平成31年02月15日中野区議会厚生委員会(第1回定例会)

中野区議会厚生委員会〔平成3115日〕

 

厚生委員会会議記録

 

○開会日 平成312月15

 

○場所  中野区議会第3委員会室

 

○開会  午後1時50分

 

○閉会  午後2時06分

 

○出席委員(8名)

 長沢 和彦委員長

 日野 たかし副委員長

 加藤 たくま委員

 ひやま 隆委員

 甲田 ゆり子委員

 いさ 哲郎委員

 篠 国昭委員

 むとう 有子委員

 

○欠席委員(0名)

 

○出席説明員

 地域支えあい推進室長 野村 建樹

 地域包括ケア推進担当部長 藤井 多希子

 地域支えあい推進室副参事(地域活動推進担当) 伊藤 政子

 地域支えあい推進室副参事(区民活動センター調整担当、地域包括ケア推進担当) 滝瀬 裕之

 中部すこやか福祉センター副参事(地域支援担当) 高橋 均

 中部すこやか福祉センター副参事(地域ケア担当) 伊東 知秀

 北部すこやか福祉センター副参事(地域支援担当) 鈴木 宣広

 北部すこやか福祉センター副参事(地域ケア担当) 滝浪 亜未

 南部すこやか福祉センター所長 石濱 照子

 南部すこやか福祉センター副参事(地域支援担当) 荒井 弘巳

 南部すこやか福祉センター副参事(地域ケア担当) 伊藤 廣昭

 鷺宮すこやか福祉センター副参事(地域支援担当) 葉山 義彦

 鷺宮すこやか福祉センター副参事(地域ケア担当) 大場 大輔

 健康福祉部長 小田 史子

 保健所長 向山 晴子

 健康福祉部副参事(福祉推進担当) 長﨑 武史

 健康福祉部副参事(健康推進担当) 只野 孝子

 健康福祉部副参事(保健予防担当) 水口 都季

 健康福祉部副参事(文化・スポーツ担当) 平田 祐子

 健康福祉部副参事(障害福祉担当) 菅野 多身子

 健康福祉部副参事(生活援護担当) 小堺 充

 健康福祉部副参事(生活保護担当) 林 健

 

○事務局職員

 書記 遠藤 良太

 書記 冨士縄 篤

 

○委員長署名


審査日程

○議案

 第1号議案 平成30年度中野区一般会計補正予算(関係分)

 

委員長

 定足数に達しましたので、厚生委員会を開会します。

 

(午後1時50分)

 

 本日はお手元に配付の審査日程(案)(資料1)のとおり進めたいと思いますが、これに御異議ありませんか。

 

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 御異議ありませんので、そのように進めます。

 それでは、議事に入ります。

 第1号議案、平成30年度中野区一般会計補正予算(関係分)を議題に供します。

 本議案は、総務委員会に付託されておりますが、厚生委員会の関係分について当委員会で審査し、賛成多数となった意見があれば総務委員会に申し送ることとなっておりますので、御承知おきください。

 それでは、理事者の補足説明を求めます。

野村地域支えあい推進室長

 地域支えあい推進室、厚生委員会審査分につきまして御説明を申し上げます。

 お手元の議案書、52ページ、53ページをお開きいただきたいと思います。

 4款地域支えあい推進費、1項地域活動推進費、3目でございます。地域子ども施設調整費、このうち1、地域子ども事業調整でございます。(3)の民間運営施設管理をごらんください。これにつきましては、民間学童クラブ整備費補助の減額補正を行うものでございます。U18プラザ上高田跡施設に整備いたしますプレハブ建設経費につきまして、予算額と補助額との見込み差につきまして、5,708万4,000円を減額するものでございます。

 続きまして、その下の4目地域施設費でございます。1、地域施設整備、(2)の区民活動センター、高齢者会館等整備をごらんください。鍋横区民活動センター等整備につきまして減額補正を行います。鍋横区民活動センター等にかかります整備の再検討に伴いまして基本計画が未執行となりますことから、581万円を減額するものでございます。

