり前の話だと思うんですよね。こんなことすら守られていないというふうなことが現状としてあるというのはやっぱりいかがなものかというふうに思いますし、そういった現状がある中で、職員の満足度が高いから労働条件は良好だったと言えるというふうな書き方はやっぱりよくないんじゃないのかなというふうに思うんですね。そりゃ職員はやりがいを持って働いているかもしれないと。しかし、法令違反は、これは労働条件は悪かったでしょうというふうに、こういう認識はお持ちでしょうか。

永田政策室副参事(業務マネジメント改革担当)

 まず初めに、ロイヤリティーという言葉づかいの意味合いにつきまして、このあたりについて、また表記の工夫はしていきたいと思います。

 また、全体として、これは社会保険労務士会の評価ということで記載をさせていただいておりますが、今御指摘がございましたとおり、本来法令に基づいて守られるべき事項が守られていなかったという事実があったということは重要なことであるというふうに認識をしてございます。それが幾つかの点を除いて、他の部分については良好であったというふうに我々は理解しておりますので、やはり不適切なものについては速やかに改善が必要だというふうに考えているところでございます。

平山委員

 ありがとうございました。入れてよかったですね、いろんなことがわかって。

 それで、まず、この事業者の改善報告(実施計画)の内容なんですけど、るるこういうふうにありますよということが書いてある、これのチェックはどうなるのか、教えてください。

永田政策室副参事(業務マネジメント改革担当)

 まず、この事業者からの回答につきまして、指摘を行った社会保険労務士会のほうでその回答で間違いないか、またその対応の見込みがあるかという確認をしていただきます。そして、いつまでにという期限が示されておりますので、これにつきましては各事業所管課のほうでその追跡の調査を行って、しっかり対応できましたかということで確認をしていくということで対応していく考えでございます。

平山委員

 じゃあ、ちゃんと完了したかどうかを確認されるということですね。そうしないと、指摘をされて、こうですよって言ったけど、次、5年間は入ってこないわけでしょう、ということにならないようにしていただきたいなということと、契約に伺いますけど、例えば、指定管理で今回よりもさらに悪質な問題が見つかったりするというような事案が発生をした。そういったときに、今後の契約等々にも影響があることに現行はなるのでしょうか。

吉沢経営室副参事(経理担当)

 その事案にもよりますけれども、指名停止だとか、そういったケースがあるかと考えられます。

平山委員

 せっかくやるからにはあんまり締めつけちゃうのもよくないですけれども、ただ発見して改善されるというのもいいことなんですけど、その後引き続きまた区の業務を継続的に担っていただくことが適切かどうかっていうことは、せっかくこういう結果が出るんだからそこは何か検討する機会を設けたほうがいいのかなと思ったので伺いました。

 もう1個だけ。労働環境は労働環境で適正に保たれないと、ここに書いてあるとおり、区民の皆さんへのサービスについて低下が懸念をされたり、そういったことはあるかと思うんですけど、いやいや労働環境は決して悪くはありません。だけども、区が目標としているサービスが提供されているとは言えるか言えないか、ここの判断というのは今どういうふうにされているんでしたっけ。

永田政策室副参事(業務マネジメント改革担当)

 各指定管理者の施設の運営並びにサービスの提供につきましては、協定書に基づきまして指定管理者から事業計画書をあらかじめ提出をしていただきます。その中には具体的に各事業ごとに年間どのような回数であるとか利用者数であるとか、そのサービスの内容等々について計画を出していただきます。これにつきまして基本的には四半期ごとといったような形で定期的に報告をいただき、また必要に応じて各所管の責任者が現地に出向いていって指定管理者とお話を聞いたり、あるいは利用者との運営会議などによりまして運営が適切に行われているか、また課題に対しての改善の取り組みなどについて検討を進めていくといったようなことをしてございまして、そうした取り組みを経常的に行うことで区民へのサービスの水準を確保していくといったようなことをしてございます。

平山委員

 そういった事柄って議会に報告されるんでしたっけ。

永田政策室副参事(業務マネジメント改革担当)

 通常は各業務所管ごとに施設の運営をしてございますので、何か必要の都度、そうした報告の必要があると所管が判断した場合には事業についての報告をされるということでございます。

平山委員

 元々区が担っていたものを指定管理にしていった、いわゆる民間にお願いをしたわけですよね。それで、区がやっていたほうがよかったのか、指定管理に変わってよかったのか、区民にとってみれば大切なことっていうのは、区がやっていたときと変わらない水準のサービスが得られている、もしくは区がやっていたときよりも良好なサービスが得られているというふうに区民の方が感じられるということが最も重要だと思うわけなんですよ。決してこれが低下しているようなことがあってはならない。だから、そこの部分をきちんと見きわめていくことができるようなチェックというのも、もちろん現行のまま利用者の会の皆さんと話し合いをされるとかなんとかということも大事なのかもしれませんけども、そういったところにもこれと同じように第三者の目線を入れたチェックということも検討されることが今後ちょっと課題になってくるんじゃないかなと思っているんですけど、どうですか。

永田政策室副参事(業務マネジメント改革担当)

 現行では、福祉施設などにおきましては東京都福祉サービス第三者評価、これを計画的に実施するということをしてございます。このほかにも業務によりましては専門家による第三者評価を実施しているところもございますので、そうしたところを計画的、効果的に実施することで利用者の区民の満足度を高めていく取り組みを進めていきたいというふうに考えてございます。

平山委員

 そう言ったって、じゃあ、例えば図書館はどうなんですか。

永田政策室副参事(業務マネジメント改革担当)

 現行では、図書館についてはそのような評価は恐らくされていないというふうに考えておりますので、そうしたところも今後その評価の改善の取り組みは必要であるというふうに考えてございます。

平山委員

 ぜひお願いします。今やっているところはいいんですよ、でもそうじゃないところ。要は、指定管理の業者がちゃんと労働条件、労働環境を適切に保っているのか、条件を守っているのか、これも大切な視点なんですよ。だけども、ここに書かれているとおり、それをチェックしていくという一つの目的は、そこが担保されないと区民サービスに影響があるからということじゃないですか。だから、あくまでもやっぱり区が大切にすべきところは本当に区民に対してサービスの満足度が得られているかどうかということだと思いますし、よりその向上を図っていくということだと思いますから、ぜひともお願いをします。御答弁はいいです。

委員長

 他に質疑はございますか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 質疑がなければ、以上で本報告について終了します。

 次に、6番、区を被告とする訴訟の提起についての報告を求めます。

尾関経営室副参事(法務担当)

 それでは、区を被告とする訴訟の提起について、御報告させていただきます。(資料7)

 事件名は、損害賠償請求事件。

 当事者は、原告中野区民、被告中野区でございます。

 事案の概要につきましては、4の事案の概要にありますとおり、原告が、区道を原動機付自動車で走行していたところ、路上に放置されていた自動車通行禁止の看板に衝突して転倒し、障害を負ったことにより治療費等の損害をこうむったと主張し、中野区に対し198万3,763円の損害賠償金の支払いを求めるものです。

 原告の主張する請求の趣旨及び原因につきましては、5の請求の趣旨及び原因に記載のとおりでございますので、お読み取りいただければと存じます。

 以上で報告を終わらせていただきます。

委員長

 ただいまの報告に対して質疑はありませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 質疑がなければ、以上で本報告について終了します。

 次に、7番、特別区民税・都民税、国民健康保険料の一斉臨戸徴収の中止及び今後の収入率向上に向けた取組についての報告を求めます。

森経営室副参事(行政監理担当)

 それでは、特別区民税・都民税、国民健康保険料の一斉臨戸徴収の中止及び今後の収入率の向上に向けた取組につきまして御報告をいたします。(資料8)

 本件につきましては、昨年の第4回定例会におきまして口頭で報告させていただいたところでございますが、その際にいただきました御意見を踏まえまして、資料により改めて御報告をさせていただくものでございます。

 なお、2月6日に開催されます閉会中の区民委員会におきましても同様の報告を予定しております。

 資料をごらんいただきたいと思います。

 平成22年度に収入率の向上を目的に全庁の臨戸徴収を開始したところでございます。平成29年度まで8年間実施してきたところでございますが、最近の状況といたしましては、業務委託による電話・訪問催告により所管での滞納整理が進みまして、所管以外の職員が対応可能な訪問先の減少、訪問件数に占める面談件数の割合の低下などによりまして1カ月後収納額も減少傾向にあるところでございます。また、一斉臨戸徴収実施に伴う所管の事前準備や実施後の対応によりまして一斉臨戸徴収実施前の11月から12月の滞納処分件数が減少するという状況にございます。そのため、平成30年度以降につきましては一斉臨戸徴収を中止いたしまして、それに対応していた事務量を滞納整理の強化に充てるとともに、クレジット収納などの新たな取り組みも始めまして、収入率の向上を図ってまいりたいと考えているところでございます。

 今後の収入率の向上に向けた主な取り組みでございます。

 まず、滞納整理のさらなる強化でございます。滞納整理専門員、国税庁のOBでございますが、これを活用しまして徹底した財産調査に基づく滞納処分や東京都と連携した捜索、委託事業者による電話・訪問催告の早期着手など、滞納整理のさらなる強化に取り組んでまいります。

 次に、滞納者の転出時対策でございます。特別区民税の滞納者が転出届を出した際には手続終了後に税務分野のほうへ案内をしているところでございますが、昨年の10月からは5万円以下の滞納者に対しては転出届の窓口で転出証明書とあわせて納付書を渡して納付を促すこととしたところでございます。

 次に、クレジット収納等の導入でございます。今後、モバイルクレジット収納やペイジー収納など、特別区民税及び国民健康保険料の納付チャンネルをふやしていきまして収入率の向上を目指してまいります。

 次に、口座振替加入の推進でございます。引き続き特別区民税や国民健康保険料の通知類に口座振替申込書等関係書類を同封いたしまして口座振替の加入を勧奨いたします。また、電話・訪問催告の際にも積極的に案内を行いまして口座振替加入者の増加を目指してまいります。さらに、転入手続の際に口座振替手続も同時にしてもらえますよう、1階の転入届の窓口からキャッシュカードを端末に読み込ませるだけで口座振替手続が完了する簡易な加入手続ができる、2階の国民健康保険の窓口へ案内をしていきます。

 次の2ページ目でございますが、職員の育成でございます。一斉臨戸徴収は、区民の生活実態に触れる機会とするといったようなことで職員育成の側面もございました。今後は、各所属におきまして研修やOJTなど、あらゆる場を捉えまして区民の生活を知る機会をふやしながら職員の育成をしてまいりたいと考えております。

 最後に、参考といたしまして関係するデータを載せてございます。表1が過去5年間の一斉臨戸徴収の実施結果でございます。それから、表2でございますが、所管での滞納整理が進んでいるということで滞納繰越分が減少しているという、その推移をお示ししております。次のページ、表の3が滞納処分の月別件数ですね、29年度と30年度を比較しております。それから、表4が臨戸徴収を始めてからの収入率の推移でございます。それから、表5が今年度と昨年度、29年度と30年度の収入率の月別の比較の表でございます。詳細についてはお読み取りいただければと思います。

 御報告は以上でございます。

委員長

 ただいまの報告に対して質疑はありませんか。

大内委員

 まず、最初の滞納整理のさらなる強化ということで滞納整理専門員を活用し、と書いてあるんですけども、これは既に滞納整理専門員の方がいらっしゃるということでよろしいのですか。

森経営室副参事(行政監理担当)

 滞納整理専門員、こちらにつきましては昨年度から配置をしております。

大内委員

 徹底した財産調査に基づく滞納処分というのはわかるんですけども、今まで、じゃあ何をしていたんですか。

森経営室副参事(行政監理担当)

 これまでも職員がそういう滞納者の部分の財産調査等もやっていたところでございますが、この国税庁のOBの方、またこれまでの国税でのそういう調査等の経験もございますので、例えば個人事業主の方の収入の状況ですとか、そういったところもより詳細に分析できるようになりまして、そういったところを踏まえて滞納整理の強化ということで今取り組んでいるところでございます。

大内委員

 いや、滞納整理のさらなる強化ということでここに書いてある、徹底した財産調査に基づく滞納処分は今まではしていなかった、東京都と連携した捜索を今までしていなかった、委託事業者に電話・訪問催告の早期着手を今までしていなかったということでいいんですか。ここに書いてあることは今までやっていたことと違う、さらにこういうことをやるんですよということが書いてあると思ったんですけども、要はここに書いてあることは今まではしていなかったと。今後こういったさらなる強化を始めたというふうに読めばよろしいんですか。

森経営室副参事(行政監理担当)

 この1番の今後の収入率向上に向けた主な取組のところでございまして、既にやっているものが実はほとんどでございまして、特に今後始めていく、今後新たに検討していきたいといったところで言いますと、一つは(1)の東京都と連携した、いわゆる財産の捜索ですね。それから、(3)のクレジット収納等の導入ということでございます。それ以外につきましては、特に滞納整理の部分につきましては、臨戸徴収の関係で一部滞納整理等が減少するような、11月、12月ですね、あったものですから、そういったところについては職員のほうもしっかり滞納整理のほうに注力していくといったところで、より収入率の向上を目指していきたいと考えているところでございます。

大内委員

 いや、これは臨戸徴収の中止及び今後の収入率向上に向けた取組と書いてあるわけだから、新しいことを書いてくれないと、今までやっていることも書いているとタイトルとちょっと言っていることが違ってきちゃうんですよ。要は、今までもやっていました、でも今回臨戸徴収の中止をしました、今後の収入率の向上の取り組みについてはさらにこれをやるんですという書き方をしてくれないと、今までやっていたことをここに書かれても、ちょっと……やめて、今度新しくさらに追加するんですよという違いがわからないんですよ。

今言ったのは、(1)の中で、これ、東京都の連携だけふえただけ。あと、モバイル、これは多分来年度からと思うんですけども、クレジット収納、これは来年からでしょう。何かこの間の説明だといろんなことをやって、今までの臨戸徴収以上のものを補って入ってくるもの、収入が上がるんですと言っていたじゃない。だから、こういう書き方が、新規はどれなんですかと。今までもやったこと、さらにプラス今度はこれをやりますよって書いてくれないと、臨戸徴収をやめた、この取り組みをやめたことによって違う何をやっているんですかって、ちょっと読みづらいんですよ。少なくともクレジット収納はまだやっていないでしょう。(2)は何か10月からやっていると書いてあるし、これだとちょっと、要するに、ことし臨戸徴収をやめました、すぐモバイル収納、クレジット収納を始めたんですとかいうんだったらわかるけど、まだ来年じゃない、これ。だから、書き方がちょっとこれは良くないというか、時系列もわからないし、臨戸徴収をやめてかわりにこれをやるんですよということが、今もう既にやっていること、あるいは来年度からやることっていうものがごちゃごちゃに書いてあるんですけど、どうですか、よくわからないんですけど。

森経営室副参事(行政監理担当)

 申しわけございません、そちらの、どれが現状やっていて、今後新たに取り組むことはどうなのかということについては、そこの資料のところについてはちょっと工夫が足りなかったことは申しわけないと思っております。

 それから、先ほどのちょっと繰り返しになりますが、一斉臨戸徴収を中止し、一斉臨戸徴収にかかっていた事務量、そういったところについて、リード文のところでも書いてございますが、滞納整理を職員の方もしっかりかかってやっていくと、滞納整理専門員とも連携、あるいは今後は東京都と連携した捜索のほうも考えていきたいと思っておりますので、そういったところでしっかり収入率向上に向けて取り組んでいきたいと考えております。