 続きまして、(4)の施設営繕でございます。温暖化対策推進オフィス跡施設の再活用につきまして減額補正をするものでございます。当初、同施設内へのすこやか福祉センター整備を行うこととしておりましたが、これを見直しましたことによりまして、設計委託費並びに工事費5,778万5,000円を減額するものでございます。

 続きまして、少し飛びまして98ページ、99ページをお開きいただきたいと思います。12款諸支出金、1項積立金、3目の特定目的基金積立金のほうになります。右の説明欄のところの7番目、一番下でございます。区民公益活動推進基金積立金でございます。こちらにつきましては、区民の方、あるいは事業者の方から寄せられました寄附金のうち、使途目的を区民公益活動に関することと指定のあったものにつきまして20万円の補正を行うというものでございます。

 以上、地域支えあい推進室補正予算の説明でございます。よろしく御審議のほどお願いいたします。

小田健康福祉部長

 それでは、健康福祉部所管の補正予算につきまして御説明をさせていただきます。

 まず初めに、議案書の78ページ、79ページをお開きください。7款健康福祉費、1項福祉推進費、1目健康福祉部経営費、説明欄の2の部経営、(1)部の経営のところでございます。臨時福祉給付金等の給付事業でございますが、これは平成29年度に終了しております。この実績との見込み差によります国庫補助の返還金といたしまして、912万6,000円を増額補正するものでございます。

 次に、4目介護基盤整備費で、説明欄ですと、1の介護基盤整備、(1)介護サービス基盤整備支援でございます。小規模多機能型居宅介護施設等の整備に係る補助対象件数に当初の予定との見込み差が生じましたことによりまして、整備費補助金等につきまして2億7,864万5,000円を減額補正するものでございます。

 ページをおめくりいただきまして、80ページ、81ページをお開きください。3項保健予防費、1目保健予防費、説明のところで2の予防対策、(3)予防接種でございます。風疹の流行によりまして接種者の増加及び抗体検査、予防接種対象者の拡大に伴いまして、任意予防接種支援事業の委託料等につきまして3,892万9,000円を増額補正するものでございます。

 続きまして、ページをおめくりいただきまして、82ページ、83ページをお開きください。4項文化・スポーツ費、2目スポーツ環境整備費でございます。説明欄1のスポーツ環境整備、(1)スポーツ施設整備でございますが、(仮称)中野区立総合体育館整備に係る工事費の増額及び財源更正を行うものでございます。汚染土壌等の処分及び国費獲得にかかわります出来高調整のために16億9,493万1,000円を増額補正いたします。財源更正につきましては、国庫支出金7億7,251万2,000円を増額し、分担金及び負担金1億2,155万円、特別区債5億5,700万円を減額いたします。一般財源といたしましては、9,396万2,000円を減額するものでございます。同じく2目スポーツ環境整備費、1のスポーツ環境整備のところの(2)スポーツ施設調整でございます。そのうちの上高田野球場改修工事費の減額でございます。上高田野球場改修工事契約におきまして、予算額との落差が生じましたために3,583万7,000円を減額補正いたします。また、財源更正につきましては、諸収入1,266万6,000円、特別区債1億5,900万円を減額いたしまして、1億7,166万6,000円の一般財源を増額するものでございます。なお、財源更正につきまして、特別区債の部分につきましては、起債額の変更及び取りやめによるものでございますけれども、こちらにつきましては、総務委員会の所管事項というふうになってございます。

 同じくこちらのページの(2)のスポーツ施設調整でございますが、このうちの鷺宮スポーツ・コミュニティプラザ整備の財源更正でございます。補助対象経費の精査等によりまして、都支出金1,049万9,000円を増額いたしまして、同額の一般財源を減額するものでございます。

 続きまして、ページをおめくりいただきまして、84ページ、85ページをお開きください。6項生活援護費、1目生活保護費でございます。説明欄2の生活保護、(1)生活保護でございます。平成29年度実績との見込み差によります国庫負担金返還金といたしまして1億3,830万1,000円を増額補正するものでございます。