大内委員

 だから、しっかりやるのは当たり前だって、じゃあ今までしっかりしていなかったのかっていうふうな言い方になってしまうから。

 それとあと、その辺の書き方が、今までもやっていたことを書かれても仕方がなくて、臨戸徴収を中止したことによってかわりにいろいろやるんですよって言ってたじゃないですか。じゃあどれを何を新しくやるのかわからない、これでは。ただやめただけというふうにしかとれない。少なくても、来年度からモバイル、クレジットのどうのというのは収入があるかもしれないけど、ほかの部分について、これでわかりやすく書いてあるのは平成30年10月から5万円以下の滞納に対してと、これは臨戸徴収をやめた後始めたということだと思うのでわかるんですよ。だから、その辺のところもちゃんと区別というか、わかりやすく書いてくれないと。これ、まるで新規に全部やるみたいにとれちゃうから、それ、ちょっと気をつけるというか、もうちょっとわかりやすく出してください。

 それとあと、少なくとも、そうすると、3ページ目の表3のところを見ると、この10月以降は窓口で転出証明とあわせて納付書を渡したことによってふえているというふうに読めばいいんですか、これ。

森経営室副参事(行政監理担当)

 表3のデータにつきましては、滞納処分がそれぞれの税と国保で何をどれだけやったかと、その1カ月間にという資料でございまして、要は、11月、12月、一斉臨戸徴収でそちらのほうで事務にかかわっていたものですから、例年滞納処分の件数が減る傾向にあったと。それを、臨戸徴収は今年度実施しておりませんので、昨年度と比較いたしますと滞納処分のほうも30年度はふえているといったようなことで、滞納処分にもしっかり注力しているというようなことで表3はお示しをさせていただいたものでございます。

大内委員

 そうすると、この表3のところは滞納処分の方がいるという件数であって、10月以降、5万円以下の滞納の方が転出証明とあわせて支払いに来たという数字とは全然関係ないということですね。じゃあ、その10月以降、転出の窓口であわせて納付書を渡して、どのぐらい入ったんですか。何件ぐらい入ったんですか。

森経営室副参事(行政監理担当)

 今、データがしっかりあるわけじゃないですけど、一人は確実にそれを含めて納入していただいたと聞いています。

大内委員

 いや、あのさ、臨戸徴収をやめて、かわりに10月から始めて、わかっているのは一人というんじゃ、かわりにならないじゃない。一人、本当に。窓口でこうやって渡して促すことにしたと、10月以降何箇月のことを言っているのかもしれないけど、たった1件しか納められていないと言われちゃうと、意味ない、あんまり効果ないんじゃないのと。もうちょっとあるでしょう。少なくとも10月以降なんだから12月分まではデータがありますとか。ないんですか。多分1件あると思いますという、その程度の答えしかないの。まあ、これは税務課なのかどうか知らないけど。税務課になるの、どこなの。

森経営室副参事(行政監理担当)

 すみません、10月から12月までの間に転出の窓口で納付書をお渡ししたという滞納者の方はお二人いて、そのうちお一人が全部完納していただいたというのは税務のほうから聞いているところでございます。

大内委員

 そもそも納付書を渡したのは二人ということなのね。10月から12月の間で転出された方で滞納された方は二人しかいなかったと。だからといって、これを書くとすごい何か、じゃあ年間で何人いるんだって、一桁いないんだと、そんなに効果が出ているという言い方にはならないのかなと思うけど。まあほかにやっていないから書いたのかもしれないけど、もうちょっとこれ、後ろの表も件数であって、要は来年の時期には3月で締めるのかどこで締めるのかわからないけども、1年間の臨戸徴収をやらなかったけど、かわりにこれだけやって、さらに臨戸徴収より効果が出た数字は出してもらえると。まあひょっとしたらそこまで行かないのかもしれないけども、数字は出せるということでいいんですか。

森経営室副参事(行政監理担当)

 先ほどと重なるところもございますが、その11月、12月、滞納処分のほうも職員のほうはしっかりと対応していくと。

 それから、3ページ目の表の5の月別の収入率を御参照いただければ、税も国保も29年度と30年度を比較すれば月別のその段階においては伸びているといったようなこともございますので、30年度トータルで見た収入率についても向上していると想定されますし、しっかり向上するように取り組んでまいりたいと考えております。

大内委員

 もうふえているんですと言われると、まだ(3)はやっていないわけだよね。今言った東京都の取り組みだけでもうこれだけふえているの、収納率が。多分表5のことを言っているんでしょう。だから、もうふえているんですって言っているんだけど、さっき聞いたように、今までと、少なくとも今現時点で昨年度臨戸徴収をやっていたときとかわって新しく何をやっているんですかと言ったら、東京都の連携だけでしょう。あと、(2)だけでしょう。まだ(3)はこれからでしょう。(4)はもうやっているのかどうかわからないけども、それだけでこれだけふえたっていうふうに、東京都の連携を強化したらこれだけふえたんですか。わかる、言っていること。まあそうやって数字は確かにふえているんだけど、それ、少なくても10月、ことし臨戸徴収をやめたことによってさらなる展開をしたのは、とりあえず今のところ東京都と連携したことと窓口で配ったぐらいなんじゃないの。言っている意味はわかりますか。だから、それだけでもこれだけふえたのに、何で今までやらなかったのっていう話にもなるよ。

森経営室副参事(行政監理担当)

 すみません、東京都と連携した捜索については、今後展開をする予定でございますので、まだ実施しているところではございません。

 それで、さまざまこれまで引き続きの取り組みも含めまして、あと先ほど来繰り返しています職員の滞納整理も含めまして、そういった総合的な取り組みをしているところで、現状は昨年度と比べて伸びてきているといったところで考えています。

大内委員

 だから、臨戸徴収を今年度やめました、かわりにいろいろやるんですとか言っていたから、じゃあ何をやっているのといったら何もやっていないじゃない、そうしたら。職員がそのかわり一生懸命やっているとかじゃなくて、そういう言い方を聞いているんじゃなくて、そのぶん中の事務をもうちょっと正確にやったかとか何かそういうことを言っていたから。何でふえたの、それはこうなんですよと言わないと、自然にふえただけって話になってしまうでしょう。

たしか臨戸徴収をやめるからそのかわり何か滞納整理を変えるだとかいろいろ言っていたじゃないですか、電話をふやすのかしらないけど。そういうことをしてこのぶんがふえたんですよとか言ってくれないと、自然増みたいに、自然に払ってくれる人がふえたんですというふうにしかとれなくなっちゃって、臨戸徴収のかわりにこれをやったんですよって答えにならないじゃないですか。

森経営室副参事(行政監理担当)

 臨戸徴収のかわりに具体的にこの1カ月、2カ月の間に何をしたのかといったところで、一番大きく言えるのは、繰り返しになりますけれども、この表3でお示ししている滞納処分の月別件数で、滞納処分ですね。29年度と30年度で税も国保も両方とも件数がふえているわけですが、一つこちらに臨戸徴収をやめた分の事務の事務量を滞納処分に注力したといったところで職員のほうは取り組んだということでございます。

大内委員

 でもさ、表3を見ると、4月からずっとふえているわけだよ。やめると言ったのは夏以降でしょう。その前の数字と比べてがくんと割合がふえているわけでも何でもないじゃない。だから、表5のところのふえた部分は何をやってふえたのかといったら、何もしていないんですけどふえましたという答えだと、ことし臨戸徴収にかわってあれをやるんです、これをやるんですと言ったから、何をしたんでしたっけと。今、最初の説明のところにあったことはもうやっているのかなと思ったら、基本的にまだこれは4月以降取り組む話をしているんですと。わかりますか、言っていること。臨戸徴収をやらない分、ほかに力をかけてやるんですと言ったじゃないですか。だから、それは何だったのでしょうかと。覚えていない。

森経営室副参事(行政監理担当)

 ちょっと答弁が繰り返しで重なる部分もありますが、一斉臨戸徴収の事務を行うことによって、滞納処分、いわゆる差し押さえですね、そちらがその時期に減る傾向にあったと。それで、今年度は臨戸徴収をやらないかわりに職員による差し押さえといったところにも対応したといったところでございます。

大内委員

 じゃあ、差し押さえを何件やったんですか。

森経営室副参事(行政監理担当)

 こちらの表3の滞納処分というものが差し押さえとほぼイコールですので、こちらの件数になります。

大内委員

 これって、滞納をした人に職員の人が行って差し押さえをしたって数字なの、そういう意味なの。そうすると、4月から多いじゃない、去年より全然。だから、夏以降目立って滞納処分をやって、臨戸徴収をやらなくなったかわりに何をしたんですかって聞いているの。これだと、4月からもうふえているじゃない。

森経営室副参事(行政監理担当)

 表3はほぼ差し押さえの件数として見ていただければいいのですが、11月、12月、例年臨戸徴収の事務の関係で、29年度を見ていただくとあれなんですが、減っていると。10月、11月、12月、1月と見ていただくと、11月、12月はいずれも税も国保も減っていると。そのときは一斉臨戸のほうに事務が割かれたため減ったと。一方、今年度につきましては、一斉臨戸のかわりにそういう滞納処分のほうに注力した関係で、29年度と比べるとその件数はふえているということになります。

中村委員

 確認をさせてください。最初の段のところに記載があるように、今までは11月から12月は一斉臨戸徴収の準備を所管がしていたから、その事務量に追われて滞納処分がなかなかできなくて滞納処分の件数が下がっていたけれども、今回は一斉臨戸徴収をやめたから、その事務量を、要は滞納処分、滞納整理のほうの強化に充てて、これだけ滞納処分がふえたということでいいですよね。

森経営室副参事(行政監理担当)

 おっしゃるとおりでございます。

中村委員

 私の頭の整理として、納付件数というのはデータとして持っていらっしゃるのでしょうか。

森経営室副参事(行政監理担当)

 納付件数ってトータルの納付件数ですか。すみません、今、手元にございません。

中村委員

 私の中でも、滞納処分のこれを見ると、もちろんその事務量が下がって滞納処分に充てた時間が多かったからこれだけ滞納処分がふえたというのがわかりやすいんですけれども、一斉臨戸徴収が行われなかったことによって納付件数がどれだけふえたのか減ったのかというところがちょっとあんまり見えないのかなというふうに思って、そこでちょっと比較が難しいなというのがちょっと感想として持っているので、もし今後そういった情報を出していただけると、例えば1月とかに、今回こうやって滞納処分の件数がふえて、一斉臨戸徴収をやらなくてもこれだけ滞納整理ができたというところは見えたんですけれども、不安としては一斉臨戸徴収をやらなかったことによって納付件数が減ったんじゃないかとか、そこら辺の懸念というものももしクリアになるのであればこれをやめたという決断も一つ受け入れられるのかなというふうに思うんですが、そこら辺はいかがお考えでしょうか。

森経営室副参事(行政監理担当)

 今後、そういうトータルな部分でのいろんな面でのデータを見て分析するということは必要だと思いますので、そこは検討して考えていきたいと思います。

委員長

 他に質疑はありませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 なければ、以上で本報告について終了します。

 次に、8番、新たな環境マネジメントシステムの運用についての報告を求めます。

森経営室副参事(行政監理担当)

 それでは、新たな環境マネジメントシステムの運用につきまして御報告をいたします。(資料9)

 区では、平成18年度に環境マネジメントシステム、EMSでございますが、こちらの国際規格であるISO14001の認証を取得いたしまして、環境に配慮した区政運営を進めてきたところでございます。認証取得後、約12年が経過いたしまして、このEMSの運用が定着をしてきたところでございますので、ISO14001の認証の有効期限である、ことし、平成31年3月8日をもって認証を取り下げまして、中野区独自のEMSの取り組みを行うということを考えているところでございます。

 新たなEMSの運用方法でございます。まず、EMSの運用管理対象でございますが、多くの職場にかかわりのあるエコオフィス活動、紙ですとかエネルギーの使用量ですとかゴミの排出量、こういったところのチェックでございますが、このエコオフィス活動に運用管理対象を限定いたしまして、より一層省エネルギー、省資源を推進していく考えでございます。

 なお、これまでEMSの運用管理対象としてきました「遵守義務」、「著しい環境側面」「独自の環境側面」につきましては、表の内容欄に記載のとおり、各所管の業務に直接関係するものでございまして、業務を通じて十分に管理できているということでございますので、EMSの管理対象からは除くものでございます。

 (2)のEMSの適用範囲でございますが、これまでと同様に区役所本庁舎及び区が所有または賃借している庁外施設を対象といたします。なお、自転車駐車場につきましては、電気、水道の使用量のみの管理ということでございまして、EMSの適用範囲をこの際に除くことを考えています。

 推進体制でございます。EMSの推進体制につきましては、事務局を経営室から環境部へ移管いたしまして、環境施策の一環といたしまして、これまでと同様に区長を環境管理統括者、トップとした全庁的な推進体制でEMSの取り組みを進めていくことを考えております。

 それから、次のページ、2ページ目の2番の運用実績でございます。電気使用量、ガス使用量、水道使用量、コピープリンター使用量、ごみ排出量、こちらについて、運用開始前の平成17年度と29年度の比較をしております。ただし、コピープリンターの使用量につきましては、ちょっとデータがないものでございますから、平成18年度と29年度の比較でございます。電気、ガス、水道、ごみにつきましては減少というような状況でございますが、コピープリンター使用量、いわゆる紙の使用量につきましては増加の状況です。これは本庁舎の実績なんですが、障害福祉や生活援護など福祉事業、また保育需要増加に伴う関係、それからまちづくりに係る住民説明資料の増加等が要因と考えているところでございます。

 この新たなEMSの運用につきましては、本年4月、来年度から予定しているところでございます。

 御報告は以上でございます。

委員長

 ただいまの報告に対して質疑はありませんか。

大内委員

 これ、EMSという、中野区独自のEMSの取り組みを行うと書いてあるんですけども、今まではISO14001になるのかな、要するに、これにかわるような取り組みの指針みたいなものをつくるということになるんですか。

森経営室副参事(行政監理担当)

 ISO14001では、さまざまなそういう基準があってこういう観点で管理するといったようなところでそれに従ってやってきたところでございますが、区独自のということでございますので、区独自でどういうような管理をしていく、どういう報告を求めてどう管理をしていくのか、またどういう目標を立てるのかといったようなところは区独自で考えていくということでございます。

大内委員

 4月1日開始だから、あと2カ月ぐらいでつくるということですか。

森経営室副参事(行政監理担当)

 この4月までにつくる予定でございますが、基本的にはこれまでのISO14001で運用してきたという実績もございますので、そういったノウハウを活用しながら区独自のということで考えていきたいと思っています。

大内委員

 要は、ISOの、多分冊子かなんかでいろいろ規定があるんじゃないですか。それと同じようなものをつくるのか、今までこのISO14001の規定は守りつつ、さらに厳しい中野区独自のEMSをつくると。要は、今までも取り組んできたけども、さらにそれよりも厳しいといった言い方でいいのかな、規定を設けて環境マネジメントを進めていくと、そういったふうなことですか。

森経営室副参事(行政監理担当)

 厳しいといいますか、これまでこちらの資料の1の(1)で運用管理対象というものはさまざま細かく求められていたところでございますが、今後はいわゆるエコオフィス活動、紙、電気、ガス、水道、ごみ等々ですね、そういった多くの職場にかかわるものについてのみ管理をしていくということでございますので、厳しいかどうかといいますと……効率的に運用できるようなということで考えていきたいと思っています。

大内委員

 新しくEMS運用管理対象でいろいろ書いてあるんですけど、例えば2番目の著しい環境側面で、環境に影響を与える原因の中で特に重要な事項(緑化の普及啓発、庁有車の運行など)、これを新規運用だと管理対象から除くと。除くと、どうなるんですか。