 引き続き、対応する歳入予算につきまして御説明いたします。恐れ入りますが、36ページ、37ページのほうにお戻りいただければと思います。14款都支出金、2項都補助金、6目の健康福祉費補助金のうち介護保険基盤整備部につきまして、37ページに節の番号が振ってございますが、1節につきましては3,500万円の減額。7節、8節、11節、15節の合計となります2億2,965万1,000円につきましては減額でございます。同じく6目の健康福祉費補助金のうちですが、予防対策分につきましては、1節福祉保健包括補助を578万9,000円増額するものでございます。

 最後に繰越明許費について御説明いたします。ページをおめくりいただきまして、102ページ、103ページをお開きください。繰越明許費調書の7款健康福祉費、4項文化・スポーツ費でございます。(仮称)中野区立総合体育館整備に関しまして、年度内工事の出来高に見込み差が発生いたしましたため、31年度への繰越明許費といたしまして、25億7,486万1,000円を計上してございます。財源といたしましては、全額国庫補助金となります。

 以上、健康福祉費の補足説明を終わらせていただきます。よろしく御審議のほどお願いいたします。

委員長

 これより本件に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。

加藤委員

 御説明ありがとうございました。金額が大きい体育館のところについてお伺いいたします。83ページで、まず、国庫支出金がかなりふえたということですけれども、これというのは、年度の最後にならないとこの金額が計上されるかどうかわからないという中でこうなったのか、見込みはあったけど数字は出せなかったのかと、この大きな金額変更の差というのはどういう流れで出てくるんでしょうか。

平田健康福祉部副参事(文化・スポーツ担当)

 国庫支出金の補正につきましては、来年度の工事費分につきまして、国庫支出金の獲得のために予定を変更して申請したために増額となったものでございます。

加藤委員

 そうしたらこれは、最初ゼロというわけではなくて、最初からこのぐらいは見込めていたということでいいんですか。

平田健康福祉部副参事(文化・スポーツ担当)

 当初は30年度分の工事費について国庫支出金の申請を行っていたところですが、国との調整の中で国費の獲得ということもございまして、31年度分の工事を前倒しにするというスケジュールを組まして国庫支出金の申請を行ったための増額でございます。

加藤委員

 そうしますと、102ページの繰越明許のところで変更をしなければならないというのは、特定財源の内訳が変わってくるから繰越明許を追加しないといけないということなんですか。

平田健康福祉部副参事(文化・スポーツ担当)

 御説明が足りなくて申しわけありませんでした。繰越明許につきましては、もともと31年度の工事の予定分を30年度に前倒しするというスケジュールで申請していたものでございますので、やはり進捗によりまして30年度中に終了しないという見込みがございますので、繰越明許ということになっております。

加藤委員

 先日の委員会で、体育館工事においては、いろいろ掘ったら出てきたけれども、工事におくれはないというような御報告だったと思うんですけれども、そこではないところで何かおくれる原因があったということなんでしょうか。

平田健康福祉部副参事(文化・スポーツ担当)

 もともとの予定では2019年12月の竣工を予定していたところでございますが、工事の進捗によりましておくれが発生する見込みがあるということで、もともと2019年度の工事費の分を前倒しということで申請しているところでございます。

加藤委員

 もう1回整理しますと、もともとおくれてはいなかった。前倒しをしたかったけれども、前倒しができなかったという意味ではおくれてはいないというニュアンスだったんでしょうか。

平田健康福祉部副参事(文化・スポーツ担当)

 こちらの国費の増額につきましては、2019年度に予定していた工事の分を前倒しするということで国費の獲得を図ったものでございます。ただ、実際の進捗につきましては、先日の委員会報告のとおり、今年度中の終了は見込めないということもございまして、繰越明許をお願いするところでございます。(「休憩」と呼ぶ者あり)

委員長

 休憩します。

 

(午後2時04分)

 

委員長

 委員会を再開します。

 

(午後2時06分)

 

 他に質疑はございませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 なければ、質疑を終結します。

 意見について伺います。

 第1号議案について、意見はありますか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 それでは、第1号議案について、意見なしとして総務委員会に申し送ることに御異議ありませんか。

 

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 御異議ありませんので、そのように決します。

 以上で本日の日程を終了しますが、委員、理事者から御発言はありませんか。

 

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

 

委員長

 なければ、以上で厚生委員会を散会します。

 

(午後2時06分)