森経営室副参事(行政監理担当)

 こちらの著しい環境側面につきましては、それぞれの所管の業務に関係して環境に特に影響を与えるだろうといった、そういう事項をそれぞれ所管のほうから挙げていただいて、全体でこちらの事務局のほうでチェックしていたわけでございますが、例に挙げております緑化の普及啓発なんていうものも学校ですとか環境部などでそれぞれの施策で取り組んでいるところでございますし、当然庁有車の運行というものにつきましても例えば運行の曜日を決めたりとか、そういったところは所管のほうでもしっかり取り組んでいるところでございますので、このEMSの管理対象から除いたといたしましても、それぞれの所管の責任で取り組んでいくということでございます。

大内委員

 例えば、庁有車を買いかえる場合は、全て電気自動車に毎年していくだとか、何かそういったものがないとなかなかわからないというか、やっていますというだけじゃ見えてこないので、そういうものをぜひ入れていただきたいなと思うんだけど、要は現在も管理対象で、管理対象を除くというのはここに書いてあるんだけど、そもそもどういったものを管理しているのかあんまり詳しくわかっていなかったのでね。そういったことも今度お聞きしたいし、後ろの運用実績のこれだけだとなかなか、ISOを今までやってきたけどこれが実績なんですと言われても、もうちょっと何か説明してくれないと。独自のものをつくったら今度こう変わるんですよというものが、もうちょっと簡単な、簡単なって詳しくなってしまうかもしれないけど、ぜひ次回つくったときは説明をしていただきたいということをお願いだけしておきます。

委員長

 他に質疑はございますか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 なければ、以上で本報告について終了します。

 次に、9番、中野区新庁舎整備基本設計(案)についての報告を求めます。

中村経営室副参事(新区役所整備担当)

 それでは、中野区新庁舎整備基本設計(案)につきまして御報告申し上げます。(資料10)

 本報告につきましては、1月23日に開催されました中野駅周辺西武新宿線沿線まちづくり調査特別委員会において報告してございます。

 新庁舎の整備につきましては、平成28年12月に策定いたしました新しい区役所整備基本計画に基づき検討を進めてまいりまして、昨年の第4回定例会において素案のほうを報告させていただきました。このたび新庁舎整備の基本設計につきまして案をまとめましたので、御報告するものでございます。

 初めに、1番、中野区新庁舎整備基本設計(素案)に関する意見交換会等の実施状況でございます。

 (1)意見交換会でございます。1月11日及び13日の2回開催いたしまして、合計18名の方に御参加いただきました。

 続きまして、(2)個別意見の提出でございます。募集期間としましては、区報掲載後の12月20日から意見交換会終了後の1月15日までとなってございまして、この間に8件の御意見の提出がございました。

 続きまして、(3)の主な意見と区の回答でございます。別紙1をごらんください。

 別紙1でございます。初めに、新庁舎の設計コンセプトに関する御意見でございます。主な意見としまして3件を記載してございまして、現庁舎で分散している各種窓口の配置計画についての御意見があり、新庁舎では主要な窓口を低層階に集約して配置するとの回答をしてございます。加えまして、子育て世代、高齢者、障害者への配慮、災害時の対応等について御意見がございました。

 続きまして、(2)の計画概要についてでございます。こちらにつきましては3件の御意見を記載してございまして、現庁舎と比較した規模や新庁舎で大きくなる機能についての質問や職員の働きやすい環境の整備について御要望がございました。

 続きまして、(3)の配置・動線計画でございます。こちらに関しましては6件の御意見を記載してございます。こちらに関しましては、デッキの接続についてバリアフリーに配慮してほしい旨の御要望があり、使いやすいよう十分配慮するとの回答をしてございます。加えまして、新庁舎を個性的なデザインとすることや集いの広場と四季の森公園の連続性などについて御意見や御要望がございました。

 続きまして、(4)のゾーニングの考え方についてでございます。こちらに関しては3件の意見を記載してございます。エスカレーターは高齢者や子どもにとって危険であることから設置をやめてほしいとの要望がございました。こちらにつきましては、エスカレーターの設置によりエレベーターの混雑緩和のため、設置は必要との回答をしたところでございます。そのほか、区長室及び災害対策本部室の位置などについて御要望がございました。

 続きまして、(5)各階平面構成の考え方につきましては7件の意見を記載してございます。こちらにつきましては、食堂の位置、区長室・議長室の規模、駐輪場の規模、議場傍聴席の設備などについて要望や質問がございました。

 続きまして、(6)の環境配慮庁舎の考え方でございます。こちらにつきましては3件の意見を記載してございます。こちらでは、太陽光パネルは不要ではないかとの意見があり、環境配慮等のため、一定程度の設置は必要と考えるが、費用対効果を考慮し、設置規模については検討していくとの回答をしてございます。そのほか、壁面・屋上緑化などについて御意見がございました。

 続きまして、(7)の防災計画の考え方につきましては4件の御意見を記載してございます。こちらにつきましては、1階に防災センターを設置した場合の浸水についての御意見がございまして、想定浸水レベルより高い位置となるよう計画しているとの回答をしてございます。そのほか、空調熱源や非常時の発電等についての御意見がございました。

 最後に、(8)その他でございます。こちらにつきましては4件の御意見を掲載してございまして、新庁舎の整備費や資金計画などについて御意見、御質問がございました。

 以上が主な意見と区の回答の説明となります。詳細につきましては資料により御確認をお願いいたします。

 続きまして、最初の資料にお戻りください。

 2番の中野区新庁舎整備基本設計(案)についてでございます。(1)中野新庁舎基本設計(案)でございますが、別紙2としてございます。基本設計(案)につきましては、第4回定例会で報告してございまして、素案と同じ7項目のほうで構成してございます。本日は素案からの変更点を中心に御説明申し上げます。

 資料の裏面に行きまして、(2)は新庁舎整備基本設計(素案)からの主な変更点でございます。こちらのほうと別紙2のほうをあわせてごらんいただきますようお願いいたします。

 基本設計(案)をごらんください。1ページでございます。こちらにつきましては、新庁舎の設計コンセプト、及びその下に計画概要が書いてありますが、こちらにつきましては変更のほうはございません。

 続きまして、資料の右側の配置・動線計画でございます。こちらにつきましては、ページ下部の1階平面図になりますが、けやき通り側、こちらの図では右側になりますけども、1階エントランス前及びコンビニ前に設置する階段及びスロープのほうを表記しているところでございます。

 次に、換気用のドライエリアにつきまして、庁舎の南側イベントスペースの下に1カ所、北東側来庁者駐輪場の横に1カ所の合計2カ所に設置することを表記いたしました。加えまして、来庁者駐輪場につきまして、南側に一部追加するとともに表記を詳細化してございます。

 続きまして、基本設計の2ページをごらんください。こちらですね、ゾーニングの考え方が書いてございまして、こちらにつきましては大きな変更点はございません。

 続きまして、3ページから5ページの各階平面構成の考え方でございます。こちらにつきましては、各階共通になりますが、設計の検討が進んだことによりまして南北両端のエレベーター等のスペースを大きくすることが必要となったことによりまして、それに対応して柱の位置を変更してございます。こちらの資料の右側になりますが、3ページの1階、2階の図面をごらんください。こちらのほうに将来のデッキ接続に伴います階段、エレベーターの想定位置のほうを表記しているところでございます。

 続きまして、基本設計(案)の6ページをごらんください。

 環境配慮庁舎の考え方でございます。こちらの資料の左下になりますけども、外装パネルをまとった建物外観イメージにつきまして図のとおり変更してございますので、御確認ください。

 以上が素案からの主な変更点でございます。

 初めの資料にお戻りください。3番の新庁舎整備基本設計完了までのスケジュールでございますが、本年3月の完了を考えてございます。

 御報告は以上でございます。

委員長

 質疑に入りますが、質疑は結構ございますか。休憩をその前にとる形でよろしいですか。(「続行」と呼ぶ者あり)続行しますか。では、続行します。

 それでは、ただいまの報告に対して質疑はありませんか。

平山委員

 特別委員会でも議論があったとも聞いていますけども、ちょっと驚きの表現があるのでそこをまず確認したいと思います。

 この案についてという御報告の裏側ですね。主な変更点、配置・動線計画の「1階エントランス前及びコンビニ前の階段・スロープを表記」とあります。これ、具体的にどういうことですか。

中村経営室副参事(新区役所整備担当)

 新庁舎用地でございますが、資料の1ページの右側をごらんください。こちらのほうなんですけども、集いの広場側の土地が高くなってございまして、庁舎が浸水しないように1階床レベルを一定程度高くする必要がございます。そのため、エントランス部に段差解消のための階段・スロープの設置表記をしたところでございます。

平山委員

 それはいつわかったんですか。

中村経営室副参事(新区役所整備担当)

 こちらは、勾配差がある地形というものは把握してございましたけども、こういった段差がはっきりしたのは12月ごろでございます。

平山委員

 それまでわからなかったんですか。外部の設計業者を入れてやっているんですよね。とても信じられないということが一つと。

平成の時代になって、しかも元号も変わる新しい時代になって、ユニバーサルデザイン推進条例を昨年制定した当区が、新しく建てる建物に段差があるっていうこと自体がもうあり得ない話ですよ。これが基本設計の素案にはなく、案の段階で示される。いや、もう一言で言うと、だめですねこれ、としか言いようがないです。そういう議論というものはなかったのか。どうしてこんなものが今になって出てきているのか、改めてお答えください。

中村経営室副参事(新区役所整備担当)

 新庁舎用地に地形条件が、勾配差があるということは把握してございまして、こちら、昨年12月にその段差が、この図面で落ちるということが判明いたしました。でも、現時点ではこういった段差・スロープの表記をしているところでございますけども、今、平山委員から御指摘いただきましたように、これから新庁舎はずっと長く使うものになりますので、今後改善策につきましては検討のほうを考えていきたいと思ってございます。

平山委員

 いやいや、そんな話じゃないですよ。これ基本計画なんですよ、しかも外部委託している。何千万円かかっているんですか、これ。

それで、今回の議会報告が終わったら、「(案)」をとるんでしょう。皆さんどうかはわかりませんけど、私は絶対認めないですよ、こんな基本計画。全国に恥をさらすようなものですよ。そもそもバリアがある建物を建てますと、それでそれが中野区の中心機能を担う新庁舎ですと。もう、こういうものが出てくるっていう感覚が理解できないです。しかも、基本設計ではこうなりましたけど、いや実施設計では工夫していきますって、担保できるんですか。だから、基本設計を認めてくださいなんて全く理由にならないですよ。まあ、いいです。これはこれとして申し上げておきますから。それはそれで、そういうことです。公明党議員団としては全く認められないものです。これが一つ。

 もう一つ、この財源のお話があるじゃないですか。それで、私は常々素案の段階ではなんていうお話をしていても、いやいや、なかなかというお話をずっとされていた。それで、いよいよ来年度実施設計に現行のスケジュールでは入っていくわけですよね。これ、設計・施工一体型でしょう。ということは、実施設計と工事の契約について、来年度プロポーザルになるのか、何になるのか、出されるわけでしょう。ということは、粗々金額だって決まっていないと予算だって組みようがないでしょう。なのに、ここで、整備費は幾らになりますかということに対して、十分配慮をしていく。それで、その下ですね、資金計画を説明してほしいということに対して、整備費の詳細については今後お示しをさせていただくという回答をされていらっしゃる。我々が聞いても同じような回答が来た。これ、いつ示していただけますか。

中村経営室副参事(新区役所整備担当)

 資金計画につきましては、今後、予算編成の時期、第1回定例会を目途にお示しのほうを考えてございます。

平山委員

 だって、1定って予算案が出てくるんですよ。それはタイミングが適切とは思えないですね。だって、1回議論しないと、予算にかかわってくるものですよ、直接的に。普通そういうものって前の定例会とかで出してくるじゃないですか。しかも、わざわざ閉会中の委員会まで設けられて、こういう報告をされるというんだったら、当然そこに合わせて協議をされて出されるというのがこれまでの区政運営のやり方だったんじゃないかなと思っているんですよ。いや、そうしないと逆に、予算の審議と一緒にやっちゃうと、その資金計画がいやいやということになっちゃうと予算にまで影響してきてしまうんですよ。そういうことを避けなきゃいけないので、前に前にいつもやっているわけじゃないですか。どうして1定まで報告ができない状況になったんですか。

中村経営室副参事(新区役所整備担当)

 こちらの資金計画も新区役所の整備の来年度行います実施設計・施工の一括発注とあわせて同時に検討しているところでございます。その検討がまだ確認できていませんので、第1回定例会を目途に新庁舎整備の具体的な経費、資金計画につきまして御報告したいというふうに考えてございます。

平山委員

 だって、もう予算は組み上がっているんでしょう。調整は終わっているんでしょう。いや、まだ決まっておりませんのでって、当初予算って大丈夫なのと、そういう不安を覚えるような発言になっちゃいますよ。だから、本来であればこのタイミングで、いや、本当は前の4定で出してほしかったんですよ。ずっとそのことを言ってきた。なぜかというと、きちんとした資金計画が示されて、それがまあ大丈夫だろうということにならない限り、我々は、位置の変更については条例案に賛成をしたけども、やっぱりいざ建設ということになるとそこはしっかりとした財源の担保がないと難しいんですよっていうことは一般質問でも総括質疑でも委員会の場でも述べてきたつもりなんです。我々の考えは示してきた。だけども、そこを一向に明らかにしていただけないので不安に思えているわけです。

 じゃあ、あえてお尋ねをしますけど、資金計画について基本計画の中で考え方を示されていますよね。この考え方に現行、変更はないということでいいですか。

中村経営室副参事(新区役所整備担当)

 財源のことですね。

平山委員

 財源のことです。

中村経営室副参事(新区役所整備担当)

 財源につきましては、現在、現庁舎とサンプラザの再整備計画のスキームの中で鋭意検討されていると聞いてございますので、その考え方につきましては変更ございません。

平山委員

 基本計画には何て書いてありますか。

中村経営室副参事(新区役所整備担当)

 新庁舎の財源につきまして基本計画のほうでうたってございます。こちらのほうで、財源につきましては、現区役所敷地及び現保健所敷地を最大限有効活用によって生み出します。整備費の支出については、財源の収入時期に応じて一時的に地方債や基金を活用して対応しますというふうに記載してございます。

平山委員

 さっき言ったこととちょっと違うことが書いてあるんですけどね。それで、前回の委員会かな、そのことについてお尋ねをしました。なぜかというと、変更ばかりなんですよ。保健所が入らなくなったというので、じゃあ現保健所の用地のお金が見込めないじゃないかっていうお話をしました。そのときの御答弁は、いやいや、ここには現行の区役所用地のことが書いてありますけども、区役所だけじゃなくて区役所・サンプラザと一体となったこの再開発の中で生み出される資金で賄っていきますからというような御答弁をいただいた。いただいたんですよ、朝井さんからもそういうお話をいただきました。その前もいろんな委員がこの財源について話をしているときに、仮にここが今の路線価でいったら幾らぐらいかというような御答弁までされていた。ということは、当然そこに書かれている保健所というものはなくなったんだけども、この一帯の開発の中で区役所建設の資金は賄うんだっていう方針は変わっていない、そういうふうに私は理解をしているんですけど、それはお変わりないということでよろしいですね。

中村経営室副参事(新区役所整備担当)

 はい、変更ございません。

羽鳥委員

 平山委員も触れられた配置・動線計画のところについてお尋ねをしたいんですけれども、私も12月の第4回定例会のときにいろいろと聞いた際には、区のほうではいろいろとコンセプトとかセキュリティーゾーンについては当然議会なり区なりの意向を反映して設計を進めていくものでございますというお答えがあったんですけども、そういった中でこの階段・スロープが出てくるっていうのはどういう意向を伝えられていたのかなというのがまず疑問に思うんですけれども、この区民の利便性というところではユニバーサルデザインの観点、バリアの観点というのは伝わっていなかったと、こういったことなのでしょうか。

中村経営室副参事(新区役所整備担当)

 先ほどの平山委員への答弁とも重複するんですけども、こちらのほうを把握したのが、勾配差があるということ自体は把握していたんですけども、はっきりこのような段差とスロープの表記につきましては今回判明したところでございます。こちらのほうの段差・スロープにつきましては改善の検討ができるのかなというふうに思ってございますので、今後改めて段差解消、緩和の方策につきましては考えていきたいなというふうに思ってございます。

羽鳥委員

 設計の出方というものをちょっとお尋ねしたいんですけれども、区からはコンセプトを伝えると、それで設計をするほうは設計事務所のほうがもう全部やってくれて、区としてはそれを受け取るだけという、こういったことなのでしょうか。設計のところを、例えば設計事務所と一緒に協議をして、こうだああだというふうにやるようなやり方ではなく、委託をしました、それで設計が出てきましたと、こういった関係なのですか。

中村経営室副参事(新区役所整備担当)

 設計の進め方でございますが、こちらの地形条件もそうなんですけども、さまざまなアクセス性や動線等も考慮しまして、総合的に区のほうと事業者のほうで協議しながら進めてございます。

羽鳥委員

 じゃあ、その協議を進めてこられたということの中では、その設計をするときには出てくるまで協議はなかったのかなと、あるいは12月にこれが出てきた後に協議はなかったのかなというのが気になるんですけど、それについてはいかがでしょうか。

中村経営室副参事(新区役所整備担当)

 こちらの1階のゾーニングを進めるに当たりましても協議のほうを進めてきたところでございますが、このような段差・スロープの形が出てきたのは年末になります。その後も設計業者のほうが協議してございますので、この辺の改善の仕立てというものは今後早急に検討してまいりたいというふうに考えてございます。

羽鳥委員

 協議をしてきたというふうに言っても、結局やっぱり区のほうになかなか知見がなくて、実際設計事務所から出てくるものを出さざるを得ないと、こういったところがあると思うんですよ。今後の区有施設の設計とかに際しては十分こういった事態が起こらないように注意を払っていただきたいなというふうに思います。

 そして、今後対応が可能だというふうに今おっしゃったわけですから、どういった対応をされたのかというふうなことはよく報告を今後もしていただければなというふうに思います。

 あと別のところで、環境配慮型の庁舎のところでちょっとお尋ねをしたいんですけれども、以前、私は本会議のほうで区有施設の今後の設計のあり方というところで、やっぱり省エネルギー化というものが非常に大事だという観点の中で、建物全体の断熱化の中で窓に占める割合というものが非常に、窓における熱損失がかなり大きいところで窓の断熱化が非常に重要ですという質問をさせていただいたんですね。そうしたときに、この庁舎が窓の断熱化っていうものが図られるかどうかというのが少し気になるんです。皆さんの側はちょっと遠いかもしれませんが、こちら側の席はやっぱり冬等、窓は昔ながらの窓ですから、本当に冷やされた空気が足元をすうっと通って、これが寒くなるんです。これは、実際そういった空気の特性、コールドドラフトというふうに言うらしいんですけれども、そういったことになっていますから、庁舎全体の断熱、省エネルギー化と考えたときにそういった窓の断熱が非常に重要だと思うのですが、配慮というものはされているのでしょうか。

中村経営室副参事(新区役所整備担当)

 環境配慮庁舎の考え方のところでございますが、新庁舎は外装パネルの設置を考えてございます。こちらの機能につきまして、簡単に6ページの一番上段に書いてございまして、外装に設置する、こういった機能によりまして日射負荷やグレア、まぶしさの低減を図るようなことを考えてございます。こういったことを通しまして、今、委員が御指摘のことにつきましては対応のほうを考えているところでございます。

羽鳥委員

 この外装パネルで仕切られた外部と内部の間のバルコニーというところは、ここは空気の移動はあんまりないと、こういったことなんですか。

中村経営室副参事(新区役所整備担当)

 こちらは、内部にくっついております窓がありまして、外にバルコニーがありまして、その外に外装パネルがあるんですけども、そんなに閉じられた空間ではないというふうに認識してございます。

羽鳥委員

 閉じられた空間ではないと、特に冬なんかは建物の内部と外部で非常に温度差が大きいですから、ここから冷やされてせっかくの熱エネルギーがどんどんと外部に出ていってしまうということもありますので、例えばアルミサッシではなく樹脂サッシなんかでも最近はオフィス用でも結構普及され始めているということですから、複合ガラスや樹脂サッシなど断熱性能の高い窓の導入なんかもぜひ設計の段階では検討していただきたいなというふうに思います。これは要望で結構です。

大内委員

 これ、別紙2の一番右下の図を見たときに、今ある四季の森の道路というのはどこまでが道路で、要はこの赤い点線のところは今ある駐輪場のフェンスのことを言っているのか、いや、その下のこの黒いのがよく見ると木にも見えるし、これ、木だったんですと言われちゃうと嫌なんだけど、今ある駐輪場のフェンスがこの赤い点線の境ということですか。

中村経営室副参事(新区役所整備担当)

 そのとおりでございます。

大内委員

 ということは、今ある駐輪場のフェンスがあるんだけど、フェンスから何メートル入ったところに、この来庁者用駐輪場あるいは自転車をおろしていくところまで距離があるんですか。

中村経営室副参事(新区役所整備担当)

 こちらの図面で申しますと、その赤い下の線から庁舎の建物の際までがおおむね4メートル程度でございます。

大内委員

 建物の際というのは、本庁舎の本体のことを言っているのか、来庁者の駐輪場のことを言っているのか、どっちですか。

中村経営室副参事(新区役所整備担当)

 建物側でございます。(「要らないだろう」と呼ぶ者あり)

大内委員

 ということは、この4メートルに、これどう見ても2メートルぐらいしか、半分に割ると2メートルのところに駐輪場と自転車のおりる車路が入るということですか、これ。

中村経営室副参事(新区役所整備担当)

 すみません、今、手元に詳細な資料はないんですけども、この間に来庁者駐輪場の設置のほうを考えてございます。

大内委員

 詳細がないと言ったって、もうそこまでわからないの。だって、ほかの、これ、4メートルってことはこれをかけていけば何となくもうちょっとありそうに見えるんだけど、それがわからないと話が進まない。というのは、特別委員会の時も言ったんですけども、この一番下の南側の来庁者駐輪場の両脇に職員の方の自転車が出る坂、左側が多分出ていく坂、それで右側は自転車を入れる坂ということで設置されていると思うんですけども、この間も言ったように、四季の森公園の駐輪場の入っていく大きな入り口というのかな、あれの半分になるのかな、あれは出入口を兼ねているから。あれの半分ぐらいのものがここに設置されるということですか。

中村経営室副参事(新区役所整備担当)

 そうですね、まだ細かい大きさはこれからになりますけども、四季の森公園に設置されるような、ああいった地下におりるような駐輪場の設置を考えてございます。

大内委員

 ということは、この南側は正面玄関でも何でもないと。正面玄関はこの東側であって、南側は別に大して美観的なものは考えていないというふうにとれるんですけども、要は区役所の正面に庁舎の自転車の出入り口があるってあんまりないんだ。正面、ましてこの右側は自転車が入っていくところなのかもしれないけど、すぐ真横が庁舎の正面出入り口、ここに自転車の出入り口を持ってくるというのはちょっと僕は理解できないんだけど。普通、これは少なくても四季の森側のところを広くとって、ここは空地なんですよといったらまだわかるんだけど、あそこの今の道路からすぐ駐輪場の出入り口や建物がある。それで、こっちは正面、正面じゃないといっても、でもやっぱり南側って、あるいは西側もそうだけど、公園側から見たときに正面に近いんですよね。ここにこの設置、まして南側の自転車の入り口と正面玄関が並んでいるって普通はない。ちょっとどういう設計しているのかなと思うんですけど、どうですか。

中村経営室副参事(新区役所整備担当)

 今、大内委員から御意見をいただきましたように、こちら、南側につきましては、集いの広場と一体的な活用ということで考えているところですので、できるだけオープンなスペースのほうがいいなということは思ってございます。こちらにつきましても、前回特別委員会でも御質疑、御指摘をいただきまして、この点につきましても何かしらの改善点がないか設計事業者と協議のほうをしているところでございます。

中村委員

 先ほど来、ほかの委員からあったので、私からはそんなに言いませんが、この階段・スロープのところはしっかりと対応していただくよう、私からも要望しておきます。

 あと、外装パネルをまとった建物外観イメージ図のところで、もちろん環境に配慮したというところで光熱水費のところはもちろん大事だと思うんですけれども、維持管理の中で、例えば外窓清掃とかってあるじゃないですか。結構奇抜なデザインをした建物とかだと、その清掃だけですごく莫大なお金がかかるとか聞いたことがあるんですが、この外装パネルをまとうことによってそういった部分というのは大丈夫なのかというか、大がかりにクレーンを吊るしてとかになるのか、それともこのバルコニーに出て清掃ができるのかとか、そこら辺って今の段階でわかっていらっしゃるのでしょうか。

中村経営室副参事(新区役所整備担当)

 新庁舎につきましては、外装パネルの内側といいますか、そこにメンテナンス用のバルコニーを設けてございます。具体的にどういったメンテナンス方法かということはこれからの検討になりますけども、できるだけ費用が抑えられるような方法につきましては検討のほうをしてまいりたいというふうに考えてございます。

中村委員

 ぜひ、光熱水費の部分ももちろんそうなんですけれども、こういったランニングコストというところもしっかりと観点を忘れないで進めていっていただけたらなというふうに思いますので、それは要望とさせていただきます。

伊東委員

 まず、敷地の高低差レベルについて、先ほど来それぞれの委員からの御指摘がありましたけど、ここに来て敷地の東西方向に高低差があるということが明らかになって、それを階段・スロープ等で処理しようとしているんだけれど。

 これ、もう1点気になるのは、今、スカイハイツ、ブルンネンがこれから再開発を目指されていく中で、今、集いの広場と一体的な公共的なオープンスペース、公開空地等を整備してより豊かな空間構成を目指すということになると、やはりその辺の高低差の処理も今の段階から想定してどう考えていくのか、それをしっかり処理しないと大変なことになる。今、ここでは東西方向の高低差だけ処理しようとして、こういうスロープ・階段等が用意されているんだけれど、もうちょっとその辺は継続的に調整を図りながら、議会のほうにも報告が一定程度ないと困ると思うんだけど、それはよろしいですか。

中村経営室副参事(新区役所整備担当)

 こちらのほうですね、将来的に集いの広場と隣地の一体的活用ということも言ってございますので、その辺につきましても総合的には調整いたしまして、議会のほうにもしっかりと報告のほうをしてまいります。

伊東委員

 それと、駐輪場なんだけれど、私もかねてより気になっていたんですけど、東面、南面に来庁者のための駐輪場、要するにこの2面は駐輪場に囲まれたような建物になっちゃっているわけよ、現実には。非常にそれはもったいないし、親しみやすい庁舎、ましてや庁舎の1階ロビーと外部空間との連続性ということからするとそれを損なうことになりかねない。ましてや地下におりるためのスロープ、駐輪のための、という部分がある。それで、これ、検討はしていなかったのかな。今、四季の森公園に地下の駐輪場が整備されている。その駐輪場と、あれ、自走式だよね、自走式駐輪場と地下で連結して、要するに庁舎駐輪場を地下1階に確保するということで、地下でつながると。四季の森公園の駐輪場に入ったところで、そこから地下を通じて庁舎の地下に出入りできると。だから、駐輪場の出入り口は今ある四季の森公園の地下駐輪場の入り口1カ所で済む。今後、レベルの処理等で多少コストはかかると思う。これは、少々図面を拝見するとツースパン分ですから25メートル掛ける20メートルぐらいのスパンを地下で空間を一つにつなげてしまえば十分処理はできると思う。そういうこともある程度視野に入れて、よりいいものの整備を目指していただきたいなと。先ほど言いましたように、せっかくの庁舎が駐輪スペースに囲まれている。まして、そういうスペースは夜間になると一般の方々がとめやすい状況になっちゃう。夜間をどう管理するかわからないけど、これだけの図面じゃ。でも、当然庁舎が閉庁された後は施錠をされなければ一般の方はそこにとめてしまうということになるから、その辺も視野に入れてよくよく検討してもらいたいと思うんですけど、いかがですか。

中村経営室副参事(新区役所整備担当)

 これまで四季の森公園側の駐輪場との連携という意味ではあまり検討してこなかったのが現状でございますけども、そちらのほうを今度開設しますので、そちらのほうのトラフィック等も把握しながら担当間で連携して検討のほうをしてまいりたいというふうに思います。

委員長

 他に質疑はございますか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 なければ、以上で本報告について終了します。

 次に、10番、平成31年4月21日執行 中野区議会議員選挙の概要についての報告を求めます。

松原選挙管理委員会事務局長

 平成31年4月21日執行の中野区議会議員選挙の概要について御報告いたします。(資料11)

 1番、選挙期日等でございます。告示日は4月14日(日曜日)、選挙期日・投票日は4月21日(日曜日)、投票時間は午前7時から午後8時までとなります。

 2番の選挙すべき議員の数は42人でございます。

 3番、立候補関係でございます。立候補予定者説明会を3月2日(土曜日)午後2時から行います。立候補受け付けは、告示日の4月14日(日曜日)午前8時30分から午後5時までとなります。

 4番の期日前投票でございます。区役所を含みます6カ所におきまして、4月15日(月曜日)から4月20日(土曜日)まで、時間は午前8時30分から午後8時まででございます。

 5番の投・開票関係でございます。投票所は40カ所で別紙のとおりでございます。

 なお、第9投票区投票所につきましては、桃園小学校から朝日が丘児童館へ変更するものでございます。また、第5投票区の投票所建物の名称が中野第一小学校に変わりますので、その旨改めております。

 表面にお戻りいただきまして、5番の(2)投票所入場整理券は世帯ごとに世帯全員宛てで郵送いたします。

 ポスター掲示場の設置箇所数につきましては316カ所、昨年執行の区長・区議会議員補欠選挙で設置した数と同数でございます。

 開票日時でございますが、4月22日(月曜日)の午前8時から区立中野体育館で行います。

 中野区議会議員選挙の概要についての御報告は以上でございます。

委員長

 ただいまの報告に対して質疑はありませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 質疑がなければ、以上で本報告について終了します。

 次に、11番、その他で、理事者から何か報告はございますか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 なければ、以上で所管事項の報告を終了します。

 次に、審査日程のその他に入ります。

 委員会を暫時休憩します。

 

(午後3時35分)

 

委員長

 委員会を再開します。

 

(午後3時35分)

 

 次回の委員会は第1回定例会中とし、急な案件が生じた場合は委員長から招集させていただきたいと思いますが、御異議ありませんか。

 

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 御異議ありませんので、そのように決定します。

 以上で本日予定した日程は終了しますが、各委員、理事者から何か御意見、御発言はございますか。

平山委員

 ちょっとだけ時間をいただいていいですか。

委員長

 委員会を休憩いたします。

 

(午後3時36分)

 

委員長

 委員会を再開します。

 

(午後3時37分)

 

 その他、各委員、理事者から特に御発言はありませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 なければ、以上で総務委員会を散会いたします。

 

(午後3時38分)